ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19...

28
ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版) デロイトトーマツコンサルティング合同会社 2020820

Transcript of ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19...

Page 1: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)

デロイトトーマツコンサルティング合同会社2020年8月20日

Page 2: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.

調査の概要

2

1

の移動に関する意向調査(抜粋版)Post COVID-19

Page 3: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.3

調査概要

日本全国約3000人を対象に、COVID-19の影響を受けた1年後の移動・クルマに対する意識の変化調査を実施

の移動に関する意向調査(抜粋版)Post COVID-19

項目 内容

調査目的COVID-19により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像を提言

調査時期 2020年6月19日~21日(3日間) ※緊急事態宣言解除後

調査方式 Webによるアンケート調査

調査対象 日本全国の老若男女 計3,120サンプルを回収(詳細セグメントは右記の通り)

調査内容

①回答者プロファイル②COVID-19によるライフスタイルの変化③現在から1年後の想定移動様態(目的・頻度・手段・所要時間)

④クルマに対する意識(クルマイメージ・保有意向・利活用意向など)

分析手法 2018年に当社にて実施した「現状の移動実態・クルマへの意識調査」との差異を元に、COVID-19による変化を分析

29歳以下 30代 40代 50代 60歳以上 合計

北海道 12 22 27 23 73 157

東北 29 22 24 27 69 171

関東 175 184 212 187 504 1,262

中部 66 72 91 69 195 493

近畿 66 66 83 65 182 462

中国 29 29 28 20 73 179

四国 10 13 15 14 39 91

九州 37 39 47 52 130 305

合計 424 447 527 457 1,265 3,120

回収サンプル数(単位:人)

Web調査イメージ

Page 4: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.

エグゼクティブサマリ

4 の移動に関する意向調査(抜粋版)Post COVID-19

2

Page 5: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)5

【エグゼクティブサマリ①】ー移動に関する変化

分類 Post COVID-19で起こる変化

通勤や出張など、業務上の移動が大きく減少 約4分の1の人が1年後もリモートワークによる通勤の減少を予測 若年層、都心部の人ほどより減少幅は大きい リモートワーク進展の結果、郊外への引っ越しなどを計画している人は少ない

相対的に、買い物・外食・観光などプライベートの移動の割合は増加

移動目的

移動手段

移動ニーズ

3密を生み出しやすい電車での移動が大きく減少 特にラッシュ時の移動が想定される通勤・通学では電車回避が顕著 20代と50代が特に電車利用を控え、50代は自転車への移行が多くみられる

電車に代わって都心部では自転車・徒歩が、中核都市ではマイカー移動が増加 地方部では電車回避の行動そのものが見られていない

安心・安全・3密回避を求める声が大きく増加し、快適・時間の正確さ・価格を求める声は減少 特に女性は男性以上に安心・安全・3密回避を志向 元来、時間の正確性を重視していた通勤・通学においても安心・3密回避がより優先 若年層ほど快適・価格を求める傾向あり(但し、COVID-19前と比較すると安心志向増加)

パンデミック回避の意識により個人情報(動態データ)の収集は約3割が賛成に転じる

Page 6: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)6

【エグゼクティブサマリ②】ークルマに対する意識の変化

分類 Post COVID-19で起こる変化

クルマは“ただの移動手段”と思う無関心層は依然として増加 クルマへの無関心化は若年層だけでなく、あらゆる世代で起こっている 特に女性や都市部在住の人を中心に無関心層が多い 低所得層で無関心層が多い一方で、高所得層ではクルマ好きも一定数存在

クルマのイメージ

非保有者のマイカー保有意向は減退し、ますますのクルマ離れに 40代以下の世代でクルマ離れは深刻化し、都心だけでなく地方でもマイカー非保有層は拡大 経済的な理由によりマイカーを手放すケースも増加

現保有者の継続保有意向はCOVID-19前から変わらず高く、二極化が進んでいく傾向

マイカー保有

消費者セグメント別分析

各種のモビリティサービスに対する認知度・利用経験は2年前から上昇利用意向も上昇するが、まだ普及局面に入ったとは言えず、利便性・価格でさらなる改善が必要 オープンエアのモビリティ(シェア自転車・電動キックボード)も他のモビリティ同様に利用意向は限定的

利活用

将来的には、無関心層の自動車保有率は5割未満に減少する一方で、クルマ好きの保有率は7割以上に留まる

自動車OEMは二極化するニーズに対応するため、従来の車両販売に加え、あらゆるモビリティの形に対応したサービス提供(リース・シェア・物流など)を検討していくことが必要

Page 7: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.

