46 鹿児島県46.鹿児島県(2016年版) 46-1 鹿児島市 日置市 いちき串木野市 鹿児島郡三島村 鹿児島郡十島村 枕崎市 指宿市 南さつま市 南九州市
鹿児島県透析施設災害対策マニュアル ·...
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鹿児島県透析施設災害対策マニュアル
鹿児島県透析医会
災害対策本部 (平成 23年 10月改定版)
鹿児島県透析施設災害対策マニュアル
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目 次
ページ
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.鹿児島県における透析施設災害時情報ネットワーク・・・・・・・・・・・
2.各施設での災害対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.災害時施設内組織図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.災害発生時の職員の行動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
地震時の対応
(1-1)職場にいた場合(透析室)(昼夜)・・・・・・・・・・・・・・
(1-2)職場にいた場合(夜間病棟)・・ ・・・・・・・・・・・・・・
(1-3)職場にいなかった場合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
火災時の対応
(2-1)昼間の対応・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2-2)夜間の対応・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5.災害用伝言ダイヤル・携帯電話災害用伝言板の利用方法・・・・・・・・
6.院内災害時情報ネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.透析患者情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8.被災地外の支援透析医療・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9.防災の手引き(透析患者さん用)・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・
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透析施設名
所 在 地
施 設 長 名
代 表 者 名
副 代 表 名
電 話 番 号
●●●●
●●●●
●●●●
●●●●
●●●●
代表(災害用伝言ダイヤル登録番号)●●●―●●●―●●●●
災害時優先電話●●●―●●●―●●●●
携帯(iモード災害用伝言板登録番号)
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はじめに
大地震など大きな災害が発生した場合、建物の損壊、火災の発生、ライフラインの寸断により医療機関の
機能が失われてしまいます。大災害の危険から患者さんと職員を守り被害をできるだけ小さくするために、
日頃から十分な対策を立て、いざという時に適切な行動ができるよう、日頃からこのマニュアルをよく読ん
で災害に備えてください。なお連絡関連をスムースにさせるため、インターネットの接続環境を整えていた
だけると幸いです。
1.鹿児島県における透析施設災害時情報ネットワーク
鹿児島県透析施設災害時ネットワークシステム構図
(1)災害時には各透析施設において、被災状況を確認後、透析継続の可否を各ブロック長に連絡を行います。
ただしブロック長の施設が被災した時には副ブロック長施設に連絡を入れます。
透析医会HPに被災状況を記載してください。(被害有り無しかかわらず)
(2)各ブロック長施設はブロックの被災状況を鹿児島県透析医会災害対策本部に連絡を行い今後の対策を検討
します。
(3)ブロック長から被災施設などに対して、患者コーディネートを実施します。
