マレーシア国 バリアフリー社会化計画 情報収集・ …open_jicareport.jica.go.jp/pdf/256502.pdf独立行政法人 国際協力機構 マレーシア国 バリアフリー社会化計画
マレーシアで持続的な社会の実現に向けた熱帯雨林 …2019...
Transcript of マレーシアで持続的な社会の実現に向けた熱帯雨林 …2019...
2019
公益社団法人日本マレーシア協会では、株式会社木下グループのご協力を得て、2007年より、マレーシアで地域社会との協働による「木下の森」植林プロジェクトを実施しています。 ボルネオ島サラワク州では、かつて伐採が行われた二次林における熱帯雨林再生のために、フタバガキ在来種を中心とした植林活動を地域の人々と共に行い、これまで300ヘクタールの地域に6万本を超える植林を行っているほか、2019年からはマレー半島クダ州において、マングローブ林再生活動を開始しています。 本研修プログラムでは、海外における日本の民間協力活動現場において、現地政府や大学の担当者や専門家との意見交換や、活動地域の人々との交流や共同作業を通じて、持続的な社会の実現に向けた、環境保全を中心とした社会貢献活動について学び、将来、様々な分野で活躍する人材を育成することを目的としています。
マレーシアで持続的な社会の実現に向けた熱帯雨林の保全等を体験しよう
■研 修 地 : マレーシア(サラワク州及びクダ州)■研修日程 : 2019年8月21日(水) ~27日(火) 7日間■募集人数 : 2名■参 加 費 : 無料(但し、国内移動費、現地食費等は自己負担)■対 象 : 持続的な社会の実現に向けた、環境保全等の社会貢献活動
について関心を持ち、将来、個人及び所属先でそのような活動をしていきたいという意思を持ち、以下の資格・条件を満たす健康な男女。
■応募資格 : ・日本国籍の方 ・ 首都圏を中心とした4年制大学に在籍する学生の方(大
学院生は除く) ・ 募集締め切りの時点で年齢が18歳~25歳までの方(未成
年の方は保護者の同意が必要) ・ 環境保全等の社会貢献活動に関心を持ち、積極的に学ぶ
意思がある方 ・ 将来、社会人として、持続的社会の実現に寄与する意欲
を強く持っている方 ・日常英語を理解できる方
■参加条件 : ・ 日本での事前研修並びに事後報告会、現地研修の全日程に参加して頂きます。
・ 現地研修終了後、その体験を踏まえたレポートを作成し、発表して頂きます。
・ 事前研修・事後報告会及び現地研修のための国内移動費、現地研修での食費(ホームステイ期間以外)や個人的な費用は自己負担となります。
・ 募集要項に記載してある「個人情報の取り扱いについて」に同意して頂きます。
■応募方法 : 公益社団法人日本マレーシア協会ウェブサイトより応募書類をダウンロードし、正確に記入をして、募集締切日までに応募書類の郵送先宛にお送りください。なお、応募書類は返却いたしません。
http://www.jma-wawasan.com■応募締切 : 2019年6月28日(金)必着■審 査 : 申込書類をもとに趣旨に照らして審査、決定します。■決 定 : 7月10日頃までに応募者へ通知します。
●ペナン島
ムルボック湿地保護林
●●ペナン島
ムルボック湿地保護林
●
●事前研修 日時:2019年8月3日(土) 13時~16時 場所:東京都千代田区内会議室プログラム内容 (予定)
13:00 開会挨拶、自己紹介など13:10 マレーシアとは(歴史と現状、日本との関係)14:20 環境保全と NGO、企業との協働など15:20 現地プログラムの内容と渡航までの諸準備、心構え等16:00 終了
●現地研修 日程:2019年8月21日(水)~27日(火)日程 プログラム内容 (予定) 宿泊地
1 8/21(水) 午前 成田発クチン
夜 クアラルンプール経由でサラワク州クチン着2 8/22(木) 午前 会議室で「木下の森」植林プロジェクトについて説明を受け、そ
の後、関係者との顔合わせ、自己紹介など
クチン午後 サラワク州森林局表敬、森林博物館見学
セメンゴ自然保護区にてオランウータンの生態観察ランデ保護林にて 80 年前の植林地を観察
夕刻 研修の振り返り3 8/23(金) 午前 アペン国立公園地域にある小学校を訪問し交流会に参加
トン・ニボン村 ( ホームステイ )
午後 アペン国立公園にて、日本の NGO と企業の協働による熱帯雨林再生現場を視察、地域住民とともにメンテナンス作業体験トン・ニボン村へ移動、村長との対話、農地見学など
夕刻 村の伝統工芸体験など4 8/24(土) 午前 アペン国立公園にて「木下の森」青少年研修プログラムに参加
地域の小中高生、大学生、教員、村人らと共に植林作業体験など クチン
午後 クチンへ向けて移動夕刻 研修の振り返り
5 8/25(日) 午後 クチン発、クアラルンプール経由でペナン島着 ペナン6 8/26(月) 午前 クダ州ムルボック湿地保護林にて「木下の森」マングローブ林再
生プログラムに参加 地域の子供達、大学生らと共に植林作業体験など ペナン
午後 ペナン島へ向けて移動夕刻 研修の振り返り
7 8/27(火) 午前 ペナン発、クアラルンプール経由で日本へ夕刻 成田着、解散
*研修地の政情、天候・受入団体の事情などにより、行程や内容を変更する場合があります。
●事後報告会 日程:2019年10月16日(水) 17時~ 場所:国際文化会館(東京都港区六本木)
《協力団体・訪問先(予定)》●マレーシア行政機関サラワク州及びクダ州森林局の協力を得て、熱帯雨林の現状と保全面での課題、地域社会との協働による森林再生への取り組みなどを学ぶ。
●大学マレーシア・サラワク大学 (UNIMAS) 及びマレーシア理科大学 (USM) の教員・学生と熱帯雨林再生活動を共に行い、意見交換をすることで、相互交流とお互いの経験共有を図る。
●学校サラワク州及びクダ州の小中高生と、日本の民間協力で行われる熱帯雨林再生現場において共に植林作業を行い、相互理解を深める。
●地域住民組織サラワク州スリアン地区のトン・ニボン村にホームステイし、農産物収穫や工芸品作成体験を行う。また、クダ州クアラ・ムダ地区ムルボックの住民自治組織との協働作業を通じて、自然保護と開発現場の最前線にいる地域村落の現状を知り、住民意識を尊重しながら社会貢献活動を行うことの大切さを学ぶ。
●海外で活動する日本のNGO( 公社 ) 日本マレーシア協会がマレーシアで行う熱帯雨林再生活動を通じて、永年、地域に根ざした活動をしている日本の NGO 活動事例に触れるとともに、海外でのプロジェクトチーム形成に向けた取り組みを学ぶ。