床タイルのメンテナンスマニュアル -...

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1. はじめに 2. 大浴場・プールサイド床タイルのメンテナンス 3. 屋外床タイルのメンテナンス 4. トイレ床のメンテナンス 4-1 非住宅(公共)トイレ 4-2 住居トイレ 5. 厨房床のメンテナンス 6. 代表的な汚れの除去方法 6-1 カビによる汚れ 6-2 水垢による汚れ 6-3 ガムによる汚れ 6-4 ペンキなどによる汚れ 6-6 さびによる汚れ 6-5 不明な汚れ 7. メンテナンスに使う道具、洗浄剤 7-1 道具 7-2 洗浄剤 床タイルのメンテナンスマニュアル

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  • 1. はじめに

    2. 大浴場・プールサイド床タイルのメンテナンス

    3. 屋外床タイルのメンテナンス

    4. トイレ床のメンテナンス

    4-1 非住宅(公共)トイレ

    4-2 住居トイレ

    5. 厨房床のメンテナンス

    6. 代表的な汚れの除去方法

    6-1 カビによる汚れ

    6-2 水垢による汚れ

    6-3 ガムによる汚れ

    6-4 ペンキなどによる汚れ

    6-6 さびによる汚れ

    6-5 不明な汚れ

    7. メンテナンスに使う道具、洗浄剤

    7-1 道具

    7-2 洗浄剤

    床タイルのメンテナンスマニュアル

  • タイルは、一般的に耐候性に富み、また大変意匠的にも優れた素材であるため、水まわり

    をはじめ、内外装壁、内外装床に使用されます。

    タイルが持つ本来の美しさ、機能を発揮させるためには、メンテナンスは非常に重要です。

    この資料では床タイルの使用部位ごとの日常メンテナンス方法と、代表的な汚れの除去方

    法について説明します。

    1.はじめに

  • 大浴場では、人間の体から出る脂、石鹸・シャンプーのかすなどが原因となり、ぬめりが

    発生します。このぬめりが原因で、すべりやすくなるということもあり、適切なメンテナン

    スでヌメリを除去しなければなりません。

    <準備するもの>(7.メンテナンスに使う道具・洗浄剤参照)

