ブルームバーグデスクトップ情報提供アプリケーション...

ブルームバーグ

デスクトップ情報提供アプリケーション

インストールおよびテクニカルリファレンス

日付：2015年1月

バージョン：1.0.9.0

目次

システム要件 ....................................................................... 4

Price-linkからデスクトップ情報提供アプリケーション（DCAP）へのアップグレード ................ 4

DCAPのインストール ................................................................. 4

DCAPの構成 ....................................................................... 7

接続ステータスのモニター ............................................................. 9

DCAPネットワーク・トラブルシューティング・ツール ...................................... 11

ブルームバーグへのデータ送信 ....................................................... 14

ページベースデータの送信 ......................................................... 17

PLContribPage関数 ............................................................. 17

デジタル価格の送信 .............................................................. 19

PLContribQuote ................................................................ 19

PLContribFull関数 .............................................................. 23

PLSendHistory関数 ............................................................. 27

DCAPでのスパイクフィルターの構成 ............................................... 30

モニター内の銘柄一覧の管理 ...................................................... 36

PLMonitorFull関数 .............................................................. 36

PLBenchmark関数 .............................................................. 39

DCAPモニター・レイアウト・ユーティリティ ............................................ 44

新規モニターの作成と銘柄の割り当て .............................................. 45

モニターのクリア .................................................................. 52

Excelから ..................................................................... 52

モニター・レイアウト・ユーティリティから ............................................. 53

暗号化 ........................................................................... 54

ログ .............................................................................. 55

DCAPサンプル・スプレッドシート ....................................................... 57

表1 - 取引タイプ ................................................................... 58

表2 - アクセスタイプ ................................................................ 60

システム要件 • Microsoft Windows 7 32/64ビット

• Microsoft Excel 2007 32ビット、Excel 2010 32/64ビット、Excel 2013 32/64ビット

• 動作するNIC（ネットワークインターフェースカード）、イーサネット。

• 4 MBのRAM

Price-linkからデスクトップ情報提供アプリケーション（DCAP）へのアップグレード Price-linkのいずれかのバージョンからDCAPへのアップグレードを希望される場合は、ブルームバー

