Introduction for CHiLO (part 1)

Non scholae sed vitae discimus.学校のためにではなく人生のために学ぶ

CHiLO Book のご紹介

OUJ-MOOC の学習プラットフォーム

2015 年 7 月 3 日第 3 回 e-book2.0 時代のビジネスモデル研究会

NPO 法人 CCC-TIES （武蔵学園）小野成志

あらまし

• NPO CCC-TIES のご紹介• MOOC とその後• EDUPUB の登場• CHiLO Book のご紹介• 今後– Learning analytics– CHiLO Reader

Copyright © 2015 CCC-TIES All rights reserved.

2

Non scholae sed vitae discimus.学校のためにではなく人生のために学ぶ

NPO 法人 CCC-TIES の紹介

NPO 法人 CCC-TIES

学校のためにではなく人生のために学ぶ

We do not for learn school, but life

Non scholæ sed vitæ discimus

4

JP

USA

日本のオープンエデュケーションの先駆け本格化？

TIES

WIDE SOI

JOCW

JMOOC

Fathom

OCW

OER

Khan Academy

cMOOC

xMOOC

黎明期？

TIES V1 TIES V2 TIES V3 TIES V4 TIES V5 TIES V6 TIES V7

TIES V8

19991996 1997 2001 20122002 2004 2013 2014 201520082005 2006 2009

CHiLO

TIES Founding Members

6

Dr. Atuhiro Mukai

The late Dr. Yasuji Kotou

Ms. Masumi Hori

Dr. Koichi Nakajima



7

TIES 1999 ビジョン• インターネットへの期待

• 教育は高密度の情報→インターネットとの親和性

• 新しい教育方法の模索– 象牙の塔の打破– 何を学ぶかを学習者が選ぶ

• 技術的な挑戦– learning web– 教材共有、特に教材の部品化

• コンテンツ流通– コミュニティを越えた流通

「大学教育における「テシタル情報革命」の考察 ―帝塚山大学 TIES の挑戦―」中嶋航一・向井篤弘 1999 年 12 月

TIES の誕生と進化

8

1996 年

TIES v1

講義資料のWeb 配信開始

1998 年

TIES v2

TIES による5 大学連携開始

1999 年

TIES v3

ASP サービス開始

2001 年

TIES v4

授業収録・配信開始

2004 年

TIES v5

e ポートフォリオ追加

2008 年

TIES v6

戦略 GP サブシステム追加

2010 年

TIES v8

オープンソースで提供

2013 年

CHiLO

2014 年2011 年

文部科学大臣賞受賞


帝塚山大学にてプロジェクト

開始

TIES v7

ASP 型 Moodle

未リリース

TIES の進化 -TIES v1 （ 1998 ） -


9

TIES の進化 -TIES v2 ， V3 （ 2001 ） -


10

文部科学大臣賞受賞

11Copyright © 2015 CCC-TIES All rights reserved.

TIES の進化 -TIES v4 (2004)-


12

TIES の普及共有・公開・連携



産経 e カレッジの概要企画名称産経eカレッジ「みんなde大学」主催産経新聞社共催 NPO法人CCC-TIES（サイバー・キャンパス・コンソーシアムTIES）後援フジサンケイビジネスアイ協力産経デジタル企画協力 nokiten 実施時期 8月5日（火）～9月15日（月）　期間限定講義数大学講義＝33講義／103ビデオ、特別講義＝2講義／2ビデオ参加大学愛知工科大学、関西学院大学、札幌学院大学、札幌大学、新潟産業大学、

創価大学、中京大学、帝塚山大学、桃山学院大学、日本福祉大学、武蔵大学、名古屋学院大学、明治薬科大学、愛知学院大学

視聴方法インターネットを活用した専用ホームページでの配信受講料無料告知産経新聞全国版での告知広告

ｍｓｎ産経ニュース　http://sankei.jp.msn.com/イザ！　http://www.iza.ne.jp/サンスポ・コム　http://www.sanspo.com/zakzak http://www.zakzak.co.jp/フジサンケイビジネスアイ　http://www.business-i.jp/B&G Network　http://www.boys-girls.jp/

