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セーフティライトカーテン - Omron › product › trouble_shooting › f3sg-r › pdf ›...
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F3SG-□R□セーフティライトカーテン
カタログ番号 SGFM-712Hhttp://www.ia.omron.com/f3sg-r
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はじめに
このたびはセーフティライトカーテン形F3SG-Rシリーズ(以下F3SG-Rと呼びます)をお買い上げいただき、ありがとうございます。本書はF3SG-Rの使用方法について説明しています。ご使用に際して下記のことを守ってください。
・ F3SG-Rは設置される機械について十分に理解されている「責任者」がお取り扱いください。・ 本書の中で「責任者」とは、機械の設計・設置・運用・保守・廃棄の各段階において、安全確保を行うための資格お
よび権限と責任のある人物のことです。・ F3SG-Rは、設置環境、機械の性能・機能に対応して正しく使用されることが前提となっています。関係者によるリ
スクアセスメントを実施した上で本製品を設置してください。・ ご使用の前に本書をよくお読みいただき十分にご理解の上、正しくご使用ください。・ 本書はいつでも参照できるように、お手元に大切に保管してください。
商標Bluetooth®は、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標です。オムロンはライセンスに基づいて使用しています。その他記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
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iF3SG-R
ユーザーズマニュ アル
はじ
めに
はじめに
J
1. F3SG-Rは、 労働安全衛生法第四十四条の二による 「型式検定」 を受けていません。 し たがっ て、 F3SG-R
を日本国内で同法第四十二条で定められた 「プレス機械またはシャーの安全装置」 と し て使用する場合は、
機械制御システムで検定を受けていただ く 必要があ り ます。
2. F3SG-Rは、 EU (欧州連合) 機械指令附属書V 第2項で指定される電気感知式保護装置 (ESPE : Electro-
Sensitive Protective Equipment) です。
3. EC/EU適合宣言
オムロンは、 F3SG-Rが以下のEC/EU指令の要求に適合し ている こ と を宣言し ます。
機械指令 2006/42/EC
EMC指令 2004/108/EC, 2014/30/EU
4. 適合規格
(1) 欧州規格
EN61496-1 (タ イプ4 ESPE)、 EN 61496-2 (タ イプ4 AOPD)、 EN61508-1~4 (SIL 3)、
EN ISO 13849-1:2008 (PL e、 カテゴ リ4)
(2) 国際規格
IEC61496-1 (タ イプ4 ESPE)、 IEC61496-2 (タ イプ4 AOPD)、 IEC61501~4 (SIL 3)、
ISO 13849-1:2006 (PL e、 カテゴ リ4)
(3) JIS規格
JIS B 9704-1 (タ イプ4 ESPE)、 JIS B 9704-2 (タ イプ4 AOPD)
(4) 北米規格
UL61496-1 (タ イプ4 ESPE)、 UL61496-2 (タ イプ4 AOPD)、 UL508、 UL1998、 CAN/CSA C22.2 No.14、
CAN/CSA C22.2 No.0.8
(5) 中国規格
GB4584(プレス機用光電保護装置技術条件)
5. 第三者認証
(1) TÜV SÜD
• EC型式試験認証:
EU機械指令、 タ イプ4 ESPE (EN61496-1)、 タ イプ4 AOPD (EN 61496-2)
• 認証:
タ イプ4 ESPE (EN61496-1)、 タ イプ4 AOPD (EN61496-2)、 EN 61508-1~4 (SIL 3)、
EN ISO 13849-1:2008 (PL e、 カテゴ リ4)
(2) UL
• ULリ ステ ィ ング
タ イプ4 ESPE (UL61496-1)、 タ イプ4 AOPD (UL61496-2)、 UL508、 UL1998、 CAN/CSA C22.2 No.14、
CAN/CSA C22.2 No.0.8
(3) 中国国家鋳造鍛造機械品質監督検査中心
• 認証:
GB4584(プレス機用光電保護装置技術条件)
6. その他の規格
F3SG-Rは以下の規格を考慮し た設計になっ てお り ます。 なお、 最終システムを下記の規格、 規制に適合
させるためには、 関連するすべての規格、 法規、 規制にし たがっ て設計、 使用し て く だ さい。 不明な点は、
ULなどの専門機関にご相談 く だ さい。
• 欧州規格 EN415-4、 EN691-1、 EN692、 EN693、 IEC/TS 62046
• 米国労働安全衛生規則 OSHA 29 CFR 1910.212
• 米国労働安全衛生規則 OSHA 29 CFR 1910.217
• 米国規格 ANSI B11.1 to B11.19
法規 ・ 規格について
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ii
はじ
めに
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
はじめに
• 米国規格 ANSI/RIA R15.06
• カナダ規格協会 CSA Z142, Z432, Z434
• SEMIス タ ンダー ド SEMI S2
• 厚生労働省 「機械の包括的な安全基準に関する指針」 平成19年7月31日基発第0731001号
• 中国規格 GB17120, GB27607
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iiiF3SG-R
ユーザーズマニュ アル
はじ
めに
はじめに
J
Terms and Conditions Agreement
「当社商品」について特別の合意がない場合には、 お客様のご購入先にかかわらず、 本ご承諾事項記載の条件
を適用いた し ます。
1. 定義本ご承諾事項中の用語の定義は次のとお り です。
(1) 「当社商品」 : 「当社」の F A システム機器、 汎用制御機器、 センシング機器、 電子 ・ 機構部品
(2) 「カ タ ログ等」 : 「当社商品」に関する、 ベス ト 制御機器オムロン、 電子 ・ 機構部品総合カ タ ログ、 その
他のカ タ ログ、 仕様書、 取扱説明書、 マニュアル等であっ て電磁的方法で提供される ものも含みます。
(3) 「利用条件等」 : 「カ タ ログ等」に記載の、 「当社商品」の利用条件、 定格、 性能、 動作環境、 取り扱い方
法、 利用上の注意、 禁止事項その他
(4) 「お客様用途」 : 「当社商品」のお客様におけるご利用方法であっ て、 お客様が製造する部品、 電子基板、
機器、 設備またはシステム等への「当社商品」の組み込み又は利用を含みます。
(5) 「適合性等」 : 「お客様用途」での「当社商品」の(a)適合性、 (b)動作、 (c)第三者の知的財産の非侵害、 (d)法
令の遵守および(e)各種規格の遵守
2. 記載事項のご注意「カ タ ログ等」の記載内容については次の点をご理解 く だ さい。
(1) 定格値および性能値は、 単独試験における各条件のも と で得られた値であ り、 各定格値および性能値
の複合条件のも と で得られる値を保証する ものではあ り ません。
(2) 参考データはご参考と し て提供する もので、 その範囲で常に正常に動作する こ と を保証する ものでは
あ り ません。
(3) 利用事例はご参考ですので、 「当社」は「適合性等」について保証いた しかねます。
(4) 「当社」は、 改善や当社都合等によ り、 「当社商品」の生産を中止し、 または「当社商品」の仕様を変更す
る こ とがあ り ます。
3. ご利用にあたってのご注意ご採用およびご利用に際し ては次の点をご理解 く だ さい。
(1) 定格 ・ 性能ほか「利用条件等」を遵守し ご利用 く だ さい。
(2) お客様ご自身にて「適合性等」をご確認いただき、 「当社商品」のご利用の可否をご判断 く だ さい。
「当社」は「適合性等」を一切保証いた しかねます。
(3) 「当社商品」がお客様のシステム全体の中で意図し た用途に対し て、 適切に配電 ・ 設置されている こ と
をお客様ご自身で、 必ず事前に確認し て く だ さい。
(4) 「当社商品」をご使用の際には、 (ⅰ)定格および性能に対し余裕のある「当社商品」のご利用、 冗長設計な
どの安全設計、 (ⅱ)「当社商品」が故障し ても、 「お客様用途」の危険を最小にする安全設計、 (ⅲ)利用者
に危険を知らせるための、 安全対策のシステム全体と し ての構築、 (ⅳ)「当社商品」および「お客様用途
」の定期的な保守、 の各事項を実施し て く だ さい。
ご承諾事項
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iv
はじ
めに
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
はじめに
(5) 「当社商品」は、 一般工業製品向けの汎用品と し て設計製造されています。 従いま し て、 次に掲げる用
途での使用は意図し ておらず、 お客様が「当社商品」を これらの用途に使用される際には、 「当社」は「当
社商品」に対し て一切保証をいた し ません。 ただ し、 次に掲げる用途であっ て も、 「当社」 の意図し た
特別な商品用途の場合や特別の合意がある場合は除きます。
(a) 高い安全性が必要と される用途 (例 : 原子力制御設備、 燃焼設備、 航空 ・ 宇宙設備、 鉄道設備、 昇
降設備、 娯楽設備、 医用機器、 安全装置、 その他生命 ・ 身体に危険が及び う る用途)
(b) 高い信頼性が必要な用途 (例 : ガス ・ 水道 ・ 電気等の供給システム、 24時間連続運転システム、 決
済システムほか権利 ・ 財産を取扱う用途など)
(c) 厳しい条件または環境での用途 (例 : 屋外に設置する設備、 化学的汚染を被る設備、 電磁的妨害を
被る設備、 振動 ・ 衝撃を受ける設備など)
(d) 「カ タ ログ等」に記載のない条件や環境での用途
(6) 上記3.(5)(a)から(d)に記載されている他、 「本カ タ ログ等記載の商品」は自動車 (二輪車含む。 以下同じ)
向けではあ り ません。 自動車に搭載する用途には利用し ないで下さい。 自動車搭載用商品については
当社営業担当者にご相談 く だ さい。
4. 保証条件「当社商品」の保証条件は次のとお り です。
(1) 保証期間 ご購入後 1 年間といた し ます。
(ただ し「カ タ ログ等」に別途記載がある場合を除きます。)
(2) 保証内容 故障し た「当社商品」について、 以下のいずれかを「当社」の任意の判断で実施し ます。
(a) 当社保守サービス拠点における故障し た「当社商品」の無償修理
(ただ し、 電子 ・ 機構部品については、 修理対応は行いません。)
(b) 故障し た「当社商品」と同数の代替品の無償提供
(3) 保証対象外 故障の原因が次のいずれかに該当する場合は、 保証いた し ません。
(a) 「当社商品」本来の使い方以外のご利用
(b) 「利用条件等」から外れたご利用
(c) 本ご承諾事項「3. ご利用にあたっ てのご注意」に反するご利用
