ローテンプインキュベーター...

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取扱説明書 東京理化器械株式会社 重要 恒温器 R01 ローテンプインキュベーター LTI- 600ED型 1000ED LTI- LTI- 600ED-N型

Transcript of ローテンプインキュベーター...

  • 取扱説明書取扱説明書

    東京理化器械株式会社

    製品の機能を維持し、安全にご使用いただくために重要な事項を記載しています。

    取扱説明書はいつでも利用できるよう、製品の近くに大切に保管してください。

    重要

    特に「安全に関する注意事項」はご い使用の前に必ずご精読くださ 。

    低 温 恒温器

    R01

    ローテンプインキュベーター

    LTI- 600ED型 1000EDLTI-

    LTI- 600ED-N型 型

  • 安全上の大切なお知らせ

    そのために、この取扱説明書では、それらの安全

    上特に注意すべき事項についての情報を、その重

    要度や危険度によって、下記のように定義し、ア

    ラートマークとシグナルワードを付しています。

    これらの指示に従って、安全にご使用いただくよ

    うお願いいたします。

    1. 警告のシグナルワード

    弊社では、製品の使用上起こりうる危険について十分に検討をしていますが、あらゆる危険を

    予知することは極めて困難です。従って本書で述べている注意事項が、必ずしもすべての危険

    を説明しているわけではありません。

    しかし、本書に記している取扱方法を行なえば、より安全に運転・作業が行なえます。

    この製品の取扱いにあたっては、必ず細心の注意をはらい、事故や製品の故障が起こらないよ

    うに心掛けてください。

    アラートマーク

    シグナルワード定義

    取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷を負う危険が切迫して生じることが想定される。

    取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される。

    取扱いを誤った場合、使用者が傷害を負う危険や物的損害の発生が想定される。

    危険

    警告

    注意

    この製品は庫内に引火性、可燃性溶液を入れますと

    取扱いを誤った場合に、思わぬ怪我や事故を起こす

    場合があります。また機能・特性上、高温になる場

    所での運転は性能低下、故障の原因になります。

    しかし、それらについて予め知っていれば、こうし

    た事故の大部分を防ぐことができます。

    .

  • 2. 製品への警告表示

    警告事項の中で、特に重要なものについては警告ラベルを

    製品本体に貼付しています。

    位置は下図のとおりです。

    ご使用の際には、警告内容について十分ご注意ください。

    ① ②

    危険

    有機溶剤などの引火

    性物質を入れないこと

    爆発危険

    注意けがの恐れあり

    冷却フィンに素手

    で触れないこと

    ②②

    ※警告ラベルが損傷などで読みにくくなった場合は、

     新しいものと交換してお貼りください。

     交換用ラベルは弊社宛にご請求ください。

    LTI-600ED、ED-N型

    LTI-1000ED型

  • この取扱説明書は、

    の設置、運転、トラブル対策、保守・点検、廃棄の

    手順を説明したものです。

    ご使用の前に必ずこの説明書をよく読んで理解して

    から、取扱ってください。

    目  次

    はじめに

    なお、この製品には、この説明書の他に、低温恒温器[ローテンプインキュベーター]

     LTI - 600EDN型

     LTI - 600ED型

    LTI - 1000ED型パネルキーを操作して運転プログラムを

    作成する手順を説明した小冊子。

    がありますので、合せてご覧ください。

    「パネルキー操作説明書」

    このたびは     製品をお買上げいただきまして誠にありがとうございます。

    梱包内容明細

    セットする前に必ず部品の種類と数量を確認してください。

    製品 LTI梱包内容 600ED型 600ED-N型 1000ED型

    1-1 本体

    1-2 棚板

    1-3 棚板支え

    2 接地アダプタ

    3

    取扱説明書

    4

    パネルキー操作説明書

    5

    6

    保証書

    ※棚板、棚板支えは庫内にテープ止め  

     しています。

    ●棚板支え

    左用 右用

    右用 5左用 5

    キャスターホルダー

    1. 安全にご使用いただくために

    2. 製品の概要

      用途

      プログラムパターン

    2 - 3 運転モード

       

    2 - 5 加温・冷却曲線

    2 - 6 各部の名称

    3. 操作部の名称と機能

    3 - 1 コントロールパネル

    3 - 2 安全・アラーム機能

    1

    2

    2

    45

    6

    7

    8

    99

    10

    1214

    16

    20

    23

    4. 設置

    4 - 1 設置環境

     4 - 2 設置条件

    4 - 3 設置

        ユーティリティの接続

    5. 操作

    5 - 1 操作準備  

    5 - 2 操作方法

      手動DEFROSTと停電処理

        庫内コンセント、蛍光灯の説明

    6. トラブルの原因と対策

    7. 保守・点検

    8. 製品の廃棄

    9. アフターサービス

     4 - 2

    4 - 4 11

    5 - 3

    25

    25

    2 - 2

    2 - 1

    7

    8

    ヒューズ (予備 1A)

    ヒューズ (予備 2A)

