東京ジョブコーチ...作品は、私が働いている(株)住化...

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東京ジョブコーチ職場定着⽀援事業広報紙(年2回発⾏) 2020.秋 第17号 公益財団法人東京しごと財団委託訓練事業 東京都補助事業 東京ジョブコーチ

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Page 1: 東京ジョブコーチ...作品は、私が働いている(株)住化 パートナーズ東京事業所のオフィス内にいくつか飾ってあります。. オフィスの

▶ 事業のご利⽤(⽀援依頼等)に関すること東京ジョブコーチ⽀援センター(受付時間 平日 9:00〜17:00)〒 151-0053 東京都渋谷区代々木1-11-2 代々木コミュニティビル3階TEL(03)3378-7057 FAX(03)3378-7058Eメール [email protected]ホームページ http://www.ikuseikai-tky.or.jp/~iku-tokyo-jc/

▶ 事業全般、東京ジョブコーチに関すること公益財団法人 東京しごと財団障害者就業⽀援課 コーディネート事業係〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-10-3 東京しごとセンター8階TEL(03)5211-2682 FAX(03)5211-5463ホームページ https://www.shigotozaidan.or.jp/shkn/

Contact us

今年度は、感染症拡大の影響で、自粛生活・その解除以降、働き⽅にも本格的な変化が⾒られるようになり、新たな生活を模索しながらのスタートになりました。その⼀例に“リモートによる働き⽅”が挙げられますが、とても有効である⼀⽅、支援対象者・事業所の⽅からは、次のような、新たな大変さ・困り事をお聴きする機会が増えています。

東京ジョブコーチ支援センターより

・すぐに相談できる同僚や上司がそばにいない。その結果、優先順位がつけられず仕事がはかどらない。

話題は変わり、「東京ジョブコーチ支援センター」が現在の所在地(渋谷区代々木)に移転し7月で1年が経ちました。相談の場として、「事業所・障がいのある⽅・支援機関・学校・家族」などたくさんの⽅にご利⽤いただいています。事業所向けに毎月1回『個別相談会』を開催していますので、ぜひご利⽤ください。電話・メールにて、ご都合の良い日時を予約していただくことも可能です。下記までご連絡ください。

このような相談例に対して、オンライン面談により、助言・支援している事例も増えつつあります。当事業としてはこれまでどおり、皆さまのご相談に応じながら支援活動(職場内支援など)を続けております。

・適度な休憩の取り⽅がわからない。その結果、疲労がたまってしまう。

・リモートワークに適した環境が自宅に整っていない。

【リモートワークのご相談例】

・孤⽴した気持ちになってしまう。

表紙絵題名︓「優しいユリ」作者︓中村 優⾥菜(なかむら ゆりな)

この作品は油絵で3か月かけて完成しました。所属していた美術部の夏合宿で⼭梨に⾏った時に出⼝池という場所でスケッチをすることになり、その時に草原の中に綺麗に咲いていたユリの光景がとても美しく印象に残り、描きました。ユリの艶の部分を表現するため、太陽光が花びらに当たっている所には、白を多く塗り、艶を表現する工夫をしました。

私は、幼いころからよく両親の似顔絵を描いていました。喜んでいる姿を⾒て、描くことで喜んでもらえる、人を幸せにすることが

できるとわかってから、私は絵に興味をもち、風景画や動物などを本格的に描き始めました。都⽴志村学園の美術部で初めて油絵を知り、描き⽅やコツについて学び、部活動祭りや高校の展示会に出展し、保護者や先生⽅にお褒めの言葉を頂きよき思い出となりました。

最近は油絵や⾊鉛筆などで職場の⽅々の人物画や社⻑の肖像画を描き、皆さんに喜んでもらえました。作品は、私が働いている(株)住化パートナーズ東京事業所のオフィス内にいくつか飾ってあります。オフィスの雰囲気が明るくなったと好評です。

