MS プラットフォームにおける SAP システム高可用性設計のポイント

GOALGOAL 本セッションではマイクロソフトプラッ本セッションではマイクロソフトプラッ

トフォームにおける高可用性を実現する為トフォームにおける高可用性を実現する為の設計のポイントを網羅的にご紹介しまの設計のポイントを網羅的にご紹介します。す。高可用性を実現する為の高可用性を実現する為の

キーテクノロジーキーテクノロジー設計のポイント設計のポイント運用のポイント運用のポイントセキュリティ対策設計（構成設計・パッチ管理運セキュリティ対策設計（構成設計・パッチ管理運

用）用）

Five9Five9 とは？とは？

99.99999.999 年間年間約約 55 分分のダウンタイムのダウンタイム99.9999.99 年間年間約約 5050 分分のダウンタイムのダウンタイム99.999.9 年間年間約約 99 時間時間のダウンタイムのダウンタイム9999 年間年間約約 33 日半日半のダウンタイムのダウンタイム

ディスク障害ディスク障害

DBDB

サーバ障害サーバ障害SAP

どこまでの「９」を求めるのどこまでの「９」を求めるのか？か？コストとのトレードオフコストとのトレードオフ SLASLA

求められるサービスレベルは？求められるサービスレベルは？ 0.010.01 、、 0.0010.001 のためにのために

一般的運用管理項目の実施一般的運用管理項目の実施運用方法論：運用方法論： ITILITIL 、、 MOFMOF イベントログ監視イベントログ監視稼動監視稼動監視性能管理（リアルタイム、傾向監視）性能管理（リアルタイム、傾向監視）ジョブスケジューリングジョブスケジューリングセキュリティ監視（セキュリティ監視（ VirusVirus 、アタック、、）、アタック、、）

本セッション内容の実施本セッション内容の実施レビュー、レビュー、レビューレビュー、レビュー、レビューテスト、テスト、テストテスト、テスト、テスト

AGENDAAGENDA

1.1. 高可用性実現テクノロジー高可用性実現テクノロジー2.2. 設計・実装のポイント設計・実装のポイント3.3. バックアップ・リストアのポイントバックアップ・リストアのポイント4.4. DBDB メンテナンス・監視のポイントメンテナンス・監視のポイント5.5. パフォーマンス維持のポイントパフォーマンス維持のポイント6.6. セキュア化のポイントセキュア化のポイント

１．高可用性実現テクノロ１．高可用性実現テクノロジージー

システム構成設計時に検討すべきテクノシステム構成設計時に検討すべきテクノロジーを説明いたします。ロジーを説明いたします。

高可用性実現テクノロジー高可用性実現テクノロジーDBDB サーバでの高可用性サーバでの高可用性SQLServerSQLServer でのでの High AvailabilityHigh Availability 構成構成

MSCSMSCS （フェールオーバー・クラスター（フェールオーバー・クラスター））

Log ShippingLog Shipping （ログ配布）（ログ配布）バックアップバックアップ

DBDB

業務に接続マシン障害発生

DBDB

< クラスタリング >

ログをリストア

< ログシッピング >

ログログログログ

本番 DB 待機 DB

高可用性実現テクノロジー高可用性実現テクノロジー

APAP サーバでの高可用性サーバでの高可用性フェールオーバー・クラスター（フェールオーバー・クラスター（ MSCMSC

SS ）　）　 CICI R/3R/3 ベーシス機能　　　　　ログオングベーシス機能　　　　　ログオング

ループループCICI


CICI


シンクライアント


その他その他サーバサーバ

ロードバランサー　ロードバランサー　例：例： EBPEBP カタログサーバカタログサーバ H/WH/W （各ベンダー製品）（各ベンダー製品） S/WS/W （（ MSMS 　　 NLBNLB ））

FTFT （フォールトトレラント）機（フォールトトレラント）機ストレージストレージ

RAIDRAID SANSAN


その他その他ネットワークネットワーク

TeamingNICTeamingNIC ネットワーク機器の冗長化ネットワーク機器の冗長化


その他その他ローカルローカル DISKDISK 障害リカバリ障害リカバリ

リカバリ手段の検討１リカバリ手段の検討１ OSOS からの再セットアップ（スリップストリームからの再セットアップ（スリップストリーム

の考慮）の考慮）バックアップ：不要、但し変更管理、構成管理が必須バックアップ：不要、但し変更管理、構成管理が必須リストア：数時間、導入ソフト数に依存リストア：数時間、導入ソフト数に依存

NtbackupNtbackup によるリストア（によるリストア（ ASRASR の考慮）の考慮）バックアップ：数時間のサーバ停止が必要バックアップ：数時間のサーバ停止が必要リストア：数時間リストア：数時間

3rd3rd ベンダー・ディザスタリカバリ製品ベンダー・ディザスタリカバリ製品バックアップ：数時間のサーバ停止が必要バックアップ：数時間のサーバ停止が必要リストア：数時間リストア：数時間


その他その他ローカルローカル DISKDISK 障害リカバリ障害リカバリ

リカバリ手段の検討２リカバリ手段の検討２ DISKDISK イメージソフト（オンライン、オフライイメージソフト（オンライン、オフライ

ン）ン）３ｒｄベンダー製オフラインバックアップ製品３ｒｄベンダー製オフラインバックアップ製品

バックアップ：バックアップ： MAX30MAX30 分程度のサーバ停止、分程度のサーバ停止、 DISKDISK 使用容量に依存使用容量に依存リストア：リストア： MAX30MAX30 分程度、分程度、 DISKDISK 使用容量に依存使用容量に依存

※※ 手順は、非常にシンプル。但し、手順は、非常にシンプル。但し、 TIPSTIPS も必要も必要３ｒｄベンダー製オンラインバックアップ製品３ｒｄベンダー製オンラインバックアップ製品

バックアップ：バックアップ： MAXMAX 数分程度のサービス停止、起動サービスに依存数分程度のサービス停止、起動サービスに依存リストア：リストア： MAX30MAX30 分程度、分程度、 DISKDISK 使用容量に依存使用容量に依存

※※ 手順は、非常にシンプル。但し、事例は多くない手順は、非常にシンプル。但し、事例は多くない

SANSAN ブートブート


DBDB サーバでの高可用性サーバでの高可用性SQLServerSQLServer でのでの High AvailabilityHigh Availability 構成構成


