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取扱説明書 スコラFMシステム SCOLA FLEX および SCOLA FLEX-i

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取扱説明書 スコラFMシステム

SCOLA FLEX および

SCOLA FLEX-i

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目次

はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4スコラFMシステム . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5各部の名称と機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7スコラFM受信機をお使いになる前に . . . . . . . . . . . . . . . . 8スコラFM受信機の操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10モードスイッチ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10受信チャンネルの変更 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11スキャンボタン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12

ご使用にあたって . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13お手入れ方法、ご使用上の注意点 . . . . . . . . . . . . . . . . . 15特に注意すること . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16故障と思われる場合の対処方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17用語と定義 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20保証について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24RegulatoRy .inFoRMation . . . . . . . . . . . . . . . . . 25設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32

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はじめに

スコラFMシステムは、困難な聴取環境において補聴器と併用する補聴援助機器です。 .

スコラFMシステムは、とりわけ小児、教育環境のために開発されました。そのため、この取扱説明書は主に保護者と先生に向けて書かれています。

この記号が付いている用語に関しては、用語と定義の項目をご参照ください。機能および技術的な用語に .ついて詳しく説明しています。

重要 この取扱説明書には重要事項が記載されています。SCola .FleXをお使いになる前に、よくお読みください。

付記この取扱説明書に記載されているSCOLA FLEXおよび付属品の図は、お客様のものと異なる場合があります。また必要が生じた場合、弊社はこの取扱説明書の記載内容を変更する場合があります。

SCOLA FLEX-iは、専用の補聴器に直接接続することができるFM受信機です。特に記載がない限り、この取扱説明書の説明はSCOLA FLEXおよびSCOLA FLEX-i両方に当てはまります。

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スコラFMシステム

スコラFMシステムは、スコラFM送信機と、1台または複数のSCola . FleX、またはSCola . FleX-i(スコラFM受信機)で構成されています。

スコラFM送信機の主な機能は、マイクロホンまたは他の .音響機器からの音を、スコラFM受信機に送信することです。通信範囲は20~30mで、環境に応じて変わります。送信パワーは各国の法律によって制限されており、非常に低いです。身体への影響はありません。

スコラFM受信機の機能は、スコラFM送信機または他のFM送信機からの音を受信することです。

SCola . FleXをワイデックスの耳かけ型補聴器と使用する場合は、FMシューと一体化したユニットになります。(FMシューの項目をご参照ください)

SCola . FleXを他メーカーの耳かけ型補聴器とご使用になる場合は、シューと接続するためのユーロプラグ(3ピンプラグ)が必要になります。

SCola .FleX-iは、専用の補聴器に直接接続して使用するため、FMシューは必要ありません。

スコラFM送信機と受信機を機能させるためには、同じチャンネルに設定しなければいけません。

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SCOLA FLEX

SCola .FleX(FMシュー付き)(ワイデックス補聴器と使用する場合)

SCola .FleX(ユーロプラグ付き)(他メーカーの補聴器と使用する場合)

SCOLA FLEX-i

SCola .FleX-i専用のワイデックス補聴器に直接接続が可能。

取扱説明書

.

User instrUctions

SCOLA™ FM SySteM

SCOLA FLEX RECEIVER

and

SCOLA FLEX-i RECEIVER

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各部の名称と機能

スコラFM受信機には、次の機能があります:

3つのモードスイッチ(0、1、2)で、入力モードを切り替えます。

チャンネルスキャンボタンで受信チャンネルをスキャンして、自動で選択することができます。

付属の左右識別マークで、受信機の左右を識別します。右耳用(赤)/左耳用(青)/出荷状態(透明、またはマークなし)の3種類があります。(補聴器を両耳でお使いの場合に使用します)

シリアルナンバーとCeマークは、 .受信機の側面に印字されています。

付記この取扱説明書の巻末に、シリアルナンバーをメモしておくことをお勧めします。

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スコラFM受信機をお使いになる前に

電池についてスコラFM受信機は、補聴器の電池から電源の供給を受けます。スコラFMシステムを初めてお使いいただく際は、補聴器に新しい電池をご使用ください。

スコラFM受信機には、消費電流を節約する自動休止 .モードがあります。

SCOLA FLEXの接続(FMシューの場合):ワイデックスの耳かけ型補聴器には、補聴器のタイプに .合わせて専用のFMシューが用意されています。   . .FMシューとSCola . FleXは、接続させると一体化したユニットになります。

