資 料（目次）

資料１ データサイエンス研究科設置の社会的背景

資料２ 要望書

資料３ データサイエンス研究科設置の趣旨と意義

資料４ データサイエンス研究科において育成する人材像

資料５ 全体構想における学士・修士・博士の関係性と差異

資料６ 課題研究によって身につく専門知識とスキル

資料７ データサイエンス研究科のカリキュラムマップ

ディプロマポリシーとカリキュラムの関係

データコンサルタント系価値創造人材

機械学習・人工知能エンジニア系価値創造人材

資料８ 国立大学法人滋賀大学教員の人事等に関する特例規程

資料９ データサイエンス研究科における履修モデル

プレマスター教育

履修モデル 入学者類型別

資料１０ データサイエンス研究科における研究指導プロセス

資料１１ 国立大学法人滋賀大学における研究倫理に係る規程

資料１２ 利用教室の時間割

資料１３ データサイエンス研究科における入学者選抜の方法

アドミッションポリシーと入試選抜方法の関係

データサイエンス研究科設置の社会的背景

日本学術会議の提言 『ビッグデータ時代に対応する人材の育成』

第2具体的施策 Ⅲ 「イノベーション・ベンチャー創出力の強化、チャレンジ精神にあふれる人材の創出等」2-1（2）ⅱ）② IoT・ビッグデータ・人工知能等を牽引するトップレベル情報人材の育成と高等教育における数理教育の強化IoT・ビッグデータ・人工知能等の進展に対応した未来社会を創造する人材の育成・確保に向けて、高等教育において、高度なレベルのデータサイエンティストなどを育成する学部・大学院の整備を促進する。理工系の基礎となる数学教育の標準カリキュラムの開発等を通じて全学的な数理・情報教育の強化を行うとともに、数理・情報教育を行う産学連携ネットワークの構築など、大学・大学院・高等専門学校における数理・情報分野に関する専門人材の育成機能を強化する。

「同工程表」では、2017年度に大学院の整備！「日本再興戦略2016」

○わが国では「先端IT人材」―特にデータサイエンティストーの不足が深刻、人材育成こそが焦眉の課題！

「第5期科学技術基本計画」

平成26年9月

資料1

平成28年1月

平成28年6月

第2章「未来の産業創造と社会変革に向けた新たな価値創出の取組」／「競争力の維持・強化」の観点「超スマート社会サービスプラットフォームを活用し、新しい価値やサービスを生み出す事業の創出や新しい事業モデルを構築できる人材、データ解析やプログラミング等の基本的知識を持ちつつ、ビッグデータやAI等の基盤技術を新しい課題の発見・解決に活用できる人材などの強化を図る。」

平成29年5～6月

「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」 「先端IT人材」は2020年に4.8万人不足！

「未来投資戦略2017」「世界先端IT国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画」

平成28年12月文部科学省「「第4次産業革命に向けた人材育成総合イニシアチブ」⽇本が第4次産業革命を勝ち抜き、未来社会を創造するために、特に喫緊の課題であるAI、IoT、ビッグデータ、セキュリティ及びその基盤となるデータサイエンス等の人材育成・確保に資する施策を、初中教育、高等教育から研究者レベルでの包括的な人材育成総合プログラムとして体系的に実施

書望要

国立大学法人滋賀大学学長 位 田 隆 様

滋賀大学にデータサイエンテイストを養成する大学院データサイエンス研究科をできる限り早期に設置いただけますよう、次のとおり要望いたします。

産業界においては、第4次産業革命を推進するために必要なデータサイエンテイストの不足が極めて深刻な課題になっております。質学におかれましては、いち早くこうした課題に応え、平成 29 年 4 月に日本初となるデー タサイエンス学部を設置され、我が国に不足しているデータサィイエンテイストの養成に組織的に取り組まれているところであり、心から敬意を表します。

一方で、

自治体や企業では、実務の能力に加えてデータサイエンテイストとしての専門能力、すなわちデータアナリシス、データエンジニアロングのいずれかの分野での専門的な能力を持ち、自らのイニシアチブで高度なデータ分析・問題解決能力を発揮する人材を確保するために職員のスキルアップに努めているところですが、自治体や企業内での人材育成には限界があり、十分対応できていないのが現状です。

このため、データサイエンテイストの組織的育成拠点となっている貴学に、より高度なデータサイエンス人材を育成・研究するための大学院をできる限り早期に設置していただき、自治体や企業などの実務経験者で高等教育を受けた者がデータサイエンス領域の諸学聞につき学ぶ機会を早急に提供していただくことを強く要望するとともに、これまで以上に、本県のみならず我が国に貢献する大学となるよう特段の御配慮をお願いいたします。

平成 30 年 2 月 19 日

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資料２

データサイエンス研究科設置の趣旨と意義資料3

上場一部の大企業であっても人材不足は深刻社内の人材の高度化は喫緊の課題棟梁レベルも必要であるが独り立ちレベルへのニーズも大きい

○理系博士号の棟梁レベル方法論とデータを『自前で』つないできた

○理系修士号の独り立ちレベル方法論とデータを『仕事の中で』つなぎ博士課程で学び直し

「方法論とデータをつなぐ価値創造人材」育成のための体系的教育プログラムの整備

わが国初のデータサイエンス学部を設置 データサイエンス教育研究センターの設置：企業等との連携 数理・データサイエンスに係る教育強化の拠点校 「データ関連人材育成プログラム」（大阪大学）に参加 実務家教員の前倒し着任、情報系教員を2名補強、わが

国でもトップクラスの教員組織を実現

データサイエンス教育研究拠点として滋賀大学が早期に対応

アメリカ イギリス その他 合計学士 39 5 7 51修士 298 40 73 411博士 19 1 2 22課程* 94 0 2 96合計 450 46 84 580

(ht t p: //dat asci ence. communi t y/col l eges 2018年3月）

☆でも、わが国は、特に修士レベルで遅れている

棟梁レベル

独り立ちレベル

人材不足

従来型の枠組み（分野点在方式）の中で方法論とデータをつなぐ人材をサポートする多様な人材育成モデルが展開されている 大学院での副専攻プログラム 特定領域でのデータサイエンスコース 文部科学省：enPiT、データ関連人材育成プログラムなど

本学に対する早期設置の要望本研究科への強い派遣意向

データサイエンスの前衛的プログラムを整備特色①：モデリングの方法論の専門知識とスキル特色②：実課題のビッグデータからの価値創造

現状

データ分析で付加価値を創造するＩＴ・コンサルタント系の企業

金融、保険、製造、小売・卸売などの分野の企業

人材育成に向けた様々な取組

更なる拡大へ量的にも質的にも増やしたい