EMC PowerPath Windows 版...

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EMC コーポレーション 本社: 東京都新宿区西新宿 2-1-1 新宿 三井ビル(私書箱 323 号) 163-0466 EMC ® PowerPath ® Windows バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド P/N 300-004-782 リビジョン A01

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EMCコーポレーション本社:

東京都新宿区西新宿 2-1-1 新宿三井ビル(私書箱 323号)

〒 163-0466

EMC® PowerPath®

Windows版バージョン 5.0

インストールおよび管理ガイドP/N 300-004-782リビジョン A01

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EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド2

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EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド 3

序文 ......................................................................................................... 11

第 1章 PowerPathのインストールインストール前の作業 ..................................................................... 16

EMC Symmetrixストレージ・システム.................................16EMC CLARiXストレージ・システム .....................................16PowerPathの初回インストール...............................................17最新情報の入手 ...........................................................................17インストール時機の選択 ...........................................................17ライセンス・キーの特定 ...........................................................18ホストとストレージ・システムの準備 ...................................18ストレージ・アレイ・デバイスからの起動 ...........................20クラスタ環境の準備 ...................................................................20Webブラウザの準備 ..................................................................20

PowerPathのインストール ............................................................. 21InstallShieldを使用したインストール ....................................21CLIからのインストール............................................................24PowerPathの新規インストール.............................................. 30

インストール後の作業 ..................................................................... 31構成の確認と保存 .......................................................................31

PowerPathのアップグレード ......................................................... 32以前の PowerPathコンポーネントのアンインストール......32PowerPathのアップロード前の作業.......................................33アップグレード手順 .................................................................. 34

PowerPathパッチのインストール ................................................. 35パッチおよび構成ファイル .......................................................35

以前のバージョンの PowerPathのインストール ........................ 38Windowsオペレーティング・システムのアップグレード ....... 39

Windows 2000システムからのアップグレード ................... 39

目次

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EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド4

目次

サード・パーティ製パス管理ソフトウェアとの共存 ................. 40EMC Licensing Tool ......................................................................... 41

第 2章 PowerPathの削除PowerPath削除前の作業................................................................. 44Windowsホストからの PowerPathの削除.................................. 45

[アプリケーションの追加と削除 ]を使用したPowerPathの削除 ...................................................................... 45コマンド・ラインからの PowerPathの削除 ......................... 46

第 3章 PowerPath Administrator

概要 ..................................................................................................... 52PowerPath Monitor .......................................................................... 52

PowerPathスナップインを使用したMMCの起動 .............. 53PowerPath Administrator ............................................................... 55

PowerPath Administratorのペイン ........................................ 55PowerPath Administratorのデバイスの [Properties]ダイアログ・ボックス ............................................................... 56アイコン:標準状態(standard)、ライセンスなしの状態(unlicensed)、不明な状態(unknown)....................... 58アイコン:既知の障害発生条件 ............................................... 60

ローカルまたはリモート管理 ......................................................... 63ローカル・ホスト・オプションの設定 .................................. 64リモート・ホスト・オプションの設定 ................................... 65

コンソールの設定の保存 ................................................................. 67

第 4章 MSCSクラスタ内の PowerPathPowerPathおよびMSCSのインストール .................................... 70既存のMSCSクラスタへの PowerPathの統合 ........................... 71すべてのリソースのノード Aへの移動 .................................. 72PowerPathのノード Bへのインストール .............................. 73ストレージ・システムとノード Bの間の追加パスの構成 ........................................................................... 73すべてのリソースのノード Bへの移動 .................................. 74PowerPathのノード Aへのインストール ............................. 74ストレージ・システムとノード Aの間の追加パスの構成 ........................................................................... 74ノード Aのリソースのノード Aへの返却............................. 74

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5EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

目次

付録 A WHQL認定WHQL認定ドライバ........................................................................ 76

付録 B PowerPathによって変更されるファイルPowerPathファイル ......................................................................... 78PowerPathのインストールによるレジストリの変更 ................. 81

索引 .......................................................................................................... 83

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EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド6

目次

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EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド 7

タイトル ページ

1 PowerPath Administratorのサンプル表示 ................................................ 562 クラスタ管理者 ............................................................................................... 72

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EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド8

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EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド 9

タイトル ページ

1 サイレント・インストールの変数 ................................................................252 プロパティ ........................................................................................................263 対話型インストールの変数 ............................................................................284 旧バージョンの PowerPathからのアップグレード ..................................325 サイレント型削除の変数 ................................................................................476 プロパティ ........................................................................................................477 対話型削除の変数 ............................................................................................498 PowerPath Monitorタスクバー・アイコン ................................................539 PowerPath Administratorのアイコン .........................................................5810 PowerPathのアイコン:既知の障害発生条件 ...........................................6111 PowerPathファイル .......................................................................................7812 レジストリの変更 ............................................................................................81

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EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド 11

序文

EMCでは、製品ラインのパフォーマンスと機能の継続的な増強および拡張の一環として、ハードウェアおよびソフトウェアの改訂版を定期的にリリースしています。したがって、このマニュアルに記載された一部の機能が、現在使用されているソフトウェアまたはハードウェアのすべてのバージョンでサポートされていない場合があります。製品の機能に関する最新情報については、ご使用になっている製品のリリース・ノートを参照してください。

製品が正しく機能しない場合、またはこのドキュメントに記載されたとおりに機能しない場合は、EMC担当営業にお問い合わせください。

対象者 このマニュアルは、PowerPathドキュメント・セットの一部です。PowerPathソフトウェアのインストール、運用、管理を行うストレージ管理者およびその他の情報システム担当者を対象としています。

このマニュアルの読者はホストのオペレーティング・システム、ストレージ・システム管理、PowerPathソフトウェアで使用するアプリケーションの知識を持っていることが想定されています。

関連マニュアル PowerPath関連のすべてのドキュメントを以下に示します。いずれもEMC Powerlink Webサイトで入手できます。◆ EMC PowerPath Migration Enabler User’s Guide

◆ EMC PowerPath Migration Enablerリリース・ノート◆ EMC PowerPath Product Guide

◆ EMC PowerPath Windows 版 リリース・ノート

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12 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

序文

ご使用の環境に EMC Symmetrixストレージ・システムが含まれる場合は、Powerlink Webサイト(http://Powerlink.EMC.com)にある「EMC Host Connectivity Guides」も参照してください。

ご使用の環境に CLARiXストレージ・システムが含まれる場合は、「EMC Host Connectivity Guides」および「CLARiX configuration

Guide」も参照してください。

このマニュアルで使用する規則

EMCでは、次の規則で、注意事項を記載しています。

注: 注は、重要だが障害には結びつかない情報を示します。

警告!注意は、データの消失やシステムまたは機器の障害を避けるために不可欠な情報です。

表記規則EMCでは、このドキュメントで次の表記規則で記載しています。通常 本文(手順以外)のテキストでの用途:

• インターフェース要素の名前(ウィンドウ、ダイアログ・ボックス、ボタン、フィールド、メニューなどの名前)

• リソース、属性、プール、ブール演算子、ボタン、DQL文、キーワード、句、環境変数、ファイル名、機能、ユーティリティの名前

• URL、パス名、ファイル名、ディレクトリ名、コンピュータ名、リンク、グループ、サービス・キー、ファイル・システム、通知

太字: 本文(手順以外)のテキストでの用途:• コマンド、デーモン、オプション、プログラム、プロセス、サービス、アプリケーション、ユーティリティ、カーネル、通知、システム・コール、マニュアル・ページの名前

手順での用途:• インターフェース要素の名前(ウィンドウ、ダイアログ・ボックス、ボタン、フィールド、メニューなどの名前)

• ユーザーが選択、クリック、押下、入力する対象斜体: すべてのテキスト(手順を含む)での用途:

• 本文中で参照される発行物の完全なタイトル• 強調(新規用語など)• 変数

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EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド 13

序文

問い合わせ先 EMCのサポート、製品、およびライセンスについての情報は次の方法で入手できます。

製品情報 —ドキュメンテーション、リリース・ノート、ソフトウェアの更新のほか、EMC製品、ライセンス、サービスに関する情報については、EMC Powerlink Webサイトにアクセスしてください(このサイトの利用には登録が必要です)。http://Powerlink.EMC.com

テクニカル・サポート —テクニカル・サポートについては、Powerlinkの EMCカスタマー・サービスにアクセスしてください。Powerlinkを通じてサービス・リクエストを開くには、有効なサポート契約が結ばれている必要があります。サポート契約の締結またはアカウントに関するご質問については、EMC担当営業までお問い合わせください。

お客様のご意見 製品マニュアルに関するご意見やご提案をお寄せください。

次の手順でフィードバックを送ってください。

1. 次の URLにアクセスします。http://Powerlink.EMC.com

2. [フィードバック ]リンクをクリックしてください。

Courier 用途:• システム出力(エラー・メッセージやスクリプトなど)

• URL、完全パス、ファイル名、プロンプト、構文(本文以外で掲載される場合)

Courier、太字 用途:• ユーザーによる特定の入力(コマンドなど)

Courier、斜体 手順での用途:• コマンド・ラインでの変数• ユーザーが入力する変数

< > 山括弧で囲まれた文字は、ユーザーが入力するパラメータまたは変数を表す

[ ] 角括弧で囲まれた文字は、オプションの値を表す

| 縦棒は、複数の選択肢があることを示す

{ } 大括弧で囲まれた文字は、ユーザーが指定する必要がある内容を示す(例:x、y、zのいずれかを指定)

... 省略記号は、例の中で省略された重要でない情報を表す

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14 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

序文

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PowerPathのインストール 15

1Invisible Body Tag

この章では、Windowsホストへの EMC® PowerPath®ソフトウェアのインストールとアップグレードの方法について説明します。この章は、次のセクションで構成されています。

◆ インストール前の作業............................................................................................... 16◆ PowerPathのインストール.................................................................................... 21◆ インストール後の作業............................................................................................... 31◆ PowerPathのアップグレード.............................................................................. 32◆ PowerPathパッチのインストール................................................................... 35◆ 以前のバージョンの PowerPathのインストール.................................. 38◆ Windowsオペレーティング・システムのアップグレード........... 39◆ サード・パーティ製パス管理ソフトウェアとの共存......................... 40◆ EMC Licensing Tool........................................................................... 41

PowerPathのインストール

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16 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathのインストール

インストール前の作業ストレージ・システムを構成し、PowerPathをホストにインストールするための一連の手順は、使用しているストレージ・システムによって異なります。

EMC Symmetrixストレージ・システム

EMC® Symmetrix®ストレージ・システムを設定し、正しく機能することを確認した後に、PowerPathをインストールします。

EMC CLARiXストレージ・システム

PowerPathのインストールは、EMC CLARiX®の設定および構成手順の重要な部分です。

CLARiX CXシリーズのアレイに接続されたホストに PowerPathを正しくインストールする方法については、「EMC Installation Roadmap for CX3-Series, CX-Series, AX-Series, and FC-Series Storage Systems」を参照してください。このマニュアルでは、PowerPathおよびその他の CLARiXソフトウェアのインストール手順をステップごとに説明しています。CLARiX CXシリーズのマニュアルの最新バージョンを入手するには、EMC Powerlink Webサイトにログインします。

CLARiX AXシリーズのインストール、計画、トラブルシューティングのドキュメントは、AXシリーズ・サポート用Webサイトからご利用になれます。このサイトへのアクセスに関する情報は、ご使用のストレージ・システムに同梱されているサポート資料を参照してください。AXシリーズのストレージ・システムを使用する場合のインストール情報については、これらのドキュメントのみを参照してください。

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インストール前の作業 17

PowerPathのインストール

PowerPathの初回インストールホストにインストールされているすべてのバージョンの EMC Navisphere® ATF(Application Transparent Failover)を削除します。

警告!ATFまたは CDE(CLARiX Driver Extension)を PowerPathに移行する手順は容易ではなく、正しく実行しなければデータが失われる可能性があります。EMCプロフェッショナル・サービスに移行の実行を依頼することを強くお勧めします。ご自身で移行を行う場合の詳細については、「Removing ATF or CDE Software Before Installing Other Failover Software」ドキュメントを参照してください。このドキュメントは、EMC Powerlink Webサイトでのみ入手できます。

