モヤLT_マニモト_ピル - 行け、愛のために -
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ロシア革命 帝政の崩壊、ソヴィエトの樹立
目次 1. ロシア帝国 - ロマノフ王朝の時代 2. 二月革命 ‒ 革命の勃発 3. 十月革命 ‒ ソヴィエト権力の成立 4. マルクス・レーニン主義 5. スターリン ‒ 粛清の時代
でもそういえば… • マニさん最近リビドートークしないし、 そろそろ粛清かな
ということで、今日のテーマはこちら
ピル - 行け、愛のために -
1950年、アメリカは人工中絶の嵐に包
まれたァ!◯◯は枯れ◯◯は裂けあら
ゆる避妊具が絶滅したかにみえたァ!
しかし避妊は死滅していなかった!
マーガレット・サンガー 「中絶で悩む多くの女性を救いたい!」
1912年 • ニューヨーク市福祉局の訪問看護師 • 「女性がアパートで倒れている」と連絡があり、アパートに向かう。
• 女性が出血多量で意識を失い、台所の床の上に倒れていた
サディー・サクセス • 3人の子持ちだったサディーは 「自力」の中絶を試みていた。
• 「これ以上子供を作らないようにするには,どうしたらいいのですか?」
3か月後 • サディーが再度倒れた • サンガーの到着後10分で絶命 • 5ドルで雇った「中絶師」の処置が失敗
サンガーは誓った 「世の中には数え切れない ほどの『サディ』がいる。 悪の原因はその根本で 絶たなければならない」
1914年 • 『Woman Rebel(抵抗する女)』を発刊,避妊についての啓蒙運動を開始。
• しかし、1873年に制定された 「カムストック法」により、 避妊についての情報を流布 することは違法行為とされ ていた。
サンガー逮捕の危機 • 連邦政府は,カスムトック法に違反したと,9件の罪状でサンガーを起訴
• 有罪となった場合,最長45年の刑となる可能性があった。
イギリス亡命 • サンガーイギリスへ亡命 • 第一次大戦が3か月前に始まったばかり
1916年 • 帰国 • 「避妊クリニック」を開設 • クリニック開設日、行列 • 評判が広がり、他州から も患者が訪れる
クリニック開設10日目 • 警察襲来,逮捕
刑務所 • ハンガー・ストライキ • 新聞で大きく報道 • 避妊普及運動は社会に広く知られるようになり、支持が広がる
合法に • 「医師が避妊法を広めることは法に触れない」とのお墨付きを裁判所から得ることに成功
ペッサリー普及 • 女性自ら避妊ができるペッサリーを普及させようと精力的に活動
しかし流行らず…
ペッサリーとは • 伸縮性のある輪にドーム型をしたゴムを張ったものを膣内に装着して、精子が子宮に入っていくのを防ぐ避妊具
1950年 • ニューヨークでの、ある晩餐会
グレゴリー・ピンカス博士 • IQ210 • コーネル大学を卒業 • ハーバードで博士号取得(24歳) • ハーバード大学講師就任(27歳) • 同大学助教授就任(28歳)
サンガー、ピンカスに相談 • 「女性自ら行え、しかも確実な避妊法はないものだろうか?」
ピンカス博士は考えた • 妊娠している間は、排卵が起こらない • それは胎盤から大量に分泌される黄体ホルモンのためだ
1955年 • 第5回国際家族計画会議@東京 • 黄体ホルモン剤を用いた 臨床で、確実な避妊効果 が得られたことを発表
1960年 • アメリカFDA(日本の厚労省) • 「エナビット10」を 経口避妊薬として承認
避妊革命
最初の問題 • 飲むと吐き気がする…
黄体ホルモンが多いと気持ち悪くなる • 黄体ホルモン量を 少なくした商品が 相次ぎ販売され 使用される
その後も相次ぐ報告 • 血栓症 • 乳がん • 子宮頸がん • 肝障害
エストロゲンの量が問題 • エストロゲンはいくつかの血液凝固因子を増加させ、凝固抑制因子の濃度を減少させる。
• エストロゲン50μg以上のピルを服用した場合にまれにみられることが判明
低用量ピルへの幕開け
その後いくたびの危機を乗り越え・・・
• 不正出血の発現頻度が高くなる問題 • 35歳以上で、しかも喫煙嗜好のあるピル服用女性に心筋梗塞などの心循環器系疾患による死亡例
• 血栓症を起こすリスクが高いという報告 • 脂質代謝異常、体重増加
今日では • 世界中では現在約9800万人の女性が使用
さてここまで聞いていた男性諸君
男性用ピル
とりあえずその前に • 彼女、作ろう。