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LINTEC 47 JUNE 2012 社長メッセージ 代表取締役社長 社長執行役員 大内 昭彦 スペシャルレポート リンテックの事業構造と強み LINTEC ESSAY トッププレーヤーへの道 杉山 愛 第118期 (2012年3月期) 決算情報

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L I N T E C

47JUNE 2012

社長メッセージ代表取締役社長社長執行役員 大内 昭彦スペシャルレポートリンテックの事業構造と強みLINTEC ESSAYトッププレーヤーへの道 杉山 愛

●第118期

(2012年3月期)決算情報

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トピックス

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WAVE読者の皆様へ

 日ごろはリンテックをご支援いただき、厚く御礼を申し上げます。ここに当社IR誌「WAVE」第47号をお届けいたします。 当誌は、株主や投資家の皆様とのコミュニケーションの充実を目的に、四半期ごとの決算情報をはじめ、経営方針や事業戦略、製品・技術情報、さらには最新のトピックスなどタイムリーな情報を掲載しております。 今号はさらなる内容の充実を目指し、表紙を刷新するとともに、当社製品をより身近に感じていただくための新コーナーも設けました。また、より多くのかたにとって読みやすい冊子となるよう、ユニバーサルデザインに基づいた書体や色を採用いたしました。巻末には読者アンケートもございますので、皆様の忌

き憚たんのないご意見を頂けますと

幸いです。 今後も、より充実した情報提供に努めてまいりますので、引き続きご愛読くださいますようお願い申し上げます。

窓ガラスの全面に貼ることで、地震や暴風によるガラス破損時の破片の飛散・落下防止対策や、日射調整、紫外線カットなどさまざまな効果を発揮する建物用ウインドーフィルム。中でも、熱エネルギーが高い近赤外線域を大幅にカットすることで、室内の空調効率を高めることができる高透明タイプの日射調整フィルムが今、省エネルギーの観点から注目を集めています。このたび発売した「ウインコス」ヒートカットHCN-75Fは、銀ナノ平板粒子と呼ばれる特殊な粒子を均一にコーティング して近赤外線反射層を形成する富士フイルム(株)の技術と、当社独自の近赤外線吸収処方を組み合わせることにより、室内の明るさを確保する高透明性を維持しつつ、優れた日射調整効果を実現。高い電波透過性も兼ね備え、従来の金属蒸着タイプとは異なり、フィルムの金属膜による電波障害がありません。“貼る”節電対策として、今後、拡販に努めていきます。

富士フイルムと共同で高い日射調整効果と電波透過性を兼ね備えた ウインドーフィルムを開発

● 主な動き/トピックス ..................................... 3

● 社長メッセージ 代表取締役社長 社長執行役員 大内 昭彦 ........................ 4

● スペシャルレポート リンテックの事業構造と強み .............. 6● 身の回りのリンテック製品 .............................. 8

● LINTEC 工場探訪 ........................................ 9

● LINTEC ESSAY トッププレーヤーへの道 杉山 愛 ........ 10● 決算情報 .......................................................12

● 会社概要/連結子会社一覧 ............................16

● 役員一覧/株主メモ .......................................17

● 株式情報 .......................................................18

● アンケートへのご協力のお願い .......................19

目 次

日射調整フィルム 施工イメージ

■ 企業情報 ● 製品情報● 1日 NXPセミコンダクターズ社製ICチップ「I・CODE SLIX」を搭載した

ICタグ標準規格品を発売

● 1日 カーフィルム「WINCOS AUTOMOTIVE FILMS」の新アイテムとして高級感のあるゴールドの色合いが特徴の「IR-70HD」を発売

■ 10日■ 17日

2012年3月期 決算発表2012年3月期 決算説明会

● 1日 富士フイルムと共同開発した高透明・日射調整タイプの建物用ウインドーフィルム新製品を発売

■ 26日 定時株主総会・株主説明会

● 1日 きれいにはがせるラベル素材の新ブランド「REPOP」シリーズを発売

主な動き

4月

5月

6月

L I N T E C 47JUNE 2012

株主・投資家の皆様へリンテックウエーブ

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今後の経済見通しにつきましては、米国での景気の減速や欧州の債務危機の再燃、アジアでの輸出低迷による経済成長の鈍化など、予断を許さない状況が続くと予想されます。また、国内においても円高の継続や電力不足懸念など、先行きは不透明な状況にあります。このような中、当社グループではこの4月から中期経営計画「LIP-Ⅲ」の2年目に入り、「使命感」と「スピード」をキーワードに各施策に全力で取り

今期(2013年3月期)の見通し 「使命感」と「スピード」をキーワードに増収増益を目指します。

組むことで、持続的な成長と企業価値の最大化を目指してまいります。今期の連結業績につきましては、電子・光学関連

の収益回復などにより、以下のとおり増収増益を予想しております。また年間配当金は、業績予想の当期純利益100億円を前提に、配当性向25.4 %の1株当たり34円を予定しております。株主・投資家の皆様には、引き続きご支援のほどよろしく お願い申し上げます。

社長執行役員 大お お う ち

内 昭あ き ひ こ

彦代表取締役社長

※ 業績予想などにつきましては、決算発表日(2012年5月10日)現在において当社が入手している情報および合理的と判断する一定の前提に 基づいており、実際の業績などはさまざまな要因により大きく異なる可能性があります。