    不織布ナイロンブラシまたは電動ポリシャー

    浴室用中性洗剤

    塩素系漂白剤

    メラミンスポンジ

    <メンテナンス方法>

    1) 床タイル上に水を散布して、浴室用中性洗剤をかけて、不織布ナイロンブラシ、ま

    たは電動ポリッシャーなどでこすり洗いを行います。おおむね2~3分放置した後、

    十分な水で洗剤成分を洗い流します。

    2) 洗った後にぬめりが残るようなら、さらに塩素系漂白剤を用いて洗います。その後、

    十分な水で洗剤成分を洗い流します。

    3) 落ちにくい汚れはメラミンスポンジでこすってください。。

    浴室床の場合、従来良く用いられていたデッキブラシよりも、タイルの表面メンテナンス

    には、不織布ナイロンブラシの方が適しています。

    メンテナンスの詳細については、ビジネスユーザー向け情報サイト「LIXIL ビジネス情報」

    (https://www.biz-lixil.com/descript/tile_list.php)にある「大浴場メンテナンスマニュ

    アル」を参照してください。

    プールサイドでは、大浴場ほど多くありませんが、ぬめりは付着するので、大浴場と同じ

    方法でメンテナンスすることをお勧めします。

    2.大浴場・プールサイド床タイルのメンテナンス

    https://www.biz-lixil.com/descript/tile_list.php

  • 屋外床では、様ざまな汚れが付着します。ここでは日常的なメンテナンス方法を示します

    が、ガム、飲食店周辺では油などの汚れは場合によっては除去が困難になります。これらの

    汚れの除去方法については、ガム汚れ、油汚れそれぞれの項目を参照してください。

    <準備するもの>

    不織布ナイロンブラシまたは電動ポリッシャー

    台所用中性洗剤

    メラミンスポンジ

    <メンテナンスの方法>

    1) 床タイル上に水を散布して、台所用中性洗剤を少量かけて、不織布ナイロンブラシ、

    または電動ポリッシャーなどでこすり洗いを行います。おおむね2~3分放置した

    後、十分な水で洗剤成分を洗い流します。

    2) 落ちにくい汚れはメラミンスポンジで擦ってください。

    屋外の広い面積の場合は、高圧水流などで洗い流すだけでも、ある程度は除去できますが強

    固にこびり付いた汚れや細かい凹凸内部に入り込んだ汚れなどは、除去が困難な場合があ

    ります。高圧洗浄機の圧力は家庭用の 10MPa 程度までとしてください。圧が高すぎると目

    地を損傷する恐れがあります。

    3.屋外床タイルのメンテナンス

  • トイレ床で最も問題となるのは垂れこぼしや、飛散による尿の付着です。尿汚れを放置す

    ると落ちにくい尿石の生成やニオイの原因ともなりますし、この汚れにほこりや泥を巻き

    込んで非常に汚れて見えるようになります。トイレ床においては尿汚れをこまめに確実に

    除去することが極めて重要です。

    使用者の多い公共トイレでは尿こぼれの量も多く、人が歩くことで汚れも広く拡散して

    いきます。尿汚れの初期清掃で肝心なことは、水を多めに使うことと水を掛けてから時間を

    置いてから清掃を始めるということです。尿の中には塩が多く含まれています。塩は 20℃

    の水に 36%も溶けますが、溶けるには少し時間が掛かります。尿が乾いて床に固着し乾燥

    すると、濡れたモップで軽くこするだけでは塩が溶けきらず十分ふき取りができません。

    <準備するもの>

    不織布ナイロンブラシまたは電動ポリッシャー

    トイレ用中性洗剤

    トイレ用酸性洗剤

    メラミンスポンジ

    1) 床タイルの上に水を十分散布して、2-3分待ちます。さらにトイレ用洗剤をかけて、不

    織布ナイロンブラシ、または電動ポリッシャーなどで擦り洗いします。そのあと水で洗

    剤成分を洗い流します。水が散布できない場合は洗剤を加えた水で十分濡らしたモップ

    で全面に水が行き渡るように拭いたあと、2-3 分待って擦り洗いをし、硬く絞ったモッ

    プや雑巾でふき取ります。

    2) 尿石は、トイレ用の酸性洗剤を使って、不織布ナイロンブラシでなどで除去します。

    3) 汚れが落ちにくい個所はメラミンスポンジを使って落とします。

    4.トイレ床タイルのメンテナンス

    4-1 非住宅(公共)トイレ

  • 公共トイレとは違い使用頻度の低いご家庭のトイレ床掃除はごく一般的な床掃除で十分

    ですが、こぼれた尿を放置すると尿石がついて取れにくくなります。濃色タイルでは特に目

    立ちますので、こまめにお掃除していただくことをおすすめします。

    <準備するもの>

    絞った雑巾

    使い捨ての不織布ワイパー(ウエットタイプ) など

    使い捨ての紙製ウエットシート

    中性洗剤

    スポンジ

    <メンテナンス方法>

    床のほこりなどをほうきや掃除機で取り除きます。そのあとで、絞った雑巾やウエット系の

    ワイパーで床を拭き掃除します。汚れが取れにくい場合は中性洗剤を薄めた、ぬるま湯をス

    ポンジなどにつけて擦り洗いしてからふき取ってください。床が濡れた状態のときは滑り

    やすくなるので、注意してください。

    注意事項

    ・滑り止め粒子の付いた屋外床用タイルは、モップが引っかかり十分ふき取れない場合があります。屋外用床タイルを使用す

    るトイレでは洗浄水を排水する排水設備を設けてください。

    ・柄がプリントされているタイル(特に輸入タイル)ではトイレ用酸性洗剤で色が落ちるおそれがあります。目立たないところで

    試してからご使用ください。

    ・トイレ用酸性洗剤は水洗金具などの金属製品に掛からないように注意してください。また、目地を痛めますので目地部分を

    十分水で湿し、洗浄後は水で洗剤成分を洗い流してください。

    4-1 住宅トイレ

  • 厨房で最も問題となるのが油(油脂)汚れです。油汚れで滑りやすくなるため、一般的に

    は厨房床には滑り抵抗値の高いタイルを用います。そのため、滑りにくい反面、清掃が難し

    くなるため、次のようなメンテナンスをお勧めします。

    <準備するもの>

    不織布ナイロンブラシまたは電動ポリッシャー

    中性洗剤

    アルカリ性洗剤

    炭酸水素ナトリウム(ゴム手袋、保護メガネ)

    カビ取り剤(カビキラー:ジョンソン)

