IBM LEI (LOTUS ENTERPRISE INTEGRATOR) LEI (LOTUS ENTERPRISE INTEGRATOR) インストールガイド...

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IBM LEI (LOTUS ENTERPRISE INTEGRATOR) インストールガイド

IBM LEI (Lotus Enterprise Integrator) インストールガイド

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IBM LEI (LOTUS ENTERPRISE INTEGRATOR) インストールガイド

前書き

ここでは、本書の構成、関連ドキュメント、および IBM LEI (Lotus Enterprise Integrator) のインストールと設定の概要について説明します。

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IBM LEI (LOTUS ENTERPRISE INTEGRATOR) インストールガイド

本書の構成

本書は、次の表に示す章で構成されています。

章 説明

前書き 本書の構成、関連ドキュメントのリスト、サポートへの連絡方法、LEI を開始するための基本手順などを紹介します。

第 1 章 LEI のインストールと設定の概要

サポートされる各プラットフォームへの LEI のインストールと設定について概要を説明します。

第 2 章 Windows へのインストールと設定

LEI を Windows にインストールする方法について説明します。

第 3 章 UNIX へのインストールと設定 LEI を UNIX (AIX、Linux、および Solaris) にインストールする方法について説明します。

第 4 章 iSeries へのインストールと設定

LEI を iSeries にインストールする方法について説明します。

第 5 章NotesPump (LEI) または DECS からの移行

NotesPump (LEI) R3.x または DECS から、LEI 6.5 に移行する方法について説明します。

第 6 章 LEI のアンインストール 各プラットフォームで LEI をアンインストールする方法について説明します。

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関連ドキュメント関連ドキュメント関連ドキュメント関連ドキュメント

ここでは、LEI を使用するときに参考になるドキュメントを紹介します。

メモメモメモメモ LEI の 4 つのユーザーマニュアルファイルのうち、『Lotus Connector 接続ガイド』 (lccon6.nsf) と『Lotus Connector

LotusScript Extensions ガイド』 (lsxlc6.nsf) の 2 冊は、DECS の関連ドキュメントの一部で、LEI ではなく Domino にのみ

付属しています。これらのドキュメントデータベースを取得するには、DECS をインストールするか、Domino Server のカス

タムインストールを実行して [DECS User Assistance] オプションを選択します。これらの 2 つのファイルは、LDD

Documentation Library (http://www.lotus.com/ldd) の「Enterprise Integration」という製品タイトルからも入手できます。

LEI のドキュメントLEI のドキュメントLEI のドキュメントLEI のドキュメント

LEI のドキュメントは、オンラインドキュメントとして製品に含まれています。また、LDD Documentation Library (http://www.lotus.com/ldd) の「Enterprise Integration」という製品タイトルからも入手できます。この場所には、さまざまなホワイトペーパーや情報リンクも掲載されています。LEI の関連ドキュメントは、次のとおりです。

『IBM LEI (Lotus Enterprise Integrator) ユーザーズガイド』 - LEI とそのアクティビティの使い方について説明するド�

キュメントです (leidoc.nsf)。

『IBM LEI (Lotus Enterprise Integrator) インストールガイド』 - LEI のインストール、設定、および移行方法について�

説明するドキュメントです (leiig.nsf)。

『Lotus Connector 接続ガイド』 - 必要なソフトウェアや接続のテスト方法に関する情報など、提供されている Lotus �

Connector のセットアップ方法と使用方法について説明するドキュメントです (lccon6.nsf)。このドキュメントファイルは、LEI ではなく Domino に付属し、Domino と共にインストールされます。

『Lotus Connector LotusScript Extensions ガイド』 - Lotus Connector の LotusScript Extension について説明する�

ドキュメントです。LotusScript Extension は、基幹データにアクセスするためのスクリプト型セッションの記述に使用します (lsxlc6.nsf)。このドキュメントファイルは、LEI ではなく Domino に付属し、Domino と共にインストールされます。

『IBM LEI (Lotus Enterprise Integrator) リリース情報』 - リリース情報 (readme.txt) は、関連ドキュメントに記載され�

ていない、現行リリースの LEI についての最新情報を提供します。

LEI についての最新情報は、http://www.lotus.com/ei からも入手できます。

その他のドキュメントその他のドキュメントその他のドキュメントその他のドキュメント

関連ツールの詳細については、次のドキュメントを参照してください。

『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』 - Domino のインストールに関する設定と管理についての情報が記載され�

ています。

『LotusScript ランゲージリファレンス』 - ロータス スクリプトによるプログラムの作成方法が記載されています。LSX �

を使用してカスタマイズしたアクティビティを作成するときに役立ちます。

Lotus Connector の関連ドキュメント - IBM Software Group Lotus Software は、エンタープライズリソースプランニ�

ング (ERP) やトランザクション処理システムなどの基幹システム向けの Lotus Connector を販売しています。これらの Connector についてのドキュメントは、Connector のソフトウエアとパッケージに含まれています。使用しているデータベース、ERP、およびトランザクション処理システムに関するドキュメントが必要となる場合もあります。

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IBM LEI (LOTUS ENTERPRISE INTEGRATOR) インストールガイド

連絡先とサポート情報

IBM Software Group Lotus Software は、製品を広範囲にわたってサポートしています。

Enterprise Integrator の Web サイト

LEI と DECS についての最新情報は、以下の Web サイトから入手できます。

http://www.lotus.com/ei

メモ iSeries 用の Domino 関連製品の更新については、次の Web サイトにアクセスしてください。

http://www-1.ibm.com/servers/eserver/iseries/domino/support/qmu.htm

テクニカルサポート

ご使用になっている Lotus Connector または LEI/DECS アプリケーションに関するご意見、ご質問については、次の Web サイトにあるカスタマーサポートまでお寄せください。

http://www-6.ibm.com/jp/domino07/lotus/home.nsf/Content/support

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IBM LEI (LOTUS ENTERPRISE INTEGRATOR) インストールガイド

LEI のインストールと使用を開始する

LEI の使用を開始するための基本的な手順を以下に示します。セットアップ、インストール、および移行についての詳細は、以降の章で説明します。LEI の使用方法の詳細については、関連マニュアルを参照してください。

1 Domino Server または Notes Client がローカルコンピュータにインストールされていることを確認します。

2 Domino Server (ローカルまたはリモート) に接続できることを確認します。

3 LEI 用に正しいバージョンの Domino がインストールされていることを確認します。旧バージョンの Domino では、LEI

を使用できません。たとえば、LEI 6.5 は、Notes/Domino 6.0.3 または 6.5 でのみサポートされます。

4 Domino が実行されていて、DECS が実行されていないことを確認します。

5 インストール前に必要なすべての準備作業を行います。たとえば、UNIX にインストールする場合は、必要な環境変

数と X Window のシステム画面を用意します。インストール前の作業については、本書で説明します。

6 LEI 6.5 をインストールします。

7 必要であれば、ご使用になっている NotesPump (LEI) R3.x のコネクション、アクティビティ、および Script Vault (スク

リプト格納、leivlt.nsf) の内容を LEI 6.5 に移行することができます。また、複数の DECS Administrator を 1 つの LEI

Administrator に移行できます。

8 目的のデータソースへの接続を検証します。適切なデータベース通信ソフトウェアがインストールされていることを確

認します。LEI Server をインストールするコンピュータで、この接続を検証しなければなりません。

9 LEI Server を起動します。

10 LEI Administrator データベース (decsadm.nsf) を開きます。

11 LEI Administrator を使用して、コネクションを作成します。

12 LEI Administrator を使用して、アクティビティを作成します。

13 アクティビティを実行します。

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第 1 章 LEI のインストールと設定の概要

第 1 章 LEI のインストールと設定の概要

本章では、LEI のインストールと設定の概要について説明します。各プラットフォームへのインストール方法は、それぞれの章で解説します。

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第 1 章 LEI のインストールと設定の概要

サポートされるプラットフォームと設定

このセクションでは、サポートされるプラットフォーム、要件、および設定について説明します。

サポートされるプラットフォーム (オペレーティングシステム)

Domino 6.0.3 または 6.5 のどちらを使っているかによって、LEI は次のプラットフォームでサポートされます。

Windows NT 4 (SP 6a )、Windows 2000、および .NET!

AIX 4.3.3、5.1、および 5.2!

Solaris 2.8 および 2.9!

Linux Red Hat 7.2 および United Linux v1.0!

OS/400 V5R1 for iSeries および OS/400 V5R2 for iSeries!

サポートされないプラットフォームからの LEI のアップグレード

現在、NotesPump (LEI) R3.x がインストールされている場合は、提供される移行ユーティリティを使用できます。ただし、現在の NotesPump (LEI) R3.x Administrator が、サポートされないプラットフォームにインストールされている場合は、まず NotesPump (LEI) R3.x Administrator をサポートされるプラットフォームに移動してから、LEI 6.5 をインストールする必要があります。サポートされるプラットフォームは、本書のこのセクションに記載されています。移行ユーティリティについては、この章の後半および本書の「第 5 章 NotesPump (LEI) または DECS からの移行」を参照してください。

ソフトウェア要件

LEI 6.5 のソフトウェア要件は次のとおりです。

Notes Client 6.0.3 または Notes Client 6.5。Notes Client に LEI 6.5 をインストールするとき、[LEI Administrator] デ!ータベースを管理し、LEI 6.5 Server を実行するために必要です。

Domino Server 6.0.3 または Domino Server 6.5。Domino Server に LEI 6.5 をインストールするとき、[LEI 6.5 !Administrator] データベースを管理し、LEI 6.5 Server を実行するために必要です。

アクセスする外部システムのクライアントライブラリが、LEI Server と Domino Server にインストールされているこ!と。LEI Server と Domino Server は、同一コンピュータの場合もあります。アクティビティを実行する LEI Server と、LEI Administrator がある Domino Server が、異なるコンピュータにある場合は、両方のコンピュータにクライアントライブラリをインストールしてください。

メモ LEI Server は Notes Client にインストールすることもできますが、LEI Administrator は Domino Server にインストー

ルする必要があります。ただし、LEI Server を Notes Client にインストールすると、LEI の Advanced RealTime アクティビ

ティはサポートされません。LEI のすべての機能を使用するには、Domino Server、LEI Server、および LEI Administrator

を同じコンピュータにインストールしてください。

LEI を正しくインストールするための準備として、http://www.lotus.com/ei を参照してください。また、Domino Server に必要なプラットフォームのパッチレベルを説明する Domino のドキュメントも参照してください。iSeries 用の Domino 関連情報については、http://www-1.ibm.com/servers/eserver/iseries/domino/support/qmu.htm を参照してください。

ハードウェア要件

最小限のハードウェア要件は次のとおりです。

40MB のディスク容量 (Win32)!

80MB のディスク容量 (UNIX および iSeries (または OS/400))!

100 MB の一時スペース (Win32)。iSeries LEI インストーラー用に必要。!

15 MB の一時スペース (Win32)。LEI インストーラー用に必要。!

90 MB の一時スペース (UNIX)。LEI インストーラー用に必要。!

128MB のメモリ (Windows)。192 MB 以上を推奨。!

192 MB のメモリ (AIX)。256 MB 以上を推奨。!

192 MB のメモリ (Solaris)。256 MB 以上を推奨。!

128 MB のメモリ (Intel プロセッサを使用する Linux)。192 MB 以上を推奨。!

288 MB のメモリ (iSeries OS/400)。512 MB 以上を推奨。!

サポートされる Lotus Connector のバージョン

LEI 6.5 では、次の Lotus Connector がサポートされます。カッコ内は、対応する外部システムのバージョンです。すべてのドライバは LEI と共に提供されます。

メモ iSeries は、現在、DB2、Notes、ODBC、SAP R/3、File System、および Text 用の Lotus Connector をサポートしま

す。また、LEI Metaconnector もサポートします。

Lotus Connector for DB2 (UDB 7.x および 8.1)!

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Lotus Connector for Oracle 7 (Oracle 7.3.4 および 8.0.5)!

Lotus Connector for Oracle 8 (Oracle 8.0.5、8i、および 9)!

Lotus Connector for Sybase (Sybase 11.9.2)!

Lotus Connector for OLE DB (SQL Server 2000 および Access 2000)!

Lotus Connector for ODBC (DataDirect バージョン 4.2 Lotus 製ドライバ)!

メモ LEI 6.5 では、DataDirect 4.2 ODBC ドライバは Lotus Connector for ODBC と共に使用できます。ドライバパッ

クに含まれるどの DataDirect ODBC も、Lotus Connector for ODBC と共に使用できます。これには、Data Direct

Sybase Wire Protocol for Sybase バージョン 11.9.2 と、Data Direct Oracle Wire Protocol for Oracle バージョン

8.0.5、8i、および 9 が含まれます。LEI と DECS では、ロータス製 DataDirect バージョン 4.2 ODBC ドライバのサポ

ートが継続されます。

Lotus Connector for SAP R/3 バージョン 1.7 !

Lotus Connector for SAP はプレミアムコネクタで、LEI または DECS には含まれていません。これらのコネクタは、別売の統合製品として利用できます。詳細については、LDD Documentation Library (http://www.lotus.com/ldd) の「Lotus Connector for SAP 1.7」という製品名にあるドキュメント、ホワイトペーパー、および readme.txt を参照してください。

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第 1 章 LEI のインストールと設定の概要

Domino クラスタでの LEI のサポート

LEI は Domino クラスタ内でサポートされます。このため、LEI はスタンドアロンアプリケーションとして運用することも、LEI クラスタ内で運用することもできます。

LEI Administrator をクラスタ複製することはできませんが、複数の LEI Administrator を 1 つの Domino クラスタで使!用し、クラスタ内で動作する各 LEI インスタンスを制御することができます。

Non-RealTime アクティビティと Virtual Fields アクティビティは、クラスタ複製されたデータベースの複数のインスタン!スで正常に機能します。

Virtual Documents アクティビティは、クラスタ複製されたデータベースの 1 つのインスタンスに対してのみ実行でき!ます。その他のインスタンスはデータをローカル側に持つ必要があり、クラスタ複製によって相互に同期が保たれます。

iSeries プラットフォームでは、LEI をアドインとして実行できますが、スタンドアロンアプリケーションとしては実行でき!

ません。

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第 1 章 LEI のインストールと設定の概要

Domino Server パーティションでの LEI のサポート

LEI 6.5 では、Domino Server の複数のパーティションで LEI がサポートされます。インストールされた各 LEI Server は、それぞれ個別のパーティションに割り当てられます。各 LEI Server ごとに固有の Domino Server が必要です。詳細は、本章後半の「LEI Server に関する考慮事項」セクションを参照してください。

定義によって、パーティションサーバーは、1 つのコンピュータ上で Domino Server の複数のインスタンスを同時に実行します。この機能は、LEI でサポートされるすべてのプラットフォームでサポートされています。1 台の物理サーバー上の複数のパーティションは、同じ実行可能ファイル、つまり同じバージョンを使用します。しかし、各パーティションは、それぞれ個別の notes.ini とデータディレクトリを持っています。これらの場所は、Domino パーティションが構築されるときに指定されます。Notes の実行可能ディレクトリ (とその内容) は、すべてのパーティションによって共有されます。

LEI Server は、Notes Client または Domino Server がインストールされているコンピュータにインストールする必要があります。パーティショニングされていない 1 台のコンピュータには、1 つの LEI Server しかインストールできません。パーティショニングされている 1 台のコンピュータでは、各パーティションごとに 1 つの LEI Server をインストールできます。LEI Server のバージョンと Notes/Domino のバージョンは、一致しなければなりません。たとえば、LEI 6.5 の場合は、Notes/Domino 6.5 が必要です。

メモ パーティショニングされた Domino Server では、実行可能ファイルは 1 セットのみインストールされるので、すべての

パーティションが同じバージョンの Domino ソフトウェアを使用します。LEI も同様に、複数のパーティションに複数回イン

ストールすることができますが、LEI の実行可能ファイルは 1 セットしかないため、すべてのパーティションが同じバージョ

ンの LEI を使用することになります。

パーティショニングされたサーバーとパーティショニングされていないサーバーでの notes.ini の考慮事項

パーティショニングされていないサーバーで LEI を Domino Server のアドインとして実行するときは、notes.ini ファイルを Domino の実行可能ディレクトリに置く必要があります。

パーティショニングされたサーバーで LEI を Domino Server のアドインとして実行するときは、notes.ini ファイルを Domino Server のデータディレクトリに置く必要があります。

メモ パーティショニングされていないサーバーでは、notes.ini ファイルを Notes のデータディレクトリと実行可能ディレクト

リの両方に置くことはできません。これは前のバージョンからの変更点です。前のバージョンでは、実行可能ディレクトリに

ない notes.ini ファイルは無視されていました。

パーティションサーバーで LEI をスタンドアロンモードで実行する場合は、notes.ini ファイルのパスをコマンドラインで指定する必要があります。コマンドラインの入力例を示します。

LEI.EXE =c:\lotus\domino\server3\notes.ini

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第 1 章 LEI のインストールと設定の概要

DECS と LEI の共存

DECS Administrator と LEI Administrator の管理で、サポートされる構成は次のとおりです。

LEI 3.x Administrator は、Notes Client R5 を使用して管理する必要があります。!

DECS R5 Administrator は、Notes Client R5 を使用して管理する必要があります。!

DECS Domino Administrator は、Notes Client 6 を使用して管理する必要があります。!

LEI 6.5 Administrator は、Notes Client 6 を使用して管理する必要があります。!

サポートされる構成を使用しないと、ロータス スクリプトエラーが発生します。サポートされない構成では、ロータス スクリプトや LotusScript Extensions を使用するコードの実行結果と Scripted アクティビティにも影響する可能性があります。Domino/DECS Server R5 が Domino Server 6.0.3 または 6.5 と同じグループにある場合は、Domino R5 上にある DECS Administrator にアクセスして実行できるように、Notes Client R5 も維持する必要があります。

LEI 6.5 には、Notes/Domino 6.0.3 または Notes/Domino 6.5 が必要です。

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第 1 章 LEI のインストールと設定の概要

インストールの概要

LEI のインストールプログラムを実行すると、次の 2 つの主要コンポーネントがインストールされます。

LEI Server!

LEI Administrator!

インストール時に、LEI インストールユーティリティが既存の NotesPump (LEI) R3.x を検出すると、NotesPump (LEI) のプログラムファイルがアップグレードされ、新しい LEI Administrator が準備されます。LEI のインストール完了後、既存のアクティビティ文書とコネクション文書を旧バージョンの Administrator から新しい Administrator に移行できます。

考慮事項と詳細については、プラットフォーム別のインストールの章にある「インストールの準備」と「インストールの手順」のセクションを参照してください。

メモ LEI Server は Notes Client にインストールできますが、LEI Administrator は Domino Server にインストールするこ

とが必要です。Notes Client にインストールすると、LEI の Advanced RealTime アクティビティはサポートされません。LEI

のすべての機能を使用するには、Domino Server、LEI Server、および LEI Administrator を同じコンピュータにインストー

ルしてください。

ファイルとディレクトリ

LEI をインストールすると、次のファイルが作成または更新されます。

[LEI Administrator] テンプレートとデータベース (leiadm.ntf と decsadm.nsf)!

[LEI Log] テンプレートとデータベース (leilog.ntf と leilog.nsf)!

[LEI Script Vault] (スクリプト格納) テンプレートとデータベース (leivlt.ntf と leivlt6.nsf) - これはオプションです。!

ユーザードキュメント (readme.txt、leidoc.nsf、および leiig.nsf)!

その他の LEI 関連ドキュメントの lccon6.nsf と lsxlc6.nsf は、LEI ではなく Domino と共にインストールされます。 !

メモ LEI ドキュメントを構成するこれらの 4 つのユーザードキュメントは、LDD Documentation Library (

http://www.lotus.com/ldd) の「Enterprise Integrator」という製品タイトルからも入手できます。これらのドキュメントに

ついては、前章の「関連ドキュメント」セクションで説明されています。

Notes 初期化ファイル (notes.ini)!

サンプルデータベース (leiempsamp.nsf と leipackagetrack.nsf)!

LEI の統合されたユーザー情報データベース (leicred.ntf)!

LEI のインストールでは、次のデフォルトディレクトリが使用されます。

Domino ディレクトリ (レジストリ内の Domino ディレクトリ、または UNIX プラットフォームの場合は LIBPATH または !LD_LIBRARY_PATH 変数値で指定)

LEI ディレクトリ (notes.ini ファイルまたはレジストリの Domino ディレクトリで指定)!