作者ご紹介︓

作品ご紹介︓

東京ジョブコーチ職場定着⽀援事業広報紙(年2回発⾏)

2020.秋第17号

公益財団法人東京しごと財団委託訓練事業 東京都補助事業

東京ジョブコーチ

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支援対象者:Bさん/40代男性/発達障がい・統合失調症/入社3年目 業務:書類仕分け、スキャン業務、封入発送作業等の事務・軽作業

支援対象者:Aさん/10代女性/知的障がい/新卒入社 業務:菓子工場内でのライン作業ケース1:採用前実習、入社後の定着支援でジョブコーチ制度を活用しました

*語句の表現について*東京ジョブコーチ支援

BEFORE

AFTER

→ 支援前・開始当初における支援対象者、事業所の課題

→ 支援後の支援対象者、事業所の課題改善の経過TJC → 東京ジョブコーチ

TJC支援のメリットは育育成成のの着着眼眼点点がが専専門門的的かかつつ視視野野がが広広いい所です。TJCはまずAさんの成成長長意意欲欲をを確確認認し、“白衣のネームプレートを見て同僚の名前を覚え、名前を呼び掛けること”を助言して下さいました。AAささんんがが得得意意ななこことと((暗暗記記))をを生生かかししてて能動的に行動する事で、確実にできることが増えています。業務の習得も順調です。2200回回のの定定期期的的なな訪訪問問にによよりり支支援援対対象象者者・・事事業業所所側側はは安安心心ででききまますすので、今後も定着支援にご協力頂けますと幸いです。

今回は一つ一つの業務をどのようにこなしているか、Cさんの様子を一日中付いて拝見させていただかなければ、課

題改善の提案が難しいケースでした。教員という立場ですと、日々の授業と並行して卒業生の支援をしておりますため、早急に動くことが難しく、非常に困っておりました。TJCを利用させていただき、多多方方面面かかららののごご意意見見ををいいたただだくくここととでで、、支支援援対対象象者者のの課課題題改改善善ををススムムーーズズにに行行ううここととががででききままししたた。。今後もぜひ利用させていただきたいと思います。本当にありがとうございました。

Cさん本人の課題解決を通して、見えていなかった職場の改善点など、ププロロのの視視点点かからら適適切切ななアアドドババイイススをいただけるの

がTJC職場定着支援事業のメリットだと思いました。さらに、Cさんだけでなく、本本人人ををササポポーートトすするる担担当当者者ににととっってて、、大大ききなな支支援援だと感じました。職職場場のの障障ががいい特特性性理理解解をを進進めめ、障がい者雇用の現場が生き生きと活性化できるよう、今後も困ったときには当事業を利用させていただきたいと思います。

株式会社メリーチョコレートカムパニー 松尾 智恵子 様菓子製造・販売/従業員数(794人)

TJC支援で行ったこと

・支援対象者へビジネスマナー習得のための助言

・事業所へ支援対象者とのコミュニケーションの橋渡し

ケース2:対象社員や雇用側の困り感を分析し、相互理解へ導いてくれました 株式会社トランスコスモス・アシスト 佐藤 麻子 様IT関連/特例子会社/従業員数(事業所34人、グループ全体58,516人)

TJC支援で行ったこと

・支援対象者へ①確認をルーティン化し、業務の正確性向上②面談による不安の軽減

・事業所へ業務指示の出し方やコミュニケーションの取り方に関する助言

・TJCがBさんの行動を張り付きで見守り、指指示示のの聞聞きき方方やメメモモののととりり方方、業業務務手手順順など、Bさんの中で滞っている部分はどこなのかを理理解解・・分分析析し、雇雇用用側側にに共共有有してくれた。また、その解解決決策策ももTTJJCCがが一一緒緒にに考考ええててくくれれたた。