基本方針

積極果敢にイノベーションに挑戦し、 持続的な成長と企業価値の最大化を目指す

重点テーマ1 海外事業の強化・拡大(海外売上高比率40%)

2 QCD強化による国内事業の拡大と高収益化

3 次世代を担う独創的新製品の創出

4 グローバル経営の強化

中期経営計画「LIP-Ⅲ」の概要

2013年3月期予想

2012年3月期実績

増減率

売 上 高 2,100億円 2,009億5百万円 4.5%

営 業 利 益 150億円 139億75百万円 7.3%

経 常 利 益 145億円 136億13百万円 6.5%

当期純利益 100億円 86億48百万円 15.6%

2013年3月期 連結業績予想

印刷材・産業工材関連 売上高:900億93百万円(2.0%減) 営業利益:52億13百万円(34.8%減)印刷・情報材事業:シール・ラベル用粘着紙・粘着フィルムは、アジア地域では欧州債務危機やタイの洪水による影響などもあって期後半に需要が低迷し、前期並みにとどまったほか、国内では大震災が主力ユーザーの生産活動に支障を来したことにより減少し、当事業部門は前期に比べ微減となりました。産業工材事業:ウインドーフィルムは節電やガラス飛散防止対策として需要が増加したことに加え、米国子会社のソーラマトリックス社を前期の第4四半期から連結に含めたことにより、大幅に増加しました。太陽電池用バックシートは市場の在庫調整の影響などにより大きく減少し、また二輪を含む自動車用粘着製品や工業用粘着テープも大震災やタイの洪水によるメーカー減産の影響を受けて減少したことにより、当事業部門は前期に比べ減少となりました。

電子・光学関連 売上高:738億74百万円(9.0%減) 営業利益:39億42百万円(41.4%減)アドバンストマテリアルズ事業:半導体関連テープは前期に比べわずかながら増加となりましたが、半導体関連装置は半導体メーカーの設備投資抑制の影響を受け、大幅に減少しました。また、積層セラミックコンデンサー製造用コートフィルムは旺

おう盛せいなスマートフォン需要により堅調に推移しましたが、光デバイス関連製品が大幅に落ち込んだこ

ともあり、当事業部門は前期に比べ減少となりました。オプティカル材事業:液晶ディスプレー関連製品はスマートフォン需要の効果がありましたが、薄型テレビ向けの需要が国内外において低調に推移したことなどにより、当事業部門は前期に比べ減少となりました。

洋紙・加工材関連 売上高:369億37百万円(6.9%減) 営業利益:48億46百万円(20.9%減)洋紙事業:復興特需により建材用紙が伸長しましたが、主力のカラー封筒用紙や工業用特殊紙など全般的に需要が低迷したことにより、当事業部門は前期に比べ減少となりました。加工材事業:粘着用・FPC用剝離紙や合成皮革用工程紙が需要低迷の影響を受けたことなどにより、当事業部門は前期に比べ減少となりました。

印刷材・産業工材関連

電子・光学関連

洋紙・加工材関連

当期の世界経済は、米国では個人消費に持ち直しの動きが見られましたが、欧州債務危機の深刻化や新興国の金融引き締め策、タイの洪水の影響などによって期後半には減速感が出るなど、総じて厳しい状況が続きました。一方、国内は東日本大震災後の生産活動が予想以上の早さで立ち直りを見せましたが、海外景気の鈍化や急激な円高による輸出の停滞、消費者マインドの悪化などにより、景気回復のスピードは極めて緩やかなものとなりました。

この結果、当期の連結売上高は2,009億5百万円(前期比5.6%減)、営業利益は139億75百万円(同33.1%減)、経常利益は136億13百万円(同30.3%減)、当期純利益は86億48百万円(同36.5%減)となりました。なお、当期の年間配当金につきましては、当初の予定どおり1株当たり40円といたしました。事業セグメント別の売上高・営業利益と事業部

門別の売り上げの概況は以下のとおりです。

第118期(2012年3月期)の業績概況 欧州債務危機や円高などの影響を受け、減収減益となりました。

※( )内は前期比

株主・投資家の皆様へ社長メッセージ

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スペシャルレポート

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リーマン・ショック

欧州債務危機など

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過去最高業績

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リンテックの事業構造と強み 東日本大震災、欧州債務危機、円高、タイの洪水などの影響を受けた2012年3月期。多くの企業が苦戦を強いられる中、当社グループは過去最高だった前期は下回るものの、高水準の業績を確保することができました。今回は、こうした厳しい事業環境の中でも堅実な業績を上げることができる当社の事業構造とその強みについてご紹介します。

粘着製品の一貫生産体制が生み出す多彩な製品

当社は粘着剤の開発・塗工だけでなく、剝離紙用原紙の生産や剝離剤の開発・塗工、そしてベースとなる紙やフィルムにさまざまな機能を付与する表面改質加工までをトータルに手掛け、自社内での粘着製品の一貫生産体制を確立しています。これにより、粘着製品に使用する剝離紙・剝離フィルムを社内で調達でき、コスト・納期面での優位性を確保できることはもちろん、より“川上”からの各工

程における要素技術を組み合わせることで、実に多彩な粘着製品を生み出しています。同時に、粘着製品以外に使われる工業用の剝離紙・剝離フィルムや特殊紙など、“川上”の技術に特化した製品 も数多く市場に送り出しています。“川下”の粘着製品の増産が、抄紙設備や剝離塗工設備の稼働率を高め、これらの製品のコスト優位性を創出するという相乗効果もあります。