Log ShippingLog Shipping （ログ配布）（ログ配布）バックアップバックアップ DBDB


DBDB


MSCSMSCS 構成構成（２ノードクラスタ例）（２ノードクラスタ例）

クラスタ化された１つのクラスタ化された１つの SQL　ServerSQL　Server（通常時）（通常時）

クライアントクライアント PCPC

内部通信

\\SQLA\\SQLAネットワーク名ネットワーク名 :SQLA:SQLA

IP Address:192.168.10.3IP Address:192.168.10.3SQL ServerSQL Server サービスサービス AA

コンピュータ名コンピュータ名 :NTSA:NTSAIP Address:IP Address:192.168.10.1192.168.10.1

コンピュータ名コンピュータ名 ::NTSBNTSBIP Address:IP Address:192.168.10.2192.168.10.2

パブリック用

共有 DISK

ＳＱＬ A を仮想サーバーとしてクライアントから参照

OSSQLA Sys

OSSQLA Sys

SQLA DB

ﾛｰｶﾙ DISK ﾛｰｶﾙ DISK

MSCSMSCS 構成構成（２ノードクラスタ例）（２ノードクラスタ例）

NTSBNTSBでで SQL　ServerSQL　Server が起動される（障が起動される（障害時）害時）

クライアントクライアント PCPC

\\SQLA\\SQLAネットワーク名ネットワーク名 :SQLA:SQLA

IP Address:192.168.10.3IP Address:192.168.10.3SQL ServerSQL Server サービスサービス AA

コンピュータ名コンピュータ名 :NTSA:NTSAIP Address:IP Address:192.168.10.1192.168.10.1

コンピュータ名コンピュータ名 ::NTSBNTSBIP Address:IP Address:192.168.10.2192.168.10.2

共有 DISK

ＳＱＬ A を仮想サーバーとしてクライアントから参照

OSSQLA Sys

OSSQLA Sys

SQLA DB

ﾛｰｶﾙ DISK ﾛｰｶﾙ DISK

内部通信

パブリック用



フェールオーバー・クラスター（フェールオーバー・クラスター（ MSCMSCSS ））


ログをリストア

< ログシッピング >

ログログログログ

本番 DB 待機 DB

Log ShippingLog Shipping 構成（正常時）構成（正常時）

Log-shipping

クライアントアプリケーションサーバ

ＤＢプライマリサーバ

ＤＢセカンダリサーバ

SAP

SAP

Log ShippingLog Shipping 構成（障害発生）構成（障害発生）




SAP

SAP

Log ShippingLog Shipping 構成（切替後）構成（切替後）




SAP

SAP

MSCSMSCS とと Log ShippingLog Shipping の比較（の比較（ 11 ））

MSCSMSCSプライマリ SQL サ

ーバセカンダリ SQL サーバー

データベース（共有ディス

ク）

LogShippingLogShipping

データベース

データベース

TransactionLog

TransactionLog

プライマリ SQL サーバセカンダリ SQL サーバー

MSCSMSCS とと Log ShippingLog Shipping の比較（の比較（ 22 ））

メリットメリットデメリットデメリット

MSCSMSCS 自動的にフェールオーバー自動的にフェールオーバー（数十秒から数分）（数十秒から数分）フェールオーバー時間が短いフェールオーバー時間が短い

共有ディスクが共有ディスクが Single Point of Single Point of FailureFailure （信頼性の高い（信頼性の高い SANSAN 　　DISKDISK の考慮すると、、）の考慮すると、、）共有ディスク障害からの復旧に共有ディスク障害からの復旧に時間がかかる時間がかかる

Log Log ShippingShipping

Single Point of FailureSingle Point of Failure がながないいインストール、構成がシンプインストール、構成がシンプルル対災害（対災害（ DRDR ）対策として採）対策として採用可能用可能

手動の切替（手動の切替（ 3030 分から１時間）分から１時間）データロストの可能性ありデータロストの可能性あり

2005年中旬出荷予定の SQL　Server　2005では、データベースミラーリング機能に

よりデータロストの可能性のない、短時間（ 3 秒程度）のフェールオーバーを実現します。

2005年中旬出荷予定の SQL　Server　2005では、データベースミラーリング機能に

よりデータロストの可能性のない、短時間（ 3 秒程度）のフェールオーバーを実現します。

バックアップバックアップ

バックアップデバイスバックアップデバイス高速バックアップ高速バックアップオフサイトバックアップ（災害対策）オフサイトバックアップ（災害対策）

オフライン・オフサイトオフライン・オフサイトオンライン・オフサイトオンライン・オフサイト

バックアップデバイスバックアップデバイス

デバイスの選択によっても、可用性は変わる。デバイスの選択によっても、可用性は変わる。※※ バックアップ時間、リストア時間等に影響バックアップ時間、リストア時間等に影響

ディスク（ディスク（ DAS DAS 、、　　 NAS NAS 、、　　 SANSAN ））テープ（テープ（ DLTDLT 、、 LTOLTO 、、 AIT AIT 、、 DADA

TT 、、、）、、、）

高速バックアップ高速バックアップ

SQLServerSQLServer標準の複数デバイスへのバック標準の複数デバイスへのバックアップアップ

H/WH/W （（ SANSAN 製品）と製品）と SQLServerSQLServer 機能を組機能を組み合わせたスナップショットバックアップみ合わせたスナップショットバックアップ

複数バックアップデバイス複数バックアップデバイスバックアップ操作や復元操作では複数のバッバックアップ操作や復元操作では複数のバッ

クアップデバイスを使用可能クアップデバイスを使用可能スピードアップが可能スピードアップが可能

　　　　

※※DLTDLT 装置装置 3232台使用による、台使用による、 650G/650G/ 時間の検時間の検証結果あり。証結果あり。

DB

TAPE

TAPE

TAPE

Backup

スナップショットバックアップスナップショットバックアップ //リストアリストア数秒でバックアップが完了数秒でバックアップが完了フルバックアップの一つの方法フルバックアップの一つの方法

差分やログを使用してロールフォワード可能差分やログを使用してロールフォワード可能ストレージシステムがサポートする、サードパーストレージシステムがサポートする、サードパー

