High-performance Embedded...
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High-performance Embedded Workshop マニュアル
2010. 11. 4
1.プロジェクトワークスペースをつくる
デスクトップにある [High-performance Embedded Workshop] アイコンをダブルクリック(ようこそ!画面
が現れる).
[新規プロジェクトワークスペースの作製(C)] にチェックを入れて [OK] をクリック.
(すでに作成したプロジェクトワークスペースは開くときは,[最近使用したプロジェクトワークスペースを
開く(O)]にチェックを入れる)
[ワークスペース名(W)] に名前を半角文字で入力([プロジェクト名(P)] には自動で同じ名前が入る).
[ディレクトリ(D)] では [参照] をクリックし,USB メモリに作成した「WorkSpace」フォルダを指定する.
[CPU 種別(C)] では M16C を,[ツールチェイン(T)] では Renesas M16C Standard を選択.
以上の入力が済んだら [OK] をクリック.
①
①
②
③ ③
③ ④
③
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左図のように選択し,[Next >] をクリ
ック.
左図のように選択し,[Next >] をクリ
ック.
左図のように選択し,[Next >] をクリ
ック.
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このままで [Next >] をクリック.
左図のように選択し,[Next >] をクリ
ック.
このままで [Next >] をクリック.
①
② ③
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このままで [Finish] をクリック.
いままでの設定のまとめが表示される.このままで
[OK] をクリック.
メイン画面が現れる.
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2.ウィンドウ上部のツールバーにある [Default Session] を [SessionR8C_E8_SYSTEM] に変更する
ウィンドウ上部のツールバーにある [Default Session]
を [SessionR8C_E8a_SYSTEM] に変更する.
保存するかを問われるので,[はい(Y)] をクリック.
3.sfr_r829.inc の登録(新しくワークスペースを作成するごとに 1 度行なう)
この作業をする前に,古川研究室ホームページより sfr_r829.inc をダウンロードし,USB メモリに作成した
WorkSpace フォルダにコピーしておくこと.
[ビルド] → [Renesas M16C Standard Toolchain…] をクリック.
[アセンブラ] タブをクリックし,[[-I]イン
クルードファイルの検索ディレクトリを
指定する(I)] にチェックを入れて,[変更
(M)] をクリック.
[インクルードファイル検索ディレクトリ
の設定] ウィンドウが現れるので,[参照
(B)] をクリック.
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sfr_r829.inc をダウンロードして置いたフォ
ルダ(USB メモリの WorkSpace フォルダ)
を選択し,[Select] をクリック.
その後は [OK] ボタンをウィンドウが閉じる
までクリックしていく.
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4.プログラミング
(1)新規作成
[ファイル] → [新規作成] をクリック
メインウィンドウに入力
が可能な状態になる.
ここにプログラムを入力する。
全角文字は使用不可(全角スペースも不可)
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プログラムを入力する.
(2)保存
プログラムの入力が完了したら,[ファイル] → [名前を付けて保存] で保存
する.[ファイル名] は,半角英数字のみを使い,最後に .a30 を付ける.
ラベル,オペコード,オペランドの先頭文
字はそれぞれで列をそろえて入力する。
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5. ビルド(アセンブルをして機械語を生成する。)
(1)プロジェクトにファイルを追加(新規に作成したときに一度だけ行う)
プログラムを作成・保存したのち,
メインウィンドウ内で右クリックし,
[プロジェクトにファイルを追加 ] →
(プロジェクト名)を選択.
(2)ビルド
[ビルド] → [ビルド(B)] をクリック
メッセージウィンドウに
Build Finished
0 Errors, 0 Warnings と表示され
ればビルドは成功である.
エラーがあった場合はここに表示さ
れるメッセージを参考にプログラム
を修正する.
※ 生成された機械語は拡張子.x30 で保存されている。
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6.マイコンとエミュレータと PC との接続
エミュレータをターゲット基板(マイコンの基板)の 14 ピンコネクタに接続し,さらにエミュレータと PC
を USB ケーブルで接続する.
(1)前準備
もし,ウィンドウ上部のツールバーにある [Default
Session] が [SessionR8C_E8a_SYSTEM] になってい
ない場合は[SessionR8C_E8a_SYSTEM]に変更する.
すると,保存するかを問われるので,[はい(Y)] をクリッ
クする.
(2)接続
エミュレータモードのウィンドウが表示されたら,
左図のように選択し,[次へ(N) >] をクリック.
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[次へ(N) >] をクリック.
通信ボーレートが 500000 bps であることを確認して
[完了] クリック.
Flash memory erasing … OKと表示されれば接続成功である.
エラーが出た場合は,一度 USB を差し直して,操作をやり直
す.
【接続完了】
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7.マイコンへのダウンロード,プログラムの実行
(1)マイコンのフラッシュメモリにプログラムをダウンロード
[デバッグ] → [ダウンロード] → [(プログ
ラム名).x30 - 000000000] をクリック.
メッセージウィンドウに,Flash memory
write end と表示されれば完了である.
※ 生成された機械語は拡張子.x30 で保存
されている。
(2)マイコンのプログラムを実行
[デバッグ] → [リセット後実行] クリック.
プログラムは [STOP] アイコンをクリックすることで停止される.
エミュレータをマイコン基板から取り外す時は,[デバッグ] → [接続解除] をクリックしてから取り外す.