Fureai News paper

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27平成26年2月 25 25 26 17 45 27 63 70 25 11 10 in 11 24 12 18 12 11 11 42 発表の様子(楊琳)

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第27号平成26年2月

平成25 年度

  

外国人留学生パーティを開催

 

平成25年7月26日(金)17時45分からは、大学会館

1階ホールで外国人留学生パーティを開催し、新入留

学生と9月に卒業・修了予定の留学生27人を含む留学

生63人と、学内外からの出席者約70人が参集しました。

 

今回の司会は、工学部のダム

ティー

フェン

チャン

さん(ベトナム)と、理工学研究科のデベンドラ・ネ

ウパネさん(ネパール)が務めました。柳澤学長の開

会挨拶に続き、愛媛大学校友会常任理事の竹本孝AI

NECS理事に乾杯のご発声をいただき賑やかに歓迎

パーティが始まりました。

 

留学生によるアトラクションでは、法文学部の劉高

娃さん(中国)が母国の歌で観客を魅了し、連合農学

研究科のサンディ・ベニー

テスさん(メキシコ)がラ

テンアメリカのダンス、ク

ンビアを披露し会場を沸か

せました。

 

愛媛大学学生国際交流協

力事業会(AINECS)

では、今後とも外国人留学

生の支援を通じて、地域と

世界を結ぶ活動を推進して

参りますので、皆様のご支

援ご協力を賜りますようよ

ろしくお願い申し上げます。

留学生日本語スピーチコンテスト

 

平成25年11月3日(日)、南海放送本町会館で開催さ

れた「第10回留学生日本語スピーチコンテストin愛媛

2013」に、本学から11人の留学生が参加し、法文

学部の楊琳(ヨウ・リン)さんが佳作を受賞しました。

 

今回の大会には、県内の大学、短大から8か国24人

が参加し、午前の予選を通過した12人が、午後の本選

で発表を行いました。本選の様子は、南海放送ラジオ

と愛媛CATVで同時生放送されたほか、南海放送の

ホームページからWebで全世界にLIVE配信され

ました。

 

留学生達は、日本での生活や文化の違い、日本で触

れた暖かい人情などを題材に、流暢な日本語で発表し、

を提供することです。毎週水曜日18時から、主に食

堂2階リーセスでその場を設けています。茶道や邦

楽を体験したり、七夕やハロウィンなどの季節のイ

ベントを行っています。その中でも12月に開催する

クリスマスパーティについて少し詳しく書かせてい

ただきます。クリスマスパーティでは、まずサンタ

さんからお菓子をもらい、クリスマスカードを留学

生や日本人学生、地域の人と話しながら作成しまし

た。そのあと、クリスマス

に関連したクイズを出した

のですが、全く見当もつか

ない答えや、実は間違って

いたという問題が出されて

大騒ぎ、クイズの後は、留

学生の出身国のクリスマス

の風習や日本の風習などで

会話がおおいに盛り上がり

ました。これらイベントの

参加費は基本的に無料です

ので、お時間のある方は気

軽に参加してください。

小学校訪問

ダム・ニャット・カン(ベトナム)

 

2013年11月、福音小学校

を訪問して子供たちと交流会を

行いました。私たちは、お互い

に自国の文化を紹介しました。

彼らが、私たちに用意して発表

してくれたこと全てに感動しま

した。私は、折り紙や茶道など

日本の文

化を体験

させてもらい面白かったで

す。最後は、みんなと一緒

に昔のベトナムのゲームで

遊んでとても楽しかったで

す。私は、交流会に参加で

きたことを本当によかった

と思っています。チビ太陽

のような笑顔が眩しい子供

たちのことを、私は一生忘

れないです。

スピーチに込められた情感

やユーモアに、参加した約

100人の聴衆は涙あり笑

いありのひとときを過ごし

ました。

 

アトラクションでは、岳

人山さんによる尺八演奏と

みかん一座の歌と踊りが披

露され、会場は大いに盛り

上がりました。

団体紹介 「国際ソロプチミスト松山」 

            

会長 

中矢 

好枝

 