一つの事業に左右されにくいという強み

リンテックの多彩な製品の中でも、半導体・電子部品・液晶ディスプレー・太陽電池関連などの製品 は、市場の急速な拡大を背景に近年の当社の業績を牽引してきました。一方、食品や日用品、医薬品、文具、家電製品に使われる主力のシール・ラベル用粘着紙・粘着フィルムなどは、売り上げ・利益の振れ幅が比較的小さく、業績を下支えする基盤事業といえます。このように成長事業から基盤事業まで、さまざまな製品を生産し、特定の産業界に依存 することなく、販売先が幅広い顧客層に及んでいることが、当社の事業構造の特徴であり、一つの事業に左右されにくく安定的な収益を確保できるという当社の強みとなっています。

持続的な成長を目指して

当社は今後も、成長事業と基盤事業を両輪に、持続的な成長を目指していきます。成長事業においては、「次世代を担う独創的新製品の創出」を中期経営計画「LIP-Ⅲ」の重点テーマに掲げ、次世代太陽電池部材や電子・光デバイス関連製品などの開発に注力しています。一方、シール・ラベル用粘着素材や自動車用粘着製品については、国内市場だけでなく、今後、急成長が期待される海外市場での事業規模拡大に向けて生産・販売体制のさらなる強化を図っています。今期中に中国・蘇州の増産設備とタイの新工場が本格稼働を開始するなど、アジアの新興国の成長に伴うビジネスチャンスを確実に取り込んでいきます。

事業セグメントから見た売上高の推移

 比較的、基盤事業製品が多い印刷材・産業工材関連や洋紙・加工材関連は売上高の変動が小さく、成長事業製品が多い電子・光学関連は売上高を伸ばしています。幅広い事業分野に展開することで、リーマン・ショックなどの大きな景気変動に対しても、業績への影響を軽減することができます。

セグメント別売上高 (単位:億円)連結売上高 (単位:億円)

印刷材・産業工材関連 洋紙・加工材関連

電子・光学関連

粘着製品の生産工程“川上から川下まで”すべての工程をカバーするトータルな技術力が、多彩な製品を生み出します。

粘着製品

剝離紙・剝離フィルム

特殊紙

粘着剤開発・塗工

表面改質加工・貼り合わせ

抄紙

剝離剤開発・塗工

剝離紙用原紙

表面基材粘着剤層表面改質層

剝離剤層

一貫生産体制を確立

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環境負荷低減への取り組み リンテックでは、粘着剤の塗工時に使用・排出される有機溶剤の削減をはじめ、環境負荷の低減に向けた取り組みを各工場で積極的に推進しています。千葉工場でも、有機溶剤の大気への排出を削減する排ガス処理設備の導入や、灯油から CO2排出量の少ないLNG(液化天然ガス)への燃料転換など、環境に配慮したものづくりに努めています。

VOL.5

CL I N T E工 場 探 訪

千葉工場リンテックの主要工場を順次ご紹介する“工場探訪”。第5回は千葉工場です。

千葉工場って?

千葉工場のここに注目!

所 在 地:千葉県匝瑳市敷地面積 :約2万3千㎡従業員数 : 148人(2012年3月31日現在)生産品目 : シール・ラベル用粘着紙・粘着 フィルム、自動車用粘着製品、

内装用化粧シート、太陽電池用バックシートなど

“匝そう瑳さ市”ってこんな所

2006年に千葉県北東部の八日市場市と匝瑳郡野の栄さか町まちが合併

して誕生。緑豊かな自然に恵まれ、南部は九十九里浜に面する。古くから植木産業が盛んで、全国有数の栽培面積と生産樹種の多さを誇る。

千葉県

千葉工場

塗装代替フィルム ドアサッシや窓枠を塗装する代わりに貼られるフィルム。色目を均一にでき、生産効率の向上や作業環境の改善にも寄与します。

マーキングフィルム ストライプなどでボデーを美しく装飾するカラー粘着フィルムで、屋外で長期間使用できる耐久性や耐候性に優れています。

ウインドーフィルム メタリック感などの意匠性はもちろん、断熱、紫外線カット、ガラス破損時の破片の飛散防止などの効果を発揮します。

産業工材関連製品の主力生産拠点千葉工場は、1996年にリンテックと合併したモダン・プラスチツク工業(株)の工場と

して、1984年に開設されました。シール・ラベル用粘着素材はもとより、特に塗装代替フィルム、マーキングフィルムなどの自動車用粘着製品や、建物の壁面に使用される内装用化粧シート、屋外サインや車体広告に使われる大判プリント用素材、太陽電池用バックシートなど産業工材関連製品の主力生産拠点となっています。

“アジアを走る”千葉工場の 自動車用粘着製品リンテックグループの自動車用粘着製品の多

くは千葉工場で生産されており、国内外に出荷されています。特に需要が急増している中国や東南アジアでは今後、現地生産を順次拡大していく計画ですが、同製品のグローバル展開においては、千葉工場のノウハウや生産サポートが不可欠。今後も自動車用粘着製品の供給基地として、アジア、そして世界中に製品を届けていきます。

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フロア材保護テープ 車内での部品装着・内装などの作業や納車時の運転などが行われる際に、車内のフロア材を汚れから守ります。

