Data Projector - SonyData Projector IT DE ES IT CS VPL-CS7 VPL-ES2 2...
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取扱説明書
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示しています。この取扱説明書をよくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してください。
© 2004 Sony Corporation
2-148-435-01 (1)
Data Projector
IT
DE
ES
IT
CS
VPL-CS7VPL-ES2
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ソニー製品は安全に充分配慮して設計されています。しかし、電気製品は、まちがった使いかたをすると、火災や感電などにより死亡や大けがなど人身事故につながることがあり、危険です。事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
6 ~ 11 ページの注意事項をよくお読みください。
5 年に 1 度は、内部の点検を、お買い上げ店またはテクニカルインフォメーションセンターにご依頼ください(有料)。
すぐに、お買い上げ店またはテクニカルインフォメーションセンターにご連絡ください。
m1 電源を切る。2 電源コードや接続コードを抜く。3 お買い上げ店またはテクニカルインフォメーショ
ンセンターに連絡する。
安全のために
安全のための注意事項を守る
定期点検をする
故障したら使わない
万一、異常が起きたら
・ 煙が出たら・ 異常な音、においがしたら・ 内部に水、異物が入ったら・ 製品を落としたりキャビネットを破損したときは
2
警告表示の意味取扱説明書および製品では、次のような表示をしています。表示の内容をよく理解してから本文をお読みください。
この表示の注意事項を守らないと、火災や感電などにより死亡や大けがなど人身事故につながることがあります。
この表示の注意事項を守らないと、感電やその他の事故によりけがをしたり周辺の物品に損害を与えたりすることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
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本製品は、「JIS C 61000-3-2 適合品」です。
「JIS C 61000-3-2 適合品」とは、日本工業規格「電磁両立性-第 3-2 部 : 限定値-高調波電流発生限度値(1 相当たりの入力電流が 20A 以下の機器)」に基づき、商用電力系統の高調波環境目標レベルに適合して設計・製造した製品です。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会 (VCCI) の基準に基づくクラス B 情報技
術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジ
オやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。
取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
3
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4
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5目次
目次
警告 ....................................................................... 6注意 ....................................................................... 8
電池についての安全上のご注意 ........... 10ランプについての安全上のご注意 ...... 11設置・使用時のご注意 ................................. 12
はじめに本機の特長 ............................................................ 15各部の名前と働き ............................................ 17
天面 / 前面 / 左側面 .............................. 17後面 / 右側面 / 底面 .............................. 17コントロールパネル .............................. 19コネクターパネル ................................... 20リモートコマンダー .............................. 21
画像を映す設置する ................................................................. 24接続する ................................................................. 25
コンピューターを接続する ............. 25ビデオ機器を接続する ........................ 26モニター機器を接続する
(VPL-CS7 のみ) .............................. 27スクリーンに画像を映す ........................... 28電源を切る ............................................................ 30
便利な使いかたメニュー表示言語を切り換える ........... 32セキュリティロック ...................................... 33その他の機能 ...................................................... 35
オフ & ゴー機能について(VPL-CS7 のみ) .............................. 35
プレゼンテーションに便利な機能 ........................................................... 35
メニューで行う調整と設定メニューの操作方法 .......................................37画質設定メニュー ............................................39信号設定メニュー ............................................41初期設定メニュー ............................................43メニュー設定メニュー .................................45設置設定メニュー ............................................46情報メニュー .......................................................48
お手入れランプを交換する ............................................50エアーフィルターをクリーニング
する ....................................................................52
その他故障かな?と思ったら .................................54
メッセージ一覧 .........................................57保証書とアフターサービス ......................60仕様 ........................................................................61索引 ........................................................................66
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下記の注意を守らないと、火災や感電により死亡や大けがにつながることがあります。
警告
電源コードを傷つけない電源コードを傷つけると、火災や感電の原因となることがあります。・ 設置時に、製品と壁や
ラック ( 棚 ) などの間に、
はさみ込んだりしない。
・ 電源コードを加工した
り、傷つけたりしない。
・ 重いものをのせたり、
引っ張ったりしない。
・ 熱器具に近づけたり、加
熱したりしない。
・ 電源コードを抜くとき
は、必ずプラグを持って
抜く。
万一、電源コードが傷んだら、お買い上げ店またはテクニカルインフォメーションセンターに交換をご相談ください。
指定された電源コード、接続ケーブルを使う
取扱説明書に記されている電源コード、接続ケーブルを使わないと、感電や故障の原因となることがあります。
内部を開けない内部には電圧の高い部分があり、キャビネットや裏ぶたを開けたり改造したりすると、火災や感電の原因となることがあります。内部の調整や設定、点検、修理はお買い上げ店またはテクニカルインフォメーションセンターにご相談ください。