(d) 「当社」以外による改造、 修理による場合
(e) 「当社」以外の者による ソ フ ト ウ ェ アプログラムによる場合
(f) 「当社」からの出荷時の科学 ・ 技術の水準では予見できなかった原因
(g) 上記のほか「当社」または「当社商品」以外の原因 (天災等の不可抗力を含む)
5. 責任の制限本ご承諾事項に記載の保証が、 「当社商品」に関する保証のすべてです。
「当社商品」に関連し て生じ た損害について、 「当社」および「当社商品」の販売店は責任を負いません。
6. 輸出管理「当社商品」または技術資料を、輸出または非居住者に提供する場合は、安全保障貿易管理に関する日本
および関係各国の法令・規制を遵守 く だ さ い。お客様が法令・規則に違反する場合には、「当社商品」また
は技術資料をご提供できない場合があ り ます。
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vF3SG-R
ユーザーズマニュ アル
はじ
めに
はじめに
J
●安全に使用し ていただ く ための表示と意味について
本書では、 F3SG-Rを安全にご使用いただ く ために、 注意事項を次のよ う な表示と記号で示し ています。 こ こ
で示し た注意事項は安全に関する重大な内容を記載し ています。 使用者は本書をよ く 読んで、 設置手順、 動
作確認手順、 および メ ンテナンス手順を十分に理解し た上でF3SG-Rを使用し て く だ さい。 表示と記号は次の
とお り です。
• シグナル用語の説明
• 図記号の意味
●警告表示
機械が動作し ない状態でDIP-SWを設定し、 F3SG-Rが意図し た とお り に動作する こ と を必ず確
認し て く だ さい。 意図し た とお り に設定されていない場合、 人体が検出されず、 重傷や死亡に
至る恐れがあ り ます。
使用者について
F3SG-Rの設置や設定、 及び機械制御システムへの組み込みは必ず適切な訓練を受けた有資格者
が実施し て く だ さい。 資格のない作業者が実施する と正し く 動作し な く な り、 人体が検出され
ず、 重傷を負う恐れがあ り ます。
安全上のご注意
正しい取扱いを し なければ、 この危険のために、 時に死亡に至った り、 重傷を負う場合
も起こ り得ます。 また、 同様に深刻な物的損害を受ける恐れがあ り ます。
正しい取扱いを し なければ、 発生し う る危険のために、 軽傷 ・ 中程度の傷害を負った り、
万一の場合には重傷や死亡にいたる恐れがあ り ます。 また、 同様に重大な物的損害を受
ける恐れがあ り ます。
一般的な禁止を示し ます。
一般的な指示を示し ます。
感電の可能性についての注意を示し ます。
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vi
はじ
めに
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
はじめに
取りつける機械について
電気的制御による急停止が不可能な機械には適用できません。 た と えば、 フル回転ク ラ ッ チを
用いた機械プレスには使用し ないで く だ さい。 機械の危険部に到達する前に機械が止ま らず、
重傷を負う恐れがあ り ます。
F3SG-RをPSDIモー ド (センサによるサイ クル運転の再始動) で使用するには、 F3SG-Rと機械
の間に適切な制御回路を構成する必要があ り ます。 PSDIについての詳細は、 OSHA1910.217、
IEC61496-1、 およびその他の関連する規格、 規制を参照 く だ さい。
取りつけについて
F3SG-Rを設置後、 機械が動作し ない状態でF3SG-Rが意図し た とお り に動作する こ と を必ず責
任者が確認し て く だ さい。 意図し た とお り に設置、 配線または設定されていない場合、 人体が
検出されず、 重傷を負う 恐れがあ り ます。
F3SG-Rと危険部の間には、 必ず安全距離を確保し て く だ さい。 機械の危険部に到達する前に機
械が止ま らず、 重傷を負 う恐れがあ り ます。
検出エ リ アを通過し てのみ機械の危険部に到達できるよ う に機械周辺に防護構造物を設置し て
く だ さい。 垂直に設置し たF3SG-Rの検出エ リ アの上方を越えて機械の危険部に人体が接近する
こ と を防ぐ こ とができない場合、 このリ スク を考慮し て検出エ リ アの高さおよび安全距離を決
定し て く だ さい。 機械の危険部で作業を行う と き、 常に人体の一部が検出エ リ ア内に残るよ う
に設置し て く だ さい。 機械の危険部とF3SG-Rの検出エ リ アの間に人体が入り込んで し ま う 場合
は、 再起動イ ン ターロ ッ クがかかるシステムと し て く だ さい。 予期し ない起動によ り、 重傷を
負う恐れがあ り ます。
リ セ ッ ト スイ ッ チは、 危険エ リ ア全体が見え、 かつ危険エ リ ア内から操作できない位置に設置
し て く だ さい。
プ リ リ セ ッ ト スイ ッ チは、 必ず危険エ リ ア内に設置し、 かつ危険エ リ ア外から操作できない位
置に設置し て く だ さい。
F3SG-Rは、 危険エ リ アからの飛来物に対し て人体を防護する こ とはできません。 別途覆いまた
は囲いを設けて く だ さい。
フ ィ ッ ク スブ ラ ンキングまたはフ ローテ ィ ングブ ラ ンキング機能を使用する場合、 以下に注意
し て く だ さい。 人体が検出されずに重傷を負う恐れがあ り ます。
• ブ ラ ンキングエ リ ア以外の全検出エ リ アでテス ト ロ ッ ド が検出される こ と を責任者が確認し
て く だ さい。
• フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング機能を使用する場合、 ブ ラ ンキングエ リ アを通って機械の危険部に人
体が進入する こ と を防止するため、 ブ ラ ンキングエ リ ア全体を カバーする保護構造を設置し て
く だ さい。
フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング、 フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング、 またはリデュース ド レゾ リ ューシ ョン機能を使用する場合、 最小検出物体が大き く な り ます。 上記機能を使用する場合、 当該機能によ っ て大き く なった最小検出物体の値にも とづいて安全距離を計算し て く だ さい。 機械の危険部に到達する前に機械が止まらず、 重傷を負う 恐れがあ り ます。
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viiF3SG-R
ユーザーズマニュ アル
はじ
めに
はじめに
J
警告エ リ アは安全用途に使用し ないで く だ さい。 必ず検出エ リ アを通過し て、 機械の危険部に
到達するよ う に設置し て く だ さい。 垂直に設置し たF3SG-Rの検出エ リ アの上方を越えて機械の
危険部に人体が接近する こ と を防ぐ こ とができない場合、 このリ スク を考慮し て検出エ リ アの
高さおよび安全距離を決定し て く だ さい。
警告エ リ アを使用する場合は、 検出エ リ ア と警告エ リ アを識別するためのシールをF3SG-Rに貼
り付けて く だ さい。 機械の危険部に到達する前に機械が止ま らず、 重傷を負う恐れがあ り ま
す。
警告エ リ アは、 安全距離を も とに設定し て く だ さい。
ミ ューテ ィ ング機能およびオーバーラ イ ド 機能は装置の安全機能を無効にし ます。 これらの機
能が働いている と きの安全性については、 別の手段にて確保し て く だ さい。
ミ ューテ ィ ングセンサは通過させる物体と人体の区別ができるよ う に配置し て く だ さい。 人体
に反応し て ミ ューテ ィ ング機能がはたらいた場合、 機械が止ま らず重傷を負う恐れがあ り ま
す。
ミ ューテ ィ ング機能およびオーバーラ イ ド 機能の状態を表示する ミ ューテ ィ ングラ ンプはすべ
ての操作位置から確認できる場所に配置し て く だ さい。
ミ ューテ ィ ング入力には、 独立し た2つの入力機器を使用し て く だ さい。 ミ ューテ ィ ングセン
サの単一故障によ っ て ミ ューテ ィ ング状態になる恐れがあ り ます。
ミ ューテ ィ ング中に作業者が危険エ リ アへ侵入できないよ う に、 F3SG-R ・ ミ ューテ ィ ングセン
サ ・ 防護壁の配置、 および、 ミ ューテ ィ ング関連時間設定をおこ なっ て く だ さい。
ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング機能は、 ミ ューテ ィ ングの開始後に、 ワークの高さ を一定時間計
測し て、 その計測結果に基づいて新しい ミ ューテ ィ ングエ リ アに変更し ます。 使用する際は、
適切な訓練を受けた有資格者が十分に検証し た上で、 使用し て く だ さい。 必要に応じ て、 追加
の安全方策も実施し て く だ さい。
オーバーラ イ ド を起動するスイ ッ チには、 バネ復帰式のキースイ ッ チなどのホールド・ ト ゥ・ラ
ン装置を使用し、 危険エ リ ア全体が見え、 かつ危険エ リ ア内から操作できない位置に設置し て
く だ さい。 また、 オーバーラ イ ドは必ず危険エ リ アに誰もいないこ と を確認し てから起動し て
く だ さい。
オーバーラ イ ド時間の設定には、 適切な訓練を受けた有資格者が、 アプ リ ケーシ ョ ンに合わせ
て的確な設定を し て く だ さい。
オーバーラ イ ド機能を使用する場合、 必ずオーバーラ イ ド キャ ンセルスイ ッ チを リ セ ッ ト 入力
に接続し て く だ さい。 オーバーラ イ ド キャ ンセルスイ ッ チでオーバーラ イ ド 状態を解除する こ
とができず、 重傷を負う恐れがあ り ます。
F3SG-Rの設置は光沢面からの影響を受けないよ う に設置し て く だ さい。 検出不能状態と な り、
重傷を負う恐れがあ り ます。 光沢面からの設置距離については 「4-1-3. 光沢面からの距離」 を参照し て く だ さい。
複数セ ッ ト のF3SG-Rを近傍で使用する と、 投光器の光が異なる組合せの受光器に干渉し、 本来
の安全機能が失われる可能性があ り ます。 それぞれのF3SG-Rが干渉し ないよ う設置 ・ 構成し て
く だ さい。
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viii
はじ
めに
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
はじめに
キャ ッ プまたはDIP-SWのカバーを外し ている と きのF3SG-R内部、 またはコネク タ部に水 ・
油 ・ ほこ り などの異物が入ら ないよ う にし て く だ さい。
応答時間を変更する際には設定に合わせて安全距離を計算し て く だ さい。 機械の危険部に到達
する前に機械が止ま らず、 重傷を負う恐れがあ り ます。
下図のよ う に ミ ラーを使用し て回帰反射形の配置では使用し ないで く だ さい。 検出不能状態に
なる こ とがあ り ます。 ミ ラーで検出エ リ アを90°曲げる こ とは問題あ り ません。
すべてのF3SG-Rに対し て 「第6章 チ ェ ッ ク リ ス ト 」 に記載の点検を実施し て く だ さい。 連結接続で使用する場合は連結されているすべてのF3SG-Rに対し て実施し て く だ さい。
配線について
PNP出力の場合、 負荷は出力と0Vラ イ ンの間に接続し て く だ さい。 NPN出力の場合、 負荷は出
