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ユーザー ガイド
ColorDirector 7CyberLink
著作権All rights reserved.
法律の認める範囲において、ColorDirectorは情報、サービス、またはColorDirectorに関連して提供される製品についていかなる保証も行わないこと、商品性、特定目的への適合性、プライバシー保護の見込み、非侵害性についていかなる暗示的保証も行わないことを含め、明示または暗示の有無に関わらず、いかなる保証も行わず現状のままで提供されます。
このソフトウェアをご使用になると、お客様はCyberLinkがこのソフトウェアまたはこのパッケージに含まれる素材を使用した結果生じる直接的、間接的、結果的損失について一切責任を負わないことに同意したものとみなされます。ここに記載する条件は、台湾の法律により管理および解釈されるものとします。
ColorDirectorは本書に記載されるその他の会社名および製品名と同じく登録商標であり、識別を目的としてのみ記載されており、その所有権は各社が所有しています。
Manufactured under license from Dolby Laboratories. Dolbyand the double-D symbol are registered trademarks of DolbyLaboratories. Confidential unpublished works. Copyright1995-2005 Dolby Laboratories. All rights reserved.
本社所在地 CyberLink Corporation
15F., No. 100, Minquan Rd., Xindian Dist.New Taipei City 231, Taiwan (R.O.C.)
Web サイト https://www.cyberlink.comTEL 886-2-8667-1298FAX 886-2-8667-1385
Copyright © 2019 CyberLink Corporation. All rights reserved.
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目次1 紹介第 1 章:1 ようこそ
4 最小システム要件
5 動画を読み込む第 2 章:5 対応するファイル形式
5 360° 動画ファイルを読み込む
6 プログラムに動画を読み込む
6 サイバーリンク クラウドから動画をダウンロードする
8 ColorDirector の作業領域第 3 章:8 ColorDirector のモジュール
9 ライブラリー/調整/出力パネル
12 キーフレーム設定パネル
12 ストーリーボード パネル
13 ビデオ ビューアー ウィンドウ
22 ColorDirector のプロジェクト第 4 章:22 プロジェクトの縦横比を設定する
23 プロジェクトを書き出す
23 サイバーリンク クラウドのプロジェクト
24 キーフレームを使用する第 5 章:26 キーフレーム タイムライン
30 キーフレームを追加する
33 動画の調整を行う第 6 章:33 ヒストグラム
37 部分調整ツール
63 全体調整ツール
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77 調整プリセットを使用する第 7 章:77 DirectorZone からプリセットをダウンロードする
78サイバーリンククラウドからプリセットをダウンロードする
79 カスタム プリセットを保存する
79 動画にプリセットを適用する
80 プリセットを共有、バックアップする
81 プリセットを書き出し/読み込む
82 調整をオン/オフにする第 8 章:83 出力第 9 章:83 動画ファイルを出力する
85 動画を共有する
89 ColorDirector の基本設定第 10 章:89 全般の基本設定
90 DirectorZone の基本設定
90 カラーの基本設定
91 ハードウェア アクセラレーションの基本設定
91 出力の基本設定
91 サイバーリンク クラウドの基本設定
93 ColorDirector のホットキー第 11 章:98 ライセンスと著作権第 12 章:100 テクニカル サポート第 13 章:100 テクニカル サポートにお問い合わせになる前に
101 Web サポート
101 ヘルプ リソース
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紹介
紹介第 1 章:
この章では、CyberLink ColorDirector の概要について説明します。CyberLinkColorDirector のシステム要件についても説明します。
注:当ガイドは参考資料です。また、内容および対応するプログラムは予告なしに変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
ようこそCyberLink の製品をご利用いただきありがとうございます。CyberLink ColorDirector は、映像の色を作成、補正して見栄えの良いムービーに仕上げる動画編集プログラムです。他の編集プログラムで動画をレンダリングしたり、YouTube や Vimeo にアップロードしたりすることもできます。
最新機能ここでは CyberLink ColorDirector の最新機能を紹介します。
· 最新の TrueVelocity エンジンにより、パフォーマンスと編集速度が向上。· 部分調整ツールの追加: HDR エフェクト、レベル、カーブなど。· カラー レベルを調整して、色を再定義。· カスタムのカラー ルックアップ テーブル (CLUT) を CUBE 形式で作成。· 適用した調整プリセットのレベルを調整。
DirectorZone とサイバーリンク クラウドDirectorZone およびサイバーリンク クラウドを使ってカラー プリセットをアップロード、ダウンロードしたり、メディア、基本設定、プロジェクトなどをバックアップすることができます。
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DirectorZoneDirectorZone からユーザーが作成した調整プリセットをダウンロードして、自分の動画に適用することができます。カスタム プリセットを DirectorZone にアップロードして共有することもできます。
DirectorZone を利用するには、ウィンドウ上の ボタンをクリックし、ColorDirector の基本設定を開き、[DirectorZone] のタブをクリックしてサインインします。詳細は、「DirectorZone の基本設定」 を参照してください。
また、定期的に ボタンをクリックすると、最新の [DirectorZone 掲示板] を確認することができます。通知ウィンドウのこのセクションをクリックすると、掲示板が表示されます。DirectorZone の機能やサービスに関する詳細は、https://directorzone.cyberlink.com をご覧ください。
サイバーリンク クラウドサイバーリンク クラウドは CyberLink のクラウド サービスで、ColorDirector のプリセット、プロジェクトや出力したビデオ クリップなどをアップロード、ダウンロードすることができます。メディア、基本設定、プロジェクトなどをバックアップすることで、複数のコンピューターで同様に作業することができます。
注:サイバーリンク クラウドは定期契約が必要なクラウド ストレージ サービスで、一部の CyberLink製品に搭載されています。弊社の Web サイトからご購入いただけます。詳細は、https://jp.cyberlink.com/products/cyberlink-cloud をご覧ください。
ColorDirector のバージョンCyberLink ColorDirector でご利用いただける機能は、インストールされているバージョンによって異なります。
右上の CyberLink ColorDirector のロゴをクリックするか、メニューから [ヘルプ] >[CyberLink ColorDirector バージョン情報] を選択すると、CyberLinkColorDirector のバージョンやビルド番号が表示されます。
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紹介
ColorDirector 365ColorDirector 365 は CyberLink ColorDirector のサブスクリプション バージョン (定期契約) で、CyberLink ColorDirector のすべての編集、色補正機能とサイバーリンク クラウドのストレージ サービスなどがご利用いただけます。
ColorDirector 365 のサブスクリプションでは、次の機能がご利用いただけます。
· CyberLink ColorDirector Ultra バージョンのすべての動画色補正機能 (4K UltraHD ビデオでの出力を含む)。
· サイバーリンク クラウドのストレージにプログラムの基本設定、プロジェクト、カスタム出力プロファイル、プリセットをバックアップ。
· CyberLink ColorDirector Ultra の最新バージョンにアップデート。
ColorDirector 365 は、メディアと最新の編集技術にアクセス可能な便利な動画編集ツールです。
ColorDirector をアップデートするCyberLinkでは、定期的にソフトウェアのアップグレードおよびアップデート (パッチ) を提供しています。アップグレードが可能になると、自動的に確認メッセージが表示されます。
注:この機能を使用するには、インターネットに接続する必要があります。ソフトウェアをアップデートするには、次の操作を行います。
1. ボタンをクリックして通知ウィンドウを開きます。2. [新規アップデート] および [アップグレード情報] セクションを確認します。3. アイテムを選択して Web ブラウザーを開き、そこからアップグレードを購入したり、最新パッ
チをダウンロードします。
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最小システム要件このプログラムを実行するためのシステム要件は以下の通りです。
システム要件
オペレーティング システム
· Microsoft Windows 10, 8/8.1, 7 (64 ビット OS を推奨)
プロセッサー (CPU) · Intel Core™ i-series または AMD Phenom® IIグラフィック プロセッサー (GPU)
· 128 MB VGA VRAM (1 GB または より高度な VRAMおよび OpenCL 対応を推奨)
メモリー · 2 GB 必須 (8 GB 以上を推奨)ハード ディスク · 2 GB 必須画面解像度 · 1024 x 768、16 ビット カラーインターネット接続 · ソフトウェア&ファイル形式のアクティブ化には、インターネット接
続が必要
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動画を読み込む
動画を読み込む第 2 章:
ここでは、動画を CyberLink ColorDirector に読み込む方法を説明します。動画は 1 つずつ、またはフォルダー全体を読み込むことができます。
対応するファイル形式CyberLink ColorDirector が対応するファイル形式は次の通りです。
動画: AVI, FLV (H.264), M2TS (H.264 AVC, H.265 HEVC), MKV (H.264 AVC,H.265 HEVC), MOD, MOV, MPEG-1, MPEG-2, MPEG-4 (H.264 AVC, H.265HEVC), TOD, VOB (+ Dolby Digital 2ch または 5.1ch), VRO (+ Dolby Digital2ch または 5.1ch), WEBM (VP9 および Opus オーディオ), WMV, XAVC S。
Canon & Nikon DSLR 動画ファイルにも対応します。
360° 動画ファイルを読み込む360 度のカメラで録画した動画ファイルを読み込み、編集することができます。読み込む前に、プロジェクトの縦横比が 360º になっていることを確認します。詳細は、「プロジェクトの縦横比を設定する」 を参照してください。
注:360° プロジェクトを使う前に、360° の動画を貼り付ける必要があります。ファイルの貼り付け、編集に関する詳細は、360° カメラの説明書をご覧ください。360° 動画ファイルの色補正が完了したら、360° 動画ファイルとして出力することができます。詳細は、「360° 動画を出力する」 を参照してください。
360° 投影形式を設定する360° 動画ファイルで出力 (再生、編集用に) されているのに検出されない場合、 手動で360° 投影形式を設定することができます。通常のファイルが 360° 動画ファイルとして検出された場合、360° モードを無効にすることもできます。
360° の投影形式を設定するには、次の操作を行います。
1. メディア ライブラリー/ストーリーボードの 360° メディア ファイルを右クリックして、[360°投影形式の設定] を選択します。
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2. 次のいずれかの 360° 投影形式を選択します。· 正距円筒図法 (360° 形式):「正距円筒図法」は、360° 動画に使われる標準の投影法で、360° の環境を、長方形の画面上に球状で映し出します。
· 2D 形式 (非 360° 形式):選択したメディア ファイルが 2D の場合は、このオプションを選択します。
プログラムに動画を読み込むコンピューターのハード ドライブ、リムーバブル デバイス (メモリー カードやポータブル ハード ドライブなど) から動画を読み込むことができます。
CyberLink ColorDirector に動画を読み込むには、次の操作を行います。
1. [ライブラリー] をクリックして、次のいずれかの読み込みオプションを選択します。
· - 個々の動画ファイルを読み込みます。コンピューター/リムーバブル デバイスから読み込む動画をすべて選択し、[開く] をクリックします。
· - 動画が含まれるフォルダーを読み込みます。コンピューター/リムーバブル デバイスから読み込むフォルダーを選択し、[フォルダーの選択] をクリックします。
· - サイバーリンク クラウドにアップロードされている動画ファイルをダウンロードします。詳細は、「サイバーリンク クラウドから動画をダウンロードする」 を参照してください。
2. ライブラリーに動画が読み込まれます。注:動画ファイルを CyberLink ColorDirector のウィンドウにドラッグ&ドロップして、プログラムに読み込むこともできます。
サイバーリンククラウドから動画をダウンロードするサイバーリンク クラウドの契約ユーザーは、サイバーリンク クラウドのストレージから直接ライブラリーに動画をダウンロードすることができます。
サイバーリンク クラウドから動画をダウンロードするには、次の操作を行います。
1. [ファイル] メニュー アイテムをクリックして、[サイバーリンク クラウドからメディアをダウンロード] を選択します。ライブラリー パネルの ボタンをクリックすることもできます。
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動画を読み込む
2. ダウンロードするすべての動画ファイルを選択します。3. [ダウンロード] ボタンをクリックします。選択したファイルがダウンロードされ、ライブラリーに
読み込まれます。
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ColorDirector の作業領域第 3 章:
この章では、CyberLink ColorDirector の作業領域と機能について説明します。 作業領域は使用頻度が最も高い部分です。
A - ColorDirector モジュール、B - キーフレーム設定パネル、C - ColorDirector 基本設定、D -ライブラリー/調整/出力パネル、E - ビデオ ビューアー ウィンドウ、F - ストーリーボード パネル
ColorDirector のモジュールCyberLink ColorDirector には、[ライブラリー]、[調整]、[出力] の 3 つのメイン モジュールがあります。
ライブラリー[ライブラリー] ボタンをクリックすると、ビデオ クリップを読み込んだり、動画ファイルの詳細情報を表示することができます。ライブラリーに読み込んだら、ストーリーボード パネルに追加して、調整、編集を行います。詳細は、「ライブラリー パネル」 を参照してください。
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ColorDirector の作業領域
調整[調整] モジュールでは、CyberLink ColorDirector に読み込んだビデオ クリップの補正、調整を行います。[調整] ボタンをクリックしてプリセットを適用すると、モーション トラッキング マスクやグラデーションを使用したり、動画の彩度、色相、ホワイト バランスを調整したりすることができます。詳細は、「動画の調整を行う」 を参照してください。
出力ビデオ クリップを調整したら、[出力] モジュールでレンダリングして、調整内容を適用する必要があります。ストーリーボード パネルにあるすべてのビデオ クリップは、[出力] モジュールで出力されると 1 つの長い動画にレンダリングされます。詳細は、「出力」 を参照してください。
ライブラリー/調整/出力パネルウィンドウの左パネルは、モジュールによって異なります。 次に、各パネルの概要と一部の機能を紹介します。
ライブラリー パネル[ライブラリー] パネルでは、ビデオ クリップの読み込みを行います。各ビデオ クリップのメタデータ情報にアクセスすることもできます。ライブラリー中のビデオ クリップをダブルクリックすると、プレビューウィンドウで再生が開始します。
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動画を読み込む動画ファイルは個々に、または特定のフォルダーにあるすべての動画を読み込むことができます。詳細は、「動画を読み込む」 を参照してください。
