調理の“時短”における 意識と実態 · 調査結果のポイント 20代 30代 40代...

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1 調理の“時短”における 意識と実態 賢く前向きに時短を実践 ~調理への楽しみの有無が、時短の理由や方法を左右~ ショートレポート NO.27 ふたばさん リーフ 74%が調理の“楽しみ”を実感 調理時間を半分に減らすと“時短”を実感 “時短”は調理のスキルアップにも有効 調理の『楽しみ派』は調理工程の工夫で“時短”を実践 炒め物は“時短”、煮物は“健康”、揚げ物は“家族”がキーワード “時短”は手抜きでなく、積極的といった前向きなイメージが高い 調査結果のポイント 20代 30代 40代 50代 60代 129 199 217 202 253 調査概要 調 法 : インターネット 調 域 : 全国 調 象 : 週に1日以上夕食を作る20 ~ 60代の女性 調査実施日2014年1月24日~ 25日 サンプル数 : 1000サンプル(ウェイトバック集計) Q1 調理に、どの程度“楽しみ”を感じていますか? 全体 (n=1000) (%) 常に楽しみを感じている 楽しみを感じているときが多い楽しみを感じているときと感じていないときは同じくらい 楽しみを感じていないときが多い 常に楽しみを感じていない 20 代 (n=129) 30 代 (n=199) 40 代 (n=217) 50 代 (n=202) 60 代 (n=253) 0 20 40 60 80 100 8 29 37 7 20 16 35 32 14 4 11 33 35 17 5 6 27 37 23 8 6 25 38 24 8 7 27 42 19 7 (小数点以下を四捨五入) 74%の人が調理に楽しみを感じている ことが分か りました。年代別では、20代、30代がそれぞれ83%、 79%で高くなりました。 シーン別では、 「記念日やイベントの料理」に楽しみを 感じている人が82%と最も多く、 「平日の夕食」と比 べ11ポイント高くなりました。 2013年に生活科学研究室が実施した女性の調理に関する調査では、調理時間が短くなっていることや、 メニューの簡便化が進んでいることなどを明らかにしました。 これらのことから、多くの人が調理に“負担”や“面倒”などのネガティブな意識を持っていると推察されますが、 一方で「料理をすることが好き」と回答した人も半数以上いることが分かっています。 そこで今回の調査では、調理の時短における意識や実態を明らかにするとともに、 調理への“楽しみ”という視点も踏まえて分析しました。 ※:「常に楽しみを感じている」、 「楽しみを感じているときが多い」、 「楽しみを感じているときと感じていないときは同じくらい」の合計 シーン別の楽しみを感じている 人の割合 (%) 記念日や イベントの料理 休日の 夕食 平日の 夕食 0 20 40 60 80 100 71 72 82 (n=1000)

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1

調理の“時短”における意識と実態賢く前向きに時短を実践

~調理への楽しみの有無が、時短の理由や方法を左右~

ショートレポート

NO.27

ふたばさん

リーフ

◦74%が調理の“楽しみ”を実感◦調理時間を半分に減らすと“時短”を実感◦“時短”は調理のスキルアップにも有効◦調理の『楽しみ派』は調理工程の工夫で“時短”を実践◦炒め物は“時短”、煮物は“健康”、揚げ物は“家族”がキーワード◦“時短”は手抜きでなく、積極的といった前向きなイメージが高い

調査結果のポイント

20代 30代 40代 50代 60代129 199 217 202 253

調査概要調 査 方 法 : インターネット調 査 地 域 : 全国

調 査 対 象 : �週に1日以上夕食を作る20 ~ 60代の女性調査実施日 : 2014年1月24日~ 25日

サンプル数 : 1000サンプル(ウェイトバック集計)

Q1 調理に、どの程度“楽しみ”を感じていますか?