調査結果詳細(抜粋)

7 の移動に関する意向調査(抜粋版)Post COVID-19

3

Page 8: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.

移動に関する変化

8 の移動に関する意向調査(抜粋版)Post COVID-19

移動 クルマへの意識

3-1

Page 9: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)9

外出目的の変化

COVID-19による外出自粛の影響を受け、通勤を中心に業務上の目的の外出が大幅に減少し、プライベートの外出割合が相対的に増加している

移動 クルマへの意識

移動目的

31.0%

19.5%

13.7%

16.6%

5.8%

8.7%

6.4%

8.4%

9.6%

7.5%

6.4%

7.3%

5.8%

7.1%

4.5%

5.8%

4.8%

5.4%

5.6%

5.2%

2.4%

4.5%

2.8%

3.9%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2018年調査

今回調査

移動に占める目的別割合の変化

通勤 買い物 外食 観光・レジャー 業務(自身) 運搬(モノ) 運搬(ヒト) ドライブ 送迎 通学 通院・診療 出張 その他

※2018年調査は当時の実際の利用率を質問

通勤

公的外出の割合が減少し、買い物・外食・観光などの私的外出の割合が増加

買い物 外食 業務(自身)

運搬(ヒト)ドライブ 送迎 通学通院・

診療出張その他

運搬(モノ)

61.2%

37.6%

2018年調査

50.6%

49.4%

今回調査

プライベートの外出 業務上の外出

Q:COVID-19を受け、今から約1年後に想定される下記それぞれの目的ごとの移動頻度および時間はどの程度と想定しますか

観光・レジャー

▲11.5p

Page 10: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)10

リモートワークによる通勤目的の1年後の想定外出頻度

【参考】リモートワークによる通勤目的の外出は1割近く減少リモートワークは広く活用意向が見られる一方、今後の利用想定は地域格差が生じる結果に

-10.9%-9.1%

-8.1%

-12%

-10%

-8%

-6%

-4%

-2%

0%3大都市 中核都市 地方零細都市

地域別

-11.4%

-8.7%-7.6% -8.0% -8.8%

-12%

-10%

-8%

-6%

-4%

-2%

0%18-29歳 30代 40代 50代 60歳以上

年代別

半分以上減る9.3%

約4割減る3.5%

約3割減る5.4%

約2割減る4.9%

約1割減る4.2%

変化なし34.4%

増える1.2%

分からない・そ

の他37.2%

都市部の方が、若干通勤のための外出を減少する傾向が強い

約1/4が今後リモートワークにより、通勤を減らすと回答

年齢別では、ばらつきがあり、広い世代で以前より通勤が今後減ると認識

Q:「自宅からご職場への通勤の回数」は、在宅勤務の導入・普及拡大により、1年後にはどのようになっていると思いますか

全体 セグメント別比較

全体 外出減少率▲ 8.8% 脚注:3大都市:東京23区、大阪市、名古屋市

中核都市:政令指定都市地方零細都市:その他地域

移動 クルマへの意識

減少率の計算方法半分以上減る=減少率-50%約4割減る=減少率-40%約3割減る=減少率-30%約2割減る=減少率-20%約1割減る=減少率-10%変化なし・分からない・その他=減少率±0%増える=減少率+20%

Page 11: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)11

居住地の意識変化

【参考】COVID-19による郊外への移住希望は少ない郊外への引っ越しを望む声は若年層では高いが、全体としてはCOVID-19による影響は限定的と見られる

7.8%

6.9%

3.6%

3.9%

2.1%

4.1%

39.9%

58.8%

62.6%

66.7%

81.0%

67.1%

37.7%

26.4%

30.0%

26.0%

14.9%

23.8%

14.6%

7.8%

3.8%

3.3%

2.1%

5.1%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

29歳以下

30代

40代

50代

60歳以上

全体

郊外希望 引っ越し希望なし 分からない 都市部希望

3.4%

5.0%

5.0%

67.7%

64.9%

67.6%

23.9%

24.3%

22.8%

4.9%

5.8%

4.6%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

地方零細都市

中核都市

3大都市

郊外希望 引っ越し希望なし 分からない 都市部希望

5.0%

3.7%

6.5%

67.3%

71.1%

70.0%

23.4%

19.4%

16.5%

4.3%

5.8%

7.0%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

低年収層

中年収層

高年収層

郊外希望 引っ越し希望なし 分からない 都市部希望

年収別比較引っ越し希望(年齢別比較)

