夏休み子ども向け夏季講座 わくわく科学教室《も...
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2017.、8.5(土)午後2時~4時 於:上田市中央公民館
夏休み子ども向け夏季講座
わくわく科学教室《もくもく》
★かがくてきなことをはなしてくれて、とてもためにもなり、
たのしくできたのでよかったと思います。(小5)
◆ドライアイスをいろいろな液体に入れるのは楽しかった。
あと、それぞれ「何故そうなるか」という仮説や推理を(他の
人の意見)を聞けて楽しかった。(保護者)
《もくもく》について
《もくもく》はNPO法人楽知ん研究所が研究開発した大道仮らく ち
説実験講座の教材で、全国各地でやっています。
現在行われている子どもや市民向けの科学講座は
①最先端の科学技術を わかりやすく解説するもの
②手品のようにあっと驚く現象を見せて、不思議でたのしいけれ
どしくみはよくわからないもの
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③工作・おもちゃづくり
などが少なくないようです。
1700年代の科学実験講座
私たち楽知ん研究所がやっている講座はそれらとは別物です。
1700 年代のヨーロッパやまだ植民地だったアメリカでは、一般
市民相手の科学実験講座が開かれていました。(当時の学校では
まだ科学実験の授業は行われていませんでした。)この科学実験
講座は新しいものの見方・考え方を学ぶもので、生活にも役立ち知
的エンターテインメントでもありました。その講座で得た知識から、
新しい事業を起こした人たちも出現しています。
この流れは残念ながら 1800 年代後半くらいから世界的に途切
れてしまいました。
楽しい科学の復活──仮説実験授業
その後たのしい科学教育の伝統を引き継ぎ、現代的に復活させ
ることに成功したのが、1963 年に板倉聖宣さんによって提唱さ
れた仮説実験授業です。
この講座でやっているのは、その仮説実験授業です。今、「アクテ
ィブ・ラーニング」ということばが言われるようになりましたが、
この仮説実験授業はまさに「アクティブ・ラーニング」、つまり
自分の脳みそを能動的(アクティブ)に動かして、脳みそを喜ば
せて学ぶ(ラーニング)体験ができるようにつくられています。
今までは、仮説実験授業は同年齢を相手にする学校の授業とし
ておもに行われてきましたが、小学校入学前の子どもさんから大
人まで一緒の幅広い年齢層でも、それぞれが満足していただける
ことが明らかになってきました。こんな講座をもっと広げていき
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たいというのが私たちの願いです。
予想を立てて確かめることは楽しい!!
くもができるしくみのイメージを体験しな
がら自分のノーミソの中に作り上げていく
作業はなかなか味わい深い……ということ
を感じていただけたのではないでしょうか。
この点では大人も子どもも変わりません。
今後開催を予定している講座にも、引き
続きご参加いただければうれしい限りです。
講座のアンケート結果
●わくわく科学教室《もくもく》はいかがでしたか。
5 とてもたのしかった。 27人
4 たのしかった。 5人
3 どちらでもない。 0人
2 つまらなかった。 0人
1 とてもつまらなかった。 0人
子どもの感想
★くもがおもしろかった。(小2)
★ドライアイスでくもがでておもしろ
かったです。ビールやあぶらやグリ
セリンでどうなるかのじっけんもお
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もしろかったです。できたら家でやりたいです。(小4)
★ドライアイスの実験をしたことです。あわは出てももくもくが
出ない物もあってびっくりしました。アイスおいしかったです。
らい年もやってください。(小4)
★水が赤パンツになっていたことが勉強になった。ドライアイス
が雲になり楽しかった。(小1)
★こなにしたドライアイスを空気のところに投げると雲ができる
ところをはじめて知って勉強になったし楽しくできてよかったで
す。(小3)
★粉のドライアイスで雲を作る事。
★ドライアイスのこなでくもができるなんて思っていなかった。
★雲のことやドライアイスのことなどいろいろのことをおしえて
いただきとてもありがとうございます。ぼくはこれをいかしじゆ
うけんきゅうをしたいとおもっております。
★ドライアイスの粉を投げてくもをつくるのとか、アイスをつく
って食べたりしたのが楽しかった。くもは水だということがわか
った。
★ドライアイスは水でもくもくがでることがわかった。(小4)
★水の分子がたくさん集まってできたのが水ということがわかっ
た。(中1)
★赤パンツの紙しばいとても面白かったです。ばくはつじっけん
もびっくりしました。
★みずのぶんしがおもしろかった。
★かたちがおもしろかった。(小4)
★おもしろかった。(年中)
★おもしろかったです。(小3)
★おもしろかったです。(小3)
★たのしかった。ありがとう。
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★コーヒーにドライアイスを入れてもけむり
は白いというところ。(小4)
★あいすをドライアイスでできるなんて思
わなかったけど、おいしいあいすができて、
ふしぎだと思った。(不明)
★アイスを作ったことがたのしかった。(小