ライブラリー中の動画を並べ替えるリストの並べ替えオプションを選択して、ライブラリー中の動画を並べ替えることができます。
ファイル名、長さ、ファイル作成日で動画を並べ替える (昇順、降順) オプションがあります。
ライブラリー ビューを設定する必要に応じて、ライブラリー ビューを変更することができます。デフォルトでは、ライブラリー ディスプレイのビデオ クリップはサムネイルで表示されます。ライブラリー パネル右上のボタンをクリックすると、表示を変更することができます。
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ColorDirector の作業領域
を選択すると、動画ファイルはフレーム名で表示されます。 を選択すると、ビデオ サムネイルで表示されます。
注:クリップ ライブラリーと動画情報の間にある分割線をクリック&ドラッグすると、クリップを大きく表示することができます。
動画情報ライブラリーでビデオ クリップを選択すると、[ライブラリー] パネルにクリップの詳細情報が表示されます。表示される情報には、動画とオーディオ コーデック情報、ファイル サイズと種類、動画の解像度、フレーム レート、縦横比などがあります。
ストーリーボードにビデオ クリップを追加するライブラリーにビデオ クリップを読み込んだら、ストーリーボードに追加して調整、編集を行う必要があります。ビデオ クリップを 1 つずつ調整、出力したり、複数のビデオ クリップ (長い動画に結合) を追加することができます。
ストーリーボードにビデオ クリップを追加するには、次のいずれかを行います。
· ライブラリーからストーリーボードにドラッグします。· ライブラリーで選択し、サムネイル上の をクリックします。
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調整パネル[調整] パネルでは、調整ツールから動画の色補正や調整を行うことができます。[調整] パネルのツールに関する詳細は、「動画の調整を行う」 を参照してください。
出力パネル[出力] モジュールでは、調整したビデオ クリップをレンダリングする前に [出力] パネルで基本設定を行うことができます。[出力] パネルのコントロールに関する詳細は、「動画を出力する」 を参照してください。
キーフレーム設定パネル[調整] モジュールで [手動] タブをクリックし、 ボタンをクリックすると、[キーフレームの設定]パネルが表示されます。キーフレームを使って、変更内容を適用する開始点と終了点を指定します。
この機能の詳細は、「キーフレームを使用する」 を参照してください。
ストーリーボード パネル[ストーリーボード] パネルには、調整する動画を配置します。
A - ビデオ クリップ、B - シーン検出
ストーリーボード パネルから再生、調整する動画を選択して、ビデオ ビューアー ウィンドウで表示します。
注:ストーリーボード パネルにあるすべてのビデオ クリップは、[出力] ウィンドウで出力さ れると 1 つの長い動画にレンダリングされます。ビデオ クリップを一緒にレンダリングしない場合は、それらを 1 つずつストーリーボードに追加して、調整、出力を個別に行う必要があります。
ストーリーボード パネルで動画を閲覧中に、次の操作を行うことができます。
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ColorDirector の作業領域
· ストーリーボード パネル中のビデオ クリップの順番を並べ替えます。パネルからクリップを選択し、新しい位置にドラッグします。
· ストーリーボード パネルからクリップを削除するには、クリップを右クリックして、[削除] を選択します。キーボードの Ctrl キーを押しながら選択すると、一度に複数のビデオ クリップを削除することもできます。パネルで クリップを選択し、ビデオ ビューアー ウィンドウ上の ボタンをクリックします。
· ストーリーボード パネルのビデオ クリップを右クリックして、[ファイルの場所を開く] を選択すると、Windows Explorer でファイルが表示されます。
· ストーリーボードの アイコンが付いたビデオ クリップ サムネイルは、そのクリップが調整済みであることを示します。
· ビデオ クリップ サムネイルの アイコンをクリックすると、そのクリップに含まれるシーンが検出されます。検出されたシーンは他のビデオ クリップ同様、ストーリーボード パネルに追加されます。この機能の詳細は、「ビデオ クリップからシーンを検出する」 を参照してください。
注:トリミングまたは分割したビデオ クリップでは、シーンは検出できません。· ビデオ ビューアーのキャンバス エリア (映像周りの部分) をダブルクリックすると、ストーリーボード パネルは非表示になり、動画が大きく表示されます (ビューアーのみモード)。もう一度ダブルクリックすると、ストーリーボード パネル (ビューアー&ストーリーボード モード) が再度表示されます。
ビデオ ビューアー ウィンドウビデオ ビューアー ウィンドウには、ストーリーボード パネルで選択した動画のプレビューが表示されます。調整内容がこのウィンドウに表示されます。
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A - 動画のトリミング、B - シーンの検出、C - 動画の分割、D - 動画の削除、E - フル スクリーンで表示、F - セカンダリー モニター ディスプレイ モード、G - ビューアー ディスプレイ モードの選択、H - ビューアー モードの選択、I - ビューアー ズーム、J - プレーヤー コントロール、K - 再生オプション、L - モーション トラッキング コントロール、M - 360° ビューアー モードを有効化、N - プレビューの表示、O - ビデオ タイムコード ディスプレイ
ビデオ クリップをトリミングする[トリミング] 機能を使うと、ビデオ クリップの不要な部分を削除することができます (ストーリーボード パネルのビデオ クリップの開始と終了部分)。
ビデオ クリップをトリミングするには、次の操作を行います。注:トリミング機能は、[ライブラリー] と [調整] モジュールでのみ使用できます。1. ストーリーボード パネルからトリミングするビデオ クリップを選択し、ビデオ ビューアー ウィンド
ウ上の ボタンをクリックして、[トリミング] ウィンドウを開きます。 2. プレーヤー コントロールを使って、トリミングの開始位置を見つけます。 3. 開始/終了インジケーターをクリック&ドラッグして、トリミング位置を設定します。
上下矢印を使って [開始位置] と [終了位置] のタイムコードを手動で設定することもできます。
4. [OK] をクリックして、変更内容を設定し、クリップをトリミングします。
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ColorDirector の作業領域
ビデオ クリップをトリミング中に、次の点に注意してください。
· ビデオ クリップを指定した長さにトリミングするには、[所要時間] コントロールを使用します。
· トリミング後のクリップをプレビューするには、[出力] を選択して [再生] ボタンをクリックします。
· [トリミング] ウィンドウから、トリミングしたクリップを設定し直すこともできます。
ビデオ クリップからシーンを検出するシーン検出機能は、ビデオ クリップに含まれる個々のシーン (またはあらかじめ編集してある動画) を自動的に検出し、それらを複数のクリップに分割する機能です。検出されたシーンは他のビデオ クリップ同様、ストーリーボード パネルに追加されます。
注:検出されたシーンは元の動画から分割されることなく、ストーリーボード パネルから別々に移動したり、削除したりすることができます。
ビデオ クリップのシーンを検出するには、次の操作を行います。注:トリミングまたは分割したビデオ クリップでは、シーンは検出できません。シーン検出機能は、[ライブラリー] と [調整] モジュールでのみ使用できます。
1. ストーリーボード パネルからクリップを選択し、ビデオ ビューアー ウィンド ウ上の ボタンをクリックして、[シーンの検出] ウィンドウを開きます。ストーリーボード パネルのビデオ クリップ サムネイルの アイコンをクリックすることもできます。
2. ビデオ クリップのシーンが自動的に検出され、[シーン] のパネルに表示されます。
3. ビデオ クリップからシーンが検出されたら、[OK] ボタンをクリックします。検出されたすべての分割クリップは、ストーリーボード パネルに表示されます。
シーンの検出時に、次の点に注意してください。
· 必要に応じて、[感度] スライダーでシーン検出の感度を調整します。これを行うことで、検出されたシーンの数が増減する場合があります。[開始] をクリックして、ビデオ クリップのシーンを再検出します。前に検出されたクリップの消去を確認してから、更新されたシーンが検出され、[シーン] のパネルに表示されます。
· ボタンをクリックして、[シーン検出詳細設定] を設定します。選択したビデオ クリップが DV-AVI ファイルの場合、[ビデオ フレームの変更で検出する] (すべての他のファイル形式で使用) または [タイムコードの変更で検出する] (例:録画を開始/停止時に、
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タイムコードが自動的に設定) のオプションがあります。処理に時間がかかる場合は、[検出中はプレビューしない] オプションを選択します。
· 検出完了前に停止するには、再生コントロールの [停止] ボタンをクリックします。· シーンを手動で検出するには、スライダー ([クリップ] モード) を新しいシーンの開始部分
までドラッグして、 をクリックします。· 検出されたシーンをプレビューするには、[シーン] パネル ([シーン] が選択されていることを確認) でシーンを選択して、[再生] ボタンをクリックします。
· クリップ タイムラインに検出されたシーン マーカーをすべて表示するには、[クリップ] が検出されていることを確認します。
· 2 つ以上の検出シーンを 1 つのシーンに結合するには、[シーン] パネルでそのシーンを選択して、[結合] をクリックします。クリップを元に戻すには、[すべて削除] をクリックします。
ビデオ クリップを分割するストーリーボードのビデオ クリップを簡単に 2 つのクリップに分割することができます。タイムラインスライダー (またはプレーヤー コントロール) を使って、クリップを分割する位置に移動します。次に
ボタンをクリックして、2 つのクリップに分割します。分割されたクリップは、個別に動かして調整することができます。
注:分割機能は、[ライブラリー] と [調整] モジュールでのみ使用できます。この機能を使って、ビデオ クリップの不要な部分をカットしたり、クリップ間に他のメディアを挿入したりすることもできます。
プレビューを表示する[調整] モジュールを使用時、もしくは動画をフル スクリーンで表示時に、タイムライン スライダーの左右どちらかの黄色いマークをクリック&ドラッグして、ストーリーボード上のビデオ クリップの範囲を選択します。
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ColorDirector の作業領域
選択して [プレビューの表示] をクリックすると、選択した範囲のみのプレビューが表示されます。[再生] ボタンをクリックすると、選択した範囲の色調整がスムーズに表示されます。
ビューアー ディスプレイ モードを選択するビデオ ビューアー ウィンドウには、ビデオ クリップに適用した調整が簡単に確認できる、複数のディスプレイ モードがあります。ビューアー ディスプレイ モード セクション横の矢印をクリックすると、選択可能なディスプレイ モードが表示されます。
注:これらのディスプレイ モード ボタンは、[調整] モジュールでのみ使用できます。
· 1 つ表示- ストーリーボード パネルで選択したビデオ クリップを 1 つのプレビューウィンドウで表示します。
· 左右 - 左に元の映像、右に調整後の映像が配置されます。
· 分割 - 左右 - 1 つの映像が 2 つに分割され、左に元の映像、右に調整後の映像が配置されます。
· 上下 - 上に元の映像、下に調整後の映像が配置されます。
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· 分割 - 上下 - 1 つの映像が 2 つに分割され、上に元の映像、下に調整後の映像が配置されます。
セカンダリー モニター ディスプレイ モード2 つ以上のモニターをコンピューターに接続している場合、 ボタンをクリックして、セカンダリーモニター用のディスプレイ モードを選択します。
注:このボタンを表示するには、コンピューターにセカンダリー ディスプレイを接続して、Windows の [画面のプロパティ] の設定で、デスクトップをセカンダリー ディスプレイに拡張設定する必要があります。· ミラー:ビューアー表示をセカンダリー モニターにコピーします。
· 交互:調整中の動画のセカンダリー ビューを表示します。例えば、[左右] モードで動画を調整する場合、セカンダリー モニターに [後] の動画がフル スクリーンで表示されます。
· なし:セカンダリー モニターに何も表示しない場合に選択します。
ビュー モードを選択する動画を閲覧、表示中に、ビデオ ビューアー ウィンドウのボタンから、次のビュー モードを選択します。
· ビューアー&ストーリーボード モード - ビデオ ビューアー ウィンドウおよびストーリーボード パネルを表示する場合に選択します。 動画の閲覧が簡単にできます。
· ビューアーのみモード - 映像を大きく表示する場合に選択します。注:ビデオ ビューアーのキャンバス エリア (映像周りの部分) をダブルクリックすると、ストーリーボード パネルは非表示になり、動画が大きく表示されます (ビューアーのみモード)。もう一度ダブルクリックすると、ストーリーボード パネル (ビューアー&ストーリーボード モード) が再度表示されます。
プログラムで動画を再生する場合、または調整を行う場合は、 を選択して現在の動画をフル スクリーンで表示します。フル スクリーン モードの をクリックすると閉じます。
注:フル スクリーン モードでは、選択した範囲をスムーズに再生することができます。詳細は、「プレビューを表示する」 を参照してください。
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ColorDirector の作業領域
ビューアー ズームビデオ ビューアー ウィンドウで動画をプレビュー時に、右上のズーム ドロップダウンからプレビューするサイズを選択します。
注:キーボードの Ctrl キーを押し、マウス ホイールを使ってビデオ ビューアー ウィンドウを拡大、縮小することもできます。
[フィット] を選択すると、ビューアー ウィンドウに合わせて動画のサイズが変更されます。注:ビデオ プレビュー ウィンドウの動画サイズを [100%] ズームにすると小さく表示され、[フィット] を選択すると映像が歪んでしまう場合は、画質の設定が正しいことをことを確認してください。詳細は、「再生オプション」 を参照してください。
ビデオ クリップを拡大/縮小すると、ビデオ フレームの右下にナビゲーション サムネイルが表示されます。四角をクリック&ドラッグして、表示する部分を指定します。
ビデオ プレーヤー コントロールストーリーボード パネルからビデオ クリップを選択し、 ボタンをクリックすると再生が開始します。[再生] ボタンを押すと、選択したクリップだけが再生されます。ストーリーボードのクリップをすべて再生するには、 ボタンをクリックしてフル スクリーン モードに入り、 をクリックしてムービー全体を再生します
ビデオ ビューアー ウィンドウの再生コントロールを使って、一時停止/再生停止、早送り、前/次のフレームに移動、音量調整などを行います。タイムコード ディスプレイの再生スライダーをクリック&ドラッグすると、指定するタイムコードにすばやく移動することもできます。
再生オプション ボタンをクリックして、次の再生オプションにアクセスします。
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· 画質:ビデオ ビューアー ウィンドウの動画画質を設定します。元の動画画質に基づいて設定するようお勧めします。
· リアルタイム プレビュー:次のいずれかのプレビュー モードを選択します。· リアルタイム プレビュー:クリップおよびエフェクトをリアルタイムで同期化・表示します。動画のプレビューは、25 フレーム (PAL)、30 フレーム (NTSC)/秒で表示されます。
· ノン リアルタイム プレビュー:音声をミュートし、速度を落としてプレビューを表示することで、スムーズに編集を行うことができます。低性能のコンピューターで HD 映像を編集する場合や、プレビュー時にフレームの脱落がある場合にお勧めします。編集中にスムーズにプレビューできない場合、音声をミュートし、速度を落とすことで、さらに多くのフレーム/秒を参考にできます。
モーション トラッキング コントロールモーション トラッキング コントロールは、[部分調整ツール] の [モーション トラッキング マスク] タブから使用できます。これらは動画中の動くオブジェクトに部分調整を適用する場合に使用します。詳細は、「モーション トラッキング マスクを使用する」 を参照してください。
360° 動画ファイルを再生する360° 動画ファイルをストーリーボードに追加したら、360° ビューアー モードで再生することができます。360° ビューアー モードで動画ファイルを再生するには、次の操作を行います。
1. 最初に、プロジェクトの縦横比を [360°] に設定します。詳細は、「プロジェクトの縦横比を設定する」 を参照してください。
2. ストーリーボードから 360° 動画ファイルを選択します。
3. をクリックして、360° ビューアー モードを有効にします。4. [再生] ボタンをクリックして、再生を開始します。5. 360° コントロールを使って、360° のイメージを表示します。注:プレビュー ウィンドウでマウスをクリック&ドラッグして、360° の環境を表示することもできます。
360° コントロール
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ColorDirector の作業領域
360° メディア ファイルを再生中にプレビュー ウィンドウをクリック&ドラッグして 360° のイメージを