    1

    5

    4

    1

    1

    1

    1

    1

    1

    3

    1

    1

    1

    1

    右用 3左用 3

    1

    1

    1

    1

    右用 3左用 3

    3

    1

    1

    仕様2 - 4 

    3

    5 - 4 18

  • 安全にご使用いただくために1

    この製品は防爆構造ではありませんので

    安全には十分お気をつけください。

    1

    高温で使用の場合など、試料が庫内で気化し引火、

    爆発する恐れがあります。

    爆発性の物質としては硝酸エステル、ニトロ化合物

    など、可燃性物質としては過酸化塩類、無機過酸化

    物、硝酸塩類、有機溶剤などがあります。

    本装置は防爆構造ではありません。

    有機溶剤などの引火性物質を

    入れないこと。

    注意

    危険

    保守作業時に冷却フィンに素手で触れないでくだ

    さい。冷却フィンは鋭利なため手を切る恐れがあ

    ります。

    冷却フィンに素手で触れないこと

  • 2

    製品の概要2

    この製品は、環境試験、恒温試験、低温保存等を

    行なうための低温恒温器です。

    2-1 用途

    製品を改造しないこと。

    用途以外の使用をしないこと。

    2-2 プログラムパターン

    使用目的によって 5種類の基本パターンの温度お

    よび時間を設定できます。

    設定はコントロールパネルで入力します。

    それぞれの詳細な設定方法は別冊の「パネルキー

    操作説明書」をご覧ください。

    改造や本来の用途以外に使用すると感電事故や、

    故障する恐れがあります。

    警告

    5種類の基本パターン

    時間

    1. 連続運転(プログラム1)

    温度を設定すると、運転を開始し、設定温度で

    連続運転します。

    時間

    2. 1ステップ運転(プログラム2)

    設定温度(T1)に到達後、設定時間(t)運転し

    た後あらかじめ設定しておいた保存温度(Tc)で

    定値運転します。

    t

    T1

    Tc

    温度

    (℃

    )温

    度(

    ℃)

    3. 4ステッププログラム(プログラム3)

    1ステップから4ステップまでの温度と時間を任意

    に設定でき、ステップ周期を繰返し運転した後、

    あらかじめ設定しておいた保存温度(Tc)で定値運

    転します。温度上昇下降時間は含みません。

    時間

    t4t1 t2

    Tc

    t3

    温度

    (℃

    4ステップ 繰返し運転

  • 3

    温度

    (℃

    )温

    度(

    ℃)

    時間3時間

    約30~40分

    3時間

    LTI-600ED、600EDN

    温度

    (℃

    時間2時間

    約20~30分

    LTI-1000ED

    2時間

    運転方式は、INT.(通常運転)とCONT.(短時間

    運転)の2種類の運転モードがあります。

    1. INT.モード

     ・冷凍機連続運転+除霜運転、ヒータ制御で 

      す。

     ・通常の長期間運転に使用してください。

    時間

    温度

    (℃

    2-3 運転モード

    2. CONT.モード

     ・冷凍機連続運転、ヒータ制御です。

     ・短期間の保存または高精度の温調を必要とする

      場合のみ使用してください。

    5. 2ステッププログラム(プログラム5)

    2ステップの温度と時間が設定でき、ステップ周

    期を繰返し運転した後自動的に停止します。

    時間t1

    t2

    温度

    (℃

    ※99時間59分/Step

     1~99回、無限大繰返し

    4. 24時間周期運転(プログラム4)

    2ステップを24時間周期で繰返した後、あらかじめ

     設定しておいた保存温度(Tc)で定値運転します

    時間t

    (24時間)

    Tc

    ※23時間59分/Step

    1~99回繰返し

    2ステップ運転 繰返し運転

  • 4

    2-3 仕様

    製  品  名

    型     式

     

     

     

    低温恒温器(ローテンプインキュベーター)

    LTI-600ED-N LTI-1000ED

    エアジャケット式対流方式

    +4~60℃温 度 調 節 範 囲

    温 度 調 節 精 度

    温 度分 布 精 度※ 1

    温 度 セ ン サ

     

    ±1.0℃(+20.0℃)

    ±1.0~1.5℃(+4.0~+40.0℃)

    ±0.2℃(+4.0~+40.0℃)

    ±0.1℃(+40.1~+60.0℃)

    LTI-600ED

    (CONT.モード時)

    CONT.モード時

    ±1.0~2.0℃(+4.0~+40.0℃)

    900W

    冷 凍 機

    1100W

    空冷式出力 300W

    SUS 304

     

     

    外   寸   法

    内      扉

    重   量

    AC-100V 50/60Hz

    約117kg 約175kg

    760×735×1755

    電  源  入  力 

    定 格 電 源

    庫 内 寸 法幅×奥行×高さ(mm)

    600×500×500 600×500×1000

    幅×奥行×高さ(mm)760×735×1135

    150ℓ 300ℓ

    14A 1.4kVA 17A 1.7kVA 19A 1.9kVA

    約120kg

    ±1.5℃(+20.0℃)

    2A(庫内)

    温 度 設 定 ・ 表 示

    ヒ ー タ

    シートキー入力 デジタル表示

    霜 取 り 機 能

    CONT.モード[ヒータP.I.D制御、冷凍機連続運転]

    INT.モード[ヒータP.I.D制御、冷凍機連続運転、ホットガス]

    対 流 方 式

    強化ガラス 1枚 強化ガラス 2枚

    内         装

    温 度 制 御

    マイコン自動制御(INT.モード)

    強制手動式(手動開始、手動停止・自動停止)

    プ ロ グ ラ ム 定値運転を含む5プログラム機能

    白金測温抵抗体(Pt-100Ω)

    冷 媒 R22

    庫 内 容 量

    棚     板付属枚数 3枚 付属枚数 5枚

    等分布耐過重 Max.15kg/1枚

    5~35℃

    照     明 白色蛍光灯10W 1灯

    サービスコンセント

    使用周囲温度範囲

    ※設定温度と実測温度は、37℃設定時において最大3℃の差が生じる場合があります。

     

