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平成 23 年度 中国青年代表団第2陣 E 団 メディア分団 平成 23 年 8 月 24 日~31 日 財団法人日本国際協力センター 平成 24 年 1 月

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平成 23 年度

中国青年代表団第2陣

E 団 メディア分団

平成 23 年 8 月 24 日~31 日

財団法人日本国際協力センター 平成 24 年 1 月

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はじめに

日本政府が進める「21 世紀東アジア青少年大交流計画(英語名:JENESYS Programme)、

日中 21 世紀交流事業」の一環として、2011 年 8 月 24 日(水)から 8月 31 日(水)にかけ

て、中国青年代表団第 2陣のメディア関係者 34 名が来日しました。当事業は、中華青年連

合会が選抜した各界の将来を担う青年代表を日本に招聘し、滞在期間中、日本の各分野の

青年との交流、各地視察等を通して、客観的な対日理解を促進させ、中国の党・政府ハイ

レベルに、将来、日中関係を前向きに促進するための知日派となる青年を養成することを

目的としています。

訪日団一行は、東京都、栃木県において、メディアに関する講義を受講したほか、メデ

ィア関連施設や企業を訪問し、同業者との意見交換会を行うなど、専門分野に関する知識

を深めました。また、青年ボランティアとの行動を通じて一般市民と交流し、文化体験や

歴史文化施設の参観を通して日本理解を深めました。

意欲的な中国青年代表訪日団員たちは、本プログラムでの交流を機に、将来の日本と中

国の架け橋として友好関係の礎を築いてくれるものと期待しています。ここで生まれた友

好の芽がこれから大きく育ち、日本と中国の相互理解が深まる一助となることを願ってや

みません。

今回、プログラムの計画・実施に際しましては、各訪問先企業、施設など関係者のみ

なさまに多大なるご協力をいただきました。

講義や見学にご協力頂きました先生方、各関係機関のみなさま、また訪日団を温かく

迎えてくださった地元住民のみなさまのご支援により、実り多い交流を実現することがで

きました。

2011 年 8 月 31 日、訪日団は無事帰国の途に着きました。今回のプログラムを成功裏

に終えることが出来ましたのは、ひとえに関係者のみなさまのご協力とご尽力によるもの

であり、ここに改めて深く感謝申し上げます。

財団法人日本国際協力センター

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目次

はじめに

1. 21世紀東アジア青少年大交流計画とは・・・・・・・・・・・・・・・・1

2. 訪日団概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

3. 全体日程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3

4. 写真で振り返る日本での活動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4

5. 訪問・視察先等一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6

6. プログラム詳細・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7

7. 中国青年感想文・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14

8. 青年ボランティア感想文・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16

9. 訪日成果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18

10. 報道関係・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19

おわりに

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■ 21 世 紀 東 ア ジ ア 青 少 年 大 交 流 計 画 ( JENESYS Programme :

Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths)とは

地域共有の将来ビジョンを作り、ひいては我が国の外交目標の一つである「アジア

の強固な連帯」にしっかりとした土台を与え、かつ、アジアにおける良好な対日感情

の形成を促進するという観点から、2007 年 1 月にフィリピンのセブ島にて開催された

第 2 回東アジア首脳会議(EAS)において、日本政府は、EAS 参加国(ASEAN、中国、

韓国、インド、豪州、ニュージーランド)を中心に、以後 5 年間、毎年 6,000 人程度の青

少年を日本に招く交流計画を実施する旨表明しました。

これに基づき、政府は、「21 世紀東アジア青少年大交流計画」(英語名:JENESYS

Programme)を立ち上げ、各国及び関係機関等との協力の下、招へいや派遣等、

様々な交流事業を実施しています。

■ 概 要

●本件事業経費を関係国際機関等(ASEAN事務局、㈶日中友好会館、㈶日韓文化交流基金、SAARC事務局)に対して拠出。必要に応じて日本国内の青少年交流関係諸団体の協力を得て実施。

●本件拠出金により、具体的には①招へい事業、②派遣事業、③交流事業を行う予定。

2007年1月に開催された東アジア首脳会議(EAS)において、日本政府より、EAS参加国(ASEAN、中国、韓国、インド、豪州、ニュージーランド)を中心に、今後5年間、毎年6,000人程度の青少年を日本に招く交流計画を実施する旨表明。

