昨今の旅行業界を鑑みた H.I.S.の今後の展望に関す …...1 レジャー2 班 H.I.S....

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1 レジャー2 H.I.S. 三田祭論文発表会レジュメ 昨今の旅行業界を鑑みた H.I.S.の今後の展望に関する考察 ◆アウトライン 1.業界分析 p.2 23C 分析 p.36 3SWOT 分析 p.7 4.問題提起 p.7 5.目標設定 p.7 6.政策提言 p.810 74P 分析 p.1113 8.今後の展望 p.13 9.参考文献 p.14 班員:穴澤 苛原 欧陽 大野 柏木 久保田 高橋 高原 土井 中井 七尾 早川 平本

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レジャー2 班 H.I.S. 三田祭論文発表会レジュメ

昨今の旅行業界を鑑みた H.I.S.の今後の展望に関する考察

◆アウトライン

1.業界分析 … p.2

2.3C分析 … p.3~6

3.SWOT分析 … p.7

4.問題提起 … p.7

5.目標設定 … p.7

6.政策提言 … p.8~10

7.4P分析 … p.11~13

8.今後の展望 … p.13

9.参考文献 … p.14

班員:穴澤 苛原 欧陽 大野 柏木 久保田 高橋 高原

土井 中井 七尾 早川 平本

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1. 業界分析

図 1 観光庁統計情報 旅行業者取扱額より作成

図 2 観光庁統計情報 旅行業者取扱額より作成

(1)取り扱い額

・市場規模は拡大している

・種類別は、国内旅行は増加、海外旅行はほぼ変化なし

・訪日は増加しているが、全体に占める割合が小さい

(2)旅行者数

・日本人出国者数は景気・海外情勢に左右されるため波があり、2012 年以降は減少

・国内旅行者数は、1990 年まではゆるやかに増加してきたが、その後微増

← 長期にわたるデフレ傾向、価格志向が背景にあるが

業界全体としても、消費者の満足できるサービスが提供できていないのが現状

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55000

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旅行業者取り扱い額推移(平成21~27年度)(単位:億円)

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H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27

種類別旅行取り扱い額(平成21~27年度)

(単位:億円)

国内旅行 海外旅行 外国人旅行

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2. 3C分析

(1)自社分析 Company

・売上額 5375 億円(業界 4 位)(平成 27 年)

・自社理念

「ツーリズムを通じて、世界の人々の見識を高め、国籍、人種、文化、宗教などを超え、

世界平和・相互理解の促進に貢献する」

・格安航空券のほか、日本国外を主体とした比較的価格の安いパッケージツアー商品、フ

リープラン商品を中心に発売

・それにより拡大してきた背景上、国内旅行の取扱いが極端に少なく、また国内旅行取扱

い可能の営業所も少ない

・ハウステンボスやラグーナテンボスといったテーマパーク事業もてがける。売上高全体

に占める割合は低いものの、順調に売上を伸ばしている

図 3 観光庁統計情報 旅行業者取扱額より作成

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3000

3500

4000

4500

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H.I.Sの売り上げの推移(単位:億円)

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図 4 観光庁統計情報 旅行業者取扱額より作成

① 海外旅行

・海外拠点は、66 カ国 141 都市 229 拠点

・世界進出国数 No.1 を誇る

・格安航空券の販売のほか、比較的安価な海外パッケージ商品、フリープラン商品

も販売

・グループのホテルなども持つようになる

・新興リゾート地のシェアは JTB を含め、日系旅行会社の中で群を抜いてトップ

ex)バリ島(インドネシア)、プーケット島(タイ)

・ハワイなどの伝統的な観光地のシェアも近年では高いシェアを誇る

② 国内旅行

・国内旅行の取扱いは極端に少なく、また国内旅行取扱い可能の営業所も少ない

・日本国内には北海道から沖縄まで計 305 店舗の営業所があるが、山陰地方には営

業所は存在しない

③ 訪日

・受け入れ観光地で自ら旅を企画し販売する「着地型観光事業」を強化

・地元の人ならではの旅行商品の造成や現地情報の提供

・ジャパンホリデートラベルは、日本本社を中心に中国の北京・上海・成都・武漢・

杭州に提携店をもち、訪日旅行を幅広くサポート

・現在中国からのインバウンド取扱実績が日本国内でトップ級

・ツーリストインフォメーションセンター(TIC)を、全国 15 カ所に設置

・外国人スタッフによる英語、韓国語、中国語、タイ語など最大 18 カ国言語対応で、

さまざまなサービスを展開

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2000

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H.I.S.取扱額 国内・海外旅行比率

海外旅行 国内旅行

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(2)他社分析 Competitor

① JTB(業界 1位)

・営業利益 135 億円(2013 年)

・インバウンド事業に力を入れていて、現地企業に対してプレゼンを行ったりイベン

ト出展を催したりしている。

・訪日旅行部門が前年比 39.6%成長

訪日外国人旅行者向け予約サイト「JAPANiCAN.com」での予約は前年比 91.6%増加

アジアの旅行客向けの商品を扱う「エクスペリエンスジャパン」は前年比 192.0%増加

② KNT-CTホールディングス(業界 2位)