     

     

     

  • 5

    2-4  加温・冷却曲線

    条件  ・AC-100V  50Hz

      ・無負荷時

        ※LTI-600ED型 蛍光灯OFF 

    50 70

    10

    30

    0

    40

    50

    0 10 20 30 40 60 80 90 100 110 120 130 140

    60

    温度

    (℃

    時間(分)

    20

    室温20℃

    室温20℃

    室温35℃

    LTI-600ED・ED-N型

    LTI-1000ED型条件  ・AC-100V  50Hz

      ・無負荷時

        ・蛍光灯OFF時

        

    10

    30

    0

    40

    50

    0 20 40 60 80 100 120 140

    60

    温度

    (℃

    時間(分)

    20

    160 180 200

    室温35℃

    室温20℃

    室温20℃

  • 6

    2-5 各部の名称

    コントロールパネル

    ドアパッキン

    漏電ブレーカ

    棚板

    パワースイッチ

    蛍光灯スイッチ、蛍光灯ヒューズ

    庫内コンセントヒューズ

    (LTI-600ED型のみ)P.19参照

    棚受け支柱

    棚板受け

    内扉

    外扉

    ロックハンドル

    棚受け支柱

    棚板受け

    内扉

    外扉

    ロックハンドル

    コントロールパネル

    ドアパッキン

    漏電ブレーカ

    棚板

    パワースイッチ

    観察窓

    蛍光灯スイッチ、蛍光灯ヒューズ

    庫内コンセントヒューズ(P.19参照)

    LTI-600ED・ED-N型

    LTI-1000ED型

    観察窓

  • 7

    操作部の名称と機能3

    3-1 コントロールパネル

    パネルキープログラム設定を行なうキーです。

    操作手順は「パネルキー操作説明書」をご覧ください。

    NO  名  称 機         能

    秒コロン 時間データ設定中は点灯し、測定中は1秒周期で点滅します。

    セットランプ 温度、時間、繰返し数などのデータ設定のとき点灯します。

    デフロストランプ デフロスト(霜取り)動作中のみ点灯します。⑤

    運転モードランプINT.モード運転実行中に点灯し、CONT.モード運転実行中は消え

    ます。⑥

    運転ランプ 運転中は点灯し、停止時は消えます。⑦

    小数点ランプ 温度データ設定時、および表示時に点灯します。

    冷凍機ランプ 冷凍機動作中に点灯します。

    表示器温度、時間、繰返し数の設定と測定データおよびアラーム内容を

    表示します。

    ヒーティングランプ ヒータに通電しているときに点灯します。

    SETHEATING

    REFRIG.

    SHIFT UP

    RUN/STOP INT./CONT

    ENT.

    DISPLY

    DEFROST

    ④パネルキー③セットランプ①ヒーティング ランプ

    デフロストランプ

    ⑥運転モードランプ

    ⑦運転ランプ⑧小数点ランプ

    ⑨秒コロン

    ⑩冷凍機

    ランプ

    ②表示器

  • 8

    3-2 安全・アラーム機能

    この製品は下記のような安全機能とアラーム表示

    機能を備えています。

    異常が発生した場合は、P.20の「トラブルの原因

    と対策」および別冊『パネルキー操作説明書』の

    P.20「アラーム表示」を参照して適切な処置を行

    なってください。

    安全機能

    安全装置 動 作 内 容 動 作 原 因

    漏電ブレーカ OFF になり、電源を遮断します。 漏電している。または過電流が流れている。

    過熱防止

    サーモスタット

    温調器が故障して、庫内温度が高くなり

    すぎた。(約70℃まで達した。)

    ヒータアラームを表示し制御を

    停止します。

    アラーム機能

    アラームの原因アラーム名称 表示器 表示器の動作

    オーバーヒート

    アラーム

    OH:ALを表示するとともに

    ブザーが10秒間鳴り、すべて

    の制御を停止します。

    センサ

    アラーム

    SE:ALを表示するとともに

    ブザーが10秒間鳴り、すべ

    ての制御を停止します。

    ヒータ

    アラーム

    HE:ALを表示するとともに

    ブザーが10秒間鳴り、すべて

    の制御を停止します。

    ヒータが断線したり、端子が

    外れた場合。

    停電

    アラーム

    電源復帰後PS:ALを表示

    します。

    復帰後の制御は停電処理

    に従って続行します。

    運転中に停電があったり、途

    中で電源を切った場合。..

    ..

    ..

    ..

    ドアオープン

    アラーム

    doorの文字を表示します。

    ヒータおよび庫内ファンは

    停止しますが、冷凍機、電

    磁弁は運転を続行します。表示中のデータ

    ..

    温調器の出力信号がOFFになっ

    ているのにヒータに電流が10秒

    以上流れた場合。

    クール

    アラーム ..

