Keysight E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ モデル:E4360 ~ 62A ...

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Keysight E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ モデル:E4360 62AE4366 68A Data Sheet

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Keysight E4360 モジュラー太陽電池シミュレータモデル:E4360~ 62A、E4366~ 68A

Data Sheet

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– あらゆる種類の太陽電池を正確にシミュレーション

– 小型:2Uのラックスペースで最大2個の出力

– 高出力パワー:1出力当たり最大600 W

– I-V曲線のすばやい変化と高速回復スイッチング時間

– 環境条件を簡単にシミュレート可能

– LAN、USB、GPIBインタフェースを標準装備

– LXI class C規格にフル準拠

– カスタムシステムまたは個別の測定器として入手可能

太陽電池シミュレーション

衛星テストアプリケーション

複数の太陽電池で構成されたソーラーパネルが、衛星にパワーを供給します。ソーラーパネルには固有のI-V特性があります。出力パワーは環境条件(温度、放射照度)や動作条件(食や自転)により変化するので、正確なテストを行って衛星の電源システムを検証するためには、太陽電池シミュレータ(SAS)などの専用電源を使用する必要があります。

住宅用太陽光発電(PV)テスト アプリケーション

ソーラーパネルは、家庭に電力を供給するための家庭用電源システムにも用いられています。各ソーラーパネルの出力をマイクロインバーターに接続して、ソーラーパネルのDC出力を家庭用のAC電源に変換します。マイクロインバーターをテストするには、太陽電池シミュレータを使用して、さまざまな環境条件(晴天条件、曇天条件、シャドーイング、さまざまな温度)でマイクロインバーターが最大電力ポイントをトラッキングすることを検証し、マイクロインバーターの信頼性と効率が高いことを確認する必要があります。

より高出力のソーラーパネル、より効率的なインバーターを使用する傾向があるため、信頼性、再現性に優れ、スケーラブルでコストパフォーマンスの高い、すぐに使える既製の専用DC電源が必要です。

衛星メーカーは、グランド上の電源バスレギュレータのデザインを検証する必要があります。マイクロインバーターやDC

パワーオプティマイザーのデザイナーは、競争の激しい市場で優位に立つためには、デバイスの確度と効率を検証する必要があります。

キーサイトの太陽電池 シミュレータ

Keysight E4360モジュラー太陽電池シミュレータ(SAS)は、デュアル出力のプログラマブルDC電源で、太陽電池の出力特性をシミュレートできます。E4360 SASは、出力キャパシタンスが非常に小さい電流源で、さまざまなアレイのI-V曲線をさまざまな条件(温度、経年変化など)でシミュレートできます。高さ2Uの小型メインフレームで最大2個の出力(最大1200 W)を供給できます。

測定器のみが必要な独自のテストシステムを構築する場合でも、すべての測定器とソフトウェアを統合したフルターンキーシステムが必要な場合でも、キーサイト製品による柔軟な組み合わせが可能です。E4360

SASは、既製の測定器として簡単に利用できるほか、仕様に合わせて構成されたフルターンキー太陽電池シミュレータシステムとしても利用できます。

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複数のシミュレーションモード

E4360 SASには、シミュレータ(SAS)モード、テーブルモード、固定モードの、3種類の動作モードがあります。太陽電池のI-V曲線を正確にシミュレートするには、SASモードまたはテーブルモードを使用します。標準電源が必要な場合は、固定モードを使用します。

1. SASモード:

E4360 SASは、4,096個のI-Vポイントを持つテーブルを内部で生成し、内蔵アルゴリズムを使用してI-V曲線を近似します。これは、PCがなくても、I/Oインタフェースやフロントパネルから実行できます。このモードで曲線を生成するには、以下の4つの入力パラメータが必要です。

– Voc:オープン電圧 – Isc:ショート電流 – Imp:曲線のピーク・パワー・ポイントの電流

– Vmp:曲線のピーク・パワー・ポイントの電圧

2. テーブルモード:

I-V曲線は、ユーザー定義のポイントテーブルにより決定されます。テーブルには、3(最小)~ 4000(最大)個のポイントを定義できます。

各ポイントは特定のI/V値に対応し

ます。E4360 SASに内蔵されている各揮発性/不揮発性メモリには、30個のテーブルを保存できます。

不揮発性メモリに保存されたテーブル(I-V曲線)は、電源をオフにしても保持されますが、揮発性メモリに保存されたテーブルは、電源をオフにすると消去されます。

さらに、電流オフセットと電圧オフセットを選択したテーブルに適用して、太陽電池の動作条件の変化をシミュレートできます。

3. 固定モード:

これは、ユニットをオンにしたときのデフォルトのモードです。

ユニットは標準電源の長方形のI-V特性を備えています。

I-V曲線の高速変化

E4360では曲線を高速に変化できるので、日食や自転などのさまざまな環境条件で太陽電池をより適切にシミュレートできます。I-V曲線の分解能を設定することにより、I-V曲線の分解能を最適化し、曲線を高速に変化させることができます。シミュレータ(SAS)モードとテーブルモードでは、高分解能を選択(4,096ポイントのテーブルを使用)して、よりスムーズなI-V曲線を350 ms以内に生成できます。I-V曲線の生成速度を速めるには、256ポイントのテーブルを選択します。この場合、I-V曲線は30 ms以内に生成できます。ハードウェアトリガを使用すれば、システム内のすべてのE4360 SASを同期して、それぞれのI-V曲線を同時に変更できます。これにより、分解能に応じて30 ms

または350 ms以内に最大100個の出力のI-V曲線を変更できます。

図2:固定モードでの電源の出力特性

図1:SASモードでの電源の出力特性

Isc

固定モード

SASモード

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I-V曲線リスト

E4360にはLISTモードがあり、最大512個のI-V曲線のLISTを事前にプログラムできます。最大512個のポイントをプログラムできます。各ポイントには、Voc、 Vmp、 Isc、Impのパラメータが含まれます。持続時間として30 ms~ 33,554 s(分解能1 ms)を指定でき、E4360 SASは、プログラムされた持続時間値の間設定ポイントに留まります。別の方法として、LISTをバストリガにより次の設定ポイントに進めたり、トリガ信号によりLISTと外部イベントを同期させることができます。I-V曲線リストを使用すれば、プロセスからコンピューターのI/Oが除去できるのでテストの実行速度が向上し、I-V曲線の変化が簡素化されるので、太陽電池をさまざまな条件でより簡単にシミュレーションできます。