(4)震度5以上発生した場合、災害対策本部を設置する。
本部は高田病院、上山病院もしくは、近隣のブロック長の判断で決定する。
鹿児島県医師会 医療機関情報のまとめ
日本透析医会 厚生労働省に援助要請 被災透析医療機関
被災状況の確認 透析患者の安否確認 透析継続の可否 患者受け入れの可否 を①、②の順に連絡する
各ブロック長施設 ○ブロック毎の透析施設
災害対策名簿録の活用 エリア被災状況確認 患者コーディネート実施
鹿児島県、市町村 (電力会社・ガス会
社・水道)
被災患者 トリアージ実施
透析者 院内透析患者 トリアージ実施
鹿児島県透析医会災害
対策本部 ・被災状況まとめ ・広域コーディネート
①
②
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鹿児島県透析施設災害対策
医療圏組織図
鹿児島県透析医会災害対策本部 高田病院・上山病院
鹿児島地域対策本部
高田病院・上山病院・前田内科クリニック
北薩地域対策本部 済生会川内病院・よしだ泌尿器科クリニック
姶良・伊佐地区対策本部 寺田病院・加治木中央クリニック
南薩地域対策本部 サザンリージョン病院・県立薩南病院
大隅地域対策本部 池田病院・高原病院
大島地域対策本部
水間内科病院・県立大島病院
熊毛地域対策本部 田上病院
北薩地域 姶良・伊佐地域
大隅地域
鹿児島地域
南薩地域
熊毛地域 大島地域
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本部・副本部の施設名称及び責任者氏名
◎本部 ○副本部
地域・施設 責任者 TEL FAX 衛星電話
災害対策本部
◎高田病院 萩原 隆二 099-226-4325 099-222-8386
○上山病院 上山 逹典 099-257-2277 099-252-6512 080-8563-4035
鹿児島地域(鹿児島市、日置市、いちき串木野市)
◎高田病院 萩原 隆二 099-226-4325 099-222-8386
○上山病院 上山 逹典 099-257-2277 099-252-6512 080-8563-4035
○前田内科クリニック 前田 忠 099-225-5600 099-226-0722 080-8563-7118
北薩地域(薩摩川内市、阿久根市、出水市、さつま町)
◎済生会川内病院 濵田 富志夫 0996-23-5221 0996-23-9797 -
○よしだ泌尿器科クリニック 吉田 二郎 0996-63-7800 0996-63-7801 -
姶良・伊佐地域(伊佐市、姶良市、霧島市、湧水町)
◎寺田病院 黒島 一直 0995-22-1321 0995-22-2947 080-8563-0628
○加治木中央クリニック 水田 敏久 0995-63-8800 0995-63-5300 -
南薩地域(指宿市、枕崎市、南九州市、南さつま市)
◎サザン・リージョン病院 牧角 寛郎 0993-72-1351 0993-72-2128 080-8383-3802
○県立薩南病院 大橋 保 0993-53-5300 0993-53-6764 -
大隅地域(鹿屋市、志布志市、垂水市、曽於市、大崎町、東串良町、肝付町、錦江町、南大隅
町)
◎池田病院 池田 徹 0994-43-3434 0994-40-1117 080-8550-9336
○高原病院 田畑 篤子 0986-76-1050 0986-76-0626 -
大島地域(奄美市、龍郷町、大和村、宇検村、瀬戸内町、与論町、知名町、和泊町、徳之島町、
伊仙町、天城町、喜界町)
◎水間内科医院 上田 智幸 0997-53-7131 0997-54-1377 080-8382-5878
○県立大島病院 松下 真治 0997-52-3611 0997-53-9017 -
熊毛地域(西之表市、中種子町、南種子町、屋久島町)
◎田上病院 田上 寛容 09972-2-0960 09972-2-1313 -
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2.各施設での災害対策
(1)貯水タンクと給水タンクの設置
水道が断水しても●●台の人工腎臓で●時間透析が●サイクル●日間できます。
井戸水の活用(厳格な水処理が必要、日頃から生活用水として使用していないと水質が悪い)
(2)透析に必要な医療材料や薬品の備蓄
