Diez10 09 4 - KOUNCE-JapanWVC事務局長今別府氏 杯開会式風景 杯大会風景 赤兎馬...

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▲WVC事務局長今別府氏 ▲第2回ネッピー杯開会式風景 ▲第2回ネッピー杯大会風景 ▲第1回大会優勝チーム:赤兎馬 ▲ビーチサッカー大会風景 ▲事務局吉永氏 ▲薩摩川内新春フットサル大会 オープンの部優勝 ESTRELA FC ▲薩摩川内新春フットサル大会 ミックスの部優勝 CHE.R.RY かごしまフットサル事情 ットサルは、老若男女が楽しめるスポーツ。鹿児島でも例に漏れず、多くの愛好者がフットサルを楽しんでいます。 スポーツウェアメーカーKOUNCE-Japan(コンス・ジャパン)として、多くのフットサル大会をサポートさせてもらっていますが、 今回は「地域振興」をテーマに南大隅地域薩摩川内地域のケースを取り上げ取材しました。 南大隅は、『ネッピー杯フットサル大会』を主催し、『ビーチサッカー大会』を南大隅青年団と共催したフットサルチームWVC事務局長今別府裕一氏。 薩摩川内は、『薩摩川内新春フットサル大会』を主催した薩摩川内フットサル連盟事務局吉永成寿氏にインタビューを試みました。 KAGO SHIMA SATSUMASENDAI MINAMI OOSUMI Case of 薩摩川内 Case of 南大隅 Case of 薩摩川内 Case of 南大隅 1DAY442008鹿08 09 809 10 2009491330 辿WVC3KOUNCE1南大隅町は、大隅半島の南部にあり、三方を海に囲まれた半島の先端の町で、九州本島最南端の佐多岬を有する。 薩摩半島の北西部に位置し、みどり豊かな山々や湖、地形の変化の美しい甑島、各地の温泉など、多種多様な自然環境を有する。 取材/ インタビュー後記 遠藤保仁(旧桜島町出身)、前園真聖(東郷町出身)、大迫勇也(旧加世田市出身)。新旧問わず、 鹿児島県出身選手のプロサッカー選手の共通点は、地方で生まれ育った選手が多い事。実 は、フットサル界も競技レベルからは想像し難いですが、競技人口(個人登録者数)は、全国 有数なのです。冒頭文でも述べた様に、フットサルは老若男女が楽しめるスポーツ。競技レ ベル云々で語れる以外の大きな魅力があります。元来、鹿児島県フットサル界の発展の為に は、全国で通用する強豪クラブや有望選手の出現が手っ取り早いのかもしれません。しか し、地方振興とフットサル。南大隅と薩摩川内のケースを取材させていただき、フットサルの 魅力とその原点を改めて教えていただけた様な気がします。鹿児島のスポーツ組織は、その ほとんどがボランティアで、自分の時間や労力を費やしての運営活動。目的を共有し、フット サルと地域活性の想いがあるからこそ出来る事。両地域の運営スタッフに敬意を表すると共 に、今後とも、KOUNCE-Japanとして出来る限りのサポートをさせていただき、少しでも両地 域の発展に貢献させていただきたいと願う取材でした。 www.kounce-japan.com

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Page 1: Diez10 09 4 - KOUNCE-JapanWVC事務局長今別府氏 杯開会式風景 杯大会風景 赤兎馬 事務局吉永氏 サル大会 大会風景 の部優勝 ESTRELA FC サル大会

▲WVC事務局長今別府氏

▲第2回ネッピー杯開会式風景

▲第2回ネッピー杯大会風景

▲第1回大会優勝チーム:赤兎馬

▲ビーチサッカー大会風景▲事務局吉永氏 ▲薩摩川内新春フ

ットサル大会 オープンの部優勝ESTRELA FC

▲薩摩川内新春フットサル大会 ミックスの部優勝CHE.R.RY

かごしまフットサル事情ットサルは、老若男女が楽しめるスポーツ。鹿児島でも例に漏れず、多くの愛好者がフットサルを楽しんでいます。スポーツウェアメーカーKOUNCE-Japan(コンス・ジャパン)として、多くのフットサル大会をサポートさせてもらっていますが、

今回は「地域振興」をテーマに南大隅地域と薩摩川内地域のケースを取り上げ取材しました。南大隅は、『ネッピー杯フットサル大会』を主催し、『ビーチサッカー大会』を南大隅青年団と共催したフットサルチームWVC事務局長今別府裕一氏。薩摩川内は、『薩摩川内新春フットサル大会』を主催した薩摩川内フットサル連盟事務局吉永成寿氏にインタビューを試みました。

KAGO SHIMASATSUMASENDAI

MINAMIOOSUMI

Case of 薩摩川内 Case of 南大隅Case of 薩摩川内 Case of 南大隅

大会を催そうと

思ったきっかけは何

ですか?

吉永氏(以下:吉)ーフット

サルはフロアで競技するのがベスト

だと思いますが、薩摩川内のリーグは通常、人工芝の

ピッチで行なっています。薩摩川内には良いアリーナ

があるので、年に1度はフロアでの大会を開催した

いという事と、多くのチームにフットサルの楽しさを

伝えることが出来たらいいな、という想いからです。

市外からのチームエントリーにも力を入れ、交流が

できれば更に嬉しい事だと思います。

大会を通じて得た事は何ですか?