グ担当者に連絡して、新しいテストフィードの設定を依頼してください。DCAPクライアントソフトウエアは

既存のPrice-linkサーバーソフトウエアと互換性がないため、移行のために新しいテストフィードを設定

する必要があります。新しいテストフィードの準備ができたら、ブルームバーグ担当者から新しい構成

詳細をお知らせします。これには、2組のIPアドレス／ポート、ユーザー名、パスワードが記載されてい

ます。DCAP構成詳細を受け取ったら、インストールプロセスを開始できます。DCAPクライアントソフト

ウエアは古いPrice-linkソフトウエアがインストールされたPCにはインストールできないため、DCAPイン

ストーラーを実行する前に、Price-linkのすべてのバージョンをアンインストールし、PCを再起動してくだ

さい。そうしないと、ソフトウエアが正常にインストールされない可能性があります。

DCAPのインストール DCAPをインストールするには、次の手順を実行します。赤色の下線は、DCAPを正しくインストールす

るために重要な手順を示します。以下に示すインストール手順のどれかを省略した場合、インストール

が不完全になる可能性があります。その場合、正しく動作させるためにDCAPをアンインストールした後、

再インストールする必要があります。

注：DCAPはWindowsサービスとして実装されるため、インストールするユーザーにはローカル管理者権

限が必要です。

1. Price-linkのすべてのバージョンと、DCAPの旧バージョンがある場合は、それらをアンインス

トールし、PCを再起動します。

2. Excelに実行中のインスタンスがないことを確認します。

3. msiファイルをダブルクリックします。まもなくDCAP設定ウィザードが起動します。

4. 「次へ（Next）」をクリックすると、次のダイアログが表示され、インストール先フォルダーを選択

できます。初期設定のフォルダーを使用することをお勧めします。

5. 「次へ（Next）」をクリックしてインストールプロセスを続行します。終わり近くに、ユーザー構成イ

ンターフェースが表示されます。ブルームバーグにデータを提供するには、構成を正常に完了

し、PCを再起動する必要があります。

DCAPの構成 DCAPを構成するには、次の手順を実行します。

1. 「スタート」メニュー–「すべてのプログラム」->「ブルームバーグデスクトップ情報提供アプリ

ケーション（Bloomberg Desktop Contribution App）」->「ユーザー構成（User Configuration）」

を選択します。次のダイアログボックスが表示されます。

2. ブルームバーグ担当者から指定された値を入力または選択し、「ネットワーク（Network）」タ

ブを選択します。

注意

次のタブに進む前にすべての欄に有効な値を入力しないと、プロンプトが表示され、無効な

値を修正するまで次のシートに進めません。

3. 「ネットワーク（Network）」タブでは、ブルームバーグ担当者から指定されたネットワーク設

定を入力します。

ブルームバーグ担当者から指定された情報に基づいて、プライマリおよびセカンダリIPアド

レスとポートを入力します。

4. これでDCAPの正しい構成が完了しました。「OK」をクリックして設定を保存し、ユーザー構

成を終了します。

5. 設定を有効にするために、PCを再起動する必要があります。

6. 再起動が完了してログインすると、DCAPは自動的にサーバーに接続し、情報提供接続を

開始します。

7. 管理者ユーザーとしてソフトウエアをインストールした場合、エンドユーザーは手動でのExc

elアドインの読み込みが必要な場合があります。このためには、Excelで「ファイル」、「オプ

ション」、「管理：Excelアドイン」を選択し、ハードドライブのDCAPフォルダーにあるファイルD

capAddin.xla（C:\blp\DCA\DcapAddin.xla）を参照してダブルクリックします。

接続ステータスのモニター接続状態をモニターするには、デスクトップ通知ツールを使用します。このツールは、接続状態を示す

アイコンをシステムトレイに表示します。何らかの理由で接続が切断されると、接続の問題を警告する

ポップアップメッセージが定期的に表示されます。また、アイコンにカーソルを合わせると、ツールチップ

にステータスが表示されます。DCAPは常にプライマリとセカンダリのサーバーに同時接続するので、ア

イコンには両方の接続ステータスが反映されます。

1. アイコンが赤の場合

DCAPサービスが正しく開始されていないか、情報提供セッションがサーバーに認証されて

いないことを示します。この場合、ユーザー構成で入力した資格情報が正しいかどうかをブ

ルームバーグ担当者に確認してください。

2. アイコンが青の場合

情報提供セッションがネットワーク構成タブで指定されたIPアドレスへの接続を確立できま

せんでした。この原因で最も多いのは、ファイアウォールの問題です。DCAPネットワークの

トラブルシューティング・ツールを使用すると、どこで接続がブロックされているかを判定で

きます。ファイアウォール管理者に連絡して、ネットワーク構成タブで指定したIPアドレスと

ポートがファイアウォールで許可されていることを確認してください。

3. アイコンが緑の場合

情報提供セッションは正常に確立され、価格の情報提供を受け付ける準備ができています。

DCAPデスクトップ通知は2つの接続をモニターするので、両方の接続ステータスが合わせ

て表示されることがあります。

接続のステータスが変化すると、通知ツールに反映されます。何らかの理由で情報提供

セッションが切断された場合でも、価格の送信は可能ですが、セッションが再確立されるま

で価格は保留されます。切断状態がある程度続いた場合は、ブルームバーグ担当者まで

お問い合わせください。

DCAPサービスがシャットダウンされた場合、次のメッセージが表示されます。

この場合、特に対処の必要はありません。サービスが再開され次第、通知ツールはセッ

ションに再接続し、新しいステータスに応じて表示を更新します。

サービスを直ちに開始したい場合、あるいは通知ツールがセッションから正確な情報を受

信していないと思われる場合は、アイコンを右クリックして、ポップアップメニューから「IO

サービスに再接続（Reconnect to IO Service）」を選択します。

DCAPネットワーク・トラブルシューティング・ツール DCAPが提供するネットワーク・トラブルシューティング・ツールを使用すると、どこで接続がブロックされ

ているかを判定できます。ツールを起動するには、Excelの「DCAP」リボンにある「ネットワークツール（N

etwork Tool）」ボタンをクリックするか、システムトレイの接続状態アイコンを右クリックすると表示される

メニューで「接続問題のトラブルシューティング（Troubleshoot Connection Issues）」を選択します。

どちらかのオプションをクリックすると、次の画面が表示されます。

構成済みのDCAP IPアドレスとポートには、ユーザー構成の「ネットワーク（Network）」タブに入力した

値が自動的に入力されます。「手動構成（Manual Configuration）」オプションを選択すると、別のIPアド

レスとポートを手動で入力することもできます。値が正しいことを確認し、「テストの実行（RUN TEST）」

ボタンをクリックします。選択したIP／ポートに対して、ping、tracert、telnetが実行されます。テストの結

果は、画面の「詳細（Details）」セクションに表示されます。

「詳細（Details）」ボックスからテスト結果を選択してクリップボードにコピーし、後で分析のためにブルー

ムバーグ担当者やファイアウォール管理者に送信することもできます。

ブルームバーグへのデータ送信 DCAPを使用すると、情報提供社は、ページベースのデータとデジタル価格（当日および過去）を送信し、

モニター内の銘柄リストを管理できます。これは、Excelの「DCAP」リボンにある各種の「更新（Refresh）」

ボタンをクリックして手動で行うことも、各種の「自動更新（Auto Update）」フラグをオンにして自動で行う

こともできます。さらにDCAPには、指定した時間間隔で更新データを自動的に送信する機能もありま

す。時間間隔は、ユーザー構成の「スロットル（Throttling）」タブで設定します。

「デジタルの更新（Refresh Digital）」ボタンをクリックすると、スプレッドシート内のすべてのデジタル価

格が直ちにブルームバーグに送信されます。これに対して、「デジタルの自動更新（Auto Update Digita

l）」フラグがオンになっている場合、スプレッドシートの価格が変化するたびに価格が自動送信されます。

同じ原則が、ページベースのデータについては「ページの更新（Refresh Page）」ボタンと「ページの自動

更新（Auto Update Page）」フラグに、モニター内の銘柄リストの管理については「モニターの更新（Refr

esh Monitor）」ボタンと「モニターの自動更新（Auto Update Monitor）」フラグに当てはまります。ブルー

ムバーグでは、「モニターの自動更新（Auto Update Monitor）」フラグをオンにすることを推奨していま

せん。オンにすると膨大な数の不要な更新データが送信され、モニターが頻繁に点滅するとともに、極

端な場合はフィードの速度が低下することがあるからです。

指定した時間間隔での自動更新を設定するには、ユーザー構成を起動し、「スロットル（Throttling）」タ

ブを選択します。

「デジタル（価格）情報提供のスロットルを有効にする（Enable Digital (price) Contributions Throttling）」

を選択し、間隔を5分に設定すると、DCAPは5分ごとに、数式で参照されている値を持つセルが変化し

たかどうかを確認し、変化した場合はブルームバーグに更新データを送信します。同じロジックが、「モ

ニター情報提供（Monitor Contributions）」と「ページ情報提供（Page Contributions）」のスロットルにも

当てはまります。さらに、「銘柄ごとのスロットル設定（Per Security Throttling Settings）」を使用すれば、

銘柄単位の定期更新を有効にできます。

注意

スロットル設定が適用されるのは、Excelの「DCAP」リボンの「自動更新（Auto Update）」フラグを3つとも

オフにした場合のみである点にご注意ください。「自動更新（Auto Update）」フラグが1つでもオンになっ

ていると、スロットル設定は有効になりません。

ページベースデータの送信

PLContribPage関数

この数式は、ページベースのデータの送信に使用します。この数式は「ページの自動更新（Auto Updat

e Page）」フラグの対象になります。

PLContribPage(Area, Product Code, PageNumber)