レンズをのぞかない投影中にプロジェクターのレンズをのぞくと光が目に入り、悪影響を与えることがあります。
内部に水や異物を入れない水や異物が入ると火災や感電の原因となることがあります。万一、水や異物が入ったときは、すぐに電源を切り、電源コードや接続ケーブルを抜いて、お買い上げ店またはテクニカルインフォメーションセンターにご相談ください。
排気口、吸気口をふさがない排気口、吸気口をふさぐと内部に熱がこもり、火災や故障の原因となることがあります。また、手を近づけるとやけどをする場合があります。風通しをよくするために次の項目をお守りください。・ 壁から 30cm 以上離して
設置する。
・ 密閉された狭い場所に押
し込めない。
・ 布などで包まない。
・ たてて使用しない。
・ プロジェクターの下に布
や紙を敷かない。
6 警告
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お手入れの際は、電源を切って電源プラグを抜く
電源を接続したままお手入れをすると、感電の原因となることがあります。
プロジェクターの上に水が入ったものを置かない
内部に水が入ると火災や感電の原因となります
長時間の外出、旅行のときは、電源プラグを抜く
安全のため、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
電源プラグおよびコネクターは突きあたるまで差し込む
まっすぐに突きあたるまで差し込まないと、火災や感電の原因となります。
床置き、または天井つり金具を使った天井つり以外の設置をしない
それ以外の設置をすると火災や大けがの原因となることがあります。
天井への取り付け、移動は絶対に自分でやらない
天井への取り付け、移動は必ずお買い上げ店にご相談ください(有料)。天井の強度不足、取り付け方法が不充分のときは落下し大けがの原因となります。
アースキャップは幼児の手の届かないところへ保管する
お子様が誤って飲むと、窒息死する恐れがあります。万一誤って飲み込まれた場合は、ただちに医者に相談してください。特に小さなお子様にはご注意ください。
安全アースを接続するアース接続は必ず電源プラグを電源につなぐ前に行ってください。また、アース接続をはずす場合は必ず電源プラグを電源から切り離してから行ってください。
7警告
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注意
下記の注意を守らないと、けがをしたり周辺の物品に
不安定な場所に設置しないぐらついた台の上や傾いたところに設置すると、倒れたり落ちたりしてけがの原因となることがあります。また、設置・取り付け場所の強度を充分にお確かめください。
ぬれた手で電源プラグにさわらないぬれた手で電源プラグの抜き差しをすると、感電の原因となることがあります。
水のある場所に置かない水が入ったり、濡れたり、風呂場などで使うと、火災や感電の原因となります。雨天や降雪中の窓際でのご使用や、海岸、水辺でのご使用は特にご注意ください。
湿気やほこり、油煙、湯気の多い場所や虫の入りやすい場所、直射日光が当たる場所、熱器具の近くに置かない。
火災や感電の原因となることがあります。
スプレー缶などの発火物や燃えやすいものを排気口やレンズの前に置かない。
火災の原因となることがあります。
雷が鳴りだしたら、電源プラグに触れない
感電の原因となります。
アジャスター調整時に指を挟まない本機は、電源を入れると電動チルトアジャスターが自動的に伸張し、電源を切ると自動的に収納されます。電動チルトアジャスターの自動動作中はアジャスター付近に手や指などを近づけないでください。また、自動動作が終了した後、電動チルトアジャスターを調整する場合は、アジャスターに手などが触れないよう慎重に行ってください。電動チルトアジャスターに指を挟み、けがの原因になることがあります。
損害を与えることがあります
8 注意
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排気口周辺には触れない排気口周辺はランプの熱で温度が高くなっています。手などを触れると火傷の原因となります。
定期的にエアーフィルターをクリーニングする
約 500 時間使用したら、必ずエアーフィルターのクリーニングをしてください。クリーニングを怠るとフィルターにごみがたまり、内部に熱がこもって火災の原因となることがあります。
定期的に内部の掃除を依頼する長い間掃除をしないと内部にほこりがたまり、火災や感電の原因となることがあります。1 年に 1 度は、内部の掃除をお買い上げ店またはテクニカルインフォメーションセンターにご依頼ください(有料)。特に、湿気の多くなる梅雨の前に掃除をすると、より効果的です。
運搬する際は、キャリングケースを使用する
本機をキャリングケースに入れずに運搬すると、落下してけがの原因となることがあります。
充分に冷えた状態でキャリングケースに収納する(VPL-CS7のみ)
電源を切った後すぐに本機をキャリングケースに収納すると、熱がこもるためキャビネットの温度が上がり、次に本機を出す際にやけどの原因となります。本機をキャリングケースなどに収納する際は、クーリングが終了し、ファンが止まってから充分冷えた状態で収納してください。
本体上部には10cm以上の空間をあけて設置する
本機は電動でチルトアジャスターが伸び、それに応じて本体の高さが高くなります。本体上部に充分な間隔をとって設置しないと、本体が設置された場所の上部の壁、棚などの間に手を挟み、けがの原因となることがあります。
10cm以上
9注意
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ここでは、本機での使用が可能なソニー製リチウム電池についての注意事項を記載しています。
m
すぐにきれいな水で洗い、ただちに医師の治療を受ける。
m
お買い上げ店またはテクニカルインフォメーションセンターに連絡する。
m
すぐにきれいな水で洗い流す。
m
よくふき取ってから、新しい電池を入れる。
・ リチウム電池は充電しない。
・ 火の中に入れない。ショートさせたり、
分解、加熱しない。
・ 指定された種類の電池を使用する。
・ 投げつけない。
・ 使用推奨期限内のリチウム電池を使用す
る。
・ 3 と # の向きを正しく入れる。
・ 電池を入れたまま長期間放置しない。
・ 水や海水につけたり濡らしたりしない。
電池についての安全上のご注意
万一、異常が起きたら
・ 電池の液が目に入ったら
・ 煙が出たら
・ 電池の液が皮膚や衣服に付いたら
・ バッテリー収納部内で液が漏れたら
電池は、間違ったタイプと交換した場合、破裂の危険があります。使用済みの電池は、取扱説明書または地域のルールに従って処分してください。
下記の注意事項を守らないと、破裂・発熱・液漏れにより、死亡や大けがなどの人身事故になることがあります。
下記の注意事項を守らないと、破裂・液漏れにより、けがをしたり周辺の物品に損害を与えたりすることがあります。
10 電池についての安全上のご注意
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本機の光源には、内部圧力の高い水銀ランプを使用しています。高圧水銀ランプには、つぎのような特性があります。・ 衝撃やキズ、使用時間の経過による劣化
などにより大きな音をともなって破裂し
たり、不点灯状態となって寿命が尽きた
りすることがある。
・ 個体差や使用条件によって、寿命に大き
なバラツキがある。指定の時間内であっ
ても破裂、または不点灯状態になること
がある。
・ 交換時期を越えると、破裂の可能性が高
くなる。
「ランプを交換してください」という
メッセージが表示されたら、ランプが正
常に点灯している場合でも速やかに新し
いランプと交換してください。
ランプ交換はランプが充分に冷えてから行う
ランプが破裂したときはすぐに交換を依頼する
ランプについての安全上のご注意
電源を切った直後はランプが高温になっており、さわるとやけどの原因となることがあります。ランプ交換の際は、電源を切ってから1時間以上たって、充分にランプが冷えてから行ってください。
下記の注意を守らないと、火災や感電により死亡や大けがにつながることがあります。
動作中に大きな音がして画像が映らなくなった場合は、ランプが破裂した可能性があります。ランプが破裂した際には、本機内部にガラス片が飛散している可能性があります。 すみやかに使用を中止し、テクニカルインフォメーションセンターにランプの交換と内部の点検を依頼してください。また、排気口よりガスや粉じんが出たりすることがあります。ガスには微量の水銀が含まれていますので、万が一吸い込んだり、目に入ったりした場合は、けがの原因となることがあります。
お願いソニーは環境保全のため、ソニーのプロジェクターの使用済みランプの回収を行っています。使用済みのランプは、最寄りのお買い上げ店またはテクニカルインフォメーションセンターまでお持ちくださるよう、ご協力をお願いいたします。
下記の注意を守らないと、けがをしたり周辺の物品に損害を与えることがあります。
11ランプについての安全上のご注意
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次のような場所には設置しないでください。本機の故障や破損の原因となります。
風通しが悪い場所
・ 吸気口および排気口は、内部の温度上昇を防ぐためのものです。風通しの悪い場所を避け、通風口をふさがないように設置してください。
