アクリルフォーム強接着両面テープ HYPERJOINT H8004, …...H8004,H8008,H8012...
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H8004,H8008,H8012 10-P-0156_J (1/5)
アクリルフォーム強接着両面テープ HYPERJOINT ®
H8004, H8008, H8012
概 要
HYPERJOINT ® H8004、H8008、H8012は基材として非常に柔軟で、かつ耐久性に優れたアクリルフォー
ムを使用することで、接着強度、耐熱性、耐久性において高いパフォーマンスを実現した両面接着テー
プです。
テープ構成
特 長
● 非常に高い接着強度を示し、耐熱性や耐水性に優れております。
● 非常に高い剪断強度、保持力を有しているため安定した接着性を発揮します。
● RoHS指令6物質を使用しておりません。
H8004【テープ厚:0.4mm】
H8008【テープ厚:0.8mm】
H8012【テープ厚:1.2mm】
アクリルフォーム粘着剤 はく離紙
高い剪断強度、保持力を有しているため 比較的重い被着体の接合にも安定して 高い接着性を発揮します。
柔軟で強靭なアクリルフォームを使用することで高い 接着性を発揮します。
※はく離紙の厚さは含みません。
剥がれなし
拡大
接合部分:剥がれなし
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H8004,H8008,H8012 10-P-0156_J (2/5)
用途例
● 銘板、サインプレート、住設部品の固定
● 自動車外装部品の固定
● 金属・プラスチック表示板の固定
サイズ
品番 テープ厚み[㎜] 幅[㎜] 長さ[m]
H8004 0.4 25 20
H8008 0.8 25 20
H8012 1.2 25 20
詳細は、弊社営業担当者までお問い合わせください。
特 性
●90°引き剥がし粘着力 -被着体別-
被着体 H8004 H8008 H8012
ステンレス板 43 55 62
アルミニウム板 24 38 44
アクリル板 27 43 52
ABS板 21 31 34
ポリカーボネート板 26 41 46
ポリスチレン板 21 32 35
アルミ箔
被着体
(単位:N/25㎜) 裏打ち :アルミニウム箔(0.13mm厚)
圧着方法 :5㎏ローラー 1往復
圧着温度 :23℃/50%RH
養生条件 :23℃/50%RH×30分
引張速度 :300㎜/分
引張方向 :90°
測定温度 :23℃/50%RH
H8004
H8008
H8012
0
10
20
30
40
50
60
70
90度引き剥がし粘着力[N/25mm]
ステン
レス板
sルミ
板
アクリル
板
ABS
板
ポリカー
ボネート
ポリ
スチレン
ステン
レス板
sルミ
板
アクリル
板
ABS
板
ポリカー
ボネート
ポリ
スチレン
ステン
レス板
sルミ
板
アクリル
板
ABS
板
ポリカー
ボネート
ポリ
スチレン
H8004 H8008 H8012
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H8004,H8008,H8012 10-P-0156_J (3/5)
●90°引き剥がし粘着力 -温度別-
評価内容 H8004 H8008 H8012
90°引き剥し
粘着力
[N/25mm]
0℃ 46 70 90
23℃ 43 55 62
40℃ 36 50 54
80℃ 32 48 50
100℃ 31 46 49
● 剪断接着力 -温度別-
評価内容 H8004 H8008 H8012
剪断接着力
[N/c㎡]
0℃ 245 175 135
23℃ 130 103 80
40℃ 100 69 55
80℃ 65 43 36
100℃ 44 31 26
アルミ箔
被着体
(単位:N/25mm) 被着体 :ステンレス板
裏打ち :アルミニウム箔(0.13mm厚)
圧着方法 :5㎏ローラー 1往復
圧着温度 :23℃/50%RH
養生条件 :23℃/50%RH×30分養生後
各雰囲気温度にて更に 30分養生
引張速度 :300㎜/分
引張方向 :90°
測定温度 :各雰囲気温度
引張方向
(単位:N/cm2) 被着体 :ステンレス板
テープ面積 :25×25mm
圧着方法 :5㎏ローラー 1往復
圧着温度 :23℃/50%RH
養生条件 :各雰囲気温度にて 30分養生
引張速度 :50㎜/分
測定温度 :23℃/50%RH
ステンレス板
引張方向
H8004
H8008
H8012 ステンレス板
H8004
H8008
H8012
0
40
80
120
160
200
240
280
剪断接着力[N/cm
2]
0℃ 23℃ 40℃ 80℃ 100℃ 0℃ 23℃ 40℃ 80℃ 100℃ 0℃ 23℃ 40℃ 80℃ 100℃
H8004 H8008 H8012
引張方向