戻り値：

送信されたセルの数と、かっこ内にタイムスタンプを返します。

エラーが発生した場合、次の値が返されます。

エラーメッ

セージ概要

情報提供に失

敗しました（Fa

iled Contributi

ng）

情報提供は無効です。

ページをス

キップ（Skip P

age）

参照された値が変化しましたが、「DCAP」リボンの「ページの自動更新（Auto Update Page）」フラ

グがオンでなく、「ページの更新（Refresh Page）」ボタンがクリックされていないため、データはブ

ルームバーグに送信されませんでした。

引数：

引数概要有効な値

領域（Area）ページとして情報提供するスプレッドシー

トの領域を参照します。例：A1:H12

製品コード

（ProductCo

de）

ページが（ブルームバーグページ表示シ

ステムで）どのメニューに表示されるかを

定義する数値。

ブルームバーグのメニュー項目に対応する有効な数

値。ブルームバーグ担当者までお問い合わせくださ

い。

ページ番号

（PageNumbe

r）

ページが（メニュー項目の）どのページ番

号に表示されるかを定義する数値。

ブルームバーグの（メニュー項目内の）ページ番号に

対応する有効な数値。ブルームバーグ担当者までお

問い合わせください。

ページをクリアするには、Excelの「DCAP」リボンの「ページをクリア（Clear Page）」ボタンをクリック

し、製品コードとページ番号を入力し、「OK」をクリックします。

デジタル価格の送信

PLContribQuote

この数式は、本日の価格およびサイズの送信に使用します。この数式は「デジタルの自動更新（Auto

Update Digital）」フラグの対象になります。

PLContribQuote(Value, TransactionType, SecurityId, RecordType, SecurityIdType, Size, Precision, Fir

mID, ConditionCode)

戻り値：

送信された価格と、かっこ内にタイムスタンプを返します。この関数は、重複する更新を自動的にフィル

ターします。情報提供が重複している場合、戻り値の前に星印（*）が付けられます。

エラーメッセージ概要

情報提供に失敗しま

した（Failed Contribu

ting）


デジタルをスキップ

（Skip Digital）

参照された値が変化しましたが、「DCAP」リボンの「デジタルの自動更新（Auto Update Di

gital）」フラグがオンでなく、「デジタルの更新（Refresh Digital）」ボタンがクリックされていな

いため、データはブルームバーグに送信されませんでした。

PLContribQuoteの引数：


値（Value）通常はセル範囲を示し、情報提供する値（価格）

のスプレッドシート上の位置を定義します。任意のセル番号。例：E3

タイプ（Typ

e）

値が表す対象（ビッド価格、アスク価格など）を定

義します。標準のキーワードが使用できます。

この数式で処理できるのは、BID、ASK、BLPS

PRDTOBENCHBIDRT、BLPSPRDTOBENCHA

SKRT、およびそのサイズです。

銘柄ID（Se

cID）

価格が示す銘柄を識別するためにブルームバー

グが使用する銘柄ID。銘柄ID（SecId）は通常はセ

ル範囲を示し、実際に銘柄IDを含むセルを参照し

ます。

有効なISIN、CUSIP、SEDOL番号または、銘柄

IDを含むセルを指す値。

レコードタ

イプ（Recor

dType）

任意の有効なレコードタイプ

レコー

ドタイ

プ

値の意味

FOREX 外国為替

Bond 債券

ODDB

OND 端債

Slot41

～Slot

49

追加のスロット

銘柄IDタイ

プ（SecIDT

ype）

ブルームバーグへの情報提供で使用する銘柄識

別標準

• Parsekey

• SEDOL

• ISIN

• CUSIP

• TICKER

• VALOREN

• WPKN

• FRENCHNUM

• JAPANNUM

• OPTION

精度

小数点以下の最大ケタ数を指定します。情報提供

システムの初期設定の精度（ユーザー構成を参

照）を使用するには、「精度（Precision）」を-1（また

は任意の負の数値）に設定します。

0から9までの任意の数値。

会社ID（Fir

mID）

このパラメータはオプションです。価格に対応する

会社を識別する固有IDを示します。有効な会社ID

の一覧については、ブルームバーグ担当者までお

問い合わせください。

4文字以内の任意の文字列

取引形態

コード（Con

ditionCod

e）

このパラメータはオプションです。価格に対応する

取引形態コードを示します。

取引形

態コー

ド

値の意味

Firm ビッドまたはアスクはファーム価格で

す。

Clear

ビッドまたはアスクが0の場合、当

コードは情報提供社がデータを

ティッカープラントから削除しようとし

ていることを示します。

Valid


コードはビッドまたはアスクの値が実

際に0である（有効である）ことを示し

ます。

ValFir


コードは有効な0であり、かつ価格が

ファームであることを示します。

サイズ（Siz

e）

このパラメータはオプションです。通常はセル範囲

で、ビッドまたはオファーの金額の位置を定義しま

す。

任意のセル番号。例：E3

PLContribFull関数

この数式は、本日の価格の送信に使用します。この数式は「デジタルの自動更新（Auto Update Digita

l）」フラグの対象になります。

PLContribFull(Value, TransactionType, SecurityId, RecordType, SecurityIdType, Precision, FirmID, Co

nditionCode, Status)