表示・警告用ラベル素材 熱や油、ガソリンなどへの耐性に優れ、エンジンルーム内の過酷な高温環境下でもはがれることなく情報を表示します。

厚手エンブレム 厚手のフィルムを抜き加工してつくる車名などのエンブレム。素材と貼付用両面テープ、加工機までトータルに提供しています。

アルミホイール用保護フィルム 自動車が完成してから販売店へ納品されるまで の間、ホイールに貼られ、きずやブレーキディスクのさびを防ぎます。

耐チッピングテープ 石跳ねなどからボデーの塗装を守るテープ。特に、冬場に凍結防止剤が路面にまかれる寒冷地などで活躍します。

自動車用粘着製品リンテックの製品は、一般消費者の皆様には非常に分かりにくいものの、実は生活のさまざまなシーンで活躍し、皆様の身の回りに深く浸透しています。今回は、自動車用粘着製品についてご紹介します。

身の回りのリンテック製品

 当社では、塗装代替フィルムやアルミホイール用保護フィルムなどの粘着製品はもちろん、これらを貼るための装置や治具、ラベルに管理情報を印字する装置などもご提供しており、素材と装置を併せてご提案できることが他社にはない 強みといえます。今後、表示や装飾、保護といった用途だけではなく、車体部品の一部に組み込まれるような素材としてリンテックの粘着製品が採用されるよう、 開発・提案力を強化していきます。

前まえ田だ 毅つよし 産業工材事業部門 工業材営業部

排ガス処理設備

● 営業担当より一言

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 プロテニス選手を引退して2年半が経った。現役時代とは生活が大きく変化したが、何かにトライし続けたいというアスリート気質は相変わらずだ。そんな私にとって今一番大きなチャレンジは、2010年から取り組む後進育成プログラム「ロード・トゥ・グランドスラム(RTGS)」(グランドスラムへの道)である。 RTGSの目標は、テニスの4大国際大会*であるグランドスラムに出場する日本人選手を育てること。トップジュニア女子選手を対象に、第1回、第2回は16歳以下の選手を、第3回となる今年度は12歳から14歳の選手を全国から6人選出し、

2泊3日のキャンプを年間5回実施している。トレーニングの組み立て、選手へのアドバイスからスポンサー探しまで、やるべき仕事は山積みである。 プロテニス界には、ランキングがついている選手だけでも男子が2,000人、女子が1,600人ほど存在する。その中でグランドスラムに出場できるのは110位程度の選手まで。うちトップ30に入る選手には、実は技術面ではそれほど大きな差がない。では、優勝を争う最上位のプレーヤーとそれ以外とを分ける違いがどこから来るかといえば、人間的な総合力なのではないかと私は思う。

杉山 愛(すぎやま あい)元プロテニスプレーヤー。1975年神奈川県生まれ。4歳で テニスを始める。15歳で日本人初の世界ジュニアランキング 1位を獲得し、17歳でプロに転向。ダブルスでは世界ランク1位に輝き、シングルスではグランドスラム連続出場62回の世界 記録を樹立。オリンピックにも1996年から4大会連続出場した。 2009年に現役を引退し、現在は後進育成に注力するほか、 スポーツキャスターとして活動するなど、多方面で活躍中。

後進の育成に励み、世界で戦える選手の輩出を目指す杉山さん。リンテックもグローバル経営の強化に向け、世界で活躍できる人材の育成に努めています。

トッププレーヤーへの道杉山 愛

* 4大国際大会とは、全豪オープン・全仏オープン・全英オー プン (ウィンブルドン選手権)・全米オープンを指す。オリン ピックの年には「グランドスラムが五つある」ともいわれる。

 引退してからインタビューの仕事が増えたのだが、トッププレーヤーに話を聞くと、彼らが心に描く世界の大きさが感じられる。テニスの技術だけでなく、コミュニケーション能力、長いシーズンを戦い抜くための肉体のケアや精神力の維持など、トッププレーヤーはさまざまな要素をバランスよく備え、しかもそのどれもが抜きんでている。また、社会に対していかに貢献していくべきかを真摯に考える、魅力にあふれた人が多い。 RTGSでは、テニスの技術に加え、こうした人間力につながる「気づき」を参加者に促したいと考えている。と言ってもジュニア選手を相手に抽象論を説くわけではない。私たちがRTGSで教えているのは、試合の組み立て、あいさつをすること、栄養バランスのよい食生活といった基本的なことだ。当たり前すぎるような指導だが、年若い彼女たちの「考える力」は大きい。キャンプを開催するたびに、こちらのアドバイスを真正面から受け止め、自分で答えを出す姿を目のあたりにできる。1年を通して見守っている私たちには、成長が実感できる喜びがある。 私の経験から言っても、18歳以下の、しかも通常は国内の選手だけが競うジュニアレベルから、世界中の選手が一つのランキング内でしのぎを削る

