金融EDIの新システム「全銀EDIシステム」対応に向けた ......XML電文：ISO...

2018.10株式会社データ・アプリケーション

金融EDIの新システム「全銀EDIシステム」対応に向けた取り組み

決済・送金システムに不可欠な高可用性をCLUSTERPROで実現

ＤＡＬのご紹介

Copyright © 2018 Data Applications Co., Ltd. All rights reserved. 1

社名株式会社データ・アプリケーション（DAL）

証券コード 3848（東証JASDAQ）

本社東京都中央区日本橋人形町1-3-8

代表者代表取締役社長執行役員武田好修

設立 1982年9月27日

資本金430,895千円

従業員数 90名（連結 2017年3月末現在）

売上 2,426百万円（連結 2017年3月期）

事業内容企業間データ交換用ミドルウェア（B2B）、

企業内アプリケーション連携用ミドルウェア(EAI)の

商品開発と販売及びコンサルティング

関連会社株式会社鹿児島データ・アプリケーション

パートナービジネス・パートナー：72社（2017年3月末現在）

事業内容


ビジネスモデル


主要ビジネス・パートナー


製品のマーケットポジション


ACMS製品のアドバンテージ


導入実績


全銀EDIシステムの概要

全銀EDIシステム（ZEDI）を介した振込や入金明細データなどの交換

データフォーマットは柔軟性・拡張性の高いXMLを利用

振込や入金明細データなどに内訳情報（金融EDI情報）を添付

データ交換用通信プロトコル：JX手順

対象業務

総合振込

振込入金通知

入出金取引明細


：弊社製品の適用範囲

支払企業

受取企業

（金融EDI情報の格納、キー情報の生成、XML⇔固定長変換）

全銀EDIシステム（ZEDI）

仕向銀行

全銀システム

被仕向銀行

：XML

：固定長凡例 IB：インターネットバンキング（ブラウザによるファイルアップロード・ダウンロード）

FB：ファームバンキング（一括ファイル伝送個別金融機関接続）

IB:ブラウザ

FB:JX手順

振込依頼+

EDI情報（XML）

振込入金通知+

EDI情報（XML）

振込情報とキー情報（固定長）

支払企業

受取企業

仕向銀行

全銀システム

被仕向銀行

振込依頼（固定長）

振込入金通知（固定長）

FB:全銀手順IB:ブラウザ

FB:全銀手順IB:ブラウザ

IB:ブラウザ

FB:JX手順

【現状（総合振込のイメージ）】

【全銀EDIシステムイメージ（総合振込のイメージ）】

弊社製品の位置付け

全銀EDIシステム接続用の通信パッケージとして機能提供

XML電文の作成・変換機能を提供

一括ファイル伝送XMLファイル伝送仕様：JX手順の提供

クライアント証明書管理（取得・格納）機能の提供

支払企業と受取企業、双方の業務への適応が可能


企業A（支払企業）企業B（受取企業）

総合振込基幹システム（ＥＲＰ／会計ソフトなど）

AC

MSシリーズ

（通信パッケージ）


振込入金通知

クライアント証明書クライアント証明書

基幹システム（ＥＲＰ／会計ソフトなど）

AC

MSシリーズ

（通信パッケージ）

全銀EDIシステム

XML電文作成・変換機能の提供

XML電文：ISO 20022の作成・変換機能を提供

様々な形式（固定長やCSV、DBなど）とXML電文の相互変換

XML電文作成時のスキーマによる妥当性検証機能の提供

金融EDI情報のBase64でのエンコード／デコード


XMLファイル伝送仕様：JX手順の提供

一般財団法人流通システム開発センター「インターネットを利用した通信プロトコルガイドライン第2.0版」に準拠したJX手順を提供

みんなつながる流通BMSロゴ取得済み


JX手順に準拠したプロトコルの実行制御 PushPull

PutDocument/PutDocumentResponseGetDocument/GetDocumentResponseConfirmDocument/ConfirmDocumentResponse

