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この資料では,大学で学ぶ上で参考にしてほしいことやルールなど,重要な内容を説明しますので,必ず最後までご覧ください。

「便覧」と「シラバス」をお手元にご用意の上,適宜参照してください。

また,「レポートを書くときの注意事項―引用と剽窃―」をダウンロードしてください。

なお,見終わった後に「小テスト」を行いますので,必ず回答してください。

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「大学の授業の種類」について説明します。

大学の授業の種類は,様々です。「演習」形式の授業では,学生同士が討論や発表などを行います。

同じ「講義」形式であっても,科目や教員によって,授業のスタイル,内容,成績評価方法が異なります。

例えば,何の「教材」を使うかでも,教科書の有無,板書中心かプリントか,様々な方法があります。

授業の開講期間も,様々な種類があります。

多くの授業は,「春学期」「秋学期」の単位で行われますが,国際日本学部では。各学期を前半・後半に分けた「クォーター制授業」も一部実施しています。

また,夏季休業期間や春季休業期間中に,数日間で集中的に実施される授業もあります。

各学期で履修できる単位数の上限は決まっていますので,その中でどのような時間割を組み立て,単位を修得していくかは自分で計画を立てることになります。

詳細は,「履修の手引き」を参照してください。

また,成績評価の方法も,科目や教員によって大きく異なりますが,どの科目も,成績は学期ごとに5段階で評価されます。

最終的には,何単位修得することができたかと,GPAが重要です。

GPAとは,「Grade Point Average」の略で,各評価に4~0ポイントを与え,平均点を算出したものです。

詳細は,「履修の手引き」及び便覧を参照してください。

これから4年間,講義や演習といった授業を受けていくことになります。

卒業までの4年間で,どのようなことを身に付けたいかを考えながら,何の科目を履修するか計画を立てることが重要となってきます。

国際日本学部の場合,専門が幅広いので,何を学ぶのか,それに向けてどの演習を選択するのかを考えてみてください。

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「講義形式の授業の受け方」について説明します。

授業に出席することが前提ですが,「出席」に対するウェイトは教員によって異なります。

ただし,出席を取らない授業であっても,一度欠席をすると,その遅れを取り戻すことは大変なことだと考えてください。

また,「代返」やリアクションペーパーの代理提出は厳禁です。

不正行為として,大学から処分されることもありますので,注意してください。

大学では「授業に臨む姿勢」が重要視される場合が多くあります。

授業によっては,数百人規模のものもありますが,大教室であっても,教壇から学生がどのような行動を取っているかはよく分かります。授業に関係ない私語は慎みましょう。

また,携帯電話やスマートフォンの使用に対する理解は,授業担当者によって異なります。

辞書や検索ツールとして利用する場合も事前に了解を求めたり,確認する方がよいでしょう。

SNSへの投稿やLINEなど,授業に関係ない目的での利用は行わないでください。

ノートは必要十分に取るよう心がけましょう。

すでにテキストやプリントにあることを書き写す必要はありませんが,そこにすべての情報が書かれているわけではありません。

板書せず口頭で言われた内容も,自分で重要だと思うこと,後で理解する際に必要と思われる情報については,ノートを取ると良いでしょう。

大学では,高校までの教員のような積極的なケアは難しいと考えてください。

自発的・積極的に学ぶ姿勢でなければ,何も得られない,という心構えで行動しましょう。

授業内容に関する質問は,教員も歓迎します。

ただし,授業の進行上や内容によっては,授業後に改めて質問に来るよう言われることもあります。

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「効果的な学習方法」について説明します。

大学では,「教室等での授業による学修=授業時間」と「授業時間外に必要な学修=予習・復習等の自習」により単位が与えられます。

講義に臨むにあたっては,講義内容をシラバス等で事前に確認し,事前に配布されたテキストやプリント,参考図書を読むなど,積極的な予習を行いましょう。

講義後は,まだ記憶が新しいうちにノートやメモを読み返し,後で読んでも理解できるように説明を補足すると良いでしょう。

授業内容に関する質問をしたい場合や,さらに発展的な学習を行う上でのアドバイスを得たい場合には,オフィスアワーを活用してください。

オフィスアワーとは,国際日本学部の専任教員がそれぞれ曜日・時限を指定し,授業内容に関する質問などを受けつける時間のことです。

詳細は,Oh-o!Meijiのお知らせを確認してください。

中野キャンパス高層棟1階にある「ラーニング・ラウンジ」も,授業時間外の学習に活用できます。

ラーニング・ラウンジでは,大学院生の「ティーチング・アシスタント」,通称「TA」が,学習支援を行っています。

各分野を専攻するTAが,1対1で,個別の科目に関する質問や,学習方法・レポート添削などについて,相談にのってくれます。

申込や予約は不要ですので,気軽に利用してください。

また,語学の教材,スピーキングブース,メディアライブラリなども設置されています。

語学の予習復習や,e-ラーニング,論文・コンテンツ制作にも活用できますので,利用してみてください。

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「シラバスの活用方法」について説明します。

国際日本学部には,授業を履修するためのルールなどを説明する「シラバス<履修の手引き>」と,各授業の内容を説明する「シラバス<授業内容および授業計画>」がありますが,ここでの「シラバス」とは,「シラバス<授業内容及び授業計画>」です。

