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FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編) FCoE/Oracle Solaris P3AM-5372-10Z0

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FUJITSU StorageETERNUS DX

構築ガイド(サーバ接続編)

FCoE/Oracle Solaris 用

P3AM-5372-10Z0

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はじめに

本書は、ETERNUS DX を、Solaris OS が動作するサーバに FCoE 接続して使用するために必要な作業について説明しています。

ETERNUS DX、サーバ、OS、コンバージド・ネットワーク・アダプターカード、およびドライバソフトウェアの説明書と併せてご使用ください。

なお、本書に記載している製品の商標、製品名などの表記については、『構築ガイド(サーバ接続編)表記について』を参照してください。OS がサポートするストレージシステムについては、ETERNUSDX のサポート組み合わせ表を参照してください。

第 10 版

2018 年 4 月

本書の内容と構成

本書は以下に示す 10 章から構成されています。

•「第 1 章 作業の流れ」(5 ページ)ETERNUS DX を、Solaris OS が動作するサーバに接続する場合の作業の流れについて説明しています。

•「第 2 章 環境の確認」(8 ページ)ETERNUS DX を接続できるサーバの環境について説明しています。

•「第 3 章 留意事項」(9 ページ)作業を行う際の留意事項について説明しています。

•「第 4 章 ドライバのインストール」(10 ページ)コンバージド・ネットワーク・アダプターカードのドライバのインストールおよび情報の確認について説明しています。

•「第 5 章 ETERNUSmgr のインストールと設定」(11 ページ)ETERNUSmgr のインストールについて説明しています。

•「第 6 章 ETERNUS DX の設定」(12 ページ)ETERNUS Web GUI または ETERNUSmgr を使用した ETERNUS DX の設定について説明しています。

•「第 7 章 ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチの設定」(13 ページ)ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチの設定について説明しています。

•「第 8 章 サーバの環境設定」(15 ページ)サーバの環境設定の際に必要な設定について説明しています。

•「第 9 章 論理ユニットの認識」(16 ページ)ETERNUS DX の論理ユニットを、サーバから認識するための作業について説明しています。

•「第 10 章 マルチパスの設定」(18 ページ)マルチパス接続する場合のマルチパスの設定について説明しています。

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目次

第 1 章 作業の流れ 5

第 2 章 環境の確認 8

2.1 ハードウェア ..........................................................................................................................8

2.2 OS(オペレーティングシステム) ........................................................................................8

2.3 コンバージド・ネットワーク・アダプターカード ................................................................8

2.4 マルチパスドライバ ...............................................................................................................8

第 3 章 留意事項 9

3.1 電源投入および電源制御に関する留意事項 ...........................................................................9

3.2 システムデザインシートに関する留意事項 ...........................................................................9

3.3 ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチに関する留意事項 ...........................9

3.4 MPxIO に関する留意事項 .......................................................................................................9

第 4 章 ドライバのインストール 10

4.1 コンバージド・ネットワーク・アダプターカードドライバのインストール.......................10

4.2 コンバージド・ネットワーク・アダプターカードの情報確認 ............................................10

第 5 章 ETERNUSmgr のインストールと設定 11

第 6 章 ETERNUS DX の設定 12

第 7 章 ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチの設定 13

第 8 章 サーバの環境設定 15

第 9 章 論理ユニットの認識 16

第 10 章 マルチパスの設定 18

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第 1 章作業の流れ

この章では、ETERNUS DX を、Solaris OS が動作するサーバと接続する場合の作業について説明しています。

使用するコンバージド・ネットワーク・アダプターカードのドライバの種類、および接続方法によって作業の内容が異なります。

ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチを使用して接続する場合は、『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/ファイバチャネルスイッチ設定用』、または『ファイバチャネルスイッチ FCoE Fabric OS 管理者ガイド』および『ファイバチャネルスイッチ Fabric OS 管理者ガイド』を参照して、確認を十分に行ってから作業を実施してください。

使用するドキュメント

•『サポート組み合わせ表』

•『サポート組み合わせ表 CEE/FCoE-SWITCH-Solaris 編』

•『サポート組み合わせ表 FC-SWITCH 編』

• 接続する ETERNUS DX に対応する『構築ガイド(サーバ接続編) ストレージシステム設定用』

•『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/ファイバチャネルスイッチ設定用』

•『ファイバチャネルスイッチ FCoE Fabric OS 管理者ガイド』

•『ファイバチャネルスイッチ Fabric OS 管理者ガイド』

•『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/Oracle Solaris 用 マルチパスドライバ設定』