戻り値：

送信された価格と、かっこ内にタイムスタンプを返します。

この関数は、重複する更新を自動的にフィルターします。情報提供が重複している場合、戻り値の前に

星印（*）が付けられます。


エラーメッ

セージ概要

情報提供に

失敗しました

（Failed Cont

ributing）


デジタルをス

キップ（Skip

Digital）

参照された値が変化しましたが、「DCAP」リボンの「デジタルの自動更新（Auto Update Digital）」フ

ラグがオンでなく、「デジタルの更新（Refresh Digital）」ボタンがクリックされていないため、データ

はブルームバーグに送信されませんでした。

PLContribFullの引数：




取引タイプ

（Transacti

onType）



有効な入力の一覧については、DCAP取引一覧

表（表1）を参照してください。一般的な値として

は、BID、ASK、TRADE、BIDYIELD、ASKYIELD

があります。

価格とともにサイズも情報提供するには、PLCo

ntribQuoteを使用します。

銘柄ID（Se

curityId）

価格が示す銘柄を識別するためにブルーム

バーグが使用する銘柄ID。銘柄ID（SecId）は通

常はセル範囲を示し、実際に銘柄IDを含むセル

を参照します。

有効なISIN、CUSIP、SEDOL番号または、銘柄I

Dを含むセルを指す値。

レコードタ

イプ（Reco

rdType）


レコー

ドタイプ値の意味

FOREX 外国為替

BOND 債券

ODDB

OND 端債

Slot41

～Slot4

9

追加のスロット

銘柄IDタイ

プ（Securit

yIdType）

ブルームバーグへの情報提供で使用する銘柄

識別標準

• Parsekey

• SEDOL

• ISIN

• CUSIP

• TICKER

• VALOREN

• WPKN

• FRENCHNUM

• JAPANNUM

• OPTION

精度

小数点以下の最大ケタ数を指定します。情報提

供システムの初期設定の精度（ユーザー構成を

参照）を使用するには、「精度（Precision）」を-1

（または任意の負の数値）に設定します。


会社ID（Fir

mID）

このパラメータはオプションです。価格に対応す

る会社を識別する固有IDを示します。有効な会

社IDの一覧については、ブルームバーグ担当者

までお問い合わせください。

4文字以内の任意の文字列

取引形態

コード（Con

ditionCod

e）

このパラメータはオプションです。価格に対応す

る取引形態コードを示し、ブルームバーグ担当

者との間で合意した場合のみ使用可能です。

取引形

態コー

ド

意味

Firm ビッドまたはアスクはファーム価格で

す。

Clear

ビッドまたはアスクが0の場合、当コー

ドは情報提供社がデータをティッカー

プラントから削除しようとしていること

を示します。

Valid


ドは有効な0であり、かつ価格がファー

ムであることを示します。

ValFir


ドは有効な0であり、かつ価格がファー

ムであることを示します。

ステータス

（Status）

このパラメータはオプションです。価格データを

作成した時点での「市場」のステータスを表しま

す。

ブルームバーグ担当者との間で合意した場合

のみ使用可能です。

PLSendHistory関数

この数式は、30日前までの過去の値を送信するために使用します。この数式を使用する前に、ブルー

ムバーグ担当者に連絡して、フィードが過去データの更新を許可するように構成されていることを確認

してください。この数式は「デジタルの自動更新（Auto Update Digital）」の対象ではなく、データを送信

するには常にExcelの「DCAP」リボンの「過去データの更新（Refresh History）」ボタンをクリックする必

要があります。

PLSendHistory(SecurityId, Value, TransType, PastDate, RecordType, SecurityIdType)