・Bさんが業務で注意する所をひとつずつ確認の上、一一覧覧ににままととめめ、業務開始前や空き時間を利用して、繰繰りり返返しし見見返返すすことをルルーールル化化。それによりBさんは自自信信ををももっってて業業務務にに臨臨むむことができるようになった。

AFTER

・TJCのBさんへの接し方を見本に、指導担当者の対応も徐々に変化。担当者のBさんに対する指指示示もも伝伝わわりりややすすくくななっったた。。

発達障がいの雇用経験はあるにも関わらず、Bさんの特性を把握しきれず困っていました。一般就労歴が長く(20年以上)自立度が高い一方で、業務遂行スキル(報連相など)は低い。BBささんん自自身身もも悩悩んんででいいままししたた。。TJCの訪問の度に、具体的な対策を共に講じて下さったことにより、Bさんの特特性性理理解解がが深深ままりりままししたた。また、Bさんにとっても、認認めめ励励ままししててくくれれるる存存在在がが増増ええ、、安安心心ししてて業業務務にに対対応応ししてていいまますす。。今後も、弊社だけでの解決が難しい場合にはご協力いただけると幸いです。

・Bさんへの適切な対応方法がわからず、指指導導担担当当者者がが困困惑惑。

BEFORE

支援対象者:Cさん/20代男性/聴覚障害(口話可)・ADHD/入社2年目 業務:データベース入力、ファイリング、郵便物仕分け、会議室清掃等

宇部興産株式会社 人事部ダイバーシティ推進グループ 先田 督裕 様 化学・建設資材・機械/従業員数(3,329人)ケース3:入社2年目の課題解決に御協力いただきました支援依頼者(※1):東京都立葛飾ろう学校 金沢 栞 先生

・Cさんは自分の決めたルールや正しいと思ったことに対して他人が意見をすることを嫌い、聞聞きき入入れれらられれなないい。

・さらに、一度無理と決めたことや人に対して、一方的に根に持ってしまい関関係係修修復復がが難難ししいい。

BEFORE

TJC支援で行ったこと

・支援対象者へ面談により、鬱積した気持ちの聴き取りを行うことでストレス要因を軽減

・事業所へADHDの障がい特性や業務適性、対応上の配慮点を助言

・・第第三三者者であるTJCとの面面談談にによよりり、、Cさんは事業所に対して自分が感じていることを素素直直にに伝伝ええらられれるるようになった。

AFTER

・現在、 Cさんはストレスを感じることなく業務に取り組み、髪型やエナジードリンクの課題についても解解決決した。

・・AADDHHDD特特性性へへのの理理解解がが不不十十分分なため、指導担当者が対応に苦慮し、負担を感じている。

・Bさんは新新業業務務に従事して数ヶ月経過したにも関わらず、習習得得がが難難ししいい。。思思いい込込みみでで物物事事をを判判断断して進めてしまう。

BEFORE

・・時時々々、、CCささんんがが奇奇抜抜なな髪髪型型で出勤するため、指導担当者が困惑。

BEFORE AFTER

※1…TJC支援のお申込みをいただいた方です

・また、自分より弱い立場の人間を見つけ、ししつつここくく話話ししかかけけたたりり、、上上にに立立ととううととししたたりりする。

・事業所担当者は、障がい特性よりもAAささんんのの作作業業能能力力やや適適性性にに目目がが向向くくようになった。

・事業所の状況とAさんの状況(性格や仕事への思い)をふまえたTJCの助言により、 Aさんへの理解が深まるとともに問問題題解解決決のの糸糸口口がが見見つつかかっったた。

・業務中、Cさんはエエナナジジーードドリリンンククをを過過剰剰にに摂摂取取。 ・健康課題について、TJCより産産業業医医ととのの連連携携にに関関すするる提提

案案を行ってもらえたことで改善につなげられた。

AFTER

【【事事業業所所のの変変化化】】

【【支支援援対対象象者者のの変変化化】】

【【支支援援対対象象者者のの変変化化】】

・指導担当者からの指示をBさんが正正ししくく理理解解ししてていいるるののかか、、理解した内容は本当に合合っってていいるるののかか、マニュアルはいいつつ確確認認すするるののかか、報報告告・・連連絡絡・・相相談談は正しく行われているのか、など確認が必要な状況。

