私たちの暮らしと鉄との関わり 鉄の使われかたの歴史 授業2 - CEC · 2009. 8. 3. · 鉄の進歩 20世紀 (近代、現代) ~紀元前13世紀頃 15,16世紀~19世紀
甦れ宍粟鉄! 宍粟鉄を保存する会会報 平成30年11...
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約45kgの砂鉄から16kgの鉧を得ることけら
開催!「たたら製鉄体験講座」 ができました。鉧の中でキラキラと輝いているけら
鋼と、炭で黒く汚れた受講者の皆さんの顔が印
前号に続いて「たたら製鉄体験講座の報告を 象的でした。鉧はええとこセンター内に展示し
いたします。 ています。今回の操業では、今までになくノロ
第3回 平成30年10月14日(日) が多く出ました。千種中学校の操業も含めて、
受講者25名 スタッフ12名 その検証が必要かと考えます。また、ノロ出し
・千種町内たたら遺跡めぐり の作業は長年岸蔭吉保氏に頼っています。技術
講師 宍粟鉄を保存する会 日平閲次 の伝達も急がれます。
日平氏の案内で、「岩野辺荒尾の金屋子神降
臨の石碑」→「内海下垣内鉄穴流し場遺跡」→
「内海金屋子神社」→「鷹巣別所たたら製鉄遺
構」→「千草西蓮寺境内金比羅宮」→「河内高
羅鉄山遺跡」→「西河内高保木野だたら遺跡」
→「天児屋鉄山遺跡」
天気にも恵まれ、精力的に遺跡めぐりをいた
しました。
第5回 平成30年11月18日(日)
受講者27名 スタッフ12名
・たたら製鉄体験講座総括
「歩いてわかった千種のたたら遺産」と題し
て宍粟市教育委員会社会教育課の堀寛之氏にご
講演をいただきました。
第4回 平成30年11月3日(土)
受講者24名 スタッフ12名
・ミニたたら操業体験
講師 宍粟鉄を保存する会スタッフ
ちくさ高原キャンプ場を会場に、千種中学校
所有のミニたたら炉を使って操業体験をいたし
ました。当日は :「宍粟秋ものがたり」と題した「もみじ祭」のイベントの一つとして開催し
ましたので、多くの見学者が訪れました。受講
の皆さんは「炭切り」、「赤土練り」「温度測定」 千種まちづくり推進委員会のご後援をいただ
「砂鉄の精製」「木炭の投入」「砂鉄の投入」 いた今回の「たたら製鉄体験講座」、スタッフ
等に取り組みました。 一同改めてたたらの魅力を再認識した次第です。
甦れ 宍粟鉄!その2
宍粟鉄を保存する会会報 平成30年11月28日発行
事務局:上山 明 Tel 0790-76-2248
671-3211 宍粟市千種町岩野辺 1777-2
内海下垣内鉄穴流し場遺跡
たたら操業 ノロ出しの様子
○ たたら製鉄の難しさがわかった。
○ 古来の人々の生活を感じられた。
○ 資料本をいただいて、興味深く読ませてい
ただきました。人類が鉄を発見していなけれ
ば(有効に活用できていなければ)、今日の
○ 作業の体験などの実施があったため、大変 文明、生活の発展はなかったと強く感じまし
な作業である事がわかった。特に鉄を取り出 た。実際にいろいろな遺跡を見て回ったり、
すまでの作業は、大変勉強になりました。 鉧を作って当時の職人たちの大変さや創意工
○ 5回のリレー講座で「たたら」についての 夫を少しでも体験し垣間見れたと思います。
知識が深まったと思います。とりわけ、毎回 ○ 5回の講座は宿泊で2回実施できる。他団
お世話いただいたスタッフの皆様の親切なご 体の協力により宿泊での計画ができないか。
対応に感謝申し上げます。 ○ 町内のたたら跡巡りは現場でレプリカ等の
○ 全てに於いて丁寧に対応していただき、大 置物が実物大であればもっとよかった。もう
変満足しています。次のステップの講座があ 少し砂鉄から鉄(鋼)ができるまでのわかり
れば是非参加したいです。 やすい作業手順等が知れたらと思いました。
○ 自分では行く事のできない遺跡を、丁寧に ○ たたら製鉄全般について詳しき講演してい
解説付きで巡れたのはいい体験でした。砂鉄 ただきありがとうございました。古代の鞴に
集めからたたら製鉄を体験でき、楽しかった ついてもう少し詳しく説明してほしかった。
です。 ○ スタッフの方々が大変よくしてくださり、
○ スタッフの先生方の心意気に感銘した。あ すばらしい体験ができました。遺跡巡りでは
りがとうございました。 わかりやすく説明していただき勉強になりま
○ 未知の内容を知る事ができ非常によかった した。ありがとうございました。遺跡の説明
です。ただ、時間的に(集合時間に合わせて の他に、地元に伝わる伝説など知りたいと思
出かけるのが)気忙しかったので、昼を挟ん いました。
でも良いから余裕がほしかった。(個人的な ○ スタッフの方の親切が身にしみました。あ
思いです。) りがとうございました。
○ 砂鉄採集からたたら吹きまで、全て体験で ○ たたら吹きは準備がたいへんです。作業工
きたので大変良かったです。 程についてもう少し説明があっても良かった
○ 砂鉄の採取があまりとれず、大変な作業で と感じた。11/18の講座は午後4時だと
あり、またその砂鉄が玉鋼になる割合がわず 辺りが暗くなるので遠方の参加者の帰り等を
かで、昔の人はすごく苦労したことがわかり 考慮すると、午後3時には閉会が良かったと
ました。 感じた。
○ 個人的には鉄の全体的な歴史の考察もして
ほしかったところです。今回体験したたたら
製法がどこからいつごろやってきたのか?西
から来たのか?出雲から?朝鮮半島や大陸と
の違いは?天日槍との関連性はないのか?そ
ういったところの、現状わかっている事など
も知りたいところです。
○ スタッフの皆さんありがとうございまし
た。観光資源が発見されたような状態で、こ
れから多くの人が来るようになると思いま
す。堀さんの純な感じも良かったです。学校
跡の宿泊場所もあるので、一泊研修を入れて ○ 千種の参加者がもっと多いかと期待したが
もおもしろいと思います。遺跡めぐりは山歩 残念ながら少なかった。地元の参加者が多い
きコースも入れてほしかった。 と、もてなしや交流が可能になるのでは。
「たたら製鉄体験講座」
受講者の感想