最新情報の入手ホストに PowerPathをインストールする前に、最新の PowerPath情報について EMC Powerlink Webサイトを確認します。

❑ リリース・ノートは、定期的に更新され、Powerlinkに掲載されます。

❑ パッチと注意事項:パッチの ReadMeファイルを読み、PowerPathの後にインストールするパッチ(存在する場合)と、PowerPathをインストールする前に満たす必要のある追加の前提条件がそれらのパッチにあるかどうかを判断します。

❑ Microsoft認定ドライバの確認:パッケージが利用可能になると、Powerlinkにリリースされます。PowerPathドライバが署名済みかどうかを確認するには、付録 A「WHQL認定」の手順を参照してください。

インストール時機の選択PowerPathをインストールするには、ホストを再起動する必要があります。PowerPathのインストールまたはアップグレードは、再起動を行ってもサイトの中断が最小限で済むときに行うよう計画してください。

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18 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathのインストール

ライセンス・キーの特定PowerPathのライセンス登録キーは、EMCから受け取ったライセンス・キー・カードに記載されています。ライセンスに関する次の項目に留意してください。

◆ CLARiX AXシリーズ・アレイに接続されているホストに PowerPathをインストールする場合は、ライセンスは不要です。ホストがCLARiX AXシリーズ・アレイに接続されている場合、PowerPathライセンスの有無にかかわらず PowerPathはフル・サポートを提供します。

◆ 以前のバージョンの PowerPathからアップグレードする場合は、ライセンス登録は不要です。PowerPathは古いキーを使用します。

◆ 登録番号は、カードに記載されているとおりに、正確に入力してください。よく起こりがちな入力ミスを減らすため、[License Key]フィールドでは大文字と小文字は区別されず、特定の数字と英字を入れ替えることも可能です。たとえば、英字の O、I、S、Bの代わりに数字の 0、1、5、8を入力しても同等に認識されます。ライセンスの入力に関してさらに疑問がある場合は、EMC Licensing Toolで F1キーを押して、オンライン・ヘルプ・ファイルを参照してください。これらのファイルを表示するには、Internet Explorer 5.0またはそれ以上が必要です。このWebブラウザがインストールされていない場合でも、ヘルプ・ファイルEmcLicTool.chmを PowerPathインストール CDの ¥helpフォルダから直接表示できます。

ホストとストレージ・システムの準備ホストとストレージ・システムを準備するには、次の手順に従います。

❑ 使用する環境が、次の場所に記載されている必要条件を満たしていることを確認します。

• EMC PowerPath Windows 版 リリース・ノート:ホストおよびサポートされるストレージ・システムのハードウェアおよびソフトウェアに関する最小必要条件が説明されています。

• EMC PowerPath Product Guide:PowerPathでサポートされるホストとシステム間の相互接続トポロジーが説明されています。

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インストール前の作業 19

PowerPathのインストール

❑ Microsoft MPIOフレームワーク1.17以降がインストールされていることを確認します。

• MPIOフレームワークがホストにインストールされていない場合、PowerPathインストーラによりMPIOフレームワーク1.17がインストールされます。

• ホストにインストールされているMPIOフレームワークのバージョンが 1.17未満である場合、PowerPathインストーラにより、バージョン 1.17へのアップグレードを促すメッセージが表示されます。アップグレードを実行しない場合、PowerPathのインストールは中止されます。

• バージョン 1.17以降のMPIOフレームワークがホストにインストールされている場合、PowerPathインストーラは、そのことを通知し、インストールを続行します。

注: MPIOのテクノロジーと機能は、オペレーティング・システムごとに固有です。MPIOに関する特定の情報については、オペレーティング・システムの製造元が提供するドキュメントを参照してください。

❑ ホスト・バス・アダプタ(HBA)ドライバを構成します。EMCが示す、HBAドライバ構成に関するガイドラインに従ってください。Powerlink Webサイトおよび製品マニュアルに掲載されている E-Lab Interoperability Navigatorを参照してください。不適切な設定を使用すると、I/Oの遅延が大幅に増加するなど、異常なフェイルオーバーが発生することがあります。

❑ ファイバ・チャネル・スイッチ(ファブリック)を通じてストレージ・アレイに接続しているホストでは、SCSIターゲット IDの永続バインドを使用して HBAを構成します。

❑ HBAからストレージ・システムのインターフェース・ポート、ハブ、またはスイッチへの複数のパス、またはゾーンの複数パスへの接続は、PowerPathをインストールしてホストをシャットダウンするまで行わないでください。

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20 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathのインストール

ストレージ・アレイ・デバイスからの起動ストレージ・アレイ・デバイスをブート・デバイスとして構成する場合の手順については、次のドキュメントを参照してください。◆ EMC Fibre Channel with Emulex Host Bus Adapters in the

Windows Environment(P/N 300-001-157):Emulex Webサイト(http://www.emulex.com/emc/support/pdfs/win.pdf)で利用可能

◆ EMC Fibre Channel iSCSI with QLogic Host Bus Adapters in the Windows Environment(P/N 300-001-164):QLogic Webサイト

(http://download.qlogic.com/drivers/47512/QLogic_Windows_6_28_06.pdf)で利用可能

ストレージ・アレイをブート・デバイスとして構成した後で、PowerPathをインストールします。PowerPathをインストールするときには、ホストからストレージ・アレイへのパスは 1つだけにする必要があります。それ以外のパスは、PowerPathをインストールしてホストを再起動してから接続します。

クラスタ環境の準備クラスタ環境に PowerPathをインストールする場合は、第 4章「MSCSクラスタ内の PowerPath」に掲載されている、新しいクラスタまたは既存のクラスタへの PowerPathのインストールに関する情報を参照してください。

Webブラウザの準備

❑ 適切なWebブラウザがインストールされていることを確認します。ヘルプ・ファイルはインストール CDから直接表示することもできます。

❑ PowerPathの登録に関するヘルプについては、EMC Licensing Toolのオンライン・ヘルプを確認します。まだライセンス登録が済んでいない場合は、PowerPathソフトウェアのインストールで説明されているように、インストール中に EMC Licensing Toolが表示されます。[Help]ボタンまたは F1キーで、このアプリケーションのオンライン・ヘルプにアクセスできます。適切なWebブラウザがインストールされていない場合は、インストール CDから直接ヘルプ・ファイルを表示できます。このトピックに関する詳細については、41ページの「EMC Licensing Tool」を参照してください。

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PowerPathのインストール 21

PowerPathのインストール

PowerPathのインストールPowerPathは、InstallShieldを使用するか、またはコマンド・ラインからインストールできます。

注: PowerPathをインストールするには、管理者権限が必要です。

警告!PowerPath 5.0のインストールまたはアップグレードを実行する前に、すべてのホスト・アプリケーションを終了します。これは、低レベルのディスク・ドライバをインストールまたはアップグレードする間、システムおよびユーザーのデータの完全性を維持するために必要です。この処理を正常に行わなければ、データが消失または破損する可能性があります。

InstallShieldを使用したインストール

次の手順は、InstallShieldを使用して PowerPathをインストールする場合に使用します。

注: 新規に PowerPathをインストールする場合、HBAからストレージ・システムのインターフェース・ポート、またはスイッチへの複数のパスの接続は、PowerPathをインストールしてホストをシャットダウンするまで行わないでください。30ページの「PowerPathの新規インストール」の手順に従ってください

CD-ROMのロード CD-ROMをロードするには、次の手順に従います。

1. PowerPathインストール CD-ROMを挿入します。

• オートプレイが有効になっていると、Webブラウザが起動し、[Getting Started]ページが表示されます。

• ソフトウェアのインストールは、使用しているオペレーティング・システムに対応したリンクをクリックして、[インストール ]セクションで行います。インストールを続行するには、次の操作を行います。a. [現在の場所からこのプログラムを実行する ](または使用しているWebブラウザに応じた同様のメッセージ)を選択します。

b. [OK]をクリックします。

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22 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathのインストール

c. 22ページの「PowerPathソフトウェアのインストール」セクションの手順 2 に進みます。

• オートプレイが有効になっていない場合は、手順 2 に進みます。2. [スタート ]メニューで、[ファイル名を指定して実行 ]を選択します。

PowerPathソフトウェアのインストール

PowerPathソフトウェアをインストールするには、次の手順に従います。

1. [ファイル名を指定して実行 ]ウィンドウで、ファイル名を指定するか、PowerPathインストール・プログラムの名前を入力して、[OK]をクリックします。

2. [セットアップ言語の選択 ]画面で、インストール作業で使用する言語をリストから選択して [OK]をクリックします。PowerPathインストーラは、ブラジル系ポルトガル語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、日本語、韓国語、中南米スペイン語、ポルトガル語、中国語(簡体)、スペイン語で利用できます。

3. セットアップ・ウィザードの最初のウィンドウで、[次へ ]をクリックします。

4. [CLARiX AXシリーズ ]画面で、次のいずれかの操作を行います。

• このホストを CLARiX AXシリーズ・アレイにのみ接続する場合は、[はい ]を選択して [次へ ]をクリックします。

• このホストを CLARiX AXシリーズ以外のアレイにも接続する場合は、[いいえ ]を選択して [次へ ]をクリックします。

5. [ユーザー情報 ]画面で名前と組織名を入力し、[次へ ]をクリックします。

6. [次へ ]をクリックすると、PowerPathがデフォルトのディレクトリにインストールされます。手順 7 に進みます。

注: EMCでは、PowerPathをデフォルト・ディレクトリにインストールすることをお勧めします。デフォルト・ディレクトリにインストールする場合、特別な操作は不要です。

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PowerPathのインストール 23

PowerPathのインストール

デフォルト以外のディレクトリに PowerPathをインストールするには、次の操作を行います。a. [インストール先フォルダ ]を選択します。b. [変更 ]をクリックします。c. インストール先フォルダを選択してから [OK]をクリックします。

d. [次へ ]をクリックします。

警告!システムのWindows Systemディレクトリ(%SYSTEMROOT%環境変数で指定されているディレクトリ)は指定しないでください。このディレクトリにインストールした場合、PowerPathは正しく機能しません。

7. [プログラムのインストールの準備完了 ]ダイアログ・ボックスで、[インストール ]をクリックします。ライセンスが登録されていない場合は、EMC Licensing Toolが表示されます。

注: CLARiX AXシリーズ・アレイに接続しているホストに PowerPathをインストールしている場合は、EMC Licensing Toolは表示されません。手順 10 に進みます。

8. EMC Licensing Toolでプロンプトが表示されたら、24桁の登録番号を [License Key]フィールドに入力します。[追加 ]をクリックし、さらに [OK]をクリックします。以前のバージョンからアップグレードする場合、PowerPathは既存のライセンス・キーを維持するため、入力は不要です。詳細については、18ページの「ライセンス・キーの特定」を参照してください。

9. [InstallShield Wizardの完了 ]ダイアログ・ボックスで、[完了 ]をクリックします。

10. セットアップ・ウィザードで、ホストを再起動するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、[いいえ ]をクリックします。

11. [スタート ]メニューで、[シャットダウン ]を選択します。12. [Windowsのシャットダウン ]ダイアログ・ボックスで、ボックスの一覧から [シャットダウン ]を選択し、[OK]をクリックします。

ホストをシャットダウンした後は、31ページの「インストール後の作業」の手順に従ってホストからアレイへ追加のパスを接続します。

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24 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathのインストール

CLIからのインストール

PowerPathでは、2種類の CLIインストールがサポートされます。

◆ サイレント・インストール:コマンド・ライン・パラメータを使用し、ユーザーによる入力を必要としない PowerPathインストール

◆ 対話型インストール:ユーザーからの入力を必要とする PowerPathインストール

注: 新規に PowerPathをインストールする場合、HBAからストレージ・システムのインターフェース・ポート、またはスイッチへの複数のパスの接続は、PowerPathをインストールしてホストをシャットダウンするまで行わないでください。30ページの「PowerPathの新規インストール」の手順に従ってください

警告!PowerPath 5.0のインストールまたはアップグレードを実行する前に、すべてのホスト・アプリケーションを終了する必要があります。これは、低レベルのディスク・ドライバを適切にインストールまたはアップグレードする間、システムおよびユーザーのデータの完全性を維持するために必要です。この処理を正常に行わなければ、データが消失または破損する可能性があります。

サイレント・インストール

注: MPIOフレームワークのバージョンが 1.17未満のホストに PowerPathをインストールしようとすると、インストールは中止されます。MPIOフレームワークのバージョンが 1.17未満のホストに PowerPathをインストールするには、 26ページの表 2で説明しているように、UPGRADE_MPIO = 1プロパティを指定します。