別冊の取扱説明書「スコラFMシステム FMシュー」では、ワイデックスの補聴器にSCola .FleXを接続する方法が記載されています。

SCOLA FLEXの接続(ユーロプラグの場合):SCola . FleXをユーロプラグ対応のシューで補聴器に接続する場合、以下の2つの作業を行います。

• .ユーロプラグ(3ピンプラグ)を取り付けたSCola .FleXを、シューに差し込みます。プラグの短く太いピンをシューの該当する穴に差し、カチッと音がするまでシューに差し込みます。

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• .次に、SCola . FleXが接続されたシューを補聴器に取り付けます。

シューは、使用する補聴器によって異なります。お客様のシューが別冊の取扱説明書のものと異なる場合がありますが、原則的に接続の方法は同じです。

SCOLA FLEX-iの接続(専用補聴器と一体型):補聴器のカバープレートを外した後、SCola . FleX-iを補聴器の下側にスライドさせて取り付けます。

ロックボタンを上にスライドさせて、SCola . FleX-iの位置を固定します。

. ロック解除 . ロックされた状態

一度接続したSCola .FleX-iは取り外さず、補聴器に 接続された状態にしておくことをお勧めします。

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スコラFM受信機の操作

モードスイッチ受信機の電源オン/オフ(入/切)は、モードスイッチで 行います。スイッチの位置は、0、1、2です。 .

• . .スイッチ0:受信機はオフ(切)になっています。補聴器のマイクロホンからの入力音のみが聞こえます。

• . .スイッチ1:受信機はオン(入)になり、FM信号のみが聞こえます。補聴器のタイプによっては、補聴器のマイクロホンからの入力音が完全にオフ(切)にはならず、依然として聞こえます。この設定は“FM”と呼ばれています。

• . .スイッチ2:受信機はオン(入)になり、FM信号と補聴器のマイクロホンからの入力音が聞こえます。この設定は“FM+M”と呼ばれています。

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ワイデックスの補聴器のタイプによっては、モードスイッチの機能が異なる場合があります。別冊の取扱説明書 .「スコラFMシステム FMシュー」をご参照ください。

販売店は、モードスイッチをプログラムすることができます。その場合、モードスイッチはこの取扱説明書に記載されている説明と異なって機能するため、巻末にメモしておくことをお勧めします。

受信チャンネルの変更特別にプログラムの変更がされていなければ、SCola .FleXの電源をオン(入)にした時のチャンネルは、01に設定されています。

FM送信機のチャンネルとSCola .FleXの受信チャンネルが同じでない場合は、受信チャンネルを変更する必要があります。

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スキャンボタンチャンネルスキャンボタンを使用する場合:SCola . FleXのスキャンボタンを押すと、あらかじめ選択されたチャンネルを自動的にスキャンします。スキャンを行っている間、1 .5秒ごとに短いビープ音が聞こえます。

FM信号を受信したチャンネルで、スキャンは自動的に止まり、ビープ音が2回聞こえます。

あらかじめ選択されたチャンネルのいずれかでFM信号を受信できない場合は、すべてのチャンネルをスキャンしてから開始チャンネルに戻ります。長いビープ音が1回聞こえます。

受信チャンネルを変更できないように、販売店がスキャンボタンを無効に設定することができます。お使いのスキャンボタンの設定は、この取扱説明書の巻末にメモすることができます。

ビープ音の周波数と音量は、販売店によって調整することができます。

同期させる場合:スコラティーチを使い、SCola .FleXの受信チャンネルをスコラティーチのチャンネルに無線で合わせることができます。詳しくはスコラティーチの取扱説明書をご参照ください。

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ご使用にあたって

スコラFMシステムから充分に効果を得るためには、以下 .のことが重要です: .

• .スコラFMシステムの使い方を練習し、安全な環境で様々な設定を試してみる。

• .スコラFMシステムと補聴器を使っていることを他の人に知らせ、なぜマイクロホンに向かって話すのか、このシステムがどのように動作するのかについて、正しく理解してもらう。

• .スコラFM送信機とSCola .FleXを、正しい設定で使用する。

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聴取環境 SCOLA FLEXのモードスイッチの 推奨設定

幼稚園/教室

小さなお子さまが使用する場合は、周りの声だけでなく、自身の声も聞けるように、 .スイッチ2(FM+M)を選択することをお勧めします。送信機にスコラティーチをご使用の場合、先生はSCola .FleXを一時的に他の設定にすることもできます(例えば、スイッチの位置に関係なく、FM+M固定にする)。この設定では、SCola .FleXの電源をオフにすることができません。