•『ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド』

•『ETERNUSmgr インストールガイド』

•『ETERNUSmgr ユーザーガイド』

• 各製品添付のマニュアル(コンバージド・ネットワーク・アダプターカード、マルチパスドライバ、VxVM)

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作業の流れ

ドライバのインストール

使用するコンバージド・ネットワーク・アダプターカードのドライバをインストールします。

•「第 4 章 ドライバのインストール」(10 ページ)• カードの装着、ドライバのインストール、設定を実施

• 使用するカードのドライバ版数などを確認

-『サポート組み合わせ表』

• コンバージド・ネットワーク・アダプターカードの情報確認

ETERNUSmgr のインストールと ETERNUS DX の設定

ETERNUSmgr を利用する場合は、ETERNUSmgr をインストールして、ETERNUS DX を設定します。

•「第 5 章 ETERNUSmgr のインストールと設定」(11 ページ)•「第 6 章 ETERNUS DX の設定」(12 ページ)• 設定や保守を行う操作の確認

-『ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド』

• ETERNUSmgr のインストール

-『ETERNUSmgr インストールガイド』

• ETERNUSmgr の操作の確認

-『ETERNUSmgr ユーザーガイド』

• ETERNUS DX の設定

- 接続する ETERNUS DX に対応する『構築ガイド(サーバ接続編) ストレージシステム設定用』

ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチの設定

ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチを使用する場合、ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチを設定します。

•「第 7 章 ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチの設定」(13 ページ)• ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチの設定

-『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/ファイバチャネルスイッチ設定用』

-『ファイバチャネルスイッチ FCoE Fabric OS 管理者ガイド』

-『ファイバチャネルスイッチ Fabric OS 管理者ガイド』

• FCoE のサポート環境などの確認

-『サポート組み合わせ表 CEE/FCoE-SWITCH-Solaris 編』

-『サポート組み合わせ表 FC-SWITCH 編』

第 1 章 作業の流れ

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サーバの環境設定

「コマンドキュー数」および「タイムアウト値」を設定します。

•「第 8 章 サーバの環境設定」(15 ページ)

論理ユニットの認識

ETERNUS DX の論理ユニット(LUN)を認識させます。

format コマンドでラベル付けをします。

•「第 9 章 論理ユニットの認識」(16 ページ)

マルチパス設定

マルチパスのインストールと設定を行います。使用するものに応じて設定してください。

•「第 10 章 マルチパスの設定」(18 ページ)

ボリュームの作成

通常のディスクと同様に、スライスを作成します。

第 1 章 作業の流れ

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第 2 章環境の確認

以下の環境のサーバと接続できます。

ご使用のサーバ環境を『サポート組み合わせ表』で確認してください。

2.1 ハードウェア

『サポート組み合わせ表』を確認してください。

2.2 OS(オペレーティングシステム)

『サポート組み合わせ表』を確認してください。

2.3 コンバージド・ネットワーク・アダプターカード

『サポート組み合わせ表』を確認してください。

2.4 マルチパスドライバ

MPxIO を使用する場合は『サポート組み合わせ表』を確認してください。

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第 3 章留意事項

作業を行う際は、以下の事項に留意してください。

3.1 電源投入および電源制御に関する留意事項

サーバの電源を投入する際は、ETERNUS DX やファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチの電源が Ready 状態になっていることを確認してから投入してください。Ready 状態になる前にサーバの電源を投入すると、サーバから ETERNUS DX を認識できません。

また、サーバから ETERNUS DX の電源制御を行う場合は、サーバの稼働中に ETERNUS DX やファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチの電源が切断されないように注意してください。サーバより先に ETERNUS DX やファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチの電源が切断されると、ETERNUS DX にデータを保存できなかったり、保存したデータが破壊されたりすることがあります。

3.2 システムデザインシートに関する留意事項

システムデザインシートとは、ETERNUS DX を導入する際に、導入作業を容易に行うためのワークシートです。システムの導入や導入後のシステム変更、増設、保守に際して現在の環境の保存が重要となります。システムデザインシートを作成することで導入がスムーズに行え、システムの保守も容易となります。