PowerPathのサイレント・インストールを実行するには、適切なコマンドを入力します(すべて 1行で入力します)。

Windows 2000ホストの場合<drive>:¥W2000¥EMCPP.<platform>.5.0.<x>.GA.exe /s /v"/q /L*v <Path to log file> <Property=PropertyValue> <Property=PropertyValue>"

Windows 2003ホストの場合<drive>:¥W2003¥EMCPP.<platform>.5.0.<x>.GA.exe /s /v"/q / L*v <Path to log file> <Property=PropertyValue> <Property=PropertyValue>"

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PowerPathのインストール 25

PowerPathのインストール

各変数の意味は次のとおりです。

• <drive>は CDドライブ名(Cなど)• <platform>はW2000、W2003_32、W2003_x64、W2003_IA64のいずれか

• <x>はリリース・レベル(0など)• <Path to log file>はログ・ファイルへの完全パス(C:¥logs¥PPremove.logなど)

• <Property=PropertyValue>は、1つ以上の省略可能なプロパティ

表 1に、この構文で使用される変数を示します。

表 1 サイレント・インストールの変数

変数 機能

/s サイレント・インストールであることを示します。

/v この後に続く情報文字列(引用符で囲まれる)を MSIに渡すようInstallShieldに指示します。

/q サイレント・インストール(ユーザー・インターフェースなし)であることを示します。

/L*v <file> MSIに、このオプションで指定するファイルに詳細出力を書き込む必要があることを指示します。ログ・ファイルのターゲット・ディレクトリは、Windows Installerエンジンが必要とするため、ログを指定するオプションを使用したサイレント・インストールを開始する前に作成しておく必要があります。

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26 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathのインストール

表 2に、省略可能なプロパティを示します。

情報をインストーラに渡すために、すべてのプロパティは大文字で指定する必要があります。

注: PowerPathをインストールした後は、ホストをシャットダウンし、31ページの「インストール後の作業」の手順に従ってホストからアレイへ追加のパスを接続します。

表 2 プロパティ

プロパティ 説明

LICENSENUM=<license key> 値に有効なライセンスを指定しなければ、ライセンスは保存されません。

INSTALL_DRIVE=<drive> PowerPathのインストール先となるドライブ。PowerPathはデフォルトで C:ドライブにインストールされます。• インストールでは、入力された文字のうち最初の文字のみが使用されます。有効なドライブ名を指定しなければ、デフォルト・ドライブが使用されます。

• INSTALL_DRIVE値は、同じバージョンの PowerPathがすでにホストにインストールされている場合には無視されます。

NO_REBOOT=1 NO_REBOOT=1の場合、PowerPathのインストール後にホストは再起動されません。

UPGRADE_MPIO = 1 ホストにインストールされている MPIOフレームワークのバージョンが古い場合、このプロパティを使用して既存のフレームワークのバージョンをアップグレードします。a

a. PowerPath iSCSI 1.1および PowerPath 4.6からのサイレント・アップグレードの場合は、UPGRADE_MPIO = 1スイッチを指定する必要があります。

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PowerPathのインストール 27

PowerPathのインストール

サイレント・インストールの例次に、サイレント・インストールで有効なコマンド・ラインを示します。

Windows 2000ホストの場合

Windows 2000ホストでは、このコマンドによって次の機能が実行されます。

◆ サイレント・インストールのログの記録◆ PowerPathライセンスの設定◆ PowerPathのインストール先ドライブの設定◆ 完了時の再起動の無効化

例EMCPP.W2000_5.0.0.GA.exe /s /v"/q /L*v C:¥logs¥PPsetup.log LICENSENUM=0000-0000-0000-0000-0000-0000 INSTALL_DRIVE=Z NO_REBOOT=1"

Windows 2003ホストの場合

Windows Server 2003(32ビット)ホストでは、このコマンドによって次の機能が実行されます。

◆ サイレント・インストールのログの記録◆ PowerPathライセンスの設定◆ PowerPathのインストール先ドライブの設定◆ 完了時の再起動の無効化

例EMCPP.W2003_32.5.0.0.GA.exe /s /v"/q /L*v C:¥logs¥PPsetup.log LICENSENUM=0000-0000-0000-0000-0000-0000 INSTALL_DRIVE=Z NO_REBOOT=1"

Windows Server 2003(x64ビット)ホストでは、このコマンドによって次の機能が実行されます。

◆ ログを記録しないサイレント・インストール◆ PowerPathライセンスの設定◆ 完了時の再起動の無効化

例EMCPP.W2003_x64.5.0.0.GA.exe /s /v"/q LICENSENUM=0000-0000-0000-0000-0000-0000 NO_REBOOT=1"

対話型インストール CLIを使用して PowerPathの対話型インストールを実行するには、次の形式のコマンド・ラインを使用します(すべて 1行に入力します)。

Windows 2000ホストの場合<drive>:¥W2000¥EMCPP.<platform>.5.0.<x>.GA.exe /v"/L*v <Path to log file> <Property=PropertyValue> <Property=PropertyValue>"

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28 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathのインストール

Windows 2003ホストの場合<drive>:¥W2003¥EMCPP.<platform>.5.0.<x>.GA.exe /v"/L*v <Path to log file> <Property=PropertyValue> <Property=PropertyValue>"

各変数の意味は次のとおりです。

• <drive>は CDドライブ名(Dなど)• <platform>はW2000、W2003_32、W2003_x64、W2003_IA64のいずれか

• <x>はリリース・レベル(0など)• <Path to log file>はログ・ファイルへの完全パス(C:¥logs¥PPremove.logなど)

• <Property=PropertyValue>は、1つ以上の省略可能なプロパティ

表 3に、この構文で使用される変数を示します。

省略可能なプロパティの説明については、 26ページの表 2を参照してください。

注: PowerPathをインストールした後は、ホストをシャットダウンし、31ページの「インストール後の作業」の手順に従って追加のパスを接続します。

表 3 対話型インストールの変数

変数 機能

/v この後に続く情報文字列(引用符で囲まれる)を MSIに渡すよう InstallShieldに指示します。

/L*v <file> MSIに、このオプションで指定するファイルに詳細出力を書き込む必要があることを指示します。ログ・ファイルのターゲット・ディレクトリは、Windows Installerエンジンが必要とするため、ログを指定するオプションを使用した対話型インストールを開始する前に作成しておく必要があります。

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PowerPathのインストール 29

PowerPathのインストール

対話型インストールの例次に、対話型インストールで有効なコマンド・ラインを示します。

Windows 2000ホストの場合

Windows 2000ホストでは、このコマンドによって次の機能が実行されます。

◆ サイレント・インストールのログの記録◆ PowerPathライセンスの設定◆ PowerPathのインストール先ドライブの設定◆ 完了時の再起動の無効化

例EMCPP.W2000_5.0.0.GA.exe /v" /L*v C:¥logs¥PPsetup.log LICENSENUM=0000-0000-0000-0000-0000-0000 INSTALL_DRIVE=Z NO_REBOOT=1"

Windows 2003ホストの場合

Windows Server 2003(32ビット)ホストでは、このコマンドによって次の機能が実行されます。

◆ サイレント・インストールのログの記録◆ PowerPathライセンスの設定◆ PowerPathのインストール先ドライブの設定◆ 完了時の再起動の無効化

例EMCPP.W2003_32.5.0.0.GA.exe /v"/L*v C:¥logs¥PPsetup.log LICENSENUM=0000-0000-0000-0000-0000-0000 INSTALL_DRIVE=Z NO_REBOOT=1"

Windows Server 2003(x64ビット)ホストでは、このコマンドによって次の機能が実行されます。

◆ ログを記録しない対話型インストール◆ PowerPathライセンスの設定◆ 完了時の再起動の無効化

例EMCPP.W2003_x64.5.0.0.GA.exe /v"LICENSENUM=0000-0000-0000-0000-0000-0000 NO_REBOOT=1"

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30 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathのインストール

PowerPathの新規インストール

新規に PowerPathをインストールする場合、HBAからストレージ・システムのインターフェース・ポート、またはスイッチへの複数のパスの接続は、PowerPathをインストールしてホストをシャットダウンするまで行わないでください。

次の手順を実行します。

1. ホストからアレイ上の各デバイスへのパスが 1つであることを確認します。

2. PowerPathのインストール

3. ホストをシャットダウンします。

4. ホストからアレイへの追加のケーブルを接続します。

5. ホストの電源を入れます。

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インストール後の作業 31

PowerPathのインストール

インストール後の作業このセクションでは、PowerPathをWindowsホストにインストールした後に行う作業について説明します。

◆ ホストをシャットダウンし、HBAからストレージ・システムのインターフェース・ポート、ハブ、スイッチ、またはゾーンの複数パスに残りのケーブルを接続します。ケーブル配線の手順については、ストレージ・システムの製品ガイドと、ストレージ・システムのタイプに応じて「EMC Host Connectivity Guides」または「EMC Installation Roadmap for CX3-Series, CX-Series, AX-Series, and FC-Series Storage Systems」を参照してください。

◆ ホストの電源を入れます。PowerPathが完全に構成され、論理デバイスへの複数パスが設定されます。

◆ ファイバ・チャネル環境の場合は、ゾーンが適切に構成されていることを確認します。詳細については、「EMC Installation Roadmap for CX3-Series, CX-Series, AX-Series, and FC-Series Storage Systems」および「EMC Host Connectivity Guides」を参照してください。

◆ Powerlinkで PowerPath 4.6.1に対するパッチを確認し、必要なパッチがあればインストールします。

構成の確認と保存構成を確認して保存するには、次の手順に従います。

1. ホストの電源を入れます。PowerPathが完全に構成され、ブート時に論理デバイスへの複数パスと適切なゾーン(該当する場合)が設定されます。

2. コマンド・プロンプトで次のコマンドを実行して、構成が正しいことを確認します。• powermt display• powermt display dev=all• powermt display ports

3. powermt saveコマンドを実行して、構成を powermt.customファイルに保存します。powermtコマンドの詳細については、「EMC PowerPath Product Guide 」を参照してください。

注: PowerPathでデバイスが認識されず、オペレーティング・システムでデバイスが認識される場合は、16ページの「インストール前の作業」の説明に従い、デバイスが PowerPathをサポートするように構成されていることを確認します。

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32 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathのインストール

PowerPathのアップグレードPowerPath 5.0へのアップグレードは、次の表 4に記載された旧バージョンの PowerPathからのみ実行できます。

以前の PowerPathコンポーネントのアンインストール以前のバージョンの PowerPathから PowerPath 5.0にアップグレードする場合は、以下のガイドラインに従ってください。

◆ 現在、表 4 に記載されていない旧バージョンの PowerPathを実行している場合は、そのバージョンの PowerPath(例:PowerPath 2.1.3)をアンインストールしてから PowerPath 5.0を新規にインストールすることを推奨します。

◆ 現在、表 4 に記載されているいずれかのバージョンの PowerPathを実行している場合は、そのバージョンをアンインストールしなくても、直接 PowerPath 5.0にホストをアップグレードできます。PowerPath 5.0にアップグレードする前に、ホスト上の既存バージョンの PowerPathをアンインストールしないでください。

◆ ホストに旧バージョンのPowerPathのeFIXまたはHot Fixがインストールされている場合は、PowerPath 5.0をインストールする前に、その旧バージョンの eFIXまたはHot Fixをアンインストールしてください。

表 4 旧バージョンの PowerPathからのアップグレード

PowerPathプラットフォーム

PowerPathバージョン

PowerPath iSCSIバージョン

Windows 2000 Advanced Server

4.1.0、4.1.1、4.3.0、4.3.1、4.4.0、4.4.1、4.5.0、4.5.1

サポート対象外

Windows Server 2003、x86ベース・バージョン

4.1.0、4.1.1、4.3.0、4.3.1、4.4.0、4.4.1、4.5.0、4.5.1、4.6.0、4.6.1

1.1

Windows Server 2003、Itaniumベース・バージョン

4.1.0、4.1.1、4.3.0、4.3.1、4.4.0、4.4.1、4.5.0、4.51、4.6.0、4.6.1

サポート対象外

Windows Server 2003、x64ベース・バージョン

4.4.1、4.5.0、4.5.1、4.6.0、4.6.1

サポート対象外

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PowerPathのアップグレード 33

PowerPathのインストール

◆ PowerPath 4.3.x、4.4.x、4.5.xのいずれかのバージョンを実行している場合は、PowerPath 5.0にアップグレードする前に、サード・パーティ製のデバイスはすべて削除してください。