通常透析の●日分の備蓄。(三日以上、できれば一週間)
透析を他施設へ依頼する場合、必要時に物品等を移動させることも考慮する。
(3)透析装置や水処理装置の固定化または転倒防止、配管の柔軟接続
透析監視装置のキャスターはロックしないでフリーにしておく
(カウンター設置型の監視装置の場合は十分な転倒防止対策をとる)
透析ベッドのキャスターは床面に固定しないでロックだけにしておく
(4)自家発電機の設置
(5)スタッフの防災教育
(6)スタッフによる患者を含めた防災・避難訓練(年●回)
(7)当院からの避難場所を①●●●●、②●●●●、③●●●●とする。
(8)災害時のスタッフおよび患者との緊急連絡網の整備
・地域患者ネットワーク作成
・町村役場・社会福祉協議会・保健師・ケアマネージャを活用
(9)鹿児島県透析施設災害対策本部(各ブロック長施設)との連携による支援協力体制の確立
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3.災害時施設内組織図
患者救護係(○○○○)(○○○○)(○○○○)
情報管理係(○○○○)(○○○○)(○○○○)
庶務係(○○○○)(○○○○)(○○○○)
代表者(○○○○)
代表者 (副代表者)、●●事務、●●技士長、●●看護師長、●●看護主任 (1) 患者救護係
腎センター、外来患者の安全確保と応急処置、患者の避難誘導
(2) 情報管理係 被災状況把握と確認 代表者への状況報告と指示伝達 災害時情報ネットワーク管理 スタッフ、患者への情報伝達
(3) 庶務係 カルテ管理、紹介状作成、飲料水・食料調達、庶務全般 受入れ準備(被災なしの場合) ※ 庶務係は必要に応じて他の係へ配属する
(4) 意思決定機関(代表者等)
透析医療の可・不可を判断し、全ての指示を統轄する。
4.災害発生時の職員の行動
地震時の対応
(1―1)職場にいた場合(透析室) (昼夜) 1. 地震発生後、患者へ指示を行う。
① 動静脈の回路を握る。 ② 落下物からの身を守る為に布団を頭までかける。 ③ ベッド柵を握る。
2. 職員は揺れが治まるまでベッドに掴まり腰を低くして待機する。
3. 揺れが治まった後、患者の状態確認をする(穿刺部、接続部、機械などのチェック)。停電が発生し
た場合はバッテリー運転に切り替える。
(副代表者 ●●)
意思決定機関
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停電が発生しなければ除水速度を0とし血流量も100ml/min程度に下げる。(その後の処置を行いや
すくする為)
4. 患者の不安を和らげるように努め指示が出るまで待機。また下記の事も同時に行う。 (被災状況チェックを行い、透析継続の可否を判断する)
① 情報収集(ラジオ・TVなどにて収集。停電時には電力の復旧確認 etc) ② 避難路の確保(避難路及び避難場所の確認) ③ 機械周りのチェック(水処理装置、供給装置、患者監視装置のチェック) ④ 火気、ガス、酸素の元栓チェック
5. 透析室にいることが患者の身体に著しく危険が及ぶと医師が判断した場合は緊急離脱の処置を行う。 原則は通常の返血回収であるが、急を要する場合は離脱用回路、止血ベルト法などを用いる。
緊急離脱の際、返血の有無は状況によって異なる―責任者の指示 6. 避難誘導は独歩の患者から始め、ガラス片による外傷を防ぐ為、履物を必ず履く。
車椅子の患者はスタッフが背負って避難する。また、担架やシーツを使ってもよい。 指定された避難場所に誘導する。 避難場所は①●●●●、②●●●●、③●●●●の順 避難をする際、エレベーターは使用せず避難路より避難する。 7. 被災状況を鹿児島県透析施設協議会(ブロック長)に報告するとともに日本透析医会
災害時情報ネットワークサイト(http://www.saigai-touseki .net/)にアクセスし書き込む。
(1―2)職場にいた場合(夜間病棟)
1. まず、身の安全を確認する。
2. 患者さんと職員全員の安否を確認し、被災状況を確認する。
3. 代表者に連絡を取りその指示に従い入院患者さんの避難誘導を行う。
4. 緊急連絡網により職員全員へ正確な情報伝達を速やかに行う。また、災害伝言ダイヤルへ当院状況
を録音する。
5. 職員の非常招集を行い、人員の確保に努める。