戻り値：

送信された価格と、かっこ内にタイムスタンプを返します。

エラーメッセージ概要

情報提供に失敗しま

した（Failed Contribu

ting）


過去データをスキッ

プ（Skip History）

参照された値が変化しましたが、Excelの「DCAP」リボンの「過去データの更新（Update Hi

story）」ボタンがクリックされていないため、データはブルームバーグに送信されませんで

した。注：PLSendHistoryは「自動更新（Auto Update）」フラグの対象ではなく、Excelの「D

CAP」リボンの「過去データの更新（Update History）」ボタンを使用してデータを手動で送

信する必要があります。

PLSendHistoryの引数：


銘柄ID（Se

curityId）

価格が示す銘柄を識別するためにブルームバー

グが使用する銘柄ID。銘柄ID（SecId）は通常はセ

ル範囲を示し、実際に銘柄IDを含むセルを参照し

ます。

有効なISIN、CUSIP、SEDOL番号または、銘柄I

Dを含むセルを指す値。



取引タイプ

（TransTyp

e）



有効な入力の一覧については、DCAP取引一

覧表（表1）を参照してください。一般的な値とし

ては、BID、ASK、TRADEがあります。

過去の日

付（PastD

ate）

過去データの日付を定義します。

mm/dd/yyyy形式の任意の日付、または日付

を含むセルへの参照。参照されるセルは、なる

べくテキスト形式でなくExcel日付形式にしてく

ださい。

レコードタ

イプ（Reco

rdType）


レコードタイプ値の意味

FOREX 外国為替

BOND 債券

ODDBOND 端債

Slot41～Slot49 追加のスロット

銘柄IDタイ

プ（Securit

yIDType）

ブルームバーグへの情報提供で使用する銘柄識

別標準

• Parsekey

• SEDOL

• ISIN

• CUSIP

• TICKER

• VALOREN

• WPKN

• FRENCHNUM

• JAPANNUM

• OPTION

精度

小数点以下の最大ケタ数を指定します。情報提

供システムの初期設定の精度（ユーザー構成を

参照）を使用するには、「精度（Precision）」を-1

（または任意の負の数値）に設定します。


DCAPでのスパイクフィルターの構成

DCAPには、対象価格の大きな変動を表す値（スパイク）の情報提供を防止し、スパイクが検出された

ことをユーザーに通知するためのフィルターを設定する機能があります。このフィルターは、DCAPユー

ザー構成ツールの「銘柄（Securities）」タブで構成します。

スパイクフィルターを追加するには、「追加（Add）」ボタンをクリックします。次のダイアログが表示されま

す。

スパイクフィルターを設定するには、対象の銘柄IDを入力します。これは、当該銘柄の価格データの送

信に使用するのと同じIDです。

DCAPスパイクフィルター・サブシステムは、1つの銘柄に対して3種類のユーザー構成フィルターポリ

シーをサポートします。その種類を次に示します。

1. 絶対値フィルター

絶対値フィルターポリシーでは、対象価格が設定範囲外に変動すると、スパイクイベントが

発生します。この境界は動的に更新されないため、対象銘柄の提供価格が特定の方向に

変化し始め、値が一度設定範囲外に出ると、すべての価格がスパイクと見なされます。

例：

銘柄XYZに対して、下限100、上限200で絶対値フィルターを構成した場合、この範囲外の

すべての提供価格にスパイク通知を発動します。

2. 算術フィルター

算術フィルターポリシーでは、前回の提供価格から現在の値までの変化が指定した大きさ

を超えた場合に、スパイク通知が発生するように構成します。このポリシーは、送信される

値を継続的にモニターし、それに基づいて境界を調整します。

例：

銘柄ABCに対して、最初の価格提供の後で、下限10、上限20で算術フィルターを構成した

場合、ポリシーは値の絶対値の変化をモニターし、境界を超えた場合にスパイク通知を発

動します。

最初の提供価格が100.00だった場合、ポリシーによって境界が更新され、以後は90から12

0までの範囲を超える値が送信された場合にスパイク通知を発動します。次の提供価格が

110だったとすると、境界は100から130までに更新され、その次の提供価格に適用されます。

このフィルターポリシーを使用すると、銘柄の価格の変化に従って境界が動的に変更され

ます。

3. 幾何フィルター

幾何フィルターポリシーの動作は算術フィルターに似ていますが、境界が提供価格の最大

変化率で設定される点が異なります。

例：

銘柄HIJに対して、下限10％、上限20％で幾何フィルターを構成し、前回の提供価格が100.

00だったとします。現在のポリシーの境界は90から120まで（この範囲外の値があるとスパ

イク通知を発動）なので、110を送信した場合、情報提供は正常に行われ、次の値に対する

境界は99から132までに設定されます。

この情報に基づいて、銘柄に適したスパイクフィルターポリシーを判定し、適切なラジオボタンを選択し

て、上限と下限を入力します。

このダイアログの最後のコントロールは「スパイクを常に破棄する（Always Drop on Spike）」です。これ

を選択すると、この銘柄のキューに検出されたスパイクは自動的に破棄されます。「スパイクを常に破

棄する（Always Drop on Spike）」コントロールが選択されていない場合、その銘柄については、スパイク

が解決されるまでデータは送信されません。したがって、自動情報提供を使用していて、スパイクを常

に適切な時間内に解決できるとは限らない場合は、「スパイクを常に破棄する（Always Drop on Spike）」

コントロールを選択しておくことをお勧めします。

スパイクフィルターの設定を終了して「適用（Apply）」ボタンをクリックすると、次のダイアログが表示さ

れます。

「はい（Yes）」を選択すると、ユーザーにサービスを再起動する権限がある場合は、スパイクフィルター

は直ちに有効になります。権限がない場合、フィルターは次にPCが再起動されたときに有効になります。

スパイク通知

DCAPのプログラミングAPIを直接使用する場合を除いて、スパイク通知を受け取って対処できるように

するには、DCAPデスクトップ通知ツールが実行されている必要があります（このツールはインストール

プロセスでWindowsのスタートアップフォルダーに追加されるので、ログインすると自動的に開始されま

す）。このツールが情報提供キューに対するスパイク通知を受けると、次のようなメッセージが表示され

ます。

スパイクマネジャーを開くには、ステータスアイコンをダブルクリックするか、アイコンを右クリックして

「未解決スパイクの表示（View Outstanding Spikes）」を選択します。

スパイクマネジャーには、現在スパイクが発生している銘柄の一覧が表示され、値を送信して、算術お

よび幾何ポリシーの場合はスパイクポリシーの境界を更新するか、値を破棄するか（この場合はスパイ

ク境界は更新されません）を選択できます。

注意

未解決のスパイクがある銘柄については、その価格が現在定義された境界内にある場合でも、価格情

報は送信されません。

特定の銘柄に対して、スパイクを自動的に破棄するようにフィルターを設定している場合、スパイク発

生時には次のような通知が表示されます。

スパイク値は、許可されたものも、破棄されたものも、自動的に破棄されたものも、すべて記録のため

にログファイルに書き込まれます。このファイルは、初期設定ではデスクトップ通知ツールと同じディレ

クトリ（C:\blp\DCA）にあるspikes.txtというファイルです。

モニター内の銘柄一覧の管理

PLMonitorFull関数

PLMonitorFull(SecurityId, SecurityIdType, MonitorID, MonitorNumber, MonitorPage, MonitorLine, Yello

wKey, AccessType )

戻り値：

情報提供対象の銘柄IDと、かっこ内にタイムスタンプを返します。


エラーメッ

セージ概要

情報提供に失

敗しました（Fa

iled Contributi

ng）


モニターをス

キップ（Skip M

onitor）

参照された値が変化しましたが、Excelの「DCAP」リボンの「モニターの自動更新（Auto Update M

onitor）」フラグがオンでなく、「モニターの更新（Refresh Monitor）」ボタンがクリックされていない

ため、データはブルームバーグに送信されませんでした。

PLMonitorFullの引数：


銘柄ID

（Securit

yId）

価格が示す銘柄を識別するためにブルームバーグ

が使用する銘柄ID。これは通常、ISIN、CUSIPまたは

SEDOL標準を使用して定義される数値（または英字

と数字からなる文字列）です。また、SecIdがセル範

囲を示す場合は、実際の銘柄IDを含むセルを指定し

ます。

有効なISIN、CUSIP、SEDOL番号または、銘柄IDを

含むセルを指す値。

銘柄IDタ

イプ（Sec

urityIdTy

pe）

ブルームバーグへの情報提供で使用する銘柄識別

標準

• SEDOL

• ISIN

• CUSIP

• TICKER

• VALOREN

• WPKN

• FRENCHNUM

• JAPANNUM

• OPTION

モニターI

D（Monit

情報提供社のブルームバーグ・モニターページを識

別する固有の数値。

数値IDは、ブルームバーグ担当者から通知されま

す。

orID）

モニター

番号（Mo

nitorNum

ber）

モニターIDごとの個々の情報提供社に固有の数値I

D。

数値IDは、ブルームバーグ担当者から通知されま

す。

モニター

ページ

（Monitor

Page）

各モニター番号（MonNum）とモニターID（MonID）に含

まれる特定の「ページ」を指す数値ID。任意の有効なページ番号

モニター

行（Monit

orLine）

ページ内のどの行に情報提供銘柄を表示するかを

指定します。

設定されているモニターの1ページあたりの銘柄数

に応じて、1～40の範囲の任意の数値。これ以外

に、「M」も送信できます。これは、ブルームバーグ

が銘柄を償還日順にソートすることを指定します。

セクター

キー（Yel

lowKey）

情報提供する銘柄のタイプを示すセクターキー。

• 商品（Comdty）

• 株式 (Equity)

