有 価 証 券 報 告 書総資産額 〃 471,602 547,791 547,237 534,350 617,215...

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有価証券報告書 大陽日酸株式会社 東京都品川区小山一丁目3番26号 (E00783) 第6期 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

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有 価 証 券 報 告 書

大 陽 日 酸 株 式 会 社

東京都品川区小山一丁目3番26号

(E00783)

 

 

第6期 (自 平成21年4月1日

至 平成22年3月31日)

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目次

 

    頁

表紙       

第一部 企業情報 ………………………………………………………………………………………………………… 1

第1 企業の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 1

1.主要な経営指標等の推移 …………………………………………………………………………………… 1

2.沿革 …………………………………………………………………………………………………………… 3

3.事業の内容 …………………………………………………………………………………………………… 5

4.関係会社の状況 ……………………………………………………………………………………………… 9

5.従業員の状況 ………………………………………………………………………………………………… 13

第2 事業の状況 ……………………………………………………………………………………………………… 14

1.業績等の概要 ………………………………………………………………………………………………… 14

2.生産、受注及び販売の状況 ………………………………………………………………………………… 16

3.対処すべき課題 ……………………………………………………………………………………………… 17

4.事業等のリスク ……………………………………………………………………………………………… 18

5.経営上の重要な契約等 ……………………………………………………………………………………… 20

6.研究開発活動 ………………………………………………………………………………………………… 21

7.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 …………………………………………… 23

第3 設備の状況 ……………………………………………………………………………………………………… 25

1.設備投資等の概要 …………………………………………………………………………………………… 25

2.主要な設備の状況 …………………………………………………………………………………………… 25

3.設備の新設、除却等の計画 ………………………………………………………………………………… 28

第4 提出会社の状況 ………………………………………………………………………………………………… 29

1.株式等の状況 ………………………………………………………………………………………………… 29

(1) 株式の総数等 ……………………………………………………………………………………………… 29

(2) 新株予約権等の状況 ……………………………………………………………………………………… 29

(3) 行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等 …………………………………………… 29

(4) ライツプランの内容 ……………………………………………………………………………………… 29

(5) 発行済株式総数、資本金等の推移 ……………………………………………………………………… 29

(6) 所有者別状況 ……………………………………………………………………………………………… 29

(7) 大株主の状況 ……………………………………………………………………………………………… 30

(8) 議決権の状況 ……………………………………………………………………………………………… 31

(9) ストックオプション制度の内容 ………………………………………………………………………… 32

2.自己株式の取得等の状況 …………………………………………………………………………………… 33

3.配当政策 ……………………………………………………………………………………………………… 34

4.株価の推移 …………………………………………………………………………………………………… 34

5.役員の状況 …………………………………………………………………………………………………… 35

6.コーポレート・ガバナンスの状況等 ……………………………………………………………………… 39

第5 経理の状況 ……………………………………………………………………………………………………… 46

1.連結財務諸表等 ……………………………………………………………………………………………… 47

(1) 連結財務諸表 ……………………………………………………………………………………………… 47

(2) その他 ……………………………………………………………………………………………………… 91

2.財務諸表等 …………………………………………………………………………………………………… 92

(1) 財務諸表 …………………………………………………………………………………………………… 92

(2) 主な資産及び負債の内容 ………………………………………………………………………………… 121

(3) その他 ……………………………………………………………………………………………………… 123

第6 提出会社の株式事務の概要 …………………………………………………………………………………… 124

第7 提出会社の参考情報 …………………………………………………………………………………………… 125

1.提出会社の親会社等の情報 ………………………………………………………………………………… 125

2.その他の参考情報 …………………………………………………………………………………………… 125

第二部 提出会社の保証会社等の情報 ………………………………………………………………………………… 126

        

[監査報告書]     

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【表紙】

【提出書類】 有価証券報告書

【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項

【提出先】 関東財務局長

【提出日】 平成22年6月30日

【事業年度】 第6期(自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

【会社名】 大陽日酸株式会社

【英訳名】 TAIYO NIPPON SANSO CORPORATION

【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 川口 恭史

【本店の所在の場所】 東京都品川区小山一丁目3番26号

【電話番号】 (03)5788-8060

【事務連絡者氏名】 常務執行役員 管理本部副本部長 水之江 欣志

【 寄りの連絡場所】 東京都品川区小山一丁目3番26号

【電話番号】 (03)5788-8060

【事務連絡者氏名】 常務執行役員 管理本部副本部長 水之江 欣志

【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

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(1)連結経営指標等

(注)1.売上高には、消費税等(消費税及び地方消費税をいう。以下同じ。)は含まれておりません。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3.第3期より「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会計基準第5号 平成17年12月9

日)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」(企業会計基準適用指針第8号

平成17年12月9日)を適用しております。

 

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

回次 第2期 第3期 第4期 第5期 第6期

決算年月 平成18年3月 平成19年3月 平成20年3月 平成21年3月 平成22年3月

売上高 百万円 397,308 458,587 507,718 495,746 433,390

経常利益 〃 27,115 37,067 38,510 27,948 27,058

当期純利益 〃 14,444 20,094 21,930 16,533 15,748

純資産額 〃 178,055 216,068 217,813 194,250 212,396

総資産額 〃 471,602 547,791 547,237 534,350 617,215

1株当たり純資産額 円 441.86 500.28 506.02 452.67 497.92

1株当たり当期純利益金

額 〃 35.45 49.93 54.48 41.21 39.39

潜在株式調整後1株当た

り当期純利益金額 〃 - - - - -

自己資本比率 % 37.8 36.7 37.2 33.9 32.3

自己資本利益率 〃 8.7 10.6 10.8 8.6 8.3

株価収益率 倍 24.54 21.31 14.65 15.55 23.20

営業活動による

キャッシュ・フロー 百万円 31,937 40,061 34,674 51,912 40,730

投資活動による

キャッシュ・フロー 〃 △25,238 △66,286 △40,330 △70,100 △103,697

財務活動による

キャッシュ・フロー 〃 △8,977 22,451 3,597 33,960 56,048

現金及び現金同等物の期

末残高 〃 17,416 14,404 12,709 28,776 23,723

従業員数

(外、平均臨時雇用者数) 人

7,496

(982)

8,267

(1,301)

8,741

(1,420)

9,074

(1,524)

9,631

(1,325)

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- 1 -

(2)提出会社の経営指標等

(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3.第3期より「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会計基準第5号 平成17年12月9

日)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」(企業会計基準適用指針第8号

平成17年12月9日)を適用しております。

 

回次 第2期 第3期 第4期 第5期 第6期

決算年月 平成18年3月 平成19年3月 平成20年3月 平成21年3月 平成22年3月

売上高 百万円 235,400 259,169 272,576 267,047 224,742

経常利益 〃 17,060 21,603 21,839 14,672 15,899

当期純利益 〃 9,439 11,822 13,736 8,274 10,595

資本金

(発行済株式総数)

(千株)

27,039

(405,892)

27,039

(403,092)

27,039

(403,092)

27,039

(403,092)

27,039

(403,092)

純資産額 百万円 168,604 181,351 178,161 170,207 183,655

総資産額 〃 339,693 387,962 375,931 375,745 423,934

1株当たり純資産額 円 418.42 450.59 442.48 425.48 459.20

1株当たり配当額

(内1株当たり中間配当

額)

(〃)

10.00

(4.00)

12.00

(5.00)

12.00

(6.00)

12.00

(6.00)

12.00

(6.00)

1株当たり当期純利益金

額 〃 23.17 29.37 34.11 20.62 26.49

潜在株式調整後1株当た

り当期純利益金額 〃 - - - - -

自己資本比率 % 49.6 46.7 47.4 45.3 43.3

自己資本利益率 〃 5.8 6.8 7.6 4.8 6.0

株価収益率 倍 37.55 36.23 23.39 31.09 34.50

配当性向 % 43.2 40.9 35.2 58.2 45.3

従業員数

(外、平均臨時雇用者数) 人 1,583

1,462

(169)

1,461

(184)

1,447

(200)

1,415

(193)

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当社は、平成16年10月1日をもって、大陽東洋酸素株式会社と対等の精神で合併し、大陽日酸株式会社が発足いたしま

した。

2【沿革】

明治43年10月 日本酸素合資会社を創立。

明治44年5月 酸素の製造、充填工場を東京大崎に新設。

大正7年7月 合資会社を株式会社に改組、商号を日本酸素株式会社と改称。

昭和9年5月 ガス分離装置製作のため東京に蒲田製作所を設置。

昭和12年6月 商号を日本理化工業株式会社と改称。

昭和24年5月 大阪証券取引所、東京証券取引所に株式を上場。

昭和29年12月 川崎工場を新設し、液化酸素、液化窒素、液化アルゴンの製造を開始。

昭和30年4月 東京製作所(旧蒲田製作所)を分離し新会社に日本理化工業株式会社の名称を継承させ、当社は

商号を日本酸素株式会社と改称。

昭和39年5月 日本理化工業株式会社を吸収合併。

昭和39年11月 日新製鋼株式会社と共同でオンサイトプラント第1号となる日新酸素株式会社(現 日新サンソ

株式会社)を設立。

昭和45年11月 冷凍食品の製造、販売を目的として、株式会社フレック(後に社名変更し、株式会社コメック)

を設立。

昭和55年9月 ステンレス製魔法瓶の製造を目的として株式会社日酸サーモを設立。

昭和58年3月 海外の特殊ガス事業の展開及び拡大を目的として、マチソン社を買収し、新たにマチソン・ガ

ス・プロダクツ社を設立。

昭和59年5月 半導体メーカー向け窒素他各種ガス供給基地(トータルガスセンター)第1号として会津ガスセ

ンターを設置。

昭和60年4月 得意先構内にPSA法によるミニプラントを設置して酸素又は窒素を供給する方式の第1号機稼

働。

昭和62年10月 半導体材料ガスの製造を目的として三重大山田工場を設置。

平成4年1月 米国の工業ガスメーカーであるトライガス社を買収。

平成6年6月 子会社である5つの工事会社を統合し、エヌエスエンジニアリング株式会社とした。

平成11年7月 マチソン・ガス・プロダクツ社とトライガス社を合併し、マチソン・トライガス社とした。

平成13年10月 家庭用品事業部門を会社分割し、株式会社日酸サーモと統合の上、サーモス株式会社とした。

  大陽東洋酸素株式会社と共同にて特殊ガスの製造を目的としたジャパンファインプロダクツ株式

会社を設立。

平成14年10月 産業機材事業部門を会社分割し、株式会社田中製作所と統合。さらに、株式会社田中製作所は日

酸商事株式会社と合併し、社名を日酸TANAKA株式会社とした。

  食品事業部門を会社分割し、株式会社フレックを設立。

平成15年2月 株式会社フレックの全株式を味の素冷凍食品株式会社に譲渡。

平成15年3月 株式会社日立製作所の空気分離プラントに関する事業を譲受。

平成15年12月 大陽東洋酸素株式会社と合併基本合意書を締結。

平成16年10月 大陽東洋酸素株式会社と合併し大陽日酸株式会社に商号を変更。本社を品川区小山に移転。

平成17年4月 低温機器事業の関係会社であるダイヤ冷機工業株式会社と日酸工業株式会社を統合し株式会社ク

ライオワンを設立。

平成17年9月 液化炭酸株式会社と日本炭酸株式会社の両社が株主移転により持株会社日本液炭ホールディング

ス株式会社を設立。

平成17年10月 医療関連事業グループ会社である株式会社小澤酸素、株式会社大和酸器と鈴木商館株式会社の関

係会社鈴商メディカル株式会社の3社を統合し日本メガケア株式会社を設立。

平成18年2月 北海道の工業ガスメーカーである日北酸素株式会社の株式を取得。

平成18年3月 株式会社日立製作所の100%子会社である日立酸素株式会社の全株式を取得、大陽日酸東関東株

式会社と商号を変更。 

平成18年8月 マチソン・トライガス社が米国中西部の産業ガスメーカーであるリンウェルド社の全株式を取

得。 

平成18年9月 マチソン・トライガス社を通じて旧BOCが所有する米国、ロシア、ポーランドのヘリウム引取

権及び関連資産を取得。  

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(旧大陽東洋酸素株式会社の沿革)

 

平成19年10月 液化炭酸株式会社、日本炭酸株式会社、日本液炭ホールディングス株式会社及び当社炭酸ガス事

業部門を統合し、日本液炭株式会社を設立。

平成19年11月 エア・ウオーター株式会社と共同出資によりシャープ株式会社堺工場向けに産業ガスの新会社で

ある株式会社堺ガスセンターを設立。

平成20年5月 中国大連長興島臨港工業区に大陽日酸(中国)投資有限公司と大連長興島大陽日酸気体有限公司

を設立。

平成20年7月 サーンエンジニアリング株式会社とエヌエスエンジニアリング株式会社の間で吸収分割を行い大

陽日酸エンジニアリング株式会社が発足。

平成21年4月 マチソン・トライガス社を通じて米国 大の独立系工業ガスディストリビューターであるバレ

ー・ナショナル・ガシズ社を買収。

昭和21年12月 大陽酸素株式会社を設立。

昭和28年8月 溶解アセチレン事業に関し三菱化成工業株式会社(現 三菱化学株式会社)と提携。

昭和35年11月 愛知県海部郡に名古屋工場を設置。

昭和37年10月 大阪、東京両証券取引所市場第二部上場。

昭和37年11月 大阪府堺市に堺工場を設置。

昭和38年5月 大阪市浪速区に大阪営業所を設置。

昭和39年3月 北九州市に九州営業所を設置。

昭和39年5月 広島市に広島営業所を設置。

昭和41年4月 東京都中央区に東京営業所を設置。

昭和43年8月 大阪、東京両証券取引所市場第一部上場。

昭和43年9月 三菱油化株式会社(現 三菱化学株式会社)と合弁会社鹿島酸素株式会社(現 株式会社ティー

エムエアー)を設立。

昭和44年4月 愛知県海部郡に名古屋営業所を設置。

昭和44年10月 日本酸素株式会社と合弁会社富士酸素株式会社を設立。

昭和50年5月 三菱商事株式会社と合弁会社ダイヤ冷機工業株式会社を設立。

昭和53年9月 神奈川県海老名市に厚木工場を設置。

昭和57年2月 株式会社熊本極陽サービス(現 極陽セミコンダクターズ株式会社)を設立。

昭和60年12月 高知溶材株式会社、土佐酸素株式会社と合弁会社高知大陽セミコンダクターズ株式会社(現 株

式会社大陽四國セミテック)を設立。

昭和62年12月 昭和電工株式会社と合弁会社川口總合ガスセンター株式会社を設立。

平成2年2月 日本酸素株式会社、日興酸素株式会社と合弁会社新相模酸素株式会社を設立。

平成4年3月 埼玉県川口市に川口機器製作所を設置。

平成7年4月 東洋酸素株式会社と合併し、大陽東洋酸素株式会社と商号変更。

平成10年9月 日本合成化学工業株式会社より日合アセチレン株式会社(現 ニチゴー日興株式会社)の株式を

取得。

平成12年9月 株式交換により日本炭酸株式会社を完全子会社化。

平成13年10月 日本酸素株式会社と合弁会社ジャパンファインプロダクツ株式会社を設立。

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当社グループ(当社及び当社の関係会社)は大陽日酸㈱及び子会社159社、関連会社124社、その他関係会社である

㈱三菱ケミカルホールディングス及び三菱化学㈱により構成されており、主として酸素・窒素・アルゴン等各種工業

ガス、LPガス、医療用ガス、特殊ガスの製造・販売及び溶断機器・材料、各種ガス関連機器、空気分離装置の製

造・販売、電子部品の組立・加工・検査、設備メンテナンス並びにステンレス魔法瓶等の製造・販売を営んでおりま

す。

主な事業内容と関係会社の位置づけは、次のとおりで、事業内容の区分は事業の種類別セグメント情報における事

業区分と同一であります。

なお、関係会社の一部は、「ガス」「機器・装置」の両事業を営んでおりますが、主たる事業区分に含めて記載し

ております。

 

3【事業の内容】

会社名 主な事業内容

ガス事業  

[主要な子会社]  

㈱JFEサンソセンター 酸素、窒素、アルゴン、水素、炭酸ガスの製造

㈱千葉サンソセンター 酸素、窒素、アルゴンの製造

㈱仙台サンソセンター 〃

㈱いわきサンソセンター 〃

四国液酸㈱ 〃

北陸液酸工業㈱ 〃

富士酸素㈱ 〃

新相模酸素㈱ 〃

新洋酸素㈱ 〃

㈱ティーエムエアー 〃

函館酸素㈱ 酸素、窒素の製造・販売、溶断機材の販売

㈱亀山ガスセンター 窒素の製造・販売、特殊ガス並びに関連機器の販売

㈱堺ガスセンター 酸素、窒素の製造・販売、特殊ガス並びに関連機器の

販売

ジャパンファインプロダクツ㈱ 特殊ガスの製造

日本メガケア㈱ 各種圧縮・液化ガスの販売

ティアイメディカル㈱ 〃

第一開明㈱ 各種圧縮・液化ガスの販売、溶断機材の販売

日酸運輸㈱ 各種液化ガスの運送

日本液炭㈱ 液化炭酸ガス、ドライアイスの製造・販売並びに各種

圧縮・液化ガスの販売

静岡酸素㈱ 各種圧縮・液化ガスの製造・販売

四国大陽日酸㈱ 各種圧縮・液化ガスの販売並びに溶断機材の販売

大陽日酸東関東㈱ 酸素、窒素の製造・販売並びに各種圧縮ガス、特殊ガ

スの販売

日北酸素㈱  酸素、窒素の製造・販売並びに各種圧縮ガス、溶断機

材の販売

㈱日北  日北酸素㈱の持株会社

㈱東栄化学 各種圧縮・液化ガスの販売

刈谷酸素㈱  〃

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- 5 -

 

会社名 主な事業内容

大陽日酸エネルギー中部㈱ LPガスの販売

大陽日酸エネルギー九州㈱ 〃

大陽日酸エネルギー関東㈱ 〃

サーンガス山陰㈱ 〃

㈱ジャパンヘリウムセンター ヘリウムの販売

Matheson Tri-Gas,Inc. 酸素、窒素、アルゴン、特殊ガス並びに機器の製造・

販売、溶断機材の販売

Linweld,Inc. 酸素、窒素、アルゴン、特殊ガス並びに溶断機材の販

Valley National Gases WV L.L.C. 〃

大陽日酸特殊気体(上海)有限公司 特殊ガス並びに機器の販売

National Oxygen Private Limited 酸素、窒素、アルゴンの製造・販売

Nippon Sanso Europe GmbH 欧州の半導体関連共同事業会社への出資

大連大陽日酸気体有限公司 酸素、窒素、アルゴンの製造・販売

上海大陽日酸気体有限公司 〃

Ingasco,Incorporated 〃

台湾大陽日酸股份有限公司 窒素の製造・販売、特殊ガス並びに機器の販売

福陽氣體股份有限公司 高圧ガス、半導体材料ガス製造販売

Taiyo Nippon Sanso Philippines,Inc. 酸素、窒素、アルゴンの製造・販売

大陽日酸(中国)投資有限公司 中国における投資性会社

その他国内49社、海外40社  

[主要な関連会社]  

㈱鶴崎サンソセンター 酸素、窒素の製造

㈱名古屋サンソセンター 酸素、窒素、アルゴンの製造

㈱大分サンソセンター 〃

㈱大平洋ガスセンター 〃

東京酸素窒素㈱ 〃

九州冷熱㈱ 〃

東京液化酸素㈱ 〃

中部液酸㈱ 〃

宮崎酸素㈱ 各種圧縮・液化ガスの販売

幸栄運輸㈱ 各種液化ガスの運送  

Air Products Industry Co.,Ltd. 酸素、窒素、アルゴンの製造・販売

Vietnam Japan Gas Co.,Ltd. 〃

その他国内70社、海外21社  

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- 6 -

(注) 以上の概略図は次頁のとおりです。

会社名 主な事業内容

機器・装置事業  

[主要な子会社]  

日酸TANAKA㈱ ガス溶断機器、レーザー加工機の製造・販売

各種圧縮・液化ガス、溶断機材の販売

サーンテック㈱ 溶断機材の販売及び各種高圧ガスの製造・販売

大陽日酸エンジニアリング㈱ ガス供給設備工事

サーンエンジニアリング㈱  受託業務

㈱テック・エンジニアリング ガス供給設備工事

㈱クライオワン ガス供給機器の製造・販売

日本炭酸瓦斯㈱ 各種高圧ガス及び関連機器の製造・販売

㈱ジェック東理社 理化学機械器具の製造・販売 

大陽日酸系統科技股份有限公司 ガス供給設備工事

その他国内子会社5社、国内関連会社3社  

家庭用品他事業  

[主要な子会社]   

サーモス㈱ 家庭用品等の製造・販売

㈱日酸総合サービス グループ会社からの受託業務、損害保険代理業

極陽セミコンダクターズ㈱ 窒素の製造・販売、電子部品の組立・加工・検査・設

備メンテナンス 

㈱大陽四國セミテック  〃

TKK USA Inc.  米国の家庭用品関連共同事業会社への出資

Top Thermo Mfg.(Malaysia) Sdn.Bhd.  家庭用品等の製造

その他国内6社  

[主要な関連会社]   

膳魔師(中国)家庭制品有限公司 家庭用品等の製造・販売 

皇冠金属工業股份有限公司 家庭用品等の販売 

The Thermos Company 〃

Canadian Thermos Products Inc. 〃

Thermos Proprietary Limited 〃

Thermos Hong Kong Limited 〃

Thermos (Singapore) Pte.Ltd. 〃

Thermos Group International Co.,Ltd. 〃

その他国内1社、海外9社  

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- 7 -

◎ 連結子会社 70社 ○ 持分法適用会社 26社

無印 非連結・持分法非適用会社 187社 ● その他関係会社 2社

 なお、子会社・関連会社については、以下のとおりです。

 * 子会社(間接所有を含む) 159社 ** 関連会社(間接所有を含む) 124社

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- 8 -

 

4【関係会社の状況】

会社名 住所 資本金 (百万円) 事業の内容

議決権所有割合(%)

関係内容

当社役員 従業員 転籍 営業上の

取引 設備の

賃貸借等

(連結子会社)                  

㈱JFEサンソセンタ

ー 広島県福山市 90

酸素、窒素、ア

ルゴン、水素、

炭酸ガスの製造

60.0 2 2 1同社製品の

購入 設備の貸与

㈱千葉サンソセンター 千葉県市原市 20酸素、窒素、ア

ルゴンの製造 100.0 2 2 1

同社製品の

購入 設備の貸与

日酸TANAKA㈱ 埼玉県入間郡三芳町 1,220

ガス溶断機器、

レーザー加工機

の製造・販売

各種圧縮・液化

ガス、溶断機材

の販売

72.4 2 1 5当社製商品

の販売 なし

四国液酸㈱ ※1 愛媛県西条市 300酸素、窒素、ア

ルゴンの製造    

85.0

(10.0) 2 3 1

同社製品の

購入 設備の貸与

函館酸素㈱ 北海道函館市 24

酸素、窒素の製

造・販売、溶断

機材の販売 57.8 1 1 3

当社製商品

の販売・購

なし

日酸運輸㈱ 相模原市中央区 50各種液化ガスの

運送 100.0 1 2 2

当社製商品

の運送 なし

サーモス㈱ 新潟県燕市 300家庭用品等の製

造・販売 100.0 1 1 5

同社製品の

購入 なし

大陽日酸エンジニアリ

ング㈱ 川崎市幸区 60

ガス供給設備工

事 100.0 - 4 5

当社工事の

請負 なし

㈱仙台サンソセンター 仙台市宮城野区 30酸素、窒素、ア

ルゴンの製造 51.0 1 2 -

同社製品の

購入 設備の貸与

㈱いわきサンソセンタ

ー 福島県いわき市 20

酸素、窒素、ア

ルゴンの製造 75.0 1 3 -

同社製品の

購入 設備の貸与

日本メガケア㈱ 東京都板橋区 100各種圧縮・液化

ガスの販売 50.9 1 4 -

当社製商品

の販売 なし

第一開明㈱ 岩手県盛岡市 30

各種圧縮・液化

ガスの販売、溶

断機材の販売 98.3 - 3 1

当社製商品

の販売 なし

北陸液酸工業㈱ 

※10 富山県富山市 20

酸素、窒素、ア

ルゴンの製造 45.0 2 2 -

同社製品の

購入 なし

㈱日酸総合サービス 東京都港区 10

グループ会社か

らの受託業務、

損害保険代理業

100.0 2 2 1

当社経理事

務・給与事

務の請負、

保険代行

なし

日本炭酸瓦斯㈱ 東京都足立区 412

各種高圧ガス及

び関連機器の製

造・販売 61.3 - 3 2

当社製商品

の販売 なし

新相模酸素㈱ 相模原市中央区 90酸素、窒素、ア

ルゴンの製造 100.0 2 - 3

同社製品の

購入 設備の貸与

㈱亀山ガスセンター 東京都港区 450

窒素の製造・販

売、特殊ガス並

びに関連機器の

販売

100.0 2 2 -同社製品の

購入 なし

㈱堺ガスセンター 堺市堺区 300

酸素、窒素の製

造・販売、特殊

ガス並びに関連

機器の販売

51.0 1 4 -同社製品の

購入 なし

富士酸素㈱ 堺市西区 200酸素、窒素、ア

ルゴンの製造 100.0 2 2 -

同社製品の

購入 なし

㈱ティーエムエアー 東京都港区 1,305酸素、窒素、ア

ルゴンの製造 63.3 2 2 2

同社製品の

購入 なし

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 9 -

 

会社名 住所 資本金(百万円) 事業の内容

議決権所有割合(%)

関係内容

当社役員 従業員 転籍 営業上の

取引 設備の

賃貸借等

新洋酸素㈱ 群馬県太田市 100酸素、窒素、ア

ルゴンの製造 52.0 3 - 1

同社製品の

購入 なし

大陽日酸東関東㈱ 茨城県日立市 200

酸素、窒素の製

造・販売並びに

各種圧縮ガス、

特殊ガスの販売

100.0 1 3 -同社製品の

購入 なし

日北酸素㈱ ※5 札幌市豊平区 80

酸素、窒素の製

造・販売並びに

各種圧縮ガス、

溶断機材の販売

 

100.0

(53.4) - 4 -

同社製品の

購入 なし

㈱日北 札幌市豊平区 5日北酸素㈱の持

株会社 100.0 - 4 - なし なし

四国大陽日酸㈱ 徳島県徳島市 100

各種圧縮・液化

ガスの販売並び

に溶断機材の販

53.1 1 5 1同社製品の

購入 なし

ジャパンファインプロ

ダクツ㈱ 川崎市川崎区 200 特殊ガスの製造 100.0 1 2 5

同社製品の

購入 設備の貸与

日本液炭㈱ 東京都港区 600

液化炭酸ガス、

ドライアイスの

製造・販売並び

に各種圧縮・液

化ガスの販売

80.8 1 2 2同社製品の

購入 設備の貸与

大陽日酸エネルギー中

部㈱

愛知県海部郡

蟹江町 25 LPガスの販売 88.9 1 4 2

当社製商品

の販売 なし

大陽日酸エネルギー九

州㈱ 佐賀県佐賀市 17 LPガスの販売 99.3 - 4 3

当社製商品

の販売 なし

大陽日酸エネルギー関

東㈱ ※2 埼玉県川口市 50 LPガスの販売

100.0

(64.7) - 2 2

当社製商品

の販売 なし

サーンガス山陰㈱

※13 鳥取県米子市 32 LPガスの販売 100.0 - 4 -

当社製商品

の販売 なし

㈱ジャパンヘリウムセ

ンター 川崎市川崎区 90 ヘリウムの販売 52.1 3 2 -

当社製商品

の販売 設備の貸与

静岡酸素㈱ 静岡市駿河区 50

各種圧縮・液化

ガスの製造・販

売 81.9 2 1 2

当社製商品

の販売 なし

㈱東栄化学 東京都あきる野市 30各種圧縮・液化

ガスの販売 100.0 2 - 2

当社製商品

の販売 なし

刈谷酸素㈱ 愛知県刈谷市 10各種圧縮・液化

ガスの販売 82.4 1 3 -

当社製商品

の販売 なし

サーンテック㈱ 大阪市西区 100

溶断機材の販売

及び各種高圧ガ

スの販売 100.0 1 1 8

当社製商品

の販売 なし

サーンエンジニアリン

グ㈱ 大阪市西区 70

ガス供給設備工

事 100.0 1 1 4

当社工事の

請負 なし

㈱テック・エンジニア

リング ※10 大分県大分市 50

ガス供給設備工

事 50.0 - 3 -

当社工事の

請負 なし

㈱ジェック東理社 埼玉県川越市 100理化学機械器具

の製造・販売 51.0 1 1 1

同社製品の

購入 なし

㈱クライオワン 堺市堺区 30ガス供給機器の

製造・販売 90.6 3 3 2

同社製品の

購入 設備の貸与

極陽セミコンダクター

ズ㈱ 熊本県合志市 120

窒素の製造・販

売、電子部品の

組立・加工・検

査・設備メンテ

ナンス

100.0 1 2 5同社製品の

購入 なし

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 10 -

 

会社名 住所 資本金(百万円) 事業の内容

議決権所有割合(%)

関係内容

当社役員 従業員 転籍 営業上の

取引 設備の

賃貸借等

㈱大陽四國セミテック 高知県香南市 100

窒素の製造・販

売、電子部品の

組立・加工・検

査・設備メンテ

ナンス

88.9 1 3 2同社製品の

購入 なし

ティアイメディカル㈱

※2 堺市西区 20

各種圧縮・液化

ガスの販売

100.0

(10.3) - 5 1

同社製品の

販売 なし

Matheson Tri-Gas,

Inc.

New Jersey,

U.S.A.

米ドル

35

酸素、窒素、ア

ルゴン、特殊ガ

ス並びに機器の

製造・販売、溶

断機材の販売

100.0 5 - -

当社製商品

の販売、同

社製品の購

なし

Linweld,Inc. ※4 Nebraska,U.S.A. 千米ドル

62

酸素、窒素、ア

ルゴン、特殊ガ

ス並びに機器の

製造・販売、溶

断機材の販売

 

100.0

(100.0) 1 1 - なし なし

Valley National Gases

WV L.L.C. ※4 Ohio,U.S.A. -

各種圧縮・液化

ガス並びに溶断

機材の販売  

100.0

(100.0) - - - なし なし

大陽日酸特殊気体(上

海)有限公司  ※4

中華人民共和国

上海市

千米ドル

2,870

特殊ガス並びに

機器の販売  

100.0

(60.0) - 4 - なし なし

TKK USA Inc. ※3 Illinois,U.S.A. 米ドル

10

米国の家庭用品

関連共同事業会

社への出資  

100.0

(100.0) 1 - - なし なし

National Oxygen

Private Limited

Jurong Town

Singapore

千シンガ

ポールドル

34,000

酸素、窒素、ア

ルゴンの製造・

販売 100.0 3 2 -

当社製商品

の販売 なし

Top Thermo Mfg.

(Malaysia)Sdn.Bhd.

※3

Selangor Darul

Ehsan,Malaysia

千マレーシ

アドル

25,000

家庭用品等の製

造  

60.0

(60.0) 1 - - なし なし

Nippon Sanso

Europe GmbH ※4 Pullach,Germany

千ユーロ

1,533

欧州の半導体関

連共同事業会社

への出資  

100.0

(40.0) - 1 - なし なし

大連大陽日酸気体有限

公司 ※9

中華人民共和国

遼寧省

千米ドル

15,624

酸素、窒素、ア

ルゴンの製造・

販売

96.8

(10.0) 1 4 -

当社製商品

の販売 なし

大陽日酸(中国)投資

有限公司

中華人民共和国

遼寧省

千米ドル

31,000

 中国の共同事業

 会社への出資 100.0 2 2 - なし なし

上海大陽日酸気体有限

公司

中華人民共和国

上海市

千米ドル

23,189

酸素、窒素、ア

ルゴンの製造・

販売 94.0 1 5 -

当社製商品

の販売 なし

Ingasco,

Incorporated

Manila,

Philippines

千フィリピ

ンペソ

871,322

酸素、窒素、ア

ルゴンの製造・

販売 69.8 1 4 -

当社製商品

の販売 なし

台湾大陽日酸股份有限

公司 ※4 台湾、新竹市

千ニュータ

イワンドル

160,000

窒素の製造・販

売、特殊ガス並

びに機器の販売 

100.0

(25.0) 1 4 -

当社製商品

の販売 なし

福陽氣體股份有限公

司  ※6 台湾、新竹市

千ニュータ

イワンドル

30,000

高圧ガス、半導

体材料ガス製造

販売  

69.0

(20.0) 1 3 - なし なし

大陽日酸系統科技股份

有限公司 ※7 台湾、新竹市 

千ニュータ

イワンドル

20,000

ガス供給設備工

事   

100.0

(4.0) 1 4 -

当社製商

品の購入  なし

Taiyo Nippon Sanso

Philippines,Inc.

※8

Tanauan City, 

Philippines

千フィリピ

ンペソ

450,000

酸素・窒素・ア

ルゴンの製造・

販売   

100.0

(100.0) 1 2 - なし  なし 

その他11社 - - - - - - - - -

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 11 -

(注)1.議決権の所有割合の( )内は間接所有割合で内数を示すものであり、上記子会社のうち、※1は四国大陽

日酸㈱が、※2はサーンテック㈱が、※3はサーモス㈱が、※4はMatheson Tri-Gas,Inc.が、※5は㈱日

北が、※6は台湾大陽日酸股份有限公司が、※7は大陽日酸エンジニアリング㈱が、※8は

Ingasco,Incorporatedが、※9は大陽日酸(中国)投資有限公司が間接所有しております。

2.※10持分は100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としたものであります。

3.上記子会社のうちには有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

4.上記その他の関係会社㈱三菱ケミカルホールディングス及び三菱化学㈱は有価証券報告書提出会社でありま

す。

5.上記子会社のうち、大陽日酸エンジニアリング㈱は特定子会社に該当しております。

6.Matheson Tri-Gas,Inc.については売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の、連結売上高に占める

割合が100分の10を超えておりますが、当連結会計年度における「所在地別セグメント情報」「北米」に占

める同社の売上高(セグメント間の内部売上高を含む)の割合が100分の90を超えているため、同社の主要

な損益情報等の記載を省略しております。

7.上記関連会社のうち、※11、※12は間接所有であり、※11はサーモス㈱が、※12はサーモス㈱と

Top Thermo Mfg.(Malaysia)Sdn.Bhd.が各々所有しております。

8.※13平成22年4月1日に社名を大陽日酸エネルギー中国㈱に変更いたしました。

9.※14は三菱化学㈱及び関西熱化学㈱が、※15は関西熱化学㈱が間接所有しております。

会社名 住所 資本金(百万円) 事業の内容

議決権所有割合(%)

関係内容

当社役員 従業員 転籍 営業上の

取引 設備の

賃貸借等

(持分法適用関連会社)                  

㈱鶴崎サンソセンター 大分県大分市 350酸素、窒素の製

造 50.0 1 2 -

同社製品の

購入 なし

㈱名古屋サンソセンタ

ー 愛知県東海市 100

酸素、窒素、ア

ルゴンの製造 30.0 2 1 -

同社製品の

購入 設備の貸与

㈱大分サンソセンター 大分県大分市 150酸素、窒素、ア

ルゴンの製造 50.0 1 2 -

同社製品の

購入 なし

九州冷熱㈱ 北九州市戸畑区 450酸素、窒素、ア

ルゴンの製造 40.0 1 2 1

同社製品の

購入 なし

Air Products

Industry Co.,Ltd. Bangkok,Thailand

千タイバー

132,000

酸素・窒素・ア

ルゴンの製造・

販売  31.9 1 2 -

当社製商

品の販売 なし 

Vietnam Japan Gas

Co.,Ltd.