年齢層が下がるほど、郊外への移住を望む声が高まる

現在の居住地別比較

脚注:低年収層:0~400万円中年収層:400~1000万円高年収層:1000万円以上

移動 クルマへの意識

高年収層や都市部ほど、郊外引っ越し希望の声が若干高い

脚注:3大都市:東京23区、大阪市、名古屋市中核都市:政令指定都市地方零細都市:その他地域

Page 12: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)12

外出目的別の年間移動距離(地域別)

都市部ほど通勤の想定減少幅は大きく、リモートワークによる移動の変化は今後大きくなることが想定される

19.5%

16.0%

19.0%

22.2%

16.6%

17.3%

15.1%

13.0%

8.7%

9.3%

8.1%

8.2%

8.4%

9.0%

9.3%

7.0%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体

地方零細都市

中核都市

3大都市

今回調査

移動 クルマへの意識

(約1年後の想定を質問)

移動目的

31.0%

28.8%

32.5%

40.1%

13.7%

15.6%

10.8%

10.0%

5.8%

6.0%

5.3%

6.2%

6.4%

7.0%

5.3%

6.1%

9.6%

9.0%

11.2%

8.7%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体

地方零細都市

中核都市

3大都市

2018年調査時

通勤:▲17.9p 買い物・外食・観光:+5.9p

通勤 買い物

外食

観光

業務(自身)

運搬(ヒト)

ドライブ

送迎通学 通院

出張その他

運搬(モノ)

通勤:▲13.5p 買い物・外食・観光:+11.4p

通勤:▲12.8p 買い物・外食・観光:7.0p

脚注:3大都市:東京23区、大阪市、名古屋市 中核都市:政令指定都市地方零細都市:その他地域

凡例:通勤 買い物 外食 観光 運搬(モノ)運搬(ヒト) 送迎 ドライブ 出張

業務(自身)通院通学

Page 13: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)13

移動手段の変化

COVID-19によって電車を敬遠する傾向が見られる一方、マイカー利用はほぼ変化がなく、その他モビリティ(自動二輪車、自転車等)についても見直す傾向にある

移動 クルマへの意識

37.1%

25.7%

0.8%

1.4%

46.1%

44.5%

1.7%

3.3%

0.4%

2.5%

6.9%

5.2%

1.4%

4.4%

3.2%

6.9%

2.0%

3.6%

0.4%

2.4%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2018年調査時

今回調査時

電車

電車

短距離バス

短距離バス+0.6% マイカー▲1.6%

マイカー

▲11.4p

COVID-19を受け、電車利用の割合が大きく減少し、個人乗り物へ移行かマイカー利用の割合は全体では大きな変化はなし

自転車

自動二輪車

トラック

タクシー・ハイヤー

レンタル/カーシェア 徒歩

移動手段

外出目的別の移動手段(※今回調査は一年後の利用を想定)

凡例:電車短距離バスマイカーレンタル/シェアタクシー・ハイヤー

トラック/社用車自動二輪車自転車徒歩その他

注:個々人のパーソナルな移動全体に占める各目的の割合を把握するため、運転を職業である業務(ヒト)、業務(モノ)は除いて集計

Page 14: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.

74.4%

89.4%

45.7%

67.7%

68.5%

63.5%

33.0%

20.1%

93.4%

48.5%

70.2%

12.4%

2.9%

21.7%

16.9%

22.5%

10.8%

47.6%

65.2%

2.0%

36.0%

22.3%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体

通勤

買い物

外食

観光・レジャー

業務(自身)

送迎

ドライブ

通学

通院・診療

出張

Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)14

外出目的別移動手段(地域別)-3大都市

3大都市では電車利用が減少分がレンタカー・カーシェア、二輪車などに分散する傾向にあり、マイカー利用率は伸び悩む

50.9%

68.5%

39.3%

48.9%

51.0%

61.2%

39.9%

68.5%

37.1%

55.5%

14.3%

10.8%

17.0%

12.0%

21.3%

7.8%

15.6%

47.8%

8.1%

13.1%

6.3%

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

移動手段(目的別)

