Exchange Server 2010 ステップバイステップガイド...

Exchange Server 2010 ステップバイステップガ

イド

OWA Mini 編　［SP2］

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2012 Microsoft Corporation. All rights reserved.Microsoft 、 Active Directory 、 ActiveSync 、 Microsoft Press、MSDN、Outlook、Windows、Windows Mobile、Windows NT、および Windows Server は、米国

Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

はじめに

本ガイドは、Exchange Server 2010 SP2 において OWA Mini を導入するために必要な情報を以下の章に分けて説明しています。

第一部 OWA Mini 紹介

この章では、Exchange Server 2010 SP2 の新機能である OWA Mini の概要と位置づけについて説明します。

第二部 OWA Mini 利用時の構成と設定

この章では、OWA Mini 利用時の構成と設定の手順について説明します。

第三部 OWA Mini のアクセス方法

この章では、OWA Mini のアクセス方法と利用イメージについて説明します。

第四部 Outlook Mobile Access との共存と機能比較

この章では、Exchange Server 2003 で提供されている Outlook Mobile Access との共存と機能比較について説明します。

目次

第一部 OWA Mini 紹介...................................................................................................11.1 OWA Mini の概要...................................................................................................2

1.1.1 利用可能なサービス..........................................................................................21.2 クライアントの紹介................................................................................................5

第二部 OWA Mini 利用時の構成と設定.............................................................................62.1 システム構成.........................................................................................................7

2.1.1 外部アクセス設定.............................................................................................92.2 OWA Mini 設定....................................................................................................10

2.2.1 OWA Mini の有効化／無効化...........................................................................112.2.2 Outlook Web App と連動する機能の設定........................................................16

第三部 OWA Mini のアクセス方法.................................................................................183.1 対応端末..............................................................................................................193.2 操作イメージ.......................................................................................................20

3.2.1 OWA Mini 利用手順........................................................................................203.2.2 画面遷移図.....................................................................................................22

第四部 Outlook Mobile Access との共存と機能比較.......................................................234.1 Outlook Mobile Access との共存..........................................................................244.2 Outlook Mobile Access との機能比較...................................................................25

第一部 OWA Mini 紹介

この章では、Exchange Server 2010 SP2 の新機能である OWA Mini の概要と位置づけについて説明します。

Exchange Server 2010 SP2 ホワイトペーパー OWA Mini 編　　5

一.1 OWA Mini の概要

OWA Mini は Exchange Server へ簡易的にアクセスするためのブラウザベースのクライアント機能です。携帯端末および各種 Web ブラウザのクライアントからOWA Mini へアクセスが可能です。本機能は、Exchange Server 2010 SP2 のクライアントアクセスサーバー機能をインストール後、自動的に有効化されます。

【利用者イメージ】

　　　　　　　　　　　　　　　

OWA Mini のクライアント機能は、Exchange Server 2003 で提供されていたOutlook Mobile Access（OMA）クライアントとほぼ同等の機能が提供されます。

一.１.① 利用可能なサービス

OWA Mini では、Exchange Server へのログイン、メッセージ操作、予定表の操作などのサービスが、携帯端末および各種 Web ブラウザのクライアントから利用できます。OWA Mini により利用可能なサービスについて以下に示します。

機能処理ログイン制御ユーザーごとの機能有効・無効化


機能処理Office 365 での利用（対応予定）

メッセージ操作未読件数表示テキストメッセージ形式の閲覧HTML メッセージ形式の閲覧新規作成返信転送削除削除済みアイテムの操作フラグの有効化フラグの終了設定未読にする宛先の確認添付ファイル有無の確認フォルダー一覧参照メッセージ改行