プロへの移行は容易ではない。1ポイントをつかみ取る選手たちの気迫には、ジュニアとは段違いのものがある。大観衆を前に、「大きなコートこそが私の晴れ舞台!」とばかりに気持ちが高揚する人はよいが、気負いすぎて実力が発揮できない選手もいる(私も慣れるまでは苦労した)。そうしたハードルに対しての備えやトッププレーヤーに至る道筋を、RTGSが示せたらと思っている。第1回の参加者には、すでにプロとして活動を始めた選手もいる。2、3年以内にグランドスラムへの出場選手が出れば、こんなに素晴らしいことはない。 ロンドンオリンピックが開催される今年は、スポーツ全般に注目が集まることだろう。これをきっかけに、私にとってのテニスがそうであったように、好きなスポーツ、とことんチャレンジできるスポーツと出会う人がたくさん現れることを願っている。 ちなみに私のアスリート気質は、プライベートでも健在。友人と一緒に年に1回のチャレンジを行っており、一昨年は富士登山に、昨年はフルマラソンに挑戦した。今年のチャレンジは…現在楽しく検討中である。

リ ン テ ッ ク エ ッ セ ー

L I N T E C E S S A Y

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決算情報

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連結財務ハイライト(2011年4月~2012年3月) 事業セグメントおよび主な製品

印刷材・産業工材関連 洋紙・加工材関連印刷・情報材事業■ 印刷・情報材関連製品● シール・ラベル用 粘着紙・粘着フィルム

● ラベル印刷機

洋紙事業■ 特殊紙● カラー封筒用紙・色画用紙● 特殊機能紙● 高級印刷用紙● 高級紙製品用紙

加工材事業■ 剝離紙・剝離フィルム● 粘着製品用剝離紙・剝離フィルム● 合成皮革用工程紙● 炭素繊維複合材料用工程紙

売上高構成比

洋紙・加工材関連18.4%

2012年3月期200,905百万円

電子・光学関連36.8%

印刷材・産業工材関連44.8%

営業利益構成比

洋紙・加工材関連34.6%

2012年3月期13,975百万円

電子・光学関連28.2%

印刷材・産業工材関連37.2%

産業工材事業■ 産業材・工業材関連製品● 太陽電池用バックシート ● 自動車用粘着製品    ● 工業用粘着テープ● バーコードプリンタ● ラベリングマシン■ 建装材関連製品● 屋外看板・広告用フィルム● 内装用化粧シート● ウインドーフィルム

電子・光学関連アドバンストマテリアルズ事業■ 電子・情報通信材関連製品● 半導体関連テープ・装置 ● 積層セラミックコンデンサー製造用 コートフィルム

● RFID関連製品

■ 光デバイス関連製品● タッチパネル関連製品● 薄型テレビ用光学機能性フィルム

オプティカル材事業■ 液晶ディスプレー関連製品● 偏光・位相差フィルム/粘着加工● 偏光フィルム/表面加工● 偏光フィルム用保護フィルム

総資産純資産

百万円

当期純利益

0

3,000

6,000

9,000

12,000

15,000百万円

総資産・純資産

08/3 09/3 11/310/3 12/3

210,203 132,847

8,648

1株当たり当期純利益

08/3 09/3 10/3 11/3 12/3

115.26

百万円

売上高

200,905

百万円

営業利益

13,975

百万円

経常利益

13,613

08/3 09/3 11/310/3 12/3

08/3 09/3 11/310/3 12/3 08/3 09/3 10/3 11/3 12/3 08/3 09/3 11/310/3 12/30

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150,000

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20,000

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20,000

25,000

(単位:百万円、1株当たり情報除く) 2012年3月期 2011年3月期 増減(増減率) 売上高 200,905 212,733 △11,828 ( △5.6%) 営業利益 13,975 20,889 △6,914(△33.1%) 経常利益 13,613 19,520 △5,907(△30.3%) 当期純利益 8,648 13,622 △4,974(△36.5%)

総資産 210,203 206,188 4,015( 1.9%) 純資産 132,847 130,576 2,271( 1.7%)

1株当たり当期純利益(円) 115.26 180.21 △64.95(△36.0%) 1株当たり純資産(円) 1,766.60 1,715.78 50.82( 3.0%)

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連結財務諸表連結貸借対照表(単位:百万円) 連結損益計算書及び連結包括利益計算書(単位:百万円)

連結損益計算書 連結包括利益計算書

連結株主資本等変動計算書(単位:百万円)当連結会計年度

連結キャッシュ・フロー計算書(単位:百万円)

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1 資産合計 主に「現金及び預金」、「受取手形及び売掛金」の増加により、総資産は4,015百万円増加しました。2 純資産合計 「利益剰余金」の増加などにより、純資産は2,271百万円増加しました。3 売上高 太陽電池用バックシートが市場の在庫調整などの影響もあり大幅に減少したことや、液晶ディスプ

レー関連製品が低調に推移したことなどにより、売上高は11,828百万円減少しました。4 営業利益 売上高の減少に加え、原燃料価格の上昇などにより、営業利益は6,914百万円減少しました。5 当期純利益 為替差損の減少などにより営業外収支は改善したものの、「営業利益」の減少、税制改正に伴う

「法人税等調整額」の増加などにより、当期純利益は4,974百万円減少しました。

ポイント!

