Nonverbal Communication/舟波 慶

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Nonverbal Communication 2007/09/16 FXIS 舟舟 舟

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Nonverbal Communication

2007/09/16FXIS

舟波 慶

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Nonverbal Communication とは

Nonverbal Communication = 非言語コミュニケーション

言葉以外の手段によるコミュニケーション身振り、姿勢、表情、目線に加え、服装や髪型、声のトーンや声質なども含まれる社会心理学の分野チャールズ・ダーウィンが最初に研究対象とした

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メラビアンの法則

コミュニケーションにおける影響力の法則

言語情報(言葉そのものの意味)聴覚情報(声の質・速さ・大きさ・口調)視覚情報(見た目・表情・しぐさ・視線)

研修の場でよく紹介されるプレゼンテーションスキルリーダーシップ

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メラビアンの法則

38%

7% 55%

コミュニケーションにおける影響力の法則言語情報

(言葉そのもの)視覚情報(見た目・表情・ しぐさ・視線)

聴覚情報(声の質・速さ・ 大きさ・口調)

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メラビアンの法則

人は見た目が 9 割2005 年出版100 万部を超すベストセラーメラビアンの法則をベースに付けられた題名「日本人のための非言語コミュニケーション」入門

(新潮社の紹介文より)

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メラビアンの法則

多くは誤解引用メラビアンが提唱したものと異なる

38%

7% 55%

言語情報(言葉そのもの)

視覚情報(見た目・表情・ しぐさ・視線)

聴覚情報(声の質・速さ・ 大きさ・口調)

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メラビアンの法則

Albert Mehrabian ( 1939 年生まれ)カリフォルニア大学

心理学名誉教授http://www.kaaj.com/psych/index.html著書「 Silent messages 」にて実験結果をまとめ 1971 年に提唱

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メラビアンの行った実験

<言葉>好意中立嫌悪

<声色>好意中立嫌悪

<表情>好意

<表情>中立

<表情>嫌悪

感情や態度(好意・反感)の伝達を扱う実験異なる感情を伝える場合に優先される要素

言葉:「君は悪くないよ!」態度:目線をあわせない 浮かばない表情

→ 優勢な要素を受け入れる傾向→ どちらとも取れる曖昧なメッセージ

の 場合のみ発生する

特定の状況下でのみ当てはまる

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メラビアンの法則好意の合計= 言語による好意 7%+ 声による好意 38%+ 表情による好意 55%

事実を伝える・要望するなどのコミュニケーションには無関係

本人が HPで次のようにコメント話者が好意や反感について語っていないときは、あてはまらない

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9つの非言語メディア人体(性別、年齢、体格、皮膚の色…)動作(姿勢や動き)目(アイ・コンタクト、目つき)周辺言語(音声上の特徴)沈黙身体接触(身体への接触、その代替行為)対人的空間(コミュニケーションに利用する空間)時間(文化形態と生理学の二つの次元での時間)色彩

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人体の例

初対面の二人が出会う近づくにつれ身体的特徴がはっきりする身長、体重、体型、年齢層皮膚の色、髪型、体の部分的特徴

→ 相手の地位、親近感の度合いを評価→ 言葉遣いのレベルを決定「やあ、坊や。今何時だね?」「すみませんが、今何時ですか?」

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動作の例

動作による「イエス」我々の動作イエス → 頭を縦に振るノー → 頭を横に振る

アラブ人の動作イエス → 頭を横に振るノー → 頭を上に向け軽く舌打ち

→ 文化形態により、動作の意味が異なる

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目の例

通常の対話では注視率は 10%~ 80%注視行為の割合は気分、気質、意図を反映していると受け取られる

話しかける映像を見せた場合の人物評価注視率 15%の映像

→ 冷たい、悲観的、未熟、回避的、従順、

無関心、鈍感など注視率 80%の映像

→ 親近感あり、自信たっぷり、自然体、 円熟、誠実など

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周辺言語の例

感情を聞き取れるか異なる感情を表現しアルファベットを 10回唱える被験者: 8人判定者: 30 人

判定者の的中率「怒り」 65%、「不安」 54%、「悲しみ」 49%、「幸福」 43%、

「同情」 38%、「満足」 31%、「愛情」「恐怖」「嫉妬」 25%、

「誇り」 21%的中率の個人差は 23%~ 54%

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沈黙の例

沈黙の喜怒哀楽極度の怒りの状態での沈黙攻撃の続行から身を守るため攻撃者をこらしめるため

極度の恐怖状態での沈黙生命の危機を感じる脅しなど

敗北がもたらす沈黙試合に負けたあとのスポーツ選手など

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対人的空間の例対人的な間合い親密な間合い( 0cm~約46cm )体温や匂いを感じるほどの間合い身体的接触をする場合の間合い

私的な間合い(約46cm~約 1.22m )夫婦や婚約者同なら差し支えのない間合い

社交的な間合い(約 1.22m ~約 3.66m )社交的な集まりでの友人(約 1.22m~約 2.13m )商取引きなどよりフォーマルな会話(約 2.13~約 3.66m )

公共的な間合い(約 3.66m 以上)見知らぬ人との間に確保したい間合い(約 3.66m~約 7.62m )公演、観劇など観衆を収容する間合い(約 7.62m 以上)

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色彩の例

好きな色(当然個人差あり)性別による色の好みの違い男性:青→赤→紫→緑→オレンジ→黄女性:赤→紫→青→緑→オレンジ→黄

識別しやすい色第 1位:黄地に黒 → 注意喚起用の道路標識など第 2位:白地に緑第 3位:白地に赤第 4位:白地に青第 5位:青地に白 → 道路案内標識

識別しにくい色赤地に青、赤地に緑、青地に緑

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引用非言語コミュニケーション

非言語コミュニケーション(Wikipedia)非言語コミュニケーション(マジョリー・ F ・ヴァーガス 新潮選書)

メラビアンの法則メラビアンの法則(Wikipedia )天使と悪魔のビジネス用語辞典

アルバート・メラビアンAlbert Mehrabianアルバート・メラビアン(Wikipedia )