    <メンテナンス方法>

    1) 日常のメンテナンス:床タイル上にお湯(やけどしない程度 40~50℃)を散布し床面

    を濡らすと同時に温めます。そこへ中性洗剤またはアルカリ性洗剤を用いて、不織布ナ

    イロンブラシ、または電動ポリッシャーなどでこすり洗いをします。その後十分な水で

    洗い流します。

    2) 取れにくい油汚れ:床タイル上にお湯(やけどしない程度 40~50℃)を散布し床面を

    濡らすと同時に温めます。その上に炭酸水素ナトリウム(重曹、重炭酸ソーダ)を振り

    かけます。30 分ほど待って、不織布ナイロンブラシでこすり洗いします。その後十分

    な水で洗い流します。電動ポリッシャーは炭酸水素ナトリウムが飛び散るので不向きで

    す。ゴム手袋、保護メガネを着用してください。

    3) 油汚れを落とすには温度が重要です。冬季に冷たい水を使って落とすのは非常に手間が

    掛かります。可能な限りお湯を使って掃除されることをお勧めします。

    4) どうしても落としにくい油汚れには塩素系漂白剤を使います。浸透力を高めたいわゆる

    カビ取り剤を油汚れに直接吹き付け、20~30 分後水で洗い流してから中性洗剤を使っ

    て不織布ナイロンブラシでまたはこすり洗いします。その後十分な水で洗い流してくだ

    さい。カビキラーを洗い流さずにこすり洗いするとカビ取り剤が飛び散って危険なため、

    しないでください。ゴム手袋、保護メガネをかけて行ってください。

    5.厨房床のメンテナンス

  • ここでは、これまでに示していない特殊な汚れの除去方法について説明します。

    カビは、人体の垢などの栄養素、水分、および温度などの条件が整うと、目地や表面の

    粗いタイル、特に無釉のタイルに発生することがあります。

    <除去方法>

    スポンジや不織布ナイロンブラシなどでこすれば取れてしまうことが多いです。目地や

    表面の粗いタイルなどでこすり洗いしても取れにくいときは、塩素系漂白剤やカビ取り剤

    を使用します。塩素系漂白剤またはカビ取り剤をカビの発生個所に直接かけて 15 分ほど待

    ち、十分な水で洗い流します。液が垂れてしまう場合は、キッチンペーパーなどをあてがっ

    て流れないようにします。

    6.特殊な汚れの除去方法

    6-1 カビによる汚れ

    注意事項

    ・柄がプリントされているタイル(特に輸入タイル)では塩素系漂白剤やカビ取り剤で色が落ちるおそれが

    あります。目立たないところで試してからご使用ください。

  • 浴室やプールサイドの床などのタイルに付着していた水が乾いた跡、水滴の縁の部分

    に沿って輪のように白色の異物が残ることがあります。これは水垢、水シミ、ウォータ

    ースポットなどと呼ばれ、タイルだけでなく水洗金具や天然石材など水の掛かった部分

    すべてに付着します。原因は、使用する水道水などに含まれるカルシウム分やシリカ分

    が水の蒸発に伴って析出することで起こります。

    除去において最も大切なことは軽微なうちに除去することです。長く放置すると汚れ

    成分の中のカルシウム分が失われ、より除去しにくいシリカ分が強固に付着してしま

    います。

    <除去方法>

