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shishi No.27 flow i Yamamuro
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夜から朝へ、時間の経過とともに流れる二編の詩。「夜行列車」が連想させる列車も、「朝の港」が連想させる船も、時間とともに流れていく乗り物である。そして、乗り物に乗った者にとっても、乗り物を見つめる者にとっても、時間はそれぞれに流れていく。この二編は、たえず移りゆく時間というものの、どこかひんやりとした手触りをめぐる詩になっている。