・ 吸気口や排気口がふさがって、内部の温度が上昇すると、温度センサーが働き、「セット内部温度が高いです。1分後にランプオフします。」という警告メッセージが表示され、1分後に自動的に電源が切れます。
・ 本機の周囲から 30cm 以内には物を置かないようにしてください。
・ 吸気口には小さな紙などが吸い込まれやすいのでご注意ください。
温度や湿度が高い場所
温度や湿度が非常に高い場所や温度が著しく低い場所での使用は避けてください。
空調の冷暖気が直接当たる場所
結露や異常温度上昇により、故障の原因となることがあります。
熱感知器や煙感知器のそば
感知器が誤動作する原因となることがあります。
ほこりが多い場所、たばこなどの煙が入る場所
設置・使用時のご注意
設置に適さない場所
12 設置・使用時のご注意
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ほこりの多い場所、たばこなどの煙が入る場所での使用は避けてください。この様な場所で使用するとエアフィルターがつまりやすくなったり、故障や破損の原因となります。また、エアフィルターの汚れは内部の温度が上昇する原因になるので定期的に掃除してください。
海抜 1500m 以上でのご使用に際しては、設置設定メニューの「高地モード」で設定を「入」にしてください。「切」のままご使用になりますと、部品の信頼性などに影響を与える恐れがあります。
次のような状態では使用しないでください。
本機を立てて使用する
本機を立ててお使いになることは避けてください。故障の原因となります。
本機を極端に傾ける
本機をアジャスターの範囲を超えて極端に傾けて設置すると、色むらやランプの寿命を著しく損ねる原因となることがあります。
本機を左右に傾ける
本機を 15 度以上傾けたり、床置きおよび天つり以外の設置でお使いになることは避けてください。色むらやランプの寿命を著しく損ねる原因となることがあります。
吸排気口を覆う
吸排気口をふさぐような覆いやカバーを使用しないでください。吸排気口がふさがれると、内部の温度が上昇します。◆吸排気口の位置については、「各部の名
前と働き」 (17 ページ ) をご覧くださ
い。
高地で使用する場合
使用に適さない状態
13設置・使用時のご注意
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液晶プロジェクターについて液晶プロジェクターは非常に精密度の
高い技術で作られていますが、 黒い点
が現われたり、 赤と青、 緑の点が消
えないことがあります。 また、 すじ
状の色むらや明るさのむらが見える場
合もあります。 これらは、液晶プロジェクターの構造によるもので、故障ではありません。
スクリーンについて表面に凹凸のあるスクリーンを使用すると、本機とスクリーン間の距離やズーム倍率によって、まれに画面上に縞模様が現れる場合があります。これはプロジェクターの故障ではありません。
結露について本機の設置してある室内の急激な温度変化は結露を引き起こし、故障の原因となりますので冷暖房にご注意ください。結露とは、 寒いところから急に暖かい
場所へ持ち込んだとき、 本体の内部に
水滴がつくことです。 結露が起きたときは、電源を入れたまま本機をそのまま約 2時間放置しておいてください。
ファンの音について本機の内部には温度上昇を防ぐためにファンが取り付けられており、電源を入れると多少音を生じます。これらは、液晶プロジェクターの構造によるもので、故障ではありません。しかし、異常音が発生した場合にはお買い上げ店にご相談ください。
部屋の照明について直射日光や室内灯などで直接スクリーンを照らさないでください。美しく見やすい画像にするために、以下の点を参考にしてください。・集光形のダウンライトにする。・蛍光灯のような散光照明にはメッシュを使用する。・太陽の差し込む窓はカーテンやブラインドでさえぎる。・光を反射する床や壁はカーペットや壁紙でおおう。
お手入れについて・キャビネットやパネルの汚れは、柔らかい布で軽くふき取ってください。汚れがひどいときには、水でうすめた中性洗剤に柔らかい布をひたし、固くしぼってから汚れをふき取り、乾いた布で仕上げてください。なお、お手入れの際は必ず電源コードをコンセントから抜いてください。・レンズに手を触れたり、固いもので傷をつけたりしないようにご注意ください。・必ず定期的にフィルターのクリーニングをしてください。
持ち運びをするときは本機は精密機器です。本機をソフトケースに入れて持ち運びするときは、衝撃を与えたり、落としたりしないでください。破損の原因となります。また、本機をソフトケースに収納する際には、電源コード及び全ての接続ケーブルをはずし、付属品は付属品入れに入れて収納してください。
使用上のご注意
14 設置・使用時のご注意
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はじめに
B はじめに
本機の特長
高輝度・高画質映像
高輝度新開発の LCD パネルを搭載したソニー独自の光学システムの採用により高効率な光学システムを実現。185W UHPランプで 1800 ルーメン(VPL-CS7)、157W UHP ランプで 1500 ルーメン
(VPL-ES2)の高輝度を達成しました。
高解像度約 48 万画素の 0.62 インチ SVGA 超高開口パネルを 3 枚採用し、RGB 入力時には、水平解像度 800 ドット、垂直解像度 600 ドットを、ビデオ入力時には、水平解像度 600TV 本を実現しました。
操作性の向上
インテリジェントオートセットアップ機能電源ボタンを押すと、プロジェクターを使用する前に必要な設定が完了します。自動的にレンズプロテクターを開き、本体の傾きに応じて V キーストーン ( 垂直台形歪み ) 補正を行い、投影に最適な状態に調整します ( インテリジェントオートセットアップ機能 )。使用頻度が高いキーを天面に配置して、操作性を向上させました。
短焦点レンズ搭載
短焦点レンズの搭載により、限られたスペースでもより大画面で投射することができます。
豊富な画質モード(VPL-ES2のみ)
6 つの画質モードの中から、投射したい映像やお部屋の環境に合ったモードを選ぶことにより、最適な画質を投射することができます。
様々な入力信号に対応
スキャンコンバーターを搭載スキャンコンバーターを内蔵、入力された信号を 800 × 600 ドット内にアップ/ダウンコンバートします。
対応入力信号コンポジット、S ビデオ、コンポーネント、DTV のビデオ信号をはじめ、VGA、SVGA、XGA 信号を表示することができます。
6つのカラー方式に対応自動切り換えで NTSC、PAL、SECAM、NTSC4.43*、PAL-M、PAL-N の 6 つのカラー方式に対応します。
プレゼンテーションに便利な機能
手軽に外部機器を接続あらかじめ 32 種類の入力信号がプリセットされているので、付属のケーブル 1 本を接続するだけで、外部機器の映像を映すことができます。
* NTSC4.43とは、NTSC方式で録画されたビデオカセットを、NTSC4.43方式のビデオデッキで再生したときのカラー方式です。
15本機の特長
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手軽に操作できるリモートコマンダー
画面上の希望の位置を拡大できる D ZOOM キー、接続をはずしても投影している画面をそのまま出し続けられる FREEZE キーなど、付属のリモートコマンダーには便利なキーが装備されています。
モバイルに最適
重さ約 2.8kg(VPL-ES2)/ 約 2.9kg(VPL-CS7)、B5 ファイルサイズで小型で軽量、オフィスのインテリアにとけ込むシンプルで美しいデザインを実現しました。持ち運びに便利で、コンピューターと一緒に手軽に持ち運べます。
オフ&ゴー(VPL-CS7のみ)
電源を切った後、電源コードを抜いても、冷却ファンが自動的に駆動しますので、使用直後でも本機を別の場所へ運ぶことができます。
セキュリティ対応
セキュリティロック電源を入れたときにパスワードの入力を要求し、入力がない場合は映像が投影されないようにすることが可能です。
パネルキーロック本機の操作キーを全て無効にし、操作はリモートコマンダーのみに制限することが可能。いたずらや誤操作を防ぎます。
・ Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。・ VGA、SVGA、XGAは米国 International Business Machines Corporation の登録商標です。・ Kensington は Kensington 社の登録商標です。・ Macintosh は Apple Computer 社の登録商標です。・ VESA は Video Electronics Standard Association の登録商標です。・ Display Data Channel は Video Electronics Standard Association の商標です。
16 本機の特長
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はじめに
各部の名前と働き
a コントロールパネル◆詳しくは、「コントロールパネル」(19
ページ ) をご覧ください。
b レンズプロテクター (レンズカバー)電源を入れると自動的に開きます。
c 排気口
d リモコン受光部
e アジャスター(後ろ足)アジャスターを左右に回して、投影された画像の傾きを微調整します。
f 吸気口 /ランプカバー
g 吸気口/エアーフィルターカバー
排気口/吸気口について
・ 排気・吸気口をふさがないでくだ