・営業利益 38 億円(グループ 9 社合計、2013 年)

・国内旅行が 6 割強占める

・近畿日本ツーリスト…店舗・Web・提携販売店を通して個人旅行、強力な営業力を生かし

た団体旅行

・クラブツーリズム…“メディア型”旅行会社。シニア層向けの会報・新聞を用いた広告

で会員組織化した客にテーマ性の高い旅行プラン(寺社巡り、おひとり参加限定 etc)を提

供。無店舗販売によるローコスト経営

今後は「訪日旅行事業」「地域誘客交流事業」「スポーツ事業」への積極的な投資を目指す

③ 日本旅行(業界 3位)

・営業利益 13 億円(2015 年)

・主要株主が JR 西日本であるため国内旅行を強みとする

・JR との連携商品が多い

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・ウェブでの販促需要が高まりから、その中核であるインターネット専用商品の拡充を推

し進めている

・インバウンドのさらなる拡大や北海道新幹線の開通が好機になると考えている

(3)顧客分析 Customer

・旅行業者の取り扱い額全体は増加

・種類別は、国内旅行は増加、海外旅行はほぼ変化なし

・日本人出国者数は景気・海外情勢に左右されるため波があり、2012 年以降は減少

・国内旅行者数は、1990 年まではゆるやかに増加してきたが、その後微増

← 長期にわたるデフレ傾向、価格志向が背景だが

業界全体としても、消費者の満足できるサービスが提供できていないのが現状

H23 年以降、訪日外国人観光客数は増加傾向だが全体に占める割合が小さい

H27 年は 1970 年以来 45 年ぶりに訪日外客数が出国日本人数を上回り、過去最高記録

主な要因 …

☆航空路線の拡大・燃油の値下がりによる航空運賃の低下・円安・ビザの緩和

☆訪日旅行プロモーションによる訪日旅行需要の拡大

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3. SWOT分析

⇒・海外旅行はすでに強い、様々な要因に左右されやすい(近年の海外旅行者数の減少)

・訪日は Opportunity が多いが、オリンピックに向け各社力を入れる(JTB など)

4. 問題提起

5. 目標設定

H.I.S.の強みをいかした国内旅行の新たなパッケージ商品により

国内旅行を強化する!!

Opportunity

・訪日外国人の増加

・観光熱の高まり

・国内旅行の増加

・オリンピック、政府の援助

Threat

・少子高齢化

・円安、テロ(→日本人海外旅行者数の

減少)

・無店舗、インターネット販売の増加

海外旅行強い

旅行業界の国内分野は伸びている

Weakness

・国内旅行に弱い

・各商品の知名度が低い

・高級路線の失敗

・アプリの知名度が低い

Strength

・海外旅行が強い

・格安旅行としての知名度が高い

・ハウステンボスの経営立て直しに成功

・ポンタポイントがたまる

日本人出国者数減少

国内旅行に弱い

なのに…

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6. 政策提言

(1)国内旅行顧客分析

国内旅行はどういった層が行くのか…?

図 5 旅行年報 2014 より作成

年代別の国内旅行に行く人の割合 … 30~40 代、60 代が多い

⇒彼らが求めているものは何か、何が目的で旅行に行くのか

○ 30、40代

平均初婚年齢 男性 31.1 歳 女性 29.4 歳

⇒平均に近づく 20 代後半や 30 代の婚活需要が大きいと思われる

○ 60代

図 6 マイナビニュース 2013/ 9/26 http://news.mynavi.jp/news/2013/09/26/024 より引用

0

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10000

15000

20000

25000

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35000

単位:人

年代別国内宿泊旅行者数

0 20 40 60 80 100 120

80~

70~

60~

50~

終活は何歳から始めるべきか(人)

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定年などをきっかけに 60 代ごろから終活を意識し始めることがわかり、大きな需要が見込

まれる

⇒ 30、40代は婚活、60代は終活

(2)終活について

ツアー内容が散骨体験・墓地巡りなど固定化していて H.I.S.の独自性を出して

差別化することが難しい

終活ツアー大手のクラブツーリズムの存在が大きく、新規参入することが難し

⇒終活ツアー企画は断念

(3)婚活について

図 7 婚活サービス利用意向・経験の有無の人の割合

(リクルート 婚活実態調査 2016 より引用)

図 8 男女別婚活サービス:利用経験ありの人の割合

(リクルート 婚活実態調査 2016 より引用)

25%

75%

利用意向あり/なし

利用意向あり 利用意向なし

17%

83%

利用経験あり/なし

利用経験あり 利用経験なし

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16

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20

男性計 20代 30代 40代%

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女性計 20代 30代 40代%

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以上のグラフより、

★婚活サービスの利用に興味がありながら様々な要因により実際に利用しない人が多く

存在する

★実際の利用者は男女ともに 30代が多いことがわかる。

~現状の婚活サービスに対する不安・不満について~

(婚活サービスの事業者と参加者にたいする調査から、以下の6点)

・値段の高さ

・他人に知られることや恥ずかしさ

・他の会員にたいする不安

・婚活サービスそのものへの不信感

・結婚できるかどうかという不安

・個人情報漏えいに対する不安

◎格安旅行を謳う H.I.S.は安く提供できる

◎企業の実績から個人情報保護に関する信頼も得られている

他の婚活サービス事業との差別化を図るとともに、婚活サービスに対する抵抗感、を軽

減して顧客を獲得することができる

(4)政策提言の決定

H.I.S.が婚活ツアーを企画する!!!