動かすか、 コントロールを使って左右上下に動かします。コントロール中心の をクリックして、デフォルトの表示位置をリセットすることもできます。
注:マウスのスクロール ホイールを使って、360° の表示を拡大/縮小することもできます。360° ビューアー モードを閉じるには、キーボードの [Esc] キーを押すか、ウィンドウ右上の [X] をクリックします。
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ColorDirector のプロジェクト第 4 章:
ビデオ クリップを調整中に ボタンをクリックすると、.cds ファイル (CyberLinkColorDirector でのみ使用可能) で保存されます。
注:CyberLink ColorDirector プロジェクト (.pds) ファイルには、ストーリーボード パネルのビデオクリップのリストと、クリップに行ったすべての編集、調整ログが含まれます。プロジェクト ファイルには、ビデオ クリップは含まれません。1 つの場所にすべてのプロジェクト ファイルを保存するには、[プロジェクト素材をまとめて保存] 機能を使用します。メニューから [ファイル] > [プロジェクト素材をまとめて保存] を選択します。
[ファイル] メニューのオプションから、新規/既存プロジェクトを保存、作成したり、開くことができます。サイバーリンク クラウドの契約ユーザーは、保存したプロジェクトなどをサイバーリンク クラウドにアップロードすることもできます。詳細は、「サイバーリンク クラウドのプロジェクト」 を参照してください。
注:新しいプロジェクトを作成する場合、ライブラリーはリセットされます。同じメディア (現在のライブラリーに含まれるもの) を使って新しいプロジェクトを作成するには、[ファイル] > [新規作業領域] を選択します。
CyberLink ColorDirector でビデオ クリップの編集を行っても、プログラムに読み込んだ元の動画には 影響しません。すべての編集はプロジェクト ファイルに保存されており、クリップをトリミング、調整しても、ハードディスクに保存されている元のファイルはそのままの状態です。つまり、いつでもやり直しが可能なため、安心して編集作業を進めることができます。
プロジェクトの縦横比を設定するプロジェクトの縦横比を設定するには、ウィンドウ上の縦横比のドロップダウンから選択します。
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ColorDirector のプロジェクト
選択した縦横比でビデオ ビューアー ウィンドウのサイズが変更されます。
読み込んだ動画が 360°の動画ファイルの場合、プロジェクトの縦横比は 360º になり、360°のバーチャル リアリティー ビデオを編集、出力することができます。360° 動画ファイルの読み込みに関する詳細は 「360° の動画ファイルを読み込む」 を、出力に関する詳細は 「360° の動画を出力する」 を参照してください。
プロジェクトを書き出すすべての素材をコンピューターのハード ドライブまたはサイバーリンク クラウド* のフォルダーにまとめて、プロジェクトを書き出すことができます。書き出したプロジェクトは、CyberLinkColorDirector を実行する他のコンピューターに読み込むことができます。
注:CyberLink PowerDirector 11 以降がコンピューターにインストールされている場合、メニューから [ファイル] > [PowerDirector にプロジェクトを書き出し] を選択して、ストーリーボード中のすべてのビデオ クリップを直接 PowerDirector のタイムラインに送信することもできます。プロジェクトを書き出すには、[ファイル] > [プロジェクト素材をまとめて保存] を選択します。サイバーリンク クラウドの契約ユーザーは、[ファイル] > [サイバーリンク クラウドにプロジェクト素材をまとめて保存、アップロード] を選択すると、サイバーリンク クラウドのフォルダーにバックアップすることができます。
サイバーリンク クラウドのプロジェクトサイバーリンク クラウドの契約ユーザーは、[ファイル] > [サイバーリンク クラウドにプロジェクトをアップロード] を選択すると、サイバーリンク クラウドにプロジェクト ファイルを保存することができます。
サイバーリンク クラウドに保存されるプロジェクト (プロジェクト素材としてまとめて保存されたフォルダーを含む) を開くには、[ファイル] メニューまたは「ようこそ」ウィンドウから [サイバーリンク クラウドからプロジェクトをダウンロード] を選択します。表示されるウィンドウからプロジェクトを選択し、[ダウンロード] をクリックします。
注:サイバーリンク クラウドに保存されるパック プロジェクト (プロジェクト素材をまとめて保存) を開く場合、プロジェクト ファイルとすべてのプロジェクト メディアはローカル コンピューターにダウンロードされ、「サイバーリンク クラウドの基本設定」で指定されるダウンロード フォルダーに保存されます。
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CyberLink ColorDirector 7
キーフレームを使用する第 5 章:
デフォルトでは、ビデオ クリップの色を補正したり、カラー グラデーションを追加する場合、調整内容は動画中のすべてのフレーム (ビデオ クリップ全体) に適用されます。特定のフレームにのみ調整内容を適用するには、[キーフレームの設定] パネルで開始点と終了点を定義します。
[調整] モジュールの をクリックして、[キーフレームの設定] パネルを表示します。
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キーフレームを使用する
キーフレームを使って、それぞれの調整の開始、終了点を細かく定義することができます。[キーフレームの設定] パネルには、それぞれの調整アイテムのキーフレーム コントロールがあります。
キーフレームを使ってビデオ クリップを調整するには、次の操作を行います。
1. ストーリーボードからビデオ クリップを選択し、 ボタンをクリックして [キーフレームの設定] パネルを開きます。
2. キーフレーム タイムラインを使って、ビデオ クリップのフレーム (調整の開始、終了部分) を検索します。詳細は、「キーフレーム タイムライン」 を参照してください。
3. キーフレームを追加して、調整を開始、終了する部分にマークします。詳細は、「キーフレームを追加する」 を参照してください。
注:部分調整マスクの形、位置、サイズを変更すると、キーフレームはキーフレーム タイムラインにも追加されます。
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4. 必要に応じて、ビデオ クリップを調整します。詳細は、「動画の調整を行う」 を参照してください。
キーフレーム タイムラインカスタムのキーフレーム タイムラインは、ストーリーボード パネルに読み込まれたビデオ クリップ毎に生成され、[キーフレームの設定] パネルに表示されます。 下の例でいうと、ビデオ クリップが 15秒だと、キーフレーム タイムラインも 15 秒になります。
タイムライン スライダーの位置は、再生スライダーと、ビデオ ビューアー ウィンドウのタイムコードディスプレイの位置に対応します。
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キーフレームを使用する
[キーフレームの設定] パネルの端をクリックしてドラッグすると、タイムラインとプレビュー ウィンドウの動画サイズを変更できます。
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キーフレーム タイムラインを拡大して、キーフレームの位置を細かく設定することもできます。 タイムラインを拡大/縮小するには、タイムライン ルーラーをクリックして左右にドラッグします。または、[調整] パネル下の スライダーを使います。
上の例では、タイムラインはフレーム レベルまで拡大されています。 ここでは、タイムライン ルーラーの各線は、ビデオ フレームを示します。
タイムライン マーカータイムライン マーカーをキーフレームタイムライン ルーラーに追加して、キーフレームを細かく設定することができます。
注:PowerDirector にプロジェクトを書き出している場合、タイムラインに追加されたすべてのタイムラインは、クリップ マーカー トラックで利用できます。プロジェクトの書き出しに関する詳細は、「プロジェクトを書き出す」 を参照してください。
タイムライン マーカーを追加するタイムライン マーカーを追加するには、次の操作を行います。
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キーフレームを使用する
1. キーフレーム タイムライン ルーラーの上にマウスを置きます。ブルーのタイムライン マーカーは現在の時間を示します。
注:キーフレーム タイムライン マーカーを正確に配置するには、タイムライン ルーラーを使ってタイムラインを拡張します。2. タイムライン マーカーの配置位置が決まったら、ルーラーを右クリックして [タイムライン マ
ーカーの追加] を選択するか、キーボードの [M] キーを押します。3. [注] にタイムライン マーカーのメモを入力します。4. [OK] をクリックして、新しいタイムライン マーカーを追加します。
タイムライン マーカーはストーリーボードのタイムラインにも追加されます。
5. 追加されたタイムライン マーカーをクリックすると、タイムライン スライダーがその位置に移動します。これにより、ビデオ クリップのその瞬間にキーフレームを簡単に追加することができます。
注:キーフレーム タイムライン マーカーを移動するには、希望の位置に手動でドラッグします。必要に応じて、キーフレーム タイムライン ルーラーを拡張して行ってください。
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キーフレーム タイムライン ルーラーを右クリックして [マーカーの管理] を選択すると、追加されたすべてのタイムライン マーカーが表示されます。このリストから既存のマーカーを削除したり、[注] コラムの上にマウスを置き をクリックして、関連するテキストを編集したりできます。
キーフレームを追加するいずれかのスライダーを使ってアイテムを調整したり、部分調整マスクのサイズ、形、位置を変更したりすると、キーフレーム タイムラインにキーフレームが自動的に追加されます。
注:ビデオ クリップ全体に調整を適用する場合でも、キーフレーム タイムラインの開始位置に自動的にキーフレームが追加されます。キーフレーム タイムラインに手動でキーフレームを追加するには、次の操作を行います。
1. をクリックして、[キーフレームの設定] パネルを開きます。
2. 変更する調整アイテム横の をクリックして、キーフレーム タイムラインの開始点にキーフレームを追加します。
注:タイムライン マーカーをキーフレーム タイムラインに追加することで、調整する正確な位置にキーフレームを置くことができます。詳細は、「タイムライン マーカー」 を参照してください。3. プレーヤー コントロールを使って、プロパティーを変更 (調整) するビデオ クリップの位置を
見つけます。4. 必要に応じてスライダーをドラッグして、ビデオ クリップを調整します。キーフレーム マーカー
はタイムラインのその位置に追加されます。
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キーフレームを使用する
5. 2 つのキーフレームのうち、最初のキーフレームを右クリックして、調整/変更をいつ、どのように適用するかを設定します。詳細は、「キーフレームの動作を設定する」 を参照してください。
6. これらの手順を繰り返して、タイムラインにキーフレームを追加し、ビデオ クリップにすべての調整を行います。
キーフレームの動作を設定する2 つのキーフレームをタイムラインに追加し、調整を行った場合、最初のキーフレームを右クリックして動作 (調整したプロパティーがいつビデオ クリップに表示されるか) を設定します。
動作を設定するには、最初のキーフレームを右クリックして、次のいずれかのオプションを選択します。
· 現在のキーフレームから徐々に変更:2 つのキーフレーム間で徐々に調整/変更を適用します。再生スライダーが 2 つ目のキーフレームに達するまでに、調整/変更は完全に適用されます。
· 次のキーフレームで即時に変更:再生スライダーが 2 つ目のキーフレームに達したときに、即時に調整/変更を適用します。
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CyberLink ColorDirector 7
· 現在のキーフレームで即時に変更:再生スライダーが最初のキーフレームに達したときに、即時に調整/変更を適用します。
キーフレームを修正、削除する追加したキーフレームは、いつでも修正することができます。タイムラインで選択して、対応する調整を変更します。
次の操作を行うこともできます。
· キーフレームを削除するには、キーフレーム タイムラインでキーフレームを選択して をクリックします。
· をクリックして、前のキーフレームに移動します。 をクリックして、次のキーフレームに移動します。
· をクリックして、選択したタイムラインのすべてのキーフレームを削除、リセットします。· キーフレーム タイムラインのキーフレームを右クリックして [デフォルト値にリセット] を選択すると、調整内容が元の設定にリセットされます。キーフレームは削除されず、調整内容だけがリセットされます。
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動画の調整を行う
動画の調整を行う第 6 章:
[調整] ボタンから [手動] タブをクリックして、ビデオ クリップへの調整を開始します。動画ファイルを調整しても、元の動画ファイルは自動的に 調整されません。すべての調整ログが記録され、[出力] モジュールでレンダリングする場合に各ビデオ クリップに適用されます。これにより、元のビデオ クリップは調整されません。
調整は全体 (ビデオ フレーム全体の調整は 「全体調整ツール」 を参照) または一部 (ビデオフレームの指定範囲のみの調整は 「部分調整ツール」 を参照) に行うことができます。キーフレームを使って、特定のビデオ フレームのみを調整することもできます。詳細は、「キーフレームを使用する」 を参照してください。
ライブラリーのビデオ クリップを調整するには、次の操作を行います。
1. [ライブラリー] パネルから調整するビデオ クリップを選択し、ストーリーボード パネルにドラッグ&ドロップします。
注:ストーリーボード パネルには、2 つ以上のビデオ クリップを追加することができます。ストーリーボードパネルにあるすべてのビデオ クリップは、[出力] ウィンドウで出力さ れると 1 つの長い動画にレンダリングされます。ビデオ クリップを一緒にレンダリングしない場合は、それらを 1 つずつストーリーボードに追加して、調整、出力を個別に行う必要があります。2. [調整] ボタンをクリックします。3. 調整する特定のビデオ クリップをストーリーボードから選択します。4. 必要に応じて、ビデオ クリップのすべての調整を行います。注:調整プリセットを選択して、ビデオ クリップを即座に調整することもできます。詳細は、「調整プリセットを使用する」 を参照してください。5. 必要に応じて、ストーリーボードから他のビデオ クリップを選択して、調整を行います。6. ストーリーボード パネルの各ビデオ クリップを調整したら、[出力] ボタンをクリックして、調
整が適用された状態でレンダリングします。詳細は、「出力」 を参照してください。
ヒストグラム[ヒストグラム] は、映像の色調傾向をグラフで示したものです。ビデオ クリップの再生中、ヒストグラムの値は絶えず変化し、映像の明るさの変化を示します。
ヒストグラムを表示するには、次の操作を行います。
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1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [手動] タブの上に、[ヒストグラム] が表示されます。
グラフの X 軸は 0 から 255 の RGB 色調で、Y 軸はこの値のピクセル数を示します。
ヒストグラムは、RGB (レッド、グリーン、ブルー) の色から成り立ちます。グレーは 3 つの色が重なった部分を、イエロー、マゼンタ、シアンは、2 つの色が重なった部分を示します。[R]、[G]、[B] をクリックすると、ヒストグラム中のレッド、グリーン、ブルーのカラー チャンネルのみが表示されます。[RGB] をクリックすると、元のヒストグラムに戻り、すべてのチャンネルが表示されます。
カラー ルックアップ テーブル (CLUT) を適用するカラー ルックアップ テーブル (CLUT) を使うと、ビデオ クリップのカラー範囲を他の範囲に変換することができます。これを行うことで、動画のカラー スキームを完全に変えることができます。すべてのビデオ クリップが同じスキームになります。
さまざまな形式 (3DL、CMS、CSP、CUBE、M3D、MGA、RV3DLUT、VF) のカラー ルックアップ テーブルを検索、ダウンロードして、プロジェクトに読み込みます。
ビデオ クリップにカラー ルックアップ テーブルを適用するには、次の操作を行います。
1. カラー ルックアップ テーブル を適用するビデオ クリップをストーリーボードから選択します。2. [調整] の [手動] タブをクリックします。
3. [手動] タブの上に、[ヒストグラム] が表示されます。ヒストグラムの をクリックします。
4. [カラー ルックアップ テーブル (CLUT) の適用] のチェックボックスを選択します。
5. をクリックして、使用するカラー ルックアップ テーブルを選択します。選択が完了したら、[開く] をクリックします。
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動画の調整を行う
注:カラー ルックアップ テーブルを選択してから、適用後の映像をプレビューすることができます。[前] と[後] のプレビューを参考にして、適用を選択したり、他のカラー ルックアップ テーブルを選択したり、キャンセルしたりできます。6. ストーリーボード上のすべてのビデオ クリップに選択したカラー ルックアップ テーブルを適用