    CO:ALを表示するとともに

    ブザーが10秒間鳴りますが

    冷凍機は動作を続けます。

    着霜や冷凍機の異常により温度

    下降が30分に1℃未満になった

    場合。

    設定ミス

    アラーム

    設定データを3秒間点滅後

    (ブザーが3秒間鳴ります)

    設定値の入力状態に戻り、前

    回の設定値を表示します。

    温度調節範囲外の設定値を入

    力しようとした場合。

    運転時にドアを開けたり(完

    全に閉まっていなかった)ド

    アスイッチが故障した場合。

    庫内温度測定用のセンサが断

    線したり、端子が外れた場合 。

    CO:ALを表示するとともに

    ブザーが10秒間鳴りますが

    冷凍機は動作を停止します。

    フィルターが目詰りしたり周囲

    温度が高かったりして冷凍機が

    過負荷運転になった場合。

  • 9

    設 置4

    600ED(約12kg)、600EDN(約117kg)

    1000ED(約175kg)

    重量製品のため運搬に注意すること。

    注意

    4-2 設置条件

    製品の性能を維持するため、製品と壁面、

    天井面などとの間隔は図のような間隔以上

    を必ず確保してください。

    装置周囲にスペースを確保すること。

    注意

    4-1 設置環境

    設置環境に注意すること。

    特に、設置場所、空調、換気には

    十分配慮してください。

    注意

    この製品は空冷式冷凍機を使用していますの

    で、装置からの排熱があります。

    排熱により周囲温度が高くならないように換

    気が十分な場所、または空調された場所で使

    用してください。

    周囲温度が高くなると運転効率が低下し冷却

    能力が低下します。

    さらに冷凍機などが高温・高圧運転になり故

    障の原因にもなります。

    製品を設置する際は、次のような場所を選んでください。

    ● 直射日光の当たらないところ。

    ● 周囲温度を5~35℃以内に保てるところ。

    ● 風通しのよいところ。または十分に換気の  できるところ。

    ●近くに可燃性の固体、液体、気体のないところ。

    ●結露しないところ。

    ●湿気の少ないところ、水滴のかからないところ。

    ●ホコリの少ないところ。

    ●水平で安定したところ。

     (製品の運転時の重量を確認してください。)

    30cm 30cm

    20cm

    20cm

  • 10

    (3)設置場所が決まりましたらキャスターのストッ

       パーをロックしてください。

      キャスターのストッパーのレバーを押し下げ 

       るとロックされます。

    キャスター キャスター

    ストッパー

    ロック

    (4)付属のキャスターホルダー(4個)を車輪の

      真横から差込んでください。

      車輪止めと同時にキャスターの旋回部分も固

       定されます。

      

    キャスターホルダー

      

      ※段差や極端な凸凹のある場所を移動させま

    すと 、キャスターに過度の衝撃が加わり、

    破損する恐れがあります。このような場合

       は、持ち上げて移動してください。

    (2)設置場所に移動させてください。

    (1)キャスターのストッパーのロックを解除して

      ください。(全4ヵ所)

       キャスターのストッパーのレバーを押し上げ

      るとロックが解除されます。

     

    運搬設置上の注意(1000EDタイプのみ)

    解除

    キャスター キャスター

    ストッパー

    4-3 設置

    本装置には冷凍機が搭載されています。

    本体を横にしたり、傾けての移動は行なわな

    いでください。

    本体を傾けないこと。

    注意

    キャスター

  • 11

    4-4 ユーティリティの接続

    (1)製品の型式と接続する電源の電圧、相、容量

       を確認してください。

       製品を接続する電源は右のとおりです。

    電源接続を誤りますと火災や感電事故の

    原因になります。

    電源の電圧、相、容量、

    コンセントの種類を確認すること。

    過電流などによるケーブルの焼損、火災

    などが発生する恐れがあります。

    分岐ソケットやテーブルタップを

    使用しないこと。

    警告

    警告

    (2)設置場所のコンセントを確認してください。

    アース極のないコンセントの場合は、電源プラ

    グに接地アダプターをセットします。

    アダプターのアース線を第3種接地工事による

    アースに接続してください。

    アース極付きコンセントの場合は、電源プラグ

    がそのまま使用できます。

    (ここではまだ電源プラグを接続しないで

     ください。)

    使用しない

    ア-ス極付きコンセントの場合

    3極コンセント 接地アダプタ- 電源プラグ(3極)

    ア-ス極なしコンセントの場合

    2極コンセント 接地アダプタ- 電源プラグ(3極)

    ア-スを

    接続して

    ください

    電源に接続する際、分岐ソケットやテーブル

    タップを使用しないでください。

    感電事故防止のため、ガス管や水道管に

    は絶対にアース線を接続しないでくださ

    い。

    アース線を正しく接続すること。

    警告

    製 品 型 式

    LTI-600ED-N型

    接続に必要な電源

    容 量

    AC-100V 15A

    電 圧

    LTI-600ED・1000ED型 AC-100V 20A

    電源プラグが付属していない場合

    電源コ-ド(1)電源プラグは付属していません。

    LTI-600ED・1000ED型は電源プラグは付属し

    ていません。

    配電盤に直接、接続してください。

    LTI-600ED-N型の場合

    LTI-600ED・1000ED型の場合

  • 12

    5-1 操作準備

    操  作5

    1. 棚板のセット

    棚板支えの左右を確認してください。

    手前側に下向きフック、奥側が横向きフックに

    なるようにしてください。   

    (1)

    (5)

    (6)棚板支えに棚板をのせてください。

    すべての棚板支えをセットしたら、左右の棚板

    支えの高さが合っているか確認してください。

    (4)穴の高さがずれていないか、水平を確認してく

    ださい。

    (3)下向きフックを棚受け支柱の穴に差込み、下方

    向へしっかり固定してください。

    (2)棚板支えの横向きフックを棚受け支柱の穴に差

    込み奥方向へしっかり押し付けてください。

    "

    !

