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IBM Cognos Business Intelligence Series 7 IBM Cognos Series 7 Access Manager バージ ョ ン 7.4 ACCESS MANAGER 管理者ガ イ ド HTML TOC エン ト リ のテキス ト を入力し ま す。 HTML TOC エン ト リ のテキス ト を入力し ま す。 HTML TOC エン ト リ のテキス ト を入力し ま す。 ACCESS MANAGER 管理者ガ イ ド

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IBM Cognos Business Intelligence Series 7IBM Cognos Series 7 Access Manager

バージ ョ ン 7.4

ACCESS MANAGER 管理者ガイド

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製品情報

このドキュ メン トは IBM Cognos Series 7 Access Manager Version 7.4 を対象と して作成されています。 また、 その後のリ リースも対象となる

場合があ り ます。 このマニュアルの最新バージ ョ ンに関する情報は、 IBM Cognos インフォ メーシ ョ ン センター

(http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/cogic/v1r0m0/index.jsp)で見るこ とができます。

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目次

第 1 章 : セキュ リティ と Access Manager 7

Access Manager コンポーネン ト 8

使用できるセキュ リ ティ オプシ ョ ン 9

他の IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ンへのセキュ リ ティの適用 10

IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ンによる認証データの使用 11

Access Manager 認証コンポーネン トの設定オプシ ョ ン 12

認証ソースの設定 12

SSL (Secure Sockets Layer) のセキュ リ ティ 13

ユーザーの識別 :概要 13

Access Manager のネームスペース 14

基本サインオン 14

外部サインオン 15

共通ログオンまたはシングル サインオン 15

統合 Windows 認証 16

ユーザー 17

ユーザー ク ラス 18

IBM Cognos サーバーの接続情報を保存する 18

セキュ リ ティ保護されたデータベースのサインオン情報を保存する 18

セキュ リ ティ保護されたキューブのサインオン情報を保存する 19

サードパーティ製キューブのサインオン情報を保存する 19

管理業務を委任する 19

自動管理 20

第 2 章 : 認証ソースの設定 21

認証ソースの接続情報を保存する 21

ディ レク ト リ サーバーへのアクセス : 概要 22

ディ レク ト リ サーバーに接続する 22

ディ レク ト リ サーバーの接続を変更する 23

ディ レク ト リ サーバーの接続をテス トする 24

ディ レク ト リ サーバーの Secure Sockets Layer (SSL) を設定する 24

ネームスペースの設定 :概要 26

ネームスペースを追加する 26

ネームスペースにログオンする 28

その他のユーザーと してネームスペースにログオンする 29

ネームスペースの管理者を追加する 30

ネームスペースの概要情報を入力する 30

ネームスペースに匿名アクセスを設定する 31

ネームスペースにゲス ト アクセスを設定する 32

ネームスペースに含まれるユーザーのサインオン プロパティを設定する 32

Web ユーザーのネームスペース OS サインオンに変数を使用する 33

ネームスペースに含まれるユーザーのパスワード プロパティを設定する 34

ネームスペースに含まれるユーザーの地域設定を定義する 35

ディ レク ト リ サーバーにデフォルトのネームスペースを設定する 36

リモート ユーザーのためにネームスペースをエクスポートする 37

ディ レク ト リ サーバー間でネームスペース情報を転送する 38

旧式ネームスペースを識別する 39

ネームスペースをアップグレードする 40

外部ユーザー サポート を使用可能にする 41

監査ログ記録を使用可能にする 42

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代替の認証ソース :概要 43

ローカル認証エクスポート ファ イル :概要 44

ローカル認証エクスポート ファ イルを追加する 44

ローカル認証エクスポート ファ イルをネームスペースにインポートする 45

第 3 章 : 認証データの設定 47

ユーザーの設定 :概要 47

ユーザーを追加する 48

ユーザーにサインオンを設定する 49

ユーザーをユーザー ク ラスに割り当てる 51

データ ソースまたはアプリ ケーシ ョ ン サーバーのアクセスを設定する 52

ユーザーの自動アクセスを設定する 52

ユーザーのユーザー ク ラス とアクセスを表示する 53

Web 製品のユーザーに地域の設定を定義する 54

Upfront へのユーザー アクセスを定義する 54

外部ユーザーを リ ンクする 55

ユーザー ク ラスの設定 :概要 56

ユーザー ク ラスを追加する 57

パブリ ッ ク ユーザー ク ラスを設定する 57

ユーザー ク ラスのアクセス時間を設定する 58

ユーザー ク ラスの権限を設定する 59

ユーザー ク ラスに属するユーザーを表示する 60

データ ソースの設定 :概要 61

データベースを追加する 61

OLAP サーバー データベースを追加する 62

データベースの自動アクセスを設定する 63

キューブを追加する 64

データベースに保存されているキューブを追加する 64

サーバーの設定 :概要 65

Transformer サーバーを追加する 65

Transformer サーバーの自動アクセスを設定する 66

PowerPlay サーバーを追加する 67

認証データを検索する 67

認証データをソートする 68

第 4 章 : アプリ ケーシ ョ ン間のセキュ リティの設定 69

Access Manager と Transformer 70

Access Manager と PowerPlay 71

Access Manager と PowerPlay Enterprise Server 72

Access Manager と Upfront 73

Access Manager と NoticeCast 74

Ticket サービス 74

Ticket サービス アクティ ビティの監査 76

FAQ およびト ラブルシューティング 79

ユーザーと してログオンできないのは ? 79

ユーザーを削除できないのは ? 79

ユーザー ク ラスを削除できないのは ? 79

ネームスペースをマージした後、 保護された リ ソースを開く こ とができないのは ? 79

[切り取り] コマンドが [コピー] コマンドのよ うに動作するのはどのよ う な場合 ? 80

SSL 通信用に設定されたディ レク ト リ サーバーに接続できないのは ? 80

Active Directory Server を使用して、 基本的な文字構成が同じである複数のオブジェク ト を

追加する と、 エラー メ ッセージが表示されるのは ? 80

Access Manager Server が起動しない原因を特定するには ? 81

付録 A: Access Manager のユーティ リティ 83

AM_NamespaceReport ユーティ リ ティ 83

AM_NamespaceCorruptionDetect ユーティ リ テ ィ 85

amADUpdate ユーティ リ ティ 86

Q IBM Cognos Series 7 Access Manager

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用語集 89

索引 97

Access Manager 管理者ガイ ド =R

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S IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 1 章 : セキュ リティ と Access Manager

Access Manager は、 IBM Cognos ビジネス情報アプリ ケーシ ョ ンにおけるセキュ リ ティ情報の

定義、 保存、 および維持を中央管理するための環境を提供します。

保護されたデータ (他の IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ンで作成したキューブやレポート など)

へのユーザーのアクセスを、 1 か所で集中的に設定および管理できます。 また、 必要なデータ

を含むデータ ソースやサーバーに対するユーザーのサインオン情報や自動アクセス権の設定

および管理も、 Access Manager で行います。

Access Manager では次のものが必要です。

- Upfront

- NoticeCast

Access Manager では次のものを選択して使用できます。

- PowerPlay

- Transformer

他の IBM Cognos 製品を使い始める前に、 セキュ リ ティの方針を計画し、 Access Manager で実

行します。 最初にユーザーを識別し、 作成します。 次に、 情報に対するアクセスのニーズが類似しているユーザーをグループ化する方法を決め、 ユーザー ク ラスの資格を付与します。 こ

れらのユーザー ク ラスには、 必要なアプリ ケーシ ョ ン サーバー (PowerPlay Enterprise Server

や Transformer Server など) およびデータ ソース (Oracle、 Sybase SQL Server、 ローカルの

キューブなど) へのアクセス権が付与されます。

Access Manager でセキュ リ テ ィ情報を設定したら、 そのセキュ リ ティ情報を他の IBM Cognos

製品に適用します。

このバージ ョ ンの Access Manager では、 認証データを次のいずれかの元データに保存できま

す。

- LDAP ディ レク ト リ サーバー上のネームスペース

- ローカル認証エクスポート ファ イル (.lae)

認証ソースの各タイプについては、 「認証ソースの設定」 (p. 21) を参照して ください。

関連ト ピッ ク

- 「自動管理」 (p. 20)

- 「管理業務を委任する」 (p. 19)

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

- 「基本サインオン」 (p. 14)

- 「共通ログオンまたはシングル サインオン」 (p. 15)

- 「外部サインオン」 (p. 15)

- 「ユーザーの識別 :概要」 (p. 13)

- 「統合 Windows 認証」 (p. 16)

- 「ユーザー ク ラス」 (p. 18)

- 「ユーザー」 (p. 17)

- 「Access Manager コンポーネン ト 」 (p. 8)

- 「他の IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンへのセキュ リ ティの適用」 (p. 10)

- 「使用できるセキュ リ テ ィ オプシ ョ ン」 (p. 9)

T Licensed Materials - Property of IBM

© Copyright IBM Corp. 1999, 2009

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第 1 章 : セキュ リ ティ と Access Manager

- 「認証ソースの設定」 (p. 12)

- 「IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンによる認証データの使用」 (p. 11)

- 「SSL (Secure Sockets Layer) のセキュ リ テ ィ」 (p. 13)

- 「IBM Cognos サーバーの接続情報を保存する」 (p. 18)

- 「セキュ リ ティ保護されたキューブのサインオン情報を保存する」 (p. 19)

- 「セキュ リ ティ保護されたデータベースのサインオン情報を保存する」 (p. 18)

- 「サードパーティ製キューブのサインオン情報を保存する」 (p. 19)

Access Manager コンポーネン ト

IBM Cognos 製品をインス トールする際は、 次のよ う な Access Manager コンポーネン ト を選択

できます。

Access Manager Administration

この Windows ベースのツールは、 管理者がユーザー ク ラス、 ユーザー、 サーバー接続情報、

およびデータ ソースへのアクセスを設定および管理するために使用します。 また、 Access

Manager Batch Maintenance および OLE オート メーシ ョ ンの 2 つの自動化インターフェイスも用

意されています。

Access Manager Server

Access Manager Server は、 次の 2 つのサービスを管理する IBM Cognos セキュ リ ティ コンポー

ネン トです。

- Ticket サービス

チケッ ト を発行するサービス。 チケッ トは、 Web ベースの IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ン

のユーザーのシングル サインオンを管理するために使用されます。 チケッ トは指定した期

間を対象に発行されるため、 ユーザーは認証データを再入力せずに複数のアプリ ケーシ ョンにアクセスできます。

- Authentication サービス

Web ベースの IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ンのユーザーを認証するためのサービス。 デ

フォルトで、 このサービスは無効です。

Access Manager Server は Ticket サービスまたは Authentication サービス、 あるいはその両方と し

て設定できます。

Access Manager Server は各 IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンに対して 1 つ以上必要です。 ディ レク

ト リ サーバーと同じコンピュータにインス トールするこ とを推奨します。 Access Manager

Server にフェイルオーバーと負荷分散を実装するには、 追加の Access Manager Server をインス

トールし、 Configuration Manager で負荷分散を設定します。

Sun Java System Directory Server

Access Manager では、 LDAP 準拠のデータ ス ト アである Sun Java System Directory Server がサ

ポート されています。 ディ レク ト リ サーバーは、 セキュ リ ティ情報の保存と配布に使用しま

す。 Sun Java System Directory Server は IBM Cognos 製品ではあ り ませんが、 Access Manager の

パッケージに付属しています。

Sun Java System Directory Server の詳細については、 製品に付属のインス トールおよび設定ガイ

ドを参照して ください。

ディレク ト リ サーバーの設定

Configuration Manager を使用して、 IBM Cognos 製品で使用できるよ うにディ レク ト リ サー

バーを設定します。

ディ レク ト リ サーバーの設定については、 製品に付属のインス トール /構成ガイ ドを参照して

ください。

U IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 1 章 : セキュ リ ティ と Access Manager

Access Manager 信用サービス プラグイン SDK ガイ ド

このソフ ト ウェア開発キッ ト (SDK) を使用する と、 Access Manager の機能を拡張して、 既存

のセキュ リ テ ィ インフラス ト ラ クチャを Access Manager で使用できるよ うにな り ます。

Configuration Manager

セキュ リ ティ保護された環境で作業するすべてのユーザーは、 Configuration Manager を実行し

て各自のセキュ リ テ ィ情報の元データを指定できます。 ディ レク ト リ サーバーまたはローカ

ル認証エクスポート ファ イル (.lae) のいずれを使用するかを指定できます。

詳細については、 「認証ソースの設定」 (p. 12) を参照して ください。

Windows 共通ログオン サーバー

Windows ベースのアプリ ケーシ ョ ンを使用するユーザーが、 1 回のログオンで複数のデータ

ソースにアクセスできるよ うに、 ユーザーの情報を記録するサーバーです。

関連ト ピッ ク

- 「他の IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンへのセキュ リ ティの適用」 (p. 10)

- 「使用できるセキュ リ テ ィ オプシ ョ ン」 (p. 9)

- 「認証ソースの設定」 (p. 12)

- 「IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンによる認証データの使用」 (p. 11)

- 「SSL (Secure Sockets Layer) のセキュ リ テ ィ」 (p. 13)

使用できるセキュ リティ オプシ ョ ン

Access Manager では、 データ ソースやサーバーに対して、 ユーザー ク ラスによる保護と自動

アクセスを提供します。 これらの機能は、 次のセキュ リ ティ オプシ ョ ンと任意に組み合わせ

るこ とができます。

- パスワードによるアプリ ケーシ ョ ンのデータ ソースの保護

- リ レーシ ョナル データベース管理システム (RDBMS) のパスワード

- サーバーのパスワード

ユーザーがデータ ソースを選択する と、 定義されているセキュ リ ティ オプシ ョ ンの組み合わ

せに従って、 ユーザー ID とパスワード情報の入力が要求されます。

ユーザー ク ラス保護

ユーザー ク ラス保護とはセキュ リ ティのタイプの 1 つで、 ユーザーがデータ ソースを表示す

るには、 アプリ ケーシ ョ ンに要求されるユーザー名とパスワードの入力が必要です。 データ

ソースへのアクセスは、 そのデータ ソースへのアクセス権があるユーザー ク ラスに属する

ユーザーにのみ許可されます。

ユーザー ク ラスを設定する と、 ユーザーがアクセスできる情報を指定した り、 無許可のユー

ザーが情報にアクセスするこ とを禁止できます。 たとえば、 Transformer の管理者は、 Access

Manager で作成したユーザー ク ラスをキューブの特定のディ メンシ ョ ンに適用するこ とによっ

て、 キューブを保護できます。 キューブにアクセスする PowerPlay ユーザーは、 自分が属して

いるユーザー ク ラスにアクセス権があるディ メンシ ョ ンだけを見るこ とができます。

ユーザー ク ラスの詳細については、 「ユーザー ク ラスの設定 :概要」 (p. 56) を参照して くださ

い。

自動アクセス

自動アクセス とは、 ログオン情報を入力しなくても、 パスワードで保護されたキューブ、 データベース、 またはサーバーにアクセスできる方法です。 Access Manager では、 アプ リ ケーシ ョ

ンと連携して自動アクセスを実現します。

Access Manager 管理者ガイ ド =V

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第 1 章 : セキュ リ ティ と Access Manager

自動アクセスを使用する と、 情報が 1 か所にま とめて保存されるため、 複数の場所に保存され

ているユーザー ID とパスワードを記憶して入力する必要がない、 バッチ プロセスを連続して

実行できる、 ユーザーのサインオン情報の更新が容易になるなどの利点があ り ます。

自動アクセスの詳細については、 「ユーザーの自動アクセスを設定する」 (p. 52) を参照して く

ださい。

パスワード保護

パスワード保護とはセキュ リ ティの一種で、 キューブなどのデータ ソースを表示する場合に、

ユーザーはアプリ ケーシ ョ ンの要求に応じてパスワードを入力する必要があ り ます。 パスワード保護をセキュ リ テ ィ と して使用する利点は、 実現が容易でデータの安全性が高まるこ とです。 パスワード保護を実現するには、 Access Manager は必要あ り ません。

アプ リ ケーシ ョ ンで使用できるパスワード保護オプシ ョ ンの詳細については、 各アプリ ケーシ ョ ンのオンライン ヘルプを参照して ください。

関連ト ピッ ク

- 「Access Manager コンポーネン ト 」 (p. 8)

- 「他の IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ンへのセキュ リ ティの適用」 (p. 10)

- 「認証ソースの設定」 (p. 12)

- 「IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンによる認証データの使用」 (p. 11)

- 「SSL (Secure Sockets Layer) のセキュ リ テ ィ」 (p. 13)

他の IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンへのセキュ リティの適用

セキュ リ ティの方針を決定して Access Manager に実装したら、 IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ン

から これらのセキュ リ ティ を適用します。 Access Manager のセキュ リ ティは、 IBM Cognos ア

プ リ ケーシ ョ ンで次のよ うに機能します。

Access Manager、 Transformer、 および PowerPlay

Access Manager のユーザー ク ラスを Transformer で使用する と、 Transformer モデルに制限を適

用し、 これらのモデルから作成されたキューブの特定のディ メンシ ョ ンに対するユーザー ク

ラスのアクセスを制限できます。 その後、 ユーザーが PowerPlay レポートでキューブを表示す

る と、 Transformer で適用されたセキュ リ ティに基づいて表示が制限されるよ うにな り ます。

Access Manager と PowerPlay Enterprise Server

PowerPlay Enterprise Server にセキュ リ ティ を適用して、 認証のないアクセスを拒否できます。

次に、 キューブをサーバーに追加し、 Transformer で指定したキューブを保護するセキュ リ

ティの元データを指定します。

Access Manager と Upfront

定義済みのユーザー ク ラスを使用して、 Upfront の NewsBox および NewsItem に制限を適用で

きます。 これらの制限は、 他の IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ンで適用したキューブまたはレ

ポート固有の制限に追加して適用できます。 さ らに Access Manager では、 各ユーザーにパーソ

ナル NewsBox の所有を許可するかど うかも指定できます。

Access Manager と NoticeCast

定義済みのユーザー ク ラスを使用して、 警告や電子メール リ ス トへのアクセスを制限します。

関連ト ピッ ク

- 「Access Manager コンポーネン ト 」 (p. 8)

- 「使用できるセキュ リ テ ィ オプシ ョ ン」 (p. 9)

- 「認証ソースの設定」 (p. 12)

NM IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 1 章 : セキュ リ ティ と Access Manager

- 「IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンによる認証データの使用」 (p. 11)

- 「SSL (Secure Sockets Layer) のセキュ リ テ ィ」 (p. 13)

IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンによる認証データの使用

Access Manager を使用する IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ンでは、 保護されたデータに対する

ユーザー アクセスの識別は、 同一のプロセスに従って処理されます。

プロセス 詳細

ユーザーが、 保護されたデータ ソー

ス (キューブ、 レポート など) を選択する。

アプ リ ケーシ ョ ンによ り、 アプ リ ケーシ ョ ンに対して定義されているユーザーとユーザー ク ラス情報が、 認

証ソースから読み取られる。

ソースがネームスペースの場合、 特定のネームスペースの使用が指定されているかど うかが確認されます。ネームスペースが指定されていない場合は、Configuration Manager で指定されたデフォルトのネー

ムスペースが使用されます。 このデフォルトのネームスペースが見つからない場合は、 Access Manager

Administration で指定されたデフォルトのネームスペー

スが使用されます。

ソースがローカル認証エクスポート ファイル (.lae)

の場合、 アプリ ケーシ ョ ンでファイルを開くには、ユーザーがファイルへのアクセス権を持っている必要があ り ます (p. 44)。

Access Manager ネームスペース認証

が OS サインオンに設定されている

場合、 Access Manager では、 認証

ソースで定義された OS サインオン

とシステム情報が比較される。

一致する場合は、 Access Manager によ りユーザーが属

するユーザー ク ラス とユーザーのアクセス権が OS サ

インオンに従って識別され、 データ ソースへのユー

ザー アクセスが自動的に許可または拒否される。 ユー

ザーは、 ユーザー ID やパスワードを入力する必要は

あ り ません。

一致しない場合、 またはユーザーの OS サインオンが

定義されていない場合、 ユーザーは基本サインオン情報の入力を要求されます。

IBM Cognos 製品で基本サインオンを

使用する場合は、 Access Manager に

よ り、 認証ソースで定義されている基本サインオン情報の入力が要求される。

ユーザー ID とパスワードの入力が要求され、 認証

ソースに定義されている基本サインオンと比較される。 一致する場合は、 Access Manager によ りユーザー

が属するユーザー ク ラス とユーザーのアクセス権が基

本サインオンに従って識別され、 データ ソースへの

ユーザー アクセスが許可または拒否されます。

ユーザー ク ラスの結合がサポート さ

れていない製品では、 ユーザーが複数のユーザー ク ラスに所属する場

合、 現在のセッシ ョ ンで使用するユーザー ク ラスを指定するよ う要求

される。

ユーザー ク ラスの結合がサポート さ

れている製品では、 ユーザーのアクセス権は所属する全ユーザー ク ラス

のアクセス権になる。

Access Manager によ りユーザー ク ラスのアクセス権が

識別され、 データ ソースへのアクセスが許可または拒

否される。 ユーザー ク ラスを変更する場合は、 データ

ソースを閉じてから、 別のユーザー ク ラスを使用して

も う一度開きます。

Access Manager 管理者ガイ ド =NN

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第 1 章 : セキュ リ ティ と Access Manager

Access Manager を IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンと連携して使用する方法の詳細については、

「アプ リ ケーシ ョ ン間のセキュ リ ティの設定」 (p. 69) を参照して ください。

関連ト ピッ ク

- 「Access Manager コンポーネン ト 」 (p. 8)

- 「他の IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ンへのセキュ リ ティの適用」 (p. 10)

- 「使用できるセキュ リ テ ィ オプシ ョ ン」 (p. 9)

- 「認証ソースの設定」 (p. 12)

- 「SSL (Secure Sockets Layer) のセキュ リ テ ィ」 (p. 13)

Access Manager 認証コンポーネン トの設定オプシ ョ ン

ユーザー認証時に他のコンポーネン ト と通信するよ うに、 Access Manager コンポーネン ト をさ

まざまな方法で設定できます。

ク ライアン ト とデフォルトの Web 認証

デフォルトで、 Access Manager ログインおよび実行時コンポーネン トは、 ユーザーを認証する

際にディ レク ト リ サーバーと直接通信します。 セッシ ョ ン情報を維持するために、 Windows

の場合、 Access Manager ログインおよび実行時コンポーネン トは共通ログオン サーバーと通信

します。 UNIX および Web アプ リ ケーシ ョ ンの管理ツールの場合、 Access Manager 実行時コン

ポーネン トは Ticket サービス と して設定された Access Manager Server と通信します。

代替 Web 認証

Web 実装では、 Authentication サービス と して設定された Access Manager Server と通信するよ う

に Access Manager ログイン コンポーネン ト を設定できます。 Access Manager Server はディ レク

ト リ サーバーと通信してユーザーを認証し、 Ticket サービス と して設定された Access Manager

Server と通信してセッシ ョ ン情報を維持します。

1 台のコンピュータにインス トールした場合、 Access Manager Server は Authentication サービス

と Ticket サービスの両方の機能を果たし、 それぞれのポートで通信します。 複数のコンピュー

タにインス トールした場合は、 それぞれの Access Manager Server をいずれかのサービス用に設

定できます。 フェイルオーバーや負荷分散を実装するために、 複数の Authentication サービス

または Ticket サービスを設定する場合もあ り ます。

詳細については、 『高度なインス トールの計画ガイ ド 』 を参照して ください。

認証ソースの設定Access Manager に保存されているセキュ リ ティ情報を使用するには、 ユーザーは使用する認証

ソースを IBM Cognos 製品で指定する必要があ り ます。 認証ソースを指定しないと、 実行時に

ユーザーの権限を検索して確認するこ とができません。

ユーザーは、 IBM Cognos Series 7 のすべての製品でインス トールされる Configuration Manager

の Access Manager - Runtime コンポーネン ト を使用して、 認証ソースを指定します。

認証ソースには、 主に次の 2 つのタイプがあ り ます。

- ディ レク ト リ サーバー

OS サインオンが一致しない場合、

または有効な基本サインオンがない場合は、 無効なユーザーと判断される。

アプ リ ケーシ ョ ンによ り、 データ ソースへのユーザー

アクセスが拒否される。

プロセス 詳細

NO IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 1 章 : セキュ リ ティ と Access Manager

- ローカル認証エクスポート ファ イル (.lae)

関連ト ピッ ク

- 「Access Manager コンポーネン ト 」 (p. 8)

- 「他の IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンへのセキュ リ ティの適用」 (p. 10)

- 「使用できるセキュ リ テ ィ オプシ ョ ン」 (p. 9)

- 「IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンによる認証データの使用」 (p. 11)

- 「SSL (Secure Sockets Layer) のセキュ リ テ ィ」 (p. 13)

SSL (Secure Sockets Layer) のセキュ リティ

Access Manager では、 次のタイプの通信の SSL をサポート しています。

- ブラウザと Web サーバー間で保護されたハイパーテキス ト転送プロ ト コル (HTTPS) を使

用する通信。 Web サーバーの SSL 設定については、 製品のインス トールおよび構成ガイ ド

を参照して ください。

- ディ レク ト リ サーバー間での機密情報の通信。

- ク ラ イアン トおよびデフォルトの Web 認証設定では、 SSL を使用して、 ログイン プロ

セスおよび Access Manager Runtime からディ レク ト リ サーバーへの通信を保護できま

す。

- 代替 Web 認証設定では、 SSL を使用して、 Access Manager Server Authentication サービ

スからディ レク ト リ サーバーへの通信を保護できます。

- Access Manager Server Authentication サービス間で機密情報を交換する通信。 代替 Web 認証

設定では、 SSL を使用して、 ログイン プロセスから Access Manager Server Authentication

サービスへの通信を保護できます。

ディ レク ト リ サーバーと Access Manager Server Authentication サービスの SSL 設定の詳細につ

いては、 「ディ レク ト リ サーバーの Secure Sockets Layer (SSL) を設定する」 (p. 24) を参照して

ください。

関連ト ピッ ク

- 「Access Manager コンポーネン ト 」 (p. 8)

- 「他の IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンへのセキュ リ ティの適用」 (p. 10)

- 「使用できるセキュ リ テ ィ オプシ ョ ン」 (p. 9)

- 「認証ソースの設定」 (p. 12)

- 「IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンによる認証データの使用」 (p. 11)

ユーザーの識別 :概要Access Manager では、 ユーザーの識別に異なるサインオン方式を使用できます。 サインオン方

式は、 ネームスペース レベル、 またはユーザー レベルで識別できます。 サインオン方式では、

基本サインオン、 オペレーティング システム (OS) サインオン、 またはこの両方を使用でき

ます。 複数のサインオン方式をネームスペース レベルで選択した場合、 そのネームスペース

内のユーザーには、 いずれかの方式を割り当てるこ とができます。

また、 ネームスペース とユーザー プロパティを使用して、 ログオン試行、 ロ ッ クアウ ト期間、

ユーザー ID などの基本設定を定義できます。 パスワードの規則を定義するには、 ネームス

ペースのプロパティを使用します。

詳細については、 「Access Manager のネームスペース」 (p. 14) を参照して ください。

関連ト ピッ ク

- 「Access Manager のネームスペース」 (p. 14)

Access Manager 管理者ガイ ド =NP

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第 1 章 : セキュ リ ティ と Access Manager

- 「基本サインオン」 (p. 14)

- 「共通ログオンまたはシングル サインオン」 (p. 15)

- 「外部サインオン」 (p. 15)

- 「統合 Windows 認証」 (p. 16)

Access Manager のネームスペース

Access Manager のネームスペースには、 1 つ以上の IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ンのセキュ リ

ティ情報が含まれています。 ネームスペースは、 ディ レク ト リ サーバーまたはローカル認証

エクスポート ファイル (.lae) に保存できます。 ディ レク ト リ サーバーを使用する と、 各ユー

ザーに個別のファイルを配布してセキュ リ ティ を適用する必要がなくな り ます。 Access

Manager では、 Sun Java System Directory Server が Access Manager の一部と してインス トールさ

れます。 通常、 ローカル認証エクスポート ファイルは、 ユーザーがネッ ト ワークにアクセス

できない環境か、 デモンス ト レーシ ョ ン環境で使用します。 ローカル認証エクスポート ファ

イルは、 シングル ユーザー オペレーシ ョ ン専用です。

テス ト を目的とする場合を除き、 ビジネス エンタープライズ プラ ッ ト フォームのアプリ ケー

シ ョ ンすべてに対して、 1 つのネームスペースを使用します。 これによ り、 メ ンテナンスの手

間が軽減されます。 たとえば、 PowerPlay Enterprise Server に任意のネームスペースを使用し、

Upfront に別のネームスペースを使用する場合は、 ユーザー情報を両方のネームスペースに含

める必要があ り ます。

複数のネームスペースを使用する場合、 同一のユーザーが複数のネームスペースに存在する状態で次のフ ィールドを変更する と、 すべてのネームスペースにその変更が反映されるこ とに注意してください。

- 説明

- 姓

- 名

- メール アドレス

- 電話番号

- 優先言語

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

- 「基本サインオン」 (p. 14)

- 「共通ログオンまたはシングル サインオン」 (p. 15)

- 「外部サインオン」 (p. 15)

- 「ユーザーの識別 :概要」 (p. 13)

- 「統合 Windows 認証」 (p. 16)

基本サインオン

基本サインオンでは、 Access Manager によ り各ユーザーのユーザー ID とパスワードが保存、

および管理されます。

基本サインオン情報は、 Access Manager Administration で選択、 および入力します。 ユーザーが

セキュ リ ティで保護されたアプリ ケーシ ョ ンを開く際には、 各自に割り当てられたユーザー

ID およびパスワードの入力を求められます。

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

- 「共通ログオンまたはシングル サインオン」 (p. 15)

- 「外部サインオン」 (p. 15)

NQ IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 1 章 : セキュ リ ティ と Access Manager

- 「ユーザーの識別 :概要」 (p. 13)

- 「統合 Windows 認証」 (p. 16)

外部サインオン

ユーザーにオペレーティング システムまたは他のアプリ ケーシ ョ ンのサインオンが既に割り

当てられている場合、 さ らに Access Manager 用のサインオンを割り当てる と不都合な場合があ

り ます。 Access Manager で既存のサインオン情報を使用するには、 いくつかの方法があり ま

す。

また、 Access Manager 信用サービス プラグイン SDK (ソフ ト ウェア開発キッ ト ) を使用する

と、 Access Manager 外部での認証の必要条件に対応するこ とができます。

詳細については、 Access Manager の 『信用サービス プラグイン SDK ガイ ド 』 を参照して くだ

さい。

Windows ユーザーの場合

ユーザーが Windows にサインオンする場合は、 各ユーザーの Windows サインオン情報を

Access Manager Administration に入力します。 ユーザーがセキュ リ ティで保護されたアプリ ケー

シ ョ ンを開く と、 Access Manager によ り Windows サインオン情報が検索され、 Access Manager

Administration でユーザーに対して入力されたサインオン情報と比較されます。 両者が一致す

る と、 ユーザーはセキュ リ ティで保護されたアプリ ケーシ ョ ンへのアクセスを許可されます。

Web ユーザーの場合

ユーザーがセキュ リ ティで保護されたアプリ ケーシ ョ ンに Web 経由でアクセスする場合、

Access Manager では、 統合 Windows 認証および環境変数または Cookie に保存されている認証

情報が使用されます。 環境変数を使用する場合は、 ユーザーの OS サインオンが環境変数また

は Cookie によって返された値と照合されます。

詳細については、 「統合 Windows 認証」 (p. 16)および 「Web ユーザーのネームスペース OS サ

インオンに変数を使用する」 (p. 33) を参照して ください。

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

- 「基本サインオン」 (p. 14)

- 「共通ログオンまたはシングル サインオン」 (p. 15)

- 「ユーザーの識別 :概要」 (p. 13)

- 「統合 Windows 認証」 (p. 16)

共通ログオンまたはシングル サインオン

共通ログオンまたはシングル サインオンを使用する と、 保護された複数の IBM Cognos アプリ

ケーシ ョ ンに 1 回のセッシ ョ ンでアクセスできます。 Windows 製品では共通ログオンが使用さ

れ、 Web ベースの製品ではシングル サインオンが使用されます。

共通ログオンまたはシングル サインオンでは、 ユーザーの認証データが管理され、 適切なア

クセス権を持つユーザーがさまざまな IBM Cognos 製品で、 複数の保護されたデータ ソースを

開く こ とができるよ うにな り ます。 複数の IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ン間でド リルスルーや

移動を行う場合でも、 ユーザーはユーザー ID とパスワードを 1 回入力するだけですみます。

いったん保護されたデータ ソースを開く と、 共通ログオンまたはシングル サインオンによ り

ユーザーが追跡され、 複数のデータ ソースへのアクセスが制御されます。

Access Manager 管理者ガイ ド =NR

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第 1 章 : セキュ リ ティ と Access Manager

Windows ユーザーの場合

Windows では、 Windows 共通ログオン サーバーによってユーザーが識別され、 関連するセ

キュ リ ティ情報がユーザーのローカル コンピュータに保存されます。 Windows 共通ログオン

サーバーがインス トールされている場合、 IBM Cognos プラ ッ ト フォームの Windows ベース コ

ンポーネン トに対する認証を呼び出すと、 Windows タスクバーのシステム ト レイにカギのア

イコンが表示されます。 ユーザーが別の IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ンを開く と、 新しいアプ

