キヤノン株式会社...

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1 / 4 キヤノン株式会社 川崎事業所 工場所在地 212-8602 緑地等の種別面積割合 緑地等の総面積 45,481m 2 36% 3% 6% 55% 自然型樹群・樹林 整形型樹群・樹林 単木・列状植栽地 地被植物 花壇 その他 緑地以外の環境施設 神奈川県川崎市幸区柳町 70-1 TEL03-3758-2111 主たる業種名 電気機械器具製造業 主要製品名 電気機器 ウェブサイト http://canon.jp/ 工場緑化のキャッチフレーズ 緑・生き物の棲む森づくり-「共創の森」

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Page 1: キヤノン株式会社 川崎事業所・キヤノン株式会社川崎事業所は川崎駅から徒歩10分という立地環境にあるにも関わらず、地域準則を大幅

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キヤノン株式会社 川崎事業所 工場所在地 〒212-8602 緑地等の種別面積割合

緑地等の総面積 45,481m2

36%

3%

6%

55%

自然型樹群・樹林 整形型樹群・樹林

単木・列状植栽地 地被植物

花壇 その他

緑地以外の環境施設

神奈川県川崎市幸区柳町 70-1

TEL:03-3758-2111

主たる業種名 電気機械器具製造業

主要製品名 電気機器

ウェブサイト http://canon.jp/

工場緑化のキャッチフレーズ

緑・生き物の棲む森づくり-「共創の森」

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緑化等の概要

・キヤノン株式会社川崎事業所は川崎駅から徒歩 10分という立地環境にあるにも関わらず、地域準則を大幅

に上回るおよそ 4万 5,000㎡(敷地面積に対して 40%)の広大な緑地を積極的に整備している。

・樹種の選定にあたっては周辺の緑との連続性・一体性を考慮し、川崎駅西口に数多く植栽されているシマ

トネリコを歩道に接する外周部に並木植栽しており、こうした点が高く評価され、平成 27年度川崎市都市

景観形成協力者として表彰されている。

・JR南武線の線路沿いにはソメイヨシノを 39本列植することで、乗客からの視界を華やかなものにしてい

る。さらに、高層棟正面の西洋芝は、年間 81回の頻度で刈り込みを行うことで常に美しく管理されており、

その芝に高さ 10mのヤマザクラをシンボルツリーとして設置することで、来客者だけでなく周囲の高層マ

ンションからの視界も美しく彩る工夫がなされている。

・敷地外周部以外においても、研究棟の間の通行路ではシマトネリコをモール状に整形植栽し、高層棟正面

口ではシンメトリーに設置した常緑樹を夜間にLED照明でライトアップするなど、様々な仕掛けにより、

スタイリッシュに緑を魅せるとともに、以下の基本コンセプトをふまえ、グリーンファサードやグリーン

モールなどを実現している。コンセプト:緑・生き物の棲む森づくり -「共創の森」/地域や自然との共

生を図る森づくり/積極的な高木の植栽による、地域のシンボル化やヒートアイランド対策/多様な樹種

構成や近隣緑地との連続性の配慮による、緑のネットワークづくり

・地域のイベントや中学校の授業で環境への取組に関する出前授業等を行う等、地域に貢献している。

緑地のようす

● 地域や自然との共生を図る森づくり

● 積極的な高木の植栽による、地域のシンボル化やヒートアイランド対策

● 多様な樹種構成や近隣緑地との連続性の配慮による、緑のネットワークづくり

● コンセプト

・ナチュラルフォレスト:多様性のある自然風の森づくり。外周部は外部からの景観を考慮した特徴ある並木植栽

・グリーンバッファ:常緑樹の列植による緩衝緑地

・アーバンフォレスト:整形植栽とランダム植栽を組み合わせた緩衝効果のある森

・グリーンファサード:建物のファサードを演出する、防風を兼ねた並木植栽

・グリーンモール:防風効果がある美しい並木植栽

・シンボルツリー:地域のランドマークやアイストップとなる、大径木のシンボルツリー

ナチュラルフォレスト

グリーンバッファ

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グリーンファサード

グリーンモール

シンボルツリー

敷地平面図

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全国の工場緑化担当者の皆様へ

当社は、 『共創の森』というコンセプトのもと、地域や自然との共生を図る森づくりをめざしています。

積極的な高木の植栽による、地域のシンボル化やヒートアイランド対策や、多様な樹種構成や近隣緑地と

の連続性の配慮による、緑のネットワークづくりを図っています。

これらの活動は、都市部における事業所のイメージ改革にも寄与しているものと考えています。