電車:▲21p

電車:▲6p

電車:▲19p

電車:▲18p

電車:▲2p

電車:▲15p

電車:+7p

電車:▲20p

電車:▲25p

電車:▲11p

電車:▲24p

電車利用率の減少分が、他モビリティへ分散

移動 クルマへの意識

凡例:電車短距離バスマイカーレンタル/シェアタクシー・ハイヤー

トラック/社用車自動二輪車自転車徒歩その他

2018年調査時 今回調査(1年後の想定利用)

Page 15: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30%

安心

3密回避*安全性

乗換0快適

時間通り

短時間

安価

衛生面*個室

待時間少

環境配慮

走る喜び

他者に運転

簡素手続き

情報提供

有意義

大容量

ユニーク

プレミア感

2018年調査時との比較

*1

*1

Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)15

移動に求めるニーズ

快適さ・時間の正確性・コストよりも、安心・安全・3密の回避など、移動における身の回りの安全確保の重要性がより一層高まっている

*1:今回調査からの新規追加項目脚注:移動ニーズは各移動目的において、最重視TOP3を選択する形式で調査

移動 クルマへの意識

3密回避:3密(密閉・密接・密集を)を避けて移動したい 安心:安心して移動したい 安全性:安全性高く移動したい 乗換え無し:一つの移動手段で目的地まで移動したい 安価:移動料金が安い 快適:ゆったりと座って快適に移動したい 時間通り:時間通りに出発/到着してほしい 短時間移動:移動手段(クルマ、バス、等)のスピードが速く、短時間で移動したい 待時間少:乗り換えや乗車に係る待ち時間なく、なるべく待時間少に移動したい 衛生面:衛生面に配慮して移動したい 個室空間:人の目を気にしない個室空間で移動したい 走る喜び:走る喜びを感じながら移動したい 大スペース:大人数/大きな荷物を楽に運んで移動したい 他者に運転:疲労時などは他者に運転してもらい楽に移動したい 有意義な情報提供:移動中におススメスポットなど、目的に合った有意義な情報を提供してほしい 手続きの簡素化:乗降車に係る手続き(予約・決済、駐車など)を楽に利用したい 有意義に過ごす:道中有意義に時間を過ごし移動したい(学習・自己研磨、睡眠、娯楽等) 環境配慮:環境に配慮して移動したい プレミア感:プレミア感を感じながら移動したい ユニークな仕様・デザイン:普段と違う仕様・デザインを楽しみながら移動したい

凡例:ニーズ項目と設問選択肢

前回は時間・コストを重視するのに対して、今回は安心・安全、3密回避等

COVID-19による影響が大きく見られる

凡例: 2018年調査時今回調査

増加

大きく減少

(複数選択可)

移動ニーズ

乗換え無し

Page 16: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)16

外出目的別においても、快適さや料金を重視した前回調査と比較して、安心を求める声が全項目で最上位に

買い物

外食

送迎

観光・レジャー

プライベートの外出

業務上の外出

ドライブ

通院

移動 クルマへの意識

移動ニーズ(全国)1位 2位 3位 4位 5位

3密回避:22.8%

安心:31.6%

乗換無し:18.9%

安全性:18.1%

短時間:9.8%

3密回避:22.7%

安心:30.3%

快適:14.3%

安全性:20.7%

乗換無し:13.9%

3密回避:23.8%

安心:30.6%

安全性:17.8%

乗換無し:16.8%

短時間:9.1%

3密回避:16.2%

安心:31.8%

安全性:22.0%

乗換無し:16.0%

短時間:10.2%

安心:29.9%

安全性:22.4%

3密回避:13.3%

走る喜び:13.9%

乗換無し:12.7%

3密回避:19.3%

安心:33.2%

安全性:19.6%

乗換無し:17.8%

短時間:8.2%

安心:22%

乗換無し:17%

料金:25%

快適:13%

待時間少:11%

2020年 (2018年)

