Lin 通信

19
LIN 通信 ~ロボット倶楽部での通信~ システム工学郡 電子系 2年 山本達也

Transcript of Lin 通信

Page 1: Lin 通信

LIN 通信~ロボット倶楽部での通信~

システム工学郡 電子系 2年山本達也

Page 2: Lin 通信

スパゲッティ配線

配線がごちゃごちゃしすぎ!ノイズ乗りまくり!

Page 3: Lin 通信

問題点

ノイズ長い配線でノイズを受けやすい

外部からの影響を受けやすいリボンケーブル

整備性が悪い複数本のケーブル

コネクタ多すぎ

メスピンのジャンパは面倒臭い

Page 4: Lin 通信

解決案

基板間配線は1本で最短距離

モジュールで管理して複数本のケーブルは極力出さない

通信をしましょう!

Page 5: Lin 通信

マイコンの通信方式

UART

I2C

SPI

LIN

CAN

SMBUS

どれがいいのか?

Page 6: Lin 通信

ところで、求める機能って?

こんな通信が欲しい!

ノイズに強い

複数接続可能

配線数が少ない

ある程度の冗長性

お手軽

Page 7: Lin 通信

ところで、求める機能って?

こんな通信が欲しい!

ノイズに強い

複数接続可能

配線数が少ない

ある程度の冗長性

お手軽

LINにしよう!

Page 8: Lin 通信

LIN(Local Interconnect Network)

なぜLINなのか? 車載用で規格がしっかり決まっている

高電圧(12𝑉)で通信

複数接続できる(1マスタ複数スレーブ)

1本で通信(グランド合わせて2本)

エラー検知できる(パリティ、チェックサム)

UARTがあればできる

PSoC3にComponentがある

次項から詳しく説明します

Page 9: Lin 通信

LINの特徴

ライン型バス

Page 10: Lin 通信

LINの特徴

LINトランシーバ 通信速度

2.4𝑘𝐻𝑧 , 9.6𝑘𝐻𝑧 , 19.2𝑘𝐻𝑧

Page 11: Lin 通信

LINの特徴

メッセージアドレッシング方式

マスターとスレーブがヘッダーで、

誰がどこにデータを送るか決めている。

Page 12: Lin 通信

LINの特徴

ヘッダー構造

開始 同期 PID

Page 13: Lin 通信

LINの特徴

Protected ID(PID) 計算式

𝑃0 = 𝐼𝐷0⊕ 𝐼𝐷1⊕ 𝐼𝐷2⊕ 𝐼𝐷4

𝑃1 = 𝐼𝐷1⊕ 𝐼𝐷3⊕ 𝐼𝐷4⊕ 𝐼𝐷5

ID 誤り検出

Page 14: Lin 通信

LINの特徴

レスポンス構造

データ1 データn 誤り検出

Page 15: Lin 通信

プログラム

スレーブはComponentがあるから簡単

マスターは無いので自分で作らなければならない 基本プログラムは書いているので見てね

Page 16: Lin 通信

適応例

Page 17: Lin 通信

適応例

マスター

モータ1 モータ2 モータ3 空気

Page 18: Lin 通信

今後の課題

通信速度が遅い送信するデータを工夫する

高速通信用の通信規格を使用する

エラーから自動復帰しない頑張ってなんとかする

Page 19: Lin 通信

ご視聴ありがとうございました