◆ PowerPath 5.0へのアップグレードを実行する前に、すべてのホスト・アプリケーションを終了します。この処理を正常に行わなければ、データが消失または破損する可能性があります。

PowerPathのアップロード前の作業

警告!PowerPath 5.0へのアップグレードを実行する前に、すべてのアプリケーションを終了する必要があります。この処理を正常に行わなければ、データが消失または破損する可能性があります。

PowerPath 5.0へのアップグレードを実行する前に、次の項目を確認します。

◆ Powerlinkで最新情報を確認します。リリース・ノートは定期的に更新され、Powerlinkに掲載されます。

◆ PowerPath 5.0では、Microsoft MPIOフレームワーク 1.17以降が必要です。• MPIOフレームワークがホストにインストールされていない場合、PowerPathインストーラによりMPIOフレームワーク1.17がインストールされます。

• ホストにインストールされているMPIOフレームワークのバージョンが 1.17未満である場合、PowerPathインストーラにより、バージョン 1.17へのアップグレードを促すメッセージが表示されます。アップグレードを実行しない場合、PowerPathのインストールは中止されます。

• バージョン 1.17以降のMPIOフレームワークがホストにインストールされている場合、PowerPathインストーラは、そのことを通知し、インストールを続行します。

◆ powermt saveコマンドを実行して、最新の PowerPath構成情報を確実に保存します。

◆ powermt displayが実行中の場合は、停止します。powermt displayコマンドの詳細については、「EMC PowerPath Product Guide」を参照してください。

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34 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathのインストール

◆ PowerPath 5.0へのアップグレードでは、ライセンス、登録、構成の情報が保持されます。ホストに有効な PowerPathライセンスが保存されている場合は、ライセンスを再入力する必要はありません。有効な PowerPath iSCSI 1.1ライセンス・キーをインストールしている場合は、PowerPath Baseライセンスに変換されます。PowerPath Baseライセンスは、PowerPath iSCSIライセンス・キーと同様の保護機能を備えています。

◆ PowerPath 5.0にアップグレードする前に、ホスト上の既存バージョンの PowerPathをアンインストールしないでください。

◆ ホストに旧バージョンのPowerPathのeFIXまたはHot Fixがインストールされている場合は、PowerPath 5.0をインストールする前に、その旧バージョンの eFIXまたはHot Fixをアンインストールしてください。

◆ アレイとの冗長ケーブル接続を削除しないでください。◆ すべての I/Oを停止して、ストレージ・デバイスにアクセスするすべてのアプリケーションを終了します。

アップグレード手順 PowerPathは、InstallShieldを使用するか、コマンド・ラインからアップグレードできます。

注: PowerPathをアップグレードするには、管理者権限が必要です。

InstallShieldを使用したアップグレード

InstallShieldを使用して PowerPathをアップグレードするには、21ページの「InstallShieldを使用したインストール」の手順に従います。次の相違点に注意してください。◆ アップグレードの手順で powermt.customファイルが検出された場合、このファイルの保存または削除を求めるプロンプトが表示されます。ハードウェア構成が変更されていない場合は、既存のファイルを保持します。ハードウェア構成が変更されている場合は、既存の powermt.customファイルを削除します。

◆ 有効な PowerPath iSCSI 1.1ライセンス・キーをインストールしている場合は、PowerPath Baseライセンスに変換されます。PowerPath Baseライセンスは、PowerPath iSCSIライセンス・キーと同様の保護機能を備えています。

◆ PowerPathインストーラにより再起動を促すメッセージが表示されたら、ホストを再起動します。

コマンド・ラインからの実行コマンド・ラインからアップグレードを実行するには、24ページの「CLIからのインストール」の手順に従います。ホストに有効な

PowerPathライセンスがすでに保存されている場合は、LICENSENUMプロパティを指定する必要はありません。

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PowerPathパッチのインストール 35

PowerPathのインストール

PowerPathパッチのインストールすべてのパッチ・リリースには、パッチのインストール方法を説明する Readmeファイルが付属しています。パッチをインストールする前に、Windows 2000またはWindows Server 2003用のPowerPath 5.0をホストにインストールする必要があります。

パッチおよび構成ファイルPowerPathは、ブート時にロード可能なファイルに構成情報を保存します。PowerPath Administratorを使用している場合、構成ファイルはデフォルトのファイル名でのみ保存できます。パッチを適用した後は、構成ファイルの形式が変更される可能性があり、下位互換性はなくなります。

構成情報の消失を防ぐには、以下の適切なセクションの手順に従います。

注: ホストに旧バージョンの PowerPathの eFIXまたはHot Fixがインストールされている場合は、パッチをインストールする前に、その旧バージョンの eFIXまたはHot Fixをアンインストールしてください。PowerPath基本製品をアンインストールする必要はありません。eFIXまたはHot Fixのみをアンインストールします。eFIXまたはHot Fixを削除したら、PowerPathをインストールする前に、ホストを再起動します。PowerPathのパッチを適用またはインストールした後も、再起動が必要です。

コマンド・ライン・インターフェース(powermt)からの構成の保存とロード powermtユーティリティで構成を保存およびロードするには、次の手順に従います。

1. パッチをインストールする前に、古い構成ファイルをバックアップします。パッチを後でアンインストールする場合は、バックアップを使用して構成を復元します。詳細については、「EMC PowerPath Product Guide」を参照してください。

2. パッチをインストールし、構成が正しいことを確認した後で、構成を保存します。これにより、構成ファイルが最新の形式に更新されます。詳細については、「EMC PowerPath Product Guide 」を参照してください。

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36 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathのインストール

PowerPath Administratorからの構成の保存とロードPowerPath Administratorから構成を保存およびロードするには、次の手順に従います。

1. パッチをインストールする前に、構成ファイルをバックアップします。パッチを後でアンインストールする場合は、バックアップを使用して構成を復元します。詳細については、「構成の保存」および 37ページの「構成のロード」を参照してください。

2. パッチをインストールし、構成が正しいことを確認した後で、構成を保存します。これにより、構成ファイルが最新の形式に更新されます。詳細については、「構成の保存」を参照してください。

構成の保存PowerPath Administratorから、構成をいつでも保存できます。変更を保存しなければ、その変更は再起動時に失われます。EMC PowerPath Administrator設定を構成ファイルに保存できます。ファイルには、構成した各パスのシリアル番号、モード、ポリシー、優先順位が記録されます。

注: PowerPath構成ファイルは、Microsoft管理コンソール(MMC)構成ファイルとは異なります。MMCウィンドウを閉じると、MMCによって、MMC設定の保存を求めるプロンプトが表示されます。これらの設定は、EMC PowerPath Administrator設定とは異なります。MMCコンソール設定を保存しても PowerPath構成変更は保存されないため、変更結果は次の手順に従わない限り失われます。

次の手順に従って、PowerPath構成を保存します。

1. スコープ・ペインで、[EMC PowerPathAdmin]ルート・ノードを選択します。

2. 構成をデフォルトのファイル名で保存するには、ルート・ノードを右クリックし、[すべてのタスク ]、[Save Config for Reboot]の順に選択します。

構成を別の名前で保存するには、[Save Config as]を選択します。[名前を付けて保存 ]ダイアログ・ボックスで、目的のディレクトリに移動してファイル名を入力し、[保存 ]をクリックします。

注: EMC PowerPath Administratorで、構成をいつでも保存できます。ただし、保存された構成は、[Save Config for Reboot...]または [Save Config as...]コマンドを実行するまでデスクトップ上のアクティブなPowerPath構成には反映されません。構成を保存すると、以前の構成データが上書きされます。

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PowerPathパッチのインストール 37

PowerPathのインストール

構成のロード最後に認識された再起動状態、または以前に保存した EMC PowerPath Administrator構成ファイルをロードできます。次の手順に従って、構成をロードします。

1. スコープ・ペインで、EMC PowerPathAdminルート・ノードを選択します。

2. 以前に保存した PowerPath構成をロードするには、ルート・ノードを右クリックし、[すべてのタスク ]、[Load Config file]の順に選択します。

注: EMC PowerPath Administratorを初めて実行する場合、デフォルトの構成が使用されます。EMC PowerPath Administratorを使用してこの構成に変更を加え、その変更を保持する場合は構成を保存します。

最後に認識された再起動状態をロードするには、ルート・ノードを右クリックし、[すべてのタスク ]、[Load Reboot Config]の順に選択します。

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38 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathのインストール

以前のバージョンの PowerPathのインストール古いバージョンの PowerPathをインストールする場合は、次の手順に従います。

1. ホストからストレージ・システムへの冗長パスを接続解除します。詳細については、45ページの「ストレージ・システムへの冗長パスを切断します」を参照してください。

2. サイレント・インストールを行う場合は、PPREMOVE=2オプションを使用して PowerPath 5.0をアンインストールします。詳細については、46ページの「サイレント型の削除」を参照してください。

3. 該当するリリースのインストール・ガイドを使用して、古いバージョンの PowerPathをインストールします。

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Windowsオペレーティング・システムのアップグレード 39

PowerPathのインストール

Windowsオペレーティング・システムのアップグレードお使いのWindowsオペレーティング・システムをWindows 2000からWindows Server 2003にアップグレードすることができます。

EMC PowerPath Windows 版 リリース・ノートに、各オペレーティング・システムで必要なパッチ、サポートされる PowerPathのバージョンのほか、インストール使用とするオペレーティング・システムに適用されるその他のシステム情報が掲載されています。

Windows 2000システムからのアップグレード

Windows 2000オペレーティング・システムをWindows 2003にアップグレードするには、実行している PowerPathのバージョンに応じて次の説明を参照してください。

◆ PowerPathバージョン3.0.5~4.1.1をWindows 2000で実行しており、Windows Server 2003プラットフォームへのアップグレードを計画している場合は、Powerlinkに掲載されている「EMC PowerPath Windows Server 2003 Upgrade Package Release Notes」を参照してください。

注: PowerPath Windows Server 2003 Upgrade Packageを使用すると、オペレーティング・システムのアップグレードを実行するためにPowerPathを削除および再インストールする必要性が軽減されます。

◆ PowerPathバージョン 4.3以降をWindows 2000で実行しており、Windows Server 2003プラットフォームへのアップグレードを計画している場合は、Microsoftのドキュメントの指示に従ってWindows Server 2003オペレーティング・システムをインストールします。

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40 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathのインストール

サード・パーティ製パス管理ソフトウェアとの共存PowerPath 5.0は、次のようなサード・パーティ製パス管理ソフトウェアと共存できます。

◆ HITACHI Dynamic Link Manager(HDLM)◆ IBM Subsystem Device Driver(SDD)◆ HP StorageWorks Secure Path

◆ HP StorageWorks Auto Path XP Virtual Array

ただし、PowerPathとサード・パーティ製パス管理ソフトウェアを連携してデバイスを管理することはできません。

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EMC Licensing Tool 41

PowerPathのインストール

EMC Licensing ToolEMC Licensing Toolを使用して、PowerPathおよびその他の EMC製品を登録します。EMC Licensing Toolは、PowerPathのインストール中(ホストが CLARiX AXシリーズ・アレイに接続されている場合を除く)に表示されます。ライセンスを管理するには、[スタート ]メニューから [プログラム ] > [EMC] > [PowerPath Licensing Tool]の順に選択することで、いつでも起動できます。

EMC Licensing Toolを使用して、ライセンスを追加または削除します。詳細については、EMC Licensing Toolのオンライン・ヘルプを参照するか(F1キーを押す)、PowerPath CDの ¥helpディレクトリにあるヘルプ・ファイル EMCLicToolを参照してください。

注: F1キーを押して EMC Licensing Toolからオンライン・ヘルプ・ファイルを表示するには、Internet Explorer 5.0以上が必要です。このWebブラウザがインストールされていない場合でも、PowerPath CDの ¥helpディレクトリにあるオンライン・ヘルプ・ファイル EMCLicTool.chmは直接表示できます。

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42 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathのインストール

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PowerPathの削除 43

2Invisible Body Tag

この章では、Windowsホストからの PowerPathソフトウェアの削除方法を説明します。この章は、次のセクションで構成されています。

◆ PowerPath削除前の作業......................................................................................... 44◆ Windowsホストからの PowerPathの削除............................................... 45

PowerPathの削除

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44 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathの削除