力と+24Vラ イ ンの間に接続し て く だ さい。 誤っ て出力と前記とは異なる電源ラ イ ンの間に接続
する と、 制御出力の動作モー ドが 「し ゃ光時ON」 に反転し て危険です。
PNP出力の場合、 +24Vを接地し ないで く だ さい。 NPN出力の場合、 0Vを接地し ないで く だ さ
い。 万一制御出力が地絡し た場合、 負荷がONと な り機械を停止できな く な り ます。
必要な安全カテゴ リの要求事項を満たすよ う に適切な数の制御出力を使用し てシステムを構成
し て く だ さい。
F3SG-Rの各ラ イ ンをDC24V+20%を超えるDC電源に接続し ないで く だ さい。 また、 AC電源にも
接続し ないで く だ さい。 感電の可能性があ り危険です。
配線は、 必ず電源OFFの状態で行っ て く だ さい。
補助出力の出力信号を安全用途に使用し ないで く だ さい。 F3SG-Rが故障し た場合に、 重傷を負
う恐れがあ り ます。
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ixF3SG-R
ユーザーズマニュ アル
はじ
めに
はじめに
J
F3SG-RがIEC 61496-1およびUL 508を満たすために、 DC電源ユニ ッ ト は下記の項目すべてを満
たすよ う に し て く だ さい。
・定格の電源電圧内 (DC24V±20%) である
・複数の装置に接続する場合には、 各装置の総定格電流に対し て余裕を持たせる。
・EMC指令適合 (工業環境)
・一次回路、 二次回路間が二重絶縁あるいは強化絶縁
・過電流保護特性が自動復帰
・出力保持時間が20ms以上
・UL508で定義される ク ラス2回路または制限電圧電流回路の出力特性要求を満たす。 詳細は 「4-
5-2. 電源ユニ ッ ト について」 を参照し て く だ さい。
・F3SG-Rが使用される国、 地域でのEMCと電気機器安全に関する法規 ・ 規格に従う電源である。
(例 : EUではEMC指令、 低電圧指令に適合の電源である こ と)
すべての入出力線は、 危険電圧から二重絶縁あるいは強化絶縁によ り絶縁されているよ う にし
て く だ さい。 感電の可能性があ り危険です。
ケーブル延長は規定以内の長さ と し て く だ さ い。 安全機能が正常に働かない可能性があ り危険
です。
設定について
設定ツールを使用し て各種機能の設定を変更する場合や設定リ カバリ機能を使用する場合、 設
定内容によ っ ては、 リ スクが増加する場合があ り ます。 責任者が十分な リ スク アセス メ ン ト を
実施の上、 変更内容の管理及び設定変更を実施し て く だ さい。 意図し ない機能設定変更によ り
人体が検出されず、 重傷を負う恐れがあ り ます。
テ ィ ーチング完了後、 設定が正しいこ と を確認し て く だ さい。
その他
本体を分解、 修理、 改造し ないで く だ さい。 本来の安全機能が失われ危険です。
F3SG-Rを引火性、 爆発性ガスの雰囲気中で使用し ないで く だ さい。 爆発の恐れがあ り ます。
「第6章 チ ェ ッ ク リ ス ト 」 にし たがって、 F3SG-Rの日常点検、 6ヶ月ご との点検を必ず実施し てく だ さい。 システムが正常に動作せず、 重傷を負う恐れがあ り ます。
強電界が発生する環境では使用し ないで く だ さい。 本来の安全機能が失われ危険です。
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x
はじ
めに
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
はじめに
以下に示すよ う な項目は安全を確保する上で必要なこ と ですので必ず守って く だ さい。
• 次のよ う な場所には保管 ・ 設置し ないで く だ さい。
- 直射日光など、 強い外乱光があたる場所
- 湿度が高 く 、 結露する恐れがある場所
- オイル ミ ス ト や腐食性ガスがある場所
- 仕様で定められる以上の振動や衝撃が本体に伝わる場所
- 水がかかる場所
- 屋外など汚染度3を超える場所
- 接着剤を溶かすよ う な油のかかる場所
• 負荷は、 下記の項目すべてを満たすよ う にし て く だ さい。
- 短絡させない
- 定格以上の電流を流さ ない
• 製品を落下させないで く だ さい。
• 使用し ている国の該当する廃棄物処理規則に従って廃棄し て く だ さい。
• F3SG-R本体の取り つけ金具やケーブル、 コネク タは本書の推奨 ト ルクに従って確実に締めて く だ さい。
• ケーブルを使用する際は規定の最小曲げ半径以上で曲げて く だ さい。
• ケーブルのコネク タ を、 他のコネク タ に切り替える場合、 コネク タ内部の導体がIP54以上で保護される構造
と し て く だ さい。
• 高圧線や動力線とF3SG-Rの入出力線を同一配管で使用し ないで く だ さい。
• ケーブルを専用ケーブル以外で延長する場合、 同等以上の性能のケーブルを使用し て く だ さい。
4-5-3-4. 市販のケーブルを使って延長する場合をご参照 く だ さい。
• スパッ タ などの異物が付着するよ う な環境ではスパッ タからF3SG-Rを保護する カバーを装着 く だ さい。
• イ ン ターフ ェースユニ ッ ト 形F39-GIFは形F3SG-R専用です。 形F3SJ-Aや形F3SJ-E/Bにこのイ ン ターフ ェー
スユニ ッ ト を接続し ないで く だ さい。
• DIP-SW設定について本書をよ く お読み く だ さい。
• 本製品の定格使用年数は6年です。
安全上の要点
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xiF3SG-R
ユーザーズマニュ アル
はじ
めに
はじめに
J
製品が動作不能、 誤動作、 または性能 ・ 機器への悪影響を防ぐため、 以下のこ と を守って く だ さ い。
保管 ・ 設置環境について• 次のよ う な場所には保管 ・ 設置し ないで く だ さい。
-仕様で定められる以上の温度、 湿度での長時間の保管、 使用
• 本製品はク ラスA機器です。 家庭用環境において、 本製品は電波障害を起こすこ とがあ り ます。 この
場合は、 責任者が十分な対策を講じ て く だ さい。
配線 ・ 取りつけについて• すべての端子の信号名を確認し、 正し く 配線し て く だ さい。
• 電源投入後に検出エ リ アに何もない状態と し、 安定入光表示灯が点灯する こ と を確認し て く だ さい。
• 制御システムは、 F3SG-Rの電源投入後2秒以上経過し てから作動させて く だ さい。
• 市販のスイ ッ チングレギュ レータ を使用する場合、 PE(保護接地端子)を接地し て く だ さい。
• 投光器と受光器の上下方向を合わせて設置し て く だ さい。
• 外形寸法図にし たがい、 規定の数量、 および位置で金具をご使用 く だ さい。
ご使用されない場合、 定格/性能を満たすこ とができません。
• 強い高周波 ノ イズを発生する機器から離し て設置し て く だ さ い。 あるいは遮蔽対策を十分に行っ て
く だ さい。
清掃についてシンナー、ベンジン、アセ ト ン類は、樹脂部材やケース塗装を溶かし ますので、使用し ないで く だ さい。
検出体について透明体、 半透明体は検出できません。
設定について• 通常動作中にDIP-SWを操作し ないで く だ さい。 F3SG-Rがロ ッ ク アウ ト し ます。
• DIP-SWおよびPush-SWを操作する際には、 製品本体を傷つける恐れのある道具は使用し ないで く だ
さい。
• 設定対象のセンサが設定モー ド に移行し ている こ と を確認し てから設定変更を実行し て く だ さい。
使用上の注意
-
xii
はじ
めに
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
はじめに
マークの意味
下記のマークにて追加の情報を示し ています。
操作する上で守っ ていただきたいこ とや使い方のア ド バイスなど、 その機能について特に大切なポ
イ ン ト がま とめられています。
関連内容を記載し ているページ番号や見出し名を示し ています。
-
xiiiF3SG-R
ユーザーズマニュ アル
はじ
めに
はじめに
J
目次
法規 ・ 規格について i
ご承諾事項 iii
安全上のご注意 v
安全上の要点 x
使用上の注意 xi
マークの意味 xii
第 1 章 概要と仕様 1
1-1. 同梱物のご確認 2
1-2. 基本構成と各部の名称 3
1-2-1. 基本構成 4
1-3. 機能一覧 5
1-3-1. 機能概要 5
1-3-2. バージ ョ ンについて 5
1-3-3. 機能一覧表 6
1-4. LED 表示灯 8
1-4-1. LED 表示灯の名称および点灯パターン 9
1-5. 定格 / 性能 11
1-6. 形式一覧 14
1-6-1. 形式 / 応答時間 / 消費電流 / 質量 14
1-6-2. 直列連結時の応答時間の計算方法 17
第 2 章 システム構成と機能 19
2-1. 機能の併用について 21
2-2. 動作状態 23
2-2-1. 機械稼働状態 23
2-2-2. 機械停止状態 23
2-2-3. イ ン ターロ ッ ク状態 23
2-2-4. ロ ッ ク アウ ト 状態 23
2-2-5. テ ィ ーチングモー ド 23
2-2-6. 設定状態 23
2-3. 光同期 24
2-3-1. 機能説明 24
2-4. スキャ ン コー ド 切り替え 25
2-4-1. 機能説明 25
2-4-2. 出荷時設定 25
2-4-3. DIP-SW による設定変更 25
2-4-4. 設定ツールによる設定変更 25
2-5. PNP/NPN 選択 26
-
xiv
はじ
めに
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
はじめに
2-5-1. 機能説明 26
2-5-2. 出荷時設定 26
2-5-3. DIP-SW による設定変更 26
2-5-4. 設定ツールによる設定変更 26
2-6. セルフ テス ト 27
2-6-1. 機能説明 27
2-6-1-1. セルフ テス ト の内容 27
2-6-1-2. 制御出力の出力波形 28
2-7. 外部テス ト 29
2-7-1. 機能説明 29
2-7-2. 出荷時設定 30
2-7-3. DIP-SW による設定変更 30
2-7-4. 設定ツールによる設定変更 30
2-8. ロ ッ クアウ ト リ セ ッ ト 31
2-8-1. 機能説明 31
2-9. イ ン ターロ ッ ク 32
2-9-1. 機能説明 32
2-9-2. 出荷時設定 35
2-9-3. DIP-SW による設定変更 35
2-9-4. 設定ツールによる設定変更 36
2-10. 外部リ レーモニ タ (EDM) 37
2-10-1. 機能説明 37
2-10-2. 出荷時設定 38
2-10-3. DIP-SW による設定変更 38
2-10-4. 設定ツールによる設定変更 38
2-11. 補助出力 40
2-11-1. 機能説明 40
2-11-2. 出荷時設定 40
2-11-3. DIP-SW による設定変更 41
2-11-4. 設定ツールによる設定変更 41
2-12. ミ ューテ ィ ング 43
2-12-1. 標準 ミ ューテ ィ ングモー ド 45
2-12-2. 出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド 55
2-12-3. 位置検出 ミ ューテ ィ ングモー ド 61
2-12-4. ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング機能 65
