【NKS組織図】2011/10/14  ·...

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NKSは、「はかる」ことを主体として、一般企業向けに「計測器及び計量器等の校正業務」、及び医薬品・ 医療機器・食品・化粧品等の企業向けに「製造設備・機器のバリデーション支援業務」を提供する企業です。 NKSは“標準器の管理”“力量を有した作業員”“整備された作業手順”により業務を実施し、その成果 物として“トレーサブルな品質記録”を提供することで、お客様の製品品質を間接的に立証しています。 NKSはISO9000:2008に準拠したQMSを構築し、運用・維持をしています。 QMSを運用する組織体系は【NKS組織図】で示します。 ●NKSは、前線本部と事業所との情報交換は全て 社内イントラネットを活用。 1対Nの情報交換をタイムリーに実現。 ●もちろんQMS関連文書も社内イントラネットを活用。 QMS関連文書を前線本部PC上に保管・掲示すると、 全社のPCに一斉送信。 常に最新版を全社で共有・閲覧出来ます。 全てに一覧表が付いているので検索も簡単。 NKSはこんな会社(概要) NKSの社内コミュニケーションには、イントラネットが大活躍 前線本部 A事業所 B事業所 C事業所 D事業所 E事業所 社内イントラネットで情報の共有化 ISO9000:2008 認証登録証 【NKS組織図】 前線本部 管理本部 社内校正G キャリブレーション 部門 バリデーション 部門 管理部門 顧客担当G 業務担当G 確認担当G 顧客担当課 業務担当課 確認担当課 名古屋駐在 滋賀駐在 三島駐在(顧客担当課のみ) 購買課 総務課 経理課 システム課 各事業所 ※1 バリデーション事業所 QMS管理責任者 マネジメントレビュー この枠内の組織は、QMS対象外 ※1 各事業所とは、名古屋・知立・四日市・三島・滋賀・大阪・九州・北陸・北関東・浜松・神奈川事業所をいう トップマネジメント 関東エリア(顧客担当課)

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  • NKSは、「はかる」ことを主体として、一般企業向けに「計測器及び計量器等の校正業務」、及び医薬品・

    医療機器・食品・化粧品等の企業向けに「製造設備・機器のバリデーション支援業務」を提供する企業です。

    NKSは“標準器の管理”“力量を有した作業員”“整備された作業手順”により業務を実施し、その成果

    物として“トレーサブルな品質記録”を提供することで、お客様の製品品質を間接的に立証しています。

    NKSはISO9000:2008に準拠したQMSを構築し、運用・維持をしています。

    QMSを運用する組織体系は【NKS組織図】で示します。

    ●NKSは、前線本部と事業所との情報交換は全て

      社内イントラネットを活用。

     1対Nの情報交換をタイムリーに実現。

    ●もちろんQMS関連文書も社内イントラネットを活用。

      QMS関連文書を前線本部PC上に保管・掲示すると、

      全社のPCに一斉送信。

      常に最新版を全社で共有・閲覧出来ます。

      全てに一覧表が付いているので検索も簡単。

    NKSはこんな会社(概要)

    NKSの社内コミュニケーションには、イントラネットが大活躍

    前線本部

    A事業所

    B事業所

    C事業所D事業所

    E事業所

    社内イントラネットで情報の共有化

    ISO9000:2008認証登録証

     

    【NKS組織図】

    社長

    前線本部

    管理本部

    社内校正G

    キャリブレーション部門

    バリデーション部門

    管理部門

    顧客担当G

    業務担当G

    確認担当G

    顧客担当課

    業務担当課

    確認担当課

    名古屋駐在

    滋賀駐在

    三島駐在(顧客担当課のみ)

    購買課

    総務課

    経理課

    システム課

    各事業所  ※1

    バリデーション事業所

    QMS管理責任者マネジメントレビュー

    この枠内の組織は、QMS対象外

    ※1 各事業所とは、名古屋・知立・四日市・三島・滋賀・大阪・九州・北陸・北関東・浜松・神奈川事業所をいう

    トップマネジメント

    関東エリア(顧客担当課)

  • ●NKSの標準器は、使用目的毎に管理方法を定め、全て国家標準/国際標準とのトレーサビリティを確立

      しています。

    ●NKSの標準器は、業務担当グループで統括し、受入検査で合格になったモノのみ、使用可能になります。

    【受入検査の条件】

       ①注文に合致していること ②外観に異常が無いこと ③要求した書類が揃っていること ④トレーサビリティが確立していること

    標準器のトレーサビリティ資料(検査成績書他一連の資料)は、業務担当グループが

    原紙を管理。写しはPC上で閲覧可能。事業所は必要に応じて閲覧・印刷。

    ●NKSの標準器は、一台一台に管理番号を付け、全て識別されています。

    お客様での作業に使用した標準器の管理番号を品質記録に明記し、お客様機器と国家標準/

    国際標準とのトレーサビリティも間接的に確立します。

    校正試験所または認定事業者

    校正試験所または認定事業者

    【上位標準器】

    参照標準器

    【校正機関】

    計量法で定められた周期

    1回/年または臨時

    1回/年または臨時

    【校正機関】

    産業技術総合研究所

    日本電気計器検定所

    日本電気計器検定所

    【上位標準器】

    参照標準器

    【校正機関】

    検査用標準器実用標準器の校正用

    実用標準器の簡易検査用

    現場での作業用

    1位

    2位

    3位

    使用目的作業に用いる標準器

    又は校正機関校正周期

    社内ランク

    実用標準器

    検査用標準器

    参照標準器

    標準器ピラミッド

    識別ラベルには…  ①管理番号  ②管理部門  ③管理責任者  ④有効期限が明記されています

    業務担当グループ

    校正機関

    実用標準器管理事業所

    お客様機器の校正作業に使用

    校正完了受入合格

    受入不合格

    NKSは4つの条件をモットーとしてQMSを展開

    モットー1 標準器の管理

    参照標準器

    または

    『測定器管理規定』に基づいて校正(周期・校正先)