予定表操作予定アイテムの閲覧新規作成編集削除会議開催通知の作成会議開催通知の応答 - 承諾会議開催通知の応答 - 仮承諾会議開催通知の応答 - 辞退

連絡先操作連絡先閲覧新規作成編集削除連絡先からの電話連絡先からのメッセージ発信

タスク操作(仕事) タスク/仕事の閲覧新規作成編集削除

メモ操作メモ閲覧削除

ユーザー検索グローバルアドレス一覧検索

連絡先検索アドレス一覧詳細表示グローバルアドレス一覧からの電話

オプションタイムゾーン変更組織内の自動応答設定変更組織外の自動応答設定変更


一.２クライアントの紹介

Exchange Server 2010 SP 2 では、複数種類のクライアントをサポートしています。OWA Mini の機能が新規追加されたことにより、携帯端末を使用した Web ブラウザベースのアクセスが標準機能としてサポートされるようになりました。

Exchange Server 2010 SP2 で利用可能なクライアントと OWA Mini の位置付けについて、以下に示します。

クライアント種別接続プロトコル製品例

OutlookRPC (MAPI)RPC over HTTP(S)

Outlook 2003, 2007, 2010

メールソフト（Outlook 以外）

POP3／IMAP Outlook Express　など

Web ブラウザ

（ OWA Premium ／Light）

HTTP(S) Internet ExplorerFirefoxSafariChrome など

携帯端末の簡易ブラウザ(OWA Mini)

HTTP(S) 第三世代携帯端末の簡易ブラウザ（要 Cookie 対応）

その他、フルブラウザからの接続も可能

スマートフォン(ActiveSync)

HTTP(S) Windows Phone、 iPhone、Android など


第二部 OWA Mini 利用時の構成と設定

この章では、OWA Mini 利用時の構成と設定の手順について説明します。


二.１システム構成

携帯端末から OWA Mini を使用するためには、インターネットから Exchange Server が存在する社内 LAN（内部ネットワーク）へのアクセスができる構成とする必要があります。

具体的には、内部ネットワークと外部インターネットとの接点にリバースプロキシサーバーを設置し、外部から内部へのアクセスの中継点を構築します。これにより、内部ネットワークの Exchange Server 群に外部から直接アクセスを受けることを防止できるため、セキュリティの向上に繋がります。

リバースプロキシサーバーを使用した、携帯端末からの Internet 接続のための構成について、構成イメージを以下に示します。


本自習書でのサーバー構成を以下に示します。

・contoso2.com ドメイン

サーバー名説明CONT-DC01 ドメイン contoso2.com

OS Windows Server 2003 x64 R2 SP2 Enterprise Edition

用途・機能などドメインコントローラ(Exchange Server 2003,2007用)DNS サーバー

CONT-DC02 ドメイン contoso2.comOS Windows Server 2008 R2 x64 Enterprise Edition用途・機能などドメインコントローラ(Exchange Server 2010 用)

DNS サーバーCONT-EX2003

ドメイン contoso2.comOS Windows Server 2003 x86 Enterprise Edition用途・機能など Exchange Server 2003

CONT-HC01 ドメイン contoso2.comOS Windows Server 2008 R2 x64 Enterprise Edition用途・機能など Exchange Server 2010 SP2 ハブトランスポート

Exchange Server 2010 SP2 クライアントアクセスCONT-MBX01 ドメイン contoso2.com

OS Windows Server 2008 R2 x64 Enterprise Edition用途・機能など Exchange Server 2010 SP2 メールボックス


・Workgroup

サーバー名説明CONT-RP01 ドメイン Workgroup

OS Windows Server 2003 x64 R2 SP2 Enterprise Edition

用途・機能など Forefront Threat Management Gateway 2010 (Forefront TMG)

本自習書では Exchange Server 2003 の機能である Outlook Mobile Access についても言及するため、同一組織内に Exchange Server 2003 と Exchange Server 2010 が共存する環境としています。

二.１.① 外部アクセス設定

リバースプロキシサーバーの役割には、 Microsoft Forefront Threat Management Gateway 2010 (TMG) または、 Microsoft Forefront Unified Access Gateway 2010 (UAG) が利用可能です。