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7. 4P分析

☆Place

図 9 都道府県別男女未婚率 縦:生涯未婚率 横:若年未婚率

(社会実情データ図録 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/7341.html より作成)

⇒東京の未婚率が高いことがわかり、婚活ツアーの需要が見込める。

Place

東京

Price

格安

Product

ハウステンボスへ行く

長崎の郷土料理を作る

Promotion

ハネムーン割引

8

10

12

14

16

18

20

22

40 50 60

男性生涯未婚率

2

4

6

8

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40 50 60

女性生涯未婚率

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図 10 20~49 歳の結婚に対する考え方の国際比較

(平成 26 年度 厚生労働省 結婚・家族形成に関する意識調査より作成)

⇒結婚に対して積極的であり、婚活需要が見込める。

☆Product

ハウステンボスに行き様々なイベントに参加する

長崎の郷土料理を作る

⇒通常の婚活サービスよりも交流の機会を増やせる

☆Price

傘下であるハウステンボスを利用することで通常の婚活ツアーよりも値段を安く設定

することができる

⇒これは現状の婚活サービスへの不満の一つである値段の高さを解消し、H.I.S.の格安旅行

イメージの強化にもつながる

0% 20% 40% 60% 80% 100%

スウェー…

フランス

アメリカ

日本

結婚は必ずすべきだ

結婚はした方がいい

結婚しなくてもよいが同棲はした方がいい

結婚・同棲はしなくてもいいが恋人はいた方がい

い結婚・同棲・恋人は必ずしも必要ではない

その他

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☆Promotion

格安海外旅行のノウハウを生かし、この H.I.S.の婚活ツアーで成婚したカップルのハネムー

ンを割引する

⇒これは話題性が高くメディアに取り上げてもらえる可能性を高めるのみならず、「これか

ら海外旅行に行くときは H.I.S.に頼もう」と思ってもらえるきっかけ作りにもなる

8. 今後の展望

既存の婚活サイトとの差別化は…?

・信頼度

大手の旅行会社の企画するサービス

→消費者の婚活サイトへの不信感(個人情報漏洩・登録者の不透明性)、敷居の高さを払拭

できる

・強みであるハウステンボスの活用(ほかの婚活ツアーにはあまりないテーマパークを利

用)

→抵抗感なく旅行として気軽に参加できる

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9. 参考文献

観光庁 統計情報 旅行業者取扱額

http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/toriatsukai.html

日本旅行ニュースリリース 2015 年度決算

http://www.nta.co.jp/news/2016/__icsFiles/afieldfile/2016/02/26/kessan.pdf

旅行年報 2014(公益財団法人日本交通公社)

四季報業界地図 2014(東洋経済新報社)

株式会社リクルートマーケティングパートナーズ 婚活実態調査 2016 1 次調査

(方法:インターネットによるアンケート調査、期間:2016 年 3 月 19 日~2016 年 3

月 29 日、有効サンプル数:50000 サンプル)

http://bridal-souken.net/data/konkatsu/konkatsu2016_release.pdf

「婚活」現象の社会学 : 日本の配偶者選択のいま(山田昌弘編 東洋経済新報

社,2010.6)

日本旅行業協会 国内旅行の現状と課題認識

https://www.jata-net.or.jp/membership/info-japan/research/03_1st.html

H.I.S. IR 情報

http://www.his.co.jp/ir/data/past_result.html

JTB 決算情報

http://www.jtbcorp.jp/jp/company/accounts/

JTB グローバルマーケティング&トラベル

http://www.jtbgmt.com/mice/index.html

http://www.jtbcorp.jp/jp/jtb_group/gmt/

KNT-CT ホールディングス株式会社 HP

http://www.knt.co.jp/

KNT-CT ホールディングス株式会社 IR 情報

http://www.kntcthd.co.jp/ir/chuuki_keiei.html

Research×Research 旅行会社のイメージに関する調査

http://www.lisalisa50.com/research20131217_3.html

Conshare 婚活サイト比較&ランキング

http://conshare.net/service-hikaku

婚活のミカタ おすすめ婚活サイト大手 8 社比較一覧

http://konkatu-mikata.xyz/2016/07/23/ranking/

社会実情データ図録

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/7341.html

平成 26 年度 厚生労働省 結婚・家族形成に関する意識調査