21世紀東アジア青少年大交流計画JENESYS Programme (Japan - East Asia Network of Exchange for Students and Youths)

21世紀東アジア青少年大交流計画JENESYS Programme (Japan - East Asia Network of Exchange for Students and Youths)

●地域共有の将来ビジョン作り、ひいては我が国の外交目標の一つ「アジアの強固な連帯」にしっかりとした土台を与える。

●域内での青少年交流を通じた相互理解の促進を図ることにより、アジアにおける良好な対日感情の形成を促進する。

目的・経緯

1.短期滞在●2週間程度。●日本の政治制度、経済システム、社会・文化等が体感できるような施設や地方都市を視察。●日本の若者・市民との各種交流の場(ホームステイも可能な限り実施。キャンプ、学校訪問、合宿、討論会、セミナー、東アジア学生会議等)も実施。2.中・長期滞在●1、2ヶ月~1年程度。●日本の高校・大学等に留学させ、日本の青少年と共に学ばせる。※平成19年度後半以降を目途に順次実施予定。

招へい事業招へい事業

●将来性が見込める日本人青少年を東アジア諸国へ短期間派遣する。●招へい事業で来日した各国青少年との交流に参加した日本の高校生・大学生等の派遣も想定。●その他、日本語教師派遣も想定。

派遣事業派遣事業

●東アジア学生会議、東アジア青年の船事業、東アジア青少年ネットワーク事業等の実施を想定。

交流事業交流事業

概 要

注)SAARC:南アジア地域協力連合

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中国青年代表団 第 2陣 E団 メディア分団 概要

1.事業目的

(1) 日本政府により進められる「21 世紀東アジア青少年大交流計画」のもと、東アジア

地域の青少年交流を通じて、アジアの強固な連帯にしっかりとした土台を与えると

ともに、友好の促進を図る。

(2) 日本の各分野の青年との交流、各地視察を通じて、日本に対する客観的な理解を増

進させる。

(3) 中華全国青年連合会が選抜した各界の将来を担う青年代表を日本に招へいし、将来、

日中関係を前向きに促進するための知日派となる青年を養成する。

2.来日期間

平成 23 年 8 月 24 日(水)~ 8 月 31 日(水) 8 日間

3.招聘人数

E 団 メディア分団 34 名

4.招聘者構成

所属機関 男 女

テレビ・ラジオ局 1 2

テレビ局 5 3

ラジオ局 1 0

新聞社 4 6

雑誌社 3 0

インターネット 2 1

その他 5 1

合計 21 13

5.実施体制

日本側主催:財団法人日中友好会館

中国側主催:中華全国青年連合会

財団法人日本国際協力センターは、財団法人日中友好会館より委託を受け、E団の企画運営

業務を実施

職種 男 女

記者 2 5

編集者 4 3

プロデューサー 2 2

キャスター 1 0

その他 12 3

合計 21 13

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午前

午前

午前

午前

午前

8月31日 水 午前 帰国

8月29日 月午後

8月30日 火

午後日中友好会館主催歓送報告会

【参観】お台場大型商業施設

【視察】東京湾臨海部基幹的広域防災拠点(有明の丘地区)/東京臨海広域防災公園

8月24日 水 午後

日時 活動内容

成田空港着

オリエンテーション

【視察】国会議事堂(衆議院)

日中友好会館主催歓迎レセプション

8月25日 木【交流】民主党若手国会議員との意見交換

【講義】「日本のメディア事情」

午前

午後

8月27日 土【視察】ろまんちっく村 施設概要説明/「震災後の食の安全について」

午後

【ご挨拶】上野通子参議院議員

【日本文化体験】藍染体験

【参観】宇都宮市大型商業施設

移動 (宇都宮→東京)

【参観】華厳の滝

【視察・交流】株式会社とちぎテレビ

【視察・交流】株式会社下野新聞社

【参観】日光の社寺(日光東照宮等)

【参観】中禅寺湖

【参観】奥日光の湿原(戦場ヶ原)8月28日 日午後

【和風旅館体験】

8月26日 金

【視察・交流】株式会社朝日新聞社

【講義・見学】栃木県県民生活部広報課「県の広聴広報活動及び世論調査の手法と活用について」/栃木県庁見学

午後

移動 (東京→宇都宮)