「シラバス<授業内容及び授業計画>」は,国際日本学部ホームページやOh-o!Meijiで見ることができます。

「シラバス」とは,授業がどのように行われるのかの基本的な指針を示したもので,年度ごとに公開されます。

同じ科目であっても,担当教員や年度により内容が変更となることもあります。

先輩や友人からの「口コミ」だけで判断せず,必ずシラバスを熟読した上で,履修する授業を選択してください。

なお,自分が高学年次で専門的に研究したい方向性が定まっているのであれば,その分野に関わる科目は「演習」が始まるよりも前に履修しておくのが良いでしょう。

ただし,面白そうな授業が多いからといって,むやみに履修することはおすすめしません。

むやみに履修して単位を修得できなかった場合,GPAを下げることになり,奨学金や海外留学の際に不利に働くこともあります。

各科目に定められている「配当年次」が「1・2年」であっても,3年次以降に履修することは可能です。

また,「シラバス」には,その授業で使用するテキストや参考図書が示されている場合がありますので,よく確認しましょう。

「シラバス」で伝えきれない内容を含め,初回の授業では重要なことが説明されることが多くあります。

授業選択の際は,まず「シラバス」をよく読み,履修を希望する科目の初回授業に必ず出席してください。

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国際日本学部では,学生が自分で選択して履修できる科目については,一部の科目を除き,

初回授業の1コマ100分の前半をaモジュール,後半をbモジュールに分割し,それぞれ同じ内容を行う制度があります。

この制度の対象となる科目について,同じ曜日時限に実施される2科目のどちらを履修しようか検討している場合は,両方の科目をaモジュール,bモジュールで受講したうえで,登録する科目を決定することができます。

ただし,2020年度春学期については,学年暦の変更に伴い,この制度は実施しません。

「シラバス」では,第1回がaモジュール・bモジュールで分けて記載されていますが,2020年度春学期については,第1回から100分間の授業を行いますので,注意してください。

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「課題解決のための情報収集の仕方」について説明します。

情報収集とは,ただやみくもに情報を探すことではありません。

まず課題を見つめ,「何が問題とされているのか」を考えることが大切です。

それを考える上で気をつけたいのが,課題のとらえ方は,必ずしも一通りではない,ということです。

様々な立場・角度から考えた上で,具体的にどのような情報を収集すべきか,方針を決定する必要があります。

書籍やインターネットの情報が全て正しいと思うことは禁物です。

特に,出所が明記されていない情報や,匿名の意見・評論などは,利用する際に注意が必要です。

その情報の発信者は誰か,どのような目的で発信されているのか,といったことを考えましょう。

出所が明記されている場合でも,その出所の記載が本当に正しいのか,出所となっている資料に当たってきちんと確認してください。

また,なるべく一つの書籍等の情報に頼るのではなく,複数の書籍等を参照して情報を得るのが望ましいと言えます。

統計資料等は,経年変化を見るとともに,最新の情報を入手するようにしましょう。

また,授業によっては,資料や授業情報の告知にOh-o!Meijiが積極的に用いられます。

Oh-o!Meijiの使い方は,十分に熟知しておきましょう。

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「図書館以外での資料収集方法」について説明します。

明治大学には,各キャンパスに図書館が設けられており,学生はどのキャンパスでも利用することができます。

明治大学図書館の蔵書は充実していると言えますが,国会図書館や他の公共図書館,各種専門図書館も積極的に利用しましょう。

図書館以外で入手できる資料には,一般の新聞や雑誌,政治や地方自治体の出版物,民間企業の出版物など様々なものがあります。

これらは,場合によっては無料で入手できる場合もありますので,活用してみるのも良いでしょう。

インターネットは,積極的に活用しましょう。

ただし,インターネットは不正確な情報でも手軽に発信されていますので,その利用については出版物以上に慎重になる必要があります。

インターネットの利用については,必修科目である「ICTベーシックⅠ」で詳しく学びます。

また,高層棟2階のメディア自習室には,情報のティーチング・アシスタントが常駐していますので,相談するのも良いでしょう。

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「レポートの書き方」について説明します。

資料を用いてレポートを書く場合の注意点は,必修科目である「日本表現(文章表現)」で詳しく説明します。

今回は,「参考資料の引用方法」と「剽窃」について,ポイントのみ説明しますので,別紙「レポートを書くときの注意事項―引用と剽窃―」をご覧ください。

「剽窃」とは,文献(ネットを含む世界中の全ての著作)の一部分を,何の断りもなく,まるで自分の著作のように見せかけて使用することです。

テストにおけるカンニングと同じ「不正行為」であり,それが発覚した場合には,当該科目だけでなく当該学期すべての科目の取消や,悪質な場合は停学措置など,学部として厳しい対応を取っています。

意図的な行為はもちろんですが,知識・注意不足による偶発的なものであっても,「剽窃」として見なされれば,自分の不利益となりますので,十分注意してください。

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「書籍の種類」について説明します。

書籍には,ある専門分野や専門的な事柄について書かれた「専門書」の他に,広く知識を普及させるために書かれた「一般書」や「啓蒙書」,あるいは社会の様々な手続きや行動の仕方を記した「How to 本」など,様々な種類があります。

レポートや論文を書くにあたっては,「専門書」のみを使用しなくてはならない,といった決まりはありませんが,参照する書籍の選別や,複数の書籍等を参照して情報を得るなど,利用する際は注意が必要です。

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最後に,資料で紹介した「剽窃」に関する小テストと,「初年次ガイダンス」に関するコメントを回答してください。

回答期間および回答方法は,記載されているとおりです。

必ず回答期限までに行ってください。

なお,1年生は必ず全員回答が必要です。

評価をするためではなく,皆さんに「剽窃」の理解を深めてもらい,また皆さんがどのようなことを感じたのかを知るためのものですので,きちんと回答してください。

この資料の説明は以上です。

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