    1)軽微な場合は不織布ナイロンブラシでこすり洗いします。

    2)汚れが強固な場合は不織布ナイロンブラシに液体クレンザーを付けて擦ります。

    3)さらに強固な場合は、お酢を使います。汚れにキッチンペーパーを被せ、お酢を掛け

    ます。1 時間ぐらい放置したのち、不織布ナイロンブラシでこすり洗いします。取りき

    れない時はこれを繰り返してください。

    お酢の代わりに希塩酸を使うとより効果的ですが、ゴム手袋、保護メガネを着用し、

    洗浄後は十分水で洗い流す必要があります。また、周辺の目地を痛めますので予め水湿

    しや養生などの処置をお願いします。

    6-2 水垢による汚れ

    注意事項

    ・柄がプリントされているタイル(特に輸入タイル)では希塩酸で色が落ちるおそれがあります。目立たない

    ところで試してからご使用ください。

  • 床に捨てられたガムが、人に踏まれることにより床タイルや目地に付着した汚れです。

    <除去方法>

    市販のガム取り用洗剤で除去します。

    こびりついたガムをケレンなどでできるだけ除去します。削ったあとにガム取り洗剤を

    かけ、おおむね 2~3 分放置したのち、不織布ナイロンブラシや歯ブラシなどでこすり、最

    後に濡れた雑巾などでふき取ります。

    市販のガム取り用洗剤例

    ユシロ化学工業 YCM-ガム取りプロ

    リンレイ ガムリムーバー

    その他 ネット検索では多くのガム取り洗剤がヒットします。

    中性洗剤などでは落ちにくいので有機溶剤を使います。

    <除去方法>

    アセトン(マニュキュア除光液)またはシンナー(ペンキ薄め液)をウエスや

    キッチンペーパーなどに含ませてふき取ります。

    強固な場合は、キッチンペーパーなどで汚れを覆い、上からアセトンやシンナーをかけ

    て5分程度放置してからふき取ります。ゴム手袋、保護メガネを着用して行ってくださ

    い。また、火気に注意して十分な換気をしながら行ってください。

    6-3 ガムによる汚れ

    6-4 ペンキなどによる汚れ

  • 鉄さびが流れ出てタイル表面に付いた場合の除去方法です。

    <除去方法>

    1) 先ず、メラミンスポンジで擦り洗いします。

    2) 市販のさび取り剤を汚れにかけてしばらく(5~30 分程度)放置したのち、不織布

    ナイロンブラシでこすり洗いします。

    3) 還元性漂白剤(花王ワイドハイターなど)を 60~70℃のお湯に溶いて塗り、しばら

    く放置(5分程度)、不織布ナイロンブラシなどでこすり洗いをします。

    汚れの種類がわからない時は次の手順をお試しください。

    1) 水をまき中性洗剤を掛けて、不織布ナイロンブラシで擦る。

    2) 取れない場合は、メラミンスポンジで擦る。

    メラミンスポンジは多くの汚れ除去に対して極めて高い効果があります。メラミンスポ

    ンジで落ちにくい汚れは次の5種類が考えられます。それぞれの除去方法を参照して掃

    除してください。

    ① ペンキなどの汚れ。

    ② カビ汚れ(主に目地部に深く入った場合)

    ③ トイレの尿石よごれ

    ④ 水垢汚れ(著しい場合)