小型

Keysight E4360は、高さ2U、幅約48 cm

の小型パッケージで、最大1200 Wの出力が可能です。換気口は側面にありますが、適切に冷却するためには、測定器間に1U

のスペースが必要です。

電圧/電流測定機能内蔵

E4360 モジュールには、電圧と電流の測定機能が標準で内蔵されています。ハードウェアトリガを使用して最大100個の出力を500 ms以内に測定できます。さらに、E4360は、電圧と電流を10回/sの速度で同時に記録できます。

保護機能

デバイスを損傷から保護するために、E4360 モジュールには過電圧、過電流、過熱保護があります。E4360では、あるモジュール内の障害を10 μs以内に他のモジュールで検出でき、モジュールをすばやくシャットダウンして、DUTが危険な状態になるのを回避できます。

インタフェース

E4360 モジュラー太陽電池シミュレータには、GPIB、10/100 Base-T LANインタフェース、USB 2.0インタフェースが標準装備され、将来にわたって最適なインタフェースを選択できます。E4360は、LXI class C規格にフル準拠しています。

セキュリティー

GPIBを使用するシステムでは、LAN/

USBインタフェースをパスワードで保護でき、無効にすることでさらにセキュリティーが向上します。

任意のブラウザからの制御

内蔵ウェブサーバーにより、標準ウェブブラウザを使用したE4360へのリモートアクセス、制御が可能です。ウェブブラウザを使用して、E4360の設定、モニタ、操作をリモートで行えます。

簡単な並列操作

E4360では、より大きな出力パワーと電流が必要な場合は、同様の定格の出力を並列接続できます。並列動作を簡素化するために、E4360には2個のチャネルを単

図3:内蔵のイーサネット、USB 2.0、GPIBインタフェース

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一の同期チャネルとして処理できるファームウェアベースの機能があります。設定すれば、すべての機能(電源供給、プログラミング、測定、トリガ、保護、ステータスモニター)が、2倍の出力電流/パワーのチャネルになります。

高出力メインフレームを標準的なACコンセントに接続するだけで、ベンチですばやくチェック可能

E4360A モジュラー SASメインフレームを最初にオンにしたときに、メインフレームが、AC電源から使用可能な電圧を自動的に検出します。AC電源電圧が<180 Vacの場合は、メインフレームが、AC電源ケーブルの過負荷を防止するために出力パワーを自動的に減らします。E4360Aは、メインフレームの出力パワーを600 Wに制限するので、高出力メインフレームを任意の標準コンセントに接続できます。インストールされているモジュールが1つだけの場合、そのモジュールのフルパワーを使用できます。2つのモジュールがインストールされている場合は、それぞれのモジュールの出力パワーが半分(1モジュール当たり300 W)に制限されます。これは、SASの初期チェックに便利なだけでなく、テスト開発にも非常に便利です。テスト開発は通常、DUTがまだフルパワーまでドライブされていない状態でベンチで実行されます。

トリガ

E4360 モジュラー太陽電池シミュレータのメインフレームには、ハードウェアトリガ入力/トリガ出力があります。これらの信号を使って、E4360を外部イベントと同期することができます。例えば、システム内のすべてのSASを、それらのI-V曲線の変更、電圧/電流測定値の取得、データロギングの開始の際に同期することができます。

ドライバー

E4360にはIVI-COMドライバーとシステム制御ツールが付属しています。

Keysight 14360Aシステム制御ツール

14360A システム制御ツールは、強力なソフトウェアドライバーで、複数のE4360A SAS電源のプログラミングと制御を大幅に簡素化します。ツールは、すべてのE4360 モジュラーメインフレームに無料で標準装備されています。14360A

システム制御ツールには、システムドライバー、設定ウィザード、サーバー機能の3つのコンポーネントがあります。

システムドライバー

14360 システムドライバーは、ユーザーのテストアプリケーションとインタフェースして、最大100個のE4360 SAS

出力(50台のメインフレーム)を制御できるファンクションコールを提供します。

ドライバー機能は、システムの設定、測定、ステータスリードバックなどの多くのタスクをサポートしています。電圧/電流レベル、動作モード(固定、SAS、テーブル)、保護レベル、SASモード設定(Isc、Voc、Imp、Vmp)などの設定や測定が行えます。

ドライバーは、VISAおよびTCP/IP接続をサポートしています。

設定ウィザード

設定ウィザードは、コードを1行も作成せずにE4360 SASシステムのレイアウトを簡単に検索/設定できるグラフィック・ユーザー・インタフェース(GUI)です。測定器の検索パラメータを指定し、モジュールのグループとセグメントを作成し、モジュールを必要なセグメントにドラッグ・アンド・ドロップするだけです。このウィザードは、システムドライバーの初期化に使用する構成ファイルを生成します。

図4:Keysight E4360A内蔵ウェブサーバー

E4360A SAS内蔵ウェブサーバー

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サーバー機能

サーバー機能を使用すれば、複数のアプリケーションとインターネットブラウザのウェブモニターによりシステムにアクセスして、システムのステータスを表示できます。

サーバー機能のクライアント・サーバー・モデルを利用して、リモートPCとSASシステムで通信を行うことができます。クライアントは、サーバー機能を実行するPCでデュアル・イーサネット・カードを使用することにより、SASシステムにリモートアクセスできます。SASシステムを専用回線で使用すれば、システムの保守と新規システム開発が簡素化され、システム設定を容易に複製できます。

ウェブモニターを使用すれば、E4360のシステムをリモートでモニターできます。任意のウェブブラウザから、システムドライバー全体のステータス、システムレイアウトとモジュールの測定/ステータスなどを表示できます。各E4360測定器の設定や制御が可能なWEB GUIへのリンクも用意されています。このWEB GUIは、パスワードで保護できます。これらの機能は、E4360システムのトラブルシューティングに便利なツールです。