4)
★アイスを食べるのと、くもをつくるのが楽し
かった。
★リンゴジュースにドライアイスを入れるとたんさん水になった
のに、イチゴミルクにドライアイスとさとうを入れるとアイスじ
ょうになったとき、たんさん水にならないで、おいしいアイスに
なっておどろきました。
★とてもたのしかった。アイスがおいしかった。
★ドライアイスを使ってアイスを作ることが出来るという事。
★ドライアイスでアイスができるなんてすごいと思った。
★ドライアイスはアイスもできて、とてもすごかった。
★ドライアイスをジュースに入れるとたんさんになることがわか
ったし、とても楽しかったです。
★ドライアイスでアイスができてびっくりし
ました。またやってみたいと思いました。
★ドライアイスにずっとさわっていると、手
があつくなってくるのでびっくりした。(小4)
★ドライアイスにずっとさわっていると、だんだん暑くなってく
るのがとてもすごかったです。(小4)
(ちょっとさわるだけなら大丈夫ですが、ずっとさわるのは危険
です。おうちでやるとき気をつけてください。)
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大人の感想
◆科学的な興味、関心、自然科学的な知識。
◆予想を立てるところ、他の人の予想もたのしいです。次々と実
験を発展させるところ。実験結果がたのしいです。
◆ドライアイスに実際に触ったり、食べたりくもを作ったり、い
ろいろな体験が出来、大人も一緒に楽しめる内容だった。
◆物によってもくもくの出方が違っておもしろかった。赤パンツ、
おぼえやすい。
◆いろんな液体にドライアイスを入れる実験は家ではできないの
で、とてもよい機会でした。
◆ドライアイスは危険という知識でしたが、アイスを作ったり、ジ
ュースの中に入れたりしても害がないことに驚きました。
◆いろんな液体にドライアイスを入れる実験は家ではできないの
で、とてもよい機会でした。家族みんなで楽しめました。
◆ドライアイスを手でさわったり、目で見たり、手でふれたりと、
とてもわかりやすく楽しかったです。大人も楽しかったです。
◆くもができる仕組みを一から教わったので、子どもに教えるこ
とができます。ありがとうございました。
◆予想外の爆発!など、クイズ形式で楽しかったです。子どもも
大人も楽しめました。ありがとうございました。
◆ドライアイスでアイスを作った所がおもしろかった。
◆みんなで作った雲がすごかったです。
◆苦手分野かと思いながら参加しましたが、実験したり予想した
り楽しかったです。
◆進め方がとても楽しかったです。
◆本当に楽しかったです。息子はうるさ過ぎて、本当に申し訳あ
りませんでした。お楽しみもあり、大人も「へぇ~!!」と
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◆ちょうどここに来る時に雲の話をしながら来たのですが、説明
があやふやな所があったので、実験しながら見られたので良かっ
たです。
◆ドライアイスの「もくもく」には水が必要なことにとても意外
だと思いました。
◆子供が楽しくできてありがとうございました。アイスなど楽し
める内容でわかりやすく良かったです。
◆とてもすばらしい教室でした。スタッフのチームワークもすば
らしく、楽しめました。年齢にかかわらず関心が高まったと思い
ます。ありがとうございました。
◆頭の中で思っていることと、実際に目で見ての発見が子どもた
ちの目がキラキラしていました。ありがとうございました。
◆一つの実験に予想を立てるところ。他の人の予想もたのしいで
す。次の実験に発展していくところ。
◆皆のいろいろな意見が聞けて良かった。正しいか間違っている
かという事よりも、皆の前で意見を話すのはすばらしい事だと思う。
◆ドライアイスからあんなにおいしいアイスクリームができると
はとても驚きました。お恥ずかしい限りですが、学生時代に勉強
した科学はほとんど忘れてしまったので、これから子どもと楽し
く勉強していきたいと思います。今日はありがとうございました。
◆ドライアイスが食べられるのにはびっくりした!!
◆ドライアイスは触ってはいけない。食べてはいけないものとば
かり思っていました。アイスにして食べられるなんて・・・ドキ
ドキしました。
(これは説明のしかたがまずかったようです。ドライアイスは食
べられません。ドライアイスをジュースに入れて、ドライアイス
が完全に消えたとき、二酸化炭素がジュースにとけて炭酸水にな
ります。これは飲んでも大丈夫です。イチゴミルクにドライアイ
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スの粉を混ぜたとき、ドライアイスがイチゴミルクを凍らせまし
た。食べるときにはドライアイスは残っていません。これは安全
です。ドライアイスは大変冷たい(- 79 ℃)ため、直接食べると食道や胃が凍傷になってしまいます。食べないようにお願いし
ます。)
みなさんの感想を読ませてもらって大変勉強になり、また励みにな
っています。
来年も参加したいと思いますか?
(1)参加したい 26人
(2)参加しない 3人
(3)わからない 2人
無答 1人
12 月と 3 月にまた講座を企画しています。多くの人の参加をお待ちしています。
発行日 2017年 8月 11日
お問い合わせ、質問は下記へ
上田市諏訪形 1214- 5 電話 090- 4960- 6859
メールアドレス [email protected]
渡辺規夫