6. 一つの作業が終わったら必ずその都度代表者へ報告する。
(1―3)職場にいなかった場合
1. 速やかに施設と所属長へ連絡を取る(連絡が取れるまで連絡する、又は伝言板及び伝言ダイヤルを
利用する)
2. 連絡すべき項目
自分と家族の安否
家屋の被害
3. 出勤が可能な職員はできるだけ施設にかけつける。
震度5弱~強:管理職のみ集合 震度6以上:全員集合を原則とする
4. その後、職場にいた場合と同じ。
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火災時の対応
(2―1)昼間の対応
1. 火災発見者は、大声で周囲に「火事だ」と叫んで知らせ、他の職員に応援を求める。
2. 災害時施設内組織図に従い代表者又は副代表者は火災表示盤の点灯している出火現場を確認し初
期消火活動を指示する。
3. 代表者又は副代表者は、状況を判断し119番に通報し他の職員にその後の指示を与える。
4. 情報通信係は非常放送で入院患者に出火場所と状況を知らせ、事務所に同様の連絡をする。
5. 透析室職員は病室内の患者を冷静に避難誘導する。
6. 廊下など避難や消火作業の妨げになるものを片付ける。
7. 非常持出し物品をとりまとめ、安全な場所へ持ち出す。
8. 避難完了後は、必ず防火戸やその他のドアを閉める。
9. 代表者または副代表者は全員が避難できたかどうかを確認する。
(2―2)夜間の対応
1. 火災ベルがなったら技士・看護師は●●●●の火災表示盤で出火場所を確認、消火器を携行し、火
災現場の確認と初期消火にあたる。
2. 技士・看護師は初期消火が無理だと判断した場合は、直ちに代表者に通報するとともに、119 番
通報する。
3. 技士・看護師は、医師及びスタッフを召集し応援を要請する。
4. 非常灯が点灯している間に避難出来るよう手分けをして素早く患者さんの避難誘導にあたる。避難
完了後は、必ず防火戸やその他のドアを閉める。
5. 代表者ないし副代表者は被害状況と、安全な場所(または避難場所)に全員が避難できたかどうか
確認する。
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5.災害用伝言ダイヤル・携帯電話災害用伝言板の利用方法
[NTT災害用伝言ダイヤル]
施設の被災状況を知るためには「NTT 災害用伝言ダイヤル」が役に立ちます。これは 171 にダイヤルする方
法で、施設が録音した内容を聞くことができるとともに、患者側の情報を伝えることもできます。
災害用伝言ダイヤル
―――― 伝言の録音方法 ――――
にダイヤルする
▼ガイダンスが流れます
録音の場合 ▼ガイダンスが流れます
( ) - ご自宅の電話番号を市外局番から
ダイヤルし音声を録音してください。
―――― 伝言の再生方法 ――――
にダイヤルする
▼ガイダンスが流れます
再生の場合 ▼ガイダンスが流れます
( ) - 通院している透析医療機関の電話番号を
市外局番からダイヤルし状況を確認してください。
[携帯電話災害用伝言サービス]
患者どうしで携帯電話の「携帯電話災害用伝言板サービス」を使っ
て、安否の確認などの情報を交換することができます。 ※携帯各社のサービスをご確認ください。
その他連絡先 九州電気保安協会鹿児島支部●●事業所 099―264―9746 九州電力熊本支店●●営業所 ●●●―●●●―●●●● ●●ガス ●●●―●●●―●●●● ●●消防・警察署 ●●●―●●●―●●●●
●●保健所 ●●●―●●●―●●●●
●●市町村役場 ●●●―●●●―●●●●
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6.院内災害時情報ネットワーク
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7.透析患者情報(人工透析患者カード)
8.被災地外の支援透析医療活動
(1)被災地外の透析医療機関は、患者の受け入れ可能な人数などをブロック長ないし災害対策 分科会会長に連絡する。また、日本透析医会災害時情報ネットワークサイト ( http://www.saigai-touseki .net/)にアクセスし書き込む。 少人数を分散して受け入れるよりは、数十人単位での受け入れが望ましい。 (事務手続が簡略化でき、また被災施設のスタッフを支援透析施設に派遣できる)