当連結会計年度

前連結会計年度

資産の部 流動資産  現金及び預金 40,907 37,403   受取手形及び売掛金 64,765 63,107   たな卸資産 27,217 27,571   繰延税金資産 2,189 2,473   その他 2,395 2,539   貸倒引当金 △246 △203  流動資産合計 137,229 132,891  固定資産  有形固定資産   建物及び構築物(純額) 25,159 24,528    機械装置及び運搬具(純額) 23,348 25,109    土地 9,238 8,709    建設仮勘定 2,716 1,446    その他(純額) 1,810 2,095    有形固定資産合計 62,273 61,888   無形固定資産 2,345 2,072   投資その他の資産   投資有価証券 2,379 2,525    繰延税金資産 4,894 5,426    その他 1,256 1,577    貸倒引当金 △175 △195   投資その他の資産合計 8,354 9,334   固定資産合計 72,973 73,296  資産合計 210,203 206,188

当連結会計年度

前連結会計年度

少数株主損益調整前当期純利益 8,704 13,696その他の包括利益 △1,718 △2,511包括利益 6,986 11,184

当連結会計年度

前連結会計年度

負債の部 流動負債  支払手形及び買掛金 45,612 44,506  短期借入金 1,320 1,467  未払法人税等 1,223 3,557  役員賞与引当金 30 93  その他 13,888 10,840  流動負債合計 62,075 60,465 固定負債  退職給付引当金 13,914 13,802  環境対策引当金 132 149  その他 1,232 1,195  固定負債合計 15,279 15,146 負債合計 77,355 75,611純資産の部 株主資本  資本金 23,201 23,201  資本剰余金 26,830 26,830  利益剰余金 94,281 88,638  自己株式 △2,750 △1,035  株主資本合計 141,561 137,634 その他の包括利益累計額  その他有価証券評価差額金 117 102  為替換算調整勘定 △9,561 △7,894  在外子会社年金債務調整額 △160 △141  その他の包括利益累計額合計 △9,604 △7,932 新株予約権 94 88 少数株主持分 796 786 純資産合計 132,847 130,576負債純資産合計 210,203 206,188

株主資本 その他の包括利益累計額

新株予約権

少数株主持分

純資産合計資本金 資本

剰余金利益剰余金

自己株式

株主資本合計

その他有価証券評価差額金

為替換算 調整勘定

在外子会社年金債務調整額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高 23,201 26,830 88,638 △1,035 137,634 102 △7,894 △141 △7,932 88 786 130,576

当期変動額

 剰余金の配当 △3,005 △3,005 △3,005

 当期純利益 8,648 8,648 8,648

 自己株式の取得 △1,719 △1,719 △1,719

 自己株式の処分 0 3 4 4

 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 14 △1,667 △19 △1,672 5 9 △1,656

当期変動額合計 ̶ 0 5,642 △1,715 3,927 14 △1,667 △19 △1,672 5 9 2,271

当期末残高 23,201 26,830 94,281 △2,750 141,561 117 △9,561 △160 △9,604 94 796 132,847

当連結会計年度

前連結会計年度

営業活動によるキャッシュ・フロー 18,910 23,307投資活動によるキャッシュ・フロー △ 12,262 △ 9,926財務活動によるキャッシュ・フロー △ 5,099 △ 2,820現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 700 △ 1,250

現金及び現金同等物の増減額 848 9,310現金及び現金同等物の期首残高 35,188 25,387新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 ̶ 490

現金及び現金同等物の期末残高 36,036 35,188

3

5

4

当連結会計年度

前連結会計年度

売上高 200,905 212,733売上原価 158,738 164,188売上総利益 42,167 48,544販売費及び一般管理費 28,192 27,655営業利益 13,975 20,889営業外収益 625 659営業外費用 986 2,028経常利益 13,613 19,520特別利益 22 104特別損失 253 58税金等調整前当期純利益 13,382 19,565法人税、住民税及び事業税 3,689 6,104法人税等調整額 987 △235法人税等合計 4,677 5,869少数株主損益調整前当期純利益 8,704 13,696少数株主利益 56 73当期純利益 8,648 13,622

決算情報

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代表取締役社長 社長執行役員 大内 昭彦取 締 役 専務執行役員 浅井  仁 管理本部長兼総務・人事本部管掌取 締 役 専務執行役員 川﨑  茂 事業統括本部長取 締 役 常務執行役員 市橋 孝二 事業統括本部副本部長兼産業工材事業部門分掌取 締 役 常務執行役員 小林 賢治 技術統括本部長取 締 役 常務執行役員 飯海  誠 事業統括本部副本部長兼アドバンストマテリアルズ事業部門分掌取 締 役 常務執行役員 小山 貢二 生産本部長兼品質・環境統括本部管掌取 締 役 常務執行役員 西尾 弘之 経営企画室長兼CSR推進室長取締役(社外) 佐藤 信一 日本製紙株式会社 常務取締役印刷・情報用紙営業本部長取締役(社外) 大岡  哲 ビズネット株式会社 社外取締役

リョービ株式会社 社外取締役 前 日本大学 教授

常 勤 監 査 役 吉川 契太常 勤 監 査 役 山本 敏夫監査役(社外) 馬城 文雄 株式会社日本製紙グループ本社 取締役原材料管掌

日本製紙株式会社 常務取締役企画本部長監査役(社外) 井戸川員三 公認会計士

常務執行役員 大岩 弘一 生産本部熊谷工場長常務執行役員 濱田 幸男 事業統括本部オプティカル材事業部門長兼生産本部新宮事業所担当常務執行役員 山戸 義幸 品質・環境統括本部長常務執行役員 岡本 一馬 事業統括本部大阪支店長常務執行役員 武村 清次 生産本部副本部長兼三島工場長常務執行役員 江部 和義 技術統括本部副本部長兼研究所長常務執行役員 山田 敏数 生産本部龍野工場長執 行 役 員 木村 公一 生産本部副本部長兼調達部長執 行 役 員 中村  孝 事業統括本部洋紙事業部門長兼加工材事業部門担当執 行 役 員 狐塚 昌己 生産本部吾妻工場長執 行 役 員 川村 悟平 琳得科(蘇州)科技有限公司 董事長執 行 役 員 望月 経利 総務・人事本部長兼総務・法務部長兼人事部長