ティ製のティ製の VDI*VDI* アプリケーションが必要アプリケーションが必要 Split mirrorSplit mirror

* Virtual Device Interface for Backup

Production

Tape Library3-way Mirror

Split Split

Mirror Mirror

Storage

Backup / Passive

オフサイト保管オフサイト保管 //環境構築環境構築

オフライン・オフサイトオフライン・オフサイト遠隔地にバックアップメディアの保管遠隔地にバックアップメディアの保管

本番サイト本番サイトバックアップサイト

バックアップサイト

TAPETAPETAPE

オフサイト保管オフサイト保管 //環境構築環境構築

オンライン・オフサイトオンライン・オフサイト遠隔地遠隔地 logshippinglogshipping 構成構成遠隔地遠隔地 MSCSMSCS

遠隔地遠隔地 logshippinglogshipping 構成構成 MSMS 　　 R/3R/3 Dream4CDream4C プロジェクトプロジェクト

横浜横浜 >>神戸間の遠隔地検証神戸間の遠隔地検証 (( 約６００ｋ約６００ｋｍｍ ))

約約 3030 分でのフェールオーバー可能であるこ分でのフェールオーバー可能であることが確認された。とが確認された。本番サイト本番サイトバックアップサ

イトバックアップサ

イト

遠隔地遠隔地 MSCSMSCS

本番サイトバックアップサイト

遠隔地遠隔地 MSCSMSCS

内部通信

ストレージベンダー提供のソリューストレージベンダー提供のソリューションション

AGENDAAGENDA


２．設計・実装ポイント２．設計・実装ポイント設計・実装時の忘れがちな実装ポイントを中設計・実装時の忘れがちな実装ポイントを中心に心に

説明いたします。説明いたします。

インストール準備インストール準備 WindowsWindows 、、 SQL ServerSQL Server の設定の設定 DBDB サーバのサーバの DISKDISK 配置設計配置設計拡張性を考慮した拡張性を考慮した DBDB ファイル設計ファイル設計

２．設計・実装のポイント２．設計・実装のポイントインストール準備インストール準備 Windows 2000Windows 2000 、、 SQL Server 2000SQL Server 2000 の設定の設定 DBDB サーバのサーバの DISKDISK 配置設計配置設計拡張性を考慮した拡張性を考慮した DBDB ファイル設計ファイル設計

インストール準備インストール準備サイジングサイジング

Quick Sizer Quick Sizer コンピテンスセンターコンピテンスセンター負荷テスト、パフォーマンステスト負荷テスト、パフォーマンステスト

SAP R/3 SAP R/3 インストールマニュアルインストールマニュアル最新最新 SAPSAP ノートの確認ノートの確認Microsoft Knowledge BaseMicrosoft Knowledge Base （サポー（サポー

ト技術情報）の確認ト技術情報）の確認

２．設計・実装のポイント２．設計・実装のポイントインストール準備インストール準備 WindowsWindows 、、 SQL ServerSQL Server の設定の設定 DBDB サーバのサーバの DISKDISK 配置設計配置設計拡張性を考慮した拡張性を考慮した DBDB ファイル設計ファイル設計

WindowsWindows 、、 SQLServerSQLServer の設定の設定

SAP R/3 SAP R/3 インストールマニュインストールマニュアルアル

WhitePaperWhitePaper ConversionConversion 　　 toto 　　 MicrosoftMicrosoft 　　 ClusterCluster 　　 ServerServer

　：　： MSMS 　　 SQLSQL 　　 ServerServer InstallationInstallation 　　 ofof 　　 MSMS 　　 SQLSQL 　　 ServerServer 　　 20002000 　　 inin　　 anan 　　 SAPSAP 　　 EnvironmentEnvironment

。。。。。。。。。。

SAPSAP ノートノート 0209596,0209596,03274940327494,0353654,0030478,0353654,0030478 。。。。。。

２．設計・実装のポイント２．設計・実装のポイントインストール準備インストール準備WindowsWindows 、、 SQL ServerSQL Server の設定の設定DBDB サーバのサーバの DISKDISK 配置設計配置設計拡張性を考慮した拡張性を考慮した DBDB ファイル設計ファイル設計

DISKDISK 配置設計配置設計 I/OI/O負荷分散の設計負荷分散の設計最終的には、最終的には、 DBDB のの I/OI/O ネックとなる。設計によネックとなる。設計によ

りり極力予防することが可能である。極力予防することが可能である。

以下の以下の DBDB ファイルへのアクセス頻度が非常にファイルへのアクセス頻度が非常に高い。高い。

これらを分散することがポイント。これらを分散することがポイント。ユーザユーザ DBDB データデータユーザユーザ DBDB トランザクションログトランザクションログ TempdbTempdb

DISKDISK 配置設計のポイント配置設計のポイント

I/OI/O負荷分散の設計負荷分散の設計データファイルとトランザクションログファイルは別データファイルとトランザクションログファイルは別

DISKDISK に配置する。に配置する。 TempdbTempdb はデータファイル、トランザクションログファはデータファイル、トランザクションログファ

イルと別イルと別 DISKDISK に配置する。に配置する。データファイルは複数データファイルは複数 DISKDISK に分散配置する。に分散配置する。

DISKDISK 配置設計例配置設計例

111.mdf111.mdf

222.ndf222.ndf

333.ndf333.ndf

444.ndf444.ndf

111.mdf111.mdf

222.ndf222.ndf

333.ndf333.ndf

444.ndf444.ndf

111.mdf111.mdf

222.ndf222.ndf

333.ndf333.ndf

444.ndf444.ndf

A111.mdfA111.mdf

A222.ndfA222.ndf

A333.ndfA333.ndf

A444.ndfA444.ndf

A111.ldfA111.ldf tempdbtempdb

mastermaster

msdbmsdb

２．設計・実装のポイント２．設計・実装のポイントインストール準備インストール準備WindowsWindows 、、 SQL ServerSQL Server の設定の設定DBDB サーバのサーバの DISKDISK 配置設計配置設計拡張性を考慮した拡張性を考慮した DBDB ファイル設計ファイル設計