ユーザードキュメントディレクトリ (notes.ini ファイルのディレクトリ設定またはユーザーによる指定)!

iSeries の LEI インストーラーは、ターゲットの Domino Server で実行されている Domino のバージョンに対応するシ!ステムライブラリと実行可能ディレクトリにファイルを置きます。たとえば、Domino 6.0.3 が実行されている Domino Server に LEI 6.5 をインストールする場合、LEI インストーラーは QDOMINO603 システムライブラリと /QIBM/ProdData/LOTUS/DOMINO603 ディレクトリにファイルを置きます。

LEI をインストールすると、次のファイルがコンピュータにコピーされます。

ファイル ファイル型 Win32 インストール先 必須/オプション

leiadm.ntf テンプレート/Administrator

Admin Server - Lotus\Domino\Data 必須

decsadm.nsf データベース/Administrator

Admin Server - Lotus\Domino\Data

ファイルがすでに存在する場合は、既存のファイル設計を leiadm.ntf で置き換えます。

ファイルが存在しない場合は、leiadm.ntf テンプレートを使用して作成します。

必須

leilog.ntf テンプレート/Administrator

Admin Server - Lotus\Domino\Data 必須

leilog.nsf データベース/Administrator

Admin Server - Lotus\Domino\Data 必須

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leivlt.ntf テンプレート/Administrator

Admin Server - Lotus\Domino\Data オプション

leivlt6.nsf Script Vault (スクリプト格納) データベース

Admin Server - Lotus\Domino\Data 必須

leicred.ntf テンプレート/Administrator

Admin Server - Lotus\Domino\Data 必須

readmefirst.txt ドキュメント Lotus\Domino\leidir or Notes\leidir 必須

leidoc.nsf ドキュメント Admin Server - Lotus\Domino\Data\Help 必須

leiig.nsf ドキュメント Admin Server - Lotus\Domino\Data\Help 必須

leiempsamp.nsf サンプルデータベース

Admin Server - Lotus\Domino\Data\Help オプション

leipackagetrack.nsf サンプルデータベース

Admin Server - Lotus\Domino\Data\Help オプション

nzmtext.dcx Connector Lotus\Domino\ または Notes 必須

uninstall.exe アンインストールユーティリティ

Lotus\Domino\leidir\uninst または Notes\leidir\_uninst

必須

JRE およびその他のファイル

JVM Lotus\Domino\leidir\_jvm or Notes\leidir\_jvm

必須

run_migration.exe 移行ユーティリティ Lotus\Domino\ または Notes 必須

LEI 実行可能プログラム ショートカット [プログラム] メニュー 必須

readmefirst.txt ショートカット [プログラム] メニュー 必須

Product Registration ツール

ショートカット [プログラム] メニュー 必須

移行ツール ショートカット [プログラム] メニュー 必須

アンインストーラ ショートカット [プログラム] メニュー 必須

leiinst.log LEI インストールログファイル

Lotus\Domino\leidir 必須

migration.log 移行ログファイル Lotus\Domino 必須

メモ readme.txt はインストールされませんが、LEI アプリケーション CD および Web からのダウンロードファイルにおい

て、各プラットフォーム別ディレクトリのルートに保存されています。また、readme.txt は、LEI 6.5 用の LDD

Documentation Library (http://www.lotus.com/ldd) にも掲載されています。

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第 1 章 LEI のインストールと設定の概要

インストールに関する一般的な考慮事項

LEI をインストールする際は、以下の点を知っておくと役に立ちます。

LEI Server は Notes Client にインストールすることもできますが、LEI Administrator は Domino Server にインストー!ルする必要があります。

外部システムデータベースの参照をサポートするために、外部システムソフトウェアは、LEI Administrator がある !Domino Server にインストールしなければなりません。

LEI をインストールまたはアンインストールするときは、Domino Server が稼動している必要があります。 !

LEI Server をシャットダウンする前に Domino Server をシャットダウンすると、LEI を終了するまで Domino を再起動!できません。Domino コンソールのエラーメッセージは、パーティションがすでに使用されていることを示します。LEI を手動でシャットダウンすると、Domino を再起動できます。Domino Server のシャットダウン時に LEI も同時にシャットダウンされるようにするには、notes.ini ファイルに「EXTMGR_ADDINS=decsext」を追加します。

Advanced RealTime が有効になっている場合 (notes.ini ファイルで「EXTMGR_ADDINS=decsext」が指定されている!場合) は、Domino Server がシャットダウンされると、LEI Server も必ずシャットダウンされます。この場合は、LEI Server がアドインタスクとして実行されている (notes.ini ファイルで「ServerTasks=LEI」が指定されている) かどうかは関係ありません。Advanced RealTime が有効になっていない Domino Server では、この問題は起こりません。

DECS がインストールされている場合、LEI のインストール時には DECS を実行しないでください。!

LEI Server のインストール時に LEI Administrator が存在しない場合は、インストールの一部として LEI !Administrator が作成されます。最初の LEI Server がインストールされ、LEI Administrator が作成されると、それ以降のサーバーまたはクライアントのインストールでは、その LEI Administrator を共有できます。

空の (新規の) LEI Administrator で開始したいが、DECS Administrator がすでにある場合は、最新バージョンの LEI !をインストールする前に、サーバーのデータディレクトリにある既存の DECS Administrator (decsadm.nsf) の名前を変更するか、削除します。新しい LEI Administrator のファイル名も decsadm.nsf となります。

LEI の現在のバージョンがインストールするバージョンと同じ場合 (たとえば、ベータ版または評価版の LEI を使用し!ていた場合) は、最新バージョンをインストールする前に既存の LEI をアンインストールしてください。詳細については、「第 6 章 LEI のアンインストール」を参照してください。

DB2 クライアントをインストールまたはアップグレードすると、環境変数 LC_ALL の値が EN_US に設定されます。同!じコンピュータに Sybase もインストールされている場合、このエントリは Sybase への接続を妨げます。Sybase Connector を使用して「ndctest」を実行すると、システム環境変数 LC_ALL は設定されているが sybase.ini では設定されていないことを示すメッセージが返されます。この問題を解決し Sybase への接続を回復するには、Windows NT のシステム環境変数 LC_ALL を削除するか、C:\sybase\LOCALES にある locales.dat ファイルの [NT] セクションに次の行を追加します。

'locale = EN_US, us_english, iso_1'

LEI Administrator に追加するすべての LEI Server には固有の名前を指定してください。サーバー名が重複する!と、LEI Administrator に孤立した LEI Server が作成されます。

iSeries では、LEI は必ずアドインタスクとしてインストールされます。ServerTasks エントリから LEI を削除すると、手!

動で LEI を起動できます。

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第 1 章 LEI のインストールと設定の概要

NotesPump (LEI) R3.x または DECS からのアップグレードと移行

アップグレードと移行に関する考慮事項を以下に示します。移行の詳細については、本書の「第 5 章 NotesPump (LEI) または DECS からの移行」を参照してください。なお、「LEI 6」という用語は、LEI 6.x アプリケーションシリーズの最新バージョンを表すものとします。

LEI 6.5 Administrator へのアップグレード

インストールされている DECS を LEI 6.5 にアップグレードする場合は、LEI をインストールする前に、まず DECS !Administrator を R5 から Domino 6 にアップグレードしなければなりません。Domino をアップグレードしてから、Domino 6 DECS Administrator テンプレートを使用して、既存の R5 DECS Administrator に「設計の置換」を実行します。DECS Administrator の更新が終了したら、LEI のインストールプロセスを実行します。LEI インストーラによって検出された DECS Administrator は、自動的に LEI 6.5 にアップグレードされます。

LEI のインストール時に DECS が検出された場合は、DECS のアクティビティも自動的にアップグレードされます。移!行ユーティリティを使用して、他のサーバーのさまざまな DECS Administrator を 1 つの LEI Administrator に統合できます。

メモ DECS から LEI にアップグレードした後、Virtual Fields アクティビティの実行中にデータを参照できない場合

は、各 Virtual Fields アクティビティ文書を開き、Domino Server 名が正しく指定されていることを確認してください。

また、notes.ini ファイルを編集して ServerTasks の設定から DECS を削除します。 !

LEI 6.5 への移行

NotesPump (LEI) R3.x の既存のすべてのアクティビティ文書とコネクション文書は、LEI 6.5 で認識するために、移行することが必要です。この処理は、用意されている移行ユーティリティで実行できます。移行ユーティリティを使用して、複数の DECS Administrator を 1 つの LEI Administrator に移行することもできます。また、LEI LSX スクリプトを LC LSX 形式に移行することもできます。NotesPump (LEI) R3.x または DECS からの移行プロセスについては、本書の「第 5 章 NotesPump (LEI) または DECS からの移行」を参照してください。

LEI 6 のインストールが完了すると、NotesPump (LEI) R3.x または DECS の Administrator、LEI LSX スクリプト、コネ!クション文書、およびアクティビティ文書を移行するよう指示されます。移行は、LEI のインストールの終了時に行うか、インストール後に随時行うことができます。

移行を行うには、LEI 6.5 Administrator と LEI Server が移行ユーティリティと同じコンピュータにインストールされて!いる必要があります。

移行時に、ターゲット (移行先) の LEI Administrator はバックアップされ、ソース (移行元) の Administrator はアンイ!ンストールされずに残されます。

コネクション文書およびアクティビティ文書、または DECS 文書は、バックアップしてから、LEI 6.5 に変換できます。!

移行ユーティリティは、ユーザーが要求した LEI Script Vault (スクリプト格納) のすべての LEI LSX スクリプトを LEI !LSX 形式から LC LSX 形式に更新します。LEI LSX は廃止され、LC LSX によって置き換えられました。

詳細については、「第 5 章 NotesPump (LEI) または DECS からの移行」の「移行についての考慮事項」を参照してください。

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第 1 章 LEI のインストールと設定の概要

LEI Server に関する考慮事項

LEI Server は、Notes Client または Domino Server がインストールされているコンピュータにインストールする必要があります。また、外部システムデータベースの参照など、目的のデータソースと通信するために、同じコンピュータに適切なデータベース通信ソフトウェア (Oracle SQL*NET、ODBC など) がインストールされていなければなりません。特定のデータベースソフトウェアの要件については、Domino に付属している『Lotus Connectors 接続ガイド』 (lccon6.nsf) を参照してください。このファイルは、LDD Documentation Library (http://www.lotus.com/ldd) の「Enterprise Integrator」という製品タイトルからも入手できます。

LEI Server を実行するには、そのコンピュータ上の notes.ini ファイルにアクセスできることが必要です。 !

LEI 6.5 では、パーティショニングされた Domino Server の複数のインスタンスへ LEI をインストールすることがサポ!ートされています。

LEI Server は Domino Server と連携して機能します。各 Domino Server ごとに 1 つの LEI Server が必要です。関連情報については、この章の「Domino Server パーティションでの LEI のサポート」セクションを参照してください。

LEI Server は Notes Client にインストールすることもできますが、LEI Administrator は Domino 6 Server にインスト!ールする必要があります。

LEI Server の Domino ディレクトリ (以前の「公開アドレス帳 (NAB)」) で、適切なアクセスレベルを設定する必要があ!ります。詳細については、本章の「適切なアクセス制御の作成」を参照してください。

旧バージョンの NotesPump (LEI) では、 LEI Administrator からのクライアント側参照を使用したため、外部システム!接続ソフトウェアを Domino Server (LEI Administrator と LEI Server をホストする) と Notes クライアントの両方にインストールする必要がありました。LEI 6.5 では、この必要はありません。LEI 6.5 ではサーバー側参照のみを使用します。つまり、LEI Administrator をホストする Domino Server からクライアント接続を使用して外部システム上のデータベースを参照し、Notes Client からの参照は行いません。

LEI 6.5 では、LEI Administrator をホストする Domino Server にのみ、外部システム接続ソフトウェアをインストール!します。Notes Client には、外部システム接続ソフトウェアをインストールする必要はありません。

LEI クラスタを理解する

「LEI クラスタ」とは、1 つ以上の LEI Server が 1 つの LEI Administrator データベースを共有する構成のことです。

1 つの LEI Administrator が複数の LEI Server を持つことはできますが、1 つの LEI Server は 1 つの LEI Administrator しか使用できません。つまり、LEI Server は 1 つの LEI Administrator にのみインストールできます。

クラスタには、LEI ログデータベース、オプションの Script Vault (スクリプト格納) データベース、ドキュメントデータベース、およびサンプルデータベースも含まれます。

LEI のインストールユーティリティは、LEI Administrator の作成時、および LEI Server のインストール時に、クラスタのインストールに関するすべての処理を行います。LEI Server および LEI Administrator の詳細については、『IBM LEI (Lotus Enterprise Integrator) ユーザーズガイド』を参照してください。

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第 1 章 LEI のインストールと設定の概要

LEI Administrator に関する考慮事項

LEI Administrator (decsadm.nsf) は Notes アプリケーションです。LEI Administrator は、leiadm.ntf というテンプレートファイルから生成されます。LEI Administrator は、1 つ以上の LEI Server および権限を持つ Notes ユーザーによってアクセスされます。

LEI Server は Notes Client にインストールすることもできますが、LEI Administrator は Domino 6 Server にインスト!ールしなければなりません。

LEI のインストールでは、ローカルコンピュータからアクセスできる Domino Server に LEI Administrator をインストー!ルすることが必要になります。

新規の LEI Server をインストールするときは、インストールユーティリティによって、新規の LEI Administrator を作成!することも、既存の LEI Administrator を使用することもできます。LEI では、これを「クラスタ」と呼びます。

新規の LEI Administrator データベースを作成する場合は、作成先の Domino Server でデータベースを作成するた!めの権限が必要です。

既存の LEI 6.x Administrator にインストールする場合は、そのデータベースに対する [管理者] のアクセス権が必要!です。

LEI Administrator の使い方およびセキュリティについては、『IBM LEI (Lotus Enterprise Integrator) ユーザーズガイド』の「第 3 章 LEI Administrator」を参照してください。

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第 1 章 LEI のインストールと設定の概要

適切なアクセス制御の作成

このセクションでは、LEI を使用するために設定しなければならない各種アクセス制御パラメータについて説明します。

アクセス制御リスト (ACL) のアクセスレベル

LEI Administrator は、アクセス制御リスト (ACL) があらかじめ定義された状態で出荷されます。この ACL では、デフォルト (Default) のアクセス権は [管理者] に設定されています。これは、LEI を初めてインストールし、アドインタスクが初めてロードされるときに、LEI インストーラがテンプレートから自動的に初期状態の LEI Administrator を構築するためです。

管理者は、適切なユーザーだけに必要なアクセス権を割り当てるために、インストール後できるだけ早く、環境に合わせて ACL を変更する必要があります。

メモ [Default] または [Enterprise Connector Products/Lotus Notes Companion Products] のいずれかの ACL エントリ

が存在し、このエントリが [編集者] 以上のアクセス権を持つことが必要です。このアクセス権を持たない場合は、参照に

失敗します。これは、参照に使用されるエージェントがサーバー上で実行されるため、セキュリティはエージェントの署名

者を介して設定されるからです。このときの署名は、[Enterprise Connector Products/Lotus Notes Companion Products]

です。

システム管理者は、Domino ディレクトリ (以前の「公開アドレス帳 (NAB)」) のサーバー文書にある [制限なし LotusScript/Java エージェントの実行] フィールドに「Enterprise Connector Products/Lotus Notes Companion Products」というテンプレート開発用の ID を指定することで、システムのセキュリティをさらに強化できます。これによって、そのサーバーでは指定した ID のみロータス スクリプトエージェントを実行できます。ただし、この方法は非常に制限が強いので、一部のインストールでは使用できないこともあります。詳細については、本章の「LEI を実行するための Notes ID のセットアップ」を参照してください。

LEI Server のアドレス帳でアクセスレベルを設定する

LEI アクティビティを作成するすべてのユーザーが Domino ディレクトリ (以前の NAB) にエントリを持ち、サーバーがグループの一部としてリストされていることを確認します。詳細については、Domino ディレクトリのサーバー文書のポップアップヘルプを参照してください。

その他の Domino ディレクトリ設定要件については、本章の「LEI を実行するための Notes ID のセットアップ」および本書の各プラットフォーム別のインストールの章の「LEI をインストールするための準備」セクションを参照してください。

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第 1 章 LEI のインストールと設定の概要

LEI と Domino で個別の ID を使用する

同じコンピュータ上で LEI Server と Domino Server を実行し、それぞれに別の ID を使用するときは、notes.ini ファイルを次のように変更してください。

1 次の行を notes.ini ファイルに追加します。SERVER.ID は Domino のサーバー ID の名前です。

ServerKeyFileName = SERVER.ID

2 既存の行 (サーバー ID を示すことがある) を次のように編集します。USER.ID は、LEI と Notes Client で使用する ID

の名前です。

KeyFileName = USER.ID

これにより、LEI Server では LEI を起動するたびに、USER.ID の入力を求められます。Domino Server は SERVER.ID を使用します。

メモ クライアントが最後に使用した ID を登録する方法の詳細については、プラットフォーム別のインストールの章で「ア

ドイン」という用語を検索してください。

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第 1 章 LEI のインストールと設定の概要

初期化ファイルの設定

LEI は、Notes 初期化ファイル notes.ini で特定の環境変数の値を使用します。これらの変数の一部は、Domino または LEI のインストール時に、ユーザーが選択した内容に基づいて設定されます。notes.ini ファイルを使用すると、EIConnectionPool、EINativeText、および EICenturyBoundary などの特定の設定を変更できます。Domino Server へのインストールでは、Domino Server の notes.ini ファイルが使用されます。Notes Client へのインストールでは、Notes Client の notes.ini ファイルが使用されます。

メモ 旧バージョンの NotesPump (LEI) では、環境変数の設定に lei.ini ファイルと notes.ini ファイルを組み合わせて使用

していました。LEI 6.0 では、lei.ini ファイルが廃止されました。現在、LEI に関するすべての変数は notes.ini ファイルに存

在します。また、ほとんどの LEI 環境変数名が変更され、一部は廃止されました。

LEI をインストールするときは、notes.ini ファイルへのパスを指定する必要があります。

notes.ini での変数の設定

LEI 6.5 をインストールすると、次の環境変数が notes.ini ファイルに追加されます。

EIName!

EIAdminServer!

EITranslation!

次の Domino 変数も必要です。

EXTMGR_ADDINS=decsext - この変数は、[Enable RealTime] オプションが選択された場合のみ、notes.ini ファイル!に追加されます。この変数は、LEI RealTime アクティビティを正しく実行するために必要です。これは Domino の変数です。

ServerTasks - DECS をインストールした場合は、この変数に「DECS」という値が割り当てられます。LEI をインストー!ルする前に、この変数から値の「DECS」を削除する必要があります。アドインタスクとして LEI をインストールすると、この変数に「LEI」という値が割り当てられます。アドインタスクとしては有効にせずに LEI をインストールすると、この変数には値は割り当てられません。iSeries の場合、LEI は必ずアドインタスクとしてインストールされるため、この変数に自動的に値が追加されます。

LEI に関連する notes.ini ファイルの設定を次の表で説明します。

エントリは次のとおりです。

INI 変数 説明

EIName LEI Server の名前を指定します。この値は DECS および LEI によって維持されます。構文の例を以下に示します。

EIName=HERMANM

EIAdminServer LEI Administrator がインストールされている Domino Server の名前を指定します。クラスタにインストールされている場合は、LEI Administrator がインストールされている LEI Server の名前を指定します。この値は DECS および LEI によって維持されます。構文の例を以下に示します。

EIAdminServer=RALPHITE

EITranslation テキスト変換を制御します。アクセスするデータに関して特定の条件を設定する代わに、パフォーマンスを向上させることができます。この設定は、Unicode とその他のキャラクタセット間の変換にはまったく影響しません。有効な数値の設定には、次の 3 つがあります。これらは、インストーラーでのオプションの選択に基づいて設定されます。

0 = 無効 - キャラクタセット間の変換を行いません (Unicode を除く)。アクセス!するすべてのデータが Notes LMBCS キャラクタセット (元来は ASCII 印字可能キャラクタ) と互換性がある場合に、この値は有効です。1 = LMBCS のみ - LMBCS 以外 (および Unicode 以外) のキャラクタセット間!の変換を行いません。Notes LMBCS データを除き、アクセスするすべてのデータが互換性のあるキャラクタセットの場合に、この値は有効です。2 = 有効 - 任意のキャラクタセット間で常に変換を行います。これがデフォルト!の設定です。 メモ iSeries の場合は、LEI インストーラによって notes.ini ファイルの EITranslation が 2 に設定されます。この設定は変更しないでください。

メモ 旧バージョンの NotesPump (LEI) および DECS では、この変数は Translation、DECSTranslation という名前でした。

EINativeText ローカルコンピュータのネイティブキャラクタセットの変更を可能にします。LSX および RealTime でネイティブキャラクタセットが使用されるのにはさまざまなケースがあります。また、外部システムによっては、クライアントデータを常に

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ネイティブキャラクタセットとみなすものもあります。この値を有効なテキスト書式文字列に設定すると、LSX または RealTime によってオペレーティングシステムから取得されたキャラクタセットが、指定したキャラクタセットに置き換えられます。サポートされるキャラクタセットについては、『Lotus Connector LotusScript Extensions ガイド』の付録 D を参照してください。接頭辞の「LCSTREAMFMT_」を削除した後の残りのテキストを使用します。

LC API のテキストストリームフォーマットの接尾辞を設定します。たとえば、LCSTREAMFMT_IBMCP932 はコードページ 932 を表します。 「EINativeText=IBMCP932」を追加すると、LEI はこのキャラクタセットをネイティブとして使用します。

旧バージョンの NotesPump (LEI) および DECS では、この変数は NativeText、DECSNativeText という名前でした。

EICenturyBoundary 2 桁の年の表記から 4 桁の年の値への変換を指定します。年の 2 桁表記 yy と EICB の EICenturyBoundary 値を指定すると、次のように 2 桁表記から 4 桁表記に変換されます。

EICB 値 yy4 桁表記の年

0 00-99 19yy

1-99 yy < EICB20yy

yy >= EICB19yy

10000-9920yy

10100-99ccyy (cc = 現在の世紀)

たとえば、notes.ini ファイルで EICenturyBoundary 値を 0 に設定すると、LEI または LC LSX セッションで指定されたすべての 2 桁の日付には、前に 19 が付くものとみなされます。notes.ini ファイルで EICenturyBoundary 値を 100 に設定すると、LEI や LC LSX セッションで指定されたすべての 2 桁の日付には、前に 20 が付くものとみなされます。

EICenturyBoundary エントリは、LEI のインストールでは作成されません。

「EINoCenturyBoundary=1」と設定すると、DECS、LEI、および LC LSX での EICenturyBoundary 設定は無効になります。

旧バージョンの NotesPump (LEI) および DECS では、この変数は CenturyBoundary、DECSCenturyBoundary という名前でした。