0 20 40 60 80 100

記念日やイベントの料理

休日の夕食

平日の夕食

全体

全体(n=1000)

(%)

8 29 37

612233920

72136279

72239257

720

■ 常に楽しみを感じている ■ 楽しみを感じることが多い ■ 楽しみを感じるときと感じていないときは同じくらい

■ 楽しみを感じていないことが多い ■ 常に楽しみを感じていない

全体(n=1000)

(%)

■ 常に楽しみを感じている ■ 楽しみを感じているときが多い■ 楽しみを感じているときと感じていないときは同じくらい

■ 楽しみを感じていないときが多い ■ 常に楽しみを感じていない

20代(n=129)

30代(n=199)

40代(n=217)

50代(n=202)

60代(n=253)

0 20 40 60 80 100

8 29 37 720

16 35 32 14 4

11 33 35 17 5

6 27 37 23 8

6 25 38 24 8

7 27 42 19 7

(小数点以下を四捨五入)

◦��74%の人が調理に楽しみを感じている※ことが分かりました。年代別では、20代、30代がそれぞれ83%、79%で高くなりました。

◦��シーン別では、「記念日やイベントの料理」に楽しみを感じている人が82%と最も多く、「平日の夕食」と比べ11ポイント高くなりました。

2013年に生活科学研究室が実施した女性の調理に関する調査では、調理時間が短くなっていることや、メニューの簡便化が進んでいることなどを明らかにしました。

これらのことから、多くの人が調理に“負担”や“面倒”などのネガティブな意識を持っていると推察されますが、一方で「料理をすることが好き」と回答した人も半数以上いることが分かっています。

そこで今回の調査では、調理の時短における意識や実態を明らかにするとともに、調理への“楽しみ”という視点も踏まえて分析しました。

※:「常に楽しみを感じている」、「楽しみを感じているときが多い」、 ���「楽しみを感じているときと感じていないときは同じくらい」の合計

シーン別の楽しみを感じている※人の割合(%)

記念日やイベントの料理

休日の夕食

平日の夕食

0

20

40

60

80

100

71 7282

(n=1000)

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2

シーン別の時短を意識している※人の割合

8170

(%) (n=1000)

休日の夕食

平日の夕食

0

20

40

60

80

100

記念日やイベントの料理

86

調理にかける時間はどのくらいですか?また、どのくらい短縮したら“時短”だと感じますか?

平日の夕食(n=865)

休日の夕食(n=805)

記念日やイベントの料理(n=692)

調理にかける時間 40.9 分 43.6 分 67.3 分

時短だと感じる短縮時間 18.8 分 20.7分 32.8 分

(各シーンで時短を意識している人のみ回答)

Q2 調理に“楽しみ”を感じるのはどのようなときですか?(楽しみを感じている人のみ・複数回答)

◦�料理を始めたてのときは何を作るのも楽しかった(20代)◦�仕事が中途半端になったときに、しっかり料理すると、一仕事終えられた感じがしてスッキリ。メニューは手が混んでいるほど良い(30代)

◦�誕生日などで、子どもの好きなものを作っているとき。から揚げやトンカツ、天ぷらなど(40代)◦�時短が更新すると楽しいし、お客様がみえるとまた料理するのが楽しい。基本的に何しても楽しい!!(50代)◦�ブログに写真などを載せて、「おいしそう」とコメントを頂いた時は嬉しくてまたヤル気が湧いてきます(60代)

「短い時間で料理を作れたとき」の年代別割合

◦��楽しみを感じるのは「予想以上に・いつも以上においしく料理を作れたとき」が80%で最も高く、次いで「家族や友人に料理を褒められたとき(67%)」、「手際よく料理を作れたとき(60%)」となりました。

◦��「短い時間で料理を作れたとき」を年代別でみると、20代、30代がそれぞれ41%、40%で高くなりました。

(n=739)

(%)

80

33

18

31

60

6

48

67

32

6

料理の写真をネット上に

アップしたとき

時間をかけて作った料理が

できあがったとき

新しい料理に挑戦したとき

家族や友人に

料理を褒められたとき

予想以上に・いつも以上に

おいしく料理を作れたとき

手際よく料理を作れたとき

見た目がきれいに・

かわいくできたとき

短い時間で料理を作れたとき

作れなかった料理が

作れるようになったとき

料理の写真をネット上に

アップしたものに対して、

コメントをもらったとき

0

20

40

60

80

100

Q3 調理に、どの程度“時短”することを意識していますか?