拡張性の考慮拡張性の考慮 DBDB 容量の拡張性を考慮した設計容量の拡張性を考慮した設計

設計時に考慮しておくと事が重要。拡張が必要設計時に考慮しておくと事が重要。拡張が必要にに

なってからでは、対応は困難である。なってからでは、対応は困難である。

データ量の増加に伴い、データ量の増加に伴い、 DISKDISK の追加が予の追加が予想される場合は、一つの想される場合は、一つの DISKDISK に複数のデーに複数のデータファイルを格納するタファイルを格納する DISKDISK の追加時に、データファイルを移動の追加時に、データファイルを移動

データの比例配分（前提知データの比例配分（前提知識）識）ファイルグループ内のすべてのファイルに各ファイルファイルグループ内のすべてのファイルに各ファイル

内の内の空き領域に比例して空き領域に比例してデータが格納されるデータが格納される

5GB 10GB 5GB 10GB

9GB のデータを追加

ファイルグループファイルグループ

3GB 6GB

Disk　0

User_DB

Log　　

拡張性を考慮していない場合拡張性を考慮していない場合

増設前

Disk　1Disk　0 Log　　

拡張性を考慮していない場合拡張性を考慮していない場合

増設

増設した Disk1に新規作成したデータファイルにアクセスが集中する

増設後

空

User_DB

拡張性を見込んだファイル配拡張性を見込んだファイル配置置

Disk　0Log　　

あらかじめ拡張分を見越してデータファイルを作成

増設前初期状態User_D

B

拡張性を見込んだファイル配拡張性を見込んだファイル配置置

増設後

Disk　1Disk　0 Log　　

増設

増設した Disk1へファイルを１つ移動しそれぞれのファイルを拡張する。Disk は、均等に使用される。

User_DB

空空

AGENDAAGENDA


３．３．バックアップ・リストアのバックアップ・リストアのポイントリポイントリバックアップ・リストアの重要考慮点をバックアップ・リストアの重要考慮点を説明いたします。説明いたします。

バックアップ種類バックアップ種類バックアップ運用の検討バックアップ運用の検討

DB

TAPE

TAPE

TAPE

DB

TAPE

TAPE

TAPE

バックアップの種類バックアップの種類フルバックアップフルバックアップ差分バックアップ差分バックアップトランザクションログバックアップトランザクションログバックアップファイルファイル // ファイルグループバックファイルグループバック

アップアップ

スナップショットバックアップスナップショットバックアップフルバックアップの一つの方法フルバックアップの一つの方法

DB

TAPE

TAPE

TAPE

バックアップ運用の検討バックアップ運用の検討

バックアップ・リストアに対する要件バックアップ・リストアに対する要件許容されるデータのロスト許容されるデータのロスト

データの再作成に必要な時間、コストデータの再作成に必要な時間、コスト許容されるダウンタイム許容されるダウンタイム

復旧の時間復旧の時間バックアップの種類（バックアップの種類（ DBDB 、ログ、差分、ファイル）、ログ、差分、ファイル）バックアップデバイス（バックアップデバイス（ DISKDISK 、、 DLTDLT 、、 DATDAT ）） DBDB のサイズのサイズ

運用スケジュール運用スケジュール

AGENDAAGENDA


4.4.DBDB メンテナンス・監視のポイメンテナンス・監視のポイントント非常に重要ではあるが、忘れがちな非常に重要ではあるが、忘れがちな DBDB関連の関連の運用項目に関するポイントを説明します。運用項目に関するポイントを説明します。

DBDB メンテナンスメンテナンス DBDB 使用率監視使用率監視

DBDB メンテナンスの種類メンテナンスの種類整合性チェック整合性チェック

DBCC CHECKDBDBCC CHECKDB DBCC CHECKCATALOGDBCC CHECKCATALOG

インデックス再構築インデックス再構築 DBCC INDEXDEFRGDBCC INDEXDEFRG DBCC DBREINDEXDBCC DBREINDEX DBCC SHOWCONTIGDBCC SHOWCONTIG

統計情報の更新統計情報の更新 UPDATE STATISTICSUPDATE STATISTICS

DBDB メンテナンス一例メンテナンス一例

11回回 // 日～週（フルバックアップの前に）日～週（フルバックアップの前に） DBCC CHECKDBDBCC CHECKDB DBCC CHECKCATALOGDBCC CHECKCATALOG

１回１回 //週～月（データの増加率、週～月（データの増加率、 APAP の特性による）の特性による） UPDATE STATISTICSUPDATE STATISTICS

１回１回 /3/3ヶ月～ヶ月～ 66ヶ月（データの増加率、ヶ月（データの増加率、 APAP の特性の特性による）による） DBCC DBREINDEXDBCC DBREINDEX 　　 oror 　　 DBCC DBCC

INDEXDEFLAGINDEXDEFLAG

DBDB 使用率監視使用率監視？なぜ監視が必要なのか？？なぜ監視が必要なのか？

DBDB ファイルサイズの自動拡張を極力抑えるたファイルサイズの自動拡張を極力抑えるためにデータファイル、トランザクションログめにデータファイル、トランザクションログファイルのサイズは十分に大きくアローケーファイルのサイズは十分に大きくアローケーションする必要があります。ションする必要があります。

実際の実際の DISKDISK 使用率の傾向を把握するためには使用率の傾向を把握するためにはデータ、トランザクションログファイルの使用データ、トランザクションログファイルの使用率の監視が必要になります。率の監視が必要になります。

データ使用率の監視データ使用率の監視 DBCC ShowfilestatsDBCC Showfilestats 　コマンド等　コマンド等

トランザクションログ使用率の監視トランザクションログ使用率の監視 DBCC SqlperfDBCC Sqlperf 　コマンド等　コマンド等

AGENDAAGENDA


55 ．パフォーマンス維持のポイ．パフォーマンス維持のポイントントインフラ観点インフラ観点 SAPSAP ノートにそった設定ノートにそった設定

NOTENOTE 番号：番号： 03274940327494

GLCGLC の指示にそった設定の指示にそった設定実環境でのパフォーマンステスト、負荷テス実環境でのパフォーマンステスト、負荷テス

トト

アプリケーション観点アプリケーション観点一般的な内容一般的な内容

OPENSQLOPENSQL の標準化の標準化十分なソースレビュー十分なソースレビュー十分なテスト十分なテスト

SQLServerSQLServer に特化した注意事項に特化した注意事項

処理特性の違うアプリケーションで同じ処理特性の違うアプリケーションで同じ ABAPABAP プロプログラム使用には注意グラム使用には注意

　　　　 NOTENOTE 番号：番号： 129385129385 、、 159171159171 、、 133381133381 、、 028667028667 、、 155413155413