EINoCenturyBoundary この変数を「EINoCenturyBoundary=1」と設定すると、すべての年の値は 4 桁の値として扱われます。たとえば、LC LSX のステートメント「New LCDatetime(1, 1, 4)」によって、「January 1, 0004」という日付が作成されます。しかし、「New LCDatetime (1,1,04)」というステートメントは、「January 1, 2004」ではなく、「January 1, 0004」という日付を作成します。

EINoCenturyBoundary エントリは、LEI のインストールでは作成されません。

変数を「EINoCenturyBoundary=1」と設定すると、EICenturyBoundary を使用したどの設定も無効になります。

EIConnectionPool コネクションプールを構成する構文を指定します。この構文は、Lotus Connector 名、プールサイズ、最大データソース (オプション) をカンマで区切ったリストとして指定します。すべての Connecotor のデフォルトのプールサイズは 20 です。オプションの最大データソース値は、単一のデータベースに対して許可される接続数の制限を示します。この値は、指定された Connector の合計プールサイズを超えることはできません。たとえば、DB2 のプールサイズに 10 を、最大データソースに 5 を指定すると、プールは 10 までの DB2 接続を保持できます。この 10 のうち、特定の 1 つのデータベースへの接続は 5 までとなります。最大データソースを指定しない場合は、プールサイズと同じ値となります。

notes.ini ファイルでのエントリの例を以下に示します。この例では、Oracle と DB2 の 2 つの Connector のプーリング情報が指定されています。このエントリによって、それぞれ 10 個と 20 個の接続を蓄えるコネクションプールをサポートします。また、DB2 のエントリでは、1 つのデータベースに対し、プール内の 5 つの接続までしか許可されないことを示します。

EIConnectionPool=oracle,10,db2,20,5

詳細については、Domino に含まれる『Lotus Connector LotusScript Extensions ガイド』(lsxlc6.nsf) の「コネクションプーリング」を参照してください。このガイドは http://www.lotus.com/ldd からも入手できます。

EIRTMaxEntries 128 を超える同時実行アクティビティのサポートを有効にします。同時に実行できるアクティビティの最大数を増やすには、notes.ini ファイルに「EIRTMaxEntries=」を追加し、新しい最大値を示す整数値を割り当てます。この行がすでに存在している場合は、その値を編集して新しい設定に変更し

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ます。下限は 128 のアクティブアクティビティです。128 より小さい値を指定しても、下限の 128 は変わりません。開始したアクティビティの数が、notes.ini ファイルで指定された値を超えると、サーバーは警告メッセージを表示し、それ以降のアクティビティは開始されません。notes.ini ファイルでのエントリの例を以下に示します。

EIRTMaxEntries=175

旧バージョンの NotesPump (LEI) および DECS では、この変数は RTMaxEntries、DECSRTMaxEntries という名前でした。

EIReadBlockSize 1 度に取得するレコードの数を指定することにより、Domino の索引処理の速度を高めます。

この変数は Virtual Documents アクティビティとともに使用し、Virtual Documents を含む索引処理のパフォーマンスを向上させます。

取得するレコード数の最適値は、環境 (RAM、CPU の数、バススピード、1 レコードのサイズなど) に応じて異なります。この notes.ini 変数によって、RDBMS から 1 度に取得するレコードの数を正確に決められます。たとえば、「EIReadBlockSize=50」と設定すると、1 度に 50 のレコードが取得されます。

iSeries を除くすべてのプラットフォームでは、デフォルト値は 1 です。iSeries では、デフォルト値は 100 です。DB2 を使用している場合は、Windows または UNIX プラットフォームで EIReadBlockSize を 25 または 50 の値に設定すると、パフォーマンスが大幅に向上します。また、すべての Connector でも効果が得られます。大容量の RAM を持つ強力な UNIX ワークステーションでは、この値を 100 以上に設定することで、非常に優れた生産性を得られます。

notes.ini の詳細については、Domino に含まれる関連ドキュメント『Lotus Connector LotusScript Extensions ガイド』(lsxlc6.nsf) の第 1 章を参照してください。このドキュメントは、LDD Documentation Library (http://www.lotus.com/ldd) の「Enterprise Integrator」という製品タイトルからも入手できます。

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第 1 章 LEI のインストールと設定の概要

クラスタ化された Domino Server 環境での Advanced RealTime アクティビティの使用

Advanced RealTime アクティビティは、クラスタ化された Domino Server 環境で使用すると、大きな効果を得られます。クラスタ化された Domino Server 環境での複製方法の概要を知っておくと、Advanced RealTime アクティビティのクラスタ構成の活用方法を理解する上で役立ちます。クラスタ化された Domino Server の設定方法については、Domino のドキュメントを参照してください。

クラスタ化された Domino Server で Virtual Fields アクティビティを使用するには、LEI が各サーバーにインストールされていること、そして各 LEI Administrator に同じ RealTime コネクションとアクティビティが存在し、これらが有効になっていることが必要です。このとき、Advanced RealTime アクティビティは、モニターされている Domino フォームでのイベントをインターセプトし、外部データベースに対して、要求された処理 (読み取り、書き込み、更新、または削除) を実行します。

Domino 複製

Domino 複製は、異なるサーバーにあるデータベースのコピー間で、データを最新の状態に保ちます。Domino 複製は、他のサーバーのデータベースを同期するように指定されたサーバーでのプロセスによって管理されます。

クラスタ化された環境での Domino 複製

クラスタ化された複製は、クラスタ内の各 Domino Server 上のプロセスによって行われ、サーバー上のデータベースの変更を監視し、これらの変更のキューをメモリ内で保持します。さらに、複製ルーチンを呼び出し、データベースの複製コピーを持つ他のクラスタ化されたサーバーに、これらの変更内容をプッシュ (PUSH) します。ターゲットのクラスタ化されたサーバーのうち 1 つ以上がアクティブでない場合、ソースサーバーは、成功するまでの間、試行の間隔を徐々に増加させながら再試行を継続します。ソースサーバーがクラッシュすると、メモリ内のキューは失われます。

IBM Software Group Lotus Software は、クラスタ複製を定期的に実行することをお勧めします。これによって、サーバーのクラッシュ時に失われるおそれのある変更内容が、定期複製によって取得されます。変更をすべての方向にプッシュするために、クラスタ複製をすべてのサーバーで実行する必要があります。クラスタ複製には、「プル (PULL)」はありません。このプロセスには、プッシュ、受信、および索引作成が含まれます。

クラスタ化された環境での Virtual Fields アクティビティ

Virtual Fields アクティビティは、notes.ini ファイルの EXTMGR_ADDINS パラメータを介して各プロセスの管理モジュールをロードすることにより動作します。このアクティビティが開始するとデータベース操作がインターセプトされ、外部データベースの操作を通じてリアルタイム要求が処理されます。Virtual Fields アクティビティを正しく動作させるには、すべてのレプリカでリアルタイムイベントをインターセプトするために、すべてのサーバーの LEI Administrator から Virtual Fields アクティビティを開始する必要があります。このとき、Virtual Fields アクティビティは、ソースサーバーでの Domino データベースの読み取りと、Domino ターゲットサーバーへのデータベース書き込みの両方をインターセプトします。

クラスタサーバー間で Domino データベースが複製されるときに、外部データベースに対して不要な挿入、更新、削除が行われるのを防ぐために、Virtual Fields アクティビティは、要求されたアクションがすでに実行されたことを示す情報を複製時にレコードに追加します。この情報が追加されても、文書自体は変更されません。

メモ クラスタ化された Domino Server では、Virtual Fields アクティビティとコネクション文書は、すべてのサーバーで同じ

でなければなりません。これを行う最もエラーの少ない方法は、各サーバーで文書をコピーペーストすることです。文書を

貼り付けた後は、計算結果フィールドの値を正しく保つために、文書を編集モードで開き、[F9] キーを押してから保存する

ことをお勧めします。

メモ 同時実行する Advanced RealTime アクティビティの中で 1 つでも実行されていないものがあると、この方法による

保護が失敗し、重複レコードが外部データベースに追加されることがあります。たとえば、固有の制約に違反するようなデ

ータの挿入が行われようとしたり、レコードがすでに削除されたために削除が失敗することがあります。

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第 2 章 WINDOWS へのインストールと設定

第 2 章 Windows へのインストールと設定

本章では、LEI を Windows プラットフォームにインストールする方法について説明します。

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第 2 章 WINDOWS へのインストールと設定

システム要件

Windows プラットフォームの要件は、次のとおりです。

ハードウェア要件

プロセッサ :!

Intel Pentium 以上

メモリ : !

128 MB (192 MB 以上推奨)

ディスク容量 :!

40 MB

ソフトウェア要件

Domino 6.0.3 または 6.5 のどちらを使っているかによって、LEI は次のプラットフォームでサポートされます。

Windows NT 4.0 (SP 6a)、Windows 2000、または .NET!

LEI 6.5 Administrator データベースを使用するための Notes Client 6!

LEI 6.5 Administrator データベースを管理するための Domino Server 6.0.3 または Domino Server 6.5!

アクセスする外部システムのクライアントライブラリが、LEI Server のコンピュータと Domino Server のコンピュータに!インストールされていなければなりません (この 2 つのコンピュータが異なる場合)。

LEI を正しくインストールするための準備として、http://www.lotus.com/ei を参照してください。また、Domino Server に必要なプラットフォームのパッチレベルを説明する Domino のドキュメントも参照してください。iSeries 用の Domino 関連情報については、http://www-1.ibm.com/servers/eserver/iseries/domino/support/qmu.htm を参照してください。

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第 2 章 WINDOWS へのインストールと設定

LEI を Windows にインストールするための準備

このセクションでは、LEI をインストールするための必要条件と考慮事項について説明します。

インストールの必要条件

LEI インストーラを使用する前に、以下の手順を実行する必要があります。

1 Domino 6.5 または 6.0.3 がインストールされ、実行されていることを確認します。

2 Domino Server の names.nsf ファイルで (Domino ディレクトリ、以前はアドレス帳または NAB と呼ばれていました)、

適切なアクセス制御を設定します。詳細については、「Domino ディレクトリでセキュリティを設定する」セクションを参

照してください。

3 Notes ID ファイルに適切なアクセス権を設定します。詳細については、「Notes ID ファイルにアクセス権を設定する」

セクションを参照してください。

4 LEI をインストールするシステムの Domino Server で Domino Enterprise Connection Services (DECS) が実行されて

いる場合は、DECS サービスをシャットダウンしてください。LEI のインストール中は DECS を実行できません。

5 アプリケーション間で Notes ID を共有します。

インストールに関する考慮事項

次の情報も、LEI をインストールするための準備に役立ちます。

現在のバージョンの Domino または LEI をインストールする前に、旧バージョンの LEI をアンインストールする必要!はありません。

LEI Administrator、Script Vault (スクリプト格納)、およびデータファイルは、NotesPump (LEI) R3.x をアンインストー!ルする前、または NotesPump (LEI) R3.x を LEI 6.5 にアップグレードする前にバックアップする必要があります。

Domino 6.5 または 6.0.3 をインストールした後は、NotesPump (LEI) R3.x は移行用のソースとしてのみ使用でき、そ!れ以外には使用できません。

パーティショニングされた Domino Server にインストールするときは、LEI をインストールするパーティションディレクト!リを指定するよう求められます。

ベータ版または評価版の LEI 6.5 を使用している場合は、インストールユーティリティによって検出され、アップグレー!ドするよう指示されます。アップグレードを選択して続行すると、LEI プログラムファイルは新バージョンにアップグレードされます。別の方法として、アンインストールしてから、本章で説明する標準インストールを開始することもできます。

すでに NotesPump (LEI) R3.x を使用していて、インストール後に LEI 6.5 から既存のアクティビティ文書、コネクショ!ン文書、および Script Vault (スクリプト格納) の内容にアクセスしたい場合は、これらを NotesPump (LEI) R3.x から LEI 6.5 に移行する必要があります。LEI のインストールが完了した後は、いつでもこの移行を行うことができます。詳細については、「第 5 章 NotesPump (LEI) または DECS からの移行」を参照してください。

DECS がインストールされている場合は、LEI をインストールすると、DECS のアクティビティが自動的にアップグレー!ドされます。

移行ユーティリティを使用すると、複数の DECS Administrator のアクティビティとコネクションを 1 つの LEI !Administrator に統合することができます。

LEI のインストールでは、すべての LEI プログラムファイルがコピーされ、適切な notes.ini ファイルが更新されま!す。LEI Administrator データベースとその他のクラスタデータベースは、指定した Domino Server に作成されます。既存のクラスタにインストールする場合は、LEI Administrator が開かれ、新しいサーバー用の LEI 設定文書が作成されます。

LEI Serverをアドインタスクとして実行するよう設定すると、Domino Serverの再起動時に LEI Server が起動されま!

す。

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第第第第 2222 章章章章 WINDOWSWINDOWSWINDOWSWINDOWS へのへのへのへのインストールインストールインストールインストールとととと設定設定設定設定

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リモート Domino Server 上の Notes データベースを参照できるようにするには、リモート Domino Server にある names.nsf ファイル (Domino ディレクトリ - 以前は公開アドレス帳または NAB と呼ばれていました) を編集する必要があります。編集が必要なフィールドについては、次の手順で説明します。インストールのプロセスを単純化するために、LEI のインストール前に次の処理を実行してください。

1 LEI Administrator を格納する Domino Server にある names.nsf ファイルを開きます。

2 Domino Server のリストを表示します。

3 サーバー文書を開く Domino Server をダブルクリックします。

4 サーバー文書のトップバーの [セキュリティ] タブをクリックし、さらに編集モードにします。

5 [Programmability の制限] セクションの [制限なしで実行] フィールドに、「Enterprise Connector Products/Lotus

Notes Companion Products」、コンマ (,)、サーバー名の順で入力します。

6 さらに、このセクションの [制限付き Java/Javascript エージェントの実行] フィールドにも、「Enterprise Connector

Products/Lotus Notes Companion Products」、コンマ (,)、サーバー名の順で入力します。

7 [サーバーアクセス] セクションまでスクロールダウンし、現在選択されている設定に「Enterprise Connector

Products/Lotus Notes Companion Products」を追加します。[信頼されたディレクトリにリストされたユーザー] を選択

し、その下のフィールドに Domino Server 名を指定しておくことをお勧めします。サーバー文書の他のフィールドと同

様に、これらのフィールドに項目を追加すると、指定されたもののみにアクセスが制限されることに留意してください。

8 リモートから Notes データベースを参照するときは、ネットワークポートを正確に定義する必要があります。参照を可

能にするとともに、「データベースが見つかりません」というエラーを防ぐには、[ポート] タブをクリックします。[Notes

ネットワークポート] フォームで、コンピュータ名または IP アドレスを入力します。次の例では、コンピュータ名は

XYZ.YourCompany.com、IP アドレスは 111.11.111.11 です。

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9 Domino サーバー文書を保存して閉じます。

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第 2 章 WINDOWS へのインストールと設定

Notes ID ファイルにアクセス権を設定する

LEI Server によって使用される Notes のログイン ID ファイルを、Notes を使用するすべてのアプリケーション間で共有可能にするために、サーバーの Notes ID ファイルを設定する必要があります。このタスクは、次の手順に従って手動で実行してください。

メモ LEI のインストール前にこのタスクを実行しないと、LEI のインストール時に、タスクの実行を指示する画面が表示さ

れます。インストールのプロセスを単純化するために、ここでタスクを実行してください。

1 Domino をシャットダウンします。

2 LEI Server が使用する Notes ログイン ID ファイルを見つけます。

3 その Notes ログイン ID ファイルを Notes Client からアクセスできる場所にコピーします。

4 Notes のメニューから [ファイル] - [セキュリティ] - [ID の切り替え] を選択します。

5 手順 2 でコピーした Notes ID ファイルを選択して、この ID ファイルに切り替えます。

6 必要な場合は、Notes ログイン ID のパスワードの入力してください。

この操作によって、現在 Notes で開かれているすべてのアプリケーションが閉じられます。

7 [ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ] を選択し、[ユーザーセキュリティ] メニューを開きます。パスワー

ドの入力を求められたときは、パスワードを入力してください。

8 [ユーザーセキュリティ] メニューで、[基本] オプションをクリックします。

9 [基本] 画面で、[他の Notes ベースのプログラムでパスワードプロンプトを表示しない] の設定が有効になっているこ

とを確認します。

10 [実行制御] オプションをクリックします。

11 [ワークステーション] 画面で、[署名者] リストに「Enterprise Connector Products/Lotus Notes Companion

Products」を入力 ([追加] ボタンをクリックします) し、次の図のように必須フィールドを有効にします。

必須フィールドは [ファイルシステム]、[外部コード]、[カレントデータベース]、[環境変数]、[他データベースの読み込み]、および [他データベースの変更] です。

12 [OK] をクリックして保存し、[ユーザーセキュリティ] メニューを閉じます。

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13 Notes ログイン ID ファイルを元の場所にコピーし、既存のファイルを置き換えます。

14 Domino を再起動します。

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第 2 章 WINDOWS へのインストールと設定

LEI を Windows にインストールする

「LEI を Windows にインストールするための準備」セクションに記載されているタスクをすべて実行した後は、LEI をインストールできます。LEI を Windows にインストールするには、次の手順を実行します。インストールを開始する前に、この手順を最後まで読んでください。

このセクションでは、LEI Server を新規の LEI Administrator とともにインストールする例を説明します。このインストールプロセスでは、新規の LEI Administrator とそれに関連するデータベースを作成し、LEI Server を新規の LEI Administrator にインストールします。

1 Domino 6.5 または 6.0.3 がインストールされ、実行されていることを確認します。

2 DECS がロードされ、使用可能になっている場合は、DECS をシャットダウンします。

3 LEI の配布メディアを入手します。LEI の製品版 CD-ROM をコンピュータに挿入するか、Lotus Software の Web サ

イト (http://www.lotus.com) から LEI を入手します (英語版のみ)。

4 LEI アプリケーションは、自己解凍型の .exe ファイルとして提供されます。setup.exe を実行して、インストールプロセ

スを開始します。

5 LEI の Welcome 画面が表示されます。この画面には、製品、会社、および Web アドレスが表示されます。[Next] をク

リックして続行します。

6 LEI のライセンス画面が表示されます。指示にしたがって操作し、インストールプロセスを続行します。

7 パーティショニングされていない Domino Server では、LEI をインストールすると、いくつかの環境変数が追加または

変更されます。使用する notes.ini ファイルへのパス (Domino Server 上) を指定し、[Next] をクリックして続行しま

す。notes.ini ファイルの詳細については、第 1 章の「初期化ファイルの設定」セクションを参照してください。

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8 パーティショニングされた Domino Server の場合は、LEI をインストールする Domino Server に複数のパーティション

が含まれることをインストーラーが検出すると、上記とは異なる次の画面が表示されます。LEI のインストールによっ

て、いくつかの環境変数が追加または変更されます。正しい Domino Server パーティションにある notes.ini ファイル

へのパスを指定し、[Next] をクリックして続行します。notes.ini ファイルの詳細については、第 1 章の「初期化ファイ

ルの設定」セクションを参照してください。

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メモ Domino Server 名または対応する IP アドレスのいずれかを入力します。Domino Server が実行されていない

場合、またはインストール先の Domino Server でデータベースを作成する権限を持たない場合は、ここでメッセージ

が表示されます。インストールを続行する前に、この状況を修正してください。

9 LEI Server によって使用される Notes ログイン ID ファイルを、Notes を使用するすべてのアプリケーション間で共有

可能にするために、サーバーの Notes ID ファイルを設定したことを確認します。「LEI を Windows にインストールす

るための準備」セクションで説明したように、LEI をインストールするには、Notes ID ファイルにアクセス権を設定する

ことが必要です。LEI のインストール前にこのタスクを実行しなかった場合は、ここで実行を指示する画面が表示され

ます。まだ実行していない場合は、ここで実行してください。詳細については、「Notes ID ファイルにアクセス権を設定

する」セクションを参照してください。

10 インストーラーはローカルまたはリモートサーバーを検出し、notes.ini 設定のデフォルト値を決定します。LEI Server

と Domino Server (LEI Administrator をホストする) の名前を指定し、[Next] をクリックして続行します。

メモ すべての LEI Server の名前は固有でなければなりません。サーバー名が重複すると、孤立した LEI Server が

共有 LEI Administrator に作成されます。

[Next] をクリックすると、インストーラーは notes.ini のキーファイル名の値として指定されたユーザー ID とパスワードを使用して、LEI Administrator がインストールされる Domino Server への接続を検証します。decsadm.nsf が存在する場合は (たとえば、以前の DECS インストールによるものなど)、インストーラーは管理者のアクセス権限を確認します。確認に失敗した場合は、エラーメッセージが表示され、先には進みません。

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メモ デフォルトでは、インストーラーは、LEI Administrator がインストールされる Domino Server と同じ名前の LEI

Server 名を選択します。

11 インストーラーが以前インストールされた LEI を検出すると、次の画面が表示されます。指示に従って、その LEI

Administrator を使用するすべての LEI Server を停止してから、インストールを続行します。

メモ インストーラーが DECS のインストールを検出した場合は、LEI 6.5 にアップグレードする前に、DECS

Administrator のバックアップファイル名を指定するオプションが表示されます。

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12 次に示す [Additional Managers] 画面が表示されます。LEI のインストール時に使用する Notes ID が、インストール

時に作成されるすべての LEI データベースの ACL に入力されます。デフォルトで与えられるアクセス権は [管理者]

です。この段階で他のユーザーまたはグループにも [管理者] のアクセス権を付与する場合は、セミコロンで区切っ

てそれぞれの Notes ID を入力します。インストールの完了後に手動で ACL を編集し、ユーザーを追加することもで

きます。

アクセス制御リスト (ACL) を正しく設定するために、追加する LEI データベースの各管理者の名前を入力します。これによって、LEI Administrator (decsadm.nsf)、ユーザードキュメントファイル、およびサンプルデータベースに対する [管理者] のアクセス権が、追加したユーザーに与えられます。[Next] をクリックして続行します。

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13 LEI は、Advanced RealTime の機能を Virtual Fields、Virtual Documents、および Virtual Agents の 3 つのフォーム

で提供します。Advanced RealTime アクティビティをここで有効にするかどうかを指定し、[Next] をクリックして続行し

ます。

LEI は、Advanced RealTime 機能を必要とするすべての Domino Server にインストールしなければなりません。特に、RealTime 機能を使用するには、LEI Server、Domino Server、および LEI Administrator が同一コンピュータ上にインストールされていることが必要です。

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RealTime 機能は、インストール後に必要に応じて設定することもできます。

Advanced RealTime を有効にすると、インストーラーは notes.ini ファイルに「EXTMGR_ADDINS=decsext」というステートメントを追加します。また、LEI Server 設定文書で「Advanced RealTime Enabled option - Enabled on this Server」を設定します。

この画面は、ローカルの Domino Server にインストールするときに表示されます。Notes Client へのインストール時には表示されません。

14 LEI を Domino Server のアドインタスクとして設定できます。LEI をアドインタスクとして有効にすると、ホスト Domino

Server の起動時に自動的に LEI Server が起動されます。ここで LEI をアドインタスクとして設定するかどうかを指定

し、[Next] をクリックして続行します。

LEI を Domino Server のアドインタスクとして有効にすると、インストーラーは notes.ini ファイルの ServerTasks のリストに LEI を追加します。

15 多言語データ環境で非ネイティブテキストをどのように変換するのかを指定します。ユーザーの選択内容に基づい

て、インストーラは、指定された notes.ini ファイルの EITranslation 値を設定します。変換方法を指定し、[Next] をク

リックして続行します。

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変換サポートの選択項目には、次の 3 つのオプションがあります。

[Disabled] - 最高のパフォーマンスを得るために、すべてのテキストデータが互換性のあるキャラクタセットで!構成されているときに、変換をまったく行わないようにします。

[LMBCS only] - Notes のテキストデータだけを変換します。Notes 以外のすべてのテキストデータが互換性!のあるキャラクタセットで構成されているときは、この設定が適しています。

[Enabled] - LEI で、異なるキャラクタセット間の変換を常に行います。!