2-12-5. 出荷時設定 66
2-12-6. DIP-SW による設定変更 66
2-12-7. 設定ツールによる設定変更 66
2-13. オーバーラ イ ド 69
2-13-1. 通常動作時オーバーラ イ ド 69
2-13-2. 起動時オーバーラ イ ド 72
2-13-3. DIP-SW による設定切り替え 73
-
xvF3SG-R
ユーザーズマニュ アル
はじ
めに
はじめに
J
2-13-4. 設定ツールによる設定変更 73
2-14. フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング 74
2-14-1. 機能説明 74
2-14-2. 出荷時設定 77
2-14-3. DIP-SW による設定変更 77
2-14-4. 設定ツールによる設定変更 77
2-15. フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング 78
2-15-1. 機能説明 78
2-15-2. 出荷時設定 82
2-15-3. DIP-SW による設定変更 82
2-15-4. 設定ツールによる設定変更 82
2-16. リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン 84
2-16-1. 機能説明 84
2-16-2. 出荷時設定 85
2-16-3. DIP-SW による設定切り替え 85
2-16-4. 設定ツールによる設定変更 85
2-17. 警告エ リ ア 87
2-17-1. 機能説明 87
2-17-2. 出荷時設定 89
2-17-3. DIP-SW による設定変更 89
2-17-4. 設定ツールによる設定変更 90
2-18. 設定エ リ アの隣接条件 91
2-19. 検出距離変更 93
2-19-1. 機能説明 93
2-19-2. 出荷時設定 93
2-19-3. DIP-SW による設定変更 93
2-19-4. 配線による設定変更 94
2-19-5. 設定ツールによる設定変更 94
2-20. 応答時間変更 95
2-20-1. 機能説明 95
2-20-2. 出荷時設定 95
2-20-3. DIP-SW による設定変更 95
2-20-4. 設定ツールによる設定変更 95
2-21. ラ ンプ 96
2-21-1. 機能説明 96
2-21-2. 出荷時設定 96
2-21-3. DIP-SW による機能切り替え 96
2-21-4. 設定ツールによる設定変更 97
2-22. 指定光軸出力 99
2-22-1. 機能説明 99
2-22-2. 出荷時設定 99
2-22-3. DIP-SW による設定変更 100
-
xvi
はじ
めに
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
はじめに
2-22-4. 設定ツールによる設定変更 100
2-23. 受光量モニ タ 101
2-23-1. 受光量表示 101
2-23-1-1. 機能説明 101
2-23-1-2. 設定ツールによる設定変更 101
2-23-2. 外乱光量表示 101
2-23-2-1. 機能説明 101
2-23-2-2. 設定ツールによる設定変更 101
2-24. メ ンテナンス情報 102
2-24-1. 機能説明 102
2-24-2. エラー履歴 102
2-24-3. ワーニング履歴 102
2-24-4. 通電時間 102
2-24-5. 負荷開閉回数 103
2-24-6. ミ ューテ ィ ング統計情報 103
2-25. 動作状態モニ タ 104
2-25-1. 機能説明 104
2-25-2. 読出し情報 104
2-26. 設定リ カバリ 105
2-26-1. 機能説明 105
第 3 章 DIP-SW を使った設定 107
3-1. DIP-SW で設定できる機能 108
3-2. DIP-SW 109
3-2-1. 受光器側 DIP-SW 110
3-2-2. 投光器側 DIP-SW 111
3-2-3. Push-SW 111
3-3. 光軸のテ ィ ーチング 112
3-3-1. テ ィ ーチングによる フ ィ ッ クスブ ラ ンキング設定 112
3-3-2. テ ィ ーチングによる フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング設定 115
第 4 章 配線 / 取り つけ 119
4-1. 設置条件 121
4-1-1. 検出エ リ ア と侵入経路 121
4-1-2. 安全距離 122
4-1-2-1. ISO 13855/EN ISO 13855 による安全距離の計算式 122
4-1-2-2. ANSI B11.19 による安全距離の計算式 125
4-1-3. 光沢面からの距離 126
4-1-3-1. F3SG-4R □ ( タ イプ 4 ESPE) 126
4-1-4. 相互干渉の防止方法 127
4-2. 直列連結 129
-
xviiF3SG-R
ユーザーズマニュ アル
はじ
めに
はじめに
J
4-2-1. 概要 129
4-2-2. 接続方法 131
4-3. 外形寸法図 132
4-3-1. 標準固定金具 ( 形 F39-LGF) を取り つける場合 132
4-3-1-1. F3SG-RA シ リーズ 132
4-3-1-2. F3SG-RE シ リーズ 134
4-3-1-3. 標準固定金具 (形 F39-LGF) 136
4-3-2. 標準調整金具 ( 形 F39-LGA) を取り つける場合 137
4-3-2-1. F3SG-RA シ リーズ 137
4-3-2-2. F3SG-RE シ リーズ 139
4-3-2-3. 標準調整金具 (形 F39-LGA) 141
4-3-3. 上下調整金具 ( 形 F39-LGTB) と標準調整金具 ( 形 F39-LGA) を取りつける場合 142
4-3-3-1. F3SG-RA シ リーズ 142
4-3-3-2. F3SG-RE シ リーズ 148
4-3-3-3. 上下調整金具 ( 形 F39-LGTB) 152
4-3-3-4. 上下調整金具 ( 形 F39-LGTB-1) 152
4-4. 取りつけ 153
4-4-1. 取り つけ方法 153
4-4-2. 取り つけ金具の必要数量 153
4-4-3. 取り つけ手順 154
4-4-3-1. 標準固定金具 ( 形 F39-LGF) を使用し た取りつけ 154
4-4-3-2. 標準調整金具 ( 形 F39-LGA) を使用し た取り つけ 155
4-4-3-3. 上下調整金具 ( 形 F39-LGTB) を使用し た取り つけ 158
4-4-4. 光軸調整方法 161
4-5. 配線 162
4-5-1. 配線時の注意 162
4-5-2. 電源ユニ ッ ト について 163
4-5-3. 配線方法 (F3SG-RA シ リーズ ) 164
4-5-3-1. 片側コネク タ ケーブル 164
4-5-3-2. 両側コネク タ ケーブル 165
4-5-3-3. 直列連結ケーブル 167
4-5-3-4. 市販のケーブルを使っ て延長する場合 168
4-5-3-5. 変換ケーブル (A) 168
4-5-3-6. 変換ケーブル (B) 170
4-5-3-7. Y 字形ジ ョ イ ン ト コネク タ を使用し た省配線コネク タ システム 172
4-5-3-8. 4 ジ ョ イ ン ト コネク タ を使用し た省配線コネク タ システム 173
4-5-4. 配線方法 (F3SG-RE シ リーズ ) 176
4-5-4-1. 推奨ケーブル 176
4-5-4-2. 市販のケーブルを使っ て延長する場合 177
4-5-4-3. 変換ケーブル (C) 177
4-5-4-4. 省配線コネク タ システム 179
4-5-5. 機能接地の接続方法 180
-
xviii
はじ
めに
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
はじめに
第 5 章 入出力回路と アプ リ ケーシ ョ ン 181
5-1. 入出力回路 183
5-1-1. 全体回路図 183
5-1-1-1. F3SG-RA シ リーズ 183
5-1-1-2. F3SG-RE シ リーズ 185
5-1-2. 機能別入力回路図 187
5-1-2-1. F3SG-RA シ リーズ 187
5-1-2-2. F3SG-RE シ リーズ 187
5-2. 配線例 (F3SG-RA シ リーズ ) 188
5-2-1. F3SG-RA 単体 (PNP 出力 ) 188
5-2-1-1. オー ト リ セ ッ ト ・ EDM 無効 (PNP 出力 ) 188
5-2-1-2. マニュアルリ セ ッ ト ・ EDM 有効 (PNP 出力 ) 189
5-2-1-3. Y 字形ジ ョ イ ン ト コネク タ使用時 (PNP 出力) 190
5-2-1-4. プ リ リ セ ッ ト モー ド (PNP 出力 ) 191
5-2-2. ミ ューテ ィ ング配線 (PNP 出力) 192
5-2-2-1. 標準 ミ ューテ ィ ングモー ド / 出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド (PNP 出力 ) 192
5-2-2-2. 標準 ミ ューテ ィ ングモー ド / 出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド Y 字形ジ ョ イ ン ト コネクタ使用時 (PNP 出力 ) 193
5-2-2-3. ミ ューテ ィ ングセンサ 2 個を使った標準 ミ ューテ ィ ングモー ド / 出口専用 ミ ューテ ィングモー ド (PNP 出力 ) 194
5-2-2-4. ミ ューテ ィ ングセンサ 4 個を使った標準 ミ ューテ ィ ングモー ド (PNP 出力 ) 195
5-2-2-5. F3W-MA を使った標準 ミ ューテ ィ ングモー ド (4 ジ ョ イ ン ト コネク タ を使用する T 字型構成 ) 196
5-2-2-6. F3W-MA を使った出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド (4 ジ ョ イ ン ト コネク タ を使用する L字型構成 ) 197
5-2-3. F3SG-RA 単体 (NPN 出力) 198
5-2-3-1. オー ト リ セ ッ ト ・ EDM 無効 (NPN 出力 ) 198
5-2-3-2. マニュアルリ セ ッ ト ・ EDM 有効 (NPN 出力 ) 199
5-2-3-3. Y 字形ジ ョ イ ン ト コネク タ使用時 (NPN 出力 ) 200
5-2-3-4. プ リ リ セ ッ ト モー ド (NPN 出力 ) 201
5-2-4. ミ ューテ ィ ング配線 (NPN 出力) 202
5-2-4-1. 標準 ミ ューテ ィ ングモー ド / 出口専用 ミ ューテ ィ ングモー ド (NPN 出力 ) 202
5-2-4-2. ミ ューテ ィ ングセンサ 2 個を使った標準 ミ ューテ ィ ングモー ド / 出口専用 ミ ューテ ィングモー ド (NPN 出力 ) 203
5-2-4-3. ミ ューテ ィ ングセンサ 4 個を使った標準 ミ ューテ ィ ングモー ド (NPN 出力 ) 204
5-3. 配線例 (F3SG-RE シ リーズ ) 205
5-3-1. シ ョ ー ト モー ド 205
5-3-2. ロングモー ド 206
5-3-3. F3SG-RE 単体、 Y 字形ジ ョ イ ン ト コネク タ使用時 207
5-4. 接続可能コ ン ト ローラ一覧 208
第 6 章 チ ェ ッ ク リ ス ト 209
6-1. 使用前のチ ェ ッ ク リ ス ト 210
-
xixF3SG-R
ユーザーズマニュ アル
はじ
めに
はじめに
J