例：例：バッチとオンラインバッチとオンライン引渡しパラメータ範囲が極端に違うケース（親会社、子会引渡しパラメータ範囲が極端に違うケース（親会社、子会社）社）

複数クライアントでの運用複数クライアントでの運用SQLServerSQLServer での高速化技術（ストアドプロシージャでのでの高速化技術（ストアドプロシージャでの OPENSQLOPENSQL 実装実装）が）が

仇となり、処理時間にぶれの出るケースがある。仇となり、処理時間にぶれの出るケースがある。標準化により、回避可能標準化により、回避可能

パフォーマンス劣化　パフォーマンス劣化　 IO,CPUIO,CPU ネックに見えるケースもありネックに見えるケースもあり

対策（ケースに応じて対策を検討）対策（ケースに応じて対策を検討）リコンパイルヒントの使用（推奨）リコンパイルヒントの使用（推奨）

%_hints mssqlnt ‘’.%_hints mssqlnt ‘’. 　　但し、　　但し、 R/3 4.6A R/3 4.6A 以降以降

ケースに応じたケースに応じた IndexIndex 　　 hinthint の使用の使用 %_hints mssqlnt 'TABLE XXXX abindex(2)'. %_hints mssqlnt 'TABLE XXXX abindex(2)'. コストベースの優位性の排除になる。コストベースの優位性の排除になる。

関連関連 TABLETABLE の統計情報の更新の統計情報の更新

SPSP の仕様として、統計情報更新後は必ずリコンパイルされる。の仕様として、統計情報更新後は必ずリコンパイルされる。 R/3 R/3 カーネルによる自動再コンパイルカーネルによる自動再コンパイル

プロファイルパラメータプロファイルパラメータ rsdb/mssql/max_durationrsdb/mssql/max_duration 全ての全ての SPSP が再コンパイルされる。が再コンパイルされる。

Sp_recompileSp_recompile の使用の使用対象対象 TABLETABLE に対してロックを獲得するため、ブロッキングのリスクがあに対してロックを獲得するため、ブロッキングのリスクがあ

る。る。

一定時間以上（１分以上など）の処理時間が想定される処理には、リコ一定時間以上（１分以上など）の処理時間が想定される処理には、リコンパイルヒントを追加を必須とする。リコンパイルのオーバーヘッドンパイルヒントを追加を必須とする。リコンパイルのオーバーヘッドは、は、 11 秒以下であるため問題とはならない。秒以下であるため問題とはならない。

AGENDAAGENDA


６．セキュア化のポイント６．セキュア化のポイント

外部からの攻撃（外部からの攻撃（ VIRUSVIRUS等）に対するセキュリティ対等）に対するセキュリティ対策（設計・運用）に関する概要を説明いたします。策（設計・運用）に関する概要を説明いたします。ハードニングハードニングパッチマネージメント（特にリスク評価）パッチマネージメント（特にリスク評価）

この実装により、以下が実現可能です。この実装により、以下が実現可能です。セキュリティの強化高可用性の確保低い運用コスト

セキュアな設計・設定（ハードニセキュアな設計・設定（ハードニング）ング）

セキュアなセキュアな NETWORKNETWORK 設計設計 FIREWALLFIREWALL 、、 ROUTERROUTER にネットワークのにネットワークの

分断分断サブネット設計サブネット設計パケットフィルタリング設計パケットフィルタリング設計

WWW（ ITS 用 )

WWW（ EP 用 )

WWW（社外用）

WWW（ ITS 用 )

RAS DNS Mail VPN

WWW（ EP 用 ) DNS

Web電話回線など

Router

Directory

SAP DB

DMZ セグメント

Proxy

WWW FTP

ITS EP・・・

MailFile

WWW（社外用）

適切なサブネット設計適切なサブネット設計

Firewall等

社内セグメント

RAS セグメント

社内サーバーセグメント

SAP サーバーセグメン

ト

パケットフィルタリング設計パケットフィルタリング設計 SAP SAP システムに不要な通信をブロックする為システムに不要な通信をブロックする為

のパケットフィルタリングを実施します。のパケットフィルタリングを実施します。方法１：方法１：ファイアウォール、ルータ、レイファイアウォール、ルータ、レイヤ３スイッチ、ヤ３スイッチ、 SAP Router SAP Router などの配備などの配備（各サブネット単位）（各サブネット単位）

方法２：方法２： IPSec IPSec ポリシースクリプトの適用ポリシースクリプトの適用（各ホスト単位）（各ホスト単位）

方法３：方法３：サブネット単位、ホスト単位双方をサブネット単位、ホスト単位双方を組み合わせにより、よりセキュアな環境に組み合わせにより、よりセキュアな環境に

セキュアな設計・設定（ハードニセキュアな設計・設定（ハードニング）ング）

セキュアなベースライン設計・設定セキュアなベースライン設計・設定 OSOS レベルのベースライン設定レベルのベースライン設定 RDBMSRDBMS レベルのベースライン設定レベルのベースライン設定 WEBWEB サーバレベルのベースライン設定サーバレベルのベースライン設定

ベースライン設定（セキュリティテンプベースライン設定（セキュリティテンプレート）レート） Windows Server 2003 Windows Server 2003 セキュリティガイドとセキュリティガイドと添付のテンプレートを利用して効率よくハードニング添付のテンプレートを利用して効率よくハードニング http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyIdhttp://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId

=8A2643C1-0685-4D89-B655-521EA6C7B4DB&displaylang==8A2643C1-0685-4D89-B655-521EA6C7B4DB&displaylang=en#filelisten#filelist　　

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=8A2643C1-0685-4D89-B655-521EA6C7B4DB&displaylang=en#filelist