快適:29%

安心:22%

乗換無し:18%

快適:29%

安心:20%

安心:21%

安心:26%

料金:20%

安全性:22%

料金:19%

短時間:16%

料金:22%

快適:16%

安全性:16%

安心:28%

乗換無し:14%

時間通り:14%

料金:13%

安全性:24%

快適:21%

走る喜び:21%

乗換無し:13%

安全性:22%

時間通り:17%

乗換無し:17%

2020年 2020年 2020年 2020年(2018年) (2018年) (2018年) (2018年)

移動目的

移動ニーズ

脚注: 「3密回避」は今回調査から追加順位に「わからない」は除外

Page 17: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)17

時間への正確性が上位だった前回から、業務上の外出においても3密回避や安心・安全が上位となり、移動全体において「安心」の重要性が一段と高まっている

移動 クルマへの意識

移動ニーズ

安心:22%

快適:22%

時間通り:33%

時間通り:32%

快適:17%

時間通り:15%

安心:14%

安心:20%

安全性:18%

乗換無し:16%

料金:15%

安心:19%

快適:30%

安全性:18%

安全性:18%

安心:17%

3密回避:23.8%

安心:29.4%

時間通り:18.8%

3密回避:19.2%

安心:23.1%

安全性:17.2%

安全性:18.7%

乗換無し:17.2%

料金:9.2%

乗換無し:8.9%

3密回避:15.9%

安心:23.5%

安全性:15.4%

料金:9.7%

乗換無し:9.0%

3密回避:13.5%

安心:19.9%

安全性:15.3%

3密回避:20.0%

安心:23.5%

時間通り:15.8%

安全性:17.3%

3密回避:20.5%

安心:21.3%

時間通り:15.3%

安全性:15.1%

快適:13.6%

乗換無し:11.6%

料金:10.4%

時間通り:10.2%

時間通り:35%

時間通り:20%

待時間少:16%

待時間少:11%

待時間少:16%

待時間少:13%

時間通り:13%

待時間少:10%

移動目的

通勤

業務

出張

通学

運搬(ヒト)

運搬(モノ)

脚注: 「3密回避」は今回調査から追加、順位から「わからない」は除外

移動ニーズ(全国)1位 2位 3位 4位 5位

2020年 (2018年) 2020年 2020年 2020年 2020年(2018年) (2018年) (2018年) (2018年)

プライベートの外出

業務上の外出

料金:22%

快適:13%

安全性:16%

安心:17%

快適:14%

快適:15%

Page 18: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)18

個人情報への意識変化

個人情報への意識変化COVID-19を受け、女性や高年収層を中心に反対から賛成となる人が増加

18.2%

13.2%

11.2%

16.2%

16.4%

15.3%

25.0%

25.1%

29.0%

29.1%

29.7%

28.2%

36.3%

37.1%

38.7%

33.7%

35.5%

36.1%

6.8%

6.0%

3.8%

1.5%

2.0%

3.5%

13.7%

18.1%

17.1%

18.8%

16.1%

16.6%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

29歳以下

30代

40代

50代

60歳以上

全体

15.5%

18.1%

20.0%

29.8%

28.4%

37.0%

38.0%

29.9%

20.9%

2.6%

4.4%

5.2%

13.8%

19.0%

17.0%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

低年収層

中年収層

高年収層

18.3%

12.2%

24.7%

31.7%

33.9%

38.3%

4.7%

2.2%

18.1%

15.2%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後ろ向きな声が根強いものの、個人情報の開示に対する前向き声の高まりは、動態監視や利用に向けては追い風となる可能性も

反対⇒賛成に転じた約3割を含めた約4割が賛成となり、COVID-19による意識変化が強く生じている

男女別

年収層別

高年収層ほど、賛成比率が高い

女性の方がCOVID-19を受けて賛成に転じた人が特に多い

凡例以前も現在も賛成 以前反対だが現在は賛成 分からない以前賛成だが現在は反対 以前も現在も反対

Q:COVID-19の影響を受け、感染拡大防止のために個人情報が利活用されることについて、変化はあるか

移動 クルマへの意識

移動ニーズ

脚注:低年収層:0~400万円 中年収層:400~1000万円 高年収層:1000万円以上

Page 19: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.

クルマに対する意識の変化

19 の移動に関する意向調査(抜粋版)Post COVID-19

3-2

移動 クルマへの意識

Page 20: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.