    ⑤ さび汚れの一部

    上記の方法でも取れない場合は当社にご相談ください。

    6-5 さびによる汚れ

    注意事項

    ・柄がプリントされているタイル(特に輸入タイル)ではさび取り剤や還元性漂白剤で色が落ちるおそれが

    あります。目立たないところで試してからご使用ください。

    6-5 不明な汚れ

  • 床タイルを洗う場合、安価で入手しやすいデッキブラシが良く持ちられます。しかし、デッ

    キブラシの毛は意外と硬く、タイルの凹凸部に入った汚れの除去が困難です。

    床タイルの清掃には不織布ナイロンブラシ(例:スコッチブライト)の方が効果的です。不

    織布ナイロンブラシには種類が多くあるため、現場に適したものをお使いください。

    (研磨剤が入っていないか、細かいものが良いです)。不織布ナイロンブラシが入らない目

    地部分は歯ブラシなどで洗ってください。このとき、ワイヤーブラシは使わないでください。

    タイルや目地を傷つけることや、金属が目地に付いて後に錆び汚れになることがあります。

    落としにくい汚れにはメラミンスポンジが効果的です。メラミンスポンジは多くの汚れ

    に対して極めて高い効果があります。コストが掛かることや、手で擦らないといけないなど

    のことから大面積には向きませんが、不織布ナイロンブラシでは取れにくい汚れや、

    通常清掃後、気になる部分を仕上げるときに有効です。

    メンテナス器具の一例

    不織布ナイロンブラシ

    およびホルダーの例

    スリーエムジャパン 51 ラインハンドパッド No.8440 白

    No.8343 赤

    No.8242 青

    ハンドブロック No.6473

    パットホルダー No.6472

    電動ポリッシャー用ブ

    ラシの例

    スリーエムジャパン

    トップライン プレバーニッシュパッド(グリーン&アンバー)

    注意事項

    7.メンテナンスに使う道具、洗浄剤

    ・不織布ナイロンブラシには多くの種類があり、中には非常に硬い研磨剤を含む物があります。その場合タ

    イルに傷が付く恐れがありますので、目立たないところで試験をして問題ないことを確認してください。

    ・ワイヤーブラシなど硬いものを仕様すると、タイルの表面に傷が付いたり目地を削る恐れがあるので使用し

    ないでください。

    7-1 道具

  • 床タイルの洗浄剤には数多くの種類があります。これらを分類すると次のようになります。

    汚れの種類 使用する洗剤例

    ぬめり汚れ

    (浴室、プールサイド床)

    浴室用中性洗剤(花王 バスマジクッリン、ライオン ルックお風呂の洗

    塩素系漂白剤(ジョンソンカビキラー)

    どろ汚れ 中性洗剤(花王 キュキュット、ライオン チャーミー)

    油汚れ アルカリ性洗剤 (花王 マジックリン、マイペット)

    カビ汚れ カビ取り剤(ジョンソン カビキラー)

    塩素系漂白剤(花王 ハイター、ライオン ニューブリーチ)

    ガム汚れ ユシロ化学工業 YCM-ガム取りプロ

    リンレイ ガムリムーバー

    尿石汚れ トイレ用酸性洗剤 (ライオン トイレのルック、キンチョ

    ― サンポール)

    ペンキ汚れ 有機溶媒 (シンナー、アセトン)

    さび汚れ コーテック VpCI-426

    各メーカーからいろいろな種類の洗浄剤が販売されています。用途に合ったものをご使用

    ください。

    注意事項

    7-2 洗浄剤

    ・洗剤を使用する場合には、それぞれの取扱説明書に従って正しく使用してください。

    ・必要に応じて、保護具(メガネ、マスク、ゴム手袋など)を着用してください。

    ・酸性の洗剤と塩素系漂白剤やカビ取り剤などが混ざると有毒な塩素ガスが出ますので同時

    に使用しないでください。

    ・酸性の洗剤等は錆びる恐れがあるので水洗金具などの金属製品に付着しないように注意し

    てください。また、目地を痛めますので、洗浄前に十分水湿しをするか、養生をしてなるべ

    くかからないようにしてください。洗浄終了後には水で十分洗い流してください。

    ・有機溶剤を使用する場合は、火気に注意し、また十分な換気をしてください。

    ・塩素系漂白剤やカビ取り剤を使用する場合は、十分な換気を行ってください。

    ・洗浄後は、十分な水で洗い流すなどして、洗剤成分が残らないようにしてください。

    2020.2.25