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24．皮膚科皮膚科部長　幸田 太

　2019年は手術症例が増加傾向にあり、2018年と比べると皮膚生検で＋120症例、外来手術は＋240症例、手術室手術も＋20症例と、近年にない手術数でした。　また2019年は水疱症の患者さんが増加した印象でした。原因は分かりませんがステロイド抵抗性の水疱症の患者さんが増えています。そういったケースには漫然と高用量のステロイドを継続するのは避け、早期にIVIGや血漿交換を導入するようにしています。　治療薬では生物学的製剤が乾癬のみではなくアトピー性皮膚炎やじんま疹にも発売されております。当院でも積極的に導入し、これまでコントロールの難しかった症例でも良好な治療成績を上げています。　2020年も勉強を怠ることなく、地域医療に貢献できるよう、診療の質の向上に努めてまいります。

うち、バイオプシー件数1月 45 7 月 352 月 33 8 月 323 月 57 9 月 374 月 49 10 月 435 月 50 11 月 366 月 58 12 月 28

計 503 件

外来手術件数1月 71 7 月 732 月 62 8 月 763 月 93 9 月 724 月 85 10 月 825 月 82 11 月 666 月 84 12 月 59

計 905 件

手術室手術件数1月 12 7 月 142 月 13 8 月 123 月 11 9 月 154 月 11 10 月 175 月 11 11 月 166 月 8 12 月 14

計 154 件

うち外来日帰りOP 88OP室 OP 66

悪性腫瘍21%

良性腫瘍11%

細菌感染症16%熱傷

10%

ウィルス感染症6%

マムシ咬傷8%

水疱症10%

その他18%

入院患者主要疾患別内訳

うち、悪性腫瘍手術基底細胞癌 21有棘細胞癌 32ボーエン病 13パジェット病 3日光角化症 1悪性黒色腫 1ケラトアカントーマ 1

計 72 件