E団 メディア 分団全体日程

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写真で振り返る日本での活動

国会議事堂 民主党との意見交換会

講義「日本のメディア事情」 朝日新聞社にて記者と交流

栃木県庁 藍染め体験

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ろまんちっく村 上野通子参議院議員が団員と懇談

下野新聞社 とちぎテレビ

華厳の滝 東京湾臨海部基幹的広域防災拠点

オペレーションルーム視察

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訪問・視察先等一覧

分野 訪問・視察先施設

株式会社朝日新聞社

株式会社下野新聞社 メディア

株式会社とちぎテレビ

民主党(民主党若手国会議員との意見交換) 政治

国会議事堂(衆議院)

防災 東京湾臨海部基幹的広域防災拠点(有明の丘地区)

/東京臨海広域防災公園

歴史・文化 日光東照宮

日本文化体験 真岡木綿会館(藍染め体験)

自然 戦場ヶ原、中禅寺湖、華厳の滝

官公庁 栃木県庁

農業公園 宇都宮市農林公園ろまんちっく村

株式会社ファーマーズ・フォレスト

ベルモール(宇都宮市・商業施設) その他

ヴィーナスフォート(東京都 お台場・商業施設)

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プログラム詳細

国会議事堂(衆議院)視察

<日程>8月 25 日(木)

時刻 活動内容

9:30~10:30 重厚な建物内の様子を興味深く見学していた。

民主党議若手国会議員との意見交換

<日程>8月 25 日(木) 於:衆議院第一議員会館 南棟地下 1階 大会議室

時刻 活動内容

11:00~12:00 1 開会挨拶 米長晴信 参議院議員

2 訪日団代表挨拶 中国青年団メディア分団 李戎団長

3 民主党代表挨拶 阪口直人 衆議院議員

4 意見交換会 阪口直人 衆議院議員、米長晴信 参議院議員

5 閉会

団員からの質問

・今後の日中の青少年交流について何か提案や考えがあるか。

・日本はゴミの分別や環境保護の分野で素晴らしい経験を持っている。特に、焼却

処分の比率を高めた経験や、どのようにゴミ処理場と周辺住民との関係を改善す

るかについて聞かせて欲しい。

・青少年の科学技術の創造的意識をどのように育むか。

・地震、原発事故について、事実に基づかない報道をいかに制限するか。社会の安

全と言論の自由のバランスをいかにとるか。

・日本で、 近、テレビ局が放映する番組の中で韓国ドラマが多すぎるとのデモが

あったが、これに対してどう思うか。

・中国も海外ドラマを多く輸入しており、韓国ドラマの比率が高い。80 年代の山口

百恵のドラマは中国人に人気があったが、今、日本のドラマはレベルが下がった

のか。

・ネットメディアの躍進が著しいが、テレビ、新聞、ネットの三者の比率と発展状

況はどうなっているか。

・記者のインタビューに際しては、法律の保護があるか。

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【講義】日本のメディア事情概要

<日程>8月 25 日(木)

時刻 活動内容

14:00~16:00 【講義】日本のメディア事情概要

講師:嘉悦大学非常勤講師、元読売新聞記者 山田寛 氏

* 「日本のメディアの概要と世論形成に果たしている役割」を副題として、下記の

順序で日本のメディア事情についての講義を行った。

・ 新聞

・ 出版(雑誌、書籍)

・ 放送

・ インターネット

・ 東日本大震災とメディア

・ まとめ(既存メディアとニューメディア)

16:10~16:40 団員からの質問

・娯楽第一主義もメディアの果たす役割のひとつであるという前提において、社会

的責任を果たすことが求められていると思うが、メディアの社会での位置づけは

どうか。

・交流における人的往来は限られていて、メディアを通して互いの国を理解する事

が多い。日本のメディアの中国観は、どうか。

・中国では、ニュースキャスターはアンカーマンと呼ばれているが、日本での呼び

方は何か。ニュースキャスターは自分の意見を言えるか。大衆への影響力はある

か。

・日本では、記者は退職後何をするか。若い人にとっての記者の魅力は何か。

見学者用号外(朝日新聞社訪問)

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朝日新聞社訪問

<日程>8月 26 日(金)

時刻 活動内容

10:00~10:30 ご対応者:CSR 推進部 高部恭子 次長

〃 南村幸弘 読者サービスグループキャップ

・ 記念写真撮影(見学者用号外写真)