3.3 ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチに関する留意事項

サーバと ETERNUS DX 間でファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチを使用する場合は、『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/ファイバチャネルスイッチ設定用』、または『ファイバチャネルスイッチ FCoE Fabric OS 管理者ガイド』および『ファイバチャネルスイッチ Fabric OS管理者ガイド』を読み、事前準備、ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチの設定作業を必ず行ってください。

3.4 MPxIO に関する留意事項

MPxIO がサポートしていないデバイス(テープデバイスなど)が接続されているパスに対しては、設定ファイルで当該パスを MPxIO 無効に指定する必要があります。

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第 4 章ドライバのインストール

コンバージド・ネットワーク・アダプターカードドライバのインストール、およびコンバージド・ネットワーク・アダプターカードの情報を確認します。また、『サポート組み合わせ表』を確認し、必要に応じてパッチを適用してください。

4.1 コンバージド・ネットワーク・アダプターカードドライバのインストール

OS にバンドルされているため、ドライバのインストールは不要です。

4.2 コンバージド・ネットワーク・アダプターカードの情報確認

コンバージド・ネットワーク・アダプターカードの WWN は、システムに障害が発生した場合や、ETERNUS DX でアクセスするサーバを制限する場合(ホストアフィニティ機能など)、またはサーバと ETERNUS DX を、コンバージド・ネットワーク・アダプターカードを使用して接続する場合に必要となる情報です。

使用するコンバージド・ネットワーク・アダプターカードのマニュアル、または「fcinfo hba-port」コマンドなどで確認し、WWN 情報を取得してください。

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第 5 章ETERNUSmgr のインストールと設定

ETERNUSmgr を使用する場合は、『ETERNUSmgr インストールガイド』に従い、ETERNUSmgr をインストールしてください。インストール後は、『ETERNUSmgr ユーザーガイド』に従って設定を行ってください。

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第 6 章ETERNUS DX の設定

ETERNUS Web GUI または ETERNUSmgr を使用して、ETERNUS DX の環境を設定します。

ETERNUS DX の設定は、サーバ装置の設定(セットアップ)とは別に、ETERNUS DX 単体で行うことができます。設定方法については、以下のマニュアルを参照してください。

• 接続する ETERNUS DX に対応する『構築ガイド(サーバ接続編) ストレージシステム設定用』

•『ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド』または『ETERNUSmgr ユーザーガイド』

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第 7 章ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoEスイッチの設定

サーバと ETERNUS DX を、ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチを使用して接続する場合に必要な設定を行います。

『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/ファイバチャネルスイッチ設定用』、または『ファイバチャネルスイッチ FCoE Fabric OS 管理者ガイド』および『ファイバチャネルスイッチ Fabric OS管理者ガイド』に従って設定してください。

ETERNUS SF Storage Cruiser を利用して、アクセスパスを設定した場合、ホストレスポンスの設定は、デフォルトの設定になります。

ホストレスポンスを設定変更している環境では、ホストレスポンスを再設定してください。

以下に、サーバとファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチを接続し、ゾーニングした場合のシステム構成例を示します。

以下は、複数サーバ、複数 CA 接続の構成例です。

Port2Port0 Port6Port4

Port3Port1 Port7Port5

Port2Port0 Port6Port4

Port3Port1 Port7Port5

CA00 CA01 CA10 CA11

CM0 CM1

Name : RAID#1

ZONE1 ZONE2 ZONE3

ZONE4

ETERNUS DX

Name : Server#1

Slot 1Slot 0

Name : Server#2

Slot 1Slot 0

CEE/FCoE CEE/FCoE

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以下は、1 サーバ、複数 CA 接続の構成例です。

Port2Port0 Port6Port4

Port3Port1 Port7Port5

Port2Port0 Port6Port4

Port3Port1 Port7Port5

CM0 CM1

ZONE1

ZONE2

ZONE3 ZONE4

ETERNUS DX

P0 P1 P0 P1

Slot 1Slot 0

CEE/FCoE CEE/FCoE

第 7 章 ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチの設定

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第 8 章サーバの環境設定

サーバの環境設定では、「コマンドキュー数」を設定します。

機種設定値

コマンドキュー数

ETERNUS DX 任意(*1)(ETERNUS DX 側 FCoE ポートあたり最大 1024)