プログラミング言語

E4360は、使いやすいSCPI(Standard

Commands for Programmable

Instruments)をサポートしています。

ファームウェアアップデート

E4360ファームウェアは、フラッシュROMに保存され、新機能が使用可能になったときに簡単にアップデートできます。ファームウェアは、ファームウェア更新ユーティリティープログラムを使用してGPIB、LAN、USB経由でE4360にダウンロードできます。ファームウェアアップデートは以下にあります。 (www.keysight.co.jp/find/

E4360firmware)

フロントパネル

3つの標準インタフェースでのフル制御に加えて、E4360にはフル機能のフロントパネルがあり、ATEシステムで使用すれば、テストのプロトタイプ作成、デバッグ、トラブルシューティングを手動で簡単に行えます。設定および両方の出力での実際の出力値を同時に表示できるため、E4360が正しく動作していることを確認できます。さらに、すべてのSASモードをフロントパネルから制御できます。

アナログプログラミングと モニター

固定モードでは、0~-4 Vのアナログ電圧により、出力電流をゼロからフルスケールまでプログラムできます。

図5:Keysight 14360Aシステム制御ツール:設定ウィザード

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ユニバーサルAC電源ライン入力

E4360には、100~ 240 Vac、50/60/

400 Hzの範囲で動作するユニバーサルAC

電源入力があります。このため、別のAC

電源ライン電圧に切替えるのにスイッチを設定したり、ヒューズを交換したりする必要はありません。このACライン入力には力率補正機能も採用されています。メインフレームが2個のモジュールで構成されている場合、フル出力パワーを得るために180 Vac以上のAC電源に接続する必要があります。それ以外の場合は、出力パワーが600 Wに制限されます。

クイック切断

各電源モジュールには、システムの設定と保守を容易にするためのクイック切断機能があります。

ラックマウントキット

E3460は、オプション908を使用して簡単にラックマウントできます。このキットには、1つのE4360Aメインフレームを2U

のラックスペースにラックマウントするために必要なすべてのハードウェアが付属しています。このラックマウントキットには、標準ラックレールとスライドの代わりをするフロント・ラック・イヤとリアサポートが付属しています。

カスタム・ターンキー・システム

キーサイトでは、すべての測定器が含まれ、ソフトウェアがインストールされた低価格のフルターンキー太陽電池シミュレータシステムも提供しています。キーサイトにすべてのシステム設計を任せることで、システム開発時間を短縮できます。このSASシステムは、E4360モジュラー太陽電池シミュレータプラットフォーム上に構築されているため、市場で入手可能な最も小型のシステムになっています。E4360のモジュラーアーキテクチャにより、モジュールの移動と交換が簡単に行えるため、システムの構成、

再構成、サポートが容易です。さらにシステムのコンポーネントを市販の測定器、標準PC、標準インタフェース(LAN、USB)で構成することで、低価格、容易なサポート、ダウンタイムの低減を実現しています。キーサイトでは、システムを正確な仕様に合わせてカスタマイズします。カスタムシステムの詳細については、計測お客様窓口までお問い合わせください。

予備が必要かどうか、システムを自分で構成するかどうか、キーサイトにシステムの構築を依頼するかどうかに関係なく、E4360を使用すれば、テストに最も適した構成を柔軟に選択できます。

変更サービス

E4360モジュラー太陽電池シミュレータはほとんどのニーズに適していますが、これらのSASで対応できないニーズもあります。そのようなニーズにお答えするために、キーサイトでは特別の変更サービスを提供しています。このサービスでは、標準のE4360 SASモデルの変更バージョンの設計と製造が伴います。代表的な変更には、パワー定格内の最大出力電圧/電流の変更があります。変更されたSASの設計、製造、テストは、キーサイトの高品質で信頼性の高い基準に基づいて行われています。

このサービスの適用範囲は通常、標準SASの変更に限定されます。キーサイトのエンジニアが、変更の実現可能性を判断するために、いつでも相談に応じます。変更要求については、計測お客様窓口までお問い合わせください。

図6:カスタム・ターンキー・システム

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E4361A E4362A E4362A-J01 E4362A-J02

出力定格 (シミュレータ およびテーブル モード)

最大パワー 510 W 600 W 594 W 594 W

最大オープン電圧(Voc) 65 V 130 V 117 V 120 V

最大電圧ポイント(Vmp) 60 V 120 V 108 V 110 V

AC電源電圧:200 V/230 V/240 V

最大ショート電流(Isc) 8.5 A 5.0 A 5.5 A 5.4 A

最大電流ポイント(Imp)1 8.5 A 5.0 A 5.5 A 5.4 A

AC電源電圧:100 V/120 V4

最大ショート電流(Isc) 4.25 A 2.5 A 2.75 A 2.7 A

最大電流ポイント(Imp)1 4.25 A 2.5 A 2.75 A 2.7 A

出力定格(固定モード)

最小インピーダンス(ΔV/ΔVl)1

0.25 Ω 1 Ω 1 Ω 1 Ω

電圧 0~ 60 V 0~ 120 V 0~ 108 V 0~ 110 V

AC電源電圧:200 V/230 V/240 V

電流 0~ 8.5 A 0~ 5.0 A 0~ 5.5 A 0~ 5.4 A

AC電源電圧: 100 V/120 V4

電流 0~ 4.25 A 0~ 2.5 A 0~ 2.75 A 0~ 2.7 A

電流ディレーティング係数(40~ 55 ℃)

0.11 A/℃ 0.069 A/℃ 0.069 A/℃ 0.068 A/℃

出力電圧のリップルおよびノイズ(20 Hz~ 20 MHz、抵抗負荷、出力を グランドに接続しない、またはどちらか 一方の出力をグランドに接続)