セキュリティー運用（パッチマネージセキュリティー運用（パッチマネージメント）メント）パッチ適用運用（パッチマネージメンパッチ適用運用（パッチマネージメン

ト）ト）脆弱性に対するリスク評価脆弱性に対するリスク評価

脆弱性情報の収集脆弱性情報の収集リスク評価、対策の検討リスク評価、対策の検討

パッチ適用運用パッチ適用運用定期パッチ適用運用（定期パッチ適用運用（ 66ヶ月～一年に一度程度）ヶ月～一年に一度程度）

　　 1.1.適用フロー、プロセス明確化（検証環境　適用フロー、プロセス明確化（検証環境　 -->--> 　　本番環境）本番環境）

　　 2.2.承認ルートの明確化承認ルートの明確化　　 3.3.適用時の検証手順・内容の明確化適用時の検証手順・内容の明確化　　 4.4.展開手順の明確化・システム化展開手順の明確化・システム化

緊急時パッチ適用運用緊急時パッチ適用運用

パッチ展開パッチ展開パッチ展開パッチ展開

現状分析現状分析現状分析現状分析

情報収集情報収集情報収集情報収集

実施項目実施項目実施項目実施項目

セキュリティ維持のプロセキュリティ維持のプロセスセス

セキュリティ脆弱性情報収集セキュリティ脆弱性情報収集セキュリティ脆弱性情報収集セキュリティ脆弱性情報収集

自社での影響と緊急度の判定自社での影響と緊急度の判定自社での影響と緊急度の判定自社での影響と緊急度の判定

展開の計画策定展開の計画策定ステージング環境によるテスト実施ステージング環境によるテスト実施本番適用とロールバック本番適用とロールバック

展開の計画策定展開の計画策定ステージング環境によるテスト実施ステージング環境によるテスト実施本番適用とロールバック本番適用とロールバック

結果監視結果監視結果監視結果監視全社のポリシー適用状況の監視全社のポリシー適用状況の監視ポリシー違反のフードバックプロセス実施ポリシー違反のフードバックプロセス実施全社のポリシー適用状況の監視全社のポリシー適用状況の監視ポリシー違反のフードバックプロセス実施ポリシー違反のフードバックプロセス実施

作業内容作業内容作業内容作業内容

情報収集＆現状分析情報収集＆現状分析毎月第２水曜日（日本時間）に、「月間セキュリティ情報サイト」より脆弱性情報毎月第２水曜日（日本時間）に、「月間セキュリティ情報サイト」より脆弱性情報

をチェックをチェック http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/monthly.asphttp://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/monthly.asp

それぞれの脆弱性に対し、以下のポイントでリスクを評価します。それぞれの脆弱性に対し、以下のポイントでリスクを評価します。 SAP SAP システムのサーバー群に関与するか？システムのサーバー群に関与するか？一般的な「最大深刻度」のレベルは？一般的な「最大深刻度」のレベルは？

一般的は情報であり、お客様環境にとっての緊急度、深刻度とは一致しないことも一般的は情報であり、お客様環境にとっての緊急度、深刻度とは一致しないことも多い。多い。

ハーデニングは有効か？ハーデニングは有効か？ハードニングにより、リスクは低くなっている（リスクがない）可能性が高い。ハードニングにより、リスクは低くなっている（リスクがない）可能性が高い。

お客様にとっての緊急度、深刻度は？お客様にとっての緊急度、深刻度は？お客様独自の適用判断基準に適合するのか？お客様独自の適用判断基準に適合するのか？

「回避策」はあるか？「回避策」はあるか？最大深刻度定義リスク

緊急　 (Critical) この脆弱性が悪用された場合、インターネットワームがユーザーの操作なしで蔓延する可能性があります。高

重要 (Important) この脆弱性が悪用された場合、ユーザーのデータの機密性、完全性または可用性が侵害される可能性があります。または、処理中のリソースの完全性または可用性が侵害される可能性があります。

警告 (Moderate) この脆弱性が悪用された場合、既定の構成、監査または悪用が困難であることなどの要素により、悪用される可能性は大幅に緩和されます。

注意　 (Low) この脆弱性の悪用は非常に困難です。または影響はわずかです。低

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現状分析（リスク評価＆適用判現状分析（リスク評価＆適用判断）断）それぞれの脆弱性に対して、アクションを決定それぞれの脆弱性に対して、アクションを決定

セキュリティ更新プログラムを適用しないセキュリティ更新プログラムを適用しない適用不要適用不要

SAP SAP サーバーに関係ない、ハードニング等によりお客サーバーに関係ない、ハードニング等によりお客様にとっての緊急度・深刻度が非常に低い、お客様基準様にとっての緊急度・深刻度が非常に低い、お客様基準の適用対象外であるの適用対象外である

「回避策」、ハードニングを実装「回避策」、ハードニングを実装※※適用しない場合は、サービスパックで包括的に適用すること適用しない場合は、サービスパックで包括的に適用すること

をを※※ お勧めいたします。お勧めいたします。

セキュリティ更新プログラムを適用するセキュリティ更新プログラムを適用する定期的（６ヶ月から一年間隔）スケジュール時に適用定期的（６ヶ月から一年間隔）スケジュール時に適用

ハードニング等によりお客様にとっての緊急度・深刻度ハードニング等によりお客様にとっての緊急度・深刻度が低い、お客様基準の定期適用対象であるが低い、お客様基準の定期適用対象である

緊急適用緊急適用ハードニング等も有効でなく、お客様にとっての緊急ハードニング等も有効でなく、お客様にとっての緊急

度・深刻度が高い、お客様基準の緊急適用対象である度・深刻度が高い、お客様基準の緊急適用対象である

リスク評価例（脆弱性評価マトリクリスク評価例（脆弱性評価マトリクス）ス）

3.3.3.33.3.3.3 　各企業別の緊急度判断　各企業別の緊急度判断別紙別紙

判断項目判断項目影響を受けるのか？影響を受けるのか？

影響を受ける影響を受ける OSOS があるか？があるか？影響を受ける機能、プロダクトがあるか？影響を受ける機能、プロダクトがあるか？

匿名攻撃が可能か？（ポートが開いているだけで攻撃が可匿名攻撃が可能か？（ポートが開いているだけで攻撃が可能）能）

特権取得可能か？（特権の昇格が可能）特権取得可能か？（特権の昇格が可能）有効な回避策がない有効な回避策がない各企業におけるハードニングが有効でない？各企業におけるハードニングが有効でない？※※判断例　上記を全て満たす場合　緊急、それ以外は定期適用と判断例　上記を全て満たす場合　緊急、それ以外は定期適用と