リ ケーシ ョ ンでは、 保存されている情報によってユーザーが識別され、 必要なセキュ リ ティ制限が適用されます。 ユーザーを識別する情報は、 そのユーザーが IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ

ンをすべて終了するか、 Windows Common Logon Server からログオフするまで、 Windows

Common Logon Server に保存されます。

Web ユーザーの場合

Web ユーザーに対しては、 ユーザーの識別時に Ticket サービスによってチケッ トが発行されま

す。 チケッ トへの参照は、 ユーザーが使用する Web ブラウザの cookie に保存されます。 ユー

ザーが別の IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ンを開く と、 新しいアプ リ ケーシ ョ ンでは、 保存され

ているチケッ ト情報によってユーザーが識別され、 必要なセキュ リ ティ制限が適用されます。ユーザーのブラウザ セッシ ョ ンが終了する と、 cookie は削除されます。

共通ログオンまたはシングル サインオンの詳細については、 製品のインス トール /構成ガイ ド

を参照して ください。

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

- 「基本サインオン」 (p. 14)

- 「外部サインオン」 (p. 15)

- 「ユーザーの識別 :概要」 (p. 13)

- 「統合 Windows 認証」 (p. 16)

統合 Windows 認証

統合 Windows 認証は、 Windows NT チャレンジ / レスポンス と も呼ばれます。

統合 Windows 認証は、 既にログオンしているユーザーがユーザー ID とパスワードを再入力せ

ずに他のアプリ ケーシ ョ ンを開く こ とができる Microsoft Internet Information Server (IIS) の機

能です。 この機能を使用する と、 Web 製品へのユーザーのログオンを簡略化できます。 管理

ユーティ リ テ ィへのアクセスには影響しません。

統合 Windows 認証では、 Microsoft Internet Information Server (IIS) によ り、 Internet Explorer

Web ブラウザからユーザーの Windows ド メ イン ログイン名が取得されます。 Netscape などの

別のブラウザを使用する場合は、 ユーザー ID とパスワードの入力が必要です。

統合 Windows 認証の詳細については、 製品のインス トールおよび構成ガイ ドを参照して くだ

さい。

ユーザーに、 従来のサインオン (基本サインオンまたはオペレーティング システム サインオ

ン) を設定するこ と もできます。 詳細については、 「ユーザーにサインオンを設定する」 (p. 49)

を参照して ください。

Access Manager では、 統合 Windows 認証または Windows NT チャレンジ / レスポンスをサポー

ト しています。 この認証方法は、 Microsoft Internet Information Server (IIS) 5.x では統合

Windows 認証と呼ばれ、 IIS 3.x および 4.x では Windows NT チャレンジ / レスポンス と呼ばれ

ています。

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

NS IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 1 章 : セキュ リ ティ と Access Manager

- 「基本サインオン」 (p. 14)

- 「共通ログオンまたはシングル サインオン」 (p. 15)

- 「外部サインオン」 (p. 15)

- 「ユーザーの識別 :概要」 (p. 13)

ユーザー

ネームスペースにはユーザーが含まれています。 ユーザーの追加や管理を行うには、 Access

Manager Administration インターフェイスを使用します。 ネームスペースにユーザーを作成する

のではなく、 ディ レク ト リ サーバーの他の場所に定義されたユーザーにリ ンクするこ と もで

きます。 ユーザーのリ ンクの詳細については、 「外部ユーザー サポート を使用可能にす

る」 (p. 41) を参照して ください。

Access Manager のユーザーは、 少なく と も 1 つのユーザー ク ラスに所属する必要があ り ます。

また、 複数のユーザー ク ラスに所属するこ と もできます。

ユーザーにはプロパティがあ り、 個人情報、 サインオン基本設定、 PowerPlay と Transformer

サーバーの接続情報、 ユーザー ク ラスのメンバーシップ、 地域設定、 および Upfront における

パーソナル NewsBox 使用の可否を入力できます。

必要なユーザーのタイプを定義するには、 次の 2 つの基本的な方法があ り ます。

ユーザーすべてに同じ制限を適用する

セキュ リ ティで保護された情報に対し、 ユーザーすべてに同じ制限を適用したい場合があ り ます。

この場合、 ネームスペースに対して匿名ユーザーを定義します。 匿名ユーザー用にネームスペースを設定する場合、 すべてのユーザーは 1 つのグループとみなされ、 同じセキュ リ ティ制

限を共有します。 これらのセキュ リ ティ制限は、 匿名ユーザーが属するユーザー ク ラスに

よって決定されます。 匿名ユーザーはグループと見なされるため、 個々のユーザーを識別するためのサインオン情報は必要あ り ません。

ネームスペースで匿名ユーザーの使用を選択した場合、 管理者を除くその他のユーザー タイ

プは必要あ り ません。

各ユーザーに異なる制限を適用する

セキュ リ ティで保護された情報に対して、 ユーザーご とに異なる制限を適用したい場合があります。

この場合、 名前付きユーザー用、 またはゲス ト ユーザーと名前付きユーザー用にネームス

ペースを設定します。 名前付きユーザーは個人と して判断され、 所属するユーザー ク ラスに

応じて異なるセキュ リ ティ制限が適用されます。 ゲス ト ユーザーは 1 つのグループと見なさ

れ、 同じセキュ リ テ ィ制限を共有する という点で、 匿名ユーザーと同じです。 これらのセキュリ ティ制限は、 ゲス ト ユーザーが属するユーザー ク ラスによって決定されます。

名前付きユーザーは、 情報へのアクセスに対する制限を共有しないため、 サインオン方式の 1

つを使用して識別する必要があ り ます。 ゲス ト ユーザーはグループと見なされるため、 個々

のユーザーを識別するためのサインオン情報は必要あ り ません。

ネームスペースで名前付きユーザー、 または名前付きユーザーとゲス ト ユーザーの使用を選

択する と、 匿名ユーザーは使用できなくな り ます。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザー ク ラス」 (p. 18)

Access Manager 管理者ガイ ド =NT

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第 1 章 : セキュ リ ティ と Access Manager

ユーザー ク ラス

ユーザー ク ラス とは、 同じアクセス権を持つユーザーのグループです。 Access Manager では、

ユーザー ク ラス レベルでセキュ リ テ ィが適用されます。 Access Manager でユーザー ク ラスを

作成し、 ユーザー ク ラスにユーザーを追加します。 次に、 他の IBM Cognos 製品で、 既存の

ユーザー ク ラスに基づいてセキュ リ テ ィ を適用します。 ユーザー ク ラスは階層状に整理され、

一般的に企業の組織構造を反映します。

ユーザー ク ラスを使用して、 レポート、 キューブ、 NewsItem などに対するアクセスを制限で

きます。 ユーザー ク ラスのセキュ リ テ ィは、 アプ リ ケーシ ョ ン固有のセキュ リ ティ

(PowerPlay キューブのフ ィルタなど) とは異なり ます。

ユーザー全員がアクセスする必要がある情報に対しては、 既存のユーザー ク ラスをパブリ ッ

ク ユーザー ク ラスに指定できます。 すべてのユーザーは自動的にこのユーザー ク ラスに追加

されます。 パブ リ ッ ク ユーザー ク ラスにアクセス権を付与する と、 すべてのユーザーがこの

情報へアクセスできるよ うにな り ます。

ユーザー ク ラスのプロパティを使用して、 システムへのアクセス時間を制限した り、 各ユー

ザー ク ラスに管理業務を委任するこ とができます。

詳細については、 「使用できるセキュ リ ティ オプシ ョ ン」 (p. 9) を参照して ください。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザー」 (p. 17)

IBM Cognos サーバーの接続情報を保存する

PowerPlay Enterprise Server および Transformer サーバーの接続情報を保存できます。

接続情報を保存する と、 有効なサーバーのリ ス トが作成されます。 ユーザーは Transformer ま

たは PowerPlay ク ラ イアン ト アプ リ ケーシ ョ ンの使用時に、 そのリ ス トからサーバーを選択し

ます。

また、 Transformer サーバーのサインオン情報を、 Access Manager に保存するこ と もできます。

ユーザーが Transformer サーバーにアクセスする と、 必要なサインオン情報が Access Manager

によって提供されます。

関連ト ピッ ク

- 「セキュ リ ティ保護されたキューブのサインオン情報を保存する」 (p. 19)

- 「セキュ リ ティ保護されたデータベースのサインオン情報を保存する」 (p. 18)

- 「サードパーティ製キューブのサインオン情報を保存する」 (p. 19)

セキュ リティ保護されたデータベースのサインオン情報を保存する

データベースをセキュ リ テ ィで保護している と き、 ユーザーがデータベースへアクセスするたびにサインオン情報の入力を省略したい場合があ り ます。 セキュ リ ティで保護されたデータベースに関する情報は、 必要なサインオン情報も含めて Access Manager に保存できます。 その

後、 保存したサインオン情報を個々のユーザーに関連付けるこ とができます。 これは、 ユーザーにとって便利であるだけでな く、 セキュ リ ティで保護されたデータベースにアクセスするバッチ ジ ョブを実行する場合には非常に重要です。

たとえば、 就業時間の終了時にセキュ リ ティで保護されたデータベースを使用するバッチ

ジ ョブを実行するユーザーがいる場合、 必要なサインオン情報を Access Manager に保存できま

す。 その後、 その情報をバッチ ジ ョブを実行するユーザーに関連付けます。 バッチ ジ ョブが

実行されセキュ リ テ ィ保護されたデータベースにアクセスする と、 必要なサインオン情報が

Access Manager によって提供されます。

関連ト ピッ ク

- 「IBM Cognos サーバーの接続情報を保存する」 (p. 18)

NU IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 1 章 : セキュ リ ティ と Access Manager

- 「セキュ リ ティ保護されたキューブのサインオン情報を保存する」 (p. 19)

- 「サードパーティ製キューブのサインオン情報を保存する」 (p. 19)

セキュ リティ保護されたキューブのサインオン情報を保存する

PowerPlay キューブをセキュ リ ティで保護している と き、 ユーザーがキューブへアクセスする

たびにサインオン情報を入力するこ とを省略したい場合があ り ます。 セキュ リ ティで保護された PowerPlay キューブに関する情報は、 必要なサインオン情報も含めて Access Manager に保存

できます。 その後、 保存したサインオン情報を個々のユーザーに関連付けるこ とができます。

たとえば、 セキュ リ ティで保護された PowerPlay キューブがある と します。 必要なサインオン

情報は、 Access Manager に保存できます。 その後、 情報を個々のユーザーに関連付けます。

ユーザーが保護されたキューブにアクセスする と、 必要なサインオン情報が Access Manager に

よって提供されます。

関連ト ピッ ク

- 「IBM Cognos サーバーの接続情報を保存する」 (p. 18)

- 「セキュ リ ティ保護されたデータベースのサインオン情報を保存する」 (p. 18)

- 「サードパーティ製キューブのサインオン情報を保存する」 (p. 19)

サードパーティ製キューブのサインオン情報を保存する

IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ンでは、 サードパーティ製アプ リ ケーシ ョ ンでセキュ リ ティ保護

されたサードパーティ製データも使用できます。 このよ う なと き、 ユーザーがデータベースへアクセスするたびにサインオン情報を入力するこ とを省略したい場合があ り ます。 必要なサインオン情報やセキュ リ ティ保護されたデータに関する他の情報は、 Access Manager に保存でき

ます。 その後、 保存したサインオン情報を個々のユーザーに関連付けます。

たとえば、 セキュ リ ティで保護された Hyperion Essbase キューブがある と します。 必要なサイ

ンオン情報は、 Access Manager に保存できます。 その後、 情報を個々のユーザーに関連付けま

す。 ユーザーが保護されたキューブにアクセスする と、 必要なサインオン情報が Access

Manager によって提供されます。

関連ト ピッ ク

- 「IBM Cognos サーバーの接続情報を保存する」 (p. 18)

- 「セキュ リ ティ保護されたキューブのサインオン情報を保存する」 (p. 19)

- 「セキュ リ ティ保護されたデータベースのサインオン情報を保存する」 (p. 18)

管理業務を委任する

選択したユーザー ク ラスのメンバーに対して、 Access Manager Administration を使用した管理

業務の実行を許可できます。 これらの管理権限は、 Upfront における Access Manager の Web

ベースの管理にも適用されます。

ユーザー ク ラスには、 ユーザー ク ラスのメンバーに対して、 ユーザー、 ユーザー ク ラス、

データ ソース、 PowerPlay、 Transformer サーバーを表示、 追加、 削除する権限を与えるかど う

かを定義できるプロパティがあ り ます。

また、 ユーザー ク ラスのメンバーに対して、 Upfront のさまざまな個人設定を変更する権限を

与えるかど うかも指定できます。

関連ト ピッ ク

- 「自動管理」 (p. 20)

- 「ユーザー ク ラスの権限を設定する」 (p. 59)

Access Manager 管理者ガイ ド =NV

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第 1 章 : セキュ リ ティ と Access Manager

自動管理

Access Manager Administration で実行する管理業務は自動化できます。操作の手間を軽減するた

めに単純なタスクを自動化するには、 バッチ コマンド プロセッサを使用します。 コンピュー

タ プログラ ミ ングの知識を必要とする複雑なタスクを自動化するには、 OLE オート メーシ ョ

ンを使用します。

バッチのメンテナンス

Windows および UNIX のユーザーは、 Access Manager でバッチ コマンド プロセッサを使用し

て、 ユーザーやユーザー ク ラスを作成、 または削除した り、 ネームスペース、 ユーザー、

ユーザー ク ラス、 PowerPlay、 Transformer サーバー、 データ ソースのプロパティを設定できま

す。

バッチ コマンド プロセッサでは値を設定できますが、 値を返すこ とはできません。 このため、

条件処理は実行できません。 バッチ コマンド プロセッサは、 含まれるオブジェク ト名すべて

が既知のスク リプ トでのみ実行できます。 オブジェク トのコレクシ ョ ンは処理できません。

バッチ メ ンテナンスについては、 『Access Manager Batch Maintenance ガイ ド 』 を参照して くだ

さい。

OLE オート メーシ ョ ン

コンピュータ プログラ ミ ングの知識がある Windows ユーザーは、 OLE (Object Linking and

Embedding) 自動化を使用できます。 OLE オート メーシ ョ ンでは、 Access Manager

Administration ユーザー インターフェイスの全機能にアクセスできます。 OLE オート メーシ ョ

ンを使用する と、 オブジェク トのコレクシ ョ ンを使用した り、 条件付き処理の値を設定、 および返すこ とができます。

OLE オート メーシ ョ ンについては、 『Access Manager Batch Maintenance ガイ ド 』 を参照して く

ださい。

関連ト ピッ ク

- 「管理業務を委任する」 (p. 19)

OM IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 2 章 : 認証ソースの設定

認証ソースには、 ユーザー、 ユーザー ク ラス、 およびユーザーがアクセスできるサーバーと

データ ソースのセキュ リ ティ情報が含まれています。 認証ソースの接続情報は、 IBM Cognos

セキュ リ ティ管理 (.csa) ファ イルに保存されます。

Access Manager では、 次のタイプの認証ソースをサポート しています。

- LDAP ディ レク ト リ サーバー上のネームスペース

- ローカル認証エクスポート ファ イル (.lae)

多数のユーザーがディ レク ト リ サーバーと同じネッ ト ワークに接続している場合は、 ディ レ

ク ト リ サーバーのネーム スペースを使用します。 リモート ユーザーやオフラインで作業して

いるユーザーなど、 ユーザーがディ レク ト リ サーバーと同じネッ ト ワークに接続していない

場合は、 .lae ファイルを使用します。 また、 ユーザーがネッ ト ワークに接続しているかど うか

にかかわらず、 代わ りの認証ソース と して .lae ファ イルを使用するこ と もできます (p. 44)。

IBM Cognos セキュ リ ティ管理 (.csa) ファ イルには、 ディ レク ト リ サーバーおよび .lae ファイ

ルのすべての接続情報が含まれています。

接続情報の保存については、 「認証ソースの接続情報を保存する」 (p. 21) を参照して ください。

関連ト ピッ ク

- 「ディ レク ト リ サーバーへのアクセス : 概要」 (p. 22)

- 「代替の認証ソース :概要」 (p. 43)

- 「認証ソースの接続情報を保存する」 (p. 21)

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

認証ソースの接続情報を保存する

説明

初めて Access Manager を使用する と、 空の IBM Cognos セキュ リ ティ管理ファ イル (.csa) が

自動的に開き、 すぐに使用できる状態にな り ます。 このファ イルは、 認証ソースすべての接続情報を保存するために使用します。

ファ イルに追加した新しい接続情報をまだ保存していない場合は、 Access Manager を終了する

前にファイルを保存するよ うに求めるプロンプ トが表示されます。

手順

1. [ファ イル] メニューの [名前を付けて保存] をク リ ッ ク します。

2. [ファ イル名] ボッ クスにファ イル名を入力します。

3. [保存する場所] ボッ クスで、 ファ イルを保存する場所を選択します。

4. [保存] をク リ ッ ク します。

ヒ ン ト

- Access Manager を開くたびに特定の IBM Cognos セキュ リ ティ管理ファイル (.csa) が自動

的に開く よ うにするには、 その .csa ファ イルをデフォルト と して設定します。 Access

Manager で目的の .csa ファ イルを開いた状態で、 [ファ イル] メニューの [デフォルトに設

定] をク リ ッ ク します。

ON Licensed Materials - Property of IBM

© Copyright IBM Corp. 1999, 2009

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第 2 章 : 認証ソースの設定

関連ト ピッ ク

- 「認証ソースの設定」 (p. 21)

ディレク ト リ サーバーへのアクセス :概要

Access Manager では、認証データの主要な保存先と して LDAP ディ レク ト リ サーバーが使用さ

れます。 これを可能にするには、 ディ レク ト リ サーバーのインス トールおよび設定が必要に

なり ます。 Access Manager をインス トールする と、 Sun Java System Directory Server がインス

トールされます。 既にディ レク ト リ サーバーを使用して PowerPlay、 または PowerPlay Web の

認証データを展開している場合は、 既存の認証データベースを使用できます。 既存のディ レクト リ サーバーを使用するか、 新し く インス トールするかにかかわらず、 サーバー スキーマを

拡張して Access Manager が使用するオブジェク ト ク ラス と属性を含めるこ とが必要です。

ディ レク ト リ サーバーに認証データを保存するには、Access Manager を使用してディ レク ト リ

サーバーとの接続を設定する必要があ り ます。 接続を定義した後、 ネームスペースを作成できます。 このネームスペースには、 ユーザー、 ユーザー ク ラス、 アプ リ ケーシ ョ ン サーバー、

およびデータ ソース情報を保存できます。

ディ レク ト リ サーバーの設定については、 製品のインス トールおよび構成ガイ ドを参照して

ください。

関連ト ピッ ク

- 「ディ レク ト リ サーバーに接続する」 (p. 22)

- 「ディ レク ト リ サーバーの接続を変更する」 (p. 23)

- 「ディ レク ト リ サーバーの接続をテス トする」 (p. 24)

- 「認証ソースの設定」 (p. 21)

- 「ディ レク ト リ サーバーの Secure Sockets Layer (SSL) を設定する」 (p. 24)

ディレク ト リ サーバーに接続する

説明

認証データを保存するネーム スペースを作成する前に、 使用する各ディ レク ト リ サーバーと

の接続を作成する必要があ り ます。 ディ レク ト リ サーバーと正常に接続するには、 いくつか

の接続情報が必要です。

- ホス ト (名前または IP アドレス)

- ポート

- 基本識別名 (DN)

これらの情報が手元にない場合は、 ディ レク ト リ サーバーの管理者に問い合わせてください。

ディ レク ト リ サーバーに接続したら、 接続が正し く動作しているこ とを確認するため、 接続

をテス トする必要があり ます。 詳細については、 「ディ レク ト リ サーバーの接続をテス トす

る」 (p. 24) を参照して ください。

ト ラブルシューティングのセクシ ョ ンには、 SSL 用に設定されたディ レク ト リ サーバーへの

接続時に発生する問題の解決方法が記載されています (p. 80)。

同一の認証データを複数のディ レク ト リ サーバーに分散して保存するこ とはお勧めできませ

ん。 分散して保存する と、 認証データの修正が必要になった場合に、 すべてのディ レク ト リ

サーバーで同じ修正を行う必要があ り ます。 セキュ リ ティ情報すべてを 1 つのディ レク ト リ

サーバーに保存すれば、 常に最新の情報が保証されるだけでなく、 管理の手間も省けます。

手順

1. [認証情報] ウ ィ ン ド ウで、 “ディ レク ト リ サーバー” フォルダをク リ ッ ク します。

OO IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 2 章 : 認証ソースの設定

2. [アクシ ョ ン] メニューの [接続の追加] をク リ ッ ク します。

3. [全般] タブの [ホス ト ] ボッ クスに、 ディ レク ト リ サーバーがインス トールされている

サーバーの名前、 または IP アドレスを入力します。

4. [ポート /SSL ポート ] ボッ クスに、 ディ レク ト リ サーバーで使用するポート を入力しま

す。

デフォルトのポートは 389 です。 ディ レク ト リ サーバーをインス トールする と、 このポー

トが LDAP サーバーに割り当てられます。 コンピュータに複数のサーバーがある場合は、

各サーバーをポート名で区別します。

5. [タ イムアウ ト ] ボッ クスに、 ユーザーがディ レク ト リ サーバーとの接続を確立するまで

の時間制限を秒単位で入力します。

6. [基本識別名 (DN)] ボッ クスに、 LDAP 標準に準拠したルート ディ レク ト リの DN を入

力します。

DN は、 Sun Java System Directory Server をインス トールしたと きに [ディ レク ト リ サ

フ ィ ッ クス] ボッ クスに入力した名前で、 たとえば 「o=Cognos, c=CA」 などです。 ディ レ

ク ト リ サーバーをインス トールしていない場合は、 必要な DN を管理者に問い合わせてく

ださい。

7. [ログオン] をク リ ッ ク します。

8. [OK] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ディ レク ト リ サーバーへのアクセス : 概要」 (p. 22)

- 「ディ レク ト リ サーバーの接続を変更する」 (p. 23)

- 「ディ レク ト リ サーバーの接続をテス トする」 (p. 24)

- 「ディ レク ト リ サーバーの Secure Sockets Layer (SSL) を設定する」 (p. 24)

ディレク ト リ サーバーの接続を変更する

説明

ディ レク ト リ サーバーの接続を変更した り、 接続プロパティの表示が必要になる場合があり

ます。 たとえば、 ディ レク ト リ サーバーの管理者が基本識別名 (DN) などのサーバー プロパ

ティを変更した場合は、 ディ レク ト リ サーバーの接続に同じ変更を行わない限り、 接続を使

用できません。

ディ レク ト リ サーバーの接続を変更した後、 接続が正し く動作しているこ とを確認するため、

接続をテス トする必要があ り ます。

詳細については、 「ディ レク ト リ サーバーの接続をテス トする」 (p. 24) を参照して ください。

手順

1. [認証情報] ウ ィ ン ド ウで “ディ レク ト リ サーバー” フォルダをダブルク リ ッ ク して内容

を表示します。

2. 適切なディ レク ト リ サーバーを選択します。

3. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

4. 接続のプロパティを必要に応じて変更します。

関連ト ピッ ク

- 「ディ レク ト リ サーバーへのアクセス : 概要」 (p. 22)

- 「ディ レク ト リ サーバーに接続する」 (p. 22)

- 「ディ レク ト リ サーバーの接続をテス トする」 (p. 24)

- 「ディ レク ト リ サーバーの Secure Sockets Layer (SSL) を設定する」 (p. 24)

Access Manager 管理者ガイ ド =OP

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第 2 章 : 認証ソースの設定

ディレク ト リ サーバーの接続をテス トする

説明

ディ レク ト リ サーバーの接続をテス ト して、 正常に動作しているかど うかを確認できます。

この操作は、 通常、 新しい接続を設定または変更した直後に実行します。 ただし、 ネームスペースを操作する と きに問題が発生する場合があ り ます。 このよ う な場合でも、 ディ レク ト リ

サーバーの接続をテス トするこ とによって、 問題の原因が接続に関係しているかど うかを判断できます。

手順

1. [認証情報] ウ ィ ン ド ウで “ディ レク ト リ サーバー” フォルダをダブルク リ ッ ク して内容

を表示します。

2. 適切なディ レク ト リ サーバーを選択します。

3. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

4. [全般] タブの [テス ト ] をク リ ッ ク します。

ディ レク ト リ サーバーが応答しているかど うかを示すメ ッセージが表示されます。

テス トに失敗した場合は、 ディ レク ト リ サーバーの管理者に問い合わせてください。

ト ラブルシューティングのセクシ ョ ンには、 SSL 用に設定されたディ レク ト リ サーバーへの

接続時に発生する問題の解決方法が記載されています (p. 80)。

関連ト ピッ ク

- 「ディ レク ト リ サーバーへのアクセス : 概要」 (p. 22)

- 「ディ レク ト リ サーバーに接続する」 (p. 22)

- 「ディ レク ト リ サーバーの接続を変更する」 (p. 23)

- 「ディ レク ト リ サーバーの Secure Sockets Layer (SSL) を設定する」 (p. 24)

ディレク ト リ サーバーの Secure Sockets Layer (SSL) を設定する

説明

Secure Sockets Layer (SSL) は、 保護されたネッ ト ワーク通信環境を提供する標準プロ ト コル

です。 Access Manager では、 ディ レク ト リ サーバー間、 および Access Manager ログイン プロ

セス と Access Manager Server Authentication サービス間で機密情報を交換するために SSL をサ

ポート しています。

SSL 接続を設定するには、 第三者の認証局から証明書を入手するか、 または Netscape

Certificate Server や Microsoft Certificate Server などの認証局 (CA) を設定し、 独自の証明書を

発行して管理する必要があ り ます。 詳細については、 第三者の認証局から提供されている ドキュ メン ト を参照して ください。

証明書は、 認証データベースに保存されます。 Access Manager では、 証明書データベース と し

て “cert7.db” ファイル形式を使用する必要があ り ます。 “cert7.db” ファイルに証明書を追加ま

たは更新するには、 Netscape Navigator 4.x などのツールを使用します。

代替 Web 認証設定では、 ディ レク ト リ サーバーで SSL を設定してから、 Access Manager ログ

イン プロセス と Access Manager Server Authentication サービス間の SSL を設定します。

ディレク ト リ サーバーで SSL を設定する手順

1. ディ レク ト リ サーバーで SSL を有効にします。 詳細については、 使用するディ レク ト リ

サーバーのマニュアルを参照して ください。

2. “cert7.db” ファイルを入手し、 手順 1 で使用した CA がこの証明書データベースで信頼さ

れているこ とを確認します。

3. Access Manager Administration でディ レク ト リ サーバーを管理するには、 次の手順を実行

します。

OQ IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 2 章 : 認証ソースの設定

- [認証情報] ウ ィ ン ド ウで “ディ レク ト リ サーバー” フォルダをダブルク リ ッ ク し、

内容を一覧表示します。 一覧で適切なディ レク ト リ サーバーをク リ ッ ク します。

- [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク し、 [全般] タブの [SSL を使用可能に

する] チェッ ク ボッ クスをオンにします。

- 認証データベースが設定されていない場合は、 [SSL 設定] ダイアログ ボッ クスが表

示されます。 Netscape 証明書データベース ファイル “Cert7.db” の場所を入力し、 SSL

ポート番号を入力します。 デフォルトのポートは 636 です。

- ディ レク ト リ サーバーとの通信をすべて SSL ポート上で行う場合は、 [全接続に SSL

が必要] チェッ ク ボッ クスをオンにします。 これによ り、 保護されていないポート

(デフォルトは 389) 上で行われるディ レク ト リ サーバーとの通信がすべて中止されま

す。

注 : [全接続に SSL が必要] チェッ ク ボッ クスをオンにする と、 ディ レク ト リ サー

バー ク ラ イアン トは保護されていないポート を経由して接続できません。

4. IBM Cognos セキュ リ ティ を使用するすべてのコンピュータでディ レク ト リ サーバーへの

通信に SSL を使用するよ うに、 Configuration Manager で Access Manager Runtime を設定し

ます。

SSL は、 プライマ リ認証サーバーとすべてのセカンダ リ認証サーバーに対して有効にする

必要があり ます。 また、 プライマ リ鍵の場所に有効な鍵ス ト アが含まれているこ と も確認

する必要があ り ます。 詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照し

て ください。

Access Manager ログイン プロセスと Access Manager Server Authentication サービス間の SSL を設定する手順

1. Access Manager Server がインス トールされているコンピュータの “<インス トール ディ レ

ク ト リ> /bin” ディ レク ト リにある AmKeyTool を使用して、 秘密鍵と証明書署名要求

(Certificate Signing Request : CSR) を生成します。

- CLASSPATH 環境変数を設定します。

- コマンド ラインで 「java AmKeyTool -c -f <生成される CSR ファ イル> -k <秘密鍵の

場所> -p <秘密鍵のパスワード> -d <証明書識別名>」 と入力します。

AmKeyTool のコマンド ラ インの使用方法を表示するには、 コマンド ラインで

「AmKeyTool」 と入力します。

注 : すべての手順を完了するまで、 このコマンド ラ イン ウ ィ ンド ウを閉じないでくださ

い。

2. 手順 1 で生成した CSR を使用して CA から証明書を入手します。

3. 手順 2 で CA によって生成された証明書を Access Manager Server の鍵ス ト アにインポート

します。 コマンド ラ インで 「java AmKeyTool -i -f <証明書ファイル> -k <秘密鍵の場所

> -p <秘密鍵のパスワード>」 と入力します。

AmKeyTool のコマンド ラ インの使用方法を表示するには、 コマンド ラインで

「AmKeyTool」 と入力します。

4. Access Manager Server Authentication サービスで SSL を有効にします。 詳細については、

『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

5. “cert7.db” ファイルを入手し、 手順 2 で使用した CA がこの証明書データベースで信頼さ

れているこ とを確認します。

環境 環境変数

Windows、 JRE 1.4 または 1.5 set CLASSPATH=.;AmKeyTool.jar;bcprov-jdk13-113.jar

UNIX、 JRE 1.4 または 1.5 setenv CLASSPATH .:AmKeyTool.jar:bcprov-jdk13-113.jar

Access Manager 管理者ガイ ド =OR

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第 2 章 : 認証ソースの設定

6. IBM Cognos ゲート ウェイがインス トールされている各コンピュータで、 Access Manager

Server Authentication サービスへの通信に SSL を使用するよ うに Access Manager Web

Authentication を設定します。 詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を

参照して ください。

注 : 複数の Access Manager Server Authentication サービスをインス トールする場合は、 サービス

ご とに上記の手順を繰り返す必要があ り ます。

関連ト ピッ ク

- 「ディ レク ト リ サーバーへのアクセス : 概要」 (p. 22)

- 「ディ レク ト リ サーバーに接続する」 (p. 22)

- 「ディ レク ト リ サーバーの接続を変更する」 (p. 23)

- 「ディ レク ト リ サーバーの接続をテス トする」 (p. 24)

ネームスペースの設定 :概要ディ レク ト リ サーバーを使用して認証データを保存するには、 ディ レク ト リ サーバーのネー

ムスペース (ディ レク ト リ と も呼びます) を設定する必要があ り ます。 ネームスペース とは、ユーザー サインオンやユーザー ク ラス、 データ ソース、 アプ リ ケーシ ョ ン サーバーのアクセ

ス権などの認証データを実際に保存する場所です。

ネームスペースの認証データの変更については、 「認証ソースの設定」 (p. 21) を参照して くだ

さい。

Access Manager でネームスペースを使用するためには、 まずネームスペースの追加、 ネームス

ペースへのログオン、 およびプロパティの設定を行います。

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースを追加する」 (p. 26)

- 「ネームスペースの管理者を追加する」 (p. 30)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーの地域設定を定義する」 (p. 35)

- 「 リ モート ユーザーのためにネームスペースをエクスポートする」 (p. 37)

- 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28)

- 「その他のユーザーと してネームスペースにログオンする」 (p. 29)

- 「ネームスペースの概要情報を入力する」 (p. 30)

- 「ディ レク ト リ サーバーにデフォルトのネームスペースを設定する」 (p. 36)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのパスワード プロパティを設定する」 (p. 34)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのサインオン プロパティを設定する」 (p. 32)

- 「ディ レク ト リ サーバー間でネームスペース情報を転送する」 (p. 38)

- 「ネームスペースをアップグレードする」 (p. 40)

- 「認証ソースの設定」 (p. 21)