メモ 設定にかかわらず、Unicode のテキストは常に変換されます。

テキスト変換の設定は各 LEI Server ごとに行うので、サーバーによって異なるレベルの変換サポートを設定できます。変換サポートのレベルは、LEI Server のインストール時に設定します。また、この設定は notes.ini ファイル内で表示および編集することができます。

16 プログラムアイコンを配置する場所を指定し、[Next] をクリックして続行します。

パーティショニングされていないサーバーにインストールする場合は、次の画面が表示されます。 !

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パーティションサーバーにインストールする場合は、次の画面が表示されます。説明されているように、パー!ティション名をカッコで囲んだデフォルト名を使用することを推奨します。

17 サンプルデータベースおよび Script Vault (スクリプト格納) をインストールできます。オプションを選択し、[Next] をク

リックして続行します。

メモ [Create Script Vault] オプションを選択すると、LEI Script Vault (スクリプト格納) データベースが leivlt6.nsf と

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いうファイル名で作成されます。NotesPump (LEI) R3.x の LEI Script Vault (leivlt.nsf) から LEI 6.5 にスクリプトを移

行する予定がある場合は、leivlt6.nsf データベースのファイル名を削除または変更しないでください。

LEI サンプルデータベースのタイトルとファイル名は、次のとおりです。

『Package Tracking』 (leipackagetrack.nsf)!

『Notes Employee Sample』 (leiempsamp.nsf)!

Script Vault (スクリプト格納) の名前とファイル名は、次のとおりです。

LEI Script Vault (leivlt6.nsf)!

18 ドキュメント、実行可能プログラム、サンプルデータベース、および Script Vault (スクリプト格納) がインストールされ

るディレクトリが表示されます。[Next] をクリックして続行します。

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19 インストーラーは、指定された notes.ini ファイルを変更し、インストールを実行します。インストール中は、進行状況を

示すバーが表示されます。

20 製品登録ツールが表示され、この LEI のインストールを登録するように指示されます。フォームに入力して製品を登

録し、インストールを続行します。

21 インストールが完了すると、次の画面が表示されます。Readme を表示するかどうかを選択し、[Next] をクリックして

続行します。また、新機能情報がオンラインドキュメントとして利用できます。

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22 必要に応じて、移行ツールを起動するオプションを選択し、[Next] をクリックして続行します。NotesPump (LEI) R3.x

のコネクション文書、アクティビティ文書、および LEI LSX スクリプトを移行する場合は、この段階で実行することも、

後で実行することもできます。移行については、本書の「第 5 章 NotesPump (LEI) または DECS からの移行」を参

照してください。移行の準備ができたら、その章の説明に従ってください。

23 設定によっては、インストール後にコンピュータの再起動が必要な場合もあります。再起動が必要な場合は、そのこ

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23 設定によっては、インストール後にコンピュータの再起動が必要な場合もあります。再起動が必要な場合は、そのこ

とを示すメッセージが表示されます。

24 LEI 6.5 を実行する前に、Domino を停止し、再起動してください。[Next] をクリックして続行します。

25 [Finish] をクリックしてインストーラーを終了します。

メモ インストーラーを実行すると、作成されたファイルとそのインストール場所を記録するログファイル (leiinst.log)

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メモ インストーラーを実行すると、作成されたファイルとそのインストール場所を記録するログファイル (leiinst.log)

が作成されます。このファイルは leidir ディレクトリに保存されます。

26 LEI Server を起動するには、[スタート] メニューから [プログラム] - [ロータス アプリケーション] - [LEI] の順にクリッ

クします。LEI Server は、Domino コンソールから load lei コマンドを使用して起動することもできます。

メモ LEI を Domino のアドインとして設定したときは、Domino Server の起動と共に LEI Server も起動されます。LEI

Server は、Domino コンソールから load lei addin コマンドを使用して起動することもできます。

27 LEI での作業を開始するには、Notes を起動し、[ファイル] - [データベース] - [開く] の順にメニューを選択し、LEI

Administrator (decsadm.nsf) を開きます。

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第 2 章 WINDOWS へのインストールと設定

LEI を Windows サービスとして実行する

このセクションでは、LEI を Windows で実行するときの設定方法について説明します。

LEI を Windows のサービスとしてインストールする

LEI をインストールし、実行できることを検証した後は、Windows サービスとして LEI を実行するよう設定できます。このように設定すると、Windows サーバーの起動時に、LEI が Windows サービスとして自動的に起動されます。

メモ Domino Server が Windows サービスとして起動されるときは、起動順による問題の発生を防ぐために、LEI を

Domino Server のアドインタスクとして追加する必要があります。これによって、Domino は常に LEI よりも前に起動しま

す。

LEI を Windows サービスとして設定するには、次の手順を実行してください。

1 コマンドプロンプトのウィンドウを開きます。

2 コマンドプロンプトで、nlcservc.exe ファイルがあるディレクトリ (デフォルトパスは C:\lotus\domino) に移動します。

CD C:\lotus\domino

3 install パラメータを指定して nlcservc コマンドを実行します。

nlcservc install

メモ Domino がデフォルトパスにインストールされている場合は、install パラメータの後ろにサービス名を指定する

必要はありません。しかし、デフォルト以外の場所 (c:\otherlocation\domino\data など) に Domino がインストールさ

れている場合は、パスに合わせて Domino サービス名を変更します (例: OtherlocationDominoData)。この例では、コ

マンドラインは次のようになります。

nlcservc install otherlocationdominodata

4 次のプロンプトが表示されます。サービスが自動的に起動されるよう設定するために、どちらのプロンプトにも [Yes]

で応答します。

Do you want to make LEI a service dependent on the Domino server (LotusDominoData) service?

Do you want to make LEI start automatically at system boot?

メモ これらのプロンプトに [Yes] で応答したときは、Domino Server (LotusDominoData) サービスも自動的に起動す

るよう設定する必要があります。

これで、Windows と Domino の起動時に LEI が自動的に起動するよう設定されました。

Windows システムの起動時に自動的に LEI を起動するように設定する

上記の 2 番目のプロンプトで [No] を選択すると、LEI サービスは手動で起動するように設定されます。システムの起動時に LEI サービスが自動的に起動されるよう設定を変更する場合は、次の手順を実行してください。

1 [スタート] - [設定] - [コントロール パネル] を選択します。

2 Windows NT では、[サービス] アイコンをダブルクリックします。Windows 2000 では、[管理ツール] - [サービス] を選

択します。

3 Windows NT では、LEI サービスを選択し、[スタートアップ] をクリックします。Windows 2000 では、[LEI] アイコンをダ

ブルクリックします。

4 Windows NT では、スタートアップの種類として [自動] を選択します。[システムアカウント] と [デスクトップとの対話を

サービスに許可] が選択されていることを確認します。Windows 2000 では、[ログオン] タブの [システムアカウント]

と [デスクトップとの対話をサービスに許可] を選択します。

5 [OK] をクリックします。

これで、Windows の起動時に LEI が自動的に起動するよう設定されました。

6 [開始] をクリックして LEI を起動するか、[閉じる] をクリックして終了します。

LEI をサービスとして実行するよう設定すると、コマンドラインからは起動できなくなります。したがって、LEI をサービスとして起動するときは、[コントロール パネル] - [サービス] メニューを使用するか、"net start" コマンド (net start LEI) を使用してください。LEI の起動時と終了時に、Windows のイベントログにエントリが生成されます。

LEI を Windows サービスから削除する

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LEI サービスを削除するには、次の手順で操作します。

1 コマンドプロンプトのウィンドウを開きます。

2 コマンドプロンプトで、nlcservc.exe ファイルがあるディレクトリに移動します。

cd c:\lotus\domino

3 remove パラメータを指定して nlcservc コマンドを実行します。

nlcservc remove

メモ 上記の手順を実行することにより、LEI サービスが Windows から削除されます。サービスを削除した後は、コマンド

ラインから LEI を実行する必要があります。

ユーザーアカウントまたはシステムアカウントによる接続テスト

『ロータスコネクタ接続ガイド』(Domino に含まれる lccon6.nsf、LDD Documentation Library (http://www.lotus.com/ldd) からも入手可能) に書かれている接続テストを実行するときは、次の点に注意してください。

特定のユーザーアカウントを使用してログオンするよう LEI が設定されている場合は、接続テストを実行するときは、!そのアカウントを使用して Windows にログオンします。システムアカウントを使用してログオンするよう LEI が設定されている場合は、必要なすべての DBMS クライアントソフトウェアに、システムパスを介してアクセスできなければなりません。

ローカルのシステムアカウントはネットワークドライブにアクセスする権限がないため、システムパスの最初のネット!ワークパス以降はすべて無視されます。このため、DBMS クライアントのディレクトリは、システムパス内でどのネットワークドライブよりも「前」に置いてください。システムアカウントでの接続テストを実行するには、LEI の Command アクティビティで START cmd.exe を実行します。このようにすると、LEI サービスと同じパスと環境でコマンドプロンプトが作成されます。

Domino Server を Windows のサービスとして起動するときの考慮事項

LEI を Windows サービスとして実行する場合は、次の点を考慮してください。

LEI が Domino Server と同じコンピュータにインストールされ、その Domino Server に LEI Administrator !(decsadm.nsf) がある場合は、Domino が Windows サービスとして実行される場合にのみ、LEI を Windows サービスとして実行できます。また、LEI サービスは Domino サービスを依存するシステムとして指定しなければなりません。このように指定しないと、LEI を初期化できません。

Domino Server を Windows サービスとして起動すると、Notes ユーザーまたは Domino ユーザーは、ローカルの !Windows サーバー以外の場所にあるデータベースやディレクトリリンクにはアクセスできません。サービスとしてセットアップされたアプリケーションは、Windows サーバーへのログインを要求される前に実行を開始します。

Domino がサービスとしてセットアップされているとき、Windows サーバーがマップする可能性のあるドライブ!は、Domino Server の起動時には再接続されません。Domino Server は、最初に起動された時点で使用可能なドライブのみを認識します。Domino Server は、起動後にマップされたドライブは認識しません。Domino Server がサービスとして起動されると、他のコンピュータ上のマップされたドライブへのディレクトリリンクまたはデータベースリンクは正しく機能しません。この問題を回避する方法は、Domino をサービスとしてインストールしないことです。

Domino をサービスとしてインストールせず、[スタート] メニューまたはデスクトップのショートカットから Domino を起!動したときは、Windows サーバーに物理的にログオンする必要があります。サーバーへのログインが必要となるので、Domino Server の起動時にすべてのネットワークドライブのマッピングが確立されます。ディレクトリリンクおよびデータベースリンクは、ローカルサーバー以外でも正しく機能します。

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第 3 章 UNIX へのインストールと設定

第 3 章 UNIX へのインストールと設定

本章では、LEI を UNIX (AIX、Solaris、および Linux) プラットフォームにインストールするときのシステム要件と手順について説明します。

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第 3 章 UNIX へのインストールと設定

AIX のシステム要件

このセクションでは、AIX のシステム要件について説明します。

ハードウェア要件

プロセッサ :!

PowerPC

メモリ : !

192 MB (256 MB 以上を推奨)

ディスク容量 :!

80 MB

ソフトウェア要件

Domino 6.0.3 または 6.5 のどちらを使っているかによって、LEI は次のプラットフォームでサポートされます。

AIX 4.3.3、5.1、および 5.2!

LEI 6.5 Administrator データベースを管理するための Domino Server 6.0.3 または Domino Server 6.5!

アクセスする外部システムのクライアントライブラリが、LEI Server のコンピュータと Domino Server のコンピュータに!インストールされていなければなりません (この 2 つのコンピュータが異なる場合)。

X Window システムサーバー環境!

X Window システムクライアントライブラリ!

メモ リモート X Window システムサーバーを使用している場合は、LEI のインストールと移行の GUI をどこに表示するの

かを指定する DISPLAY 環境変数を設定する必要があります。

LEI を正しくインストールための準備として、http://www.lotus.com/ei を参照してください。また、Domino Server に必要なプラットフォームのパッチレベルを説明する Domino のドキュメントも参照してください。

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第 3 章 UNIX へのインストールと設定

Solaris Sparc のシステム要件

このセクションでは、Solaris のシステム要件について説明します。

ハードウェア要件

プロセッサ :!

SPARC または UltraSPARC

メモリ :!

192 MB (256 MB 以上を推奨)

ディスク容量!

80 MB

ソフトウェア要件

Domino 6.0.3 または 6.5 のどちらを使っているかによって、LEI は次のプラットフォームでサポートされます。

Solaris 2.8 および 2.9!

LEI 6.5 Administrator データベースを管理するための Domino Server 6.0.3 または Domino Server 6.5!

アクセスする外部システムのクライアントライブラリが、LEI Server のコンピュータと Domino Server のコンピュータに!インストールされていなければなりません (この 2 つのコンピュータが異なる場合)。

X Window システムサーバー環境!

X Window システムクライアントライブラリ!

メモ リモート X Window システムサーバーを使用している場合は、LEI のインストールと移行の GUI をどこに表示するの

かを指定する DISPLAY 環境変数を設定する必要があります。

LEI を正しくインストールための準備として、http://www.lotus.com/ei を参照してください。また、Domino Server に必要なプラットフォームのパッチレベルを説明する Domino のドキュメントも参照してください。

LEI 6.5 Administrator データベースを使用するための Notes Client 6!

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第 3 章 UNIX へのインストールと設定

Linux のシステム要件

このセクションでは、Linux のシステム要件について説明します。

ハードウェア要件

メモリ :!

128 MB (192 MB 以上を推奨)

ディスク容量 :!

80 MB

ソフトウェア要件

Domino 6.0.3 または 6.5 のどちらを使っているかによって、LEI は次のプラットフォームでサポートされます。

Linux Red Hat 7.2 または United Linux 1.0!

LEI 6.5 Administrator データベースを管理するための Domino Server 6.0.3 または Domino Server 6.5!

アクセスする外部システムのクライアントライブラリが、LEI Server のコンピュータと Domino Server のコンピュータに!インストールされていなければなりません (この 2 つのコンピュータが異なる場合)。

X Window システムサーバー環境!

X Window システムクライアントライブラリ!

メモ リモート X Window システムサーバーを使用している場合は、LEI のインストールと移行の GUI をどこに表示するの

かを指定する DISPLAY 環境変数を設定する必要があります。

LEI を正しくインストールための準備として、http://www.lotus.com/ei を参照してください。また、Domino Server に必要なプラットフォームのパッチレベルを説明する Domino のドキュメントも参照してください。

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第 3 章 UNIX へのインストールと設定

LEI を UNIX にインストールするための準備

このセクションでは、LEI をインストールするための必要条件と考慮事項について説明します。

インストールの必要条件

LEI インストーラを使用する前に、以下の手順を実行する必要があります。

1 Domino 6.5 または 6.0.3 がインストールされ、実行されていることを確認します。

2 Domino Server の names.nsf ファイルで (Domino ディレクトリ、以前はアドレス帳または NAB と呼ばれていました)、

適切なアクセス制御を設定します。詳細については、「Domino ディレクトリでセキュリティを設定する」セクションを参

照してください。

3 Notes ID ファイルに適切なアクセス権を設定します。詳細については、「Notes ID ファイルにアクセス権を設定する」

セクションを参照してください。

4 必要なすべての環境変数が設定され、エクスポートされていることを確認します。詳細については、「環境変数の設

定とエクスポート」を参照してください。

5 X Window システムソフトウェアのロードと設定が完了していることを確認します。詳細については、「LEI インストール

用の画面表示の設定」を参照してください。

6 LEI をインストールするシステムの Domino Server で Domino Enterprise Connection Services (DECS) が実行されて

いる場合は、DECS サービスをシャットダウンしてください。LEI のインストール中は DECS を実行できません。

7 アプリケーション間で Notes ID を共有します。

インストールに関する考慮事項

次の情報も、LEI をインストールするための準備に役立ちます。

現在のバージョンの Domino または LEI をインストールする前に、旧バージョンの LEI をアンインストールする必要!はありません。

LEI Administrator、Script Vault (スクリプト格納)、およびデータファイルは、NotesPump (LEI) R3.x をアンインストー!ルする前、または NotesPump (LEI) R3.x を LEI 6.5 にアップグレードする前にバックアップする必要があります。

Domino 6.5 または 6.0.3 をインストールした後は、NotesPump (LEI) R3.x は移行用のソースとしてのみ使用でき、そ!れ以外には使用できません。

ベータ版または評価版の LEI 6.5 を使用している場合は、インストールユーティリティによって検出され、アップグレー!ドするよう指示されます。アップグレードを選択して続行すると、LEI プログラムファイルは新バージョンにアップグレードされます。別の方法として、アンインストールしてから、本章で説明する標準インストールを開始することもできます。

すでに NotesPump (LEI) R3.x を使用していて、インストール後に LEI 6.5 から既存のアクティビティ文書、コネクショ!ン文書、および Script Vault (スクリプト格納) の内容にアクセスしたい場合は、これらを NotesPump (LEI) R3.x から LEI 6.5 に移行する必要があります。LEI のインストールが完了した後は、いつでもこの移行を行うことができます。詳細については、「第 5 章 NotesPump (LEI) または DECS からの移行」を参照してください。

DECS がインストールされている場合は、LEI をインストールすると、DECS のアクティビティが自動的にアップグレー!ドされます。

移行ユーティリティを使用すると、複数の DECS Administrator のアクティビティとコネクションを 1 つの LEI !Administrator に統合することができます。

LEI のインストールでは、すべての LEI プログラムファイルがコピーされ、適切な notes.ini ファイルが更新されま!す。LEI Administrator データベースとその他のクラスタデータベースは、指定した Domino Server に作成されます。既存のクラスタにインストールする場合は、LEI Administrator が開かれ、新しいサーバー用の LEI 設定文書が作成されます。

LEI Serverをアドインタスクとして実行するよう設定すると、Domino Server の再起動時に LEI Server が起動されま!