メッセージ（SOAP Envelope：SOAP HeaderとBodyなど）の組み立て・解析、接続先情報管理

通信エラー時のリトライ処理リトライ回数とリトライ間隔（秒数）

並列接続制御同時接続可能数=1で制御

暗号化通信プロトコル TLS 1.2

暗号スイート TLS_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA256TLS_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHATLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA※ 鍵交換方式：RSA、署名：RSA、暗号化：AES

【実装概要】

クライアント証明書管理機能の提供

全銀EDIシステムからの企業認証用クライアント証明書の取得とキーストアへの格納

証明書の失効N日前※での注意喚起機能を提供


ACMSシリーズ


証明書発行要求

証明書発行応答（クライアント証明書）

証明書更新要求

証明書更新応答（クライアント証明書）

キーストア

証明書

失効N日前通知

格納／更新

※ 全銀EDIシステム用証明書の有効期間は2年間で、40日前から証明書の更新が可能です。

クライアント証明書管理機能

総合振込（支払企業：全銀EDIシステムへの送信）

アプリケーション連携概要


総合振込金融EDI情報

総合振込

CSV/固定長

金融EDI情報

CSV/固定長

CSV/固定長

【パターン１】

【パターン２】

【パターン３】

ACMSシリーズ

全銀ＥＤＩシステム

ＸＭＬ電文

作成変換機能

Pain.001JX手順

総合振込変換定義

（パターン1, 2）

基幹システム（ＥＲＰ／会計ソフトウェアなど）

入出金取引明細（受取企業：全銀EDIシステムからの受信）

xml

入出金取引明細金融EDI情報


CSV/固定長

金融EDI情報

CSV/固定長

CSV/固定長

【パターン１】

【パターン２】

【パターン３】

ACMSシリーズ

全銀ＥＤＩシステム

ＸＭＬ電文

作成変換機能

Camt.052JX手順

入出金取引明細変換定義

（パターン1, 2）

基幹システム（ＥＲＰ／会計ソフトウェアなど）

xml

実装概要（総合振込）


：制御：データ凡例

ACMSシリーズ

ACMSシリーズ機能概観


JX手順

クライアント証明書管理機能

基本機能（スケジューラ・ジョブフロー・ユーザインターフェースなど）

API

XML電文作成変換機能

管理情報変換定義キーストア


基幹システム

メッセージ組立機能

①

①

①

①

②

① ①⓪

⓪

① ②

⓪：標準機能（製品により実装範囲は異なり、製品によってはオプションの場合もあります）①：全銀EDIシステム連携オプション②：ACMSシリーズ各製品でのオプション機能

※ 製品によって標準機能やオプション機能としての提供範囲や実装範囲、機能分けが異なりますので詳細はお問い合わせください。また、各機能名称は仮称も含まれていますので変更される場合があります。

セキュリティ標準への対応で情報セキュリティの確保

セキュリティ基準であるPCI DSS※1に準拠したデータ保護機能の提供

保管データおよびサーバ間通信を暗号化

システムをまたがるデータ連携では、ファイル転送（ファイルのコピー）を発生させずにデータの散在を防止

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※1 PCI DSS（Payment Card Industry Data Security Standard）：クレジットカード業界のセキュリティ標準でクレジットカード会員情報を安全に取り扱うことを目的として策定され、企業の業務システムでも広く採用されています。