ネームスペースを追加する

説明

ユーザーまたはユーザー ク ラスを作成した り、 ユーザーがアクセスするアプ リ ケーシ ョ ン

サーバーやデータ ソースのサインオン情報を追加した りするには、 まずディ レク ト リ サー

バーにネームスペースを作成する必要があ り ます。

ディ レク ト リ サーバーに作成できるネームスペースの数に制限はあ り ません。 ただし、 管理

を容易にするため、 組織内で使用するアプリ ケーシ ョ ンすべてに対して、 単独のネームスペースを使用するこ とをお勧めします。

OS IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 2 章 : 認証ソースの設定

ディ レク ト リ サーバーにネームスペースを追加する前にネームスペースを設定して認証デー

タを追加するには、 ローカル認証エクスポート ファ イル (.lae) にネームスペースを作成し、

ディ レク ト リ サーバーの空のネームスペースに .lae ファ イルをインポート します。

詳細については、 「ローカル認証エクスポート ファイルをネームスペースにインポートす

る」 (p. 45) を参照して ください。

ネームスペース名の最初の文字には、 空白を使用できません。

手順

1. [認証情報] ウ ィ ン ド ウで “ディ レク ト リ サーバー” フォルダをダブルク リ ッ ク して内容

を表示します。

2. ネームスペースを追加するディ レク ト リ サーバーを選択します。

3. [アクシ ョ ン] メニューの [ネームスペースの追加] をク リ ッ ク します。

4. [実行時アド ミニス ト レータ識別名 (DN)] ボッ クスに、 ディ レク ト リ サーバーのログオ

ンに使用する名前を入力します。

5. [実行時アド ミニス ト レータ パスワード] ボッ クスに、 対応するパスワードを入力します。

6. [ログオン] をク リ ッ ク します。

7. [名前] ボッ クスに、 ネームスペースの名前を入力します。

8. 必要に応じて、 [説明] ボッ クスにネームスペースの説明を入力します。

9. 別のタブをク リ ッ ク して、 ネームスペースのその他のプロパティ を設定します。

10. [OK] をク リ ッ ク します。

ディ レク ト リ サーバーに新しいネームスペースが作成され、 デフォルトのユーザー

“Administrator” が表示されます。

ヒ ン ト

- ネームスペースを削除するには、 ネームスペースを選択し、 [アクシ ョ ン] メニューの[削除] をク リ ッ ク します。 削除できるのは、 アド ミニス ト レータ と してアクセスできるネームスペースだけです。 ネームスペースを削除する と、 ネームスペース とネームスペースに含まれる認証データがディ レク ト リ サーバーから永久に削除されます。 また、 ディ レ

ク ト リ サーバーからネームスペースを削除した場合、 操作を元に戻すこ とはできず、 デー

タを修復するこ と もできません。

デフォルトに設定されているネームスペースは削除できません。

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースの管理者を追加する」 (p. 30)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーの地域設定を定義する」 (p. 35)

- 「 リ モート ユーザーのためにネームスペースをエクスポートする」 (p. 37)

- 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28)

- 「その他のユーザーと してネームスペースにログオンする」 (p. 29)

- 「ネームスペースの概要情報を入力する」 (p. 30)

- 「ディ レク ト リ サーバーにデフォルトのネームスペースを設定する」 (p. 36)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのパスワード プロパティを設定する」 (p. 34)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのサインオン プロパティを設定する」 (p. 32)

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

- 「ディ レク ト リ サーバー間でネームスペース情報を転送する」 (p. 38)

- 「ネームスペースをアップグレードする」 (p. 40)

Access Manager 管理者ガイ ド =OT

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第 2 章 : 認証ソースの設定

ネームスペースにログオンする

説明

ネームスペースにアクセスして内容を変更するには、 ネームスペースにログオンできるこ とが必要です。 Access Manager を使用してネームスペースにログオンするには、 基本サインオンを

持ち、 ネームスペースの内容を表示または編集する権限があるユーザー ク ラスに属している

必要があり ます。

デフォルトでは、 各ネームスペースに “Administrator” とい う管理者用のユーザー ID が含まれ

ています。 このユーザー ID にはパスワードがなく、 ルート ユーザー ク ラスに属します。 最初

にネームスペースにログオンするには、 このデフォルトのユーザー ID を使用します。

ネームスペースにいったんログオンする と、 セッシ ョ ンを通じて (Access Manager を終了する

まで) ログオンしている状態が継続します。

管理者のユーザー ID の追加については、 「ネームスペースの管理者を追加する」 (p. 30) を参照

して ください。

手順

1. [認証情報] ウ ィ ン ド ウで、 “ディ レク ト リ サーバー” フォルダをダブルク リ ッ ク して開き

ます。

2. アクセスするネームスペースを含むディ レク ト リ サーバーを、 ダブルク リ ッ ク します。

3. ネームスペースを選択します。

4. Access Manager ウ ィ ンド ウの右側ウ ィ ン ド ウで、 [ログオン] をク リ ッ ク します。

5. ユーザー ID とパスワードを入力して、 [ログオン] をク リ ッ ク します。

ネームスペースの内容が、 [Access Manager] ウ ィ ン ド ウの右側にあるウ ィ ンド ウに表示さ

れます。

ヒ ン ト

- ネームスペースをダブルク リ ッ クする と、 [IBM Cognos ログオン] ダイアログ ボッ クスが

開き、 ユーザー ID とパスワードのプロンプ トが表示されます。 ネームスペースを右ク リ ッ

ク してから [ログオン] をク リ ッ ク しても、 [IBM Cognos ログオン] ダイアログ ボッ クス

を開く こ とができます。

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースを追加する」 (p. 26)

- 「ネームスペースの管理者を追加する」 (p. 30)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーの地域設定を定義する」 (p. 35)

- 「 リ モート ユーザーのためにネームスペースをエクスポートする」 (p. 37)

- 「その他のユーザーと してネームスペースにログオンする」 (p. 29)

- 「ネームスペースの概要情報を入力する」 (p. 30)

- 「ディ レク ト リ サーバーにデフォルトのネームスペースを設定する」 (p. 36)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのパスワード プロパティを設定する」 (p. 34)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのサインオン プロパティを設定する」 (p. 32)

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

- 「ディ レク ト リ サーバー間でネームスペース情報を転送する」 (p. 38)

- 「ネームスペースをアップグレードする」 (p. 40)

OU IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 2 章 : 認証ソースの設定

その他のユーザーと してネームスペースにログオンする

説明

Access Manager Administration を使用する と き、 管理者と してネームスペースにログオンしなけ

ればならない場合があ り ます。 管理者にはネームスペースに対してすべてのアクセス権限があるため、 通常はこれがネームスペースを変更する最も簡単な方法です。 管理者のユーザー ID

は、 ルート ユーザー ク ラスに属し、 デフォルトではパスワードがあ り ません。

ネームスペースには、 そのネームスペースの任意のユーザーと してログオンするこ と もできます。 管理者以外のユーザーと してログオンする と、 そのユーザーのアクセス権のみが付与されます。 これによ り、 ユーザーに適切なアクセス権が与えられているこ とを確認できます。

ネームスペースが基本サインオンを使用する場合は、 [と してログイン] コマンドを使用して任意のユーザーと してログオンできます。

ネームスペースが、 オペレーティング システム (OS) サインオン、 または基本サインオンと

OS サインオンの両方を使用する場合は、 ユーザーのネッ ト ワーク ID でネームスペースに自動

的にログオンできます。 ネームスペースに別のユーザーと してアクセスするには、 [と してログイン] コマンドを使用し、 基本サインオンを使ってログインします。 ネームスペースで使用できるのが OS サインオンのみの場合、 基本サインオンを使用してネームスペースにアクセス

できるのは、 管理者またはルート ユーザー ク ラスのメンバーだけです。

既にネームスペースにログオンしている場合は、 別のユーザーと してログインする前にログオフする必要があり ます。

手順

1. [認証情報] ウ ィ ン ド ウで、 “ディ レク ト リ サーバー” フォルダをダブルク リ ッ ク します。

2. アクセスするネームスペースを含むディ レク ト リ サーバーを、 ダブルク リ ッ ク します。

3. ネームスペースを選択します。

4. [アクシ ョ ン] メニューの [別 ID でログオン] をク リ ッ ク します。

[IBM Cognos ログオン] ダイアログ ボッ クスが表示されます。

5. [ユーザー ID] ダイアログ ボッ クスに、 ログオンに使用するユーザー ID を入力します。

6. [パスワード] ボッ クスに、 対応するパスワードを入力します。

7. [ログオン] をク リ ッ ク します。

ネームスペースの内容が、 [Access Manager Administration] ウ ィ ンド ウの右側にあるウ ィ

ン ド ウに表示されます。

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースを追加する」 (p. 26)

- 「ネームスペースの管理者を追加する」 (p. 30)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーの地域設定を定義する」 (p. 35)

- 「 リ モート ユーザーのためにネームスペースをエクスポートする」 (p. 37)

- 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28)

- 「ネームスペースの概要情報を入力する」 (p. 30)

- 「ディ レク ト リ サーバーにデフォルトのネームスペースを設定する」 (p. 36)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのパスワード プロパティを設定する」 (p. 34)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのサインオン プロパティを設定する」 (p. 32)

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

- 「ディ レク ト リ サーバー間でネームスペース情報を転送する」 (p. 38)

- 「ネームスペースをアップグレードする」 (p. 40)

Access Manager 管理者ガイ ド =OV

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第 2 章 : 認証ソースの設定

ネームスペースの管理者を追加する

説明

デフォルトでは、 各ネームスペースに “Administrator” とい う管理者用のユーザー ID が含まれ

ています。 このユーザー ID にはパスワードがなく、 ルート ユーザー ク ラスに属します。 この

ユーザー ID を使用して、 追加のネームスペース管理者や認証データを設定できます。

ネームスペースの管理者を正し く設定するには、 管理者に基本サインオンを付与し、 管理者をルート ユーザー ク ラスに含める必要があ り ます。 ルート ユーザー ク ラスによって、 管理者に

はネームスペース対するすべてのアクセス権限が付与されます。

ユーザー サインオンの作成については、 「ユーザーにサインオンを設定する」 (p. 49) を参照し

て ください。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. “ユーザー” フォルダをダブルク リ ッ ク して内容を表示します。

3. ネームスペースの管理者と して追加するユーザーを、 [ルート ユーザー ク ラス] アイコン

にド ラ ッグします。

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースを追加する」 (p. 26)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーの地域設定を定義する」 (p. 35)

- 「 リ モート ユーザーのためにネームスペースをエクスポートする」 (p. 37)

- 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28)

- 「その他のユーザーと してネームスペースにログオンする」 (p. 29)

- 「ネームスペースの概要情報を入力する」 (p. 30)

- 「ディ レク ト リ サーバーにデフォルトのネームスペースを設定する」 (p. 36)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのパスワード プロパティを設定する」 (p. 34)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのサインオン プロパティを設定する」 (p. 32)

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

- 「ディ レク ト リ サーバー間でネームスペース情報を転送する」 (p. 38)

- 「ネームスペースをアップグレードする」 (p. 40)

ネームスペースの概要情報を入力する

説明

ネームスペースご とに詳細な情報を入力できます。 これは、 他の管理者にとって、 または多数のネームスペースを管理している場合に便利です。 この情報はオプシ ョ ンです。

Access Manager の将来のバージ ョ ンでは、 キーワード検索に使用するキーワードを追加できる

よ うにな り ます。 また、 OLE オート メーシ ョ ンのスク リプ トでキーワード プロパティを使用

し、 これらのキーワードにアクセスして使用するこ と もできるよ うにな り ます。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

ネームスペース プロパティのダイアログ ボッ クスが表示されます。

3. [概要] タブをク リ ッ ク します。

4. 必要な概要情報を入力します。

PM IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 2 章 : 認証ソースの設定

5. [OK] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースを追加する」 (p. 26)

- 「ネームスペースの管理者を追加する」 (p. 30)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーの地域設定を定義する」 (p. 35)

- 「 リ モート ユーザーのためにネームスペースをエクスポートする」 (p. 37)

- 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28)

- 「その他のユーザーと してネームスペースにログオンする」 (p. 29)

- 「ディ レク ト リ サーバーにデフォルトのネームスペースを設定する」 (p. 36)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのパスワード プロパティを設定する」 (p. 34)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのサインオン プロパティを設定する」 (p. 32)

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

- 「ディ レク ト リ サーバー間でネームスペース情報を転送する」 (p. 38)

- 「ネームスペースをアップグレードする」 (p. 40)

ネームスペースに匿名アクセスを設定する

説明

ユーザーにユーザー ID とパスワードの入力を要求しないよ うにするには、 ネームスペースに

匿名アクセスを設定します。 他のユーザーと同様、 匿名ユーザーに対してもアクセス権を設定して、 データ ソースへのアクセスを制限できます。

匿名ユーザーには、 通常、 最小限のアクセス権 (パブ リ ッ ク フォルダへのアクセスなど) を

付与します。 匿名ユーザーは、 保護された リ ソースの ID やパスワードを変更するこ とはでき

ません。

匿名ユーザーには、 次の事項が適用されます。

- 少なく と も 1 つのユーザー ク ラスのメンバーである

- 自動アクセスを持つこ とができる

- パブリ ッ ク ユーザー ク ラスに存在するこ とができる

管理者は、 他の IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンから管理者と してログインし、 ネームスペース

にアクセスします。

ネームスペース内で匿名ユーザーを使用可能にする と、 他の IBM Cognos 製品では、 ユーザー

に対してユーザー ID やパスワードが要求されな くな り ます。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

3. [設定] タブをク リ ッ ク します。

4. [認証] ボッ クスで、 [匿名アクセスには、 次のアカウン ト を使用] をク リ ッ ク します。

5. 任意のユーザー アカウン トの名前を指定します。

6. [OK] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザーを追加する」 (p. 48)

- 「ユーザーをユーザー ク ラスに割り当てる」 (p. 51)

- 「ユーザーのユーザー ク ラス とアクセスを表示する」 (p. 53)

- 「ユーザーにサインオンを設定する」 (p. 49)

Access Manager 管理者ガイ ド =PN

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第 2 章 : 認証ソースの設定

- 「データ ソースまたはアプリ ケーシ ョ ン サーバーのアクセスを設定する」 (p. 52)

- 「ユーザーの自動アクセスを設定する」 (p. 52)

- 「ネームスペースにゲス ト アクセスを設定する」 (p. 32)

- 「ユーザーの設定 :概要」 (p. 47)

ネームスペースにゲス ト アクセスを設定する

説明

ユーザーがログインする と きに、 ユーザー名を入力するかど うかを選択できるよ うにするには、 ネームスペースにゲス ト アクセスを設定します。 ゲス ト ユーザーは、 ユーザー ID とパス

ワードを入力する必要があ り ません。 “guest” と してログインします。 ネームスペースにゲス

ト ユーザーを設定する と、 名前付きのユーザーとゲス ト ユーザーに異なるセキュ リ ティ レベ

ルを設定できます。

ゲス ト ユーザーは、 自分のユーザー基本設定を変更できません。 ゲス ト ユーザーには、 次の

事項が適用されます。

- 少なく と も 1 つのユーザー ク ラスのメンバーである

- 自動アクセスを持つこ とができる

- パブリ ッ ク ユーザー ク ラスに存在するこ とができる

ゲス ト アクセスをサポートする IBM Cognos 製品では、 ネームスペースでゲス ト ユーザーを使

用可能にする と、 ゲス ト と してログインするオプシ ョ ンがユーザーに表示されます。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

3. [設定] タブをク リ ッ ク します。

4. [認証] ボッ クスで、 [ゲス ト アクセスには次のアカウン ト を使用] をク リ ッ ク します。

5. 任意のユーザー アカウン トの名前を指定します。

6. [OK] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザーを追加する」 (p. 48)

- 「ユーザーをユーザー ク ラスに割り当てる」 (p. 51)

- 「ユーザーのユーザー ク ラス とアクセスを表示する」 (p. 53)

- 「ユーザーにサインオンを設定する」 (p. 49)

- 「データ ソースまたはアプリ ケーシ ョ ン サーバーのアクセスを設定する」 (p. 52)

- 「ユーザーの自動アクセスを設定する」 (p. 52)

- 「ネームスペースに匿名アクセスを設定する」 (p. 31)

- 「ユーザーの設定 :概要」 (p. 47)

ネームスペースに含まれるユーザーのサインオン プロパティを設定する

説明

同じネームスペースに定義された全ユーザーに共通のサインオン プロパティを設定できます。

これらのプロパティによってセキュ リ テ ィのレベルが向上します。

次のこ とを指定できます。

PO IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 2 章 : 認証ソースの設定

- 全ユーザーに許可するサインオンのタイプ。 基本サインオンを選択する と、 保護されたオブジェク トにユーザーがアクセスを試みるたびに、 そのユーザーに対してユーザー ID と

パスワードを入力するよ うに求めるプロンプ トが表示されます。 基本サインオンは、Access Manager によって管理されます。 オペレーティング システム (OS) サインオンを

選択する と、 ユーザーは、 オペレーティング システムまたはネッ ト ワークのログオン情報

(ユーザー ID とパスワード) を使用してログオンできます。 OS サインオンのセキュ リ

ティ レベルは、 オペレーティング システムやネッ ト ワーク と同じになり ます。 また、 こ

れら両方のサインオン方式を選択するこ と もできます。 つま り、 Access Manager が OS サ

インオンを認識できない場合、 ユーザーに基本サインオンが要求されます。

- 各ユーザーの基本サインオンの最小文字数。 たとえば、 最小 4 文字に指定した場合は、 各

ユーザー ID を 4 文字以上の長さにする必要があ り ます。

- ユーザー ID の大文字と小文字を区別するかど うか。 たとえば、 このオプシ ョ ンを選択し

た場合、 各ユーザーは、 保護されたデータにログオンするために大文字と小文字を正し く区別する必要があ り ます。 大文字と小文字を正し く区別しないと、 ユーザーは検索されず、 認証されません。

- 保護されたデータにユーザーがログオンする と きの最大試行回数。 保護されたデータへのアクセスが拒否されているユーザーについて、 再ログオンを試行できるよ うになるまでの時間も指定できます。

また、 同じネームスペースに定義された全ユーザーに共通のパスワード プロパティ を設定で

きます。

詳細については、 「ネームスペースに含まれるユーザーのパスワード プロパティ を設定す

る」 (p. 34) を参照して ください。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

ネームスペース プロパティのダイアログ ボッ クスが表示されます。

3. [サインオン] タブをク リ ッ ク し、 すべてのユーザーに使用するサインオン プロパティ を

設定します。

4. [OK] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースを追加する」 (p. 26)

- 「ネームスペースの管理者を追加する」 (p. 30)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーの地域設定を定義する」 (p. 35)

- 「 リ モート ユーザーのためにネームスペースをエクスポートする」 (p. 37)

- 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28)

- 「その他のユーザーと してネームスペースにログオンする」 (p. 29)

- 「ネームスペースの概要情報を入力する」 (p. 30)

- 「ディ レク ト リ サーバーにデフォルトのネームスペースを設定する」 (p. 36)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのパスワード プロパティを設定する」 (p. 34)

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

- 「ディ レク ト リ サーバー間でネームスペース情報を転送する」 (p. 38)

- 「ネームスペースをアップグレードする」 (p. 40)

Web ユーザーのネームスペース OS サインオンに変数を使用する

REMOTE_USER や HTTP cookie に限らず、 既存の環境変数を使用して、 ユーザー サインオン

情報を取得できます。 また、 使用する変数または cookie に対して限定的な式の編集を適用する

こ と もできます。

Access Manager 管理者ガイ ド =PP

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第 2 章 : 認証ソースの設定

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

ネームスペース プロパティのダイアログ ボッ クスが表示されます。

3. [サインオン] タブをク リ ッ ク します。

4. [外部 ID マッピング] ボッ クスに、 Web サインオン変数を入力します。

次のいずれかの書式を使用できます。

- ${environment("<変数名> ")}

ネームスペース OS サインオン データベースにマッピングするために、 環境変数のす

べての内容が使用されます。 変数の内容は一切処理されません。

- ${cookie("< Cookie 名> ")}

ネームスペース OS サインオン データベースにマッピングするために、 Cookie のすべ

ての内容が使用されます。 Cookie の内容は一切処理されません。

また、 置換操作を使用して、 変数または Cookie によって返される値を編集するこ と もで

きます。 たとえば、 次のよ うに指定します。

- ${replace(${environment("<変数名> ")},"<値 1> ","<値 2> ")}

変数の内容で、 指定した値が置換されます。 この例では、 <値 1>が<値 2>で置換

され、 置換後の最終的な文字列の結果がネームスペース OS サインオン データベース

へのマッピングに使用されます。

- ${replace(${cookie("< Cookie 名> ")},"<値 1> ","<値 2> ")}

Cookie の内容で、 指定した値が置換されます。 この例では、 <値 1>が<値 2>で置

換され、 置換後の最終的な文字列の結果がネームスペース OS サインオン データベー

スへのマッピングに使用されます。

たとえば、 次のよ うに入力する と します。

${replace(${environment("REMOTE_USER")}, "NetID1\\", "NetID1-")}

この場合、 環境変数 REMOTE_USER の値が “NetID1\User1” だとする と、 ネームス

ペース OS サインオン データベースに渡される結果は “NetID1-User1” にな り ます。

また、 次のよ うに入力する と します。

${replace(${environment("REMOTE_USER")}, "NetID1\\", "")

この場合、 環境変数 REMOTE_USER の値が “NetID1\User2” だとする と、 使用され

る結果は “User2” にな り ます。

ヒン ト : $、 {、 }、 (、 )、 <、 >、 \、 単一引用符、 二重引用符などの特殊文字をエス

ケープするには、 \ 文字を使用します。

ネームスペースに含まれるユーザーのパスワード プロパティを設定する

説明

同じネームスペースに定義されたパスワードすべてについて、 最小文字数、 有効期限のオプシ ョ ン、 パスワードの大文字と小文字を区別するかど うかを指定できます。 これらのプロパティによってセキュ リ ティのレベルが向上します。

IT 環境で厳し さを増すセキュ リ ティ要件を満たすために、 追加のパスワード規則を適用でき

ます。 たとえば、 大文字と小文字の区別などの複雑な要件を適用でき、 古いパスワードが再使

用されないよ うにするこ と もできます。

また、 同じネームスペースに定義された全ユーザーに対し、 共通のサインオン プロパティ を

設定できます。

詳細については、 「ネームスペースに含まれるユーザーのサインオン プロパティを設定す

る」 (p. 32) を参照して ください。

PQ IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 2 章 : 認証ソースの設定

手順

1. ネームスペースにログオンします (p. 28)。

2. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

3. [パスワード] タブをク リ ッ ク し、 必要なパスワード プロパティを設定します。

4. [OK] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースを追加する」 (p. 26)

- 「ネームスペースの管理者を追加する」 (p. 30)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーの地域設定を定義する」 (p. 35)

- 「 リ モート ユーザーのためにネームスペースをエクスポートする」 (p. 37)

- 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28)

- 「その他のユーザーと してネームスペースにログオンする」 (p. 29)

- 「ネームスペースの概要情報を入力する」 (p. 30)

- 「ディ レク ト リ サーバーにデフォルトのネームスペースを設定する」 (p. 36)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのサインオン プロパティを設定する」 (p. 32)

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

- 「ディ レク ト リ サーバー間でネームスペース情報を転送する」 (p. 38)

- 「ネームスペースをアップグレードする」 (p. 40)

ネームスペースに含まれるユーザーの地域設定を定義する

説明

同じネームスペースに定義された全ユーザーに地域的設定を指定できます。

次のこ とを指定できます。

- ネームスペースのタイム ゾーン

- ネームスペースに夏時間を適用するかど うか

- ネームスペースに使用する時間の書式

- ネームスペースの言語

- ネームスペースの地理的位置

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

3. [地域の設定] タブをク リ ッ ク し、 ネームスペースのプロパティを設定します。

4. [OK] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースを追加する」 (p. 26)

- 「ネームスペースの管理者を追加する」 (p. 30)

- 「 リ モート ユーザーのためにネームスペースをエクスポートする」 (p. 37)

- 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28)

- 「その他のユーザーと してネームスペースにログオンする」 (p. 29)

- 「ネームスペースの概要情報を入力する」 (p. 30)

- 「ディ レク ト リ サーバーにデフォルトのネームスペースを設定する」 (p. 36)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのパスワード プロパティを設定する」 (p. 34)

Access Manager 管理者ガイ ド =PR

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第 2 章 : 認証ソースの設定

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのサインオン プロパティを設定する」 (p. 32)

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

- 「ディ レク ト リ サーバー間でネームスペース情報を転送する」 (p. 38)

- 「ネームスペースをアップグレードする」 (p. 40)

ディレク ト リ サーバーにデフォルトのネームスペースを設定する

説明

ユーザーがデータ ソースまたはアプリ ケーシ ョ ン サーバーにアクセスするには、 実行時に使

用される認証ソースを、 IBM Cognos 製品が識別できるよ うに設定する必要があ り ます。 ユー

ザーは通常、 Configuration Manager を使用して IBM Cognos 製品で認証ソースを設定します。

デフォルトのネームスペースを設定するには、 まずそのネームスペースが含まれているディ レク ト リ サーバーにログオンし、 認証される必要があ り ます。

Configuration Manager でデフォルトのネームスペースを自動的に使用できるよ うにするには、

ネームスペースが含まれているディ レク ト リ サーバーもデフォルト と して設定する必要があ

り ます。

Configuration Manager の使用方法の詳細については、 「認証ソースの設定」 (p. 12) を参照して く

ださい。

ネームスペースおよび認証データの詳細については、 「認証ソースの設定」 (p. 21)および

「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26) を参照して ください。

手順

1. [認証情報] ウ ィ ン ド ウで、 “ディ レク ト リ サーバー” フォルダをダブルク リ ッ ク します。

2. デフォルトに設定するディ レク ト リ サーバーをク リ ッ ク します。

3. [アクシ ョ ン] メニューの [デフォルトに設定] をク リ ッ ク します。

選択したディ レク ト リ サーバーが太字で表示され、 デフォルト と して設定されたこ とを示

します。

4. ディ レク ト リ サーバーをダブルク リ ッ ク します。

5. デフォルトに設定するネームスペースを選択します。

6. ネームスペースへログオンします。

7. [アクシ ョ ン] メニューの [デフォルトに設定] をク リ ッ ク します。

8. [アド ミニス ト レータ アクセス] ダイアログ ボッ クスに、 管理者の識別名とパスワードを

入力します。

9. [ログオン] をク リ ッ ク します。

選択したネームスペースが太字で表示され、 デフォルト と して設定されたこ とを示します。

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースを追加する」 (p. 26)

- 「ネームスペースの管理者を追加する」 (p. 30)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーの地域設定を定義する」 (p. 35)

- 「 リ モート ユーザーのためにネームスペースをエクスポートする」 (p. 37)

- 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28)

- 「その他のユーザーと してネームスペースにログオンする」 (p. 29)

- 「ネームスペースの概要情報を入力する」 (p. 30)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのパスワード プロパティを設定する」 (p. 34)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのサインオン プロパティを設定する」 (p. 32)

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

PS IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 2 章 : 認証ソースの設定

- 「ディ レク ト リ サーバー間でネームスペース情報を転送する」 (p. 38)

- 「ネームスペースをアップグレードする」 (p. 40)

リモート ユーザーのためにネームスペースをエクスポートする

説明

リモート ユーザーのために認証ソースを作成する必要がある場合は、 ディ レク ト リ サーバー

のネームスペースのデータをローカル認証エクスポート ファイル (.lae) にエクスポート しま

す。 .lae ファ イルの既存データは、 ソースのネームスペースのデータで上書きするか、 ソース

のネームスペースのデータ とマージできます。

ネームスペースのマージの規則については、 「ディ レク ト リ サーバー間でネームスペース情報

を転送する」 (p. 38) を参照して ください。

ディ レク ト リ サーバー ネームスペースの外部ユーザー サポートが使用可能 (p. 41)で、 ネーム

スペースを LAE ファイルにエクスポートする場合は、 ユーザーをエクスポートに含めるかど

うかを指定する必要があ り ます。

ネームスペースから .lae ファイルへのエクスポートが終了したら、 ファ イルを リモート ユー

ザーへ送るこ とができます。

ネームスペースの使用中にネームスペースのデータを編集しないよ うにするには、 ネームスペースを .lae ファ イルにエクスポート して必要な変更を行います。 その後、 変更した .lae ファ

イルのネームスペースをディ レク ト リ サーバーの元のネームスペースにインポート します。

詳細については、 「ローカル認証エクスポート ファイルをネームスペースにインポートす

る」 (p. 45) を参照して ください。

ネームスペースをマージする場合は、 元データまたはターゲッ トのいずれかのネームスペースで構築したキューブを再構築しなければならないこ とがあ り ます。

手順

1. ネームスペースにログオンします (p. 28)。

2. [アクシ ョ ン] メニューの [LAE ファ イルにエクスポート ] をク リ ッ ク します。

3. [LAE ファ イルにエクスポート ] ダイアログ ボッ クスで、 ネームスペースのエクスポート

先のローカル認証エクスポート ファ イルを選択します。

一覧にファイルが表示されない場合は、 [追加] をク リ ッ ク し、 次の手順を実行します。表示された場合は、 手順 5 に進みます。

- [名前] ボッ クスに、 新しい LAE ファイルの名前を入力します。

- [ファ イル パス] ボッ クスに、 ファ イルの名前とパスを入力します。 または、 [参照]

をク リ ッ ク して既存ファイルを探します。

- [OK] をク リ ッ ク します。

4. [オプシ ョ ン] ボッ クスで、 次のいずれかを実行します。

- 認証データをエクスポートする前にネームスペースのデータを削除するには、 [ターゲッ ト ネームスペースを空にする] をク リ ッ ク します。

- ネームスペースのデータを既存データに追加するには、 [ネームスペースのマージ] をク リ ッ ク します。

5. ネームスペースの外部ユーザー サポートが使用可能な場合は、 ユーザーをエクスポートに

含めるかど うかを指定します。

ユーザーを含めるには、 [ユーザーをエクスポート ] チェッ ク ボッ クスをオンにします。

ユーザーを除外するには、 [ユーザーをエクスポート ] チェ ッ ク ボッ クスをオフにします。

6. [ログ ファイル] ボッ クスでログ ファ イルの場所を指定します。

7. [エクスポート ] をク リ ッ ク します。

Access Manager 管理者ガイ ド =PT

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第 2 章 : 認証ソースの設定

これで、 このファ イルを リモート ユーザーに送るこ とができます。

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースを追加する」 (p. 26)

- 「ネームスペースの管理者を追加する」 (p. 30)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーの地域設定を定義する」 (p. 35)

- 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28)

- 「その他のユーザーと してネームスペースにログオンする」 (p. 29)

- 「ネームスペースの概要情報を入力する」 (p. 30)

- 「ディ レク ト リ サーバーにデフォルトのネームスペースを設定する」 (p. 36)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのパスワード プロパティを設定する」 (p. 34)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのサインオン プロパティを設定する」 (p. 32)

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

- 「ディ レク ト リ サーバー間でネームスペース情報を転送する」 (p. 38)

- 「ネームスペースをアップグレードする」 (p. 40)

ディレク ト リ サーバー間でネームスペース情報を転送する

説明

ディ レク ト リ サーバー間でネームスペース情報を転送するには、 次の操作を実行します。

- 両方のディ レク ト リ サーバーに適正な接続を設定する

- 空のローカル認証エクスポート ファ イル (.lae) を作成する

- 元のディ レク ト リ サーバーに含まれるネームスペースを、 ローカル認証エクスポート

ファ イル (.lae) にエクスポートする

- ターゲッ ト ディ レク ト リ サーバーのネームスペースに .lae ファイルをインポートする

あるネームスペースを他のネームスペースにマージする場合、 オブジェク トの優先順位とそのプロパティ設定は、 優先するネームスペースによって異なり ます。 たとえば、 元データのネームスペースに A、 B、 C、 ターゲッ ト ネームスペースに C、 D、 E があ り、 ターゲッ ト ネーム

スペースを優先する と します。 元データのネームスペースをターゲッ ト ネームスペースに

マージする と、 結果のネームスペースに次の項目が含まれます。

- A (元データのネームスペースから)

- B (元データのネームスペースから)

- C (ターゲッ トのネームスペースから)

- D (ターゲッ トのネームスペースから)

- E (ターゲッ トのネームスペースから)

- 1 つの .lae ファイルに複数のネームスペースを含めるには、 複数のネームスペースをエク

スポート し、 [LAE ファ イルにエクスポート ] ダイアログ ボッ クスでネームスペースの

マージを選択します。

- ネームスペースをマージする場合は、 元データまたはターゲッ トのいずれかのネームスペースで構築したキューブを再構築しなければならないこ とがあ り ます。

手順

1. [認証情報] ウ ィ ン ド ウで、 [ローカル認証エクスポート ファイル] をク リ ッ ク します。

2. [アクシ ョ ン] メニューの [LAE ファ イルの追加] をク リ ッ ク します。

LAE ファイル プロパティのダイアログ ボッ クスが表示されます。

3. [名前] ボッ クスに、 ローカル認証エクスポート ファ イルの名前を入力します。

PU IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 2 章 : 認証ソースの設定

4. [ファ イル パス] ボッ クスにファ イルのパスを入力するか、 [参照] をク リ ッ ク してファイ

ルを保存する場所を指定します。

5. [OK] をク リ ッ ク します。

6. 元のディ レク ト リ サーバーに含まれるネームスペースを、 空の .lae ファイルにエクスポー

ト します。

詳細については、 「 リモート ユーザーのためにネームスペースをエクスポートする」 (p. 37)

を参照して ください。

7. ターゲッ ト ディ レク ト リ サーバーに .lae ファイルをインポート します。

詳細については、 「ローカル認証エクスポート ファイルをネームスペースにインポートす

る」 (p. 45) を参照して ください。

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースを追加する」 (p. 26)