6-1-1. チ ェ ッ ク リ ス ト 210
6-1-1-1. 設置条件の確認 210
6-1-1-2. 電源投入前の配線の確認 210
6-1-1-3. 機械が停止し ている状態での動作確認 211
6-1-1-4. 機械が動作する状態で危険部の停止を確認 211
6-2. メ ンテナンス時のチ ェ ッ ク リ ス ト 212
6-2-1. チ ェ ッ ク リ ス ト 212
6-2-1-1. 始業時、 作業者交代時の点検 212
6-2-1-2. 機械が動作する状態で危険部の停止を確認 213
6-2-1-3. 6 ケ月ご と または機械のセ ッ テ ィ ング変更時の点検項目 213
第 7 章 付録 215
7-1. ト ラ ブルシューテ ィ ング 216
7-1-1. ロ ッ ク アウ ト 状態 217
7-1-1-1. 概要 217
7-1-1-2. ト ラ ブルシューテ ィ ング方法 218
7-1-2. ワーニング時 221
7-1-2-1. 概要 221
7-1-2-2. ト ラ ブルシューテ ィ ング方法 221
7-1-2-3. ミ ューテ ィ ングシーケンスエ ラー時の表示灯 222
7-1-2-4. イ ン ターロ ッ ク シーケンスエ ラー時の表示灯 223
7-2. ア クセサリ ( 別売 ) 224
7-3. 用語集 232
7-4. マニュアル改定履歴 235
-
xx
はじ
めに
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
はじめに
-
第 1
章概
要と
仕様
1F3SG-R
ユーザーズマニュ アル
J
第1章 概要と仕様
1-1. 同梱物のご確認 2
1-2. 基本構成と各部の名称 3
1-2-1. 基本構成 4
1-3. 機能一覧 5
1-3-1. 機能概要 5
1-3-2. バージ ョ ンについて 5
1-3-3. 機能一覧表 6
1-4. LED表示灯 8
1-4-1. LED表示灯の名称および点灯パタ ーン 9
1-5. 定格/性能 11
1-6. 形式一覧 14
1-6-1. 形式/応答時間/消費電流/質量 14
1-6-2. 直列連結時の応答時間の計算方法 17
-
2
第 1
章同
梱物
のご
確認
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
概要と仕様
1-1. 同梱物のご確認
ご使用の前に、 以下の製品が揃っ ているか確認し て く だ さい。
梱包には万全を期し てお り ますが、万一不足があ り ま し たら、お近 く の当社支店・営業所までご連絡 く だ さい。
製品 数量
セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン
形F3SG-4RA□□□□□□□本体
形F3SG-4RE□□□□□□□本体
投光器×1、 受光器×1
標準固定金具 同梱される金具の数量はF3SG-Rの検出幅によ って異な り ます。
1,280mm未満: 2セ ッ ト
1,280mm以上2,270mm以下: 3セ ッ ト
2,350mm以上2,510mm以下: 4セ ッ ト
警告エ リ アラベル F3SG-RAシ リーズ : 1、 F3SG-REシ リーズ : な し
ト ラ ブルシューテ ィ ングステ ッ カ 1
安全上のご注意 4
ク イ ッ ク イ ンス ト ールマニュアル 1
-
3F3SG-R
ユーザーズマニュ アル
第 1
章基
本構
成と
各部
の名
称概要と仕様
J
1-2. 基本構成と各部の名称
このセク シ ョ ンでは、 F3SG-Rシステムの基本構成と各部の名称および部品名について説明し ます。
Push-SW
■F3SG-RAシ リーズ ■F3SG-REシ リーズ
-
4
第 1
章基
本構
成と
各部
の名
称
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
概要と仕様
1-2-1. 基本構成
投光器と受光器の見分け方はF3SG-Rの正面に貼ってある ラベルに 「EMITTER」 と印字し ている方が投光器、「RECEIVER」
と印字し ている方が受光器と な り ます。
部品 形式 説明
投光器、 受光器 F3SG-RA-- 必要な検出幅およびESPEタ イプに応じ て形式を選定し ます。
形式の意味は以下の通り です。
1: ESPEタ イ プ (4: タ イプ 4)
2: 検出幅(mm)
3: 最小検出物体直径(mm)
4: Lは投光器、 Dは受光器、 ブ ラ ン クは投光器と受光器の
セ ッ ト
投光器、 受光器 F3SG-□RE□□□□□□□-□ 必要な検出幅およびESPEタ イプに応じ て形式を選定し ま
す。
形式の意味は以下の通り です。
1: ESPEタ イ プ (4: タ イ プ 4)
2: 検出幅(mm)
3: 出力タ イプ (P: PNP出力タ イ プ, N: NPN出力タ イプ*)
4: 最小検出物体直径(mm)
5: Lは投光器、 Dは受光器、 ブ ラ ン クは投光器と受光器の
セ ッ ト
*投光器には"-"が表示されます。
F3SG-�RA����-��-�
F3SG-�RE�������-�
-
5F3SG-R
ユーザーズマニュ アル
第 1
章機
能一
覧概要と仕様
J
1-3. 機能一覧
1-3-1. 機能概要F3SG-RAとF3SG-REの 2 つのシ リーズについて説明し ます。
F3SG-RAシ リーズ形F3SG-□RA□□□□-□□の機種です。
機能が充実し てお り、 お客様のアプ リ ケーシ ョ ンに応じ て、 多様に設定する こ とができます。 ご利用
可能な機能については、 機能一覧の表を参照し て く だ さい。
F3SG-REシ リーズ形F3SG-□RE□□□□□□□の機種です。
F3SG-RAシ リーズに比べ機能は限られますが、 配線数が少な く (投光器 : 4芯、 受光器 : 4芯)、 お手
軽 ・ 簡単に導入いただけます。 ご利用可能な機能については、 機能一覧の表を参照し て く だ さい。
1-3-2. バージ ョ ンについてF3SG-Rには、 バージ ョ ン1.0 とバージ ョ ン1.1があ り ます。 バージ ョ ンによ ってご利用可能な機能が異
な り ます。
バージ ョ ン1.0 と1.1を連結し た構成の場合、 すべてのセンサはバージ ョ ン1.0と し て動作し ます。
詳細は、 1-3-3. 機能一覧表 の F3SG-RAのソ フ ト ウ ェ アバージ ョ ンによる機能の違い を参照し て く だ さい。
設定ツールでF3SG-Rをバージ ョ ンア ッ プする こ とはできませんのでご了承 く だ さい。
F3SG-Rのバージ ョ ンは、 下図のよ う に受光器側のラベルから ご確認いただけます。
設定ツールのバージ ョ ンF3SG-Rのバージ ョ ン
1.0 1.1以降
1.01以前 対応 -
1.10以降 対応 対応
-
6
第 1
章機
能一
覧
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
概要と仕様
1-3-3. 機能一覧表F3SG-Rシ リーズは下記機能を備えています。F3SG-RAシ リーズの機能によ っ ては、セーフ テ ィ ラ イ ト
カーテン本体のDIP-SWまたはPC用の設定ツール(SD Manager 2)で有効/無効の切り換えや設定ができ
る ものもあ り ます。
F3SG-REシ リーズはDIP-SWおよび設定ツールによる設定はできません。
* F3SG-RAのバージ ョ ン1.1は、 これらの機能が向上し ます。
機能
F3SG-RAシ リーズF3SG-RE
シ リーズページDIP-SWで
設定可能
設定ツールで
設定可能出荷時設定
スキャ ン コー ド切り替え 〇 コー ドA p.25
PNP/NPN選択 ○ PNP出力 p.26
外部テス ト ○ 24Vアク テ ィ ブ p.29
イ ン ターロ ッ ク ○ ○ オー ト リ セ ッ ト モー ド p.32
プ リ リ セ ッ ト ○ ○ 無効 p.37
外部リ レーモニ タ (EDM) ○ ○ 無効 p.37
補助出力○
制御出力情報
(出力反転機能 : 有効)p.40
ミ ューテ ィ ング ○ 標準 ミ ューテ ィ ングモー ド p.43
オーバーラ イ ド ○ 有効 p.69
フ ィ ッ クスブ ラ ンキング * 〇 ○ 無効 p.74
フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング * 〇 ○ 無効 p.78
リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン ○ 無効 p.84
警告エ リ ア ○ 無効 p.87
検出距離変更 〇 ロングモー ド ○ p.93
応答時間変更 ○ 標準モー ド p.95
ラ ンプ
○
赤色 : 制御出力情報 (出力反転機
能 : 有効)
橙色 : 安定入光情報 (Stable情報)
(出力反転機能 : 有効、 点滅回
数 : ON1回)
緑色 : 制御出力情報
p.96
指定光軸出力 ○ 無効 p.99
統計情報記録 * ○ 有効 p.103
-
7F3SG-R
ユーザーズマニュ アル
第 1
章機
能一
覧概要と仕様
J
F3SG-RAのソ フ ト ウ ェ アバージ ョ ンによる機能の違い
注意 : シ リ アルNo.D□□□□216以降のF3SG-RAは工場出荷時設定が以下表の様に変更されます。 *1
*1. シ リ アルNoの記述については以下の通り です。
設定ツールのバージ ョ ンによる機能の違いについては、セーフ テ ィ ラ イ ト カーテン形F3SG用設定ツール(SD
Manager 2)ユーザーズマニュアルを参照し て く だ さい。
F3SG-RA 工場出荷時設定の変更内容
バージ ョ ンの確認方法は1-3-2. バージ ョ ンについて を参照し て く だ さい。
機能F3SG-RA ソ フ ト ウ ェ アバージ ョ ン
バージ ョ ン1.0 バージ ョ ン1.1以降
フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング 監視機能の一時無効は、 単体構成でのみ設
定可能。
監視機能の一時無効は、 単体および連結構
成で設定可能。
ミ ューテ ィ ング統計情報 オン ラ イ ンモニ タ機能と、 ミ ューテ ィ ング
統計ログク リ ア以外は使用可能。
オン ラ イ ンモニ タ機能、 ミ ューテ ィ ング統
計ログク リ アを含む全ての機能が使用可。
出力 ミ ューテ ィ ング機能 機能名工場出荷設定
変更前 変更後
補助出力
有効時
出力動作モー ドミ ューテ ィ ング/オーバーラ
イ ド情報制御出力情報
出力反転機能 無効 有効
出力パターン ON1回 点灯
無効時
出力動作モー ド 制御出力情報 制御出力情報
出力反転機能 有効 有効
出力パターン 点灯 点灯
ラ ンプ(赤)
有効時
出力動作モー ド 割り付けな し 制御出力情報
出力反転機能 無効 有効
出力パターン 点灯 点灯
無効時
出力動作モー ド 割り付けな し 制御出力情報
出力反転機能 無効 有効
出力パターン 点灯 点灯
ラ ンプ(橙)
有効時
出力動作モー ド 割り付けな し 安定入光情報
出力反転機能 無効 有効
出力パターン 点灯 ON1回
無効時
出力動作モー ド 割り付けな し 安定入光情報
出力反転機能 無効 有効
出力パターン 点灯 ON1回
ラ ンプ(緑)
有効時
出力動作モー ドミ ューテ ィ ング/オーバーラ
イ ド情報制御出力情報
出力反転機能 無効 無効
出力パターン ON1回 点灯
無効時
出力動作モー ド 割り付けな し 制御出力情報
出力反転機能 無効 無効
出力パターン 点灯 点灯
-
8
第 1
章LED
表示
灯
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
概要と仕様
1-4. LED表示灯
F3SG-RAシ リーズ
F3SG-REシ リーズ