Dong Nai Province

S.R.of Vietnam 

千米ドル

24,408

酸素・窒素・ア

ルゴンの製造・

販売  50.0 1 1 -

当社製商

品の販売  なし

皇冠金属工業股份有限

公司 ※11 台湾、台北市

千ニュータ

イワンドル

109,200

家庭用品等の販

売  

40.0

(40.0) - - - なし なし

Thermos Hong Kong

Limited ※11 Shatin N.T.

Hong Kong

千香港ドル

3,000

家庭用品等の販

売  

40.0

(40.0) - - - なし なし

Thermos (Singapore)

Pte.Ltd. ※12 Arumugan Road,

Singapore

千シンガ

ポールドル

700

家庭用品等の販

売  

50.0

(50.0) - - - なし なし

Thermos Group Inter

national Co.,Ltd. 

※11

Jalan Cator

Bandar Seri

Bedgawan,Brunei

千米ドル

10

家庭用品等の販

売  

40.0

(40.0) - - - なし なし

膳魔師(中国)家庭制

品有限公司 ※11

中華人民共和国

江蘇省

千米ドル

16,100

家庭用品等の製

造・販売  

40.0

(40.0) - - - なし なし

その他15社 - - - - - - - - -

(その他の関係会社)                  

㈱三菱ケミカルホール

ディングス ※14 東京都港区 50,000

グループ会社の

経営管理

被所有

15.1

(15.1)

1 - - なし なし

三菱化学㈱ ※15 東京都港区 50,000各種化学製品の

製造販売

被所有

15.1

(0.0)

1 - -

当社製商品

の販売、同

社製品の購

なし

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 12 -

(1)連結会社の状況

(注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの

出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、季節工を含む。)

は年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.全社(共通)として、記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない提出会社の管理部門及

び技術部門に所属しているものであります。

 

(2)提出会社の状況

(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時

雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、季節工を含む。)は年間の平均人員を( )外数で

記載しております。

2.平均年間給与(税込)は、基準外賃金及び賞与を含んでおります。

(3)労働組合の状況

当社の労働組合は、日本化学エネルギー産業労働組合連合会に加盟しており、現在組合との懸案事項はありませ

ん。

 

5【従業員の状況】

  平成22年3月31日現在

事業の種類別セグメントの名称 従業員数(人)

ガス事業 5,215 (431)

機器・装置事業 2,379 (462)

家庭用品他事業 1,520 (432)

全社(共通) 517  

合計 9,631 (1,325)

  平成22年3月31日現在

従業員数(人) 平均年令 平均勤続年数 平均年間給与(千円)

1,415 (193) 41才 4ヵ月 16年 8ヵ月 7,734

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 13 -

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、米国金融危機に端を発した一昨年からの世界的な景気後退の影響を受け、期初

には製造業全般で生産活動が低迷しておりましたが、その後中国をはじめアジア各国で需要がいち早く立ち直り、環境配

慮型自動車や省エネ家電製品などを対象とする内需振興策などの効果もあり、期末にかけて需要は緩やかな回復傾向を辿

りました。

当社グループの主要関連業界におきましては、北米全般の景気回復は緩やかなものにとどまりましたものの、中国をは

じめとするアジア諸国での液晶パネルや半導体、自動車用高級鋼板、汎用樹脂などの需要回復に牽引され、鉄鋼、化学、

エレクトロニクス産業を中心に明るい兆しが出てまいりました。

かかる状況の下、当社は、グループ一丸となって業績向上に努めました結果、国内を中心にガス需要は堅調に回復基調

で推移いたしましたが、設備投資の回復ペースは力強さを欠いたことから機器・工事需要は大幅に減少いたしました。

また、北米全体の景気回復が予想を下回り緩やかであったほか、為替の急激な円高もあり、当連結会計年度の売上高は

4,333億90百万円(前連結会計年度比12.6%減少)となりました。

損益面につきましては、引き続き液化ガスの配送効率化を推進するとともに、グループ全体で一層のコスト削減に注力

し収益の改善に取り組んでまいりました結果、営業利益は、275億56百万円(前連結会計年度比5.5%減少)、経常利益

は、270億58百万円(同3.2%減少)、また、特別利益として子会社株式売却益などを計上する一方、特別損失として固定

資産除却損などを計上した結果、当期純利益は157億48百万円(同4.7%減少)となりました。

なお、単体の業績につきましては、売上高2,247億42百万円(前事業年度比15.8%減少)、営業利益143億15百万円(同

1.1%増加)、経常利益158億99百万円(同8.4%増加)、当期純利益105億95百万円(同28.1%増加)となりました。

事業の種類別セグメントの概況は、次のとおりであります。

①ガス事業

当事業における主力の酸素、窒素、アルゴンはエレクトロニクス、自動車、石油化学製品などの関連業界における輸出

増加や、内需振興策効果による需要回復が一部で表れはじめ、前期第4四半期及び当期第1四半期を転機として出荷数量

が回復基調を辿るなど、徐々に明るい兆しがでてまいりました。

酸素は、パイピングガスでは自動車向けなどの高級鋼板や石油化学製品需要が中国やアジア向けに増加に転じたことか

らパイピングガスの出荷数量が回復基調で推移いたしました。液化ガスでは、輸送機器、電炉、金属加工向けなどを中心

に需要の回復スピードが緩やかなものにとどまりましたため、酸素合計の売上高は前期を下回りました。

一方窒素は、パイピングでは鉄鋼、化学、エレクトロニクス産業向けを中心に保安、パージなどの需要が底堅く推移し

たほか、大阪府堺市で稼動を開始したシャープ株式会社殿の大型液晶パネル工場向けなどの新規需要も寄与いたしまし

た。しかしながら、国内における液化ガスの需要回復は緩やかなものとなったため、窒素合計の出荷数量、売上高は前期

を下回りました。

アルゴンは、半導体シリコン結晶やステンレス鋼精錬向けなどにおいて需要回復の兆しがでてまいりましたが、公共投

資や建設需要の低迷により溶接向け需要などが大幅に減少したため出荷数量、売上高ともに前期を下回りました。

電子材料ガスは、液晶パネルや半導体などエレクトロニクス関連需要の回復や大型液晶パネル工場向けの新規需要が加

わりましたが、北米地域の需要回復が緩やかなものにとどまり、売上高は前期を下回りました。

LPガスは、需要減少ならびに輸入価格下落の影響を受け売上高は前期を下回りました。

その他のガスについても、炭酸ガス、ヘリウム、水素ガスは国内を中心に需要回復傾向が弱く、売上高は前期を下回り

ました。

以上の結果、当事業の売上高は3,004億51百万円(前連結会計年度比8.9%減少)、営業利益は224億43百万円(同0.0%

減少)となりました。

②機器・装置事業

機器・装置事業におきましては、世界的な景気後退の影響を大きく受け、主要関連産業では設備投資が大幅に減少した

ことから、国内・海外共に売上高は前期を下回りました。

電子機材関連機器は、大型案件が順調に進捗したものの国内の景気後退にともなう設備のリプレースや新規投資の見直

しや延期などにより、売上高は前期を下回りました。

化合物半導体製造装置は、液晶バックライト、照明向けLED需要が急速に拡大したほか、電子デバイス向け化合物半導

体需要も増加したことにより、国内外からの引き合いが活発化し、売上高は前期を上回りました。

溶断機器・材料は、国内では、公共投資の減少や、民間設備投資の先送りなどにより輸送機器、建設機械向け需要が大

幅に減少し、また、北米地域において景気回復が想定以上に遅れたこともあり、売上高は前期を下回りました。

第2【事業の状況】

1【業績等の概要】

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 14 -

空気分離装置は、鉄鋼、化学、エレクトロニクスなどにおける設備投資計画が全般的に低調となったため、売上高は前

期を下回りました。

極低温装置関連の需要は、大学・研究機関の需要が堅調に推移いたしましたものの、宇宙開発関連は、官公庁の需要が

長期に亘り低迷を続ける中、民間における大型設備投資も長引く景気低迷の影響により、厳しい状況で推移致しました。

以上の結果、当事業の売上高は1,139億97百万円(前連結会計年度比22.7%減少)、営業利益は66億46百万円(同

42.6%減少)となりました。

③家庭用品他事業

家庭用品事業では、サーモス株式会社の主力商品であるスポーツボトルに加え、人気商品であるケータイマグなどの出

荷が順調に推移したことから業績は前期を上回りました。

以上の結果、当事業の売上高は189億41百万円(前連結会計年度比2.5%増加)、営業利益は34億12百万円(同52.9%増

加)となりました。

所在地別セグメントの業績は、次のとおりであります。

①日本

ガス事業の売上は、化学、エレクトロニクス、鉄鋼など主要産業において回復傾向を辿っておりますものの、需要の回

復スピードが緩やかなものにとどまり売上高は通期において減少いたしました。特殊ガスは、大型液晶パネル向け新規需

要が加わりました。機器・装置事業の売上は、公共工事や大型の設備投資の計画延期や見直しなどの影響を受けて下回り

ました。家庭用品他事業はスポーツボトルやケータイマグの出荷が順調に推移いたしました。

売上高は3,344億44百万円(前連結会計年度比12.9%減少)、営業利益は240億31百万円(同5.7%増加)となりまし

た。

②北米

ガス事業の売上は、需要が回復傾向にあるものの、機器・装置事業においては、溶断・溶接関連機器需要が大幅に減少

いたしました。しかしながら、当期に買収した会社の業績が含まれているため、外貨ベースの売上高では、前連結会計年

度とほぼ同水準でした。また、円高の影響も受けて円貨ベースでの売上高は減少いたしました。営業利益においては、為

替の影響に加え特殊ガス・機器部門の利益率の低下や新規買収会社の「のれん」償却の影響もあり減益となりました。

売上高は775億54百万円(前連結会計年度比5.4%減少)、営業利益は49億62百万円(同41.8%減少)となりました。

③その他

アジア地域全般におけるガス事業は、全般的に景気の回復を反映し需要が上向き始めております。台湾における半導体

メーカー向け特殊ガスは下半期にかけて回復傾向ではありますが、通期ベースでみますと外貨ベースで減収となりまし

た。また、アジア諸国通貨の円高の影響もあり円貨ベースでの売上高は減収となりました。

売上高は213億91百万円(前連結会計年度比28.2%減少)、営業利益は15億94百万円(同0.4%増加)となりました。

(2)キャッシュ・フロー

当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは税金等調整前当期純利益、減価償却費や売上債権・仕入債務、

たな卸資産の増減等により407億30百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは有形固定資産の取得による支

出・投資有価証券の取得による支出、米国子会社が実施した買収による支出等により1,036億97百万円の支出、財務活動

によるキャッシュ・フローは有利子負債の増加に伴う収入等により560億48百万円の収入となりました。これらの結果現

金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は237億23百万円(前連結会計年度比50億53百万円の減少)となっておりま

す。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

前連結会計年度末に比べ税金等調整前当期純利益・減価償却費・売上債権が増加の一方、支払債務・棚卸資産の減少な

どにより、営業活動により得られた資金は407億30百万円(前連結会計年度比21.5%減少)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

有形固定資産の取得による支出や米国子会社における買収による支出等により、投資活動によるキャッシュ・フローは

1,036億97百万円(前連結会計年度比47.9%増加)の支出となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

設備投資・投融資資金のための資金調達等により、財務活動によるキャッシュ・フローは560億48百万円(前連結会計

年度比65.0%増加)の収入となりました。

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(1)生産実績

(注)1.金額については、販売金額を表示しております。

      2.上記の金額に、消費税等は含まれておりません。

 

(2)商品の仕入実績

(注)1.金額については、仕入金額を表示しております。

   2.上記の金額に、消費税等は含まれておりません。

 

(3)受注実績

(注)1.当社グループ(当社及び連結子会社)は、機器並びに機械装置に関して受注生産を行っております。

   2.上記の金額に、消費税等は含まれておりません。

 

(4)販売実績

(注)1.セグメント間の取引に関しては相殺消去しております。

   2.上記の金額に、消費税等は含まれておりません。

 

2【生産、受注及び販売の状況】

事業の種類別セグメントの名称 金額(百万円) 前年同期比(%)

ガス事業 128,945 △9.9

機器・装置事業 103,136 △28.3

家庭用品他事業 6,305 2.5

事業の種類別セグメントの名称 金額(百万円) 前年同期比(%)

ガス事業 91,505 △14.3

機器・装置事業 39,408 △20.0

家庭用品他事業 2,077 △17.6

事業の種類別セグメントの名称 受注高(百万円) 前年同期比(%) 受注残高(百万円) 前年同期比(%)

機器・装置事業 58,439 △28.7 58,729 44.5

事業の種類別セグメントの名称 金額(百万円)前年同期比(%)

ガス事業 300,451 △8.9

機器・装置事業 113,997 △22.7

家庭用品他事業 18,941 2.5

合計 433,390 △12.6

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(1)当社グループの対処すべき課題

 

当面の経済情勢につきましては、世界的にはアジア地域を中心に景気回復に向かい、米国でも景気対策効果が表れ始め

るなど、全般に立ち直り傾向が見られます。わが国においても、内需は依然として力強さに欠けるものの、中国はじめア

ジア諸国向け輸出需要の伸びに牽引されて、緩やかながら景気回復傾向が見えてきました。

このような情勢の下、当社グループは、平成23年3月期は現中期経営計画の 終年度であり、「成長市場・成長産業へ

の経営資源の集中」、「川上戦略の強化」、「M&A戦略の推進」、「コストダウンの実行」、「グループ経営の強化」

という重点戦略に整斉と取組み収益改善を目指すとともに、新たな次期中期経営計画につなげる更なる布石を打っていく

重要な時期と認識しております。

直近では、成長市場への取り組みといたしまして、米国の工業ガス分野においてケミカルソースのアセチレンで圧倒的

な卸売販売シェアを持つWestern International Gas & Cylinders Inc.の買収契約を締結いたしました。これにより、今

後更なる事業規模拡大及び持続的な収益力向上の実現を目指すとともにパッケージガスを中心としたMatheson Tri-

Gas,Inc.の既存製品との販売シナジーを追求してまいります。

当社グループは、「社会の構成員として求められる価値観・倫理観に則り誠実に行動することを通じて公正かつ適切な

経営を実現し、市民社会との調和を図りながら企業を創造的に発展させていくこと」が企業としての責務であると認識

し、事業を推進してまいります。

なお、当社は、平成22年1月に公正取引委員会から、独占禁止法違反の嫌疑により立入検査を受けました。本件は、現

在同委員会による調査が継続しておりますが、当社といたしましては、立入検査を受けた事実を真摯に受け止め、グルー

プをあげてコンプライアンスの再徹底を図ってまいります。

更に、地球温暖化防止に向けた取り組みとしては、ガス生産工場における省エネルギーの推進やタンクローリーの燃料

使用量削減に引き続き積極的に取り組んでまいります。

また、製品の安全、保安、品質保証は、当社グループの事業活動の根幹であるという信念のもと、製品安全審査の徹

底、保安監査による改善指導の強化、ISO9001マネジメントシステムに基づく品質管理の徹底などを図ることで、お客様

や社会からの信頼を獲得し、磐石な経営基盤を確立してまいります。

 

(2)株式会社の支配に関する基本方針

 

①当社の財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

上場会社である当社の株式は、株主・投資家の皆様による自由な取り引きが認められており、当社の株式に対する大規

模買付提案またはこれに類似する行為があった場合においても、これを一概に否定するものではなく、 終的には株主の

皆様の自由な意思により判断されるべきであると考えます。

しかしながら、近時、わが国の資本市場においては、対象となる会社の経営陣の賛同を得ることなく、一方的に大量の

株式の買付けを強行するといった動きが顕在化しつつあります。こうした大量買付けの中には、その目的などからみて企

業価値ひいては株主共同の利益に反することが明白なもの、株主の皆様に株式の売却を事実上強要する恐れがあるもの、

対象会社の取締役会や株主の皆様が買付けの条件について検討し、あるいは対象会社の取締役会が代替案を提案するため

の十分な時間や情報を提供しないもの、対象会社が買付者の提示した条件よりも有利な条件をもたらすために買付者との

交渉を必要とするものなど、対象会社の企業価値・株主共同の利益に資さないものも少なくありません。

当社の財務および事業の方針の決定を支配する者は、当社の経営理念、企業価値を生み出す源泉、当社を支える株主の

皆様や従業員などの利害関係者との信頼関係を十分に理解し、当社の企業価値および株主共同の利益を長期的に確保、向

上させる者でなければならないと考えております。これに反して、上述のような大規模な株式買付行為および提案を行う

者は、当社の財務および事業の方針の決定を支配する者としては不適切であると考えております。当社は、株主・投資家

の皆様に長期的に継続して当社に投資していただくため、中期経営計画に基づく当社の持続的成長に向けた事業推進やコ

ーポレート・ガバナンスの強化など、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を向上させるための取り組みを行うととも

に、上記の基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務および事業の方針の決定が支配されることを防止するため

の方策として、平成20年3月25日開催の当社取締役会において、当社株式の大規模買付行為への対応策(以下「本防衛

策」といいます。)を導入することについて決議を行い、平成20年6月27日開催の第4回定時株主総会において、株主の

皆様のご承認をいただいております。本防衛策の概要は以下のとおりであります。

3【対処すべき課題】

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②本防衛策導入の目的

本防衛策は、特定株主グループの議決権割合を20%以上とすることを目的とする当社株式等の買付行為、または結果と

して特定株主グループの議決権割合が20%以上となる当社株式等の買付行為(いずれについてもあらかじめ当社取締役会

が同意したものを除き、また市場取引、公開買付け等の具体的な買付方法の如何を問いません。以下、かかる買付行為を

「大規模買付行為」といい、大規模買付行為を行う者を「大規模買付者」といいます。)について、株主の皆様に必要か

つ十分な情報および時間を提供し、株主の皆様が当該大規模買付行為に応じるか否かの適切な判断を行うことができるよ

うにすることを目的としています。

③大規模買付ルールの概要

本防衛策は、当社の株式等の大規模買付行為が行われる場合に、(ⅰ)大規模買付者に対し、事前に大規模買付行為に関

する必要かつ十分な情報の提供を求め、(ⅱ)大規模買付行為についての情報収集・検討等を行う時間を確保した上で、

(ⅲ)当社取締役会が株主の皆様に当社経営陣の計画や代替案等を提示したり、大規模買付者との交渉を行ったりし、(ⅳ)

大規模買付行為に対し対抗措置を発動するか否かについて株主の皆様の意思を確認するための株主総会(以下「本株主総

会」といいます。)を開催する手続きを定め、かかる株主の皆様の意思を確認する機会を確保するため、大規模買付者に

は、上記(ⅰ)から(ⅳ)の手続きが完了するまで大規模買付行為の開始をお待ちいただくことを要請するものです。

④大規模買付行為が行われた場合の対応方針

当社取締役会は、大規模買付者が本防衛策に定められた手続きを遵守した場合には、大規模買付行為に対して、対抗措

置を発動するか否かについて、株主の皆様に本株主総会により判断していただくものとします。

ただし、本防衛策に定められた手続きが遵守されている場合であって、かつ、大規模買付者の提案が当社の企業価値ひ

いては株主価値の 大化に資すると当社取締役会が判断した場合には、当社取締役会は株主意思の確認手続きを経ること

なく対抗措置を講じないとすることができるものとします。

一方、本防衛策に定められた手続きが遵守されている場合であっても、大規模買付行為が当社の企業価値ひいては株主

価値を著しく損なうと当社取締役会が判断したときには、当社取締役会は、企業価値ひいては株主価値を守るために、当

社取締役会の決議により必要かつ相当な範囲で対抗措置を発動することがあります。

⑤本防衛策の有効期間等

本防衛策の有効期間は、平成20年6月27日開催の当社定時株主総会の終結の時から3年以内に終了する事業年度のうち

終の年度に関する定時株主総会の終結の時までとします。ただし、有効期間の満了前であっても、(ⅰ)当社株主総会に

おいて本防衛策を廃止する旨の決議が行われた場合、または(ⅱ)当社取締役会により本防衛策を廃止する旨の決議が行わ

れた場合には、本防衛策はその時点で廃止されるものとします。

⑥本防衛策が基本方針に沿い当社の企業価値ひいては株主共同の利益に合致し、当社の会社役員の地位の維持を目的と

するものではないことについて

本防衛策は、(ⅰ)株式等の大規模買付行為に対する対応策(買収防衛策)に関する政府指針の要件を充足しているこ

と、(ⅱ)株主共同の利益の確保・向上の目的をもって導入されていること、(ⅲ)株主意思を反映するものであること、

(ⅳ)本防衛策発動のための合理的な客観的要件の設定、(ⅴ)デッドハンド型買収防衛策およびスローハンド型買収防衛策

ではないこと、などの諸点を考慮し設計しておりますので、会社の支配に関する基本方針に沿い、当社の企業価値ひいて

は株主共同の利益に合致するものであり、当社の会社役員の地位の維持を目的とするものではないと考えております。

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性

のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(平成22年

3月31日)現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1)経営方針・事業に関するもの

①設備投資について

当社グループは、国内外に工業ガスの製造拠点を有しておりますが、主に国内大口顧客向けには、顧客の敷地・隣接地

に空気分離装置等を設置しパイピングによるガス供給(オンサイトプラント方式)を行っております。当該方式を全国で

展開・維持していくには多額の設備資金が必要であり、低金利の資金調達が重要な課題となっております。従いまして、

金利の動向は、こうした資本集約型であるガス事業の業績に大きな影響を与える可能性があります。

また、オンサイトプラント方式は、顧客への安定供給と強固な収益基盤の確保というメリットがありますが、供給先で

ある顧客生産拠点の統廃合などにより設備の全部又は一部が不要になり、かつ、契約による補償でカバーできない場合に

は、設備の除却損等の発生により、業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。

4【事業等のリスク】

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②特定業界への依存について

当社グループは、鉄鋼、化学、造船、電子部品など、産業全般に工業ガスを供給しており、収益の状況が特定の市場に

依存するリスクは相対的に低いものと考えます。しかしながら、半導体分野は当社グループが特に注力している分野であ

るため、半導体市場の循環的な市況変動は、当社グループの業績等に大きな影響を与える可能性があります。また、半導

体分野においては、技術の進歩や顧客ニーズの変化が他の業界に増して急激であり、その変化に適切に対応できなかった

場合には、業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。

③製造コストについて 

主力の酸素、窒素、アルゴンの製造コストのうち大きな割合を占める電力コストが原油価格の高騰などにより大幅に上

昇し、それを販売価格に転嫁できない場合には、業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 

④海外進出について

当社グループは、米国、アジアを中心に海外で事業を展開しており、成長著しい中国市場においても、ガス事業に本格

参入を進めるとともに、上海地区では多くの従業員を雇用し家庭用品の生産を行っております。中国においては経済の急

成長にインフラ整備が対応できない状況も予想され、電力不足などの問題が生じ、事業の進展に悪影響を及ぼす可能性が

あります。また、政治情勢や経済状況の変化によっては、業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。

(2)技術・保安に関するもの

①技術開発について

当社グループは、オンリーワン・ナンバーワン技術で世界メジャーへの仲間入りを目指すため積極的な技術開発活動を

行い、今後の事業拡大を目指しておりますが、新製品・新技術の開発にはリスクが伴います。たとえば、商品化や事業化

までに長い期間を要するような場合、市場投入のタイミングを逸してしまう可能性があります。また、産学官協同や企業

間による共同開発では、連携がうまく進展しない場合や関連市場の状況に大きな変化があった場合などには、成果が得ら

れない可能性があります。

 

②知的財産について

当社グループは、独自開発した技術による事業展開を基本として、必要な知的財産権の取得を推進しておりますが、当

社グループの技術や商品を保護するために十分であるという保証はありません。また、第三者が当社グループの知的財産

権を侵害して不当に使用する可能性があります。一方、当社グループは、これまで第三者の知的財産権の侵害で訴訟を提

起された例は非常に少なく、また、当社グループが事業展開している分野については、第三者の知的財産権を常に調査監

視して侵害の防止に努めておりますが、将来的に他社の知的財産権を侵害しないという保証はなく、訴訟を提起された場

合には、業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。

③製品欠陥について

当社グループは、高圧ガスを製造・販売しており、半導体関連向けのガス製品には毒性・可燃性を有するガスも含まれ

ております。当社グループは、これらのガス及び機器類のリスクマネジメントを推進しておりますが、すべての製品に欠

陥が生じないという保証はありません。したがいまして、製品に万が一欠陥が生じた場合には、損害賠償の負担などによ

り業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。また、これら製品の製造・供給については、安全の確保に万全を期してい

ますが、物質そのものの危険性を解消することは不可能です。万が一、漏洩・発火・爆発等で人身や設備に多大な損害が

生じた場合には、操業停止などにより業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。

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(3)財務に関するもの・その他

①為替レートの変動について

当社グループは、特殊ガス、機器・装置関連で原材料等の海外からの調達や製品の輸出を行っております。当該取引に

関連しては、為替予約などにより為替レートの変動リスク回避に努めておりますが、急激な為替の変動に対処できない場

合には、業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。

②退職給付費用について

年金資産の運用利回りが悪化した場合、退職給付費用が増加し、業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 

③自然災害について

地震等の自然災害が発生した場合、当社グループの製造拠点が重大な損害を受ける可能性があります。特に地震発生の

可能性が高い国内では、全国に分散して製造拠点を有しているものの、大規模製造拠点に被害があった場合、生産能力の

大幅な低下は避けられず、売上げの減少や巨額の修復コストの発生により、業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。

④法規制等について

当社グループは、米国、アジア、中国に製造拠点をもっておりますが、進出国において予想外の法規制の変更、新規法

令の制定や行政指導があった場合、対応コストの発生により業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、当社グループは、国内外において環境に配慮した事業活動を行っておりますが、環境関連法規の改定によって規

制強化がはかられた場合には、対応コストの増大により業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

⑤中期経営計画について 

2008年4月より中期経営計画「Stage Up 10」を策定し、目標達成に向け鋭意努力しております。中期経営計画では、

一定の定量目標を掲げ進捗状況を逐次確認しながら目標達成に向け取り組んでおり、策定時において適切と考えられる情

報収集及び分析等に基づき策定されております。これらの目標は、事業環境の変化その他様々な要因により目標を達成で

きない可能性があります。 

当連結会計年度において、新たに締結した経営上の重要な契約等は以下のとおりであります。

(1)溶断機器分野での生産会社設立に関する基本契約締結

当社は、平成21年8月18日に小池酸素工業株式会社ならびに当社の連結子会社である日酸TANAKA株式会社との間で

溶断機器分野における「新会社設立基本契約」を締結した。

①新会社設立の理由

世界市場における一段の技術的な差別化と原価低減を実現するため、両社の技術力を結集し、高効率な溶断機器

の開発、生産を行うことを目的として新生産会社を設立する。

②新会社の概要

当社と小池酸素工業株式会社で合弁新会社を設立する。合弁新会社は、小池酸素工業株式会社と日酸TANAKA株式

会社に溶断機器・溶接治具等の生産・販売を行う。

(注) 平成22年1月19日に公正取引委員会から、独占禁止法の嫌疑により立入り検査を受けました。

「KOIKE&TANAKA株式会社」設立の母体となる当社と小池酸素工業株式会社もその調査対象となったことか

ら、調査に対する協力に傾注するため、「KOIKE&TANAKA株式会社」の設立を当面の間、延期することで両社

が合意いたしました。

5【経営上の重要な契約等】

名称 KOIKE&TANAKA株式会社

本店の所在地 東京都港区西新橋一丁目16番7号

代表者 代表取締役社長 井手興彦

資本金 40百万円

設立年月日 平成21年10月1日(注)

事業の内容 各種溶接・切断用機械、器具、装置の製造および販売

出資比率 当社50% 小池酸素工業株式会社50%

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(2)技術導入契約の概要

  

(3)会社の買収

  連結子会社のMatheson Tri-Gas,Inc.が、Western International Gas & Cylinders Inc.を100%子会社化する売買

契約を結んでおります。詳しくは、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表(重要な後発事

象)」をご覧下さい。

  

当社グループ(当社及び連結子会社)は世界の工業ガスメジャーと伍して戦うために、従来の延長線上にないナ

ンバーワン技術・オンリーワン技術に代表される「ワン」技術を次々と生み出し、他社との差別化を達成することで

世界メジャーへの仲間入りを目指して参ります。

エレクトロニクス、医療、環境分野といった先端産業分野を中心に、当社グループのコア技術である低温・高

圧・分離・真空・ガス制御技術をさらに深化させるとともに開発のスピードアップを目指します。更に、各分野での

先端技術開発、将来の事業創出につながる開発にも積極的に取り組んで参ります。当連結会計年度に支出した研究開

発費の総額は41億37百万円であり、その内訳は「ガス事業」に7億36百万円、「機器・装置事業」に33億34百万円、

「家庭用品他事業」に66百万円となっております。主な研究開発活動の概要は次の通りです。 

 

〔ガス事業〕

工業ガスは鉄鋼、化学工業、半導体、自動車産業、医療・ライフサイエンス分野など様々な産業で顧客に利用頂い

ており、当社はつくば事業所、山梨事業所、小山事業所間で連携して研究開発を行っております。特に、山梨事業所

ガスアプセンターを中心として、低温、溶接、酸素燃焼、熱処理などの幅広い分野でのガス利用技術、ガス供給技術

の開発を行っております。こうした差別化技術を顧客に提供することにより、ガス利用機器の拡販ならびに新たなガ

ス需要創出促進を目的として、同センターと連携した企画・プロジェクトを担当するガスアプ戦略統括プロジェクト

を発足させました。本プロジェクトでは、ガス利用技術の核となる「低温」、「溶接」、「燃焼」、「熱処理」の4

分野に、将来を見据えた「新規」分野、海外展開のための「海外」分野を加えた6分野を中心に活発な活動を展開し

ております。  

溶接分野では、CMTアークブレージング専用シールドガス「MOサンアーク Cシリーズ」の開発を完了し、販売を

開始いたしました。自動車業界では、車体の軽量化を目的として薄板化が進んでおり、溶接時の歪み防止のためアー

クブレージングが採用されております。「MOサンアーク Cシリーズ」は、溶接不良の原因となるアークの広がり

を抑えるとともに安定化させることで、溶接作業の効率化を実現するものです。

低温分野では、液化窒素の寒冷を利用した冷却装置が様々な分野で利用されています。医薬品製造分野向けの熱媒

冷却装置である「低温反応制御システム」が高い評価を受けております。同システムはノンフロンで低温領域に到達

するスピードが早く、負荷変動に強いコンパクトかつシンプルなシステムです。-100℃から+100℃以上の幅広い温度

帯利用ニーズに応え、低温側 -100℃~高温側 +150℃までの温度制御領域を拡張した新モデルを開発しました。

熱処理分野では、MLCC(積層セラミック・コンデンサ)等のファインセラミクス製品の小型化、精密化および新製

品の開発に伴い、製造過程における脱脂・焼成炉内のガス雰囲気の 適化が求められており、利用ガスの成分や重量

変化等の測定機器および管状炉を用いたガスの適性評価技術を確立しました。

医療・ライフサイエンス分野では、無細胞タンパク質合成技術をキット化した「無細胞くんシリーズ」を商品化し

ました。タンパク質発現確認用「無細胞くんQuick」、安定同位体標識タンパク質発現用「無細胞くんSI」を品揃え

し、2009年秋に発売いたしました。タンパク質を基盤とした創薬研究に広く利用されております。

導入契約締結先 認可年月 内容 独占販売地域 契約期間

Atlas Copco

Energas GmbH

(ドイツ)

昭和45年10月

一部契約変更・認可

昭和48年1月

昭和52年7月

昭和55年8月

昭和60年11月

平成3年8月

平成15年7月

空気分離装置及びその

プロセス用アトラス型

中圧並びに低圧膨張タ

ービン部品の製作並び

に膨張タービンの組立

てに関する技術の導入

なし

昭和45年10月より

平成17年12月まで

(以降1年毎自動更新)

6【研究開発活動】

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また、JST(独立行政法人 科学技術振興機構)の2008年度「安定同位体標識タンパク質発現のための無細胞合成技

術の実用化」およびNEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)プロジェクトであるiPS細胞の産

業応用プロジェクト「iPS細胞等幹細胞産業応用促進基盤技術開発」のうち、「iPS細胞等の選別・評価・製造技術等

の開発」へ継続的に参画し、実用化に向けた革新的な研究を産官学協力により精力的に推進しております。

ナノテクノロジー分野では、高配向カーボンナノチューブの転写膜の作製に成功しました。長さ100~150ミクロン

の長尺、高密度で垂直に配向したカーボンナノチューブを樹脂中に固め、基板から剥がすことに成功しました。これ

により、カーボンナノチューブの取扱いが簡便になり、更なる応用用途開拓によるガスの新規需要創出を目指して参

ります。

エレクトロニクス分野では、当社は、100%子会社のMatheson Tri-Gas, Inc. を通じ、IBM社と32nm以降の次世代半

導体材料及びプロセス技術における、4年間(2008-2012)の共同開発を行っております。 

半導体産業の技術の進歩に伴い、半導体メーカーは半導体デバイスの更なる集積化に対応するため新規技術の開発

への急速な対応を迫られています。IBM社は、トランジスターレベルで継続的に 先端の半導体製造技術を開発する

ため、原子スケールの半導体製造技術の開発においてMatheson Tri-Gas, Inc. /大陽日酸グループと共同で画期的な

高純度材料ガスと材料ガス供給システムの開発を実施します。この共同開発は、大陽日酸、Matheson Tri-Gas, Inc.