Forefront TMG および Forefront UAG を使用した外部アクセス構成の設定については以下を参照ください。

　・TMG/UAG Exchange 公開http://download.microsoft.com/download/F/E/2/FE2033E5-179C-437B-917A-AC239FE0083F/PublishingExchangeServer2010withForefront.doc

■ネットワークポートについて

インターネットと Exchange サーバー間にファイアーウォールを設置した場合、OWA Mini の利用にはファイアーウォールの 80/TCP または、443/TCP（SSL）ポートの解放が必須となります。

Exchange Server 2010 SP2 で使用するネットワークポートについての詳細は以下を参照ください。

　・Exchange ネットワークポートのリファレンス　http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb331973.aspx


http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb331973.aspx

http://download.microsoft.com/download/F/E/2/FE2033E5-179C-437B-917A-AC239FE0083F/PublishingExchangeServer2010withForefront.doc

http://download.microsoft.com/download/F/E/2/FE2033E5-179C-437B-917A-AC239FE0083F/PublishingExchangeServer2010withForefront.doc

二.2 OWA Mini 設定

OWA Mini は Outlook Web App 仮想ディレクトリの配下に構成される独自の仮想ディレクトリにより機能を実装しています。

以下にインターネットインフォメーションサービス（IIS）での、仮想ディレクトリ表示のイメージを示します。

Exchange Server 2010 SP2 のクライアントアクセスサーバーを構築した時点で、OWA Mini 機能が有効となっています。既定では以下の URL を利用してアクセスすることができます。

https://<クライアントアクセスサーバー名>/owa/oma/

クライアントアクセスサーバーのインストール後に、OWA Mini では以下の設定が可能です。

OWA Mini の有効化／無効化

Outlook Web App と連動する機能の設定

以下に設定作業の詳細を示します。

二.2.① OWA Mini の有効化／無効化

OWA Mini は、既定で有効な状態ですが、以下の 2段階で無効化の設定をすることができます。


組織単位

Set-OwaVirtualDirectory コマンドレットを使用して、組織単位で OWA Mini の有効／無効を設定することができます。

ユーザー単位

Set-OwaMailboxPolicy コマンドレットにより、Outlook Web App メールボックスポリシーを使用して、ユーザー単位で OWA Mini の有効／無効を設定することができます。

上述のコマンドレットで設定するパラメーター名は以下の通りです。

パラメーター必須型コマンドレット OWA Mini　有効／無効

OwaMiniEnabled 省略可 Boolean Set-OwaVirtualDirectory 組織単位

省略可 Boolean Set-OwaMailboxPolicy ユーザー単位

Set-OwaMailboxPolicy コマンドレットおよび、Set-OwaVirtualDirectory コマンドレットの詳細は以下を参照ください。

　・Set-OwaVirtualDirectory コマンドレット　http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb123515.aspx

　・Set-OwaMailboxPolicy コマンドレット　http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd297989.aspx

OWA Mini の無効化／有効化の設定手順について以下に示します。

OWA Mini の無効化／有効化（組織単位）

組織単位での OWA Mini は、既定では有効化になっています。ここでは、OwaMiniEnabled パラメーターの設定により OWA Mini を無効化する手順について説明します。

注意：OWA Mini の有効化／無効化は Exchange 管理シェルからのみ実施が可能です。

1. Exchange 管理シェルを開き、以下のコマンドを実行します。

＞ Set-OwaVirtualDirectory -Identity "owa (Default Web Site)" -OwaMiniEnabled $false


http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd297989.aspx

http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb123515.aspx

2. Web ブラウザ、または携帯端末より以下の URL にアクセスします。


3. Web ブラウザより接続を行った場合、以下の通り権限がない旨のエラーメッセージとなり、認証画面が表示されず組織単位で OWA Mini が利用できないことが確認できます。

4. 組織単位で OWA Mini を有効にする場合は、Exchange 管理シェルで以下のコマンドを実行します。

＞ Set-OwaVirtualDirectory -Identity "owa (Default Web Site)" -OwaMiniEnabled $true