    棚受け支柱

    横向きフック

    棚板支え

    (左側)下向きフック

    2. 庫内への試料、容器のセット

    高温で使用中の場合、試料が庫内で気化し引

    火、爆発する恐れがあります。

    爆発性の物質としては硝酸エステル、ニトロ

    化合物など、可燃性物質としては過酸化塩類

    無機過酸化物、硝酸塩類、有機溶剤などがあ

    ります。

    本装置は防爆構造ではありません。

    危険

    有機溶剤などの引火性物質を入れないこと。

    加湿器を庫内にセットしないこと。

    加湿器、加湿パンなどを庫内にセットして運転

    すると、冷却器への着霜が促進され、運転でき

    なくなったり、感電事故の原因になったりする

    恐れがあります。

    注意

  • 13

     

    ロックハンドル

    (1)ドアを開けてください。

       (内扉はロックハンドルをOPENにし、開けて

        ください。)

      

    (2)棚板の上に試料を均等に並べてのせてくださ

       い。(一枚の棚板の耐荷重は、等分布荷重で

       15´です。)

    均等に

    3. 電源プラグの接続

    パワースイッチ、漏電ブレーカがOFFになって

    いることを確認して、電源プラグをコンセント

    に差込んでください。

    外扉は確実に閉まっていないと運転を開始しま

    せん。(ドアアラームを表示します。)

    ※本装置の特性上、水分を含んだ試料は乾燥します。

     乾燥を緩和させる場合には試料容器に蓋などして

    セ ットしてください。

    CLOSE

    OP

    EN

    内扉

    閉じる

    開く

    ロックハンドル

  • 14

    5-2 操作方法

    異常があった場合は、直ちに漏電ブレーカ(電

    源スイッチ)をOFFにして「トラブルの原因と

    対策」の項を参照してください。

    異常があったら使用を中止すること。

    注意

    パワー

    スイッチ

    漏電ブレーカ

    LTI-600ED型 表示器

    運転モード

    切替キー

    (1)漏電ブレーカをONにしてください。

    (2)パワースイッチをONにしてください。

       表示器にプログラムNo.を表示します。

    INT./CONT INT./CONT

    INT.モード CONT.モード

    (3)設定温度や運転時間を考慮して運転モード

      (CONT.モードか、INT.モード)を選択して

       ください。

    運転モード切替キーを1秒以上押すごとに運

       転モードがINT.モードとCONT.モードに切替

       わります。

       (INT.モードの時はランプが点灯します。)

    ※INT.モード運転を行なう際、冷却フィンに着霜

      した状態で運転を開始しますとCONT.モード同

      様長期間運転ができなくなることがあります。

    時間

    冷却フィンに着霜すると

    冷却能力が低下します。

    温度

    (℃

  • 15

    ※INT.モード運転でも、庫内温度10℃以下で使用

    する場合や、庫内温度10℃以上の場合でも多量

      の水分を含む試料の場合は、CONT.モード同様

      着霜現象が発生する場合がありますので、必要

      に応じて手動DEFROSTを行なってください。

    (P.16の手動DEFROSTの操作方法を参照してく

       ださい。)

    冷却フィン観察窓

    着霜

    (6)終了するときは、まずパワースイッチを、次

       に漏電ブレーカをOFFにしてください。

    操作後の処置

    長期間使用しない場合には、パワースイッチ、漏電

    ブレーカをOFFにして、さらに、電源プラグをコン

    セントから抜いておいてください。

    (5)キー操作は『パネルキー操作説明書』に従っ

       て行なってください。※ 庫内熱負荷について

    ・ 庫内で使用する電気製品は、運転条件よって

       は結露し漏電する恐れがありますので防水構

       造の物のみ使用してください。

    ・ 庫内に入れた試料の熱負荷が大きい場合は、

       低温側に温度設定しても所定の温度に達しな

       い場合がありますのでご注意ください。

    ・ 庫内にモータやヒータなどの発熱体などを通

       電した状態で使用されますと庫内温度が設定

       温度から外れる場合がありますのでご注意く

       ださい。

    ※ 冷却器に過度に着霜した場合には、冷却能力が 

      低下し温調不能やクールアラームが発生するこ 

      とがあります。

      特に水分を多く含んだ試料の場合は定期的に

      DEFROST(強制霜取り)を行なってください。

    (4)CONT.モードで使用する場合には定期的に観

       察窓から霜の付着具合を確認し、着霜が多い

       場合には手動DEFROSTを行なってください。

    ※INT.モード運転中、庫内温度が変化します。

      (使用条件 により温度上昇幅は、多少異なり

       ます。)

    ・LTI-600ED、ED-Nは3時間毎に30~40分間、

    -2.0~+2.5℃変化します。

      ・LTI-1000EDは2時間毎に20~30分間、

       -1.0~+1.0℃変化します。

    ※温調時、冷凍機が動作する温度は設定40℃以

      下です。40℃を超える設定の場合はINT.モー

      ドにする必要はありません。

    温度

    (℃

    時間3時間

    約30~40分

    3時間

    LTI-600ED、600EDN

    温度

    (℃

    )時間2時間

    約20~30分

    LTI-1000ED

    2時間

  • 16

     ●DEFROST動作中の庫内温度の上昇。

     

     (1)DEFROST実施直前の庫内温度が8℃以上の場

       合の動作

      ヒータがONして庫内温度がDEFROST開始時よ

       り+4℃以上上昇した場合に終了します。また

       は、庫内温度がDEFROST開始時より+2℃以上

       で20 分経過した場合に終了します。

     