シミュレータ/テーブル モード

20 mVrms125 mVp-p

24 mVrms195 mVp-p

24 mVrms195 mVp-p

24 mVrms 195 mVp-p

固定モード(定電圧) 24 mVrms150 mVp-p

30 mVrms150 mVp-p

30 mVrms150 mVp-p

30 mVrms150 mVp-p

プログラミング確度2、3

(23±5 ℃)固定モード電圧 0.075 %+25 mV 0.075 %+50 mV 0.075 %+50 mV 0.075 %+50 mV

固定モード電流 0.2 %+20 mA 0.2 %+10 mA 0.2 %+11 mA 0.2 %+11 mA

リードバック確度3

(フロントパネルから、またはGPIB経由、 23±5 ℃での実際の出力に対して)

電圧 0.08 %+25 mV 0.08 %+50 mV 0.08 %+50 mV 0.08 %+50 mV

+電流 0.20 %+20 mA 0.20 %+10 mA 0.20 %+11 mA 0.20 %+11 mA

-電流 0.35 %+48 mA 0.35 %+24 mA 0.35 %+26 mA 0.35 %+26 mA

負荷による電源変動:固定モード(定格内での負荷変動に対する、 出力電圧または電流の変化)

定電圧 2 mV 2 mV 2 mV 2 mV

定電流 1 mA 1 mA 1 mA 1 mA

電源変動:固定モード(定格内での電源電圧変動に対する、 出力電圧または電流の変化)

定電圧 2 mV 2 mV 2 mV 2 mV

定電流 1 mA 1 mA 1 mA 1 mA

Keysight E4361AおよびE4362A SASモジュールの性能仕様

特に記載のない限り、仕様は周囲温度範囲0 ℃~ 40 ℃で保証され、固定モード、シミュレータモード、テーブルモードに適用されます。

1 最大インピーダンスの制限はありません。Impの設定値をIsc以下に設定できます。

2 シミュレータモードでは、出力電流は、内部アルゴリズムによりリードバック出力電圧と関連しています。テーブルモードでは、出力電流は、ユーザーが入力したポイント間の補間によりリードバック出力電圧と関連しています。

3 周波数レンジ26 MHz~ 1 GHzで3 V/mのRFフィールドにさらされると、ユニットが仕様を満たさない場合があります。

4 メインフレームに出力モジュールを1つだけインストールした場合、電流のディレーティングはありません。

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E4361A-J01 E4362A-J03 E4362A-J04 E4362A-J05

出力定格 (シミュレータ およびテーブル モード)

最大パワー 498 W 598 W 596 W 552.5 W

最大オープン電圧(Voc) 58 V 108 V 170 V 95 V

最大電圧ポイント(Vmp) 53.5 V 99.7 V 157 V 87.7 V

AC電源電圧:200 V/230 V/240 V

最大ショート電流(Isc) 9.3 A 6 A 3.8 A 6.3 A

最大電流ポイント(Imp)1 9.3 A 6 A 3.8 A 6.3 A

AC電源電圧: 100 V/120 V4

最大ショート電流(Isc) 4.65 A 3 A 1.9 A 3.15 A

最大電流ポイント(Imp) 4.65 A 3 A 1.9 A 3.15 A

最小インピーダンス(ΔV/ΔVl)1

1 Ω 1 Ω 1.72 Ω 1 Ω

出力定格(固定モード)

電圧 0~ 53.5 V 0~ 99.7 V 0~ 157 V 0~ 87.7 V

AC電源電圧:200 V/230 V/240 V

電流 0~ 9.3 A 0~ 6 A 0~ 3.8 A 0~ 6.3 A

AC電源電圧: 100 V/120 V4

電流 0~ 4.65 A 0~ 3 A 0~ 1.9 A 0~ 3.15 A

電流ディレーティング係数(40~ 55 ℃)

0.12 A/℃ 0.075 A/℃ 0.048 A/℃ 0.079 A/℃

出力電圧のリップルおよびノイズ(20 Hz~ 20 MHz、抵抗負荷、出力を グランドに接続しない、またはどちらか 一方の出力をグランドに接続)

シミュレータ/テーブルモード

20 mVrms 23 mVrms 32 mVrms 22 mVrms

125 mVp-p 175 mVp-p 250 mVp-p 158 mVp-p

固定モード(定電圧) 24 mVrms 28 mVrms 40 mVrms 27 mVrms

150 mVp-p 150 mVp-p 195 mVp-p 150 mVp-p

プログラミング確度2,3

(23±5 ℃)固定モード電圧 0.075 %+22 mV 0.075 %+42 mV 0.075 %+65 mV 0.075 %+37 mV

固定モード電流 0.2 %+22 mA 0.2 %+12 mA 0.2 %+8 mA 0.2 %+15 mA

リードバック確度3

(フロントパネルから、またはGPIB経由、 23±5 ℃での実際の出力に対して)

電圧 0.08 %+22 mV 0.08 %+42 mV 0.08 %+65 mV 0.08 %+37 mV

+電流 0.20 %+23 mA 0.20 %+12 mA 0.20 %+8 mA 0.20 %+15 mA

-電流 0.35 %+53 mA 0.35 %+29 mA 0.35 %+19 mA 0.35 %+36 mA

負荷による電源変動:固定モード(定格内での負荷変動に対する、 出力電圧または電流の変化)

定電圧 2 mV 3 mV 3 mV 2 mV

定電流 1 mA 1 mA 1 mA 1 mA

電源変動:固定モード(定格内での電源電圧変動に対する、 出力電圧または電流の変化)

定電圧 2 mV 2 mV 2 mV 2 mV

定電流 1 mA 1 mA 1 mA 1 mV

Keysight E4361AおよびE4362A SASモジュールの性能仕様 (続き)

特に記載のない限り、仕様は周囲温度範囲0 ℃~ 40 ℃で保証され、固定モード、シミュレータモード、テーブルモードに適用されます。

1 最大インピーダンスの制限はありません。Impの設定値をIsc以下に設定できます。

2 シミュレータモードでは、出力電流は、内部アルゴリズムによりリードバック出力電圧と関連しています。テーブルモードでは、出力電流は、ユーザーが入力したポイント間の補間によりリードバック出力電圧と関連しています。