およびIBM社のそれぞれからの研究員により、米国のアルバニー市(ニューヨーク州)のニューヨーク州立大学 アルバ

ニー校内にあるCollege of Nanoscale Science and Engineeringのアルバニーナノテクノロジーセンターにて実施さ

れています。

 

〔機器・装置事業〕

空気分離装置、電子機材関連機器、及びガス利用関連機器に関する研究開発を、京浜事業所、つくば事業所、山梨

事業所、小山事業所、川崎水江事業所の拠点で連携を取りながら効率的に行っております。

 

(1)電子機材関連分野

エレクトロニクス分野では、照明用途や液晶テレビ用バックライト用途で発光ダイオード(LED)の需要が高まり

つつあり、その製造装置であるMOCVD装置(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)には生産性の向上が望まれ

ております。当社では既に4インチ基板11枚を一括処理可能なMOCVD装置(型番:UR25k)を商品化しておりますが、

更なる大型基板として6インチ基板用の装置開発を継続して実施しております。また、MOCVDから排出されるガスの

処理装置として、ランニングコストの低減や装置の小型化を図ったGaN-MOCVD用の燃焼式の排ガス処理装置(SaaN

Burnerシリーズ)を商品化しました。

地球温暖化対策関連では、半導体・液晶産業で使用されるパーフルオロ化合物(PFCs)は地球温暖化係数が大きい

ガスであり、業界をあげて排出削減が行われております。 近の太陽電池の需要増に伴い、同製造プロセスで使用さ

れる温室効果ガスの三フッ化窒素(NF3)などの排出削減ニーズも高まってきております。当社は、半導体・液晶産

業で既に多くの実績がある燃焼式排ガス処理装置の改善・改良を実施し、太陽電池プロセスに 適化された排ガス処

理装置を提案しております。  

 

(2)産業ガス・プラント関連分野

当社のプラント製作部門は、川崎市の京浜事業所内にありますプラント・エンジニアリングセンター(PEC)を中心

に展開しております。PECは、プラントの設計、製作、品質管理、現地工事、試運転などを担当しており、PECの開発

部門は顧客のニーズにあった新商品を開発するために、つくば研究所、山梨研究所などの社内の研究開発部門や大

学・公的研究機関などと連携しています。

PSA式窒素ガス発生装置分野では、吸着分離性能を大幅に向上させたモレキュラーシービングカーボン(MSC)

の開発に成功し、このMSCを搭載した「RTシリーズ」を市場投入致しました。本装置は、50Nm3/hの場合、従来

機種と比較して、圧縮機を含む価格を約20%、PSA本体の設置面積を約15%、圧縮機動力を約20%低減でき、大幅

なコストダウンと省エネを実現しました。

また、本高性能吸着剤を使用することにより、99.999%の高純度窒素ガスをPSA装置単独で供給することを可能

とし、レーザー加工用PSA式高純度窒素ガス発生装置も新たに商品化しました。ユーティリティーとして水素ガス

を使用する精製装置が不要となり、イニシャルコストおよびランニングコストの削減を図りました。

環境関連分野では、山鹿都市ガス株式会社など4社・団体が「平成20年度低炭素社会に向けた技術シーズ発掘・社

会システム実証モデル事業」に採択された「バイオガスの精製・輸送・貯蔵技術を用いた家庭向けの精製メタンガス

供給モデル事業」の実証試験に、バイオガス精製装置を納入し、国内で初めてとなる一般家庭燃料向けバイオガス供

給システムの中核となる装置として、十分な性能を有することが確認されました。今後も、酪農施設、下水・食品廃

棄物処理場等で発生するバイオガスの利活用推進に貢献できるバイオガス利用技術の開発に取り組んでまいります。

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新エネルギー分野では、当社は、早くから国内の水素・燃料電池利用分野でWE-NET(水素利用国際クリーンエネル

ギーシステム技術)およびJHFC(水素・燃料電池実証プロジェクト)などの水素供給ステーションの建設、蓄圧器に

炭素繊維強化プラスチック製容器を採用した70MPa対応移動式水素ステーションなど水素インフラの開発およびNEDO

の技術基準策定などに参画・実績を積み重ねて参りました。

平成20年度に高圧充填化(70MPa)工事が完了したJHFC千住ステーション、霞ヶ関ステーションおよび横浜旭ステー

ションでは、各種充填試験などの実証を積み重ねております。  

 

〔家庭用品他事業〕

家庭用品分野においては、「おいしさ、なるほど。サーモスマジック」をコンセプトに掲げ、独自の断熱技術とユ

ニークな生活快適発想を柔軟に組合せた夢あるライフスタイルの創造を目指し、積極的な商品開発を推進しておりま

す。

直接飲める“スポーツボトル”の商品群はサーモスブランド、ナイキブランド両商品ラインナップの拡充を図ると

ともに、容器本体に飲み口を付け替えるだけで、スポーツボトル、ストローボトル、ケータイマグの3通りに使える

ボトルといった新しい提案を行いました。また、携帯用マグは軽量&コンパクトで携帯性を更に向上させた商品投入

を行いました。この携帯用マグは“マイボトルブーム”を背景に出荷数量がついにスポーツボトルを上回り、当社の

二大カテゴリーに成長しました。

卓上用品ではデザインと使い易さにこだわったポットと、女性をターゲットとしたマグカップを投入しました。保

温弁当箱のカテゴリーでは、容器本体だけではなく蓋にも真空二重構造を採用し保温力にこだわった商品、さらにお

客様の用途に合わせてスープやデザートなど自由に使って頂ける真空断熱フードコンテナーを投入しました。

当該通期に投入した新商品は76機種となります。

 

(注) 上記の金額に、消費税等は含まれておりません。

 

(1) 財政状態の分析

当連結会計年度末の総資産は6,172億15百万円で前連結会計年度末に比べ828億65百万円の増加となっております。為

替の影響については、USドルの期末日レートが前連結会計年度末に比べ、約1円ほど円安となるなど、為替レートの差

で当連結会計年度末の総資産は約30億円多く表示されております。

〔資産の部〕

(流動資産)

当連結会計年度末の流動資産の残高は2,053億13百万円で前連結会計年度末比で5億90百万円の減少となっておりま

す。「受取手形及び売掛金」が107億9百万円の増加などの一方、「現金及び預金」が51億79百万円、「棚卸資産」が84

億55百万円の減少となっております。

(固定資産)

当連結会計年度末の固定資産の残高は4,119億2百万円で前連結会計年度末比で834億55百万円の増加となっておりま

す。固定資産の増加の主な要因は、米国子会社買収による「固定資産」「のれん」の増加ならびに前期末に比べ株価が

回復したことで、主に当社が保有している上場有価証券の含み益の増加によるものであります。

〔負債の部〕

(流動負債)

当連結会計年度末の流動負債の残高は1,495億83百万円で前連結会計年度末比154億2百万円の減少となっておりま

す。「1年内返済予定の長期借入金」の振替による増加などの一方、支払手形及び買掛金が133億9百万円や前期末に

「1年内償還予定の社債」として150億円振替えられていたものが償還されたことによる減少によるものであります。

(固定負債)

当連結会計年度末の固定負債の残高は2,552億36百万円で前連結会計年度比で801億21百万円の増加となっておりま

す。当社における社債の新規発行による150億円の増加、長期借入金が505億38百万円の増加や繰延税金負債が当社が保

有する上場有価証券の含み益の増加の影響等により136億66百万円増加したことによるものです。

7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

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〔純資産の部〕

「資本金」は変らず、「資本剰余金」についても大きな変動はありません。「利益剰余金」は、当期純利益、配当金

等を加減した結果、1,424億26百万円となっており、前連結会計年度末比109億48百万円の増加となっております。「自

己株式」は23億7百万円となっております。「その他有価証券評価差額金」は、主に当社が保有する上場有価証券の含

み益の増加などにより108億80百万円となり、前連結会計年度末比78億4百万円の増加となっております。また、「為替

換算調整勘定」は、マイナス237億73百万円、少数株主持分は133億17百万円となっております。

これらの結果、純資産の部の合計は2,123億96百万円となり、前連結会計年度末比181億46百万円の増加となっており

ます。

なお、自己資本比率は32.3%と前連結会計年度末に比べ1.6ポイント低くなっております。

(2) キャッシュ・フローの分析

当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは税金等調整前当期純利益、減価償却費や売上債権・仕入債

務、たな卸資産の増減等により407億30百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは有形固定資産の取得による

支出、米国子会社が実施した買収による支出等により1,036億97百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは有

利子負債の増加に伴う収入等により560億48百万円の収入となりました。これらの結果現金及び現金同等物の当連結会計

年度末残高は237億23百万円となりました。

 

(3) 経営成績の分析

当連結会計年度における売上高は4,333億90百万円となり前連結会計年度に比べ623億55百万円の減収となっておりま

す。国内外で溶断機器・材料の減少が大きく、米国における特殊ガスも減少しており、その他の商品も全般的に減少し

ております。なお、海外連結子会社の損益計算書は期中平均レートで換算しております。USドルは前期のレートに比

べ、9円83銭の円高となった他、ユーロ、アジア通貨についても全般的に円高になっていることから、換算レートの差

によって、当期の売上高は125億円少なく表示されております。

売上原価は2,865億29百万円、販売費及び一般管理費は1,193億5百万円で以上の結果営業利益は275億56百万円とな

り、前連結会計年度比16億8百万円の減益となりました。

営業外収益は、前連結会計年度比4億79百万円増加の54億47百万円、営業外費用は前連結会計年度比2億38百万円減

少の59億44百万円、これにより経常利益は270億58百万円となり、前連結会計年度に比べて8億90百万円の減益となって

おります。

特別利益は、海外子会社において子会社株式・関係会社株式の売却を行ったこと、当社ならびに国内子会社において

保有資産の有効活用の検討を行った結果不動産の売却を行ったこと、当社が子会社と合併した際の受入益、当社が取引

先より受け取った補償金、海外子会社において計上していた貸倒引当金について戻入を行ったことなどにより27億71百

万円(前連結会計年度は6億55百万円)となりました。

特別損失は、当社ならびに国内子会社において計上した固定資産除却損、遊休地についての減損損失、環境対策費、

ゴルフ会員権評価損、当社において計上した投資等評価引当金繰入などにより16億38百万円(前連結会計年度は27億65

百万円)となりました。

これらの結果、経常利益から特別損益を加減した税金等調整前当期純利益は281億91百万円、税金費用と少数株主利益

を控除した当期純利益は157億48百万円となり、前連結会計年度比7億84百万円の減益となりました。

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設備投資については、主に既存設備の更新並びに合理化投資、研究開発投資を行い、ガス事業分野において、国内で

は、堺市堺区にガス生産設備ならびに特殊ガス生産設備を、海外では、米国においてガス生産設備ならびに子会社の取得

を行いました。  

これらの結果、当連結会計年度の設備投資額は383億円となりました。事業の種類別セグメント毎の内訳は、「ガス事

業」分野に324億円、「機器・装置事業」分野に58億円、「家庭用品他事業」分野に14億円となっております。

※設備投資額には無形固定資産を含みます。

 

(1)提出会社

第3【設備の状況】

1【設備投資等の概要】

2【主要な設備の状況】

事業所名 事業の種類別 セグメント

の名称 設備の内容

帳簿価額従業員数(人)

建物(百万円)

機械装置(百万円)

土地(百万円)(面積㎡)

リース 資産

(百万円)

その他 (百万円)

合計(百万円)

岩手ガスセンター (岩手県胆沢郡)

ガス事業 ガス生産設備 135 386 22

(16,530) - 11 557 2

会津ガスセンター (福島県会津若松市)

ガス事業 ガス生産設備 311 665 134

(28,339) - 30 1,142 3

北上ガスセンター

(岩手県北上市) ガス事業 ガス生産設備 160 560

484

(51,001)

[9,548]

- 6 1,212 1

美浦ガスセンター (茨城県稲敷郡美浦村)

ガス事業 ガス生産設備 48 213 132

(12,414) - 45 440 3

三重ガスセンター (三重県桑名市)

ガス事業 ガス生産設備 415 510 151

(30,907) - 30 1,107 1

幸田ガスセンター

(愛知県額田郡幸田町) ガス事業 ガス生産設備 89 187

387

(6,000) - 13 677 1

亀山ガスセンター

(三重県亀山市) ガス事業

特殊ガス生産設

備 830 475

[3,063] - 16 1,322  4

大阪パッケージガスセンター (堺市堺区)

ガス事業 ガス充填設備 547 155 191

(16,694) - 75 969

充填

委託

堺浜ファインガスセンター (堺市堺区)

ガス事業 特殊ガス生産設

備 4,701 6,208

[17,101] 1,286 504 12,700 6

周南工場 (山口県周南市)

ガス事業 ガス生産設備 133 1,181 50

(33,511) - 30 1,395

委託

運転

京浜事業所 (川崎市川崎区)

機器・装置

事業

ガス機器・機械

装置生産設備 1,016 295

1,764

(47,384) 44 234 3,355 260

本社

(東京都品川区) 統括管理業務 その他の設備 6,830 2,360

1,965

(75,241) 1,034 548 12,738 484

東北支社

(仙台市宮城野区) 販売業務 販売設備 230 1,164

10

(15,589) 12 48 1,466 56

北関東支社 (さいたま市大宮区)

販売業務 販売設備 1,251 1,208 1,305

(56,541) 6 229 4,000 75

川崎事業所(関東支社含む) (川崎市幸区)

販売業務等 販売設備 859 985 1,487

(23,015) 10 189 3,532 66

中部支社

(名古屋市中村区) 販売業務 販売設備 489 1,707

394

(38,785) 14 133 2,740 72

関西支社

(大阪市西区) 販売業務 販売設備 887 1,557

5,017

(55,623) 21 223 7,707 70

中四国支社 (広島市中区)

販売業務 販売設備 729 1,049 1,862

(71,223) 10 104 3,756 57

九州支社 (福岡市博多区)

販売業務 販売設備 499 3,594 440

(87,611) 20 92 4,646 62

山梨事業所

(山梨県北杜市) 研究開発 研究開発設備 413 180

815

(70,941) - 129 1,539 76

つくば事業所 (茨城県つくば市)

研究開発 研究開発設備 1,327 175 1,325

(38,310) - 181 3,009 51

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(2)国内子会社

 

会社名 事業所名

事業の種類別セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額 従業員数(人)

建物(百万円)

機械装置(百万円)

土地(百万円)(面積㎡)

リース 資産

(百万円)

その他 (百万円)

合計(百万円)

日酸TANAK

A㈱

本社及び埼玉工場 (埼玉県入間郡三芳町)

機器・装

置事業

ガス関連機器

生産設備 167 121

2,071

(13,835) 0 98 2,459 60

日酸TANAK

A㈱

長野工場 (長野県千曲市)

機器・装

置事業

ガス関連機器

生産設備 136 196

9(20,519)

19 64 426 89

㈱JFEサンソ

センター

福山工場 (広島県福山市)

ガス事業 ガス生産設備 143 2,294     

[59,546] 85 5 2,528 49

㈱JFEサンソ

センター

京浜工場 (川崎市川崎区)

ガス事業 ガス生産設備 146 3,567     

[50,000] 79 3 3,795 22

㈱千葉サンソセ

ンター

五井工場 (千葉県市原市)

ガス事業 ガス生産設備 70 313 18

(19,176) 940 2 1,345 27

㈱千葉サンソセ

ンター

袖ヶ浦工場 (千葉県袖ヶ浦市)

ガス事業 ガス生産設備 27 532 186

(28,959) 115 3 863 17

北陸液酸工業㈱ 富山第2工場 (富山県富山市)

ガス事業 ガス生産設備 122 335     

[7,920] - 19 477

委託

運転

日本炭酸瓦斯㈱ 都賀工場 (栃木県下都賀郡都賀町)

機器・装

置事業

ガス関連機器

生産設備 33 356

106

(29,163) 3 360 859 61

サーモス㈱ 新潟事業所 (新潟県燕市)

家庭用品

他事業

家庭用品生産

設備 1,409 286

372

(32,636) 1 69 2,139 119

新相模酸素㈱ 相模原工場 (相模原市中央区)

ガス事業 ガス生産設備 81 271 66

(16,946) 1 19 441 21

新相模酸素㈱ 小山工場 (栃木県小山市)

ガス事業 ガス生産設備 320 2,839 20

(13,622) - 60 3,240 21

ジャパンファイ

ンプロダクツ㈱

三重工場 (三重県伊賀市)

ガス事業 特殊ガス生産

設備 554 239

536

(44,830) 7 15 1,353 51

富士酸素㈱ 本社工場 (堺市西区)

ガス事業 ガス生産設備 237 615 181

(14,900) - 748 1,782 20

㈱亀山ガスセン

ター

本社工場 (三重県亀山市)

ガス事業 ガス生産設備 1,995 5,936     

[9,481] 1 109 8,042 17

新洋酸素㈱ 本社工場 (群馬県太田市)

ガス事業 ガス生産設備 197 738 165

(12,709) - 41 1,143 20

㈱ティーエムエ

アー

鹿島事業所 (茨城県神栖市)

ガス事業 ガス生産設備 304 1,221 688

(34,484) - 392 2,606 25

㈱ティーエムエ

アー

黒崎事業所 (福岡県北九州市)

ガス事業 ガス生産設備 292 1,563 -

[15,671] - 32 1,888 1

サーンテック㈱ 大阪支店 (堺市中区)

ガス事業 ガス生産設備 149 44 206

(20,412) - 56 456 27

大陽日酸エネル

ギー関東㈱

埼京支店 (埼玉県川口市)

ガス事業 ガス生産販売

設備 96 10

545

(3,400) - 31 684 18

日本液炭㈱ 関東支社 (東京都北区)

ガス事業 炭酸ガス生産

販売設備 574 448

555

(12,760) 48 126 1,754 95

日本液炭㈱ 関西支社  (大阪市北区)

ガス事業 炭酸ガス生産

販売設備 254 273

190

(10,133) 13 117 849 62

大陽日酸東関東

水戸製造所 (茨城県ひたちなか市)

ガス事業 ガス生産設備 186 688 330

(34,447) - 139 1,345 20

㈱クライオワン 本社工場  (堺市堺区)

機器・装

置事業 

ガス供給機器

生産設備 769 180

205

(17,951) 2 77 1,235 79

㈱ジャパンヘリ

ウムセンター

東京工場  (東京都青梅市)

ガス事業 ヘリウムガス

充填設備 164 29

559

(7,491) 0 6 761 7

㈱堺ガスセンタ

本社工場  (堺市堺区)

ガス事業 ガス生産設備 2,214 13,133     

[32,759] 3 2,522 17,873 17

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(3)在外子会社

(注)1.帳簿価額「その他」は、構築物、工具器具及び備品、車両運搬具であります。

なお、金額には消費税等を含んでおりません。

2.提出会社の本社・支社設備投資額には、それぞれに所属する社宅・寮及び営業所等の設備投資額を含んでお

ります。

3.国内子会社の㈱JFEサンソセンター、㈱千葉サンソセンター、新相模酸素㈱、ジャパンファインプロダク

ツ㈱、㈱クライオワンの設備には提出会社からの賃貸設備を含みます。

会社名 事業所名

事業の種類別セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額 従業員数(人)

建物(百万円)

機械装置(百万円)

土地(百万円) (面積㎡)

リース 資産

(百万円)

その他 (百万円)

合計(百万円)

Matheson Tri-

Gas, Inc.

ウェストパームビーチ工

場(フロリダ州) ガス事業 ガス生産設備 47 1,087

24

(36,968) - 4 1,164 10

Matheson Tri-

Gas, Inc.

アルバカーキ工場 (ニューメキシコ州)

ガス事業 ガス生産設備 13 886 62

(36,837) - 0 962 22

Matheson Tri-

Gas, Inc.

ヒューストンアベニュー

事業所(テキサス州) ガス事業 ガス充填設備 95 12

87

(27,830) - 190 386 51

Matheson Tri-

Gas, Inc.

スタフォード工場

(テキサス州) ガス事業 ガス生産設備 10 514

34

(19,725) - 94 653 5

Matheson Tri-

Gas, Inc.

ニューアーク工場 (カリフォルニア州)

ガス事業 特殊ガス生産

設備 314 90

62

(21,044) - 20 487 60

Matheson Tri-

Gas, Inc.

モントゴメリービル工場 (ペンシルバニア州)

機器・装

置事業

ガス関連機器

生産設備 0 11

[16,063] - 4 16 61

Matheson Tri-

Gas, Inc.

ニュージョンソンビル工

場(テネシー州) ガス事業

特殊ガス生産

設備 147 790

16

(97,123) - 11 966 42

Matheson Tri-

Gas, Inc.

ロングモント工場

(コロラド州) ガス事業

特殊ガス生産

設備 - 516

[44,389] - 522 1,038 52

Matheson Tri-

Gas, Inc.

アービング工場 (テキサス州)

ガス事業 ガス生産設備 1,833 32 93

(26,142) - 3 1,962 7

Matheson Tri-

Gas, Inc.

バッカビル工場 (カリフォルニア州)

ガス事業 ガス生産設備 1 42 55

(19,424) - 199 299 6

Matheson Tri-

Gas, Inc.

アーウィンデール工場

(カリフォルニア州) ガス事業 ガス生産設備 9 125

92

(24,781) - 312 539 5

Matheson Tri-

Gas, Inc. 

ワクサハチー工場

(テキサス州) ガス事業 ガス生産設備 35 1,128

[28,327] - 113 1,277 3

Matheson Tri-

Gas, Inc.

デライル工場 (ミシシッピ州)

ガス事業 ガス生産設備 6 1,656 -

[12,949] - 56 1,719 6

Matheson Tri-

Gas, Inc.

ウエストレイク工場 (ルイジアナ州)

ガス事業 ガス生産設備 36 1,547 34

(108,170) - 222 1,840 8

Matheson Tri-

Gas, Inc. 

サンアントニオ工場

(テキサス州) ガス事業 ガス生産設備 2 622

176

(20,756) - 96 898 2

Matheson Tri-

Gas, Inc. 

バーノン工場

(カリフォルニア州) ガス事業 ガス生産設備 53 3,165

[28,448] - 1 3,220 34

Linweld, Inc.  ウェイバリー工場 (ネブラスカ州)

ガス事業 ガス生産設備 302 1,506 64

(51,597) - 23 1,898 49

Linweld, Inc.  デモイン工場 (アイオワ州)

ガス事業 ガス生産設備 99 4,236 55

(44,389) - 10 4,400 3

Matheson Gas

Prodacts Korea,

Inc. 

アサン工場

(韓国 牙山市) ガス事業

特殊ガス生産

設備 1,323 772

421

(43,401) - 561 3,079 75

National Oxygen Private Limited

ナショナル・オキシジェ

ン(シンガポール) ガス事業 ガス生産設備 520 5,335

[23,774] - 353 6,209 150

Ingasco,

Incorporated

バタンガス工場 (フィリピン)

ガス事業 ガス生産設備 20 506 -

[37,592] - 413 939 74

Taiyo Nippon

Sanso

Philippines,Inc.

タナウアン工場

(フィリピン) ガス事業 ガス生産設備 213 1,590

[35,033] - 713 2,518 37

台湾大陽日酸股

份有限公司

台湾大陽日酸

(台湾) ガス事業 ガス生産設備 381 274

364

(12,451) - 20 1,041 67

Top Thermo Mfg.

(Malaysia) 

Sdn.Bhd.

トップサーモ

(マレーシア)

家庭用品

他事業

家庭用品生産

設備 296 346

117

(33,137) - 29 789 585

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4. [ ]書きは借地面積です。 

5.北上ガスセンターは、土地面積51,001㎡のうち9,548㎡が借地面積となっております。 

      (1)提出会社

(注)1.㈱JFEサンソセンター他の設備は提出会社からの貸与設備としての投資案件です。

2.上記のガス生産設備の完成により、下記のとおり生産能力が増加する予定です。

液化酸素    118千Nm3/月

液化窒素  2,725千Nm3/月

液化アルゴン 1,150千Nm3/月

酸素ガス           35,604千Nm3/月

窒素ガス       51,696千Nm3/月

3.所要資金に関しましては、自己資金・借入金等で賄う予定であります。

4.重要な設備の除却・売却の計画はありません。

5.上記の金額に、消費税等は含まれておりません。

   (2)国内子会社

(注)1.上記のガス生産設備の完成により、下記のとおり生産能力が増加する予定です。

酸素ガス        2,160千Nm3/月

窒素ガス      108,000千Nm3/月

ドライエアー      252,000千Nm3/月

2.所要資金に関しましては、全額借入金により賄います。

3.上記の金額に、消費税等は含まれておりません。

 (3)在外子会社 

(注)1.上記のガス生産設備の完成により、下記のとおり生産能力が増加する予定です。

液化酸素     4,176千Nm3/月

液化窒素       8,208千Nm3/月

液化アルゴン       165千Nm3/月

2.所要資金に関しましては、借入金等により賄います。

3.上記の金額に、消費税等は含まれておりません。

4.サンアントニオ工場に関しまして、完了予定年月を変更しております。

 

3【設備の新設、除却等の計画】

事業所名 事業の種類別 セグメントの名称 設備の内容

投資予定金額 着手及び完了予定年月

総額(百万円)

既支払額(百万円)

着手 完了

東北支社他6支社 ガス事業 酸素・窒素等製造設備(新

設・更新等) 3,492 34 平成21年12月 平成23年3月

東北支社他6支社 ガス事業 コールド・エバポレーター

等供給設備他新設・更新等 5,628 225 平成21年11月 平成23年3月

㈱JFEサンソセンター他 ガス事業他 貸与設備更新等 18,092 3,045 平成20年10月 平成23年6月

つくば事業所他 共通 製造ライン整備、その他研究

開発設備 1,540 1 平成21年10月 平成23年3月

会社名 事業所名 (所在地)

事業の種類別セグメントの

名称 設備の内容

投資予定金額 着手及び完了予定年月

総額(百万円)

既支払額(百万円) 着手 完了

㈱堺ガス

センター

本社工場

(堺市堺区) ガス事業 ガス生産設備 11,046 5,087 平成21年4月 平成23年9月

会社名 事業所名 (所在地)

事業の種類別セグメントの

名称 設備の内容

投資予定金額 着手及び完了予定年月

総額(百万円)

既支払額(百万円) 着手 完了

Matheson

Tri-Gas,Inc.

サンアントニオ工場

(米国テキサス州) ガス事業 ガス生産設備 5,108 4,829 平成19年12月 平成22年5月

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①【株式の総数】

 

②【発行済株式】

   

該当事項はありません。

 

平成22年2月1日以降の開始事業年度に係る有価証券報告書から適用されるため、記載事項はありません。

該当事項はありません。

 

 (注)1.「発行済株式総数増減数」の減少は株式を消却したことによるものです。

 

(注)1.自己株式3,141,382株は「個人その他」に3,141単元を、「単元未満株式の状況」に382株を含めて記載して

おります。

  2. 「その他の法人」及び「単元未満株式の状況」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が、それぞれ1単元

及び438株含まれております。

第4【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】

種類 発行可能株式総数(株)

普通株式 1,600,000,000

計 1,600,000,000

種類 事業年度末現在発行数

(株) (平成22年3月31日)

提出日現在発行数(株)(平成22年6月30日現在)

上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名

内容

普通株式 403,092,837 403,092,837東京証券取引所

(市場第一部)

単元株式数は

1,000株でありま

す。

計 403,092,837 403,092,837 - -

(2)【新株予約権等の状況】

(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

(4)【ライツプランの内容】

(5)【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日 発行済株式総数増減数

(千株)

発行済株式総数残高

(千株)

資本金増減額(百万円)

資本金残高(百万円)

資本準備金増減額 (百万円)

資本準備金残高(百万円)

平成18年4月1日~

平成19年3月31日

(注1)

△2,800 403,092 - 27,039 - 46,128

(6)【所有者別状況】

  平成22年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数1,000株)単元未満株式の状況(株) 政府及び地

方公共団体 金融機関 金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等個人その他 計

個人以外 個人

株主数(人) 1 82 63 555 324 7 23,489 24,521 -

所有株式数

(単元) 10 137,754 3,532 114,037 70,227 6 73,159 398,725 4,367,837

所有株式数の

割合(%) 0.00 34.55 0.89 28.60 17.61 0.00 18.35 100.00 -

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  (注)1.日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社及び日本マスタートラスト信託銀行株式会社の所有株式数

は、すべて信託業務に係るものであります。

  2.第一生命保険相互会社は、平成22年4月1日付で第一生命保険株式会社へ商号を変更しております。

 3.モルガン・スタンレー証券株式会社及びその共同保有者から平成21年12月4日付で、大量保有報告書の変

更報告書の写しの送付があり、平成21年7月31日現在で下記株数を保有している旨の報告を受けております

が、株主名簿の記載内容が確認できないため、当社として期末現在における実質所有株式数の確認ができま

せん。

なお、その大量保有報告書の変更報告書写しの内容は以下のとおりであります。

(7)【大株主の状況】

平成22年3月31日現在

氏名又は名称 住所所有株式数 (千株)

発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)

三菱化学株式会社 東京都港区芝4-14-1 60,947 15.12

JFEスチール株式会社 東京都千代田区内幸町2-2-3 25,254 6.26

大陽日酸取引先持株会 東京都品川区小山1-3-26 17,479 4.33

明治安田生命保険相互会社 東京都千代田区丸の内2-1-1 16,491 4.09

株式会社みずほコーポレート銀行 東京都千代田区丸の内1-3-3 14,484 3.59

日本トラスティ・サービス信託銀行

株式会社(信託口) 東京都中央区晴海1-8-11 11,838 2.93

日本マスタートラスト信託銀行株式

会社(信託口) 東京都港区浜松町2-11-3 10,198 2.52

第一生命保険相互会社 東京都千代田区有楽町1-13-1 10,037 2.48

農林中央金庫 東京都千代田区有楽町1-13-2 10,000 2.48

株式会社三菱東京UFJ銀行 東京都千代田区丸の内2-7-1 5,343 1.32

計 - 182,075 45.17

氏名又は名称 住所保有株券等の数

(千株) 株券等保有割合

(%)

モルガン・スタンレー証券株式会

社 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 540 0.13

モルガン・スタンレー・アンド・

カンパニー・インコーポレーテッ

米国ニューヨーク州 ニューヨー

ク市 ブロードウェイ 1585 818 0.20

モルガン・スタンレー・アンド・

カンパニー・インターナショナ

ル・ピーエルシー

英国ロンドン カナリーワーフ

カボット スクウエア 25 274 0.07

モルガン・スタンレー・インベス

トメント・マネジメント・リミテ

ッド

英国ロンドン カナリーワーフ

カボット スクウエア 25 18,122 4.50

  合 計   - 19,754 4.90

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 4.株式会社みずほコーポレート銀行及びその共同保有者から平成21年10月22日付で、大量保有報告書の変更

報告書の写しの送付があり、平成21年10月15日現在で下記株数を保有している旨の報告を受けております

が、株主名簿の記載内容が確認できないため、当社として期末現在における実質所有株式数の確認ができま

せんので、株式会社みずほコーポレート銀行を除き上記大株主の状況には含めておりません。

なお、その大量保有報告書の変更報告書写しの内容は以下のとおりであります。 

①【発行済株式】

(注)1.単元未満株式には、自己株式及び相互保有株式が下記のとおり含まれております。

自己株式382株、ニッキ株式会社259株、証券保管振替機構438株

2.「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が1,000株含まれております。ま

た、「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数1個が含まれております。

 

氏名又は名称 住所 保有株券等の数

(千株) 株券等保有割合

(%)

株式会社みずほコーポレート銀行 東京都千代田区丸の内1-3-

3  14,484 3.59

株式会社みずほ銀行  東京都千代田区内幸町1-1-

5  1,881 0.47

みずほ信託銀行株式会社 東京都中央区八重洲1-2-1  4,473 1.11

みずほインベスターズ証券株式会

東京都中央区日本橋蛎殻町2-

10-30  626 0.16

みずほ投信投資顧問株式会社 東京都港区三田3-5-27  1,325 0.33

新光投信株式会社 東京都中央区日本橋1-17-10    430 0.11

  合 計   -  23,219 5.76

(8)【議決権の状況】

  平成22年3月31日現在

区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容

無議決権株式 - - -

議決権制限株式(自己株式等) - - -

議決権制限株式(その他) - - -

完全議決権株式(自己株式等) 普通株式

3,838,000-

単元株式数は1,000株で

あります。

完全議決権株式(その他) 普通株式

394,887,000 394,887 同上

単元未満株式   普通株式

4,367,837-

1単元(1,000株)未満

の株式

発行済株式総数 403,092,837 - -

総株主の議決権 - 394,887 -

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②【自己株式等】

(注)「他人名義所有株式数」欄に記載しております株式の名義は全て「大陽日酸取引先持株会」(東京都品川区小

山1-3-26)であり、同会名義の株式のうち、各社の持分残高の単元部分を記載しております。

 

該当事項はありません。

 

  平成22年3月31日現在

所有者の氏名又は名称

所有者の住所 自己名義所有株式数

(株)

他人名義所有株式数

(株)

所有株式数の合計

(株)

発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)

大陽日酸㈱ 東京都品川区小山1-3

-26 3,141,000 - 3,141,000 0.78

幸栄運輸㈱ 宮城県多賀城市宮内2-

3-2 137,000 107,000 244,000 0.06

福興酸素㈱ 広島県呉市広白岳3-1

-52 28,000 93,000 121,000 0.03

宮崎酸素㈱ 宮崎県宮崎市祗園2-140

-1 40,000 60,000 100,000 0.02

ニッキ㈱ 広島県呉市広多賀谷3-

4-11 50,000 33,000 83,000 0.02

豊田ガスセンター

愛知県豊田市若林東町赤

池56-38 33,000 - 33,000 0.01

埼京日酸㈱ 埼玉県川口市青木3-5

-1 - 32,000 32,000 0.01

岡安産業㈱ 千葉県船橋市栄町1-6

-20 29,000 2,000 31,000 0.01

関東アセチレン工

業㈱ 群馬県渋川市中村1110 30,000 0 30,000 0.01

仙台日酸㈱ 宮城県多賀城市宮内2-

3-2 - 23,000 23,000 0.01

計 - 3,488,000 350,000 3,838,000 0.95

(9)【ストックオプション制度の内容】

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【株式の種類等】 会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得

 

(1)【株主総会決議による取得の状況】

該当事項はありません。

 

(2)【取締役会決議による取得の状況】

該当事項はありません。

 

(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

 (注)当期間における取得自己株式には、平成22年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取請求

による株式数は含まれておりません。

(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

 (注)1.当期間における単元未満株式の売渡請求による売渡には、平成22年6月1日から有価証券報告書提出日まで

の単元未満株式の売渡請求による株式数は含まれておりません。

     2.当期間における保有自己株式には、平成22年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取

請求及び単元未満株式の売渡請求による株式数は含まれておりません。

 

2【自己株式の取得等の状況】

区分 株式数(株) 価額の総額(円)

当事業年度における取得自己株式 88,305 82,592,147

当期間における取得自己株式  6,827 5,638,251

区分

当事業年度 当期間

株式数(株)処分価額の総額

(円) 株式数(株)

処分価額の総額(円)

引き受ける者の募集を行った取得自己株式 - - - -

消却の処分を行った取得自己株式 - - - -

合併、株式交換、会社分割に係る移転を行っ

た取得自己株式 - - - -

その他

(単元未満株式の売渡請求による売渡) 2,628 1,850,585 - -

保有自己株式数 3,141,382    - 3,148,209 -

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当社は、企業体質の充実・強化に向けた内部留保に意を用いつつ、事業展開を積極的に推進して業績の向上に努

め、株主の皆様のご要望にお応えしていきたいと考えております。

利益配分につきましては、中間と期末の年2回剰余金の配当を行うことを基本方針としております。これらの剰余

金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。

当事業年度の配当につきましては、上記方針に基づき1株当たり12円の配当(うち中間配当6円)を実施すること

を決定しました。内部留保資金の使途は国内外の設備投資資金等を予定しております。

当社は、会社法第454条第5項の規定により取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として中間配当をする

ことができる旨を定款に定めております。

なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。

 

(1)【 近5年間の事業年度別 高・ 低株価】

(注) 高・ 低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。

(2)【 近6月間の月別 高・ 低株価】

(注) 高・ 低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。

 

3【配当政策】

決議年月日 配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

平成21年11月13日

取締役会決議 2,399 6

平成22年6月29日

定時株主総会決議 2,399 6

4【株価の推移】

回次 第2期 第3期 第4期 第5期 第6期

決算年月 平成18年3月 平成19年3月 平成20年3月 平成21年3月 平成22年3月

高(円) 905 1,143 1,169 991 1,145

低(円) 531 820 763 495 625

月別 平成21年10月 11月 12月 平成22年1月 2月 3月

高(円) 1,119 1,071 1,062 1,006 918 920

低(円) 962 935 955 885 801 803

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5【役員の状況】

役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(千株)

代表取締役 取締役会長

  松枝 寛祐 昭和16年8月8日生

昭和40年4月 当社入社

平成5年6月 人事部長

 〃 6年6月 取締役  〃 7年6月 常務取締役  〃 13年6月 専務取締役

 〃 14年6月 代表取締役・専務取締役

 〃 15年4月 代表取締役・取締役副社長  〃 18年6月 代表取締役・取締役社長  〃 22年6月 代表取締役・取締役会長(現)

注3 88

代表取締役

取締役社長 川口 恭史  昭和27年9月27日生

昭和51年4月 三菱化成工業㈱(現三菱化学

㈱)入社

 〃 56年10月 大陽酸素㈱入社

 〃 59年11月   同社 社長室長  〃 60年6月   同社 取締役 平成元年6月   同社 常務取締役

 〃 4年6月   同社 専務取締役

 〃 7年4月 大陽東洋酸素㈱専務取締役  〃 9年6月   同社 代表取締役副社長  〃 12年6月   同社 代表取締役社長

 〃 13年6月   同社 代表取締役社長

高執行責任者(COO)  〃 16年10月 当社代表取締役・取締役副社長  〃 22年6月 代表取締役・取締役社長(現)