    (2) DEFROST実施直前の庫内温度が8℃未満の

       場合の動作。

      庫内設定温度が25℃になりヒータが温調を開

      始し30分経過後、自動的に終了します。

       DEFROST終了時(デフロストランプ消灯時)

      に、観察窓(P.6参照)を見て霜の取れ具合  

      を確認してください。

     

    DEFROST時間(分)

    5

    庫内

    温度

    (℃

    10 20

    25

    25℃にてヒータ温調を開始し

    30分間経過後終了します。

    DEFROST開始時

    の庫内温度(8℃未満)

    30

    DEFROST時間(分)

    DEFROST開始

    時より+4℃に

    なり終了

    5

    9

    庫内

    温度

    (℃

    11

    13

    DEFROST開始時より+2℃

    以上で20分間経過により終了

    DEFROST開始時

    の庫内温度

    20分間

    DEFROST

    コントロールパネル

    DISPLAY

    ・手動DEFROSTの操作方法

       DISPLAYキーを5秒間以上押し続けてくださ

       い。DEFROST ランプが点灯し自動的に霜取

       りを開始します。

    ※ DEFROST動作中(DEFROSTランプ点灯中)

       にドア、内扉を開けると庫内温度が上昇し

       霜が取れずにDEFROSTが終了する場合があ

       ります。

    霜が取れずDEFROSTが終了した場合、再度

       DISPLAYキーを5秒間押してDEFROSTを行な

       ってください。

       それでも霜が取切れない場合には、庫内温度

       を上昇させて霜を完全に取ってください。

    5-3 手動DEFROSTと停電処理

    手動DEFROST

  • 17

    停電処理

    温調動作中に停電(電源OFFも含む)して再び電源

    がONになると[PS:AL]を表示し、停電処理の設

    定に従い、以下のように動作を続けます。

    プログラムNo. 停電復帰時の動作

    保存温度(Tc)の設定で

    温調を続けます。

    温調動作を停止します。

    2.3.4

    5

    (2)停電処理後にConが選択されている場合。

    プログラムNo. 停電復帰時の動作

    2.3.4.5 停止前の温調動作に復帰

    します。

    (1)停電処理後にEndが選択されている場合。

    .

  • (1)庫内上部のコンセント(MAX.1A)は蛍光灯

       用ですが、蛍光灯を使用しないときは他の機器

       の接続もできます。

    (2)庫内下部のコンセントの定格容量はAC100V

    2Aです。

      ※接続される機器によっては電源投入時や運転開

       始時に瞬時、大きな電流の流れる場合がありま

       すので定格電流だけではなく瞬時最大電流も確

       認の上、使用してください。

    (3)本装置は運転条件によって庫内が結露しますの

       で庫内で使用される機器は、防水構造のものを

       使用してください。

    ※庫内で使用される機器等の電源プラグ(設置ア

       ダプタ ー)にアース線が露出している場合は漏

       電 防止のため必ずコンセントに付属のアース端

       子に接続して使用してください。

    18

    2. 庫内蛍光灯について

    庫内コンセント

    アース端子に接続してください。

    アース端子

    1. 庫内コンセント使用上の注意

    (2)庫内蛍光灯および庫内コンセントはコントロー

       ルパネルのパワースイッチがONされている時

       のみ使用できます。

    コ内

    蛍光灯専用コンセント

    (定格容量AC100V,1A)

    庫内蛍光灯 10ワット

    庫内コンセント

    (定格容量AC100V,2A)

    LTI-600ED型 庫内

    観察窓

    5-4 庫内コンセント、蛍光灯の説明(LTI-600ED・1000ED型)

    LTI-600ED・1000ED型には庫内コンセントがあり

    振盪機などにの使用により、培養が行なえます。

    また、庫内に蛍光灯が標準で装備されています。

    (1)庫内温度が低温に設定されている場合、蛍光灯

      の点灯特性によりちらつきが発生したり、暗 

      くなったりする場合があります。

        

  • 19

    庫内蛍光灯

    グローランプカバー

    ネジネジ

    (2)蛍光灯両端の台座のネジを緩めて上に持上げて

       手前に引出してください。

    (1)庫内のコンセントから蛍光灯のプラグを抜いて

      ください。

    (4)蛍光管を取外しましたら、新しい蛍光管の両端

    にキャップを取付ソケットに固定してキャップ

    をしっかり締めてください。

    (5)グローランプは蛍光灯を本体に取付けたまま交

       換できます。交換後、グローランプカバーは必

       ず元通りに取付けてください。蛍  光  管 松下電工 FL10W

    グローランプ 松下電工 FL7GE

    交換部品

    (同等品可)

    (同等品可)