- 「ネームスペースの管理者を追加する」 (p. 30)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーの地域設定を定義する」 (p. 35)

- 「 リ モート ユーザーのためにネームスペースをエクスポートする」 (p. 37)

- 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28)

- 「その他のユーザーと してネームスペースにログオンする」 (p. 29)

- 「ネームスペースの概要情報を入力する」 (p. 30)

- 「ディ レク ト リ サーバーにデフォルトのネームスペースを設定する」 (p. 36)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのパスワード プロパティを設定する」 (p. 34)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのサインオン プロパティを設定する」 (p. 32)

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

- 「ネームスペースをアップグレードする」 (p. 40)

旧式ネームスペースを識別する

説明

ディ レク ト リ サーバーのネームスペースをローカル認証エクスポート ファイル (.lae) にエク

スポート した場合、 または .lae ファ イルをディ レク ト リ サーバーのネームスペースにインポー

ト した場合、 エクスポート したネームスペースは元データにリ ンク されます。 どちらのネームスペースでも作成日時と変更日時が保存されます。

[旧式ネームスペースの識別] コマンドは、 エクスポート されたネームスペースすべての作成日時をソースの変更日時と比較し、 情報が古くなったネームスペースを識別します。 また、 一方の認証ソースから削除され、 も う一方の認証ソースから削除されていないネームスペースも識別します。

ディ レク ト リ サーバーのネームスペースまたは .lae ファ イルに対して、 [ネームスペースの更

新状況] コマンドを使用するこ と もできます。 このコマンドでは、 選択したネームスペースの作成時刻が、 元データ ネームスペースの変更時刻と同じかど うかが確認されます。 日時が異

なる場合、 ネームスペースの情報は古くなっています。

ネームスペースが旧式になった場合は、 ソースのネームスペースを再度エクスポート して更新できます。

ネームスペースのエクスポートについては、 「 リモート ユーザーのためにネームスペースをエ

クスポートする」 (p. 37) を参照して ください。

注 : バージ ョ ン 17.0 のネームスペースでは、 外部ユーザー情報が検証されません。

旧式ネームスペースを識別する手順

- [ツール] メニューから [旧式ネームスペースの識別] を選択します。

Access Manager 管理者ガイ ド =PV

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第 2 章 : 認証ソースの設定

ダイアログ ボッ クスが開き、元データのネームスペースの変更日時よ り も作成日時が古い

.lae ファイルのネームスペース一覧が表示されます。

最新のネームスペースを確認する手順

1. ローカル認証エクスポート ファ イル (.lae) のネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. [アクシ ョ ン] メニューの [ネームスペースの更新状況] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ローカル認証エクスポート ファ イルを追加する」 (p. 44)

- 「ローカル認証エクスポート ファ イルをネームスペースにインポートする」 (p. 45)

- 「ローカル認証エクスポート ファ イル :概要」 (p. 44)

ネームスペースをアップグレードする

説明

ネームスペースの構造とプロパティは、 ネームスペース作成に使用した LDAP ディ レク ト リ

サーバーのスキーマ バージ ョ ンによって決ま り ます。 既存のネームスペースには、 現在使用

しているスキーマ バージ ョ ンよ り古いスキーマ バージ ョ ンで作成されたものが残っているこ

とがあ り ます。

ネームスペース スキーマを現在のバージ ョ ンにアップグレードできます。 現在のスキーマ

バージ ョ ンで提供される追加機能によって、 大規模なユーザーおよびユーザー ク ラスを実装

している場合のパフォーマンスが向上し、 Access Manager を通じてディ レク ト リ サーバーで

UTF-8 (UNICODE) 形式の拡張文字または非 ASCII 文字をサポートできるよ うにな り ます。

これによ り、 特定の言語に依存しない、 すべてのユーザーが同様にアクセスできるアプ リ ケーシ ョ ンを構築できます。

現在のスキーマ バージ ョ ンにアップグレードする際は、 次の点に注意してください。

- 必要に応じてディ レク ト リ サーバーのスキーマをアップグレードする

ディ レク ト リ サーバーのアップグレードについては、 インス トール マニュアルの 「IBM

Cognos 製品用にディ レク ト リ サーバーを構成する」 を参照して ください。

- ネームスペースをアップグレードする必要がある

ネームスペースのバージ ョ ンを確認するには、 Access Manager - Administration でネームス

ペース プロパティの [全般] タブを開きます。 スキーマ バージ ョ ンが 15.2 よ り も古い場

合は、 すべてのネームスペースを現在のバージ ョ ンにアップグレードする前に、 それぞれのネームスペースをバージ ョ ン 15.2 にアップグレードする必要があり ます。

Series 7.0 以前のバージ ョ ンの IBM Cognos 製品、 およびバージ ョ ン 15.2 のネームスペースを使

用する Series 7.1 と、 ネームスペース との互換性を維持するには、 [Series 7.0 以前のバージ ョ ン

互換] スキーマ バージ ョ ンを使用する必要があ り ます。 詳細については、 インス トール ガイ

ドを参照して ください。

設定時に、 [Series 7.0 以前のバージ ョ ン互換] スキーマ バージ ョ ンを引き続き使用するか、 現

在のバージ ョ ンにアップグレードするかを選択できます。 設定時にネームスペースのスキーマ

をアップグレードする場合は、 Access Manager Administration ツールを使用して、 ネームスペー

スを最新のバージ ョ ンにアップグレード します。

注 : ネームスペースを現在のスキーマ バージ ョ ンにアップグレードする と、 ネームスペース

は、 IBM Cognos Series 7.0 以前のバージ ョ ン、 およびバージ ョ ン 15.2 以前のネームスペースを

使用する製品と互換性がな くな り ます。

ネームスペースのスキーマをバージ ョ ン 15.2 にアップグレードする手順

1. アップグレードするネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. [アクシ ョ ン] メニューの [ネームスペースのアップグレード] をク リ ッ ク します。

QM IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 2 章 : 認証ソースの設定

ネームスペースのアップグレード前に自動的にログアウ ト される、 という内容のメ ッセージが表示されます。

3. [OK] をク リ ッ ク します。

ログアウ ト後、 ネームスペースがアップグレード されます。 アップグレード したネームスペースにアクセスするには、 再度ログオンする必要があ り ます。

すべてのネームスペースを現在のバージ ョ ンにアップグレードする手順

1. Access Manager - Administration を開きます。

2. [認証情報] ウ ィ ン ド ウで、 “ディ レク ト リ サーバー” または “ローカル認証エクスポート

ファ イル” フォルダを展開します。

ディ レク ト リ サーバーの接続の追加については、 「ディ レク ト リ サーバーに接続す

る」 (p. 22) を参照して ください。 ローカル認証エクスポート ファイルの接続の追加につい

ては、 「ローカル認証エクスポート ファ イルを追加する」 (p. 44) を参照して ください。

3. 既存のネームスペースをアップグレードするディ レク ト リ サーバーまたは LAE ファ イル

を右ク リ ッ ク し、 [全ネームスペースを現在のバージ ョ ンにアップグレード] をク リ ッ クします。

ネームスペースを現在のスキーマ バージ ョ ンにアップグレードする と、ネームスペースが

IBM Cognos Series 7.0 以前の製品バージ ョ ンと互換性がなくなるこ とを示す警告メ ッセー

ジが表示されます。

15.2 よ り も古いスキーマ バージ ョ ンを持つネームスペースが存在するこ とを示す警告メ ッ

セージが表示された場合、 ネームスペースを現在のスキーマ バージ ョ ンにアップグレード

する前に、 それぞれのネームスペースをバージ ョ ン 15.2 にアップグレードする必要があ り

ます。

4. [OK] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ネームスペースを追加する」 (p. 26)

- 「ネームスペースの管理者を追加する」 (p. 30)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーの地域設定を定義する」 (p. 35)

- 「 リ モート ユーザーのためにネームスペースをエクスポートする」 (p. 37)

- 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28)

- 「その他のユーザーと してネームスペースにログオンする」 (p. 29)

- 「ネームスペースの概要情報を入力する」 (p. 30)

- 「ディ レク ト リ サーバーにデフォルトのネームスペースを設定する」 (p. 36)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのパスワード プロパティを設定する」 (p. 34)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのサインオン プロパティを設定する」 (p. 32)

- 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26)

- 「ディ レク ト リ サーバー間でネームスペース情報を転送する」 (p. 38)

外部ユーザー サポート を使用可能にする

説明

外部ユーザーは、 サポート されているセカンダ リ ディ レク ト リ サーバーで定義され、 Access

Manager ネームスペースにリ ンク されます。 外部ユーザーを リ ンクする前に、 外部ユーザー サ

ポート を使用可能にする必要があ り ます (p. 55)。

IBM Cognos ネームスペースにアクセスするすべてのユーザーをディ レク ト リ サーバーで定義

および管理する場合は、 外部ユーザー サポート を使用可能にします。 1 つ以上のネームスペー

スに割り当てられたユーザーにディ レク ト リ サーバーで変更を加えた場合、 変更内容は自動

的に Access Manager に反映されます。

Access Manager 管理者ガイ ド =QN

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第 2 章 : 認証ソースの設定

外部ユーザー サポート を使用可能にする前に、 ディ レク ト リ サーバーのデータをバッ クアッ

プして ください。

外部ユーザー サポート を使用可能にした後、 ディ レク ト リ サーバーに新しいユーザーを追加

して Access Manager ネームスペースにリ ンク します。 Upfront でユーザー マネージャを使用し

て新しいユーザーを追加しよ う とする と、 次のメ ッセージが表示されます。

外部ユーザー サポートが有効になっている場合、 AddUser 関数はサポート されません。 管理者

に連絡して ください。

Upfront からユーザー追加オプシ ョ ンを削除する方法については、 『IBM Cognos Application

Firewall Secure Deployment Guide』 を参照して ください。

外部ユーザー サポートが使用可能なと きにディ レク ト リ サーバーから削除されたユーザーは、

Access Manager ネームスペースで自動的に使用不可になり ます。 ただし、 ディ レク ト リ サー

バーで定義されなくなったユーザーへのリ ンクを削除する必要があ り ます。

Configuration Manager を使用するこ とによ り、 ディ レク ト リ サーバーは外部ユーザー サポート

用に設定されます。 詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して くだ

さい。 また、 プライマ リ ディ レク ト リ サーバーが Microsoft Active Directory である場合は、 外

部ユーザー サポート を Configuration Manager で構成し、 Access Manager Administration で有効

にする前に、 amADUpdate ユーティ リ ティ を実行する必要があり ます (p. 86)。

手順

1. Access Manager - Administration を起動します。

2. [認証情報] ウ ィ ン ド ウで、 “ディ レク ト リ サーバー” フォルダをダブルク リ ッ ク して開き

ます。

3. 目的のネームスペースを含むディ レク ト リ サーバーをク リ ッ ク して、 ネームスペースにロ

グオンします (p. 28)。

4. ネームスペースのバージ ョ ンが 15.2 の場合は、 ディ レク ト リ サーバーを右ク リ ッ ク して、

[全ネームスペースを現在のバージ ョ ンにアップグレード] をク リ ッ ク します。

5. ディ レク ト リ サーバーを右ク リ ッ ク し、 [外部ユーザー サポート を有効化] をク リ ッ ク し

ます。

6. ディ レク ト リ サーバー データのバッ クアップ作成が完了している場合は、 [OK] をク

リ ッ ク します。 バッ クアップを作成していない場合は、 [キャンセル] をク リ ッ ク してバッ

クアップを作成した後に、 この手順を実行して ください。

7. 実行時管理者識別名 (DN) とパスワードを入力します。

8. [ログオン] をク リ ッ ク します。

ディ レク ト リ サーバーのすべてのネームスペースがバージ ョ ン 17.0 にアップグレード さ

れ、 外部ユーザー設定が恒久的に使用可能になり ます。

これで外部ユーザーを リ ンクできるよ うにな り ます (p. 55)。

関連ト ピッ ク

- 「外部ユーザーを リ ンクする」 (p. 55)

監査ログ記録を使用可能にする

説明

Access Manager では、 セキュ リ ティ管理の監査ログ記録をサポート しています。 ネームスペー

ス オブジェク トへの変更をログに記録できます。 ユーザー ク ラスの資格、 データ ソース接続

へのアクセス、 およびデータ ソース サインオンに加えられた変更はログに記録されます。

一度に設定できるネームスペースの監査ログ記録は 1 つだけです。

監査ログ記録でサポート されるのは、 ディ レク ト リ サーバーのネームスペースのみです。

LAE ネームスペースは監査できません。

QO IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 2 章 : 認証ソースの設定

監査ログ記録を使用可能にした場合は、 ネームスペースの変更を記録する方法と場所を指定します。

監査ログ記録を使用可能にする前に、 次のこ とを行う必要があ り ます。

- 監査ログ記録 API 機能を実装する

- Access Manager - Registration ウ ィザードを使用して監査ログ記録 API を登録する

詳細については、 Access Manager の 『信用サービス プラグイン SDK ガイ ド 』 を参照して くだ

さい。

手順

1. Access Manager - Administration を起動します。

2. 監査するネームスペースが格納されているディ レク ト リ サーバーに接続します。

3. ネームスペースにログオン (p. 28) し、 ネームスペースを右ク リ ッ ク します。

4. [プロパティ] をク リ ッ ク して、 [監査ログの記録] タブをク リ ッ ク します。

5. [アド ミニス ト レータ アクセス] ダイアログ ボッ クスに管理者の識別名とパスワードを入

力して、 [ログオン] をク リ ッ ク します。

注 : [監査ログの記録] タブがアクティブであるこ とを確認します。 このタブがアクティブでない場合は、 信用サービス プラグインが登録されていないか、 監査ログ記録サービス

がプラグインに含まれていません。

6. [ログ記録オプシ ョ ン] ボッ クスで、 [使用可能] をク リ ッ ク します。

7. [失敗時の動作] ボッ クスで、 障害の発生時に行う処理を指定します。

- ネームスペースの変更を保存するには、 [継続] を選択します。

- ネームスペースの変更を破棄するには、 [停止] を選択します。

この設定によ り、 障害の発生時に、 監査可能なネームスペースの変更が保存されます。

8. [カスタム設定] ボッ クスで、 監査ログ記録 API ラ イブラ リに必要なカスタム設定情報を

入力します。

たとえば、 Access Manager に付属する監査ログ記録 API サンプルの場合は、 アスタ リ スク

(*) を入力します。

デフォルトでは、 Access Manager Administration の監査ログは “<インス トール場所>

\bin” ディ レク ト リに保存されます。 Web ログオンの監査ログは “<インス トール場所>

\cgi-bin” ディ レク ト リに保存されます。

9. [OK] をク リ ッ ク します。

10. 監査ログ記録をテス トするには、 ネームスペースのユーザー ク ラスを変更した後に、 以前

指定したログ記録のソースに変更が記録されているかど うかを確認します。

注 : サンプル監査ログ記録プラグインをテス トする場合は、 テス ト を行う前にネームスペースからログオフします。

関連ト ピッ ク

- 「Ticket サービス アクティビティの監査」 (p. 76)

代替の認証ソース :概要Access Manager では、 認証データの主要なソース と して、 LDAPディ レク ト リ サーバーのネー

ムスペースを使用します。 ローカル認証エクスポート ファ イル (.lae) を使用する と、 ディ レ

ク ト リ サーバーと同じネッ ト ワークに接続していないシングル ユーザーも、 リモートで認証

データにアクセスできます。

関連ト ピッ ク

- 「ローカル認証エクスポート ファ イル :概要」 (p. 44)

- 「認証ソースの設定」 (p. 21)

Access Manager 管理者ガイ ド =QP

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第 2 章 : 認証ソースの設定

ローカル認証エクスポート ファイル :概要

PowerPlay キューブなどのユーザー ク ラスで保護されたデータを、 シングル ユーザーがリモー

トで開く場合、 ローカル認証エクスポート ファイル (.lae) によって、 そのユーザー用のポー

タブルな認証ソースが提供されます。 .lae ファ イルは、 認証データを配布および管理するため

に使用します。 次のこ とができます。

- ディ レク ト リ サーバーのネームスペースを .lae ファイルにエクスポートする

- ディ レク ト リ サーバーのネームスペースに .lae ファイルをインポートする

ディ レク ト リ サーバーと同様、 .lae ファイルにも認証データを保存するネームスペースがあ り

ます。 ディ レク ト リ サーバーのネームスペース と、 .lae ファイルのネームスペースを使用する

と きは、 ユーザーとユーザー ク ラスの作成や、 サーバーとデータ ソースの接続情報の追加に

必要な作業は同じです。

.lae ファイルは、 単独のコンピュータ上でローカルに使用できます。 ネッ ト ワーク上や複数の

ユーザーによる使用はできません。

.lae ファイルは、 Windows または UNIX を実行しているコンピュータで使用できます。

ネームスペースのプロパティの編集については、 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26) を参

照して ください。 ネームスペースの認証データの編集については、 「認証データの設定」 (p. 47)

を参照して ください。 UNIX が動作しているコンピュータでの .lae ファイルの使用については、

『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

注 : .lae ファ イルは、 マルチユーザー サーバー実装の認証ソース と してサポート されていませ

ん。

関連ト ピッ ク

- 「代替の認証ソース :概要」 (p. 43)

- 「ローカル認証エクスポート ファ イルを追加する」 (p. 44)

- 「旧式ネームスペースを識別する」 (p. 39)

- 「ローカル認証エクスポート ファ イルをネームスペースにインポートする」 (p. 45)

- 「代替の認証ソース :概要」 (p. 43)

ローカル認証エクスポート ファイルを追加する

説明

空のローカル認証エクスポート ファ イル (.lae) を作成して認証データのネームスペースを作

成した り、 ディ レク ト リ サーバーのネームスペースをエクスポートする と きに .lae ファ イルを

作成できます。

ディ レク ト リ サーバーのネームスペースから .lae ファイルを作成する詳細については、 「 リ

モート ユーザーのためにネームスペースをエクスポートする」 (p. 37) を参照して ください。

.lae ファイルのネームスペースは、 .lae ファイルの作成方法にかかわらず、 ディ レク ト リ サー

バーのネームスペース と同様に作成、 ログオン、 管理できます。

詳細については、 「ネームスペースの設定 :概要」 (p. 26) を参照して ください。 .lae ファ イルの

ネームスペースへ認証データを追加する詳細については、 「認証データの設定」 (p. 47) を参照

して ください。

手順

1. [認証情報] ウ ィ ン ド ウで、 [ローカル認証エクスポート ファイル] をク リ ッ ク します。

2. [アクシ ョ ン] メニューの [LAE ファ イルの追加] をク リ ッ ク します。

3. [名前] ボッ クスに、 ファ イル名を入力します。

4. [ファ イル パス] ボッ クスで、 次のいずれかの操作を行います。

- 新しいファ イルのパス と名前を入力します。

QQ IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 2 章 : 認証ソースの設定

- 新しいファ イルを作成して保存するフォルダの場所を探すには、 [参照] をク リ ッ ク します。 [開く ] ダイアログ ボッ クスが表示されます。 [ファ イル名] ボッ クスで、 新

しいファイル名を入力する必要があ り ます。 [開く ] をク リ ッ ク してファイルを作成

し、 [プロパティ] ダイアログ ボッ クスに戻り ます。

5. [OK] をク リ ッ ク します。

指定した場所に新しいファ イルが作成され、 “Local Authentication Export Files” フォルダに

追加されます。

ヒ ン ト

- 既存の .lae ファイルを Access Manager に追加するには、 [プロパティ] ダイアログ ボッ ク

スでファイルを指定します。

関連ト ピッ ク

- 旧式ネームスペースを識別する

- ローカル認証エクスポート ファ イルをネームスペースにインポートする

- ローカル認証エクスポート ファ イル :概要

ローカル認証エクスポート ファイルをネームスペースにインポートする

説明

ディ レク ト リ サーバーに含まれるネームスペースの認証データを更新するためにローカル認

証エクスポート ファイル (.lae) を使用する場合、 ディ レク ト リ サーバーのネームスペースに

ある既存データは、 .lae ファイルのデータ と置き換えるか、 .lae ファ イルのデータ とマージす

るこ とができます。

ネームスペースのマージの規則については、 「ディ レク ト リ サーバー間でネームスペース情報

を転送する」 (p. 38) を参照して ください。

外部ユーザー サポート を使用可能にした場合 (p. 41)、 ユーザーをインポートに含めるかど う

かを指定する必要があ り ます。 たとえば、 .lae ファイルでネームスペースに手作業で追加した

ユーザーを外部ユーザー サポートが使用可能なディ レク ト リ サーバー ネームスペースにイン

ポートするこ とがあ り ます。 ユーザーがインポートに含まれない場合、 ユーザーはインポートされません。

ユーザーをインポート した後、 ユーザーを再リ ンクする必要がある場合があ り ます。 どのユー

ザーを再リ ンクする必要があるかを判断するには、 「AM_NamespaceReport ユーティ リ

ティ」 (p. 83) を実行します。

ディ レク ト リ サーバーのネームスペースで監査ログ記録が有効になっている場合は、 ネーム

スペースの変更がログに記録されます。 ローカル認証エクスポート ファイルから空のネームス

ペースにインポート しても、 監査ログのエン ト リは生成されません。

手順

1. ネームスペースにログオンします (p. 28)。

2. [アクシ ョ ン] メニューから [LAE ファ イルからインポート ] をク リ ッ ク します。

3. [LAE ファ イルからインポート ] ダイアログ ボッ クスで、 必要なファ イルを選択します。

一覧にファイルが表示されない場合は、 [追加] をク リ ッ ク し、 次の手順を実行します。表示された場合は、 手順 5 に進みます。

- [名前] ボッ クスに、 新しい LAE ファイルの名前を入力します。

- [ファ イル パス] ボッ クスに、 ファ イルの名前とパスを入力します。 または、 [参照]

をク リ ッ ク して既存ファイルを探します。

- [OK] をク リ ッ ク します。 [ファ イルのネームスペース] ボッ クスに、 ファ イルに含

まれているネームスペースが表示されます。

4. インポートするネームスペースを選択します。

5. [オプシ ョ ン] ボッ クスで、 次のいずれかを実行します。

Access Manager 管理者ガイ ド =QR

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第 2 章 : 認証ソースの設定

- 認証データをエクスポートする前にターゲッ トのネームスペースのデータを削除するには、 [ターゲッ ト ネームスペースを空にする] をク リ ッ ク します。

- ネームスペースのデータを既存データに追加するには、 [ネームスペースのマージ] をク リ ッ ク します。

6. 外部ユーザー サポートが使用可能な場合は、 ユーザーをインポートに含めるかど うかを指

定します。

ユーザーを含めるには、 [ユーザーをインポート ] チェ ッ ク ボッ クスをオンにします。

ユーザーを除外するには、 [ユーザーをインポート ] チェッ ク ボッ クスをオフにします。

7. [ログ ファイル] ボッ クスでログ ファ イルの場所を指定します。

8. [インポート ] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ローカル認証エクスポート ファ イルを追加する」 (p. 44)

- 「旧式ネームスペースを識別する」 (p. 39)

- 「ローカル認証エクスポート ファ イル :概要」 (p. 44)

QS IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 3 章 : 認証データの設定

認証データは、 ディ レク ト リ サーバーのネームスペースやローカル認証エクスポート ファ イ

ル (.lae) のネームスペースなどの認証ソースに保存されるセキュ リ テ ィ情報です。 認証デー

タは、 Access Manager Administration で定義して管理します。 ユーザーは、 認証データを使用し

てキューブやレポート などのユーザー ク ラスで保護されたデータにアクセスできます。

認証データの設定では、 次の操作を行います。

- ユーザー ク ラスを作成して、 ユーザーに割り当てる。

- ユーザーがアクセスするデータ ソース とアプ リ ケーシ ョ ン サーバーを定義する。

- 必要なデータ ソース とアプリ ケーシ ョ ン サーバーへのアクセス権をユーザーに付与する。

自動アクセス

ユーザーのアクセス権を設定する と きには、 自動アクセスも設定できます。 自動アクセスでは、 ユーザーがユーザー ID やパスワードを何回も入力するこ とな く、 保護されたキューブ、

データベース、 またはサーバーにアクセスできます。 ユーザーがデータベースやサーバーにある複数のデータ ソースにアクセスし、 ログオン情報を何回も入力しなければならない場合は、

ユーザーの自動アクセスを設定する と便利です。

自動アクセスの詳細については、 次のト ピッ クを参照して ください。

- 「データベースの自動アクセスを設定する」 (p. 63)

- 「Transformer サーバーの自動アクセスを設定する」 (p. 66)

- 「ユーザーの自動アクセスを設定する」 (p. 52)

関連ト ピッ ク

- 「データ ソースの設定 :概要」 (p. 61)

- 「サーバーの設定 :概要」 (p. 65)

- 「ユーザー ク ラスの設定 :概要」 (p. 56)

- 「ユーザーの設定 :概要」 (p. 47)

- 「認証データを検索する」 (p. 67)

- 「認証データをソートする」 (p. 68)

ユーザーの設定 :概要ユーザーは、 保護されたデータを使用する企業内の個人を表すオブジェク トです。

ユーザーを設定するには、 次の操作を行います。

- ユーザーの追加

- 各ユーザーの基本サインオン、 OS サインオン、 またはその両方の定義

- ユーザー ク ラスへのユーザーの割り当て

- データ ソース とサーバーへのアクセスの割り当て

- データ ソース とサーバーへの自動アクセスの割り当て

- ユーザーの地域設定の定義

- Upfront へのユーザー アクセスの決定

ユーザー ク ラスおよびユーザーを設定したら、 ユーザーを任意の数のユーザー ク ラスに割り

当てるこ とができます。

QT Licensed Materials - Property of IBM

© Copyright IBM Corp. 1999, 2009

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第 3 章 : 認証データの設定

ユーザー ク ラスの設定については、 「ユーザー ク ラスの設定 :概要」 (p. 56) を参照して くださ

い。

複数のユーザー ク ラスに割り当てられたユーザー

複数のユーザー ク ラスに属しているユーザーには、 属しているすべてのユーザー ク ラスの権

限がログオン時に付与されます。 これをユーザー ク ラスの結合と呼びます。

たとえば、 ユーザーがユーザー ク ラス 1 とユーザー ク ラス 2 に属している場合、 Upfront また

は PowerPlay ではユーザー ク ラスの指定は要求されず、 ユーザー ク ラス 1 とユーザー ク ラス

2 を合わせた権限が付与されます。

OS サインオンは、 オペレーティング システムのセキュ リ テ ィに依存します。 基本サインオン

は、 Access Manager によって制御されます。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザーを追加する」 (p. 48)

- 「ユーザーをユーザー ク ラスに割り当てる」 (p. 51)

- 「ユーザーのユーザー ク ラス とアクセスを表示する」 (p. 53)

- 「ユーザーにサインオンを設定する」 (p. 49)

- 「データ ソースまたはアプリ ケーシ ョ ン サーバーのアクセスを設定する」 (p. 52)

- 「ユーザーの自動アクセスを設定する」 (p. 52)

- 「ネームスペースに匿名アクセスを設定する」 (p. 31)

- 「ネームスペースにゲス ト アクセスを設定する」 (p. 32)

- 「認証ソースの設定」 (p. 21)

- 「ユーザー ク ラスを追加する」 (p. 57)

- 「Web 製品のユーザーに地域の設定を定義する」 (p. 54)

- 「Upfront へのユーザー アクセスを定義する」 (p. 54)

- 「ユーザー ク ラスに属するユーザーを表示する」 (p. 60)

- 「パブ リ ッ ク ユーザー ク ラスを設定する」 (p. 57)

- 「ユーザー ク ラスの設定 :概要」 (p. 56)

- 「ユーザー ク ラスのアクセス時間を設定する」 (p. 58)

- 「ユーザー ク ラスの権限を設定する」 (p. 59)

ユーザーを追加する

説明

保護されたデータにアクセスしなければならない個人には、 Access Manager Administration で 1

人ずつユーザーを作成し、 1 つ以上のユーザー ク ラスに割り当ててサインオンを指定する必要

があ り ます。 保護されたデータへのアクセスは、 ク ラ イアン ト アプリ ケーシ ョ ンで、 各ユー

ザーに対して定義されます。 認証されたアプリ ケーシ ョ ンまたはデータ ソースを開くには、

ユーザーが少なく と も 1 つのユーザー ク ラスに属している必要があ り ます。

ユーザーをユーザー ク ラスに割り当てる詳細については、 「ユーザーをユーザー ク ラスに割り

当てる」 (p. 51) を参照して ください。

ユーザー名は、 Access Manager で個人を識別するためだけに使用されます。 他のアプリ ケー

シ ョ ンでユーザーの認証に使用する名前は、 基本サインオンまたは OS サインオンに依存しま

す。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

QU IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 3 章 : 認証データの設定

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. “ユーザー” フォルダを選択します。

4. [アクシ ョ ン] メニューの [ユーザーの追加] をク リ ッ ク します。

5. [名前] ボッ クスに、 名前を入力します。

この名前は、 Access Manager Administration のみに表示されます。

6. 必要に応じて、 [説明] ボッ クスにユーザーの説明を入力します。

7. 別のタブをク リ ッ ク して、 ユーザーのその他のプロパティを設定します。

8. [OK] をク リ ッ ク します。

ヒ ン ト

- ユーザーを削除するには、 ユーザーを選択し、 [アクシ ョ ン] メニューの [削除] をクリ ッ ク します。

ネームスペースにログオンしている場合、 自分自身を削除するこ とはできません。

- フォルダを追加してユーザーを整理するには、 “ユーザー” フォルダを選択して [アクシ ョ ン] メニューの [フォルダの追加] をク リ ッ ク し、 [名前] ボッ クスにフォルダ名を入力します。 必要に応じて、 [説明] ボッ クスにフォルダの説明を入力します。 これで、 こ

のフォルダにユーザーをド ラ ッグできます。

- ユーザー アカウン ト を使用不可にするには、 [ユーザー プロパティ] プロパティ シートの

[全般] タブにある [ユーザー アカウン ト無効] チェッ ク ボッ クスをオンにします。 この

操作によ り、 ユーザーはどのよ う な認証方法を使用してもログオンできな くな り ます。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザーをユーザー ク ラスに割り当てる」 (p. 51)

- 「ユーザーのユーザー ク ラス とアクセスを表示する」 (p. 53)

- 「ユーザーにサインオンを設定する」 (p. 49)

- 「データ ソースまたはアプリ ケーシ ョ ン サーバーのアクセスを設定する」 (p. 52)

- 「ユーザーの自動アクセスを設定する」 (p. 52)

- 「ネームスペースに匿名アクセスを設定する」 (p. 31)

- 「ネームスペースにゲス ト アクセスを設定する」 (p. 32)

- 「ユーザーの設定 :概要」 (p. 47)

ユーザーにサインオンを設定する

説明

ユーザーに設定できるサインオンには、 次の 2 つのタイプがあ り ます。

- 基本サインオン

- オペレーティング システム (OS) サインオン

基本サインオンは、 ユーザー ID とパスワードから構成され、 どちら も Access Manager

Administration で定義して管理します。 基本サインオンのユーザーは、 保護されたデータにア

クセスする場合、 認証時に正しいユーザー ID とパスワードを入力する必要があ り ます。

OS サインオンは、 Access Manager でユーザーのネッ ト ワーク ID を認識して認証する場合に設

定します。 OS サインオンは、 オペレーティング システムのセキュ リ ティ を使用し、 ユーザー

がその他のパスワードを入力しな くても、 保護されたデータへアクセスできます。

ユーザーに基本サインオンと OS サインオンの両方がある場合、 Access Manager で使用される

サインオンはネームスペースの設定によって決定されます。 詳細については、 「ネームスペー

スに含まれるユーザーのサインオン プロパティを設定する」 (p. 32) を参照して ください。

基本サインオンを設定する手順

1. ネームスペースにログオンします。

Access Manager 管理者ガイ ド =QV

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第 3 章 : 認証データの設定

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. “ユーザー” フォルダをダブルク リ ッ ク して開きます。

4. ユーザーを選択します。

5. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

6. [ユーザー サインオン] タブをク リ ッ ク します。

7. [基本サインオン] チェッ ク ボッ クスをオンにします。

8. [ユーザー ID] ボッ クスに、 名前を入力します。

ユーザーは、 認証時にこのユーザー ID を入力します。

9. [パスワード] ボッ クスに、 パスワードを入力します。

10. [パスワードの確認] ボッ クスで、 も う一度パスワードを入力します。

11. [OK] をク リ ッ ク します。

ヒ ン ト

- ユーザーのパスワードを変更するには、 [パスワード] および [パスワードの確認] ボックスに新しいパスワードを入力します。

- さ らに強化されたパスワード管理のオプシ ョ ンも使用できます。 次回ログオン時にユーザーによるパスワード変更を必須にした り、 ユーザーによるパスワード変更を許可するかど うかを指定した り、 ユーザーのパスワードを無期限にした りするこ とができます。

OS サインオンを設定する手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. “ユーザー” フォルダをダブルク リ ッ ク して開きます。

4. ユーザーを選択します。

5. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

6. [ユーザー サインオン] タブをク リ ッ ク します。

7. [OS サインオン] ボッ クスで、 [追加] をク リ ッ ク します。

ド メ インとユーザー ID の情報を入力するダイアログ ボッ クスが表示されます。

8. サードパーティの認証ソースに必要な形式を使用して、 サインオン情報を入力します。

- Windows 統合認証を使用した Windows および Web 認証の場合は 「domain\userid」 を使

用する

- UNIX 認証またはク ライアン ト Windows 認証の場合は 「userid」 を使用する

詳細については、 「外部サインオン」 (p. 15) を参照して ください。

9. [OK] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザーを追加する」 (p. 48)

