茨城工場 CSRレポート...茨城工場 CSRレポート 工場長ご挨拶...
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茨城工場 CSRレポート
工場長ご挨拶
茨城工場は、1973年日本最大規模の高圧ホース専門工場として操業を開始し、1997年には建築用シーリング材工場を稼働して今日に至ります。当工場は、茨城の豊かな自然との調和・融合とその共生を目指すことを環境方針とし、当社GD100の基本方針に基づいて、「トップレベルの環境貢献企業」達成に向けた施策に取り組んでいます。産業廃棄物の削減については、工程内不良削減をテーマとしたチーム改善活動の強化や、材料・設備の管理レベル
を向上することにより成果を上げています。省エネルギー活動では、省電力タイプの機械設備への更新、省エネの意識付け、ペーパーレス化などを全員活動で、積極的に展開しています。こうした活動が評価され、県が実施するエコ事業所登録制度において最高ランクのAAAを維持しています。また、今年度からは、生物多様性活動に着手し、園部川から霞ヶ浦までの水生生物の調査を開始します。こうした活動および、地域活動への参加を通して、地域社会とのコミュニケーション向上を図っています。茨城工場は環境マネジメントシステムをさらに強化し、環境汚染の防止と継続的改善を全従業員参加型の活動で進めていきます。
柴野 宏明
事業内容:敷地面積:従業員数:所 在 地:
高圧ホース、シーリング材の製造152,000m2
306人(2012年12月末現在)〒319-0198 茨城県小美玉市羽鳥西1番地
相談・苦情などの受付窓口:工場管理課 秋山 TEL:0299-46-1111 FAX:0299-46-0235
安全健康な職場環境
工場内および他工場の災害事例を掲示し、安全に対する感度を向上しています。事業所間交流を通じ、災害・事故の抑制を推進しています。
安全な人づくり1)安全マン評価:個人別評価を行い、レヘ ル゙アッフ 教゚育。2)「止める・呼ぶ・待つ」の定義の明確化と教育。3)危険を冒してはならない。危険を冒しているのを見つけたら、上司に報告。
安全な職場づくり1)経験3年未満の新人教育と訓練実施。2)NTカッターゼロ化達成。3)リスクアセスメントの強化~公開作業観察の実施。
安全衛生マネジメントシステム(OSHMS・OHSAS)に基づいた安全衛生の管理レベルアップ1)安全診断の計画的実施と結果フォロー強化:トップ診断導入。2)協力業者の災害防止活動の共有化・支援強化。
設備の安全化の実施1)リスクアセスメント新評価法による評価見直しと結果のマップ化と計画的改善。2)安全柵内作業の安全化。
作業の安全化の実施1)公開作業観察の実施による作業手順書の見直し。2)全員が作業手順書通りに作業を行えるようにする。
その他1)化学物質の法令順守 2)作業環境の改善の計画的実施3)長時間労働者管理 4)交通事故防止
災害時の対応 地域消防署の指導のもと、防災避難訓練を年1回実施。東日本大震災時の教訓を生かし、避難経路の確立と安全対策を実施しています。
安全衛生への取り組み
安全方針
基本方針安全衛生は全ての基本である。安全衛生の確保は企業活動と不可分な関係と認識し、管理者と監督者の強力なリーダーシップと全従業員の協力の下に、労働災害防止と快適な職場づくりと健康づくりをめざす。
安全衛生方針(1)全従業員一人ひとりが安全衛生を全てに優先させ、全員の参加と行動と協
力の下に、安全衛生活動の向上を図る。(2)安全衛生に係わる法令・安全衛生管理規程の遵守及び行政指針への積極的
な適合を図る。(3)労働安全衛生マネージメントシステム(OSHMS)により、設備を始めとする
潜在的危険を排除するためPDCAを回し、継続的なリスク低減を図るとともに設備の本質安全化を推進する。
(4)“整理整頓は安全衛生の基本である”との考えをもとに、2Sを徹底する。(5)全従業員に対して、安全衛生の重要性を周知し、必要な教育・訓練を実施する。(6)安心して働ける快適職場環境づくりを通して健康の確保を図り、従業員の
健康状態に配慮した健康づくりを支援する。(7)自動車産業の一翼をになう企業として、交通事故防止に取り組む。
環境経営の推進
環境データ&解説
■温室効果ガス排出量の削減・エネルギー使用量主要エネルギーは電気76%、重油24%です。
・温室効果ガス排出量2010年度から、漸減しています。
基準年 2008 2009 2010
10.4
8.3
10.29.1
エネルギー起源のCO2CH4 N2O HFC PFC SF6 基準年を100とした指数