さい。 排気・吸気口をふさぐと内部に熱がこもり、火災や故障の原因となることがあります。・ 排気口に手を触れたり、近くに物
を置かないでください。 排気口は高温になるので、やけどや火災の原因となることがあります。
本機の性能を保持するために、約500 時間ごとに必ずエアーフィルターのクリーニングを行ってください。
◆詳しくは、「エアーフィルターをクリーニングする」(52 ページ ) をご覧ください。
h 吸気口
i 電動チルトアジャスター
天面 /前面 / 左側面
後面 /右側面 /底面
5
4
6
7
8
9
qa
0
qs
qd
qf
qg
ご注意
17各部の名前と働き
-
j インジケーター
POWER SAVING(節電モード):節電モード時に点灯します。
TEMP(温度)/FAN(ファン):以下の状態のとき、点灯または点滅します。点灯:本機内部の温度が上がったと
き。点滅:ファンが故障したとき。
LAMP(ランプ)/COVER(カバー):以下の状態のとき、点灯または点滅します。点灯:ランプの交換時期がきたと
き、またはランプの温度が高いとき。点滅:ランプカバーがはずれている
とき、または正しく装着されていないとき。
◆詳しくは、44、56 ページをご覧ください。
k フォーカスリング画像のフォーカスを調整します。
l ズームリング画像の大きさ ( ズーム ) を調整します。
m コネクターパネル◆詳しくは、「コネクターパネル」(20
ページ ) をご覧ください。
n スピーカー
o 盗難防止用ロック市販の盗難防止用ケーブル(Kensington 社製 ) などを接続することができます。Kensington Web ページアドレ
ス:http://www.kensington.com/
18 各部の名前と働き
-
はじめに
1 I / 1(オン / スタンバイ)キー本体がスタンバイ状態のときに押すと、本体の電源が入り、I / 1 キー周囲の ON/STANDBY インジケーターが緑色に点灯します。
2 ON(電源)/STANDBY(オン / ス
タンバイ)インジケーター (I / 1
キー周囲のインジケーター)
以下の状態のとき、点灯または点滅します。赤色に点灯:電源コードをコンセン
トに差し込んだとき。この状態をスタンバイと呼び、I / 1 キーで電源を入れることができます。緑色に点灯:電源が入っていると
き。緑色に点滅:I / 1 キーで電源を
切った後の約 90 秒間(VPL-ES2)/ 約 70 秒(VPL-CS7)。
◆詳しくは、30 ページをご覧ください。
3 INPUT(入力選択)キー
4 TILT( チルト)(傾き )調整キー◆詳しくは「スクリーンに画像を映
す」(28 ページ ) をご覧ください。
5 MENU(メニュー)キーメニューを画面に表示したいときに押します。もう 1 度押すとメニューは消えます。
6 ENTER(確定)キーメニューの設定項目を確定するときに押します。
7 f/F/g/G(矢印)キーメニューに表示されるカーソルを動かすとき、メニューの設定項目を確定するとき、メニューの設定項目の数値を変えるときに使います。
コントロールパネル
INPUT MENU PUSHENTERTILT
1 32 4 56 7
19各部の名前と働き
-
VPL-CS7
VPL-ES2
1 INPUT A(入力A)端子(HD D-sub 15 ピン、メス)コンピューターなどの映像を入力します。コンピューターのモニター出力端子に付属のケーブルで接続します。別売りの接続ケーブルを使用するとコンポーネント信号や 15k RGB 信号を入力することもできます。
◆詳しくは、「ビデオ RGB/ コンポ-ネントの出力端子に接続する場合」(27ページ ) をご覧ください。
2 ビデオ入力端子ビデオデッキなどの映像を入力します。VIDEO 端子(ピンジャック):
ビデオデッキなどの映像出力端子と接続します。S VIDEO 端子(ミニDIN4 ピン):
ビデオデッキなどの S 映像出力端子と接続します。
3 AUDIO ( 音声入力 )端子(ステレオミニジャック)コンピューターからの音声を聞くときは、コンピューターの音声出力端子と接続します。ビデオデッキなどの音声を聞くときは、ビデオデッキなどの音声出力端子と接続します。
4 MONITOR OUT(モニター出力)端子(VPL-CS7のみ)モニターの入力端子に接続します。INPUT A 端子に接続されたコンピューター信号を出力します。
5 AC IN( 電源コンセント )付属の電源コードを接続します。
コネクターパネル
INPUT AS VIDEOVIDEOAUDIO
MONITOR OUT
1
2
3
4
5
INPUT AS VIDEOVIDEOAUDIO
YPB/CBPR/CR
1
2
3
5
6
20 各部の名前と働き
-
はじめに
6 コンポーネント端子(VPL-ES2のみ)接続する機器に応じてコンポーネント信号(Y/CB/CR)、HDTV またはDTV(Y/PB/PR)を入力することができます。
a I / 1(オン /スタンバイ)キー
b ENTER (確定)/v/V/b/B (矢印)キーENTER 機能を使うときは、キーのまん中を押します。
c MENU (メニュー)キー
d D ZOOM(デジタルズーム)+ /-キー画面上の希望の位置を拡大することができます。(デジタルズーム機能)
e リモートコマンダー発光部
f FREEZE (フリーズ)キー投影している画面を静止させます。解除するには、もう1度押します。
g INPUT (入力選択)キー
リモートコマンダー
21各部の名前と働き
-
h APA(Auto Pixel Alignment)キーコンピューターから信号を入力している際に、自動的にくっきり見える位置を得るために押します。
◆詳しくは、初期設定メニューの「スマート APA」(43 ページ ) をご覧ください。
i D KEYSTONE (デジタル台形補正)キー本機の傾き調整と台形補正を手動で調整するとき使います。押す度に、傾き調整メニューと台形補正メニューが交互に表示されます。v/V/b/B キーを使って、角度の調整をします。
j RESET( リセット )キーメニューをリセットしたり、調整した項目の調整値を初期設定状態に戻すとき、ズームした画像を一度で元の大きさに戻すとき使います。メニュー画面、または項目を調整中( 画面に表示中 ) に働きます。
リモコンを使用する前に
電池部の透明フィルムを引き抜いてください。
リチウム電池を交換するには
1 リチウム電池入れを引き出す。つまんでロックをはずしながら手前に引いてください。
2 リチウム電池をはめ込む。
3 リチウム電池入れを差し込む。
リチウム電池についてのご注意・ ボタン型電池を誤って飲み込むことのないよう、リモートコマンダーおよび電池は幼児の手の届かないところに置いてください。・ 万一電池を飲み込んだ場合には、直ちに医師と相談してください。
3面を上に
22 各部の名前と働き
-
はじめに
電池についての安全上のご注意
10 ページの「電池についての安全上のご注意」をよくお読みください。リモートコマンダーが正常に働かない場合は、電池を交換してください。
リモートコマンダーのご注意・リモートコマンダーと本体のリモコン受光部の間に障害物があると、操作できないことがありますので、本機後面にあるリモコン受光部に向けてリモートコマンダ-を操作してください。・リモートコマンダーで操作できる範囲は限られています。本体のリモコン受光部に近いほど、操作が可能な角度が広がります。
23各部の名前と働き
-
B 画像を映す
設置する本機の設置方法を説明します。
単位:m
( 設計値のため多少の誤差があります。)
スクリーンサイズ(インチ)
40 60 80 100 120 150 200 300
距離最小 1.1 1.7 2.3 2.9 3.5 4.4 5.9 8.8最大 1.4 2.1 2.8 3.5 4.2 5.3 7.0 10.6
レンズの中心からスクリーンまでの距離はスクリーンサイズによって変わります。下の表の最小距離と最大距離の範囲で設置してください。
レンズの中心からスクリーンまでの距離
24 設置する
-
画像を映す
接続する接続するときは・各機器の電源を切った状態で接続してください。・接続ケーブルは、それぞれの端子の形状に合った正しいものを選んでください。・プラグはしっかり差し込んでください。不完全な接続は画像の乱れや雑音の原因になります。抜くときは、必ずプラグを持って抜いてください。
ここではコンピューターを本機に接続する方法を説明します。接続する機器の取扱説明書もあわせてご覧ください。
コンピューターを接続する場合例:VPL-CS7
1HD D-sub15 ピンケーブル(付属)
2ステレオオーディオ接続ケーブル(別売り)(抵
抗なしのものをお使いください。)
・ 本機は、VGA、SVGA、XGA 信号に対応していますが、接続するコンピューターの外部モニターの出力信号をSVGA に設定することをおすすめします。・ ノート型のコンピューターなどで、出力信号をコンピューターの液晶ディスプレイと外部モニターの両方に出力するように設定すると、外部モニターに正しく映像が出ない場合があります。この場合は、外部モニターにのみ信号が出力されるように、コンピューターを設定してください。
コンピューターを接続する
ご注意
INPUT AS VIDEOVIDEOAUDIO
MONITOR OUT
左側面
1
2
モニター出力端子へ
音声出力端子へ
コンピューター
25接続する
-
◆詳しくは、お使いのコンピューターの取扱説明書をご覧ください。
ビデオ出力端子のピン配列が 2 列タイプのものを接続する場合は、市販のアダプターをご使用ください。
ここではビデオ機器を本機に接続する方法を説明します。接続する機器の取扱説明書もあわせてご覧ください。