- 「ユーザーをユーザー ク ラスに割り当てる」 (p. 51)

- 「ユーザーのユーザー ク ラス とアクセスを表示する」 (p. 53)

- 「データ ソースまたはアプリ ケーシ ョ ン サーバーのアクセスを設定する」 (p. 52)

- 「ユーザーの自動アクセスを設定する」 (p. 52)

- 「ネームスペースに匿名アクセスを設定する」 (p. 31)

- 「ネームスペースにゲス ト アクセスを設定する」 (p. 32)

- 「ユーザーの設定 :概要」 (p. 47)

- 「ネームスペースに含まれるユーザーのサインオン プロパティを設定する」 (p. 32)

- 「外部サインオン」 (p. 15)

RM IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 3 章 : 認証データの設定

- 「Web ユーザーのネームスペース OS サインオンに変数を使用する」 (p. 33)

ユーザーをユーザー ク ラスに割り当てる

説明

ユーザーをユーザー ク ラスに割り当てる と、 そのユーザーにユーザー ク ラスすべての権限が

付与されます。 認証されたアプリ ケーシ ョ ンまたはデータ ソースを開くには、 ユーザーが少

なく と も 1 つのユーザー ク ラスに属している必要があり ます。

ユーザーが複数のユーザー ク ラスに属する場合は、 認証時に表示されるプロンプ トでその

セッシ ョ ンに使用するユーザー ク ラスを選択します。

複数のユーザー ク ラスに割り当てられたユーザーについては、 「ユーザーの設定 :概

要」 (p. 47) を参照して ください。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. “ユーザー” フォルダをダブルク リ ッ ク してユーザーを検索します。

4. ユーザーを選択します。

5. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

6. [資格] タブをク リ ッ ク します。

ネームスペースに定義されているユーザー ク ラスが、 ルート ユーザー ク ラスを最上位と

する階層構造で表示されます。 ユーザー ク ラスを表示するには、 各ユーザー ク ラスの横

にあるプラス記号 (+) をク リ ッ ク します。

7. ユーザーが属するユーザー ク ラスを選択します。

ユーザーが属する各ユーザー ク ラスの横にあるボッ クスにチェッ ク マークが表示されま

す。

8. [OK] をク リ ッ ク します。

ヒ ン ト

- ユーザー ク ラスからユーザーを削除するには、 各ユーザー ク ラスの横にあるチェッ ク

ボッ クスをオフにします。

- “ユーザー” フォルダからユーザーのアイコンをユーザー ク ラスへド ラ ッグするこ とに

よって、 ユーザーをユーザー ク ラスに割り当てるこ と もできます。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザーを追加する」 (p. 48)

- 「ユーザーのユーザー ク ラス とアクセスを表示する」 (p. 53)

- 「ユーザーにサインオンを設定する」 (p. 49)

- 「データ ソースまたはアプリ ケーシ ョ ン サーバーのアクセスを設定する」 (p. 52)

- 「ユーザーの自動アクセスを設定する」 (p. 52)

- 「ネームスペースに匿名アクセスを設定する」 (p. 31)

- 「ネームスペースにゲス ト アクセスを設定する」 (p. 32)

- 「ユーザーの設定 :概要」 (p. 47)

Access Manager 管理者ガイ ド =RN

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第 3 章 : 認証データの設定

データ ソースまたはアプリ ケーシ ョ ン サーバーのアクセスを設定する

説明

データ ソースやアプリ ケーシ ョ ン サーバーへのアクセスを設定し、 ユーザーがその元データ

に接続できるよ うにします。 データ ソースには、 データベース とキューブがあ り ます。 アプ

リ ケーシ ョ ン サーバーには、 PowerPlay または Transformer サーバーがあ り ます。

ユーザーに、 データベースや Transformer サーバーへの自動アクセスを設定するこ と もできま

す。

詳細については、 「ユーザーの自動アクセスを設定する」 (p. 52) を参照して ください。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. “ユーザー” フォルダをダブルク リ ッ ク して開きます。

4. ユーザーを選択します。

5. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

6. [アクセス] タブをク リ ッ ク します。

7. ユーザーがアクセスできるデータ ソースまたはアプリ ケーシ ョ ン サーバーを選択します。

8. [OK] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザーを追加する」 (p. 48)

- 「ユーザーをユーザー ク ラスに割り当てる」 (p. 51)

- 「ユーザーのユーザー ク ラス とアクセスを表示する」 (p. 53)

- 「ユーザーにサインオンを設定する」 (p. 49)

- 「ユーザーの自動アクセスを設定する」 (p. 52)

- 「ネームスペースに匿名アクセスを設定する」 (p. 31)

- 「ネームスペースにゲス ト アクセスを設定する」 (p. 32)

- 「ユーザーの設定 :概要」 (p. 47)

ユーザーの自動アクセスを設定する

説明

ユーザーの自動アクセスを設定する と、 ユーザーがユーザー ID やパスワードを入力せずに、

保護されたキューブ、 サーバー、 データベースにアクセスできるよ うにな り ます。 ただし、ユーザーに自動アクセスを設定するには、 サーバーまたはデータベースへのサインオンをあらかじめ追加しておく必要があ り ます。

自動アクセスは、 データベースまたは Transformer サーバーに対して設定できます。

データベースの自動アクセス設定の詳細については、 「データベースの自動アクセスを設定する」 (p. 63) を参照して ください。 Transformer サーバーの自動アクセス設定の詳細については、

「Transformer サーバーの自動アクセスを設定する」 (p. 66) を参照して ください。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. “ユーザー” フォルダをダブルク リ ッ ク して開きます。

4. 自動アクセス権を設定するユーザーを選択します。

RO IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 3 章 : 認証データの設定

5. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

6. [アクセス] タブをク リ ッ ク します。

7. データ ソースまたはサーバーを選択します。

8. [サインオン] ボッ クスで、 [設定] をク リ ッ ク します。 データ ソースには、 サインオンが

設定されないものもあ り ます。

9. ユーザーに適用するサインオンを選択します。

10. [OK] をク リ ッ ク します。

データ ソースまたはサーバーの横に自動アクセス サインオンが表示されます。

11. [OK] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザーを追加する」 (p. 48)

- 「ユーザーをユーザー ク ラスに割り当てる」 (p. 51)

- 「ユーザーのユーザー ク ラス とアクセスを表示する」 (p. 53)

- 「ユーザーにサインオンを設定する」 (p. 49)

- 「データ ソースまたはアプリ ケーシ ョ ン サーバーのアクセスを設定する」 (p. 52)

- 「ネームスペースに匿名アクセスを設定する」 (p. 31)

- 「ネームスペースにゲス ト アクセスを設定する」 (p. 32)

- 「ユーザーの設定 :概要」 (p. 47)

ユーザーのユーザー ク ラス とアクセスを表示する

説明

ユーザーに割り当てられているユーザー ク ラス とアクセスは、 Access Manager Administration

ウ ィ ンド ウの右側ウ ィ ン ド ウに表示されます。 各アイコンは、 ユーザーが属するユーザー ク

ラスへの参照や、 ユーザーがアクセスできるデータ ソースまたはサーバーを表します。

ユーザーをユーザー ク ラスに割り当てる詳細については、 「ユーザーをユーザー ク ラスに割り

当てる」 (p. 51) を参照して ください。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. “ユーザー” フォルダをダブルク リ ッ ク して開きます。

4. ユーザーを選択します。

ユーザーに割り当てられているユーザー ク ラス とアクセスが、 Access Manager

Administration ウ ィ ン ド ウの右側ウ ィ ンド ウに表示されます。

ヒ ン ト

- 参照のプロパティを表示または編集するには、 Access Manager Administration ウ ィ ン ド ウの

右側ウ ィ ン ド ウで参照を選択し、 [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザーを追加する」 (p. 48)

- 「ユーザーをユーザー ク ラスに割り当てる」 (p. 51)

- 「ユーザーにサインオンを設定する」 (p. 49)

- 「データ ソースまたはアプリ ケーシ ョ ン サーバーのアクセスを設定する」 (p. 52)

- 「ユーザーの自動アクセスを設定する」 (p. 52)

- 「ネームスペースに匿名アクセスを設定する」 (p. 31)

Access Manager 管理者ガイ ド =RP

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第 3 章 : 認証データの設定

- 「ネームスペースにゲス ト アクセスを設定する」 (p. 32)

- 「ユーザーの設定 :概要」 (p. 47)

Web 製品のユーザーに地域の設定を定義する

説明

地域の設定では、 IBM Cognos Web 製品のユーザーに表示される時間、 言語、 およびロケール

の設定を決定します。 ユーザーの地域設定を指定していない場合は、 各ネームスペースに定義されている地域が使用されます。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. “ユーザー” フォルダをダブルク リ ッ ク して開きます。

4. 目的のユーザーをク リ ッ ク します。

5. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

6. [地域の設定] タブをク リ ッ ク します。

7. [タ イム ゾーン] ボッ クスで、 ユーザーのタイム ゾーンを選択します。

8. 該当する場合は、 [夏時間を適用] チェッ ク ボッ クスをオンにします。

9. [時間書式] ボッ クスで、 時間を表示する書式をク リ ッ ク します。

10. [言語] ボッ クスで、 ユーザーが使用する言語をク リ ッ ク します。

11. 数値や日付などを地域特有の書式で正し く表示するには、 [ロケール] ボッ クスでユーザーの場所をク リ ッ ク します。

12. [OK] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザー ク ラスを追加する」 (p. 57)

- 「Upfront へのユーザー アクセスを定義する」 (p. 54)

- 「ユーザー ク ラスに属するユーザーを表示する」 (p. 60)

- 「パブ リ ッ ク ユーザー ク ラスを設定する」 (p. 57)

- 「ユーザー ク ラスの設定 :概要」 (p. 56)

- 「ユーザー ク ラスのアクセス時間を設定する」 (p. 58)

- 「ユーザー ク ラスの権限を設定する」 (p. 59)

Upfront へのユーザー アクセスを定義する

説明

Upfront ユーザーのアクセス権は、Access Manager Administration で定義します。Access Manager

でユーザーを追加する と きに、 ユーザーが Upfront にパーソナル NewsBox を所有するかど うか

を決定します。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. “ユーザー” フォルダをダブルク リ ッ ク して開きます。

4. 目的のユーザーをク リ ッ ク します。

5. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

RQ IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 3 章 : 認証データの設定

6. [Upfront] タブをク リ ッ ク します。

7. Upfront にパーソナル NewsBox を作成するには、 [パーソナル NewsBox の作成] チェッ ク

ボッ クスをオンにします。

8. [OK] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザー ク ラスを追加する」 (p. 57)

- 「Web 製品のユーザーに地域の設定を定義する」 (p. 54)

- 「ユーザー ク ラスに属するユーザーを表示する」 (p. 60)

- 「パブ リ ッ ク ユーザー ク ラスを設定する」 (p. 57)

- 「ユーザー ク ラスの設定 :概要」 (p. 56)

- 「ユーザー ク ラスのアクセス時間を設定する」 (p. 58)

- 「ユーザー ク ラスの権限を設定する」 (p. 59)

外部ユーザーを リ ンクする

外部ユーザー サポート を有効にした場合は (p. 41)、 ディ レク ト リ サーバーで定義されている

ユーザーを Access Manager ネームスペースにリ ンクできます。 ユーザーを リ ンクする場合は、

ユーザーを外部ユーザー識別名 (DN) に関連付けます。

1 つ以上のネームスペースにリ ンク されたユーザーのユーザー属性を変更した場合、 変更内容

は、 関連付けられた各ネームスペースに自動的に反映されます。

ユーザーを Access Manager ネームスペースにリ ンク した後、 そのユーザーにサインオンが設定

されているこ と、 およびユーザーが 1 つ以上のユーザー ク ラスのメンバーであるこ とを確認

する必要があ り ます。 基本サインオン方式を使用する場合は、 ネームスペースにリ ンク されて

いる各ユーザーの基本サインオンを追加する必要があ り ます (p. 49)。

手順

1. ネームスペースにログオンします (p. 28)。

2. “ユーザー” フォルダまたは任意の子フォルダを右ク リ ッ ク して、 [ユーザーを リ ンク] をク リ ッ ク します。

3. 外部ユーザーを参照する場合は、 [参照] タブをク リ ッ ク します。

ヒン ト : すべてのユーザーを選択または選択解除するには、 最上位のノードの横にあるチェッ ク ボッ クスを使用します。 フォルダ内のすべてのユーザーを選択または選択解除す

るには、 フォルダの横のチェッ ク ボッ クスを使用します。

4. 外部ユーザーを検索する場合は、 [検索] タブをク リ ッ ク して目的のユーザーを選択します。

- [ユーザー名または LDAP 検索フ ィルタ] ボッ クスに、 ユーザー名または LDAP 検索

フ ィルタを入力します。

ユーザー名を入力する と、 検索では、 外部ユーザーのルートが開始 DN と して使用さ

れ、 サブツ リーが検索の範囲にな り ます。

ヒン ト : すべての外部ユーザーの一覧を表示するには、 このフ ィールドを空白にします。

- [ユーザー名または LDAP 検索フ ィルタ] フ ィールドに入力した内容に応じて、 [検索

条件] ボッ クスで [ユーザー名] または [LDAP 検索フ ィルタ] を選択します。

- [LDAP 検索フ ィルタ] を選択した場合は、 [開始 DN] および [検索範囲] を指定しま

す。

[開始 DN] は、 LDAP ディ レク ト リ内で検索を開始する場所を指定します。 [検索範

囲] は、 ルート DN の特定の部分に検索を制限します。 [Base] オプシ ョ ンを選択し

た場合は開始 DN だけが含まれ、 [1 レベル] オプシ ョ ンでは開始 DN を除く開始 DN

よ り下位のエン ト リが含まれます。 [サブツ リー] オプシ ョ ンを選択した場合は、開始

DN を含む開始 DN 以下のエン ト リが含まれます。

Access Manager 管理者ガイ ド =RR

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第 3 章 : 認証データの設定

- [検索] をク リ ッ ク します。

外部ユーザーの一覧が [検索結果] ウ ィ ン ド ウに表示されます。

- リ ンクするユーザーを選択します。

ヒン ト : すべてのエン ト リ を選択するには、 [すべて選択] をク リ ッ ク します。

5. [ユーザーを リ ンク] をク リ ッ ク します。

- [検索結果] ボッ クスで複数のエン ト リ を選択した場合は、 選択したユーザーがネームスペースにリ ンク されます。

操作結果を示すメ ッセージと、 リ ンク されたユーザーの数が表示されます。

- 1 つのエン ト リだけを選択した場合は、 選択したユーザーの [プロパティ] ダイアロ

グ ボッ クスが表示されます。 [OK] をク リ ッ ク して、 選択したユーザーをネームス

ペースにリ ンク します。

6. 別の外部 DN にユーザーを リ ンクする場合は、 そのユーザーの [プロパティ] ダイアログ

ボッ クスの [全般] タブで、 [再リ ンク] をク リ ッ ク します。

ヒン ト : 外部ユーザー DN を再リ ンクする必要がある場合は、 外部ユーザー DN が赤で表

示されます。

関連ト ピッ ク

- 「外部ユーザー サポート を使用可能にする」 (p. 41)

ユーザー ク ラスの設定 :概要

ユーザー ク ラス とは、 企業内で類似した役割を担 うユーザーのカテゴ リ を表すオブジェク ト

です。 Access Manager によってユーザー アクセスを制御する IBM Cognos 製品 (PowerPlay、

Transformer など) では、 各ユーザーに割り当てられているユーザー ク ラスを使用して、 情報

にアクセスできるユーザーを判別します。 1 つのユーザー ク ラスの各メンバーは、 同じアクセ

ス権を持っています。 また、 各ユーザーを複数のユーザー ク ラスに割り当てるこ とができま

す。

複数のユーザー ク ラスに割り当てられたユーザーについては、 「ユーザーの設定 :概

要」 (p. 47) を参照して ください。

ユーザー ク ラスは、 企業の構造に合わせて編成するこ とを推奨します。 また、 ユーザーは複数

のユーザー ク ラスに属するこ とができるため、 必要に応じて複数のユーザー ク ラス構成を作

成するこ と もできます。 このよ う な場合、 ユーザーが “管理職” (職務別) と “国内事業所”(地域別) の両方のメンバーになるこ とがあ り ます。 たとえば、 職務別 (副社長、 常務取締役、

支社長など) や、 地域別 (全社、 国内事業所、 支社、 工場など) にユーザー ク ラスを設定で

きます。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザー ク ラスを追加する」 (p. 57)

- 「Web 製品のユーザーに地域の設定を定義する」 (p. 54)

- 「Upfront へのユーザー アクセスを定義する」 (p. 54)

- 「ユーザー ク ラスに属するユーザーを表示する」 (p. 60)

- 「パブ リ ッ ク ユーザー ク ラスを設定する」 (p. 57)

- 「ユーザー ク ラスのアクセス時間を設定する」 (p. 58)

- 「ユーザー ク ラスの権限を設定する」 (p. 59)

- 「認証データの設定」 (p. 47)

RS IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 3 章 : 認証データの設定

ユーザー ク ラスを追加する

説明

ユーザー ク ラスを追加する と、 ク ラ イアン ト アプ リ ケーシ ョ ンの管理者がユーザー ク ラスに

基づいてデータへのアクセスを制限した り、 データ ソースへの自動アクセスを設定できるよ

うにな り ます。 作成した各ユーザー ク ラスは、 ルート ユーザー ク ラスに保存されます。

ユーザー ク ラス名の最初の文字には、 空白を使用できません。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. [ルート ユーザー ク ラス] アイコンまたはその任意の子を選択します。

4. [アクシ ョ ン] メニューの [ユーザー ク ラスの追加] をク リ ッ ク します。

5. [名前] ボッ クスに、 ユーザー ク ラスの名前を入力します。

1 つのネームスペース内で、 同じユーザー ク ラス名を重複して使用するこ とはできませ

ん。

6. 必要に応じて、 [説明] ボッ クスにユーザー ク ラスの説明を入力します。

7. [OK] をク リ ッ ク します。

ユーザー ク ラスのアクセス と権限を設定する詳細については、 「ユーザー ク ラスのアクセス時

間を設定する」 (p. 58)および 「ユーザー ク ラスの権限を設定する」 (p. 59) を参照して ください。

ヒ ン ト

- ユーザー ク ラスを階層構造にするには、 ユーザー ク ラスを選択し、 [アクシ ョ ン] メ

ニューの [ユーザー ク ラスの追加] をク リ ッ ク します。 この操作によ り、 ユーザー ク ラ

スにユーザーのサブセッ ト を作成できます。

- ユーザー ク ラスを削除するには、 ネームスペースを選択し、 [アクシ ョ ン] メニューの

[削除] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「Web 製品のユーザーに地域の設定を定義する」 (p. 54)

- 「Upfront へのユーザー アクセスを定義する」 (p. 54)

- 「ユーザー ク ラスに属するユーザーを表示する」 (p. 60)

- 「パブ リ ッ ク ユーザー ク ラスを設定する」 (p. 57)

- 「ユーザー ク ラスの設定 :概要」 (p. 56)

- 「ユーザー ク ラスのアクセス時間を設定する」 (p. 58)

- 「ユーザー ク ラスの権限を設定する」 (p. 59)

- 「認証データの設定」 (p. 47)

パブリ ッ ク ユーザー ク ラスを設定する

説明

パブリ ッ ク ユーザー ク ラスは、 ネームスペースの全ユーザーが自動的に属するユーザー ク ラ

スです。 パブリ ッ ク ユーザー ク ラスがある場合、 ネームスペースに追加した新しいユーザー

は自動的にパブリ ッ ク ユーザー ク ラスに属します。 既存のユーザーもパブリ ッ ク ユーザー ク

ラスに属します。

Access Manager 管理者ガイ ド =RT

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第 3 章 : 認証データの設定

パブリ ッ ク ユーザー ク ラスは、 パブリ ッ ク ユーザー ク ラスを認識する他の IBM Cognos 製品

で使用できます。 パブリ ッ ク ユーザー ク ラスに 「パブ リ ッ ク」 とい う名前を付ける必要はな

く、 任意の名前を付けるこ とができます。

他のユーザー ク ラスに関連付けられたユーザーも、 引き続きパブリ ッ ク ユーザー ク ラスのメ

ンバーになり ます。 パブリ ッ ク ユーザー ク ラスには、 他のユーザー ク ラス と同じよ うにプロ

パティ とアクセス権を割り当てるこ とができます。

デフォルトでは、 ネームスペースにパブリ ッ ク ユーザー ク ラスは設定されていません。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

3. [設定] タブをク リ ッ ク します。

4. [パブ リ ッ ク ユーザー ク ラス] ボッ クスで、 [すべてのユーザーに次のク ラスを使用] を

ク リ ッ ク します。

5. ユーザー ク ラスの名前を指定します。

6. [OK] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザー ク ラスを追加する」 (p. 57)

- 「Web 製品のユーザーに地域の設定を定義する」 (p. 54)

- 「Upfront へのユーザー アクセスを定義する」 (p. 54)

- 「ユーザー ク ラスに属するユーザーを表示する」 (p. 60)

- 「ユーザー ク ラスの設定 :概要」 (p. 56)

- 「ユーザー ク ラスのアクセス時間を設定する」 (p. 58)

- 「ユーザー ク ラスの権限を設定する」 (p. 59)

ユーザー ク ラスのアクセス時間を設定する

説明

ユーザー ク ラスのアクセス時間を設定する と、 保護されたデータへのユーザー アクセスが特

定の日時に制限されます。 つま り、 ユーザー ク ラスのメンバーが、 そのユーザー ク ラスに指

定された時間にのみアクセスを許可されるよ うにな り ます。 この制限は、 ユーザー ク ラスで

保護されたデータにアクセスするアプ リ ケーシ ョ ンだけでなく、 Access Manager -

Administration へのアクセスにも適用されます。

時間制限はユーザーのコンピュータで確認され、 ユーザーが最初にデータにアクセスする と きに適用されます。 時間制限の経過後もユーザーがデータへ引き続きアクセスしている場合、 自動的にログオフされるこ とはあ り ません。

ユーザー ク ラスのアクセス時間の長さは 1 日単位で、 翌日にわたるこ とはできません。 たと

えば、 開始時間を午後 8 : 00 に、 終了時間を午前 3 : 00 には設定できません。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. [ルート ユーザー ク ラス] アイコンをダブルク リ ッ ク して、 ユーザー ク ラスの一覧を表示

します。

4. ユーザー ク ラスを選択します。

5. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

6. [全般] タブをク リ ッ ク します。

RU IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 3 章 : 認証データの設定

7. [アクセスする日および時間] ボッ クスで、 選択したユーザー ク ラスがアクセスできる日

時を選択します。

8. [開始時刻] ボッ クス と [終了時刻] ボッ クスで、 ユーザー ク ラスがアクセスできる時間

を設定します。

時間は、 ユーザーのコンピュータで確認されます。

時間を設定するには、 [時] または [分] を選択し、 値を入力するか、 または ボッ クスの

横にある矢印を使用して値を変更します。 午前または午後の表示を変更するには、 [午前]または [午後] を選択し、 ボッ クスの横にある矢印を使用します。

9. [OK] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザー ク ラスを追加する」 (p. 57)

- 「Web 製品のユーザーに地域の設定を定義する」 (p. 54)

- 「Upfront へのユーザー アクセスを定義する」 (p. 54)

- 「ユーザー ク ラスに属するユーザーを表示する」 (p. 60)

- 「パブ リ ッ ク ユーザー ク ラスを設定する」 (p. 57)

- 「ユーザー ク ラスの設定 :概要」 (p. 56)

- 「ユーザー ク ラスの権限を設定する」 (p. 59)

ユーザー ク ラスの権限を設定する

説明

ユーザー ク ラス権限は、 そのユーザー ク ラスのメンバーが Access Manager Administration を使

用して実行できる操作を指定します。 ユーザー ク ラスのメンバーは、 ユーザー、 ユーザー ク

ラス、 データ ソース、 サーバーの表示、 ユーザーやユーザー ク ラスの作成と削除、 データ

ソースやサーバーの追加などの操作を実行できます。

Access Manager で指定する権限は、 ユーザー ク ラスのメンバーがク ライアン ト アプ リ ケー

シ ョ ンで使用できるアクセス権を決定するものではあ り ません。 これらの権限は、 アプ リ ケーシ ョ ンで定義します。 たとえば、 Access Manager Administration による権限は、 ユーザーがユー

ザー ク ラスのメンバーと して、 ユーザーやユーザー ク ラスの表示、 作成、 削除、 データ ソー

スやサーバー接続の表示、 追加、 削除などの操作を Access Manager Administration で実行でき

るかど うかを決定するものです。 ユーザーが PowerPlay キューブを表示する と きに、 特定の

ディ メンシ ョ ンを表示できるかど うかは指定しません。 キューブを表示する権限は、 キューブ作成時に Transformer で指定する必要があ り ます。

Access Manager では、 ユーザー ク ラスに対して代理管理機能を設定する と、 ユーザーの表示を

制限できます。 代理管理者に対しては、 管理しているユーザー ク ラスに属するユーザーと

ユーザー ク ラスの名前だけが表示されます。 たとえば、 “イタ リ ア”、 “フランス”、 および

“ド イツ” とい う子ユーザー ク ラスを持つ、 “欧州” ユーザー ク ラスがある と します。 欧州の

各営業責任者に管理業務を委任した場合、 “欧州” ユーザー ク ラス とその子ユーザー ク ラスの

メンバーに対してのみアクセスできるよ うに設定できます。 これによ り、 欧州の各営業責任者は、 “欧州”、 “イタ リ ア”、 “フランス”、 “ド イツ” ユーザー ク ラスのユーザー ク ラス とユー

ザーのみを管理できます。

ク ラ イアン ト アプリ ケーシ ョ ンで権限を設定する詳細については、 そのアプリ ケーシ ョ ンの

オンライン ヘルプを参照して ください。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. [ルート ユーザー ク ラス] アイコンをダブルク リ ッ ク して、 ユーザー ク ラスを検索しま

す。

Access Manager 管理者ガイ ド =RV

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第 3 章 : 認証データの設定

4. ユーザー ク ラスを選択します。

5. [編集] メニューの [プロパティ] をク リ ッ ク します。

6. [使用権限] タブをク リ ッ ク します。

ネームスペース全体のユーザー ク ラスのメンバーに管理業務を委任するには、 [メ ンバー

は全ユーザーやユーザー ク ラスを表示可能] チェッ ク ボッ クスをオンにします。

任意のユーザー ク ラスのみに属する メンバーおよびその子ユーザー ク ラスのメンバーに

管理業務を委任するには、 [メ ンバーは全ユーザーやユーザー ク ラスを表示可能] チェッ

ク ボッ クスをオフにします。

7. 選択したユーザー ク ラスに使用権限を設定します。

8. [OK] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザー ク ラスを追加する」 (p. 57)

- 「Web 製品のユーザーに地域の設定を定義する」 (p. 54)

- 「Upfront へのユーザー アクセスを定義する」 (p. 54)

- 「ユーザー ク ラスに属するユーザーを表示する」 (p. 60)

- 「パブ リ ッ ク ユーザー ク ラスを設定する」 (p. 57)

- 「ユーザー ク ラスの設定 :概要」 (p. 56)

- 「ユーザー ク ラスのアクセス時間を設定する」 (p. 58)

ユーザー ク ラスに属するユーザーを表示する

説明

各ユーザー ク ラスに属するユーザーは Access Manager の Access Manager Administration ウ ィ ン

ド ウの右側ウ ィ ン ド ウに表示されます。 各アイコンは、 ユーザーへの参照を表します。

詳細については、 「ユーザーをユーザー ク ラスに割り当てる」 (p. 51) を参照して ください。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. [ルート ユーザー ク ラス] アイコンをダブルク リ ッ ク して、 ユーザー ク ラスの一覧を表示

します。

4. ユーザー ク ラスを選択します。

各ユーザーが、 Access Manager Administration ウ ィ ン ド ウの右側ウ ィ ン ド ウにユーザー参照

と して表示されます。

ヒ ン ト

- ユーザーが属するユーザー ク ラスを表示するには、 ユーザーを選択します。 ユーザー ク

ラスが Access Manager Administration ウ ィ ン ド ウの右側ウ ィ ン ド ウに表示されます。

- ユーザーのプロパティを表示または編集するには、 Access Manager Administration ウ ィ ンド

ウの右側ウ ィ ン ド ウでユーザーを選択し、 [編集] メニューにある [プロパティ] をクリ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「ユーザー ク ラスを追加する」 (p. 57)

- 「Web 製品のユーザーに地域の設定を定義する」 (p. 54)

- 「Upfront へのユーザー アクセスを定義する」 (p. 54)

- 「パブ リ ッ ク ユーザー ク ラスを設定する」 (p. 57)

SM IBM Cognos Series 7 Access Manager

Page 61: IBM Cognos Business Intelligence Series 7 IBM Cognos ...public.dhe.ibm.com/software/data/cognos/documentation/...U IBM Cognos Series 7 Access Manager 第 1 章: セキュリティと

第 3 章 : 認証データの設定

- 「ユーザー ク ラスの設定 :概要」 (p. 56)

- 「ユーザー ク ラスのアクセス時間を設定する」 (p. 58)

- 「ユーザー ク ラスの権限を設定する」 (p. 59)

データ ソースの設定 :概要

データ ソースは、 データが保存されているネッ ト ワーク上の場所を表します。 データ ソース

には、 データベース、 PowerPlay キューブ、 データベースに保存されているキューブがあ り ま

す。 Access Manager は、 各データ ソースの内容ではなく、 データ ソースの接続情報のみを保

存します。

Access Manager では、 ユーザーに対し、 パスワードで保護されたデータベースへの自動アクセ

スを設定するこ と もできます。 自動アクセス サインオンでは、 ユーザーがデータベースの

ユーザー ID やパスワードを入力せずに、 データベースにアクセスできます。

関連ト ピッ ク

- 「キューブを追加する」 (p. 64)

- 「データベースに保存されているキューブを追加する」 (p. 64)

- 「データベースを追加する」 (p. 61)

- 「OLAP サーバー データベースを追加する」 (p. 62)

- 「データベースの自動アクセスを設定する」 (p. 63)

- 「認証データの設定」 (p. 47)

データベースを追加する

説明

ユーザーがデータベースにアクセスする前に、 Access Manager でデータベースを定義し、 必要

なユーザー アクセス権をデータベースに設定しておく必要があ り ます。 データベースの定義

では、 次の操作を行います。

- データベースを参照する

- 接続文字列を定義し、 ク ラ イアン ト アプリ ケーシ ョ ンがデータベースに接続できるよ うに

する

データベースには自動アクセス サインオンを作成できます。

詳細については、 「データベースの自動アクセスを設定する」 (p. 63) を参照して ください。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. “データ ソース” フォルダを選択し、 [アクシ ョ ン] メニューの [データベースの追加] を

ク リ ッ ク します。

データベース プロパティのダイアログ ボッ クスが表示されます。

4. [全般] タブの [名前] ボッ クスに、 データベース名を入力します。

5. [接続] タブをク リ ッ ク します。

6. [データベース タイプ] ド ロ ップダウン ボッ クスで、 定義するデータベースのタイプを選

択します。

7. [編集] をク リ ッ ク して接続文字列を指定します。

[編集] ボタンは、 この方法で編集できるデータベースにだけ表示されます。 [編集] ボタ

ンが表示されない場合は、 手順 9 に進みます。

Access Manager 管理者ガイ ド =SN

Page 62: IBM Cognos Business Intelligence Series 7 IBM Cognos ...public.dhe.ibm.com/software/data/cognos/documentation/...U IBM Cognos Series 7 Access Manager 第 1 章: セキュリティと

第 3 章 : 認証データの設定

[データベース定義] ダイアログ ボッ クスが表示されます。

8. 必要な接続情報を入力し、 [OK] をク リ ッ ク します。

9. も う一度 [OK] をク リ ッ ク し、 プロパティ シート を閉じます。

ヒ ン ト

- フォルダを追加してデータベースを整理するには、 “データ ソース” フォルダを選択して

[アクシ ョ ン] メニューの [フォルダの追加] をク リ ッ ク し、 新しいフォルダにデータベースを追加または移動します。

- データベースを削除するには、 データベースを選択し、 [アクシ ョ ン] メニューの [削除]をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「キューブを追加する」 (p. 64)

- 「データベースに保存されているキューブを追加する」 (p. 64)

- 「OLAP サーバー データベースを追加する」 (p. 62)

- 「データ ソースの設定 :概要」 (p. 61)

- 「データベースの自動アクセスを設定する」 (p. 63)

OLAP サーバー データベースを追加する

説明

Access Manager Administration を使用して、 OLAP サーバー データベースへのアクセスを設定

できます。

サポート されている全データベース バージ ョ ンの一覧は、 PowerPlay Readme ヘルプを参照し

て ください。

ユーザーがデータベースにアクセスする前に、 Access Manager でデータベースを定義し、 必要

なユーザー アクセス権をデータベースに設定しておく必要があ り ます。 データベースの定義

では、 次の操作を行います。

- データベースを参照する

- 接続文字列を定義し、 ク ラ イアン ト アプリ ケーシ ョ ンがデータベースに接続できるよ うに

する

詳細については、 『OLAP Server 接続ガイ ド 』 を参照して ください。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. “データ ソース” フォルダを選択し、 [アクシ ョ ン] メニューの [データベースの追加] を