-
9F3SG-R
ユーザーズマニュ アル
第 1
章LED
表示
灯概要と仕様
J
1-4-1. LED表示灯の名称および点灯パターン購入時のF3SG-RのLED表示灯の名称および表示状態を下記に示し ます。
投光器
受光器
*1 外部リ レーモニ タ機能使用時の配線、未使用時の配線にかかわらずリ セ ッ ト 入力に入力がある場合
点灯し ます。
位置 表示名 表示色F3SG-RA
シ リーズ
F3SG-RE
シ リーズ点灯 点滅
1 テス ト TEST 緑 ○ - 外部テス ト 中に点滅
2 検出距離 LONG 緑 ○ ○検出距離変更機能がロングモー ドのと きに点灯
DIP-SW設定エラーまたは検出距離変更設定エラーのロ ッ クアウ ト のと きに点滅
3 電源 POWER 緑 ○ ○投光器の電源が投入されている と きに点灯
ノ イズによる異常のと きに
点滅
4 ロ ッ クアウ ト LOCKOUT 赤 ○ ○ -投光器側のロ ッ クアウ ト のときに点滅
位置 表示名 表示色F3SG-RA
シ リーズ
F3SG-RE
シ リーズ点灯 点滅
1 上端入光 TOP 青 ○ ○最上端の光軸が入光し ていると きに点灯
ミ ューテ ィ ング/オーバーラ イド中、 またはキャ ッ プエラー、他のセンサエラーのと きに点滅(*3)
2 PNP/NPNモー ド NPN 緑 ○DIP-SWのPNP/NPN選択がNPNモー ドのと きに点灯
-
3 応答時間 SLOW 緑 ○応答時間変更機能が有効のときに点灯
-
4 シーケンスエ ラー SEQ 黄 ○ -ミ ューテ ィ ング機能またはプ リリ セ ッ ト 機能使用時、 シーケンスエラーが発生する と点滅
5 ブ ラ ンキング BLANK 緑 ○
ブ ラ ンキング機能、 警告エ リア機能、 リデュース ド レゾリ ューシ ョ ン機能のいずれかが有効のと きに点灯
テ ィ ーチングモー ド中、 またはブラ ンキングモニ タ エラーのロ ッ クアウ ト のと きに点滅
6コ ン フ ィ グレーシ ョ ン
CFG 緑 ○ -
テ ィ ーチングモー ド中、 ダイナ ミ ッ ク ミ ューテ ィ ング機能のエ リ ア測定中、 または設定値エラーあるいは組み合わせ構成エラーによるロ ッ クアウト の時に点滅
7 イン ターロ ッ ク INT-LK 黄 ○イ ン ターロ ッ ク状態のと きに点灯
プ リ リ セ ッ ト 機能使用時に点滅(*2)
8 外部リ レーモニ タ EDM 緑 ○リ セ ッ ト 入力に入力がある と点灯(*1)
外部リ レーモニ タ エラーのロ ッ クアウ ト のと きに点滅
9 内部エ ラー INTERNAL 赤 ○ ○ -内部エラーのロ ッ クアウ ト 、電源電圧異常またはノ イズによる異常のと きに点滅
10 ロ ッ クアウ ト LOCKOUT 赤 ○ ○ -受光器側のロ ッ クアウ ト のときに点滅
11 安定入光 STB 緑 ○ ○入光量が出力ONし きい値の170%以上のと き点灯
外乱光や振動の影響で制御出力が瞬間的にOFFし た と きに点滅
12 ON/OFF出力 ON/OFF
緑
○ ○
制御出力がONのと きに点灯 -
赤制御出力がOFFのと き、 またはセンサが設定状態のと きに点灯
制御出力エラーのロ ッ クアウト 、 電源電圧異常またはノ イズによる異常のと きに点滅
13 通信 COM 緑 ○ ○投受光器間の通信が成立し たと きに点灯
通信エラーのロ ッ クアウ ト 、電源電圧異常またはノ イズによる異常のと きに点滅
14 下端入光 BTM 青 ○ ○
最下端の光軸が入光し ていると きに点灯
ミ ューテ ィ ング/オーバーラ イド中、 またはDIPスイ ッ チ設定エラーのロ ッ クアウ ト のと きに点滅(*3)
-
10
第 1
章LED
表示
灯
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
概要と仕様
*2 点滅の詳細については、 2-9. イ ン ターロ ッ ク のプ リ リ セ ッ ト モー ドのタ イ ミ ングチャー ト を参照
し て く だ さい。
*3 F3SG-REシ リーズでは ミ ューテ ィ ング/オーバーラ イ ド 機能、 直列連結機能を使用できません。
上記表内の用語の定義については 7-3. 用語集 を参照し て く ださい。
F3SG-RAの受光器が設定状態にある場合、 TOP、 CFG、 LOCKOUT、 STB、 ON/OFF表示灯が点滅し ます。
-
11F3SG-R
ユーザーズマニュ アル
第 1
章定
格/性
能概要と仕様
J
1-5. 定格/性能
形式中の□□□□には、 検出幅(mm)が4桁の数字で入り ます。
F3SG-4RA□□□□-14 F3SG-4RA□□□□-30 F3SG-4RE□□□□□14 F3SG-4RE□□□□□30
性能
最小検出物体直径不透明
φ14mm φ30mm φ14mm φ30mm
光軸ピ ッ チ 10mm 20mm 10mm 20mm
光軸数 15~207光軸 8~124光軸 15~207光軸 8~124光軸
レンズサイズ 5.2 × 3.4 (W × H) mm φ7mm 5.2 × 3.4 (W × H) mm φ7mm
検出幅 160~2,080mm 190~2,510mm 160~2,080mm 190~2,510mm
検出距離ロング 0.3~10.0m 0.3~20.0m 0.3~10.0m 0.3~20.0m
シ ョ ー ト 0.3~3.0m 0.3~7.0m 0.3~3.0m 0.3~7.0m
応答時間
ON → OFF標準モー ド: 8~18ms *1
低速モー ド: 16~36ms *1 *2
5~15ms
OFF → ON 40~90ms *1 25~75ms
*1. 単体または連結時の応答時間。
詳細は1-6. 形式一覧 参照
*2. 設定ツールで選択可能。
有効開口角 (EAA) (IEC 61496-2) 投光器、受光器と も検出距離3m以上の時±2.5°以下
光源 赤外LED (波長870nm)
電源投入後立ち上がり時間 2s以下
電気的仕様
電源電圧 (Vs) SELV/PELV 24 VDC±20% (リ ッ プルp-p10%以下)
消費電流 1-6. 形式一覧 参照
制御出力 (OSSD)
PNPまたはNPN ト ラ ンジス タ2出力 (DIP-SWでPNP
またはNPNを選択)
F3SG-4RE□□□□P□□: PNP ト ランジスタ2出力
F3SG-4RE□□□□N□□: NPN ト ラ ンジスタ2出力
負荷電流300mA以下、 残留電圧2V以下 (ケーブル延長による電圧降下を除 く )、 容量負荷1 F以下、 誘導負荷2.2H以下。*1
漏れ電流1mA以下 (PNP)、 2mA以下 (NPN) *2
*1. 誘導性負荷の値は、 制御出力が頻繁にON/OFFを繰り返す場合の最大値です。 制御出力を4Hz以下
で使用する場合は、 使用できる誘導性負荷の値が大き く な り ます。
*2. 追加でコ ンデンサなどの容量性負荷を含む素子を接続する場合に考慮し ていただ く 値です。
補助出力
PNPまたはNPN ト ラ ンジス タ1出力 (DIP-SWでPNP
またはNPNを選択)
負荷電流100mA以下、 残留電圧2V以下。
-
出力動作モー ド
制御出力 入光時ON
補助出力 制御出力情報 (出力反転機能 : 有効) (出荷時設
定) (設定ツールで選択可能。)-
入力電圧
ON電圧
テス ト 入力 :
24Vアク テ ィ ブ : 9V~Vs (シンク電流3mA以下) *
0Vアク テ ィ ブ : 0~3V (ソース電流3mA以下)
ミ ューテ ィ ング入力A/B :
PNP : Vs-3V~Vs ( シン ク電流3mA以下) *
NPN : 0~3V (ソース電流3mA以下)
リ セ ッ ト 入力 :
PNP: Vs-3V~Vs ( シン ク電流5mA以下) *
NPN: 0~3V (ソース電流5 mA以下)
検出距離選択入力 :
ロング : 9V~Vs (シン ク電流3mA以下) *
シ ョ ー ト : 0~3V (ソース電流3mA以下)
OFF電圧
テス ト 入力 :
24Vアク テ ィ ブ: 0~1.5Vまたはオープン
0Vアク テ ィ ブ: 9V~Vsまたはオープン
ミ ューテ ィ ング入力A/B、 リ セ ッ ト 入力 :
PNP: 0V~1/2Vsまたはオープン *
NPN: 1/2Vs~Vsまたはオープン *
* こ こ でのVs とは使用環境での電源電圧値です。
過電圧カ テゴ リ (IEC 60664-1) II
-
12
第 1
章定
格/性
能
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
概要と仕様
表示灯 1-4-1. LED表示灯の名称および点灯パターン 参照
保護回路 出力負荷短絡保護、 電源逆接続保護
絶縁抵抗 20MΩ以上 (DC500 V メ ガにて)
耐電圧 AC1,000V、 50/60Hz、 1分
機能仕様
相互干渉防止機能
(スキャンコード)
本機能によ り 2 セ ッ ト 間の相互干渉を防止できま
す。-
4-1-4. 相互干渉の防止方法
直列連結機能
連結数 : 3セ ッ ト まで
総光軸数 : 255光軸まで
連結されたセンサ間のケーブル長 : 10m以内
-
テス ト 機能セルフテス ト (電源投入時および通電時)
外部テス ト (テス ト 入力による投光停止機能)
セルフ テス ト (電源投入時および通電時)
安全関連機能
イ ン ターロ ッ ク
外部リ レーモニ タ (EDM)
プ リ リ セ ッ ト
フ ィ ッ クスブ ラ ンキング/フ ローテ ィ ングブ ラ ン
キング
リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン
ミ ューテ ィ ング/オーバーラ イ ド
スキャ ン コー ド切り替え
PNP/NPN選択
応答時間変更
第2章 システム構成と機能
第3章 DIP-SWを使った設定
-
環境仕様
周囲温度 動作時 -10~55℃ (ただ し氷結し ないこ と)
保存時 -25~70℃
周囲湿度 動作時 35~85%RH (ただ し結露し ないこ と)
保存時 35~95%RH
使用周囲照度白熱ラ ンプ : 受光面照度3,000 lx以下
太陽光 : 受光面照度10,000 lx以下
保護構造(IEC 60529) IP65およびIP67
耐振動 (IEC 61496-1) 10~55Hz、 複振幅0.7mm、3軸各軸と も20掃引
耐久衝撃 (IEC 61496-1) 100m/s2、 3軸各軸と も1000回
汚染度 (IEC 60664-1) 汚染度3
接続仕様
電源ケーブル
接続方式
M12コネク タ: 5ピン(投光器)、 8ピン(受光器)、 嵌
合時IP67等級、
プ リ ワイヤタ イプ
M12コネク タ: 4ピン、 嵌合時IP67等級、
プ リ ワイヤタ イプ
芯数 投光器側 : 5芯、 受光器側 : 8芯 投光器側 : 4芯、 受光器側 : 4芯
ケーブル長 0.3m
ケーブル径 6mm
許容曲げR R5mm
直列連結ケーブル
接続方式 M12コネク タ: 5ピン(投光器)、 8ピン(受光器)、 嵌
合時IP67等級
-芯数 投光器側 : 5芯、 受光器側 : 8芯
ケーブル長 0.2m
ケーブル径 6mm
許容曲げR R5mm
F3SG-4RA□□□□-14 F3SG-4RA□□□□-30 F3SG-4RE□□□□□14 F3SG-4RE□□□□□30
-
13F3SG-R
ユーザーズマニュ アル
第 1
章定
格/性
能概要と仕様
J
延長ケーブル
- 片側コネク タ
ケーブル
- 両側コネク タ
ケーブル
接続方式 M12コネク タ: 5ピン(投光器)、 8ピン(受光器)、 嵌
合時IP67等級
XS5□-D42□シ リーズをご使用 く だ さい。
芯数 投光器側 : 5芯、 受光器側 : 8芯
ケーブル長
ケーブル長およびツ イス ト ペア線につい
ては4-5-3-1. 片側コネク タケーブル および