(2)自施設の勤務体制を緊急時対応に切り替える(透析サイクルを増やすなど) 医療材料、薬品、食料の確保に努める
(3)自施設の患者さんへの対応(透析時間の短縮などに対する十分な説明など) (4)被災患者さんの移送手段を被災施設と相談する
行政、消防、警察、自衛隊への協力依頼も検討する 緊急通行車両届出
*他県への輸送も検討する
(5)被災患者さんに対するスムーズな透析
事務手続きに手間取らない 患者カードの記載内容にこだわらない
(6)医療従事者の健康に配慮
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被災施設のスタッフ応援 医療ボランティアの活用
(7)入院透析への切り替え 支援透析が長期化する場合は、被災患者さんの身体的負担が少ない入院透析を考慮する
9.防災の手引き(透析患者さん用) (1)想定される災害
地震、火災、洪水、台風など
(2)平常時の心得
①安全の確保 :「自分の身の安全は、自分が守る」という基本的考えを持つ ・自宅での防災対策:大きな家具の転倒防止対策
・非常時の持ち出し品の用意(常備薬、透析カード、ラジオ、懐中電灯など)
②普段から地域との交流を保つ 災害時における避難や通院の援助、情報の提供を依頼しておく
③市町村の災害対策の把握 防災に関する相談窓口や指定避難場所を確認しておく
④透析を受けている施設の災害対策を知っておく 災害時の連絡方法、透析中の対応、避難場所など
⑤通院・移動方法の検討および代替透析施設の把握 家族・親戚・知人・地域住民および透析施設担当者と相談しておく
⑥自分の透析条件や内服薬を控えておく(覚えておく)。
(3)災害時の心得
①安全性の確保 食事管理:カロリーを十分摂り、水分・塩分・カリウム・蛋白は平常時以上に
減らす。避難所に避難した場合、担当者に透析を受けていることや 次の透析予定日を申し出る
②透析施設との連絡 「可能な限りの方法」で連絡をとり自分の状況を報告し、透析施設からの指示を 受ける。 (一般電話、携帯電話、メール、FAX,公衆電話、171など) ③透析施設と連絡が取れない場合
・報道機関(NHKなど)から情報を入手する(テレビのテロップなど) ・市町村、保健所へ連絡し情報を得る ・鹿腎協に連絡をとる
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NTT災害用伝言ダイヤル
施設の被災状況を知るためには「NTT 災害用伝言ダイヤル」が役に立ちます。これは 171 にダイヤルする方
法で、施設が録音した内容を聞くことができるとともに、患者側の情報を伝えることもできます。
災害用伝言ダイヤル
―――― 伝言の録音方法 ――――
にダイヤルする
▼ガイダンスが流れます
録音の場合 ▼ガイダンスが流れます
( ) - ご自宅の電話番号を市外局番から
ダイヤルし音声を録音してください。
―――― 伝言の再生方法 ――――
にダイヤルする
▼ガイダンスが流れます
再生の場合 ▼ガイダンスが流れます
( ) - 通院している透析医療機関の電話番号を
市外局番からダイヤルし状況を確認してください。
[携帯電話災害用伝言サービス]
患者どうしで携帯電話の「携帯電話災害用伝言板サービス」を使っ
て、安否の確認などの情報を交換することができます。 ※携帯各社のサービスをご確認ください。
④他の透析医療機関で臨時透析を受ける場合
災害時透析カードを提示する 災害時の透析治療になることを理解しおく
集団で移動することがあるので、指示に従う 長期になる場合は、入院透析もありえる
(4)透析中に災害が起きた時の心得 地震は長くても一分間、揺れがおさまるまであせらず安全を確保しましょう (透析室の中は周囲よりかえって安全です)
・ 穿刺針が抜けないよう血液回路をしっかり握り、ベッドにつかまり 振り落とされないようにする
・ 毛布をかぶって落下物から身を守る ・ スタッフの指示に従い勝手な行動はしない
(返血回収、緊急離脱の順番を守る) ・ スタッフの避難誘導に従う 避難する場合は割れたガラス片でケガをしないよう履物を履く ・ 自力で動ける患者さんは体の不自由な患者さんの手助けをする
火災の時も同様です。
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