【【支支援援対対象象者者のの変変化化】】

【【事事業業所所のの変変化化】】

・Aさんはライン作業を止める時、周周囲囲にに聞聞ここええるる声声でで「止めてください」と言えるようになった。また、同僚の名前を覚え、少しずつ名名前前をを呼呼んんでで話話しし掛掛けけらられれるるようになった。

・TJCからの助言により、Cさんの障がい特性に対する職場の理解が深まった。

・TJCの助言をきっかけに、Cさんの部部署署のの異異動動がが決定。異動後、Cさんに適適ししたた業業務務のの切切りり出出ししもTJCが行ってくれた。

【【事事業業所所のの変変化化】】

・Aさんは「おはようございます」「お先に失礼します」等の挨挨拶拶ががででききるるよよううにになった。

・Aさんの業業務務習習得得の様子を見て、Aさんが能能力力をを最最大大限限にに発発揮揮できるようにサポートしてほしい。・Aさんへの指指示示のの出出しし方方、、接接しし方方等をTJCより事業所担当者へ助言してほしい。

・事業所として初初めめてて知知的的障障ががいいののああるる方方のの実実習習をを受受けけ入入れれるるため、TJC支援を依頼したい。

・Aさんは挨拶などのコミュニケーションに自信がなく声声がが小小ささいい。業務習得支援と併せて、業業務務にに必必要要ななココミミュュニニケケーーシショョンンのの方方法法を習得してほしい。

【【支支援援対対象象者者のの課課題題】】

【【事事業業所所のの課課題題】】

【【支支援援対対象象者者のの課課題題】】

【【事事業業所所のの課課題題】】

【【事事業業所所のの課課題題】】

【【支支援援対対象象者者のの課課題題】】

Page 3: 東京ジョブコーチ...作品は、私が働いている(株)住化 パートナーズ東京事業所のオフィス内にいくつか飾ってあります。. オフィスの

支援対象者:Bさん/40代男性/発達障がい・統合失調症/入社3年目 業務:書類仕分け、スキャン業務、封入発送作業等の事務・軽作業

支援対象者:Aさん/10代女性/知的障がい/新卒入社 業務:菓子工場内でのライン作業ケース1:採用前実習、入社後の定着支援でジョブコーチ制度を活用しました

*語句の表現について*東京ジョブコーチ支援

BEFORE

AFTER

→ 支援前・開始当初における支援対象者、事業所の課題

→ 支援後の支援対象者、事業所の課題改善の経過TJC → 東京ジョブコーチ

TJC支援のメリットは育育成成のの着着眼眼点点がが専専門門的的かかつつ視視野野がが広広いい所です。TJCはまずAさんの成成長長意意欲欲をを確確認認し、“白衣のネームプレートを見て同僚の名前を覚え、名前を呼び掛けること”を助言して下さいました。AAささんんがが得得意意ななこことと((暗暗記記))をを生生かかししてて能動的に行動する事で、確実にできることが増えています。業務の習得も順調です。2200回回のの定定期期的的なな訪訪問問にによよりり支支援援対対象象者者・・事事業業所所側側はは安安心心ででききまますすので、今後も定着支援にご協力頂けますと幸いです。

今回は一つ一つの業務をどのようにこなしているか、Cさんの様子を一日中付いて拝見させていただかなければ、課

題改善の提案が難しいケースでした。教員という立場ですと、日々の授業と並行して卒業生の支援をしておりますため、早急に動くことが難しく、非常に困っておりました。TJCを利用させていただき、多多方方面面かかららののごご意意見見ををいいたただだくくここととでで、、支支援援対対象象者者のの課課題題改改善善ををススムムーーズズにに行行ううここととががででききままししたた。。今後もぜひ利用させていただきたいと思います。本当にありがとうございました。