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100
90度引き剥がし粘着力[N/25mm]
0℃ 23℃ 40℃ 80℃ 100℃ 0℃ 23℃ 40℃ 80℃ 100℃ 0℃ 23℃ 40℃ 80℃ 100℃
H8004 H8008 H8012
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H8004,H8008,H8012 10-P-0156_J (4/5)
● 耐久性(剪断接着力)
※サイクル条件
80℃×16時間 ⇒ 23℃×1時間 ⇒ 50℃×98%RH×24時間
⇒ 23℃×1時間 ⇒ -30℃×8時間 ⇒ 23℃×1時間 を 10サイクル行なった。
● 保持力
評価項目 H8004 H8008 H8012
初期値(23℃x30分) 130 103 80
常態(23℃×24時間) 165 115 97
耐熱性(80℃×250時間) 208 174 130
耐水性(40℃温水×250時間) 130 90 71
耐サーマルサイクル性※ 132 91 75
測定温度 H8004 H8008 H8012
80℃ [変形量] 0.2 0.6 0.8
(単位:N/cm2) 被着体 :ステンレス板
テープ面積 :25×25mm
圧着方法 :5㎏ローラー 1往復
圧着温度 :23℃/50%RH
養生条件 :23℃/50%RH×24時間養生後
各条件に保存
(初期は 23℃/50%RH×30 分)
引張速度 :50㎜/分
測定温度 :23℃/50%RH
(単位:㎜/2時間) 被着体 :ステンレス板
裏打ち :ポリエステルフィルム#50
テープ面積:10×20㎜
荷 重 :4.9N
測定温度:80℃
2時間後のズレ距離を測定
ステンレス板
引張方向
H8004
H8008
H8012 ステンレス板
(単位:mm) 被着体 :ステンレス板
裏打ち :ポリエステルフィルム#50
テープ面積 :10×20mm
圧着方法 :5㎏ローラー 1往復
圧着温度 :23℃/50%RH
養生条件 :23℃/50%RH×24時間
荷重 :4.9N
測定温度 :80℃
2時間後の変形量を測定
PET#50
4.9N荷重
H8004
H8008
H8012 ステンレス板
W
引張方向
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H8004,H8008,H8012 10-P-0156_J (5/5)
注意事項
警 告 ●安全上の注意事項
(1)本製品のご使用に先立ち本製品が貴社の用途(目的・条件)に適合するか十分検討お願いします。
本製品の貼合せ条件が不適切ですと外的応力や振動で部材が脱落したり、走行中に外装部品が脱落
するなど、重大な事故に結びつく恐れが有りますので、以下の使用上,保管上の注意事項を厳守し
てご使用下さい。
(2)テープ又はセパレータ或いは巻芯などの端部で手や指などを傷つける場合があります。
取り扱いに際しては、保護手袋を着用するなど、十分に注意して下さい。
●使用上,保管上の注意事項
(1)ゴム、ポリプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニールのように、接着し難い外装部材については、
事前に御確認のうえ御使用下さい。(これらの被着体については、プライマー処理等をお勧め致し
ます。)尚、可塑剤を多く含有する外装部材については、テープ貼り付け後、経日で粘着特性が低
下する場合があります。事前に十分に御確認のうえ御使用下さい。
(2)貼り付ける被着体表面の油分・水分・ゴミ等をふき取ってから使用して下さい。汚れがひどい場
合は、溶剤などで除去して下さい。
(3)凹凸面やざらざらした面及び曲面では、十分な接着面積が得られず、外装部材が脱落する恐れが
あります。できるだけ平滑面に貼り付けて下さい。
(4)冬季など低温環境では、テープが硬くなるため初期接着力が低くなることがあります。このため
低温環境下では、あらかじめテープや被着体を15~40℃に温めた上で貼り付けされることをお勧め
致します。また、被着体の種類や結露などの環境にもご注意ください。
(5)感圧型の接着剤ですので、貼り付けた後は十分に圧力をかけて下さい。
(6)貼り直しをしないで下さい。一度剥がすと接着面が荒れる為、本来の接着性能が発現できない場
合があります。
(7)テープ本来の粘着力が出るまでに少し時間がかかります。貼り付け後、数時間はテープに大きな
力がかかる置き方や使い方は避けてください。
(8)保管は、高温・多湿を避け、箱に入れたまま直射日光が当たらない冷暗所に置いて下さい。
(9)必ず箱に入れて保管してください。
2015 年 12 月 4 日 発行
● 問合せ先 … テクニカルサポートセンター接合材料グループ T-CAT
E-mail:[email protected] TEL:0532-41-8400 FAX:0532-41-8473
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