PowerPath削除前の作業PowerPathをホストから削除する前に、次の手順を行います。

❑ Powerlinkを参照するか、または EMCカスタマー・サポートに連絡して、最新情報を確認します。リリース・ノートは定期的に更新され、Powerlinkに掲載されます。

❑ 現時点で I/Oを送信しているすべてのアプリケーションを終了します。さらに、アンインストール後の再起動時に警告メッセージが表示されるのを防ぐため、残りのすべてのアプリケーションおよびクライアント・ファイルも終了します。

注: PowerPath Migration Enablerを実行している場合は、PowerPathをアンインストールできません。「Migration(s) is (are) pending. Cannot uninstall.」というメッセージが表示され、PowerPathのアンインストールが突然終了します。「An internal error has occurred. Migrations may be pending」というメッセージが表示された場合は、EMCカスタマー・サポートに連絡してください。

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Windowsホストからの PowerPathの削除 45

PowerPathの削除

Windowsホストからの PowerPathの削除

警告!PowerPathの削除後にシステムに複数のパスが残っていると、データの破損が発生する可能性があります。以下の手順に従って、アンインストール処理ですべての冗長パスを削除してください。

次の方法で PowerPathを削除できます。◆ [アプリケーションの追加と削除 ]ウィザードの使用◆ コマンド・ラインからの実行

[アプリケーションの追加と削除 ]を使用した PowerPathの削除[アプリケーションの追加と削除 ]を使用して PowerPathをアンインストールするには、次の手順に従います。1. [コントロール パネル ]を開き、[アプリケーションの追加と削除 ]をダブル・クリックします。

2. [アプリケーションの追加と削除 ]パネルで、インストールされている PowerPathのバージョンを選択し、[削除 ]をクリックします。

3. PowerPathを削除するメッセージが表示されたら、[はい ]をクリックします。

4. ホストの再起動を求めるメッセージが表示されたら、[いいえ ]をクリックします。

ストレージ・システムへの冗長パスを切断します再起動する前に、ホストをシャットダウンし、ホストからストレージ・システムへの冗長パスを切断する必要があります。1. [スタート ]メニューで、[シャットダウン ]を選択します。2. [Windows のシャットダウン ]ダイアログ・ボックスで、ボックスの一覧から [シャットダウン ]を選択し、[OK]をクリックします。

3. ホストがシャットダウンしたら、HBAからストレージ・システムのインターフェース・ポートへの冗長ケーブルを取り外します。

注: SAN(ファブリック)構成では、物理接続ごとに複数の論理構成が存在する場合があります。すべての冗長ゾーン化パスがなくなったことを確認してください。

4. ホストを再起動します。PowerPathが完全にホストから削除されます。

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46 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathの削除

コマンド・ラインからの PowerPathの削除

コマンド・ラインから次の方法で PowerPathを削除できます。

◆ サイレント型(ユーザーからの入力を必要としない)◆ 対話型(ユーザーからの入力を必要とする)

注: PowerPathを削除したら、ホストを再起動する前に、HBAからストレージ・システムのインターフェース・ポートへの冗長ケーブルを取り外してください。SAN(ファブリック)構成では、物理接続ごとに複数の論理構成が存在する場合があります。すべての冗長ゾーン化パスがなくなったことを確認してください。

サイレント型の削除 コマンド・ラインからサイレント方式で PowerPathを削除するには、次の構文を使用します(すべてのコマンドを 1行に入力します)。

Windows 2000ホストの場合<drive>:¥W2000¥EMCPP.<platform>.5.0.<x>.GA.exe /s /v"/q /L*v <Path to log file> <Property=PropertyValue> <Property=PropertyValue>"

Windows 2003ホストの場合<drive>:¥W2003¥EMCPP.<platform>.5.0.<x>.GA.exe /s /v"/q /L*v <Path to log file> <Property=PropertyValue> <Property=PropertyValue>"

各変数の意味は次のとおりです。

◆ <drive>は CDドライブ名(Dなど)◆ <platform>はW2000、W2003_32、W2003_x64、W2003_IA64のいずれか

◆ <x>はリリース・レベル(0など)◆ <Path to log file>はログ・ファイルへの完全パス(C:¥logs¥PPremove.logなど)

◆ <Property=PropertyValue>は、1つ以上の省略可能なプロパティ

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Windowsホストからの PowerPathの削除 47

PowerPathの削除

表 5 に、この構文で使用される変数を示します。

表 6 に、省略可能なプロパティを示します。

情報をインストーラに渡すために、すべてのプロパティは大文字で指定する必要があります。

表 5 サイレント型削除の変数

変数 機能

/s サイレント型の削除であることを示します。

/v この後に続く情報文字列(引用符で囲まれる)を MSIに渡すよう InstallShieldに指示します。

/q サイレント型の削除(ユーザーとの対話なし)であることを示します。

/L*v <file> MSIに、このオプションで指定するファイルに詳細出力を書き込む必要があることを指示します。ログ・ファイルのターゲット・ディレクトリは、Windows Installerエンジンが必要とするため、ログを指定するオプションを使用したサイレント型の削除を開始する前に作成しておく必要があります。

表 6 プロパティ

プロパティ 説明

NO_REBOOT=1 PowerPathの削除後にホストは再起動されません。

注記:NO_REBOOT=1の指定を確実に行わなければ、冗長接続を削除する前に、PowerPathが再起動します。

PPREMOVE=PP PowerPathは削除されますが、ドライバ・ファイルおよび対応するレジストリ・エントリーはホストに残されます。

PPREMOVE=CLEAN PowerPathに加え、ドライバ・ファイルおよび対応するレジストリ・エントリーが削除されます。

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48 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathの削除

サイレント型の削除の例Windows 2000ホストおよびWindows 2003(32ビット)ホストでの、ログが有効で、再起動を行わない、サイレント型のクリーンな削除の例を次に示します。

Windows 2000ホストの場合

例EMCPP.W2000_5.0.0.GA.exe /s /v"/q /L*v C:¥logs¥PPcleanremoval.log NO_REBOOT=1 PPREMOVE=CLEAN"

Windows 2003ホストの場合

例EMCPP.W2003_32.5.0.0.GA.exe /s /v"/q /L*v C:¥logs¥PPcleanremoval.log NO_REBOOT=1 PPREMOVE=CLEAN"

コマンド・ラインからの対話型の削除コマンド・ラインから対話方式で PowerPathを削除するには、次の構文を使用します(すべてのコマンドを 1行に入力します)。

Windows 2000ホストの場合<drive>:¥W2000¥EMCPP.<platform>.5.0.<x>.GA.exe /v" /L*v <Path to log file> <Property=PropertyValue> <Property=PropertyValue>"

Windows 2003ホストの場合<drive>:¥W2003¥EMCPP.<platform>.5.0.<x>.GA.exe /v" /L*v <Path to log file> <Property=PropertyValue> <Property=PropertyValue>"

各変数の意味は次のとおりです。

◆ <drive>は CDドライブ名(Dなど)◆ <platform>はW2000、W2003_32、W2003_x64、W2003_IA64のいずれか

◆ <x>はリリース・レベル(0など)◆ <Path to log file>はログ・ファイルへの完全パス(C:¥logs¥PPremove.logなど)

◆ <Property=PropertyValue>は、1つ以上の省略可能なプロパティ(47ページの表 6 を参照)

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Windowsホストからの PowerPathの削除 49

PowerPathの削除

表 7 に、この構文で使用される変数を示します。

対話型削除の例次に、対話型の削除ですべて有効なコマンド・ラインを示します。

Windows 2000ホストの場合

Windows 2000ホストでは、このコマンドによって次の機能が実行されます。

◆ ログの記録を有効化しての対話型削除◆ 再起動の無効化

例EMCPP.W2000_5.0.0.GA.exe /v"/L*v C:¥logs¥PPremove.log NO_REBOOT=1 PPREMOVE=PP"

Windows 2003の場合

Windows 2003(x64ビット)ホストでは、このコマンドによって次の機能が実行されます。

◆ ログ記録を有効化しての対話型削除◆ 再起動の無効化

例EMCPP.W2003_x64.5.0.0.GA.exe /v"/L*v C:¥logs¥PPremove.log NO_REBOOT=1 PPREMOVE=PP"

Windows 2003(32ビット)ホストでは、このコマンドによって次の機能が実行されます。

◆ ログ記録を有効化しての対話型のクリーンな削除◆ 再起動の無効化

例EMCPP.W2003_32.5.0.0.GA.exe /v"/L*v C:¥logs¥PPcleanremoval.log NO_REBOOT=1 PPREMOVE=CLEAN"

表 7 対話型削除の変数

変数 機能

/v この後に続く情報文字列(引用符で囲まれる)を MSIに渡すよう InstallShieldに指示します。

/L*v <file> MSIに、このオプションで指定するファイルに詳細出力を書き込む必要があることを指示します。ログ・ファイルのターゲット・ディレクトリは、Windows Installerエンジンが必要とするため、ログを指定するオプションを使用した対話型の削除を開始する前に作成しておく必要があります。

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50 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathの削除

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PowerPath Administrator 51

3Invisible Body Tag

この章では、Windows Serverの PowerPath Administratorについて説明します。この章は、次のセクションで構成されています。

◆ 概要.......................................................................................................................................... 52◆ PowerPath Monitor ........................................................................... 52◆ PowerPath Administrator................................................................. 55◆ ローカルまたはリモート管理............................................................................... 63◆ コンソールの設定の保存.......................................................................................... 67

PowerPathAdministrator

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52 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPath Administrator

概要Windows Serverの PowerPath Administratorグラフィカル・ユーザー・インターフェースは、次の 2つのアプリケーションで構成されています。

◆ PowerPath Monitor:PowerPath構成を継続的にモニターし、状態変更のアラートを通知します。詳細については、「PowerPath Monitor」を参照してください。

◆ PowerPath Administrator:PowerPathデバイスの構成、モニター、管理のためのグラフィカル・ユーザー・インターフェースです。55ページの「PowerPath Administrator」を参照してください。

PowerPath MonitorPowerPath Monitor(Windowsデスクトップのタスクバーに表示)は、PowerPath構成の状態を継続的にモニターし、状態変更が発生したときにビジュアルと音声によるアラートを通知するように設定できます。

たとえば、パスに障害が発生した場合は状態に応じてアイコンが変わり(表 8 参照)、[EMC PowerPath Admin (root node) Properties]ダイアログ・ボックスの [Options]タブで選択した [Notification]の設定に応じて(Windows Serverの PowerPath Administratorオンライン・ヘルプを参照)、PowerPath Monitorでアラーム音、PowerPath Administratorメイン・ウィンドウのリストア、タスクバー・アイコンの点滅、またはこれらの組み合わせが実行されます。

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PowerPath Monitor 53

PowerPath Administrator

表 8 に、各タスクバー・アイコンとアイコンが表す状態を示します。

注: Optimal以外のモニター・アイコンが表示されるのは、[EMC PowerPath Admin (root node) Properties]ダイアログ・ボックスで [Options]タブの[Flash Taskbar Icon]にチェック・マークを付けた場合だけです。ルート・ノードは構成のトップ・レベル・ビューであり、PowerPathの管理下のホストを表します。

PowerPathスナップインを使用したMMCの起動PowerPath Monitorを使用すると、ローカル・ホストで実行する場合に、PowerPathスナップインを使用してMMCを起動し、PowerPathの状態変更を通知できます。

注: EMC PowerPath Administrator Monitorはローカル・ホストのみをモニターします。リモートによる別のホストの状態のモニターは行いません。アイコンは、EMC PowerPath Administratorがインストールされたホスト上のWindowsタスクバーにのみ表示されます。PowerPathをリモート・ホスト上で初めて実行している場合は、63ページの「ローカルまたはリモート管理」の指示に従ってアプリケーションを開始する必要があります。

表 8 PowerPath Monitorタスクバー・アイコン

タスクバー・アイコン 状態

Optimal:すべての構成済みパスは正しく機能しています。

Degraded:すべてではなく一部のパスに障害が発生しました。

All Failed:すべての構成済みパスで障害が発生しました。

Server Not Responding:モニター・サービスと通信できません。これが発生するのは、PowerPath Administrator Suiteが初期化中にエラーを検出した場合です。

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54 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPath Administrator

PowerPathスナップインを使用してMMCを起動するには、以下のいずれかを実行します。

◆ Windowsタスクバーの [PowerPath Monitor]アイコンをダブル・クリックして、デフォルトのMMCコンソールを PowerPathスナップインを使用して起動します。または

