バリュープロポジションの作り⽅2 バリュープロポジション-Value Proposition...
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バリュープロポジションの作り⽅
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バリュープロポジション- Value Proposition - とは
直訳すると「価値提案」のことであり、「お客様の視点から⾒て意味がある価値」「他社と⽐べて⾃社が提供できる優れた価値」という意味が含まれます。
お客様の視点と競合⽐較における⾃社の視点という2つの視点から⾒た価値になります。バリュープロポジションを⾒つけることにより、顧客に対して「あなたが必要とするものを競合他社よりも⾼い価値で提供できる」ことがPRできます。
バリュープロポジションとは
なぜ必要なのか?
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「ほかではなくこの企業と付き合う理由」を作り出すため
▼主な効果
1.お客様の課題をどのように解決、改善できるかが明確になる2.お客様が購⼊するメリットが分かる3.市場製品との違いが認識できる
多くの市場が成熟しつつあり、企業同⼠の競争が激化するなかで、さらにインターネットの普及により欲しい情報が簡単に⼿に⼊るようになったことで、これまで優位性があった技術やサービスの差別化が難しくなってきています。⾃社のサービスを導⼊する顧客のメリットをより理解していかないと購買につながりにくいことから、バリューポジションを意図的に作り出し、それを打ち出していく必要があるのです。
バリューポジションが必要な理由
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顧客ニーズに対して⾃社のみが提供できる価値のこと
バリュープロポジションとは
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◆バリュープロポジション・キャンバス顧客の[ ①嬉しいこと ] [ ②嫌な(やりたくない)事 ] [ ③実現したいこと ]と⾃社・及び他社のサービスで[ ①嬉しさが増す要因 ] [ ②嫌な事を減らせる要因 ] [ ③提供するサービス ]を取りまとめ、他社と⾃社で被らない領域をチェックしましょう。
まず⽤意すべきこと
マーケティング⽬標を達成するうえで、まずはどの市場を狙い、どのような⽴ち位置で市場にアピールするか、そのために最も効果的な⼿段は何かを検討し、決定しなくてはいけません。そこでSTPマーケティングという⼿法を使います。STPとは、Segmentation(セグメンテーション)、Targeting(ターゲティング)、Positioning(ポジショニング)の略称で、ターゲットの絞り込みと⾃社のポジショニングの設定をする分析のフレームワークのことをいいます。
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◆STP分析
S T PセグメンテーションSegmentation
ターゲティングTargeting
ポジショニングPositioning
市場細分化競合と戦う市場を2つの軸(項⽬)に分けるために、市場を4つに細分化します。(2つ以上の軸を決める場合もあります。)
標的市場の選定⾃社が狙うセグメントを選択します。つまり、雪⾯とした市場に対してどこに魅⼒があるのかを測定し、狙いを定めるかを決定します。
標的市場における位置確⽴ターゲットセグメントにおけるポジションを確⽴させます。つまり、競合他社に負けない強みや独⾃性の追求をします。
2つの軸の決定 どこに狙いを定めるか 競合との差別化ポイント
そのポジショニングで⼤丈夫かを分析
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◆エレベーターピッチで試してみるエレベーターピッチとは、IT企業の⼀⼤拠点となっているシリコンバレーから発祥した⾔葉です。エレベーターに乗っている15秒から30秒の時間内にプレゼンテーションを⾏い、ビジネスチャンスをつかむテクニックで、上司への報告や⾃⼰アピールにも有効な⼿段として注⽬されています。これを使うとバリュープロポジションもとてもわかりやすくなっていきます。
下記の⾚⽂字の箇所を埋めるようにして、⽂章を完成させてみてください。
・[サービス名]というサービスは、・[潜在的なニーズを満たし、抱えている課題を解決]したい・[対象顧客]向けの、・[サービスのカテゴリー]です。・顧客は[反復して利⽤する、または、対価に⾒合う価値]ができ・[もっとも競合なサービス]とは違って、・[差別化要素]が備わっている事が特徴です。
簡易的に作りたい⽅は