千葉県水産総合研究センタ- 東京湾海況情報 28-6 東京湾漁業 ... · 2020. 4....
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【 水温・塩分の状況 】
東京湾海況情報 28-6東京湾水質調査結果 (平成28年9月)
(平成28年9月21日発行)
千葉県水産総合研究センタ- 東京湾漁業研究所
〒 293-0042 富津市小久保3091 TEL 0439-65-3071 E-mail [email protected]
千葉県農林水産技術会議
資料 水質調査 9/12:内湾(ふさなみ)、9/14:内房海域(ふさなみ) 関東・東海海況速報(9/14)、東京湾口海況図(9/14) モニタリングポスト(9/12:国土交通省関東地方整備局、海上保安庁) 東京都環境局(9/13)
湾内の表層水温(図1)は25~26℃台で、全域でほぼ平年並みでした。塩分は内湾から内房北部海域が30PSU以下で、内湾の西側では11~13日の大雨(横浜:74mm、千葉:
105mm)によって低塩分状態になっています。金谷から以南の海域は30~33PSU台でした。 縦断面の水温・塩分の鉛直分布(図3)では、内湾(st.3~J7)付近で水温、塩分とも表・底層の差が大きく、塩分は成層状態となっています。
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図 1 水温・塩分分布(表層) 図 2 水温・塩分分布(底層)
水温(℃) 水温(℃) 塩 分 塩 分
図 3 縦断面の水温・塩分の鉛直分布(上:水温、下:塩分、右:調査ライン)
塩 分
水温(℃)
船 橋
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【 赤潮の状況 】
【 貧酸素水塊の状況 】 【 栄養塩の状況 】
内湾底層部の溶存酸素量(図5,6)は北部海域を中心に低下し、0.5ml/L以下の強い貧酸素水塊が広く分布していました。
湾内の表層栄養塩(図7)は溶存無機態
窒素(DIN)、リン酸態リン(PO4-P)と
も内湾中央から北部海域の東側で平年より少なくなっています。
赤潮は内湾中央から北部海域で発生し、本牧沖周辺及び幕張から千葉にかけての沿岸ではpH8.5~8.6、透明度2~2.5mで、水色は褐色を帯びていました。 優占種はケイ藻のタラシオシラ(Thalassiosira
sp.)で、シュードニッチア(Pseudo-nitzschia sp.)
もやや多くみられました。 一方、保田から富浦にかけての周辺海域では渦鞭毛藻のケラチウム(Ceratium fusus )がみられる程度でした。 これらはいずれも魚貝類に有害な種類ではありません。
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※ 千葉県の赤潮の目安は次のとおりです。
色 :オリーブ~褐色
酸素飽和度 :150%以上
透明度 :1.5m以下
pH :8.5以上
クロロフィルa :50μg/L以上
※ 千葉県の赤潮の目安は次のとおりです。
色 :オリーブ~褐色
酸素飽和度 :150%以上
透明度 :1.5m以下
pH :8.5以上
クロロフィルa :50μg/L以上
※ 千葉県の赤潮の目安は次のとおりです。
色 :オリーブ~褐色
酸素飽和度 :150%以上
透明度 :1.5m以下
pH :8.5以上
クロロフィルa :50μg/L以上
※ 千葉県の赤潮の目安は次のとおりです。
色 :オリーブ~褐色
酸素飽和度 :150%以上
透明度 :1.5m以下
pH :8.5以上
クロロフィルa :50μg/L以上
※ 千葉県の赤潮の目安は次のとおりです。
色 :オリーブ~褐色
酸素飽和度 :150%以上
透明度 :1.5m以下
pH :8.5以上
クロロフィルa :50μg/L以上
※ 千葉県の赤潮の目安は次のとおりです。
色 :オリーブ~褐色
酸素飽和度 :150%以上
透明度 :1.5m以下
pH :8.5以上
クロロフィルa :50μg/L以上
※ 千葉県の赤潮の目安は次のとおりです。
色 :オリーブ~褐色
酸素飽和度 :150%以上
透明度 :1.5m以下
pH :8.5以上
クロロフィルa :50μg/L以上
※ 千葉県の赤潮の目安は次のとおりです。
色 :オリーブ~褐色
酸素飽和度 :150%以上
透明度 :1.5m以下
pH :8.5以上
クロロフィルa :50μg/L以上
※ 千葉県の赤潮の目安は次のとおりです。
色 :オリーブ~褐色
酸素飽和度 :150%以上
透明度 :1.5m以下
pH :8.5以上
クロロフィルa :50μg/L以上
※ 千葉県の赤潮の目安は次のとおりです。
色 :オリーブ~褐色
酸素飽和度 :150%以上
透明度 :1.5m以下
pH :8.5以上
クロロフィルa :50μg/L以上
※ 千葉県の赤潮の目安は次のとおりです。
色 :オリーブ~褐色
酸素飽和度 :150%以上
透明度 :1.5m以下
pH :8.5以上
クロロフィルa :50μg/L以上
※ 千葉県の赤潮の目安は次のとおりです。
色 :オリーブ~褐色
酸素飽和度 :150%以上
透明度 :1.5m以下
pH :8.5以上
クロロフィルa :50μg/L以上
※ 千葉県の赤潮の目安は次のとおりです。
色 :オリーブ~褐色
酸素飽和度 :150%以上
透明度 :1.5m以下
pH :8.5以上
クロロフィルa :50μg/L以上
※ 千葉県の赤潮の目安は次のとおりです。
色 :オリーブ~褐色
酸素飽和度 :150%以上
透明度 :1.5m以下
pH :8.5以上