講演 先生/講演者の音声のみを聞きたい場合は、スイッチ1(FM)を選択します。周りの音声も聞きたい場合は、スイッチ2(FM+M)を選択します。

車内 通常はスイッチ2(FM+M)を推奨します。お子さまが保護者の音声だけを聞きたい 場合は、スイッチ1(FM)を選択します。

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お手入れ方法、ご使用上の注意点

通常、スコラFMシステムは補聴器と同じようにお手入れを行います。スコラFMシステムに付いた汚れなどは毎日取り除き、きれいにすることをお勧めします。

ご使用上の注意点も以下に記してありますので、よくお読みください。

• .SCola .FleXの汚れを取り除く場合は、乾いた柔らかい布を使用してください。• .スコラFMシステムおよび補聴器を分解しないでください。この場合、保証が無効になります。• .スコラFMシステムのお手入れを行う場合は、水、アルコールなどを使用しないでください。• .マイクロホンコード、オージオコード、電源コードを巻きつけないでください。• .スコラFMシステムを化粧品、ヘアスプレー、水、洗浄液、他の化学薬品にさらさないでください。

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特に注意すること

重要 • .SCola . FleXおよび補聴器の電池は、口に入れる危険があるため、お子さまの手の届かない場所に保管してください。使用済みの電池の廃棄にも十分ご注意ください。お子さまの目の前で電池を交換しないようにし、電池の保管場所も見られないようにしてください。

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故障と思われる場合の対処方法

適切に使用およびメンテナンスをしていただければ、 .スコラFMシステムは数年間の使用に耐えうる信頼性を持っています。

以下に、スコラFMシステムに問題が生じた場合の簡単な対処方法が記載されています。スコラFMシステムを .購入された販売店に相談される前に、以下の内容をお試しください。

スコラFMシステム、音響機器から音がしない、または音が歪んでいる:• .補聴器、SCola .FleX、FM送信機が正しく設定されていない。 .送信機と受信機の電源がオン(入)になっているかを含めて、すべての設定が正しいか確認してください。

• .FMシューが正しく取り付けられていない。 .シューを補聴器に取り付ける際、シューがカチッと固定されているか確認してください。FMシューと補聴器の接点が接触していなければいけません。 .(注意:SCola .FleX-iには該当しません) .

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• .補聴器のシューとの接点が汚れている。 .補聴器を購入した販売店に、接点のクリーニングを .依頼してください。

• .イヤモールドまたはチューブが詰まっている。 .チューブとイヤモールドが正しい位置にあり、耳垢、 .湿気、汚れが付着してないことを確認してください。

• .SCola .FleXとスコラFM送信機が同じチャンネルに .設定されていない。 .チャンネルスキャンを行い、スコラFM送信機のディス .プレーに表示されたチャンネル番号とSCola .FleXの受信チャンネルが同じであることを確認してください。

• .補聴器の電池が、補聴器とSCola .FleXの両方に充分電源供給できていない。 .電池を交換してください。

補聴器にノイズが生じている:• .スコラFM送信機の通信範囲の限界を超えている。 .スコラFM送信機とSCola . FleXの距離を短くしてください。

• .SCola . FleXが“FM”に設定された状態で、FMマイクロホンまたは音響機器からの信号が弱すぎる。または信号が入らない。     .           . . . . .SCola .FleXの設定を“FM+M”にしてください。スコラFM送信機の電源がオンになっていることを確認し

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て、FMマイクロホンを話し手に近づけるか、音響機器の音量を上げてください。

• .2台以上のFM送信機がお客様の受信チャンネルと同じチャンネルに送信していることにより、ノイズとハウリングがFM受信を干渉している。        このタイプの干渉を避けるため、1つのFM送信機だけが信号を送っていることを確認してください。

. スコラFM送信機の電源をオフ(切)にしてください。他のFM信号が聞こえる場合は、それがノイズを引き 起こしています。干渉を避けるには、いくつかの方法があります:

• .1台のFM送信機だけ電源をオン(入)にする。• .他に使用可能なチャンネルを探し、このチャンネルをSCola .FleXとスコラFM送信機の両方に設定する。• .干渉しているFM送信機とSCola .FleXの距離を、干渉がなくなるまで離す。

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用語と定義

アンテナ受信機と送信機には、アンテナが装備されています。 .