*1: 推奨値=1024¸1 つの CA ポートに接続される FCoE ポート数¸LUN 数

(小数点以下は切り捨て)

• 算出された値が「8」より小さくなる場合は、「8」を設定してください。

• サーバ負荷および業務ピーク時間帯を考慮し、この値の配分を変更してください。

• ETERNUS DX の 1 つの CA ポートあたりのコマンド同時処理数は、1024 個で制限されています。共用するサーバで分割し、1024 個のコマンド処理を行います。

1 環境設定ファイル(/etc/system)を編集します。

コマンドキュー数を「ssd_max_throttle」パラメーターで指定します。

パラメーターが存在しない場合は追加します。

設定例

set ssd:ssd_max_throttle = 20

2 編集が完了したら、環境設定ファイルを保存します。

3 設定が完了したら、環境設定ファイルの設定内容に誤りがないかを確認します。

4 サーバを再起動します。

# /usr/sbin/shutdown -y -g0 -i6

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第 9 章論理ユニットの認識

ETERNUS DX で設定した論理ユニットをサーバに認識させます。

以下のコマンドを実行して、接続対象となる ETERNUS DX へのパスを確認します。

1 以下のコマンドを実行して、論理ユニットがサーバからアクセスできる状態になったことを確認します。

# cfgadm -al

# cfgadm -alAp_Id Type Receptacle Occupant Conditionc2 fc-fabric connected configured unknownc2::500000e0d0400006 disk connected configured unknownc3 fc-fabric connected configured unknownc3::500000e0d0400086 disk connected configured unknown

下線部は、コントローラー番号 c3 の FCoE ポートに ETERNUS DX の CA (WWN:500000e0d0400086)が接続されていることを示しています。

2 以下のコマンドを実行して、装置および論理ユニットが認識されていることを確認します。

# format

# formatSearching for disks...doneAVAILABLE DISK SELECTIONS:0. c0t0d0 <SUN146G cyl 14087 alt 2 hd 24 sec 848>/pci@780/pci@0/pci@9/scsi@0/sd@0,01. c2t500000E0D0400006d0 <FUJITSU-ETERNUS_DXL-0000 cyl 379 alt 2 hd 64 sec 256>/pci@7c0/pci@0/pci@8/bfa@0/fp@0,0/ssd@w500000e0d0400006,02. c2t500000E0D0400006d1 <FUJITSU-ETERNUS_DXL-0000 cyl 379 alt 2 hd 64 sec 256>/pci@7c0/pci@0/pci@8/bfa@0/fp@0,0/ssd@w500000e0d0400006,13. c3t500000E0D0400086d0 <FUJITSU-ETERNUS_DXL-0000 cyl 379 alt 2 hd 64 sec 256>/pci@7c0/pci@0/pci@8/bfa@0,1/fp@0,0/ssd@w500000e0d0400086,04. c3t500000E0D0400086d1 <FUJITSU-ETERNUS_DXL-0000 cyl 379 alt 2 hd 64 sec 256>/pci@7c0/pci@0/pci@8/bfa@0,1/fp@0,0/ssd@w500000e0d0400086,1

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下 線 部 は 、 物 理 パ ス /pci@7c0/pci@0/pci@8/bfa@0,1 に ETERNUS DX の タ ー ゲ ッ トID=500000E0D0400086 、 lun=0, 1 が接続され、それぞれに c3t500000E0D0400086d0 、c3t500000E0D0400086d1 が割り当てられていることを示しています。

第 9 章 論理ユニットの認識

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第 10 章マルチパスの設定

マルチパス接続の場合、マルチパスの設定を行う必要があります。以下のドキュメントを参照して、インストールおよび設定作業を行ってください。

• MPxIO マルチパスドライバを使用する場合

『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/Oracle Solaris 用 マルチパスドライバ設定』

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発行日: 2018 年 4 月発行責任: 富士通株式会社

• 本書の内容は、改善のため事前連絡なしに変更することがあります。

• 本書の内容は、細心の注意を払って制作致しましたが、本書中の誤字、情報の抜け、本書情報の使用に起因する運用結果に関しましては、責任を負いかねますので予めご了承願います。

• 本書に記載されたデータの使用に起因する第三者の特許権およびその他の権利の侵害については、当社はその責を負いません。

• 無断転載を禁じます。

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