・ 朝日新聞社紹介 DVD 視聴

10:30~11:25 「朝日新聞 DIGITAL」電子版についての説明

説明者:樋口太 コンテンツ事業センター長

石嶋俊郎 コンテンツ事業センター次長

*本年 5 月にスタートしたばかりの電子版についての説明があった。多くの団員が

興味深く熱心に聞いていた。

11:25~11:45 ・WEB 版製作視察

・報道・編成局視察

11:45~12:30 3 班に分かれ、交流。それぞれのグループで活発な質問が出た。

朝日新聞側参加者:国際報道グループ 鵜飼啓 次長

〃 高野真吾 記者

〃 向井宏樹 記者

団員からの質問

・ 朝日新聞社は中国の高速鉄道事故に対し、どう報道したか。

・ 中国に関する報道ついては、プラス面とマイナス面どちらが多いか。

・ 記者に対する社内評価基準について教えてほしい。

・ 記事の著作権の帰属先は、記者本人にあるか、それとも会社にあるか。

・ スクープ記事を獲得するための効果的な方法を教えてほしい。

・ スポンサーの不祥事を記事にする際、どのような点に留意するか。

・ 紙面掲載記事の選択基準を教えてほしい。

・ 記者に対する社内教育について教えてほしい。

・ 記事内容に対する訴訟への対処方法を教えてほしい。

・ インターネット及びその他メディアからニュース素材を得ることはあるか。

・ 近どういったことで忙しいか。

・ 朝日新聞の大都市と地方における発行部数の比率を教えて欲しい。

・ 中国語版は発行しているか。

・ すでにインターネットは随分普及しているのに、なぜ今年になってやっと電子版

を始めたのか。

・ 労働時間はどのくらいか。

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【講義】栃木県県民生活部広報課

<日程> 8 月 26 日(金) 於:栃木県庁

時刻 活動内容

15:00-15:15

県民生活部広報課斎藤睦子課長補佐より歓迎の挨拶と出席者紹介

栃木県側出席者

県民生活部広報課 斎藤睦子 課長補佐、駒場真穂 主査、杉山彩香 主事

産業労働観光部観光交流課 金子和彦 課長補佐

産業労働観光部国際課 畑守義方 主査、景婷 国際交流員

15:15-15:40 産業労働観光部観光交流課金子和彦課長補佐より歓迎の挨拶

産業労働観光部国際課景婷国際交流員より県の概要説明

15:40-16:30 広報課斎藤氏、駒場氏が、「県の広聴広報活動及び世論調査の手法と活用について」

というテーマでパワーポイントを用いた講義を行った。

16:30-16:50 団員からの質問

・ 中国の民意調査では、政府に対する批判的な内容が大半を占めるが、栃木県でも

同様の状況か。

・ 世論調査の結果を政策に反映させるための具体的な手法が定められているか。

・ 調査結果を公表するのか、また、その方法について教えてほしい。

・ 立派過ぎる新庁舎に県民から不満の声が上がっていると聞くが、建替えに際し、

民意調査を行ったか。

・ 民意を反映した政策であっても知事交代により政策変更はありうるのか。

・ 民意調査の結果がメディアによる調査結果と大きな差異が生じた場合、どのよう

に対処するか。

16:50-17:00 庁舎見学

日本文化体験(藍染体験)

<日程> 8 月 27 日(土) 於:真岡木綿会館

時刻 活動内容

10:00~11:30 2 グループに分かれ、ハンカチの藍染を体験した。各々好きな模様を作り、自分の作

品の出来栄えに満足していた。

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ろまんちっく村

<日程> 8 月 27 日(土)

時刻 活動内容

13:00~13:20

「栃木県における震災後の食の安全について」

ろまんちっく村の指定管理業務を行う㈱ファーマーズ・フォレスト代表取締役社長

松本謙氏より、歓迎の挨拶と震災後の栃木県の食を取り巻く状況についての説明が

あり、団員たちからは、「栃木頑張れ!」の応援の声があがった。

団員からの質問

・ 食品の安全確保の具体的方法について教えてほしい。

・ 農産物の風評被害に関して政府から補償金が支払われるのか。

・ 農産物の出荷量は回復したとの事だが、売上額はどの程度まで回復したか。

・ 牛肉出荷量は今年上半期どの程度影響を受けたか。

・ 風評被害をなくすための具体的な手法を教えてほしい。

下野新聞社訪問

<日程>8月 29 日(月)