映像出力、S映像出力端子に接続する場合例:VPL-CS7
1ステレオオーディオ接続ケーブル(別売り)(抵
抗なしのものをお使いください。)
2ビデオ接続ケーブル(別売り)または
3S ビデオ接続ケーブル(別売り)
ご注意
ビデオ機器を接続する
AUDIO
AUDIO INPUT AS VIDEOVIDEO
MONITOR OUT
左側面
1 2
映像出力端子へ
S映像出力端子へ
音声出力端子へ
ビデオ機器
3
26 接続する
-
画像を映す
ビデオRGB/コンポ-ネントの出力端子に接続する場合例:VPL-ES2
1シグナルケーブル SMF-402(別売り)
HD D-sub 15 ピン(オス)y 3 ×ピンジャック
または
2コンポーネントビデオ(3 ×ピンジャック y 3
×ピンジャック(別売り)(75Ω 同軸ケーブルを
ご使用ください。)(VPL-ES2 のみ)
3ステレオオーディオ接続ケーブル ( 別売り)
(抵抗なしのものをお使いください。)
・ 入力する信号に応じて、信号設定メニューの「ワイドモード」を設定してください。・ INPUT A 端子をビデオ GBR の出力端子に接続する場合は、信号を入力する前に初期設定メニューの「入力 A 信号種別」をビデオ GBR に、15k コンポーネント機器に接続する場合はコンポーネントに切り換えてください。
・ ビデオ GBR/ コンポーネント信号を外部同期信号で入力する場合は、複合同期信号にしてください。
ここではモニター機器を本機に接続する方法を説明します。接続する機器の取扱説明書もあわせてご覧ください。
※ チェーン接続は不可
ご注意
AUDIO
YPB/CBPR/CR
AUDIO INPUT AS VIDEOVIDEO
左側面
音声出力端子へ
RGB/コンポーネント出力端子へ
15K RGB/コンポーネント機器
13 2
モニター機器を接続する(VPL-CS7のみ)
MONITOR OUT
AUDIO INPUT AS VIDEOVIDEO
左側面
モニターケーブル(別売り)HD D-sub 15 ピン(オス)yHD D-sub 15 ピン(オス)
モニター機器
27接続する
-
スクリーンに画像を映す
1 電源コードをコンセントに差し込み、各機器の接続をする。ON/STANDBY インジケーターが赤色に点灯し、スタンバイ状態になります。
2 I / キーを押して、電源を入れる。ON/STANDBY インジケーターが緑色に点灯し、インテリジェントオートセットアップ機能が働きま
す。レンズプロテクターが開き、電動チルトアジャスターが立ち上がり、前回の調整時と同じ位置(傾き)で止まります。
3 接続した機器の電源を入れる。
4 INPUTキーを押して投影する映像を選ぶ。キーを押すたびに、映像信号が以下のように切り換わります。
スマート APA(Auto Pixel Alignment)が働き、接続されている機器の画像をくっきりと調整します。
5 接続した機器の映像信号の出力先を切り換える。ノートタイプやモニター一体型のコンピューターを接続したときには、キー ( など ) や設定によって映像信号の出力先を切り換える必要のあるものがあります。
INPUT MENU PUSHENTERTILT
8リモコン受光部
ON/STANDBYインジケーター
投影する映像 画面の表示コンピューターなど
(入力 A 端子につないだ機器)
入力 A
コンポーネント端子につないだ機器
コンポーネント(VPL-ES2 のみ)
ビデオ機器(VIDEO端子につないだ機器)
ビデオ
ビデオ機器(S VIDEO 端子につないだ機器)
S ビデオ
VGALCD / /
28 スクリーンに画像を映す
-
画像を映す
・ オート入力サーチが「入」に設定されていると、接続されている機器の信号を自動的にサーチし、入力信号のあるチャンネルを表示します。詳しくは、初期設定メニューの「オ-ト入力サーチ」(43 ページ ) をご覧ください。・ スマート APA は、コンピューター信号入力時にのみ働きます。
6 画像の位置を調整する。
リモートコマンダーを使って調整する場合D KEYSTONE キーを押して傾き調整メニューを表示し、v/V/b/Bキーで調整します。
コントロールパネルで調整する場合TILT 調整キーの f または F を押して、プロジェクターの傾きを調整します。
・ 電動チルトアジャスターを TILT 調
整キーで調整すると、V キーストー
ン補正が自動的に働きます。オート
キーストーン補正を実行しない場合
は、設置設定メニューの「V キース
トーン」を「マニュアル」に設定し
ます。(46 ページ参照 )
・ V キーストーンをオートに設定する
と、V キーストーン補正は自動的に
調整されますが、室温やスクリーン
の傾きなどにより適正な補正が得ら
れない場合があります。この場合
は、マニュアルで調整を行います。
画面に「V キーストーン」が表示さ
れるまでリモートコマンダーの D
KEYSTONE キーを押して、v/V/
b/B キーで値を調整してください。
調整された値は電源を切るまで有効
です。
・ 電動チルトアジャスターを調整する
ときは、手をはさまないようにして
ください。
・ 電動チルトアジャスターを出した状
態で、本機を上から強く押さえない
でください。故障の原因になりま
す。
ご注意
F7 Fx
Fn
または
Fx: "x" は任意の数値で、コンピューターのメーカーによって異なります。
+
ご注意
TILT
高くなる低くなる
TILT 調整キー
電動チルトアジャスター
29スクリーンに画像を映す
-
7 ズームリングを動かして、画像の大きさを調整する。
8 フォーカスリングを動かして、フォーカスを調整する。
投影中にレンズをのぞくと光が目に入
り、人体に悪影響を与えることがあり
ます。
電源を切る1 I / キーを押す。
「パワーオフしますか?もう一度 I / 1 キーを押してください。」というメッセージが表示されます。
確認のメッセージは I /1 キー以外の
キーを押すか、5 秒間何もキーを押さ
ないと消えます。
2 I / キーを再び押す。電動チルトアジャスターが本体に収納され、レンズプロテクターが閉まります。ON/STANDBY インジケーターが緑色に点滅し、本機内部の温度を下げるために、ファンがVPL-CS7 は 70 秒間、VPL-ES2 は90 秒間回り続けます。はじめの 60秒間は早い間隔で点滅します。この間は再び I / 1 キーを押しても、再度ランプを点灯させることはできません。
3 ファンが止まり、ON/STANDBYインジケーターが赤く点灯するのを確認してから、電源コードを抜く。
画面のメッセージを確認できない場合は状況により画面のメッセージを確認できない場合は、手順 1、2 の操作のかわりに I / 1 キーを約 2 秒押したままにしても電源を切ることができます。
ご注意
30 電源を切る
-
画像を映す
・ ファンが回っている間は、電源コードを抜かないでください。 本機内部の温度が充分下がらないうちにファンが止まるため、故障の原因となることがあります。(VPL-ES2 のみ)・ オフ & ゴー機能の内蔵回路により、I /
1 キーで電源を切り ON/STANDBY インジケーターが赤色に変わってからも、しばらくの間ファンが稼動していることがあります。(VPL-CS7 のみ)
◆オフ & ゴー機能について詳しくは、35ページをご覧ください。
ご注意
31電源を切る
-
B 便利な使いかた
メニュー表示言語を切り換えるメニュー画面やメッセージの表示言語を 15 言語の中から選ぶことができます。お買い上げ時は「English」( 英語 )に設定されています。 表示言語を変更したいときは、以下の手順で変更します。
1 電源コードをコンセントに差し込む。
2 I/ キーを押して、電源を入れる。
3 MENUキーを押す。メニュー選択画面が表示されます。現在選択されているメニュ-が黄色いボタンで表示されます。
4 vまたは Vキーを押してMENU SETTING ( メニュー設定 )メニューを選び、BまたはENTERキーを押す。選んだメニューの設定項目が表示されます。
INPUT TILT MENU PUSHENTER
リモコン受光部
PICTURE SETTING
Pic tu re Mode:Ad jus t P ic tu re. . .
Vo lume: 30
Input A
Input A
::
::
A
32 メニュー表示言語を切り換える
-
便利な使いかた
5 vまたは Vキーを押して「Language」( 表示言語 )を選び、Bまたは ENTERキーを押す。
6 v、 B、 b、Vキーを押して表示させたい言語を選び、ENTERキーを押す。画面表示が、選んだ言語に切り換わります。
メニュー画面を消すにはMENU キーを押す。約 1 分間操作をしない場合もメニューは自動的に消えます。
セキュリティロック本機は、セキュリティロック機能を搭載しています。電源を入れると事前に設定してあるパスワードの入力を要求し、正しいパスワードを入力しないと映像を投影できません。
パスワードを忘れてしまったり、パスワード管理者が不在の場合、本機を使用することができなくなります。この機能をご使用の場合はあらかじめ以上のことをご承知のうえお使いください。
セキュリティロックをかけるには
1 MENUキーを押して設置設定メニューの「セキュリティロック」を「入」にする。
2 パスワードを入力する。MENU、v/V/b/B、ENTER の 6つのキーを使用して 4 桁のパスワードを入力してください。
(出荷時には“ENTER, ENTER, ENTER, ENTER”が設定されていますので、はじめてご使用になるときは、ENTER を 4 回入力してください。)