する。する。

まとめまとめ本セションでは、外部からの攻撃（本セションでは、外部からの攻撃（ VIRUSVIRUS等）に対す等）に対す

るセキュリティ対策（設計・運用）に関してお話ししまるセキュリティ対策（設計・運用）に関してお話ししました。した。ハーデニングハーデニングパッチマネージメント（特にリスク評価）パッチマネージメント（特にリスク評価）

この実装により、以下が実現可能です。この実装により、以下が実現可能です。セキュリティの強化高可用性の確保低い運用コスト

Microsoft Microsoft はプラットフォームベンダーとして、はプラットフォームベンダーとして、 Windows Server Windows Server 他のセキュリティ強化、脆弱性解消に今後も努めていきます他のセキュリティ強化、脆弱性解消に今後も努めていきます

再度：どこまでの「９」を求める再度：どこまでの「９」を求めるのか？のか？コストとのトレードオフコストとのトレードオフ SLASLA

求められるサービスレベルは？求められるサービスレベルは？ 0.010.01 、、 0.0010.001 のためにのために

一般的運用管理項目の実施一般的運用管理項目の実施運用方法論：運用方法論： ITILITIL 、、 MOFMOF イベントログ監視イベントログ監視稼動監視稼動監視性能管理（リアルタイム、傾向監視）性能管理（リアルタイム、傾向監視）ジョブスケジューリングジョブスケジューリングセキュリティ監視（セキュリティ監視（ VirusVirus 、アタック、、）、アタック、、）

本セッション内容の実施本セッション内容の実施レビュー、レビュー、レビューレビュー、レビュー、レビューテスト、テスト、テストテスト、テスト、テスト

マイクロソフトが提供するサービスマイクロソフトが提供するサービス

コンサルティングサービスコンサルティングサービス http://www.microsoft.com/japan/consulting/http://www.microsoft.com/japan/consulting/

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サポートサービスサポートサービスプロフェッショナル・サポートプロフェッショナル・サポート

http://support.microsoft.com/gp/prof_servicehttp://support.microsoft.com/gp/prof_service

プレミア・サポートプレミア・サポート http://support.microsoft.com/gp/premierhttp://support.microsoft.com/gp/premier

SAPSAP関連コンサルティングメ関連コンサルティングメニューニュー## 大分類大分類小分類小分類項目項目詳細項目詳細項目想定成果物想定成果物

11 高信頼性高信頼性高可用性高可用性設計設計

DBDB サーバ冗長構成サーバ冗長構成策定策定

DBDB サーバ可用性要件定義支援サーバ可用性要件定義支援 DBDB サーバ可用性要件定義案サーバ可用性要件定義案

22 DBDB サーバ冗長構成策定支援サーバ冗長構成策定支援 DBDB サーバ冗長構成案サーバ冗長構成案

33 DBDB サーバ冗長構成サーバ冗長構成設計設計 // 構築構築

MSCSMSCS 構成設計構成設計 // 構築支援構築支援 DBDB サーバ冗長構成設計案サーバ冗長構成設計案DBDB サーバ冗長環境構築技術資サーバ冗長環境構築技術資

料料44 ログ・シッピング構成設計ログ・シッピング構成設計 // 構構築支援築支援

５５ディザスター対策設ディザスター対策設計計

ディザスター対策設計支援ディザスター対策設計支援ディザスター対策設計案ディザスター対策設計案

６６障害リカ障害リカバリ設計バリ設計

想定障害ケース洗い想定障害ケース洗い出し出し

想定障害ケース定義支援想定障害ケース定義支援想定障害ケース定義案想定障害ケース定義案

７７各想定ケースに対す各想定ケースに対する対策検討る対策検討

障害復旧方式策定支援障害復旧方式策定支援障害復旧方式案障害復旧方式案

８８ DBDB バックアップバックアップ // リリストア方式ストア方式策定支援策定支援

データ可用性要件定義支援データ可用性要件定義支援データ可用性要件定義案データ可用性要件定義案

９９ DBDB バックアップバックアップ // リストア方リストア方式策定支援式策定支援

DBDB バックアップバックアップ // リストア方リストア方式案式案

1010 DBDB バックアップバックアップ // リリストア設計ストア設計支援支援

SQL ServerSQL Server標準バックアップ標準バックアップ設計支援設計支援

DBDB バックアップバックアップ // リストア設リストア設計案計案

運用ツール用運用ツール用サンプルスクリサンプルスクリプトプト1111 Snap ShotSnap Shot バックアップ設計支バックアップ設計支

援援

1212 監視設計監視設計監視項目策定監視項目策定監視項目定義支援監視項目定義支援監視項目定義案監視項目定義案

1313 監視方法制定監視方法制定監視方式策定支援監視方式策定支援監視方式案監視方式案


11 高パ高パフォーマフォーマンスンス

SQL SQL ServerServer

SQL ServerSQL Server物理設計物理設計ディスク配置設計支援ディスク配置設計支援ディスク配置設計案ディスク配置設計案

22 ファイル配置設計支援ファイル配置設計支援ファイル配置設計案ファイル配置設計案

３３メンテナンス運用設メンテナンス運用設計計

整合性チェック実施方式策定支整合性チェック実施方式策定支援援

定常運用メンテナンス運定常運用メンテナンス運用設計案用設計案

４４断片化対策実施方式策定支援断片化対策実施方式策定支援

５５統計情報更新方式策定支援統計情報更新方式策定支援

66 チューニングチューニング性能分析性能分析 // チューニング支援チューニング支援性能分析報告書、性能改善性能分析報告書、性能改善対策案対策案

77 パラメータ設計支援パラメータ設計支援パラメータ設計案パラメータ設計案

88 コーディング標準化コーディング標準化 ABAP ABAP （（ Open SQLOpen SQL ））コーディング標準化・レビューコーディング標準化・レビュー