国際ソロプチミストは、管理職、専門職に就いてい

る女性の世界組織であり、理解促進、提唱、活動を通

して女性のグローバル・ボイスになるよう努力してい

ます。地域社会と世界中で女性と女児の生活を向上さ

せるための奉仕活動をしています。ソロプチミストと

いう語は「ソロ(姉妹)」と「オプティマ(最良)」と

いう二つのラテン語から作られたもので、「女性に

とって最良のもの」という意味があります。松山クラ

ブは、1972年に日本で11番目のクラブとして認証

され、今期で42年目を迎えます。

 

奉仕プログラムとしては、教育、人権、国際交流、

スポンサーシップ、環境・保健奉仕の各分野、そして

各種の顕彰事業への応募など多岐に渡っています。

 

松山クラブでは、留学生等を対象とした「国際親善

交流会」を毎年行っています。日本の文化に触れて頂

くと共に、私達は留学生の皆様と接することで、多く

を学び、世界に眼を開くことが出来ます。昨年度は

「折り紙」の紹介をさせて頂き、「鶴」を折りました。

「連鶴」はとても難しかったと思いますが、達成感が

あったと思います。今年もまた、別の趣向で皆様のご

出席をお待ちしております。

 

松山での留学生活が、有意義で実りあるものになり

ますよう、お祈りいたします。

クリスマスパーティを開催

         

ICO代表 

小川 

直史

 

国際交流コーディネーター通称ICOとして、留学

生と関係する活動をしています。私達の活動目的は、

留学生だけでなく日本人学生や地域の人にも交流の場 発表の様子(楊琳)

「世界と協働できる

グローバル人材育成プログラム」

       

6期生修了報告

 

今年度7年目となる本プログラムは、留学

生の就職支援を目的としています。

 

このたび2年間の課程を終えた6名が、平

成26年2月27日に修了式を迎えました。昨年

10月には「インターンシップ報告会」を行い、

また今年度は全国中小企業団体中央会の補助

も受け、企業見学会等に参加し、6名全員が日

本企業の内定を得ることができました。

就職先紹介(50音順)

井関農機 (中国・男・理工学研究科)

伊予銀行 (中国・女・法文学部)

NPシステム (韓国・男・法文学部)

日本電気硝子 (マレーシア・男・工学部)

イヨスイ (中国・男・法文学部)

ユニ・チャーム (ベトナム・女・理工学研究科)

6期生の声 

   

グェン

ティ

イン

ミン(ベトナム)

世界と協働できるグローバル人材育成プロ

グラム6期生修了報告の、「6期生の声」と

して、就職決定までに至った経緯や今後の

抱負

 

将来は日本の衛生技術を活

かして世界を豊かにしたいと

いう夢を持っているので、日

本で就職することを決心しま

した。その為、ビジネス日本語やビジネスマ

ナー等の必要な知識を身に付けることが大

切だと思い、「グローバル人材育成プログラ

ム」を受講しました。実際の就職活動は日本

人学生と全く同じプロセスで行なわれてい

たので、私達留学生にとって、簡単ではなく

戸惑うことばかりでしたが、キャリアコン

サルタントの先生方から色々なアドバイス

を頂いたり励まして頂いたおかげで、自分

に合う仕事を見つけることができました。

これからは、日本で体験してきたことや身

に付けた知識を生かして、日本と海外の架

け橋になることを望んで、社会に貢献でき

る人になりたいと考えています。

 

皆さん就活中は辛いことが沢山あると思

いますが、こんなに深く自分のこと、将来

のことを考えられる機会は日本でしか経験

できないと思います。自分を信じて前向き

に、好きな会社が見つかったら結果を考え

ず最後まで努力し続けることが大事で、自

分の努力は必ず結果に繋がるはずだと思い

ました。

AISA(アイサ)カラオケパーティー

   

AISA代表 

Chong Shu C

hen

(チョン 

スーチェン)

 

AISAは愛媛大学の

留学生が組織する団体で

す。毎年愛媛大学の国際

連携課と協力して、留学

生のための歓迎会や送別

会を開催しています。ま

た、留学生と日本人学生

が交流できるイベントも

企画しています。

 

今年の1月6日(月)にカラオケパーティー

を開催しました。留学生、日本人学生、合わせ

て約35人が来場し、その中の約15人が熱唱し

ました。優勝は石川さゆりの「天城越え」を

歌った申緖暻(シンソギョン)さん(韓国)、2

位はイーグルスの「デスペラード」を歌った具

冠成さん(中国)で、3位は

Bon Jovi

の"We weren't

born to follow"