す。

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第第第第 3333 章章章章 UNIXUNIXUNIXUNIX へのへのへのへのインストールインストールインストールインストールとととと設定設定設定設定

DominoDominoDominoDomino ディレクトリディレクトリディレクトリディレクトリででででセキュリティセキュリティセキュリティセキュリティをををを設定設定設定設定するするするする

リモート Domino Server 上の Notes データベースを参照できるようにするには、リモート Domino Server にある names.nsf ファイル (Domino ディレクトリ - 以前は公開アドレス帳または NAB と呼ばれていました) を編集する必要があります。編集が必要なフィールドについては、次の手順で説明します。インストールのプロセスを単純化するために、LEI のインストール前に次の処理を実行してください。

1 Domino Server で names.nsf ファイルを開きます。

2 Domino Server のリストを表示します。

3 サーバー文書を開く Domino Server をダブルクリックします。

4 サーバー文書のトップバーの [セキュリティ] タブをクリックし、さらに文書を編集モードにします。

5 [Programmability の制限] セクションの [制限なしで実行] フィールドに、「Enterprise Connector Products/Lotus

Notes Companion Products」、コンマ (,)、サーバー名の順で入力します。

6 さらに、このセクションの [制限付き Java/Javascript エージェントの実行] フィールドにも、「Enterprise Connector

Products/Lotus Notes Companion Products」、コンマ (,)、サーバー名の順で入力します。

7 [サーバーアクセス] セクションまでスクロールダウンし、現在選択されている設定に「Enterprise Connector

Products/Lotus Notes Companion Products」を追加します。[信頼されたディレクトリにリストされたユーザー] を選択

し、その下のフィールドに Domino Server 名を指定しておくことをお勧めします。サーバー文書の他のフィールドと同

様に、これらのフィールドに項目を追加すると、指定されたもののみにアクセスが制限されることに留意してください。

8 リモートから Notes データベースを参照するときは、ネットワークポートを正確に定義する必要があります。参照を可

能にするとともに、「データベースが見つかりません」というエラーを防ぐには、[ポート] タブをクリックします。[Notes

ネットワークポート] フォームで、コンピュータ名または IP アドレスを入力します。次の例では、コンピュータ名は

XYZ.YourCompany.com、IP アドレスは 111.11.111.11 です。

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9 Domino サーバー文書を保存して閉じます。

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第 3 章 UNIX へのインストールと設定

Notes ID ファイルにアクセス権を設定する

LEI Server によって使用される Notes のログイン ID ファイルを、Notes を使用するすべてのアプリケーション間で共有可能にするために、サーバーの Notes ID ファイルを設定する必要があります。このタスクは、次の手順に従って手動で実行してください。

メモ LEI のインストール前にこのタスクを実行しないと、LEI のインストール時に、タスクの実行を指示する画面が表示さ

れます。インストールのプロセスを単純化するために、ここでタスクを実行してください。

1 Domino をシャットダウンします。

2 LEI Server が使用する Notes ログイン ID ファイルを見つけます。

3 その Notes ログイン ID ファイルを Notes Client からアクセスできる場所にコピーします。

4 Notes のメニューから [ファイル] - [セキュリティ] - [ID の切り替え] を選択します。

5 手順 2 でコピーした Notes ID ファイルを選択して、この ID ファイルに切り替えます。

6 必要な場合は、Notes ログイン ID のパスワードを入力してください。

この操作によって、現在 Notes で開かれているすべてのアプリケーションが閉じられます。

7 [ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ] を選択し、[ユーザーセキュリティ] メニューを開きます。パスワー

ドの入力を求められたときは、パスワードを入力してください。

8 [ユーザーセキュリティ] メニューで、[基本] オプションをクリックします。

9 [基本] 画面で、[他の Notes ベースのプログラムでパスワードプロンプトを表示しない] の設定が有効になっているこ

とを確認します。確認後、[Installter] 画面で [Next] をクリックします。

10 [実行制御] オプションをクリックします。

11 [ワークステーション] 画面で、[署名者] リストに「Enterprise Connector Products/Lotus Notes Companion

Products」を入力 ([追加] ボタンをクリックします) し、次の図のように必須フィールドを有効にします。

必須フィールドは [ファイルシステム]、[外部コード]、[カレントデータベース]、[環境変数]、[他データベースの読み込み]、および [他データベースの変更] です。

12 [OK] をクリックして保存し、[ユーザーセキュリティ] メニューを閉じます。

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13 Notes ログイン ID ファイルを元の場所にコピーし、既存のファイルを置き換えます。

14 Domino を再起動します。

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第 3 章 UNIX へのインストールと設定

環境変数の設定とエクスポート

Domino を実行するユーザーが常に同じ環境設定で LEI を使用できるようにするために、環境の設定を .profile (KSH) または .login (CSH) に入力する必要があります。LEI をインストールする前に、使用するプラットフォームに合わせて、これらの環境変数を設定してください。

UNIX コンピュータで Domino を実行するために、このセクションで説明する多くの環境変数がすでに組み込まれています。環境変数はすべてエクスポートしなければならないことに注意してください。

AIX の環境変数

次に示す環境変数を設定して適切な設定ファイル (.login や .profile など) にエクスポートし、ログオンして LEI を起動するたびにこれらの環境変数にアクセスできるようにします。

1 LANG 環境変数が適切なロケールに正しく設定され、エクスポートされていることを確認します。設定されていない場

合は、デフォルトのロケール "C" が使用されます。

LANG=C

2 次に示すように、環境変数 LOTUS が設定されていることを確認します。

C シェルを使用する場合は、.login ファイルに次の行があります。

setenv LOTUS /opt/lotus

sh または ksh の場合は、初期設定ファイルに次の行があります。

LOTUS=/opt/lotus; export LOTUS

3 環境変数 Notes_ExecDirectory が、Notes 実行可能ディレクトリを指定するように設定されていて、この環境変数が

エクスポートされていることを確認します。

Notes_ExecDirectory=/opt/lotus/notes/latest/ibmpow

4 環境変数 PATH が、以下のディレクトリを含むように設定されていて、この環境変数がエクスポートされていることを

確認します。

Notes リソースディレクトリ : $LOTUS/notes/latest/ibmpow/res/$LANG!

Lotus 実行可能ディレクトリ : $Notes_ExecDirectory !

Notes データディレクトリ (notes.ini ファイルを見つけるため。 例: /home/notes/notesdata)!

以下に例を示します。

PATH=$PATH:/opt/lotus/notes/latest/ibmpow/res/$LANG:/$Notes_ExecDirectory:/home/notes/notesdata

5 共有ライブラリの特定に使用される環境変数 LIBPATH が、以下のディレクトリを含むように設定されていて、この環

境変数がエクスポートされていることを確認します。

Notes 実行可能ディレクトリ : $Notes_ExecDirectory!

各製品に必要なライブラリのディレクトリ (例: $ORACLE/lib、$SYBASE/lib、$ODBC_HOME/dlls)!

以下に例を示します。

LIBPATH=$Notes_ExecDirectory:$ORACLE/lib

Solaris と Linux の環境変数

次に示す環境変数を設定して適切な設定ファイル (.login や .profile など) にエクスポートし、ログオンして LEI を起動するたびにこれらの環境変数にアクセスできるようにします。

1 LANG 環境変数が適切なロケールに正しく設定され、エクスポートされていることを確認します。設定されていない場

合は、デフォルトのロケール "C" が使用されます。

LANG=C

2 次に示すように、環境変数 LOTUS が設定されていることを確認します。

C シェルを使用する場合は、.login ファイルに次の行があります。

setenv LOTUS /opt/lotus

sh または ksh の場合は、初期設定ファイルに次の行があります。

LOTUS=/opt/lotus; export LOTUS

3 環境変数 Notes_ExecDirectory が、Notes 実行可能ディレクトリを指定するように設定されていて、この環境変数が

エクスポートされていることを確認します。

Solaris の場合 :

Notes_ExecDirectory=/opt/lotus/notes/latest/sunspa

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Linux の場合 :

Notes_ExecDirectory=/opt/lotus/notes/latest/linux

4 環境変数 PATH が、以下のディレクトリを含むように設定されていて、この環境変数がエクスポートされていることを

確認します。

Notes リソースディレクトリ : $LOTUS/notes/latest/sunspa/res/$LANG!

メモ Linux のパスは $LOTUS/notes/latest/linux/res/$LANG です。

Lotus 実行可能ディレクトリ : $Notes_ExecDirectory !

Notes データディレクトリ (notes.ini ファイルを見つけるため。 例: /home/notes/notesdata)!

以下に例を示します。

PATH=$PATH:/opt/lotus/notes/latest/sunspa/res/$LANG:/$Notes_ExecDirectory:/home/notes/notesdata

メモ Linux のパスは /opt/lotus/notes/latest/linux です。

5 共有ライブラリの特定に使用される環境変数 LD_LIBRARY_PATH が、以下のディレクトリを含むように設定されてい

て、この環境変数がエクスポートされていることを確認します。

Notes 実行可能ディレクトリ : $Notes_ExecDirectory!

各製品に必要なライブラリのディレクトリ (例: $ORACLE/lib、$SYBASE/lib、$ODBC_HOME/dlls)!

以下に例を示します。

LD_LIBRARY_PATH=$Notes_ExecDirectory:$ORACLE/lib

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第 3 章 UNIX へのインストールと設定

LEI インストール用画面表示の設定

LEI を UNIX システムにインストールするには、最初に X Window システム管理プログラムをインストールして、グラフィカルユーザーインターフェースを物理的に表示可能にしなければなりません。LEI インストールユーティリティは、インストールと移行の両方で、X Window システム管理プログラムを必要とします。コマンドラインインストールの機能はありません。

以下が必要になります。

X Window システムサーバー環境!

X Window システムクライアントライブラリ!

リモート X Window システムクライアントを使用している場合は、GUI を正しく機能させるために、ネイティブの Window Manager ではなく、X Window システム Manager を Window Manager として設定します。

リモート X Window システムサーバーを使用している場合は、LEI のインストールと移行の GUI をどこに表示するのかを指定する DISPLAY 環境変数を設定する必要があります。

LEI インストールユーティリティを実行してリモートコンピュータで表示するには、次のように環境を設定してください。

PC X Window システムクライアントの設定

アクセスを可能にする UNIX コンピュータ 1 台ごとに、次の手順を 1 回ずつ実行してください。

1 PC 上で X Window システムエミュレータを起動します (このエミュレータが起動していない場合)。

2 使用している Window エミュレータ製品の指示に従って、PC と UNIX コンピュータが互いに通信できるようにします。

3 LEI をインストールする場合は、ここから「LEI を UNIX にインストールする」というセクションに進んでください。

UNIX X Window システムサーバーの設定

X Window システムが実行される UNIX コンピュータにログインするたびに、次の手順を実行してください。

1 UNIX コンピュータにログインします。

2 次のいずれかの方法で、X Window System サーバーへのアクセスを可能にします。

「xhost +」コマンドを入力してセキュリティをシャットオフし、どのクライアントも UNIX コンピュータの X Window !System サーバー上に表示できるようにします。この方式を使用すると非常に速く設定できませすが、セキュリティは低下します。

「xhost + the .other.machine」コマンドを入力すると、そのコンピュータだけをアクセス許可リストに追加できま!す。この方法を使用すると設定に時間がかかりますが、非常に安全です。

3 LEI をインストールする場合は、ここから「LEI を UNIX にインストールする」というセクションに進んでください。

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第 3 章 UNIX へのインストールと設定

LEI を UNIX にインストールする

「LEI を UNIX にインストールするための準備」セクションに記載されているタスクをすべて実行した後は、LEI をインストールできます。UNIX プラットフォームへの LEI のインストールは、次の手順で実行します。インストールを開始する前に、この手順を最後まで読んでください。この手順は、AIX、Solaris、および Linux に適用できます。

1 LEI をインストールする UNIX コンピュータにまだログインしていない場合は、ログインします (たとえば、telnet を使用

します)。通常は実行時に設定される環境変数が定義されていることを確認します。たとえば、Domino 環境用に

Notes_ExecDirectory 環境変数を定義しておく必要があります。詳細については、前の「環境変数の設定とエスポー

ト」セクションを参照してください。

2 DISPLAY 環境変数をエクスポートし、この変数が LEI インストーラのユーザーインターフェースを表示するコンピュー

タを示すようにします。構文の例を次に示します。

export DISPLAY=255.255.255.255:0.0

3 UNIX の su コマンドを使用して、ルート権限を取得します。Korn シェルでの構文の例を次に示します。

su

password: XXXXX

4 Domino 6.5 または 6.0.3 がインストールされ、実行されていることを確認します。

5 DECS がロードされ、使用可能になっている場合は、DECS をシャットダウンします。

6 LEI の配布メディアを入手します。インストールに使用するコンピュータに LEI の製品版 CD-ROM を挿入する

か、Lotus Software Web サイト (http://www.lotus.com) から LEI を入手します。

7 LEI アプリケーションは .taz ファイルとして提供され、aix、sol、または linux のいずれかのフォルダに収録されていま

す。インストールを開始するために、.taz ファイルを開きます。

8 tar ファイルの <PartNumber>.tar から LEI ファイルを抽出します。これによって、setupAIX、setupSun、または

setupLinux のいずれかが一時ディレクトリに抽出されます。たとえば、次のコマンドで、/tmp/lei 内に LEI の一時ディ

レクトリ /tmp/lei を作成し、その中にファイルを抽出します。

mkdir /tmp/leia.

cd /tmp/leib.

mv <PathToArchive>/<PartNumber>.taz <PartNumber>.tazc.

cat PartNumber.taz|uncompress|tar xvf-d.

9 セットアップインストールファイルがあるディレクトリに移動します。

10 インストールプログラムを実行します。

AIX での構文は次のとおりです。

setupAIX

Sun での構文は次のとおりです。

setupSun

Linux での構文は次のとおりです。

setupLinux

11 LEI の Welcome 画面が表示されます。この画面には、製品、会社、および Web アドレスが表示されます。[Next] を

クリックして続行します。

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12 LEI のライセンス画面が表示されます。指示にしたがって操作し、[Next] をクリックしてインストールプロセスを続行し

ます。

13 Domino の実行に使用する既存の UNIX アカウント名を問われるので、これを入力します。

14 LEI のインストールによって、いくつかの環境変数が追加または変更されます。使用する notes.ini ファイルへのパス

(Domino Server 上) を指定し、[Next] をクリックして続行します。notes.ini ファイルの詳細については、第 1 章の「初

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14 LEI のインストールによって、いくつかの環境変数が追加または変更されます。使用する notes.ini ファイルへのパス

(Domino Server 上) を指定し、[Next] をクリックして続行します。notes.ini ファイルの詳細については、第 1 章の「初

期化ファイルの設定」セクションを参照してください。

メモ Domino Server 名または対応する IP アドレスのいずれかを入力します。Domino Server が実行されていない

場合、またはインストール先の Domino Server でデータベースを作成する権限を持たない場合は、ここでメッセージ

が表示されます。インストールを続行する前に、この状況を修正してください。

15 LEI Server によって使用される Notes ログイン ID ファイルを、Notes を使用するすべてのアプリケーション間で共有

可能にするために、サーバーの Notes ID ファイルを設定したことを確認します。「LEI を UNIX にインストールするた

めの準備」セクションで説明したように、LEI をインストールするには、Notes ID ファイルにアクセス権を設定すること

が必要です。LEI のインストールの前にこのタスクを実行しなかった場合は、ここで実行を指示する画面が表示され

ます。まだ実行していない場合は、ここで実行してください。詳細については、「Notes ID ファイルにアクセス権を設定

する」セクションを参照してください。

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16 インストーラーはローカルまたはリモートサーバーを検索し、notes.ini 設定のデフォルト値を決定します。LEI Server

と Domino Server (LEI Administrator をホストする) の名前を指定し、[Next] をクリックして続行します。

メモ すべての LEI Server の名前は固有でなければなりません。サーバー名が重複すると、孤立した LEI Server が

共有 LEI Administrator に作成されます。

[Next] をクリックすると、インストーラーは notes.ini のキーファイル名の値として指定されたユーザー ID とパスワードを使用して、LEI Administrator がインストールされる Domino Server への接続を検証します。decsadm.nsf が存在する場合は (たとえば、以前の DECS インストールによるものなど)、インストーラーは管理者のアクセス権限を確認します。確認に失敗した場合は、エラーメッセージが表示され、先には進みません。

メモ デフォルトでは、インストーラーは、LEI Administrator がインストールされる Domino Server と同じ名前の LEI

Server 名を選択します。

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17 インストーラーによって DECS のインストール が検出されると、LEI 6.5 にアップグレードする前に、DECS

Administrator のバックアップファイル名を指定するよう求められます。以前にインストールした LEI が検出されると、

この LEI Administrator を使用するすべての LEI Server の使用を中止してからインストールを続行するように求めら

れます。いずれかの画面が表示された場合は、指示されたタスクを実行した上で、[Next] をクリックして続行してくだ

さい。

18 次に示す [Additional Managers] 画面が表示されます。LEI のインストール時に使用する Notes ID が、インストール

時に作成されるすべての LEI データベースの ACL に入力されます。デフォルトで与えられるアクセス権は [管理者]

です。この段階で他のユーザーまたはグループにも [管理者] のアクセス権を付与する場合は、セミコロンで区切っ

てそれぞれの Notes ID を入力します。インストールの完了後に手動で ACL を編集し、ユーザーを追加することもで

きます。

アクセス制御リスト (ACL) を正しく設定するために、追加する LEI データベースの各管理者の名前を入力します。これによって、LEI Administrator (decsadm.nsf)、ユーザードキュメントファイル、およびサンプルデータベースに対する [管理者] のアクセス権が、追加したユーザーに与えられます。[Next] をクリックして続行します。

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19 LEI は、Advanced RealTime の機能を Virtual Fields、Virtual Documents、および Virtual Agents の 3 つのフォーム

で提供します。Advanced RealTime アクティビティをここで有効にするかどうかを指定し、[Next] をクリックして続行し

ます。

LEI は、Advanced RealTime 機能を必要とするすべての Domino Server にインストールしなければなりません。特に、RealTime 機能を使用するには、LEI Server、Domino Server、および LEI Administrator が同一コンピュータ上に

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LEI は、Advanced RealTime 機能を必要とするすべての Domino Server にインストールしなければなりません。特に、RealTime 機能を使用するには、LEI Server、Domino Server、および LEI Administrator が同一コンピュータ上に

インストールされていることが必要です。

RealTime 機能は、インストール後に必要に応じて設定することもできます。

Advanced RealTime を有効にすると、インストーラーは notes.ini ファイルに「EXTMGR_ADDINS=decsext」というステートメントを追加します。また、LEI Server 設定文書で「Advanced RealTime Enabled option - Enabled on this Server」を設定します。

この画面は、ローカルの Domino Server にインストールするときに表示されます。Notes Client へのインストール時には表示されません。

20 LEI を Domino Server のアドインタスクとして設定できます。LEI をアドインタスクとして有効にすると、ホスト Domino

Server の起動時に自動的に LEI Server が起動されます。ここで LEI をアドインタスクとして設定するかどうかを指定

し、[Next] をクリックして続行ます。

21 多言語データ環境で非ネイティブテキストをどのように変換するのかを指定します。ユーザーの選択内容に基づい

て、インストーラは、指定された notes.ini ファイルの EITranslation 値を設定します。変換方法を指定し、[Next] をク

リックして続行します。

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変換サポートの選択項目には、次の 3 つのオプションがあります。

[Disabled] - 最高のパフォーマンスを得るために、すべてのテキストデータが互換性のあるキャラクタセットで!構成されているときに、変換をまったく行わないようにします。

[LMBCS only] - Notes のテキストデータだけを変換します。Notes 以外のすべてのテキストデータが互換性!のあるキャラクタセットで構成されているときは、この設定が適しています。

[Enabled] - LEI で、異なるキャラクタセット間の変換を常に行います。!

メモ 設定にかかわらず、Unicode のテキストは常に変換されます。

テキスト変換の設定は各 LEI Server ごとに行うので、サーバーによって異なるレベルの変換サポートを設定できます。変換サポートのレベルは、LEI Server のインストール時に設定します。この設定は notes.ini ファイル内で表示および編集することができます。

22 サンプルデータベースおよび Script Vault (スクリプト格納) をインストールできます。オプションを選択し、[Next] をク

リックして続行します。

メモ [Create Script Vault] オプションを選択すると、LEI Script Vault (スクリプト格納) データベースが leivlt6.nsf と

いうファイル名で作成されます。NotesPump (LEI) R3.x の LEI Script Vault (leivlt.nsf) から LEI 6.5 にスクリプトを移

行する予定がある場合は、leivlt6.nsf データベースのファイル名を削除または変更しないでください。

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LEI サンプルデータベースのタイトルとファイル名は、次のとおりです。

『Package Tracking』 (leipackagetrack.nsf)!

『Notes Employee Sample』 (leiempsamp.nsf)!

Script Vault (スクリプト格納) の名前とファイル名は、次のとおりです。

LEI Script Vault (leivlt6.nsf)!

23 ドキュメント、実行可能プログラム、サンプルデータベース、および Script Vault (スクリプト格納) がインストールされ

るディレクトリが表示されます。[Next] をクリックして続行します。

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24 インストーラーは、指定された notes.ini ファイルを変更し、インストールを実行します。インストール中は、進行状況を

示すバーが表示されます。

25 製品登録ツールが表示され、この LEI のインストールを登録するように指示されます。フォームに入力して製品を登

録し、インストールを続行します。

26 インストールが完了すると、次の画面が表示されます。Readme を表示するかどうかを選択し、[Next] をクリックして

続行します。また、新機能情報がオンラインドキュメントとして利用できます。

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27 必要に応じて、移行ツールを起動するオプションを選択し、[Next] をクリックして続行します。NotesPump (LEI) R3.x

のコネクション文書、アクティビティ文書、および LEI LSX スクリプトを移行する場合は、この段階で実行することも、

後で実行することもできます。移行については、本書の「第 5 章 NotesPump (LEI) または DECS からの移行」を参

照してください。移行の準備ができたら、その章の説明に従ってください。

28 設定によっては、インストール後にコンピュータの再起動が必要な場合もあります。再起動が必要な場合は、そのこ

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28 設定によっては、インストール後にコンピュータの再起動が必要な場合もあります。再起動が必要な場合は、そのこ

とを示すメッセージが表示されます。

29 LEI 6.5 を実行する前に、Domino を停止し、再起動してください。[Next] をクリックして続行します。

30 [Finish] をクリックしてインストーラーを終了します。

メモ インストーラーを実行すると、作成されたファイルとそのインストール場所を記録するログファイル (leiinst.log)

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メモ インストーラーを実行すると、作成されたファイルとそのインストール場所を記録するログファイル (leiinst.log)

が作成されます。このファイルは leidir ディレクトリに保存されます。

31 LEI Server を起動するには、UNIX シェルを開き、次のいずれかのコマンドを入力します。

AIX および Linux プラットフォームの場合 :

lei

Solaris プラットフォームの場合 :

leis

32 LEI での作業を開始するには、Notes を起動し、[ファイル] - [データベース] - [開く] の順にメニューを選択し、LEI

Administrator (decsadm.nsf) を開きます。

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第 4 章 ISERIES へのインストールと設定

第 4 章 iSeries へのインストールと設定

本章では、LEI を iSeries プラットフォームにインストールする方法について説明します。

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第 4 章 ISERIES へのインストールと設定

iSeries のシステム要件

このセクションでは、iSeries のシステム要件について説明します。

ハードウェア要件

iSeries RISC コンピュータのみ!