3 周波数レンジ26 MHz~ 1 GHzで3 V/mのRFフィールドにさらされると、ユニットが仕様を満たさない場合があります。

4 メインフレームに出力モジュールを1つだけインストールした場合、電流のディレーティングはありません。

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E4361A E4362A E4362A-J01 E4362A-J02

出力電流のリップルおよびノイズ(20 Hz~ 20 MHz、抵抗負荷、出力を グランドに接続しない、またはどちらか 一方の出力をグランドに接続)

シミュレータ/テーブルモード

4 mArms32 mAp-p

4 mArms32 mAp-p

4 mArms32 mAp-p

4 mArms32 mAp-p

固定モード(定電流) 2.5 mArms19 mAp-p

2.5 mArms19 mAp-p

3 mArms20 mAp-p

3 mArms20 mAp-p

出力プログラミングレンジ(最大プログラマ ブル値)

シミュレータ/テーブルモード電圧

0~ 65 V 0~ 130 V 0~ 117 V 0~ 120 V

固定モード電圧 0~ 61.5 V 0~ 123 V 0~ 110.7 V 0~ 112.8 V

AC電源電圧:200 V/230 V/240 V

電流 0~ 8.66 A 0~ 5.1 A 0~ 5.61 A 0~ 5.51 A

AC電源電圧:100 V/120 V1

電流 0~ 4.33 A 0~ 2.55 A 0~ 2.81 A 0~ 2.75 A

過電圧保護 0~ 74 V 0~ 140 V 0~ 127 V 0~ 129 V

過電流リミット 0~ 10.6 A 0~ 6.25 A 0~ 6.88 A 0~ 6.75 A

プログラミング分解能(平均値)

電圧 19 mV 37 mV 35 mV 35 mV

電流 2.7 mA 1.6 mA 1.8 mA 1.7 mA

過電圧保護 325 mV 600 mV 575 mV 575 mV

過電流リミット 46 mA 27 mA 31 mA 30 mA

プログラミング確度

過電圧保護 0.65 V 1.2 V 1.1 V 1.1 V

過電流リミット 0.5 %+215 mA 0.5 %+125 mA 0.5 %+140 mA 0.5 %+135 mA

電流モニター(Pコモンが 基準)

1.0 %+130 mA 1.0 %+75 mA 1.0 %+85 mA 1.0 %+81 mA

固定モードアナログ電流プログラミング

アナログプログラミング 1.0 %+5.5 mA 1.0 %+3.2 mA 1.0 %+3.5 mA 1.0 %+3.4 mA

+Ip~-Ip差動入力(0~フルスケール)

0~-4 V 0~-4 V 0~-4 V 0~-4 V

最大コモンモード電圧(+OUTが基準)

±18 V ±18 V ±18 V ±18 V

公称入力インピーダンス 20 kΩ 20 kΩ 20 kΩ 20 kΩ

ドリフト/温度安定度(8時間に生じた出力変化、一定の負荷、 電源/環境条件下、30分間のウォーム アップ後)

電圧 0.04 %+1 mV 0.04 %+2 mV 0.04 %+2 mV 0.04 %+2 mV

電流 0.1 %+0.85 mA 0.1 %+0.5 mA 0.1 %+0.55 mA 0.1 %+0.54 mA

温度係数(1 ℃当たりの出力変化)

電圧 0.01 %+325 μV 0.01 %+650 μV 0.01 %+650 μV 0.01 %+650 μV

電流 0.025 %+215 μA 0.025 %+125 μA 0.025 %+140 μA 0.025 %+135 μA

出力キャパシタンス <100 nF <50 nF <50 nF <50 nF

最大ダイオード逆電流(ファン動作時)

8.5 A 5.0 A 5.5 A 5.4 A

1 メインフレームに出力モジュールを1つだけインストールした場合、電流のディレーティングはありません。

Keysight E4361AおよびE4362A SASモジュールの補足特性

補足特性は保証されていませんが、設計または型式試験のいずれかにより決定された代表的な性能を表します。

10 | Keysight | E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ - Data Sheet

Page 11: Keysight E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ モデル:E4360 ~ 62A ...

E4361A-J01 E4362A-J03 E4362A-J04 E4362A-J05

出力電流のリップルおよびノイズ(20 Hz~ 20 MHz、抵抗負荷、出力を グランドに接続しない、またはどちらか 一方の出力をグランドに接続)

シミュレータ/テーブル モード

4 mArms32 mAp-p

4 mArms32 mAp-p

4 mArms32 mAp-p

4 mArms32 mAp-p

固定モード(定電流) 2.5 mArms19 mAp-p

2.5 mArms19 mAp-p

2.5 mArms19 mAp-p

2.5 mArms19 mAp-p

出力プログラミングレンジ(最大プログラマ ブル値)

シミュレータ/テーブルモード電圧

0~ 58 V 0~ 108 V 0~ 170 V 0~ 95 V

固定モード電圧 0~ 54.8 V 0~ 102.2 V 0~ 161 V 0~ 89.9 V

AC電源電圧:200 V/230 V/240 V

電流 0~ 9.5 A 0~ 6.12 A 0~ 3.875 A 0~ 6.42 A

AC電源電圧:100 V/120 V1

電流 0~ 4.75 A 0~ 3.06 A 0~ 1.938 A 0~ 3.21 A

過電圧保護 0~ 66.7 V 0~ 117.3 V 0~ 181.3 V 0~ 103.9 V

過電流リミット 0~ 11.6 A 0~ 7.5 A 0~ 4.75 A 0~ 7.9 A

プログラミング分解能(平均値)

電圧 17 mV 31 mV 48 mV 27 mV

電流 3.0 mA 1.9 mA 1.2 mA 2 mA

過電圧保護 295 mV 510 mV 785 mV 452 mV

過電流リミット 52 mA 32 mA 22 mA 34 mA

プログラミング確度 過電圧保護 0.6 V 1.0 V 1.56 V 0.9 V

過電流リミット 0.5 %+235 mA 0.5 %+150 mA 0.5 %+100 mA 0.5 %+159 mA

電流モニタ(Pコモンが基準) 1.0 %+140 mA 1.0 %+90 mA 1.0 %+60 mA 1.0 %+96 mA

固定モードアナログ電流プログラミング

アナログプログラミング 1.0 %+6 mA 1.0 %+3.9 mA 1.0 %+2.5 mA 1.0 %+4.1 mA

+Ip~-Ip差動入力(0~フルスケール)