ク リ ッ ク します。

データベース プロパティのダイアログ ボッ クスが表示されます。

4. [全般] タブの [名前] ボッ クスに、 データベース名を入力します。

5. [接続] タブをク リ ッ ク します。

6. [データベース タイプ] ボッ クスで、 定義するデータベースのタイプを選択します。

7. [編集] をク リ ッ ク して、 接続文字列を指定します。

[編集] ボタンは、 データベースの定義を編集できる場合にのみ表示されます。 [編集] ボ

タンが表示されない場合は、 手順 9 に進みます。

8. [データベースの定義] ダイアログ ボッ クスで、 必要な接続情報を入力し、 [OK] をク

リ ッ ク します。

9. も う一度 [OK] をク リ ッ ク し、 プロパティ シート を閉じます。

SO IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 3 章 : 認証データの設定

関連ト ピッ ク

- 「キューブを追加する」 (p. 64)

- 「データベースに保存されているキューブを追加する」 (p. 64)

- 「データベースを追加する」 (p. 61)

- 「データ ソースの設定 :概要」 (p. 61)

- 「データベースの自動アクセスを設定する」 (p. 63)

データベースの自動アクセスを設定する

説明

直接アクセスするデータベース、 またはキューブを保存するデータベースへの自動アクセスを設定するには、 ユーザー ID とパスワードを使用してデータベースのサインオンを作成する必

要があ り ます。 サインオンを作成した後、 任意のユーザーに適用してデータベースの自動アクセスを設定できます。

詳細については、 「ユーザーの自動アクセスを設定する」 (p. 52) を参照して ください。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. “データ ソース” フォルダをダブルク リ ッ ク して開きます。

データベースが表示されない場合は、 データベースを追加する必要があり ます。

データベースの追加については、 「データベースを追加する」 (p. 61) を参照して ください。

4. 自動アクセス サインオンを作成するデータベースをダブルク リ ッ ク します。

5. “サインオン” フォルダを選択します。

6. [アクシ ョ ン] メニューの [データベース サインオンの追加] をク リ ッ ク します。

7. [ユーザー ID] ボッ クスに、 ユーザー ID を入力します。

これは、 データベースにアクセスするために必要なユーザー ID です。

8. [パスワード] ボッ クス と [パスワードの確認] ボッ クスに、 データベースのパスワードを入力します。

注 : 信用サービス データベース サインオン パスワード プラグインが登録されている場

合、 [パスワード] ボッ クス と [パスワードの確認] ボッ クスは表示されません。

9. 必要に応じて、 [説明] ボッ クスに説明を入力します。

10. [OK] をク リ ッ ク します。

ヒ ン ト

- データベースのパスワードが変更された場合、 Access Manager に保存されているパスワー

ドを変更するには、 [パスワード] ボッ クス と [パスワードの確認] ボッ クスにパスワードを入力します。

- データベースの参照を削除するには、 データベースを選択し、 [アクシ ョ ン] メニューの[削除] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「キューブを追加する」 (p. 64)

- 「データベースに保存されているキューブを追加する」 (p. 64)

- 「データベースを追加する」 (p. 61)

- 「OLAP サーバー データベースを追加する」 (p. 62)

- 「データ ソースの設定 :概要」 (p. 61)

Access Manager 管理者ガイ ド =SP

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第 3 章 : 認証データの設定

キューブを追加する

説明

ネームスペースにキューブを追加する と、 Access Manager でキューブへのアクセスを制御でき

るよ うにな り ます。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. “データ ソース” フォルダを選択します。

4. [アクシ ョ ン] メニューの [ローカル キューブの追加] をク リ ッ ク します。

5. [名前] ボッ クスに、 キューブの名前を入力します。

6. [パスワード] ボッ クス と [パスワードの確認] ボッ クスに、 キューブのパスワードを入力します。

注 : 信用サービス キューブ パスワード プラグインが登録されている場合、 [パスワード]

ボッ クス と [パスワードの確認] ボッ クスは表示されません。

7. 必要に応じて、 [説明] ボッ クスにキューブの説明を入力します。

8. [OK] をク リ ッ ク します。

ヒ ン ト

- キューブのパスワードが変更された場合、 Access Manager に保存されているパスワードを

変更するには、 [現在のパスワード] ボッ クスに現在のパスワードを入力し、 [パスワード] ボッ クス と [パスワードの確認] ボッ クスに新しいパスワードを入力します。

- キューブの参照を削除するには、 キューブを選択し、 [アクシ ョ ン] メニューの [削除]をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「データベースに保存されているキューブを追加する」 (p. 64)

- 「データベースを追加する」 (p. 61)

- 「OLAP サーバー データベースを追加する」 (p. 62)

- 「データ ソースの設定 :概要」 (p. 61)

- 「データベースの自動アクセスを設定する」 (p. 63)

データベースに保存されているキューブを追加する

説明

データベースに保存されるキューブを追加する と、 データベース とキューブへの参照が作成され、 Access Manager でアクセスを制御できるよ うにな り ます。

キューブが保存されているデータベースには、 自動アクセス サインオンを作成できます。

詳細については、 「データベースの自動アクセスを設定する」 (p. 63) を参照して ください。

手順

1. データベースを追加します。

詳細については、 「データベースを追加する」 (p. 61) を参照して ください。

2. データベースをダブルク リ ッ ク して開きます。

3. “キューブ” フォルダを選択します。

4. [アクシ ョ ン] メニューの [データベース キューブの追加] をク リ ッ ク します。

5. [名前] ボッ クスに、 キューブの名前を入力します。

6. 必要に応じて、 [説明] ボッ クスにキューブの説明を入力します。

SQ IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 3 章 : 認証データの設定

7. [接続文字列] ボッ クスで [編集] をク リ ッ ク し、 キューブが保存されているデータベースの接続文字列を設定します。

8. PowerPlay 接続のダイアログ ボッ クスで接続情報を入力します。

9. [OK] をク リ ッ ク して接続情報を保存します。

10. [OK] をク リ ッ ク します。

ヒ ン ト

- データベースに保存されているキューブの参照を削除するには、 キューブを選択し、 [アクシ ョ ン] メニューの [削除] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「キューブを追加する」 (p. 64)

- 「データベースを追加する」 (p. 61)

- 「OLAP サーバー データベースを追加する」 (p. 62)

- 「データ ソースの設定 :概要」 (p. 61)

サーバーの設定 :概要サーバーは、 ネッ ト ワーク上のサーバーの場所を表します。 Access Manager は、 PowerPlay

サーバーと Transformer サーバーの接続情報を保存し、 各サーバーへのユーザー アクセスを制

御します。

Access Manager を使用して、 ユーザーに Transformer サーバーへの自動アクセスを設定するこ

と もできます。 自動アクセス サインオンでは、 ユーザーがサーバーのユーザー ID やパスワー

ドを入力せずに、 サーバーにアクセスできます。

関連ト ピッ ク

- 「PowerPlay サーバーを追加する」 (p. 67)

- 「Transformer サーバーを追加する」 (p. 65)

- 「Transformer サーバーの自動アクセスを設定する」 (p. 66)

- 「認証データの設定」 (p. 47)

Transformer サーバーを追加する

説明

Transformer サーバーの追加では、 ユーザーが Transformer を使用してアクセスするサーバーの

参照を設定します。

Transformer サーバーの自動アクセス サインオンも作成できます。

詳細については、 「Transformer サーバーの自動アクセスを設定する」 (p. 66) を参照して くださ

い。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. “アプ リ ケーシ ョ ン サーバー” フォルダを選択します。

4. [アクシ ョ ン] メニューの [Transformer Server の追加] をク リ ッ ク します。

5. [名前] ボッ クスに、 サーバーの名前を入力します。

この名前は、 ネッ ト ワーク上でサーバーを識別する名前です。

6. 必要に応じて、 [説明] ボッ クスにサーバーの説明を入力します。

Access Manager 管理者ガイ ド =SR

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第 3 章 : 認証データの設定

7. [OK] をク リ ッ ク します。

“アプ リ ケーシ ョ ン サーバー” フォルダにサーバーが表示されます。

関連ト ピッ ク

- 「PowerPlay サーバーを追加する」 (p. 67)

- 「サーバーの設定 :概要」 (p. 65)

- 「Transformer サーバーの自動アクセスを設定する」 (p. 66)

Transformer サーバーの自動アクセスを設定する

説明

Transformer サーバーの自動アクセスでは、 サーバーにアクセスするためのユーザー ID が必要

です。 サインオンを作成した後、 任意のユーザーに適用できます。

自動アクセスをユーザーに割り当てる詳細については、 「ユーザーの自動アクセスを設定する」 (p. 52) を参照して ください。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. “アプ リ ケーシ ョ ン サーバー” フォルダをダブルク リ ッ ク して開きます。

Transformer サーバーの場合は、 サーバーを追加する必要があ り ます。

アプ リ ケーシ ョ ン サーバーの追加については、 「Transformer サーバーを追加する」 (p. 65)

を参照して ください。

4. Transformer サーバーを選択します。

5. [アクシ ョ ン] メニューの [Transformer サインオンの追加] をク リ ッ ク します。

6. [ユーザー ID] ボッ クスに、 ユーザー ID を入力します。

これは、 サーバーにアクセスするために必要なユーザー ID です。

7. [パスワード] ボッ クス と [パスワードの確認] ボッ クスに、 サーバーのパスワードを入力します。

8. 必要に応じて、 [説明] ボッ クスに説明を入力します。

9. [OK] をク リ ッ ク します。

ヒ ン ト

- サーバーのパスワードが変更された場合、 Access Manager に保存されているパスワードを

変更するには、 [パスワード] ボッ クス と [パスワードの確認] ボッ クスにパスワードを入力します。

- Transformer サーバーへの参照を削除するには、 Transformer サーバーを選択し、 [アクシ ョ

ン] メニューの [削除] をク リ ッ ク します。

関連ト ピッ ク

- 「PowerPlay サーバーを追加する」 (p. 67)

- 「Transformer サーバーを追加する」 (p. 65)

- 「サーバーの設定 :概要」 (p. 65)

SS IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 3 章 : 認証データの設定

PowerPlay サーバーを追加する

説明

PowerPlay サーバーを追加する際には、 ユーザーが PowerPlay、 PowerPlay Web、 PowerPlay for

Excel などのク ライアン ト アプリ ケーシ ョ ンを使用してアクセスするサーバーへの参照を設定

します。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. “アプ リ ケーシ ョ ン サーバー” フォルダを選択します。

4. [アクシ ョ ン] メニューの [PowerPlay Server の追加] をク リ ッ ク します。

5. [ホス ト ] ボッ クスに、 サーバーの名前を入力します。

この名前は、 ネッ ト ワーク上でサーバーを識別する名前です。

6. [ポート ] ボッ クスに、 サーバーにアクセスするためのポート番号を入力します。

7. [タ イムアウ ト ] ボッ クスに、 Access Manager がサーバーに接続を試みる最大時間を入力

します。

8. 必要に応じて、 [説明] ボッ クスにサーバーの説明を入力します。

9. [OK] をク リ ッ ク します。

“アプ リ ケーシ ョ ン サーバー” フォルダにサーバーが表示されます。

関連ト ピッ ク

- 「Transformer サーバーを追加する」 (p. 65)

- 「サーバーの設定 :概要」 (p. 65)

- 「Transformer サーバーの自動アクセスを設定する」 (p. 66)

認証データを検索する

説明

ネームスペースに含まれている任意のタイプのオブジェク ト を、 ネームスペースから検索できます。 たとえば、 ユーザー、 ユーザー ク ラス、 サーバーのホス ト、 データベース、 キューブ、

サインオンを検索できます。 検索条件に一致するオブジェク ト 、 オブジェク トのタイプ、 オブジェク ト を含むネームスペースの場所が、 検索結果と して返されます。

一度に検索できるのは 1 つのネームスペースのみです。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. [編集] メニューの [検索] をク リ ッ ク します。

3. [名前] ボッ クスに、 検索するオブジェク トの名前または名前の一部を入力します。

4. [タ イプ] ボッ クスで、 検索するオブジェク トのタイプを選択します。

5. [検索開始] をク リ ッ ク します。

見つかったオブジェク トが、 そのタイプとネームスペース内の場所と と もにダイアログ

ボッ クスに表示されます。 オブジェク ト をク リ ッ ク して、 オブジェク トの [プロパティ]

ダイアログ ボッ クスを表示できます。

関連ト ピッ ク

- 「認証データをソートする」 (p. 68)

- 「認証データの設定」 (p. 47)

Access Manager 管理者ガイ ド =ST

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第 3 章 : 認証データの設定

認証データをソートする

説明

認証データは、 Access Manager ウ ィ ン ド ウの左側ウ ィ ンド ウのフォルダに、 五十音順または番

号順に表示されます。 Access Manager ウ ィ ン ド ウの右側ウ ィ ンド ウでは、 名前順またはタイプ

順にソートできます。 たとえば、 アプ リ ケーシ ョ ン サーバーをタイプ順にソート し、

Transformer サーバーすべてと PowerPlay サーバーすべてをま とめて表示できます。

手順

1. ネームスペースにログオンします。

詳細については、 「ネームスペースにログオンする」 (p. 28) を参照して ください。

2. 内容を表示するネームスペースをダブルク リ ッ ク します。

3. ソートするデータを含むフォルダを選択します。

4. Access Manager ウ ィ ンド ウの右側ウ ィ ン ド ウで、 五十音順にソートする列のタイ トル バー

([名前] または [タイプ]) をク リ ッ ク します。

タイ トル バーにデータのソート方法 (列および方向) を示す矢印が表示されます。

関連ト ピッ ク

- 「認証データを検索する」 (p. 67)

- 「認証データの設定」 (p. 47)

SU IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 4 章 : アプリ ケーシ ョ ン間のセキュ リティの設

IBM Cognos のアプリ ケーシ ョ ンを使用して企業のデータベース情報からレポートやキューブ

を作成する場合に、 Access Manager Administration で作成および管理するユーザー ク ラスを適

用して、 そのレポートやキューブを保護できます。 ユーザー ク ラスでは、 特定の情報への

ユーザー アクセスが制限されます。 たとえば、 キューブには全従業員に見せるこ とが望まし

くない財務情報が含まれているこ とがあ り ます。 キューブのディ メンシ ョ ンなどの情報にユーザー ク ラスを適用する と、 そのユーザー ク ラスのメンバーだけが情報を見るこ とができます。

ユーザー ク ラスのセキュ リ ティが適用されているキューブまたはレポートにユーザーがアク

セスする場合、 まず Access Manager によって識別が行われます。 ユーザーが属するユーザー

ク ラス とそのユーザー ク ラスの適用状況に応じ、 ユーザーは表示を許可されている情報だけ

を見るこ とができます。 たとえば、 PowerPlay キューブで特定の次元にユーザー ク ラスを適用

する と、 そのユーザ ーク ラスのメンバーだけがその次元の情報を見るこ とができるよ うにな

り ます。

保護された情報にユーザーがアクセスできるよ うにするには、 Access Manager Administration で

認証データを設定します。 また、 ユーザーが使用できるよ うに、 認証データへのユーザー ア

クセスも設定する必要があ り ます。

認証データへのアクセスを設定する

認証データの管理者と して、 Access Manager Administration で定義したユーザー ク ラスが IBM

Cognos のアプリ ケーシ ョ ンでどのよ うに機能するかをテス ト したい場合があり ます。 ユー

ザー ク ラスをテス トするには、 まず Configuration Manager を使用して、 標準的ユーザーが行う

のと同様に、 IBM Cognos のアプリ ケーシ ョ ンから必要な認証データにアクセスできるよ うに

設定します。

Configuration Manager の詳細については、 「認証ソースの設定」 (p. 12) を参照して ください。

認証データを定義してテス ト し、 他のアプリ ケーシ ョ ンでユーザー ク ラスを適用した後、 各

ユーザーは自分のコンピュータを認証ソースの必要な認証データにアクセスできるよ うに設定します。

認証データへのアクセスを設定するには、 ユーザーに次の項目が必要です。

- IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ンと一緒にインス トールされる Configuration Manager。

Configuration Manager はデフォルトでインス トールされます。

- 必要なデータ ソースへの接続。 データ ソース とは、 ネームスペースを含むディ レク ト リ

サーバーや、 リモート ユーザー用のローカル認証エクスポート ファイル (.lae) などで

す。

- ディ レク ト リ サーバーの接続情報。 ホス ト、 ポート、 基本識別名 (DN) などです。

- Web ベースのアクセスのための Ticket サービス情報。

ローカル認証キャッシュ ファイルを使用する

ユーザーが保護されたデータ ソース (キューブやレポート など) に接続する と、 Access

Manager によ り自動的にローカル認証キャ ッシュ ファイル (.lac) が作成され、 ユーザーのコ

ンピュータに保存されます。 この結果、 ユーザーがネッ ト ワークに接続していないと きに同じデータ ソースに接続しよ う とする と、 元の認証ソースではなく .lac ファイルが使用されます。

SV Licensed Materials - Property of IBM

© Copyright IBM Corp. 1999, 2009

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第 4 章 : アプリ ケーシ ョ ン間のセキュ リ ティの設定

Access Manager では、 Transformer、 PowerPlay、 PowerPlay Web などの Access Manager を使用す

る IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ンの .lac ファイルが自動的に作成されます。 Upfront では .lac

ファ イルをサポート していません。

注 :

- ローカル認証キャ ッシュ ファ イル (.lac) は、 認証データへの読み取りアクセス権のみが

必要なク ライアン ト ツール (PowerPlay ク ラ イアン ト など) で使用するためのファイルで

す。 IBM Cognos サーバーでの .lac ファイルの使用はサポート されていません。 これはパ

フォーマンスや同時実行で問題が発生する可能性があるためです。 ローカル認証キャ ッシュ ファ イル (.lac) は、 Configuration Manager で使用を中止するこ とができます。

関連ト ピッ ク

- 「Access Manager と PowerPlay」 (p. 71)

- 「Access Manager と PowerPlay Enterprise Server」 (p. 72)

- 「Access Manager と Transformer」 (p. 70)

- 「Access Manager と Upfront」 (p. 73)

- 「Access Manager と NoticeCast」 (p. 74)

- 「Ticket サービス」 (p. 74)

Access Manager と Transformer

Transformer は、 データベースの情報から多次元キューブを作成するために使用します。 ユー

ザーは、 PowerPlay でキューブにアクセスし、 企業のデータを表示して分析します。

Transformer の管理者は、 Access Manager Administration でユーザー ク ラスを作成し、 ユーザー

が作成したキューブに適用できます。 ユーザー ク ラスは、 どのユーザーがキューブ データの

どの部分にアクセスできるかを決定します。

ユーザー ク ラスをキューブに適用する詳細については、 Transformer オンライン ヘルプを参照

して ください。

保護されたキューブにアクセスするユーザーは、 そのキューブに対して指定されている認証ソースにもアクセスできなければな り ません。 最も一般的な認証データのソースは、 LDAP

ディ レク ト リ サーバーのネームスペースにあ り ます。 Transformer モデルで指定されたネーム

スペースがない場合は、 Configuration Manager で指定されたデフォルトのネームスペースで

ユーザー ク ラス情報を確認します。 Configuration Manager でデフォルトのネームスペースが指

定されていない場合は、 ディ レク ト リ サーバーで指定されたデフォルトのネームスペースで

ユーザー ク ラス情報を確認します。

保護されたキューブのユーザーが認証データにアクセスできない場合 (ネッ ト ワークに接続していないなど) は、 データをローカル認証エクスポート ファイル (.lae) に変換し、 このファ

イルをユーザーのコンピュータにコピーします。

Transformer では、 ユーザー ク ラスの結合をサポート していません。 複数のユーザー ク ラスに

属するユーザーは、 保護されたデータにアクセスするたびにユーザー ク ラスを選択する必要

があ り ます。

データベースのキューブにアクセスする

Access Manager では、 他のデータベースに含まれるキューブへの自動アクセス情報も保存され

ます。 データベースにはセキュ リ ティが、 キューブにはユーザー ク ラスのセキュ リ ティが適

用されている場合があり ます。 ユーザー ク ラス とデータベースの接続情報を統合して管理す

るには、 Access Manager Administration を使用してデータベースのサインオン情報を指定しま

す。 これによ り、 ユーザーがキューブにアクセスする と きに、 データベースのユーザー ID と

パスワードを入力する必要がなくな り ます。

詳細については、 「データベースの自動アクセスを設定する」 (p. 63) を参照して ください。

TM IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 4 章 : アプリ ケーシ ョ ン間のセキュ リ ティの設定

キューブに自動アクセスを適用する

Transformer を使用してサインオン情報 (データベースのユーザー ID、 パスワード、 接続パラ

メータなど) をキューブに保存する (.mdc ファイル) 代わ りに、 Access Manager を使用してサ

インオン情報をネームスペースに保存できます。 サインオン情報をネームスペースに保存すると、 サインオン情報の集中管理が容易にな り ます。

ネームスペース と Transformer の両方に同じキューブのサインオン情報がある場合は、 ネーム

スペースの情報が優先されます。 またユーザーがディ レク ト リ サーバーのネームスペースを

使用するよ うに設定されている場合、 Transformer では、 ネームスペースに指定されている自

動アクセス情報が読み取られます。

Transformer で自動アクセスを適用する方法の詳細については、 Transformer オンライン ヘルプ

を参照して ください。

Transformer でユーザー ク ラス ビューを適用する

ユーザー ク ラス ビューを作成してユーザー ク ラスを割り当てる と、 ユーザーがアクセスでき

るデータをさ らに詳し く定義できます。 たとえば、 Great Outdoors 社では、 “発注日”、 “製品ラ

イン” および “地域” とい うディ メンシ ョ ンで構成されるキューブを配布しています。 キューブには、 “ヨーロ ッパ”、 “北米”、 “極東” の各ユーザー ク ラスのメンバーが、 自分の地域の

データだけを見るこ とができるユーザー ク ラス ビューが適用されています。

Transformer では、 ディ メンシ ョ ン ビューとユーザー ク ラスをキューブに適用して、 カスタム

ビューを持つキューブを作成できます。 これは、 特定のユーザー ク ラスだけがアクセスでき

るキューブを作成する という点で、 ユーザー ク ラス ビューと同じです。 ただし、 ユーザー ク

ラス ビューでは 1 つのキューブに複数のビューを適用して、 配布ファ イルの数を大幅に減ら

せるため、 ユーザー ク ラス ビューを使用する方が効率的だといえます。

Transformer でユーザー ク ラス ビューを適用する詳細については、 Transformer オンライン ヘル

プを参照して ください。

関連ト ピッ ク

- 「Access Manager と PowerPlay」 (p. 71)

- 「Access Manager と PowerPlay Enterprise Server」 (p. 72)

- 「Access Manager と Upfront」 (p. 73)

- 「Access Manager と NoticeCast」 (p. 74)

- 「Ticket サービス」 (p. 74)

- 「アプ リ ケーシ ョ ン間のセキュ リ ティの設定」 (p. 69)

Access Manager と PowerPlay

PowerPlay は、 Transformer で作成した多次元キューブのデータを表示して分析するために使用

します。 Transformer の管理者は、 キューブを作成する と きに、 キューブの次元にユーザー ア

クセスを制限するユーザー ク ラスを適用できます。 ユーザーが PowerPlay を使用してキューブ

にアクセスする場合、 自分が属しているユーザー ク ラスがアクセス権を持つディ メンシ ョ ン

のみを見るこ とができます。

PowerPlay では、 ユーザー ク ラスの結合をサポート しています。 複数のユーザー ク ラスに属す

るユーザーがログオンする と、 属している全ユーザー ク ラスの権限がすべて付与されます。

ユーザー ク ラスのセキュ リ ティ をキューブに適用する詳細については、 「Access Manager と

Transformer」 (p. 70) を参照して ください。

Windows 共通ログオン サーバーを使用する

PowerPlay に付属の Windows 共通ログオン サーバーをインス トールしているユーザーは、 同じ

認証データを使用して複数のデータ ソースにアクセスできます。

サーバーのインス トールの詳細については、 製品のインス トールおよび構成ガイ ドを参照してください。

Access Manager 管理者ガイ ド =TN

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第 4 章 : アプリ ケーシ ョ ン間のセキュ リ ティの設定

ユーザー アクセスを容易にする管理マクロを作成する

キューブへのユーザー アクセスを容易にするため、 ユーザーがキューブにアクセスする と き

に必要な認証データを、 PowerPlay に自動的に供給する管理マクロを設定できます。 デフォル

トでは、 ユーザーがキューブを開こ う とする と、 プロセスを自動化するマクロが設定されているかど うかが、 PowerPlay によって確認されます。 マクロが見つからない場合は、 ユーザー ID

とパスワードの入力を求めるプロンプ トがユーザーに表示されます。

管理マクロについては、 PowerPlay マクロのヘルプを参照して ください。

Access Manager と PowerPlay Connect

PowerPlay Connect ユーティ リ ティは、 PowerPlay ユーザーや管理者が、 サーバーやデータベー

スの接続情報を保存する .mdc ポインタ ファイルの作成や変更に使用します。 PowerPlay

Connect を使用して、 Oracle、 Sybase、 MS SQL Server、 Informix、 DB2 のデータベースに保存さ

れているキューブへのアクセスを定義できます。 また、 PowerPlay Connect では、 Hyperion、

DB 2、 Oracle Express、 MS SQL Server などの OLAP サーバーへのアクセスを定義するこ と もで

きます。

Access Manager は、 ユーザーが .mdc ポインタ ファ イルを作成するために必要な接続情報を

PowerPlay Connect に供給します。 現在設定されているネームスペースにサーバーやデータベー

スの接続情報が含まれている場合、 PowerPlay Connect は情報を読み取り、 参照の一覧に表示し

ます。 このため、 ユーザーは適切な接続情報を入力しなくても、 一覧から選択できます。

詳細については、 PowerPlay Connect オンライン ヘルプを参照して ください。

関連ト ピッ ク

- 「Access Manager と PowerPlay Enterprise Server」 (p. 72)

- 「Access Manager と Transformer」 (p. 70)

- 「Access Manager と Upfront」 (p. 73)

- 「Access Manager と NoticeCast」 (p. 74)

- 「アプ リ ケーシ ョ ン間のセキュ リ ティの設定」 (p. 69)

Access Manager と PowerPlay Enterprise Server

PowerPlay Enterprise Server に保存されているキューブを表示するには、 PowerPlay Enterprise

Server と Web ブラウザを使用します。 サーバーまたは Web サイ トには、 キューブを参照する

だけで誰でもアクセスできます。 ただし、 Transformer の管理者は、 作成したキューブにユー

ザー ク ラスのセキュ リ テ ィ またはユーザー ク ラス ビューを適用できます。 この場合、 ユー

ザーがキューブにアクセスする際に表示できるデータは、 自分が属しているユーザー ク ラス

またはユーザー ク ラス ビューがアクセス権を持つディ メンシ ョ ンだけになり ます。

Transformer の管理者は、 パスワードで保護されたキューブ、 サーバー、 データベースに自動

アクセスを適用するこ と もできます。

保護されたキューブをサーバーに展開するには、 管理者がディ レク ト リ サーバーのネームス

ペースにアクセスできなければな り ません。 また、 ユーザー ク ラス ビューをキューブに適用

できるバージ ョ ンの Transformer を使用する必要があ り ます。

PowerPlay Enterprise Server では、 ユーザー ク ラスの結合をサポート しています。 複数のユー

ザー ク ラスに属するユーザーがログオンする と、 属している全ユーザー ク ラスの権限がすべ

て付与されます。

ユーザー ク ラスのセキュ リ ティ をキューブに適用する詳細については、 「Access Manager と

Transformer」 (p. 70) を参照して ください。 セキュ リ ティ をキューブに適用する詳細について

は、 Transformer オンライン ヘルプを参照して ください。

TO IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 4 章 : アプリ ケーシ ョ ン間のセキュ リ ティの設定

PowerPlay Enterprise Server を使用して保護されたキューブを展開する

管理者が保護されたキューブを PowerPlay Enterprise Server に追加する場合、 キューブの認証

ソース とユーザーが入力しなければならないログオン情報 (ユーザー ID とパスワード、 ユー

ザー ク ラス名、 データベースのユーザー ID とパスワードなど) をサーバーに指定できます。

管理者が認証ソースを指定しないと、 Access Manager ではキューブに指定されている認証ソー

スを読み取り ます。

詳細については、 PowerPlay Enterprise Server の管理ヘルプを参照して ください。

Upfront へ発行する

PowerPlay Enterprise Server Administration ツールから Upfront へキューブやレポート を発行する

場合は、 Access Manager を使用してツールを保護する必要があ り ます。 Upfront へ発行する場

合は、 サーバーのパスワードによる保護は使用できません。

詳細については、 PowerPlay の 『Enterprise Server ガイ ド 』 を参照して ください。

Ticket サービス

Access Manager Server の Ticket サービスでは、 レポート とキューブへのアクセスを制御するた

めのチケッ トが発行されます。 1 回のセッシ ョ ンの間、 複数の IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ン

で同じ認証データを使用できます。

詳細については、 「Ticket サービス」 (p. 74) を参照して ください。

関連ト ピッ ク

- 「Access Manager と PowerPlay」 (p. 71)

- 「Access Manager と Transformer」 (p. 70)

- 「Access Manager と Upfront」 (p. 73)

- 「Access Manager と NoticeCast」 (p. 74)

- 「Ticket サービス」 (p. 74)

- 「アプ リ ケーシ ョ ン間のセキュ リ ティの設定」 (p. 69)

Access Manager と Upfront

IBM Cognos Upfront を PowerPlay Web と共に使用して、 ビジネス情報を整理して共有します。

PowerPlay Web のユーザーは、 レポートやクエ リーを NewsIndex のエン ト リ と して Upfront に

発行します。

Upfront のセキュ リ テ ィ設定は、 Access Manager Administration でユーザーとユーザー ク ラスを

設定するこ とによって定義します。 Upfront の各ユーザーは、 少なく と も 1 つのユーザー ク ラ

スに属している必要があ り ます。 Upfront の NewsIndex 管理者は、 ユーザー ク ラスを

NewsIndex のエン ト リに適用し、 NewsBoxes や NewsIndex のエン ト リへのアクセスを制御しま

す。

Upfront ユーザーは、 自分のユーザー ID と属するユーザー ク ラスを、 Upfront で表示できます。

Upfront ユーザーが Upfront で各自のパスワードおよび個人用の設定を変更できるよ うにするに

は、 Access Manager Administration でユーザーにその権限を付与する必要があり ます ([ユー

ザー ク ラス プロパティ] ダイアログ ボッ クスの [使用権限] タブ)。 これらのユーザーが変

更できるのは、 Access Manager に保存されている設定のみです。

Upfront では、 ユーザー ク ラスの結合をサポート しています。 複数のユーザー ク ラスに属する

ユーザーがログオンする と、 属している全ユーザー ク ラスの権限がすべて付与されます。

Upfront の使用方法の詳細については、 Upfront のオンライン ヘルプを参照して ください。

関連ト ピッ ク

- 「Access Manager と PowerPlay」 (p. 71)

- 「Access Manager と PowerPlay Enterprise Server」 (p. 72)

Access Manager 管理者ガイ ド =TP

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第 4 章 : アプリ ケーシ ョ ン間のセキュ リ ティの設定

- 「Access Manager と Transformer」 (p. 70)

- 「Access Manager と NoticeCast」 (p. 74)

- 「Ticket サービス」 (p. 74)

- 「アプ リ ケーシ ョ ン間のセキュ リ ティの設定」 (p. 69)

Access Manager と NoticeCast

NoticeCast を使用する と、 ビジネス アプ リ ケーシ ョ ンにおいてタイ ミ ングが重要となるイベン

ト を検出、 管理できます。 ユーザーは、 データに規則と しきい値を適用します。 これらの条件を満たすイベン トが発生する と、 関係するユーザーに通知が送信されます。 通知は、 有線デバイスまたはワイヤレス デバイスに対して電子メールで実行されます。

各 NoticeCast ユーザーのアクセス権は、 Access Manager で定義したユーザー ク ラスの資格に

よって制御されます。

関連ト ピッ ク

- 「Access Manager と PowerPlay」 (p. 71)

- 「Access Manager と PowerPlay Enterprise Server」 (p. 72)

- 「Access Manager と Transformer」 (p. 70)

- 「Access Manager と Upfront」 (p. 73)

- 「Ticket サービス」 (p. 74)

- 「アプ リ ケーシ ョ ン間のセキュ リ ティの設定」 (p. 69)

Ticket サービス

説明

複数の Ticket サービスを設定するこ とによ り、 Access Manager の信頼性を高めるこ とができま

す。 複数の Ticket サービスを設定する と、 プライマ リ Ticket サービスから反応がない場合に、

フェイルオーバー メカニズムによ り、 処理がセカンダ リ Ticket サービスに自動的に切り替わ

り ます。 また、 複数の Ticket サービス間で負荷を分散させ、 パフォーマンスを向上させるこ と

もできます。

Ticket サービスは Access Manager Server の一部です。 Access Manager Server Ticket サービスで

は、 レポート とキューブへのユーザー アクセスを制御するためのチケッ トが発行されます。 1

回のセッシ ョ ンの間、複数の IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンで同じ認証データを使用できます。