    ※本装置の蛍光灯は防水構造のものを使用してお

     りますので、他の蛍光灯と交換することは絶対

     に行なわないでください。

    3.  蛍光灯の交換方法

    蛍光灯カバー

    キャップ

    (3)蛍光管両端のキャップを矢印の方向に回すとキ

       ャップが外れ蛍光管を取出すことができます

    ※このとき蛍光灯のカバーは外さないでくださ 

       い。

    4.  庫内蛍光灯用、コンセント用ヒューズの交換方法

    (1)本体のパワースイッチをOFFにしてください。

    (2)マイナスドライバーでヒューズホルダーの矢印

      箇所を、反時計方向に回して緩めてください。

    (3)不良のヒューズを取出し、新しいものと交換し

       てください。

      ※このとき必ず容量を確認してから交換してくだ

       さい。

    (4)ヒューズをヒューズホルダーの中に入れ、マイ

    ナスドライバーで時計方向に回して締めてくだ

       さい。

    ※このとき、ヒューズホルダーがガタつかないよ

    うに、しっかり回して締めてください。

      ※ヒューズは各1個づつ本体に付属しています。

    AC-OUTLET

    MAX2AMAX1A

    LIGHTON

    OFF

    蛍光灯スイッチ 蛍光灯用ヒューズ

    ホルダー

    コンセント用ヒューズ

    ホルダー

    ※蛍光灯用       上図、左側(容量1A)

     ACアウトレット用   上図、右側(容量2A)

    蛍光灯用ヒューズとコンセント用ヒューズは

    容量が違います。

    誤って交換すると、装置の故障や感電事故が

    発生する恐れがあります。

    注意

    ヒューズの容量を確認すること。

  • 20

    トラブルの原因と対策 6記載以外のトラブルにつきましては ご購入先または

    お近くのサービスセンターへご連絡ください。

    温調器のコネクタが抜けている。

    状 況 原 因 対 策

    電源プラグがコンセントから抜けてい

    る。または確実に差込まれていない。

    漏電ブレーカとパワースイッチを

    OFFにしてから電源プラグをコン

    セントに差込んでください。

    電源が供給されていない。配電盤のブレーカをONにしてく

    ださい。

    漏電ブレーカをONしようと

    してもすぐにOFF になって

    しまう。

    漏電している。 すぐに運転を中止し、ご購入先ま

    たはお近くのサービスセンターに

    連絡してください。過電流が流れている。

    パワースイッチをONして

    も表示器に表示をしない。

    漏電ブレーカをON にしていない。漏電ブレーカをON にしてくだ

    さい。

    温調器が故障している。

    すぐに運転を中止し、ご購入先ま

    たはお近くのサービスセンターに

    連絡してください。

    すぐに運転を中止し、ご購入先ま

    たはお近くのサービスセンターに

    連絡してください。

    漏電ブレーカが故障している。

    パワースイッチが故障している。

    温度設定ができない。

    (設定表示が点滅する。)

    設定温度範囲(0℃~60℃)を超えた

    値を入力した。

    設定温度範囲内(0℃~60℃)で

    入力しなおしてください。

    ドアが完全に閉まっていない。

    ドアスイッチが故障している。

    SSRが故障している。

    ドアを完全に閉めてください。

    運転中にブレーカが作動し

    た。(過熱防止サーモスタ

    ットが働いた。)

    温調器が故障している。

    ドアアラームの表示が

    出る。

    表中のデータ と door

    を交互に表示してヒータ

    および庫内ファンが制御

    を停止する。

    オーバーヒートアラーム

    の表示が出る。

    を表示しすべての制御

    を停止する。

    センサアラーム

    の表示が出る。

    ..

    温度センサが断線した。

    ..

    を表示しすべての制御

    を停止する。

    (使用範囲は、4℃~60℃です。)

  • 21

    フィルターが目詰りした。

    周囲温度が高い。

    フィルターを掃除してください。

    (保守点検の頁参照)

    設置場所を変えてください。

    冷凍機用ファンが故障した。

    すぐに運転を中止し、ご購入先ま

    たはお近くのサービスセンターに

    連絡してください。

    クールアラーム

    の表示が出る。

    ..

    を表示し冷凍機ランプ

    が点灯しているが冷凍

    機が停止する。

    (オーバーロードリレ

     ーが働いた。)

    装置前面の通風口がふさがれている。通風口の風通りを良くして

    ください。

    状 況 原 因 対 策

    ヒータアラーム

    の表示が出る。

    ..

    すぐに運転を中止し、ご購入先ま

    たはお近くのサービスセンターに

    連絡してください。

    ヒータが断線した。

    ヒータの端子が温調器から外れた。

    ..

    停電アラーム

    の表示が出る。

    運転中に停電があった。

    運転中に電源を切った。

    冷却器への着霜

    や冷凍機の異常

    により温度下降

    が30分に1℃未

    満になった。

    冷凍機が故障した。

    クールアラーム

    の表示が出る。

    ..

    を表示し冷凍機ランプ

    が点灯しているが冷凍

    機は動作している。

    (1)プログラム1で運転時は

       温調動作に復帰します。

    (2)プログラム2~5で運転時は

       本取説P.6の停電処理に従っ

      て復帰します。

    ※いずれの場合にも

      ・PS:AL表示はDISPLAYキー

       を押すと測定値の表示に切替

       わります。

      ・RUN/STOPキーを押すと制御

       を停止してプログラムNo.の

      表示に切替わります。

    冷凍機への着霜が多

    量にあった。

    DISPLAYキーを5秒以上押して

    DEFROST動作にしてください。

    試料に湿分が多い時は試料の量を

    減らしてください。

    庫内の熱負荷が

    大きい。

    試料を減らすか熱負荷を

    軽減させてください。

    すぐに運転を中止し、ご購入先ま

    たはお近くのサービスセンターに

    連絡してください。

    を表示しすべての制御

    を停止する。

    ガスがリークしている。

  • 22

    状 況 原 因 対 策

    庫内蛍光灯が点灯し

    ない。蛍光灯用ヒューズが断線している。

    ヒューズの容量を確認し、新しい

    物と交換してください。

    蛍光灯用スイッチが故障している。

    蛍光灯不良。

    庫内コンセントに機器を

    接続しても動作しない。

    庫内コンセント用ヒューズが断線

    している。(使用している機器の電源

    容量が2Aを超えている。)