0~-4 V 0~-4 V 0~-4 V 0~-4 V

最大コモンモード電圧(+OUTが基準)

±18 V ±18 V ±18 V ±18 V

公称入力インピーダンス 20 kΩ 20 kΩ 20 kΩ 20 kΩ

ドリフト/温度安定度(8時間に生じた出力変化、一定の負荷、 電源/環境条件下、30分間のウォーム アップ後)

電圧 0.04 %+0.9 mV 0.04 %+1.7 mV 0.04 %+2.6 mV 0.04% + 1.5 mV

電流 0.1 %+0.93 mA 0.1 %+0.6 mA 0.1 %+0.4 mA 0.1% + 630 μA

温度係数(1 ℃当たりの出力変化)

電圧 0.01 %+290 μV 0.01 %+540 μV 0.01 %+850 μV 0.01 %+475 μV

電流 0.025 %+235 μA 0.025 %+150 μA 0.025 %+100 μA 0.025 %+159 μA

出力キャパシタンス <100 nF <50 nF <50 nF <100 nF

最大ダイオード逆電流(ファン動作時)

9.3 A 6 A 3.8 A 6.3 A

1 メインフレームに出力モジュールを1つだけインストールした場合、電流のディレーティングはありません。

Keysight E4361AおよびE4362A SASモジュールの補足特性 (続き)

補足特性は保証されていませんが、設計または型式試験のいずれかにより決定された代表的な性能を表します。

11 | Keysight | E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ - Data Sheet

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E4361A E4362A E4362A-J01 E4362A-J02

出力電流のセトリング時間 ショートから固定負荷に切り替えた後、 出力がI-V曲線上の動作ポイントの1.5 A内 (V<Vmpの90 %)に回復する時間)

<5 μs <5 μs <5 μs <5 μs

最大容量性負荷(安定動作のため)

シミュレータ/テーブル モード

2000 μF 2000 μF 2000 μF 2000 μF

固定モード 2000 μF 2000 μF 2000 μF 2000 μF

リモートセンシング使用時の 負荷リードによる電圧降下

シミュレータ/テーブル モード

最大2 V+(Voc - Vmp)

最大2 V+(Voc - Vmp)

最大2 V+(Voc - Vmp)

最大2 V+(Voc - Vmp)

固定モード 最大2 V合計 最大2 V合計 最大2 V合計 最大2 V合計

電流シンク機能 シミュレータ/テーブルモード

500 mA 500 mA 500 mA 500 mA

固定モード 440 mA 440 mA 440 mA 440 mA

電圧プログラミングの立ち上がり/ 立ち下がり時間(出力が全変位の90 %から10 %または

10 %から90 %に変化する時間)

<8 ms <8 ms <8 ms <8 ms

電圧プログラミングのセトリング時間(出力変化がユニットの定格の0.1 % (60 mVまたは120 mV)以内にセトリング する時間)

25 ms代表値 25 ms代表値 25 ms代表値 25 ms代表値

単調性 出力は、定格電圧、電流、温度範囲全体で単調です

自動並列構成 最大4出力 最大4出力 最大4出力 最大4出力

直列およびシャントスイッチング周波数 (スイッチング周波数は出力に接続されたユーザー提供の外部直列/シャントFETにより制御)

50 kHz最大値1 50 kHz最大値1 50 kHz最大値1 50 kHz最大値1

出力端子アイソレーション (最大値、シャーシグランドが基準)

±240 Vdc ±240 Vdc ±240 Vdc ±240 Vdc

推奨校正間隔 1年間 1年間 1年間 1年間

1 シャントスイッチへの負荷ケーブルのインダクタンスとシャントスイッチのオン/オフのエッジ速度を組み合わせた(ただし、必ずしもこれに限定されません)適切な負荷条件を与えると、より高いスイッチング周波数が可能な場合があります。

Keysight E4361AおよびE4362A SASモジュールの補足特性 (続き)

補足特性は保証されていませんが、設計または型式試験のいずれかにより決定された代表的な性能を表します。

12 | Keysight | E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ - Data Sheet

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E4361A-J01 E4362A-J03 E4362A-J04 E4362A-J05

出力電流のセトリング時間 ショートから固定負荷に切り替えた後、 出力がI-V曲線上の動作ポイントの1.5 A内 (V<Vmpの90 %)に回復する時間)

<5 μs <5 μs <5 μs <5 μs

最大容量性負荷(安定動作のため)

シミュレータ/テーブル モード

2000 μF 2000 μF 2000 μF 2000 μF

固定モード 2000 μF 2000 μF 2000 μF 2000 μF

リモートセンシング使用時の 負荷リードによる電圧降下

シミュレータ/テーブル モード

最大2 V+(Voc - Vmp)

最大2 V+(Voc - Vmp)

最大2 V+(Voc - Vmp)

最大2 V+(Voc - Vmp)

固定モード 最大2 V合計 最大2 V合計 最大2 V合計 最大2 V合計

電流シンク機能 シミュレータ/テーブル モード

560 mA 560 mA 400 mA 560 mA

固定モード 440 mA 440 mA 340 mA 440 mA

電圧プログラミングの立ち上がり/ 立ち下がり時間(出力が全変位の90 %から10 %または

10 %から90 %に変化する時間)

<8 ms <8 ms <8 ms <8 ms

電圧プログラミングのセトリング時間(出力変化がユニットの定格の0.1 % (60 mVまたは120 mV)以内にセトリング する時間)

25 ms代表値 25 ms代表値 25 ms代表値 25 ms代表値

単調性 出力は、定格電圧、電流、温度範囲全体で単調です

自動並列構成 最大4出力 最大4出力 最大4出力 最大4出力

直列およびシャントスイッチング周波数 (スイッチング周波数は出力に接続されたユーザー提供の外部直列/シャントFETにより制御)

50 kHz最大値1 50 kHz最大値1 45 kHz最大値1 50 kHz最大値1

出力端子アイソレーション (最大値、シャーシグランドが基準)

±240 Vdc ±240 Vdc ±240 Vdc ±240 Vdc

推奨校正間隔 1年間 1年間 1年間 1年間

1 シャントスイッチへの負荷ケーブルのインダクタンスとシャントスイッチのオン/オフのエッジ速度を組み合わせた(ただし、必ずしもこれに限定されません)適切な負荷条件を与えると、より高いスイッチング周波数が可能な場合があります。

Keysight E4361AおよびE4362A SASモジュールの補足特性

補足特性は保証されていませんが、設計または型式試験のいずれかにより決定された代表的な性能を表します。

13 | Keysight | E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ - Data Sheet

Page 14: Keysight E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ モデル:E4360 ~ 62A ...