4-5-3-2. 両側コネク タ ケーブル を参照し て
く だ さい。
ケーブル径 6.6mm
許容曲げR R36mm
電源ケーブル延長 最大100m (投光器側/受光器側)
材質
材質
筐体 : アル ミ
キャ ッ プ : PBT
光学カバー : PMMA
ケーブル : 耐油性PVC
取り つけ金具 : ZDC2
FEプレー ト : SUS
質量(梱包状態) 1-6. 形式一覧 参照
付属品 安全上のご注意、 ク イ ッ ク イ ンス ト ーレーシ ョ ンマニュアル、 標準固定金具*1、 ト ラ ブルシューテ ィ
ングステ ッ カ、 警告エ リ ア ラベル*2
*1. 同梱される標準固定金具の数量は検出幅によ って異な り ます。
[F3SG-4RA□□□□-14]/F3SG-4RE□□□□□14]
- 検出幅0160~1200: 2セ ッ ト
- 検出幅1280~2080: 3セ ッ ト
[F3SG-4RA□□□□-30]/F3SG-4RE□□□□□30]
- 検出幅0190~1230: 2セ ッ ト
- 検出幅1310~2270: 3セ ッ ト
- 検出幅2350~2510: 4セ ッ ト
*2. F3SG-RAシ リーズのみ。
規格適合
適合規格 法規 ・ 規格について 参照
ESPEタ イプ (IEC 61496-1) タ イプ4
パフ ォーマンスレベル (PL)/安全カテゴ リ
PL e/安全カテゴ リ 4 (EN ISO 13849-1:2008)
PFHd 1.1×10-8 (IEC 61508) 9.1×10-9 (IEC 61508)
プルーフ テス ト 間隔TM 20年 (IEC 61508)
SFF 99% (IEC 61508)
HFT 1 (IEC 61508)
分類 タ イプB (IEC 61508-2)
F3SG-4RA□□□□-14 F3SG-4RA□□□□-30 F3SG-4RE□□□□□14 F3SG-4RE□□□□□30
-
14
第 1
章形
式一
覧
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
概要と仕様
1-6. 形式一覧
1-6-1. 形式/応答時間/消費電流/質量F3SG-4RA□□□□-14
*1. 上記の応答時間はスキャンコード をコードBに設定した時の値です。コードA設定時の応答時間は、上記の値よ り1ms短 く なります。
*2. 詳細については、 2-3. 光同期 をご参照 く ださい。
*3. 質量は投受光器各1台および金具等を含めた梱包状態での質量です。
F3SG-4RA□□□□-30
形式 光軸数検出幅
[mm]
応答時間[ms] 消費電流[mA]
質量 [kg] *3ON→OFF *1
OFF(同期)
→ON *2
OFF(非同期)
→ON *2投光器 受光器
F3SG-4RA0160-14 15 160 8 40 140 40 75 1.8
F3SG-4RA0240-14 23 240 8 40 140 45 75 2.0
F3SG-4RA0320-14 31 320 8 40 140 55 75 2.2
F3SG-4RA0400-14 39 400 8 40 140 60 80 2.7
F3SG-4RA0480-14 47 480 13 65 165 50 80 2.9
F3SG-4RA0560-14 55 560 13 65 165 55 80 3.1
F3SG-4RA0640-14 63 640 13 65 165 60 85 3.3
F3SG-4RA0720-14 71 720 13 65 165 65 85 3.9
F3SG-4RA0800-14 79 800 13 65 165 65 90 4.1
F3SG-4RA0880-14 87 880 13 65 165 70 90 4.3
F3SG-4RA0960-14 95 960 13 65 165 75 90 4.5
F3SG-4RA1040-14 103 1040 13 65 165 80 95 4.7
F3SG-4RA1120-14 111 1120 13 65 165 85 95 4.8
F3SG-4RA1200-14 119 1200 13 65 165 90 100 5.0
F3SG-4RA1280-14 127 1280 13 65 165 95 100 5.2
F3SG-4RA1360-14 135 1360 13 65 165 95 105 5.6
F3SG-4RA1440-14 143 1440 18 90 190 85 105 5.8
F3SG-4RA1520-14 151 1520 18 90 190 90 105 6.0
F3SG-4RA1600-14 159 1600 18 90 190 90 110 6.6
F3SG-4RA1680-14 167 1680 18 90 190 95 110 6.8
F3SG-4RA1760-14 175 1760 18 90 190 100 115 7.0
F3SG-4RA1840-14 183 1840 18 90 190 100 115 7.2
F3SG-4RA1920-14 191 1920 18 90 190 105 120 7.3
F3SG-4RA2000-14 199 2000 18 90 190 105 120 7.5
F3SG-4RA2080-14 207 2080 18 90 190 110 125 8.1
形式 光軸数検出幅
[mm]
応答時間[ms] 消費電流[mA]
質量 [kg] *3ON→OFF *1
OFF(同期)→
ON *2
OFF(非同期)
→ON *2投光器 受光器
F3SG-4RA0190-30 8 190 8 40 140 35 75 1.8
F3SG-4RA0270-30 12 270 8 40 140 35 75 2.0
F3SG-4RA0350-30 16 350 8 40 140 40 75 2.2
F3SG-4RA0430-30 20 430 8 40 140 45 75 2.7
F3SG-4RA0510-30 24 510 8 40 140 50 75 2.9
F3SG-4RA0590-30 28 590 8 40 140 50 75 3.1
F3SG-4RA0670-30 32 670 8 40 140 55 75 3.3
F3SG-4RA0750-30 36 750 8 40 140 60 80 3.9
F3SG-4RA0830-30 40 830 8 40 140 65 80 4.0
-
15F3SG-R
ユーザーズマニュ アル
第 1
章形
式一
覧概要と仕様
J
*1. 上記の応答時間はスキャンコード をコードBに設定した時の値です。コードA設定時の応答時間は、上記の値よ り1ms短 く なります。
*2. 詳細については、 2-3. 光同期 をご参照 く ださい。
*3. 質量は投受光器各1台および金具等を含めた梱包状態での質量です。
F3SG-4RE□□□□□14
F3SG-4RA0910-30 44 910 13 65 165 50 80 4.2
F3SG-4RA0990-30 48 990 13 65 165 50 80 4.4
F3SG-4RA1070-30 52 1070 13 65 165 55 80 4.6
F3SG-4RA1150-30 56 1150 13 65 165 55 85 4.8
F3SG-4RA1230-30 60 1230 13 65 165 55 85 4.9
F3SG-4RA1310-30 64 1310 13 65 165 60 85 5.1
F3SG-4RA1390-30 68 1390 13 65 165 60 85 5.6
F3SG-4RA1470-30 72 1470 13 65 165 65 85 5.8
F3SG-4RA1550-30 76 1550 13 65 165 65 90 6.0
F3SG-4RA1630-30 80 1630 13 65 165 70 90 6.5
F3SG-4RA1710-30 84 1710 13 65 165 70 90 6.7
F3SG-4RA1790-30 88 1790 13 65 165 70 90 6.9
F3SG-4RA1870-30 92 1870 13 65 165 75 90 7.1
F3SG-4RA1950-30 96 1950 13 65 165 75 95 7.3
F3SG-4RA2030-30 100 2030 13 65 165 80 95 7.4
F3SG-4RA2110-30 104 2110 13 65 165 80 95 8.0
F3SG-4RA2190-30 108 2190 13 65 165 85 95 8.2
F3SG-4RA2270-30 112 2270 13 65 165 85 100 8.4
F3SG-4RA2350-30 116 2350 13 65 165 85 100 8.8
F3SG-4RA2430-30 120 2430 13 65 165 90 100 8.9
F3SG-4RA2510-30 124 2510 13 65 165 90 100 9.1
形式 光軸数検出幅
[mm]
応答時間[ms] 消費電流[mA]
質量 [kg] *2ON→OFF
OFF(同期)
→ON *1
OFF(非同期)
→ON *1投光器 受光器
F3SG-4RE0160□14 15 160 5 25 125 45 50 1.7
F3SG-4RE0240□14 23 240 5 25 125 55 55 1.9
F3SG-4RE0320□14 31 320 7 35 135 55 55 2.1
F3SG-4RE0400□14 39 400 7 35 135 65 60 2.6
F3SG-4RE0480□14 47 480 7 35 135 70 60 2.8
F3SG-4RE0560□14 55 560 7 35 135 80 60 3.1
F3SG-4RE0640□14 63 640 7 35 135 85 65 3.3
F3SG-4RE0720□14 71 720 9 45 145 80 65 3.8
F3SG-4RE0800□14 79 800 9 45 145 85 70 4.0
F3SG-4RE0880□14 87 880 9 45 145 90 70 4.2
F3SG-4RE0960□14 95 960 9 45 145 95 75 4.4
F3SG-4RE1040□14 103 1040 9 45 145 100 75 4.6
F3SG-4RE1120□14 111 1120 11 55 155 90 75 4.7
F3SG-4RE1200□14 119 1200 11 55 155 95 80 4.9
F3SG-4RE1280□14 127 1280 11 55 155 100 80 5.1
F3SG-4RE1360□14 135 1360 11 55 155 105 85 5.6
F3SG-4RE1440□14 143 1440 11 55 155 110 85 5.7
F3SG-4RE1520□14 151 1520 13 65 165 100 90 5.9
F3SG-4RE1600□14 159 1600 13 65 165 105 90 6.5
形式 光軸数検出幅
[mm]
応答時間[ms] 消費電流[mA]
質量 [kg] *3ON→OFF *1
OFF(同期)→
ON *2
OFF(非同期)
→ON *2投光器 受光器
-
16
第 1
章形
式一
覧
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
概要と仕様
*1. 詳細については、 2-3. 光同期 をご参照 く ださい。*2. 質量は投受光器各1台および金具等を含めた梱包状態での質量です。
F3SG-4RE□□□□□30
*1. 詳細については、 2-3. 光同期 をご参照 く ださい。*2. 質量は投受光器各1台および金具等を含めた梱包状態での質量です。
最小検出体を維持する こ とができるテス ト ロ ッ ドの最大動作速度は2.0m/sです。