注3 850

代表取締役 取締役副社長

電子機材事業

本部長 原 文雄 昭和21年10月20日生

昭和44年4月 当社入社

平成10年7月 東北支社長

 〃 13年6月 執行役員  〃 16年6月 常務執行役員  〃 16年10月 上席常務執行役員

 〃 17年6月 常務取締役

 〃 19年6月 専務取締役  〃 22年6月 代表取締役・取締役副社長

(現)

注3 39

取締役 相談役

  於勢 好之輔  昭和7年1月19日生

昭和25年3月 大陽酸素㈱入社

 〃 43年2月   同社 営業一部長

 〃 45年5月   同社 取締役営業一部長  〃 49年5月   同社 常務取締役  〃 54年6月   同社 専務取締役

 〃 62年6月   同社 代表取締役副社長

平成2年11月   同社 代表取締役社長  〃 7年4月 大陽東洋酸素㈱

代表取締役社長

 〃 12年6月   同社 代表取締役会長

 〃 13年6月   同社 代表取締役会長

   高経営責任者(CEO)  〃 16年10月 当社代表取締役・取締役会長

 〃 18年6月 取締役・相談役(現)

注3 115

取締役

相談役   田口 博 昭和11年1月17日生

昭和33年4月 当社入社

 〃 57年5月 関係会社部長兼サンソセンター

業務室長  〃 60年9月 取締役

平成元年6月 常務取締役

 〃 7年6月 代表取締役・専務取締役  〃 11年6月 代表取締役・取締役社長  〃 18年6月 代表取締役・取締役会長

 〃 22年6月 取締役・相談役(現)

注3 85

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役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(千株)

専務取締役

技術本部長併

せて保安統括

責任者及び品

質保証統括責

任者、環境統

括責任者並び

に知的財産統

括責任者

山下 仁 昭和20年10月31日生

昭和43年4月 大陽酸素㈱入社

平成14年4月 大陽東洋酸素㈱

技術開発部長兼

技術管理部長

 〃 15年6月 同社 執行役員

 〃 16年6月 同社 常務執行役員  〃 16年10月 当社常務執行役員  〃 18年6月 常務取締役

 〃 20年6月 専務取締役(現)

注3 27

専務取締役

管理本部長併

せて財務報告

に係る内部統

制管理責任者

粕谷 顯一 昭和23年11月14日生

昭和46年4月 当社入社

平成12年4月 管理本部副本部長兼経理部長

 〃 13年6月 執行役員  〃 17年6月 常務執行役員  〃 18年6月 常務取締役

 〃 20年6月 専務取締役(現)

注3 20

専務取締役 人事部長 佐藤 敏男 昭和21年4月9日生

昭和46年4月 当社入社

平成13年4月 管理部門社長室長兼人事部長  〃 14年6月 執行役員  〃 17年6月 常務執行役員

 〃 20年6月 常務取締役

 〃 22年6月 専務取締役(現)

注3 22

専務取締役

オンサイト・

プラント事業

本部長兼オン

サイト事業部

長兼プラント

事業部長兼京

浜事業所長

田邉 信司 昭和25年3月13日生

昭和47年4月 当社入社 平成15年4月 事業部門プラントエンジ・建設

本部長兼ソリューション統括部

 〃 15年6月 執行役員  〃 18年6月 常務執行役員  〃 21年6月 常務取締役

 〃 22年6月 専務取締役(現)

注3 5

専務取締役 ガス事業本部

長 間 邦司 昭和24年10月21日生

昭和47年4月 当社入社

平成15年4月 事業部門中部支社長  〃 16年6月 執行役員  〃 19年6月 常務執行役員

 〃 21年6月 常務取締役

 〃 22年6月 専務取締役(現)

注3 28

専務取締役 業務本部長 丸山 忠重 昭和25年9月9日生

昭和48年4月 大陽酸素㈱入社 平成16年4月 大陽東洋酸素㈱ 大阪支社長  〃 16年6月 同社 執行役員

 〃 16年10月 当社執行役員

 〃 19年6月 常務執行役員  〃 21年6月 常務取締役  〃 22年6月 専務取締役(現)

注3 14

常務取締役 中国担当 伊藤 彬 昭和22年9月13日生

昭和42年10月 当社入社 平成14年4月 産業ガス事業部門ガス事業本部

副本部長

 〃 15年6月 執行役員

 〃 18年6月 常務執行役員  〃 20年6月 常務取締役(現)

注3 11

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役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(千株)

常務取締役 LPガス事業

本部長 山野 佳員 昭和25年8月28日生

昭和49年4月 大陽酸素㈱入社

平成16年4月 大陽東洋酸素㈱ 東京支社副支

社長  〃 16年6月 同社 執行役員

 〃 16年10月 当社執行役員

 〃 20年6月 常務執行役員  〃 22年6月 常務取締役(現)

注3 16

常務取締役 ガス事業本部

副本部長 谷野 正幸 昭和25年1月1日生

昭和43年4月 当社入社 平成17年6月 中四国支社長

 〃 17年6月 執行役員

 〃 20年6月 常務執行役員  〃 22年6月 常務取締役(現)

注3 12

常務取締役

総務本部長併

せて全社的内

部統制管理責

任者

市原 裕史郎 昭和26年11月13日生

昭和49年4月 当社入社 平成16年10月 秘書室長

 〃 17年6月 執行役員

 〃 20年6月 常務執行役員  〃 22年6月 常務取締役(現)

注3 14

常務取締役 電子機材事業

本部副本部長 天田 茂 昭和28年3月27日生

昭和50年4月 大陽酸素㈱入社 平成16年10月 当社電子機材事業本部副本部長

 〃 17年6月 執行役員

 〃 20年6月 常務執行役員  〃 22年6月 常務取締役(現)

注3 14

取締役   冨澤 龍一 昭和16年8月21日生

昭和40年4月 三菱化成工業㈱(現三菱化学

㈱)入社

平成8年6月 同社 取締役炭素アグリカン

パニー肥料無機事業部

長  〃 9年6月 同社 取締役医薬カンパニー

医薬事業部長

 〃 11年4月 同社 取締役医薬カンパニー

プレジデント  〃 11年6月 同社 常務執行役員

 〃 11年10月 三菱東京製薬㈱ 常務取締役

 〃 12年4月 同社 取締役社長  〃 13年10月 三菱ウェルファーマ㈱

取締役副社長

 〃 14年4月 三菱化学㈱ 副社長執行役員

 〃 14年6月   同社 代表取締役社長   〃 16年10月 当社取締役(現)  〃 17年10月 ㈱三菱ケミカルホールディング

ス 代表取締役社長

 〃 19年4月   同社 代表取締役会長  〃 21年4月   同社 取締役会長(現)

注3 -

取締役

マチソン・ト

ライガス・イ

ンク(米)会

長兼CEO

ウィリアム

・クロール 昭和19年11月29日生

平成12年11月 マチソン・トライガス・インク

(米)副社長

 〃 13年12月 マチソン・トライガス・インク

(米)社長兼CEO  〃 16年3月 マチソン・トライガス・インク

(米)会長兼社長兼CEO

 〃 16年6月 当社取締役(現)

 〃 17年1月 マチソン・トライガス・インク

(米)会長兼CEO  〃 19年12月 マチソン・トライガス・インク

(米)会長兼社長兼CEO

 〃 21年7月 マチソン・トライガス・インク

(米)会長兼CEO(現)

注3 -

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- 37 -

(注) 1.取締役 冨澤龍一氏は、会社法第2条第15号に定める「社外取締役」であります。

       2.監査役 清田啓一氏、小山 滋氏は、会社法第2条第16号に定める「社外監査役」であります。

 3.平成22年6月29日開催の定時株主総会の終結の時から1年間

 4.平成21年6月26日開催の定時株主総会の終結の時から4年間

 5.平成20年6月27日開催の定時株主総会の終結の時から4年間

6.当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第2項に定める補欠監

査役1名を選任しております。補欠監査役の略歴は次の通りであります。

(注)・任期満了前に退任した監査役の補欠として選任された監査役の任期は、退任した監査役の任期満了の時までで

あります。

・合田武氏は平成19年6月28日開催の定時株主総会で補欠監査役に選任され、その補欠監査役の選任に関する効

力の有する期間は選任時の定時株主総会終結の時から4年後の定時株主総会開始の時までとしております。

 

役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(千株)

常勤監査役    馬谷 成人 昭和25年1月15日生

昭和47年4月 ㈱富士銀行(現㈱みずほコーポ

レート銀行)入行 平成13年6月 同行 執行役員本店審議役

(グローバル企画部)

 〃 14年4月 みずほ証券㈱常務執行役員

 〃 15年6月 当社常勤監査役  〃 16年10月 業務本部海外事業統括部長  〃 17年6月 執行役員

 〃 19年6月 常務執行役員

 〃 21年6月 常勤監査役(現)

注4 30

常勤監査役    藤田 清 昭和25年2月22日生

昭和48年4月 当社入社 平成11年4月 管理本部総務部長  〃 16年10月 経営企画・総務本部法務・総務

部長

 〃 17年6月 常勤監査役(現)

注4 43

常勤監査役    清田 啓一 昭和23年7月25日生

昭和47年4月 ㈱富士銀行(現㈱みずほコーポ

レート銀行)入行 平成7年2月   同行 高松支店長

 〃 10年9月  同行 コーポレートアドバイ

ザリー営業部長  〃 13年5月 みずほ証券㈱  常務執行役員  〃 15年7月 千秋商事㈱ 常勤監査役

 〃 16年3月 ㈱エスアールエル 常勤監査役

 〃 19年6月 みずほ総合研究所㈱

常勤監査役  〃 20年6月 当社常勤監査役(現)

注5 8

常勤監査役    小山 滋 昭和22年5月19日生

昭和46年4月 三菱油化㈱(現三菱化学㈱)

入社

平成6年10月 同社 経理部経理グループ

グループマネージャー  〃 9年7月 同社 黒崎事業所総務人事部

グループマネージャー

 〃 11年1月 三菱化学エンジニアリング㈱

経理部長  〃 16年6月 日東化工㈱ 取締役

経営管理室長

 〃 20年6月 当社常勤監査役(現)

注5 7

        計   1,448

氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(千株)

合田 武 昭和18年1月14日生

昭和40年4月 日本鋼管㈱(現JFEスチール㈱)入社 平成10年4月 日本鋳鉄管㈱購買部長

 〃 14年6月 当社常勤監査役

 〃 17年6月 退任  〃 17年6月 ㈱ティーエムエアー常勤監査役  〃 21年6月 同社 非常勤顧問

(注) 12

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(1) コーポレート・ガバナンス体制の概要、当該体制を採用する理由及び内部統制システムの整備の状況等

  ① コーポレート・ガバナンス体制の概要、当該体制を採用する理由

取締役会は、的確な経営判断を可能とするため、社外取締役1名と社内取締役で構成されております。取締役

会は毎月1回定期に開催され、重要事項が全て付議されるとともに、業務執行状況についても報告されておりま

す。社外取締役は高い見識に基づく客観的な視点で、取締役会への助言および各取締役の業務執行の監督を行っ

ております。また、取締役会のほか、常勤取締役および関係執行役員で構成する経営会議を設置し、意思決定の

迅速化を図っております。

監査役は4名の常勤監査役のうち2名が社外監査役であり、社外監査役のうち1名は独立役員であります。監

査役は取締役会および経営会議へ出席し、取締役の業務執行を客観的な立場から監査するとともに、公正な視点

で意見の形成・表明を行っております。監査の実施にあたっては、会計監査人から監査計画、監査実施状況の報

告を受けるほか、内部監査を行う監査室から監査結果の報告を受けるなど、会計監査人および監査室とも連携し

て進めております。

更に、監査役による監査の実効性を確保するため、専任のスタッフによる監査役職務の支援のための監査役会

事務局を設置しております。

また、監査役会は、毎月1回定期に開催され、取締役会の意思決定および取締役の業務執行の妥当性ならびに

適正性を確保するための協議を行っております。

なお、当社は、新日本有限責任監査法人を会計監査人として選任しております。

以上のほか、当社は、大陽日酸グループ行動規範を制定し、当社グループ全体の遵法精神と企業倫理の向上を

目指すとともに、有効な内部統制システムを構築し、継続的な改善を図るため内部統制委員会を設置しておりま

す。内部統制委員会は、その分科会として、コンプライアンス部会、リスクアセスメント部会、技術リスクマネ

ジメント部会を組織し、それぞれが機能することにより、内部統制システムの定着を図っております。

コンプライアンス部会は、各事業部門の調査による当社グループの法令遵守状況が報告され、改善が必要な事

項につき協議されております。

リスクアセスメント部会は、当社グループの事業活動に伴う主要リスクを取り上げ、定量的・定性的に評価し

ております。

技術リスクマネジメント部会は、当社グループの事業活動に伴う固有の技術リスクを取り上げ、改善策の協議

を行っております。

当社は、上記の体制が、当社グループの事業特性および規模を考慮した 適なコーポレート・ガバナンス体制

であると考えており、本体制の継続的な改善・強化を図りながら、企業価値の向上を目指して参ります。

6【コーポレート・ガバナンスの状況等】

(1)【コーポレート・ガバナンスの状況】

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② 会社の機関・内部統制の関係を分かりやすく示す図表

   

  ③ 会社の機関の内容及び内部統制システムの整備の状況

取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他会社の業務の適正を確保する

ための体制についての決定内容の概要は以下のとおりであります。

 

  ③-1 取締役の職務執行に係る情報の保存及び管理に関する事項

総務本部を主管部署として文書管理規程を定め、これにより取締役の職務執行に係る文書を関連資料とともに

保存しております。保存担当部署及び保存期間は文書管理規程に定めております。

 

  ③-2 損失の危険の管理に関する規程その他の体制

全社横断的にリスクを管理する組織として、内部統制委員会にリスクアセスメント部会を設置して、当社グル

ープの保有するリスク状況を監視し、リスクカテゴリー部毎の責任部署を明確にするとともに、具体的な事案の

検証を通じて定期的にリスク管理体制の適切性をレビューしております。また、保安、安全、品質及び環境の4

分野を当社グループの経営上重点的にリスク管理すべき分野とし、これらを中心とする技術リスクのコントロー

ルのために技術本部を主管部署として技術リスク管理規程を制定するとともに、内部統制委員会に技術リスクマ

ネジメント部会を設置しております。

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  ③-3 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

職務権限規程、組織規程に基づき適正かつ効率的に職務の執行が行われる体制を整備しております。具体的に

は、業務執行部門に事業本部制を導入することにより、業務執行の迅速化を図っております。

また、期首に部門毎に数値目標を設定し、この目標達成に向けて各部門が実施すべき具体的な取り組み方法を

各担当取締役が定めるとともに、四半期毎に目標の達成状況をチェックすることにより業務の効率性を確保して

おります。さらに、速やかな経営判断を可能にするため、取締役会以外に経営会議、代表権者会議等の意思決定

機関を設置し、これを定期的に開催しております。

 

  ③-4 取締役及び使用人の職務の執行が法令・定款に適合することを確保するための体制

当社グループの全役職員を対象として法令、企業倫理、社内規程の遵守の観点から適切な日常行動の指針とす

べく「大陽日酸グループ行動規範」を制定しております。また、その徹底を図るために内部統制委員会にコンプ

ライアンス部会を設置するとともに、コンプライアンス・ヘルプラインを設けて違法、不当の疑いが持たれる行

為が発見された場合には直ちに相談できる体制を構築し、これにより内部情報の確保に努めております。

一方、技術本部に技術監査部、社長直轄の組織として監査室をそれぞれ設置し、グループ全体の業務に関し、

法令及び社内規程からの逸脱をチェックする体制を構築しております。

 

  ③-5 企業集団における業務の適正を確保するための体制

関係会社管理規程を制定し、各グループ会社別に主管部署を明確にするとともに、各グループ会社は一定事項

につき事前に主管部署に承認を求め、または報告することを義務付けております。

また、当社の役職員を子会社への派遣役員として選任することにより、監視監督機能の実効性を確保しており

ます。

 

  ③-6 財務報告の適正を確保するための体制

当社グループの財務報告を適正に行うために、管理本部を責任部署として現行の業務プロセスが適正に機能す

 ることを検証するとともに必要な是正を行い、当社の「内部統制報告制度」として平成20年4月1日より運用を

     開始しております。

 

③-7 監査役がその補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する体制

監査役会の職務を補助する組織として、取締役の指揮命令から独立した監査役会事務局を設置し、専属のスタ

ッフを配置しております。

 

  ③-8 前号の使用人の取締役からの独立性に関する事項

前号の監査役会事務局スタッフの取締役からの独立性を確保するために、当該スタッフの人事異動に際して

は、監査役会の意見を尊重しております。

 

  ③-9 取締役及び使用人が監査役に報告するための体制、その他の監査役への報告に関する体制 

監査役会と取締役は定期的に会合を開催し、情報の共有に努めるとともに、取締役及び使用人は、法定の事項

に加え、次の事項を遅滞なく監査役会に報告しております。

  1)全社に影響を及ぼす重要事項に関して取締役が決定した内容

       2)担当部署が行う内部監査の結果

       3)コンプライアンス・ヘルプラインへの通報状況のうち、経営に重要な影響を及ぼす事項

       4)大陽日酸グループ行動規範に違反する事項のうち、経営に重要な影響を及ぼす事項

       5)品質不良、製品欠陥に関する事項のうち、経営に重要な影響を及ぼす事項

 

  ③-10 その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制

監査役会は、内部監査担当部署と連係するとともに、会計監査人を監督し、会計監査人の取締役からの独立性

を確保するため、会計監査人の監査計画について事前に報告を受領し、定期的に監査結果の報告を受けるなど密

接に連絡関係を維持しております。

 

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  ④ 内部監査及び監査役監査の状況

内部監査につきましては、社長直轄の独立した内部監査部署として監査室(6名)を設置して、年度計画に基

づき当社及び関係会社の業務執行に関する監査を実施し、また、技術本部に技術監査部(5名)を設置して保

安、品質、環境に関する監査を実施しております。

監査役監査につきましては、4名の常勤監査役(内、社外監査役2名)が、監査役会が定めた監査方針並びに

年度計画に従って、取締役会その他の重要会議への出席、取締役からの職務執行状況聴取、重要な決裁書類等の

閲覧、重要子会社の往査等を実施して、取締役の職務執行の適法性・妥当性を確認しております。尚、スタッフ

2名を配した監査役会事務局を設置し、監査役監査を補助しております。

監査役会は、会計監査人と年4回以上の定期的会合や、適宜必要に応じて意見交換を実施するほか、会計監査

人の期中監査に帯同し、その監査実施状況を把握しております。また、監査役会は、監査室から内部監査実施の

都度、監査結果の報告を受けて内部統制の整備状況・機能状況を確認するとともに、内部統制委員会へ出席し、

当社グループの法令遵守状況および主要リスクの評価につき、意見の表明を行っております。ならびに、技術監

査部から監査結果を聴取して保安や品質などの管理状況を確認しております。

財務及び会計に関する相当程度の知見につきましては、馬谷成人氏、清田啓一氏および小山滋氏は、以下のと

おり、財務および会計に関する相当程度の知見を有しております。

監査役馬谷成人氏は、金融機関における長年の経験を有し、財務および会計に関する相当程度の知見を有して

おります。

監査役清田啓一氏は、金融機関における長年の経験を有し、財務および会計に関する相当程度の知見を有して

おります。

監査役小山滋氏は、化学会社における経理部門での経理経験を有し、財務および会計に関する相当程度の知見

を有しております。

当社は、監査役清田啓一氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ており

ます。

 

  ⑤ 会計監査の状況

当社の会計監査を執行した公認会計士は、大石 曉、池内基明、丸山高雄の3氏で、いずれも新日本有限責任

監査法人に所属する指定有限責任社員業務執行社員です。また、監査補助者は公認会計士11名、その他15名であ

ります。(注)その他15名の内訳は公認会計士試験合格者等であります。 

  ⑥ 社外取締役及び社外監査役との関係

当社の社外取締役は1名、社外監査役は2名であります。

社外取締役は、㈱三菱ケミカルホールディングス取締役会長の冨澤龍一氏であります。また、社外監査役は、

元㈱富士銀行(現㈱みずほコーポレート銀行)営業部長の清田啓一氏、元日東化工㈱取締役の小山滋氏でありま

す。当社は、いずれの会社とも、社外取締役・社外監査役が直接利害関係を有する取引を行っておりません。

当社は、社外取締役には高い見識に基づく客観的な視点で、取締役会への助言および各取締役の業務執行の監

督を行う役割を期待しており、社外監査役には取締役会および経営会議へ出席し、取締役の業務執行を客観的な

立場から監査するとともに、公正な視点での意見の形成・表明を行う役割を期待しております。

また、社外取締役および社外監査役の候補者の選任にあたっては、上記の役割を十分に果たすことが可能な人

格、能力を有することを判断基準としております。

さらに、当社における現在の社外取締役および社外監査役の選任状況は、当社グループの事業特性および規模

を考慮したコーポレート・ガバナンス体制を構成する上で 適な状況であると考えております。

なお、監査の実施にあたっては、会計監査人から監査計画、監査実施状況の報告を受けるほか、内部監査を行

う監査室から監査結果の報告を受けるなど、会計監査人および監査室とも連携して進めております。

当社は、当社グループ全体の遵法精神と企業倫理の向上を目指すとともに、有効な内部統制システムを構築

し、継続的な改善を図るため内部統制委員会を設置しておりますが、社外監査役は当該委員会へ出席し、当社グ

ループの法令遵守状況および主要リスクの評価につき、意見の表明を行っております。 

(2) リスク管理体制の整備の状況

当社グループはコンプライアンス体制の整備のほか、各種高圧ガスを中核商品とする事業の性格上、保安、品

質等の技術リスクへの対応が不可欠であり、下記のとおりの管理体制を実施しております。

 

  ① コンプライアンスへの対応

企業が永続・発展するためにはコンプライアンス体制の整備は不可欠と認識しており、当社では内部統制委員

会(コンプライアンス部会)を設置するとともに内部通報システムとして「大陽日酸グループヘルプライン」を

設置しております。コンプライアンス対策は組織やシステムを整備するとともに、会社としての取り組み姿勢を

社員に周知徹底することが重要でありますので、重要会議での経営トップの注意喚起など機会を捉えてコンプラ

イアンス経営の浸透に取り組んでおります。  

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② 技術リスクへの対応

当社グループでは保安、品質等への対応は、会社の信用維持の面はもとより製品安定供給の源でありますので

ガスビジネスの 優先課題として取り組んでおります。また、この問題は国内外のグループ会社も含めて対応す

る必要があり、全社的かつ組織的に対応する必要がありますので、次のような体制を整えグループをあげて取り

組んでおります。 

・当社グループ全体の保安、品質等の諸問題に関する 高審議機関として内部統制委員会(技術リスクマネジメ

ント部会)を設置。同委員会では経営トップのほか関連グループ会社のトップも出席のうえ年度方針及び分野

毎の重点課題等を審議・決定しております。

・上記委員会の決定事項は分野毎に「保安管理推進会議」「環境管理推進会議」「品質・製品安全管理推進会

議」「知的財産管理推進会議」の4つの会議を設置のうえ部門毎に責任者を定めて取り組んでおります。 

 

(3) 役員報酬等

① 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

(注)1.取締役の支給額には、使用人兼務取締役の使用人分の給与は含まれておりません。 

2.上記報酬には、当事業年度中に退任した取締役3名および監査役1名に支給した報酬等が含まれておりま

す。

    3.上記のほか、平成19年6月28日開催の第3回定時株主総会決議に基づく役員退職慰労引当金制度廃止に伴

う打ち切り支給により、当事業年度中に退任した取締役3名に対し86百万円および、監査役1名に対し10

百万円を支払っております。

 

② 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針の内容及び決定方法

取締役および監査役の報酬等は株主総会の決議により、取締役全員および監査役全員それぞれの報酬限度額を

決定しております。各取締役の報酬額は、取締役会の一任を受けた取締役社長が当社の定める一定の基準に基づ

き決定し、各監査役の報酬額は、監査役の協議により決定いたします。

取締役の報酬は、役位による「基本月例報酬」と前期の業績と増益率や前期配当に連動した「業績連動報酬」

「配当連動報酬」によって構成され、各人の支給額に反映しております。

監査役の報酬は、「基本月例報酬」と前期配当に連動した「配当連動報酬」によって構成され、各人の支給額

に反映しております。

(4) 取締役の定数

当社の取締役は20名以内とする旨定款に定めております。 

(5) 取締役の選任の決議要件

当社は、取締役の選任決議について、株主総会において議決権を行使することができる株主の3分の1以上を

有する株主が出席し、その議決権の過半数を持って選任する。ならびに累積投票によらないものとする旨定款に

定めております。

(6) 中間配当の取締役会決議

当社は、株主への機動的な利益還元を行うため、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によっ

て、毎年9月30日を基準日として中間配当を行うことができる旨定款に定めております。

(7) 取締役会決議における自己株式の取得

当社は、自己の株式の取得について、経済情勢の変化に対応して財務政策等の経営諸施策を機動的に遂行する

ことを可能とするため、会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会の決議によって市場取引等により自己の

株式を取得することが出来る旨を定款で定めております。

(8) 株主総会の特別決議要件

当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主

の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款で定めております。これ

は、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とする

ものであります。

役員区分  報酬等の総額

(百万円)

報酬等の種類別の総額(百万円) 対象となる

役員の員数

(人) 基本報酬

ストック

オプション 賞与 退職慰労金

 取締役

(社外取締役を除く) 744 744 - - - 18

 監査役

(社外監査役を除く) 58 58 - - - 3

 社外役員 61 61 - - - 3

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(9) 新株予約権無償割当ての決定機関

当社は、新株の無償割当てに関する事項については、取締役会の決議によるほか、株主総会の決議、または株

主総会の決議による委任に基づく取締役会の決議により決定する旨を会社法第278条第3項但書に基づき定款で定

めております。これは、買収防衛策として新株予約権の無償割当てを行うに当たっては取締役会決議のみをもっ

て行うのではなく、株主の皆様の意思に基づいて行うことを目的とするものであります。

(10) 株式の保有状況

① 投資株式のうち保有目的が純投資目的以外の目的であるものの銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額

145銘柄 42,689百万円

  ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の銘柄、株式数、貸借対照表計上額及び保有目的

銘柄 株式数(株)貸借対照表計上額

(百万円) 保有目的

JFEホールディングス㈱  4,845,070  18,241 取引関係の維持・強化のため

㈱三菱ケミカルホールディングス  10,421,509  4,981 取引関係の維持・強化のため

エア・ウォーター㈱  3,067,685  3,282 取引関係の維持・強化のため

㈱山武  840,000  1,836 取引関係の維持・強化のため

高圧ガス工業㈱  3,023,000  1,677 取引関係の維持・強化のため

東京建物㈱  2,540,081  853 取引関係の維持・強化のため

小池酸素工業㈱  2,668,912  717 取引関係の維持・強化のため

㈱みずほフィナンシャルグループ  3,808,000  704 財務・総務・経理業務円滑化のため

イビデン㈱  200,000  644 取引関係の維持・強化のため

東亞合成㈱  1,480,000  587 取引関係の維持・強化のため

三菱電機㈱  600,000  515 取引関係の維持・強化のため

三菱商事㈱  181,000  443 取引関係の維持・強化のため

㈱三菱UFJフィナンシャル・グル

ープ  708,950  347 財務・総務・経理業務円滑化のため

東邦アセチレン㈱  3,450,000  341 取引関係の維持・強化のため

日本金属工業㈱  1,834,678  278 取引関係の維持・強化のため

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①【監査公認会計士等に対する報酬の内容】

(注)上記の監査報酬に、消費税等は含まれておりません。

 

②【その他重要な報酬の内容】

 (前連結会計年度)

当社の連結子会社であるTop Thermo Mfg.(Malaysia)Sdn.Bhd.他2社は、当社の監査公認会計士等と同一のネ

ットワークに属している監査法人(Ernst&Youngグループ)に対して、3百万円の監査証明業務に基づく報酬を支

払っております。

 (当連結会計年度)

  当社の連結子会社であるTop Thermo Mfg.(Malaysia)Sdn.Bhd.他2社は、当社の監査公認会計士等と同一のネ

ットワークに属している監査法人(Ernst&Youngグループ)に対して、3百万円の監査証明業務に基づく報酬を支

払っております。

 

③【監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容】

 (前連結会計年度)

該当事項はありません。

 (当連結会計年度)

当社は、会計監査人に対して、公認会計士法第2条第1項の業務以外の業務である「コンフォートレター作成

業務」を委託しております。

 

④【監査報酬の決定方針】

当社は、監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針を特に定めておりませんが、公認会計士監査人数並び

に監査時間(工数)を考慮し監査報酬を決定しております。

 

(2)【監査報酬の内容等】

区分

前連結会計年度 当連結会計年度

監査証明業務に基づく報酬(百万円)

非監査業務に基づく報酬(百万円)

監査証明業務に基づく報酬(百万円)

非監査業務に基づく報酬(百万円)

提出会社 80 - 80 2

連結子会社 31 - 30 -

計 111 - 110 2

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1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。

以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。

なお、前連結会計年度(自平成20年4月1日 至平成21年3月31日)は、改正前の連結財務諸表規則に基づき、

当連結会計年度(自平成21年4月1日 至平成22年3月31日)は、改正後の連結財務諸表規則に基づいて作成して

おります。

 

(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下

「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

なお、前事業年度(自平成20年4月1日 至平成21年3月31日)は、改正前の財務諸表等規則に基づき、当事業

年度(自平成21年4月1日 至平成22年3月31日)は、改正後の財務諸表等規則に基づいて作成しております。

 

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、前連結会計年度(自平成20年4月1日 至平成21年

3月31日)の連結財務諸表及び前事業年度(自平成20年4月1日 至平成21年3月31日)の財務諸表並びに当連結会

計年度(自平成21年4月1日 至平成22年3月31日)の連結財務諸表及び当事業年度(自平成21年4月1日 至平成

22年3月31日)の財務諸表について、新日本有限責任監査法人により監査を受けております。

 

3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内

容を適切に把握し、連結財務諸表等を適正に作成することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準

機構へ加入しております。

また、公益財団法人財務会計基準機構の行うセミナー等に参加しております。

第5【経理の状況】

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1【連結財務諸表等】 (1)【連結財務諸表】 ①【連結貸借対照表】

(単位:百万円)

前連結会計年度 (平成21年3月31日)

当連結会計年度 (平成22年3月31日)

資産の部

流動資産

現金及び預金 29,208 24,029

受取手形及び売掛金 116,977 127,687

商品及び製品 18,108 16,227

仕掛品 17,803 12,474

原材料及び貯蔵品 8,597 7,353

繰延税金資産 6,012 6,359

その他 10,966 12,158

貸倒引当金 △1,771 △976

流動資産合計 205,904 205,313

固定資産

有形固定資産

建物及び構築物(純額) 47,729 55,851

機械装置及び運搬具(純額) ※8 88,716 ※8 112,539

土地 37,082 38,798

リース資産(純額) 3,900 5,068

建設仮勘定 38,550 21,456

その他(純額) 17,852 26,248

有形固定資産合計 ※1, ※4 233,831 ※1, ※4 259,963

無形固定資産

のれん 22,285 47,441

その他 8,665 20,772

無形固定資産合計 30,950 68,214

投資その他の資産

投資有価証券 ※3, ※4 43,930 ※3, ※4 62,178

長期貸付金 651 2,921

前払年金費用 12,518 11,230

繰延税金資産 2,501 2,248

その他 ※3 6,753 ※3 7,780

投資等評価引当金 △1,430 △1,357

貸倒引当金 △1,258 △1,278

投資その他の資産合計 63,664 83,724

固定資産合計 328,446 411,902

資産合計 534,350 617,215

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(単位:百万円)

前連結会計年度 (平成21年3月31日)

当連結会計年度 (平成22年3月31日)

負債の部

流動負債

支払手形及び買掛金 ※4 81,236 ※4 67,926

短期借入金 ※4 34,495 ※4 47,429

1年内償還予定の社債 15,000 -

未払法人税等 6,162 7,051

引当金 ※2 2,848 ※2 2,743

その他 25,242 24,431

流動負債合計 164,985 149,583

固定負債

社債 25,000 40,000

長期借入金 ※4, ※9 110,659 ※4, ※9 161,197

リース債務 8,556 8,957

繰延税金負債 18,639 32,305

退職給付引当金 3,960 3,796

執行役員退職慰労引当金 410 436

役員退職慰労引当金 936 819

負ののれん 1,718 1,181

その他 5,234 6,541

固定負債合計 175,115 255,236

負債合計 340,100 404,819

純資産の部

株主資本

資本金 27,039 27,039

資本剰余金 44,910 44,910

利益剰余金 131,478 142,426

自己株式 △2,181 △2,307

株主資本合計 201,247 212,068

評価・換算差額等

その他有価証券評価差額金 3,076 10,880

繰延ヘッジ損益 △111 27

為替換算調整勘定 △23,011 △23,773

その他包括損失累計額 △163 △124

評価・換算差額等合計 △20,209 △12,990

少数株主持分 13,212 13,317

純資産合計 194,250 212,396

負債純資産合計 534,350 617,215

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- 48 -

②【連結損益計算書】

(単位:百万円)

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

売上高 495,746 433,390

売上原価 343,905 286,529

売上総利益 151,841 146,861

販売費及び一般管理費 ※1, ※2 122,676 ※1, ※2 119,305

営業利益 29,164 27,556

営業外収益

受取利息 209 152

受取配当金 1,104 776

負ののれん償却額 667 750

持分法による投資利益 1,333 1,385

その他 1,653 2,381

営業外収益合計 4,967 5,447

営業外費用

支払利息 3,504 4,352

固定資産除却損 400 515

為替差損 824 -

その他 1,453 1,076

営業外費用合計 6,182 5,944

経常利益 27,948 27,058

特別利益

投資有価証券売却益 9 -

子会社株式売却益 - 1,225

関係会社株式売却益 9 49

固定資産売却益 ※3 354 ※3 151

抱合せ株式消滅差益 - 332

ゴルフ会員権売却益 2 -

投資等評価引当金繰戻益 - 32

受取補償金 - 264

貸倒引当金戻入額 278 716

特別利益合計 655 2,771

特別損失

固定資産除売却損 ※4 516 ※4 631

子会社株式売却損 - 18

投資有価証券評価損 209 1

減損損失 ※5 141 ※5 570

投資等評価引当金繰入額 450 240

ゴルフ会員権評価損 81 68

退職給付制度改定損 333 -

早期割増退職金 311 -

貸倒引当金繰入額 722 -

環境対策費 - 108

特別損失合計 2,765 1,638

税金等調整前当期純利益 25,839 28,191

法人税、住民税及び事業税 12,332 11,155

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- 49 -

(単位:百万円)

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日

至 平成22年3月31日)

法人税等調整額 △4,089 146

法人税等合計 8,243 11,301

少数株主利益 1,062 1,142

当期純利益 16,533 15,748

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③【連結株主資本等変動計算書】

(単位:百万円)

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日

至 平成22年3月31日)

株主資本

資本金

前期末残高 27,039 27,039

当期変動額

当期変動額合計 - -

当期末残高 27,039 27,039

資本剰余金

前期末残高 44,911 44,910

当期変動額

自己株式の処分 △0 0

当期変動額合計 △0 0

当期末残高 44,910 44,910

利益剰余金

前期末残高 124,392 131,478

在外子会社の会計処理の変更に伴う増減 △4,506 -

当期変動額

剰余金の配当 △2,415 △2,400

剰余金の配当(中間配当) △2,415 △2,399

当期純利益 16,533 15,748

新規連結に伴う剰余金の減少額 △99 -

合併による減少 △10 -

当期変動額合計 11,591 10,948

当期末残高 131,478 142,426

自己株式

前期末残高 △362 △2,181

当期変動額

持分法の適用範囲の変動 - △40

自己株式の取得 △1,854 △100

自己株式の処分 35 14

当期変動額合計 △1,819 △126

当期末残高 △2,181 △2,307

株主資本合計

前期末残高 195,982 201,247

在外子会社の会計処理の変更に伴う増減 △4,506 -

当期変動額

剰余金の配当 △2,415 △2,400

剰余金の配当(中間配当) △2,415 △2,399

当期純利益 16,533 15,748

持分法の適用範囲の変動 - △40

自己株式の取得 △1,854 △100

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(単位:百万円)