  • ●校正業務は、様々な計測器・計量器を13業務範囲に分け、業務別に400以上の

     関連法規・諸規定に準拠した機種別校正手順を保有して います。

     バリデーション支援業務も、検証内容別に60以上の作業手順を保有しています。

      また常に新規機種・測定項目の開発に取り組み、作業手順の追加・対応範囲の

      拡大を図っています。

    ●NKSの作業は全て、力量を有した者が作業手順に基づいて遂行しています。

    ●NKSは、社内資格制度で、作業に必要な力量を資格化し、

      業務そのものの品質を保証出来る体制になっています。

      一人一人の技能・知識レベルを手順毎に評価し、ランク付けしています。

    ●NKSは、教育カリキュラムを運営し、技能・知識レベルの向上に積極的に取り組んでいます。

    ☆技術知識レベルアップ教育は…『トレーニングキット』を使用

      作業に必要な実用標準器プレート・手順プレート・注意事項プレートを選択し、手順プレート

     を手順通りの順番に並べることが出来れば「手順の理解ヨシ!」※このプレートセットは作業手順数分あります。

      知識レベルの確認は計画され、業務担当グループにより実施されています。

    ⇒知識がついたら…技能のレベルアップ

    ☆実技技能レベルアップ教育は…実機を使ったOJT教育を実施  知識がついたらOJT教育を計画。有資格者が教育・訓練を行い、受講者の測定データに

      妥当性が確認出来るまで、教育します。

    ⇒知識・技能がついたら…資格申請

    ☆前線本部は知識及び技能レベルの教育の記録を確認します。そこで「力量あり」と

      ジャッジされたら… 資格認定!

    ●NKSでは、主体的に作業することが出来るのは、資格を認定された者に限ります。

    作業責任者

    作業者

    補助員

    トレーニングキット

    中身は… お客様機器プレート

    注意事項プレート

    手順プレート

    実用標準器プレート

    モットー2 整備された作業手順

    モットー3 作業技術の力量を有した作業員

  • ●NKSは、作業が正しく行われたことを証明するために必要十分な品質記録を提供します。

      ISO規格で必須とされる品質記録は勿論、NKS独自の補足技術資料から編成した記録もお渡ししています。

    NKSの作業に使用した実用標準器のトレーサビリティ体系図は、全体的な管理体制

    を表したモノではなく、上位参照標準器に対して1:1で関連づけられています。

    ●NKSは、お客様の環境保全活動や省資源活動等に少しでもお役に立てるよう、校正品質記録の

      電子媒体(CD-R版)も提供しています。

    モットー4 トレーサブルな品質記録

    校正証明書 検査成績書 トレーサビリティ体系図

    【必須とされる品質記録】 【NKS独自の提出資料】

    ここがポイント

    【校正品質記録 電子媒体(CD-R版)とは…】

    ☆内容別に纏めているので、見たい  記録の検索が簡単

    ☆「校正対象機器一覧表」から個々の  トレーサビリティ資料へリンクされて  いるので、すぐに閲覧可能

    ☆PDF処理をしているので、ISO管理文書としての改竄防止にも対応

    会社名 校正日

    開始 年  月  日

    完了 年  月  日

    ☆お客様機器の現状(精度・機能・動作)の情報が、CD1枚に集約

  • ●NKSのQMSは、各々の決定機関で運営されています。

    事業所 : 各課責任者の責任下で妥当性を確認

    前線本部 : 事業所の情報を一本化し、全社へ水平展開

    ●NKSは、事業所で展開される業務の合理性をJOB単位で確立しています。

    “受注”から全業務が完了するまでの各段階で、

    業務の実行結果をJOB単位毎に『業務計画書

    /実施管理表』を用いて、3課ミーティングの場

    で確認します。

    3課ミーティングで「妥当性アリ!」と判断された

    JOBのみ次工程への作業着手が許可されます。

    ●NKSは、“情報のサイクル”でQMSの継続的改善を日々行っています。

    ☆QMS情報をサイクル的に回すことで、

    ・事業所情報のフィードバック

    ・全社への水平展開

    を実現し、情報の共有化を

    図っています。

    NKSはQMS情報のサイクルで、

    を日々実行しています!

    3課ミーティングQMSミーティング

    NKS的 QMS運営

    受注〈初めの段階〉の3課ミーティング

    業務仕様確認

    〈中間〉の3課ミーティング

    作業着手許可

    〈最終〉の3課ミーティング全業務完了確認

    工程計画事前準備

    作業事後処理

    ドキュメントを

    お客様へ提出☆『業務計画書/実施管理表』とは… 各工程毎に“インプット”“プロセス”“アウトプット”を図式化

     当資料には、各工程の「インプット資料」「必要とされる動作」 「その動作の確認事項」「アウトプット資料とその評価」が全て 網羅されています。

    社長ミーティング

    トップマネジメント

    前線本部

    QMSミーティング

    事業所

    3課ミーティング

    ・JOBの進行状況・問題点や疑問点・問い合わせ内容や改善提案         etc.

    ・事業所のISO情報の整理・事業所の問題点・是正処置、対策案の検討         etc.

    審議・決裁

    事業所ミーティング結果(事業所の   QMS活動の報告)

        週2回実施

    QMSミーティング結果(『出来事と対応』         の原案)

         毎日実施

    『出来事と対応』 全社情報を水平展開 フィードバック

        週2回実施

    QMS情報サイクル