時刻 活動内容

10:00~12:00 1.歓迎のあいさつ 飯島一彦 編集局長

2.メディア分団 団長挨拶中国青年団メディア分団 李戎団長

3.会社概要の説明 総務局総務部:小林祐子 氏

会社案内DVDを見る。

4.意見交換

下野新聞社側参加者 若手記者4名

編集局報道センター政経部:山根茂生 記者

編集局社会部:柴田大輔 記者

編集局くらし文化部:小林睦美 記者

編集局地域報道部宇都宮総局:外山雅子 記者

4 班に分かれ下野新聞の若手記者を1名ずつ囲んで交流

団員からの質問

・ 就職先に全国紙より地方紙を選んだ理由を教えてほしい。

・ 県外への取材も可能か。

・ 勤務時間、有給休暇、給与等含め就業規則について教えてほしい。

・ 記者、カメラマンのノルマと評価方法を教えてほしい。

・ 記事の評価方法と優秀な記事に対する報奨金について教えてほしい。

・ 危険地域或いは危険人物への取材での危険回避方法を教えてほしい。

・ 取材対象者の人権保護のための報道規制について教えてほしい。

・ 記者に広告スポンサーを見つけるノルマはあるか。

・ スポンサーの不祥事を記事にする際、社内でどのような手続きを踏む必要が

あるか。

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・ 県内での地方紙と全国紙のシェアを教えてほしい。

・ 下野新聞の購読部数は何部か。

・ 記者の1日の仕事の流れを教えて欲しい。

・ 記者の報酬は、どう決まるか。

・ ニュースソースはどのように得るか。

・ 地方ニュースと全国ニュース、国際ニュースの割合はどのくらいか。

・ 全国ニュースや国際ニュースの記事の発信元が共同通信社となっているが、下野

新聞の記者が自ら取材することはないのか。共同通信社とはどのような関係か。

・ 県や市の取材対象者を接待することはあるか。

・ 中国では、ニュース提供者に対し、メディアが報酬を与えることがあるが、

日本ではどうか。

・ 部長の職務は何か。

・ 書いた記事に間違いがあった場合、どうするか。

・ 中国では、大きなイベント等がある時に、そのための特別チームを組むこと

があるが、貴社ではどうか。

・ 新聞社の記者やカメラマンの収入は、一般のサラリーマンと比べて高いか。

・ 他新聞社への転職率は高いか。

・ 暮らし版についての内容とどのような読者に向けたものか教えて欲しい。

・ どのように社員の仕事へのモチベーションを高めさせるか。

・ 下野新聞は地方紙だが、栃木県では地方紙と全国紙の競争率が高いか。

とちぎテレビ訪問

<日程>8月 29 日(月)

時刻 活動内容

13:50~14:15 1 水沼富美男 社長より歓迎の挨拶

2 中国側代表挨拶:李戒団長

14:15~15:00 2グループに分かれて、スタジオ、制作室、編集室、中継車を見学した。

15:00~16:00 質疑応答による交流

とちぎテレビ側出席者:深澤林 常務取締役

放送本部技術局 長谷川孝 局長

放送本部報道制作局報道部 沖杉光美 部長

放送本部技術局技術部 藤門秀彦 副部長

放送本部業務局企画編成部 冨澤幸一 課長

放送本部報道制作局制作部 高野一茂 課長

団員からの質問

・生中継と収録番組による放送でクロマキーを使っているか。

・とちぎテレビのアナウンサーの人数と採用基準、大学での専攻との関連性、勤務

形態を教えて欲しい。

・編集担当者の学歴に関して、放送学を修める等の要求があるか。

・中継車に関する社内ルール(事件発生後、何分以内に出発、現場到着何分以内等)

はあるか。

・中継車の派遣に関して、基準はあるか。

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・中継車以外に衛生設備はあるか。

・とちぎテレビの社員に対する評価に関して、基準に合わない社員を辞めさせるこ

とはあるか。

・とちぎテレビの経営形態は民営か。

・番組に対する評価は広告収入か。

・広告主である企業のマイナス面も報道するか。

・番組に対する評価について、視聴率や広告収入以外に評価指標はあるか。ランキ

ングが下位の番組の放映中止はあるか。

・とちぎテレビは系列に所属しているか。

・1日に放映している時間は何時間か。そのうち自主制作は何時間か。

・ニュース番組、生活関連番組、娯楽番組の放映割合はどのくらいか。

・とちぎテレビの運営経費とその中に占める技術関連投資費の割合を教えて欲し

い。

・昨年9億円の設備投資しているということだが、毎年この割合か。

・東日本大震災発生後の風評被害に対する対策を行ったか。

東京湾臨海部基幹的広域防災拠点(有明の丘地区)/ 東京臨海広域防災公園訪問

<日程>8月 30 日(火)

