Lean Startup × 野球

セイバーメトリクスから学ぶ”革新会計”のハナシ “俺の”XP祭り2014 (2014/9/6)

Shinichi Nakagawa(Recruit Sumai Company Ltd.)

自己紹介• Shinichi Nakagawa（中川伸一）

• (株)リクルート住まいカンパニー ※入社6日目

• Web系エンジニア(仕事)/野球アナリスト(個人)

• Lean Startup/Python/野球が大好き

• ガジェットも好き(Pepper欲しいお)

• 本日(2014/9/6)で35歳になりました(^O^)

本日のお話

• 革新会計 • 海賊指標 • Key Metrics

…の設計に役立つセイバーメトリクスのハナシ！

Lean Startupの「計測」「学び」で出てくる、

‒Wikipediaより

“セイバーメトリクス（SABRmetrics, Sabermetrics）とは、野球においてデータを統計学的見地から客観的に分析し、選手の評価や戦略を考える分析手法である。”

セイバーメトリクス？

一言で言うと、「野球界の革新会計！」

野球界の革新会計

• 出塁率 • OPS（出塁率+長打率）

• ピタゴラス勝率

出塁率• “「安打を打つ率」の打率より、「アウトにならない率」の出塁率の方が得点に繋がりやすいのでは？”という仮説

• 実際、得点への影響・繋がりは打率より出塁率の方が高かった

• 打率よりも出塁率を評価する風潮に

OPS

• “出塁率と長打率の和は得点能力に相関する”という仮説に基づき生まれた指標

• 実際、打率以上に得点との相関が高い • OPS = 出塁率 + 長打率←簡単でしょ？

ピタゴラス勝率• “得点と失点が等しければ勝率は5割である”という仮説に基づき生まれた指標

• (得点の2乗)÷(得点の2乗+失点の2乗)

• 仮説は正しかった&現在では他のスポーツでも活用されている

ピタゴラスVS現実

ほとんどブレていません！

いいたいこと

• 学びの粒度は大切(出塁,得点,勝利,etc…)

• 仮説はシンプルに!

• 単純な四則演算でも大丈夫

【仮説】“革新会計”も同じですよね？

～セイバーメトリクスから学んだこと～

※異論は認めます

もっと知りたい？

PyCon JP 2014(9/14)で野球の話やるよ！ https://pycon.jp/2014/

walk-off home run!!!ご清聴ありがとうございました！さようなら！！！ Blog: http://shinyorke.hatenablog.com/