◆ [PowerPath Monitor]アイコンを右クリックすると、次のオプションを持つコンテキスト・メニューが表示されます。• [PowerPath Administrator]:PowerPath Administratorを起動します。

• [Close Monitor]:EMC PowerPath Administrator Monitorを終了します。

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PowerPath Administrator 55

PowerPath Administrator

PowerPath AdministratorWindows Serverの場合、PowerPath AdministratorはMMC内でスナップイン・プログラムとして実行されます。MMCおよび PowerPathスナップインを使用して、ローカル・ホストまたはリモート・ホストをモニターできます。詳細については、63ページの「ローカルまたはリモート管理」を参照してください。

PowerPath Administratorは、PowerPathデバイスの構成、モニター、管理のためのグラフィカル・ユーザー・インターフェースです。PowerPath Administratorはマルチパス・ストレージ・システム環境を継続的にモニターし、表示される構成情報を自動更新します。

PowerPath Administratorを使用してデバイス構成を設定および変更し、物理または論理パス・コンポーネントを管理できます。PowerPath Administratorでは、パス、論理デバイス、HBAが階層表示されます。

PowerPath Administratorは、PowerPathシステムのコンポーネントをオブジェクトとして表示します。PowerPath Administratorのアイコンは構成内の PowerPathオブジェクトを表します。アイコンの種類は、選択された特定のオブジェクトの状態またはステータスを示します。58ページの表 9 および 61ページの表 10 に、PowerPath Administratorのアイコンを示します。

PowerPath AdministratorのペインMMCの一部として、PowerPath Administratorには 2つのペインがあります。

◆ スコープ・ペインには、PowerPathオブジェクトが階層的に表示され、展開または縮小できます。

◆ 結果ペインには、スコープ・ペインで選択された PowerPathオブジェクトについての構成統計情報のビューがあります。

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56 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPath Administrator

図 1 は、PowerPath Administratorのサンプル表示です。

図 1 PowerPath Administratorのサンプル表示

PowerPath Administratorのデバイスの [Properties]ダイアログ・ボックス大部分の PowerPath Administrator機能は、PowerPathオブジェクトのデバイスについて [Properties]ダイアログ・ボックスで使用可能なタブを選択することにより、その使用が可能となります。

◆ [PowerPath admin (root node) properties]:ルート・ノードの詳細表示、ローカル・ホストまたはリモート・ホストのオプションの設定、エラー通知オプションの設定、自動リストア、アレイ管理情報の表示を行います。このタブを表示するには、スコープ・ペインでルート・ノードを選択し、右クリックして[Properties]を選択します。

注: ルート・ノードは構成のトップ・レベル・ビューであり、PowerPathの管理下のホストを表します。[PowerPath admin (root node) properties]ダイアログ・ボックスには、[Details]、[Computer]、[Options]タブが含まれます([Computer]タブが表示されるのは、リモート・ホストに接続している場合だけです)。[Options]タブには [Notification]ボックス、[Auto-Restore]ボックス、[Array Management Information]ボックスが含まれます。

Scope pane Result paneスコープ・ペイン 結果ペイン

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PowerPath Administrator 57

PowerPath Administrator

◆ [Storage array]のプロパティ:ストレージ・アレイの詳細を表示します。このタブを表示するには、ストレージ・アレイを選択し、右クリックして [Properties](プロパティ)を選択します。

◆ [Storage array port]のプロパティ:ストレージ・アレイ・ポートの詳細を表示します。このタブを表示するには、ストレージ・アレイ・ポートを選択し、右クリックして [Properties](プロパティ)を選択します。

◆ [Adapters]のプロパティ:アダプタの詳細を表示し、そのアダプタのモードを変更します。このタブを表示するには、アダプタを選択し、右クリックして [Properties](プロパティ)を選択します。

◆ [Disks]のプロパティ:ディスクの詳細を表示し、そのディスクのモードを変更します。さらにロード・バランシング・ポリシーと優先順位を変更します。このタブを表示するには、ディスクを選択し、右クリックして [Properties](プロパティ)を選択します。

◆ [Paths]のプロパティ:パスの詳細を表示し、そのパスのモードを変更します。このタブを表示するには、パスを選択し、右クリックして [Properties](プロパティ)を選択します。

注: 上記の例では最も一般的な PowerPath Administratorの機能を示しています。PowerPath Administratorのすべての機能に関する完全な情報については、Windows Serverの PowerPath Administratorオンライン・ヘルプを参照してください。

Internet Explorer 5.0以上のWebブラウザがシステムにインストールされていない場合は、Windows Serverの PowerPathオンライン・ヘルプ・ファイルをMMCコンソールから起動できません。Internet Explorerをインストールせずにヘルプ・ファイルを表示するには、EmcPowerPathAdminMMC.chmファイルを PowerPathインストール CD上の ¥helpフォルダから直接起動できます。

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58 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPath Administrator

アイコン:標準状態(standard)、ライセンスなしの状態(unlicensed)、不明な状態(unknown)

表 9 はそれぞれ、標準状態、ライセンスなしの状態、不明状態、不一致状態のアイコンを示しています。[Standard]アイコンは、PowerPathの最適な構成を表します。

表 9 PowerPath Administratorのアイコン (1 /2 )

オブジェクト[Standard]アイコン

[Unlicensed]アイコン

[Unknown]アイコン

[Mismatched]アイコン

ルート・ノード:ホストのグラフィカル表示および構成のトップ・レベル・ビュー

N/A

ストレージ・アレイ:PowerPathが管理する論理デバイスを提供する接続されたストレージ・システム

N/A

ストレージ・アレイ・ポート:論理デバイスへの I/Oパスを提供する特定のストレージ・アレイ内のポートを識別

N/A

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PowerPath Administrator 59

PowerPath Administrator

注: アイコンとアイコンの持つ意味の詳細については、オンライン・ヘルプを参照してください。

ディスク:PowerPathが管理する論理デバイス。論理デバイスは、ストレージ・システムが提供するディスク・デバイスです。

N/A

アダプタ:SCSIまたはファイバ・チャネル・バスとコンピュータ I/Oバスの間のインターフェースを提供するデバイス。アダプタにはそのアダプタと関連づけられた複数のパスがあってもかまいません。

N/A

パス:ホストからストレージ・システムへの論理 I/Oパスまたは物理I/Oパス (HBA、ケーブル、インターフェース・ポートを含む )

表 9 PowerPath Administratorのアイコン (2 /2 )

オブジェクト[Standard]アイコン

[Unlicensed]アイコン

[Unknown]アイコン

[Mismatched]アイコン

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60 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPath Administrator

アイコン:既知の障害発生条件パスに障害が発生すると、その障害は他の PowerPath Administratorオブジェクトに影響を及ぼします。これらのオブジェクトは、スコープ・ペインで階層で表示され、結果ペインにも表示されます。既知の障害発生を知らせるこれらのアイコンは、最適未満の構成を表します。

表 10 に、既知の障害発生アイコンを示します。これらは機能低下(Degraded)、障害発生(Failed)、ライセンスなしおよび機能低下(Unlicensed and Degraded)、ライセンスなしおよび障害発生(Unlicensed and Failed)の状態を示すアイコンです。[Degraded]状態の PowerPathオブジェクトは、標準オブジェクト・アイコンに赤いスラッシュ付きで表示されます(パスはオープンしているかクローズしているかのいずれかなので、パス・アイコンが機能低下として表示されることはありません)。[Failed]状態の PowerPathオブジェクトは、標準オブジェクト・アイコンに赤い×付きで表示されます。

[Degraded]および [Failed]状態の定義は、表 10 に示すコンテキストに依存します。たとえば、ライセンスのないバージョンのPowerPathでパスの機能低下または障害発生がある場合、ライセンスなしおよび機能低下の両方の要素を持つアイコンが表示されます。

別の指定がない限り、すべてのアイコンはサマリー・ペインと詳細ペインの両方に表示されます。

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PowerPath Administrator 61

PowerPath Administrator

表 10 PowerPathのアイコン:既知の障害発生条件 (1 /2 )

オブジェクト [Degraded]アイコン [Failed]アイコン

[Unlicensed and Degraded]アイコン

[Unlicensed and Failed]アイコン

ルート・ノード

EMC PowerPath Administratorは管理下の環境

で機能低下を識別しています。

EMC PowerPath Administratorは障害発生の状

態にあります。

EMC PowerPath Administratorは、ライセンスが

なく、管理下の環境で機能低下を識別しています。

EMC PowerPath Administratorは、ライセンスが

なく、障害発生の状態にあります。

ストレージ・アレイ

ストレージ・アレイへの 1つ以上(すべてではない)のパスに障害

が発生したか、機能低下しています。

特定のアレイへのすべてのパスに障害が発生しました。

このアレイは使用できません。

EMC PowerPath Administratorはライセンスがありません。

アレイへの 1つ以上(すべてではない)のパスに障害が発生したか、機能低下しています。

EMC PowerPath Administratorはライセンスがありません。

特定のアレイへのすべてのパスに障害が発生しました。このディスクは使用できません。

ストレージ・アレイ・ポート

ストレージ・アレイ・ポートへの 1つ以上(すべてで

はない)のパスに障害が発生したか、機能低下しています。

特定のアレイ・ポートへのすべてのパスに

障害が発生しました。このアレイ・ポートは使用できません。

EMC PowerPath Administratorはライセンスがありません。

アレイ・ポートへの1つ以上(すべてではない)のパスに障害が発生したか、機能低下しています。

EMC PowerPath Administratorはライセンスが

ありません。特定のアレイ・ポートへのすべてのパスに障害が発生しました。このディスクは使用できません。

PowerPathデバイス

ディスク・デバイスへの1つ以上

(すべてではない)のパスに障害が発生しました。

特定のディスク・デバイスへのす

べてのパスに障害が発生しました。このディスクは使用できません。

EMC PowerPath Administratorはライセンスが

ありません。ディスク・デバイスへの 1つ以上(すべてではない)のパスに障害が発生しました。

EMC PowerPath Administratorはライセンスが

ありません。特定のディスク・デバイスへのすべてのパスに障害が発生しました。このディスクは使用できません。

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62 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPath Administrator

アダプタ 1つ以上(すべてではない)のアダ

プタに障害が発生したか、機能低下しています。スコープ・ペインの [Adapters]フォルダに表示されます。

特定のアダプタの1つ以上(すべてではない)のパスに障害が発生しています。スコープ・ペインの[Adapters]の下にある個々のアダプタ・フォルダに表示されるほか、スコープ・ペインからアダプタを選択すると結果ペインに表示されます。

このアダプタ上におけるこのディスクへのす

べてのパスに障害が発生しました。

EMC PowerPath Administratorはライセンスが

ありません。

1つ以上(すべてではない)のアダプタに障害が発生したか、機能低下しています。スコープ・ペインの[Adapters]フォルダに表示されます。

特定のアダプタの 1つ以上(すべてではない)のパスに障害が発生しています。スコープ・ペインの [Adapters]の下にある個々のアダプタ・フォルダに表示されるほか、スコープ・ペインからアダプタを選択すると結果ペインに表示されます。

EMC PowerPath Administratorはライセンスが

ありません。このアダプタ上におけるこのディスクへのすべてのパスに障害が発生しました。

パス なし パスを構成するハードウェア・コンポーネ

ントの 1つ以上に障害が発生しました。そのため、パス全体に障害が発生しました。

なし EMC PowerPath Administratorにライセンスが

ありません。パスを構成するハードウェア・コンポーネントの 1つ以上に障害が発生しました。そのため、パス全体に障害が発生しました。

表 10 PowerPathのアイコン:既知の障害発生条件 (2 /2 )

オブジェクト [Degraded]アイコン [Failed]アイコン

[Unlicensed and Degraded]アイコン

[Unlicensed and Failed]アイコン

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ローカルまたはリモート管理 63

PowerPath Administrator

ローカルまたはリモート管理MMCおよび PowerPathスナップインを使用すると、ローカル・ホストまたはリモート・ホストをモニターできます。

◆ ローカル管理:EMC PowerPath Administratorはデフォルトでローカル・ホストにインストールされます。インストール手順によって、MMCの起動のために事前構成された .mscファイルが提供されます。PowerPathのインストールが完了すると、PowerPathを使用して直ちにローカル・ホストをモニターできます。PowerPathスナップインを使用してMMCを起動するには、次の操作を行います。