時刻 活動内容

9:40~10:30 内閣府政策統括官(防災担当)付災害応急対策担当参事官補佐髙野仁氏、国土交通

省関東地方整備局国営昭和記念公園事務所防災対策推進官石田武司氏より概要説明

が行われた。

10:30~10:45 団員からの質問

・ 昨年7月のオープン以来、防災公園には何人入場したか。

・ このような防災拠点は日本全国でいくつあるか。

・ 液状化を防ぐ装置に興味があるが、どういう原理になっているのか。また、

マンションに設置する場合のコスト面での対策はどうなっているか。

10:45~11:00 オペレーションルーム等を見学。

11:00~11:30 東京直下 72h TOUR(防災体験学習施設)を体験し、関連の展示を見学。

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中国青年感想文(抜粋)

● 国民の資質の素晴らしさは東日本大震災で外国に知れ渡りましたが、今回の訪問を通

じて更に深く認識するに至りました。中日国民が互いに理解し合っていないのは、コミ

ュニケーション不足によるものです。このような交流の機会が増えることを期待してい

ます。

日本は以前よりメディア天国と認識されてきました。大型の新聞社やテレビ局の多く

は同業者として参考に値します。国会議事堂に 100 席以上の記者席が設けられているこ

とからも、政界がメディアに開かれていることが伺えます。地方自治体庁舎にも「記者

クラブ」があり、情報公開に役立っています。日本のジャーナリストの鋭い報道は社会

秩序の安定に役立っており、首相の頻繁な交代も社会の安定を妨げることはありません。

日本は国民の生活や考え方を海外に向けて更に効果的に発信する必要があります。そ

うすることにより誤解も解けます。

日本は震災後の風評被害を克服しなければなりませんが、私もそのために努力したい

です。

● プログラムは、中日の友好を深めることに効果的で、継続的にこの種の青少年間の交

流を継続することを提案します。

日本のメディアの仕事の状況について全体的な理解を得られました。彼らの仕事の流

れ、収入、仕事の原則など、将来のメディアの方向性と自分の仕事に対して、深く考え

させられました。

日本の青年に対しても一定の理解を得ることができました。一般の青年の性格、考え

方、仕事や生活に対する態度などを知ることができました。

ちょうど首相の選挙の時期と重なり、人々の政治に対する態度、政府に対する期待な

どを知ることができました。

● 以下、訪問して気付いたことです。

1.日本の環境保護に関する施設及び考え方が非常に進んでいます。

2.日本のメディア関係者はとても仕事熱心で能力も高いです。

3.日本人は慎み深く、細やかで熱心です。秩序正しい勤務態度は参考に値します。

日本の社会や生活について更に掘り下げて理解したいと思います。

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● 数日間、一般の日本人と交流し、もてなしを受けて、日本人は一般的に礼儀正しく、