クロロフィルa :50μg/L以上
※ 千葉県の赤潮の目安は次のとおりです。
色 :オリーブ~褐色
酸素飽和度 :150%以上
透明度 :1.5m以下
pH :8.5以上
クロロフィルa :50μg/L以上 図 4 透明度の分布(m)
船 橋
浦 安51
千 葉
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姉 崎
図 5 底層部の溶存酸素量の分布(内湾)
図 6 縦断面の溶存酸素量の分布(内湾)
図7 栄養塩濃度の分布(表層)
DIN
ml/L
※ 千葉県の赤潮の目安は次のとおりです。
色 :オリーブ~褐色
酸素飽和度 :150%以上
透明度 :1.5m以下
pH :8.5以上
クロロフィルa :50μg/L以上
※ 千葉県水産総合センターでは、溶存酸素量2.5ml/L
(酸素飽和度50%)以下を貧酸素水塊としています。
ml/L
船 橋
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【黒潮の状況】
水温(℃)
塩分透明度(m)
pH溶存
酸素量(ml/L)
アンモニア態窒素(μg/L)
溶存無機態窒素
(μg/L)
リン酸態リン
(μg/L)
クロロフィルa(μg/L)
26.1 26.87 2.0 8.3 0.4 136 238 21(26.1) (26.69) (1.5) (8.3) (1.3) (136) (370) (31)26.6 26.38 2.5 8.5 0.3 21 55 5
(26.2) (25.92) (1.6) (8.4) (0.4) (66) (349) (21)26.5 26.62 2.3 8.6 0.4 19 30 5
(26.4) (25.57) (2.1) (8.5) (0.5) (40) (201) (12)26.0 20.74 2.2 8.5 0.3 37 683 9
(25.9) (22.59) (1.8) (8.4) (1.0) (82) (499) (25)25.5 28.94 2.3 8.4 1.7 14 113 8
(25.6) (27.37) (2.3) (8.4) (3.2) (40) (243) (15)25.5 28.29 2.3 8.3 1.4 28 171 16
(26.5) (28.50) (2.1) (8.4) (2.0) (26) (143) (21)st.8 25.0 30.31 4.4 8.1 0.8 62 192 38
(盤洲A南) (25.6) (27.81) (2.1) (8.3) (2.0) (33) (205) (19)25.3 29.68 3.9 8.1 2.1 69 197 23
(25.1) (28.56) (2.9) (8.2) (2.8) (49) (164) (10)24.9 30.49 4.0 8.0 50 233 34
(25.1) (31.00) (4.6) (8.2) (38) (83) (15)25.4 29.16 7.5 8.3 58 173 14
(24.9) (31.41) (5.7) (8.3) (25) (57) (11)26.0 33.37 16.0 8.2 17 31 4
(25.6) (33.00) (12.7) (8.2) (14) (22) (2)25.9 33.51 17.0 8.2 9 23 3
(25.5) (33.38) (15.3) (8.1) (15) (33) (3)st.10 25.5 26.97 4.0 8.4 46 242 13
(下洲沖) (24.9) (31.48) (4.9) (8.2) (22) (48) (10)st.12 25.5 26.32 4.3 8.4 39 241 11
(湊沖) (25.1) (31.46) (4.7) (8.3) (21) (35) (7)st.22 25.7 32.55 14.0 8.2 21 65 5
(保田沖) (25.5) (33.57) (13.8) (8.2) (17) (26) (2)st.24 26.0 33.70 18.0 8.2 11 19 2
(富山沖) (25.5) (33.20) (12.5) (8.2) (15) (34) (4)st.26 25.8 32.93 15.0 8.2 10 40 6
(館山湾内) (25.6) (33.39) (15.4) (8.2) (15) (23) (2)注) 透明度、pH、クロロフィルaの欄の橙色は赤潮の基準に、溶存酸素量の欄の青色は貧酸素水の基準に達しているこ
とを示しています。
st.BC(盤洲Cブイ)
富 津
内房海域
st.2KH(第2海ほ下)
st.31
st.23
st.1
黒潮はB型からC型へ移行しつつあり、その流軸は14日現在八丈島の南側を通り、房総半島南東岸に接岸しながら北東方向へ流れています(図8)。
表1 主な調査点の水質調査結果(表層,溶存酸素量のみ底層) ( ): 最近10年間の平均値(2006~2015年)
調査点
内 湾
船 橋
分 析 中
st.15
st.3
st.6
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浦 安51
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富 津
BCJ 5
2KH
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図 8 黒潮の動き(平成28年 9月14日)
水質調査点図
船 橋
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