F3SG-4RE1680□14 167 1680 13 65 165 110 95 6.7
F3SG-4RE1760□14 175 1760 13 65 165 115 95 6.9
F3SG-4RE1840□14 183 1840 13 65 165 115 95 7.1
F3SG-4RE1920□14 191 1920 15 75 175 110 100 7.3
F3SG-4RE2000□14 199 2000 15 75 175 115 100 7.4
F3SG-4RE2080□14 207 2080 15 75 175 115 105 8.0
形式 光軸数検出幅
[mm]
応答時間[ms] 消費電流[mA]
質量 [kg] *2ON→OFF
OFF(同期)
→ON *1
OFF(非同期)
→ON *1投光器 受光器
F3SG-4RE0190□30 8 190 5 25 125 40 50 1.7
F3SG-4RE0270□30 12 270 5 25 125 45 50 1.9
F3SG-4RE0350□30 16 350 5 25 125 50 50 2.1
F3SG-4RE0430□30 20 430 5 25 125 55 55 2.6
F3SG-4RE0510□30 24 510 5 25 125 60 55 2.8
F3SG-4RE0590□30 28 590 7 35 135 50 55 3.0
F3SG-4RE0670□30 32 670 7 35 135 55 55 3.2
F3SG-4RE0750□30 36 750 7 35 135 60 60 3.8
F3SG-4RE0830□30 40 830 7 35 135 65 60 4.0
F3SG-4RE0910□30 44 910 7 35 135 65 60 4.2
F3SG-4RE0990□30 48 990 7 35 135 70 60 4.4
F3SG-4RE1070□30 52 1070 7 35 135 75 60 4.5
F3SG-4RE1150□30 56 1150 7 35 135 80 65 4.7
F3SG-4RE1230□30 60 1230 7 35 135 85 65 4.9
F3SG-4RE1310□30 64 1310 7 35 135 85 65 5.1
F3SG-4RE1390□30 68 1390 9 45 145 75 65 5.5
F3SG-4RE1470□30 72 1470 9 45 145 80 65 5.7
F3SG-4RE1550□30 76 1550 9 45 145 80 70 5.9
F3SG-4RE1630□30 80 1630 9 45 145 85 70 6.4
F3SG-4RE1710□30 84 1710 9 45 145 85 70 6.6
F3SG-4RE1790□30 88 1790 9 45 145 90 70 6.8
F3SG-4RE1870□30 92 1870 9 45 145 95 75 7.0
F3SG-4RE1950□30 96 1950 9 45 145 95 75 7.2
F3SG-4RE2030□30 100 2030 9 45 145 100 75 7.3
F3SG-4RE2110□30 104 2110 9 45 145 100 75 7.9
F3SG-4RE2190□30 108 2190 11 55 155 90 75 8.1
F3SG-4RE2270□30 112 2270 11 55 155 95 80 8.2
F3SG-4RE2350□30 116 2350 11 55 155 95 80 8.7
F3SG-4RE2430□30 120 2430 11 55 155 95 80 8.8
F3SG-4RE2510□30 124 2510 11 55 155 100 80 9.0
形式 光軸数検出幅
[mm]
応答時間[ms] 消費電流[mA]
質量 [kg] *2ON→OFF
OFF(同期)
→ON *1
OFF(非同期)
→ON *1投光器 受光器
-
17F3SG-R
ユーザーズマニュ アル
第 1
章形
式一
覧概要と仕様
J
1-6-2. 直列連結時の応答時間の計算方法F3SG-RAシ リーズは、 直列連結し て使用する こ とができます。
直列連結の場合は、 応答時間は合計光軸数によ り決定し ます。
直列連結し たすべてのF3SG-RAの光軸数の合計が140光軸以下のと き、 応答時間は12ms ( コー ド A) /
13ms ( コー ド B)にな り ます。 ただ し、 すべてのF3SG-RAの光軸数が112光軸以下である必要があ り ま
す。 113光軸以上のF3SG-RAが含まれる場合には応答時間は17ms (コー ドA) / 18ms (コー ドB)にな り ま
す。
F3SG-REシ リーズは直列連結する こ とができません。
以上の関係を表にま とめる と下図のよ う にな り ます。
2-4. スキャ ン コー ド切り替え
4-2. 直列連結
-
18
第 1
章形
式一
覧
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
概要と仕様
-
第 2
章シ
ステ
ム構
成と
機能
19F3SG-R
ユーザーズマニュ アル
J
第2章 システム構成と機能
2-1. 機能の併用について 21
2-2. 動作状態 23
2-2-1. 機械稼働状態 23
2-2-2. 機械停止状態 23
2-2-3. イ ン ターロ ッ ク状態 23
2-2-4. ロ ッ ク アウ ト 状態 23
2-2-5. テ ィ ーチングモー ド 23
2-2-6. 設定状態 23
2-3. 光同期 24
2-4. スキャ ン コー ド切り替え 25
2-5. PNP/NPN選択 26
2-6. セルフ テス ト 27
2-7. 外部テス ト 29
2-8. ロ ッ ク アウ ト リ セ ッ ト 31
2-9. イ ン ターロ ッ ク 32
2-10. 外部リ レーモニ タ (EDM) 37
2-11. 補助出力 40
2-12. ミ ューテ ィ ング 43
2-13. オーバーラ イ ド 69
2-14. フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング 74
2-15. フ ローテ ィ ングブ ラ ンキング 78
2-16. リデュース ド レゾ リ ューシ ョ ン 84
2-17. 警告エ リ ア 87
2-18. 設定エ リ アの隣接条件 91
2-19. 検出距離変更 93
2-20. 応答時間変更 95
2-21. ラ ンプ 96
-
20
第 2
章
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
システム構成と機能
2-22. 指定光軸出力 99
2-23. 受光量モニ タ 101
2-24. メ ンテナンス情報 102
2-25. 動作状態モニ タ 104
2-26. 設定リ カバリ 105
-
21F3SG-R
ユーザーズマニュ アル
第 2
章機
能の
併用
につ
いて
システム構成と機能
J
2-1. 機能の併用について
F3SG-RAシ リーズにおいて、 使用可能な機能の組み合わせを下表に示し ます。 表内の組み合わせは所定の条
件下で使用可能です。 他の機能の組み合わせには制限はあ り ません。
F3SG-REシ リーズは、 下表に示す機能はあ り ません。
詳細については2-18. 設定エ リ アの隣接条件 を参照し て く ださい。
設定ツールによる設定でセンサを動作させるには、 DIP-SWの切り替えが必要です。 詳し く は第3章 DIP-SWを使っ
た設定 を参照し て く だ さい。
○ : 組み合わせ可
△ : 設定ツールによる設定で組合せ可
× : 組み合わせ不可
*1. 両機能のそれぞれの領域が全光軸を カバーする場合のみ組み合わせ可。
*2. フ ィ ッ ク スブ ラ ンキング と フ ローテ ィ ングブ ラ ンキングを併用する際は、 左下図に示すよ う に最上端光
軸または最下端光軸を フ ィ ッ ク スブ ラ ンキングエ リ アに含むよ う に設定し て く だ さい。 右下図に示すよ
う に最上端光軸または最下端光軸がフ ィ ッ ク スブ ラ ンキングエ リ アに含まれないよ う なエ リ アの設定は
できません。 また、 フ ローテ ィ ングブ ラ ンキングエ リ アがフ ィ ッ ク スブ ラ ンキングエ リ アによ っ て分断
されるよ う な設定はできません。
フ ィ ッ クス
ブ ラ ンキン
グ
フ ローテ ィ
ングブ ラ ン
キング
リデュース
ド レゾ
リ ューシ ョ
ン
ミ ューテ ィ
ング/オー
バーラ イ ド
プ リ リ セ ッ
ト警告エ リ ア EDM
イ ン ター
ロ ッ ク
フ ィ ッ クスブ ラ ンキ
ング- △*2 × 〇 × △ 〇 〇
フ ローテ ィ ングブ ラ
ンキング△*2 - × 〇*1 × △ 〇 〇
リデュース ド レゾ
リ ューシ ョ ン× × - × △ × △ △
ミ ューテ ィ ング/オー
バーラ イ ド〇 〇*1 × - × △ 〇 〇
プ リ リ セ ッ ト × × △ × - △ 〇 ×
警告エ リ ア △ △ × △ △ - △ △
EDM 〇 〇 △ 〇 〇 △ - 〇
イ ン ターロ ッ ク 〇 〇 △ 〇 × △ 〇 -
-
22
第 2
章機
能の
併用
につ
いて
F3SG-Rユーザーズマニュ アル
システム構成と機能
設定ツールによる ミ ューテ ィ ング機能有効/無効設定時の注意事項設定ツールでは、 以下機能は、 ミ ューテ ィ ング機能設定の有効および無効に応じ、 それぞれ個別に設
定値を保存できます。
設定ツールで ミ ューテ ィ ング機能を有効から無効、 または無効から有効へ変更し た場合は、 各機能の
設定を再度確認し て く だ さい。
影響を受ける機能 :
• 外部リ レーモニ タ
• 起動イ ン ターロ ッ ク
• 再起動イ ン ターロ ッ ク
• 補助出力
• ラ ンプ出力
設定値の詳細は、 第2章 システム構成と機能 の、 各機能の設定ツールによる設定変更の説明を参照し て く
だ さい。
-
23F3SG-R
ユーザーズマニュ アル
第 2
章動
作状
態システム構成と機能
J
2-2. 動作状態
F3SG-Rシステムの動作条件は状態で記述されます。 F3SG-Rシステムには下記の状態があ り ます。
2-2-1. 機械稼働状態受光器の2つの制御出力がON状態で、ON/OFF表示灯が緑色点灯し ます。保護対象の機械が動作可能で
す。 リ セ ッ ト スイ ッ チを押し て放し ても無効です。
2-2-2. 機械停止状態受光器の2つの制御出力がOFF状態で、 ON/OFF表示灯が赤色点灯し ます。 保護対象の機械は動作でき
ません。
2-2-3. イ ン ターロ ッ ク状態受光器の2つの制御出力がOFF状態で、 イ ン ターロ ッ ク表示灯が黄色点灯し ます。 イ ン ターロ ッ ク状態
では、 検出領域から障害物がな く な り リ セ ッ ト スイ ッ チを押し て放すまで、 保護対象の機械は動作で
きません。
F3SG-REシ リーズに、 イ ン ターロ ッ ク状態はあ り ません。
詳細については2-9. イ ン ターロ ッ ク を参照し て く だ さい。
2-2-4. ロ ッ クアウ ト 状態受光器の2つの制御出力がOFF状態で、 ロ ッ ク アウ ト 表示灯が赤色点滅し、 異常を検知し た表示灯が点
滅し エ ラーを表示し ます。 ロ ッ ク アウ ト 状態では、 保護対象の機械は動作できません。 ロ ッ ク アウ ト
状態と イ ン ターロ ッ ク状態の主な違いは、 電源の再投入や外部のリ セ ッ ト スイ ッ チの押下 ・ 開放とは
無関係に、 エラーの原因が修正されるまでF3SG-Rシステムがロ ッ ク アウ ト 状態のまま と なる点です。
2-2-5. テ ィ ーチングモー ド2 つの制御出力はOFF状態と な り、 ブ ラ ンキング表示灯と コ ン フ ィ グレーシ ョ ン表示灯