OWA Mini の無効化／有効化（ユーザー単位）

ユーザー単位での OWA Mini 有効／無効化はポリシーの割り当てにより行います。ここでは、OWA Mini の利用を無効化するポリシーを新規作成し、ユーザーメールボックスに割り当てを行います。

注意：作成したポリシーへの OWA Mini の有効化／無効化は Exchange 管理シェルからのみ実施が可能です。

1. Exchange管理コンソールを開きます。

2. ツリーより、[組織の構成]‐[クライアントアクセス]を開き、操作画面からOutlook Web App メールボックスポリシーの新規作成をクリックします。


3. [Outlook Web App メールボックスポリシーの新規作成] ウィザードが表示されますので、ポリシー名を任意入力し [新規作成] をクリックします。ここでは、”OwaMini-Disable”という名前でポリシーを作成します。

4. [完了] ページにて [終了] をクリックします。


5. Exchange管理シェルを開き、以下のコマンドを実行します。

＞Set-OwaMailboxPolicy -Identity "OwaMini-Disable" -OwaMiniEnabled $false

6. 再度、Exchange管理コンソールから[受信者の構成]‐[メールボックス]を開き、ポリシーを適用する対象のメールボックスユーザーを右クリックし、プロパティをクリックします。

7. メールボックスの機能タブより、Outlook Web App を選択して、プロパティをクリックします。


8. ポリシーに[OwaMini-Disable]を設定し、[OK]をクリックします。

9. プロパティ画面にて適用をクリックし、OK をクリックします。

10.Web ブラウザまたは携帯端末より、以下の URL にアクセスします。


11.認証画面が表示されますので、ポリシーを適用した対象のメールボックスユーザーで認証を行います。

12.以下のエラーメッセージが表示され OWA Mini が利用できないことが確認できます。

二.2.② Outlook Web App と連動する機能の設定

OWA Mini の機能の制御設定は、Outlook Web App メールボックスポリシーでの設定と連動しています。例えば、あるメールボックスユーザーに対して、Outlook


Web App からの予定表参照をポリシーにより無効化することで、OWA Mini からも予定表の参照ができなくなります。

Outlook Web App メールボックスポリシーで設定できる有効／無効機能のうちOWA Mini に連動して設定される機能について以下に示します。

機能説明

予定表[無効] に設定した場合、OWA Mini の初期画面メニューから「2.予定表」が表示されなくなり、新規作成および登録済み予定の表示が行えなくなります。

連絡先[無効] に設定した場合、OWA Mini の初期画面メニューから「3.連絡先」が表示されなくなり、新規作成および登録済み連絡先の表示が行えなくなります。

タスク[無効] に設定した場合、OWA Mini の初期画面メニューから「4.タスク」が表示されなくなりますが、「6.新規作成」および「7.フォルダーの参照」から新規作成、登録済みタスクの表示、タスクの終了は制御されません。

メモ

[無効] に設定した場合でも OWA Mini 側に変更がありません。「7.フォルダーの参照」から、登録済みのメモが参照できます。

※メモ機能は OWA Mini の初期画面メニューに既定で存在しません。※新規作成は Outlook Web App、OWA Mini ともに既定で行うことができません。

OWA Mini の画面遷移については『3.2.2 画面遷移図』を参照ください。

Outlook Web App メールボックスポリシーの詳細については、以下を参照ください。

　・Outlook Web App メールボックスポリシーについて　http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd335142.aspx


http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd335142.aspx

また、Outlook Web App のユーザーオプション画面の言語設定にて他国の言語を選択すると OWA Mini に連動して設定されます。なお、既定のフォルダ名の言語については変更されません。

　　　