E4360A

最大全出力パワー (=すべてのモジュール出力パワーの合計)

1200 W

AC電源入力 公称入力定格 100/120/220/240 Vac、50/60/400 Hz

入力レンジ 86 Vac~ 264 Vac

消費電力 2000 VA(メインフレームに力率補正機能を装備)

AC電源スパイク定格 1 kV(代表値)

ヒューズ 15 A/250 Vacビブ時間遅延(Keysightパーツ番号2110-0054)

100/120 Vac 注記 定格100~ 120 Vac(公称値)のAC電源では、E4360Aメインフレームに2個の出力モジュールがインストールされている場合、十分な電流を供給できません。この場合、内部回路によりモジュールの出力電流が定格の2分の1に制限されます。モジュールが1個だけインストールされている場合は、100~120 Vac(公称値)でフルの出力電流を使用できます

保存可能ステート メモリ: 2(0と1)

保存済みステート: 0

コマンド処理時間 1 ms以内(コマンドの受信から出力変化の開始まで)

保護応答特性 INH入力 5 μs(禁止の受信からシャットダウンの開始まで)

結合出力に対するフォールト 10 μs以内(フォールトの受信からシャットダウンの開始まで)

インタフェース機能 GPIB SCPI - 1993、IEEE 488.2準拠インタフェース

LXIコンプライアンス Class C

USB 2.0 Keysight IOライブラリバージョンM.01.01以上、または14.0以上が必要

10/100 LAN Keysight IOライブラリバージョンL.01.01以上、または14.0以上が必要

内蔵ウェブサーバー Internet Explorer 5以上またはNetscape 6.2以上が必要

環境条件 動作環境 屋内用、設置カテゴリII(AC入力)、汚染度2

温度範囲 0~ 55 ℃(電流は、周囲温度が40 ℃を超えると、1 ℃当たり1 %低下)

相対湿度 最大95 %

高度 最高2000 m

保管温度 -30~ 70 ℃

LEDステートメント この製品で使用されていLEDは、IEC 825-1準拠のクラス1 LEDです

Keysight E4360A モジュラー SASメインフレーム

補足特性

14 | Keysight | E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ - Data Sheet

Page 15: Keysight E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ モデル:E4360 ~ 62A ...

E4360A

規制適合 EMC クラスA電子計測器製品の欧州EMC指令に適合します。

オーストラリア規格に適合し、C-Tickマークを掲示しています。

このISMデバイスは、カナダのICES-001に準拠しています。

I/Oコネクタ近傍に1 kVを超える静電放電があると、ユニットがリセットされるため、オペレーターの介入が必要です

安全規格 欧州低電圧指令に適合し、CEマークが付いています。

電子計測器製品の米国とカナダの安全規格に適合します。

音響ノイズ宣言このステートメントは、1991年1月 18日発効のドイツ音響放射指令の要件に従って提供されています。

音圧Lp<70 dB(A)、オペレーター位置、通常操作EN 27779(型式試験)に準拠Schalldruckpegel Lp <70 dB(A)Am Arbeitsplatz, Normaler Betrieb, Nach EN 27779 (Typprüfung).

寸法 高さ 88.1 mm

幅 432.5 mm

奥行き 633.9 mm

正味質量 メインフレームと2個のモジュール 17.6 kg

出力モジュール単体 3.3 kg

Keysight E4360A モジュラー SASメインフレーム(続き)

補足特性(続き)

15 | Keysight | E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ - Data Sheet

Page 16: Keysight E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ モデル:E4360 ~ 62A ...

外形寸法

右側

ユニットの上面

空気の流れ

16 | Keysight | E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ - Data Sheet

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オーダー情報

E4360A モジュラー太陽電池 シミュレータ(SAS)は2つの方法でオーダーできます。

(1) E4360Aメインフレームと各種モジュールは、個別の製品としてオーダーできます(以下のステップを参照してください)。各モジュールは、個別の箱に入って到着するので、必要なときにSASを自分で組み立てることができます。

(2) 構成済みのE4366A/E4367A/E4368A

をオーダーできます。構成済みのSASは、完全に組み立てられたマルチ出力SASとして出荷されます(E4367AとE4368Aのオーダー情報については、18ページを参照してください)。

E4360 SASをメインフレームとモジュールとしてオーダーする場合は、以下のステップに従います。

ステップ1:E4360Aメインフレームを選択します。

ステップ2:適切なドキュメントと電源ケーブルオプションを選択します。

ステップ3:最大2個のモジュールをオーダーします。各メインフレームには、モジュールを保持するための2つのモジュールスロットがあります。各モジュールが1つのモジュールスロットを占有します。

ステップ4:正しく使用するには、空のモジュールスロットをフィラーパネルで埋める必要があります。埋まったモジュールスロットが2つ未満のメインフレームを構成する場合は、フィラーパネル・キット(オプションFLRまたはE4369A)をオーダーする必要があります。キットには、1個の空のモジュールスロットを埋めるための1つのフィラーパネルが付属しています。

ステップ5:E4360 SASをラックマウントする場合は、ラックマウントキットをオーダーする必要があります。

メインフレーム E4360A モジュラー太陽電池シミュレータメインフレーム、1200 W

(最大2個のモジュールを搭載)