• 米地方債（MUNI）

• 優先株（Pfd）

• クライアント（Client）

• マネーマーケット（M-Mkt）

• 国債 (Govt)

• 社債（Corp）

• 指数（Index）

• 通貨(Crncy)

• モーゲージ（Mtge）

アクセス

タイプ（A

ccessTy

pe）

使用するIDタイプを指定する数値。有効なアクセス

タイプの一覧については、表2を参照してください。

アクセスタイプ値の意味

23 CUSIP

31 TICKER

33 ISIN

PLBenchmark関数

PLBenchmark(Slot, SecurityID, AccessType, MonitorId, MonitorNumber, PageNumber, LineNumber, Up

dateDelete, YellowKey, ShortName, Comment, BnchmkSecId, BnchmkAccessType, BnchmkDesc )

戻り値：

情報提供対象の銘柄IDと、かっこ内にタイムスタンプを返します。


エラーメッ

セージ概要

情報提供に

失敗しました

（Failed Contri

buting）


モニターをス

キップ（Skip M

onitor）

参照された値が変化しましたが、Excelの「DCAP」リボンの「モニターの自動更新（Auto Update M

onitor）」フラグがオンでなく、「モニターの更新（Refresh Monitor）」ボタンがクリックされていない

ため、データはブルームバーグに送信されませんでした。

PLBenchmarkの引数：


スロット（S

lot）

「スロット（Slot）」は、この数式を使用して提供する価格

ソースを識別するためにブルームバーグが使用します。

これは1文字の欄で、プライマリー／セカンダリーの債券

価格または通貨価格のどれを提供するかをブルーム

バーグに通知します。

スロット（Slot）値の意味

F 債券

O 端債

C 通貨

41-49 追加のスロット

銘柄ID（S

ecurityId）

価格が示す銘柄を識別するためにブルームバーグが使

用する銘柄ID。これは通常、ISIN、CUSIPまたはSEDOL

標準を使用して定義される数値（または英字と数字から

なる文字列）です。また、SecIdがセル範囲を示す場合

は、実際の銘柄IDを含むセルを指定します。

有効なISIN、CUSIP、SEDOL番号また

は、銘柄IDを含むセルを指す値。

アクセスタ

イプ（Acce

ssType）

使用するIDタイプを指定する数値。有効なアクセスタイ

プの一覧については、表1を参照してください。


23 CUSIP

31 TICKER

33 ISIN

モニターI

D（Monitor

ID）

情報提供社のブルームバーグ・モニターページを識別

する固有の数値。

数値IDは、ブルームバーグ担当者から通

知されます。

モニター

番号（Mon

itorNumbe

r）

モニターIDごとの個々の情報提供社に固有の数値ID。数値IDは、ブルームバーグ担当者から通

知されます。

ページ番

号（PageN

umber）

各モニター番号（MonNum）とモニターID（MonID）に含ま

れる特定の「ページ」を指す数値ID。任意の有効なページ番号

行番号（Li

neNumbe

r）

ページ内のどの行に情報提供銘柄を表示するかを指定

します。

設定されているモニターの1ページあたり

の銘柄数に応じて、1～40の範囲の任意

の数値。これ以外に、「M」も送信できま

す。これは、ブルームバーグが銘柄を償

還日順にソートすることを指定します。

更新／削

除（Updat

eDelete）

銘柄を更新するかモニターから削除するかをブルーム

バーグに指定する1文字の欄。

LoadInd 値の意味

U 更新

D 削除

セクター

キー（Yell

owKey）

情報提供する銘柄のタイプを示すセクターキーを表す1

文字の欄。

セクターキー（Yello

wKey）値の意味

1 商品 (Cmdty)

2 株式 (Equity)

3 米地方債（MUNI）

4 優先株（Pfd）

5 クライアント（Client）

6 マネーマーケット（M

-Mkt）

7 国債 (Govt)

8 社債（Corp）

9 指数（Index）

10 通貨(Crncy)