第三部 OWA Mini のアクセス方法

この章では、OWA Mini のアクセス方法と利用イメージについて説明します。


三.１対応端末

OWA Mini で対応する携帯端末について説明します。OWA Mini は Cookie 機能をサポートする携帯端末により動作サポートされます。

※第三世代携帯端末の簡易ブラウザ（要 Cookie 対応）

詳細な情報は以下を参照ください。

・Understanding the Mini Version of Outlook Web App（英語）http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh529922.aspx

■スマートフォンのブラウザからの OWA Mini 参照について

Cookie 機能をサポートするブラウザを使用することでスマートフォンからも参照が可能です。

以下に、画面イメージを示します。


http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh529922.aspx

三.２操作イメージ

OWA Mini の利用手順および、画面遷移図について以下に説明します。

三.2.① OWA Mini 利用手順

OWA Mini の利用方法（ブラウザ）

OWA Mini は Exchange 2010 SP2 インストール時の既定の設定で、利用可能です。

1. Web ブラウザを開き、以下のアドレスを指定します。

https://<クライアントアクセスサーバー名>/owa/oma

2. 認証画面で、ユーザー認証情報を入力します。

3. OWA Mini の初期画面が以下の通り表示され、Exchange Server にアクセス可能なことが確認できます。

OWA Mini の利用方法（携帯端末）

ここでは携帯端末での利用イメージを説明します。


1. 携帯端末の Web ブラウザを開き、以下のアドレスを指定します。

https://<クライアントアクセスサーバー名>/owa/oma

2. 認証画面で、ユーザー認証情報を入力します。

3. OWA Mini の初期画面が以下の通り表示され、Exchange Server にアクセス可能なことが確認できます。


三.２.② 画面遷移図

OWA Mini の画面遷移図を以下に示します。

　


第四部 Outlook Mobile Access との共存と機能比較

この章では、Exchange Server 2003 で提供されている Outlook Mobile Access との共存と機能比較について説明します。


四.1 Outlook Mobile Access との共存

Exchange Server 2003 と Exchange Server 2010 SP2 が共存しているExchange 組織における、Outlook Mobile Access（OMA）と OWA Mini の共存について説明します。

Exchange Server 2003 と Exchange Server 2010 SP2 の共存・移行については以下を参照ください。

・Exchange Server 2010 自習書シリーズ　2.移行共存編http://technet.microsoft.com/ja-jp/exchange/2010/dd775186

共存環境においては、それぞれの既定の仮想ディレクトリが異なることから、Exchange Server 2010 SP2 をインストールした段階で、それぞれの機能が有効となっています。既定での接続URL については、以下の通りです。

・Outlook Mobile Access 利用時の内部 URL：https://<サーバー名>/oma

・OWA Mini 利用時の内部 URL：https://<クライアントアクセスサーバー名>/owa/oma

外部アクセス設定については『2.1.1 外部アクセス設定』を参照ください。


http://technet.microsoft.com/ja-jp/exchange/2010/dd775186

四.2 Outlook Mobile Access との機能比較

OWA Mini のクライアント機能は、Exchange Server 2003 で提供されていたOutlook Mobile Access（OMA）クライアントとほぼ同等の機能が提供されます。

機能比較について以下に示します。

機能処理 OMA OWA Mini 備考アクセス制御

機体認証 × × 　

ユーザーごとの接続制御 ○ ○ 　

既存 Exchange Server への変更 × Exchange Server 2010 SP2 適用

　

対応 Exchange バージョン Exchange Server 2003

Exchange Server 2010 SP2

　