0.9%

8.6%

17.1%

52.0%

49.3%

15.8%

10.6%

5.5%

8.1%

0.9%

12.5%

7.4%

4.3%

2.3%

2.3%

1.2%

1.1%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2018年調査時

今回調査

クルマのイメージ(2018年調査時との比較)

ネガティブ(事故・密閉) 特に意味なし 単なる移動手段 家族・友人との空間 プライベート空間

災害・バッテリー 運転が好き 自己表現・ステータス 仕事のパートナー その他

Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)20

クルマイメージの変化(全体)

COVID-19によるクルマのイメージに対する変化は限定的と見られ、大半が移動以外に付加価値を見出していない一方、プライベート空間として再認識する人が微増

13.6%

86.4%

COVID-19前後の変化有無

変化あり

変化なし

移動 クルマへの意識

クルマのイメージ

COVID-19によって自動車のイメージに変化があった人は13.6%のみ

脚注:「仕事のパートナー」「災害・バッテリー」「ネガティブ(事故・密閉)」は、今回調査からの新規追加項目

※次頁からセグメント別の詳細を分析

「意味なし」「単なる移動手段」と認識するクルマ無関心層が2/3以上を占める

プライベート空間として再認識する人が微増

Page 21: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.

0.7%

1.1%

0.6%

0.4%

1.3%

22.6%

14.8%

20.7%

15.5%

15.3%

42.5%

48.8%

43.3%

48.8%

54.4%

10.1%

10.7%

10.6%

10.3%

10.8%

9.4%

9.8%

8.2%

10.3%

6.2%

0.9%

1.1%

1.5%

0.4%

0.6%

9.7%

6.7%

8.5%

7.0%

6.5%

2.4%

3.4%

3.2%

3.5%

1.2%

1.2%

2.7%

2.8%

2.4%

2.4%

0.5%

0.9%

0.6%

1.3%

1.5%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

29歳以下

30代

40代

50代

60歳以上

年代別

ネガティブ(事故・密閉) 特に意味なし 単なる移動手段 家族・友人との空間 プライベート空間

災害・バッテリー 運転が好き 自己表現・ステータス 仕事のパートナー その他

Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)21

クルマのイメージー年代別

年代別に大きな差は見られず、若年層はクルマ好きという声は若干高め

移動 クルマへの意識

クルマのイメージ

(※今回調査は一年後の想定を利用)

高年層は「単なる移動手段」と認識する割合が高い

若年層は「運転が好き」との声は若干高い

脚注:「仕事のパートナー」「災害・バッテリー」「ネガティブ(事故・密閉)」は、今回調査からの新規追加項目

Page 22: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)22

自家用車の将来保有意向

今後のマイカー保有意向は、全体として非保有が増加特に現在非保有者は前回と比較して、浮動層が今後も非保有へ移行

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%

保有する

検討中

分からない

保有しない

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%

保有する

検討中

分からない

保有しない

移動 クルマへの意識

マイカー保有

凡例: 2018年調査 現在保有者2018年調査 現在非保有者

今回調査 現在保有者今回調査 現在非保有者

自家用車保有・非保有者の将来保有意向(2018年調査時との比較)

+10.7p▲4.7p

▲4.6p

現在保有

現在非保有

現在保有者は、前回調査との差異は殆どない

現在非保有者は、前回調査と比較して将来も非保有を続ける傾向が高い

次頁にてセグメント別の詳細を分析

Page 23: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)23

自家用車の将来保有意向ー年代・地域別

若年層と大都市においては非保有が増加傾向が高く、COVID-19によるマイカー回帰は限定だとみられる

移動 クルマへの意識

マイカー保有

凡例: 2018年調査時今回調査

現在非保有→将来も非保有のセグメント比較(2018年調査時との比較)