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

自己株式の処分 34 14

新規連結に伴う剰余金の減少額 △99 -

合併による減少 △10 -

当期変動額合計 9,772 10,821

当期末残高 201,247 212,068

評価・換算差額等

その他有価証券評価差額金

前期末残高 12,839 3,076

当期変動額

株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △9,762 7,804

当期変動額合計 △9,762 7,804

当期末残高 3,076 10,880

繰延ヘッジ損益

前期末残高 △194 △111

当期変動額

株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 83 139

当期変動額合計 83 139

当期末残高 △111 27

為替換算調整勘定

前期末残高 △4,769 △23,011

当期変動額

株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △18,242 △762

当期変動額合計 △18,242 △762

当期末残高 △23,011 △23,773

その他包括損失累計額

前期末残高 △161 △163

当期変動額

株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △2 38

当期変動額合計 △2 38

当期末残高 △163 △124

評価・換算差額等合計

前期末残高 7,714 △20,209

当期変動額

株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △27,923 7,219

当期変動額合計 △27,923 7,219

当期末残高 △20,209 △12,990

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(単位:百万円)

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日

至 平成22年3月31日)

少数株主持分

前期末残高 14,117 13,212

当期変動額

株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △904 104

当期変動額合計 △904 104

当期末残高 13,212 13,317

純資産合計

前期末残高 217,813 194,250

在外子会社の会計処理の変更に伴う増減 △4,506 -

当期変動額

剰余金の配当 △2,415 △2,400

剰余金の配当(中間配当) △2,415 △2,399

当期純利益 16,533 15,748

持分法の適用範囲の変動 - △40

自己株式の取得 △1,854 △100

自己株式の処分 34 14

新規連結に伴う剰余金の減少額 △99 -

合併による減少 △10 -

株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △28,828 7,324

当期変動額合計 △19,056 18,146

当期末残高 194,250 212,396

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 53 -

④【連結キャッシュ・フロー計算書】

(単位:百万円)

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

税金等調整前当期純利益 25,839 28,191

減価償却費 28,339 30,143

減損損失 141 570

のれん償却額 1,961 3,153

受取利息及び受取配当金 △1,313 △929

支払利息 3,504 4,352

持分法による投資損益(△は益) △1,333 △1,385

固定資産除売却損益(△は益) 527 941

投資有価証券売却損益(△は益) △19 △1,275

子会社株式売却損益(△は益) - 18

抱合せ株式消滅差損益(△は益) - △332

売上債権の増減額(△は増加) 18,962 △8,517

未収入金の増減額(△は増加) 470 △78

前渡金の増減額(△は増加) 1,006 △337

たな卸資産の増減額(△は増加) △4,970 11,420

仕入債務の増減額(△は減少) △6,225 △14,918

未払費用の増減額(△は減少) △1,519 △1,934

前受金の増減額(△は減少) 503 664

退職給付引当金の増減額(△は減少) 273 △170

前払年金費用の増減額(△は増加) 670 1,287

その他 2,011 3,873

小計 68,828 54,736

利息及び配当金の受取額 1,767 1,353

利息の支払額 △3,541 △4,315

法人税等の支払額 △15,141 △11,043

営業活動によるキャッシュ・フロー 51,912 40,730

投資活動によるキャッシュ・フロー

定期預金の預入による支出 △313 △154

定期預金の払戻による収入 481 291

有形固定資産の取得による支出 △58,703 △40,830

有形固定資産の売却による収入 1,000 576

無形固定資産の取得による支出 △1,426 △160

投資有価証券の取得による支出 △5,833 △4,685

投資有価証券の売却による収入 102 1,229

資産買収による支出 △5,425 ※3 △2,137

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

- ※2 △56,100

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入

- ※4 1,547

貸付けによる支出 △30 △2,622

その他 48 △651

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(単位:百万円)

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日

至 平成22年3月31日)

投資活動によるキャッシュ・フロー △70,100 △103,697

財務活動によるキャッシュ・フロー

短期借入金の純増減額(△は減少) 10,136 △6,516

コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少) △4,000 △1,000

長期借入れによる収入 57,875 81,345

長期借入金の返済による支出 △22,172 △10,986

社債の発行による収入 - 15,000

社債の償還による支出 - △15,000

リース債務の返済による支出 △990 △1,444

自己株式の取得による支出 △1,852 △82

自己株式の売却による収入 74 2

配当金の支払額 △4,831 △4,800

少数株主への配当金の支払額 △280 △469

財務活動によるキャッシュ・フロー 33,960 56,048

現金及び現金同等物に係る換算差額 △499 1,674

現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 15,273 △5,243

現金及び現金同等物の期首残高 12,709 28,776

連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 777 108

非連結子会社との合併に伴う現金及び現金同等物の増加額

15 82

現金及び現金同等物の期末残高 ※1 28,776 ※1 23,723

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

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【連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項】

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

1.連結の範囲に関する事項

当社は子会社のうち71社を連結しております。主要な

子会社の名称は、「第1 企業の概況 4 関係会社の

状況」に記載してあるため省略しております。 

大陽日酸(中国)投資有限公司、大連長興島大陽日酸

気体有限公司は新たに設立したため、当連結会計年度に

おいて連結の範囲に含めました。

重要性の観点から、刈谷酸素㈱、大陽日酸エネルギー

関東㈱を当連結会計年度において連結の範囲に含めまし

た。なお、大陽日酸エネルギー関東㈱は3月に非連結子

会社の㈲日興配送センター及び㈱水戸エルピージーセン

ターと合併をしました。

Welders Equipment I,Ltd.、Bryan Oxygen Ltd.は連

結子会社のMatheson Tri-Gas,Inc.と合併したことに伴

い当連結会計年度より連結の範囲から除きました。

なお、秋田液酸工業㈱他70社の非連結子会社の総資

産、売上高、当期純損益及び利益剰余金等のうち持分に

見合う額は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼ

しておりません。

1.連結の範囲に関する事項

当社は子会社のうち70社を連結しております。主要な

子会社の名称は、「第1 企業の概況 4 関係会社の

状況」に記載してあるため省略しております。 

Valley National Gases WV L.L.C.、VNG Propane

L.L.C.は新たに子会社となったため、当連結会計年度に

おいて連結の範囲に含めました。

重要性の観点から、ティアイメディカル㈱を当連結会

計年度において連結の範囲に含めました。

Tri-Gas Technologiesは、株式を売却したことにより

当連結会計年度より連結の範囲から除きました。

Polar Cryogenics,Inc.、Five Star Gas & Gear,Inc.

は連結子会社のMatheson Tri-Gas,Inc.と、ニチゴー日

興㈱は連結子会社のサーンテック㈱と合併したことに伴

い当連結会計年度より連結の範囲から除きました。

The Thermos Companyは社名をTKK USA Inc.に変更し

ております。

なお、秋田液酸工業㈱他88社の非連結子会社の総資

産、売上高、当期純損益及び利益剰余金等のうち持分に

見合う額は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼ

しておりません。

2.持分法の適用に関する事項

(1)非連結子会社並びに関連会社のうち㈱大分サンソセ

ンター他28社について持分法を適用しております。

2.持分法の適用に関する事項

(1)非連結子会社並びに関連会社のうち㈱大分サンソセ

ンター他25社について持分法を適用しております。

重要性の観点から宮崎酸素㈱及びAPMTG Helium

L.L.C.を当連結会計年度より新たに持分法適用会社と

しました。

Linde Nippon Sanso GmbH & CO.KG、Linde Nippon

Sanso Verwaltungs GmbH、Linde Nippon Sanso GmbH

(Austria)、Linde Nippon Sanso B.V.、Linde Nippon

Sanso S.L.は、株式を売却したことに伴い、当連結会

計年度より持分法適用の範囲から除きました。

Thermos Limited Liability Companyは社名をThe

Thermos Companyに変更しております。

(2)適用外の非連結子会社(秋田液酸工業㈱他70社)及

び関連会社(長野液酸工業㈱他100社)の当期純損益

及び利益剰余金等のうち持分に見合う額は、それぞれ

連結損益及び利益剰余金等に重要な影響を与えていま

せんので、これらの会社に対する投資について持分法

を適用しておりません。

(2)適用外の非連結子会社(秋田液酸工業㈱他87社)及

び関連会社(長野液酸工業㈱他98社)の当期純損益及

び利益剰余金等のうち持分に見合う額は、それぞれ連

結損益及び利益剰余金等に重要な影響を与えていませ

んので、これらの会社に対する投資について持分法を

適用しておりません。

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- 56 -

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社の決算日は次のとおりであります。

12月31日:㈱いわきサンソセンター、第一開明㈱、サ

ーンテック㈱、在外連結子会社28社

1月31日:函館酸素㈱

3月31日:上記以外の連結子会社39社

連結子会社の決算日と連結決算日との差異は3ヵ月以

内であります。ただし、平成21年1月1日から連結決算

日平成21年3月31日までの期間に発生した重要な取引に

ついては、連結上必要な調整を行っております。

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社の決算日は次のとおりであります。

12月31日:㈱いわきサンソセンター、第一開明㈱、サ

ーンテック㈱、在外連結子会社27社

1月31日:函館酸素㈱

3月31日:上記以外の連結子会社39社

連結子会社の決算日と連結決算日との差異は3ヵ月以

内であります。ただし、平成22年1月1日から連結決算

日平成22年3月31日までの期間に発生した重要な取引に

ついては、連結上必要な調整を行っております。

4.会計処理基準に関する事項

(1)重要な資産の評価基準及び評価方法

① 有価証券

その他有価証券

時価のあるもの

…決算日の市場価格等に基づく時価法(評価

差額は全部純資産直入法により処理し、売

却原価は移動平均法により算定)

4.会計処理基準に関する事項

(1)重要な資産の評価基準及び評価方法

① 有価証券

その他有価証券

時価のあるもの

同左

時価のないもの

…移動平均法による原価法

時価のないもの

同左

② たな卸資産

当社及び国内連結子会社は主として総平均法、個

別法、移動平均法による原価法(貸借対照表価額は

収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算

定)を、在外連結子会社は主として先入先出法によ

る低価法を採用しております。

(会計方針の変更)

通常の販売目的で保有するたな卸資産について

は、従来、主として総平均法、個別法、移動平均法

による原価法によっておりましたが、当連結会計年

度より「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業

会計基準第9号 平成18年7月5日)が適用された

ことに伴い、主として総平均法、個別法、移動平均

法による原価法(貸借対照表価額については収益性

の低下に基づく簿価切下げの方法)により算定して

おります。この変更による損益への影響は軽微であ

ります。なお、セグメント情報に与える影響は、当

該箇所に記載しております。

② たな卸資産

同左

──────

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- 57 -

 

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産(リース資産を除く)

当社及び国内連結子会社

…賃貸用機械及び装置の一部については定額

法、その他の有形固定資産については定率法

を採用しております。ただし、平成10年4月

1日以降に取得した建物(附属設備を除く)

については、定額法を採用しております。

当社の賃貸用建物・構築物の耐用年数の一部

については賃貸期間を採用しております。

なお、主な耐用年数は以下のとおりでありま

す。

(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産(リース資産を除く)

当社及び国内連結子会社

同左

 

建物 3~50年

機械装置 4~15年

 

(追加情報)

平成20年度税制改正における減価償却年数変更に伴

う影響

当社及び国内連結子会社は、平成20年度の法人税法

の改正を契機に機械装置の耐用年数について見直しを

行った結果、当連結会計年度よりこれらを反映した耐

用年数に変更しております。この結果、当連結会計年

度の営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益

がそれぞれ1,907百万円減少しております。なお、セ

グメント情報に与える影響は、当該箇所に記載してお

ります。

──────

在外連結子会社

…主として定額法を採用しております。

在外連結子会社

同左

② 無形固定資産(リース資産を除く)

当社及び国内連結子会社

…定額法を採用しております。のれんについて

は、5年間で均等償却しております。ソフト

ウェア(自社利用)については、社内におけ

る見込利用可能期間(5年)に基づく定額法

を採用しております。

② 無形固定資産(リース資産を除く)

当社及び国内連結子会社

同左

在外連結子会社

…米国の連結子会社は、米国財務会計基準審議

会基準書第142号「のれん及びその他の無形

固定資産」を適用しております。

在外連結子会社

同左

③ リース資産

当社及び国内連結子会社 

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とす

る定額法を採用しております。

なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引

のうち、リース取引開始日が平成20年3月31日以

前のリース取引については、通常の賃貸借取引に

係る方法に準じた会計処理によっております。 

③ リース資産

当社及び国内連結子会社 

同左

(3)重要な引当金の計上基準

① 投資等評価引当金

投融資額を適正に表示するため、関係会社等の資

産内容等を勘案し計上しております。

(3)重要な引当金の計上基準

① 投資等評価引当金

同左

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前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

② 貸倒引当金

売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一

般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権

等特定の債権については個別に回収可能性を勘案

し、回収不能見込額を計上しております。

② 貸倒引当金

同左

③ 完成工事補償引当金

機械装置及び機器製品に対する補償工事費に備える

ため、機械装置及び機器製品の前1年間の出荷額を基

準として 近の補償実績値に基づき計上しておりま

す。

③ 完成工事補償引当金

同左

④ 工事損失引当金

受注工事の損失発生に備えるため、当連結会計年度

末手持ちの受注工事のうち損失発生が見込まれ、かつ

金額を合理的に見積もることができる工事について、

損失見積り額を計上しております。

④ 工事損失引当金

同左

⑤ 賞与引当金

国内連結子会社は、従業員に対して支給する賞与

の支出に充てるため、支給見込額に基づき計上して

おります。

⑤ 賞与引当金

同左

⑥ 役員賞与引当金

一部国内連結子会社は役員賞与の支出に備えて、

当連結会計年度における支給見込額に基づき計上し

ております。

⑥ 役員賞与引当金

同左

⑦ 退職給付引当金

従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度

末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基

づき計上しております。

会計基準変更時差異については、退職給付信託設

定後の残額を原則として15年による按分額で費用処

理しております。

数理計算上の差異については、各連結会計年度の

発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一

定年数(12~16年)による定額法により按分した額

をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理する

こととしております。 

また、過去勤務債務(債務の減額)は、発生時に

おける従業員の平均残存勤務期間以内の一定年数

(13~16年)で按分した額を発生年度より退職給付

費用の中の控除項目として処理しております。

⑦ 退職給付引当金

同左

(会計方針の変更)

当連結会計年度より、「「退職給付に係る会計基準」

の一部改正(その3)」(企業会計基準第19号 平成20

年7月31日)を適用しております。

なお、これによる営業利益、経常利益及び税金等調整

前当期純利益に与える影響はありません。

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- 59 -

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

⑧ 役員退職慰労引当金

一部の国内連結子会社は、役員退職慰労金の支給に

備えるため、内規による期末要支給額を引当計上して

おります。

⑧ 役員退職慰労引当金

同左

⑨ 執行役員退職慰労引当金

当社並びに一部の国内連結子会社は、執行役員の退

職慰労金の支給に備えるため、内規による期末要支給

額を引当計上しております。

⑨ 執行役員退職慰労引当金

同左

(4) ──────

(4) 重要な収益及び費用の計上基準

完成工事高及び完成工事原価の計上基準

当連結会計年度末までの進捗部分について成果の確

実性が認められる工事については工事進行基準(工事

の進捗率の見積りは原価比例法)を、その他の工事に

ついては工事完成基準を適用しております。

(会計方針の変更)

  請負工事に係る収益の計上基準については、従来、

請負金額1,000百万円以上かつ工期1年超の工事につ

いては工事進行基準を、その他の工事については工事

完成基準を適用しておりましたが、「工事契約に関す

る会計基準」(企業会計基準第15号 平成19年12月27

日)及び「工事契約に関する会計基準の適用指針」

(企業会計基準適用指針第18号 平成19年12月27日)

を当連結会計年度から適用し、当連結会計年度に着手

した工事契約から、当連結会計年度末までの進捗部分

について成果の確実性が認められる工事については工

事進行基準(工事の進捗率の見積りは原価比例法)

を、その他の工事については工事完成基準を適用して

おります。これによる売上高、売上総利益、営業利

益、経常利益及び税金等調整前当期純利益に与える影

響はありません。

(5)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の

基準

外貨建金銭債権債務は、為替予約を付しているもの

以外は決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換

算差額は損益として処理しております。なお、在外連

結子会社の資産及び負債は、決算日の直物為替相場に

より円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場によ

り円貨に換算し、為替差額は純資産の部における為替

換算調整勘定及び少数株主持分に含めております。

(5)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の

基準

同左

(6)重要なヘッジ会計の方法

① ヘッジ会計の方法

ヘッジ会計の要件を満たす為替予約のうち、外貨

建金銭債権債務については振当処理を採用し、予定

取引については繰延ヘッジ処理を採用しておりま

す。

通貨スワップについては繰延ヘッジ処理を採用し

ております。

金利スワップについては特例処理の条件を充たし

ている場合には特例処理を採用しております。

(6)重要なヘッジ会計の方法

① ヘッジ会計の方法

同左

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- 60 -

 

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

② ヘッジ手段とヘッジ対象 ② ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段 ヘッジ対象

為替予約 外貨建取引

通貨スワップ 外貨建長期借入金

金利スワップ 長期借入金等

同左

③ ヘッジ方針

為替予約は外貨建取引に係る将来の受取・支払に

ついて為替変動リスクを回避するために、通貨スワ

ップは外貨建長期借入金の為替変動リスクを回避す

るために、金利スワップは、長期借入金等の支払利

息を固定化するために行っております。

③ ヘッジ方針

同左

④ ヘッジ有効性評価の方法

為替予約は外貨建取引ごとに個々に為替予約を付

しているため、また通貨スワップ・金利スワップに

ついてはヘッジ手段とヘッジ対象の重要な条件が同

一であり、かつ、ヘッジ開始時及びその後も継続し

て為替変動またはキャッシュ・フロー変動を完全に

相殺するものと想定することができるため、ヘッジ

有効性の判定は省略しております。

④ ヘッジ有効性評価の方法

同左

(7)その他連結財務諸表作成のための基本となる重要な

事項

消費税等の会計処理について

消費税等の会計処理は、税抜方式によっておりま

す。

(7)その他連結財務諸表作成のための基本となる重要な

事項

消費税等の会計処理について

同左

5.連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項

連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時

価評価法を採用しております。

5.連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項

同左

6.のれん及び負ののれんの償却に関する事項

のれんの償却については、その効果の発現する期間

の見積もりが可能な場合にはその見積もり年数で均等

償却し、僅少なものについては一括償却しておりま

す。

6.のれん及び負ののれんの償却に関する事項

同左

7.連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可

能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか

負わない取得日から3ヵ月以内に償還期限の到来する短

期投資からなっております。

7.連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

同左

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- 61 -

 

 

【連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更】

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

(連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理)

当連結会計年度より、「連結財務諸表作成における在外

子会社の会計処理に関する当面の取扱い」(実務対応報告

第18号 平成18年5月17日)を適用し、連結決算上必要な

修正を行っております。この修正において、期首の利益剰

余金が4,506百万円減少しております。また、この結果、

営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益は、それ

ぞれ1,420百万円減少しております。なお、セグメント情

報に与える影響は、当該箇所に記載しております。

――――――

(リース取引に関する会計基準の適用)

所有権移転外ファイナンス・リース取引については、従

来、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっ

ておりましたが、当連結会計年度より「リース取引に関す

る会計基準」(企業会計基準第13号(平成5年6月17日

(企業会計審議会第一部会)、平成19年3月30日改正))

及び「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企業会

計基準適用指針第16号(平成6年1月18日(日本公認会計

士協会 会計制度委員会)、平成19年3月30日改正))を

適用し、通常の売買取引に係る方法に準じた会計処理によ

っております。

なお、リース取引開始日が適用初年度開始前の所有権移

転外ファイナンス・リース取引については、引き続き通常

の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を適用しており

ます。

この変更による総資産への影響は3,900百万円の増加、

損益への影響は軽微であります。なお、セグメント情報に

与える影響は、当該箇所に記載しております。

――――――

【表示方法の変更】

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

 (連結貸借対照表)

「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等

の一部を改正する内閣府令」(平成20年8月7日 内閣府

令第50号)が適用となることに伴い、前連結会計年度にお

いて、「たな卸資産」として掲記されていたものは、当連

結会計年度から「商品及び製品」「仕掛品」「原材料及び

貯蔵品」に区分掲記しております。なお、前連結会計年度

の「たな卸資産」に含まれる「商品及び製品」「仕掛品」

「原材料及び貯蔵品」は、それぞれ21,187百万円、14,596

百万円、5,689百万円であります。 

 (連結損益計算書)

前連結会計年度において、 営業外収益の「その他」に

含めて表示しておりました「為替差損」は、当連結会計年

度において金額的重要性が増した為、区分掲記しました。

なお、前連結会計年度に含まれていた「為替差損」は102

百万円であります。

――――――

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- 62 -

 

【注記事項】

(連結貸借対照表関係)

前連結会計年度

(平成21年3月31日)

当連結会計年度

(平成22年3月31日)

※1.有形固定資産の減価償却累計額 338,497百万円 ※1.有形固定資産の減価償却累計額 百万円356,239

※2.引当金は、完成工事補償引当金、工事損失引当金、

賞与引当金、役員賞与引当金であります。

※2.引当金は、完成工事補償引当金、工事損失引当金、

賞与引当金、役員賞与引当金であります。

※3.非連結子会社及び関連会社に対するものは次のとお

りであります。

※3.非連結子会社及び関連会社に対するものは次のとお

りであります。

投資有価証券(株式) 12,596百万円

その他(出資金) 3,182 〃

投資有価証券(株式) 百万円16,077

その他(出資金) 〃 2,283

※4.担保に供している資産並びに担保付債務は次のとお

りであります。

※4.担保に供している資産並びに担保付債務は次のとお

りであります。

上記のうち( )内書は工場財団抵当並びに当該債

務を示しております。

担保資産  

建物    550百万円(  203百万円)

構築物 16 〃 (  14 〃 )

機械装置     521 〃 (  453 〃 )

工具器具備品     955 〃               

土地       432 〃 (  213 〃 )

その他 699 〃

      3,176  〃  (  883  〃 )

担保付債務  

短期借入金        72百万円(  54百万円)

長期借入金  697 〃 (    7 〃 )

買掛金  136 〃

       906 〃 ( 62 〃 )

上記のうち( )内書は工場財団抵当並びに当該債

務を示しております。

担保資産  

建物     百万円(   百万円)490 191

構築物 〃 (   〃 )12 10

機械装置 〃 (   〃 )372 371

工具器具備品 〃               752

土地 〃 (   〃 )431 213

その他 〃 51

         〃  (     〃 )2,110 786

担保付債務  

短期借入金     百万円(   百万円)136 7

長期借入金 〃               714

買掛金 〃 307

  〃 ( 〃 )1,158 7

5.偶発債務

連結会社以外の下記会社に対して銀行借入等の債務

保証を行っております。

5.偶発債務

連結会社以外の下記会社に対して銀行借入等の債務

保証を行っております。

八幡共同液酸㈱      2,450百万円

国際炭酸㈱         2,082 〃

SKC airgas,Inc.  679 〃

秋田液酸工業㈱  604 〃

サーン日炭㈱  586 〃

その他19社         2,812 〃

          9,214 〃

八幡共同液酸㈱       百万円2,000

国際炭酸㈱          〃 1,802

SKC airgas,Inc. 〃 792

秋田液酸工業㈱ 〃 493

サーン日炭㈱ 〃 476

その他19社          〃 2,878

           〃 8,442

上記金額には、共同出資者による再保証785百万円

が含まれております。

また、上記金額には、保証予約等1,058百万円が含

まれております。

上記金額には、共同出資者による再保証 百万円

が含まれております。

また、上記金額には、保証予約等 百万円が含ま

れております。

649

777

6.売掛金の債権流動化による譲渡高 10,280百万円

受取手形の債権流動化による譲渡高  7,726百万円

6.売掛金の債権流動化による譲渡高 百万円2,800

受取手形の債権流動化による譲渡高   百万円2,327

7.受取手形割引高    20百万円 7. ――――――

※8.国庫補助金による圧縮額  

機械装置 411百万円

※8.国庫補助金による圧縮額  

機械装置 百万円411

※9.財務制限条項

(1)当社の株式会社三菱東京UFJ銀行を主幹事とするシ

ンジケートローン契約(契約日平成18年9月26日、借

入金残高2,000百万円)には、下記財務制限条項が付

されており、当該条項に抵触した場合は、本契約上

のすべての債務について期限の利益を喪失する可能

性があります。

※9.財務制限条項

(1)当社の株式会社三菱東京UFJ銀行を主幹事とするシ

ンジケートローン契約(契約日平成18年9月26日、借

入金残高 百万円)には、下記財務制限条項が付

されており、当該条項に抵触した場合は、本契約上

のすべての債務について期限の利益を喪失する可能

性があります。

2,000

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 63 -

 

前連結会計年度

(平成21年3月31日)

当連結会計年度

(平成22年3月31日)

①各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表の純資産の部の金額を、当該決算期の直前

の決算期の末日または2006年3月に終了する決算期

の末日における単体の貸借対照表の純資産の部の金

額(但し、2006年3月に終了する決算期の末日にお

ける借入人の単体の貸借対照表については、資本の

部の金額に「新株予約権」及び「繰延ヘッジ損益」

の合計金額を加えた金額)のいずれか大きい方の

75%の金額以上に維持する。

①各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表の純資産の部の金額を、当該決算期の直前

の決算期の末日または2006年3月に終了する決算期

の末日における単体の貸借対照表の純資産の部の金

額(但し、2006年3月に終了する決算期の末日にお

ける借入人の単体の貸借対照表については、資本の

部の金額に「新株予約権」及び「繰延ヘッジ損益」

の合計金額を加えた金額)のいずれか大きい方の

%の金額以上に維持する。

75

②各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期

の直前の決算期の末日または2006年3月に終了する

決算期の末日における連結貸借対照表の純資産の部

の金額(但し、2006年3月に終了する決算期の末日

における借入人の連結の貸借対照表については、資

本の部の金額に「新株予約権」、「少数株主持分」

及び「繰延ヘッジ損益」の合計金額を加えた金額)

のいずれか大きい方の75%の金額以上に維持する。

②各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期

の直前の決算期の末日または2006年3月に終了する

決算期の末日における連結貸借対照表の純資産の部

の金額(但し、2006年3月に終了する決算期の末日

における借入人の連結の貸借対照表については、資

本の部の金額に「新株予約権」、「少数株主持分」

及び「繰延ヘッジ損益」の合計金額を加えた金額)

のいずれか大きい方の %の金額以上に維持する。 75

③各年度の決算期にかかる単体並びに連結損益計算書

上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常

損失を計上しない。

③各年度の決算期にかかる単体並びに連結損益計算書

上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常

損失を計上しない。

(2)当社の株式会社みずほコーポレート銀行を主幹事と

するシンジケートローン契約(契約日平成18年9月

26日、借入金残高1,000百万円)には、下記財務制限

条項が付されており、当該条項に抵触した場合は、

本契約上のすべての債務について期限の利益を喪失

する可能性があります。

(2)当社の株式会社みずほコーポレート銀行を主幹事と

するシンジケートローン契約(契約日平成18年9月

26日、借入金残高 百万円)には、下記財務制限

条項が付されており、当該条項に抵触した場合は、

本契約上のすべての債務について期限の利益を喪失

する可能性があります。

1,000

①各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部から繰延ヘッジ損益、

新株予約権及び少数株主持分を控除した金額を前年

同期比75%以上に維持する。

①各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部から繰延ヘッジ損益、

新株予約権及び少数株主持分を控除した金額を前年

同期比 %以上に維持する。 75

②各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表における純資産の部から繰延ヘッジ損益及

び新株予約権を控除した金額を前年同期比75%以上

に維持する。

②各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表における純資産の部から繰延ヘッジ損益及

び新株予約権を控除した金額を前年同期比 %以上

に維持する。

75

③有価証券報告書中の連結のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

③有価証券報告書中の連結のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

④有価証券報告書中の単体のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

④有価証券報告書中の単体のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

(3)当社の株式会社三菱東京UFJ銀行を主幹事とするシ

ンジケートローン契約(契約日平成19年9月13日、借

入金残高2,000百万円)には、下記財務制限条項が付

されており、当該条項に抵触した場合は、本契約上

のすべての債務について期限の利益を喪失する可能

性があります。

(3)当社の株式会社三菱東京UFJ銀行を主幹事とするシ

ンジケートローン契約(契約日平成19年9月13日、借

入金残高 百万円)には、下記財務制限条項が付

されており、当該条項に抵触した場合は、本契約上

のすべての債務について期限の利益を喪失する可能

性があります。

2,000

①各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表の純資産の部の金額を、当該決算期の直前

の決算期の末日または2007年3月に終了する決算期

の末日における単体の貸借対照表の純資産の部の金

額のいずれか大きい方の75%の金額以上に維持す

る。

①各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表の純資産の部の金額を、当該決算期の直前

の決算期の末日または2007年3月に終了する決算期

の末日における単体の貸借対照表の純資産の部の金

額のいずれか大きい方の %の金額以上に維持す

る。

75

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 64 -

 

前連結会計年度

(平成21年3月31日)

当連結会計年度

(平成22年3月31日)

②各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期

の直前の決算期の末日または2007年3月に終了する

決算期の末日における連結貸借対照表の純資産の部

の金額のいずれか大きい方の75%の金額以上に維持

する。

②各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期

の直前の決算期の末日または2007年3月に終了する

決算期の末日における連結貸借対照表の純資産の部

の金額のいずれか大きい方の %の金額以上に維持

する。

75

③各年度の決算期にかかる単体並びに連結損益計算書

上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常

損失を計上しない。

③各年度の決算期にかかる単体並びに連結損益計算書

上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常

損失を計上しない。

(4)当社の株式会社みずほコーポレート銀行を主幹事と

するシンジケートローン契約(契約日平成19年9月

13日、借入金残高2,000百万円)には、下記財務制限

条項が付されており、当該条項に抵触した場合は、

本契約上のすべての債務について期限の利益を喪失

する可能性があります。

(4)当社の株式会社みずほコーポレート銀行を主幹事と

するシンジケートローン契約(契約日平成19年9月

13日、借入金残高 百万円)には、下記財務制限

条項が付されており、当該条項に抵触した場合は、

本契約上のすべての債務について期限の利益を喪失

する可能性があります。

2,000

①各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を前年同期比

75%以上に維持する。

①各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を前年同期比

%以上に維持する。

75

②各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表における純資産の部の金額を前年同期比

75%以上に維持する。

②各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表における純資産の部の金額を前年同期比

%以上に維持する。

75

③有価証券報告書中の連結のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

③有価証券報告書中の連結のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

④有価証券報告書中の単体のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

④有価証券報告書中の単体のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

(5)当社の株式会社三菱東京UFJ銀行を主幹事とするシ

ンジケートローン契約(契約日平成21年3月26日、借

入金残高6,000百万円)には、下記財務制限条項が付

されており、当該条項に抵触した場合は、本契約上

のすべての債務について期限の利益を喪失する可能

性があります。

(5)当社の株式会社三菱東京UFJ銀行を主幹事とするシ

ンジケートローン契約(契約日平成21年3月26日、借

入金残高 百万円)には、下記財務制限条項が付

されており、当該条項に抵触した場合は、本契約上

のすべての債務について期限の利益を喪失する可能

性があります。

6,000

①各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表の純資産の部の金額を、当該決算期の直前

の決算期の末日または2008年3月に終了する決算期

の末日における単体の貸借対照表の純資産の部の金

額のいずれか大きい方の75%の金額以上に維持す

る。

①各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表の純資産の部の金額を、当該決算期の直前

の決算期の末日または2008年3月に終了する決算期

の末日における単体の貸借対照表の純資産の部の金

額のいずれか大きい方の %の金額以上に維持す

る。

75

②各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期

の直前の決算期の末日または2008年3月に終了する

決算期の末日における連結貸借対照表の純資産の部

の金額のいずれか大きい方の75%の金額以上に維持

する。

②各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期

の直前の決算期の末日または2008年3月に終了する

決算期の末日における連結貸借対照表の純資産の部

の金額のいずれか大きい方の %の金額以上に維持

する。

75

③各年度の決算期にかかる単体並びに連結損益計算書

上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常

損失を計上しない。

③各年度の決算期にかかる単体並びに連結損益計算書

上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常

損失を計上しない。

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 65 -

 

前連結会計年度

(平成21年3月31日)

当連結会計年度

(平成22年3月31日)

(6)当社の株式会社みずほコーポレート銀行を主幹事と

するシンジケートローン契約(契約日平成21年3月

27日、借入金残高12,000百万円)には、下記財務制

限条項が付されており、当該条項に抵触した場合

は、本契約上のすべての債務について期限の利益を

喪失する可能性があります。

(6)当社の株式会社みずほコーポレート銀行を主幹事と

するシンジケートローン契約(契約日平成21年3月

27日、借入金残高 百万円)には、下記財務制

限条項が付されており、当該条項に抵触した場合

は、本契約上のすべての債務について期限の利益を

喪失する可能性があります。

12,000

①各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を前年同期比

75%以上に維持する。

①各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を前年同期比

%以上に維持する。

75

②有価証券報告書中の連結のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

②有価証券報告書中の連結のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

(7)当社の株式会社みずほコーポレート銀行を主幹事と

するシンジケートローン契約(契約日平成21年9月

10日、借入残高 百万円)には、下記財務制限

条項が付されており、当該条項に抵触した場合は、

本契約上のすべての債務について期限の利益を喪失

する可能性があります。

①各年度の決算期及び第2四半期の末日における連結

の貸借対照表における純資産の部の金額を前年同期

比 %以上に維持する。

②有価証券報告書中の連結のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

10,300

75

(8)当社の株式会社日本政策金融公庫(国際協力銀行)

との金銭消費貸借契約(契約日平成21年9月15日、

借入残高 百万円)には、下記財務制限条項が

付されており、当該条項に抵触した場合は、本契約

上のすべての債務について期限の利益を喪失する可

能性があります。

①各年度の決算期および中間期の末日における連結の

貸借対照表における純資産の部の金額を前年同期比

%以上に維持する。

②有価証券報告書中の連結のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

14,700

75

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 66 -

 

(連結損益計算書関係)