【暗号化方式】- サーバ間通信暗号化: SSL/TLS- ファイル暗号化: AES 128, 192, 256

トリプルDES 112, 168

統合EDIシステムを実現

ACMSにより国内外の取引先との商流EDIと金融EDIを統合管理が可能

部門や業務などの単位での業務グループや権限設定により運用操作範囲や閲覧範囲を限定し情報セキュリティを確保


ACMSシリーズ

高可用性による事業継続性の確保

CLUSTERPRO XによりACMS管理サーバの障害時には代替サーバへ自動切替


自動切替

EDI管理サーバ EDI管理サーバ（代替サーバ）

ACMS

管理DB

通信サーバ

障害

取引先

海外取引先

取引先国内取引先


基幹システム

【CLUSTERPRO X】

F/W

ACMS ACMS

ACMSシリーズの適用（1）

① ERPや会計ソフトなどのアプリケーションやFBソフトへの組み込み、全銀EDIシステム連携専用ソフトとして適用


クライアント証明書


企業（受取企業の例）

アプリケーション／ＦＢソフトウェア

振込入金通知AC

MSシリーズ

企業（受取企業の例）

基幹システム

（ＥＲＰ・会計ソフトウェアなど）

APIを公開アプリケーションなどからJX手順やXML電文作成変換機能の呼び出しが可能

② ERPなど基幹システムと連携し金融EDIシステム専用や商流EDIとの統合EDIシステムとして適用

AC

MSシリーズ


入出金取引明細振込入金通知


注文・納期回答・出荷など

APIやアダプタなどにより基幹システムと連携JX手順以外の通信プロトコルも併用でき商流EDIも含めた統合EDIシステムを実現可能

取引先取引先

ACMSシリーズの適用（2）


③ EDIサービス事業での金融EDIシステム専用や商流EDIとの統合EDIシステムとして適用

④ インターネットバンキング用としてXML電文作成・変換機能を適用

企業A（支払企業の例）

基幹システム

データ連携

ソフトウェア

EDIサービス事業者

データ連携ソフトウェア

AC

MSシリーズ


総合振込入出金取引明細振込入金通知


注文・出荷など

複数の企業（テナント）や複数の証明書の管理、高度な並列接続、障害管理などをACMS上で統合EDIシステムを実現可能

企業B（受取企業の例）

・・・

基幹システム

データ連携

ソフトウェア

総合振込


注文など

出荷・納期回答など

企業（支払企業の例）

ブラウザ

XM

L電文

作成変換機能

総合振込全銀EDIシステム

基幹システム

（ＥＲＰ・会計ソフトなど）

金融機関

インターネットバンキング

アップロード

XML電文作成変換機能は、単体導入可能で手動起動も可能インターネットバンキングで利用可能

取引先取引先

インターネットEDIへの移行と全銀EDIシステム対応

固定電話網のIP網への移行やINSネットディジタル通信モード終了は、ファームバンキングも含め既存のEDIに影響を与える

これを機に既存EDIをインターネットEDIに移行することを各業界団体では推進している

全銀EDIシステム対応もこれに合わせて実施するのが効率的


※ JISA EDIタスクフォース「固定電話網のIP網移行によるEDIへの影響と対策【概説】 V3.1.0」をもとに弊社にて作成

製品提供スケジュール


2019

1月

全銀協・全銀ネット・ベンダ作業

金融機関対応スケジュール

金融機関作業

ベンダー対応スケジュール（イメージ）

弊社製品リリース計画（予定）

サーバ製品

ACMS B2B/ACMS B2B LE（仮称：全銀EDIシステム連携オプション）

ACMS Apex（仮称：全銀EDIシステム連携オプション）

クライアント製品

ACMS Lite Neo（仮称：全銀EDIシステム連携オプション）

2017

4月 5月12月

ベンダー作業

12月

2018

ZEDIシステム開発スケジュール

6月 7月 8月 9月 10月 11月1月 2月 3月

全銀ＥＤＩシステム・サービス開始予定

結合試験総合試験受入試験・総合運転試験

申込金融機関試験準備金融機関試験実施

検討・開発・試験

導入支援等

希望先接続試験

2018年度上期リリース予定

2018年度上期リリース予定

2018年末リリース予定

2018.05.21現在

ご清聴ありがとうございました


・DALおよびACMS、AnyTran、E2X、WebFramer、RACCOON、ACMS Apexは、株式会社データアプリケーションの日本および海外での商標または登録商標です。・その他記載の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

〒103-0013東京都中央区日本橋人形町1-3-8Phone 03-5640-8544Facsimile 03-5640-8541E-Mail [email protected] https://www.dal.co.jp/form/inq.html

【お問い合わせ先】

【免責事項】全銀EDIシステム連携オプション（仮称）は開発中のものであり、当資料はそのオプション製品の仕様を保証するものではありません。従って、正式仕様につきましては、今後弊社から公表される情報でご確認ください。

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