2018年調査と比較して若年層は非保有傾向が高くなっている 3大都市と地方では、非保有傾向が高くなっている

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

18-29歳 30代 40代 50代 60歳以上 全体

年代別

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

3大都市 中核都市 地方零細都市 全体

地域別

+16.2p

+20.7p+14.2p

+18.6p

+16.1p

前回調査より、将来も非保有は増加

前回調査より、将来も非保有は増加

脚注:3大都市:東京23区、大阪市、名古屋市 中核都市:政令指定都市地方零細都市:その他地域

Page 24: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40%

家族構成が変化

自動車ローンや維持費が高い

レンタカーを代わりに使う予定

運転が好きではなくなった

家計に余裕がなくなった

引っ越しで不要になる

日常的な移動に不要になる

カーシェアを代わりに使う予定

自身の通勤・通学で不要になる

転職/転勤で不要になる

子供が引っ越して引き取る予定

レジャー・娯楽に不要

子供や親・配偶者の送迎で不要になる

COVID-19により外出を控えたいから

恋人と別れた

近所・友人が手放した

Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)24

保有/非保有の理由

保有をやめる理由としては「経済的な背景から」が多い一方、保有の理由としては移動手段としてではなく、前向きな価値を見出して新たに保有する声が高まっている

保有→非保有の理由 非保有→保有の理由

移動 クルマへの意識

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40%

家族構成が変化する

引っ越しで必要になる

転職/転勤で必要になる

子供や親・配偶者の送迎で必要になる

収入が向上する見込み

運転が好き

日常的な移動に必要になる

レジャー・娯楽に必要になる

魅力的なクルマが販売される

恋人が出来た

自身の通勤・通学で必要になる/なった

就職・昇進など社会生活で変化が起きた

近所・友人が持っている

公共交通機関への抵抗から

※複数回答可※複数回答可

脚注:「公共交通機関への抵抗から」は今回調査から追加脚注:「COVID-19により外出を控えたいから」は今回調査から追加

年代別、地域別比較は対象サンプル数が少ないため、非掲載

凡例: 2018年調査時今回調査

公共交通機関を避けるための代替手段として保有の希望層が存在する一方、手放す層も存在

保有の理由として必要に迫られてではなく、主体的な理由からの保有希望も多く存在

経済的な背景から手放す声が最も多い

マイカー保有

Page 25: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)25

利活用サービスの認知度・利用度

レンタカーおよびカーシェア(B2C)の認知度・利用度は微増にとどまり、COVID-19による影響は見られず、今後も利用希望は依然として低い

96.6%

55.7%

8.8%

13.0%

97.6%

58.5%

10.2%

15.0%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

名前を認知

サービスを理解

現在利用中

将来利用希望

レンタカー カーシェア(B2C)

88.0%

42.6%

1.5%

4.9%

92.9%

49.0%

2.9%

4.3%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

凡例: 2018年調査時今回調査

移動 クルマへの意識

利活用

レンタカーの認知度・利用度にはほぼ変化が見られない

カーシェア(B2C)は微増だが、COVID-19による影響とは想定しがたい

認知度はどちらもあまり変わらないが、利用希望はレンタカーの方が10ポイント以上高い

Page 26: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)26

利用をしていない理由

他の交通手段に対してのメリットが見出されていない上、利用面で不便と認識されている一方、衛生面は今後も利用をしない理由としてはごく一部にとどまる

0% 10% 20% 30%

料金が高い

別移動手段の方が便利

手続きが手間

利用拠点が近くになく不便

予約が面倒

自由に移動できない

乗りたい車種が無い

決済が面倒

月額会員費に抵抗がある

クルマを新たに購入済/購入予定

車両が古い/走行距離が長い

車両整備が行き届いているか不安

利用したい時に利用できない

清掃が行き届いておらず、汚い

その他

0% 10% 20% 30%

料金が高い

別移動手段の方が便利

手続きが手間

利用拠点が近くになく不便

予約が面倒

自由に移動できない

乗りたい車種が無い

決済が面倒

月額会員費に抵抗がある

クルマを新たに購入済/購入予定

車両が古い/走行距離が長い

車両整備が行き届いているか不安

利用したい時に利用できない

清掃が行き届いておらず、汚い

その他

衛生面は利用しない理由としてはCOVID-19後も少数意見

手軽さや料金がより一層重視される傾向にある

※複数回答可 ※複数回答可

移動 クルマへの意識

凡例: 2018年調査時今回調査

利活用

レンタカーを利用していない理由 カーシェアを利用していない理由

Page 27: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.Post COVID-19の移動に関する意向調査(抜粋版)27

Post COVID-19の消費者セグメント別保有率

「クルマ無関心層」と「クルマに移動以上の価値を見出す層」のニーズに合わせた対応が今後より一層重要である

*1:⑤マイカー将来保有率=(①マイカー保有率×②保有継続意向)+(③マイカー非保有率×④新規保有意向)脚注:クルマのイメージに「その他」を除外し、100%として計算