するには、[すべてに適用] ボタンを選択します。7. [適用] をクリックして、変更内容を設定します。
ビデオ クリップに適用した調整をカスタムのプリセットに保存し、他の動画にもそのプリセットを利用することができます。
カスタムのカラー ルックアップ テーブル (CLUT) を作成する 適用した調整に基づいて、カスタムのカラー ルックアップ テーブルを作成することができます。CLUT は、「CUBE」 形式で保存されます。CyberLink PowerDirector などの他のプログラムで読み込むことができます。
カスタムのルックアップ テーブルを作成するには、次の操作を行います。
1. [調整] をクリックします。2. 必要な調整を行います。3. [手動] タブ下の [作成] > [カラー ルックアップ テーブル] をクリックします。4. [カラー ルックアップ テーブルを作成] ウィンドウには、次の情報を入力します。· 説明: CLUT の説明を入力します。· 著作権: CLUT の著作権情報を入力します。· 画質: CLUT の画質を選択します。· 保存先: 出力フォルダーか CLUT の保存先を指定します。他の出力フォルダーを選択するか、CLUT のファイル名を変更するには、 をクリックします。
4. [作成] ボタンをクリックします。
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動画を白黒に変換する選択したビデオ クリップを、白黒 (グレースケール) に変換することができます。
変換を行うには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [手動] タブの上に、[ヒストグラム] が表示されます。3. [白黒] を選択します。カラーに戻すには、ヒストグラム上の [カラー] を選択します。注:動画を白黒に変換すると、調整パネルの白黒セクションが有効になります。白黒映像の明度調整に関する詳細は、「白黒」 を参照してください。
露光部分を表示するヒストグラム を使うと、動画が正確に撮影されたか確認することができます。ヒストグラムの左側は露光不足 (暗いピクセルが多く含まれる) を、右側は露光過度 (明るいピクセルが多く含まれる) を示します。
をクリックすると、露光過度および露光不足の部分が表示されます。
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動画の調整を行う
露光過度の部分は赤色で表示されます。露光不足の部分は青色で表示されます。 をクリックすると、非表示になります。
部分調整ツール選択したビデオ クリップ中のビデオ フレームの特定部分を修正するには、[部分調整ツール] を使います。
[部分調整ツール] で利用できる機能は、次の通りです。部分調整ツールは、次のアイコンから選択します。
セレクション マスクを使用する[セレクション マスク] では、調整するビデオ クリップのピクセルのみを選択することができます。ビデオ クリップ中の静止オブジェクトを選択して、調整することができます。
注:セレクション マスクは、カメラや被写体が動かないビデオ クリップで、動画の一部を調整するのに便利な機能です。カメラやフレームのオブジェクトが動く場合は、モーション トラッキング マスクを使用してみてください。詳細は、「モーション トラッキング マスクを使用する」 を参照してください。
セレクション マスクを作成するセレクション マスクを作成して調整するには、次の操作を行います。
注:セレクション マスクを使って、複数の部分を調整することができます。詳細は、「複数のセレクションマスクを使用する」 を参照してください。1. [調整] の [手動] タブをクリックします。
2. [部分調整ツール] セクションの をクリックして、セレクション マスクのコントロールを開きます。
3. マウスを使って、調整するビデオ フレームの部分を手動で選択します。その部分を囲むようにクリックしていきます。
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動画の調整を行う
注:直線コントロールを使って縦横の腺を引くには、点を追加時にキーボードの [Shift] キーを押します。点をクリック&ドラッグすると、セレクション マスクの形を調整することができます。白い点をクリック&ドラッグして (ベジェ曲線)、丸みを帯びた曲線に合わせてマスクを調整します。
注:点を削除するには、クリックして点を選択し、キーボードの [Delete] キーを押します。新しい点を追加するには、マウスをライン上に置いてクリックします。 4. [ぼかし] スライダーで、トランジション レベル (選択部分およびその部分のピクセル) を
設定します。このスライダーは、マスク エリアがビデオ フレームで定義されるまで有効になりません。
注:選択する部分にマスクのカラー マーカーが表示されます。マスク カラー マーカーを右クリックすると、他のセレクション マスク オプションが表示されます。5. 部分調整オプションを使って、ビデオ フレームの選択部分に必要な調整を加えます。調整
に関する詳細は、「部分調整オプション」 を参照してください。
注:必要に応じて ボタンをクリックして、選択したピクセルを反転します。選択すると、選択部分以外に調整が適用されます。もう一度クリックすると、調整が元々選択したピクセルに戻ります。
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CyberLink ColorDirector 7
マスクの位置と形を調整する作成したセレクション マスクがビデオ クリップ中のシーンでずれる場合は、位置と形を簡単に調整することができます。
注:セレクション マスクの位置または形を調整すると、[キーフレームの設定] タイムラインにキーフレームが自動的に追加され、変更位置がマークされます。キーフレームに関する詳細は、「キーフレームを使用する」 を参照してください。セレクション マスクの位置/形を調整するには、調整する場面でビデオ クリップを一時停止し、次のいずれかを実行します。
· マスク ノード (点) をクリックして選択し、新しい位置にドラッグして、形を変更します。· マスク ノード (点) を削除するには、クリックして点を選択し、キーボードの [Delete] キーを押します。
· 新しいマスク ノード (点) を追加するには、マウスをライン上に置いてクリックします。 · マスク カラー ラベルをクリックし、マスク全体を新しい位置にドラッグします。· マスク カラー ラベルを右クリックすると、すべての点を選択、マスクをコピー、マスクを削除、調整を元に戻すなどのオプションが表示されます。
複数のセレクション マスクを使用する選択した調整は 5 つまで適用することができます。部分を選択し、調整オプションを変更する場合、色付きのマスクが自動的に作成されます。
マスク ラベルは、[セレクション マスク] タブの [マスク] のドロップダウンに表示されます。
新しい調整マスクを作成するには、次の操作を行います。
1. [マスク] ドロップダウンから [新規] を選択して、新しいマスクを作成します。
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動画の調整を行う
2. マウスを使ってビデオ フレームの一部を手動で選択し、スライダーを使って調整を行います。
3. [マスク] ドロップダウンから別の色を選択すると、その色のマスクが付けられます。
4. 各マスクの上に、カラー ラベルが付けられます。
5. カラー ラベルをクリックしてマスクを選択し、調整が適用される部分 (ピクセル) を表示します。
マスクをコピーする
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CyberLink ColorDirector 7
カラー ラベルをクリックして [マスクをコピー] を選択すると、既存のマスクをコピーすることもできます。
新しいマスクは、移動したり、形を変更したりすることができます。元のマスクの部分調整はコピーされません。
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動画の調整を行う
モーション トラッキング マスクを使用するモーション トラッキング マスクを使用すると、被写体が動いたり、カメラが動いたりする部分を調整できます。 モーション トラッキング マスクをいくつかのピクセルに適用すると、ビデオ フレーム毎に動くピクセルが自動的にトラッキングされ、マスクの形が調整され、同じ調整内容が適用されます。
モーション トラッキング マスクを作成するモーション トラッキング マスクを作成して調整するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。
2. [部分調整ツール] セクションの をクリックして、モーション トラッキング マスクのコントロールを開きます。
3. 再生コントロールを使って、被写体やカメラが動き始める最初のフレームを見つけます。4. マスク オプションを次のように設定します。注: [自動的にエッジを選択] を選択すると、オブジェクトのエッジを瞬時に選択できます。 このオプションを選択解除すると、手動でさらに細かく選択できます。
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CyberLink ColorDirector 7
· ブラシ/消しゴム: [ブラシ] をクリックして、マウスを使ってトラッキングする被写体か部分のピクセルを選択します。 選択したピクセルのうち不要部分を消すには、[消しゴム] をクリックします。
· サイズ: ブラシまたは消しゴムのサイズを設定します。 マウス スクロール ホイールを使って、ブラシ/消しゴムの直径を調整することもできます。
· ぼかし: トランジション レベル (選択部分およびその部分のピクセル) を設定します。
注: [ぼかし] スライダーは、マスク エリアがビデオ フレームで定義されるまで有効になりません。
5. トラッキングする被写体のピクセルをすべて選択したら、 を選択します。 フレームを移動するピクセルに合わせて、そのピクセルがトラッキングされます。 1 フレームの動きのみをトラッキングするには、 ボタン (Ctrl+M) をクリックします。
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動画の調整を行う
注: [キーフレームの設定] パネルで、マスクの詳細を確認することができます。 モーション トラッキングの開始/終了点のキーフレームがマスクのキーフレーム タイムラインに追加されます。
6. モーション トラッキングを停止するには、 をクリックします。 このボタンを押さなければ、動きやピクセルが検出されなくなるまで (画面から消えたり、隠れたりした場合) ピクセルがトラッキングされます。
7. モーション トラッキングが終わったら、部分調整オプションを使って、ビデオ フレームの選択部分に必要な調整を加えます。 調整に関する詳細は、「部分調整オプション」 を参照してください。
注: 必要に応じて ボタンをクリックして、選択したピクセルを反転します。 選択すると、選択部分以外に調整が適用されます。 もう一度クリックすると、調整が元々選択したピクセルに戻ります。
モーション トラッキング マスクの位置と形をもう一度トラッキングする作成したモーション トラッキング マスクがビデオ クリップ中のシーンでずれる場合は、位置と形を簡単に調整して、もう一度動きをトラッキングすることができます。
注: モーション トラッキング マスクの位置または形を調整すると、[キーフレームの設定] タイムラインにキーフレームが自動的に追加され、変更位置がマークされます。 キーフレームに関する詳細は、「キーフレームを使用する」 を参照してください。
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CyberLink ColorDirector 7
モーション トラッキング マスクの位置または形を再度トラッキングするには、次の操作を行います。
1. マスクを変更するシーンで、ビデオ クリップの再生を一時停止します。2. 次のいずれかを行います。· ブラシまたは消しゴムを使って、マスクの形を調整します。· マスク カラー ラベルを右クリックすると、マスクをコピー、マスクを削除、調整を元に戻すなど
のオプションが表示されます。
3. をクリックして、調整した形または位置で動きを再度トラッキングします。 1 フレームのピクセルをトラッキングするには、 をクリックします。
4. このポイントからマスク内のピクセルが再度トラッキングされ、[キーフレームの設定] パネルにキーフレームが追加され、変更に印がつけられます。
複数のモーション トラッキング マスクを使用する選択した調整は 5 つまで適用することができます。 部分を選択し、調整オプションを変更する場合、色付きのマスクが自動的に作成されます。
マスク ラベルは、[モーション トラッキング マスク] タブの [マスク] のドロップダウンに表示されます。
新しい調整マスクを作成するには、次の操作を行います。
1. [マスク] ドロップダウンから [新規] を選択して、新しいマスクを作成します。
2. 「モーション トラッキング マスクを作成する」 の手順を繰り返してモーション トラッキング マスクを作成し、部分調整オプションのスライダーを使って次の調整を行います。
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動画の調整を行う
3. [マスク] ドロップダウンから別の色を選択すると、その色のマスクが付けられます。
4. 各マスクの上に、カラー ラベルが付けられます。
5. カラー ラベルをクリックしてマスクを選択し、調整が適用される部分 (ピクセル) を表示します。
マスクをコピーするカラー ラベルをクリックして [マスクをコピー] を選択すると、既存のマスクをコピーすることもできます。
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ブラシまたは消しゴムを使って、新しいマスクの形を調整することができます。 元のマスクの部分調整はコピーされません。
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動画の調整を行う
グラデーション マスクを使用するグラデーション マスクを使って、広範囲にグラデーションを適用することができます。
注:グラデーション マスクは、カメラや被写体が動かないビデオ クリップで、動画の一部を調整するのに便利な機能です。
グラデーション マスクを追加するグラデーション マスクを追加して調整するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。
2. [部分調整ツール] セクションの をクリックして、グラデーション マスクのコントロールを開きます。
3. 画面をクリック&ドラッグして、グラデーションの部分を適用します。適用する部分にマスクの色が表示されます。
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注:グラデーション マスク オプションの調整を開始すると、マスクの色はすぐに非表示になります。マスク カラー マーカーを右クリックすると、他のセレクション マスク オプションが表示されます。4. 部分調整オプションを使って、ビデオ フレームの選択部分に必要な調整を加えます。調整
に関する詳細は、「部分調整オプション」 を参照してください。
マスクの位置とサイズを調整する作成したグラデーション マスクがビデオ クリップ中のシーンでずれる場合は、位置とサイズを簡単に調整することができます。
注:グラデーション マスクの位置またはサイズを調整すると、[キーフレームの設定] タイムラインにキーフレームが自動的に追加され、変更位置がマークされます。キーフレームに関する詳細は、「キーフレームを使用する」 を参照してください。グラデーション マスクの位置/サイズを調整するには、調整する場面でビデオ クリップを一時停止し、次のいずれかを実行します。
· マスクのラインをクリックしてサイズを拡張/縮小します。中心の線をクリックして、マスクを回転します。
· マスク カラー ラベルをクリックし、マスク全体を新しい位置にドラッグします。· マスク カラー ラベルを右クリックすると、マスクをコピー、マスクを削除、調整を元に戻すなど
のオプションが表示されます。
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動画の調整を行う
複数のグラデーション マスクを使用する最大 5 つのグラデーション マスクを設定することができます。調整オプションを変更して、グラデーション マスクを使う場合、色付きのマスクが自動的に作成されます。
マスク ラベルは、[グラデーション マスク] タブの [マスク] のドロップダウンに表示されます。
新しいグラデーション マスクを作成するには、次の操作を行います。
1. [マスク] ドロップダウンから [新規] を選択して、新しいマスクを作成します。
2. 画面をクリック&ドラッグして、グラデーションの他の部分を適用します。3. スライダーを使って調整を行います。4. [マスク] ドロップダウンから別の色を選択すると、その色のマスクが付けられます。
5. 各グラデーション マスクの上に、カラー ラベルが付けられます。
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6. カラー ラベルをクリックしてマスクをオン/オフに切り替え、グラデーションが適用される部分を表示します。
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動画の調整を行う
マスクをコピーするカラー ラベルをクリックして [マスクをコピー] を選択すると、既存のマスクをコピーすることもできます。
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新しいマスクは、移動したり、形を変更したりすることができます。元のマスクの部分調整はコピーされません。
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動画の調整を行う
円形フィルターを使用する円形フィルター ツールを使うと、円形のマスク部分に調整を適用することができます。円形フィルターを使って映像の特定部分をハイライトしたり、周辺光量効果を手動で作ることもできます。