支援支援

ABAP ABAP （（ Open SQLOpen SQL ））コーディング標準化・レコーディング標準化・レ

ビュー支援報告書ビュー支援報告書

99 WindowsWindowsServerServer

チューニングチューニングパラメータ設計支援パラメータ設計支援サーバ性能設計案サーバ性能設計案

1010 チューニング支援チューニング支援


11 セキュリセキュリティティ

ポリシーポリシーセキュリティポリシー策定セキュリティポリシー策定支援支援

セキュリティポリシー案セキュリティポリシー案

22 WindowsWindows ドメドメインイン

ドメイン設計ドメイン設計ドメイン利用要件定義支援ドメイン利用要件定義支援ドメイン利用要件定義案ドメイン利用要件定義案

33 ドメイン構成策定支援ドメイン構成策定支援ドメイン構成案ドメイン構成案

44 ドメイン運用設ドメイン運用設計計

ドメイン運用管理設計支援ドメイン運用管理設計支援ドメイン運用管理設計案ドメイン運用管理設計案

55 セキュリティベーセキュリティベースラインスライン

Windows　Windows　ServerServer

Windows　ServerWindows　Serverセキュセキュリティベースライン設定支リティベースライン設定支援援

Windows　ServerWindows　Serverセキュセキュリティベースライン設定内リティベースライン設定内容案容案

６６ SQL　ServerSQL　Server SQL　ServerSQL　Serverセキュリティセキュリティベースライン設定支援ベースライン設定支援

SQL　ServerSQL　Serverセキュリセキュリティベースライン設定内容ティベースライン設定内容案案

７７ NETWORKNETWORK NETWORKNETWORKセキュリティセキュリティベースライン設定支援ベースライン設定支援

NETWORKNETWORKセキュリティセキュリティベースライン設定内容案ベースライン設定内容案

８８パッチ管理パッチ管理パッチ適用マネージメントパッチ適用マネージメント方針策定支援方針策定支援

パッチ適用マネージメントパッチ適用マネージメント方針案方針案

９９プロジェクトのセキュリティ標準プロジェクトのセキュリティ標準開発プロジェクトセキュリ開発プロジェクトセキュリティ標準策定支援ティ標準策定支援

開発プロジェクトセキュリ開発プロジェクトセキュリティ標準案ティ標準案

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参考資料参考資料 MSCSMSCS 　自習書　自習書　　　　

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LOGHISPPINGLOGHISPPING 　自習書　自習書　　　　

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SQLSQL 　　 ServerServer 　　 HOMEPAGEHOMEPAGE　　　　 http://www.microsoft.com/japan/sql/default.asphttp://www.microsoft.com/japan/sql/default.asp

NOTENOTE 番号：番号： 03274940327494

MOFMOF（（ Microsoft Operations FrameworMicrosoft Operations Framewor

kk ））

Microsoft Operations FrameworkMicrosoft Operations Framework（（ MOFMOF ））

マイクロソフトプラットフォーム上でミッマイクロソフトプラットフォーム上でミッションクリティカルシステムを実現するたションクリティカルシステムを実現するために、包括的な運用ガイダンスを提供するめに、包括的な運用ガイダンスを提供する

ゴールゴール :: プロセス・人（組織）・技術に注目プロセス・人（組織）・技術に注目 ITIT 運用にかかる時間や複雑性の軽減運用にかかる時間や複雑性の軽減マイクロソフト製品の運用に関する知識の拡マイクロソフト製品の運用に関する知識の拡充充

アプローチアプローチ業界のベストプラクティス（業界のベストプラクティス（ ITILITIL ）に基づ）に基づ

くくパートナー、カスタマーとの協調パートナー、カスタマーとの協調

MOF MOF プロセスモデルプロセスモデルサービスレベル管理キャパシティ管理可用性管理財務管理サービス継続性管理ワークフォース管理

サービスデスクインシデント管理問題管理

変更管理構成管理リリース管理

リリースリリースレビューレビュー

リリースリリース承認レビュー承認レビュー

SLASLAレビューレビュー

運用運用レビューレビュー

変更変更

運用運用サポーサポートト

最適化最適化

システム管理セキュリティ管理ネットワーク管理サービス監視 / コントロール

ディレクトリサービス管理

ストレージ管理ジョブスケジュール印刷 / 出力管理

WindowsWindows 　　 ServerServer 　　 20032003 機機能能

システム復旧時間短縮の実現システム復旧時間短縮の実現

WindowsWindows 　　 ServerServer 　　 20032003 機能機能システム復旧時間短縮の実現システム復旧時間短縮の実現

システム復旧時間の短縮　• ASR (Automatic System Recovery)• VSS （ボリュームシャドーコピーサービス）• SAN ブート

システム復旧時間比較システム復旧時間比較

機能名称機能名称追加追加 S/WS/W （サポート（サポート S/W)S/W) 概要概要

SANSAN ブートブートストレージベンダー提供のソフトが必ストレージベンダー提供のソフトが必要要

OSOS バックアップバックアップをを SANSAN 機能によ機能によりり HDDHDD上に複製上に複製するする

ASRASR OSOS標準機能（標準機能（ 33rdrd ベンダー製品でサベンダー製品でサポート済ポート済 ))

復旧時に復旧時に OSOS領領域を自動作成域を自動作成

基本基本NTBackupNTBackup

OSOS標準機能標準機能従来通り従来通り

復旧時間

高速

低速

OSOS レベルの障害におけるシステム復旧レベルの障害におけるシステム復旧

ASRASR によるシステムの復元によるシステムの復元

バックアップメディア

•Veritas BackupExecV9•NTBackup

OS をバックアップ

システム復元 FD

サーバ障害時には、バックアップメディアとシステム復元 FD でリストア

従来のリストア手法との違い・事前にディスクフォーマットは必要無し・事前に OS セットアップは必要無し

ASR (Automatic System Recovery)ASR (Automatic System Recovery)

SANSAN ブートとブートと SANSAN ディスク複製機ディスク複製機能によるシステム高速復元能によるシステム高速復元

SAN筐体

主 DISK

バックアップ DISK

FC

OS システムファイルを配置

内蔵ディスク無しバックアップは差分更新

サーバ障害時、主ディスク物理障害／論理障害時はバックアップディスクよりリストア

誤更新時にも数分で前の状態に復元操作は SAN ストレージ機能で簡単操作OS はシステム更新時にコールドバックアップ

””SANSAN ブート”（ブート”（ Windows 2003Windows 2003新機能）新機能） Windows Windows システムファイルをシステムファイルを SANSAN に配置に配置 SANSAN ストレージ機能と連携し、高速復元が可ストレージ機能と連携し、高速復元が可

能能

MS プラットフォームにおける SAP システム高可用性設計のポイント

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Transcript of MS プラットフォームにおける SAP システム高可用性設計のポイント