Cさん本人の課題解決を通して、見えていなかった職場の改善点など、ププロロのの視視点点かからら適適切切ななアアドドババイイススをいただけるの

がTJC職場定着支援事業のメリットだと思いました。さらに、Cさんだけでなく、本本人人ををササポポーートトすするる担担当当者者ににととっってて、、大大ききなな支支援援だと感じました。職職場場のの障障ががいい特特性性理理解解をを進進めめ、障がい者雇用の現場が生き生きと活性化できるよう、今後も困ったときには当事業を利用させていただきたいと思います。

株式会社メリーチョコレートカムパニー 松尾 智恵子 様菓子製造・販売/従業員数(794人)

TJC支援で行ったこと

・支援対象者へビジネスマナー習得のための助言

・事業所へ支援対象者とのコミュニケーションの橋渡し

ケース2:対象社員や雇用側の困り感を分析し、相互理解へ導いてくれました 株式会社トランスコスモス・アシスト 佐藤 麻子 様IT関連/特例子会社/従業員数(事業所34人、グループ全体58,516人)

TJC支援で行ったこと

・支援対象者へ①確認をルーティン化し、業務の正確性向上②面談による不安の軽減

・事業所へ業務指示の出し方やコミュニケーションの取り方に関する助言

・TJCがBさんの行動を張り付きで見守り、指指示示のの聞聞きき方方やメメモモののととりり方方、業業務務手手順順など、Bさんの中で滞っている部分はどこなのかを理理解解・・分分析析し、雇雇用用側側にに共共有有してくれた。また、その解解決決策策ももTTJJCCがが一一緒緒にに考考ええててくくれれたた。

・Bさんが業務で注意する所をひとつずつ確認の上、一一覧覧ににままととめめ、業務開始前や空き時間を利用して、繰繰りり返返しし見見返返すすことをルルーールル化化。それによりBさんは自自信信ををももっってて業業務務にに臨臨むむことができるようになった。

AFTER

・TJCのBさんへの接し方を見本に、指導担当者の対応も徐々に変化。担当者のBさんに対する指指示示もも伝伝わわりりややすすくくななっったた。。

発達障がいの雇用経験はあるにも関わらず、Bさんの特性を把握しきれず困っていました。一般就労歴が長く(20年以上)自立度が高い一方で、業務遂行スキル(報連相など)は低い。BBささんん自自身身もも悩悩んんででいいままししたた。。TJCの訪問の度に、具体的な対策を共に講じて下さったことにより、Bさんの特特性性理理解解がが深深ままりりままししたた。また、Bさんにとっても、認認めめ励励ままししててくくれれるる存存在在がが増増ええ、、安安心心ししてて業業務務にに対対応応ししてていいまますす。。今後も、弊社だけでの解決が難しい場合にはご協力いただけると幸いです。

・Bさんへの適切な対応方法がわからず、指指導導担担当当者者がが困困惑惑。

BEFORE

支援対象者:Cさん/20代男性/聴覚障害(口話可)・ADHD/入社2年目 業務:データベース入力、ファイリング、郵便物仕分け、会議室清掃等

宇部興産株式会社 人事部ダイバーシティ推進グループ 先田 督裕 様 化学・建設資材・機械/従業員数(3,329人)ケース3:入社2年目の課題解決に御協力いただきました支援依頼者(※1):東京都立葛飾ろう学校 金沢 栞 先生

