2011（平成23）年度 電気通信大学 UEC-インキュベーション施設入居者交流会（第2回）

株式会社MNUの

ビジネスプラン

キーワード： ソフトウェア・ハードウェア・研究開発，言語・言語処理系開発，ミドルウェア，WEBアプリケーション，組み込みソフトウェア，技術系ベンチャー，グローバル企業，Ph. D。

日時 2011年10月24日（月） 18：00～19：30

場所 電気通信大学 西11号館 イノベーティブ研究棟5F

語り手 雪本 修一（YUKIMOTO SHUICHI） 〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 電気通信大学西11号館４F

株式会社MNU（現在は設立準備の段階） 代表取締役（予定） TEL： 090-5670-6284（雪本携帯）

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1 会社概要

会社名： 株式会社MNU

代表者： 雪本 修一（ゆきもと しゅういち） 本社： 〒 182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1

国立大学法人 電気通信大学内 西11号館イノベーティブ研究棟

TEL： 090-5670-6284 URL： http://www.usa-mimi.jp/

創業： 2012年（H23）年1月

資本金： 3,000千円

従業員数： 4人

事業内容： ソフトウェア・ハードウェア開発，それに関連した研究開発など

顧客： ソフトウェア開発業者・メーカ，家電メーカ，建築会社，介護事業者

業種： 情報通信業

設立への想い： Ph.Dが活躍できる会社をつくりたい，研究をビジネスにつなげたい。

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1.1 企業理念

イノベーションを実践し，豊かな社会を創造します。

指針 やりたいことをやる。

世の中のためになることならやる。

責任の取れることならやる。

悪いことはしない。

何事も急いでやる。

周りの意見にまどわされない。

今よりもっといいものをつくる。

仕事は楽しく。

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1.2 創業メンバの紹介

雪本 修一 石橋 崇

宮本 明雄 伊東 薫

１９７４年生まれ

情報システム学研究科 情報システム基盤学

小宮研究室在籍（M1） （有）スマートタグ

代表取締役

プログラム言語と処理系に関する研究を行なっている。

情報システム学研究科 情報システム基盤学

小宮研究室在籍（D３） フェアリーデバイセズ㈱

アーキテクト

Webアプリケーションと

プログラミング言語に関する研究を行なっている。

１９８４年生まれ

電気通信学研究科

電子工学専攻

志賀研究室在籍（D3）

プラズマディスプレイの発光効率向上や放送技術に関する研究を行っている

１９５５年生まれ

現在不動産鑑定事務所勤務

税理士科目別簿記論，財務諸表論，不動産鑑定士２次合格，不動産と経理のスペシャリスト

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2 組織体制

株主総会

社長 雪本 修一

取締役会

開発部門 営業部門 総務部門

宮本

雪本・石橋・伊藤・宮本

石橋 伊藤

ソフトウェア ハードウェア

株主総会

代表取締役

取締役会

開発部門 営業部門 総務部門

ソフトウェア ハードウェア

雪本

石橋 雪本

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4.1 製品・サービス（ソフトウェア部門）

次世代の新しいソフトウェアを開発する。ミドルウェアやフレームワークなどのオープンソース事業にも参加し，ソフトウェア産業の発展に努める。

製品・サービス名： GPCS（General Purpose Comet Server） 特徴： 現在のWEBアプリケーションはリアルタイム性が重視するようになってきている。例えば，Webブラウザを利用したチャットであれば，通常ページが更新されるのはリロードされたタイミングだが，GPCSを利用することで，新しいメッセージが追加された瞬間に，参加ユーザー全員のページが更新されるようになる。

料金： オープンソース，高機能版を商用化，１サーバ１０万円～

顧客：ソフトウェア開発事業者

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オープンソース事業

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4.1.1 競合他社の製品・サービスとの比較

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GPCS TOMCAT Jetty 6 GlassFish 2 FdAjax Nexaweb

WebSphere Application

価格 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ×

環境の構築 ◎ △ △ △ △ △ △

実装の容易さ ◎ △ △ △ △ △ △

機能 △ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎

セキュリティ △ ○ ○ ○ ○ ○ ◎

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Company 環境構築は不要

APIによるサービスの提供

オープンソースなのでカスタマイズは自由

導入までの手順が非常に簡単

Customer ソフトウェア事業者

リアルタイムアプリケーションを構築したい

技術が複雑でわかりにくい

新しい技術を素早く導入したい

Competitor 自前で構築しなければならない

技術を理解した技術者が必要

環境構築にお金がかかる

4.1.2 3C分析 ソフトウェア部門

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4.2 製品・サービス，顧客（ハードウェア部門）

次世代の製品に関する研究とシステム開発行う。

ハードウェアの分野でイノベーションを起こし，世界で通用する技術を研究・開発する。

製品・サービス名： 低駆動電圧化システム

特長： 日本の標準である１００Vで使用する家電などを低電圧で駆動できるように変換するシステムの開発。

料金： １システム １０００万円～

顧客：家電メーカ，建築会社等

導入（購入）理由： 本システムを導入することで，大幅な使用電力の節電効果をもたらすことが出来き，また，将来的には家電製品も安く購入することができるようになる。将来的にはスマートグリッドの促進につながる。

ハードウェア事業

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Company 電力が大幅に削減できる

ひとつにまとめ，コンセントからDC

電源を供給できる

家電製品の小型化が実現可能

Customer

家電・建築メーカ ビルや自宅に設置することで使用電

力を抑えることができる

無駄に大きな変換アダプタが邪魔

Competitor あまり研究開発がすすめれていない分野

数社による寡占状態が続いている

4.2.2 3C分析 ハードウェア部門

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Strengths

▼ソフトウェアに関する高度な専門性

▼ハードウェア，アナログ回路設計に高度な専門性

Weaknesses

▼技術者中心なので，営業に専念できる人間がいない

▼研究開発にあてる資金は豊富にない

Opportunities

▼ソフト開発が高度化し新しい技術が求められている

▼クラウド環境が安く手に入るようになってきた

▼省エネ（エコ）の時代になってきた

Threats

▼ソフトウェア開発の単価が安くなってきた

▼海外で安くものが作れるようになってきたため，日本で量産型ものづくりができなくなってきた

集中策 ◎新商品に関する研究開発に特化

◎知的財産ビジネスを展開

改善策 ◎代理店制度の導入

◎BtoBの取引に注力

◎外部資金の調達

撤退策 下請け開発の比率を上げない

回避策 大量生産しない

目標に向け集中と選択を考えるツール

5 クロスSWOT分析

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まとめ 俯瞰モデル

めざす状態

・研究開発に特化

・特許ビジネス

・グローバル企業

・新しい価値の創造

現状

ソフトウェア

・受託開発

・SaaS事業

ハードウェア

・受託開発

・システム開発

・特許取得

▼ソフト開発が高度化し新しい技術が求められている

▼クラウド環境が安く手に入るようになってきた

▼省エネ（エコ）が求められる時代になってきた

▼ソフトウェア開発の単価が安くなってきた

▼海外で安くものが作れるようになってきたため，

日本で量産型ものづくりができなくなってきた

3～5年

めざす状態に進むためのPDCA

・受託開発による資金の確保

・SaaSアプリケーションによる安定的な資金確保

・特許取得

・オープンソース事業による知名度の向上

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