メモリ :!

288 MB (512 MB 以上を推奨)

ディスク容量 :!

インストール先コンピュータ上に 80MB

インストール元のコンピュータ上に 100 MB

ソフトウェア要件

Domino 6.0.3 または 6.5 のどちらを使っているかによって、LEI は次のプラットフォームでサポートされます。

OS/400 V5R1 または V5R2!

5722SS1 Option 30 OS/400 QShell Interpreter !

LEI 6.5 Administrator データベースを使用するための Notes Client 6!

LEI 6.5 Administrator データベースを管理するための Domino Server 6.0.3 または Domino Server 6.5!

アクセスする外部システムのクライアントライブラリが、LEI Server のコンピュータと Domino Server のコンピュータに!インストールされていなければなりません (この 2 つのコンピュータが異なる場合)。

LEI を正しくインストールするための準備として、http://www.lotus.com/ei を参照してください。また、Domino Server に必要なプラットフォームのパッチレベルを説明する Domino のドキュメントも参照してください。iSeries 用の Domino 関連情報については、次のサイトを参照してください。

http://www-1.ibm.com/servers/eserver/iseries/domino/support/qmu.htm

iSeries への LEI のインストール用に提供される Remote AWT とリリース固有の JVM!

Domino for iSeries 用に 5733LD6 または 5733L65!

Java for iSeries 用に 5722JV1 および 5722JC1!

チェックするには、DSPSFWRSC を使用します。他のオプションもインストールできます。

V5R2 のみ -- Lotus Connector for ODBC on iSeries を使用するには、V5R2 と 5722SS1 Option 33 OS/400 !Portable Application Solutions Environment (Pase) がインストールされている必要があります。Pase は特定のハードウェアモデルでのみサポートされます。サポートされるハードウェアモデルのリストについては、http://www-919.ibm.com/servers/eserver/iseries/developer/factory/pase/ehardware.html を参照してください。また、次の PTF もインストールされていなければなりません。

5722SS1 SI07962!

5722SS1 SI07963!

5722999 MF30670!

5733LD6 Domino for iSeries

プログラム番号 オプション 機能 説明

5733LD6 *BASE 5050.00 Domino for iSeries

5733LD6 *BASE 2924.00 Domino for iSeries

5733LD6 13 以上 5050.00 Domino Version MR

5733L65 Domino for iSeries

プログラム番号 オプション 機能 説明

5733L65 *BASE 5050.00 Domino for iSeries

5733L65 *BASE 2924.00 Domino for iSeries

5733L65 10 以上 5050.00 Domino Version MR

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メモ iSeries の PTF は、5733LD6 および 5733L65 で必要とされるもの、および両者のリリース情報で指定されているも

のをすべて適用する必要があります。この PTF は、iSeries プラットフォームの Lotus Domino 製品に関する他の情報と

同様に、次の IBM Web サイトにあります。

http://www.as400.ibm.com/domino/support/qmu.htm

http://www.as400.ibm.com/developer/

さらに、次の PTF も必要です。

V5R1: 5722SS1 PTF SI05470または V5R2: 5722SS1 PTF SI05485!

V5R1: 5722SS1 PTF SI04435!

V5R1: 5722999 PTF MF29381または V5R2: 5722999 PTF MF29354!

JDK 1.3.1 のインストール

iSeries コンピュータに JDK 1.3.1 がインストールされていないと、インストーラーは正常に実行されません。他のバージョンの JDK がインストールされている場合でも、JDK 1.3.1 のインストールが必要です。JDK 1.3.1 は、他のバージョンの JDK とシステム上で共存できます。上記に示した PTF またはこれらの PTF を置き換える PTF をインストールするときは、次の説明に従ってください。

Upgrading V5R1 5722-JV1 JDK 1.3.0 から JDK 1.3.1 へのアップグレード次の JDK 1.3.1 の考慮事項を読み、必要なタスクを実行することによって、JDK 1.3.0 を JDK 1.3.1 にアップグレードしてください。

iSeries では、JDK 1.3.0 と JDK 1.3.1 を同時にはインストールできません。JDK 1.3.1 にアップグレードすると、JDK !1.3.0 にはアクセスできなくなります。

5722-JV1 Option 5 は、V5R1 GA システムのインストールメディアの一部として存在します。iSeries で JDK 1.3.1 に!アップグレードするには、最初に V5R1M0 5722-JV1 Option 5 をインストールする必要があります。

JDK 1.3.1 アップグレード PTF をインストールする前に、Java グループ PTF のインストールが必要です。最新の !Java グループ PTF である SF99069 を購入し、インストールしてください。インストールの方法については、グループ PTF に含まれる説明に従ってください。正しいレベルのグループ PTF がインストールされていることを確認するには、次のコマンドを使用します。

DSPDTAARA QJAVA/SF99069

出力として、「Group PTF#: SF99069-11 以上」と日付が表示されます。

PTF がインストールされていない場合は、最新の Java グループ PTF である SF99069-11 を購入し、インストールしてください。インストールの方法については、グループ PTF に含まれる説明に従ってください。

5722-JV1 JDK 1.3.1 Upgrade PTF を確認します。SF99069-11 をインストールすると、5722-JV1 Option 5 製品は !JDK 1.3.0 から JDK 1.3.1 にアップグレードされます。次の PTF が適用されます。

5722-999 MF26987 (置き換え済み)!

5722-JV1 SI01804 (置き換え済み)!

5722-JV1 SI02659 (置き換え済み)!

5722-JV1 SI03638 (置き換え済み)!

5722-JV1 SI04768!

5722-JV1 SI04847!

5722-SS1 SI01807!

V5R2 5722-JV1 JDK 1.3.1 へのアップグレード次の考慮事項を読み、必要なタスクを実行することによって、アップグレードしてください。

5722-JV1 Option 5 は、V5R2 GA システムのインストールメディアの一部として存在します。iSeries で JDK 1.3.1 に!アップグレードするには、最初に V5R2M0 5722-JV1 Option 5 をインストールする必要があります。

最新の Java グループ PTF である SF99169 を購入し、インストールしてください。インストールの方法については、!グループ PTF に含まれる説明に従ってください。

追加の考慮事項

使用している iSeries のユーザープロファイルに、次の特殊権限が含まれている必要があります。!

すべてのオブジェクトへのアクセス (*ALLOBJ)!

システム設定 (*IOSYSCFG)!

ジョブ制御 (*JOBCTL)!

セキュリティ管理 (*SECADM)!

V5R2 の iSeries にインストールするとき、QPWDLVL システム値が 2 または 3 に設定されている場合は、LEI 6.5 の!インストール、移行、およびアンインストール時に iSeries へは接続できません。これを解決するには、QPWDLVL システム値を 0 または 1 に設定します。

iSeries で TCP/IP DNS が設定されていることが必要です。この設定を確認するには、iSeries で CFGTCP を入力!し、[Option 12] を選択します。次に、TCP/IP ドメイン情報を変更し、[Host Name]、[Domain Name] および [Domain Name Server (DNS)] に適切な値が設定されていことを確認します。詳細については、ネットワーク管理者に問い合わせてください。

メモ TCP/IP ドメイン情報 (CFGTCP opt. 12) 内で DNS のインターネットアドレスを指定しない場合は、インストーラ

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ーを正常に機能させるために、システムの完全修飾サーバー名とシステムの IP アドレスを TCP/IP ホストテーブル

(CFGTCP opt. 10) に追加する必要があります。

iSeries で LEI がネイティブに稼動している場合は、統合された DB2/400 によって既に提供済みのもの以外の DB2 !接続ソフトウェアは必要ありません。iSeries のネイティブ機能を使用するだけで、ネットワーク内の他の DB2 プラットフォームへの分散リレーショナルデータベース接続が可能です。ローカルの DB2/400 を含むターゲットの DB2 データベースに接続するには、これらのすべてのデータベースをリレーショナルデータベースディレクトリ (WRKRDBDIRE 参照) に登録してください。

DB2 と iSeries プラットフォームの詳細については、「第1章 LEI のインストールと設定の概要」を参照してください。!

詳細については、以下の Web サイトで Redbook 『Lotus Domino for AS/400: Integration with Enterprise !Applications (SG24-5345-00)』を参照してください。

http://www.redbooks.ibm.com/abstracts/sg245345.html

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第 4 章 ISERIES へのインストールと設定

LEI を iSeries にインストールするための準備

このセクションでは、LEI をインストールするための必要条件と考慮事項について説明します。

インストールの必要条件

LEI インストーラを使用する前に、以下の手順を実行する必要があります。

1 Domino 6.5 または 6.0.3 がインストールされ、実行されていることを確認します。

2 Domino Server の names.nsf ファイルで (Domino ディレクトリ、以前はアドレス帳または NAB と呼ばれていました)、

適切なアクセス制御を設定します。詳細については、「Domino ディレクトリでセキュリティを設定する」セクションを参

照してください。

3 Notes ID ファイルに適切なアクセス権を設定します。詳細については、「Notes ID ファイルにアクセス権を設定する」

セクションを参照してください。

4 LEI をインストールするシステムの Domino Server で Domino Enterprise Connection Services (DECS) が実行されて

いる場合は、DECS サービスをシャットダウンしてください。LEI のインストール中は DECS を実行できません。

5 アプリケーション間で Notes ID を共有します。

インストールに関する考慮事項

次の情報も、LEI をインストールするための準備に役立ちます。

現在のバージョンの Domino または LEI をインストールする前に、旧バージョンの LEI をアンインストールする必要!はありません。

LEI Administrator、Script Vault (スクリプト格納)、およびデータファイルは、NotesPump (LEI) R3.x をアンインストー!ルする前、または NotesPump (LEI) R3.x を LEI 6.5 にアップグレードする前にバックアップする必要があります。

Domino 6.5 または 6.0.3 をインストールした後は、NotesPump (LEI) R3.x は移行用のソースとしてのみ使用でき、そ!れ以外には使用できません。

ベータ版または評価版の LEI 6.5 を使用している場合は、この章で説明する標準インストールを開始する前に、ベー!タ版または評価版の LEI 6.5 をアンインストールしなければなりません。

すでに NotesPump (LEI) R3.x を使用していて、インストール後に LEI 6.5 から既存のアクティビティ文書、コネクショ!ン文書、および Script Vault (スクリプト格納) の内容にアクセスしたい場合は、これらを NotesPump (LEI) R3.x から LEI 6.5 に移行する必要があります。LEI のインストールが完了した後は、いつでもこの移行を行うことができます。詳細については、「第 5 章 NotesPump (LEI) または DECS からの移行」を参照してください。

DECS がインストールされている場合は、LEI をインストールすると、DECS のアクティビティが自動的にアップグレー!ドされます。

移行ユーティリティを使用すると、複数の DECS Administrator のアクティビティとコネクションを 1 つの LEI !Administrator に統合することができます。

LEI のインストールでは、すべての LEI プログラムファイルがコピーされ、適切な notes.ini ファイルが更新されま!す。LEI Administrator データベースとその他のクラスタデータベースは、指定した Domino Server に作成されます。既存のクラスタにインストールする場合は、LEI Administrator が開かれ、新しいサーバー用の LEI 設定文書が作成されます。

すでに NotesPump (LEI) R3.x を使用していて、インストール後に LEI 6.5 から既存のアクティビティ文書、コネクショ!ン文書、および Script Vault (スクリプト格納) の内容にアクセスしたい場合は、これらを NotesPump (LEI) R3.x から LEI 6.5 に移行する必要があります。移行は、インストールの完了直後にインストーラーのオプションを使用して行うことができます。また、インストールの後であれば、iSetupMigration の実行可能ファイルの iSetupMigration.exe を使用して、いつでも移行できます。詳細については、「第 5 章 NotesPump (LEI) または DECS からの移行」を参照してください。

iSeries プラットフォーム上の LEI は、常にアドインタスクとして実行するようインストールされます。LEI プロセス!は、Domino Server に起動時に、常に起動されます。また、Domino Server の再起動時にも、常に再起動されます。手動で LEI を起動するには、ServerTasks のエントリから LEI を削除します。

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第第第第 4444 章章章章 ISERIESISERIESISERIESISERIES へのへのへのへのインストールインストールインストールインストールとととと設定設定設定設定

DominoDominoDominoDomino ディレクトリディレクトリディレクトリディレクトリででででセキュリティセキュリティセキュリティセキュリティをををを設定設定設定設定するするするする

リモート Domino Server 上の Notes データベースを参照できるようにするには、リモート Domino Server にある names.nsf ファイル (Domino ディレクトリ - 以前は公開アドレス帳または NAB と呼ばれていました) を編集する必要があります。編集が必要なフィールドについては、次の手順で説明します。インストールのプロセスを単純化するために、LEI のインストール前に次の処理を実行してください。

1 LEI Administrator を格納する Domino Server にある names.nsf ファイルを開きます。

2 Domino Server のリストを表示します。

3 サーバー文書を開く Domino Server をダブルクリックします。

4 サーバー文書のトップバーの [セキュリティ] タブをクリックし、さらに文書を編集モードにします。

5 [Programmability の制限] セクションの [制限なしで実行] フィールドに、「Enterprise Connector Products/Lotus

Notes Companion Products」、コンマ (,)、サーバー名の順で入力します。

6 さらに、このセクションの [制限付き Java/Javascript エージェントの実行] フィールドにも、「Enterprise Connector

Products/Lotus Notes Companion Products」、コンマ (,)、サーバー名の順で入力します。

7 [サーバーアクセス] セクションまでスクロールダウンし、現在選択されている設定に「Enterprise Connector

Products/Lotus Notes Companion Products」を追加します。[信頼されたディレクトリにリストされたユーザー] を選択

し、その下のフィールドに Domino Server 名を指定しておくことをお勧めします。サーバー文書の他のフィールドと同

様に、これらのフィールドに項目を追加すると、指定されたもののみにアクセスが制限されることに留意してください。

8 リモートから Notes データベースを参照するときは、ネットワークポートを正確に定義する必要があります。参照を可

能にするとともに、「データベースが見つかりません」というエラーを防ぐには、[ポート] タブをクリックします。[Notes

ネットワークポート] フォームで、コンピュータ名または IP アドレスを入力します。次の例では、コンピュータ名は

XYZ.YourCompany.com、IP アドレスは 111.11.111.11 です。

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9 Domino サーバー文書を保存して閉じます。

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第 4 章 ISERIES へのインストールと設定

Notes ID ファイルにアクセス権を設定する

LEI Server によって使用される Notes ログイン ID ファイルを、Notes を使用するすべてのアプリケーション間で共有可能にするために、サーバーの Notes ID ファイルを設定する必要があります。このタスクは、次の手順に従って手動で実行してください。

メモ LEI のインストール前にこのタスクを実行しないと、LEI のインストール時に、タスクの実行を指示する画面が表示さ

れます。インストールのプロセスを単純化するために、ここでタスクを実行してください。

1 LEI Server が使用する Notes ログイン ID ファイルを見つけます。

2 その Notes ログイン ID ファイルを Notes Client からアクセスできる場所にコピーします。

3 Notes のメニューから [ファイル] - [セキュリティ] - [ID の切り替え] を選択します。

4 手順 2 でコピーした Notes ID ファイルを選択して、この ID ファイルに切り替えます。

5 必要な場合は、Notes ログイン ID のパスワードを入力してください。

この操作によって、現在 Notes で開かれているすべてのアプリケーションが閉じられます。

6 [ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ] を選択し、[ユーザーセキュリティ] メニューを開きます。パスワー

ドの入力を求められたときは、パスワードを入力してください。

7 [ユーザーセキュリティ] メニューで、[基本] オプションをクリックします。

8 [基本] 画面で、[他の Notes ベースのプログラムでパスワードプロンプトを表示しない] の設定が有効になっているこ

とを確認します。確認後、[Installter] 画面で [Next] をクリックします。

9 [実行制御] オプションをクリックします。

10 [ワークステーション] 画面で、[署名者] リストに「Enterprise Connector Products/Lotus Notes Companion

Products」を入力 ([追加] ボタンをクリックします) し、次の図のように必須フィールドを有効にします。

必須フィールドは [ファイルシステム]、[外部コード]、[カレントデータベース]、[環境変数]、[他データベースの読み込み]、および [他データベースの変更] です。

11 [OK] をクリックして保存し、[ユーザーセキュリティ] メニューを閉じます。

12 Notes ログイン ID ファイルを元の場所にコピーし、既存のファイルを置き換えます。

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13 Domino を再起動します。

Notes.ini の KeyFileName

iSeries 上の LEI Server は、Domino Server のアドインタスクとして実行されます。このとき ServerKeyFileName=server.id が使用されます。LEI Server によって起動されるすべてのアクティビティの実行にも server.id が使用されます。

LEI Server の外部でアクティビティを起動するときは (たとえば、LEIACT への呼び出しを介して起動)、KeyFileName にサーバー以外の有効なユーザー ID を設定することが必要な場合もあります。LEI アクティビティによって CGI (LEICGI) が起動されるときは、KeyFileName のユーザー ID にパスワードを設定しないでください。対話型でないプロセスがパスワードを必要とする場合は、Domino コンソールにパスワードを入力するよう求められます。

ADDLEISVR コマンドを発行するために、KeyFileName を server.id から有効なユーザー ID に変更しなければならない場合があります。この設定が必要になるのは、ADDLEISVR エラーテーブルに接続エラーが表示された場合だけです。

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第 4 章 ISERIES へのインストールと設定

iSeries でのインストールプロセスの概要

Windows コンピュータから iSeries コンピュータへのインストールを容易にするために、LEI のインストール、移行、およびアンインストール用にコンピュータを準備する 3 つの実行可能ファイルが用意されています。これらのファイルには、バンドルされた JVM バージョンとスクリプトの両方が含まれています。このスクリプトは、iSeries コンピュータから、インストール、移行、またはアンインストールを実行するワークステーションへ Remote AWT をコピーします。iSeries では、Remote AWT デーモンによって、ユーザーのワークステーションに GUI パネルが表示されます。提供される JVM はインストール時にのみ使用され、Windows コンピュータで使用される JVM バージョンと iSeries で使用される JVM バージョンを一致させる働きをします。LEI をインストール、移行、またはアンインストールした後は、この JVM は削除され、ワークステーション固有の JVM に戻されます。

JVM および Remote AWT デーモンは、LEI のインストール、移行、およびアンインストールの各プロセスでの iSeries 固有の機能として、自動的に使用されます。ユーザーが手動で設定、追加、起動、または削除する必要はありません。

次に示す 3 つの実行可能ファイルは、iSeries コンピュータから現行のリモート AWT をコピーし、LEI のインストール、移行、またはアンインストールの各プロセスが実行されるワークステーションでこれを起動します。

ファイル名 機能

iSetupInstall.exeまたはiSetupInstall

LEI インストーラーユーティリティを起動する iSeries インストールラッパー

iSetupMigration.exeまたはiSetupMigration

LEI 移行ユーティリティを起動する iSeries 移行ラッパー

iSetupUninstall.exeまたはiSetupUninstall

LEI アンインストーラーユーティリティを起動する iSeries アンインストールラッパー

iSeries 関連の LEI のインストール、移行、およびアンインストールプロセスは、次に示す 3 つの主要イベントタイプで構成されています。

ステージ 1

iSeries のインストール、移行、またはアンインストール用の実行可能ファイルの起動時に、InstallShield は 1 つのプロセスを起動します。このプロセスの目的は、Remote AWT 環境 (バンドルの JVM および OS/400 Java 環境と互換性のあるリモート AWT デーモンを備えた完全な環境) をセットアップすることです。環境の設定が終わると、インストール先の iSeries を指定するよう求められます。その後、インストール、移行、またはアンインストールのイメージ (実行可能ファイルに組み込まれた 2 番目の InstallShield jar ファイル) が iSeries システムにコピーされ、インストール、移行、またはアンインストールのタスクが起動されます。

ステージ 2

iSeries でインストール、移行、またはアンインストールが開始されると、2 番目の InstallShield セッションがワークステーションに表示されます。このセッションが、実際の LEI のインストール、移行、またはアンインストールを実行します。

ステージ 3

LEI のインストール、移行、またはアンインストールが完了した後は、ステージ 1 の処理が完了し、起動したすべてのプロセスがクリーンアップされます。

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第 4 章 ISERIES へのインストールと設定

LEI を iSeries にインストールする

「LEI を iSeries にインストールするための準備」セクションのタスクを実行した後は、LEI をインストールできます。LEI を iSeries にインストールするには、次の手順を実行します。インストールを開始する前に、この手順を最後まで読んでください。

手順 1 から 4 は、iSeries コンピュータでの操作です。手順 5 以降は、LEI のインストールを実行しているワークステーションでの操作です。

メモ Win32 コンピュータからインストールするとき、空の DOS ウィンドウが表示されることがあります。この場合、DOS ウ

インドウは閉じないでください (最小化することは可能です)。

メモ iSeries へのインストールに関する追加情報については、LEI 6.5 に含まれている readme.txt を参照してください。

1 LEI をインストールする iSeries コンピュータにまだログインしていない場合は、ログインします。

2 Domino 6.5 または 6.0.3 がインストールされ、実行されていることを確認します。

3 DECS がロードされ、使用可能になっている場合は、DECS をシャットダウンします。

4 ワークステーションから LEI の配布メディアを入手します。インストールに使用するコンピュータに LEI の製品版

CD-ROM を挿入するか、Lotus Software Web サイト (http://www.lotus.com) から LEI を入手します。

5 LEI アプリケーションは、iSeries というフォルダに自己解凍型の .exe ファイルとして保存されています。iSeries のセッ

トアップインストールファイル (iSetupInstall.exe) があるディレクトリに移動します。実行可能ファイルを起動して、イン

ストールプロセスを開始します。

6 ユーティリティが JVM を準備していることを示す画面が表示されます。

7 iSeries インストーラーの Welcome 画面が表示されます。[Next] をクリックして続行します。

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8 LEI のインストール前の手順を説明する画面が表示されます。これらの手順を完了していることを確認し、[Next] をク