0 20 40 60 80 100(%)

■ 常に意識していない

(n=1000)

■ 意識していないことが多い■ 意識しているときとしないときは同じくらい■ 意識していることが多い■ 常に意識している

記念日やイベントの料理

休日の夕食

平日の夕食

全体 19 132640

299

16323514

311253922

3

32 25 6

3

全体(n=1000)

(%)

20代(n=129)

30代(n=199)

40代(n=217)

50代(n=202)

60代(n=253)

0 20 40 60 80 100

■ 常に意識していない■ 意識していないときが多い■ 意識しているときとしていないときは同じくらい■ 意識しているときが多い■ 常に意識している

19 40 26 13 3

20 43 24 12 2

15 41 28 11 6

17 41 27 15 2

21 39 24 15 2

22 39 25 12 3

(小数点以下を四捨五入)

◦��85%の人が調理で時短を意識している※ことが分かりました。年代別でもあまり差は見られず、どの年代も80%以上となりました。

◦��シーン別では、「平日の夕食」で時短を意識している人が86%と最も多くなり、実際に調理にかけている時間は40.9分でした。一方で、「記念日やイベントの料理」で時短を意識している割合は70%と「平日の夕食」よ

り16ポイント低く、調理時間は67.3分と長いことから、シーンによって差があることが分かりました。また、現状の調理時間を約半分に減らすと、時短を実感することが分かりました。

※:�「常に意識している」、「意識しているときが多い」、「意識しているときとしていないときは同じくらい」の合計

(%)

60 代(n=189)

50 代(n=139)

40 代(n=149)

30 代(n=156)

20 代(n=106)

0

20

40

2823 26

41 40

最も楽しみを感じる(感じた)のはどんなときですか?(自由回答)

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3

0

20

40

60

80(%)

麺類煮物汁物鍋物炒め物

54

42

28 27 26

(n=845)

0

20

40

60

80

汁物サラダ・マリネ

焼き物揚げ物煮物

(n=788)

64

48

2016 14

(%)

◦��時短を意識するときによく作る料理は、「炒め物」が54%で最も多くなっており、「時間がないとき(44%)」や「手を抜きたいとき(42 %)」、「メニューを考えるのが面倒なとき(26%)」に作られていることが分かりました。

◦��手間ひまを意識するときによく作る料理は、「煮物」が64%で最も多く、次いで「揚げ物(48%)」となりました。「煮物」は「健康や栄養バランスに配慮したいとき(43%)」、「いろんな食材を食べたいとき(27%)」といった“健康意識”が、「揚げ物」は「家族にリクエストされたとき(45%)」、「家族が揃うとき(33%)」といった“家族”が作るきっかけとなっている様子がうかがえました。

(時短を意識している人で、手間ひまを「常に意識していない」人以外・3つまで回答)

手間ひまを意識するときに、よく作る料理は何ですか?

Q6“時短”を意識するときに、よく作る料理は何ですか? (時短を意識している人のみ・3つまで回答)

[上位5つまで掲載]

どのようなときに作っていますか?(n=508)1位 �自分が食べたいとき/  ��健康や栄養バランスに配慮したいとき…43%�3位 �時間があるとき…30%4位 �いろんな食材を食べたいとき…27%5位 �家族が揃うとき…21%�

Q5 どのように“時短”をしていますか?(時短を意識している人のみ・複数回答)

◦��時短方法は、「加熱方法を工夫する」が49%で最も高く、次いで「一品(一皿)で済むメニューにする(48%)」となりました。

◦��調理の楽しみ派、非楽しみ派別でみると、「加熱方法を工夫する」、「切り方を工夫する」では、楽しみ派が非楽しみ派よりそれぞれ11ポイント高くなりました。

一方で、「弁当・惣菜以外の調理済み食品を買う」、「弁当・惣菜を買う」では、非楽しみ派の方がそれぞれ18ポイント、13ポイント高くなり、調理工程の工夫や市販品の利用について大きな違いがみられました。

49

20

(n=845)

1516

31

2

23

48

19

(%)