善良で、秩序があると感じました。

日本は、農村であれ都市であれ、環境がとても整っていて、皆、環境保護意識が強く、

ついついゴミを放ってしまうような場面に出くわすことはほぼありませんでした。

日本人は、公共の場所ではとても静かで、集まりではとてもにぎやかでした。この点

は中国人と似ていると思いました。

● 以前の日本への理解としては、科学技術に対する認識が深くありました。しかし、今

回の訪日プログラムでは、日本や日本人の生活の細部を感じることが多かったです。

細部1、入管で、外国人の入国カードをパスポートにホチキス止めしてくれたこと。

細部2、栃木県庁を訪問した時、降雨の際、しずくが人にあたらないように、鎖雨樋

が使われていたこと。

当然、これら以外にもたくさんありますが、日本と日本人の緻密さ、まじめさ、細部

も重視する面を確かに感じさせてくれました。

訪日の機会を得ることができ、感謝します。中日の文化交流のために相応の努力をし

ていきたいと思います。

● 日本のメディアは読むのが好きという国民性の影響を大きく受けていますが、新しい

時代に、新聞、テレビなどの伝統メディアはまさに新しいメディアの挑戦に直面してい

ます。全国紙のメディアは、電子版を開発し、若者の興味を惹きつけています。地方の

メディアは地方版のページを増やし、人々に親近感を与えています。

日本人が小さい頃から規律を守り、公共の場所で規則を守ることに対してとても深い

印象を持ちました。これはゴミ処理からも見ることができます。また、公共の管理コス

トを減らすこともできます。

日本の環境保護は、非常にすばらしく、水、空気は皆きれいです。これは、日本政府

の長期的な財政投資や国民の自覚と支持があってのことです。この点は、参考にすべき

です。

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日本人青年ボランティア感想文(抜粋)

● メディア方面でご活躍されている方々のプロとしての意見や、中国国民としての日本に対す

る意見などを聞けた上に、交流プログラム自体もとても楽しめました。

今までこのような影響力もあり、考えの深いエリートの方々と交流する機会がなかったので、

社会を動かす人々、特にメディアの人たちはもう少し固い考えだと思っていました。しかし、

商業施設視察、レセプションパーティーやバスの中での対話を通じて本音を聞き等身大の姿を

見ることができました。中国帰国後も、中国に来たら案内してくれるとみんなが連絡をくれ、

温かさに触れました。

共に時間を過ごすことで印象も変わり、理解も深まるので、このような青年交流は非常に有

意義だと思いました。

これからももっと様々な人と出会いたいと思うと同時に、日本人の考え方や日本のことを紹

介するお手伝いを是非したいと思います。

● 中国青年が日本について一生懸命理解しようとしている姿が好印象でした。

結婚観や人生観について、同じ目線で意見を交わすことが出来ました。また、社会保険、雇

用状況、宣伝媒体などについてお互いに自国の状況を話し合えました。

● 一緒に3日間行動を共にする事で、わずかながらではありますが、青年団の考え方を見る事

ができ、また言語を越えて様々な方法を通じてコミュニケーションを取ろうとした時だけに実

感する事が出来た感覚などを味わう事が出来ました。自分自身の今後の学習へのモチベーショ

ンも上がると思います。

様々な話を聞いている中で最も印象的だったのは中国のその広さと多様性でした。そういっ

た意味で中国を再認識した点はありますが、それが理由で、逆に今回の約30名の青年団から

中国という大国を認識する事は、中国理解の材料としては十分な事では無いと感じました。

また、中国人とのコミュニケーションにおいて、筆談の持つ力は大きいと感じました。日本

でも普段は漢字を使っていますが、ここに中国の日本への影響を認識しました。何よりも人と

の出会いで学ぶ事がたくさんあると今回の交流で感じました。

● 言葉はうまく話せなくても、みなさん楽しい雰囲気で気さくに交流してくださって、有意義

な時間を過ごすことができました。3日間のお付き合いでしたが、様々な方との出会いと別れ

は、自分を成長させると実感できました。

大学にも中国人の留学生がいますが、日本に理解が深く、日本語を勉強している方達だけな

ので、今回、初めて、大勢の中国人の方と交流したことになりました。その中で日本と中国の

文化の違いや、国民性などの違いを感じる場面もありました。

テレビ局のマスコットキャラクターを私が「かわいい」と言っていたら、次の日にそのキャ

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ラクターのぬいぐるみをプレゼントしてくださったり、2日目あたりから、気軽にみなさんが

私の名前を呼んでくださって嬉しかったです。

3日間という短い時間でしたが、中国語を積極的に聞き、話すことによって、今後の語学の

勉強においてよいきっかけになりました。物怖じせずに、積極的にコミュニケーションを取ろ

うとする姿勢が大切であると改めて学びました。

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訪日成果

訪日団員が作成した、中国国内における報道記事を紹介します。

新聞・インターネット

中国青年報 2011 年 8 月 28 日「吃饭也是一种支持(訳:ご飯を食べるのもひとつの支援)」

吃饭也是一种支持

《 中国青年报 》( 2011 年 08 月 28 日 03 版)