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

※1.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は

次のとおりであります。

※1.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は

次のとおりであります。

販売運賃荷造費    25,546百万円

完成工事補償引当金繰入額 496 〃

減価償却費 11,308 〃

給料手当等  39,580 〃

賞与引当金繰入額 598 〃

退職給付費用   2,384 〃

執行役員退職慰労引当金繰入額 183 〃

役員退職慰労引当金繰入額 277 〃

貸倒引当金繰入額 1,119 〃

研究開発費   3,936 〃

販売運賃荷造費     百万円22,534

完成工事補償引当金繰入額 〃 143

減価償却費 〃 12,220

給料手当等   〃 39,490

賞与引当金繰入額 〃 738

退職給付費用    〃 2,692

執行役員退職慰労引当金繰入額 〃 169

役員退職慰労引当金繰入額 〃 98

貸倒引当金繰入額 〃 460

研究開発費    〃 4,137

※2.一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費

 3,936百万円 

※2.一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費

  百万円 4,137

※3.固定資産売却益の主な内容は、土地等の売却益354

百万円であります。

※3.固定資産売却益の主な内容は、土地等の売却益

百万円であります。

151

※4.固定資産売却損の主な内容は、土地等の売却損118

百万円であります。固定資産除却損の主な内容は、機

械装置等の除却損398百万円であります。

※4.固定資産除却損の主な内容は、機械装置等の除却損

百万円であります。 631

※5.減損損失

当連結会計年度において、当社グループは以下の資

産について減損損失を計上しました。

※5.減損損失

当連結会計年度において、当社グループは以下の資

産について減損損失を計上しました。

場所 用途 種類

兵庫県たつの市 遊休資産  土地、建物

場所 用途 種類

福島県会津若松市 遊休資産  土地

宮崎県東諸県郡 遊休資産  土地

高知県香南市 遊休資産  土地

当社グループは、事業用資産については事業の種類

別セグメント毎に、遊休資産については物件単位毎に

グルーピングを行っております。その結果、地価の下

落により、回収可能価額が帳簿価額を下回っている遊

休資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額

し、当該減少額を減損損失(141百万円)として特別

損失に計上しました。固定資産の種類別内訳は、土地

99百万円、建物41百万円であります。なお、当該資産

の回収可能価額は正味売却価額により測定しており、

相続税評価額によっております。

当社グループは、事業用資産については事業の種類

別セグメント毎に、遊休資産については物件単位毎に

グルーピングを行っております。その結果、地価の下

落により、回収可能価額が帳簿価額を下回っている遊

休資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額

し、当該減少額を減損損失( 百万円)として特別

損失に計上しました。なお、当該資産の回収可能価額

は正味売却価額により測定しており、売買契約に基づ

く売却予定額、固定資産税評価額または相続税評価額

によっております。

570

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 67 -

前連結会計年度(自平成20年4月1日 至平成21年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 (注1)普通株式の自己株式の株式数の増加2,657千株は、単元未満株式の買取156千株及び金融商品取引法第24条の6

第1項に基づく自己株式買付2,500千株並びに持分法適用関連会社の当社株式購入1千株 によるものです。ま

た、減少48千株は単元未満株式の売却48千株によるものです。

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

該当事項はありません。

3.配当に関する事項

(1)配当金支払額

(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

  前連結会計年度末株式数(千株)

当連結会計年度増加株式数(千株)

当連結会計年度減少株式数(千株)

当連結会計年度末株式数(千株)

発行済株式        

普通株式 403,092 - - 403,092

合計 403,092 - - 403,092

自己株式        

普通株式(注1) 550 2,657 48 3,159

合計 550 2,657 48 3,159

  (決議)

株式の種類 配当金の総額(百万円)

1株当たり配当額(円)

基準日 効力発生日

平成20年6月27日

定時株主総会 普通株式 2,415 6 平成20年3月31日 平成20年6月30日

平成20年11月14日

取締役会 普通株式 2,415 6 平成20年9月30日 平成20年12月1日

  (決議)

株式の種類 配当金の総額(百万円)

配当の原資1株当たり配当額(円)

基準日 効力発生日

平成21年6月26日

定時株主総会 普通株式 2,400 利益剰余金  6 平成21年3月31日 平成21年6月29日

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 68 -

当連結会計年度(自平成21年4月1日 至平成22年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 (注1)普通株式の自己株式の株式数の増加150千株は、単元未満株式の買取88千株、持分法適用関連会社の増加による

増加59千株及び持分法適用関連会社の当社株式購入2千株 によるものです。また、減少40千株は、単元未満株

式の売却2千株及び持分法適用関連会社の当社株式の売却38千株によるものです。

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

該当事項はありません。

3.配当に関する事項

(1)配当金支払額

(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの

 

  前連結会計年度末株式数(千株)

当連結会計年度増加株式数(千株)

当連結会計年度減少株式数(千株)

当連結会計年度末株式数(千株)

発行済株式        

普通株式 403,092 - - 403,092

合計 403,092 - - 403,092

自己株式        

普通株式(注1) 3,159 150 40 3,268

合計 3,159 150 40 3,268

  (決議)

株式の種類 配当金の総額(百万円)

1株当たり配当額(円)

基準日 効力発生日

平成21年6月26日

定時株主総会 普通株式 2,400 6 平成21年3月31日 平成21年6月29日

平成21年11月13日

取締役会 普通株式 2,399 6 平成21年9月30日 平成21年12月1日

  (決議)

株式の種類 配当金の総額(百万円)

配当の原資1株当たり配当額(円)

基準日 効力発生日

平成22年6月29日

定時株主総会 普通株式 2,399 利益剰余金  6 平成22年3月31日 平成22年6月30日

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 69 -

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

※1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に

掲記されている科目の金額との関係

※1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に

掲記されている科目の金額との関係

現金及び預金勘定      29,208百万円

預入期間が3ヵ月を超える定期預金 △432 〃

現金及び現金同等物      28,776 〃

現金及び預金勘定       百万円24,029

預入期間が3ヵ月を超える定期預金 〃 △306

現金及び現金同等物       〃 23,723

2.資産買収により取得した会社の資産及び負債の主な

内訳

連結子会社であるMatheson Tri-Gas,Inc.が資産買

収を行ったAeris,Inc.、Advanced Gas

Technologies,Inc.の資産及び負債の主な内訳並びに

資産の取得価額と取得のための支出(総額)との関係

は以下のとおりであります。

流動資産  858百万円

有形固定資産 2,110 〃

のれん      2,086 〃

その他固定資産 986 〃

資産合計      6,042 〃

流動負債 164 〃

固定負債 269 〃

負債合計 434 〃

資産の取得価額   △5,459 〃

現金及び現金同等物 33 〃

資産買収による支出 △5,425 〃

※2.株式の取得により新たに連結子会社となった会社の

資産及び負債の主な内訳

株式の取得により新たに連結子会社となったValley

National Gases WV L.L.C.、VNG Propane L.L.C.の資

産及び負債の主な内訳並びに株式の取得価額と取得の

ための支出(総額)との関係は以下のとおりでありま

す。

※3.資産買収により取得した会社の資産及び負債の主な

内訳

連結子会社であるMatheson Tri-Gas,Inc.が資産買収

を行ったETOX,Inc.の資産及び負債の主な内訳並びに資

産の取得価額と取得のための支出(総額)との関係は

以下のとおりであります。

流動資産 百万円6,526

固定資産 〃 31,839

のれん 〃 31,393

流動負債 〃 △2,752

固定負債 〃 △10,206

株式の取得価額 〃 △56,800

現金及び現金同等物 〃 699

連結範囲の変更を伴う子会社株式

の取得のための支出 〃 △56,100

流動資産   百万円697

固定資産 〃 1,634

のれん 〃 221

流動負債 〃 △127

固定負債 〃 △41

資産の取得価額    〃 △2,384

現金及び現金同等物 〃 247

資産買収による支出 〃 △2,137

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 70 -

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

※4.当連結会計年度に株式の売却により連結子会社でな

くなった会社の資産及び負債の主な内訳

株式の売却により、Tri-Gas Technologiesが連結子

会社でなくなったことに伴う売却時の資産及び負債の

内訳並びにTri-Gas Technologies株式の売却価額と売

却による収入は次のとおりであります。

流動資産 百万円657

固定資産 〃 1,071

流動負債 〃 △313

固定負債 〃 △575

少数株主持分 〃 △283

為替換算差額 〃 △55

株式売却益 〃 1,225

株式の売却価額 〃 1,725

現金及び現金同等物 〃 △177

売却による収入 〃 1,547

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 71 -

 

(リース取引関係)

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

1.ファイナンス・リース取引(借主側)

所有権移転外ファイナンス・リース取引

①リース資産の内容

有形固定資産

ガス事業における生産設備(機械及び装置)等であり

ます。 

  ②リース資産の減価償却の方法

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項

「4.会計処理基準に関する事項 (2)重要な減価償

却資産の減価償却の方法」に記載の通りであります。 

なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のう

ち、リース開始日が、平成20年3月31日以前のリース取

引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会

計処理によっており、その内容は次の通りであります。

(1)リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当

額、減損損失累計額相当額及び期末残高相当額

(2)未経過リース料期末残高相当額等

未経過リース料期末残高相当額

(注) 取得価額相当額及び未経過リース料期末残高相当

額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の

期末残高等に占める割合が低いため、支払利子込

み法により算定しております。

(3)支払リース料、リース資産減損勘定の取崩額、減価

償却費相当額及び減損損失

(4)減価償却費相当額の算定方法

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定

額法によっております。

(減損損失について)

リース資産に配分された減損損失はありません。

2.オペレーティング・リース取引

未経過リース料

  取得価額相当額 (百万円)

減価償却累計額相当額 (百万円)

期末残高相当額 (百万円)

機械装置及び運搬具 6,000 3,873 2,126

有形固定資産その他(工具、器具及び備品)

3,578 2,185 1,393

無形固定資産その他(ソフトウェア) 408 248 160

合計 9,987 6,307 3,680

1年内 1,400百万円

1年超  2,279百万円

合計 3,680百万円

支払リース料 1,621百万円

減価償却費相当額  1,621百万円

1年内  1,809百万円

1年超  6,572百万円

合計   8,381百万円

1.ファイナンス・リース取引(借主側)

所有権移転外ファイナンス・リース取引

①リース資産の内容

同左

  ②リース資産の減価償却の方法

同左

(1)リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当

額、減損損失累計額相当額及び期末残高相当額

(2)未経過リース料期末残高相当額等

未経過リース料期末残高相当額

(注) 取得価額相当額及び未経過リース料期末残高相当

額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の

期末残高等に占める割合が低いため、支払利子込

み法により算定しております。

(3)支払リース料、リース資産減損勘定の取崩額、減価

償却費相当額及び減損損失

(4)減価償却費相当額の算定方法

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定

額法によっております。

(減損損失について)

リース資産に配分された減損損失はありません。

2.オペレーティング・リース取引

未経過リース料

  取得価額相当額 (百万円)

減価償却累計額相当額 (百万円)

期末残高相当額 (百万円)

機械装置及び運搬具 5,547 4,117 1,430

有形固定資産その他(工具、器具及び備品)

2,152 1,491 661

無形固定資産その他(ソフトウェア) 325 227 98

合計 8,026 5,835 2,190

1年内 百万円910

1年超   百万円1,280

合計 百万円2,190

支払リース料 百万円1,254

減価償却費相当額   百万円1,254

1年内   百万円2,113

1年超   百万円8,532

合計    百万円10,646

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 72 -

当連結会計年度(自平成21年4月1日 至平成22年3月31日)

1.金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

当社グループは資金運用については、短期的な預金等に限定しております。資金調達については、主に長

期資金は、設備投資計画等に照らし必要な資金を銀行借入や社債発行により調達しております。

また、短期的な必要資金は銀行借入等により手当てをしております。デリバティブ取引は、実需に伴う取

引に限定して実施することを原則とし、売買益を目的とするような投機的な取引は一切行わない方針であり

ます。

(2)金融商品の内容及びリスク並びにリスク管理体制

営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、

当社グループ各社の与信管理規程に則り、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うと共に、信用状況を定

期的に把握する体制としています。

投資有価証券である株式は、市場価格の変動リスクに晒されていますが、それらは業務上の関係を有する

企業の株式がほとんどであり、四半期ごとに時価の把握を行っております。

営業債務である支払手形及び買掛金は1年以内の支払期日です。これらは、流動性リスクに晒されており

ますが、各社が月次に資金繰計画を作成するなどの方法により管理しております。

借入金のうち、短期借入金は主に営業取引に係る運転資金調達であり、長期借入金、社債は主に設備投

資、投融資並びに長期運転資金に係る資金調達です。変動金利の借入金は支払金利の変動リスクに晒されて

いますが、その支払金利の変動リスクを回避するため、個別契約ごとに金利スワップ取引を締結し支払利息

の固定化を実施しております。

デリバティブ取引は、外貨建ての営業債権債務に係る為替の変動リスクに対するヘッジを目的とした先物

為替予約取引、借入金及び社債に係る支払金利の変動リスクに対するヘッジを目的とした金利スワップ取引

であります。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法

等については、前述の連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計処理に関する事項(6)重

要なヘッジ会計の方法」をご参照下さい。また、実行にあたっては、各社の決裁権限を定めた社内規程に従

っておこなっており、デリバティブの利用にあたっては、信用リスクを軽減するために、格付けの高い金融

機関とのみ取引を行っています。

(3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格が無い場合には合理的に算出された価額が

含まれております。また、「2.金融商品の時価等に関する事項」におけるデリバティブ取引に関する契約

額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

2.金融商品の時価等に関する事項

平成22年3月31日(当期の連結決算日)における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額について

は、次のとおりです。なお、投資有価証券で時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表に

は含まれていません。((注2)参照)また、1年以内返済の長期借入金については、長期借入金に含めて

時価を計算しております。 (単位:百万円)

(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項

(金融商品関係)

連結貸借対照表

計上額 時価 差額

(1) 現金及び預金

(2) 受取手形及び売掛金

(3) 投資有価証券

その他有価証券

   

   

   

24,029

127,687

41,183

    

    

    

24,029

127,687

41,183

   

   

   

資産計     192,899      192,899     -

(1) 支払手形及び買掛金

(2) 短期借入金

(3) 社債

(4) 長期借入金

   

   

   

   

67,926

17,825

40,000

190,802

    

    

    

    

67,926

17,825

40,637

193,398

   

   

   

   

637

2,596

負債計     316,554      319,787     3,233

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 73 -

 資産

(1)現金及び預金並びに(2)受取手形及び売掛金

これらは短期間で決済されるため時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっています。

(3)投資有価証券

これらの時価について、株式は取引所の価格によっています。また、保有目的ごとの有価証券に関する注

記事項については、「有価証券関係」注記をご参照下さい。

 負債

(1)支払手形及び買掛金並びに(2)短期借入金

  これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっていま

す。

(3)社債

当社グループの発行する社債の時価は、市場価格のあるものは市場価格に基づき、算定しております。

(4)長期借入金

長期借入金の時価については、元利金の合計額をリスクフリー・レートに信用スプレッドを加味した利率

で割り引いた現在価値により算定しております。変動金利による長期借入金のほとんどは支払利息の固定化

を図るために、個別契約ごとに金利スワップ取引をヘッジ手段として利用しており、その全てが金利スワッ

プの特例処理の対象とされているため、当該借入金の時価については金利スワップと一体として処理された

元利金の合計額を、前述の利率で割り引いて算定する方法により算定しております。

 デリバティブ取引

「デリバティブ取引関係」注記をご参照下さい。

(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 

(単位:百万円)

これらについては、市場価格がなく、かつ、将来キャッシュ・フローを見積もるには過大なコストを要す

ると見込まれます。したがって、時価を把握することが極めて困難と認められるものであるため、「資産

(3)投資有価証券」には含めておりません。

(注3)金銭債権の決算日後の償還予定額

(単位:百万円)

(注4)社債及び長期借入金の返済予定額 (単位:百万円)

(注5)当座貸越契約及び貸出コミットメントラインの未使用枠 

                                                      (単位:百万円)

(追加情報)

当連結会計年度より、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 平成20年3月10日)及び

「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 平成20年3月10日)を適用

しております。

区分 連結貸借対照表計上額

非上場株式

優先株式

              

            

19,995

1,000

1年以内

現金及び預金

受取手形及び売掛金

   

   

24,029

127,687

1年以内 1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内 5年超

長期借入金

社債

   29,606    

  

24,611

15,000

   

   

16,872

10,000

   

  

40,004

    

   

   

49,944

15,000

  

    

29,761

    

合計    29,606    39,611    26,872    40,004    64,944    29,761

当座貸越契約及び貸出コミットメントライン  52,555

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- 74 -

前連結会計年度(平成21年3月31日)

1.満期保有目的の債券で時価のあるもの

該当事項はありません。

2.その他有価証券で時価のあるもの

3.当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

4.時価評価されていない主な有価証券の内容(自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

5.その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の今後の償還予定額

該当事項はありません。

(有価証券関係)

  種類 取得原価

(百万円)

連結貸借対照表計上

額(百万円)

差額

(百万円)

連結貸借対照表計上額が

取得原価を超えるもの

(1)株式 19,479 24,818 5,339

(2)債券               

① 国債・地方債等 - - -

② 社債 - - -

③ その他 - - -

(3)その他 - - -

小計 19,479 24,818 5,339

連結貸借対照表計上額が

取得原価を超えないもの

(1)株式 567 423 △144

(2)債券               

① 国債・地方債等 - - -

② 社債 - - -

③ その他 - - -

(3)その他 - - -

小計 567 423 △144

合計 20,046 25,241 5,195

売却額(百万円) 売却益の合計額(百万円)

売却損の合計額 (百万円)

62 19 -

  連結貸借対照表計上額(百万円)

その他有価証券

非上場株式 2,796

優先株式 1,000

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- 75 -

当連結会計年度(平成22年3月31日)

1.満期保有目的の債券

該当事項はありません。

2.その他有価証券

3.当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

(注)上記の「当連結会計年度中に売却したその他有価証券」には、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難

と認められる有価証券が含まれております。

  種類 連結貸借対照表計上

額(百万円)

取得原価

(百万円)

差額

(百万円)

連結貸借対照表計上額が

取得原価を超えるもの

(1)株式 40,253 21,447 18,806

(2)債券               

① 国債・地方債等 - - -

② 社債 - - -

③ その他 - - -

(3)その他 - - -

小計 40,253 21,447 18,806

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1)株式 929 1,155 △226

(2)債券               

① 国債・地方債等 - - -

② 社債 - - -

③ その他 - - -

(3)その他 - - -

小計 929 1,155 △226

合計 41,183 22,603 18,579

種類 売却額(百万円)売却益の合計額(百万円)

売却損の合計額(百万円)

(1)株式 54 0 0

(2)債券

① 国債・地方債等 - - -

② 社債 - - -

③ その他 - - -

(3)その他 - - -

合計 54 0 0

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 前連結会計年度(自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

1.取引の状況に関する事項

 

(デリバティブ取引関係)

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

(1)取引の内容

外貨建短期金銭債権債務に対しての為替予約取引及

び、長期借入金等に対しての通貨スワップ取引・金利

スワップ取引であります。

(2)取引に対する取組方針

財務活動上、実需に沿った取引のみに限定し、リス

クの抑止を目的とし、投機的取引は一切排除しており

ます。

(3)取引の利用目的

為替予約取引は、外貨建短期金銭債権債務に係る将

来の受取り・支払いについて、為替相場の変動による

影響を回避する目的で利用しております。

通貨スワップ取引は、外貨建長期借入金の為替相場

の変動による影響を回避する目的で利用しておりま

す。

金利スワップ取引は、長期借入金等の支払利息を固

定化する目的で利用しております。

なお、デリバティブ取引を利用してヘッジ会計を行

っております。

ヘッジ会計の方法

ヘッジ会計の要件を満たす為替予約のうち、外貨

建金銭債権債務については振当処理を採用し、予定

取引については繰延ヘッジ処理を採用しておりま

す。通貨スワップについては繰延ヘッジ処理を採用

しております。金利スワップについては特例処理の

条件を充たしている場合には特例処理を採用してお

ります。

ヘッジ手段とヘッジ対象

(ヘッジ手段)(ヘッジ対象)

為替予約 外貨建取引

通貨スワップ 外貨建長期借入金

金利スワップ 長期借入金等

ヘッジ方針

為替予約は外貨建取引に係る将来の受取・支払に

ついて為替変動リスクを回避するために、通貨スワ

ップは外貨建長期借入金の為替変動リスクを回避す

るために、金利スワップは、長期借入金等の支払利

息を固定化するために行っております。

ヘッジ有効性評価の方法

為替予約については外貨建取引ごとに個々に為替

予約を付しているため、また通貨スワップ・金利ス

ワップについてはヘッジ手段とヘッジ対象の重要な

条件が同一であり、かつ、ヘッジ開始時及びその後

も継続して為替変動またはキャッシュ・フロー変動

を完全に相殺するものと想定することができるた

め、ヘッジ有効性の判定は省略しております。

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- 77 -

2.取引の時価に関する事項

(1) 通貨関連

ヘッジ会計を適用していますので、該当事項はありません。

(2)金利関連

該当事項はありません。

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

(4)取引に係るリスクの内容

将来の為替相場及び市場金利の動向により、価値の

変動が生じることもありますが、取引の利用目的をリ

スクヘッジに限定し、取引の対象となる債権・債務も

限定されておりますので、将来の為替相場及び市場金

利の動向により、当社グループ(当社及び連結子会

社)の損益に重大なる影響を及ぼすものではありませ

ん。

また、当社グループが利用しているデリバティブ取

引は、信用度の高い銀行のみを取引の相手方としてお

り、取引先の契約不履行に係る信用リスクについて

は、重要な金額にならないと認識しております。

(5)取引に係るリスク管理体制

デリバティブ取引の実行にあたっては、契約締結か

ら決裁にいたる一連の実行手続き、内部管理上の運営

体制、リスク管理について、詳細かつ厳格な管理基準

を作り運用しております。日常業務において、実務統

括管理は財務担当部門が行い、取引内容の経過につい

ては定期的かつ必要のある都度役員へ報告書を回付す

るとともに、損益管理担当部門・会計監査担当部門へ

も情報開示し、内部牽制が機能する体制を整えており

ます。

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当連結会計年度(自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

該当事項はありません。

2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

(1)通貨関連(時価の算定方法は、先物為替相場によっております。) (単位:百万円)

  (※)為替予約、通貨スワップの振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている債権債務と一体として処理されてい

るため、その時価は、当該債権債務の時価に含めて記載しています。

(2)金利関連 (単位:百万円)

(※)金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、

その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しています。

ヘッジ会計の

方法 取引の種類等

主なヘッジ

対象

契約額等

 うち1年超 時価

為替予約等の

振当処理

為替予約取引

売建

米ドル

新台湾ドル

買建

米ドル

ユーロ

英ポンド

スイスフラン

シンガポールドル

新台湾ドル

通貨スワップ

売建

米ドル

買建

シンガポールドル

売掛金

買掛金

長期借入金

長期借入金

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

104

6

3,769

200

22

655

12

380

350

1,888

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

350

872

(※)

合計   7,390   1,223

ヘッジ会計の

方法 取引の種類等

主なヘッジ

対象

契約額等

 うち1年超 時価

金利スワップの

特例処理

金利スワップ取引

支払固定・受取変動 長期借入金等   61,109   49,520 (※)

合計   61,109   49,520

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1.採用している退職給付制度の概要

当社及び一部連結子会社は、確定給付型年金制度(キャッシュバランスプラン型年金)及び確定拠出年金制度を導

入しております。他の国内連結子会社は、確定給付型の制度として、適格退職年金制度及び退職一時金制度を設けて

おります。また、一部の在外連結子会社は、確定拠出型制度等を設けております。

2.退職給付債務及びその内訳

3.退職給付費用の内訳

 (注) 「(8)その他」は、確定拠出年金への掛金支出額であります。

4.退職給付債務等の計算の基礎に関する事項

 

該当事項はありません。

 

(退職給付関係)

    前連結会計年度

(平成21年3月31日) 当連結会計年度

(平成22年3月31日)

(1) 退職給付債務(百万円) 33,865 34,450

(2) 年金資産(百万円) △27,975 △29,494

(3) 会計基準変更時差異の未処理額(百万円) △2,777 △2,312

(4) 未認識数理計算上の差異(百万円) △14,043 △12,209

(5) 未認識過去勤務債務(債務の減額)(百万円) 2,372 2,131

(6) 前払年金費用(百万円) 12,518 11,230

(7) 退職給付引当金(百万円) △3,960 △3,796

  前連結会計年度

(自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度(自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

(1)勤務費用(百万円) 1,360 1,411

(2)利息費用(百万円) 594 583

(3)期待運用収益(百万円) △786 △660

(4)会計処理基準変更時差異の費用処理額(百万円) 466 466

(5)数理計算上の差異の費用処理額(百万円) 707 1,271

(6)過去勤務債務の費用処理額(百万円) △241 △241

(7)退職給付費用(百万円) 2,100 2,831

(8)その他(百万円) 745 786

計 (百万円) 2,846 3,617

  前連結会計年度

(平成21年3月31日) 当連結会計年度

(平成22年3月31日)

(1)割引率 主として 2.0% 主として  % 2.0

(2)期待運用収益率 主として 3.0% 主として % 3.0

(3)退職給付見込額の期間配分方法 期間定額基準 期間定額基準

(4)会計基準変更時差異の処理年数 主として 15年 主として 15年

(5)数理計算上の差異の処理年数 12~16年 12~16年

(6)過去勤務債務の処理年数 13~16年 13~16年

(ストック・オプション等関係)

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(税効果会計関係)

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の

内訳

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の

内訳

(単位:百万円)

(1)流動の部     

繰延税金資産     

未払賞与損金算入限度超過額 2,000

たな卸資産評価損 310

未払費用 1,346

その他 2,538

繰延税金資産小計 6,196

評価性引当額 △184

繰延税金資産合計 6,012

繰延税金負債との相殺 -

繰延税金資産の純額 6,012

繰延税金負債     

その他 △24

繰延税金負債合計 △24

繰延税金資産との相殺 -

繰延税金負債の純額 △24

(2)固定の部     

繰延税金資産     

減価償却超過額 1,579

退職給付引当金 1,533

税務上繰越欠損金 86

その他 8,145

繰延税金資産小計 11,343

評価性引当額 △4,763

繰延税金資産合計 6,580

繰延税金負債との相殺 △4,079

繰延税金資産の純額 2,501

繰延税金負債     

その他有価証券評価差額金 △2,230

固定資産圧縮積立金 △6,731

特別勘定準備金 △182

固定資産圧縮特別勘定積立金 △142

減価償却費 △5,542

その他 △7,889

繰延税金負債合計 △22,718

繰延税金資産との相殺 4,079

繰延税金負債の純額 △18,639

(単位:百万円)

(1)流動の部     

繰延税金資産     

未払賞与損金算入限度超過額 2,134

たな卸資産評価損 313

未払費用 2,153

その他 1,975

繰延税金資産小計 6,577

評価性引当額 △171

繰延税金資産合計 6,405

繰延税金負債との相殺 △46

繰延税金資産の純額 6,359

繰延税金負債     

その他 △134

繰延税金負債合計 △134

繰延税金資産との相殺 46

繰延税金負債の純額 △88

(2)固定の部     

繰延税金資産     

減価償却超過額 1,571

退職給付引当金 1,335

税務上繰越欠損金 130

その他 7,946

繰延税金資産小計 10,983

評価性引当額 △4,659

繰延税金資産合計 6,324

繰延税金負債との相殺 △4,075

繰延税金資産の純額 2,248

繰延税金負債     

その他有価証券評価差額金 △7,553

固定資産圧縮積立金 △5,846

特別勘定準備金 △145

固定資産圧縮特別勘定積立金 △270

減価償却費 △10,634

その他 △11,929

繰延税金負債合計 △36,380

繰延税金資産との相殺 4,075

繰延税金負債の純額 △32,305

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- 81 -

 

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率

との差異の主な内訳

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率

との差異の主な内訳

(%)

法定実効税率 40.69

(調整)     

交際費等永久に損金に算入されない項目 1.57

受取配当金等永久に益金に算入されない

項目 △2.55

評価性引当額の増減 2.47

関係会社の配当可能利益に対する税効果 △9.70

その他 △0.58

税効果会計適用後の法人税等の負担率 31.90

法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負

担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下で

あるため注記を省略しております。

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- 82 -

前連結会計年度(自平成20年4月1日 至平成21年3月31日)

(注1) 事業区分の方法及び各区分に属する主要な製商品の名称

1.事業区分の方法

製品・商品の種類を基準区分として、「ガス事業」「機器・装置事業」「家庭用品他事業」の3つに区分し

ております。

2.各区分に属する主要な製商品の名称

(注2) 営業費用のうち消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は3,645百万円で、その主なものは当

社の管理部門に係る費用等です。

(注3) 資産のうち消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は75,135百万円で、その主なものは当社での余資運

用資金、投資有価証券及び管理部門に係る資産等です。

(注4) 会計方針の変更

(たな卸資産の評価に関する会計基準)

「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4.(1)②に記載のとおり、当連結会計年度よ

り、「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号 平成18年7月5日)を適用しておりま

す。この変更による損益への影響は軽微であります。

(連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い)

「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」に記載のとおり、当連結会計年度より、

「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」(実務対応報告第18号 平成

18年5月17日)を適用しております。この変更に伴い従来の方法によった場合に比べて、営業利益は「ガ

ス事業」で1,420百万円減少しております。

(セグメント情報)

【事業の種類別セグメント情報】

  ガス事業

(百万円)

機器・装置事業 (百万円)

家庭用品他事業 (百万円)

計(百万円)

消去又は全社 (百万円)

連結(百万円)

Ⅰ 売上高及び営業損益                              

売上高                              

(1)外部顧客に対する売

上高 329,813 147,445 18,488 495,746 - 495,746

(2)セグメント間の内部

売上高又は振替高 20 23,362 57 23,441 (23,441) -

計 329,834 170,807 18,546 519,187 (23,441) 495,746

営業費用 307,384 159,219 16,313 482,917 (16,335) 466,582

営業利益 22,449 11,587 2,232 36,269 (7,105) 29,164

Ⅱ 資産、減価償却費、減

損損失及び資本的支出                              

資産 390,458 79,757 19,405 489,621 44,729 534,350

減価償却費 25,141 2,454 767 28,363 (23) 28,339

減損損失 - - - - 141 141

資本的支出 58,862 7,939 667 67,469 (1,459) 66,010

事業区分 主要製品・商品

ガス事業

酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス、ヘリウム、キセノン・ネオン等希ガス、水素、医療用ガス(酸

素、亜酸化窒素等)、特殊ガス(半導体用材料ガス、標準ガス等)、溶解アセチレン、LPガス、

その他各種ガス、安定同位元素、装置賃貸

機器・装置事業

溶断機器、溶接材料、容器、半導体関連工事・機器、半導体製造装置、医療機器、空気分離装置

(酸素、窒素、アルゴン、希ガス)、深冷ガス分離装置、極低温装置、高真空装置、PSA式ガス

製造装置、水素発生装置、圧縮機、膨張機、各種液化ガス貯槽・ポンプ、真空ブレージング、原子

力・宇宙開発関連装置その他各種関連機器

家庭用品他事業 ステンレス製魔法瓶(家庭用、理化学用)、真空保温調理鍋、電子部品の組立・加工・検査、設備

メンテナンス、各種受託業務他

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- 83 -

(リース取引に関する会計基準の適用)

「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」に記載のとおり、当連結会計年度より、

「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号(平成5年6月17日(企業会計審議会第一部

会)、平成19年3月30日改正))及び「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指

針第16号(平成6年1月18日(日本公認会計士協会 会計制度委員会)、平成19年3月30日改正))を適

用しております。この変更による総資産への影響は「ガス事業」で3,461百万円、「機器・装置事業」で

411百万円、「家庭用品他事業」で27百万円の増加、損益への影響は軽微であります。

(注5) 追加情報

(平成20年度税制改正における減価償却年数変更に伴う影響)

「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4.(2)①に記載のとおり、当社及び国内連結子

会社は、平成20年度の法人税法の改正を契機に機械装置の耐用年数について見直しを行った結果、当連

結会計年度よりこれらを反映した耐用年数に変更しております。この変更に伴い従来の方法によった場

合に比べて、営業利益は「ガス事業」で1,840百万円、「機器・装置事業」で50百万円、「家庭用品他事

業」で16百万円それぞれ減少しております。

 

当連結会計年度(自平成21年4月1日 至平成22年3月31日)

(注1) 事業区分の方法及び各区分に属する主要な製商品の名称

1.事業区分の方法

製品・商品の種類を基準区分として、「ガス事業」「機器・装置事業」「家庭用品他事業」の3つに区分し

ております。

2.各区分に属する主要な製商品の名称

  ガス事業

(百万円)

機器・装置事業 (百万円)

家庭用品他事業 (百万円)

計(百万円)

消去又は全社 (百万円)

連結(百万円)

Ⅰ 売上高及び営業損益

売上高

(1)外部顧客に対する売

上高 300,451 113,997 18,941 433,390 - 433,390

(2)セグメント間の内部

売上高又は振替高 5 10,012 34 10,052 (10,052) -

計 300,457 124,009 18,976 443,442 (10,052) 433,390

営業費用 278,014 117,362 15,563 410,940 (5,105) 405,834

営業利益 22,443 6,646 3,412 32,502 (4,946) 27,556

Ⅱ 資産、減価償却費、減

損損失及び資本的支出

資産 464,741 70,939 21,641 557,322 59,893 617,215

減価償却費 28,044 1,811 748 30,604 (461) 30,143

減損損失 - - - - 570 570

資本的支出 32,425 5,875 1,442 39,743 (1,377) 38,366

事業区分 主要製品・商品

ガス事業

酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス、ヘリウム、キセノン・ネオン等希ガス、水素、医療用ガス(酸

素、亜酸化窒素等)、特殊ガス(半導体用材料ガス、標準ガス等)、溶解アセチレン、LPガス、

その他各種ガス、安定同位元素、装置賃貸

機器・装置事業

溶断機器、溶接材料、容器、半導体関連工事・機器、半導体製造装置、医療機器、空気分離装置

(酸素、窒素、アルゴン、希ガス)、深冷ガス分離装置、極低温装置、高真空装置、PSA式ガス

製造装置、水素発生装置、圧縮機、膨張機、各種液化ガス貯槽・ポンプ、真空ブレージング、原子

力・宇宙開発関連装置その他各種関連機器

家庭用品他事業 ステンレス製魔法瓶(家庭用、理化学用)、真空保温調理鍋、電子部品の組立・加工・検査、設備

メンテナンス、各種受託業務他

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- 84 -

(注2) 営業費用のうち消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は3,541百万円で、その主なものは当

社の管理部門に係る費用等です。

(注3) 資産のうち消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は86,215百万円で、その主なものは当社での余資運

用資金、投資有価証券及び管理部門に係る資産等です。

(注4) 会計方針の変更

(完成工事高及び完成工事原価の計上基準の変更)

「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4.(4)に記載のとおり、当連結会計年度より、

請負工事に係る収益の計上基準については、従来、請負金額1,000百万円以上かつ工期1年超の工事につ

いては工事進行基準を、その他の工事については工事完成基準を適用しておりましたが、「工事契約に関

する会計基準」(企業会計基準第15号 平成19年12月27日)及び「工事契約に関する会計基準の適用指

針」(企業会計基準適用指針第18号 平成19年12月27日)を当連結会計年度より適用し、当連結会計年度

に着手した工事契約から、当連結会計年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事につ

いては工事進行基準(工事の進捗率の見積りは原価比例法)を、その他の工事については工事完成基準を

適用しております。これによる売上高及び営業利益への影響はありません。

(退職給付に係る会計基準)

「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4.(3)⑦に記載のとおり、当連結会計年度よ

り、「「退職給付に係る会計基準」の一部改正(その3)」(企業会計基準第19号 平成20年7月31日)

を適用しております。これによる営業利益に与える影響はありません。

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- 85 -

前連結会計年度(自平成20年4月1日 至平成21年3月31日)

(注1) 国または地域は、地理的近接度によって区分しております。

(注2) 本邦以外の区分に属する主な国または地域

(1)北米………米国

(2)その他……シンガポール、マレーシア、フィリピン、中国、台湾等

(注3) 営業費用のうち消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は3,645百万円で、その主なものは当

社の管理部門に係る費用等です。

(注4) 資産のうち消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は75,135百万円で、その主なものは当社での余資運

用資金、投資有価証券及び管理部門に係る資産等です。

(注5) 会計方針の変更

(たな卸資産の評価に関する会計基準)

「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4.(1)②に記載のとおり、当連結会計年度よ

り、「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号 平成18年7月5日)を適用しておりま

す。この変更による損益への影響は軽微であります。

(連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い)

「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」に記載のとおり、当連結会計年度より、

「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」(実務対応報告第18号 平成

18年5月17日)を適用しております。この変更に伴い従来の方法によった場合に比べて、営業利益は「北

米」で1,420百万円減少しております。

(リース取引に関する会計基準の適用)

