APPLITEK［ブランド名 アプリテック］

EZ7300 シリーズ オンラインATP分析計

オンラインモニタリングによる生産効率向上の1台

世界初 EZ7300シリーズ オンラインATP分析計

– ASTM D4012-81適合

水中に存在するさまざまな種類の微生物のＡＴＰ（アデノシ

ン三リン酸）を測定することによって全バクテリア（病原菌

を含む）、微細藻類と原生動物をモニタリングすることがで

きる画期的な装置です。

これは、従来のスワブサンプリングに比べ水の安全性という観

点から、さまざまなプロセス水質（飲料水、冷却水、RO水、

ろ過水など）ATP値の上昇を微生物の増加または増加の予兆と

して利用することでリスクを早期にキャッチすることが可能と

なります。

さまざまなＡＴＰレベルの定量化

従来のスワブサンプリング法や半自動化された手法の物とは

異なり、EZ7300シリーズオンラインATP分析計はサンプル

水中に存在するさまざまな形状のATP量を正確に測定するこ

とができます。

オペレーターはフリーＡＴＰと細胞内ＡＴＰのデータにアク

セスすることができます。これは生菌量を特定するために重

要な指標です。

高度な機能

EZ7300シリーズオンラインATP分析計は、10分以内に測定結果

を示すことで、プロセス中の微生物レベルの突然の変化に対する

トレンドをモニターしデータを提供します。

・ASTM D4012-81準拠

・さまざまな種類の微生物のＡＴＰの測定

・プレートカウントと違い、バイアスの余地がない

・分析コストが安い

・自動機能

・低メンテナンス、交換が簡単な試薬キット

・複数のストリーム分析（多チャンネル）

2 EZ7300 Series of On-line Microbiology Analyzers

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Technical data*

測定原理 ASTM D4012-81適合 ルシフェリンとルシフェラーゼとの化学発光反応

パラメータ ATP

測定レンジ 0.05 – 200 pg/mL

測定周期 7 - 10 minutes （細胞溶解を含む）

定量下限 (LOQ) ≤ 0.05 pg/mL (0.1 pM) ATPとして

繰返し精度 ４％未満（校正レンジにおけるフルスケール）

自動洗浄 有り、3ステップ、頻度は設定可能

校正 自動, ３点、頻度は設定可能

検証 自動, 頻度は設定可能

妨害物質 高濃度：Hg2+, Cu2+, Zn2+, Cd2+, Fe2+. 1 g/L以上の総塩濃度。 pH 5.5以下 または pH 8以上

運転条件 10 °C – 30 °C ±4 °C 、相対湿度 5 - 95%（結露無き事）

試薬温度条件 運転時：4 °C – 8°C（ 遮光の事 ）保管時：-20 °C （冷暗所）

サンプル圧力 最大3 bar（直接注入またはサンプルポットからサンプルポンプ吸引）

サンプル流量 100 - 300 ml / min

サンプル条件 温度 : 10 °C – 30 °C; パーティクル ＜100 µm, ＜ 0.1 g/l; 濁度 < 50 NTU

電源 220 - 240 VAC, 2 A, 50/60 Hz, 最大消費電力: 150 VA; ＊他の電圧にも対応可能

計装エアー 乾燥オイルフリー（ISA-S7.0.01-1996 quality standard for instrument air）

脱塩水 オプション：洗浄用。 サンプルフラッシングでも代替可能

排水 大気圧下（チューブ外径 Ø 64 mm）

接地 低インピーダンス (< 1 Ω) ケーブル > 2.5 mm²

アナログ出力 4 - 20 mA 標準1点, 最大8点, 最大負荷抵抗500Ω,

デジタル出力 (オプション) MODBUS, RS232, RS485

アラーム システム×1点, ユーザー設定×4点, 最大 24 VDC/0.5 A, 無電圧接点

保護等級 筐体：IP55 / コントローラ: IP65

材質 ヒンジ：熱成型ABS, 扉: プレキシグラス, 壁設置面：亜鉛メッキ（パウダーコーティング）

外形寸法 (H X W X D) 690 mm x 465 mm x 330 mm

総重量 30 kg

認証 CE 認証 / UL 認証

3 EZ7300 Series of On-line Microbiology Analyzers