11 モーゲージ（Mtge）

略称（Sho

rtName）

このパラメータはオプションです。銘柄の説明を表しま

す。 14文字以内の任意の文字列

備考（Co

mment）

このパラメータはオプションです。銘柄に関するコメント

を送信するために使用できます。 30文字以内の任意の文字列

指標銘柄I

D（Bnchm

kSecId）

このパラメータはオプションです。指標銘柄ID（Benchma

rkId）文字列は、この数式で参照される銘柄の指標銘柄

を識別するためにブルームバーグが使用します。これは

通常、ISIN、CUSIPまたはSEDOL標準を使用して定義さ

れる数値（または英字と数字からなる文字列）です。ま

た、SecIdがセル範囲を示す場合は、実際の銘柄IDを含

むセルを指定します。

有効なISIN、CUSIP、SEDOL番号また

は、指標銘柄IDを含むセルを指す値。

指標銘柄

アクセスタ

イプ（Bnch

mkAccess

Typ）

指標銘柄に使用するIDタイプを指定する数値。有効なア

クセスタイプの一覧については、表1を参照してくださ

い。


23 CUSIP

31 TICKER

33 ISIN

指標銘柄

の説明（B

nchmkkDe

scr）

このパラメータはオプションです。指標銘柄の説明を表

します。 20文字以内の任意の文字列

DCAPモニター・レイアウト・ユーティリティ

DCAPには、GDCO画面上の銘柄のレイアウトを制御するツールが含まれています。これは、モニター・

レイアウト・ユーティリティと呼ばれます。

モニター・レイアウト・ユーティリティを起動するには、「スタート」メニューで「プログラム」->「ブルーム

バーグデスクトップ情報提供アプリケーション（Bloomberg Desktop Contribution App）」->「モニターレイ

アウト（Monitor Layout）」を選択するか、Excelの「DCAP」リボンの「モニターレイアウトツール（Monitor

Layout Tool）」ボタンをクリックします。

新規モニターの作成と銘柄の割り当て

新規モニターを作成するには、「ファイル（File）」|「新規モニター（New Monitor）」を選択し、「モニター新

規作成（Create New Monitor）」プロパティシートを表示します。

「GDCO」と「モニター番号（Monitor Number）」の値を入力し、「スロット（Slot）」、「アクセスタイプ（Access

Type）」「ブルームバーグ・セクターキー（Bloomberg Yellow Key）」、「ページサイズ（Page Size）」、「指標

銘柄アクセスタイプ（Benchmark Access Type）」を選択します。また、モニターで銘柄を自動的にソート

するには「償還日順にソートする（Sort By Maturity）」ボックスをチェックします。

GDCO 情報提供社のブルームバーグ・モニターページを識別する固有

の数値。

数値IDは、ブルームバーグ

担当者から通知されます。

モニター番号（M

onitorNumber）モニターIDごとの個々の情報提供社に固有の数値ID。

数値IDは、ブルームバーグ

担当者から通知されます。

スロット（Slot）

「スロット（Slot）」は、この数式を使用して提供する価格ソースを

識別するためにブルームバーグが使用します。これは1文字の

欄で、プライマリー／セカンダリーの債券価格または通貨価格の

どれを提供するかをブルームバーグに通知します。

スロット（Slo

t）値の意味

F 債券

O 端債

C 通貨

41-49 追加のス

ロット

アクセスタイプこの欄は、使用するIDタイプを指定します。選択リストから選択しま

す。

セクターキー（Y

ellow Key）

この欄は、情報提供する銘柄のタイプを示すセクターキーを指

定します。

選択リストから選択しま

す。

ページサイズ（P

age Size）モニターの1ページに表示する銘柄の数を示す数値。

1列のモニターの場合は15

または20、2列のモニター

の場合は30または40です。

指標銘柄アクセ

スタイプ（Bench

mark Access Ty

pe）

この欄は、指標銘柄（送信する場合）の識別に使用するIDタイプ

を指定します。

選択リストから選択しま

す。

これにより、空白のモニターがツールに追加されます。モニターに銘柄を割り当てるには、次の2つの方

法があります。

1. 「モニター（Monitor）|「銘柄追加（Add Security）」を選択して、「銘柄追加（Add Security）」ダ

イアログを表示します。

このモニターに追加する銘柄の銘柄IDを入力して、「OK」をクリックします。銘柄はモニターページの末

尾に追加されますが、必要な場所にドラッグして移動できます。

銘柄をモニターに追加した後、ダブルクリックして銘柄のプロパティを定義し、略称、備考、指標銘柄の

詳細を追加することもできます。

略称（S

hortNa

me）

このパラメータはオプションです。銘柄の説明を表します。 14文字以内の任意

の文字列

備考（C

ommen

このパラメータはオプションです。銘柄に関するコメントを送信するために使用で

きます。

30文字以内の任意

の文字列

t）

指標銘

柄ID（B

enchma

rk Id）

このパラメータはオプションです。指標銘柄ID（BenchmarkId）文字列は、この数

式で参照される銘柄の指標銘柄を識別するためにブルームバーグが使用しま

す。これは通常、ISIN、CUSIPまたはSEDOL標準を使用して定義される数値（ま

たは英字と数字からなる文字列）です。また、SecIdがセル範囲を示す場合は、

実際の銘柄IDを含むセルを指定します。

有効なISIN、CUSI

P、SEDOL番号ま

たは、指標銘柄ID

を含むセルを指す

値。

概要（D

escripti

on）

このパラメータはオプションです。指標銘柄の説明を表します。 20文字以内の任意

の文字列

2. 銘柄のリスト全体と、追加の詳細（必要な場合）をExcelからドラッグして、モニターにドロッ

プします。注：Excelの列見出しは、ドラッグ＆ドロップする範囲に含めません。

モニターにページを追加するには、「モニター（Monitor）|「ページの挿入（Insert Page）」を選択し

ます。

モニターのレイアウトが完成したら、「ファイル（File）」|「変更の送信（Send Changes）」を選択し

て、アクティブなモニターのレイアウトをブルームバーグに送信するか、「ファイル（File）|「すべて

の変更の送信（Send All Changes）」を選択して、現在開いているすべてのモニターのレイアウト

を送信します。

モニターのプロパティの表示または変更

モニターのプロパティを表示または変更するには、「モニター（Monitor）」|「プロパティ（Properties）」を選

択して、「モニターのプロパティ（Monitor Properties）」ダイアログを表示します。

モニターのクリア

Excelから

Excelからページをクリアするには、Excelの「DCAP」リボンの「モニターのクリア（Clear Monitor）」ボタン

をクリックし、モニターIDとモニター番号を入力し、「スロット（Slot）」を選択して、「OK」をクリックします。