非エネルギー起源のCO2
10.9000000
00000
2012年度の内訳
千t-CO2 %
※基準年:1990年を原則としていますが、京都議定書に準じてHFC、PFC、SF6は1995年としています。※温室効果ガス(GHG)の算定方法:環境省・経済産業省発行の「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル」
※2011年度は決算期が4-12月となりましたので、2011年1-3月データを重複させて1-12月で集計しています。
に準拠しています。 なお、2009年度の電力購入からのGHG算定は、環境大臣公表の契約電力会社別実排出係数を使用しています。
100
125.8123.5
110.7
0
5
10
15
80
100
120
140
160
2011
10.1
121.7
2012年度
10.9
131.3
化学物質の管理状況
0
1,000
2,000
201020092008
100100 100 100
0.0 0.0 0.0
1,100 1,094
20110.0
861
2012年度0.0
1,013825
発生量 埋立量 再資源化率
80
90
100100t %
■資源の有効活用/廃棄物の削減・廃棄物発生量2006年度より完全ゼロエミッションを継続しています。・廃棄物埋立量2007年度に再資源化100%を達成し、その後継続しています。
・水使用量年間24万トン使用しています。取水源の内訳は、地下水が約82%、水道水が18%となっています。
千m3
201020092008
261.8305.1 271.5
303.9353.3
313.3
42.048.2 41.8 0
100
200
300
400
2011
199.0
244.6
45.62012年度
193.6
235.4
41.8
上水道 深井戸揚水量
茨城工場環境方針
(1) 茨城工場は、全社の企業理念を踏襲し環境GD100の基本方針に基づいて、「トップレベルの環境貢献企業」達成に向けた施策に取り組みます。
(2) 信頼される工場となるために、環境マネジメントシステムを強化し、環境汚染の予防と環境改善を継続的に進めます。
(3)地球温暖化対策の省エネルギー及び資源保護のための廃棄物の低減・リサイクル・グリーン購買を推進することで、省資源社会と低炭素社会の実現を図ります。
(4) 生物多様性社会実現のための、環境保全に取り組みます。(5) 関連する法規制及び協定等を遵守し、環境保全に取り組みます。(6) 環境方針を具現化するため、環境目的・目標を設定し、計画的に実行します。環境目的・目標及び計画は、年1回見直しを行います。
(7) 工場内全従業員及び組織の為に働く全ての人が本方針を理解し、行動するよう教育と啓蒙を行い周知を図ります。
(8) 地域の自然との調和・融合と、その共生を目指すと共に地域貢献・社会貢献を行います。
(9) 本方針は、一般の人からの要求に応じ公表します。2013年 1月1日
茨城工場長 柴野 宏明
環境経営の推進
環境データ&解説 化学物質の管理状況についての報告(PRTR法への対応)
■水・大気・土壌への排出対策・水質汚濁にかかわるデータ年間約48万トンを園部川に排水しています。
・土壌汚染年に1回地下水分析(浅井戸)を実施しており、すべて法および小美玉市条例の基準値内であることを確認しています。
・大気汚染物質(NOx、SOx)年に2回測定しており、すべて法および小美玉市条例の基準値内であることを確認しています。
副資材・補助材関係はMSDSで第1種化学物質の有無を確認し、PRTR法で定められた量の取り扱い物質について年1回、国(県)への報告を行っています。
騒音対策毎月1回、工場敷地境界線15カ所で騒音測定を行い、小美玉市条例の基準値内(55db以下)であることを確認しています。
※茨城県条例、小美玉市環境保全に関する協定※排水先 園部川
最小値最大値平均値
6.7~8.25.1 5.53.50.8
7.62.52.71.10.5
8.25.75.42.40.5
7.11.01.31.00.5
自主管理値
5.8~8.61010153
規制値
PH)l/gm( 度濃DOB)l/gm( 度濃DOC
SS濃度 (mg/l))l/gm( 度濃分油
項 目2012年度実績