円形フィルターを使うには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。
2. [部分調整ツール] セクションの をクリックして、[円形フィルター] ツールを開きます。3. 映像をクリック&ドラッグして、ハイライトを付ける部分を円形でマークします。円形が配置
されたら、4 つの白い点をクリック&ドラッグして、必要な形に変更します。緑の点をクリックすると、円形が回転します。また、円形の中をクリックすると、他の場所に移動します。
注:円形部分にマスクの色が表示されます。円形フィルターオプションの調整を開始すると、マスクはすぐに非表示になります。詳細は、「複数の円形フィルター マスクを使用する」 を参照してください。4. 部分調整オプションを使って、映像の選択部分に必要な調整を加えます。調整に関する
詳細は、「部分調整オプション」 を参照してください。注:調整を開始すると、作成した円形の外の調整が適用されます。円形の中の部分に調整を適用す
るには、 ボタンを選択します。[グラデーション] スライダーを使って、円の端のグラデーションのサイズを設定することもできます。
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円形フィルターの位置と形を調整する作成した円形フィルターがビデオ クリップ中のシーンでずれる場合は、位置と形を簡単に調整することができます。
注:円形フィルターの位置または形を調整すると、[キーフレームの設定] タイムラインにキーフレームが自動的に追加され、変更位置がマークされます。キーフレームに関する詳細は、「キーフレームを使用する」 を参照してください。円形フィルターの位置/形を調整するには、調整する場面でビデオ クリップを一時停止し、次のいずれかを実行します。
· 円形フィルターのマスク ノード (点) をクリックして選択し、新しい位置にドラッグして、形を変更します。
· 円形フィルターのマスク カラー ラベルをクリックし、マスク全体を新しい位置にドラッグします。
· 円形フィルターのマスク カラー ラベルを右クリックすると、マスクをコピー、マスクを削除、調整を元に戻すなどのオプションが表示されます。
複数の円形フィルター マスクを使用する円形フィルター マスク (最大 5 つ) を使って、複数の部分にハイライトをつけることができます。円形フィルターの円を作成すると、色つきのマスク ラベルが自動的に作成されます。
マスク ラベルは、円形フィルター マスクの [マスク] のドロップダウンに表示されます。
新しい円形フィルター マスクを作成するには、次の操作を行います。
1. [マスク] ドロップダウンから [新規] を選択して、新しいマスクを作成します。
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動画の調整を行う
2. 映像をクリック&ドラッグして、調整する部分を円形でマークします。3. スライダーを使って調整を行います。4. [マスク] ドロップダウンから別の色を選択すると、その色のマスクが付けられます。
5. 各円形フィルター マスクの上に、カラー ラベルが付けられます。
注:映像からマスクを削除するには、カラー ラベルの点をクリックして、キーボードの [Delete] キーを押します。6. カラー ラベルをクリックしてマスクをオン/オフに切り替え、円形フィルターが適用される部分を
表示します。
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マスクをコピーするカラー ラベルをクリックして [マスクをコピー] を選択すると、既存のマスクをコピーすることもできます。
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動画の調整を行う
新しいマスクは、移動したり、形を変更したりすることができます。元のマスクの部分調整はコピーされません。
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部分調整オプション部分調整 (セレクション マスク、モーション トラッキング マスク、グラデーション マスク、円形フィルター) を使用時に、次のオプションが設定できます。
ホワイト バランス· 色温度:選択した範囲の色温度を調整します。マイナスの色温度は寒色で、プラスの色温度は暖色になります。
· 色かぶり:選択した範囲のカラー レベルを調整します。
色調· 露光量:露光過度または露光不足の部分を調整します。露光過度の場合はスライダーを左に、露光不足の場合はスライダーを右に移動します。
· 明度:部分的に明度を調整します。· コントラスト:コントラストを調整します。 主に中間調で効果が現れます。· 明瞭度:明瞭度を調整します。· 自然な彩度:さらに明るく、ビビッドな色にします。· 彩度:部分的に彩度を調整します。
HDR エフェクトHSL エフェクトのオプションに関する詳細は、「HSL エフェクト」 を参照してください。
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動画の調整を行う
レベル[レベル] のオプションに関する詳細は、「レベル」 を参照してください。
カーブカーブのオプションに関する詳細は、「カーブ」 を参照してください。
色相[色相] スライダーを使って、選択した部分の影または特定の色のレベルを微調整します。スライダーをドラッグして、8 色の範囲を調整します。
注:選択した動画を白黒に変換すると、[色相] セクションは表示されません。
ツールを使って、選択した領域 から特定の色を調整することもできます。 をクリックしてツールを有効にし、その色をクリック (マウスを下に押しながら)&ドラッグします。マウスを上にドラッグすると色相が上がり、下にドラッグすると下がります。
彩度[彩度] をクリックして、選択した部分の彩度を調整します。スライダーを右にドラッグすると色の適用量が上がり、左にドラッグすると下がります。スライダーを左端にドラッグすると、選択したセクションからその色はなくなります。
注:選択した動画を白黒に変換すると、[彩度] セクションは表示されません。
ツールを使って、選択した領域 から特定の色を調整することもできます。 をクリックしてツールを有効にし、その色をクリック (マウスを下に押しながら)&ドラッグします。マウスを上にドラッグすると彩度が上がり、下にドラッグすると下がります。
明度[明度] をクリックして、選択した部分の色の明るさを調整します。8 色のスライダーを使って、特定の色を明るく/暗くします。
注:選択した動画を白黒に変換すると、[明度] セクションは表示されません。
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ツールを使って、選択した領域 から特定の色を調整することもできます。 をクリックしてツールを有効にし、その色をクリック (マウスを下に押しながら)&ドラッグします。マウスを上にドラッグすると明度が上がり、下にドラッグすると下がります。
カラー置換[カラー置換] セクションでは、選択した部分の色を別の色に置き換えることができます。
注:選択した動画を白黒に変換すると、[カラー置換] セクションは表示されません。選択した部分の色を置き換えるには、次の操作を行います。
1. ボタンをクリックし、スポイトで置き換える色を選択します。[元のカラー] セクションのボックスをクリックし、カラー パレット ウィンドウから色を選択することもできます。
2. [新規カラー] セクションの をクリックします。[カラー] ウィンドウから置き換える色を選択して、[OK] をクリックします。
3. [許容量] スライダーで、置き換える色の濃度と量を設定します。
63
動画の調整を行う
ぼかし[ぼかし] オプションを有効にして、選択した部分にソフト フォーカスのエフェクトを適用します。[ぼかしレベル] スライダーで、ぼかし度合いを調整します。
色かぶりフィルター[色かぶりフィルター] オプションを有効にして、選択した部分にモノトーンの色を適用します。
有効にしたら、次のコントロールを使います。
· 色相:選択した部分に、モノトーンの色を設定します。· 強度:モノトーンの色強度を設定します。スライダーを右にドラッグすると彩度が高くなり、左にドラッグすると低くなります。
カラー スプラッシュ[カラー スプラッシュ] を使うと、選択した範囲の色のみを残すことができます。
注:[カラー スプラッシュ] は、白黒に未変換のビデオ クリップで、モーション トラッキング マスクを使用時にのみ適用できます。選択した範囲の色のみを残すには、次の操作を行います。
1. ボタンをクリックして、残す色をスポイトで選択します。選択した範囲の外の色はすべて白黒になります。
注: をクリックして、カラー パレット ウィンドウから残す色を選択することもできます。2. [許容量] スライダーで、残されている色の範囲を調整します。右にドラッグすると、より多
くの色が表示されます。左にドラッグすると、表示される色が少なくなります。3. [色相をシフト] スライダーで、残されている色の影を調整します。このスライダーを使うと、
完全に色を変更することができます。
全体調整ツール全体調整ツールを使うと、ビデオ クリップのフレーム全体を変更することができます。全体調整ツールで利用できる機能は、次の通りです。
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CyberLink ColorDirector 7
ホワイト バランス[ホワイト バランス] を使って、ホワイト バランスを調整します。
ホワイト バランスを調整するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [全体調整ツール] の [ホワイト バランス] セクションまで移動します。3. [色温度] スライダーで、色温度を調整します。マイナスの色温度は寒色で、プラスの色
温度は暖色になります。4. [色かぶり] スライダーで、色かぶりを調整します。
ホワイト バランスを使って補正するには、 をクリックして、スポイトで動画中のピクセル (グレーと思われる部分) を選択します。
色が自動的に補正されます。
色調調整パネルの [色調] では、全体の色調を調整します。 [色合い] では、明瞭度、自然な彩度、彩度の度合いを調整します。
色調レベルを調整するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [全体調整ツール] の [色調] セクションまで移動します。
色調を調整する次のスライダーを使って、映像全体の色調を調整します。
65
動画の調整を行う
色調
をクリックすると、色調が自動的に調整されます。
注:自動調整を適用したら、 をクリックして キーフレームの設定パネル で表示します。スライダーを使って、色調を次のように手動で調整できます。
· 露光量:露光過度または露光不足の映像を調整します。露光過度の場合はスライダーを左に、露光不足の場合はスライダーを右に移動します。
· コントラスト:コントラストを調整します。 主に中間調で効果が現れます。· 明るい (強):白に近い色を明るく/暗く表示します。明るい色を暗くすることで、コントラストを強調し、ハイライトがより目立つようになります。スライダーを左にドラックすると暗くなり、ハイライトのクリッピングを軽減します。右にドラッグすると明るくなり、白に近くなります。
· 明るい:露光過度で失われた部分および明るい部分のディテールを回復します。スライダーを左にドラックすると暗くなり、ハイライトで失われたディテールを回復します。右にドラッグすると明るくなります (より明るい部分をクリッピングすることなく)。
· 中間調:全体の明るさを調整します。中間調の色のみが変更されます。スライダーを左にドラックすると暗くなり、右にドラッグすると明るくなります。
· 暗い:シャドウおよび露光不足の部分を明るくして、暗い色の部分を補正します。スライダーを左にドラックすると暗くなります (シャドウをクリッピングすることなく)。右にドラッグすると暗くなり、シャドウで失われたディテールを回復します。
· 暗い (強):黒に近い色を明るく/暗く表示します。暗い色を明るくすることで、コントラストを強調し、シャドウがより目立つようになります。スライダーを左にドラックすると暗くなり、暗い色がクリッピングされます。右にドラッグすると明るくなり、シャドウのクリッピングが軽減します。
色合い手動でスライダーをドラッグして、色合いを調整します。
· 明瞭度:明瞭度を調整します。右にドラッグするとよりはっきりと、左にドラッグするとよりソフトに表示されます。
· 自然な彩度:映像をさらに明るく、ビビッドな色に補正します。
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CyberLink ColorDirector 7
· 彩度:彩度を調整します。左にドラッグすると白黒になり、右にドラッグすると彩度が高まります。
かすみ除去[適用量] スライダーを右にドラッグして、かすみを除去します。
HDR エフェクト調整パネルの [HDR エフェクト] では、HDR エフェクトを動画に適用します。HDR (ハイ ダイナミック レンジ) エフェクトを使って、エッジの明暗範囲を調整します。露出中の明るさコントラストによって失われたディテールを回復します。このエフェクトを使って、印象的な色調を加えることもできます。
HDR エフェクトを映像全体に適用するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [全体調整ツール] の [HDR エフェクト] セクションまで移動します。
HDR エフェクトを適用する次のスライダーを使って、HDR エフェクトを適用します。
グロー[グロー] スライダーを使って、コントラスト エッジに HDR グロー エフェクトまたは「ハロー」エッジを適用します。
· 強度:映像に適用する HDR グロー エフェクトの適用量を調整します。· 半径:映像に適用する HDR グロー エフェクトの半径、またはエッジ コントラストの適用量を調整します。
· バランス:HDR グロー エフェクトのバランス (適用部分) を調整します。スライダーを右にドラッグすると、エッジのより明るい部分 (ハイライト) に適用されます。左にドラッグすると、エッジのより暗い部分 (シャドウ) に適用されます。
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動画の調整を行う
エッジ[エッジ] スライダーを使って、コントラスト エッジに HDR エフェクトを適用します。
· 強度:映像に適用する HDR エッジ エフェクトの適用量を調整します。右にドラッグすると、コントラスト エッジがよりはっきりと表示されます。左にドラッグすると、ぼやけて表示されます。
· 半径:映像に適用する HDR エッジ エフェクトの半径、またはエッジ コントラストの適用量を調整します。
· バランス:HDR エッジ エフェクトのバランス (適用部分) を調整します。スライダーを右にドラッグすると、エッジのより明るい部分 (ハイライト) に適用されます。左にドラッグすると、エッジのより暗い部分 (シャドウ) に適用されます。
レベル[調整] パネルの [レベル]* セクションでは、カラー レベルを調整して、映像中の色を再定義します。プリセットまたは手動でヒストグラムを調整します。
注:* CyberLink ColorDirector のオプション機能です。バージョンの詳細については、当社 Webサイトのバージョン表を参照してください。[レベル] を使って映像全体の色を再定義するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [全体調整ツール] の [レベル] セクションまで移動します。
色を再定義するプリセットで色を再定義するには、[レベル プリセット] のドロップダウンから、最適なプリセットを選択します。
手動で映像中の色を再定義するには、次の操作を行います。
1. 調整するカラー チャンネルのレベルを R (レッド)、G (グリーン)、B (ブルー) から選択します。[RGB] を選択すると、3 つのレベルが一度に調整されます。
注:白黒映像の場合は、輝度または全体の明度のみを調整することができます。
2. をクリックして、中間調のコントロールを表示します。
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CyberLink ColorDirector 7
3. スライダーをドラッグして、カラー レベルを調整します。
注:上記の例では、いくつのピクセルが 0 の値であるかを再定義して、色が変更されます。スライダーを左、右にドラッグすると暗い色で表示されます。スライダーを左にドラッグすると、明るい色で表示されます。
カーブ[カーブ] セクションでは、トーン カーブ グラフを使って色調スケールや全体のコントラストを変更することができます。
[カーブ] を使って色調スケールを変更するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [全体調整ツール] の [カーブ] セクションまで移動します。
カーブを調整する
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動画の調整を行う
1 つまたは 4 つのトーン カーブ グラフを使って、色調スケールを調整することができます。カーブをクリックして上下にドラッグするか ツールを使うと、特定の色調範囲で調整することができます。
各トーン カーブ グラフを次のように調整します。
· RGB チャンネル:すべてのカラーを調整します。カーブをクリックして下にドラッグすると、暗くなります。上にドラッグすると、明るくなります。
· レッド チャンネル:ピクセルのレッドのみを調整します。カーブをクリックして下にドラッグすると、レッドが消えます。上にドラッグすると、レッドが濃くなります。
· グリーン チャンネル:ピクセルのグリーンのみを調整します。カーブをクリックして下にドラッグすると、グリーンが消えます。上にドラッグすると、グリーンが濃くなります。
· ブルー チャンネル:ピクセルのブルーのみを調整します。カーブをクリックして下にドラッグすると、ブルーが消えます。上にドラッグすると、ブルーが濃くなります。
注:カーブ グラフの ボタンをクリックすると、カーブをデフォルトの設定にリセットすることができます。
ディテールディテール部分のシャープネスを調整することができます。エッジにシャープネスを適用し、ビデオ クリップのディテールを強調します。