モニター・レイアウト・ユーティリティから

モニターから銘柄をクリアするには、モニターをアクティブなモニターにし、「モニター（Monitor）」|「クリア

（Clear）」を選択します。確認メッセージが表示され、変更は直ちにブルームバーグに送信されます。モ

ニターフォームがクリアされると、別の銘柄をこのモニターに割り当てることができます。

暗号化

DCAPでは、RC2暗号化プロトコルを使用して、最初のログインと秘密鍵の交換が行われます。RSAを

使用したSSL/TLSに基づくカスタムプロトコルによってハンドシェークとセッションキーの交換が行われ、

構成画面で「暗号化（Encryption）」がチェックされている場合には、DES暗号化プロトコルを使用して

データ転送が行われます。

ログ

DCAPには、トラブルシューティングを容易にするためにさまざまなレベルのログが用意されており、い

ずれもユーザー構成画面で設定できます。

初期設定では、データログが有効になっています。このログは、DCAPで行われたすべてのデータ提供

を記録します。ログはC:\blp\DCA\logs\にあり、ファイル名はプライマリー接続についてはTraderId_Pri

maryData.log（例：105314_PrimaryData.log）、セカンダリー接続についてはTraderId_SecondaryData.log

（例：105314_SecondaryData.log）です。

パケットログとデバッグログは、初期設定では無効になっています。それぞれ、プロトコルレベルのメッ

セージと、トラブルシューティングに必要な場合がある処理の詳細を記録します。これらのログ・レベル

は、フィードのパフォーマンスに影響する可能性があるため、ブルームバーグ担当者から依頼された場

合のみ有効にしてください。

DCAPサンプル・スプレッドシート

ファイル名（場所）説明

Page.xls(C:\blp\DCA) PLContribPage関数の使用法を示すサンプル・

ワークブック・ファイル。

Digital.xls(C:\blp\DCA)

次の関数の使用法を示すテンプレートとなるサン

プル・ワークブック・ファイル。

PLContribFull

Benchmark.xls(C:\blp\DCA)

次の関数の使用法を示すテンプレートとなるサン

プル・ワークブック・ファイル。

PLBenchmark

PLContribFull

mk:@MSITStore:C:%5CDocuments%20and%20Settings%5Cjgiraldo%5CDesktop%5Cpricelink.chm::/Content/PLContribFull.htm

mk:@MSITStore:C:%5CDocuments%20and%20Settings%5Cjgiraldo%5CDesktop%5Cpricelink.chm::/Content/PLContribFull.htm

表1 - 取引タイプ

数式に使用する取引値の意味とタイプ

TRADE 直近取引価格、Float

BID ビッド、Float

ASK アスク、Float

ASKYIELD アスク利回り、Float

BIDYIELD ビッド利回り、Float

VOLUME 総出来高、Integer

RTOPENINTEREST 建玉、Integer

BLPSPRDTOBENCHBIDRT ビッド利回りスプレッド、Float

BLPSPRDTOBENCHASKRT アスク利回りスプレッド、Float

BLPSPRDTOBENCHMIDRT ミッド利回りスプレッド、Float

BLPRTSPRDTOBENCHLASTRT 直近利回りスプレッド、Float

SPREADBENCHMARKSECURITYT

YPE

指標銘柄アクセスタイプ（表2）、Integer

YIELD_SPREAD_BNCHMRK 指標銘柄ID、String

EFPRATERT EFPレート、Float

EFPCHANGERT EFPレート前日比、Float

EFPBIDRATEREALTIME EFPビッド、Float

EFPASKRATEREALTIME EFPアスク、Float

EFPBIDCHANGEREALTIME EFPビッド前日比、Float

EFPASKCHANGEREALTIME EFPアスク前日比、Float

EFP_BNCHMRK EFP指標銘柄、String

BESPDMIDRT ミッド損益分岐スプレッド、Float

BECHGONDAYRT 損益分岐前日比、Float

BESPDBIDRT ビッド損益分岐スプレッド、Float

BESPDASKRT アスク損益分岐スプレッド、Float

BREAKEVEN_BNCHMRK 損益分岐指標銘柄、String

数式に使用する取引値の意味とタイプ

CDSCOUPONRT CDS原資産クーポン、Float

UPFRONTBIDREALTIME CDSアップフロントビッド、Float

UPFRONTASKREALTIME CDSアップフロントアスク、Float

BIDFIRSTLEG CDSレグ1ビッド、Float

ASKFIRSTLEG CDSレグ1アスク、Float

BIDSECONDLEG CDSレグ2ビッド、Float

ASKSECONDLEG CDSレグ2アスク、Float

BIDFIRSTLEGDV01 CDSレグ1 DV01ビッド、Float

ASKFIRSTLEGDV01 CDSレグ1 DVO1アスク、Float

BIDSECONDLEGDV01 CDSレグ2 DV01ビッド、Float

ASKSECONDLEGDV01 CDSレグ2 DV01アスク、Float

CDSOPTIONDELTAREALTIME CDSオプションデルタ、Float

CDSOPTIONREFERENCELEVELRT CDSオプション参照値、Float

REPOVWAPREALTIME レポVWAP、Float

REPOVWAPVOLUMEREALTIME レポVWAP出来高、Float

FUNDNETASSETVALRT ファンドNAV、Float

PRICESCALINGFACTOR 価格スケーリングファクタ、Integer（1～7）

VOLUMESCALINGFACTOR サイズスケーリングファクタ、Integer（1～7）

表2 - アクセスタイプ

アクセ

スタイ

プ

対応するID アクセ

スタイ

プ

対応するID アクセ

スタイ

プ

対応するID

01 CINS 13 デンマーク 27 ベルギーローン

02 Sedol 1 14 オーストリア 28 英国EPICコード

03 Sedol 2 15 ルクセンブルク 29 香港

04 ユーロクリア番号 16 その他国内 30 株式ティッカー&取引所

05 Cedel 17 ノルウェー 31 Ticker

06 Valoren 18 Euro Com 32 東京（特殊）

07 Wertpap 20 イタリア 33 新ISIN

08 ISIN 21 スウェーデン 35 TBAモーゲージ証券

09 日本 22 日本企業 36 マレーシア

10 フランス 23 CUSIP

11 ベルギー 24 スペイン

12 オランダ 26 シンガポール 99 ページをクリア

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