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機器構成図

4 EZ7300 Series of On-line Microbiology Analyzers

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測定原理

概要 ATP (Adenosine Triphosphate) 単細胞から人間に至るまでエネルギー供給の役割を担っており、細胞内の代謝と

して合成されたエネルギーを伝達します。EZ7300-ATP® オンライン分析計はルシフェリンとルシフェラーゼの反

応によって生成される発光を検出することによってATPを定量することができます。従って、ATP量とバクテリア数

は発光量に比例します。

このATPの測定はフリーATPと細胞内ATPから構成されています。水中に溶存するフリーATPと呼ばれるものが

存在します。これとは別に細胞内ATPと呼ばれるものが存在しています。細胞内ATPの形態は微生物バイオマ

スと相関があり、フリーATPの形態は細胞に成長する前の状態です。

細胞

フリーATP

細胞内ATP

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分析の流れ

このEZ7300シリーズオンラインATP分析計はそれぞれのパラメータを別々に自動測定するようにプログラムされ

ています。

それは、フラッシング・洗浄・サンプリング・サンプル測定（試薬滴下、超音波処理と測定）・データ処理の一連の

動作を示しています。

サンプルが測定セルに導入された後、バイオ発光反応が進行しPMT（光電子増倍管、photomultiplier tube、

光エネルギーを電気エネルギーに変換する光電管を基本に、電流増幅（＝電子増倍）機能を付加した高感度光検出

器）で検出されます。この反応は温調システムを用いてコントロールされています。

また、細胞内ATPを溶解させるには、超音波を用いています。

洗浄はサンプル導入チューブやフローセルにおける微生物の成長を防ぐために内部プログラムの洗浄周期に基づき

HCｌ→ ＮaCl によるフラッシング洗浄と脱塩水によるリンス洗浄のステップの計15分間行われます。

試薬 消費量 消費量/28 日 10 分周期 試薬ボトル材質（容量）

分析試薬 ~ 0.1 mL / 周期 ~ 150 mL プラスチック（250 mL）

NaOH ~ 25 mL / 周期 洗浄頻度による プラスチック（5 L）

HCl ~ 25 mL / 周期 洗浄頻度による プラスチック（5 L）

校正試薬 1 ~ 100 mL/周期 校正頻度による プラスチック（100 mL）

校正試薬 2 ~ 100 mL/周期 校正頻度による プラスチック（100 mL）

６ EZ7300 Series of On-line Microbiology Analyzers

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オーダーインフォメーション

EZ7300.99XXXXX EZ7300シリーズ, ATP 0.5 – 200 pg/L

当社は機器の改善改良に伴い事前に予告なく仕様等の変更を行う権利を有します。

June. 2019. EZ7300 ATP Analyzer_ver. 0

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カスタマイズ

標準

カスタマイズ

ＥＺ７３００．９９

3x mA + Modbus RS485

4x mA + Modbus RS485

1x mA + Modbus TCP/IP

2x mA + Modbus TCP/IP

3x mA + Modbus TCP/IP

4x mA + Modbus TCP/IP

RS232

Modbus TCP/IP

Modbus RS485

AnaCommDa

1x mA + Modbus RS485

2x mA + Modbus RS485

3x mA

4x mA

5x mA

6x mA

7x mA

8x mA

6 流路

7 流路

8 流路

4 – 20mA 出力数

1x mA

2x mA

サンプル流路数

1 流路

2 流路

3 流路

4 流路

5 流路

カスタマイズ

電　源

標準仕様 110 - 220 VAC　50/60Hz

カスタマイズ

測定レンジ / 希釈オプション

標準レンジ