「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」に記載のとおり、当連結会計年度より、

「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号(平成5年6月17日(企業会計審議会第一部

会)、平成19年3月30日改正))及び「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指

針第16号(平成6年1月18日(日本公認会計士協会 会計制度委員会)、平成19年3月30日改正))を適

用しております。この変更による総資産への影響は「日本」で3,900百万円の増加、損益への影響は軽微

であります。

(注6) 追加情報

(平成20年度税制改正における減価償却年数変更に伴う影響)

「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4.(2)①に記載のとおり、当社及び国内連結子

会社は、平成20年度の法人税法の改正を契機に機械装置の耐用年数について見直しを行った結果、当連

結会計年度よりこれらを反映した耐用年数に変更しております。この変更に伴い従来の方法によった場

合に比べて、営業利益は「日本」で1,907百万円減少しております。

 

【所在地別セグメント情報】

  日本

(百万円) 北米

(百万円) その他

(百万円) 計

(百万円)

消去又は全社

(百万円)

連結(百万円)

Ⅰ 売上高及び営業損益                              

売上高                              

(1)外部顧客に対する売上高 383,936 82,006 29,802 495,746 - 495,746

(2)セグメント間の内部売上高 7,177 9,985 3,298 20,461 (20,461) -

計 391,114 91,992 33,101 516,208 (20,461) 495,746

営業費用 368,386 83,462 31,513 483,362 (16,779) 466,582

営業利益 22,728 8,529 1,587 32,846 (3,682) 29,164

Ⅱ 資産 324,729 102,332 34,653 461,715 72,635 534,350

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- 86 -

当連結会計年度(自平成21年4月1日 至平成22年3月31日)

(注1) 国または地域は、地理的近接度によって区分しております。

(注2) 本邦以外の区分に属する主な国または地域

(1)北米………米国

(2)その他……シンガポール、マレーシア、フィリピン、中国、台湾等

(注3) 営業費用のうち消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は3,541百万円で、その主なものは当

社の管理部門に係る費用等です。

(注4) 資産のうち消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は86,215百万円で、その主なものは当社での余資運

用資金、投資有価証券及び管理部門に係る資産等です。

(注5) 会計方針の変更

(完成工事高及び完成工事原価の計上基準の変更)

「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4.(4)に記載のとおり、当連結会計年度より、

請負工事に係る収益の計上基準については、従来、請負金額1,000百万円以上かつ工期1年超の工事につ

いては工事進行基準を、その他の工事については工事完成基準を適用しておりましたが、「工事契約に

関する会計基準」(企業会計基準第15号 平成19年12月27日)及び「工事契約に関する会計基準の適用

指針」(企業会計基準適用指針第18号 平成19年12月27日)を当連結会計年度より適用し、当連結会計

年度に着手した工事契約から、当連結会計年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められる工

事については工事進行基準(工事の進捗率の見積りは原価比例法)を、その他の工事については工事完

成基準を適用しております。これによる売上高及び営業利益への影響はありません。 

(退職給付に係る会計基準)

「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4.(3)⑦に記載のとおり、当連結会計年度よ

り、「「退職給付に係る会計基準」の一部改正(その3)」(企業会計基準第19号 平成20年7月31

日)を適用しております。これによる営業利益に与える影響はありません。

  日本

(百万円) 北米

(百万円) その他

(百万円) 計

(百万円)

消去又は全社

(百万円)

連結(百万円)

Ⅰ 売上高及び営業損益

売上高

(1)外部顧客に対する売上高 334,444 77,554 21,391 433,390 - 433,390

(2)セグメント間の内部売上高 3,390 5,776 3,136 12,303 (12,303) -

計 337,834 83,331 24,528 445,694 (12,303) 433,390

営業費用 313,802 78,369 22,934 415,106 (9,271) 405,834

営業利益 24,031 4,962 1,594 30,587 (3,031) 27,556

Ⅱ 資産 332,399 163,106 35,898 531,404 85,810 617,215

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 87 -

前連結会計年度(自平成20年4月1日 至平成21年3月31日)

(注1) 国または地域は、地理的近接度によって区分しております。

(注2) 各区分に属する主な国または地域

(1)北米………米国

(2)その他……シンガポール、マレーシア、フィリピン、中国、台湾等

(注3) 海外売上高は、当社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における売上高です。

 

当連結会計年度(自平成21年4月1日 至平成22年3月31日)

(注1) 国または地域は、地理的近接度によって区分しております。

(注2) 各区分に属する主な国または地域

(1)北米………米国

(2)その他……シンガポール、マレーシア、フィリピン、中国、台湾等

(注3) 海外売上高は、当社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における売上高です。

 

前連結会計年度(自平成20年4月1日 至平成21年3月31日)

該当事項はありません。

(追加情報)

当連結会計年度より、「関連当事者の開示に関する会計基準」(企業会計基準第11号 平成18年10月17日)及

び「関連当事者の開示に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第13号 平成18年10月17日)を適

用しております。

なお、これによる開示対象範囲の変更はありません。 

 

当連結会計年度(自平成21年4月1日 至平成22年3月31日)

該当事項はありません。 

 

【海外売上高】

  北米 その他 計

Ⅰ 海外売上高(百万円) 69,124 48,406 117,531

Ⅱ 連結売上高(百万円)   495,746

Ⅲ 連結売上高に占める海外売上高の割

合(%) 13.9 9.8 23.7

  北米 その他 計

Ⅰ 海外売上高(百万円) 67,634 37,448 105,082

Ⅱ 連結売上高(百万円)   433,390

Ⅲ 連結売上高に占める海外売上高の割

合(%) 15.6 8.6 24.2

【関連当事者情報】

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(注) 1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

 

(1株当たり情報)

前連結会計年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

1株当たり純資産額 452.67円

1株当たり当期純利益金額 41.21円

1株当たり純資産額 円 497.92

1株当たり当期純利益金額 円 39.39

なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額に

ついては、潜在株式が存在しないため記載しておりま

せん。

なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額に

ついては、潜在株式が存在しないため記載しておりま

せん。

  前連結会計年度

(自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当連結会計年度(自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

当期純利益(百万円) 16,533 15,748

普通株主に帰属しない金額(百万円) - -

普通株式に係る当期純利益(百万円) 16,533 15,748

期中平均株式数(株) 401,239,416 399,845,615

(重要な後発事象)

前連結会計年度

(自 平成20年4月1日

至 平成21年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成21年4月1日

至 平成22年3月31日)

当社は連結子会社であるMatheson Tri-Gas,Inc.を通

じ、Valley National Gases LLC(以下VNG)の買収を平成

21年4月20日に完了いたしました。

(1)買収の目的

米国中西部から北東部にかけて強い事業基盤を持つVNG

を買収することで当該地域の工業ガス事業規模拡大及び機

能強化をはかる。

(2)株式取得の相手会社の名称

CI Capital Partners LLC

(3)買収する会社の名称

Valley National Gases LLC他

(4)買収する会社の事業内容

産業ガス並びにガス関連機器の販売

(5)買収する会社の総資産(2008年12月現在)

514百万米ドル

(6)取得の時期

平成21年4月20日

(7)株式取得後の持分比率

Matheson Tri-Gas,Inc.100%

(8)資金調達方法

Matheson Tri-Gas,Inc.社は、本買収等に関する資金

572.5百万米ドルについて銀行借入で調達いたしました。

また、当社は本借入れに対して、同額の債務保証を行っ

ております。 

当社は連結子会社であるMatheson Tri-Gas,Inc.(以下

MTG)を通じ、Western International Gas & Cylinders

Inc.(以下WIGCI)の買収を平成22年4月30日に完了いた

しました。

(1)買収の目的

米国 大のアセチレン製造・卸売業者であるWIGCI社を

買収することで、MTGの事業規模拡大による収益力向上及

びMTGの既存製品とのシナジーを追求する。

(2)株式取得の相手

WIGCI社のオーナーであるDan Hord,Ⅲ(WIGCI CEO)他

Hord一族

(3)買収する会社の名称

Western International Gas & Cylinders Inc.

(4)買収する会社の事業内容

アセチレン、プロピレン、シリンダーガス等の製造・仕

入及び卸売販売

(5)買収する会社の総資産(2010年4月現在)

68百万米ドル

(6)取得価額

110百万米ドル

(7)取得の時期

平成22年4月30日

(8)株式取得後の持分比率

Matheson Tri-Gas,Inc. 100%

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

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(注)1.( )内書は、1年以内の償還予定額であります。

2.連結決算日後5年以内における償還予定額は以下のとおりであります。

 

(注)1.平均利率については、期末残高に対する加重平均利率を記載しております。

2.リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を

連結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。

3.長期借入金、リース債務及び在外子会社におけるリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結

決算日後5年以内における返済予定額は以下のとおりであります。

 

⑤【連結附属明細表】

【社債明細表】

会社名 銘柄 発行年月日前期末残高(百万円)

当期末残高(百万円)

利率(%) 担保 償還期限

大陽日酸株式会社

(旧 日本酸素株式会社) 第5回国内無担保普通社債 2004.9.9

15,000

(15,000) - 0.95 なし 2009.9.9

大陽日酸株式会社 第6回国内無担保普通社債 2006.7.25 15,000 15,000 1.81 なし 2011.7.25

大陽日酸株式会社 第7回国内無担保普通社債 2007.6.14 10,000 10,000 1.58 なし 2012.6.14

大陽日酸株式会社 第8回国内無担保普通社債 2009.9.3 - 15,000 1.13 なし 2014.9.3

合計 - - 40,000

(15,000) 40,000 - - -

1年以内 (百万円)

1年超2年以内 (百万円)

2年超3年以内(百万円)

3年超4年以内 (百万円)

4年超5年以内(百万円)

- 15,000 10,000 - 15,000

【借入金等明細表】

区分 前期末残高(百万円)

当期末残高(百万円)

平均利率 (%)

返済期限

短期借入金 24,581 17,825 1.51 -

1年以内に返済予定の長期借入金 9,914 29,604 2.01 -

1年以内に返済予定のリース債務 383 726 - -

長期借入金(1年以内に返済予定のも

のを除く。) 110,659 161,197 1.96 2011年~2018年

リース債務(1年以内に返済予定のも

のを除く。) 2,575 2,978 - 2011年~2028年

その他有利子負債

コマーシャルペーパー

(1年以内返済)

1,000 - - -

在外子会社におけるリース債務

(1年以内返済) 583 799 4.20 -

在外子会社におけるリース債務

(1年以内返済のものを除く。) 5,980 5,978 4.20 2011年~2019年

合計 155,678 219,111 - -

  1年超2年以内 (百万円)

2年超3年以内(百万円)

3年超4年以内 (百万円)

4年超5年以内(百万円)

長期借入金 24,565 16,888 40,020 49,961

リース債務 1,110 525 313 118

在外子会社における

リース債務 2,694 829 1,104 263

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- 90 -

当連結会計年度における四半期情報

 

(2)【その他】

 

第1四半期

自平成21年4月1日

至平成21年6月30日

第2四半期

自平成21年7月1日

至平成21年9月30日

第3四半期

自平成21年10月1日

至平成21年12月31日

第4四半期

自平成22年1月1日

至平成22年3月31日

売上高(百万円) 96,637 107,519 107,355 121,876

税金等調整前四半期純利益

金額(百万円) 5,188 7,522 6,925 8,555

四半期純利益金額

(百万円) 2,622 4,206 3,984 4,935

1株当たり四半期純利益金

額(円) 6.56 10.52 9.96 12.34

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- 91 -

2【財務諸表等】 (1)【財務諸表】 ①【貸借対照表】

(単位:百万円)

前事業年度 (平成21年3月31日)

当事業年度 (平成22年3月31日)

資産の部

流動資産

現金及び預金 18,356 11,822

受取手形 ※1 5,083 ※1 7,809

売掛金 ※1 79,394 ※1 84,998

商品及び製品 2,722 2,210

仕掛品 3,194 3,863

原材料及び貯蔵品 1,068 704

前渡金 2,657 2,513

前払費用 3 0

短期貸付金 ※1 16,870 ※1 10,779

繰延税金資産 2,150 2,441

その他 1,815 1,821

貸倒引当金 △159 △181

流動資産合計 133,159 128,786

固定資産

有形固定資産

建物(純額) 23,720 25,487

構築物(純額) 1,148 1,153

機械及び装置(純額) ※6 35,326 ※6 34,990

車両運搬具(純額) 169 134

工具、器具及び備品(純額) 1,758 1,954

土地 18,916 20,325

リース資産(純額) 1,839 2,475

建設仮勘定 8,970 3,868

有形固定資産合計 ※2 91,851 ※2 90,389

無形固定資産

のれん 113 75

特許権 21 6

借地権 0 0

商標権 0 0

ソフトウエア 1,122 862

リース資産 - 2

その他 101 100

無形固定資産合計 1,358 1,047

投資その他の資産

投資有価証券 ※3 27,088 ※3 42,690

関係会社株式 101,464 126,191

出資金 16 2

関係会社出資金 8,075 10,193

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- 92 -

(単位:百万円)

前事業年度 (平成21年3月31日)

当事業年度 (平成22年3月31日)

長期貸付金 165 2,728

従業員に対する長期貸付金 7 5

関係会社長期貸付金 210 9,625

破産更生債権等 942 937

長期前払費用 175 145

前払年金費用 12,518 11,220

リース投資資産 969 2,230

その他 1,941 1,860

投資等評価引当金 △3,011 △2,938

貸倒引当金 △1,187 △1,181

投資その他の資産合計 149,375 203,710

固定資産合計 242,585 295,148

資産合計 375,745 423,934

負債の部

流動負債

支払手形 61 24

買掛金 ※1, ※3 43,347 ※1, ※3 41,795

短期借入金 ※1 8,864 ※1 10,472

1年内返済予定の長期借入金 1,254 15,000

1年内償還予定の社債 15,000 -

コマーシャル・ペーパー 1,000 -

リース債務 193 444

未払金 4,911 2,232

未払費用 3,791 4,860

未払法人税等 3,601 4,597

前受金 1,115 1,794

預り金 274 221

完成工事補償引当金 414 257

工事損失引当金 4 -

その他 ※7 542 ※7 1,110

流動負債合計 84,376 82,811

固定負債

社債 25,000 40,000

長期借入金 ※8 83,100 ※8 100,100

リース債務 1,666 2,093

長期未払金 631 517

長期預り金 95 223

繰延税金負債 10,317 14,176

執行役員退職慰労引当金 350 355

固定負債合計 121,161 157,466

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- 93 -

(単位:百万円)

前事業年度 (平成21年3月31日)

当事業年度 (平成22年3月31日)

負債合計 205,537 240,278

純資産の部

株主資本

資本金 27,039 27,039

資本剰余金

資本準備金 46,128 46,128

その他資本剰余金 163 164

資本剰余金合計 46,291 46,292

利益剰余金

利益準備金 7,664 7,664

その他利益剰余金

固定資産圧縮積立金 9,517 8,227

特別償却準備金 265 212

別途積立金 60,717 65,717

繰越利益剰余金 17,953 20,091

利益剰余金合計 96,118 101,913

自己株式 △2,146 △2,226

株主資本合計 167,304 173,019

評価・換算差額等

その他有価証券評価差額金 3,032 10,672

繰延ヘッジ損益 △128 △35

評価・換算差額等合計 2,903 10,636

純資産合計 170,207 183,655

負債純資産合計 375,745 423,934

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②【損益計算書】

(単位:百万円)

前事業年度 (自 平成20年4月1日

至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

売上高 ※1 267,047 ※1 224,742

売上原価

商品売上原価

商品期首たな卸高 2,355 2,248

当期商品仕入高 123,234 106,414

合計 125,590 108,662

商品期末たな卸高 2,248 1,784

商品売上原価 123,342 106,878

製品売上原価

製品期首たな卸高 486 474

当期製品製造原価 73,547 50,403

合計 74,034 50,877

製品期末たな卸高 474 426

製品売上原価 73,560 50,450

売上原価合計 ※1 196,902 ※1 157,329

売上総利益 70,145 67,412

販売費及び一般管理費 ※2, ※3 55,979 ※2, ※3 53,097

営業利益 14,165 14,315

営業外収益

受取利息 244 345

受取配当金 ※1 2,292 ※1 3,805

その他 481 617

営業外収益合計 3,018 4,767

営業外費用

支払利息 1,080 1,709

社債利息 571 589

固定資産除却損 238 267

その他 620 617

営業外費用合計 2,511 3,183

経常利益 14,672 15,899

特別利益

投資有価証券売却益 9 -

関係会社株式売却益 1 -

固定資産売却益 ※4 110 ※4 74

抱合せ株式消滅差益 - 332

ゴルフ会員権売却益 2 -

投資等評価引当金繰戻益 - 313

受取補償金 - 264

貸倒引当金戻入額 132 -

特別利益合計 257 985

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- 95 -

(単位:百万円)

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

特別損失

投資有価証券評価損 171 -

固定資産除却損 ※5 398 ※5 423

投資等評価引当金繰入額 550 240

ゴルフ会員権評価損 67 17

減損損失 - ※6 484

環境対策費 - 79

特別損失合計 1,186 1,245

税引前当期純利益 13,743 15,638

法人税、住民税及び事業税 6,812 6,780

法人税等調整額 △1,342 △1,737

法人税等合計 5,469 5,042

当期純利益 8,274 10,595

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- 96 -

(注)1.原価計算の方法は、酸素、窒素、アルゴンについては総合原価計算、ガス関連機器及び機械装置については

個別原価計算を採用しております。

2.たな卸資産振替高については、製造費用より控除しており、その金額は前事業年度386百万円、当事業年

度、マイナス772百万円であります。

3.他勘定振替高の内容は次のとおりであります。

 

【製造原価明細書】

    前事業年度

(自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

区分 注記 番号

金額(百万円)構成比(%)

金額(百万円) 構成比(%)

Ⅰ 材料費        27,294 33.5      19,565 33.7

Ⅱ 労務費        2,449 3.0      2,301 4.0

Ⅲ 経費                                

外注費   33,284           22,243          

動力費   2,735           2,081          

減価償却費   6,551           6,148          

その他 9,248 51,819 63.5 5,753 36,227 62.3

当期総製造費用 ※2      81,563 100.0      58,093 100.0

仕掛品期首たな卸高        5,734           3,194     

計        87,298           61,288     

他勘定振替高 ※3      10,556           7,021     

仕掛品期末たな卸高        3,194           3,863     

当期製品製造原価        73,547           50,403     

  前事業年度  当事業年度 

固定資産振替高(機械及び装置)  8,020百万円    百万円  5,403

経費振替高   2,535 〃    〃 1,617

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③【株主資本等変動計算書】

(単位:百万円)

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

株主資本

資本金

前期末残高 27,039 27,039

当期変動額

当期変動額合計 - -

当期末残高 27,039 27,039

資本剰余金

資本準備金

前期末残高 46,128 46,128

当期変動額

当期変動額合計 - -

当期末残高 46,128 46,128

その他資本剰余金

前期末残高 164 163

当期変動額

自己株式の処分 △0 0

当期変動額合計 △0 0

当期末残高 163 164

資本剰余金合計

前期末残高 46,292 46,291

当期変動額

自己株式の処分 △0 0

当期変動額合計 △0 0

当期末残高 46,291 46,292

利益剰余金

利益準備金

前期末残高 7,664 7,664

当期変動額

当期変動額合計 - -

当期末残高 7,664 7,664

その他利益剰余金

固定資産圧縮積立金

前期末残高 11,186 9,517

当期変動額

固定資産圧縮積立金の積立 457 35

固定資産圧縮積立金の取崩 △2,127 △1,324

当期変動額合計 △1,669 △1,289

当期末残高 9,517 8,227

固定資産圧縮特別勘定積立金

前期末残高 405

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- 98 -

(単位:百万円)

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日

至 平成22年3月31日)

当期変動額

固定資産圧縮特別勘定積立金の取崩 △405 -

当期変動額合計 △405 -

特別償却準備金

前期末残高 - 265

当期変動額

特別償却準備金の積立 265 -

特別償却準備金の取崩 - △53

当期変動額合計 265 △53

当期末残高 265 212

別途積立金

前期末残高 51,717 60,717

当期変動額

別途積立金の積立 9,000 5,000

当期変動額合計 9,000 5,000

当期末残高 60,717 65,717

繰越利益剰余金

前期末残高 21,701 17,953

当期変動額

剰余金の配当 △2,415 △2,400

剰余金の配当(中間配当) △2,415 △2,399

固定資産圧縮積立金の積立 △457 △35

固定資産圧縮積立金の取崩 2,127 1,324

別途積立金の積立 △9,000 △5,000

固定資産圧縮特別勘定積立金の取崩 405 -

特別償却準備金の積立 △265 -

特別償却準備金の取崩 - 53

当期純利益 8,274 10,595

当期変動額合計 △3,748 2,137

当期末残高 17,953 20,091

利益剰余金合計

前期末残高 92,675 96,118

当期変動額

剰余金の配当 △2,415 △2,400

剰余金の配当(中間配当) △2,415 △2,399

固定資産圧縮積立金の積立 - -

固定資産圧縮積立金の取崩 - -

別途積立金の積立 - -

固定資産圧縮特別勘定積立金の取崩 - -

特別償却準備金の積立 - -

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- 99 -

(単位:百万円)

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日

至 平成22年3月31日)

特別償却準備金の取崩 - -

当期純利益 8,274 10,595

当期変動額合計 3,442 5,795

当期末残高 96,118 101,913

自己株式

前期末残高 △329 △2,146

当期変動額

自己株式の取得 △1,852 △82

自己株式の処分 35 1

当期変動額合計 △1,816 △80

当期末残高 △2,146 △2,226

株主資本合計

前期末残高 165,678 167,304

当期変動額

剰余金の配当 △2,415 △2,400

剰余金の配当(中間配当) △2,415 △2,399

当期純利益 8,274 10,595

自己株式の取得 △1,852 △82

自己株式の処分 34 2

当期変動額合計 1,625 5,714

当期末残高 167,304 173,019

評価・換算差額等

その他有価証券評価差額金

前期末残高 12,524 3,032

当期変動額

株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △9,492 7,640

当期変動額合計 △9,492 7,640

当期末残高 3,032 10,672

繰延ヘッジ損益

前期末残高 △41 △128

当期変動額

株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △87 93

当期変動額合計 △87 93

当期末残高 △128 △35

評価・換算差額等合計

前期末残高 12,482 2,903

当期変動額

株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △9,579 7,733

当期変動額合計 △9,579 7,733

当期末残高 2,903 10,636

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- 100 -

(単位:百万円)

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

純資産合計

前期末残高 178,161 170,207

当期変動額

剰余金の配当 △2,415 △2,400

剰余金の配当(中間配当) △2,415 △2,399

当期純利益 8,274 10,595

自己株式の取得 △1,852 △82

自己株式の処分 34 2

株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △9,579 7,733

当期変動額合計 △7,954 13,448

当期末残高 170,207 183,655

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- 101 -

【重要な会計方針】

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

1.有価証券の評価基準及び評価方法 1.有価証券の評価基準及び評価方法

子会社株式及び関連会社株式

…移動平均法による原価法

子会社株式及び関連会社株式

同左

その他有価証券

時価のあるもの

…決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額

は全部純資産直入法により処理し、売却原価は

移動平均法により算定)

その他有価証券

時価のあるもの

同左

時価のないもの

…移動平均法による原価法

時価のないもの

同左

2.たな卸資産の評価基準及び評価方法

商品・製品(ガス等)、半製品、原材料、貯蔵品

…総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益

性の低下に基づく簿価切下げの方法により算

定)を採用しております。

2.たな卸資産の評価基準及び評価方法

商品・製品(ガス等)、半製品、原材料、貯蔵品

同左

商品・製品(機械装置、ガス関連機器)、仕掛品

…個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性

の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

を採用しております。

商品・製品(機械装置、ガス関連機器)、仕掛品

同左

(会計方針の変更)

通常の販売目的で保有するたな卸資産について

は、従来、主として総平均法、個別法、移動平均

法による原価法によっておりましたが、当事業年

度より「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企

業会計基準第9号 平成18年7月5日)が適用さ

れたことに伴い、主として総平均法、個別法によ

る原価法(貸借対照表価額については収益性の低

下に基づく簿価切下げの方法)により算定してお

ります。この変更による損益への影響はありませ

ん。 

──────

3.固定資産の減価償却の方法

(1)有形固定資産(リース資産を除く)

賃貸用機械及び装置の一部については定額法、その

他の有形固定資産については定率法を採用しておりま

す。ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物

(附属設備を除く)については、定額法を採用してお

ります。

賃貸用建物・構築物の耐用年数の一部については賃

貸期間を採用しております。

3.固定資産の減価償却の方法

(1)有形固定資産(リース資産を除く)

同左

なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

建物 3~50年

機械装置 4~13年

 

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- 102 -

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

(追加情報)

平成20年度の法人税法の改正を契機に機械装置の耐

用年数について見直しを行った結果、当事業年度より

これらを反映した耐用年数に変更しております。

これにより営業利益、経常利益及び税引前当期純利

益がそれぞれ1,244百万円減少しております。

──────

(2)無形固定資産(リース資産を除く)

定額法を採用しております。

のれんについては、5年間で均等償却しておりま

す。

ソフトウェア(自社利用)については、社内におけ

る見込利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用し

ております。

(2)無形固定資産(リース資産を除く)

同左

(3)リース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする

定額法を採用しております。

なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引の

うち、リース取引開始日が平成20年3月31日以前の

リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方

法に準じた会計処理によっております。

(3)リース資産

同左

4.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準

外貨建金銭債権債務は、為替予約を付しているもの以

外は決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差

額は損益として処理しております。

4.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準

同左

5.引当金の計上基準

(1)投資等評価引当金

投融資額を適正に表示するため、関係会社等の資産

内容等を勘案し計上しております。

5.引当金の計上基準

(1)投資等評価引当金

同左

(2)貸倒引当金

売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般

債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特

定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回

収不能見込額を計上しております。

(2)貸倒引当金

同左

(3)完成工事補償引当金

機械装置及び機器製品に対する補償工事費等に備え

るため、機械装置及び機器製品の前1年間の出荷額を

基準として 近の補償実績値に基づき計上しておりま

す。

(3)完成工事補償引当金

同左

(4)工事損失引当金

受注工事の損失発生に備えるため、当事業年度末手

持ちの受注工事のうち損失発生が見込まれ、かつ金額

を合理的に見積もることができる工事について、損失

見積り額を計上しております。

(4)工事損失引当金

同左

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- 103 -

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

(5)退職給付引当金

従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末にお

ける退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上

することにしております。

なお、会計基準変更時差異については、15年による

按分額で費用処理しております。数理計算上の差異に

ついては、発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の

一定の年数(12~16年)による定額法により、翌事業

年度から費用処理しております。過去勤務債務(債務

の減額)発生時における従業員の平均残存勤務期間以

内の一定の年数(13~16年)で按分した額を退職給付

費用の中の控除項目として処理しております。

(5)退職給付引当金

同左

(会計方針の変更)

当事業年度より、「「退職給付に係る会計基準」の

一部改正(その3)」(企業会計基準第19号 平成20

年7月31日)を適用しております。なお、これによる

営業利益、経常利益及び税引前当期純利益に与える影

響はありません。

(6)執行役員退職慰労引当金

執行役員の退職慰労金の支給に備えるため、内規に

基づく要支給額を引当計上しております。

(6)執行役員退職慰労引当金

同左

6.収益の計上基準

機械装置請負工事のうち、工期一年超かつ請負金額10

億円以上の工事については、工事進行基準を採用してお

ります。

6.収益及び費用の計上基準

   (完成工事高及び完成工事原価の計上基準)

当事業年度末までの進捗部分について成果の確実

性が認められる工事については工事進行基準(工事

の進捗率の見積りは原価比例法)を、その他の工事

については、工事完成基準を適用しております。

(会計方針の変更)

請負工事に係る収益の計上基準については、従

来、請負金額1,000百万円以上かつ工期1年超の工事

については、工事進行基準を、その他の工事につい

ては工事完成基準を適用しておりましたが、「工事

契約に関する会計基準」(企業会計基準第15号 平

成19年12月27日)及び「工事契約に関する会計基準

の適用指針」(企業会計基準適用指針第18号 平成

19年12月27日)を当事業年度から適用し、当事業年

度に着手した工事契約から、当事業年度末までの進

捗部分について成果の確実性が認められる工事につ

いては工事進行基準(工事の進捗率の見積りは原価

比例法)を、その他の工事については工事完成基準

を適用しております。これによる売上高、売上総利

益、営業利益、経常利益及び税引前当期純利益に与

える影響はありません。

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- 104 -

    

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

7.ヘッジ会計の方法

① ヘッジ会計の方法

ヘッジ会計の要件を満たす為替予約のうち、外貨建

金銭債権債務については振当処理を採用し、予定取引

については繰延ヘッジ処理を採用しております。ま

た、金利スワップにつきましては特例処理を採用して

おります。

7.ヘッジ会計の方法

① ヘッジ会計の方法

同左

② ヘッジ手段とヘッジ対象 ② ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段 ヘッジ対象

為替予約 外貨建取引

金利スワップ 長期借入金等

同左

③ ヘッジ方針

為替予約については外貨建取引に係る将来の受取・

支払について為替変動リスクを回避するために、また

金利スワップについては長期借入金等の支払利息を固

定化するために行っております。

③ ヘッジ方針

同左

④ ヘッジの有効性評価の方法

為替予約については外貨建取引ごとに個々に為替予

約を付しているため、また金利スワップについてはヘ

ッジ手段とヘッジ対象の重要な条件が同一であり、か

つ、ヘッジ開始時及びその後も継続してキャッシュ・

フロー変動を完全に相殺するものと想定することがで

きるため、ヘッジ有効性の判定は省略しております。

④ ヘッジの有効性評価の方法

同左

8.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

消費税等の会計処理について

消費税等の会計処理は、税抜方式によっております。

8.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

同左

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 105 -

 

 

【会計処理方法の変更】

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

(リース取引に関する会計基準の適用)

所有権移転外ファイナンス・リース取引については、従

来、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっ

ておりましたが、当事業年度より「リース取引に関する会

計基準」(企業会計基準第13号(平成5年6月17日(企業

会計審議会第一部会)、平成19年3月30日改正))及び

「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企業会計基

準適用指針第16号(平成6年1月18日(日本公認会計士協

会 会計制度委員会)、平成19年3月30日改正))を適用

し、通常の売買取引に係る方法に準じた会計処理によって

おります。

なお、リース取引開始日が適用初年度開始前の所有権移

転外ファイナンス・リース取引については、引き続き通常

の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を適用しており

ます。

この会計基準の適用により総資産の影響は1,839百万円

の増加、損益への影響は軽微であります。

──────

【表示方法の変更】

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

 (貸借対照表)

「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等

の一部を改正する内閣府令」(平成20年8月7日 内閣府

令第50号)が適用となることに伴い、前事業年度におい

て、「商品」「製品」「半製品」として掲記されていたも

のは、当事業年度から「商品及び製品」と一括掲記してお

ります。なお、当事業年度の「商品」「製品」「半製品」

は、それぞれ2,248百万円、471百万円、2百万円でありま

す。 また、前事業年度において、「原材料」「貯蔵品」

と掲記されていたものは、当事業年度から「原材料及び貯

蔵品」と一括掲記しております。なお、当事業年度の「原

材料」「貯蔵品」は、それぞれ166百万円、902百万円であ

ります。

──────

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- 106 -

 

【注記事項】

(貸借対照表関係)

前事業年度

(平成21年3月31日)

当事業年度

(平成22年3月31日)

※1.関係会社に関する項目は次のとおりであります。 ※1.関係会社に関する項目は次のとおりであります。

受取手形  849百万円

売掛金   24,028 〃

短期貸付金   16,828 〃

買掛金 12,333 〃

短期借入金  8,864 〃

受取手形   百万円762

売掛金    〃 18,295

短期貸付金    〃 10,737

買掛金 〃 14,093

短期借入金   〃 10,472

※2.有形固定資産の減価償却累計額は209,285百万円で

あります。

※2.有形固定資産の減価償却累計額は 百万円で

あります。

214,185

※3.担保に供している資産並びに担保付債務は次のとお

りであります。

担保資産  

投資有価証券 26百万円

担保付債務  

買掛金 67百万円

※3.担保に供している資産並びに担保付債務は次のとお

りであります。

担保資産  

投資有価証券 百万円51

担保付債務  

買掛金 百万円127

4.偶発債務

下記会社に対して銀行借入等の債務保証を行ってお

ります。

4.偶発債務

下記会社に対して銀行借入等の債務保証を行ってお

ります。

上記金額に含まれている保証予約等は、1,725百万

円であります。

また、上記金額には、共同出資者による再保証

1,007百万円が含まれております。

Matheson Tri-Gas,Inc.  16,179百万円

(外貨 163,046千US$)

㈱亀山ガスセンター 7,171百万円

その他27社 9,534 〃

計 32,885 〃

上記金額に含まれている保証予約等は、 百万円

であります。

また、上記金額には、共同出資者による再保証

百万円が含まれております。

Matheson Tri-Gas,Inc.   百万円33,574

(外貨 千US$)357,022

㈱亀山ガスセンター 百万円5,918

その他27社 〃 12,586

計 〃 52,078

777

847

5.売掛金の債権流動化による譲渡高 9,840百万円

受取手形の債権流動化による譲渡高 5,063百万円

5.売掛金の債権流動化による譲渡高 百万円2,800

受取手形の債権流動化による譲渡高 百万円1,263

※6.国庫補助金による圧縮額  

機械装置 411百万円

※6.国庫補助金による圧縮額  

機械装置 百万円411

※7.未払消費税等の処理について

未払消費税等は流動負債の「その他」に含めて表示

しております。

※7.未払消費税等の処理について

同左

※8.財務制限条項

(1)当社の株式会社三菱東京UFJ銀行を主幹事とするシ

ンジケートローン契約(契約日平成18年9月26日、借

入金残高2,000百万円)には、下記財務制限条項が付

されており、当該条項に抵触した場合は、本契約上

のすべての債務について期限の利益を喪失する可能

性があります。

①各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表の純資産の部の金額を、当該決算期の直前

の決算期の末日または2006年3月に終了する決算期

の末日における単体の貸借対照表の純資産の部の金

額(但し、2006年3月に終了する決算期の末日にお

ける借入人の単体の貸借対照表については、資本の

部の金額に「新株予約権」及び「繰延ヘッジ損益」

の合計金額を加えた金額)のいずれか大きい方の

75%の金額以上に維持する。

※8.財務制限条項

(1)当社の株式会社三菱東京UFJ銀行を主幹事とするシ

ンジケートローン契約(契約日平成18年9月26日、借

入金残高 百万円)には、下記財務制限条項が付

されており、当該条項に抵触した場合は、本契約上

のすべての債務について期限の利益を喪失する可能

性があります。

①各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表の純資産の部の金額を、当該決算期の直前

の決算期の末日または2006年3月に終了する決算期

の末日における単体の貸借対照表の純資産の部の金

額(但し、2006年3月に終了する決算期の末日にお

ける借入人の単体の貸借対照表については、資本の

部の金額に「新株予約権」及び「繰延ヘッジ損益」

の合計金額を加えた金額)のいずれか大きい方の

%の金額以上に維持する。

2,000

75

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 107 -

 

前事業年度

(平成21年3月31日)

当事業年度

(平成22年3月31日)

②各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期

の直前の決算期の末日または2006年3月に終了する

決算期の末日における連結貸借対照表の純資産の部

の金額(但し、2006年3月に終了する決算期の末日

における借入人の連結の貸借対照表については、資

本の部の金額に「新株予約権」、「少数株主持分」

及び「繰延ヘッジ損益」の合計金額を加えた金額)

のいずれか大きい方の75%の金額以上に維持する。

②各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期

の直前の決算期の末日または2006年3月に終了する

決算期の末日における連結貸借対照表の純資産の部

の金額(但し、2006年3月に終了する決算期の末日

における借入人の連結の貸借対照表については、資

本の部の金額に「新株予約権」、「少数株主持分」

及び「繰延ヘッジ損益」の合計金額を加えた金額)