    ヒューズの容量を確認し、新しい

    物と交換してください。また使用

    している機器の電源容量を確認し

    てください。

    庫内コンセントに機器を

    接続すると電源が切れる。

    庫内コンセントに接続している機器が

    漏電している。

    すぐに運転を中止し、ご購入先ま

    たはお近くのサービスセンターに

    連絡してください。

    P.20の交換部品を参照し,新しい物

    と交換してください。

    すぐに運転を中止し、ご購入先ま

    たはお近くのサービスセンターに

    連絡してください。

    LTI-600ED、1000ED型

  • 23

    電源プラグを差込み、ブレーカがONの状態でブレ

    ーカのテストボタンを細い棒で押してください。

    ブレーカが動作して、OFFになれば正常です。

    保守・点検7

    7-1 漏電ブレ-カの動作テスト

    漏電ブレーカが動作不良の状態で使用します

    と、漏電したとき感電事故を起こす恐れがあ

    ります。

    動作テストを月1回以上行なってください。

    漏電ブレ-カの動作テストを行なうこと。

    注意

    テストボタン

    7-2 製品の清掃、お手入れ

    製品の清掃、手入れは適切な

    方法、用品を使用すること。

    製品を清掃、お手入れする際は外装や内部に

    直接水をかけたり、クレンザー(磨き粉)、

    シンナー、石油、灯油、酸、およびこれに類

    するものは、絶対に使用しないでください。

    感電事故や、製品を損傷する恐れがあります。

    注意

    注意

    保守作業時に冷却フィンに素手で触れないで

    ください。冷却フィンは鋭利なため手を切る

    恐れがあります。

    冷却フィンに素手で触れないこと。

    1. 冷凍機フィルターの清掃

     フィルターが目詰まりしますと冷却性能が低下

     します。また冷凍機の故障の原因にもなります。

     フィルターの目詰まり状態は周囲環境や、使用

     時間によって異なりますので使用条件に合わせ

     て、定期的にフィルターを掃除してください。

    装置を分解しないこと。

    装置内部には、電圧がかかっているところや

    高温になるところ等がありますので、分解す

    ると感電、けがの恐れがあります。

    警告

  • 24

    通風口カバー取付けネジ

    通風口カバー

    (7)フィルターの清掃がすみましたら、取付けは

       取外しの逆の手順で行なってください。

    (5)フィルターを軽くたたいてゴミを除去してか

       らよく水洗いをしてください。

       (汚れがひどいときは、中性洗剤で洗って 

       ください。)

    (6)洗い終りましたら良く乾燥させてください。

      (熱をかけますと溶けますのでドライヤー等

       は絶対に使用しないでください。)

    (2)本体前面の通風口カバー取付けネジ4ヵ所を

       緩めて外してください。

    (3)通風口カバーを手前に引出し取外してくださ

       い。

    (4)フィルターを手前に引出し取外してください。

    (1)お手入れは、漏電ブレーカ、パワースイッチ

       をOFFにし、電源プラグをコンセントから抜

       いてから行なってください。

    2. 製品の清掃

    本体清掃は、水を硬く絞った柔らかい布で拭いて

    取れにくい汚れは中性洗剤を使用し、洗剤の使用後

    は布で拭き取ってください。

  • 25

    3.保証期間中の修理は保証規定に基づき修理致しま

     す。

    4.保証期間経過後の修理は、ご要望により有料修理

     致します。

    アフターサービス9

    製品または部品を廃棄する場合には、廃棄方法に従った廃棄処分をお願いします。

    製品の廃棄8

    (a)使用上の誤りあるいは不当な改造による故障。

    (b)お買い上げ後、設置場所移動時の落下等による故障。

    (c)火災、地震、風水害、雷、塩害、その他の天災による故障。

    (d)消耗品の交換。

    (e)保証書の提示がない場合。

    保証規定

    1. 調子が悪いときは、トラブルの原因と対策の頁

     を参考にして故障かどうかをまずチェックして

     ください。

    2.それでも具合の悪いときは、ご購入先または取

     扱説明書に記載のお近くのサービスセンターに

     修理をご依頼ください。

    1. 保証期間内(お買い上げの日より1年間)に取扱説明書に基づいた

     正常な使用状態において故障した場合は無料で修理致します。

    2.次のような場合には、保証期間内でも有料修理となります。

    主な構成品と廃棄方法

    構成品 規 格・仕 様 廃 棄 方 法

    廃棄物引取り業者に

    依頼して廃棄処分を

    行なってください。

    LTI-600ED型

    総重量 外寸法(mm)

    約120㎏

    約117㎏

    約175㎏

    760幅×735奥行×1135高さ

    760幅×735奥行×1135高さ

    760幅×735奥行×1755高さ

    本 体 LTI-600EDN型

    LTI-1000ED型

    冷凍機

    封入冷媒フロンガスR22

    フロンガスR22の

    処理は専門業者にご

    依頼ください。

    ※梱包材は材質ごとに分別して廃棄するよう、お願いいたします。

    約350g(LTI-600ED) -

    約350g(LTI-600ED-N)

    約400g(LTI-1000ED)

  • 保証書は下記の欄に貼り付けて保存してください。

    ノ リ 付 け 部 分

    .