LinuxでDisplaylinkのディスプレイを使いたい

展示環境の先進化に向けて

Tokaido LUG @ Nagoya

Masataka Kondo (@Masa_B_Kondo )

December 23rd, 2017

おっと、その前に...

Tokaido LUG at NagoyaDecember 23rd, 2017

末代シールは無事輸出されました


鹿児島らぐ出張報告(マテ

● スライド作成時間なく「Gimpクソコラ講座」で妥協● 参加者は3名、ただし隣で併催イベントあり● 諸々の理由で懇親会は王将

– 鹿児島王将は独自の進化を遂げている

– 京セラとの深い関係(Wikipedia参照のこと)


近代的なアシが最近できたようです


30分以内なら基本料金(200円)だけでOK


寄り道くらいならちょっとはできる


中央駅～ドルフィンポートはだいたい15分


特に天津飯はあんが独特でオススメ

本題


まぁ正直羨ましかったというか

● Windows10で「何もしてないのに」USB接続の

ディスプレイを認識、表示できた● 半年ほど前に試した時はドライバがダメで...● 基本的にはディスプレイの設定のところで完結

– デフォルトではミラーの設定– デュアル設定に手動ですると次回から反映

Linuxだとそうはいかない...


Arch Wikiをとりあえず参照しよう


やるべきことは単純で

● Displaylink社のドライバをダウンロードしてくる● 「ダイナミックカーネルモジュール」を設定● USBが認識することを確認● Xrandrで解像度、向きを設定

● 手動でやるにはどれも手間がかかる

「あーそういうことね完全に理解した」←わかってない


非常によくあるハナシだけど

● フレームバッファとして認識させるのは古い方法● 現状は非推奨だって● ぐぐると、古い情報が頻繁にひっかかる


検索してるとなんとなく使えそうなのが...


検索してるとなんとなく使えそうなのが...

https://github.com/AdnanHodzic/displaylink-debian/


インストールスクリプトが公開されてる

● Debian用と書いてるがUbuntu, MintもOK– 一応実行は自己責任ですよ

● ドライバは常に最新のものがダウンロードされる

– 現時点では1.4

https://github.com/AdnanHodzic/displaylink-debian/


スクリプトのおかげで楽ができた

● 表示させるだけなら非常に楽

– デュアルディスプレイ(右側配置)がデフォルト– 一応、Gnomeの設定画面からも操作できる？

● 問題点がないわけではない– ミラー表示設定ができない– 解像度がおかしくなったら戻せない

– この辺は真面目にXrandrの設定を書く必要ある

重要な問題点が一つだけある


NVIDIAのプロプラドライバが使用可能ですが

GPU切り替えがログアウトだけで可能

GPUの設定はIntelの内蔵のときのみうまくいく

どっちにしろプロプラドライバってよくないよな....


U38N (AMD A10-4655M)でもテストした

● 17.3(Radeon AMD Catalyst) ではNG● 18.2をインストール、Nouveauドライバなら動作

やっぱりプロプラドライバが問題...

これで済めばめでたしめでたしだったんですが....


原因はどのライブラリーだよぉ... orz

● 昨日まではちゃんと動いてました● LibreOfceのビルド環境を整えた後、

試しに動かそうとしてみると認識しない● スクリプトには再インストールの項目もあるんだが

→ それでも認識しない orz

● おそらく追加したライブラリの何かが悪さをしている

– 原因捜索は大変だ (苦笑


今後の課題

● ミラー設定など含めてXrandrを真面目に書く● アップデートで突然動かなくなる危険性● 安定した環境はみんなで共有しよう

– DisplaylinkもLinuxで使いたい！！

– というか使ってもらいたい

● 実際はHDMIとかの方が楽(えー

解像度も人権獲得の手段一方枚数も人権獲得手段

人権のある生活を！！

LinuxでDisplaylinkのディスプレイを使いたい

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