SCola .FleX(受信機)は、指向性のアンテナを内蔵しています。最適な状態で受信するために、SCola .FleXの使用中は送信機の方向を向いてください。

認証およびCEマークスコラFM受信機およびスコラFM送信機は、eu/FCC認定試験所でテストされています。Ce/FCCマークとこの説明書にある適合宣言は、北アメリカおよびeu関連諸国で定められている指令や必要な技術要件を満たしていることを文書化したものです。

スコラFM受信機とスコラFM送信機には、シリアルナンバーが付いています。

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同期 スコラティーチの送信チャンネルは、SCola .FleXの受信チャンネルと同期させることができます。同期させる方法は、以下の2種類があります。

チャンネル同期SCola . FleXは、無線で特定の受信チャンネルに設定 .されます。

先生による同期スコラティーチから操作を行うことで、SCola . FleXの .受信チャンネル、スキャンボタン、およびモードスイッチが、一時的に特定の設定に変更されます。

先生または保護者の方は、SCola .FleXのモードスイッチが特定の設定になったかどうか確認することができます。(例:FM+Mでスキャンボタン無効など)    これらの一時的な設定は、補聴器の電源を切るまで、またはSCola .FleXを取り外すまで有効です。

詳細はスコラティーチの取扱説明書、または .http://scolasimulator .widex .com/をご参照ください。

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FMシステムFMシステムは無線通信システムで、送信機は搬送波を通して信号を受信機に送信します。“FM”は、“周波数変調”の意味で、電波が変調される方法についての技術的な用語です。FM送信では、ノイズ、ハム雑音、歪みを小さくし、高い音質の受信を確保することができます。

補聴器を両耳(2台)でご使用の場合は、それぞれに受信機が必要になります。

休止モードSCola .FleXが送信機からの信号を受信していない場合は、自動的に休止モードに切り替わり、消費電流を大きく減少させます。その後、再び送信機からの信号を受信すると、最大20秒以内に自動的に休止モードから通常モードに戻ります。

干渉同じ周波数を持つ2台の送信機からの信号が受信機で混ざった場合、干渉が起こります。信号が等しい強さの場合、干渉が最も大きくなります。1台の送信機が他の送信機よりも受信機から離れる程、妨害するノイズは弱くなります。

他の送信/受信チャンネルを選択することによって、干渉を避けられる可能性があります。

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通信範囲FMシステムの通信範囲は、建築材料を含め環境によって大きく異なります。20~30mという最適な通信範囲は、屋外で送信機のアンテナが伸ばされている場合に得られます。鋼鉄(スチール)やコンクリートの壁の屋内では、通信範囲は10mに減少する可能性があります。 .SCola .FleXの位置も通信範囲に影響を与えます。

補聴器の電池の消費電流SCola . FleXは、補聴器の電池によって電源が供給されます。SCola . FleXの電源が入っていて、送信機からの信号を受信している場合は、電池の消費電流は倍以上になり電池寿命が短くなります。

補聴器にバッテリーアラームが搭載されている場合は、アラーム音が鳴る前にFMの受信が止まります。SCola .FleXの電源をオフ(切)にすると、補聴器の動作時間がわずかに長くなる場合があります。

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保証について

2年間の国際保証が提供されています。保証は、すべての構成部品および製造上の欠陥をカバーしています。 .不適切な取り扱い、許可されていない機関によって行われた修理によって生じた欠陥については、この保証でカバーできません。

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REguLAtORy inFORMAtiOn

指令 1999/5/ECHereby, .Widex .a/S .declares .that .this .SCola .FleX .and .SCola .FleX-i .are .-in .compliance .with .the .es-sential .requirements .and .other .relevant .provisions .of .Directive .1999/5/eC .

1999/5/eCに基づく適合宣言のコピーは、 .http://www.widex.com/docにてご覧いただけます。

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FCC iD: u28AR12712 CAn RSS-gen/CnR-gen

Federal Communications Commission Statement

this .device .complies .with .part .15 .of .the .FCC .Rules . .operation .is .subject .to .the .following .two .conditions: .(1) .this .device .may .not .cause .harmful .interference, .and .(2) .this .device .must .accept .any .interference .received, .including .interference .that .may .cause .undesired .operation . .

note: .this .equipment .has .been .tested .and .found .to .comply .with .the .limits .for .a .Class .B .digital .device, .pursuant .to .part .15 .of .the .FCC .Rules . .these .limits .are .designed .to .provide .reasonable .protection .against .harmful .interference .in .a .residential .installation . .this .equipment .generates, .uses .and .can .radiate .radio .frequency .energy .and, .if .not .installed .and .used .in .accordance .with .the .instructions, .may .cause .harmful .interference .to .radio .communications . .However, .there .is .no .guarantee .that .interference .will .not .occur .in .a .particular .installation . .if .this .equipment .does .cause .harmful .interference .to .radio .or .television .reception, .which .can .be .determined .by .turning .the .equipment .off .and .on, .the .user .is .encouraged .to .try .to .correct .the .interference .by .one .or .more .of .the .following .measures:

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— .Reorient .or .relocate .the .receiving .antenna .