吉:まずは、

参加チーム、チーム代表者、大会関係者

へ感謝の気持ちを申し上げたいです。前日の会場設

営も各チームが率先して動いていただいたおかげ

で、予定時間内で無事に催行出来ました。もちろん、

大会当日も色々と手伝っていただきましたし、薩摩

川内の土地柄か、多くの方に快くご協力いただけた

事を嬉しく思い、感謝しています。また、ポス

ター告知などを通して、「フットサルの1

DAY大会が開催される」ということを地域の

多くの方(々フットサルに関係していない人達にも)

に知ってもらえた事は大変、効果がありました。

薩摩川内フットサル界の課題は何ですか?

吉:現在私共は、薩摩川内のフットサル界を通常4

人で運営しています。4人で出来る事は限られてい

ますので、今後幅広い活動の為に運営スタッフが増

えたら嬉しいです。

薩摩川内フットサル界の今後の展望を教えてください。

吉:2008年に鹿児島県フットサル連盟へ正式加

入する事ができ、08ー09年の登録チームは8チーム

でした。09ー10年(2009年4月開幕予定)は9

チームになる予定ですが、まだまだ増える可能性は

あると思っています。リーグ登録チームの増加、そし

て着実にリーグのレベルアップを地域をあげて図り

たいと思っています。

大会を催そうと思ったきっかけは何ですか?

今別府氏(以下:今)ー地域振興ですね。南大隅町は、

高齢化率が高いということが今の現状にあります。

若者が少なくなることは、寂しいこと…

そんな少な

い中でも、交流人口の増加の為に南大隅の良さを知っ

てもらいたい。色々なことを考えると、1番大事なこ

とは、「情報発信」だと思います。それには何が必要

か・・・若者が集う風景が浮かんできたわけで…

。若い

世代が集まるために必要なことは「楽しみ」が基本だ

と思い、3年前に「30歳」という年齢に達して、今から

出来る事、経験を重ねた今だから出来る事を考え、辿

り着いた場所が「フットサル」でした。WVC小田会

長と森副会長、私(事務局長)の3人で、まず自分達が

「楽しみ」ながら、南大隅でフットサル大会を開催し

て、ココに人を集めたい。そして対外的な大会と、地

元の職域大会で、活気に満ちた町にしたい。それが、

当初からの目標でした。

大会を通じて得た事は何ですか?

今:大会を開催して、「人の繋がり」これが一番得られた

事ですね。各種団体や協賛各社、そして、参加頂いてい

る各チームの皆さん、本当にいろんな繋がりを作れた

ことが「楽しく」「おもしろい」ことだと

感じています。KOUNCE

の代表昇氏との繋がり

もできましたしね。

フットサル大会と、

ビーチサッカー大会を開催することにより、チームとし

ての結束も見えてきましたし、何より南大隅のアピー

ルに繋がったことが1番だと思ってます。

南大隅フットサル界の課題は何ですか?

今:認知度ですかね。サッカーは人気のスポーツで

すが、南大隅では、フットサルというスポーツは、ま

だ赤ん坊のような存在だと思います。これからは、目

標とする地域に根ざしたスポーツとして、少ない人

数で気軽にできるスポーツとして、認知度を高めた

いです。その為にも大会の継続性と、情報発信が重要

なものと考えています。知ってもらって初めて「判断」

してもらえる訳ですから。

南大隅フットサル界の今後の展望を教えてください。

今:地域によるリーグや、大会を開催したいですね。

子供から高齢者まで、ボールひとつ・少ない人数でも

できるスポーツとして、ちょっとした広場があれば、

フットサルしてる人がいる風景って夢ですね。大隅半

島の南地域の拠点づくりとして活動していきたいで

す。その為にも、主催大会を通して、地域を越えた「人

の繋がり」を大事にしていきたいと思います。競技色

の強くならない程度に、気軽にどこでもできるスポ

ーツが「フットサル」の良さだと思います。

フットサルから始まる…

☆第2回ネッピー杯のキャッ

チコピーにしましたが、何が始まっ

ていくか。それはフットサルを愛す

るあなたの胸に!

南大隅町は、大隅半島の南部にあり、三方を海に囲まれた半島の先端の町で、九州本島最南端の佐多岬を有する。薩摩半島の北西部に位置し、みどり豊かな山々や湖、地形の変化の美しい甑島、各地の温泉など、多種多様な自然環境を有する。

取材/

インタビュー後記

遠藤保仁(旧桜島町

出身)、前園真聖(東郷

町出身)、大迫勇也(旧

加世田市出身)。新旧

問わず、

鹿児島県出身選手

のプロサッカー選手

の共通点は、地方で

生まれ育った選手が

多い事。実

は、フットサル界も

競技レベルからは想

像し難いですが、競技

人口(個人登録者数

)は、全国

有数なのです。冒頭

文でも述べた様に

、フットサルは老若

男女が楽しめるスポ

ーツ。競技レ

ベル云々で語れる以外

の大きな魅力があり

ます。元来、鹿児島県

フットサル界の発展

の為に

は、全国で通用する

強豪クラブや有望選

手の出現が手っ取り

早いのかもしれませ

ん。しか

し、地方振興とフット

サル。南大隅と薩摩川

内のケースを取材させ

ていただき、フット

サルの

魅力とその原点を改

めて教えていただけ

た様な気がします。

鹿児島のスポーツ組織

は、その

ほとんどがボランティ

アで、自分の時間や

労力を費やしての運

営活動。目的を共有し

、フット

サルと地域活性の想

いがあるからこそ出来

る事。両地域の運営

スタッフに敬意を表

すると共

に、今後とも、KOUN

CE-Japanとして出来

る限りのサポートをさ

せていただき、少し

でも両地

域の発展に貢献させ

ていただきたいと願う

取材でした。

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- j a p a n. c om

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