20

10

20

30

40

60

50

量を減らす

弁当・惣菜を

買う

切り方を

工夫する

一品(一皿)で

済むメニューに

する

加熱方法を

工夫する

品数を減らす

弁当・惣菜

以外の調理済み

食品を買う

材料の種類を

減らす

メニューを

変更する

白飯の量を

多くする

(%)

■非楽しみ派(n=213)■楽しみ派(n=314)44

32

4942

28

1712 13 17

20

13 15

1 2 2 1

量を減らす

弁当・惣菜

を買う

材料の

種類を

減らす

切り方を

工夫する

一品(一皿)で

済むメニュー

にする

加熱方法を

工夫する

品数を

減らす

弁当・惣菜

以外の調理済み

食品を買う

メニューを

変更する

白飯の量を

多くする

0

10

20

30

40

50

60 55

28 3026

調理の楽しみ派・非楽しみ派別の時短方法

Q4“時短”する理由は何ですか?(時短を意識している人のみ・複数回答)

(%) (n=845)

0

10

20

30

40

50

27

調理が面倒・好きではない

30

工夫ができて楽しい

40

光熱費節約

41

自分の時間を大切にしたい

45

手間をかけなくても

満足できる料理が作れる

調理の楽しみ派※1・非楽しみ派※2

別の時短理由

楽しみ派(n=314) 非楽しみ派(n=213)

1位

手間をかけなくても満足できる料理が作れる�51%

調理が面倒・好きではない�57%

2位 工夫ができて楽しい/

光熱費節約�45%

自分の時間を大切にしたい�45%

3位 手間をかけなくても

満足できる料理が作れる/光熱費節約�35%

4位

同じ料理を手早く作ることで料理の腕があがる�37%

5位

自分の時間を大切にしたい�35%

育児や仕事などで食事作りにかける時間がない�24%

◦��時短する理由として、「自分の時間を大切にしたい」という時間的な節約を挙げる人が41%いましたが、「光熱費節約」という経済的な節約を挙げる人も40%と同程度いることが分かりました。

◦��調理の楽しみ派、非楽しみ派別でみると、楽しみ派は「工夫ができて楽しい(45%)」、「同じ料理を手早く作ることで料理の腕があがる(37%)」が上位となるなど、時短を調理のスキルアップの手段の一つとしている様子が、非楽しみ派は「調理が面倒・好きでない(57%)」が最も多く、調理に対してネガティブな様子がうかがえました。

※1:�Q1で「常に楽しみを感じている」、「楽しみを感じているときが多い」と回答した人で時短を意識している人

※2:�Q1で「常に楽しみを感じていない」、「楽しみを感じていないときが多い」と回答した人で時短を意識している人

[上位5つまで掲載]

どのようなときに作っていますか?(n=367)1位 �家族にリクエストされたとき…45%2位 �自分が食べたいとき…41%3位 �ボリュームのあるおかずを作りたいとき…40%4位 ��家族が揃うとき…33%5位 時間があるとき…32%

どのようなときに作っていますか?(n=452)1位 時間がないとき…44%2位 手を抜きたいとき…42%3位 自分が食べたいとき…29%4位 �メニューを考えるのが面倒なとき…26%5位 �いろんな食材を食べたいとき…23%

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■お問い合せ先 生活科学研究室 http://www.nisshin-oi l l io.com〒104-8285 東京都中央区新川1-23-1 TEL.03-3206-5218

揮発性有機化合物を含まない植物油のNon-VOCインキを使用しています。

■ 発  行  日 2014年4月24日 ※ホームページでは、バックナンバーをご覧いただけます。※本レポートの文章、データ、イラストを許可なく複写、複製、転訳することを禁じます。

