Eclipse+CDTの使い方 - Sakakibara LabCDT.pdfワークスペースの選択...

19
Eclipse+CDTの使い方 慶應義塾大学理工学部 生命情報学科 佐藤健吾

Transcript of Eclipse+CDTの使い方 - Sakakibara LabCDT.pdfワークスペースの選択...

Eclipse+CDTの使い方

慶應義塾大学理工学部

生命情報学科

佐藤健吾

Eclipseとは?

• 統合開発環境• オープンソース• マルチプラットホーム• 当初はJava言語によるプログラミングのために開発されたが、現在は多くの言語に対応

– CDT(C/C++DevelopmentTooling)

Eclipseの実行

• 「スタートメニュー」からEclipseを実行

ワークスペースの選択

「Z:¥workspace」となっていることを確認して「OK」すべてのプログラムはここに保存される。

Eclipseの画面

ワークスペース内のプロジェクト(≒課題)が表示される

プログラムはここで書く

コンパイル結果や実行結果はここに表示される

(初回のみ)CDTの設定

• このボタン が見当たらない時は以下の操作を行う。

1. パースペクティブを開く2. C/C++3. OK

新規Cプロジェクト作成

新しいプログラムを作成するときには、まずこれを実行する。

新規Cプロジェクト作成

プロジェクト名は任意だが、「今日の日付+課題番号」(例:2014-04-09-1)のような名前がよいだろう。

プロジェクトタイプ:「空のプロジェクト」

ツールチェーン:「MinGW GCC」

新規Cプロジェクト作成

作成したプロジェクトが表示されていることを確認する

新規Cソースファイル

ソースファイル:必ず「~.c」という名前にする

プログラムの作成

プログラムの作成が終わったら「すべて保存」

ここでプログラムを作成する

プログラムのコンパイル(ビルド)

プログラムをコンパイル(ビルド)してエラー(間違い)がなければ、Eclipseの下部にあるコンソールにこのように表示される。

ビルド

プログラムのコンパイル(ビルド)

• エラーがある場合

エラーと思われる箇所

コンソールにはエラーメッセージが表示され、どういうエラーが起きているかを教えてくれる。

プログラムの実行

実行結果は、下部のコンソールに表示される。

実行結果の保存はここ(レポートで使う)

まとめ

1. 新規Cプロジェクト2. 新規Cソースファイル3. プログラム作成4. すべて保存5. ビルド (エラーがあったら3.に戻る)6. 実行

ソースファイルのありかソースファイルの上で右クリック

ソースファイルが入っているフォルダがエクスプローラで表示されるので、あとは好きなように処理すればよい。

課題を自宅でやるためには

• Windowsの場合– 「PleiadesAllinOne」というパッケージが便利• 日本語化済み、C開発環境込み• zipファイルを展開して適当なフォルダに置くだけ

http://mergedoc.osdn.jp/から

を選ぶと、右のようなページへ移動するので、赤い四角で括ったものをダウンロードする。

これ

課題を自宅でやるためには

• macOSの場合– 「PleiadesAllinOne」というパッケージが便利• あらかじめAppStoreで「Xcode」をインストールしておく• 「新規Cプロジェクト」-「ツールチェーン」では、「MacOSXGCC」を選ぶ

http://mergedoc.osdn.jp/から

を選ぶと、右のようなページへ移動するので、赤い四角で括ったものをダウンロードする。

これ

課題を自宅でやるためには

• Linuxの場合– Linuxを使える人は、Eclipseのインストールも自力でできると思います。

• Eclipse以外の環境でも構いません。– Cygwin,MinGW32,VisualC++など (Windows)– Xcode,GCC(MacOSX)– GCC(Linux)