当地时间 8 月 27 日,一支中国青年代表团在日本枥木县品尝当地农产品,以此表示对东

日本大地震灾后重建的支持。

枥木县紧邻福岛,自 3 月份震灾与核危机以来,农业受到

重创。从 4 月起,当地发起了“期盼人们品尝枥木农产品,

跟东日本一起加油”活动。这项活动的发起企业代表松本谦告

诉中国客人,这里的食品现在“已经可以放心食用”。他说,

核危机时,枥木的菠菜等几种蔬菜被检测出放射性元素超标,

人们极为恐慌,以为所有食品都遭污染,菜农遭到严重损失。到目前为止,包括菠菜、牛肉

在内的农产品质量已经恢复到正常水平。但是,虽然地震过去了,受核辐射传言的影响,当

地的威胁并未解除,需要人们的支持,才能从谣言的伤害中走出来。他说,这群中国年轻人

到这里用餐是一种支持。

ご飯を食べるのもひとつの支援(訳文)

《中国青年報》 2001 年 8 月 28 日 3 版

現地時間 8月 27 日、中国青年代表団一行は日本・栃木県にて当地の農産物を味わい、こ

れによって、東日本大震災後の復興に対して支援を表した。

栃木県は福島のすぐ隣で、3 月の震災と放射能危機以来、農業は重大な打撃を受けた。4

月から、当地では、「栃木を食べよう がんばろう東日本!」プロジェクトを立ち上げた。

このプロジェクトを提唱した企業の代表 松本譲氏は中国のお客さんに、ここの食品は現在

安心して食べられることを説明した。放射能危機の時、栃木のほうれん草などいくつかの

野菜は放射性元素が基準値を超え、人々は恐怖を感じひどく慌て、全ての食品が汚染され

ていると思われ、野菜農家は大きな損害を被った。現在、ほうれん草、牛肉を含めた農産

物の品質はすでに通常の水準にまで回復した。しかし、地震は過ぎ去ったものの、放射能

汚染の風評被害により、当地の脅威はまだ取り除かれておらず、人々の支援があって始め

て、風評被害から抜け出すことが出来る。中国の青年達がここで食事をしてくれることは

ひとつの支援だと、彼は語った。

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報道関係 インターネット

民主党ホームページ 2011 年 8 月 25 日

「米長、阪口両国際局副局長が中国の若手メディア関係者と意見交換」

インターネット

下野 SOON 2011 年 8 月 30 日「本紙記者と意見交換 中国青年代表団」

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新聞

下野新聞 2011 年 8 月 30 日「中国青年代表団が来社」

テレビ

とちぎテレビ 2011 年 9 月 4 日「県政フラッシュ 中国青年代表団県庁訪問 8 月 26 日」

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おわりに

中国青年代表団第 2 陣 E 団メディア分団は、東京都や栃木県での見学、交流を通じて、専

門分野のほか、日本の伝統・文化や経済、社会の現状にも触れ、日本に対する理解を深め

たことが、団員の感想文からうかがえます。

また、交流のお手伝いをしてくださった青年ボランティアのみなさまの感想を拝読し、

国を越えた友情や温かい絆が芽生えたことを知り、大変嬉しく思いました。

短い滞在ではありましたが、今回の出会いを機に、みなさまと中国の団員の交流が続き

ますことを、そして、日本と中国の友好の架け橋がますます強固なものになりますことを

期待しております。

最後に、今回の訪日団受け入れにご協力いただきました全関係者のみなさまに、深くお

礼申し上げます。

~ご協力いただいた組織・団体~(※訪問順)

(東京都) 衆議院国際部渉外課

民主党本部

株式会社朝日新聞社

東京湾臨海部基幹的広域防災拠点(有明の丘地区)

東京臨海広域防災公園

(栃木県) 栃木県県民生活部広報課

栃木県産業労働観光部観光交流課

栃木県産業労働観光部国際課

株式会社ファーマーズ・フォレスト

参議院議員上野通子事務所

社団法人日光観光協会

株式会社下野新聞社

株式会社とちぎテレビ

いっくら国際文化交流会

宇都宮大学国際学部

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中国青年代表団第 2 陣 E 団 メディア分団 報告書

発行日 平成 24 年 1 月

編集・発行 財団法人日本国際協力センター

〒160-0023 東京都新宿区西新宿 8 丁目 14 番 24 号

西新宿 KF ビル 3 階

TEL:03-5925-7530 URL:http://sv2.jice.org/

編集協力・印刷 株式会社トライ・エックス

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