マイカー将来保有率には、「検討中」や「わからない」を含めず、「継続予定」および「5年後以内に新規保有予定」のみを合算

消費者分析

高付加価値化・ブランド化による高コストパフォーマンスの実現が重要

従来の自動車販売・リース以外のモビリティサービス提供

①マイカー保有率

②保有継続意向

③マイカー非保有率

④新規保有意向

⑤マイカー将来保有率*1

(新規保有含)

27.6% 66.4% 82.1% 86.4%

75.0% 72.5% 85.6% 82.5%

72.4% 33.6% 17.9% 13.6%

0.0% 3.7% 11.9% 13.7%

20.7% 49.4% 72.4% 73.1%

現在

将来

クルマのイメージ

人口比()内は2018年調査時

特に意味なし

ネガティブ(事故・密閉)

単なる移動手段

家族・友人との空間

プライベート空間

災害・バッテリー

自己表現・ステータス

運転が好き

仕事のパートナー

消費者セグメント ネガティブ 無関心層 機能価値重視層 クルマ好き層

0.9%( -)

67.2%(61.4%)

19.7%(21.6%)

12.2%(17.0%)

移動 クルマへの意識

Page 28: ポストコロナの移動に関する意向調査(抜粋版)...調査目的 COVID-19 により、人々の移動に関する意識の変化を把握し、 将来予測を踏まえ将来予測を踏まえモビリティ日イネスの将来像

Member ofDeloitte Touche Tohmatsu Limited

デロイトトーマツグループは、日本におけるデロイトアジアパシフィックリミテッドおよびデロイトネットワークのメンバーであるデロイトトーマツ合同会社ならびにそのグループ法人(有限責任監査法人トーマツ、デロイトトーマツコンサルティング合同会社、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社、デロイトトーマツ税理士法人、DT弁護士法人およびデロイトトーマツコーポレートソリューション合同会社を含む)の総称です。デロイトトーマツグループは、日本で最大級のビジネスプロフェッショナルグループのひとつであり、各法人がそれぞれの適用法令に従い、監査・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務、法務等を提供しています。また、国内約30都市以上に1万名を超える専門家を擁し、多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。詳細はデロイトトーマツグループWebサイト(www.deloitte.com/jp )をご覧ください。

Deloitte(デロイト)とは、デロイトトウシュトーマツリミテッド(“DTTL”)、そのグローバルネットワーク組織を構成するメンバーファームおよびそれらの関係法人のひとつまたは複数を指します。DTTL(または“Deloitte Global”)ならびに各メンバーファームおよびそれらの関係法人はそれぞれ法的に独立した別個の組織体です。DTTLはクライアントへのサービス提供を行いません。詳細はwww.deloitte.com/jp/about をご覧ください。デロイトアジアパシフィックリミテッドはDTTLのメンバーファームであり、保証有限責任会社です。デロイトアジアパシフィックリミテッドのメンバーおよびそれらの関係法人は、それぞれ法的に独立した別個の組織体であり、アジアパシフィックにおける100を超える都市(オークランド、バンコク、北京、ハノイ、香港、ジャカルタ、クアラルンプール、マニラ、メルボルン、大阪、ソウル、上海、シンガポール、シドニー、台北、東京を含む)にてサービスを提供しています。

Deloitte(デロイト)は、監査・保証業務、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、リスクアドバイザリー、税務およびこれらに関連するプロフェッショナルサービスの分野で世界最大級の規模を有し、150を超える国・地域にわたるメンバーファームや関係法人のグローバルネットワーク(総称して“デロイトネットワーク”)を通じFortune Global 500®の8割の企業に対してサービスを提供しています。“Making an impact that matters”を自らの使命とするデロイトの約312,000名の専門家については、(www.deloitte.com )をご覧ください。

本資料は皆様への情報提供として一般的な情報を掲載するのみであり、その性質上、特定の個人や事業体に具体的に適用される個別の事情に対応するものではありません。また、本資料の作成または発行後に、関連する制度その他の適用の前提となる状況について、変動を生じる可能性もあります。個別の事案に適用するためには、当該時点で有効とされる内容により結論等を異にする可能性があることをご留意いただき、本資料の記載のみに依拠して意思決定・行動をされることなく、適用に関する具体的事案をもとに適切な専門家にご相談ください。

© 2020. For information, contact Deloitte Tohmatsu Consulting LLC.