E4360Aメインフレームに使用可能なオプションオプション908 ラックマウントキット

ラックマウントに必要です。標準ラックマウントハードウェアは使用できません。

オプションFLR フィラーパネル・キットメインフレームにモジュールが1個だけ存在するときに必要です。各フィラーパネル・キットには1つのフィラーパネルが付属しています。このフィラーパネル・キットは、製品E4369Aとしてもオーダーできます。

オプション0L1 CD-ROMに収録された全マニュアルおよび製本版ユーザーズガイド

オプション0B0 CD-ROMに収録された全マニュアルのみ。製本版マニュアルセットなし。

オプション0L2 追加の標準製本版マニュアルセット

オプション900 電源ケーブル、英国

オプション901 電源ケーブル、オーストラリア、ニュージーランド

オプション902 電源ケーブル、ヨーロッパ

オプション903 電源ケーブル、USA、カナダ:120 V注記:最大出力パワーは、100/120 Vdcでは600 Wに制限されます。1200 Wのフル出力パワーを実現するには、オプション904を使用して、220/240 Vacで動作させる必要があります。

オプション904 電源ケーブル、USA、カナダ:240 V

オプション906 電源ケーブル、スイス

オプション912 電源ケーブル、デンマーク

オプション917 電源ケーブル、インド

オプション918 電源ケーブル、日本

オプション919 電源ケーブル、イスラエル

オプション920 電源ケーブル、アルゼンチン

オプション921 電源ケーブル、チリ

オプション922 電源ケーブル、中国

オプション923 電源ケーブル、南アフリカ

オプション927 電源ケーブル、ブラジル、フィリピン、タイ

オプション931 電源ケーブル、台湾

オプション932 電源ケーブル、カンボジア

モジュールE4361A 太陽電池シミュレータDCモジュール65 V、8.5 A、510 W

E4362A 太陽電池シミュレータDCモジュール130 V、5 A、600 W

E4360Aモジュールに使用可能なオプションオプション1A7 ISO 17025校正証明書

オプションA6J ANSI/NCSL Z540校正証明書

オプションUK6 テストデータ付き校正証明書

17 | Keysight | E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ - Data Sheet

Page 18: Keysight E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ モデル:E4360 ~ 62A ...

オーダー情報

E4366A/E4367A/E4368A構成 済みメインフレーム

これらのモデル番号は、構成済みのメインフレームで、完全にテストされ組み立てられた測定器として出荷されます。各システムは、1つのメインフレームと2個のモジュールから構成されます。E4367A

は、1つのE4360Aメインフレームと2個のE4361A低電圧モジュールから構成されています。E4368Aは、1つのE4360Aメインフレームと2個のE4362A高電圧モジュールから構成されています。E4366A

は、1つのE4360Aメインフレームと2個のスペシャル・オプション・モジュールから構成されています。

モジュラー太陽電池シミュレータメインフレームとモジュールを個別に購入する場合は、17ページを参照してください。

構成済みメインフレームE4367A 構成済みE4360A SASメインフレーム、2個のE4361Aモジュールを搭載

E4368A 構成済みE4360A SASメインフレーム、2個のE4362Aモジュールを搭載

E4367AおよびE4368Aメインフレームに使用可能なオプションオプション908 ラックマウントキット

ラックマウントに必要です。標準ラックマウントハードウェアは使用できません。

オプションFLR フィラーパネル・キットメインフレームにモジュールが1個だけ存在するときに必要です。各フィラーパネル・キットには1つのフィラーパネルが付属しています。このフィラーパネル・キットは、製品E4369Aとしてもオーダーできます。

オプション0L1 CD-ROMに収録された全マニュアルおよび製本版ユーザーズガイド

オプション0B0 CD-ROMに収録された全マニュアルのみ。製本版マニュアルセットなし。

オプション0L2 追加の標準製本版マニュアルセット

オプション900 電源ケーブル、英国

オプション901 電源ケーブル、オーストラリア、ニュージーランド

オプション902 電源ケーブル、ヨーロッパ

オプション903 電源ケーブル、USA、カナダ:120 V注記:最大出力パワーは、100/120 Vacでは600 Wに制限されます。1200 Wのフル出力パワーを実現するには、オプション904を使用して、220/240 Vacで動作させる必要があります。

オプション904 電源ケーブル、USA、カナダ:240 V

オプション906 電源ケーブル、スイス

オプション912 電源ケーブル、デンマーク

オプション917 電源ケーブル、インド

オプション918 電源ケーブル、日本

オプション919 電源ケーブル、イスラエル

オプション920 電源ケーブル、アルゼンチン

オプション921 電源ケーブル、チリ

オプション922 電源ケーブル、中国

オプション923 電源ケーブル、南アフリカ

オプション927 電源ケーブル、ブラジル、フィリピン、タイ

オプション931 電源ケーブル、台湾

オプション932 電源ケーブル、カンボジア

E4367AおよびE4368Aモジュールに使用可能なオプションオプション1A7 ISO 17025 校正証明書

オプションA6J ANSI/NCSL Z540 校正証明書

オプションUK6 テストデータ付き校正証明書

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18 | Keysight | E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ - Data Sheet

Page 19: Keysight E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ モデル:E4360 ~ 62A ...

19 | Keysight | E4360 モジュラー太陽電池シミュレータ - Data Sheet

myKeysight

www.keysight.co.jp/find/mykeysightご使用製品の管理に必要な情報を即座に手に入れることができます。

www.axiestandard.org

AXIe(AdvancedTCA® Extensions for Instrumentation and Test)は、AdvancedTCA®を汎用テストおよび半導体テスト向けに拡張したオープン規格です。Keysightは、AXIeコンソーシアムの設立メンバーです。

www.lxistandard.org

LXIは、Webへのアクセスを可能にするイーサネットベースのテストシステム用インタフェースです。Keysightは、LXIコンソーシアムの設立メンバーです。

www.pxisa.org

PXI(PCI eXtensions for Instrumentation)モジュラー測定システムは、PCベースの堅牢な高性能測定/自動化システムを実現します。

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