映像のシャープネスを調整するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [全体調整ツール] の [ディテール] セクションまで移動します。3. [ディテール] には、次のコントロールがあります。
シャープネスを変更するシャープネスを変更するには、次のように調整します。
· 適用量:映像に適用するシャープネスの適用量を調整します。· 半径:エッジに適用するシャープネスの半径または範囲を調整します。
注:半径マスクを表示するには、[影響する部分を表示] を選択します。チェックを入れてスライダーをドラッグすると、シャープネスが適用される範囲が確認できます。
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CyberLink ColorDirector 7
· エッジ マスク:検出されたエッジにマスクを適用します。マスクを適用すると、マスク部分のみにシャープネスが適用され、周りの部分には適用されません。
注:エッジ マスクを表示するには、[影響する部分を表示] を選択します。チェックを入れてスライダーをドラッグすると、検出されたエッジが確認できます。
ノイズ軽減シャープネスおよび他の調整を行うことで、ノイズが目立つ場合があります。ノイズを軽減するには、次のように調整します。
注: ボタンをクリックして、ビデオ クリップからノイズを自動的に除去することもできます。自動ノイ
ズ除去を適用したら、 をクリックして キーフレームの設定パネル で表示します。· 輝度:色の明るさをわずかに調整して、輝度ノイズになる不要な点を軽減します。· ディテール:輝度ノイズを軽減時に失われたディテールを調整/回復します。· カラー:色の彩度をわずかに調整して、カラー ノイズになる不要な点を軽減します。· ディテール:カラー ノイズを軽減時に失われたディテールを調整/回復します。
色相[色相] を使って、影または特定の色のレベルを微調整します。
色相を微調整するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [全体調整ツール] の [色相] セクションまで移動します。3. スライダーをドラッグして、8 色の範囲を調整します。注:選択した動画を白黒に変換すると、[色相] セクションが [白黒] セクションに変わります。白黒映像の明度調整に関する詳細は、「白黒」 を参照してください。
ツールを使って、特定の色を調整することもできます。 をクリックしてツールを有効にし、その色をクリック (マウスを下に押しながら)&ドラッグします。マウスを上にドラッグすると色相が上がり、下にドラッグすると下がります。
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動画の調整を行う
彩度[彩度] セクションでは、彩度を調整することができます。
彩度を微調整するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [全体調整ツール] の [彩度] セクションまで移動します。3. スライダーをドラッグして、8 色の範囲を調整します。スライダーを右にドラッグすると色の適
用量が上がり、左にドラッグすると下がります。スライダーを左端にドラッグすると、その色はなくなります。
注:選択した動画を白黒に変換すると、[彩度] セクションが [白黒] セクションに変わります。白黒映像の明度調整に関する詳細は、「白黒」 を参照してください。
ツールを使って、特定の色を調整することもできます。 をクリックしてツールを有効にし、その色をクリック (マウスを下に押しながら)&ドラッグします。マウスを上にドラッグすると彩度が上がり、下にドラッグすると下がります。
明度[明度] を使って、色の明るさを調整します。
明度を微調整するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [全体調整ツール] の [明度] セクションまで移動します。3. スライダーをドラッグして、8 色の範囲を調整します。8 色のスライダーを使って、特定の色
を明るく/暗くします。注:選択した動画を白黒に変換する場合、[明度] セクションが [白黒] セクションに変わります。白黒映像の明度調整に関する詳細は、「白黒」 を参照してください。
ツールを使って、特定の色を調整することもできます。 をクリックしてツールを有効にし、その色をクリック (マウスを下に押しながら)&ドラッグします。マウスを上にドラッグすると明度が上がり、下にドラッグすると下がります。
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CyberLink ColorDirector 7
白黒動画を白黒に変換すると、[色相]、[彩度]、[明度] セクションが [白黒] セクションに変わります。ここでは、グレースケール レベルや変換したクリップ全体の明度を調整することができます。
グレースケールのレベルを変更するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. ヒストグラムで、画像を白黒に変換 します。3. [全体調整ツール] の [白黒] セクションまで移動します。4. [明度] スライダーで、元の色の明るさを調整します。
ツールを使って、特定の色 (グレーの影) を調整することもできます。 をクリックしてツールを有効にし、その色をクリック (マウスを下に押しながら)&ドラッグします。マウスを上にドラッグすると明度が上がり、下にドラッグすると下がります。
明暗別色補正[調整] パネルの [明暗別色補正] セクションでは、クリエイティブなエフェクト (ロモ エフェクトなど) を生成することができます。カラーを加えてモノクロの動画を作成することもできます。
明暗別色補正を使うには、次の操作を行います。
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動画の調整を行う
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [全体調整ツール] の [明暗別色補正] セクションまで移動します。3. [明暗別色補正] には、次のコントロールがあります。
ハイライトハイライト (最も明るい部分) の色相と彩度を調整します。
· 色相:ハイライトの色相またはカラーを設定します。 をクリックして、スポイトでハイライトに使われる色 (色相、彩度共) を選択することもできます。
· 彩度:彩度のレベルを設定します。スライダーを右にドラッグすると彩度が高くなり、左にドラッグすると低くなります。
バランス· [バランス] スライダーを使って、ハイライトとシャドウに適用された明暗別色補正エフェクト間のバランスを設定します。スライダーを左にドラッグすると [シャドウ] スライダーの影響が強くなり、右にドラッグすると [ハイライト] スライダーの影響が強くなります。ハイライトとシャドウのバランスを平均にするには、[バランス] スライダーの値を 0 にします。
シャドウシャドウ (最も暗い部分) の色相と彩度を調整します。
· 色相:シャドウの色相またはカラーを設定します。 をクリックして、スポイトでシャドウに使われる色 (色相、彩度共) を選択することもできます。
· 彩度:彩度のレベルを設定します。スライダーを右にドラッグすると彩度が高くなり、左にドラッグすると低くなります。
カラー置換[カラー置換] セクションでは、ビデオ クリップの色を別の色に置き換えることができます。
注:選択した動画を白黒に変換すると、[カラー置換] セクションは表示されません。選択したビデオ クリップの色を置き換えるには、次の操作を行います。
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CyberLink ColorDirector 7
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [全体調整ツール] の [カラー置換] セクションまで移動します。
3. ボタンをクリックし、スポイトで置き換える色を選択します。[元のカラー] セクションのボックスをクリックし、カラー パレット ウィンドウから色を選択することもできます。
4. [新規カラー] セクションの をクリックします。[カラー] ウィンドウから置き換える色を選択して、[OK] をクリックします。
5. [許容量] スライダーで、置き換える色の範囲と量を設定します。
ぼかし[調整] パネルの [ぼかし] オプションでは、映像全体にソフト フォーカスのエフェクトを適用します。
ソフト フォーカスのぼかしエフェクトを適用するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [全体調整ツール] の [ぼかし] セクションまで移動します。3. [ぼかしレベル] スライダーで、ぼかし度合いを調整します。
色かぶりフィルター[色かぶりフィルター] オプションでは、モノトーンの色を適用します。
色かぶりフィルターを適用するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [全体調整ツール] の [色かぶりフィルター] セクションまで移動します。3. [色かぶりフィルター] には、次のコントロールがあります。· 色相:モノトーンの色を設定します。· 強度:モノトーンの色強度を設定します。スライダーを右にドラッグすると彩度が高くなり、左にドラッグすると低くなります。
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動画の調整を行う
周辺光量効果カスタムの周辺光量効果を適用することができます。
カスタムの周辺光量効果を編集するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [全体調整ツール] の [周辺光量効果] セクションまで移動します。3. [周辺光量効果] には、次のコントロールがあります。· 影:周辺光量効果の影を調整します。スライダーを左にドラッグすると映像の端の部分が黒くなり、右にドラッグすると白くなります。
· サイズ:周辺光量効果のサイズを調整します。スライダーを左にドラッグすると、周辺光量効果のサイズが映像の中心部分に近づきます。
· 丸み:周辺光量効果の全体の形を調整します。· ぼかし:周辺光量効果のエッジのシャープネスを調整します。スライダーを左にドラッグすると境界線がはっきりと表示され、右にドラッグするとぼかしの度合いが強くなります。
カラー スプラッシュ[カラー スプラッシュ] を使うと、選択した色のみを残すことができます。
注:選択した動画を白黒に変換すると、[カラー スプラッシュ] セクションは表示されません。選択した色のみを残すには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [全体調整ツール] の [カラー スプラッシュ] セクションまで移動します。
3. ボタンをクリックして、残す色をスポイトで選択します。他の色はすべて白黒になります。
注: をクリックして、カラー パレット ウィンドウから残す色を選択することもできます。4. [許容量] スライダーで、残されている色の範囲を調整します。右にドラッグすると、より多
くの色が表示されます。左にドラッグすると、表示される色が少なくなります。5. [色相をシフト] スライダーで、残されている色の影を調整します。このスライダーを使うと、
完全に色を変更することができます。
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CyberLink ColorDirector 7
カラー シフト[カラー シフト] 機能を使うと、すべての色をマップし直して、映像全体の印象を変えることができます。
注:選択した動画を白黒に変換すると、[カラー シフト] セクションは表示されません。映像中の色を再配置するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [手動] タブをクリックします。2. [全体調整ツール] の [カラー シフト] セクションまで移動します。
[カラー シフト] セクションには、2 本のカラー バンドがあり、下はカラー ホイールで、色をシフトするのに使います。
カラー ホイールをクリック、左右にドラッグすると、全体の色がシフトします。
上は、元のカラー マップになります。カラー ホイールを元の位置までドラッグするか をクリックすると、カラー シフトをリセットすることができます。
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調整プリセットを使用する
調整プリセットを使用する第 7 章:
調整プリセットは、ビデオ クリップに適用可能な調整セット (保存されたもの) です。DirectorZone から他のユーザーが作成したプリセットをダウンロード、読み込んだり、自分が作成したプリセットを保存して他のビデオ クリップに適用したり、アップロードして共有したりすることができます。
[調整] の [プリセット] タブを選択して、調整プリセットを表示します。
DirectorZoneからプリセットをダウンロードする動画に適用するカスタムの調整プリセットを利用することができます。[プリセット] タブの [デフォルトのプリセット] セクションから、デフォルトの調整プリセットを選択することができます。
DirectorZone から他の調整プリセットをダウンロードするには、次の操作を行います。
1. [調整] の [プリセット] タブをクリックします。
2. または [DirectorZone から他のアイテムをダウンロード] リンクをクリックします。DirectorZone がデフォルトの Web ブラウザーで開きます。
3. テンプレートをダウンロードするには、DirectorZone にサインインする必要があります。アカウントがない場合は、ページ上の [アカウント作成] のリンクをクリックして登録します。
4. [ColorDirector] タブを選択して、ダウンロード可能な調整プリセットを表示します。5. ダウンロードするプリセットの下の [ダウンロード] リンクをクリックします。6. もう一度 [ダウンロード] をクリックします。7. テンプレートをコンピューターに保存します。プリセット ファイルを保存する場所を検索し、ダ
ブルクリックして、[プリセット] ウィンドウにインストールします。
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CyberLink ColorDirector 7
マイ DirectorZone プリセット[マイ DirectorZone] ウィンドウでは、DirectorZone にアップロードされているカスタムのプリセットをダウンロードできます。DirectorZone のダウンロード履歴にあるプリセットやお気に入りのプリセットにアクセスしたり、ダウンロードすることもできます。
[マイ DirectorZone] のプリセットをダウンロードするには、次の操作を行います。
1. [調整] の [プリセット] タブをクリックします。
2. [プリセット] タブの をクリックします。3. [マイ DirectorZone] タブをクリックします。4. [マイ アップロード]、[ダウンロード履歴]、[お気に入り] や、検索キーワードを入力し
てプリセットをフィルターにかけます。5. ダウンロードするすべてのプリセットを選択します。6. [ダウンロード] をクリックしてコンピューターにダウンロードし、ライブラリーに読み込みます。注:ダウンロードしたプリセットは、[プリセット] タブの [ダウンロードしたプリセット] セクションに配置されます。
サイバーリンククラウドからプリセットをダウンロードするサイバーリンク クラウドの契約ユーザーは、サイバーリンク クラウドにバックアップされているプリセットをダウンロードすることができます。ダウンロードすると、これらのプリセットは「サイバーリンク クラウドの基本設定」で指定するダウンロード フォルダーに保存され、[プリセット] タブ上のプリセット ライブラリーに読み込まれます。
サイバーリンク クラウドからプリセットをダウンロードするには、次の操作を行います。
1. [調整] の [プリセット] タブをクリックします。
2. [プリセット] タブの をクリックします。3. [マイ サイバーリンク クラウド] タブをクリックします。4. ドロップダウンからコレクションを選択するか、検索キーワードを入力してプリセットをフィルタ
ーにかけます。
79
調整プリセットを使用する
5. ダウンロードするすべてのプリセットを選択します。6. [ダウンロード] をクリックしてコンピューターにダウンロードし、プリセット ライブラリーに読み
込みます。注:ダウンロードしたプリセットは、[プリセット] タブの [ダウンロードしたプリセット] セクションに配置されます。
カスタム プリセットを保存するビデオ クリップに適用した調整をカスタムのプリセットに保存し、他の動画にもそのプリセットを利用することができます。
カスタムの調整プリセットを保存するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [プリセット] タブをクリックします。
2. [プリセット] タブの をクリックするか、[手動] タブ下の [作成] > [プリセット] をクリックします。
3. 新規プリセットのウィンドウには、次の情報を入力します。· プリセット名:新しいプリセットの名前を入力します。· 保存先:[プリセット] タブからプリセットを保存するフォルダーを選択します。カスタムのプリセットを新しいフォルダーに保存する場合は、[新規フォルダー] を選択します。
3. 必要に応じて、調整内容を選択/選択解除します。必要に応じて、調整をカスタマイズすることができます。
注:デフォルトでは、すべての調整内容が選択されています。4. [保存] ボタンをクリックします。注:プリセットを DirectorZone にアップロード、またはサイバーリンク クラウドにバックアップするには、[アップロード] ボタンをクリックします。DirectorZone にプリセットをアップロードする方法は、「プリセットを共有、バックアップする」を参照してください。
動画にプリセットを適用する[プリセット] タブの調整プリセットをストーリーボード中のビデオ クリップに適用することができます。
動画に調整プリセットを適用するには、次の操作を行います。
1. [調整] の [プリセット] タブをクリックします。
