カプサイシンによる褐色脂肪細胞活性化機構 · 2017. 11. 29. · 色脂肪前駆細胞は、分化に応じてUcp1, Pgc⊖1α, Cideaなどの褐色脂肪細胞の活性と密接に関連した
ポアメディア IKL 培地4105 CMK ポアメディア IKL 培地 鑑別方法 斜面部...
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品質で信頼され技術で発展する‚栄研‘
ポアメディア� IKL�培地 (IPA KLIGLER IRON AGAR)
IPA反応、ブドウ糖分解、乳糖分解、ガス産生、硫化水素産生
pH7.4±
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4g ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15g
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10g ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1g
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5g ・・・・・・・・・・ 0.08g
・・・・・・ 0.2g ・・・・・・・・・・・・・ 0.02g
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2g ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15g
エキス類 ペプトン 乳糖 ブドウ糖 塩化ナトリウム チオ硫酸ナトリウム クエン酸鉄アンモニウム フェノールレッド トリプトファン カンテン
○組 成(培地 1,000mLあたり)
上記組成の培地を加温溶解し、小試験管に分注し、高圧蒸気滅菌した後、高層斜面にしたものです。
腸内細菌確認用
○機構及び特徴 本製品はクリグラー培地で見られる性状に加え、IPA反応を斜面部にて観察できるように改良した高層斜面の生培地です。従来のクリグラー培地にトリプトファンを加えているので、トリプトファンデアミナーゼを産生する菌は培地のアルカリ化に伴いデアミナーゼが活性化し、トリプトファンを分解し、脱アミノ化されてインドールピルビン酸を産生します。このインドールピルビン酸は培地中の鉄イオンと結合して褐色に呈色します。 IPA試験とクリグラー培地の4性状の試験が同時に判定できるので、特にProteus属の鑑別に有用です。本製品をポアメディア
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OIML�
培地と組み合わせて使用することにより、9性状の試験ができるので、腸内細菌の鑑別に役立ちます。
○使用方法 分離培地上の集落又は新鮮培養菌を白金線でまず斜面部に画線し、高層に穿刺した後、キャップを通気状態(図①の状態)にして、35~37℃、18~24時間培養します。 詳細については製品の使用説明書をご参照ください。
製造販売元
2011年3月作成
CMK4105
ポアメディア� IKL�培地
○鑑別方法
斜面部 ①IPA反応
赤褐色又は褐色を呈したものを陽性とし、赤色又は黄
色を呈したものを陰性とします。
②乳糖分解
黄色を呈したものを陽性とし、赤色を呈したものを陰性
とします。
高層部 ①ブドウ糖分解
黄色を呈したものを陽性とし、赤色を呈したものを陰性
とします。
②硫化水素産生
黒色を呈したものを陽性とし、無変化のものを陰性とし
ます。
③ガス産生
気泡又は亀裂を生じたものを陽性とし、無変化のもの
を陰性とします。
製 品 名
ポアメディア� IKL�培地
包装単位
20本
統一商品コード
026178356
貯蔵方法
2~10℃
製品コード
E-MQ073ヵ月間
有効期間
図. 試験管とキャップ位置
②密閉状態(断面図) ①通気状態(断面図)
キャップが完全に 閉まっている状態。 →嫌気培養に適した状態
キャップを開けると ポンッと音がします。
キャップを閉めると パチッと音がします。
キャップが試験管から 浮いている状態。 →通気培養に適した状態
内容については、予告なく変更することがあります。予めご了承ください。
(2)
※画線した1本線の上を蛇行 するように画線する。
(4)
※白金線を持っている右手の肘を体側で固定し、 試験管培地を持っている左手を左方向に引く。
(1)
※斜面部に1本線に画線する
白金線
(3)
※斜面の中心部より管底部 まで穿刺する。
〈接種手順〉
○使用上又は取扱い上の注意 1.取扱い上の注意
1)全ての操作は微生物の取扱いに習熟した人の指導のもとに、バイオハザード対策を実施したうえで行ってください。 2)感染のおそれのある検体及び被検菌の取扱いは十分に注意してください。 3)本製品を保存する際は、凍結及び温度の急激な変化は避け、指定の貯蔵方法で保存してください。
2.使用上の注意 1)必ずキャップを通気(キャップが試験管から浮いている)状態にしてから培養してください。
(試験管キャップ開封方法) 本製品のキャップを開封する際は、キャップを人差し指と親指で軽く挟みながら押し上げると容易に開封することができます。 注意点:キャップを強く握った状態で作業すると試験管に圧がかかり、破損する可
能性がありますので注意してください。 (試験管とキャップ位置) 右図参照。
2)Yersiniaは発育至適温度が他の腸内細菌よりも低いため、低温(25℃位)で48時間以上の培養が必要です。
3)IPA陽性で硫化水素産生陰性の株(特にProvidencia)は、IPAが強く出ると、斜面の赤色が見えなくなり、乳糖分解に見誤ることがあります。
4)Klebsiella pneumoniaeの中でインドール産生陽性で、ゼラチン液化を有する株はK. oxytocaとして命名されています。このK. oxytocaの中には、IKL培地の斜面部で褐色色素を産生するものがあります。この場合IPAと類似していますので、注意してください。
5)Salmonella Typhiは高層上部あるいは、凝水の部分のみ硫化水素の産生が見られますので、注意してください。
6)冷蔵庫(2~10℃に保存)から出した培地はすぐに使用せず、室内温度に戻してから使用してください。冷蔵庫から出したばかりの培地に接種すると、培養後穿刺線に沿って気泡を生じ、ガス産生と見誤ることがあります。
3.廃棄上の注意 1)使用後の培地は、オートクレーブ等で滅菌処理した後、廃棄してください。 2)本製品の容器はガラス、キャップはポリエチレン(PE)、ケースは紙を主な材質としています。