次に新しいパスワードの入力画面が表示されます。
ご注意
33セキュリティロック
-
(現在のパスワードと同じで良い場合でも、ここで入力してください。)パスワードを入力画面に入れる。
3 確認の為もう一度パスワードを入力する。
以下のメッセージが表示されたら完了です。
「パスワードが違います!」というメッセージがメニュー画面に表示された場合は、手順 1 からやり直してください。
4 設定完了後に本機の電源を切り、電源コードを抜き設定を有効にする。セキュリティロックが有効となり、次に電源をいれたときにパスワードの入力画面が表示されます。
セキュリティ認証パスワードの入力画面が表示されたら、設定されているパスワードを入力してください。パスワードの入力に3回続けて失敗すると、これ以降の操作ができません。その場合、I / 1 キーを押し、電源を切ってください。
セキュリティロックを解除するには
1 MENUキーを押して設置設定メニューの「セキュリティロック」を「切」にする。
2 パスワードを入力する。設定してあるパスワードを入力してください。
パスワードを忘れてしまったためテクニカルインフォメーションセンターへお問い合わせをするときは、シリアル番号とお客様の確認が必要になります(国によって異なります)。お客様の確認ができるとパスワードをご案内致します。
ご注意
34 セキュリティロック
-
便利な使いかた
その他の機能
会議室などをすぐに移動するような場合には、電源を切り、アジャスターが本体に収納され、レンズプロテクターが閉じた後に電源コードを抜くことができます。電源コードを抜いても内蔵回路により、ファンが一定時間自動的に稼動します。
・ 電動チルトアジャスターが本体に収納され、レンズプロテクターが閉じたことを確認してから電源コードを抜いてください。アジャスターが本体に収納されていない状態で動かすとアジャスターが壊れる恐れがあります。・ キャリングケースなどに収納する際は、「電源を切る」(30 ページ ) の手順に従って電源を切り、本機が充分に冷えた状態で収納してください。・ ただし本機の通電時間が約 15 分間よりも短い場合、充電不足のためにファンが回らないこともあります。その場合は「電源を切る」(30 ページ ) の手順に従って電源を切ってください。
画面を拡大する(デジタルズーム機能)
画面上の希望の位置を拡大できます。この機能はコンピューターからの信号を入力しているときに働きます。ビデオ信号を入力しているときは働きません。
1 通常の画面を映し、リモートコマンダーのD ZOOM+キーを押す。画面中央にデジタルズームのアイコンが表示されます。
2 v/V/b/Bキーを使って、拡大したい位置にアイコンを移動する。
3 もう一度D ZOOM+キーを押す。アイコンのある位置を中心に画像が拡大され、拡大率が数秒間画面に表示されます。+キーを押すごとに拡大率が上がります(最大 4 倍)。
また、この状態で v/V/b/B キーを押すと、拡大されたまま画像の位置が移動します。
オフ&ゴー機能について(VPL-CS7のみ)
ご注意
プレゼンテーションに便利な機能
デジタルズ-ムアイコン
35その他の機能
-
拡大した画像を元の大きさに戻すにはD ZOOM -キーを押します。一度で元の大きさに戻すには、リモートコマンダーの RESET キーを押します。
投影している画面を静止させる(フリーズ機能)
リモートコマンダーの FREEZE キーを押すと、投影している画面を静止させて表示することができます。キーが押されると、画面に「フリーズ」と表示されます。この機能はコンピューターからの信号を入力しているときに働きます。元の画面に戻すには、FREEZE キーをもう 1 度押します。
36 その他の機能
-
メニューで行う調整と設定
B メニューで行う調整と設定
メニューの操作方法本機では、画質調整や入力信号の設定、初期設定の変更など、各種調整や設定をメニュー画面で行います。
画面に表示される項目について
入力信号表示
選択されている入力チャンネルを表示します。信号が入力されていないときは 表示になります。メニュー設定メニューの「画面表示」で非表示にすることもできます。
入力信号設定表示
入力Aの場合:コンピューター / コンポーネント / ビデオ GBR のいずれかが表示されます。ビデオ /Sビデオの場合:オートまたはメニュー設定されているカラー方式が表示されます。
1 MENUキーを押す。メニュー選択画面が表示されます。現在選択されているメニューボタンが黄色で表示されます。
2 vまたはVキーを押してメニューを選び、Bまたは ENTERキーを押す。選んだメニューの設定項目が表示されます。
3 vまたはVキーを押して設定したい項目を選び、BまたはENTERキーを押す。選んだ項目の設定項目がポップアップメニューまたは次の階層に表示されます。
NTSC 3.58
入力信号表示
入力信号設定表示
画質の調整などを行う調整メニュー
x
::
::
:
A
ポップアップメニュー表示画面メニュー 設定項目 現在の入力信号
37メニューの操作方法
-
4 設定項目の調整や設定をする。数値を変更する項目の場合 :数値を大きくするときは、v またはB キーを押す。数値を小さくするときは、V またはb キーを押す。ENTER キーを押すと元の画面に戻ります。設定を選ぶ場合 :v または V キーを押して設定を選び、b または ENTER キーを押す。元の画面に戻ります。
◆表示言語項目については、設定が異なります。詳しくは、「メニュー表示言語を切り換える」(32 ページ ) をご覧ください。
メニュー画面を消す
MENU キーを押す。約 1 分間操作をしない場合もメニューは自動的に消えます。
設定値をリセットする
リモートコマンダーの RESET キーを押す。「終了しました!」というメッセージが表示され、画面に表示中の設定値が工場出荷時の値に戻ります。リセットできる項目は以下のとおりです。・「画質調整 ...」の「コントラスト」、「明るさ」、「色の濃さ」、「色あい」、「シャープネス」・「入力信号調整 ...」の「ドットフェーズ」、「水平サイズ」と「シフト」
設定値の記憶について
設定値は自動的に本体に記憶されます。
入力信号がない場合
入力信号がない場合は、「この項目は調整できません。」というメッセージが表示されます。
調整できない項目について
入力信号によって調整できない項目はメニューに表示されません。
◆詳しくは、49 ページをご覧ください。
次の階層に表示された画面メニュー 設定項目
38 メニューの操作方法
-
メニューで行う調整と設定
画質設定メニュー
画質や音量を調整するメニューです。
設定項目 機能 初期設定値画質モード 画質モードを選びます。
・ダイナミック:明暗のはっきりしたメリハリのある画質になります。・スタンダード:通常はスタンダードに設定されています。また、「ダイナミック」で画質にザラツキ感があるとき、ざらつきを抑えた画質になります。
下記のモードは VPL-ES2 のみご使用になれます。・ゲーム: ゲームなどを観るのに適した画像になります。・リビング: スポーツ、ミュージック、デジタルビデオカメラなどの素材を観るのに適した画像になります。・シネマ: 映画などを観るのに適した画像になります。・プレゼンテーション: プレゼンテーションなどを観るのに適した画像になります。
入力信号による
音量 音量を調節します。 30画質調整 ... 下記の項目は、「画質モード」 ( 「ダイナミック」、「スタンダード」お
よび「ゲーム」、「リビング」、「シネマ」、「プレゼンテーション」(VPL-ES2 のみ))ごとに設定値が記憶されます。
コントラスト コントラストを調整します。 入力信号による
明るさ 明るさを調整します。 入力信号による
色の濃さ 色の濃さを調整します 入力信号による
39画質設定メニュー
-
色あい 色あいを調整します。設定値が大きくなると緑がかり、小さくなると紫がかります。
50
シャープネス シャープネスを「強」、「中」、「弱」の中から選択します。「強」にすると映像がくっきりし、「弱」にすると映像が柔らかくなります。
入力信号による
黒補正(VPL-ES2 のみ)
黒補正を設定すると明暗のはっきりしたメリハリのある画質になります。映像ソースに合わせて設定します。・強 :強い黒補正。・弱 :弱い黒補正。・切 :黒補正しない。
切
ガンマモード ガンマ補正曲線を選びます。・グラフィックス :中間調の再現性が高くなります。写真を自然な階調で再現します。・テキスト :白と黒の対比をはっきりさせます。文字の多い画像に適しています。
グラフィックス
色温度 画像に合わせて好みの色温度を選びます。・高 :画像の白い部分を青みがかった白にします。・低 :画像の白い部分を赤みがかった白にします。
入力信号による
設定項目 機能 初期設定値
40 画質設定メニュー
-
メニューで行う調整と設定
信号設定メニュー
入力信号の設定を変更するメニューです。
設定項目 機能 初期設定値ワイドモード 画面のアスペクト(縦横比)を選びます。
・切 : 4:3 の映像を入力しているときに選びます。・入 : DVD プレーヤーなどから 16:9(スクイーズ)の映像を入力するときに選びます。
画質モードによる
入力信号調整 ...ドットフェーズ
LCD パネルとコンピューターから出力される信号の位相を調整します。APA キーを押して調整した後、さらに画像をくっきりさせたい場合に調整します。
入力信号による
水平サイズ コンピューターから出力される信号の画像の水平方向の大きさを調整します。設定値が大きくなると画面の水平方向の大きさが大きくなり、小さくなると画面の水平方向の大きさが小さくなります。入力信号のドット数と同じ数値に合わせてください。◆詳しくは、64 ページをご覧ください。