— . .increase .the .separation .between .the .equipment .and .receiver .

— . .Connect .the .equipment .into .an .outlet .on .a .circuit .different .from .that .to .which .the .receiver .is .connected .

— . .Consult .the .dealer .or .an .experienced .radio/tV .technician .for .help .

note: .this .equipment .complies .with .FCC .radiation .exposure .limits .set .forth .for .an .uncontrolled .environment . .this .transmitter .must .not .be .co-located .or .operating .in .conjunction .with .any .other .antenna .or .transmitter . .

Changes .or .modifications .to .the .equipment .not .expressly .approved .by .Widex .could .void .the .user’s .authority .to .operate .the .equipment .

industry Canada Statement / Déclaration d’industrie Canada

this .device .complies .with .RSS-gen .of .industry .Canada . .operation .is .subject .to .the .condition .that .this .device .does .not .cause .harmful .interference .

le .présent .appareil .est .conforme .aux .CnR-gen .d’industrie .Canada . .l’exploitation .est .autorisée .à .la .condition .que .l’appareil .ne .doit .pas .produire .de .brouillage .nuisible .

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電気・電化製品には、廃棄時の処理が適切でないと、人体や環境に影響を及ぼす危険性のある材料、部品、物質が含まれています。

.補聴器やその付属品、電池を通常の廃棄物として処分しないでください。 .

補聴器やその付属品、電池については、地区の定める電気・電化製品の処分方法に従って処分するか、購入元へ処分を依頼してください。適切な処理が、人体の健康および環境を保護するために役立ちます。

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この取扱説明書で使用される記号

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取扱説明書で使用される記号ワイデックス株式会社が製造販売する管理医療機器の表示(ラベル/取扱説明書/等)に共通して使用される記号

記号 名称/意味製造元製品の製造者名、製造所の所在地製造年月も記載される場合があります。製造年月製品が製造された年月

使用期限年月製品の使用可能期限

ロット番号製品のロット番号 .(製造時の生産単位を特定する番号)

カタログ番号製品のカタログ .(品目) .番号 .

シリアル番号製品のシリアル .(製造)番号*

直射日光、熱遮蔽製品を、直射日光および熱から遮蔽してください。

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記号 名称/意味水ぬれ禁止製品を湿気から護り、雨に濡らさないでください。

保管温度の下限製品を安全に保管できる最低温度

保管温度の上限製品を安全に保管できる最高温度

保管温度限界製品を安全に保管できる最高および最低温度

取扱説明書を参照取扱説明書には安全に関する重要なお知らせ . (重要/注意) . が含まれていますので、製品のご使用前に必ずお読みください。重要/注意 重要/危険注意の記号を伴う事項は、製品のご使用前に必ずお読みください。 . .WEEEマーク一般廃棄物ではありません。製品の廃棄は、自治体により定められた分別回収・リサイクルに従ってください。

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記号 名称/意味CEマーク 製品は、Ceマークに関する欧州指令によって定められた要件に適合しています。注意製品は、R&tte指令(無線機器、電気通信端末機器に関する欧州指令)により、一部Ce加盟国での使用に制限を伴うクラス2機器として分類されます。C-Tickマーク製品は、オーストラリアとニュージーランド市場に供給される製品に対する、 .eMC・無線スペクトル規制要件に準拠しています。電磁波による干渉製品の近くでは電磁波による干渉が起きる可能性があります。

*製品に記載されている6桁または7桁の数字はシリアル番号です。製品によっては、シリアル番号の前に が記載されない場合もあります。 .

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設定

SCOLA FLEX/ SCOLA FLEX-i

シリアルナンバー 右: 左:

開始チャンネル

モードスイッチ . .(選択された設定を確認)

標準設定

FM+Mに設定を変更

FMのみに設定を変更

スキャンボタン

スキャン可能 . .はい . . . . .いいえ

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製造販売元 ワイデックス株式会社

〒131-0034 東京都墨田区堤通1-19-9 リバーサイド隅田セントラルタワー

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WIDEX A/S Nymoellevej 6, DK-3540 Lynge, Denmark www.widex.com

É[5qr0w3|a;ah;s]取扱説明書番号: 9 514 0231 016 #02 発行: 2015-01