社 名 リンテック株式会社(英文:LINTEC Corporation) [証券コード:7966]

本 社 東京都板橋区本町23番23号設 立 1934年10月資 本 金 232億130万4,911円事 業 年 度 毎年4月1日から翌年3月31日まで従 業 員 数 連結:4,286人 単体:2,564人事 業 所 営業拠点/東京、札幌、名古屋、大阪、福岡など全国11か所

生産拠点/吾妻、熊谷、千葉、龍野、新宮、小松島、三島、土居、新居浜 テクノロジーセンター/伊奈 研究所/蕨 海外事務所/上海

会社名 資本金 出資比率 主な事業内容 国内リンテックコマース株式会社 ¥ 400,000,000 100% 印刷材・産業工材関連製品の加工販売リンテックサインシステム株式会社 ¥ 40,000,000 100% 印刷材・産業工材関連製品の加工販売

富士ライト株式会社 ¥ 18,000,000 83.3% 印刷材・産業工材および洋紙・加工材 関連製品の加工販売

株式会社レンリ ¥ 10,000,000 100% 洋紙・加工材関連製品の加工販売 海外LINTEC USA HOLDING, INC. US$ 100 100% 持株会社MADICO, INC. US$ 200,000 100%* 印刷材・産業工材関連製品の製造販売MADICO WINDOW FILMS, INC. US$ 101,000 100%* 印刷材・産業工材関連製品の製造販売

LINTEC OF AMERICA, INC. US$ 1,000 100%* 印刷材・産業工材および電子・光学関連 製品の販売および研究開発

LINTEC EUROPE B.V. ! 81,680 100% 印刷材・産業工材および洋紙・加工材 関連製品の販売

LINTEC ADVANCED TECHNOLOGIES(EUROPE)GMBH ! 250,000 100% 電子・光学関連製品の販売

琳得科(蘇州)科技有限公司 US$ 38,800,000 100% 印刷材・産業工材および洋紙・加工材 関連製品の製造販売

琳得科(天津)実業有限公司 US$ 6,920,000 100% 印刷材・産業工材関連製品の製造販売LINTEC ADVANCED TECHNOLOGIES(SHANGHAI), INC. US$ 300,000 100% 電子・光学関連製品の販売 LINTEC SPECIALITY FILMS(TAIWAN), INC. NT$ 361,000,000 100% 電子・光学関連製品の製造販売LINTEC ADVANCED TECHNOLOGIES(TAIWAN), INC. NT$ 146,500,000 100% 電子・光学関連製品の販売LINTEC KOREA, INC. W 25,000,000,000 100% 電子・光学関連製品の製造販売LINTEC SPECIALITY FILMS(KOREA), INC. W 12,000,000,000 100% 電子・光学関連製品の製造販売LINTEC ADVANCED TECHNOLOGIES(KOREA), INC. W 2,820,000,000 100% 電子・光学関連製品の販売PT. LINTEC INDONESIA US$ 17,000,000 65% 印刷材・産業工材関連製品の製造販売

LINTEC SINGAPORE PRIVATE LIMITED S$ 500,000 100% 印刷材・産業工材および電子・光学関連 製品の販売

LINTEC(THAILAND)CO., LTD. 1,500,000,000 100% 印刷材・産業工材および洋紙・加工材 関連製品の製造販売

LINTEC INDUSTRIES(MALAYSIA)SDN. BHD. RM 50,000,000 100% 電子・光学関連製品の製造販売LINTEC INDUSTRIES(SARAWAK)SDN. BHD. RM 2,384,300 100% 電子・光学関連製品の製造販売

印刷材・産業工材関連 ● 電子・光学関連  洋紙・加工材関連 *間接所有

会社概要 (2012年3月31日現在)

定 時 株 主 総 会 6月配 当 基 準 日 期末/ 3月31日 中間/ 9月30日法 定 公 告 掲 載ホームページアドレス http://www.lintec.co.jp/koukoku/

株主名簿管理人および特別口座の口座管理機関

東京都千代田区丸の内1丁目4番5号三菱UFJ信託銀行株式会社

・郵便物送付先

〒137‒8081 東京都江東区東砂7丁目10番11号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部

・フリーダイヤル ® 0120‒232‒711・ホームページアドレス http://www.tr.mufg.jp/daikou/住所変更、単元未満株式の買取・買増等のお申し出先について株主様の口座のある証券会社にお申し出ください。なお、証券会社に口座がないため特別口座が開設されました株主様は、特別口座の口座管理機関である三菱UFJ信託銀行株式会社にお申し出ください。未払配当金の支払いについて株主名簿管理人である三菱UFJ信託銀行株式会社にお申し出ください。

株主メモ

連結子会社一覧 (2012年3月31日現在)

役員一覧 (2012年6月26日現在)

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ご協力ありがとうございました。

IRメール配信サービスのお知らせ 株主・投資家の皆様へさまざまなニュースをタイムリーにお届けするため、 IRメール配信サービスを提供しております。配信をご希望のかたは、当社IR 情報サイトよりご登録をお願いいたします。 http://www.lintec.co.jp/ir/