リックして続行します。

9 LEI の readme.txt ファイルを示す画面が表示されます。[Next] をクリックして、インストールを続行します。

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10 インストーラーを起動しているコンピュータの IP アドレスを指定する画面が表示されます。IP アドレスが正しいことを

確認します。間違っている場合は、正しい IP アドレスを指定してください。[Next] をクリックして続行します。

11 [Signon to the Server] 画面が表示されます。インストール先の iSeries コンピュータの [System]、[User ID]、および

[Password] を入力します。[OK] をクリックして続行します。

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12 iSeries 用インストール環境のインストール中であることを示す画面が表示されます。

13 インストール環境のインストールが完了すると、[Remote AWT for Java] 画面が表示されます。[Welcome to

Remote-AWT] ウィンドウは最小化してもかまいませんが、閉じないでください。

14 LEI の Welcome 画面が表示されます。この画面には、製品、会社、および Web アドレスが表示されます。[Next] を

クリックして続行します。

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15 LEI のライセンス画面が表示されます。指示にしたがって操作し、インストールプロセスを続行します。

16 LEI のインストールによって、いくつかの環境変数が追加または変更されます。使用する notes.ini ファイルへのパス

(Domino Server 上) を指定し、[Next] をクリックして続行します。notes.ini ファイルの詳細については、第 1 章の「初

期化ファイルの設定」セクションを参照してください。

メモ Domino Server 名または対応する IP アドレスのいずれかを入力します。Domino Server が実行されていない

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場合、またはインストール先の Domino Server でデータベースを作成する権限を持たない場合は、ここでメッセージ

が表示されます。インストールを続行する前に、この状況を修正してください。

17 LEI Server によって使用される Notes ログイン ID ファイルを、Notes を使用するすべてのアプリケーション間で共有

するために、サーバーの Notes ID ファイルを設定したことを確認します。「LEI を iSeries にインストールするための

準備」セクションで説明したように、LEI をインストールするには、Notes ID ファイルにアクセス権を設定することが必

要です。LEI のインストールの前にこのタスクを実行しなかった場合は、ここで実行を指示する画面が表示されます。

まだ実行していない場合は、ここで実行してください。詳細については、「Notes ID ファイルにアクセス権を設定する」

セクションを参照してください。

18 インストーラーはローカルまたはリモートサーバーを検索し、notes.ini 設定のデフォルト値を決定します。LEI Server

と Domino Server (LEI Administrator をホストする) の名前を指定し、[Next] をクリックして続行します。

メモ すべての LEI Server の名前は固有でなければなりません。サーバー名が重複すると、孤立した LEI Server が

共有 LEI Administrator に作成されます。

[Next] をクリックすると、インストーラーは notes.ini のキーファイル名の値として指定されたユーザー ID とパスワードを使用して、LEI Administrator がインストールされる Domino Server への接続を検証します。decsadm.nsf が存在する場合は (たとえば、以前の DECS インストールによるものなど)、インストーラーは管理者のアクセス権限を確認します。確認に失敗した場合は、エラーメッセージが表示され、先には進みません。

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19 インストーラーが DECS のインストールを検出した場合は、LEI 6.5 にアップグレードする前に、DECS Administrator

のバックアップファイル名を指定するオプションが表示されます。以前にインストールした LEI が検出されると、この

LEI Administrator を使用するすべての LEI Server の使用を中止してからインストールを続行するように求められま

す。下図に例を示します。

20 次に示す [Additional Managers] 画面が表示されます。LEI のインストール時に使用する Notes ID が、インストール

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時に作成されるすべての LEI データベースの ACL に入力されます。デフォルトで与えられるアクセス権は [管理者]

です。この段階で他のユーザーまたはグループにも [管理者] のアクセス権を付与する場合は、セミコロンで区切っ

てそれぞれの Notes ID を入力します。インストールの完了後に手動で ACL を編集し、ユーザーを追加することもで

きます。

アクセス制御リスト (ACL) を正しく設定するために、追加する LEI データベースの各管理者の名前を入力します。これによって、LEI Administrator (decsadm.nsf)、ユーザードキュメントファイル、およびサンプルデータベースに対する [管理者] のアクセスレベルが、追加したユーザーに与えられます。[Next] をクリックして続行します。

21 LEI は、Advanced RealTime の機能を Virtual Fields、Virtual Documents、および Virtual Agents の 3 つのフォーム

で提供します。Advanced RealTime アクティビティをここで有効にするかどうかを指定し、[Next] をクリックして続行し

ます。

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LEI は、Advanced RealTime 機能を必要とするすべての Domino Server にインストールしなければなりません。特に、RealTime 機能を使用するには、LEI Server、Domino Server、および LEI Administrator が同一コンピュータ上にインストールされていることが必要です。

RealTime 機能は後で手動で設定することもできます。

Advanced RealTime を有効にすると、インストーラーは notes.ini ファイルに「EXTMGR_ADDINS=decsext」というステートメントを追加します。また、LEI Server 設定文書で「Advanced RealTime Enabled option - Enabled on this Server」を設定します。

この画面は、ローカルの Domino Server にインストールするときに表示されます。Notes Client へのインストール時には表示されません。

22 サンプルデータベースおよび Script Vault (スクリプト格納) をインストールできます。オプションを選択し、[Next] をク

リックして続行します。

メモ [Create Script Vault] オプションを選択すると、LEI Script Vault (スクリプト格納) データベースが leivlt6.nsf と

いうファイル名で作成されます。NotesPump (LEI) R3.x の LEI Script Vault (leivlt.nsf) から LEI 6.5 にスクリプトを移

行する予定がある場合は、leivlt6.nsf データベースのファイル名を削除または変更しないでください。

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LEI サンプルデータベースのタイトルとファイル名は、次のとおりです。

『Package Tracking』 (leipackagetrack.nsf)!

『Notes Employee Sample』 (leiempsamp.nsf)!

Script Vault (スクリプト格納) の名前とファイル名は、次のとおりです。

LEI Script Vault (leivlt6.nsf)!

23 ドキュメント、実行可能プログラム、サンプルデータベース、および Script Vault (スクリプト格納) をインストールする

ディレクトリが表示されます。[Next] をクリックして続行します。

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24 インストーラーは、指定された notes.ini ファイルを変更し、インストールを実行します。インストール中は、進行状況を

示すバーが表示されます。

25 必要に応じて、移行ツールを起動するオプションを選択し、[Next] をクリックして続行します。NotesPump (LEI) R3.x

のコネクション文書、アクティビティ文書、および LEI LSX スクリプトを移行する場合は、この段階で実行することも、

後で実行することもできます。移行については、本書の「第 5 章 NotesPump (LEI) または DECS からの移行」を参

照してください。移行の準備ができたら、その章の説明に従ってください。

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26 LEI 6.5 を実行する前に、Domino を停止し、再起動してください。[Next] をクリックして続行します。

27 LEI のインストールが正常に終了したことを示す画面が表示されます。エラーが発生した場合は、エラーを示す画面

が表示され、log.txt を確認するよう指示されます。[Finish] をクリックして続行します。

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28 iSeries コンピュータへの接続が終了したことを示す [Remote AWT] 画面が表示された場合は、[Exit] をクリックしてく

ださい。

29 製品登録ツールが表示され、この LEI のインストールを登録するように指示されます。フォームに入力して製品を登

録し、続行します。

30 [Next] をクリックしてインストーラを終了します。ただし、インストーラーから移行ユーティリティを起動した場合は、プ

ロセスが完了するまで待った後で、[Next] をクリックしてインストーラーを終了します。

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31 指示に従って、[Finish] をクリックしてユーティリティを終了します。

32 これでリモート AWT デーモンを閉じることができます。

33 iSeries の LEI は自動的に Domino のアドインタスクとして設定されるので、Domino Server を再起動すると LEI も自

動的に起動されます。

メモ インストーラーを実行すると、作成されたファイルとそのインストール場所を記録するログファイル (leiinst.log)

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メモ インストーラーを実行すると、作成されたファイルとそのインストール場所を記録するログファイル (leiinst.log)

が作成されます。このファイルは leidir ディレクトリに保存されます。

34 LEI での作業を開始するには、Notes を起動し、[ファイル] - [データベース] - [開く] の順にメニューを選択し、LEI

Administrator (decsadm.nsf) を開きます。

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第 5 章 NOTESPUMP (LEI) または DECS からの移行

第 5 章 NotesPump (LEI) または DECS からの移行

本章では、NotesPump (LEI) R3.x または DECS から LEI 6.5 へ移行するときの手順について説明します。

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第 5 章 NOTESPUMP (LEI) または DECS からの移行

移行について

LEI をインストールした後は、既存の NotesPump (LEI) R3.x Administrator のコネクション文書とアクティビティ文書を LEI 6.5 に移行できます。また、NotesPump (LEI) R3.x の Script Vault (スクリプト格納、leivlt.nsf) のスクリプトも、LEI LSX 形式から LC LSX 形式に移行できます。スクリプトの移行先は、常に LEI 6.5 の Script Vault (スクリプト格納、leivlt6.nsf) です。

移行は、LEI のインストールの直後にインストールユーティリティの指示に従って行うか、またはインストール後に随時行うことができます。インストールユーティリティの一部として移行するオプションを選択すると、画面または本章の説明に従って操作を進められます。Win32 および UNIX の場合は、後で移行するときは、run_migration.exe ユーティリティを使用します。iSeries の場合は、iSetupMigration.exe を使用して Windows コンピュータから移行を開始し、iSeries 上の LEI を移行します。

NotesPump (LEI) R3.x のアクティビティとコネクションは、LEI 移行ユーティリティによって LEI 6.5 Administrator に転送されます。手動による更新や編集は不要です。サーバー文書や設定文書は移行されません。アクティビティとコネクションを 1 つの LEI Administrator に統合するために、複数の NotesPump (LEI) R3.x LEI Administrator を 1 つの LEI 6 Administrator に移行することもできます。

LEI のインストール時に DECS が検出された場合は、DECS のアクティビティは自動的にアップグレードされます。ただし、移行ユーティリティを使用すると、他の DECS Administrator にあるさまざまな DECS アクティビティを 1 つの LEI Administrator に統合できます。

Scripted アクティビティ文書から呼び出されるスクリプトで、NotesPump (LEI) R3.x の Script Vault (スクリプト格納、leivlt.nsf) に存在しないものは、本章で後述する方法に従って、移行を開始する前に LEI Script Vault (スクリプト格納) にコピーまたは移動する必要があります。

移行の前には、LEI 6.5 Administrator (decsadm.nsf) がバックアップされます。また、移行の前には、LEI 6.5 Script Vault (スクリプト格納、leivlt6.nsf) もバックアップされます。

メモ Lotus Connector が廃止されると、それらを使用する既存のコネクション文書には論理的な移行先がありません。こ

のようなコネクション文書はログに記録され、移行されません。

重複するアクティビティ名やコネクション名を解決する

NotesPump (LEI) R3.x から移行する前に LEI 6.5 をインストールし、新しいコネクションとアクティビティを作成できます。このような場合は、移行するときに名前の競合が発生する可能性があります。

移行プロセスでは、事前のチェックによって、重複する名前があるかどうかを判断します。NotesPump (LEI) R3.x または DECS に、移行先の LEI 6.5 Administrator と名前が重複するコネクション文書やアクティビティ文書があると、ユーティリティはこれらの文書を移行しません。

移行前に名前の競合があるかどうかを確認するため、ユーティリティはソース (移行元) の NotesPump (LEI) R3.x または DECS Administrator の文書をスキャンします。重複する名前を検出すると、ユーティリティはこれらの名前を画面上に表示します。ユーザーは、実際に移行する前に、名前の競合を手動で解決することもできます。また、別の方法として、重複するすべての名前に特定の文字列を追加することにより、ターゲット (移行先) の LEI 6.5 Administrator で別の名前にすることもできます。これは、画面の指示に従って指定します。

メモ 移行ユーティリティは、すべてのコネクション文書とアクティビティ文書の整合性を維持します。たとえば、競合による

コネクション名の変更をユーティリティに許可すると、そのコネクションを参照するすべてのアクティビティ文書の移行時

に、文書内のコネクション名も自動的に変更されます。コネクション名が変更されると、そのコネクションを使用するすべて

のアクティビティ文書で、コネクションが更新されます。

移行ユーティリティが名前の競合を検出すると、競合するコネクション名 (およびそのコネクションタイプ) を画面に表示し、次の選択肢をユーザーに提供します。

[Rename] - ターゲットの LEI Administrator で、ユーザーが指定したグローバルサフィックスを追加することにより、!ソースのコネクション名を変更します。

[Overwrite] - コネクションを移行する前に、ターゲットの LEI Administrator で重複するコネクションを削除します。!

[Skip] - コネクションをターゲットの LEI Administrator には移行しません。!

ACL の移行

移行の際に、ソースの Administrator からターゲットの Administrator に ACL を移行するよう指定できます。ソースに存在し、ターゲットに存在しない項目は、ターゲットに追加されます。ソースとターゲットの両方に存在する項目は、ターゲット内では変更されません。たとえば、ServerA がソースの Administrator で [管理者] のアクセス権を持ち、ターゲットの Administrator で [編集者] のアクセス権を持つ場合は、ターゲットの Administrator では ServerA のアクセス権は変更されません。ソースの Administrator は、どのような場合でも変更されません。デフォルトの ACL エントリは、ターゲットの Administrator では変更されません。ACL の移行結果は、migration.log ファイルに記録されます。このファイルは、Domino Server のデータディレクトリの leidir サブディレクトリに作成されます。たとえば、eiserver1 のデータディレクトリが /eiserver1/notes/data のとき、移行ユーティリティが実行されると、migration.log は /eiserver1/notes/data/leidir/migration.log に作成されます。

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第 5 章 NOTESPUMP (LEI) または DECS からの移行

ロータス スクリプトの移行

NotesPump (LEI) R3.1、R3.1a、R3.2 で使用された LEI LSX のスクリプト形式は廃止され、標準の LC LSX 形式に置き換えられました。このため、既存の LEI LSX スクリプトは、標準の LC LSX スクリプトに変換する必要があります。この変換は、移行ユーティリティを使用して自動的に行うか、LEI LSX スクリプトを手動で変更して LC LSX の表記法と形式に適合させます。移行ユーティリティは、適用可能な各スクリプトに対して、次の変更を行います。

変更前:

Uselsx "*lsxlei"

変更後:

Uselsx "*lsxlc"

移行ユーティリティは、NotesPump (LEI) R3.x の Script Vault (スクリプト格納、leivlt.nsf) にある一部またはすべての LEI LSX 形式のスクリプトを LC LSX 形式に変換し、ターゲットの LEI Script Vault (スクリプト格納、leivlt6.nsf) に格納します。

NotesPump (LEI) R3.x の Script Vault (スクリプト格納) からスクリプトを移行する

LEI 6.5 のインストールによって、新しい LEI Script Vault (スクリプト格納、leivlt6.nsf) が Domino 6 Server に 作成されます。移行ユーティリティは、この Script Vault (スクリプト格納) のバックアップコピーを Domino Server に作成します。次に、移行ユーティリティは、すべてまたは選択されたスクリプトを NotesPump (LEI) R3.x の Script Vault (スクリプト格納、leivlt.nsf) から LEI 6 Script Vault (スクリプト格納、leivlt6.nsf) にコピーし、コピーしたすべてのスクリプトを旧 LEI LSX 形式から標準の LC LSX 形式に変換します。

ユーティリティの第 1 段階の終わりに (コネクション文書とアクティビティ文書の移行後)、ユーザーは、NotesPump (LEI) R3.x の Script Vault (スクリプト格納、leivlt.nsf) 内の LEI LSX スクリプトを LC LSX 形式に変換するよう求められます。NotesPump (LEI) R3.x の Script Vault (スクリプト格納) で検出された各スクリプトごとに、移行するかどうかを選択します。あるいは、すべてのスクリプトを移行するよう選択することもできます。これによって、NotesPump (LEI) R3.x の Script Vault (スクリプト格納) から LEI 6.5 の Script Vault (スクリプト格納、leivlt6.nsf) に、選択したスクリプトだけを移行するか、すべてのスクリプトを移行するかをユーザーが指定できます。

移行ユーティリティは、Notes Pump (LEI) R3.x の Script Vault (スクリプト格納、leivlt.nsf) にあるスクリプトライブラリは移行しません。leivlt.nsf から LEI 6.5 の Script Vault (leivlt6.nsf) にスクリプトライブラリを移動するには、まず、手動でスクリプトライブラリを leivlt6.nsf にコピーします。次に、スクリプトライブラリに含まれる各関数で「Uselsx "*lsxlei"」ステートメントを「Uselsx "*lsxlc"」ステートメントに変更します。たとえば、NotesPump (LEI) 3.n の Script Vault (スクリプト格納) に「mylib」というスクリプトライブラリが含まれるときは、「mylib」を手動で leivlt6.nsf にコピーし、「lsxlei」というフレーズを「lsxlc」に変更します。そして、エージェントを保存します。

LEI Script Vault (スクリプト格納) 以外のデータベースからスクリプトを移行する

NotesPump (LEI) R3.x の Script Vault (スクリプト格納) に存在しないスクリプトを移行するには、移行ユーティリティを開始する前に、これらのスクリプトをソースデータベース (任意の .nsf ファイル) から NotesPump (LEI) R3.x の Script Vault (スクリプト格納、leivlt.nsf) に移動する必要があります。移行ユーティリティは、NotesPump (LEI) R3.x の Script Vault (スクリプト格納、leivlt.nsf) に存在するスクリプトのみ、その形式を更新します。他のデータベースに存在するスクリプトは移行しません。

スクリプトを移行した後は、Scripted アクティビティ文書で指定されている [Agent Database Name] を調べ、LEI 6.5 に移行されていることを確認します。移行したスクリプトを LEI Script Vault (スクリプト格納、leivlt6.nsf) に残しておきたいときは、対応するアクティビティ文書の [Agent Database Name] でこのデータベースが参照されていることを確認します。

スクリプトを leivlt6.nsf 以外のデータベースに格納する場合は、LEI Server でこのデータベースを作成しなければなりません。たとえば、任意の名前の .nsf データベースを LEI 6.5 Server に再作成し、移行したスクリプトを Script Vault (スクリプト格納) データベースから、この新規データベースに移動します。新しいデータベースの名前を元のデータベースと同じ名前にする場合は、対応する Scripted アクティビティ文書で指定されている [Agent Database Name] を変更する必要はありません。

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第 5 章 NOTESPUMP (LEI) または DECS からの移行

移行の必要条件と考慮事項

既存の NotesPump (LEI) R3.x または DECS Administrator のアクティビティ文書とコネクション文書の移行は、LEI 6.5 のインストールの最後の手順として実行するか、インストール後の任意のタイミングで実行します。移行ユーティリティは、LEI 6.5 へのクリーンな移行という複雑なタスクを実行するよう設計されています。次の点を理解すると、移行のタイミングや移行方法を決定するときに役立ちます。

移行の必要条件

移行ユーティリティを使用する前に、LEI 6.5 のインストールが必要です。!

移行ユーティリティを実行する前に、NotesPump (LEI) R3.x Administrator のすべてのアクティビティを停止してくださ!い。

移行を簡単にするために、不要なコネクションとアクティビティを移行前にすべて削除してください。!

LEI 移行ユーティリティは、LEI Server があるコンピュータで実行しなければなりません。 !

Win32 および UNIX の場合は、インストーラーとは別に移行ユーティリティを実行するときは、run_migration.exe ユー!ティリティを使用します。iSeries の場合は、Windows コンピュータで iSetupMigration.exe を使用して、LEI を iSeries へ移行します。iSeries での移行時に表示される画面の使用方法については、「iSeries での移行時のその他の考慮事項」を参照してください。

移行についての考慮事項

NotesPump (LEI) 3.x を LEI 6.x に移行するときは、次の点を考慮してください。

LEI の移行ユーティリティは、コネクション、アクティビティ、および LEI Script Vault (スクリプト格納) の内容を !NotesPump (LEI) R3.x から LEI 6.5 に移行するよう設計されています。このため、これ以外の移行 (例: LEI 6.0.1 から LEI 6.5) は行いません。

NotesPump (LEI) R3.x の文書を LEI 6.5 に移動するには、移行ユーティリティを使用しなければなりません。LEI 6.x !Administrator で、旧バージョンのコネクション文書やアクティビティ文書をそのまま使用することはサポートされていません。

移行では、ソースの LEI Administrator は変更されません。移行を実行する前に、ターゲットの LEI 6 Administrator !をバックアップすることができます。

LEI クラスタ構成では、既存の NotesPump (LEI) R3.x Administrator を移行すると、クラスタ内のすべての LEI !Server から移行後の Administrator にアクセスできます。

LEI LSX は廃止されました。LEI LSX 形式のスクリプトは LC LSX 形式に移行できます。移行できるの!は、NotesPump (LEI) R3.x の Script Vault (スクリプト格納、leivlt.nsf) に含まれている LEI LSX スクリプトのみです。

NotesPump (LEI) R3.x の Scripted アクティビティ文書から呼び出されるスクリプトエージェントが、NotesPump (LEI) !R3.x の Script Vault (スクリプト格納) にない場合は、移行前にこのエージェントを Script Vault (スクリプト格納) にコピーまたは移動する必要があります。

移行ユーティリティは、migration.log ファイルを出力します。!