のいずれか大きい方の %の金額以上に維持する。 75

③各年度の決算期にかかる単体並びに連結損益計算書

上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常

損失を計上しない。

③各年度の決算期にかかる単体並びに連結損益計算書

上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常

損失を計上しない。

(2)当社の株式会社みずほコーポレート銀行を主幹事と

するシンジケートローン契約(契約日平成18年9月

26日、借入金残高1,000百万円)には、下記財務制限

条項が付されており、当該条項に抵触した場合は、

本契約上のすべての債務について期限の利益を喪失

する可能性があります。

(2)当社の株式会社みずほコーポレート銀行を主幹事と

するシンジケートローン契約(契約日平成18年9月

26日、借入金残高 百万円)には、下記財務制限

条項が付されており、当該条項に抵触した場合は、

本契約上のすべての債務について期限の利益を喪失

する可能性があります。

1,000

①各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部から繰延ヘッジ損益、

新株予約権及び少数株主持分を控除した金額を前年

同期比75%以上に維持する。

①各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部から繰延ヘッジ損益、

新株予約権及び少数株主持分を控除した金額を前年

同期比 %以上に維持する。 75

②各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表における純資産の部から繰延ヘッジ損益及

び新株予約権を控除した金額を前年同期比75%以上

に維持する。

②各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表における純資産の部から繰延ヘッジ損益及

び新株予約権を控除した金額を前年同期比 %以上

に維持する。

75

③有価証券報告書中の連結のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

③有価証券報告書中の連結のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

④有価証券報告書中の単体のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

④有価証券報告書中の単体のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

(3)当社の株式会社三菱東京UFJ銀行を主幹事とするシ

ンジケートローン契約(契約日平成19年9月13日、借

入金残高2,000百万円)には、下記財務制限条項が付

されており、当該条項に抵触した場合は、本契約上

のすべての債務について期限の利益を喪失する可能

性があります。

(3)当社の株式会社三菱東京UFJ銀行を主幹事とするシ

ンジケートローン契約(契約日平成19年9月13日、借

入金残高 百万円)には、下記財務制限条項が付

されており、当該条項に抵触した場合は、本契約上

のすべての債務について期限の利益を喪失する可能

性があります。

2,000

①各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表の純資産の部の金額を、当該決算期の直前

の決算期の末日または2007年3月に終了する決算期

の末日における単体の貸借対照表の純資産の部の金

額のいずれか大きい方の75%の金額以上に維持す

る。

①各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表の純資産の部の金額を、当該決算期の直前

の決算期の末日または2007年3月に終了する決算期

の末日における単体の貸借対照表の純資産の部の金

額のいずれか大きい方の %の金額以上に維持す

る。

75

②各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期

の直前の決算期の末日または2007年3月に終了する

決算期の末日における連結貸借対照表の純資産の部

の金額のいずれか大きい方の75%の金額以上に維持

する。

②各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期

の直前の決算期の末日または2007年3月に終了する

決算期の末日における連結貸借対照表の純資産の部

の金額のいずれか大きい方の %の金額以上に維持

する。

75

③各年度の決算期にかかる単体並びに連結損益計算書

上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常

損失を計上しない。

③各年度の決算期にかかる単体並びに連結損益計算書

上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常

損失を計上しない。

2010/06/30 22:31:1309626594_有価証券報告書_20100630223029

- 108 -

前事業年度

(平成21年3月31日)

当事業年度

(平成22年3月31日)

(4)当社の株式会社みずほコーポレート銀行を主幹事と

するシンジケートローン契約(契約日平成19年9月

13日、借入金残高2,000百万円)には、下記財務制限

条項が付されており、当該条項に抵触した場合は、

本契約上のすべての債務について期限の利益を喪失

する可能性があります。

(4)当社の株式会社みずほコーポレート銀行を主幹事と

するシンジケートローン契約(契約日平成19年9月

13日、借入金残高 百万円)には、下記財務制限

条項が付されており、当該条項に抵触した場合は、

本契約上のすべての債務について期限の利益を喪失

する可能性があります。

2,000

①各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を前年同期比

75%以上に維持する。

①各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を前年同期比

%以上に維持する。

75

②各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表における純資産の部の金額を前年同期比

75%以上に維持する。

②各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表における純資産の部の金額を前年同期比

%以上に維持する。

75

③有価証券報告書中の連結のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

③有価証券報告書中の連結のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

④有価証券報告書中の単体のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

④有価証券報告書中の単体のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

(5)当社の株式会社三菱東京UFJ銀行を主幹事とするシ

ンジケートローン契約(契約日平成21年3月26日、借

入金残高6,000百万円)には、下記財務制限条項が付

されており、当該条項に抵触した場合は、本契約上

のすべての債務について期限の利益を喪失する可能

性があります。

(5)当社の株式会社三菱東京UFJ銀行を主幹事とするシ

ンジケートローン契約(契約日平成21年3月26日、借

入金残高 百万円)には、下記財務制限条項が付

されており、当該条項に抵触した場合は、本契約上

のすべての債務について期限の利益を喪失する可能

性があります。

6,000

①各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表の純資産の部の金額を、当該決算期の直前

の決算期の末日または2008年3月に終了する決算期

の末日における単体の貸借対照表の純資産の部の金

額のいずれか大きい方の75%の金額以上に維持す

る。

①各年度の決算期及び中間期の末日における単体の貸

借対照表の純資産の部の金額を、当該決算期の直前

の決算期の末日または2008年3月に終了する決算期

の末日における単体の貸借対照表の純資産の部の金

額のいずれか大きい方の %の金額以上に維持す

る。

75

②各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期

の直前の決算期の末日または2008年3月に終了する

決算期の末日における連結貸借対照表の純資産の部

の金額のいずれか大きい方の75%の金額以上に維持

する。

②各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期

の直前の決算期の末日または2008年3月に終了する

決算期の末日における連結貸借対照表の純資産の部

の金額のいずれか大きい方の %の金額以上に維持

する。

75

③各年度の決算期にかかる単体並びに連結損益計算書

上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常

損失を計上しない。

③各年度の決算期にかかる単体並びに連結損益計算書

上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常

損失を計上しない。

(6)当社の株式会社みずほコーポレート銀行を主幹事と

するシンジケートローン契約(契約日平成21年3月

27日、借入金残高12,000百万円)には、下記財務制

限条項が付されており、当該条項に抵触した場合

は、本契約上のすべての債務について期限の利益を

喪失する可能性があります。

(6)当社の株式会社みずほコーポレート銀行を主幹事と

するシンジケートローン契約(契約日平成21年3月

27日、借入金残高 百万円)には、下記財務制

限条項が付されており、当該条項に抵触した場合

は、本契約上のすべての債務について期限の利益を

喪失する可能性があります。

12,000

①各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を前年同期比

75%以上に維持する。

①各年度の決算期及び中間期の末日における連結の貸

借対照表における純資産の部の金額を前年同期比

%以上に維持する。

75

②有価証券報告書中の連結のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

②有価証券報告書中の連結のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

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- 109 -

 

前事業年度

(平成21年3月31日)

当事業年度

(平成22年3月31日)

(7)当社の株式会社みずほコーポレート銀行を主幹事と

するシンジケートローン契約(契約日平成21年9月

10日、借入残高 百万円)には、下記財務制限

条項が付されており、当該条項に抵触した場合は、

本契約上のすべての債務について期限の利益を喪失

する可能性があります。

①各年度の決算期及び第2四半期の末日における連結

の貸借対照表における純資産の部の金額を前年同期

比 %以上に維持する。

②有価証券報告書中の連結のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

(8)当社の株式会社日本政策金融公庫(国際協力銀行)

との金銭消費貸借契約(契約日平成21年9月15日、

借入残高 百万円)には、下記財務制限条項が

付されており、当該条項に抵触した場合は、本契約

上のすべての債務について期限の利益を喪失する可

能性があります。

①各年度の決算期および中間期の末日における連結の

貸借対照表における純資産の部の金額を前年同期比

%以上に維持する。

②有価証券報告書中の連結のインタレスト・カバレッ

ジ・レシオを1倍以上に維持する。

10,300

75

14,700

75

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- 110 -

 

(損益計算書関係)

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

※1.関係会社に関する項目は次のとおりであります。 ※1.関係会社に関する項目は次のとおりであります。

売上高 66,652百万円

商品仕入高 102,942 〃

受取配当金 1,490 〃

売上高 百万円53,967

商品仕入高 〃 93,582

受取配当金 〃 3,218

※2.販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額は次の

とおりであり、販売費及び一般管理費のうち、販売費

に属する費用の割合は概ね82%であります。

販売運賃荷造費  14,267百万円

完成工事補償引当金繰入額 474 〃

従業員給与 6,925 〃

従業員賞与 2,960 〃

執行役員退職慰労引当金繰入額 154 〃

貸倒引当金繰入額 562 〃

退職給付費用 1,054 〃

減価償却費 6,331 〃

業務委託費 4,617 〃

修繕費 3,204 〃

賃借料 2,913 〃

研究開発費 3,033 〃

※2.販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額は次の

とおりであり、販売費及び一般管理費のうち、販売費

に属する費用の割合は概ね %であります。 82

販売運賃荷造費   百万円13,064

完成工事補償引当金繰入額 〃 134

従業員給与 〃 6,769

従業員賞与 〃 3,014

執行役員退職慰労引当金繰入額 〃 153

貸倒引当金繰入額 〃 22

退職給付費用 〃 1,665

減価償却費 〃 6,271

業務委託費 〃 4,630

修繕費 〃 2,996

賃借料 〃 2,627

研究開発費 〃 3,290

研究開発費の内訳は下記のとおりであります。 研究開発費の内訳は下記のとおりであります。

従業員給与等  1,184百万円

減価償却費 755 〃

試験研究用材料費 531 〃

その他 562 〃

従業員給与等   百万円1,046

減価償却費 〃 1,240

試験研究用材料費 〃 352

その他 〃 651

※3.一般管理費に含まれる研究開発費3,033百万円 ※3.一般管理費に含まれる研究開発費 百万円 3,290

※4.固定資産売却益は、土地等の売却益110百万円であ

ります。

※4.固定資産売却益は、土地等の売却益 百万円であり

ます。

74

※5.固定資産除却損は、機械装置等の除却損398百万円

であります。

※5.固定資産除却損は、機械装置等の除却損 百万円

であります。

423

────── ※6.減損損失

当事業年度において、当社は以下の資産について

減損損失を計上しました。

当社は、事業用資産については事業の種類別セグ

メント毎に、遊休資産については物件単位毎にグル

ーピングを行っております。その結果、地価の下落

により、回収可能価額が帳簿価額を下回っている遊

休資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額

し、当該減少額を減損損失( 百万円)として特別

損失に計上しました。なお、当該資産の回収可能価

額は正味売却価額により測定しており、売買契約に

基づく売却予定額、固定資産税評価額または相続税

評価額によっております。

場所 用途 種類

福島県会津若松市 遊休資産  土地

宮崎県東諸県郡 遊休資産  土地

484

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- 111 -

前事業年度(自平成20年4月1日 至平成21年3月31日)

自己株式の種類及び株式数に関する事項

 (注)普通株式の自己株式の株式数の増加2,656千株は、単元未満株式の買取156千株及び金融商品取引法第24条の6第

1項に基づく自己株式買付2,500千株によるものです。また、減少48千株は単元未満株式の売却48千株によるもの

です。

 

当事業年度(自平成21年4月1日 至平成22年3月31日)

自己株式の種類及び株式数に関する事項

 (注)普通株式の自己株式の株式数の増加88千株は、単元未満株式の買取88千株によるものです。また、減少2千株は

単元未満株式の売却2千株によるものです。

 

(株主資本等変動計算書関係)

  前事業年度末株式数(千株)

当事業年度増加株式数(千株)

当事業年度減少株式数(千株)

当事業年度末株式数(千株)

普通株式(注) 448 2,656 48 3,055

合計 448 2,656 48 3,055

  前事業年度末株式数(千株)

当事業年度増加株式数(千株)

当事業年度減少株式数(千株)

当事業年度末株式数(千株)

普通株式(注) 3,055 88 2 3,141

合計 3,055 88 2 3,141

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- 112 -

 

(リース取引関係)

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

1.ファイナンス・リース取引(借主側)

所有権移転外ファイナンス・リース取引

①リース資産の内容

有形固定資産

ガス事業における生産設備(機械及び装置)等であ

ります。 

②リース資産の減価償却の方法

重要な会計方針「3.固定資産の減価償却の方法」

に記載の通りであります。 

なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のう

ち、リース開始日が、平成20年3月31日以前のリース

取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じ

た会計処理によっており、その内容は次の通りであり

ます。 

(1)リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当

額、減損損失累計額相当額及び期末残高相当額

(2)未経過リース料期末残高相当額等

未経過リース料期末残高相当額

(注) 取得価額相当額及び未経過リース料期末残高相当

額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期

末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法

により算定しております。

(3)支払リース料、リース資産減損勘定の取崩額、減価

償却費相当額及び減損損失

(4)減価償却費相当額の算定方法

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額

法によっております。

(減損損失について)

リース資産に配分された減損損失はありません。

  取得価額相当額 (百万円)

減価償却累計額相当額 (百万円)

期末残高相当額 (百万円)

機械及び装置 3,896 2,706 1,190

車両運搬具 24 20 4

工具、器具及び備品 2,643 1,661 982

ソフトウェア 151 109 41

合計 6,715 4,497 2,218

1年内 892百万円

1年超 1,326百万円

合計 2,218百万円

支払リース料 974百万円

減価償却費相当額 974百万円

1.ファイナンス・リース取引(借主側)

所有権移転外ファイナンス・リース取引

①リース資産の内容

同左

②リース資産の減価償却の方法

同左

(1)リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当

額、減損損失累計額相当額及び期末残高相当額

(2)未経過リース料期末残高相当額等

未経過リース料期末残高相当額

(注) 取得価額相当額及び未経過リース料期末残高相当

額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期

末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法

により算定しております。

(3)支払リース料、リース資産減損勘定の取崩額、減価

償却費相当額及び減損損失

(4)減価償却費相当額の算定方法

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額

法によっております。

(減損損失について)

リース資産に配分された減損損失はありません。

  取得価額相当額 (百万円)

減価償却累計額相当額 (百万円)

期末残高相当額 (百万円)

機械及び装置 3,751 2,929 821

車両運搬具 12 10 1

工具、器具及び備品 1,435 1,010 425

ソフトウェア 47 39 8

合計 5,246 3,990 1,256

1年内 百万円486

1年超 百万円769

合計 百万円1,256

支払リース料 百万円760

減価償却費相当額 百万円760

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- 113 -

  

前事業年度(自平成20年4月1日 至平成21年3月31日)

子会社株式及び関連会社株式で時価のあるものはありません。

 

当事業年度(自平成21年4月1日 至平成22年3月31日)

子会社株式及び関連会社株式(貸借対照表計上額 子会社株式 百万円、関連会社株式 )は、市場

価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。

 

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

2.オペレーティング・リース取引

未経過リース料

1年内 262百万円

1年超 616百万円

合計   878百万円

2.オペレーティング・リース取引

未経過リース料

1年内 百万円186

1年超 百万円1,618

合計    百万円1,804

 3.ファイナンス・リース取引(貸主側)

リース投資資産の内訳等につきましては重要性がないた

め注記を省略しております。

 3.ファイナンス・リース取引(貸主側)

リース投資資産の内訳等につきましては重要性がないた

め注記を省略しております。

(有価証券関係)

121,781 4,409

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- 114 -

(税効果会計関係)

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の

内訳

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の

内訳

(単位:百万円)

(平成21年3月31日現在)

(1)流動の部     

繰延税金資産     

未払賞与損金算入限度超過額 868

未払費用 312

未払事業税 263

完成工事補償引当金 168

その他 448

繰延ヘッジ損益 88

繰延税金資産合計 2,150

(2)固定の部     

繰延税金資産     

減価償却費 1,346

貸倒引当金 169

執行役員退職慰労引当金 142

その他 6,419

繰延税金資産小計 8,076

評価性引当額 △4,349

繰延税金資産合計 3,727

繰延税金負債との相殺 △3,727

繰延税金資産の純額 -

繰延税金負債     

その他有価証券評価差額金 △2,080

固定資産圧縮積立金 △6,529

特別償却準備金 △182

その他 △5,252

繰延税金負債合計 △14,044

繰延税金資産との相殺 3,727

繰延税金負債の純額 △10,317

(単位:百万円)

(平成22年3月31日現在)

(1)流動の部     

繰延税金資産     

未払賞与損金算入限度超過額 1,107

未払費用 490

未払事業税 391

完成工事補償引当金 104

その他 322

繰延ヘッジ損益 24

繰延税金資産合計 2,441

(2)固定の部     

繰延税金資産     

減価償却費 1,346

貸倒引当金 111

執行役員退職慰労引当金 144

その他 6,574

繰延税金資産小計 8,176

評価性引当額 △4,516

繰延税金資産合計 3,660

繰延税金負債との相殺 △3,660

繰延税金資産の純額 -

繰延税金負債     

その他有価証券評価差額金 △7,321

固定資産圧縮積立金 △5,644

特別償却準備金 △145

その他 △4,724

繰延税金負債合計 △17,836

繰延税金資産との相殺 3,660

繰延税金負債の純額 △14,176

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- 115 -

 

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率

との間の差異の原因となった主な項目別の内訳 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率

との間の差異の原因となった主な項目別の内訳 

法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担

率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であ

るため注記を省略しております。

(%)

法定実効税率 40.69

(調整)

交際費等永久に損金に算入されない項目   0.96

受取配当金等永久に益金に算入されない項目   △7.94

住民税均等割    0.46

その他  △1.92

税効果会計適用後の法人税等の負担率   32.25

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- 116 -

(注) 1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

 

(1株当たり情報)

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

1株当たり純資産額 425.48円

1株当たり当期純利益金額 20.62円

1株当たり純資産額 円 459.20

1株当たり当期純利益金額 円 26.49

なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額に

ついては、潜在株式が存在しないため記載しておりま

せん。

なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額に

ついては、潜在株式が存在しないため記載しておりま

せん。

  前事業年度

(自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度(自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

当期純利益(百万円) 8,274 10,595

普通株主に帰属しない金額(百万円) - -

普通株式に係る当期純利益(百万円) 8,274 10,595

期中平均株式数(株) 401,342,585 399,986,905

(重要な後発事象)

前事業年度 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)

当事業年度 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)

当社は連結子会社であるMatheson Tri-Gas,Inc.を通

じ、Valley National Gases LLCの買収を平成21年4月20

日に完了いたしました。

その際発生した買収資金等572.5百万米ドルについて

は、Matheson Tri-Gas,Inc.が銀行借入を行うことで調達

いたしましたが、当社はその全額につき債務保証を行って

おります。 

なお、概要は「1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸

表(重要な後発事象)」をご参照ください。

──────

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- 117 -

【株式】

【その他】

 

④【附属明細表】

【有価証券明細表】

銘柄 株式数(株) 貸借対照表計上額(百万円)

投資有価証券

その他有価証券

JFEホールディングス㈱ 4,845,070 18,241

㈱三菱ケミカルホールディングス 10,421,509 4,981

エア・ウォーター㈱ 3,067,685 3,282

㈱山武 840,000 1,836

高圧ガス工業㈱ 3,023,000 1,677

㈱みずほフィナンシャルグループ(第十一回第十一種優先株式)

1,000,000 1,000

東京建物㈱ 2,540,081 853

小池酸素工業㈱ 2,668,912 717

㈱みずほフィナンシャルグループ(普通株式) 3,808,000 704

イビデン㈱ 200,000 644

東亞合成㈱ 1,480,000 587

協和ガス㈱ 733,000 568

三菱電機㈱ 600,000 515

三菱商事㈱ 181,000 443

㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ 708,950 347

東邦アセチレン㈱ 3,450,000 341

日本金属工業㈱ 1,834,677.91 278

その他(128銘柄) 9,791,190.99 5,667

小計 51,193,075.90 42,689

計 51,193,075.90 42,689

種類及び銘柄 投資口数等(口) 貸借対照表計上額(百万円)

投資有価証券

その他有価証券

(出資証券) 理化学研究所 他2銘柄

- 0

計 - 0

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- 118 -

(注)1.機械及び装置の増加

2.機械及び装置の減少

3.建設仮勘定の増加

4.長期前払費用につきましては、均等償却しております。

5.「当期減少額」欄の()は内数で、減損損失の計上額であります。

 

【有形固定資産等明細表】

資産の種類 前期末残高 (百万円)

当期増加額(百万円)

当期減少額(百万円)

当期末残高(百万円)

当期末減価償却累計額又は償却累計額 (百万円)

当期償却額 (百万円)

差引当期末残高 (百万円)

有形固定資産

建物 50,109 4,072 974 53,206 27,719 1,582 25,487

構築物 6,367 237 18 6,587 5,433 231 1,153

機械及び装置 196,945 10,810 8,176 199,578 164,587 10,121 34,990

車両運搬具 2,319 38 70 2,287 2,152 72 134

工具、器具及び備品 15,589 916 688 15,817 13,863 698 1,954

土地 18,916 1,923514

(484)20,325 - - 20,325

リース資産 1,918 995 10 2,903 428 369 2,475

建設仮勘定 8,970 12,467 17,570 3,868 - - 3,868

有形固定資産計

301,136 31,461

28,023

(484)304,574 214,185 13,075 90,389

無形固定資産

のれん 1,577 - - 1,577 1,501 37 75

特許権 467 - - 467 461 15 6

借地権 0 - - 0 - - 0

商標権 1 - - 1 0 0 0

ソフトウェア 2,150 - 43 2,106 1,243 259 862

リース資産 - 2 - 2 0 0 2

その他 248 0 - 248 147 0 100

無形固定資産計 4,444 2 43 4,403 3,356 313 1,047

長期前払費用 262 9 - 272 126 40 145

生産及び貸与設備 百万円 4,507

販売設備他 〃 6,303

生産及び貸与設備 百万円 6,346

販売設備他 〃 1,831

生産及び貸与設備 百万円  9,347

販売設備他 〃 3,120

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- 119 -

(注1)貸倒引当金の「当期減少額(その他)」は、一般債権の貸倒実績率洗替による戻入額および回収による戻入額

であります。

(注2)投資等評価引当金の「当期減少額(その他)」は、投資価値が十分に回復したため、繰戻しを行なったもので

あります。

 

【引当金明細表】

区分 前期末残高

(百万円)

当期増加額

(百万円)

当期減少額

(目的使用)

(百万円)

当期減少額

(その他)

(百万円)

当期末残高

(百万円)

貸倒引当金 (注1) 1,346 186 12 159 1,362

投資等評価引当金 (注2) 3,011 240 - 313 2,938

完成工事補償引当金 414 134 292 - 257

工事損失引当金 4 - 4 - -

執行役員退職慰労引当金 350 153 149 - 355

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- 120 -

① 流動資産

(イ)現金及び預金

(ロ)受取手形

(a)相手先別内訳

(b)期日別内訳

(ハ)売掛金

(a)相手先別内訳

(b)回収状況

(注) 消費税等の会計処理は税抜方式によっておりますが、上記当期発生高には消費税等が含まれております。

(ニ)商品及び製品

 

(2)【主な資産及び負債の内容】

科目 金額(百万円) 科目 金額(百万円)

現金 120 通知預金 8,800

預金 11,701 別段預金 2

当座預金 2,893       

普通預金 5 計 11,822

相手先 金額(百万円) 相手先 金額(百万円)

東京高圧山崎㈱ 524 東海溶材㈱ 153

㈱サイサン 476 その他 6,195

江藤酸素㈱ 272       

㈱相場商店 187 計 7,809

平成22年4月 (百万円)

5月(百万円) 6月(百万円) 7月(百万円)8月以降

(百万円) 計

(百万円)

948 2,177 2,158 1,807 717 7,809

相手先 金額(百万円) 相手先 金額(百万円)

シャープ㈱ 9,354 ㈱名古屋サンソセンター 2,133

㈱巴商会 5,651 その他 60,381

シャープファイナンス㈱ 4,751       

大陽日酸エネルギー中部㈱ 2,727 計 84,998

前期末残高

(百万円)

(A)

当期発生高

(百万円)

(B)

当期回収高

(百万円)

(C)

当期末残高

(百万円)

(D)

回収率(%)=(C)

───── (A) + (B)

滞留期間(日)=(D)÷(B)─ 12

×30

79,394 235,803 230,199 84,998 73.0 129.8

品名 金額(百万円) 品名 金額(百万円)

酸素・窒素 65 酸素・窒素 7

アルゴン 41 アルゴン 4

溶解アセチレン 10 その他 410

LPガス 33 製品計 423

特殊ガス等 1,264 機械装置等製作用部分品 2

ガス関連機器等 368 半製品計 2

商品計 1,784 商品及び製品合計 2,210

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- 121 -

(ホ)仕掛品

(ヘ)原材料及び貯蔵品

 

② 固定資産

関係会社株式

 

③ 流動負債

(イ)支払手形

(a)相手先別内訳

(b)期日別内訳

 (ロ)買掛金

 

品名 金額(百万円)

空気・ガス分離装置 877

化学装置ほか 2,985

計 3,863

品名 金額(百万円) 品名 金額(百万円)

アルミニウム材 90 特殊ガス用原料ガス 51

購入部分品 38 供給機器等補修材料部品 521

メタノール 1       

その他 1 貯蔵品計 573

原材料計 131 原材料及び貯蔵品合計 704

会社名 金額(百万円) 会社名 金額(百万円)

Matheson Tri-Gas,Inc. 80,682 Ingasco,Incorporated 2,773

大陽日酸東関東㈱ 6,000 その他 28,396

日本液炭㈱ 5,045       

National Oxygen Private 

Limited 3,293 計 126,191

相手先 金額(百万円) 相手先 金額(百万円)

東京山川産業㈱ 16 東亜潜水機㈱ 0

㈱旭精機 6 その他 -

黒沢企画㈲ 0       

サンフロロ工業㈱ 0 計 24

平成22年4月 (百万円)

5月(百万円) 6月(百万円) 7月(百万円)8月以降

(百万円) 計(百万円)

5 5 4 9 0 24

相手先 金額(百万円) 相手先 金額(百万円)

大陽日酸エンジニアリング㈱ 4,441 ジャパンファインプロダクツ㈱ 1,211

日本エア・リキード㈱ 1,744 その他 31,404

㈱千代田組 1,607       

関東電化工業㈱ 1,385 計 41,795

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- 122 -

④ 固定負債

(イ)社債

(ロ)長期借入金

(注)1.シンジケートローンの内訳は㈱みずほコーポレート銀行を主幹事とするもの25,300百万円、及び㈱三菱東京

UFJ銀行を主幹事とするもの10,000百万円であります。

        2.第一生命保険相互会社は、平成22年4月1日付で第一生命保険株式会社へ商号を変更しております。

(ハ)繰延税金負債

繰延税金負債は14,176百万円であり、その内容は「2財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(税効果会計関

係)」に記載しております。

 

該当事項はありません。

 

銘柄 発行年月日 金額(百万円) 利率(%) 担保 償還期限

第6回国内無担保普通社債 2006.7.25 15,000 1.81 なし 2011.7.25

第7回国内無担保普通社債 2007.6.14 10,000 1.58 なし 2012.6.14

第8回国内無担保普通社債 2009.9.3 15,000 1.13 なし 2014.9.3

計 - 40,000 - - -

相手先 金額(百万円)

シンジケートローン 35,300

㈱日本政策金融公庫 14,700

明治安田生命保険(相) 9,200

㈱三菱東京UFJ銀行 9,000

農林中央金庫 5,000

日本生命(相) 4,600

第一生命保険(相) 4,300

㈱みずほコーポレート銀行 2,000

㈱第四銀行 2,000

㈱大垣共立銀行 2,000

㈱常陽銀行 2,000

㈱秋田銀行 1,800

㈱肥後銀行 1,500

㈱大分銀行 1,500

その他 5,200

計 100,100

(3)【その他】

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- 123 -

 

第6【提出会社の株式事務の概要】

事業年度 4月1日から3月31日まで

定時株主総会 6月中

基準日 3月31日

剰余金の配当の基準日 9月30日

3月31日

1単元の株式数 1,000株

単元未満株式の買取り・売渡し  

取扱場所

(特別口座) 

東京都中央区八重洲一丁目2番1号

みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部

株主名簿管理人

(特別口座) 

東京都中央区八重洲一丁目2番1号

みずほ信託銀行株式会社

取次所 ──────

買取手数料 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額

公告掲載方法

当会社の公告方法は、電子公告とする。ただし、事故その他やむを得な

い事由によって電子公告による公告ができない場合は、日本経済新聞に

掲載して行う。なお、電子公告は当社のホームページに掲載しておりそ

のアドレスは次のとおりです。

http://www.tn-sanso.co.jp

株主に対する特典 該当事項なし

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当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。

 

当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。

(1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書

事業年度(第5期)(自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)平成21年6月29日関東財務局長に提出

 

(2) 内部統制報告書及びその添付資料

平成21年6月29日関東財務局長に提出

(3) 四半期報告書及び確認書

(第6期第1四半期)(自 平成21年4月1日 至 平成21年6月30日)平成21年8月12日関東財務局長に提出

(第6期第2四半期)(自 平成21年7月1日 至 平成21年9月30日)平成21年11月13日関東財務局長に提出

(第6期第3四半期)(自 平成21年10月1日 至 平成21年12月31日)平成22年2月12日関東財務局長に提出

  

(4)訂正発行登録

平成21年6月29日関東財務局長に提出

平成21年8月12日関東財務局長に提出

平成21年11月13日関東財務局長に提出

平成22年2月12日関東財務局長に提出

 

(5)発行登録追補書類(普通社債)及びその添付書類

平成21年8月27日関東財務局長に提出

第7【提出会社の参考情報】

1【提出会社の親会社等の情報】

2【その他の参考情報】

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該当事項はありません。

 

第二部【提出会社の保証会社等の情報】

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独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書

    平成21年6月26日

大陽日酸株式会社    

  取締役会 御中  

  新日本有限責任監査法人

  指定有限責任社員

業務執行社員   公認会計士 大石 曉 印

  指定有限責任社員

業務執行社員   公認会計士 池内 基明 印

  指定有限責任社員

業務執行社員   公認会計士 丸山 高雄 印

<財務諸表監査>

当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられ

ている大陽日酸株式会社の平成20年4月1日から平成21年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結附属明細表

について監査を行った。この連結財務諸表の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から連結財務諸表

に対する意見を表明することにある。

当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を基礎

として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体とし

ての連結財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎

を得たと判断している。 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、大陽

日酸株式会社及び連結子会社の平成21年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成

績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。

追記情報 ① 「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」に記載されているとおり、会社は当連結会計年度よ

り、「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」(実務対応報告第18号 平成18

年5月17日)を適用している。 

② (重要な後発事象)に記載されているとおり、会社は連結子会社であるMatheson Tri-Gas,Inc.を通じ、Valley National Gases LLCの買収を平成21年4月20日に完了している。 

  <内部統制監査>

当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、大陽日酸株式会社の平成 21年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。財務報告に係る内部統制を整備及び運用並びに内部統制

報告書を作成する責任は、経営者にあり、当監査法人の責任は、独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明する

ことにある。また、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可

能性がある。 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制

監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準は、当監査法人に内部統制報告書に重要な虚偽の表示がないかどう

かの合理的な保証を得ることを求めている。内部統制監査は、試査を基礎として行われ、財務報告に係る内部統制の評価

範囲、評価手続及び評価結果についての、経営者が行った記載を含め全体としての内部統制報告書の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、内部統制監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。

当監査法人は、大陽日酸株式会社が平成21年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記

の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財

務報告に係る内部統制の評価について、すべての重要な点において適正に表示しているものと認める。 追記情報

内部統制報告書に記載のとおり、会社は連結子会社であるMatheson Tri-Gas,Inc.を通じて、Valley National Gases

LLCを買収し、連結子会社とした。

会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

以 上

(注)1.上記は、監査報告書及び内部統制監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は

当社が別途保管しております。

2.連結財務諸表の範囲にはXBRLデータ自体は含まれていません。

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独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書

    平成22年6月29日

大陽日酸株式会社    

  取締役会 御中  

  新日本有限責任監査法人

  指定有限責任社員

業務執行社員   公認会計士 大石 曉 印

  指定有限責任社員

業務執行社員   公認会計士 池内 基明 印

  指定有限責任社員

業務執行社員   公認会計士 丸山 高雄 印

<財務諸表監査>

当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている大陽日酸株式会社の平成21年4月1日から平成22年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわ

ち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結附属明細表

について監査を行った。この連結財務諸表の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から連結財務諸表

に対する意見を表明することにある。 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監

査法人に連結財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を基礎

として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体とし

ての連結財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。

当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、大陽

日酸株式会社及び連結子会社の平成22年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成

績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。 追記情報

(重要な後発事象)に記載されているとおり、会社は連結子会社であるMatheson Tri-Gas,Inc.を通じ、Western

International Gas & Cylinders Inc.の買収を平成22年4月30日に完了している。

  <内部統制監査>

当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、大陽日酸株式会社の平成

22年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。財務報告に係る内部統制を整備及び運用並びに内部統制

報告書を作成する責任は、経営者にあり、当監査法人の責任は、独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。また、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可

能性がある。

当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制

監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準は、当監査法人に内部統制報告書に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。内部統制監査は、試査を基礎として行われ、財務報告に係る内部統制の評価

範囲、評価手続及び評価結果についての、経営者が行った記載を含め全体としての内部統制報告書の表示を検討すること

を含んでいる。当監査法人は、内部統制監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。

当監査法人は、大陽日酸株式会社が平成22年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財

務報告に係る内部統制の評価について、すべての重要な点において適正に表示しているものと認める。

追記情報

内部統制報告書に記載のとおり、会社は連結子会社であるMatheson Tri-Gas,Inc.を通じて、Western International Gas & Cylinders Inc.を買収し、連結子会社とした。

会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

以 上

(注)1.上記は、監査報告書及び内部統制監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しております。

2.連結財務諸表の範囲にはXBRLデータ自体は含まれていません。

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独立監査人の監査報告書

    平成21年6月26日

大陽日酸株式会社    

  取締役会 御中  

  新日本有限責任監査法人

  指定有限責任社員

業務執行社員   公認会計士 大石 曉 印

  指定有限責任社員

業務執行社員   公認会計士 池内 基明 印

  指定有限責任社員

業務執行社員   公認会計士 丸山 高雄 印

当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられ

ている大陽日酸株式会社の平成20年4月1日から平成21年3月31日までの第5期事業年度の財務諸表、すなわち、

貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び附属明細表について監査を行った。この財務諸表の作成責任は経営

者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。

当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監

査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を基礎とし

て行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての

財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと

判断している。

当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、大陽日酸

株式会社の平成21年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべての重要な点にお

いて適正に表示しているものと認める。

会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

以 上

(注)1.上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しており

ます。

2.財務諸表の範囲にはXBRLデータ自体は含まれていません。

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独立監査人の監査報告書

    平成22年6月29日

大陽日酸株式会社    

  取締役会 御中  

  新日本有限責任監査法人

  指定有限責任社員

業務執行社員   公認会計士 大石 曉 印

  指定有限責任社員

業務執行社員   公認会計士 池内 基明 印

  指定有限責任社員

業務執行社員   公認会計士 丸山 高雄 印

当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられ

ている大陽日酸株式会社の平成21年4月1日から平成22年3月31日までの第6期事業年度の財務諸表、すなわち、

貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び附属明細表について監査を行った。この財務諸表の作成責任は経営

者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。

当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監

査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を基礎とし

て行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての

財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと

判断している。

当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、大陽日酸

株式会社の平成22年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべての重要な点にお

いて適正に表示しているものと認める。

会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

以 上

(注)1.上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しており

ます。

2.財務諸表の範囲にはXBRLデータ自体は含まれていません。

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