Office 365 での利用 × 対応予定　

メッセージ操作

未読件数表示 ○ ○ 　

未読一覧表示 × × 　

テキストメッセージ形式の閲覧 ○ ○ 　

HTML メッセージ形式の閲覧 ○ ○ テキスト形式へ変換されます

新規作成 ○ ○ OMA はメッセージ本文に改行が挿入できません

返信 ○ ○ OMA はメッセージ本文に改行が挿入できません

転送 ○ ○ OMA はメッセージ本文に改行が挿入できません

削除 ○ ○ 削除により、「削除済みアイテム」フォルダーに格納されます

削除済みアイテムの操作 ○ ○ フォルダーの参照機能より操作が可能です

フラグの有効化 ○ ○ 　

フラグの選択 × × 共にフラグの種類を選択できませんOMA は「ご協力お願いします」で、OWA　Mini は「フラグの設定」で設定されます

フラグの終了設定 × ○ OMA はフラグの終了設定機能がありません

未読にする ○ ○ 　

宛先の確認 ○ ○ 操作方法が異なります・OMA は名前の確認ボタンをクリックする必要があります・OWAMini は名前の確認ボタンはありません。宛先が曖昧であれば自動的にグローバルアドレス一覧から候補検索します。


機能処理 OMA OWA Mini 備考添付ファイル有無の確認 ○ ○ 操作方法が異なります

・OMA はメッセージの詳細ボタンを押し確認可能です・OWAMini はメッセージのヘッダ部分に「添付ファイルを含む」が表示され、詳細ボタンを押さなくても確認可能です

添付ファイル参照 × × 　

添付ファイル追加 × × 　

フォルダー一覧参照 ○ ○ 　

本文/件名検索 × × 　

メッセージ改行 × ○ 　

予定表操作

予定アイテムの閲覧 ○ ○ 　

新規作成 ○ ○ 　

編集 ○ ○ 　

削除 ○ ○ 　

プライベートの予定の設定 × × 　

会議開催通知の作成 ○ ○ 　

会議開催通知の応答 - 承諾 ○ ○ 　

会議開催通知の応答 - 仮承諾 ○ ○ 　

会議開催通知の応答 - 辞退 ○ ○ 　

会議開催通知の応答 - 新しい予定の提案

× × 　

他のユーザーの予定の閲覧 × × 　

予定表表示単位の選択 ○ × OMA は日付指定機能が可能です

連絡先操作

連絡先閲覧 ○ ○ 　


編集 ○ ○ 　

削除 ○ ○ 　

連絡先からの電話 ○ ○ 　

連絡先からのメッセージ発信 ○ ○ 　

タスク操作(仕事)

タスク/仕事の閲覧 ○ ○ 　


編集 ○ ○ 　

削除 ○ ○ 　

依頼 × × 　

進捗レポートの送信 × × 　

メモ操作メモ閲覧 × ○ 　

新規作成 × × 　

編集 × × 　

削除 × ○ OWA Mini ではメモの削除も可能です

ユーザー検索

グローバルアドレス一覧検索 ○ ○ 表示名、SMTP アドレスの前方一致検索のみ可能です

連絡先検索 ○ ○ 　


機能処理 OMA OWA Mini 備考アドレス一覧詳細表示 ○ ○ OWA Mini では上長/チームメン

バーなどの情報も閲覧可能です

グローバルアドレス一覧からの電話

○ ○ 　

オプション

タイムゾーン変更 ○ ○ 　

言語変更 ○ × OWA Mini では Outlook　Web App 上の設定により変更可能です。

日付の形式変更 ○ × 　

時刻の形式変更 ○ × OWA Mini では Outlook　Web App 上の設定により変更可能です。

開封済みマーク ON/OFF ○ × 開封済みマークは”*”で表現されます。

組織内の自動応答設定変更 ○ ○ Exchange 2003 は組織内/組織外の分離機能はありません組織外の自動応答設定変更 ○

データの端末ダウンロード × × ブラウジングのため端末にはデータは残りませんリモートワイプ × ×

アイテム自動受信 (ダイレクトプッシュ)

× ×

管理者からポリシーの適用 × ×スマートフォン用ビュー機能 × × 表示形式は端末に依存しません

注意：言語・時間表示形式の変更は、OWA Mini の画面で設定はできませんが、Outlook Web App 上の設定により OWA Mini 側に変更を反映することが可能です。



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