[スタート ] > [プログラム ] > [EMC] > [PowerPath] > [EMC PowerPathAdmin]の順に選択します。

注: 上記の操作では、ローカル・ホスト上で PowerPathスナップインおよびMMCコンソールを開始し、要求される他の操作はありません。ただし、PowerPathスナップインを新しいMMCコンソールに追加しなければならない場合もあります。たとえば、ローカル・ホスト上でPowerPath Administratorの別のインスタンスを作成する必要がある場合や、PowerPathスナップインを削除してしまっているため再度追加する場合です。PowerPathスナップインをMMCコンソールに追加してローカル・ホストをモニターする方法については、64ページの「ローカル・ホスト・オプションの設定」セクションを参照してください。

◆ リモート管理:Windows 2000 Advanced ServerまたはWindows Server 2003の PowerPath 3.0.5以上がインストールされたリモート・ホストをモニターする必要がある場合は、そのホストにリモート・アクセスするための資格情報を指定する必要があります。PowerPathスナップインを追加して、PowerPath 3.0.5以上がインストールされたリモート・ホストをモニターする方法については、65ページの「リモート・ホスト・オプションの設定」セクションを参照してください。

注: 複数のホストにWindows 2000 Advanced ServerまたはWindows Server 2003の PowerPath 3.0.5以上がインストールされている場合は、[Remote Host Option]を使用して、任意のホストを別のホスト上でモニターできます。

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64 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPath Administrator

ローカル・ホスト・オプションの設定

MMCへの PowerPathスナップインの追加とローカル・ホストのモニターの手順は、2つの部分に分けられます。

手順 1:MMCの開始MMCを開始するには、次の手順に従います。

1. [スタート ]メニューで、[ファイル名を指定して実行 ]を選択します。

2. [Open]フィールドで、次のいずれかを実行します。

• Windows 2000 Advanced ServerまたはWindows Server 2003(32ビット)の場合、mmcと入力します。

• Windows Server 2003(x64ビット)またはWindows Server 2003(IA64ビット)の場合、mmc/32と入力します。

3. [OK]をクリックします。

MMCコンソールが表示されます。MMCのタイトル・バーには[コンソール 1]と表示されます。このペインには [コンソール ルート ]が含まれています。最初はこのフォルダは空です。ただし、スナップインが追加されると、このフォルダに EMC PowerPath Administrator(および追加したその他のスナップイン)が含まれるようになり、[コンソール ルート ]フォルダの下に展開可能なアイコンが表示されます。

手順 2:EMC PowerPath Administratorスナップインの追加1. MMCコンソールで、[ファイル ] > [スナップインの追加と削除 ]を選択します。[スナップインの追加と削除 ]ウィンドウが表示されます。

2. [スナップインの追加と削除 ]ウィンドウで、[追加 ]をクリックします。

3. [スタンドアロン スナップインの追加 ]ウィンドウで、[EMC PowerPath Administration]を選択し、[追加 ]をクリックします。

4. [EMC PowerPath Administration]ダイアログ・ボックスで、[Local computer]を選択します。

5. [Finish](完了)をクリックします。

6. [スタンドアロン スナップインの追加 ]ダイアログ・ボックスで、[追加 ]をクリックして別のスナップインを追加するか、[閉じる ]をクリックします。

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ローカルまたはリモート管理 65

PowerPath Administrator

7. [スナップインの追加と削除 ]ダイアログ・ボックスで、[OK]をクリックします。

EMC PowerPath AdministratorがMMCコンソールに追加されます。

これで、EMC PowerPath Administratorを使用して PowerPathデバイスを構成、管理、モニターできます。

構成の変更が完了したら、この構成を保存できます。36ページの「PowerPath Administratorからの構成の保存とロード」を参照してください。

リモート・ホスト・オプションの設定MMCへの PowerPathスナップインの追加、およびWindows 2000 Advanced ServerまたはWindows Server 2003の PowerPath 3.0.5以上がインストールされたリモート・ホストのモニターの手順は、2つの部分に分けられます。

手順 1:MMCの開始1. [スタート ]メニューで、[ファイル名を指定して実行 ]を選択します。

2. [Open]フィールドで、次のいずれかを実行します。

• Windows 2000 Advanced ServerまたはWindows Server 2003(32ビット)の場合、mmcと入力します。

• Windows Server 2003(X64ビット)またはWindows Server 2003(IA64ビット)の場合、mmc/32と入力します。

3. [OK]をクリックします。

MMCコンソールが表示されます。MMCのタイトル・バーには[コンソール 1]と表示されます。このペインには [コンソール ルート ]が含まれています。最初はこのフォルダは空です。ただし、スナップインが追加されると、このフォルダに EMC PowerPath Administrator(および追加したその他のスナップイン)が含まれるようになり、[コンソール ルート ]フォルダの下に展開可能なアイコンが表示されます。

手順 2:EMC PowerPath Administratorスナップインの追加1. MMCコンソールで、[ファイル ] > [スナップインの追加と削除 ]を選択します。[スナップインの追加と削除 ]ウィンドウが表示されます。

Page 66: EMC PowerPath Windows 版 ソフトウェアのインストール、運用、管理を行うストレー ジ管理者およびその他の情報システム担当者を対象としています。

66 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPath Administrator

2. [スナップインの追加と削除 ]ウィンドウで、[追加 ]をクリックします。

3. [スタンドアロン スナップインの追加 ]ウィンドウで、[EMC PowerPath Administration]を選択し、[追加 ]をクリックします。

4. [EMC PowerPath Administration]ダイアログ・ボックスで、[Another computer]を選択します。

5. リモート・コンピュータのコンピュータ名を入力するか、検索します。

6. [Browse for Computer](コンピュータの参照)ダイアログ・ボックスで、[OK]をクリックします。

7. [User Name]、[Domain Name]、[Password]を入力します。

8. [Finish](完了)をクリックします。

注: [User Name]、[Domain Name]、[Password]の各フィールドは、MMCを使用してリモート・ホストをモニターする場合、ルート・ノードの [プロパティ ]ページで編集できるようになります。詳細については、PowerPath Administratorオンライン・ヘルプの「Set Remote Host Options」セクションを参照してください。

9. [スタンドアロン スナップインの追加 ]ダイアログ・ボックスで、[追加 ]をクリックして別のスナップインを追加するか、[閉じる ]をクリックします。

10. [スナップインの追加と削除 ]ウィンドウで、[OK]をクリックします。EMC PowerPath AdministratorがMMCコンソールに追加されます。

これで、EMC PowerPath Administratorを使用して PowerPathデバイスを構成、管理、モニターできます。構成の変更が完了したら、この構成を保存できます。詳細については、36ページの「PowerPath Administratorからの構成の保存とロード」セクションを参照してください。

Page 67: EMC PowerPath Windows 版 ソフトウェアのインストール、運用、管理を行うストレー ジ管理者およびその他の情報システム担当者を対象としています。

コンソールの設定の保存 67

PowerPath Administrator

コンソールの設定の保存MMCコンソールでは、PowerPathスナップインのデータをさまざまな方法で表示できます。MMCコンソールの設定を変更した場合(列のサイズ変更、列の表示の変更、列の並べ替え順の変更など)、新しいMMCコンソール設定を保存する必要がある場合があります。

MMCコンソールを終了するとき、またはMMCコンソールでPowerPathスナップインを終了するときは、次のメッセージが表示されます。

Save console settings to <filename>.msc?

[はい ]をクリックして最新のコンソール設定を保存します。デフォルトでは、MMCコンソールの設定は次のフォルダに console1.mscファイルとして保存されます。

%SystemDrive%¥Programs¥Administrative Tools

MMCコンソールの [コンソール ]メニューの [上書き保存 ]オプションを使用すると、コンソール設定をいつでも保存できます。保存するファイルの名前または保存先を変更するには、[MMC Console] > [Save As]の順に選択します。

Page 68: EMC PowerPath Windows 版 ソフトウェアのインストール、運用、管理を行うストレー ジ管理者およびその他の情報システム担当者を対象としています。

68 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPath Administrator

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MSCSクラスタ内の PowerPath 69

4

この章では、Microsoft Cluster Server(MSCS)クラスタへの PowerPathのインストール方法について説明します。この章は、次のセクションで構成されています。

◆ PowerPathおよびMSCSのインストール.................................................. 70◆ 既存のMSCSクラスタへの PowerPathの統合...................................... 71

MSCSクラスタ内のPowerPath

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70 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

MSCSクラスタ内の PowerPath

PowerPathおよびMSCSのインストールPowerPathおよびMSCSを初めてインストールする場合は、まずPowerPathをインストールし、次にMSCSをインストールします。PowerPathを最初にインストールすることによって、後でクラスタ・サービスが中断されるのを防ぎます。MSCSの計画、構成、管理、トラブルシューティングに関する情報については、Microsoft MSCSのドキュメントを参照してください。

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既存のMSCSクラスタへの PowerPathの統合 71

MSCSクラスタ内の PowerPath

既存のMSCSクラスタへの PowerPathの統合ノードとストレージ・システム間の密接な関係がある場合は、クラスタをシャットダウンせずに、既存のMSCSクラスタに PowerPathを統合できます。

クラスタ内の各ノードは、固有のリソースのセットを持つことができます。ノード Aは、自身のリソースのプライマリ・ノードであり、ノード Bのリソースのフェイルオーバー・ノードです。逆に、ノード Bは自身のリソースのプライマリ・ノードであり、ノード Aのリソースのフェイルオーバー・ノードです。

MSCSの計画、構成、管理、トラブルシューティングに関する情報については、Microsoft MSCSのドキュメントを参照してください。

注: クラスタ上に PowerPathをインストールした後で、LUNのすべてのケーブルの取り外しまたはその他の手段によってアクティブ・ホストとアレイ間のパスを中断し、ノードのフェイルオーバーをテストすると、Windowsによってハードウェアまたはネットワークの障害とデータ消失の可能性を示すイベント・メッセージのログが記録されます。正常に動作している場合は、クラスタでアクティブ・パスを持つノードへのフェイルオーバーが発生し、イベント・ログに記録された元のノードのメッセージは無視することができます(アプリケーションの I/Oの生成をチェックして、障害が発生していないかどうかを確認する必要があります。見つからない場合、すべては正常に動作しています)。

以下の手順では、2つのノードを持つクラスタ上に PowerPathをインストールする方法を示します。3つ以上のノードを持つクラスタ上に PowerPathをインストールすることも可能です。この場合は、3つ以上のノードを持つクラスタのノードで実行できる適切な操作が示されています。

既存のMSCSクラスタ(両方のノードでMSCSを実行している)に PowerPathを追加するには、次の手順に従います。

Page 72: EMC PowerPath Windows 版 ソフトウェアのインストール、運用、管理を行うストレー ジ管理者およびその他の情報システム担当者を対象としています。

72 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

MSCSクラスタ内の PowerPath

すべてのリソースのノード Aへの移動

1. MSCSクラスタ・アドミニストレータ・ユーティリティを開始するには、次のように操作します。[スタート ] > [プログラム ] > [管理ツール ] > [クラスタ アドミニストレータ ]の順に選択します。[クラスタ アドミニストレータ ]ウィンドウが表示されます。

図 2 クラスタ管理者

2. ウィンドウの左側のペインで、ノード Bに属するすべてのグループを選択します。

3. リソースをノード Aに移動するには、[ファイル ] > [グループの移動 ]を選択します。または、左側のペインの [グループ ]の下のすべてのグループ名を右クリックし、[グループの移動 ]を選択します。

4. ノード Bを一時停止するには、ノード Bをクリックし、[ファイル ] > [ノードの一時停止 ]を選択します。これにより、PowerPathのインストール時にノードがクラスタに参加しなくなります。

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既存のMSCSクラスタへの PowerPathの統合 73

MSCSクラスタ内の PowerPath

PowerPathのノード Bへのインストール1. 21ページの「PowerPathのインストール」の手順に従って、

PowerPathをノード Bにインストールします。

2. ノード Bをシャットダウンします。

3つ以上のノードを持つクラスタでは、PowerPathをそれらの他のノードにインストールします(手順 1 および 2 )。たとえば、4つのノードのクラスタの場合、72ページの「すべてのリソースのノードAへの移動」セクションの手順 4 に従って、ノード Bをノード B、C、Dに置き換えます。また、このセクションの手順 1 および 2 も実行します。