メタコネクション文書の移行には、手動による追加処理が必要です。LEI 6.5 では、アクティビティ内でメタコネクション!を正しく機能させるために、ベースとなるコネクションでメタデータが選択されている必要があります。これは、旧バージョンの NotesPump (LEI) では必要ありませんでした。したがって、移行するメタコネクション文書は、移行後のアクティビティで正しく動作するようには設定されません。移行後に、メタコネクション文書によって呼び出されるすべてのコネクション文書を開き、使用するメタデータを選択してください。

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第 5 章 NOTESPUMP (LEI) または DECS からの移行

リモートで LEI を移行する

LEI Server とは別のコンピュータに LEI Administrator をインストールしたときは、移行はリモートで行います。この場合、移行ユーティリティを使用して旧バージョンの DECS または NotesPump(LEI) からアクティビティやコネクションを移行するには、次の手順に従ってください。

1 LEI Server がインストールされているコンピュータに LEI Administrator を手動でコピーします。このときのコピー

は、Notes またはオペレーティングシステムレベルで行います。コピー先のコンピュータは、移行ユーティリティがイン

ストールされているコンピュータでもあります。

2 本章で後述する「LEI 6.5 へ移行する」セクションの説明に従って、移行ユーティリティツールを起動します。

3 LEI Administrator がインストールされていた元のコンピュータに、Notes またはオペレーティングシステムレベル

で、LEI 6.5 Administrator を手動でコピーします。

4 LEI Administrator に含まれている RefreshAllDocuments エージェントを実行します。このエージェントは、LEI

Administrator の [Actions] プルダウンメニューから実行できます。

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第 5 章 NOTESPUMP (LEI) または DECS からの移行

移行ログ

移行が完了すると、migration.log ファイルが作成されます。移行ログには、次の情報が記録されます。

移行されたコネクションとアクティビティ!

名前が変更されたコネクションとアクティビティ (それぞれの元の名前と新しい名前)!

移行されなかったコネクション (ユーザーが選択しなかったため、または EDA/SQL コネクタなど、コネクションタイプ!がサポートされなくなったため)

移行されなかったアクティビティ!

EDA/SQL コネクタなどの廃止された Lotus Connector を使用するアクティビティ!

NotesPump (LEI) R3.x の Script Vault (スクリプト格納、leivlt.nsf) に含まれる LEI LSX スクリプトで、LEI の Script !Vault (スクリプト格納、leivlt6.nsf) の LC LSX 形式に移行されたもの

移行された ACL 情報!

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第 5 章 NOTESPUMP (LEI) または DECS からの移行

LEI 6.5 へ移行する

NotesPump (LEI) R3.x から LEI 6.5 へ移行するときの手順を説明します。ここで使用する例では、LEI Server が Domino Server にインストールされてるものとします。また、LEI Administrator も同じコンピュータにインストールされているものとします。ここでは、DECS が存在しないときの NotesPump (LEI) R3.x からの移行方法について説明します。前提条件として、LEI はすでにインストールされているものとします。また、LEI 6.5 Administrator (decsadm.nsf) は leiadm.ntf テンプレートから作成されています。

移行の手順は、何を移行するのか (LEI または DECS)、および LEI Server、Domino Server、LEI Administrator をネットワーク上のどこにインストールしたのかによって異なります。さらに、現行の LEI 6.5 Administrator は、移行ユーティリティを実行するコンピュータ上にあるものとします。

メモ 移行ユーティリティを実行する前に、NotesPump (LEI) R3.x Administrator のすべてのアクティビティを停止してくださ

い。

1 LEI のインストールが完了すると、このまま移行作業に進むか、インストールを終了するかを問われます。移行を選択

した場合は、次の画面が表示されます。この場合は、手順 2 に進んでください。

Win32 および UNIX で、LEI のインストールが完了し、移行せずにインストールプロセスを終了した場合は、!実行可能ファイルの run_migration.exe (通常は Lotus\Domino ディレクトリに存在) を使用すると、ここで移行ユーティリティを開始できます。

iSeries で、LEI のインストールが完了し、移行せずにインストールプロセスを終了した場合は、実行可能ファ!イルの iSetupMigration.exe (LEI のパッケージに収録) を使用すると、ここで移行ユーティリティを開始できます。iSeries では、インストール、移行、およびアンインストールに Remote AWT と JVM ラッパーが必要なので、これらに関連する画面が最初にいくつか表示されます。AWT と JVM ラッパーをインストールした後は、他のプラットフォームと同じ画面になります。iSeries での移行時に表示される画面の使用方法については、「iSeries での移行時のその他の考慮事項」を参照してください。

2 次の情報を入力するよう指示されるので、正しい値を入力し、[Migrate] をクリックして処理を続行します。

[Source Server] - NotesPump (LEI) R3.x Administrator または DECS Administrator がある Domino Server !

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を指定します。

[Source Administrator] - 移行元の NotesPump (LEI) R3.x Administrator または DECS Administrator を指!定します (パスとファイル名は、Domino データディレクトリからの相対パスで指定します)。

[Domino Server to run RealTime Activities] - Advanced RealTime アクティビティで使用するインストール済!みの LEI Administrator がある Domino Server を指定します。

[Backup LEI Admin] - NotesPump (LEI) R3.x または DECS Administrator の内容を移行する前に、LEI 6.5 !Administrator のコピーを作成します。

[Migrate ACL] - ソースの Administrator から LEI 6 Administrator へ ACL を移行します。詳細については、!すでに説明した「移行について」を参照してください。

メモ 移行ユーティリティは、LEI 6.5 Administrator (decsadm.nsf) をターゲットとして自動的に検出します。

3 重複するコネクション名が見つかった場合は、[Conflicts Detected] 画面が表示されます。コネクション名の競合を処

理する方法を指定し、[Continue Migration] をクリックして続行します。

[Rename] - 移行するコネクションが LEI 6.5 Administrator のコネクションと同じ名前を持つとき、移行するコ!ネクションの名前に競合時のサフィックス値 (下記を参照) を追加します。

[Overwrite] - ソースとターゲットで同じ名前のコネクションがあるとき、NotesPump (LEI) R3.x Administrator !または DECS Administrator のコネクションで、LEI 6.5 Administrator のコネクションを上書きします。

[Skip] - ソースとターゲットで同じ名前のコネクションがあるとき、そのコネクションを NotesPump (LEI) R3.x !Administrator または DECS Administrator から LEI 6.5 Administrator へは移行しません。

[Choose Conflict Suffix] ・LEI 6.5 Administrator の既存のコネクションと同じ名前を持つすべてのコネクショ!ンに対し、移行時にグローバルサフィックスを追加します。

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4 重複するアクティビティ名が見つかった場合は、[Conflicts Detected] 画面が表示されます。アクティビティ名の競合

を処理する方法を指定し、[Continue Migration] をクリックして続行します。

[Rename] - 移行するアクティビティが LEI 6.5 Administrator のアクティビティと同じ名前を持つとき、移行す!るアクティビティの名前に競合時のサフィックス値 (下記を参照) を追加します。

[Overwrite] - ソースとターゲットで同じ名前のアクティビティがあるとき、NotesPump (LEI) R3.x Administrator !または DECS Administrator Administrator のアクティビティで、LEI 6.5 Administrator のアクティビティを上書きします。

[Skip] - ソースとターゲットで同じ名前のアクティビティがあるとき、そのアクティビティを NotesPump (LEI) !R3.x Administrator または DECS Administrator から LEI 6.5 Administrator へは移行しません。

[Choose Conflict Suffix] ・LEI 6.5 Administrator の既存のアクティビティと同じ名前のすべてのアクティビティ!に対し、移行時にグローバルサフィックスを追加します。

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5 NotesPump (LEI) R3.x の Script Vault (スクリプト格納) から LEI LSX 形式のスクリプトを移行するかどうかを選択で

きます。すべての LEI LSX スクリプトを移行するか、移行するスクリプトを個々に選択します。

メモ この操作によって、スクリプトの形式が LEI LSX 形式 (現在は廃止) から LC LSX 形式に変更され、LEI 6.5 で

使用できるようになります。

メモ NotesPump (LEI) R3.x の Scripted アクティビティから呼び出されるスクリプトを移行する場合は、移行の前に、

これらのスクリプトを NotesPump (LEI) R3.x の Script Vault (スクリプト格納) に移動またはコピーする必要がありま

す。

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6 NotesPump (LEI) R3.x Administrator または 指定された DECS Administrator の内容が、LEI 6.5 Administrator に移

行されます。必要に応じて、NotesPump (LEI) R3.x の Script Vault (スクリプト格納) の内容も LEI 6.5 の Script

Vault (スクリプト格納) に移行できます。アクティビティとコネクションは、移行と共に機能も更新されます。たとえ

ば、NotesPump (LEI) R3.x の複製アクティビティ文書では、フォームの左側にマスターコネクションが表示されるよう

になります。移行処理が完了すると、結果が画面に表示されます。[Finish] をクリックしてユーティリティを終了しま

す。

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7 移行ユーティリティを終了するときに、LEI 6.5 Administrator にある RefreshAllDocuments エージェントを実行してくだ

さい。このエージェントは、LEI Administrator の [Actions] プルダウンメニューから実行できます。

メモ RefreshAllDocuments エージェントでエラーが発生すると、エージェントを実行した Notes Client コンピュータの

Notes プログラムディレクトリに RefreshErrors.txt ファイルが作成されます。

8 必要に応じて、Lotus\Domino にある migration.log ファイルを開き、内容を確認してください。

メモ 移行ログには、移行されたすべてのアクティビティとコネクションのリスト、名前の重複のために移行されなかっ

たアクティビティまたはコネクションのリスト、EDA/SQL コネクタなどの無効になった Lotus Connector を使用してい

るために移行されなかったアクティビティのリストが記録されています。また、NotesPump (LEI) R3.x の Script Vault

(スクリプト格納、leivlt.nsf) から移行された LEI LSX スクリプトの名前も含まれます。

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第 5 章 NOTESPUMP (LEI) または DECS からの移行

iSeries での移行時のその他の考慮事項

これまでに説明したように、iSeries 上の LEI を移行するには、Win32 コンピュータで iSetupMigration.exe を使用します。このユーティリティを実行すると、移行プロセスの最初と最後の段階で、 iSeries 特有の画面が表示されます。これらの画面は、iSeries プラットフォーム用のタスクを実行するために必要な Remote AWT と付属の JVM に関連しています。この環境をインストールした後は、基本的に他のプラットフォームの場合と同じ移行画面が表示されます。

1 ワークステーションから LEI の配布メディアを入手します。インストールに使用するコンピュータに LEI の製品版

CD-ROM を挿入するか、Lotus Software Web サイト (http://www.lotus.com) から LEI を入手します (英語版のみ)。

2 iSeries のセットアップインストールファイル (iSetupInstall.exe) があるディレクトリに移動します。

3 Win32 コンピュータで、移行プログラムの iSetupMigration.exe を実行します。

4 iSeries での移行用の Welcome 画面が表示されます。[Next] をクリックして続行します。

5 移行ツールを実行しているコンピュータの IP アドレスを指定する画面が表示されます。IP アドレスが正しいことを確

認します。間違っている場合は、正しい IP アドレスを指定してください。[Next] をクリックして続行します。

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6 移行する LEI Server のパスを指定し、[Next] をクリックして続行します。

7 移行ユーティリティ環境を準備していることを示す画面が表示されます。Remote AWT デーモンが開始されたことを示

す画面も表示されます。

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8 [Signon to the Server] 画面が表示されます。移行先の iSeries コンピュータのシステム、ユーザー ID、およびパスワ

ードを入力します。[OK] をクリックして続行します。

9 「LEI 6.5 への移行」セクションの手順 2 以降にある、プラットフォームに依存しない LEI の移行方法の説明に従いま

す。

10 iSeries ベースの LEI の移行が完了したら、次の画面で [Finish] をクリックします。

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第 6 章 LEI のアンインストール

第 6 章 LEI のアンインストール

本章では、LEI をアンインストールする方法について説明します。

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第 6 章 LEI のアンインストール

概要

新しいバージョンの LEI をインストールしたり、Domino または Notes アプリケーションをアップグレードしたりするときは、現在使用している LEI をアンインストールできます。Domino をアップグレードした後は、LEI を再インストールしてください。

LEI クラスタ環境を使用している場合は、LEI のアンインストール時に注意が必要です。LEI クラスタをアンインストールすると、LEI Server と LEI Administrator の両方が削除されます。これにより、設定、コネクション、アクティビティ、およびログ情報を含む LEI Administrator のすべての情報が失われます。また、LEI Administrator を使用するすべての LEI Server と LEI Client も無効になります。既存の LEI Administrator を新しいバージョンの LEI Administrator にアップグレードする場合は、古いバージョンの LEI Administrator を削除するのではなく、LEI のインストーラーを使用して新しいバージョンにアップグレードしてください。

メモ NotesPump (LEI) R3.x の内容 (アクティビティ文書、コネクション文書、または Script Vault (スクリプト格納) データ

ベース内の LEI LSX スクリプトなど) を移行する計画があるときは、既存の NotesPump (LEI) R3.x の Administrator

(leiadm.nsf) を保管しておく必要があります。これをアンインストールしたり、削除しないでください。

LEI Server を LEI Administrator から削除しても、クラスタを削除しなければ、LEI Administrator は保持され、新しい LEI Server が Administrator 内にインストールされます。

アンインストールの手順は、NotesPump (LEI) R3.x と LEI 6.5 では異なります。NotesPump (LEI) R3.x をアンインストールするときは、バージョン固有のアンインストール方法を説明した適切なドキュメントを参照してください。。本章では、LEI 6.5 のアンインストール手順のみ説明します。

メモ アンインストールする前に、LEI を終了させてください。アンインストール中は、LEI を実行することはできません。LEI

Administrator を削除する場合は、ほかのサーバーがその LEI Administrator を使用していないことを確認してください。

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第 6 章 LEI のアンインストール

Windows でLEI をアンインストールする

LEI 6.5 をアンインストールするには、次の手順に従って操作してください。

1 [スタート] メニューから、[プログラム] - [ロータス アプリケーション] - [LEI] - [Uninstaller] の順にクリックします。

2 Welcome 画面が表示されます。[Next] をクリックして続行します。

3 次の画面で、アンインストールする項目を選択します。[Next] をクリックして続行します。

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メモ LEI Server が、他のサーバーによって使用されるクラスタの一部となっている場合は、この画面は表示されま

せん。この手順は、LEI Administrator とユーザードキュメントファイルが誤って削除されないようにするためのもので

す。クラスタ内の最後のサーバーのみ、LEI Administrator を削除することが認められています。

メモ 画面の一番下の 3 つの項目は、[Delete] オプションが選択されている場合のみ表示されます。

4 次の確認画面が表示されます。選択した内容を確認し、[Next] をクリックして続行します。

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5 ユーティリティはアンインストールを開始します。アンインストールが完了すると、成功したことを示す画面が表示され

ます。エラーが発生した場合は、エラーを示す画面が表示され、Lotus\Domino\leidir にある log.txt を確認するよう

指示されます。[Finish] をクリックして終了します。

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第 6 章 LEI のアンインストール

AIX、Solaris、または Linux で LEI をアンインストールする

LEI 6.5 をアンインストールするには、次の手順に従って操作してください。

1 leidir ディレクトリに移動します。

/<path to domino data directory/leidir

2 _uninst サブディレクトリに移動します。

cd _uninst

3 アンインストールプログラムを実行します。

run ./uninstall

メモ LEI のインストールの場合と同様に、このタスクを実行するには、root ユーザーとしてログインし、DISPLAY 変

数を LEI をアンインストールする端末に設定する必要があります。次に例を示します。

export DISPLAY=x.xx.xx.xxx:0.0

4 Welcome 画面が表示されます。[Next] をクリックして続行します。

5 次の画面で、アンインストールする項目を選択します。[Next] をクリックして続行します。

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メモ LEI Server が、他のサーバーによって使用されるクラスタの一部となっている場合は、この画面は表示されま

せん。この手順は、LEI Administrator とユーザードキュメントファイルが誤って削除されないようにするためのもので

す。クラスタ内の最後のサーバーのみ、LEI Administrator を削除することが認められています。

メモ 画面の一番下の 3 つの項目は、[Delete] オプションが選択されている場合のみ表示されます。

6 Domino パーティションサーバー環境では、LEI が複数回インストールされていることがあります。Domino パーティショ

ンサーバーから LEI をアンインストールするときは、次の画面を読んで応答する必要があります。

注意 このオプションを選択すると、Domino プログラムディレクトリから LEI の実行可能ファイルが削除されるだけでな

く、Notes ユーザーログインに対応するパーティションから LEI がアンインストールされます。つまり、同じコンピュータ上

の他の Domino サーバーパーティションにインストールされている別の LEI も使用できなくなります。このため、Domino パ

ーティションサーバーから LEI をアンインストールするときは、このオプションの選択には特に注意してください。

パーティショニングされたうちの 1 つの Dimino Server から、LEI のこのインスタンスだけをアンインストール!する (そして、他の LEI パーティションを保持する) 場合は、このオプションは選択しないでください。このオプションを選択せず、[Next] をクリックして続行します。

Domino Server (パーティショニングされているかどうかにかかわらず) に 1 つだけ存在する LEI のインスタン!スをアンインストールする場合は、このオプションが選択されていることを確認し、[Next] をクリックして続行します。

デフォルトでは、このオプションは選択されています。もう一度確認しますが、別のユーザーが他のパーティションに LEI をインストールしている Domino パーティションサーバーから、自分の LEI 「だけ」をアンインストールする場合は、このオプションを「選択しない」でください。

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7 次の確認画面が表示されます。選択した内容を確認し、[Next] をクリックして続行します。

8 ユーティリティはアンインストールを開始します。アンインストールが完了すると、成功したことを示す画面が表示され

ます。エラーが発生した場合は、エラーを示す画面が表示され、/Lotus/Domino/leidir にある log.txt を確認するよう

指示されます。[Finish] をクリックして終了します。

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第 6 章 LEI のアンインストール

iSeries で LEI をアンインストールする

LEI 6.5 をアンインストールするには、次の手順に従って操作してください。

メモ アンインストール中に、空の DOS ウィンドウが win32 コンピュータに表示されることがあります。表示された DOS ウ

ィンドウは閉じないでください (最小化してもかまいません)。

1 ワークステーションから LEI の配布メディアを入手します。インストールに使用するコンピュータに LEI の製品版

CD-ROM を挿入するか、Lotus Software Web サイト (http://www.lotus.com) から LEI を入手します (英語版のみ)。

2 iSeries のアンインストールセットアップファイル (iSetupUninstall.exe) があるディレクトリに移動します。

3 Win32 コンピュータで、アンインストールプログラムの iSetupUninstall.exe を実行します。

4 ユーティリティが JVM を準備していることを示す画面が表示されます。

5 iSeries のアンインストールプログラムの Welcome 画面が表示されます。[Next] をクリックして続行します。

6 アンインストーラーを起動しているコンピュータの IP アドレスを指定する画面が表示されます。IP アドレスが正しいこ

とを確認します。間違っている場合は、正しい IP アドレスを指定してください。[Next] をクリックして続行します。

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7 指示に従って、LEI Server 用の Notes データディレクトリへのパスを指定します。

8 iSeries のアンインストール環境がインストールされていることを示す画面が表示されます。

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9 また、[Signon to the Server] 画面と [Remote-AWT Daemon] 画面も表示されます。LEI をアンインストールする

iSeries コンピュータのシステム、ユーザー ID、およびパスワードを入力します。[OK] をクリックして続行しま

す。[Remote-AWT] ウィンドウは最小化してもかまいませんが、閉じないでください。

10 Welcome 画面が表示されます。[Next] をクリックして続行します。

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11 次の画面で、アンインストールする iSeries 特有の項目を選択します。[Next] をクリックして続行します。

12 次の画面で、アンインストールする項目を選択します。[Next] をクリックして続行します。

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メモ LEI Server が、他のサーバーによって使用されるクラスタの一部となっている場合は、この画面は表示されま

せん。この手順は、LEI Administrator とユーザードキュメントファイルが誤って削除されないようにするためのもので

す。クラスタ内の最後のサーバーのみ、LEI Administrator を削除することが認められています。

メモ 画面の一番下の 3 つの項目は、[Delete] オプションが選択されている場合のみ表示されます。

13 次の確認画面が表示されます。選択した内容を確認し、[Next] をクリックして続行します。

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14 ユーティリティによってアンインストールが開始されます。アンインストールが完了すると、LEI が正常にアンインスト

ールされたことを示す画面が表示されます。エラーが発生した場合は、エラーを示す画面が表示され、log.txt を確認

するよう指示されます。[Finish] をクリックして続行します。

15 iSeries コンピュータへの接続が終了したことを示す [Remote AWT] 画面が表示された場合は、[Exit] をクリックしてく

ださい。

16 アンインストールが成功したことを示す別の画面が表示されます。[Finish] をクリックして終了します。

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1-2-3、cc:Mail、Domino、Domino Connectors、Domino Enterprise Connection Services、IBM Lotus Enterprise Integrator for Domino (LEI)、Freelance、Freelance Graphics、Lotus、Lotus Notes、LotusScript、Notes、NotesBench、Notes/FX、Notes Mail、NotesSQL、NotesView、Organizer、SmartIcons、および SmartSuite は、Lotus Development Corporation および IBM Corporation の商標です。AIX、DB2、DB2/2、DB2/400、IBM、iSeries、OS390、OS/2 Presentation Manager、OS/2 Warp、PowerPC、pSeries、RS/6000、SNA、および zSeries は、IBM Corporation の商標です。Tivoli/Courier は、Tivoli Systems, Inc. および IBM Corporation の商標です。

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