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CyberLink ColorDirector 7
2. プリセットを適用するビデオ クリップを選択します。3. プリセットの上にマウスを置くと、動画に調整が適用された状態でプレビューできます。4. 使用する調整プリセットをクリックして適用します。5. [強度] のスライダーで、プリセットのレベルを調整します。
プリセットを共有、バックアップするDirectorZone にカスタマイズしたプリセットをアップロードして、CyberLink ColorDirectorの他のユーザーと共有することができます。サイバーリンク クラウドの契約ユーザーは、カスタマイズしたプリセットをサイバーリンク クラウドにバックアップすることができます。
プリセットを共有、バックアップするには、次の操作を行います。
1. 次のいずれかを行います。· [新規プリセット] ウィンドウにカスタム プリセットの名前を入力して、[アップロード] をクリックします。
· [プリセット] タブの [自分が作成したプリセット] セクションからプリセットを選択して、をクリックします。
· [プリセット] タブの [自分が作成したプリセット] セクションのプリセットを右クリックして、[DirectorZone/サイバーリンク クラウドにアップロード] を選択します。
2. アップロード ウィンドウで、次のように情報を入力します。· 出力先:プリセットのアップロード先を選択します。· プリセット名:アップロード後に表示されるプリセットの名前を入力します。· このプリセットのスタイル:プリセットのスタイルまたはカテゴリーを選択します。· 説明:プリセットの説明を入力します。· コレクション:プリセットに追加するコレクションの名前を入力します。· タグ:プリセット検索用のキーワード検索タグを入力します。
注:複数のタグを入力する場合、スペースで区切ります。2 つの単語をタグとして入力するには、" " を使って囲みます。(例: "dollar bill")。3. [次へ] をクリックして続行します。注:DirectorZone にサインインしない場合、サインインのページが表示されます。
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調整プリセットを使用する
4. 著作権情報を確認したら、[次へ] をクリックしてアップロードを開始します。5. [閉じる] をクリックして、アップロード ウィンドウを閉じます。
プリセットを書き出し/読み込む調整プリセットを書き出して、別のコンピューターに読み込むことができます。調整プリセットを書き出すには、次の操作を行います。
1. プリセットを右クリックして、[書き出し] を選択します。2. プリセットのファイル名を入力して、書き出し先を選択します。3. [保存] をクリックします。プリセットは .cdadj ファイル形式で保存されます。
調整プリセットを読み込むには、次の操作を行います。注:.pdadj と .cdadj ファイル形式の調整プリセットを読み込むことができます。DirectorZone からダウンロードしたこれらのいずれかの形式の調整プリセットは、ダブルクリックすることで読み込むことができます。1. [ダウンロードしたプリセット] または [自分が作成したプリセット] セクションで、 をクリッ
クして [読み込み] を選択します。2. プリセット ファイルの保存先を検索して、[開く] を選択して読み込みを行います。
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CyberLink ColorDirector 7
調整をオン/オフにする第 8 章:
動画に適用した調整をオフにすることができます。[リセット] をクリックすると適用した調整がすべてリセットされますが、このオプションでは調整のうちの 1 つがリセットされます。
特定の調整のチェック ボックスを選択解除することで、調整がオフになります。
チェック ボックスを選択し直すと、調整がオンになります。
注: ボタンをクリックして、調整セットをデフォルト値にリセットすることもできます。
83
出力
出力第 9 章:
動画を調整したら、出力 (編集や調整を適用してレンダリング) を行います。出力時にビデオ クリップへの編集や調整内容がすべて適用され、新規の動画ファイルが作成されます。
プロジェクトのストーリーボード パネルに複数のビデオ クリップがある場合、出力機能により、すべて のクリップは 1 つの長いムービー ファイルとしてレンダリングされます。さまざまな動画形式にレンダリングすることができます。
注:CyberLink PowerDirector 11 以降がコンピューターにインストールされている場合、メニューから [ファイル] > [PowerDirector にプロジェクトを書き出し] を選択して、ストーリーボード中のすべてのビデオ クリップを直接 PowerDirector のタイムラインに送信することもできます。
ビデオ クリップを出力するには、[出力] ボタンをクリックして、[出力] モジュールを開きます。
動画ファイルを出力する動画を出力し、HEVC (H.265)、AVC (H.264)、XAVC S™、MPEG-2、WMV 形式でレンダリングすることができます。
注:9:16 または 360º の縦横比は、AVC (H.264) 動画ファイルでのみ出力できます。動画を出力するには、次の操作を行います。
1. [出力] ボタンをクリックして、[動画ファイル] をクリックします。2. [出力フォルダー] または出力する動画ファイルを保存する場所を指定します。他の出力
フォルダーを選択するか、出力するファイル名を変更するには、 をクリックします。注:出力後にファイルをサイバーリンク クラウドのストレージにアップロードするには、[サイバーリンク クラウドにコピーをアップロード] を選択します (サイバーリンク クラウドを契約している場合)。3. 対応するボタンを選択して、出力形式を選択します。注:[HEVC (H.265)] または [AVC (H.264)] 出力形式を選択する場合、ドロップダウンからコンテナを選択する必要があります。.M2TS、.MKV、.MP4 のコンテナ ファイル形式から選択できます。4. 動画の [国/ビデオ規格] ([NTSC] または [PAL]) を選択します。動画を再生する
地域の形式と一致させる必要があります。5. 作成するファイルの [プロファイル名/画質] を選択します。プロジェクトの縦横比によっ
て、出力可能な解像度は異なります。.WMV 形式の動画を出力するには、[プロファイ
84
CyberLink ColorDirector 7
ル種類] を選択します。ここでは、出力ファイルの解像度、ファイル サイズ、画質が決められます。詳細は、「プロファイルをカスタマイズする」 を参照してください。
注:カスタム プロファイルが作成されている場合は、[プロファイル種類] ドロップダウンから [カスタム]を選択し、[プロファイル名/画質] ドロップダウンから選択します。6. 必要に応じて、出力のオプションを設定します。詳細は、「出力オプションを設定する」 を
参照してください。7. [開始] をクリックして開始します。出力が行われ、動画ファイルが作成されます。注:サイバーリンク クラウドにコピーをアップロードする場合、アップロード前にファイルを変換するか表示されます。.MP4 (ポータブル デバイス再生用) に変換するには [はい] を、元の出力ファイルをアップロードするには [いいえ] を選択します。
360° 動画を出力する360°動画ファイルは、通常の 2D ファイルと同じ方法で出力することができます。違いは、H.264 AVC (.MP4) 形式でのみ出力可能な点です。
注:360°動画ファイルとして出力する場合、プロジェクトの縦横比を 360° に設定する必要があります。詳細は、「プロジェクトの縦横比を設定する」 を参照してください。出力が完了したら、360° 動画ファイルを 360º モードで再生したり (対応する VR デバイスを使用)、YouTube や Vimeo にアップロードして再生することができます。詳細は、「YouTubeに 360º 動画をアップロードする」 および 「Vimeo に 360° 動画を アップロードする」 を参照してください。
プロファイルをカスタマイズする出力ファイルの形式を選択すると、選択した形式に合わせて、画質/音質の設定画面が表示されます。これらの画質/音声設定には、動画の解像度、ビットレート圧縮、音声圧縮形式などが含まれます。
[出力] オプション セクションでできることは次の通りです。
· をクリックして、カスタムのビデオ プロファイルを作成します。
· 既存のプロファイルを選択して、 をクリックして編集します。
· をクリックしてプロファイルの詳細を表示します。または、 をクリックして前に作成したカスタム プロファイルを削除します。
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出力
プロジェクトを出力する前に、新規の画質/音質プロファイルの作成、既存プロファイルの編集、他の既存プロファイルの選択、ドロップダウンから他のオプションを選択することができます。
出力オプションを設定するファイルを出力する前に、次の出力オプションから選択します。
· 出力中にプレビューを表示する:出力中にプレビューを表示する場合に、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、出力にかかる時間が長くなります。
· ハードウェア ビデオ エンコーディング:このオプションを選択して、出力時間を短縮します。[ハードウェア ビデオ エンコーディング] オプションは、ハードウェア アクセラレーション(CUDA 対応の NVIDIA グラフィック カード、AMD Accelerated ParallelProcessing 対応の AMD グラフィック カード、Intel Core プロセッサー ファミリー対応のコンピューター) を搭載、お使いのグラフィック カードに対応するファイル形式で出力する場合に使えます。
· Intel Quick Sync Video:コンピューターが Intel Quick Sync Video に対応し、お使いのグラフィック カードに対応するファイル形式で出力する場合に、このオプションを使用することができます。これを選択して、出力時間を短縮します。
· Dolby Digital 5.1:出力動画ファイルに Dolby Digital 5.1 オーディオを含める場合に、このオプションを選択します。
· x.v.Color:x.v.Color は、普通より広い色範囲が表示できるカラー システムです。再生環境が x.v.color に対応している場合に、RGB ディスプレイと下位互換性のあるx.v.color に準拠した高画質のストリームが作成できます。
動画を共有するストーリーボードの動画に行った変更をYouTube または Vimeo にアップロードして、共有することができます。[出力] ボタンをクリックして、[オンライン] タブをクリックします。
YouTube に動画を アップロードするYouTube に動画をアップロードするには、次の操作を行います。
1. [出力] ボタンをクリックし、[オンライン] タブを選択します。
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CyberLink ColorDirector 7
2. [出力フォルダー] または、アップロードする出力ファイルの保存場所を指定します。他の出力フォルダーを選択するか、出力するファイル名を変更するには、 をクリックします。
注:動画のサイズ/長さが制限を超えると、動画は分割されてアップロードされます。YouTube にプレイリストが作成されます。3. [YouTube Videos] のボタンをクリックします。4. [プロファイル種類] から、動画の画質を選択します。YouTube へのアップロードが完了
すると、選択した画質に対応する画質オプションが画面に表示されます。注:YouTube の画面に表示される画質オプションは、元の取り込み画質および動画を再生する帯域幅によって異なります。5. [タイトル] および [説明] の欄に情報を入力します。入力したテキストは YouTube で
公開されます。[動画のカテゴリー] からカテゴリーを 1 つ選択し、動画のキーワード [タグ] を入力します。
6. [公開] または [非公開] を選択します。注:プロジェクトの調整方法を公開するには、DirectorZone にログインし、[DirectorZone ビデオ ギャラリーで共有] を選択します。DirectorZone にアップロードした動画と一緒に、プロジェクトのストーリーボードが表示されます。7. 必要に応じて、出力のオプションを設定します。詳細は、「出力オプションを設定する」 を
参照してください。8. [開始] をクリックして開始します。9. CyberLink ColorDirector から YouTube アカウントに動画をアップロードするには、
[認証] をクリックして、[YouTube の認証] ウィンドウの手順に従います。10. 動画ファイルが出力、アップロードされます。完了後プログラムに戻るには、[閉じる] をク
リックします。
360°動画を YouTube にアップロードする[オンライン] タブから、360°動画を YouTube にアップロードすることができます。アップロードの方法は通常の 2D 動画と同じですが、360º のビデオ プロファイルにのみ対応します。[プロファイル種類] ドロップダウンから選択します。
注:360°動画ファイルとして出力、アップロードする場合、プロジェクトの縦横比を 360° に設定する必要があります。詳細は、「プロジェクトの縦横比を設定する」 を参照してください。
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出力
アップロードが完了したら YouTube プレーヤー ウィンドウをクリック&ドラッグするか、360°コントロールを使ってイメージを回転、表示することができます。
出力オプションを設定する出力する前に、次の出力オプションから選択します。
· ハードウェア ビデオ エンコーディング:このオプションは、コンピューターがハードウェア アクセラレーション (AMD Accelerated Parallel Processing 対応の AMD グラフィック カード) に対応し、対応するファイル形式を出力する場合にのみ有効になります。
· 出力中にプレビューを表示する:出力中にプレビューを表示する場合に、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、出力にかかる時間が長くなります。
Vimeo に動画を アップロードするVimeo に動画をアップロードするには、次の操作を行います。
1. [出力] ボタンをクリックし、[オンライン] タブを選択します。2. [出力フォルダー] または、アップロードする出力ファイルの保存場所を指定します。他の
出力フォルダーを選択するか、出力するファイル名を変更するには、 をクリックします。
注:動画のサイズ/長さが制限を超えると、動画は分割されてアップロードされます。Vimeo にプレイリストが作成されます。3. [Vimeo] ボタンをクリックします。4. [プロファイル種類] から、動画の画質を選択します。Vimeo へのアップロードが完了す
ると、選択した画質に対応する画質オプションが画面に表示されます。注:Vimeo の画面に表示される画質オプションは、元の取り込み画質および動画を再生する帯域幅によって異なります。3. [タイトル] および [説明] の欄に情報を入力します。入力したテキストは Vimeo で公
開されます。また、動画のキーワード [タグ] を入力します。4. [公開] または [非公開] を選択します。注:プロジェクトの調整方法を公開するには、DirectorZone にログインし、[DirectorZone ビデオ ギャラリーで共有] を選択します。DirectorZone にアップロードした動画と一緒に、プロジェクトのストーリーボードが表示されます。
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CyberLink ColorDirector 7
5. 必要に応じて、出力のオプションを設定します。詳細は、「出力オプションを設定する」 を参照してください。
6. [開始] をクリックして開始します。7. CyberLink ColorDirector から Vimeo アカウントに動画をアップロードするには、[認
証] をクリックして、[Vimeo の認証] ウィンドウの手順に従います。8. 動画ファイルが出力、アップロードされます。完了後プログラムに戻るには、[閉じる] をク
リックします。
360°動画を Vimeo にアップロードする[オンライン] タブから、360°動画を Vimeo にアップロードすることができます。アップロードの方法は通常の 2D 動画と同じですが、360º のビデオ プロファイルにのみ対応します。[プロファイル種類] ドロップダウンから選択します。
注:360°動画ファイルとして出力、アップロードする場合、プロジェクトの縦横比を 360° に設定する必要があります。詳細は、「プロジェクトの縦横比を設定する」 を参照してください。アップロードが完了したら Vimeo プレーヤー ウィンドウをクリック&ドラッグするか、360°コントロールを使ってイメージを回転、表示することができます。
出力オプションを設定する出力する前に、次の出力オプションを選択します:
· ハードウェア ビデオ エンコーダー:このオプションは、コンピューターがハードウェア アクセラレーション (AMD Accelerated Parallel Processing 対応の AMD グラフィック カード) に対応し、対応するファイル形式を出力する場合にのみ有効になります。
· 出力中にプレビューを表示する:出力中にプレビューを表示する場合に、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、出力にかかる時間が長くなります。
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ColorDirector の基本設定
ColorDirector の基本設定第 10 章:
CyberLink ColorDirector の設定を行うには、 ボタンまたはキーボードの [Alt+C] を押します。