・Cさんは自分の決めたルールや正しいと思ったことに対して他人が意見をすることを嫌い、聞聞きき入入れれらられれなないい。

・さらに、一度無理と決めたことや人に対して、一方的に根に持ってしまい関関係係修修復復がが難難ししいい。

BEFORE

TJC支援で行ったこと

・支援対象者へ面談により、鬱積した気持ちの聴き取りを行うことでストレス要因を軽減

・事業所へADHDの障がい特性や業務適性、対応上の配慮点を助言

・・第第三三者者であるTJCとの面面談談にによよりり、、Cさんは事業所に対して自分が感じていることを素素直直にに伝伝ええらられれるるようになった。

AFTER

・現在、 Cさんはストレスを感じることなく業務に取り組み、髪型やエナジードリンクの課題についても解解決決した。

・・AADDHHDD特特性性へへのの理理解解がが不不十十分分なため、指導担当者が対応に苦慮し、負担を感じている。

・Bさんは新新業業務務に従事して数ヶ月経過したにも関わらず、習習得得がが難難ししいい。。思思いい込込みみでで物物事事をを判判断断して進めてしまう。

BEFORE

・・時時々々、、CCささんんがが奇奇抜抜なな髪髪型型で出勤するため、指導担当者が困惑。

BEFORE AFTER

※1…TJC支援のお申込みをいただいた方です

・また、自分より弱い立場の人間を見つけ、ししつつここくく話話ししかかけけたたりり、、上上にに立立ととううととししたたりりする。

・事業所担当者は、障がい特性よりもAAささんんのの作作業業能能力力やや適適性性にに目目がが向向くくようになった。

・事業所の状況とAさんの状況(性格や仕事への思い)をふまえたTJCの助言により、 Aさんへの理解が深まるとともに問問題題解解決決のの糸糸口口がが見見つつかかっったた。

・業務中、Cさんはエエナナジジーードドリリンンククをを過過剰剰にに摂摂取取。 ・健康課題について、TJCより産産業業医医ととのの連連携携にに関関すするる提提

案案を行ってもらえたことで改善につなげられた。

AFTER

【【事事業業所所のの変変化化】】

【【支支援援対対象象者者のの変変化化】】

【【支支援援対対象象者者のの変変化化】】

・指導担当者からの指示をBさんが正正ししくく理理解解ししてていいるるののかか、、理解した内容は本当に合合っってていいるるののかか、マニュアルはいいつつ確確認認すするるののかか、報報告告・・連連絡絡・・相相談談は正しく行われているのか、など確認が必要な状況。

【【支支援援対対象象者者のの変変化化】】

【【事事業業所所のの変変化化】】

・Aさんはライン作業を止める時、周周囲囲にに聞聞ここええるる声声でで「止めてください」と言えるようになった。また、同僚の名前を覚え、少しずつ名名前前をを呼呼んんでで話話しし掛掛けけらられれるるようになった。

・TJCからの助言により、Cさんの障がい特性に対する職場の理解が深まった。

・TJCの助言をきっかけに、Cさんの部部署署のの異異動動がが決定。異動後、Cさんに適適ししたた業業務務のの切切りり出出ししもTJCが行ってくれた。

【【事事業業所所のの変変化化】】

・Aさんは「おはようございます」「お先に失礼します」等の挨挨拶拶ががででききるるよよううにになった。

・Aさんの業業務務習習得得の様子を見て、Aさんが能能力力をを最最大大限限にに発発揮揮できるようにサポートしてほしい。・Aさんへの指指示示のの出出しし方方、、接接しし方方等をTJCより事業所担当者へ助言してほしい。

・事業所として初初めめてて知知的的障障ががいいののああるる方方のの実実習習をを受受けけ入入れれるるため、TJC支援を依頼したい。

・Aさんは挨拶などのコミュニケーションに自信がなく声声がが小小ささいい。業務習得支援と併せて、業業務務にに必必要要ななココミミュュニニケケーーシショョンンのの方方法法を習得してほしい。