 調理に楽しみを感じている人は74%おり、多くの女性が調理は“楽しい家

事”の一つとして捉えていることが分かりました。特に20代、30代で多く、

また「短い時間で料理を作る」ことに楽しみを感じる人もこの年代で多いこ

とから、調理を本格的に始める新鮮な気持ちや、料理が上達することへの喜

びが、調理の楽しみに影響していると推測されます。

 調理で時短を意識している人はどの年代も80%以上となりました。時短

を意識するときによく作る料理は「炒め物」が最も多くなっており、「炒め物」

は手早く、手軽に様々な食材が食べられる料理として、最近の調理への簡便

化や食への健康意識の高まりにマッチした調理法であるといえます。一方

で、手間ひまを意識するときは「煮物」と「揚げ物」が上位に挙げられました。

「煮物」は“健康意識”、「揚げ物」は“家族”が調理するきっかけとなっており、

シーンによって作られるメニューが異なることが分かりました。

 また、時短に対しては「後ろめたい」、「手抜きである」といったネガティブな

イメージを持っている人は少なく、「積極的」、「楽しい」などの前向きなイメー

ジを持っている人は多いことが分かりました。30代は「手抜きでない」と回

答する人が少なくなっていますが、この年代は結婚や育児などによるライフ

スタイルの変化で調理への理想が高くなるために、現実とのギャップがある

のかもしれません。また、時短は単に時間的な節約だけでなく、経済的な節約

にも有効な手段であると考えられているようです。

 調理の楽しみの有無に着目し、調理の時短理由と方法を比べてみると、調

理の『楽しみ派』は時短を「料理の腕があがる」といった調理のスキルアップ

の一手段として捉え、調理工程を工夫する人が多いのに対し、『非楽しみ派』

は「調理が面倒」、「時間がない」などを理由として挙げ、調理済み食品を購入

する人が多くなっていました。このことから、一概に時短といっても、調理の

楽しみの有無によってその内容に差があることが分かりました。

 これらのことから、家庭における調理では時短がすっかり定着しており、今

後もこの傾向は、高まっていくことが予想されます。一方、調理するシーンに

よって楽しみや時短の意識、作るメニューは異なることから、シーンに応じた

メニューや調理方法、調理の楽しさに繋がるコト作りの提案がより大切なの

ではないでしょうか。

◦��時短に対して、「後ろめたい(18%)」、「手抜きである(36%)」※1などのネガティブなイメージは低いことが分かりました。また、「積極的である(75%)」、「楽しい(77%)」※2などは高くなり、時短に対して前向きなイメージを持っている様子がうかがえました。

◦��ネガティブイメージである「手抜きでない」を年代別にみると、60代で最も高く、30代で最も低くなりました。また、前向きなイメージである「積極的である」はどの年代も70%以上となり、差はありませんでした。

� ※1:「Bに近い」、「Bにやや近い」の合計� ※2:「Aに近い」、「Aにやや近い」の合計

合理的でない

合理的である

33 58 8 1

節約できない節約できる 24 60 14 2

自分のためにならない

自分のためになる

27 62 9 1

家族のためにならない

家族のためになる

18 64 15 3

後ろめたい後ろめたくない

36 46 16 2

手抜きである

手抜きでない

17 46 30 6

消極的である

積極的である

20 55 22 3

楽しい 楽しくない19 58 19 4

合理的ではない

(n=590)A B

消極的

自分のためにならない節約できない

手抜き

後ろめたい

家族のためにならない

(%)

楽しい 楽しくない

手抜きではない

積極的

家族のためになる後ろめたく

ない

節約できる

自分のためになる

合理的

0 20 40 60 80 100

54

60

38

32

7

29 11

7

58

6521 11

40 44 15

24 55 18

20 46 29

■Bに近い■Bにやや近い■Aにやや近い■Aに近い

22 56 18

1

1

2

3

3

2

5

4

(n=845)A B

(%)

■Bに近い■Bにやや近い■Aにやや近い■Aに近い

0 20 40 60 80 100

(小数点以下を四捨五入)

「手抜きでない」の年代別割合(%)

60代(n=217)

50代(n=169)

62

20代(n=112)

30代(n=166)

40代(n=182)

63 66

0

20

40

60

80

53

71

「積極的である」の年代別割合(%)

60代(n=217)

50代(n=169)

76

20代(n=112)

30代(n=166)

40代(n=182)

74 76 7873

0

20

40

60

80

Q7“時短”のイメージはどちらに近いですか?(時短を意識している人のみ回答)