全般の基本設定 ボタンをクリックして [基本設定] ウィンドウを開き、[全般] タブを選択します。オプションを
次のように設定します。
アプリケーション:
· フレーム レート:動画のテレビ信号方式 (NTSC または PAL) およびフレーム レートを選択します。フレーム レートは、調整するソース ビデオに対応する必要があります。出力した動画を再生する地域の形式と一致させる必要があります (動画をディスクに書き込む場合)。
· ドロップ フレームのタイムコード:選択したテレビ信号形式が NTSC の場合、[はい] を選択すると、動画のタイムコードはストーリーボード パネルの動画長さに同期されます。
· 一時ファイルの自動削除 (間隔):一時ファイルを自動的に削除する間隔 (日数) を選択します。すべての一時ファイルを削除してディスクの容量を確保するには、[手動で削除] ボタンをクリックします。
インターネット:
· ソフトウェア アップデートを自動チェックする:定期的に更新情報やバージョンを自動的に表示する場合に選択します。
言語:
· システムのデフォルト言語を使用する (対応する場合):表示言語をコンピューターのオペレーティング システムと同じ言語にする場合に、このオプションを選択します。この機能は、お使いの OS 言語が対応する場合、設定可能です。
· ユーザー定義:このオプションを選択してから、表示言語を選択します。
メッセージ:
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CyberLink ColorDirector 7
· [リセット] ボタンをクリックすると、「次回からこのメッセージを表示しない」確認ダイアログがすべてデフォルト設定に戻ります。このボタンをクリックすると、[次回からこのメッセージを表示しない] チェックボックスが含まれるすべてのダイアログが再び表示されます。
DirectorZone の基本設定 ボタンをクリックして [基本設定] ウィンドウを開き、[DirectorZone] タブを選択します。
オプションを次のように設定します。
サインイン:
· [メール] アドレスおよび [パスワード] を入力し、[サインイン] ボタンをクリックして、DirectorZone にサインインします。DirectorZone のアカウントがない場合は、[アカウントの取得] リンクをクリックします。
· DirectorZone に自動的にサインインする:このオプションを選択すると、プログラムを起動時に自動的に DirectorZone にサインインされます。
注:このタブに戻って [サインアウト] ボタンをクリックすると、DirectorZone からサインアウトすることができます。プライバシー原則:
· DirectorZone が編集情報を収集する:ビデオ クリップをソーシャル メディア Web サイトにアップロードするとき、DirectorZone がクリップに加えたすべての調整内容を収集します。
カラーの基本設定 ボタンをクリックして [基本設定] ウィンドウを開き、[カラー] タブを選択します。オプションを
次のように設定します。
· カラー ルックアップ テーブル (CLUT) の適用:カラー ルックアップ テーブル (CLUT) を読み込み、ストーリーボードのすべてのビデオ クリップに適用するには、このオプションを選択して をクリックします。読み込まれたカラー ルックアップ テーブルは、このオプションを選択解除するか、他のカラー ルックアップ テーブルが適用されるまで、今後読み込むすべてのビデオ クリップに適用されます。
注:カラー ルックアップ テーブル適用に関する詳細は、「カラー ルックアップ テーブル (CLUT) を適用する」 を参照してください。
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ColorDirector の基本設定
ハードウェアアクセラレーションの基本設定
ボタンをクリックして [基本設定] ウィンドウを開き、[ハードウェア アクセラレーション] タブを選択します。 オプションを次のように設定します。
ハードウェア アクセラレーション:
· ビデオ デコーディングでハードウェア アクセラレーションを有効にする: コンピューターがNVIDIA CUDA/AMD Accelerated Parallel Processing/Intel Core プロセッサー技術に対応する場合に、このオプションを選択すると、調整処理中、動画をプレビュー中に、ハードウェア アクセラレーションを使って動画がデコードされます。
· ビデオ エンコーディングで OpenCL を有効にする: コンピューターが GPU ハードウェアアクセラレーションに対応する場合に、このオプションを選択すると、コンピューターのマルチコア並列処理能力を利用することで、映像のエンコーディング処理が高速化されます。
出力の基本設定 ボタンをクリックして [基本設定] ウィンドウを開き、[出力] タブを選択します。オプションを
次のように設定します。
出力:
· ビデオのブロック ノイズを軽減する (Intel SSE4 最適化):このオプションを選択すると、動画の出力画質が改善されます (コンピューターが Intel SSE4 最適化対応の場合)。
サイバーリンク クラウドの基本設定 ボタンをクリックして [基本設定] ウィンドウを開き、[サイバーリンク クラウド] タブを選択し
ます。オプションを次のように設定します。
· 基本設定のバックアップと復元:サイバーリンク クラウドの契約ユーザーは、[サイバーリンク クラウドにバックアップ] をクリックしてプログラムの基本設定やカスタムの出力プロファイルをサイバーリンク クラウドにバックアップすることができます。[サイバーリンク クラウドから復元] をクリックすると、現在のプログラム基本設定をサイバーリンク クラウドにバックアップした基本設定と置き換えることができます。
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CyberLink ColorDirector 7
· ダウンロード フォルダー: ボタンをクリックすると、サイバーリンク クラウドのプリセット、プロジェクト、メディアのダウンロード先を変更できます。
· サイバーリンク クラウド キャッシュのクリア:[オフライン キャッシュのクリア] ボタンをクリックすると、サイバーリンク クラウドからコンテンツをダウンロード時に保存された一時ファイルを削除してディスク容量を確保できます。
· サイバーリンク クラウド サービスからサインアウト:サイバーリンク クラウドにサインインしている場合、このボタンをクリックするとサインアウトします。
注:サイバーリンク クラウドのサブスクリプション情報 (有効期限、空き容量など) を確認するには、基本設定ウィンドウ右下の [アカウント情報] のリンクをクリックします。
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ColorDirector のホットキー
ColorDirector のホットキー第 11 章:
CyberLink ColorDirector で利用可能なホットキーは次の通りです。
ホットキー 説明 利用可能なモジュール
ファイル/プロジェクト機能
Ctrl+N 新規のプロジェクトを作成します。 すべてCtrl+Shift+W 新しい作業領域、[ライブラリー] モ
ジュールに戻ります。すべて
Ctrl+O 既存のプロジェクトを開きます。 すべてCtrl+S プロジェクトを保存します。 すべてCtrl+Shift+S 新規のプロジェクトとして保存しま
す。すべて
Ctrl+P プロジェクト素材をまとめて保存します。
すべて
Ctrl+Q 動画ファイルを読み込みます。 ライブラリーCtrl+I 動画フォルダーを読み込みます。 ライブラリーAlt+F4 CyberLink ColorDirector を終
了します。すべて
Alt+C [基本設定] ウィンドウを開きます。 すべて
作業領域
Alt+F9 [ライブラリー] モジュールに移動します。
調整、出力
Alt+F10 [調整] モジュールに移動します。 ライブラリー、出力Alt+F11 [出力] モジュールに移動します。 ライブラリー、調整F6 ビデオ ビューアー ウィンドウをビューア
ー&ストーリーボード モードに切り替すべて
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CyberLink ColorDirector 7
えます。F7 ビデオ ビューアー ウィンドウをビューア
ーのみモードに切り替えます。すべて
Alt+Z ビデオ ズーム リスト ビューを開きます。
ライブラリー、調整
F フル スクリーンで表示します。 ライブラリー、調整Alt+1 1 枚表示モードを切り替えます。 調整Alt+2 前後比較モードを切り替えます。 調整Alt+3 左右分割モードを切り替えます。 調整Alt+4 上下モードを切り替えます。 調整Alt+5 上下分割モードを切り替えます。 調整Ctrl+Alt+A 交互モードを切り替えます (セカンダ
リー モニターのみ)。調整
Ctrl+Alt+M ミラー モードを切り替えます (セカンダリー モニターのみ)。
調整
Ctrl+Alt+N セカンダリー モニターに何も表示しません。
調整
Alt+B ビデオ ビューアーの背景色を設定します。
すべて
F1 CyberLink ColorDirector のヘルプを開きます。
すべて
Shift+F12 CyberLink ColorDirector のホットキー リストを表示します。
すべて
操作
Ctrl+Z 前回の調整設定に戻します。 ライブラリー、調整Ctrl+Y 前回の調整設定に直します。 ライブラリー、調整Ctrl+R 調整をデフォルト設定にリセットしま
す。調整
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ColorDirector のホットキー
Ctrl+A ストーリーボード パネルのすべての動画を選択します。
ライブラリー、調整
Ctrl+D ストーリーボード パネルのすべての動画を選択解除します。
すべて
Ctrl+C コピー。 ライブラリー、調整Ctrl+V 貼り付け。 ライブラリー、調整Delete ライブラリー/ストーリーボードから選択
した動画を削除します。ライブラリー、調整
Ctrl+T 選択したビデオ クリップと現在の位置を分割します。
ライブラリー、調整
Ctrl+Alt+T [トリミング] ウィンドウを開きます。 ライブラリー、調整Ctrl+Alt+D [シーンの検出] ウィンドウを開きま
す。ライブラリー/調整
Home ビデオ クリップの先頭に移動します。 すべてEnd ビデオ クリップの最後に移動します。 すべてCtrl+左方向キー 前のクリップ/シーンに移動します。 すべてCtrl+右方向キー 次のクリップ/シーンに移動します。 すべて左方向キー 選択したツール スライダーを右に -1
ユニット移動します。調整
右方向キー 選択したツール スライダーを右に 1ユニット移動します。
調整
Shift+Enter 新しいキーフレームを追加します。 調整Shift+Delete 選択したキーフレームを削除します。 調整Ctrl+Shift+左 前のキーフレームに移動します。 調整Ctrl+Shift+右 次のキーフレームに移動します。 調整M タイムライン マーカーをキーフレーム
タイムラインに追加します。調整
Ctrl+M 1 フレームのみをトラッキングします。 調整スペース バー 動画を再生/一時停止します。 すべて
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CyberLink ColorDirector 7
Ctrl+/ 動画再生を停止します。 すべて上方向キー 調整スライダーにマウスを置き、上に
スクロールします。すべて
下方向キー 調整スライダーにマウスを置き、下にスクロールします。
すべて
, または Shift+マウス ホイールを上へ
前のフレームに移動します。 すべて
, または Shift+マウス ホイールを下へ
次のフレームに移動します。 すべて
Ctrl+F 動画を早送りします。 すべてCtrl+U 動画音量コントロールにアクセスしま
す。すべて
Ctrl+Backspace ミュート オン/オフを切り替えます。 すべてShift 直線コントロールを使って縦横の線
を引きます (セレクション マスクを作成時)。
調整
マウス ホイールを上へ
モーション トラッキング マスク ブラシのサイズを太くします。
調整
マウス ホイールを下へ
モーション トラッキング マスク ブラシのサイズを細くします。
調整
Alt+マウス ホイール モーション トラッキング マスク ブラシを使用時に、消しゴムに切り替え、サイズを変更します。
調整
Ctrl+マウス ホイールを上へ
ビデオ ビューアー ウィンドウを拡大します。
ライブラリー、調整
Ctrl+マウス ホイールを下へ
ビデオ ビューアー ウィンドウを縮小します。
ライブラリー、調整
Esc 部分調整/現在のアクションをキャンセルします。
すべて
Ctrl+K キーフレームの設定パネルを表示/非表示します。
調整
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ColorDirector のホットキー
+ キーフレームのタイムラインを拡大します。
調整
- キーフレームのタイムラインを縮小します。
調整
ショートカット
Alt+F [ファイル] メニューを開きます。 すべてAlt+E [編集] メニューを開きます。 すべてAlt+V [動画] メニューを開きます。 すべてAlt+I [表示] メニューを開きます。 すべてAlt+H [ヘルプ] メニューを開きます。 すべてShift+F12 ホットキーの一覧を表示します。 すべて
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CyberLink ColorDirector 7
ライセンスと著作権第 12 章:
「コンポーネント一覧」に記載されたコンポーネントに適用されるライセンスおよび著作権を以下に示します。
Dolby LaboratoriesManufactured under license from Dolby Laboratories.Dolby and the double-D symbol are registered trademarks of Dolby Laboratories.Confidentialunpublished works.Copyright 2003-2015 Dolby Laboratories.All rightsreserved.
XAVC S XAVC S and are trademarks of Sony Corporation.
99
ライセンスと著作権
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テクニカル サポート第 13 章:
この章では、テクニカル サポートについて説明します。ユーザーが回答を見つけるために役立つ情報が含まれています。ご購入の代理店、販売店にお問い合わせいただくこともできます。
テクニカルサポートにお問い合わせになる前にテクニカル サポートにお問い合わせいただく前に、次のサポート オプション内容をご確認ください(無料)。
· プログラムに組み込まれている「ユーザーガイド」または「オンラインヘルプ」を参照する。 · CyberLink Web サイトの FAQ を参照する。
https://jp.cyberlink.com/support/search-product-result.do · このドキュメントの「ヘルプ リソース」ページを参照する。
テクニカル サポートにメールまたは電話で連絡する際には、次の情報をあらかじめご用意ください。
· 登録済み プロダクト キー (プロダクト キーは、ソフトウェア ディスク ケース、ボックス カバー、または CyberLink ストアで製品購入時に受け取ったメールに記載されています)。
· 製品名、バージョン、ビルド番号 (通常、ユーザー インターフェイス上の製品名をクリックすると表示されます)。
· お使いの Windows OS のバージョン。· システムのハードウェア デバイス (キャプチャー カード、サウンド カード、VGA カード) およびその仕様。システム情報を DxDiag.txt で出力し、添付する。
注:システム情報を DxDiag.txt ファイルで出力するには、Windows (スタート) ボタンをクリックし、"dxdiag" を検索します。[情報をすべて保存] ボタンをクリックして、DxDiag.txt ファイルを保存します。· 表示された警告メッセージの内容 (メッセージの内容はメモするか、スクリーンショットをとっ
ておいてください)。· トラブルの詳しい内容と、発生した状況。
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テクニカル サポート
Web サポートCyberLink の Web サポートは、24 時間いつでも無料でご利用いただけます。
注:CyberLink の Web サポートをご利用いただくには、まずメンバー登録を行う必要があります。CyberLink では、FAQ を始めとしたさまざまな Web サポート オプションを、次の言語で提供しています。
言語 Web サポート URL
英語 https://www.cyberlink.com/cs-help中国語 (繁体字) https://tw.cyberlink.com/cs-help日本語 https://jp.cyberlink.com/cs-helpスペイン語 https://es.cyberlink.com/cs-help韓国語 https://kr.cyberlink.com/cs-help中国語 (簡体字) https://cn.cyberlink.com/cs-helpドイツ語 https://de.cyberlink.com/cs-helpフランス語 https://fr.cyberlink.com/cs-helpイタリア語 https://it.cyberlink.com/cs-help
ヘルプ リソースCyberLink 製品をご使用の際、次のヘルプ リソースもご利用いただけます。
· CyberLink の FAQ ページ:https://jp.cyberlink.com/cs-resource· CyberLink ラーニング センター の ビデオ チュートリアル ページ:https://www.cyberlink.com/learning