【【支支援援対対象象者者のの課課題題】】

【【事事業業所所のの課課題題】】

【【支支援援対対象象者者のの課課題題】】

【【事事業業所所のの課課題題】】

【【事事業業所所のの課課題題】】

【【支支援援対対象象者者のの課課題題】】

Page 4: 東京ジョブコーチ...作品は、私が働いている(株)住化 パートナーズ東京事業所のオフィス内にいくつか飾ってあります。. オフィスの

▶ 事業のご利⽤(⽀援依頼等)に関すること東京ジョブコーチ⽀援センター(受付時間 平日 9:00〜17:00)〒 151-0053 東京都渋谷区代々木1-11-2 代々木コミュニティビル3階TEL(03)3378-7057 FAX(03)3378-7058Eメール [email protected]ホームページ http://www.ikuseikai-tky.or.jp/~iku-tokyo-jc/

▶ 事業全般、東京ジョブコーチに関すること公益財団法人 東京しごと財団障害者就業⽀援課 コーディネート事業係〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-10-3 東京しごとセンター8階TEL(03)5211-2682 FAX(03)5211-5463ホームページ https://www.shigotozaidan.or.jp/shkn/

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今年度は、感染症拡大の影響で、自粛生活・その解除以降、働き⽅にも本格的な変化が⾒られるようになり、新たな生活を模索しながらのスタートになりました。その⼀例に“リモートによる働き⽅”が挙げられますが、とても有効である⼀⽅、支援対象者・事業所の⽅からは、次のような、新たな大変さ・困り事をお聴きする機会が増えています。

東京ジョブコーチ支援センターより

・すぐに相談できる同僚や上司がそばにいない。その結果、優先順位がつけられず仕事がはかどらない。

話題は変わり、「東京ジョブコーチ支援センター」が現在の所在地(渋谷区代々木)に移転し7月で1年が経ちました。相談の場として、「事業所・障がいのある⽅・支援機関・学校・家族」などたくさんの⽅にご利⽤いただいています。事業所向けに毎月1回『個別相談会』を開催していますので、ぜひご利⽤ください。電話・メールにて、ご都合の良い日時を予約していただくことも可能です。下記までご連絡ください。

このような相談例に対して、オンライン面談により、助言・支援している事例も増えつつあります。当事業としてはこれまでどおり、皆さまのご相談に応じながら支援活動(職場内支援など)を続けております。

・適度な休憩の取り⽅がわからない。その結果、疲労がたまってしまう。

・リモートワークに適した環境が自宅に整っていない。

【リモートワークのご相談例】

・孤⽴した気持ちになってしまう。

表紙絵題名︓「優しいユリ」作者︓中村 優⾥菜(なかむら ゆりな)

この作品は油絵で3か月かけて完成しました。所属していた美術部の夏合宿で⼭梨に⾏った時に出⼝池という場所でスケッチをすることになり、その時に草原の中に綺麗に咲いていたユリの光景がとても美しく印象に残り、描きました。ユリの艶の部分を表現するため、太陽光が花びらに当たっている所には、白を多く塗り、艶を表現する工夫をしました。

私は、幼いころからよく両親の似顔絵を描いていました。喜んでいる姿を⾒て、描くことで喜んでもらえる、人を幸せにすることが

できるとわかってから、私は絵に興味をもち、風景画や動物などを本格的に描き始めました。都⽴志村学園の美術部で初めて油絵を知り、描き⽅やコツについて学び、部活動祭りや高校の展示会に出展し、保護者や先生⽅にお褒めの言葉を頂きよき思い出となりました。

最近は油絵や⾊鉛筆などで職場の⽅々の人物画や社⻑の肖像画を描き、皆さんに喜んでもらえました。作品は、私が働いている(株)住化パートナーズ東京事業所のオフィス内にいくつか飾ってあります。オフィスの雰囲気が明るくなったと好評です。

作者ご紹介︓

作品ご紹介︓

東京ジョブコーチ職場定着⽀援事業広報紙(年2回発⾏)

2020.秋第17号

公益財団法人東京しごと財団委託訓練事業 東京都補助事業

東京ジョブコーチ