※1:取扱量は1t以上を記載(ダイオキシン類を除く) ただし、ベンゼン等の特定第1種指定化学物質は0.5t以上を記載※2:排出量=大気+公共用水域+土壌※3:移動量=廃棄物+公共下水道※4:安全衛生影響評価の基準については「国内生産拠点の安全性評価表」をご参照ください (http://www.yrc.co.jp/csr/data/pdf/16kokunaikyoten.pdf)
安全性影響度評価 Ⅶ-5(単位: t/年)
政令番号
取扱量 ※1
排出量 ※2
移動量 ※3
有害性ランク(人)
換算排出量(人)
有害性ランク(生態系)
換算排出量(生態系)
対象化学物質
80239296298300355392438
2390.3703.5430.19524.5100.9170.3790.24514.91845.077
0.003 0.000 0.001 0.000 0.184 0.000 0.009 0.075 0.271
0.000 0.149 0.000 1.071 0.000 0.030 0.000 0.000 1.250
CACABAC
記載なし
0.0270.0000.0050.00018.3600.0000.0900.00018.482
C記載なしCBCB
記載なし記載なし
0.0270.0000.0050.0001.8360.0000.0000.0001.868
キシレン有機スズ化合物1,2,4-トリメチルベンゼントリレンジイソシアネートトルエンフタル酸ビス(2-エチルヘキシル)ノルマルーヘキサンメチルナフタレン総合計
※4
※大気汚染防止法、小美玉市環境保全に関する協定
最小値最大値
0.04580.002
0.04630.002
0.04520.002
平均値
10以下1250.1
自主管理値
132500.3
規制値
茨城工場ボイラ-
施設名称
硫黄酸化物(K値)窒素酸化物濃度(ppm)ばいじん濃度(g/m3N)
項 目2012年度実績
28
NOx
20
SOx
排出量(t/年)
項 目
人権・労働慣行
コンプライアンスの職場学習にて、人権・労働問題を中心に教育を行っています。
適切なサプライヤーとの取引新規取引先に関する情報を、社内データベースを活用して入手し、財務状況と併せ、取引先として適正か総合的に判断しています。
障がい者の方が1人活躍しています
従業員への人権教育 障がい者雇用の推進
建設機械メーカーなどのユーザーさまを工場へお迎えし、生産現場視察による品質・商品性能などの確認をしていただきました。
製品に関わる苦情が発生した場合は、迅速に現品を取寄せ、調査、報告書を作成し、お客さまが納得していただけるよう対応しています。
消費者とのコミュニケーション 苦情などへの対応
製品・サービスの安全と品質
ステークホルダーコミュニケーション
横浜ゴムグループ社員「行動規範」1.社会的に有用な商品、サービスの提供、お客様の満足と信頼の獲得2.公正、透明、自由な競争、適正な取引3.企業情報の公正の開示4.従業員のゆとりと豊かさを実現5.環境問題への積極的取り組み6.「良き企業市民」として7.会社の財産、情報の保護管理8.国際協調、現地の発展に貢献
コンプライアンス推進室によるE-ラーニング教育を受講しています。また、事例を中心とした「コンプライアンス職場学習」の教育を行っています。
これまでに寄せられた主な意見や苦情と対応内容 工場見学・説明会のご案内
コンプライアンス研修
2012年度は特にありませんでした。
地域社会とのかかわり1. 6月2日小美玉市竹原地区あじさい苗木 90 本無償提供。植樹1人参加。
2.8月25日小美玉市ふれあい祭りに出店、苗木1,083 本無償提供。
3.工場周辺の清掃活動に取り組み、小学生の通学時、交通安全のサポ-トを行っています。
4.地域祭事に積極的に参加し、野球場を地域の方々へ提供しています。
小学生、中学生などの工場見学を受け入れています。下記までご連絡下さい。
電話番号:0299-46-1111 FAX番号:0299-46-0235 担当者:秋山 秀正
取引先との信頼関係
資材調達部を窓口とし、取引先からの意見や要望を伺って、適切に対応しています。
取引先とのコミュニケーション
以下の購買倫理(購買担当の心得)の順守します。
1.関連法規、社会公秩序の順守 公秩序に反し、社会的信用を失うような行為は、結果的に当社に損害を与えます。
2.節度と礼節 横暴な態度、見下した言動を行うことは当社の品位、イメージを著しく損う。
3.対等な立場4.公平な取引、判断 競合する全ての見積先を平等に扱い、特定の見積先のみにある情報を与え、交渉する。
5.公正な取引(背信行為の禁止) 相手から見て裏切られた、騙されたという印象を与えるような方法、取引はしない。
6.公私の区別7.機密の保持