を歌った日

本人学生の瀬良光平さんで

す。参加者は来場者に自分

の歌唱力を披露しました。

 

AISAはこれからもよ

り良いイベントを開催する

ために力を入れたいと思い

ます。皆さんのご参加を心

よりお待ちしております。

愛媛県中国人留学生

    

学友会からのお知らせ

武 

瑩姣(中国)

 

我々愛媛県中国人留学生学友会は、愛媛に

いる中国人留学生たちが充実した留学生活を

送れるように、毎月様々なイベントを行って

います。イベントは、中国人の留学生だけで

なく、日本人の学生や他国の留学生など大勢

の方に集まって頂いて、ゲームをしながら、

カルチャーコミュニケーションを取ることが

出来ました。今年も更に日本文化に深く馴染

む為、4月6日にお花見バーベキュー大会を

開きます。そして、今年の主

なイベントとしては、運動

会、ボーリング大会、カラオ

ケコンテストや多国籍食事会

など多様な活動を行う予定で

す。皆さんのご参加を心より

お待ちしております。

国際連携支援部スタッフ紹介

(前列右より)

谷中 

恭伸(学生交流TL)

山内 

和美(副課長)

西尾 

澄気(部長)

和田 

和敬(課長)

和気家孝夫(国際支援TL)

(後列右より)

白石 

建樹(特定専門職員)

松本かおり(総務企画チーム)

井手 

宏美(学生交流チーム)

松本亜紀子(学生交流チーム)

上松 

陽子(国際支援チーム)

山本 

千世(国際支援チーム)

松田 

由紀(学生交流チーム)

大下  

恵(国際支援チーム)

岩田  

剛(総務企画チーム)

田村 

逸希(総務企画TL)

中島  

俊(国際交流会館担当)

(ユースフ 

アッサンマーニー)

 スーダンは北東アフリカに位置しており、人

口は3,800万人、国土面積は1,886,06

8平方キロメートルと日本の約5倍の大きさの

国です。アラビア語が公用語として話されてい

ます。スーダンはアフリカで一番大きい国でした

が、2011年にスーダンと南スーダンの二つの

国に分離しました。分離する前、400以上の

言語や方言が話され、およそ597の部族が住

んでいました。国民の約70%がアラブ人で、その

多くがイスラム教徒です。

 スーダンは場所によって気候が異なります。

東部には紅海と山々が広がっています。北部に

は砂漠があり、気温が49度になることもあり

ます。しかし、空気が乾燥しておりじ

めじめすることはありません。また、

クシュ王国として知られたエジプト植

民地のベジラウィアと呼ばれる小さな

ピラミッド群があります。南部は緑に

あふれており、マッラと呼ばれる滝が

あります。そして、アサラという体長

1〜5メートルの恐ろしい大蛇が生息

しています。

 

私の生まれたところには長さ6,6

50キロメートルのナイル川があります。ナイル

川は白ナイル川と青ナイル川に分かれており、

二つの川が一つの大きな川になっています。

 スーダンの伝統的な結婚式は、日本のそれと

大きく異なっており、様々なルールがありま

す。その中でも、二つのユニークなルールがあり、一

つは新郎が3週間前から新婦には会えないとい

うことです。二つめに新郎は結婚式の晩に、新

婦の家へ行かなければなりません。結婚式当日

に、新郎は口に含んだ牛乳を友達の頭上にふき

かけます。これは日本の結婚式でいうブーケト

スと似たようなものです。また、結婚式で女性

はtoob/

トーブ、男性はjalabiah/

ジャラビアとい

う特別な衣装を着ます。男性はイスラムのルー

ルで4人まで結婚をすることができます。結婚

式では特別な台が使われ、主役の二人はそこに

座り、ヘナでペイントされます。ヘナは草を乾か

して水を混ぜたものです。男性の手足にはヘナ

を塗り、女性には美しい模様が描かれ

ます。ヘナは結婚をした証です。また、

結婚式ではダルーカと呼ばれる特別な

楽器を使用します。ダルーカをたたき

ながら皆で歌を唄います。しかし、最

近の若い人たちは伝統的な結婚式では

なく、スーツやドレスを着て大きなホー

ルで行う近代的な結婚式をするよう

になってきています。

ふるさと紹介

スーダン