この結果、 サーバーに含まれる複数のキューブにアクセスする と きも、 ユーザーはサインオンを 1 回入力するだけで済みます。 保護されたデータ ソースにアクセスするたびに、 ユーザー

ID とパスワードを入力する必要はあ り ません。

Ticket サービスは、 1 回のセッシ ョ ンの間、 レポート またはキューブへのユーザー アクセスを

制御します。

Ticket サービスの情報は、 ローカル認証エクスポート ファイル (.lae) に保存できます。

Ticket サービスのインス トールの詳細については、 製品のインス トールおよび構成ガイ ドを参

照して ください。

手順

1. [認証情報] ウ ィ ン ド ウで、 “ディ レク ト リ サーバー” フォルダをク リ ッ ク します。

2. [操作] メニューの [接続の追加] をク リ ッ ク します。

ディ レク ト リ サーバーのプロパティ ダイアログ ボッ クスが表示されます。

3. [全般] タブの [ホス ト ] ボッ クスに、 ディ レク ト リ サーバーがインス トールされている

サーバーの名前、 または IP アドレスを入力します。

4. [ポート ] ボッ クスに、 ディ レク ト リ サーバーが使用するポート を入力します。

TQ IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 4 章 : アプリ ケーシ ョ ン間のセキュ リ ティの設定

デフォルトのポートは 389 です。 ディ レク ト リ サーバーによって、 このポートが LDAP

サーバーに割り当てられます。 コンピュータに複数のサーバーがある場合は、 各サーバーをポート名で区別します。

5. [タ イムアウ ト ] ボッ クスに、 ユーザーがディ レク ト リ サーバーとの接続を確立するまで

の時間制限を秒単位で入力します。

6. [基本識別名 (DN)] ボッ クスに、 LDAP 標準に準拠したルート ディ レク ト リの DN を入

力します。

DN は、 Sun Java System Directory Server をインス トールしたと きに [ディ レク ト リ サ

フ ィ ッ クス] ボッ クスに入力した名前で、 たとえば 「o=Cognos, c=CA」 などです。 ディ レ

ク ト リ サーバーをインス トールしていない場合は、 必要な DN を管理者に問い合わせてく

ださい。

7. [実行時認証情報] タブをク リ ッ ク します。

[管理者アクセス] ダイアログ ボッ クスが表示されます。

8. [実行時アド ミニス ト レータ識別名 (DN)] ボッ クスに、 ディ レク ト リ サーバーのログオ

ンに使用する名前を入力します。

9. [実行時アド ミニス ト レータ パスワード] ボッ クスに、 対応するパスワードを入力します。

10. [ログオン] をク リ ッ ク します。

11. [Ticket サービス] タブをク リ ッ ク します。

注 : Configuration Manager を使用して 1 つ以上の Ticket サービスを設定した場合は、

Configuration Manager を使用して設定した Ticket サービス と してエン ト リが Ticket サービ

スの接続リ ス トに表示されます。

別の Ticket サービスに接続するには、 手順 12 に進みます。 Ticket サービスの設定が終了し

たら、 手順 13 に進んで Ticket サービスの接続が適切に設定されているこ とを確認します。

12. [追加] をク リ ッ ク します。 [プロンプ ト ] ボッ クスに、 Ticket サービスがインス トールさ

れているサーバーの名前または IP アドレス とポート を入力します。

ヒン ト : ホス トは、 名前または IP アドレスで入力できます。 このポートには、

Configuration Manager で指定したものと同じポート を使用します。 デフォルトのポート番

号は 「9010」 です。

13. Ticket サービスの接続リ ス トの各 Ticket サービスについて、 Ticket サービスを選択して

[テス ト ] をク リ ッ ク します。

接続に失敗する と、 エラーメ ッセージが表示されます。 接続情報が正しいこ とを確認します。

ヒン ト : Ticket サービスのエン ト リは、 「ホス ト : ポート 」 形式で入力されている必要があ

り ます。

14. [OK] をク リ ッ ク します。

注 :

- Ticket サービスにアクセスする各コンピュータは、 Ticket サービスがインス トールされて

いるコンピュータへアクセスできるこ とが必要です。 Ticket サービスにアクセスする各コ

ンピュータから、 Ticket サービスのコンピュータを ping できない場合は、 Ticket サービス

のコンピュータ名を DNS (ド メ イン ネーム システム) サーバーに登録するか、 IP アドレ

スでそのコンピュータを参照する必要があ り ます。

- UNIX 上にある Ticket サービスのホス ト名を使用するよ うにディ レク ト リ サーバーを設定

する場合は、 選択したホス ト名を使用してサーバーが通信できるこ とを確認してください。 通信できない場合は、 UNIX サーバーの IP アドレスを使用するか、 “/etc/hosts” ファ

イルを編集して名前が正し く解決されるよ うにします。

- 実行時に Ticket サービスの接続リ ス トのエン ト リ を再編成しないでください。 Ticket サー

ビスの接続の順番を変更する場合は、 Upfront サービスを再起動する必要があ り ます。 再

起動しなかった場合、 認証の問題が発生するこ とがあ り ます。

関連ト ピッ ク

- 「Access Manager と PowerPlay」 (p. 71)

Access Manager 管理者ガイ ド =TR

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第 4 章 : アプリ ケーシ ョ ン間のセキュ リ ティの設定

- 「Access Manager と PowerPlay Enterprise Server」 (p. 72)

- 「Access Manager と Transformer」 (p. 70)

- 「Access Manager と Upfront」 (p. 73)

- 「Access Manager と NoticeCast」 (p. 74)

- 「アプ リ ケーシ ョ ン間のセキュ リ ティの設定」 (p. 69)

- 「Ticket サービス アクティビティの監査」 (p. 76)

Ticket サービス アクティビティの監査

説明

Access Manager Server の Ticket サービスを使用する と、 オプシ ョ ンで Ticket サービス情報の監

査を使用可能にできます。 これによ り、 有効なログイン、 ログアウ ト 、 およびセッシ ョ ン (チケッ ト ) の終了に関する履歴情報を含むログ ファ イルを確認できます。 この機能を使用可能に

する方法については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

ログ ファイルを変換する

イベン ト ログの記録を使用可能にしている場合は、 セッシ ョ ンのログが作成されます。 Ticket

サービスのイベン ト ログの記録が使用可能になっている場合に、 実行時パフォーマンスに大

きな影響がないよ うに、 ログはバイナ リ形式で作成されます。 バイナ リ形式のログ ファイル

をテキス ト ファ イルに変換するには、 変換ユーティ リ ティの TSLogProcessor を使用する必要

があ り ます。

手順

1. コマンド プロンプ ト セッシ ョ ンを開始します。

2. “<インス トール場所> \bin” に移動します。

3. 「TSLogProcessor」 および必要なパラ メータを入力します。

たとえば、 次のよ うに入力します。

「TSLogProcessor -h myhost -p 1465 -r "o=cognos, c=ca" -D "cn=Directory Manager" -w admin1234

-f "X:\Program Files\Cognos\cern\bin\logs\ts-901020021016.log" -n mynamespace」

次の表はパラ メータの一覧です。

パラ メータ 説明

-? ヘルプ情報。

-h ディ レク ト リ サーバー ホス トの名前。

-p ディ レク ト リ サーバーのポート番号。

-r ルート識別名。

-D ディ レク ト リ サーバーのバインド名。

-w バインド名に対応するバインド パスワード。

-f ログ ファ イルのパス。

-n ネームスペースを指定する。 オプシ ョ ン パラ メータです。

ネームスペースを指定した場合は、 そのネームスペースのエン ト リのみが返されます。 ネームスペースを指定しなかった場合は、 ログ

ファ イルのすべてのエン ト リが返されます。

TS IBM Cognos Series 7 Access Manager

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第 4 章 : アプリ ケーシ ョ ン間のセキュ リ ティの設定

変換されたログ ファイルを分析する

読むこ とができる形式にログ ファイルが変換されたら、 データを分析して Ticket サービスの

使用状況を評価できます。 ログ ファ イルには、 Ticket サービスのプロパティ (ホス ト、 ポー

ト、 基本識別名など) に関するヘッダー情報が含まれています。 ログ ファイルの残りの全エ

ン ト リは、 リ クエス ト された Ticket サービスのイベン トに関する情報です。

ログ ファ イルの各エン ト リは、 次のよ うにな り ます。

[Mon Nov 04 09:46:39 2002] from:142.88.98.219 ticket:10364211933Ngqb8QiOo515jSSchUA action:access details:ns=MyNamespace user=John Doe status:success

関連ト ピッ ク

- 「Ticket サービス」 (p. 74)

- 「監査ログ記録を使用可能にする」 (p. 42)

-x ファ イルを XML 形式にフォーマッ トする。 オプシ ョ ン パラ メータ

です。

-S SSL が使用可能。

-C SSL 認証データベースのパス。

パラ メータ 説明

パラ メータ 説明

[日付 /時間 ] Ticket サービスのイベン トが発生した時点のタイムスタンプ。

from: <IP アドレス > アクシ ョ ンを リ クエス ト したサーバーの IP アドレス。

action: [ logon | update | access | logout | expiry ]

Ticket サービスによって リ クエス ト されたアクシ ョ ン。 5 つの

アクシ ョ ンがリ クエス ト されます。

- logon : チケッ ト を作成するためのリ クエス ト。

- update : チケッ トの内容を更新するためのリ クエス ト 。

- access : チケッ トにアクセスするためのリ クエス ト。

- logout : チケッ ト を終了するためのリ クエス ト。

- expiry : チケッ トの期間が経過し、 チケッ トが終了するこ

とを表す。

details: <詳細情報のリ ス ト > ネームスペース とユーザー名を表す。

status: [ success | fail ] リ クエス ト されたアクシ ョ ンが成功したか失敗したかを表す。

Access Manager 管理者ガイ ド =TT

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第 4 章 : アプリ ケーシ ョ ン間のセキュ リ ティの設定

TU IBM Cognos Series 7 Access Manager

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FAQ およびト ラブルシューティング

ユーザーと してログオンできないのは ?

ユーザー ID とパスワードが正しいこ とを確認します。 また、 ユーザー ク ラスが少なく と も 1

つ割り当てられているこ とを確認します。

ユーザーを削除できないのは ?

ネームスペースで匿名アクセスを使用可能にしている場合は、 そのネームスペースから匿名ユーザーを削除できません。

ネームスペースでゲス ト アクセスを使用可能にしている場合は、 そのネームスペースからゲ

ス ト ユーザーを削除できません。

現在のセッシ ョ ンで使用している認証情報を持つユーザーは削除できません。

ユーザー ク ラスを削除できないのは ?

ネームスペースでパブリ ッ ク ユーザー ク ラスを使用可能にしている場合は、 そのネームス

ペースからパブリ ッ ク ユーザー ク ラスを削除できません。

ルート ユーザー ク ラスは削除できません。

自分が属しているユーザー ク ラスは削除できません。 また、 そのユーザー ク ラスのプロパ

ティ も変更できません。

ネームスペースをマージした後、 保護された リ ソースを開く

こ とができないのは ?

キューブ、 レポート、 または基本クエ リーなどのセキュ リ ティで保護された リ ソースには、 そのリ ソースに関連付けられているユーザーおよびユーザー ク ラスに関する一意のキー値が保

存されています。

複数のネームスペースを、 セキュ リ ティで保護された新しい リ ソースまたはユーザーの新しいリ ス ト を含む単一のネームスペース とマージする場合は、 そのリ ソースをターゲッ トのネームスペースに含まれるユーザー リ ス トに再び関連付ける必要があ り ます。 また、 同一のリ ソー

ス名またはユーザー名を含むターゲッ トのネームスペースも、 再び関連付ける必要があ り ます。

セキュ リ ティで保護された リ ソースを再び関連付けるには、 そのリ ソースを再生成します。

ネームスペースのマージの詳細については、 「ディ レク ト リ サーバー間でネームスペース情報

を転送する」 (p. 38) を参照して ください。

TV Licensed Materials - Property of IBM

© Copyright IBM Corp. 1999, 2009

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FAQ およびト ラブルシューティング

[切り取り] コマンドが [コピー] コマンドのよ うに動作す

るのはどのよ うな場合 ?

Access Manager Administration の右側ウ ィ ン ド ウにあるオブジェク ト を選択して、 [編集] メ

ニューまたはツール バーの [切り取り] コマンドをク リ ッ クする と、 [切り取り] コマンドは

[コピー] コマンドのよ うに動作します。 たとえば、 あるユーザーのデータベース キューブ オ

ブジェク ト を切り取ってから、 別のユーザーを選択して [貼り付け] コマンドをク リ ッ クすると、 ク リ ップボードから このユーザーの右側ウ ィ ン ド ウに元のユーザーのオブジェク トがコピーされます。

SSL 通信用に設定されたディ レク ト リ サーバーに接続できな

いのは ?

ディ レク ト リ サーバーが SSL 用に設定されている場合、 Configuration Manager で Access

Manager - Runtime を設定した り、 Access Manager Administration でディ レク ト リ サーバーへの

接続を追加した りする と、 ディ レク ト リ サーバーが応答していないこ とを示すエラー メ ッ

セージが表示されるこ とがあ り ます。 Access Manager では、 SSL 証明書データベースで

“cert7.db” ファイルの場所 (ファ イル名 “cert7.db” を含む) が指定されている必要があ り ま

す。 また、 “cert7.db” ファ イルと同時に生成される “key3.db” ファ イルも、 同じ場所に保存さ

れている必要があ り ます。

“cert7.db” ファイルと “key3.db” ファ イルを生成または更新するには、 Netscape Navigator 4.x

を使用するか、 IBM Cognos 製品 CD に収録されている certutil アプリ ケーシ ョ ンを使用します。

certutil アプリ ケーシ ョ ンと関連 .dll ファ イルは、 IBM Cognos Series 7 製品 CD の “Support

Files/sun_one/certutil” フォルダに入っています。 このユーティ リ ティ を使用するには、

“certutil” フォルダ内のすべてのファイルをコンピュータにコピーします。

手順

1. コマンド プロンプ ト ウ ィ ン ド ウを開き、 “certutil.exe” ファイルが入っているディ レク ト

リに移動します。

2. ユーティ リ テ ィ を実行するには、 次のよ うに入力します。

certutil -A -n <表示名> -t C -d <出力ディ レク ト リ> -i < CA 証明書>

- <表示名> : 追加する証明書の名前

- <出力ディ レク ト リ> : “cert7.db” ファイルが作成または更新されるディ レク ト リ

- < CA 証明書> : 認証局から取得した証明書の場所とファイル名

たとえば、 「certutil -A -n mycacert -t C -d c:\ -i ca.cer」 のよ うに入力します。

“cert7.db” と “key3.db” という 2 つの必須ファイルが作成されます。 これらのファイルが

Configuration Manager の Access Manager - Runtime で正し く指定されているこ とを確認します。

Active Directory Server を使用して、 基本的な文字構成が同じ

である複数のオブジェク ト を追加する と、 エラー メ ッセージ

が表示されるのは ?

Active Directory をディ レク ト リ サーバーと して使用している場合に、 基本的な文字構成が同

じである複数のオブジェク ト (ネームスペース、 ユーザー、 ユーザー ク ラスなど) を追加し

よ う とする と、 Access Manager - Administration で次のエラー メ ッセージが返されるこ とがあ り

ます。

An internal error has occurred in Access Manager.

UM IBM Cognos Series 7 Access Manager

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FAQ およびト ラブルシューティング

Active Directory では、 基本的な文字構成が同じである 2 つのオブジェク トは存在できません。

たとえば、 「cot」 とい うユーザーと 「cote」 とい うユーザーを追加するこ とはできません。

Access Manager Server が起動しない原因を特定するには ?

Configuration Manager、 Windows のコン ト ロール パネル、 または UNIX のコマンド ラインを使

用して Access Manager Server を起動しよ う と した場合に、 サーバーが起動しない原因が表示さ

れないと きは、 次の方法で詳しい情報を確認できます。

- Windows の場合は、 イベン ト ビューアを使用します。

- UNIX の場合は、 “<インス トール場所> /bin” ディ レク ト リの “amserver.log” ファ イルを

確認します。

Access Manager Server で予期しない動作が生じた場合は、Windows のイベン ト ビューアまたは

UNIX の “amserver.log” ファ イルでいつでも詳細を調べるこ とができます。

Access Manager 管理者ガイ ド =UN

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FAQ およびト ラブルシューティング

UO IBM Cognos Series 7 Access Manager

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付録 A: Access Manager のユーティ リティ

Access Manager には、 ネームスペースの評価に使用するコマンド ラ イン ユーティ リ ティが 2

つ用意されています。

AM_NamespaceReport ユーティ リティ

ネームスペース内のすべてのユーザーまたはユーザー ク ラスを示す 2 種類の XML 形式レポー

ト を作成するには、 AM_NamespaceReport ユーティ リ ティ を使用します。 オプシ ョ ンのフ ィル

タを使用する と、 パスワードの期限が切れたユーザーやユーザーが最後にパスワードを変更した日時など、 特定の情報が含まれているレポート を作成できます。

AM_NamespaceReport ユーティ リ ティは、 どのバージ ョ ンのネームスペースについても実行で

きます。 有効なユーザーであれば誰でもログオンできますが、 レポートに表示されるのは、

ユーティ リ テ ィ を実行するユーザーが表示権限を持っているユーザーとユーザー ク ラスだけ

です。

デフォルトのユーザー レポート (all フ ィルタを指定した場合と同じ) には、 ユーザー名、 名、

姓、 説明、 電子メール、 電話番号、 基本サインオン、 および OS サインオンが含まれます。

バージ ョ ン 17.0 のネームスペースの場合は、 外部ユーザー DN も返されます。

デフォルトのユーザー ク ラス レポート (all フ ィルタを指定した場合と同じ) には、 ユーザー

ク ラス名、 子ユーザー ク ラスの名前、 メンバー ユーザーの名前、 およびアクセス権が含まれ

ます。

次に示すレポート出力用の XML スキーマは、 “<インス トール場所> \cern\accman” ディ レ

ク ト リにあ り ます。

- AM_NamespaceReport_users.xsd

- AM_NamespaceReport_users_v2.xsd (-b パラ メータを指定した場合に使用)

- AM_NamespaceReport_userclasses.xsd

構文

AM_NamespaceReport ユーティ リ ティは、 コマンド プロンプ ト ウ ィ ン ド ウを使用して “<イン

ス トール場所> \cern\bin” ディ レク ト リから実行します。 このユーティ リ ティ を実行するに

は、 次の構文を使用します。

AM_NamespaceReport -options -o output_file_name

すべてのパラ メータで大文字と小文字が区別されます。

パラ メータ 説明

-help パラ メータの説明を表示する。 このオプシ ョ ンを使用する場合は、 オプシ ョ ン

であるか必須であるかにかかわらず、 他のどのパラ メータも指定しないでください。

-h ディ レク ト リ サーバーのコンピュータ名を指定する。 デフォルトは localhost

です。

-p ディ レク ト リ サーバーのポート番号を指定する。 デフォルトは 389 です。

UP Licensed Materials - Property of IBM

© Copyright IBM Corp. 1999, 2009

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付録 A: Access Manager のユーティ リ ティ

-r ディ レク ト リ サーバーの基本 DN を指定する。 デフォルトは o=cognos, c=ca で

す。

-s SSL が有効であるこ とを指定する。 このパラ メータはオプシ ョ ンです。

-C “cert7.db” ファイルの場所を指定する。 このパラ メータは、 SSL が有効な場合

にのみ必要です。

-n レポートの対象となるネームスペースの名前を指定する。 ネームスペースを指

定しない場合は、 デフォルトのネームスペースに関するレポートが作成されます。

-D 必須。 ネームスペースに対する認証に使用するユーザー名を指定します。 デ

フォルトは OSSignons です。

-w ユーザー パスワードを指定する。 パスワードが空白の場合は、 このオプシ ョ

ンを含めないでください。

-t レポートのタイプを指定する。 users と userclasses のオプシ ョ ンがサポート さ

れています。 デフォルトは users レポートです。

-f レポートに使用するフ ィルタのタイプを指定する。

users レポート タイプでは、 次のフ ィルタ オプシ ョ ンがサポート されていま

す。

- all

すべてのユーザー情報が返される。 このフ ィルタがデフォルトです。

- userclasses

ユーザーのユーザー ク ラスの資格に関する情報のみが返される。

- brokenlink

DN が壊れているユーザーの名前だけが返される。 このフ ィルタは、 バー

ジ ョ ン 17.0 のネームスペースでしか使用されません。

- lockedout

アカウン トがロ ッ ク されているユーザーの名前のみが返される。

- disabled

アカウン トが使用不可になっているユーザーの名前のみが返される。

userclasses レポート タイプでは、 次のフ ィルタ オプシ ョ ンがサポート されて

います。

- all

すべてのユーザー ク ラス情報が返される。 このフ ィルタがデフォルトで

す。

- users

メ ンバー ユーザーの名前のみが返される。

- userclasses

子ユーザー ク ラスに関する情報のみが返される。

パラ メータ 説明

UQ IBM Cognos Series 7 Access Manager

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付録 A: Access Manager のユーティ リ ティ

ネームスペースのすべてのユーザーの一覧をレポートするには、 次のよ うに入力します。

D:\Cognos\installation_location\bin>AM_NamespaceReport –n default –D Administrator –w "" -t users -f all –o all_users.xml

users レポート タイプの出力のサンプルを次に示します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><NamespaceReport xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"

xsi:noNamespaceSchemaLocation="D:\Cognos\cer4\accman\AM_NamespaceReport.xsd" host="localhost" port="389" baseDN="o=Cognos,c=ca" ns="Default" user="Administrator" type="users" filter="all">

<User name="Sam Carter" first_name="Sam" last_name="Carter" email="[email protected]" phone="(123)456-7890" externalUserDN="uid=scarter,ou=people,o=cognos,c=ca">

<BasicSignon>scarter</BasicSignon><OSSignon>domain/scarter</OSSignon><Description>Employee id: 12345</Description>

</User><User name="Ted Morris" first_name="Ted" last_name="Morris"

email="[email protected]" phone="(123)456-7899" externalUserDN="uid=tmorris,ou=people,o=cognos,c=ca">

<BasicSignon>tmorris</BasicSignon><OSSignon>domain/tmorris</OSSignon><Description>Employee id: 56789</Description>

</User></NamespaceReport>

AM_NamespaceCorruptionDetect ユーティ リティ

予期しないハード ウェア障害などの特定の状況において、 ネームスペースが破損する可能性があり ます。 ネームスペースが破損する と、 予想外の動作が生じるこ とがあ り ます。

AM_NamespaceCorruprtionDetect ユーティ リ ティ を使用して、 ネームスペースが破損している

かど うかを調べるこ とができます。 破損がいつ発生したかを特定できるよ うに、 このユーティ

リ ティ を定期的に実行して ください。

このユーティ リ ティ を実行する と、 ネームスペースが破損しているかど うかを示すメ ッセージが表示されます。 ネームスペースが破損している場合は、 IBM Cognos Software Services までお

問い合わせください。

構文

AM_NamespaceCorruptionDetect ユーティ リ テ ィは、 コマンド プロンプ ト ウ ィ ン ド ウを使用し

て “<インス トール場所> \cern\bin” ディ レク ト リから実行します。 このユーティ リ ティ を実

行するには、 次の構文を使用します。

AM_NamespaceCorruptionDetect -t type -f LAE_filename -h host -p port -s -C cert7.db -r baseDN -n namespace -D username -w password

-o 必須。 レポートの出力場所とファ イル名を指定します。 レポートの形式は

XML です。

-b 各ユーザーのパスワードの最終変更日時がレポートに表示されるよ うに指定する。

パラ メータ 説明

Access Manager 管理者ガイ ド =UR

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付録 A: Access Manager のユーティ リ ティ

すべてのパラ メータで大文字と小文字が区別されます。

amADUpdate ユーティ リティ

プライマ リ ディ レク ト リ サーバーが IBM Cognos 製品用に設定された Microsoft Active

Directory である場合は、 IBM Cognos Configuration で外部ユーザー サポート を有効にして設定

する前に、 amADUpdate ユーティ リ ティ を実行する必要があ り ます。 amADUpdate ユーティ リ

ティは Windows でのみ使用できます。

次の場合、 amADUpdate ユーティ リ ティ を実行する必要はあ り ません。

- IBM Cognos 製品用に設定されていない Microsoft Active Directory を使用している。

- Sun Java System Directory Server や IBM Tivoli Directory Server など、 Microsoft Active

Directory 以外のサポート されているプライマ リ ディ レク ト リ サーバーを使用している。

ディ レク ト リ サーバーが IBM Cognos 製品用に設定されているかど うかは関係あ り ませ

ん。

構文

amADUpdate ユーティ リ ティは、 コマンド プロンプ ト ウ ィ ン ド ウを使用して “<インス トー

ル場所> \cern\bin” ディ レク ト リから実行します。 このユーティ リ ティ を実行するには、 次の

構文を使用します。

amADUpdate -h host -p port -r baseDN -D username -w password

パラ メータ 説明

-help パラ メータの説明を表示する。 このオプシ ョ ンを使用する場合は、 オプシ ョ ン

であるか必須であるかにかかわらず、 他のどのパラ メータも指定しないでください。

-t ネームスペースの保存場所を指定する。 LDAP と LAE のオプシ ョ ンがサポー

ト されています。 デフォルトは LDAP です。

-f ローカル認証エクスポート ファ イルの場所と名前を指定する。 -t LAE オプ

シ ョ ンを使用する場合は、 このオプシ ョ ンも使用する必要があ り ます。

-h ディ レク ト リ サーバーのホス ト コンピュータ名を指定する。 デフォルトは

localhost です。

-p ディ レク ト リ サーバーのポート番号を指定します。 デフォルトは 389 です。

-r ディ レク ト リ サーバーの基本 DN を指定する。 デフォルトは o=Cognos, c=CA

です。

-s ディ レク ト リ サーバーの SSL が有効になっているこ とを指定する。 SSL が有

効になっていない場合は、 -s を含めないでください。

-C “cert7.db” ファイルの場所を指定する。 SSL が有効になっている場合、 このオ

プシ ョ ンは必須です。

-n 破損しているかど うかを調べるネームスペースの名前を指定する。 ネームス

ペース名を指定しない場合は、 デフォルト と して設定されているネームスペースが使用されます。

-D ネームスペースに対する認証に使用するユーザー名を指定する。 デフォルトは

OSSignons です。

-w ユーザー パスワードを指定する。 パスワードが空白の場合は、 このオプシ ョ

ンを含めないでください。

US IBM Cognos Series 7 Access Manager

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付録 A: Access Manager のユーティ リ ティ

すべてのパラ メータで大文字と小文字が区別されます。

amADUpdate ユーティ リ ティ を実行したら、 Configuration Manager で外部ユーザー サポート を

設定し、 「外部ユーザー サポート を使用可能にする」 (p. 41)に進みます。

パラ メータ 説明

-h <ホスト> オプシ ョ ン。 Active Directory がインス トールされているコンピュータを

指定します。 ホス ト を指定しない場合は、 localhost がデフォルトで使用

されます。

-p <ポート> オプシ ョ ン。 Active Directory によって使用されるポート を指定します。

ポート番号を指定しない場合は、 389 がデフォルトで使用されます。

-r <基本 DN> 必須。 基本識別名を指定します。

-D <ユーザー名> 必須。 Active Directory にアクセスする と きの認証に使用するユーザー名

を指定します。

-w <パスワード> オプシ ョ ン。 認証されたユーザーのパスワードを指定します。 パスワー

ドを指定しないと、 ツールの実行時にパスワードの入力を求めるプロンプ トが表示されます。

Access Manager 管理者ガイ ド =UT

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付録 A: Access Manager のユーティ リ ティ

UU IBM Cognos Series 7 Access Manager

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用語集

Access Manager サーバー

Ticket サービス と Authentication サービスを管理する IBM Cognos コンポーネン ト 。 Access

Manager Server は Ticket サービスまたは Authentication サービス、 あるいはその両方と して設定

できます。

Access Manager Server は各 IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンに対して 1 つ以上必要です。 可能であ

れば、 Access Manager Server はディ レク ト リ サーバーがあるコンピュータにインス トールして

ください。 Access Manager サーバーにフェイルオーバーと負荷分散を実装するには、 追加の

Access Manager サーバーをインス トールし、 Configuration Manager で負荷分散を設定します。

「Ticket サービス」 と 「Authentication サービス」 も参照して ください。

Authentication サービス

Web ベースで実行する IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ンでの認証に使用する Access Manager

Server サービス。 Authentication サービスが設定されている場合、 ログオン プロセスから

Authentication サービスへの通信が行われ、 続いて Authentication サービスから Ticket サービス

およびディ レク ト リ サーバーへの通信が行われます。 Authentication サービスが設定されてい

ない場合、 ログオン プロセスから直接 Ticket サービス とディ レク ト リ サーバーへの通信が行

われます。 デフォルトでは、 Authentication サービスは無効となっています。 このサービスを使

用するには、Access Manager Server を Authentication サービス と して設定する必要があ り ます。

「Access Manager Server 」 と 「Ticket サービス」 も参照して ください。

IBM Cognos Security Administration ファイル (.csa)

Access Manager で接続情報を保存するために使用されるファイル。 このファ イルでは、 ディ レ

ク ト リ サーバーと .lae ファイルの接続情報、 現在アクティブに設定されているディ レク ト リ

サーバー、 ディ レク ト リ ツ リーのノードの展開状態が管理されます。

LDAP データ交換形式ファイル (.ldif) (定義)

標準の LDAP データ交換形式の ASCII ファ イル。

Netscape 証明書データベース ファイル

デジタル証明書の保管に使用されるファ イル。 デジタル証明書は、 Secure Sockets Layer (SSL)

接続に必要なデジタル署名と秘密鍵の作成に使用されます。

OLE オート メーシ ョ ン

アプ リ ケーシ ョ ンの複数の機能を、 オブジェク トのコレクシ ョ ン (グループ) と して提供するプロセス。 OLE オート メーシ ョ ン オブジェク トでは、 プロパティ と メ ソ ッ ドを使用して、 オ

ブジェク トの属性や動作の特性を制御できます。 たとえば、 アプ リ ケーシ ョ ンから使用できるオブジェク ト 、 プロパティ、 メ ソ ッ ドは、 アプ リ ケーシ ョ ン オブジェク トによって提供され

るダイアログ ボッ クスのオプシ ョ ンやメニュー コマンドに対応します。

UV Licensed Materials - Property of IBM

© Copyright IBM Corp. 1999, 2009

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用語集

Ticket サービス

Web ベースで実行する IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ンのユーザーがシングル サインオンを行う

ために使用するチケッ ト を発行する Access Manager Server サービス。 チケッ トは指定した期間

を対象に発行されるため、 ユーザーは認証データを再入力せずに複数のアプリ ケーシ ョ ンにアクセスできます。 このサービスを使用するには、 Access Manager Server を Ticket サービス と し

て設定する必要があ り ます。

「Access Manager Server 」 と 「Authentication サービス」 も参照して ください。

Windows 共通ログオン サーバー

Windows ベースのアプリ ケーシ ョ ンを使用するユーザーが、 1 回のログオンで複数のデータ

ソースにアクセスできるよ うに、 ユーザーの情報を記録するサーバー。

オブジェク ト

ファ イルやレポート などの作成または変更を行うために操作する OLE オート メーシ ョ ンの要

素。 オブジェク ト を操作するには、 プロパティやメ ソ ッ ドを変更します。

オペレーティング システム (OS) サインオン

ユーザーのコンピュータ ネッ ト ワークやオペレーティング システムへのログオンを認証する、

ユーザー ID とパスワードで構成される。 OS サインオンは Access Manager で使用されますが、

Access Manager の外部で作成され、 管理されます。 ユーザーに OS サインオンと基本サインオ

ンの両方がある場合、 最初に OS サインオンが、 次に基本サインオンが確認されます。

Access Manager では、 OS サインオンを検索する際、 最初にネッ ト ワーク ID が調べられます。

ユーザーがネッ ト ワークに接続していない場合は、 オペレーティング システム ID が調べられ

ます。

簡易ディ レク ト リ アクセス プロ ト コル (LDAP)

インターネッ ト または企業のイン ト ラネッ ト上で、 組織、 個人、 ファ イル、 その他のリ ソースの検索に使用する、 製品に依存しないプロ ト コル。

実働環境で Access Manager を IBM Cognos BI と と もに使用するには、 認証ソース と して LDAP

ディ レク ト リ サーバーを使用する必要があ り ます。

基本サインオン

Access Manager で作成および管理する、 IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンによる各ユーザーの識

別に使用するサインオン (ユーザー ID とパスワード)。

「オペレーティング システム (OS) サインオン」 と比較して ください。

基本識別名 (DN)

ネームスペースの階層情報にアクセスする と きに指定する、 パスの上位レベルとディ レク ト リの名前 (ルート を含む)。

たとえば次の識別名の基本 DN は、 ルート レベル “C” (国) のディ レク ト リ “CA” (カナダ)