14

社会人

産経 e カレッジみんな de 大学

15

～大学講義をありのまま配信する日本初の e ラーニングサイト～

実施時期 2008 年　 8 月 5 日～ 9 月 15 日

72 　大　学

2,859 　ビデオ

14 　大　学

103 　ビデオ

個性あふれる授業を配信

©TIES 教材開発室 16

産経 e カレッジの成果実施時期 8 月 5 日～ 9 月 15 日

• 1 日あたりの平均ページビュー 961.47• 1 人あたりの平均ビデオ閲覧回数 4.43

ユニークユーザー数 33,111再度 Webサイトを訪れた際には同じユーザーとしてカウントした値

ページビュー 223,367 ユーザーがサイト内を何ペーシ閲覧したかの延べ数

受講登録数 2,274

ビデオ閲覧回数 9,241

利用者データ

©TIES 教材開発室 18

登録者数 2,254 名

女性男性

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

性別

10代

20代 30代 40代 50代 60代年代

会社員公務員自営業

自由業

主婦学生

ｱﾙﾊｲﾄ

無職その他職業

大学院大学短大

専門学校

高校在学中

その他

最終学歴

有無

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

eﾗｰﾆﾝｸﾞ経験

従来の TIES の成功と課題

ビション

e-teaching という優れたコンセプト

スケーラビリティに課題

• ASP 型サービス

• 人的サポートサービス

戦略的課題

• サービスの負荷増大

• サービスに対する不満の増大

収益構造の課題

• 特定の大学に依存

• 各大学の経営状態に左右

• 助成金に依存

ユニークなコミュニティ


19

TIES の課題• 成長の限界– サンケイ e- カレッジ以降マイナス成長– 教育 GP終了後の資金難

• システムの限界– ASP 型サービスによるコスト増– システムの老朽化、複雑化

• 2012 年に一年間の休眠を決断

20


TIES の経験からわかった大学における e-learning 導入の課題

21

COST • システム開発・運用• コンテンツ開発

Know How

• e-learning （システム・教授法）が分かる人がいない

Teachers • 伝統的な教員

Student • やる気のない学生


そして MOOC22

Google Trend で見る”MOOC” の関心度

日本

アメリカ

MOOC： Massive Open Online Course

JP

USA

TIES

WIDE SOI

JOCW

JMOOC

Fathom

OCW

OER

Khan Academy

cMOOC

xMOOC

19991996 1997 2001 20122002 2004 2013 2014 201520082005 2006 2009

たかだか 3 年のブーム

日本

Google Trend で見る”MOOC” の関心度

アメリカ

MOOC の変遷

JMOOC設立 JMOOC 講義開始

The Year of MOOC

The MOOC HypePost MOOC

25

The Year of the MOOC (2012-)

The MOOC革命

• 革命が始まった2012 年 5 月 15 日， The New York Times

• サンノゼ州立大， Udacity に単位取得オンラインコース要請

2012 年 6 月， Cnet

• ACE 、 Coursera を大学単位とすることを推奨する方向へ2012 年 11 月 12 日， The chronicle of higher education

26

MOOC の王様といわれた Thrun 27

“50 年後，世界には 10 の高等教育機関

だけが残るだろう．”

“そして我々 Udacity は，その一つにな

るだろう．”

Sebastian Thrun

28

MOOC 破滅の予兆 (2013-)

Low MOOC Completion Rates

29

Low MOOC completion rates: less than 10%


Thrun の変節

• “ 我々は，他の人々も私自身も期待したような教育ができていない．お粗末な製品しかない…苦渋の決断をする .”

31

Udacity は Corporate Training （企業研修）へ

Sebastian Thrun

Fast Company profile by Max Chafkin,2013/11/14

32

The post-MOOC Era

Introduction for CHiLO (part 1)

Education

Transcript of Introduction for CHiLO (part 1)