Lingkaran の森 報告 年 月3日訪問) ㈱ビーボコーポ...
Transcript of Lingkaran の森 報告 年 月3日訪問) ㈱ビーボコーポ...
森のない地球に人類の未来はない!今を生き未来につなぐ!No Forest No Future
「Lingkaranの森」報告(2012年 4月3日訪問) ㈱ビーボコーポレーション
2004年 8月に設置して頂いた看板(右)は、2012年 4月訪問時には写真(左)のように
健在です。看板の後ろに植林した木が育ち見通しが違ってきているのが判ります。
(看板横の人物は現在の林業公社ブキットバンキライ の責任者の Tamurin さんです。)
2008年の状況 ⇒ 2012年 4月下草が繁茂していますが、植林木も順調に成長しています
樹高は 6~7mですが全体に周りの植物をふくめて旺盛な成長をして森らしく順調に育っています。
㈱ソニーマガジンズ 御中
森のない地球に人類の未来はない!今を生き未来につなぐ!No Forest No Future
写真上下)今回、除伐をして植林した木がよりよく成長するように手入れを行っています。《まだ途中です》
除伐して刈り出すと貧弱に見えますがこれからたくましく太り始め、存在感を増してきます。
除伐をすると植林をした木がより光を受けやすくなり、今後より良い成長が期待できます。
天然林の再生のために植林して頂いている樹種は、植林後しばらくは、陽当たりと乾燥を嫌う「陰樹」と呼ば
れます。
根づいて、その後、下草を抜け出して高さ 1.5mぐらいを超えるとより太陽の光を好む「陽樹」へと変わってゆ
きます。この時期に除伐をして環境を整える事により、陽の光を受けてよりよく成長を始めます。
森のない地球に人類の未来はない!今を生き未来につなぐ!No Forest No Future
二次林の下に植林する「樹下植林」は目立たない、地味な植林活動ですが森林の再生のための大きな手
助けになっています。
植林をしてすぐにはどこのあるかよくわからないような状況ですが、根がついて 2 年あまりすると存在感が増
してきます。
◎今回、隣接地にメランティー類のバンキライという樹種を植林をしているところです。
◎植林直後は注意を凝らしてみないとどこにあるのかもわからないような状況です。
森林が傷つけられて一番最初に生えてくる、いわゆる一次植生で生えてくる
樹種にマカランガという樹種があります。
大変成長が早く大きな木に育ちますが 10年余りで枯れてゆきます。
この樹種の下に将来、主木に育つメランティー等の在来樹種を植林していますが、より光を好む時
期に達したら(だいたい 3 年後)、写真右のように幹の周りの樹皮をはぎ取りこの木を枯らします。
これを「巻きがらし」と呼びます。
この処理をすることで植林した木のより早い成長を促します。
巻きがらし処理
したマカランガ