と、 組織レベル (O=Cognos) で構成されています。

CN = Cognos Documentation, O = Cognos, C = CA

キューブ

効率的なオンライン分析処理 (OLAP : Online Analytical Processing) をサポートするため、 階

層的に構成された多次元情報。 IBM Cognos のビジネス情報ツールでは、 PowerPlay Transformer

で作成されたキューブ (PowerCube) や、 サードパーティの各種 OLAP ソースに基づいてレ

ポート を作成できます。 キューブは、 サポート されている各種 リ レーシ ョナル データベース、

LAN フォルダ、 またはローカル コンピュータ (標準キューブ) に保存できます。

VM IBM Cognos Series 7 Access Manager

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用語集

共通ログオン

Access Manager でユーザーを識別し、 データ ソースへのアクセスを管理するために使用する

ユーザー プロンプ トのセッ ト 。 ユーザーには、 ログオン情報のプロンプ トが 1 回だけ表示さ

れます。

Windows ベースの IBM Cognos 製品では、 Windows 共通ログオン サーバーを使用してこの情報

が記録されます。 Web ベースの IBM Cognos 製品では、 Access Manager Server の Ticket サービ

スで発行したチケッ ト を使用してシングル サインオンを実行します。

ゲス ト ユーザー

サインオン情報を入力せずにデータ ソースにアクセスできる、 名前の付いていないユーザー。

ゲス ト ユーザーを使用可能にする と、 名前付きユーザーとゲス ト ユーザーに対し、 それぞれ

異なるセキュ リ ティ アクセスを設定できます。

ゲス ト ユーザーには、 通常、 最小限のアクセス権 (Upfront のパブリ ッ ク フォルダへアクセス

するなど) を付与します。 また一般に、 基本設定の永久的な変更や、 保護された リ ソースに対する ID やパスワードの変更を行えないユーザー ク ラスに所属します。

ゲス ト ユーザーには、 次の事項が適用されます。

- 少なく と も 1 つのユーザー ク ラスに所属していなければならない

- 自動アクセスを持つこ とができる

- パブリ ッ ク ユーザー ク ラスに存在するこ とができる

ゲス ト アクセスをサポートする IBM Cognos 製品では、 ネームスペースでゲス ト ユーザーを使

用可能にする と、 ゲス ト と してログインするオプシ ョ ンがユーザーに表示されます。

権限

「使用権限」 を参照して ください。

限定管理者

「代理管理者」 を参照して ください。

コレクシ ョ ン

1 つの単位と して参照できる、 関連する OLE オブジェク トのグループ。 コレクシ ョ ンに実行し

た動作は、 そのコレクシ ョ ンの全オブジェク トに影響します。

「所有者コレクシ ョ ン」 および 「参照コレクシ ョ ン」 も参照して ください。

サインオン

各ユーザーを識別し、 ユーザーのリ ソースへのアクセス管理に使用するユーザー ID とパス

ワード。

参照コレクシ ョ ン

すでに作成されたオブジェク ト を参照する、 コレクシ ョ ンに依存しないオブジェク トのグループ。

「所有者コレクシ ョ ン」 も参照して ください。

識別名 (DN)

ネームスペースの階層情報にアクセスする と きに指定するパス。 階層の各レベルには、CommonName (CN)、 OrganizationName (O)、 および CountryCode (C) (オプシ ョ ン) とい う

名前が付けられています。 同じレベルに複数のディ レク ト リが存在できます。

ルート ディ レク ト リがターゲッ ト よ り先に表示される DOS のパス とは異な り、 識別名では、

最下位 (ターゲッ ト ) のレベルとディ レク ト リ名が最初に表示され、 これに上位の各レベルとディ レク ト リ名が続き、 ルートで終了します。 たとえば、 セキュ リ ティ ディ レク ト リ サー

バーのネームスペースにアクセスする と きは、 次のよ う な DN を使用します。

Access Manager 管理者ガイ ド =VN

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用語集

CN = Cognos Documentation, O = Cognos, C = CA

この場合、 ルート レベルは C (国) で、 ルート ディ レク ト リは CA (カナダ) です。 ターゲッ

ト レベルは CN (Common Name) で、 ターゲッ ト ディ レク ト リは” Cognos Documentation” で

す。

自動アクセス

パスワードで保護されたキューブ、 データベース、 またはサーバーに、 ログオン情報を入力せずにアクセスできる機能。

使用権限

Access Manager で管理者によって設定され、 実行時に付与される、 データの作成や変更などの

情報へのアクセス権。

所有者コレクシ ョ ン

コレクシ ョ ンに依存するオブジェク トのグループ。

「参照コレクシ ョ ン」 も参照して ください。

シングル サインオン

ユーザーが何回もプロンプ トに入力しな くても、 1 回ログオンするだけで、 複数のデータ ソー

スにアクセスできるプロセス。 この用語は、 一般に Web ベースの製品のみに使用され、

Windows 製品では 「共通ログオン」 とい う用語が使用されます。

スキーマ

LDAP データベースのオブジェク ト ク ラス (さまざまなオブジェク トのタイプ) と、 各オブ

ジェク ト ク ラスの属性の記述。

ディ レク ト リ サーバーを設定する際に、 ディ レク ト リ サーバーのスキーマを拡張して Access

Manager の機能が含まれるよ うにします。

代理管理者

自分よ り下位レベルの権限を作成および更新できる管理者。 たとえば、 ディ レク ト リ管理者(SunONE ディ レク ト リ サーバーではディ レク ト リ マネージャ と呼ばれる) は、 ディ レク ト リ

サーバーのディ レク ト リ を管理できます。 また、 地域担当管理者は、 その地域の事業所に所属するユーザーの認証データを管理できます。

多次元キューブ ファイル (.mdc)

PowerPlay Transformer で PowerCube 設計者が作成する、 多次元データを含む IBM Cognos ファ

イル。 データベース キューブやサード パーティ製の OLAP ソース と接続するポインタ ファ イ

ルを指す場合もあ り ます。

チケッ ト

管理者が指定した時間だけユーザーが Web ベースの製品を使用できるよ うにする、 ユーザー

権限の記録。 チケッ トは、 ユーザーがログオンするたびに作成されます。

ディレク ト リ サーバー

認証データが保存されている LDAP 準拠のサーバーを表す一般的な用語。 IBM Cognos アプリ

ケーシ ョ ンでは、 SunONE ディ レク ト リ サーバーまたは Active Directory Server を使用してユー

ザーとデータ アクセス権を関連付けるこ とができます。

データ オブジェク ト

個々のデータの保存場所を識別し、 アクセスを可能にするオブジェク ト 。

VO IBM Cognos Series 7 Access Manager

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用語集

デフォルトのネームスペース

ネームスペースが設定で指定されていないと きに、 Access Manager で実行時に使用するディ レ

ク ト リ サーバーのネームスペース。

匿名ユーザー

ログオン画面を使用せずにデータ ソースにアクセスできる、 名前の付いていないユーザー。

匿名ユーザーにはユーザー ID やパスワードの入力を要求できませんが、 データ ソースへのア

クセスや、 ユーザー ク ラスの資格を制限するこ とはできます。

匿名ユーザーには、 通常、 最小限のアクセス権 (Upfront のパブリ ッ ク フォルダへのアクセス

など) を付与します。 また一般に、 基本設定の永久的な変更や、 保護された リ ソースに対する

ID やパスワードの変更を行えないユーザー ク ラスに所属します。

匿名ユーザーには、 次の事項が適用されます。

少なく と も 1 つのユーザー ク ラスに所属していなければならない

自動アクセスを持つこ とができる

パブリ ッ ク ユーザー ク ラスに存在するこ とができる

ネームスペースで匿名ユーザーを使用可能にする と、 他の IBM Cognos 製品でユーザー ID や

パスワードの入力が要求されな くな り ます。

ド リルスルー

レポートの値の基礎になっている詳細情報を表示するこ と。 たとえば、 特定の顧客に関する販売状況の集計から ド リルスルーし、 その明細を表示できます。 別の IBM Cognos アプ リ ケー

シ ョ ンで作成された情報にド リルスルーできる場合もあ り ます。

認証

ユーザーをサインオン (ユーザー ID とパスワード) で識別して、 ユーザーに必要なアクセス

権があるこ とを確認し、 それに応じてアクセスを許可するこ と。

認証ソース

認証データのソース。 現在、 IBM Cognos アプ リ ケーシ ョ ンのほとんどでは、 ディ レク ト リ

サーバーのネームスペース と ローカル認証エクスポート ファイル (.lae) をサポート していま

す。

認証データ

ユーザーを識別し、 ユーザー ク ラスの権限やユーザー パスワードで保護されたアプリ ケー

シ ョ ン サーバーおよびデータ ソースへのアクセスを許可するために必要なデータ (ユーザー

ID とパスワード)。

ネームスペース

Access Manager で使用される認証データのソース。 システム レジス ト リにおけるデフォルトの

セキュ リ ティ サーバー設定に応じて、 ディ レク ト リ サーバーのディ レク ト リ 、 またはローカ

ル認証エクスポート (.lae) ファ イルのエン ト リ と して存在します。

各ネームスペースに保存されているセキュ リ ティ データ (ユーザーのサインオン情報、 ユー

ザー ク ラス、 アプ リ ケーシ ョ ン サーバー、 データ ソースなど) によ り、 リ ポジ ト リの各エン

ト リが他のネームスペースすべてから区別されます。

バインド

適切な識別名 (DN) とパスワードを入力して、 ディ レク ト リ サーバーのディ レク ト リにアク

セスするこ と。

Access Manager 管理者ガイ ド =VP

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用語集

パスワードで保護されたデータ

正しいパスワードを入力したユーザーだけがアクセスできる、 保護が必要なデータまたは機密データ。

パブリ ッ ク ユーザー ク ラス

ネームスペースの全ユーザーが自動的に属するユーザー ク ラス。 このユーザー ク ラスは、 他

の IBM Cognos 製品でも利用できます。 パブ リ ッ ク ユーザー ク ラスに “パブリ ッ ク” とい う名

前を付ける必要はあ り ません。

ユーザーは他のユーザー ク ラスに関連付けるこ とができますが、 その場合でも常にパブリ ッ

ク ユーザー ク ラスのメンバーになり ます。 パブリ ッ ク ユーザー ク ラスには、 他のユーザー ク

ラス と同じよ うに、 プロパティ とアクセス権を割り当てるこ とができます。

デフォルトでは、 ネームスペースにパブリ ッ ク ユーザー ク ラスは設定されていません。

プロパティ

OLE オート メーシ ョ ンにおける、 OLE オブジェク トに付属し、 メモ リに保持される一連の値

または特性。 オブジェク トのプロパティを使用して、 オブジェク ト特性の値を設定した り、 これらの値にアクセスします。 各プロパティでは、 サイズ、 色、 特定の動作 (たとえば、 コマンドの実行時における画面への表示 /非表示) など、 オブジェク ト特性の 1 つが定義されます。

オブジェク トの特性を変更するには、 そのプロパティの値を変更します。

分散管理

集中管理されたマスター ソースからローカル データを更新する方法。 認証データの場合は、

IBM Cognos セキュ リ ティ管理ファイル (.csa) ファ イルを使用して、 リモート またはネッ ト

ワーク上のシステムに、 更新されたローカル認証エクスポート ファイル (.lae) またはディ レ

ク ト リ サーバーのネームスペースを供給できます。

メ ソ ッ ド

OLE オート メーシ ョ ン オブジェク トによって実行される、 BASIC に似た言語で定義されたア

クシ ョ ン。 オブジェク ト メ ソ ッ ドを使用する と、 開く、 保存するなどの操作をオブジェク ト

に実行できます。

ユーザー オブジェク ト

製品のユーザーを表すソフ ト ウェア オブジェク ト 。 認証において、 ユーザー ID とパスワー

ド、 基本サインオンまたはオペレーティング システム (OS) サインオン、 ユーザー ク ラスの

資格、 および自動アクセスの割り当てを指定するために使用されます。

ユーザー ク ラス オブジェク ト

特定のユーザー グループまたはコ ミ ュニティの資格に基づいてアクセスを制御するために、

管理者が組織に対して定義するソフ ト ウェア オブジェク ト 。 ユーザー ク ラス オブジェク ト

は、 ユーザー ク ラスの名前、 ユーザー ク ラスのメンバーがデータにアクセスできる時間、 お

よびユーザー ク ラスが Access Manager で実行できる管理の権限を指定します。

ユーザー ク ラスからアクセスできるデータはク ライアン ト アプ リ ケーシ ョ ンで定義されます。

ユーザー ク ラスで保護されたデータ

指定されたユーザー ク ラスのメンバーシップに基づいて許可されたユーザーだけがアクセス

できる、 保護が必要なデータまたは機密データ。

ユーザー ク ラスの結合

複数のユーザー ク ラスに属するユーザーが持つ、 各ユーザー ク ラスを合わせた権限。 ユー

ザー ク ラスの結合をサポート しているアプ リ ケーシ ョ ンでは、 ユーザーがログオン時にユー

ザー ク ラスを選択する必要がなく、 属する全ユーザー ク ラスの権限が付与されます。

VQ IBM Cognos Series 7 Access Manager

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用語集

ユーザー ク ラス ビュー

Transformer で、 指定されたユーザー ク ラスのメンバーが表示できるカテゴ リ と数値データ。

通常は、 PowerCube 全体の情報サブセッ トです。 キューブ設計者は、 省略されたカテゴ リの値

をロールアップ (要約) するか、 キューブに基づく レポートから削除するかを指定できます。

ほかの IBM Cognos アプリ ケーシ ョ ンでは、 この用語はよ り広い意味に使用され、 ユーザー ク

ラス資格に基づいた特定のデータ ソースまたはその情報のサブセッ トへのアクセス権を指し

ます。

ユーザー参照

ユーザーをユーザー ク ラス と関連付ける情報。 「ユーザー」 および 「ユーザー ク ラス オブ

ジェク ト 」 も参照して ください。

ルート管理者

ネームスペース全体、 およびネームスペースに関連付けられた権限すべてにアクセスできる管理者。 ルート管理者はデフォルトで作成され、 名前を変更できますが、 ネームスペースからは削除できません。

ルート ユーザー ク ラス

ネームスペースに対する管理権限をすべて持つユーザー ク ラス。 管理者ユーザーは、 ルート

ユーザー ク ラスのメンバーです。 ルート ユーザー ク ラスはデフォルトで作成され、 名前を変

更できますが、 ネームスペースからは削除できません。

ローカル認証

ローカル認証エクスポート ファ イル (.lae) またはローカル認証キャ ッシュ (.lac) ファ イルを

使用して、 保護されたデータ ソースへのアクセス権を確認するプロセス。 通常、 モバイルま

たはスタンドアローン ユーザーに使用します。

ローカル認証エクスポート ファイル (.lae)

ディ レク ト リ サーバーから独立した Access Manager の認証データ ソース。 次の操作に使用で

きます。

- ネッ ト ワークで認証できないスタンドアローン ユーザーの認証 (Access Manager の設定 )

- ネームスペース間での認証データの転送 (Access Manager Administration)

.lae ファイルは、 単独のコンピュータ上でローカルに使用できます。 ネッ ト ワーク上や複数の

ユーザーによる使用はできません。

ローカル認証キャッシュ ファイル (.lac)

ユーザーが中央のディ レク ト リ サーバーにアクセスする と きに各ユーザーのコンピュータに

自動的に作成できる、 Access Manager の個人用認証データ ソース。 .lac ファ イルを使用するこ

とによって、 ネッ ト ワークに接続していないモバイル ユーザーも認証データにアクセスでき

ます。 ローカル認証キャ ッシュ ファ イルは読み取り専用です。

ログオン

保護されたデータ ソースにアクセスするための認証プロセス (たとえば、 基本サインオンの

ユーザー ID とパスワードの入力など)。 管理者は、 ログオンの試行回数を制限できます。 この

回数を超える と、 指定したロ ッ クアウ ト期間中、 アクセスが拒否されます。

ロ ッ クアウ ト

ユーザーが指定した回数のログオン試行に失敗したため、 設定された期間だけログオンを禁止された状態。 許容される試行回数と ロ ッ クアウ ト期間は、 管理者が定義します。

ロ ッ ク されたネームスペース

停電やその他の予想外の中断によって、 ディ レク ト リ サーバーの更新中にアクセスできな く

なったネームスペース。

Access Manager 管理者ガイ ド =VR

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用語集

VS IBM Cognos Series 7 Access Manager

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索引

記号.csa ファイル

定義 , 89

デフォルト を設定する , 21

保存する , 21

.lac ファイル

定義 , 95

.lae ファイル , 44

更新する , 39

追加する , 44

定義 , 95

ネームスペースへインポートする , 38, 45

元データ と比較する , 39

.ldif ファイル

定義 , 89

.mdc ファイル

定義 , 92

A

Access Manager, 7

IBM Cognos 製品を使用する , 10, 69

NoticeCast を使用する , 74

PowerPlay を使用する , 71

Ticket サービス アクティビティを監査する , 76

Transformer を使用する , 70

Upfront を使用する , 73

監査ログ記録を使用可能にする , 42

コンバータ , 8

コンポーネン ト , 8

自動化する , 20

代理管理機能 , 59

バッチ メ ンテナンス , 20

Access Manager Server, 8

Access Manager コンポーネン ト

設定オプシ ョ ン , 12

Access Manager サーバー

定義 , 89

amADUpdate

ユーティ リ テ ィ , 86

AM_NamespaceCorruptionDetect, 85

ユーティ リ テ ィ , 85

Authentication サービス

定義 , 89

C

cert7.db ファイル

定義 , 89

Configuration Manager, 9, 12

ディ レク ト リ サーバーの設定 , 8

H

HTTPS, 13

I

IBM Cognos Security Administration ファイル (.csa)

定義 , 89

IBM Cognos 製品

Access Manager, 10, 69

NoticeCast, 74

PowerPlay, 71

PowerPlay Enterprise Server, 72

Transformer, 70

Upfront, 73

認証データ , 11

IBM Cognos セキュ リ ティ管理ファイル (.csa)

デフォルト を設定する , 21

保存する , 21

L

LDAP ディレク ト リ サーバー

アクセスする , 22

LDAP データ交換形式ファイル

定義 , 89

N

Netscape 証明書データベース ファイル (.cert7.db)

定義 , 89

NoticeCast

Access Manager を使用する , 74

O

OLAP サーバー データベース , 62

追加する , 62

OLE オート メーシ ョ ン

Access Manager, 20

定義 , 89

P

PowerPlay

Access Manager を使用する , 71

共通ログオン , 71

PowerPlay Web

Access Manager を使用する , 72

VT Licensed Materials - Property of IBM

© Copyright IBM Corp. 1999, 2009

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索引

PowerPlay サーバー

追加する , 67

R

REMOTE_USER CGI 環境変数 , 15

S

SDK

信用サインオン プラグイン , 15

Secure Sockets Layer (SSL) のセキュ リ テ ィ , 13

HTTPS, 13

ディレク ト リ サーバーで設定する , 24

認証ソースを設定する , 12

SSL のセキュ リ ティ , 13

ディレク ト リ サーバーで設定する , 24

認証ソースを設定する , 12

Sun Java System Directory Server

設定する , 8

Sun Java System 証明書データベース ファイル

SSL を設定する , 12, 24

T

Ticket サービス , 74

監査する , 76

定義 , 90

Transformer

Access Manager を使用する , 70

Transformer サーバー

自動アクセス , 66

追加する , 65

U

Upfront

Access Manager を使用する , 73

ユーザー アクセス , 54

ユーザーの権限 , 54

W

Web 製品

ユーザー アクセスを定義する , 54

Windows NT チャレンジ / レスポンス , 16

Windows 共通ログオン サーバー , 15

定義 , 90

ユーザー ク ラス , 71

あアクセス

サーバー , 52

データ ソース , 52

ユーザー , 52

ユーザー ク ラス , 58

アップグレードする

新しいスキーマ バージ ョ ンのネームスペース , 40

い移動する

認証データ , 38

インポートする

ローカル認証エクスポート ファイル (.lae) , 38, 45

えエクスポートする

ネームスペース , 37, 38

お大文字と小文字の区別

基本サインオン , 32

パスワード , 34

オブジェク ト

定義 , 90

オペレーティング システム

Windows, 16

オペレーティング システム (OS) サインオン , 15

作成する , 49

定義 , 90

か開始時間

ユーザー ク ラスのアクセス , 58

階層構造にする

ユーザー ク ラス , 57

外部ユーザー , 41

再リ ンクする , 55

リ ンクする , 55

外部ユーザー サポート

Microsoft Active Directory を更新する , 86

簡易ディ レク ト リ アクセス プロ ト コル (LDAP)

定義 , 90

環境変数REMOTE_USER CGI, 15

監査する

Ticket サービス アクティ ビティ , 76

セキュ リ ティ管理 , 42

管理

ネームスペースの管理者を追加する , 30

き期限切れのパスワード , 34

基本サインオン , 14

定義 , 91

プロパティを設定する , 32

旧式ネームスペース , 39

キューブ

アクセス , 52

自動アクセス , 19

追加する , 64

定義 , 90

共通ログオン , 15

PowerPlay, 71

VU IBM Cognos Series 7 Access Manager

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索引

共通ログオン ...

定義 , 91

けゲス ト ユーザー , 17

削除する , 79

定義 , 91

ネームスペースへのアクセスを設定する , 32

権限

定義 , 91

ユーザー ク ラス , 19

ユーザー ク ラスに設定する , 59

言語を設定する

ユーザー , 54

検索する

認証データ , 67

限定管理者

定義 , 91

こ更新する

ネームスペース , 37, 45

ローカル認証エクスポート ファイル (.lae) , 39

コレクシ ョ ン

定義 , 91

コンポーネン トAccess Manager, 8

さサード パーティー製キューブ

サインオン , 19

サーバー

PowerPlay サーバー , 65

Transformer サーバー , 65

Windows 共通ログオン , 8

アクセス , 52

自動アクセス , 66

接続する , 18

設定する , 65

追加する , 65, 67

再リ ンクする

外部ユーザー , 55

サインオン

Access Manager 外部での管理 , 15

オペレーティング システム (OS) , 15

外部 , 15

基本 , 14

ゲス ト ユーザー , 17

サード パーティー製キューブ , 19

シングル , 15

信用 , 15

設定方式 , 13

定義 , 91

匿名ユーザー , 17

プロパティ , 32

保護されたキューブ , 19

サインオン ...

保護されたデータベース , 18

ユーザー , 49

削除する

ト ラブルシューティング , 79

ユーザー , 48

ユーザー ク ラス , 57

作成する

ネームスペース , 26

ユーザー , 48

ユーザー ク ラス , 57

ローカル認証エクスポート ファイル (.lae) , 44

し資格

ユーザー ク ラス , 51

時間

ユーザー ク ラスのアクセス , 58

時間を設定する

ユーザー , 54

識別する

ユーザー , 13

識別名 (DN)

定義 , 91

実行時の構成 , 12

自動アクセス

Transformer サーバー , 66

キューブ , 19

サード パーティー製キューブ , 19

データベース , 18, 63

データベース キューブ , 63

ユーザー , 52

利用効果 , 9

自動化するAccess Manager, 20

終了時間

ユーザー ク ラスのアクセス , 58

使用可能にする

外部ユーザー サポート , 41

シングル サインオン , 15

定義 , 92

信用サービス プラグイン SDK, 9

信用サインオン , 15

すスキーマ

新しいスキーマ バージ ョ ンへアップグレードする , 40

定義 , 92

せセキュ リ ティ

Access Manager, 9

IBM Cognos 製品に適用する , 10, 69

Secure Sockets Layer (SSL) , 24

Windows, 16

Windows NT, 16

Access Manager 管理者ガイ ド =VV

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索引

セキュ リ ティ ...

共通ログオン , 15

サインオン方式 , 13

自動アクセス , 9

パスワード , 9, 49

ユーザー ク ラス , 9, 18

接続するPowerPlay Enterprise Server, 18

Transformer サーバー , 18

ディレク ト リ サーバー , 22

設定オプシ ョ ン、 Access Manager コンポーネン ト , 12

設定する

Secure Sockets Layer (SSL) , 13, 24

製品間のセキュ リ ティ , 69

ディレク ト リ サーバー , 8

認証ソース , 9, 12

認証データ , 47

ネームスペースの基本サインオン , 32

ユーザー ク ラス , 56

そソートする

認証データ , 68

ソフ ト ウェア開発キッ ト

信用サインオン プラグイン , 15

た代理管理機能

Access Manager, 59

代理管理者

定義 , 92

多次元キューブ ファイル (.mdc)

定義 , 92

ちチケッ ト

定義 , 92

チャレンジ / レスポンス , 16

著作権 , 2

つ追加する

IBM Cognos 製品のセキュ リ ティ , 69

キューブ , 64

サーバー , 65, 67

ディレク ト リ サーバーの接続情報 , 22

データベース , 61, 62

データベース キューブ , 64

ネームスペース , 26

ユーザー , 48

ユーザー ク ラス , 57

ローカル認証エクスポート ファイル (.lae) , 44

てディ レク ト リ サーバー

SSL の設定 , 24

Sun Java System, 8

アクセスする , 22

接続情報 , 22

接続情報をテス トする , 24

接続情報を変更する , 23

定義 , 92

デフォルト を設定する , 36

認証データを転送する , 38

認証データを保存する , 22

ネームスペース , 21, 26

ネームスペースをマージする , 38

ディ レク ト リ サーバーの接続情報

テス トする , 22, 23, 24

変更する , 23

ディ レク ト リ サーバーのネームスペース

アクセスする , 28

管理者を追加する , 30

作成する , 26

マージする , 38

データ オブジェク ト

定義 , 92

データ ソース

アクセス , 52

設定する , 61

データベース

アクセス , 52

自動アクセス , 18, 63

追加する , 61, 62

データベース キューブ

アクセス , 52

自動アクセス , 63

追加する , 64

データベース内キューブ

追加する , 64

テス トする

ディ レク ト リ サーバーの接続情報 , 22, 23, 24

認証データ , 69

ユーザー ク ラス , 69

デフォルト

IBM Cognos セキュ リ ティ管理ファイル (.csa) , 21

ディ レク ト リ サーバー , 36

ネームスペース , 36

デフォルトのネームスペース

定義 , 93

転送する

ネームスペースの情報 , 38

と統合 Windows 認証 , 16

匿名ユーザー , 17

削除する , 79

ネームスペースにアクセスする , 31

NMM IBM Cognos Series 7 Access Manager

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索引

ト ラブルシューティング

SSL 用に設定されたディ レク ト リ サーバーに接続する ,

80

切り取り コマンド , 80

コピー コマンド , 80

ディレク ト リ サーバーの接続情報 , 24

ネームスペースをマージする , 79

保護された リ ソースを開く , 79

ユーザー ク ラスを削除する , 79

ユーザーを削除する , 79

ログオンする , 79

ド リルスルー

定義 , 93

な名前付きユーザー , 17

に認証する

定義 , 93

認証ソース

接続情報を保存する , 21

設定する , 12

定義 , 93

ディレク ト リ サーバーのネームスペース , 21

ローカル認証エクスポート ファイル (.lae) , 21, 43

認証データ

IBM Cognos 製品 , 69

IBM Cognoss 製品 , 11

移動する , 38

検索する , 67

ソートする , 68

定義 , 93

ディレク ト リ サーバーへ保存する , 22

テス トする , 69

認証データをマージする , 37, 45

ねネームスペース , 14

新しいスキーマ バージ ョ ンへアップグレードする , 40

概要 , 30

管理者を追加する , 30

旧式 , 39

ゲス ト ユーザー , 32

サーバー接続の ト ラブルシューティング , 24

サインオン , 32

情報を転送する , 38

設定する , 14, 26

説明する , 30

地域の設定 , 35

追加する , 26

定義 , 93

デフォルト , 36

匿名アクセス , 31

閉じる , 28

ネームスペース ...

名前の最小文字数 , 32

パスワード , 34

破損検出ユーティ リ テ ィ , 85

破損したネームスペースを検出する , 41

開く , 28, 29

複数のネームスペースに属するユーザー , 14

マージする , 37, 38, 45

レポート ユーティ リ ティ , 83

レポート を生成する , 83

ローカル認証エクスポート ファイル (.lae) をインポー

トする , 45

ローカル認証エクスポート ファイル (.lae) からアップ

グレードする , 45

ローカル認証エクスポート ファイル (.lae) と比較する ,

39

ローカル認証エクスポート ファイル (.lae) へエクス

ポートする , 37, 38

ネームスペースをマージする

ディ レク ト リ サーバー間でネームスペースを転送する ,

38

ネームスペースをエクスポートする , 37

ローカル認証エクスポート ファイル (.lae) をインポー

トする , 45

はバインド

定義 , 93

パスワード

大文字と小文字の区別 , 34

期限 , 34

最小文字数を設定する , 34

プロパティを設定する , 34

有効期間 , 34

利用効果 , 9

パスワードで保護されたデータ

定義 , 94

パスワードの有効期間 , 34

破損

ネームスペース , 41

バッチ コマンド処理 , 20

バッチ メ ンテナンス , 20

パブリ ッ ク ユーザー ク ラス , 18

削除する , 79

設定する , 57

定義 , 94

ひ日

ユーザー ク ラスのアクセス , 58

表示する

ユーザー ク ラスに属するユーザー , 53, 60

ユーザーのアクセス権 , 53

開く

ネームスペース , 28

Access Manager 管理者ガイ ド =NMN

Page 102: IBM Cognos Business Intelligence Series 7 IBM Cognos ...public.dhe.ibm.com/software/data/cognos/documentation/...U IBM Cognos Series 7 Access Manager 第 1 章: セキュリティと

索引

ふファイル タイプ

cert7.db ファイル , 89

IBM Cognos Security Administration ファイル (.csa) , 89

LDAP データ交換形式ファイル (.ldif) , 89

多次元キューブ ファイル (.mdc) , 92

ローカル認証エクスポート ファイル (.lae) , 95

ローカル認証キャ ッシュ ファイル (.lac) , 95

プラグイン

信用サインオン , 15

プロパティ

サインオンを設定する , 32

定義 , 94

ユーザー ク ラス , 19

分散管理

定義 , 94

へ変更する

ディレク ト リ サーバーの接続情報 , 23

変数

REMOTE_USER CGI 環境 , 15

ほ保護されたキューブ

サインオン , 19

保護されたデータベース

サインオン , 18

保存する

IBM Cognos セキュ リ ティ管理ファイル (.csa) , 21

認証ソースの接続情報 , 21

まマニュアルのバージ ョ ン , 2

めメ ソ ッ ド

定義 , 94

ゆユーザー

Access Manager 外部のサインオンの管理 , 15

OS サインオン , 49

ゲス ト , 17

サインオン , 49

削除する , 48

識別する , 13

自動アクセス , 52

設定する , 47

設定方式 , 17

タイプ , 17

追加する , 48

定義 , 94

匿名 , 17

ユーザー ...

複数のネームスペース , 14

複数のユーザー ク ラス , 51

無効にする , 48

ユーザー ク ラスに表示する , 53, 60

ユーザー ク ラスの資格 , 51

ユーザー ク ラスへ割り当てる , 51

名前付き , 17

ユーザー ク ラス , 18

アクセス時間 , 58

アクセス日 , 58

階層構造にする , 57

権限 , 19

権限を設定する , 59

削除する , 57

設定する , 18, 56

追加する , 57

定義 , 94

テス トする , 69

パブリ ッ ク , 57

プロパティ , 19

変更のログを記録する , 42

ユーザーへ割り当てる , 51

ユーザーを表示する , 53, 60

利用効果 , 9

ユーザー ク ラスで保護されたデータ

定義 , 94

ユーザー ク ラスの結合

定義 , 94

ユーザー ク ラスの権限を設定する , 59

ユーザー ク ラス ビュー

定義 , 95

ユーザー参照

定義 , 95

ユーティ リ テ ィamADUpdate, 86

Microsoft Active Directory を更新する , 86

ネームスペースの破損を検出する , 85

ネームスペース レポート , 83

よ用語集 , 89

りリモート ユーザー

ネームスペースをエクスポートする , 37

リ ンクする

外部ユーザー , 55

るルート管理者

定義 , 95

ルート ユーザー

追加する , 30

ネームスペース , 30

NMO IBM Cognos Series 7 Access Manager

Page 103: IBM Cognos Business Intelligence Series 7 IBM Cognos ...public.dhe.ibm.com/software/data/cognos/documentation/...U IBM Cognos Series 7 Access Manager 第 1 章: セキュリティと

索引

ルート ユーザー ク ラス

削除する , 79

定義 , 95

れレポート

ユーザー , 83

ユーザー ク ラス , 83

ろローカル認証

定義 , 95

ローカル認証エクスポート ファイル (.lae)

更新する , 39

追加する , 44

ネームスペースへインポートする , 38, 45

ネームスペースをエクスポートする , 37

元データ と比較する , 39

定義 , 95

ローカル認証キャ ッシュ ファイル (.lac) , 69

定義 , 95

ログオン

定義 , 95

ログオンする , 28

その他のユーザー , 29

ディレク ト リ サーバーのネームスペース , 28

ログに記録する

ユーザー ク ラスの変更 , 42

ロ ッ クアウ ト

定義 , 95

ロ ッ ク されたネームスペース

定義 , 95

わ割り当てる

ユーザー ク ラスに属するユーザー , 51

Access Manager 管理者ガイ ド =NMP

Page 104: IBM Cognos Business Intelligence Series 7 IBM Cognos ...public.dhe.ibm.com/software/data/cognos/documentation/...U IBM Cognos Series 7 Access Manager 第 1 章: セキュリティと

索引

NMQ IBM Cognos Series 7 Access Manager