ストレージ・システムとノード Bの間の追加パスの構成1. 必要に応じて、論理デバイスが複数のポートで示されるようストレージ・システムを再構成します。

2. 必要に応じて、ノード Bで追加の HBAをインストールします。

3. ノード Bとストレージ・システム間の新しいパスのケーブルを接続します。

4. ノード Bの電源を入れます。

5. ノード Bを再開するには、ノード Bをクリックし、[ファイル ] > [ノードの再開 ]を選択します。

3つ以上のノードを持つクラスタでは、ストレージ・システムとそれらの他のノード間の追加パスを構成します。たとえば、4つのノードのクラスタの場合、上記の手順 2、3、4、5で、ノード Bをノード A、C、Dに置き換えます。

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74 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

MSCSクラスタ内の PowerPath

すべてのリソースのノード Bへの移動

1. [クラスタ アドミニストレータ ]ウィンドウの左側のペインで、すべてのグループを選択します。

2. リソースをノード Bに移動するには、[ファイル ] > [グループの移動 ]を選択します。3つ以上のノードを持つクラスタでは、すべてのリソースを残りのいずれかのノードに移動します。たとえば、4つのノードのクラスタの場合、ノード Bを、リソースを移動する先のノード A、C、Dの任意の組み合わせに置き換えます。たとえば、リソースをノード A、Cに移動したり、またはノード A、C、Dに移動したりすることもでき、ノード A、C、Dを単独または任意の組み合わせで使用できます。

3. ノード Aを一時停止するには、ノード Aをクリックし、[ファイル ] > [ノードの停止 ]を選択します。

PowerPathのノード Aへのインストール

1. 21ページの「PowerPathのインストール」の手順に従って、PowerPathをノード Aにインストールします。

2. ノード Aをシャットダウンします。

ストレージ・システムとノード Aの間の追加パスの構成

1. 必要に応じて、論理デバイスが複数のポートで示されるようストレージ・システムを再構成します。

2. 必要に応じて、ノード Aで追加の HBAをインストールします。3. ノード Aとストレージ・システム間の新しいパスのケーブルを接続します。

4. ノード Aの電源を入れます。5. ノード Aを再開するには、ノード Aをクリックし、

[ファイル ] > [ノードの再開 ]を選択します。

ノード Aのリソースのノード Aへの返却

1. MSCSクラスタ・アドミニストレータ・ユーティリティを使用して、ノード Aに以前属していたすべてのリソースを選択します。

2. リソースをノードAに戻すには、[ファイル ] > [グループの移動 ]を選択します。

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WHQL認定 75

AInvisible Body Tagt

この付録では、PowerPathドライバが署名済みかどうかの確認手順について説明します。この付録は、次のセクションで構成されています。

◆ WHQL認定ドライバ.................................................................................................. 76

WHQL認定

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76 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

WHQL認定

WHQL認定ドライバWindows Serverの場合、EMC PowerPathドライバはWHQL認定です。PowerPathドライバの署名を表示するには、次の手順に従います。

1. [スタート ]メニューで、[設定 ] > [コントロール パネル ]の順に選択します。

2. [コントロール パネル ]で、[システム ]アプレットを開きます。

3. [ハードウェア ]タブをクリックします。

4. [デバイス マネージャ ]をクリックします。

5. [SCSI と RAID コントローラ ]ノードを展開します。

6. [EMS device bus]を右クリックします。

7. [EMS device bus]ダイアログ・ボックスで、[プロパティ ]を選択します。

8. [ドライバ ]タブをクリックします。

9. [デジタル署名者 ]フィールドでドライバの署名情報を確認します。

ドライバが署名済みの場合は、ドライバを割り当てた組織に関する情報がこのフィールドに含まれています。

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PowerPathによって変更されるファイル 77

BInvisible Body Tag

この付録では、PowerPathのインストールと使用によって追加または変更されるファイルについて説明します。また、PowerPathのインストールによるレジストリの変更についても説明します。この付録は、次のセクションで構成されています。

◆ PowerPathファイル.................................................................................................... 78◆ PowerPathのインストールによるレジストリの変更........................ 81

PowerPathによって変更されるファイル

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78 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathによって変更されるファイル

PowerPathファイルPowerPathインストーラは、表 11 に記載した場所に PowerPathファイルをインストールします。

表 11 PowerPathファイル (1 /3 )

ファイル インストール場所(32ビット) インストール場所(x64ビット)

mpdev.inf [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers

mpdev.sys [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers

mpio.cat [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers

mpio.inf [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers

mpio.sys [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers

mpspfltr.sys [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers

emcdgcmp.inf [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers

emcdgcmp.inf [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers

EmcpClass.inf [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers

Emcpbase.inf [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers

EmcpCg.inf [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers

EmcpSapi.inf [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers

EmcpSapi.inf [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers

EmcpDm.inf [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers

EmcpGPX.inf [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers

emcmpio.sys [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon¥Drivers

EmcpBase.sys [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

EmcpCG.sys [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

EmcpClass.sys [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

EmcpDm.sys [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

EmcpGpx.sys [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

EmcpSAPI.sys [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

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PowerPathファイル 79

PowerPathによって変更されるファイル

emcp_lic_rtl.dll [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

emcp_mp_rtl.dll [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerPath [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerPath

EmcPowSrv.exe [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

Install.exe ProgramFilesFolder¥¥EMC

EmcLicTool.chm WindowsFolder¥¥Help. WindowsFolder¥¥Help.

EmcLicTool.exe [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

EmcLicTool_CHS.chm WindowsFolder¥¥Help. WindowsFolder¥¥Help.

EmcLicTool_CHS.dll [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

EmcLicTool_DEU.chm WindowsFolder¥¥Help. WindowsFolder¥¥Help.

EmcLicTool_DEU.dll [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

EmcLicTool_ESP.chm WindowsFolder¥¥Help. WindowsFolder¥¥Help.

EmcLicTool_ESP.dll [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

EmcLicTool_FRA.chm WindowsFolder¥¥Help. WindowsFolder¥¥Help.

EmcLicTool_FRA.dll [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

EmcLicTool_ITA.chm WindowsFolder¥¥Help. WindowsFolder¥¥Help.

EmcLicTool_ITA.dll [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

EmcLicTool_JPN.chm WindowsFolder¥¥Help. WindowsFolder¥¥Help.

EmcLicTool_JPN.dll [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

EmcLicTool_KOR.chm WindowsFolder¥¥Help. WindowsFolder¥¥Help.

EmcLicTool_KOR.dll [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

EmcLicTool_PTB.chm WindowsFolder¥¥Help. WindowsFolder¥¥Help.

EmcLicTool_PTB.dll [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

EmcAdminProxy.dll [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerPath [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerPath

EmcAdminSvr.exe [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerPath [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerPath

EmcPowerPathAdmin.dll

[ProgramFilesFolder]EMC¥PowerPath [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerPath

表 11 PowerPathファイル (2 /3 )

ファイル インストール場所(32ビット) インストール場所(x64ビット)

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80 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathによって変更されるファイル

EmcPowerPathAdminMMC.chm

WindowsFolder¥¥Help. WindowsFolder¥¥Help.

EmcPowerPathW2K3_32bit.msc

[ProgramFilesFolder]EMC¥PowerPath [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerPath

EmcPowRes.dll [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

EmcPowSrv.exe [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

EmcpSvcErr.dll [ProgramFilesFolder]EMC¥PowerCommon [Program Files (x86)]¥ EMC¥PowerCommon

powermig.exe programfiles¥emc¥powerpath programfiles¥emc¥powerpath

libdb44.dll programfiles¥emc¥powerpath programfiles¥emc¥powerpath

PowMigSrvc.exe programfiles¥emc¥powerpath programfiles¥emc¥powerpath

EmcpLogMsgs.dll programfiles¥emc¥powerpath programfiles¥emc¥powerpath

表 11 PowerPathファイル (3 /3 )

ファイル インストール場所(32ビット) インストール場所(x64ビット)

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PowerPathのインストールによるレジストリの変更 81

PowerPathによって変更されるファイル

PowerPathのインストールによるレジストリの変更PowerPathをホストにインストールすると、レジストリにいくつかのエントリーが作成されます。その後でシステムから PowerPathをアンインストールする場合、PowerPathインストール・プログラムはこれらのレジストリ・エントリーを削除します。ただし、Microsoftインストーラもレジストリにエントリーを作成します。オペレーティング・システムによって作成されたこれらのエントリーは、PowerPathのアンインストール後もシステムに残ります(表 12)。

表 12 レジストリの変更 (1 /2 )

所在地 レジストリ・セット データ(32ビット) データ(x64ビット)

HKLM\\SOFTWARE\\EMC\\ PowerPath

emcp_mp_rtl.dll [ProgramFilesFolder]EMC\PowerCommon emcp_mp_rtl.dll

[Program Files (x86)]\\EMC\\PowerCommon\\ emcp_mp_rtl.dll

HKLM\\SOFTWARE\\EMC\\ PowerPath

emcp_mp_rtl.dll [ProgramFilesFolder]EMC\PowerCommon Emcp_lic_rtl.dll

[ProgramFiles(x86)]]EMC\PowerCommon Emcp_lic_rtl.dll

HKLM\\SOFTWARE\\EMC\\ PowerPath

バージョン情報 [ProductVersion] [ProductVersion]

HKLM\\SYSTEM\\CurrentControlSet\\Services\\EmcPowSrv\\ Security

セキュリティ

HKLM\\SYSTEM\\CurrentControlSet\\Services\\Eventlog\\ Application\EmcpSvcErr

TypesSupported、EventMessageFile

7, [ProgramFilesFolder]EMC\PowerCommon EmcpSvcErr.dll.

7, [ProgramFiles(x86)]EMC\PowerCommon EmcpSvcErr.dll.

HKLM\\SYSTEM\\CurrentControlSet\\Services\\Eventlog\\ Application\EmcpLogMsgs

TypesSupported、EventMessageFile

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82 EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド

PowerPathによって変更されるファイル

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\EmcPowerPath]

SupportedDeviceList REG_MULTI_SZ DGC\RAID 0\LUNZ\5DGC\RAID 1\LUNZ\5DGC\RAID 3\LUNZ\5DGC\RAID 10\LUNZ\5DGC\RAID 5\LUNZ\5DGC\DISK\LUNZ\5EMC\SYMMETRIX\\5EMC\INVISTA\\5

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\emcmpio\Parameters]

DisableQueueFreeze dword:00000001 dword:00000001

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\EmcPowerPath]

SupportedDeviceList REG_MULTI_SZ DGC\RAID 0\LUNZ\5DGC\RAID 1\LUNZ\5DGC\RAID 3\LUNZ\5DGC\RAID 10\LUNZ\5DGC\RAID 5\LUNZ\5DGC\DISK\LUNZ\5EMC\SYMMETRIX\\5EMC\INVISTA\\5

表 12 レジストリの変更 (2 /2 )

所在地 レジストリ・セット データ(32ビット) データ(x64ビット)

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EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド 83

CCLARiXストレージ・システム設定 16

EEMC Licensing Tool 41

HHBA 45

MMicrosoft Cluster Server(MSCS) 69-74Microsoftインストーラ 81Microsoft管理コンソール(MMC)

PowerPathスナップインを使用した起動 53コンソールの設定の保存 67

MMCコンソール設定の保存 67

Ppowermtコマンド 35PowerPath

MSCSの使用 69-74構成ファイル 35リモート管理 65-66ローカル管理 64-65

PowerPath AdministratorWindows 2000 55Windows Server 2003 55アイコン 58-62ダイアログ・ボックス 56ペイン 55

PowerPath Monitor 52-54PowerPathのアップグレード 32PowerPathのアンインストール 45PowerPathのインストール

MSCSクラスタ上 70-74アップグレード 32インストール後の手順 31パッチ 35ファイルの変更 77

PowerPathの削除 45

WWHQL認定 76

あアップグレード、オペレーティング・システム 39

いインストール

PowerPath 21-31既存のクラスタ上 71

インストール後の手順 31

おオペレーティング・システムのアップグレード 39

か管理(ローカルまたはリモート) 63

索引

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EMC PowerPath Windows 版 バージョン 5.0 インストールおよび管理ガイド84

索引

き技術者認定制度 76

くクラスタ 69-74

け結果ペイン 55

こ構成の保存 35, 36構成のロード 35, 36コンソールの設定 67

すスコープ・ペイン 55

はパッチ 35-36パッチの適用インストール 35

らライセンス・キー 23

りリモート管理 65-66

るルート・ノード 56

れレジストリ 81

ろローカル管理 64-65