入力信号による
シフト 画像の位置を調整します。H で水平方向の位置を、V で垂直方向の位置を調整します。H の設定値が大きくなると画面が右に、小さくなると画面が左に移動します。V の設定値が大きくなると画面が上に、小さくなると画面が下に移動します。b または B キーで水平方向の位置を、v または Vキーで垂直方向の位置を設定します。
入力信号による
41信号設定メニュー
-
・ SVGA、XGA 信号を入力した場合、「スキャンコンバーター」項目は表示されません。
・ 営利目的、また公衆に視聴させることを目的として、喫茶店、ホテルなどにおいて、ワイ
ドモード切り換え機能などを利用して、面積の分割表示や圧縮、引き伸ばしなどを行い
ますと、著作権法上で保護されている著作者の権利を侵害する恐れがありますのでご注
意ください。
本機は、あらかじめ 32 種類 の映像データをプリセットしています(プリセットメモリー)。プリセットされた信号の入力時は、本機が入力信号を自動的に判別し、プリセットメモリー内のデータを呼び出し、最適な画面に調整します。入力信号のメモリーナンバーと信号種類は情報メニュー画面(48 ページ)に表示されます。プリセットされたデータを信号設定メニューで調整することもできます。また、プリセットメモリーとは別に、20 個のユーザーメモリーがあり、プリセットされていない入力信号に対する設定を登録できます。プリセットされていない信号が初めて入力された場合は、メモリーナンバー 0 と表示され、信号設定メニューで設定を変更した場合、本機に登録されます。登録数が 20 個を越えると、古いデータから順番に上書きされます。
◆詳しくは、「プリセット信号一覧」(64 ページ ) をご覧ください。
下記の信号に対しては、プリセットメモリーからデータが呼び出された後、下の表に従って、「水平サイズ 」を変更してください。「水平サイズ」を調整したあと、「シフト」で微調整してください。
アスペクト(縦横比)が 4:3 以外の場合、画面の一部が黒で表示されます。
スキャンコンバーター
「切」に設定した場合、入力画素数を LCD の 1 ピクセルに合わせて表示します。画像が鮮明になります。この場合、画面に表示される画像は小さくなります。
入
ご注意
プリセットメモリーナンバーについて
信号 メモリーナンバー サイズSuper Mac-2 23 1312SGI-1 23 1320Macintosh 19" 25 1328
ご注意
設定項目 機能 初期設定値
42 信号設定メニュー
-
メニューで行う調整と設定
初期設定メニュー
初期設定を変更するメニューです。
設定項目 機能 初期設定値スマート APA APA (Auto Pixel Alignment) とは、コンピュー
タ信号入力時に、画像をくっきり見えるように自動調整する機能です。信号設定メニューの
「ドットフェーズ」、「水平サイズ」、「シフト」の3 つの項目を自動で調整します。・入:コンピューター信号が入力されると自動的に APA の機能が働き画像がくっきり見えるように自動調整が始まります。ただし、一度自動調整された信号は、ケーブルを抜き差ししたり、入力切換をした場合でも自動調整されません。「入」に設定されているときでも、リモートコマンダーの APA キーを押して調整することができます。・切:リモートコマンダーの APA キーを押したときのみ調整が始まります。
入
オ-ト入力サーチ 「入」に設定した場合、電源投入時またはINPUT キーが押されたときに、入力 A/ コンポーネント(VPL-ES2 のみ)/ ビデオ /S ビデオの順に入力信号の有無を検出し、入力信号のあるチャンネルを表示します。
切
入力 A 信号種別 INPUT A 端子に入力される信号を「コンピューター」信号、「コンポーネント」信号と「ビデオGBR」信号から選びます。
コンピューター
43初期設定メニュー
-
・ APA キーは、スクリーンいっぱいに画像が映っているときに押してください。投影している画像の周辺領域に黒の部分が多く含まれていると、正しく APA 機能が働かず、画像の一部が表示されないことがあります。・ 調整中にもう 1 度 APA キーを押すと、調整が取り消され、元の状態に戻ります。・ 信号によっては、正しく調整されないことがあります。・ 画質を手動で調整するときは、信号設定メニューの「ドットフェーズ」、「水平サイズ」、「シフト」の調整をしてください。
カラー方式 カラーシステムを選びます。「オート」にすると、自動的にカラーシステムを判断します。信号の状態が悪く、画像が乱れたり、色がつかない場合は、入力信号のカラー方式を選択してください。PAL60 の場合は「PAL」を選択してください。オートでは判別できません。
オート
パワーセービング(節電モード)
「入」に設定した場合、本体に信号が入力されない状態が 10 分以上続くと節電モードになり、ランプが消え、ファンが回り続けます。節電モードは、信号が入力されたり、キー操作をすると解除されます。ただし、節電モードに入りランプが消えた直後から 60 秒間はすべてのキーを受け付けません。
切
イルミネーション セット後部の SONY ロゴが通電時光っていますが、これを入/切します。
入
パネルキーロック 本体天面のコントロールパネルキーをすべてロックし、リモートコマンダーのみで操作するように制御できます。コントロールパネルキーをロックしたいときは、
「入」に設定します。「入」に設定時、本体がスタンバイ状態でコントロールパネルの I / 1 キーを約 10 秒押すと電源が入り、電源が入った状態で押すと、スタンバイ状態になります。電源が入った状態で MENU キーを約 10 秒押すとロックが解除され、設定が「切」になります。
切
ご注意
設定項目 機能 初期設定値
44 初期設定メニュー
-
メニューで行う調整と設定
メニュー設定メニュー
本機の表示のしかたを変更するメニューです。
設定項目 機能 初期設定値画面表示 画面表示の設定をします。
「切」に設定した場合、メニューの表示、電源を切るときの確認メッセージ、警告メッセージ以外の画面表示が出ないようにします。
入
表示言語 メニュー画面表示の言語を変更します。「English」(英語)、「Nederlands」(オランダ語)、「Français」(フランス語)、「Italiano」
(イタリア語)、「Deutsch」(ドイツ語)、「Español」(スペイン語)、「Português」(ポル
トガル語)、「 」(ロシア語)、
「Svenska」(スウェーデン語)、「Norsk」(ノル
ウェー語)、「 」、「 」(中文簡体
字)、「 」(中文繁体字)、「 」
(韓国語)、「 」(タイ語)から選ぶこ
とができます。
English(英語)
メニュー位置 メニューの表示位置を設定します。「左上」、「左下」、「中央」、「右上」、「右下」から選択します。
中央
メニュー色 メニュー表示のトーンを設定します。「ホワイト」、「ブラック」から選択します。
ホワイト
A
45メニュー設定メニュー
-
設置設定メニュー
設置設定を変更するメニューです。
設定項目 機能 初期設定値傾き調整 ... 投影画面の位置 ( 高さ)を調整します。V キーストーン 投影角度によって画像が台形になってしまった
場合にこれを補正します。自動で調整する場合は「オート」に設定し、手動で調整する場合は「マニュアル ... 」に設定します。リモートコマンダーの b/v/B/V キーで調整します。
画面の上辺より下辺が長い場合
マイナス方向に数値を設定します。
画面の下辺より上辺が長い場合
プラス方向に数値を設定します。
オート
画像反転 画像を水平または垂直方向に反転します。・切:画像は反転しません。・上下左右:画像を水平、垂直方向に反転します。・左右:画像を水平方向に反転します。・上下:画像を垂直方向に反転します。
切
無信号入力時背景 本機に信号が入力されていない場合の画面の色を「ブラック」、「ブルー」の中から選択します。通常は「ブルー」に設定してください。
ブルー
ランプモード 投影時のランプの明るさを設定します。・高:画面が明るくなります。・標準:投影時のファン音が静かになり、消費電力を軽減します。画面は「高」に設定した場合よりも暗くなります。
標準
46 設置設定メニュー
-
メニューで行う調整と設定
・ V キーストーン補正の自動調整は、室温やスクリーンの傾きなどにより適正な補正が得られない場合があります。・ 画像反転メニューで「上下左右」または「上下」を設定した場合、ランプモードは常に「標準」で動作します。
高地モード 海抜 1500m 以上の高地でのご使用の場合は「入」に設定します。
切
セキュリティロック 本機にセキュリティロックを設定します。「入」にし、パスワードを設定するとロックがかかります。
◆ 詳しくは、「セキュリティロック」(33 ページ )をご覧ください。
切
ご注意
設定項目 機能 初期設定値
47設置設定メニュー
-
情報メニュー
投影時の画像の水平、垂直周波数やランプ使用時間などの情報を見ることができます。
これらの項目は、表示のみです。変更はできません。
設定項目 機能 初期設定値水平周波数 水平周波数を表示します。
周波数表示は絶対値ではなく目安となる値です。垂直周波数 垂直周波数を表示します。
周波数表示は絶対値ではなく目安となる値です。ランプ使用時間 ランプの使用時間を累積して表示します。
ご注意
入力信号のメモリーナンバー
信号種類
48 情報メニュー
-
メニューで行う調整と設定
入力信号と調整・設定項目
メニューによっては、入力信号の種類によって調整・設定できる項目が限られます。詳しくは、下の表をご覧ください。調整・設定できない項目はメニューに表示されません。