株式の状況発行可能株式総数 300,000,000株

発行済株式の総数 (ただし自己株式1,868,921株を除く) 74,695,319株

単元株式数 100株

株主数 9,447人

大株主の状況(上位10人)株主名 持株数(千株) 持株比率(%)

日本製紙株式会社 21,737 29.10

日本トラスティ・サービス 信託銀行株式会社(信託口) 3,827 5.12

日本マスタートラスト 信託銀行株式会社(信託口) 3,443 4.60

日本トラスティ・サービス 信託銀行株式会社(信託口9) 2,855 3.82

全国共済農業協同組合連合会 2,300 3.07

庄司たみ江 2,296 3.07

塩飽恵以子 2,283 3.05

ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン エス エル オムニバス アカウント

1,405 1.88

有限会社啓友社 1,105 1.48

CBHK-CITIBANK LONDON-F117 965 1.29

注1. 当社は自己株式1,868,921株を保有しておりますが、上記表からは除外しております。

注2. 持株比率の算定に当たっては、自己株式1,868,921株を控除して 計算しております。

所有者別分布比率

株価および出来高の推移(2011年4月~2012年3月)

ア.5千株以上 エ.100株~200株未満イ.1千株~5千株未満 オ.100株未満ウ.200株~1千株未満 カ.保有していない

ア.10年以上 エ.1年~ 3年未満イ.5年~10年未満 オ.1年未満ウ.3年~5年未満

ア.時機を見て買い増したい  イ.このまま保有したい  ウ.時機を見て売却したい

ア.適正株価の形成 エ.株主優待の導入イ.安定配当 オ.自社株買いウ.業績連動型配当 カ.その他 (    )

ア.新聞・雑誌の記事を読んで  イ.「会社四季報」「日経会社情報」などを見て  ウ.インターネットで調べてエ.IRイベント(会社説明会など)に参加して  オ.証券会社からの情報で  カ.知人の勧めでキ.自分や知人が勤めている(いた)ので  ク.その他(    )

① 今回、「WAVE」の誌面を一部改訂いたしましたが、 興味深かった記事は何ですか?(複数回答可)

① 当社株式を保有されていますか? それは何株ですか?

② 保有期間はどのくらいですか?

④ 今後の投資方針はどのようにお考えですか?

⑤ 当社の株主還元策として最も期待することは 何ですか? 一つだけお選びください。

③ 当社株式の購入のきっかけは何ですか?

 当社では、より質の高いIR活動を推進していくために、読者の皆様のご意見やご要望を幅広くお聞かせいただきたいと考えております。つきましては、添付のはがきにご回答のうえ、ご返送いただけましたら幸いです。何とぞご協力のほどお願い申し上げます。(2012年9月30日締め切り)

 なお、アンケートにお答えいただいた皆様には、後日お礼として「2013年版 リンテック・オリジナルカレンダー」をお送りさせていただきます。*発送は11月中旬以降を予定しています。

アンケートへのご協力のお願い

※①でカ.を選ばれたかたは 質問2 にお進みください。

ア.主な動き・トピックス オ.LINTEC 工場探訪 イ.社長メッセージ カ.LINTEC ESSAY ウ.スペシャルレポート キ.決算情報 エ.身の回りのリンテック製品

ア.週に1回以上   エ.年に1回以上イ.月に1回以上   オ.見たことがないウ.3か月に1回以上  

ア.「WAVE」などの エ.会社説明会の実施 広報誌の充実 オ.マスメディアの活用 イ.ホームページの充実 カ.その他(    ) ウ.株主総会の充実

ア.ある 新聞名(        )  イ.ない

② 当社ホームページのIR情報サイトをご覧になる 頻度はどのくらいですか?

④ 当社の情報開示に関する活動として最も期待する ことは何ですか? 一つだけお選びください。

③ 当社新聞広告をご覧になったことがありますか?

株式情報 (2012年3月31日現在)

質問1当社の広報・IR活動についてご質問します。質問2

(記述回答)

当社へのご意見・ご要望、「WAVE」についてのご意見・ご感想などをぜひお聞かせください。

質問3

当社株式への投資についてご質問します。

金融機関24.54%

証券会社0.41%

自己株式2.44%

外国法人等17.93%

個人その他20.08%

その他の法人34.60%

(円)株価

出来高(百株)

1,100

1,500

1,900

2,300

2,700

11 2 312/11211/4 5 6 7 8 9 100

40,000

80,000

120,000

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読みやすさを追求した書体を使用

No.46(2012年3月発行)No.43(2011年6月発行) No.44(2011年9月発行) No.45(2011年12月発行)

● 当誌「WAVE」のバックナンバーは当社ホームページでご覧いただけます。(http://www.lintec.co.jp/ir/)

● 本社 〒173‒0001 東京都板橋区本町23番23号 URL http://www.lintec.co.jp/

発行 広報・IR室 TEL.(03)5248‒7741 2012年6月 FAX.(03)5248‒7754

社長メッセージ代表取締役社長社長執行役員 大内 昭彦スペシャルレポート

スマートフォンとリンテックリンテックの注目製品×研究員

LINTEC 工場探訪

第118期(2012年3月期)第3四半期決算情報

L I N T E C

46MARCH 2012