画質調整メニュー
◯:調整・設定できる項目 ×:調整・設定できない項目
信号設定メニュー
○:調整・設定できる項目 ×:調整・設定できない項目*1:プリセットメモリーナンバー 3、 4 を除く*2:プリセットメモリーナンバー 5、 45、 47、 48、 50 を除く
項目入力信号
ビデオまたはSビデオ
コンポーネント
ビデオGBR コンピューター
コントラスト ◯ ◯ ◯ ◯明るさ ◯ ◯ ◯ ◯色の濃さ ◯ (白黒信号を除
く)◯ ◯ ×
色あい ◯ (NTSC 3.58/4.43のみ)
(白黒を除く)
◯ ◯ ×
シャープネス ◯ ◯ ◯ ×黒補正 (VPL-ES2 のみ)
○ ○ ○ ×
ガンマモード × × ◯(プリセットメモリーナンバー 3、 4 のみ)
◯
色温度 ◯ ◯ ◯ ◯音量 ◯ ◯ ◯ ◯
項目入力信号
ビデオまたはS ビデオ
コンポーネント ビデオ GBR コンピューター
ドットフェーズ × × × ◯水平サイズ × ◯ *1 ◯ *1 ◯シフト × ◯ *1 ◯ *1 ◯スキャンコンバーター × × × ◯ VGA以下ワイドモード ◯ ◯ *2 ◯ *2 ×
49情報メニュー
-
B お手入れ
ランプを交換する次のような場合は新しいランプと交換してください。・光源のランプが切れたとき・光源のランプが暗くなったとき・ 「ランプを交換してください。」というメッセージが表示されたとき・ LAMP/COVER インジケーターが点灯したとき
ランプ交換時期はその使用条件によって変わってきます。交換ランプは、別売りのプロジェクターランプ LMP-E180(VPL-CS7)/LMP-E150(VPL-ES2)をお使いください。それ以外のものをお使いになると故障の原因になります。
I / 1 キーで電源を切った直後はランプが高温になっており、さわるとやけどの原因となることがあります。ランプを充分に冷やすため、ランプ交換は、本機の電源を切ってから 1時間以上たってから行ってください。
・ ランプが破損している場合は、お買い上げ店またはテクニカルインフォメーションセンターにご相談ください。・ ランプを取り出すときは、必ず取り出し用のハンドルを持って引き出してください。他の部分を持って引き出すと、けがややけどの原因となることがあります。・ ランプを取り出すときは、ランプを水平に持ち上げ、傾けないでください。ランプを傾けて持つと、万一ランプが破損した場合に、ランプの破片が飛び
出し、けがの原因となることがあります。
1 本機の電源を切り、電源コードをコンセントから抜く。
本機を使用した後にランプを交換する場合は、ランプを冷やすため、1 時間以上たってからランプを交換してください。
2 本機や机に傷がつかないよう布などを敷き、その上で本機を裏返す。
本機を、しっかりと安定させてください。
3 ランプカバーのネジ(1本)をプラスドライバーでゆるめ、ランプカバーを開く。
安全のため、他のネジは絶対にはずさないでください。
ご注意
ご注意
ご注意
50 ランプを交換する
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お手入れ
4 ランプのネジ(2本)をプラスドライバーでゆるめ(1)、取り出し用ハンドルを起こし(2)ランプを引き出す(3)。
5 新しいランプを確実に奥まで押し込み(1)、ネジ(2本)を締め(2)、取り出し用ハンドルを元に戻す(3)。
・ランプのガラス面には触れないようご注意ください。
・ランプが確実に装着されていないと、電源が入りません。
6 ランプカバーを閉め、ネジ(1本)を締める。
7 本機の向きを元に戻す。
8 電源コードを接続する。I / 1 キー周囲の ON/STANDBY インジケーターが赤色に点灯します。
9 リモートコマンダーのキーをRESETキー、bキー、Bキー、ENTERキーの順に、それぞれ5秒以内に押す。
ランプをはずした後のランプの収納部に金属類や燃えやすい物などの異物を入れないでください。火災や感電の原因となります。また、やけどの危険がありますので手を入れないでください。
ご注意
本体底面
51ランプを交換する
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エアーフィルターをクリーニングする約 500 時間ごとにエアーフィルターのクリーニングが必要です。「フィルターを掃除してください」というメッセージが表示されたら、吸気口の外側から掃除機で掃除してください。500 時間は目安です。使用環境や使いかたによって異なります。
掃除機で掃除しても汚れが取れにくいときは、フィルターをはずし洗ってください。
1 電源を切り、電源コードを抜く。
2 本機や机に傷がつかないように布などを敷き、その上で本機を裏返す。
3 エアーフィルターカバーをはずす。
4 エアーフィルターをはずす。
5 中性洗剤を薄めた液で洗ったあと日陰で乾かす。
6 エアーフィルターをはめて、エアーフィルターカバーを本機に取り付ける。
52 エアーフィルターをクリーニングする
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お手入れ
・エアーフィルターのクリーニングを怠ると、ゴミがたまり、内部に熱がこもって、故障・火災の原因となることがあります。・ フィルターを洗っても汚れが落ちないときは、付属の交換用エアーフィルターと交換してください。・ エアーフィルターカバーはしっかり取り付けてください。きちんと取り付けられていないと、本機内部にゴミが入り、故障の原因となることがあります。
ご注意
53エアーフィルターをクリーニングする
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B その他
故障かな?と思ったら修理に出す前に、もう 1 度次の点検をしてください。以下の対処を行っても直らない場合は、お買い上げ店にお問い合わせください。
電源に関する項目
映像に関する項目
症状 原因と対処電源が入らない。 ・ I / 1 キーで電源を切った後すぐに電源を入れた。
c 約 90 秒たってから電源を入れてください。(30 ページ )・ランプカバーがはずれている。
c ランプカバーをしっかりとはめてください。(50 ページ )
LAMP/COVER、TEMP/FAN インジケーターが2つとも点灯している。
・電気系統の故障です。c お買い上げ店にご相談ください。
電動チルトアジャスター、レンズプロテクターが閉まらない。
・電源を切らずに電源プラグを抜いた。c もう一度電源プラグをコンセントに差して、通電状態にしてから電源を切ってください。
電動チルトアジャスターが全く動作しない。
・電気系統の故障です。c お買い上げ店にご相談ください。緊急でご使用になる必要がある場合は、エマージェンシーモードでご使用になってください。(59 ページ )
症状 原因と対処映像が映らない。 ・ケーブルがはずれている。または正しく接続されていない。
c 接続を確認してください。(25 ページ )・接続手順が正しくない。
c 本機はDDC2B(Display Data Channel 2B)に対応しています。お使いのコンピューターがDDCに対応している場合は、1. 本機とコンピューターを接続し、2. 本機の電源を入れ、3. コンピューターを起動してください。
・入力切り換えが正しくない。c INPUT キーで正しく選んでください。(28 ページ )・出力信号がコンピューターの外部モニターに出力されるように設定されていない。あるいは外部モニターとコンピューターの液晶ディスプレイの両方に出力するように設定されている。c 出力信号をコンピューターの外部モニターのみに出力するように設定してください。(25 ページ )
c ノートタイプや液晶一体型のコンピューターを接続したときには、キーや設定によって映像の出力先を切り換える必要があります。(28 ページ )詳しくは、お使いのコンピューターの取扱説明書をご覧ください。
54 故障かな?と思ったら
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その他
画面にノイズが出る。
・入力信号のドット数と LCD パネルの画素数の関係により、特定の画面の背景にノイズが出ることがある。c お使いの機器のデスクトップパターンを変えてください。
INPUT A 端子から入力している映像の色がおかしい。
・初期設定メニューの「入力 A 信号種別」の設定が入力信号と合っていない。c 入力信号に合わせて初期設定メニューの「入力A信号種別」で「コンピューター」、「ビデオ GBR」、「コンポーネント」信号の設定を正しく合わせてください。(43 ページ )
INPUT A 端子から正しく信号を入力しているのに「入力 A信号種別の設定を確認してください。」というメッセージが表示される。
・初期設定メニューの「入力 A 信号種別」が入力信号と合っていない。c 入力信号に合わせて初期設定メニューの「入力A信号種別」で「コンピューター」、「ビデオ GBR」、「コンポーネント」信号の設定を正しく合わせてください。(43 ページ )
画面表示が出ない。 ・メニュー設定メニューの「画面表示」が「切」に設定されている。c 「画面表示」の設定を「入」にしてください。(45 ページ )
色がおかしい。 ・画質の調整をしていない。c 画質の調整をしてください。(39 ページ )・入力信号のカラー方式が合っていない。
c 入力信号に合わせて初期設定メニューの「カラー方式」で正しく設定してください。(44 ページ )
画面が暗い。 ・「コントラスト」、「明るさ」の設定が正しくない。c 画質調整 ... メニューで正しく設定してください。(39 ページ )・ランプが消耗している。